チノ「入れ替わり薬?」

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17 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/12/30(月) 04:08:38.06 ID:H8rf9YHao
チノ(うぅ…ぐすっ………抵抗できなかったのが怖かったから?………)

ココア「あ、あの…」

チノ「な、なんでもないよ!上がろっか!」

ココア「は、はぁ?」

ココア(どうしたんでしょうか?……急にしおらしくなって…)

チノ(目隠ししてるし濡れてるしばれずにすんだみたい……)

チノ(うぅ……でもどうしよう…こんなこと…恥ずかしいし笑われちゃうよ…絶対に黙っておこないと…)
18 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/12/30(月) 04:25:15.26 ID:H8rf9YHao
チノ「そ、それじゃ私…部屋に戻るね!」

ココア「え………」

チノ「ん?」

ココア「そ、その…少し一緒にいませんか?話したいこととかありますし」

チノ「えっあ、うん!い、いいよ!」



チノ「…………」ボーッ…

ココア「あのー…どうかしました?」

チノ「んえっ!?な、なんでもないよ!?!」

ココア「そ、そうですか…」

チノ(さ、さつきのことが頭から離れない…)

ココア(どうしたんでしょうか…あからさまにおかしいです)

チノ「ね、ねえチノちゃん…」

ココア「なんです?」

チノ「え、えっとね…その……あのね……」

チノ「すこし力を抑えてほしいかなって…」

ココア「…はい?」
19 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/12/30(月) 04:29:58.36 ID:H8rf9YHao
チノ「あ、う、ううん!な、なんでもない!」

ココア「はぁ…?変なココアさんです」

チノ「と、とりあえず何があっても私がお姉ちゃんだからね!」

ココア「年齢的にはですけどね」

チノ「そ、そういうことじゃなくて!!」アタフタ…

ココア「クスッ…わかってますよ」

チノ「もうっ!チノちゃんってばー!」ダキッ

ココア「わっ…とと…」

チノ(うぅ…今の私が抱きついても全然包囲力無しだよぉ…で、でもお姉ちゃんぶらないと……)

ココア「……………………………………
………………………………………………………………………」

20 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/12/30(月) 04:32:43.14 ID:H8rf9YHao
次の日……とそして次の日……

チノ「わあああ!!2日立っても治らないよー!」

ココア「落ち着いてください」

チノ「どうしようどうしよう!」

ココア「動いてても仕方がないですよ」

チノ「でも…!」

ココア「ていうよりココアさん最初は楽しんでましたよね?もう元に戻りたいんですか?」

チノ「当たり前でしょ!ていうよりチノちゃんは落ち着きすぎ!」

ココア「まあ……そうですね」

チノ「いったいどうしたら………」
21 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/12/30(月) 04:35:27.82 ID:H8rf9YHao
>>16
チノ(力が入らない!チノちゃん力弱すぎるよ!)
を訂正
チノ(力が入らないっ!?チノちゃんの体じゃ私の力に全く勝てないよっ!!)
22 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/12/30(月) 12:44:23.69 ID:H8rf9YHao
チノ「早く戻らないと…」アセアセ…

ココア「………最初は入れ替わりたいって言い出したのに今はもう早く戻りたい なんですね」

チノ「そ、それはそうだよ…まさかこんな大変だと思わなかったし…冬休みだからまだいいけど…学校始まったら大変だよ?」

ココア「わかってますよ」

チノ「そ、そうだ、またあの薬を飲めば戻るんじゃないかな??!」

ココア「えっ!?」

チノ「そうだよ!戻るよ!きっと!早速飲もう!」

ココア「ちょ、ちょっと待ってください!」

チノ「なに?」

ココア「あの薬はもうありませんよ」

チノ「え…?!」

ココア「私が処分したので」

23 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/12/30(月) 12:52:01.89 ID:H8rf9YHao
チノ「な、な、……なんで!?」

ココア「だって…あんな危ないもの他の人が飲んだら大変ですし」

チノ「そんな……じゃあもうどうしたら………」

ココア「その……………もうこのままでいいんじゃないですか?」

チノ「えっ……ど、どうして?」

ココア「無理に戻る必要あるんですか?」

チノ「あ、あるよ!」

ココア「どうしてです?」

チノ「どうしてって…どうしても!」

ココア「………でも戻らないんだからしょうがないじゃないですか」

チノ「ああぁぁ………どうしたら…どうしたらいいの………」ぐすっ…

ココア「その…私、気づいたんですが、もしかしたら時間が経つに連れその人自身になっていく感じがするんです」

チノ「…え?どういうこと?」

ココア「私、料理できなくなってるしお皿も割っちゃうし…自分で言うのは何ですがこんなの私じゃありません、それにココアさんができるようになってますし」

チノ「え…じゃあそ、そのうち口調とかも人格も変わっちゃうの?…………」ゾッ……

ココア「おそらく…」

チノ(い、いやだ……早く戻らないと…お姉ちゃんやお母さんに私だってわかってもらえなくなるっ……………)
24 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/12/30(月) 12:56:43.63 ID:H8rf9YHao
ココア「ま…私はそれでもいいんだけどねー…チノちゃん……なんて…」

