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【安価・コンマ】傭兵として生きる part2
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535 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/04/07(火) 22:02:41.17 ID:2edha75g0
2
飯田「やめろ...これ以上は本当に全てを失うぞ」
ツー「その通りです、頭領には我々が居るじゃないですか!部下は皆貴方を慕っています!分かっている筈でしょう...?」
元信「クソッ...」
↓1
61以上で説得成功
536 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/04/07(火) 22:21:40.70 ID:chKWACse0
a
537 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/04/07(火) 23:04:55.25 ID:2edha75g0
コンマ70 説得成功
元信「...ちっ。分かった」
飯田の首筋から冷たい感触が消える。
元信「お前を許す訳じゃない。だが俺から何も奪わないのなら、俺も何もしない」
飯田「ああ...勿論だ」
ツー「さあ頭領、戻りましょう。陛下が待っています。勿論皆も」
元信「そうだな...。そうだ、一応お前に言っておこう。救いどころか、より自らを恨む事になるかもしれないが知らないよりはマシだろう」
彼はシモーヌの手当てをしている飯田に言った。
元信「あの日の夜、両親が殺すと言っていたのはお前じゃない」
飯田「な...に?」
頭が真っ白になる。
元信「俺も後で監視カメラの記録を見たんだが、まあ、あの言い方じゃ無理もないかもしれないな」
飯田「一体...どういう事だ?」
元信「あれは犬の事だ。あの時、ちょうど俺は両親に言われてその犬を連れてこようとしてたんだ」
『そんな...。でも彼は、あの子はどうするんです?』
『...。始末するしかない。俺がこの手でやる』
『そうですか...。それが息子の為だと言うのなら...』
理解が追いつかない。それなら自分は誤解で親を...。
元信「...じゃあな。できればお前とは2度と会いたくない」
そう言い残し彼はツーと共に姿を消した。
飯田「俺は...俺は...」
家族で過ごした楽しい記憶がフラッシュバックする。そんな日々を壊したのは自分の勝手な勘違い?
アリス「晃司!」
真っ暗になっていた視界が、彼女の一声で光を取り戻す。
アリス「確かにショックだと思うわ。でも今はシモーヌを早く運ばないと」
飯田「あ、ああ」
そうして2人は負傷したシモーヌを運んで海底都市から退去した。
今日はここまで。
538 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/04/07(火) 23:06:05.59 ID:chKWACse0
乙でした
539 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/04/12(日) 20:23:43.80 ID:4O0yjLpM0
ちょっと忙しくて更新できませんでした。
明日の夜やります、多分20時くらい。
540 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/04/12(日) 20:40:26.77 ID:n5kSgnZn0
了解ー
541 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/04/13(月) 20:07:22.36 ID:YgHqxWMT0
undefined
542 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/04/13(月) 20:07:59.91 ID:YgHqxWMT0
タミア共和国 バー「ウルフパック」にて
飯田「2人ともわざわざ俺のために済まない」
アリス「別にいいのよ」
シモーヌ「ずっとあんな状態だとこっちも困るしね」
飯田「本当にすまない。何とか...割り切ろうとはしているんだが」
アリス「幸い時間はたっぷりあるわ。ゆっくり解決しましょう」
飯田「そうだな...」
2日前 シャングリラ基地
アリス「晃司、そろそろ食事の時間だけど?」
扉越しにアリスが話しかける。
飯田「...悪い、今日も遠慮しておくよ」
アリス「そう...」
海底基地での作戦が終わってからというもの、飯田はずっと自室に篭りっぱなしだった。
シモーヌ「よほど家族のことが堪えてるみたいね」
アリス「そうね...。そうだ、私にいい考えがあるわ」
シモーヌ「本当?...戦場じゃ頼りになるけど、こういう時に貴方が言ういい考えって大体当てにならないのよね」
アリス「ちょっと!と、とにかく局長室に行くわよ」
543 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/04/13(月) 20:08:41.59 ID:YgHqxWMT0
局長室
ミラー「なるほど...確かにそれは深刻ですね」
アリス「はい。なので我々イーグル隊に休暇をいただけないかと」
ミラー「そうですね...。ま、いいでしょう。今回の戦争も休戦になり、余裕ができましたからね」
アリス「有難うございます!」
シモーヌ「関係ないことですが、少し質問しても?」
ミラー「どうぞ」
シモーヌ「今回の休戦...おかしいですよね?」
ミラー「そうだね。今回どちらの勢力も戦略的に優位に立った訳でもなく、また戦闘が継続できないほど疲弊した訳でもない。何があったかは分からないけど、裏があるのは間違い無いと思うよ」
シモーヌ「そうですか...ありがとうございます」
ミラー「いえいえ。それじゃあ休暇を楽しんで」
「「はっ」」
敬礼をした後2人は部屋から出て、飯田の元まで向かった。その道すがらシモーヌが口を開いた。
シモーヌ「やっぱり今回の休戦には先駆者が一枚噛んでるでしょうね」
アリス「ええ。でも何故?」
シモーヌ「ゲオルが言ってたことを信じるなら彼らにとっての邪魔者を消し終えたから、かしら」
アリス「じゃあその為だけにこの戦争を起こしたの?」
シモーヌ「普通なら有り得ない。けど私達は今までに何度も有り得ないものを見てきたはずよ。奴らならやりかねない」
アリス「...そうね。ま、今は晃司を何とかしないと」
シモーヌ「賛成よ」
544 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/04/13(月) 20:09:43.46 ID:YgHqxWMT0
現在
アリス「じゃあそろそろカジノでも行かない?貯めに貯めた給料をパーっと使うのよ」
シモーヌ「破産しない程度にね」
アリス「それは勿論!」
飯田「ふっ、じゃあ行くか」
席を立とうとした時、殺気を感じた。
飯田「2人共、気づいたか?」
アリス「ええ、私の後ろのテーブルで飲んでる2人」
シモーヌ「後、入り口で喋ってる3人ね」
飯田「ああ。とにかく店を出よう」
救急キット5個
残り5人
↓1飯田 マガジン10個 手榴弾1個
00〜10負傷した
11〜30外した
31〜70倒した(マガジン1つ消費)
71〜90倒した(マガジン半分消費)
91〜992人倒した
↓2アリス マガジン10個 手榴弾1個
00〜10負傷した
11〜30外した
31〜70倒した(マガジン1つ消費)
71〜90倒した(マガジン半分消費)
91〜992人倒した
↓3シモーヌ 15発 手榴弾1個
00〜10負傷した
11〜30外した
31〜70倒した
71〜902人倒した
91〜991発で2人倒した
545 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/04/13(月) 20:17:35.64 ID:xgsWv1SL0
あ
546 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/04/13(月) 20:31:45.13 ID:02N+iCYfo
お
547 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/04/13(月) 20:41:50.52 ID:Tj7L8EuqO
とう
548 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/04/13(月) 21:08:42.92 ID:YgHqxWMT0
飯田 コンマ64 倒した
アリス コンマ13 外した
シモーヌ コンマ52 倒した
飯田「じゃあ行くぞ」
そうして席を立った時、入口の3人が懐から拳銃を取り出そうとしているのが見えた。
イーグル隊の3人も素早く銃をホルスターから抜いた。
ダン!
カリギュラセキュリティ兵「グワッ!」ドサッ
カリギュラセキュリティ兵「クソッ、殺せ!」ダン!ダン!
アリス「2人共、こっち!」
気づけばアリスはカウンターの後ろに身を隠していた。飯田とシモーヌも牽制しながら移動する。
マスター「全く、ウチじゃ喧嘩は禁止なんだが...」
飯田「す、すまない」
トリプランドカンパニー兵「ちっ!カリギュラ共より先に始末するぞ!」
トリプランドカンパニー兵「ああ!俺がすぐに──」
兵士は様子を伺おうと、倒したテーブルから頭を覗かせたがシモーヌに撃ち抜かれた。
トリプランドカンパニー兵「クソッ!」
救急キット5個
残り3人
↓1飯田 マガジン9個 手榴弾1個
00〜10負傷した
11〜30外した
31〜70倒した(マガジン1つ消費)
71〜90倒した(マガジン半分消費)
91〜992人倒した
↓2アリス マガジン9個 手榴弾1個
00〜10負傷した
11〜30外した
31〜70倒した(マガジン1つ消費)
71〜90倒した(マガジン半分消費)
91〜992人倒した
↓3シモーヌ 14発 手榴弾1個
00〜10負傷した
11〜30外した
31〜70倒した
71〜902人倒した
91〜991発で2人倒した
549 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/04/13(月) 21:09:30.93 ID:xgsWv1SL0
a
550 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/04/13(月) 21:10:53.25 ID:Tj7L8EuqO
あ
551 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/04/13(月) 21:11:37.06 ID:bGZUR4oEo
ふ
552 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/04/13(月) 21:27:08.72 ID:YgHqxWMT0
飯田 コンマ93 2人倒した
アリス コンマ25 外した
シモーヌ コンマ06 負傷した
飯田「っ、この!」ダン!ダン!