チノ「っ………や、やめて………」ゾッ……

ココア「ふふ…冗談ですよ」

チノ「………」

ココア「あれ?、どこ行くんですか?」

チノ「散歩……」

ココア「あんまし変なことしないでくださいね?私の体なんですから」

チノ「わかってるよ、チノちゃんこそ何もしないでよ!?」

ココア「別に何もしませんよ」

…外

チノ「…はぁ…これからどうしよ……」

チノ(それにしても…いったいどういうつもりなんだろチノちゃん…私のマネして……でも…すごく私っぽかった……うぅ…気持ち悪い…)

シャロ「あれ?チノちゃん!」

チノ「っ!!」びく

チノ「しゃ、シャロちゃ………」

チノ「じゃなくて…しゃ、シャロさん……」

チノ(危ない危ない…)
25 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/12/30(月) 17:37:33.31 ID:H8rf9YHao
シャロ「どこいくの?」

チノ「あ、え、えっと………買い物…です」

シャロ「そうなの?、私もなんだけど一緒に行ってもいい?」

チノ「え?あ、うん…じゃなくて はい、一緒に行きましょう!」

チノ(ってなんで断らないの!?わたしのばかっ!)



チノ(っ……)キョロキョロ…

シャロ(なんだか今日のチノちゃん変ね…落ち着きがないというか…)

チノ(どうしよう、買うものなんてないしお財布なんて持ってきてないよ…)

チノ「はぁ……」

シャロ「ちょっ、チノちゃん?!」グイッ!

チノ「わっ!!」

シャロ「危ないじゃない!赤信号よ!?」

チノ「す、すみません………」
26 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/12/30(月) 17:42:12.67 ID:H8rf9YHao
シャロ「今日のチノちゃんなんだか変よ?」

チノ「うっ……その……」

シャロ「ココアと喧嘩でもした?」

チノ「ち、違います…そんなんじゃなくて……」

シャロ「うーん……見当もつかないわね」

チノ「そ、その…お財布忘れちゃって………」

シャロ「えっ」

チノ「………」

シャロ「ああ、なるほどね、いいわ、今日は私が貸してあげる」

チノ「えっ!?い、いいです!それにシャロさんは…」

シャロ「友達なんだから遠慮することないわよ、バイト代入ったばっかだし………うん、大丈夫……うん」

チノ「で、でも……」

シャロ「もう!焦れったい!行くわよ!」



27 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/12/30(月) 17:54:11.38 ID:H8rf9YHao
チノ(といっても何買えば………普通に散歩って言えばよかったかも…といっても散歩だなんて…変だよね、一人だし)

シャロ「ところで何買うの?」

チノ「え、えっと……ココアさんが落として割ったコーヒーカップを2つです」

シャロ「まったく、ココアは成長しないわね」

チノ「………………」

シャロ「えっと400円ね、はい」

チノ「あ、ありがとうございます、じゃあ買ってきます」



チノ「ありがとうございました、今度必ず返します」

シャロ「い、いいのよ別に…」

チノ「シャロちゃ…シャロさんは何を買うんですか?」

シャロ「洋服よ」

チノ「服?」

シャロ「あ、そうだ、チノちゃん!洋服選びに付き合ってくれない?」

チノ「え、良いですけど…」

シャロ「それじゃあ行こう!」






28 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/12/30(月) 17:58:34.80 ID:H8rf9YHao
洋服屋

シャロ「この服もいいわね……あれも……どれにしようかしら…」

チノ(シャロちゃん楽しそう)

シャロ「ねえチノちゃんどれがいいかな?」

チノ「そうですね…こっちが合いそうです」

シャロ「そう?じゃあこれにしよ」

チノ「え、そんな簡単に決めちゃっていいんですか?試着とか…」

シャロ「あ、そ、そうね…試着えっと……」キョロキョロ…

シャロ(ふ、服なんてあんましお店で買ったことないからよくわからない…)

チノ「…シャロさんこっちです」

シャロ(ぐっ…見抜かれた…)

シャロ「あ、ありがと…チノちゃん////」

シャロ(ココアじゃないけど…ついお姉さんぶってしまって空回りしちゃうわね…)
29 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/12/30(月) 18:04:07.96 ID:H8rf9YHao
シャロ「じゃあ少し待っててね?」