飯田の的確な射撃であっという間にカリギュラセキュリティの2人は息絶えた。
シモーヌ「後は1人だけね...早く頭を出しなさい」
トリプランドカンパニー兵「このままじゃ俺も死んじまう...!何とか数を減らさないと」
すると兵士はそばにあったガラスの破片を手にとり、反射で様子を伺った。
トリプランドカンパニー兵「よし...この辺りか」ダン!
シモーヌ「ウグッ...!」
救急キット5個
残り1人
↓1飯田 マガジン8個 手榴弾1個
00〜10負傷した
11〜30外した
31〜70倒した(マガジン1つ消費)
71〜90倒した(マガジン半分消費)
91〜992人倒した
↓2アリス マガジン8個 手榴弾1個
00〜10負傷した
11〜30外した
31〜70倒した(マガジン1つ消費)
71〜90倒した(マガジン半分消費)
91〜992人倒した
↓3シモーヌ 14発 手榴弾1個
00〜10負傷した(死亡判定)
11〜50外した
51〜80倒した
81〜902人倒した
91〜991発で2人倒した
553 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/04/13(月) 21:27:58.10 ID:xgsWv1SL0
a
554 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/04/13(月) 21:29:40.47 ID:bGZUR4oEo
わ
555 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/04/13(月) 21:42:20.43 ID:YgHqxWMT0
飯田 コンマ10 負傷した
アリス コンマ47 倒した
飯田「シモーヌ!」
トリプランドカンパニー兵「よそ見してる暇はないぜ!」ダン!
飯田「クソッ...」
アリス「そっちもね」
気づけば兵士の側頭部に銃口が当たっていた。
トリプランドカンパニー兵「い、いつのま──」
ダン!
トリプランドカンパニー兵「グワァァ!」
だがアリスは頭から狙いを外し、足を撃ち抜いた。
トリプランドカンパニー兵「クソッタレがぁ!」
アリス「大丈夫、2人共?」
飯田「ああ」
シモーヌ「かすり傷よ」
アリス「良かった。さあ、教えて。何故私達を?」
トリプランドカンパニー兵「クソッ!言ったら見逃してくれるのか?」
アリス「さあ?どうする、晃司?」
↓3まで多数決
1見逃す
2見逃さない
556 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/04/13(月) 21:51:19.48 ID:xgsWv1SL0
1
557 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/04/13(月) 23:48:31.91 ID:QeCcEroK0
1
558 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/04/16(木) 19:43:21.41 ID:7O/8IUVe0
1 見逃す
飯田「いいだろう、これは契約だ。依頼は情報提供、報酬はお前の自由。どうだ?」
トリプランドカンパニー兵「...分かった。評議会がお前達に懸賞金をかけた、一生遊んで暮らせるくらいのな」
アリス「評議会が?理由は?」
トリプランドカンパニー兵「詳しくは述べられてなかったが、評議会に対する重大な反逆だとさ」
飯田「懸賞金...」
シモーヌ「それは私達だけ?それともオウルレギオン全体に?」
トリプランドカンパニー兵「お前達だけだ。きな臭いとは思ったが、金が貰えるなら文句はねぇ」
飯田「成る程な。十中八九奴らの仕業だな」
アリス「そうね。とにかく今は基地に戻った方がいいかも」
シモーヌ「いえ...それもよした方がいいと思う。懸賞金目当てに襲ってくる奴がいても不思議じゃない」
飯田「ならどうする?」
シモーヌ「私の友人のとこに身を隠しましょう」
アリス「ブラックマーケットの元締めをしてる?」
シモーヌ「ええ。彼女のとこなら安全よ」
飯田「なら、そこに向かうとしよう」
シモーヌ「じゃあ連絡するからちょっと待ってて」
シモーヌはトリプランドカンパニーの兵士から携帯を借りた。
アリス「何で自分のを使わないの?」
シモーヌ「本当、貴方って少し抜けてるわよね。決まってるでしょ、追跡防止よ。ほら2人も携帯は捨てといてね」
2人はシモーヌのアドバイスに従って携帯を投げ捨てた。数分後、ようやく電話が終わったようでシモーヌがこちらを見た。
シモーヌ「決まりよ。ここトルベルクタウンの郊外に飛行機を送るって」
飯田「なら、そこまで行こう」
アリス「ちょっと2人共、治療はしなくていいの?」
↓3まで多数決
1治療する
2治療しない
559 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/04/16(木) 19:54:27.38 ID:fwhsPR3n0
1
560 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/04/16(木) 20:20:05.90 ID:7O/8IUVe0
来ないのでやります。
1治療する
飯田とシモーヌが治療を終え、3人が装備を確認し店から出て行こうとした時、マスターが声をかけてきた。
マスター「おい」
飯田「なんだ?」
もしものことを考えてホルスターに手を伸ばす。
マスター「代金、貰ってないぞ」
飯田「え?あ、すまない、ほら」
マスター「どうも。またのご来店を」
飯田「あ、ああ」
3人はきちんと代金を払い店から出て、郊外に向かう為大通りに出た。
元々この国はゴーストタウンと化しており普段であっても傭兵以外の人通りはほとんど少ない。だが今はその傭兵達の姿すら見当たらず、激しい風の音だけが聞こえていた。
アリス「やけに静かね」
シモーヌ「ええ...ヤな感じ」
その時一発の銃声が聞こえたと同時に、飯田の足元に弾が飛んできた。
飯田「スナイパーだ、伏せろ!」
アリス「どこから!?」
シモーヌ「あの廃ビルよ!」
彼女は大通りの奥にある広場に面した廃墟となっている複合商業施設を指した。
トリプランドカンパニー兵「行け行け、こっちに展開しろ!」
トリプランドカンパニー兵「賞金は山分けだからな!」
スナイパーだけでなく、周りの廃墟からトリプランドカンパニーの傭兵達が出てきた。
飯田「ちっ!とにかく奴らを片付けるぞ!」
救急キット3個
残り3人
↓1飯田 マガジン8個 手榴弾1個
00〜10負傷した
11〜30外した
31〜70倒した(マガジン1つ消費)
71〜90倒した(マガジン半分消費)
91〜992人倒した
↓2アリス マガジン7個 手榴弾1個
00〜10負傷した
11〜30外した
31〜70倒した(マガジン1つ消費)
71〜90倒した(マガジン半分消費)
91〜992人倒した
↓3シモーヌ 14発 手榴弾1個
00〜10負傷した
11〜30外した
31〜70倒した
71〜902人倒した
91〜991発で2人倒した
561 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/04/16(木) 20:30:20.81 ID:fwhsPR3n0
a
562 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/04/16(木) 20:36:01.36 ID:/eIjJrj6O
え
563 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/04/16(木) 20:46:41.37 ID:p7RQdg55o
へ
564 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/04/16(木) 21:44:18.40 ID:7O/8IUVe0
飯田 コンマ81 マガジン半分消費
アリス コンマ36 倒した
シモーヌ コンマ37 倒した
ダダダン!
トリプランドカンパニー兵「グハァッ!」ドサッ
トリプランドカンパニー兵「クソッ、どうなって──」
ダァン!
バタリ
トリプランドカンパニー兵「ハッ、ここが運の尽きか...」
ズガガガン!