チノ「はい」



シャロ「い、いいわよ…」

チノ「わっ…」

シャロ「ど、どうかしら?」

チノ「すごく可愛いです!」ギュッ 

シャロ「ち、チノちゃん!?」

チノ「わっ!、す、すいません!…つい……」

シャロ「ついって……もつ…ココアじゃないんだからっ」クスッ

チノ「あ、あはは……」

チノ(危ない危ない…)

シャロ「それじゃあこれ買ってくるわね」

チノ「はい」
30 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/12/31(火) 03:37:02.35 ID:neYwdkPmo
シャロ「それじゃ帰ろっか」

チノ「はい」

…帰り道

シャロ「なんだか初めてよね、チノちゃんと二人だけでこういうのって」

チノ「そ、そう?でしたか?」

シャロ「うん、てか普段から五人一緒だしね」

チノ「そう…ですね」

シャロ「ねえ、ココアと仲良くやってる?」

チノ「えっ!?」

シャロ「ほんとは喧嘩したんでしょ?」

チノ「い、いや…その……喧嘩というか…」

シャロ「まあ、悪いのはココアってのはわかるけどねー」

チノ「ち、ちがう!私は悪くな……あ…えっと…」

シャロ「………ど、どしたの?」

チノ「い、いえ…なんでもないです、とにかく…ココアさんは悪くないんです!」

チノ(だって本当に悪くないもん…)


31 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/12/31(火) 03:43:26.38 ID:neYwdkPmo
シャロ「ふ、ふぅん…でも喧嘩しちゃったのね」

チノ「まあ…そうですね…」

シャロ「ココアなら許してくれるわよ、あいつ優しいしチノちゃんに甘々だし」

チノ「そ、そうですかね…」

シャロ「ねえ…ココアって…私のことどう思ってるかな…」

チノ「え?」

シャロ「あ!、いや…その…な、なんでもない…今のは忘れて…!」

チノ「…………」

チノ「ココアさんはシャロさんのこと大切な友達と思ってますよ」

シャロ「そ、そうかしら?……」

チノ「はい!もちろんです!!」

シャロ「……そっか…ね、ねえチノちゃん…」

チノ「はい?」

シャロ「チノちゃんは…ココアのことどう思ってるの?」

チノ「えっ??」
32 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/01/01(水) 03:03:21.11 ID:M8tFdWFPo
チノ(なんて答えたらいいんだろ……)

シャロ「ごめんね突然変なこと聞いて…」

チノ「……こ、ココアさんのことは………ココアさんのことは頼れる優しいお姉ちゃんと思ってます!!」

シャロ「ええ!?ほんとに!?」

チノ「は、はい!もちろんです!」

シャロ「……………」

チノ「や、やっぱりそうではないかも…」  

シャロ「そ、そうよね?チノちゃんが変な冗談言うなんて…」

チノ「む………」

シャロ「それでココアのことはそれだけなの?」

チノ「そ、そうですよ」

シャロ「な、ならいいわ、変なこと聞いてごめんね」

チノ「……………………」

チノ「もしかしてシャロさんってココアさんのこと好きなんですか?」

シャロ「へ?!な、なんでそうなんのよ!」
33 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/01/01(水) 03:11:01.74 ID:M8tFdWFPo
チノ「だってさっきから変な質問ばっかしてきますし」

シャロ「うぅ……あああもう仕方ないわね……そ、そうよ………ココアのこと好きよ…だから色々聞いたの…でもココアってチノちゃんにべったりだし…チノちゃんもココアのこと好きだと思ってたから…私に入る余地はないと思ってたの…」

チノ「ねえシャロちゃん…」

シャロ「ちゃん…?……?」

チノ「今から言うこと…信じてくれる?」

シャロ「え?な、何言ってるの?」

チノ「いいから!」

シャロ「わ、わかった…信じるわ」

チノ「実はね……私…ココアだよ」

シャロ「………………………………は?何言ってるの?チノちゃん」

チノ「だから、私はココアなの!」

シャロ「あ、驚かせようとしてるのかしら…」

チノ「信じてくれるんじゃなかったの!?私はココアだよ!」

シャロ「ま、まってまって!意味がわからないから!なに!?私がココアって!ていうかチノちゃん口調変よ?!」
34 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/01/01(水) 03:16:57.17 ID:M8tFdWFPo
チノ「それはそうだよ!だってココアだもん」

シャロ「…頭がおかしくなったわけじゃないのよね?…まあいいわ……詳しく聞かせて……」

チノ「えっとね…………」



チノ「どう?信じてくれた?」

シャロ「……………信じられるわけないじゃない!非現実的よ!そんな飲み薬あるわけない!」

チノ「もー!シャロちゃんは相変わらずだね!」

シャロ「し、しかし…チノちゃんがこんなテンションでこんな口調で話せるわけないし……つまり……ほ、ほんとうなの……」

チノ「そうだよ、ココアだよ」

シャロ「っ…………//////////わ、わたし帰る!」

チノ「ま、まって!」ガシッ

シャロ「は、はなして!今なんだか凄く恥ずかしくてここから消えちゃいたいのよ!」

チノ「だめっ!なんで私がこのタイミングで明かしたかわからない?」

シャロ「…え…あ……… 」

チノ「そうだよ…シャロちゃんは私が好きなんだよね?」

シャロ「うぅ…そ、そうよ!」
35 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/01/01(水) 03:28:36.81 ID:M8tFdWFPo
チノ「私……チノちゃんのこと好きなのは好きだけどそういう好きとはちがくて……みんなのことを好きなのと同じで………ねえ、シャロちゃん」

シャロ「な、なに…よ…」

チノ「ごめん………私まだわからないよ…そういうの…それに…いまこの体だし…答えはもう少しだけ待っててもらってもいい?」

シャロ「ココア………わかった…」

チノ「ありがと♪じゃあシャロちゃん!シャロちゃんも一緒に入れ替わりを治す方法手伝ってね!」

シャロ「は、はぁ!?…………って…………ま、しょうがないか…いいわよ」

チノ「ありがとっシャロちゃん!」

シャロ「…ま、早く戻さないといけないしね……」

チノ「でも今日は遅いからまた明日だね」

シャロ「そうね、あ、でも私もあんたんちに寄らせてもらうわよ」

チノ「え、なんで?」

シャロ「本当かどうかまだ半信半疑だもの、チノちゃんとココアこ変なドッキリかもしれないし」

チノ「もう!疑いすぎ!まあ信じろって方が無理だよね、来ていいよ!」

シャロ「……ここで否定しない所が本当にマジっぽい…」

36 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/01/01(水) 08:45:40.10 ID:M8tFdWFPo
シャロ(それにしても……ほんっとうに今日のこと思い返すと…ものすごく恥ずかしいわね…………

思い返してみればなんだかいつもと違って…チノちゃんとすごく話しやすかったし…表情も全然今までと違うし…もう中身がココアなのは間違いない…)

チノ「ん?シャロちゃーん?なにかかんがえごとかな?」ニコッ

シャロ「………チノちゃんのそんな笑顔…もしもとに戻ったらもう二度と見れないわねって思っただけ」
 
チノ「そうだねぇ…」

チノ「あ、ちょっと待っててね、チノちゃんにメールしないと…シャロちゃんも来るって」

シャロ「あ、うん………」

シャロ(ココアの携帯…これもう確定じゃん…)



チノ「ただいまー」

シャロ「お邪魔します」

ココア「……………………」

チノ「チノちゃん?」

ココア「おかえり!チノちゃん!シャロちゃんも!」

チノ「…」

シャロ「あ、あれ?」

37 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/01/01(水) 08:51:38.09 ID:M8tFdWFPo
ココア「帰り遅かったから心配したよ!」

チノ「ちょ、チノちゃん!?」

シャロ「え?ココア?あれ?」

ココア「二人ともどうしたの?変な顔して」

チノ「や、やめてっていったじゃん!それ!」

ココア「な、なにが…?チノちゃん…どうしたの?それに変な口調だよ?…」

チノ「だから私の真似するのやめてよ…!」

ココア「よ、よくわからないけど……私は私だよ…?ココアだよ?」

シャロ「…頭が混乱してきた……」

チノ「シャロちゃん!しっかりして!私が本当のココアだからね!?」

ココア「ち、チノちゃん…どうしちゃったの?……さっきから本当におかしいよ!」

チノ「おかしいのはチノちゃんだよ!ふざけないでよぉ!」

シャロ「…………」



38 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/01/01(水) 08:58:11.34 ID:M8tFdWFPo
チノ「なんでこんなことするのチノちゃん…!」

ココア「チノちゃん…本当に…おかしくなっちゃったの?……………」

シャロ「………」

ココア「ねえシャロちゃんもなんか言ってあげて?」

シャロ「え………」

ココア「チノちゃんが本当におかしくなっちゃったからなんとかしてあげないと」

シャロ「な、なんとかって…てかあんたチノちゃんじゃないの?…」

ココア「もう!私はココアだよ!何言ってるの!?」

シャロ「いや、魂が入れ替わったって聞いたから…」

ココア「え!?魂が入れ替わったってなんのこと!?でもそんなのが現実で起きたらすごいよねぇ」

チノ「もう……なにがしたいの!?…チノちゃん!…グスッ…やめてよぉ…」

シャロ「ちょ、ちょっと……」
39 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/01/28(金) 00:43:57.84 ID:kCuogb7dO
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