飯田「よし、早く飛行機まで向かうぞ!」
アリス「ええ」
シモーヌ「ちょっと待って!スナイパーを片付けないと飛行機までは無理よ、郊外に向かう前に狙い撃ちにされるわ」
飯田「...分かった。行くぞ」
救急キット3個
残り5人
↓1飯田 マガジン7.5個 手榴弾1個
00〜10負傷した
11〜30外した
31〜70倒した(マガジン1つ消費)
71〜90倒した(マガジン半分消費)
91〜992人倒した
↓2アリス マガジン6個 手榴弾1個
00〜10負傷した
11〜30外した
31〜70倒した(マガジン1つ消費)
71〜90倒した(マガジン半分消費)
91〜992人倒した
↓3シモーヌ 13発 手榴弾1個
00〜10負傷した
11〜30外した
31〜70倒した
71〜902人倒した
91〜991発で2人倒した
565 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/04/16(木) 21:45:58.44 ID:fwhsPR3n0
a
566 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/04/16(木) 21:47:16.57 ID:p7RQdg55o
ん
567 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/04/16(木) 21:48:36.48 ID:/eIjJrj6O
おりゃ
568 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/04/16(木) 22:03:04.84 ID:7O/8IUVe0
飯田 コンマ44 ゾロ目ボーナスでマガジン半分消費
アリス コンマ57 倒した
シモーヌ コンマ48 倒した
建物の中に入り二階へと上がると、潜んでいた兵士達が現れた。
八咫烏兵「賞金首発見!」
八咫烏兵「奴らを殺して引退だ!」
ダダダダダン!
3人は慌てて柱に身を隠した。
飯田「今度は八咫烏か!」
アリス「立ちはだかる者は誰であろうと打ち倒すのみよ!」ガガガガン!
バタッ
シモーヌ「そうね。っと、6時方向に敵!」ダァン!
どうやら何人かが回り込んできたようだ。
飯田「囲まれる前に片付ける!」ズガガガン!
八咫烏兵「グフッ...」ドサッ
救急キット3個
残り2人
↓1飯田 マガジン7個 手榴弾1個
00〜10負傷した
11〜30外した
31〜70倒した(マガジン1つ消費)
71〜90倒した(マガジン半分消費)
91〜992人倒した
↓2アリス マガジン5個 手榴弾1個
00〜10負傷した
11〜30外した
31〜70倒した(マガジン1つ消費)
71〜90倒した(マガジン半分消費)
91〜992人倒した
↓3シモーヌ 12発 手榴弾1個
00〜10負傷した
11〜30外した
31〜70倒した
71〜902人倒した
91〜991発で2人倒した
569 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/04/16(木) 22:04:17.42 ID:fwhsPR3n0
あ
570 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/04/16(木) 22:04:26.83 ID:p7RQdg55o
p
571 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/04/16(木) 22:28:35.08 ID:7O/8IUVe0
飯田 コンマ42 倒した
アリス コンマ83 マガジン半分消費
アリス「そこっ!」ズガガガン!
ドサッ
八咫烏兵「ちっ、ふざけ──」
ダダダダン!
ドサッ
飯田「ふう...。スナイパーは...」
シモーヌ「まだ上よ。間違いないわ」
飯田「分かった」
アリス「ちょっと静かに...」
耳を澄ますと一階、入口の方から声が聞こえてきた。
カリギュラセキュリティ兵「こっちで銃声がした」
カリギュラセキュリティ兵「よし、一階から捜索するぞ」
「「了解」」
飯田「早いとこスナイパーを片付けないとな」
アリス「ええ」
イーグル隊は多数の傭兵達からの追撃をかわしながら、スナイパーがいるであろう最上階の7階までやってきた。
飯田「敵影なし」
シモーヌ「角度から考えてこの辺りのはずだけど」
ダダダダダン!
突然、背後からの銃撃を受けた。幸い誰にも当たることはなかった。
原田「よう、お前ら!久しぶりだな!」
遮蔽物にしている案内板越しに声をかけてくる。
原田「今回のギャンブル...勝てば俺は大金持ち!本当なら近づかれる前に片付けたかったが...仕方ない!」
ガガガガン!
シモーヌ「原田...!」
飯田「奴を始末するぞ!」
救急キット3個
残り4人
原田 5/5
↓1飯田 マガジン6個 手榴弾1個
00〜10負傷した
11〜30外した
31〜70倒した(マガジン1つ消費)
71〜90倒した(マガジン半分消費)
91〜992人倒した
↓2アリス マガジン4.5個 手榴弾1個
00〜10負傷した
11〜30外した
31〜70倒した(マガジン1つ消費)
71〜90倒した(マガジン半分消費)
91〜992人倒した
↓3シモーヌ 12発 手榴弾1個
00〜10負傷した
11〜30外した
31〜70倒した
71〜902人倒した
91〜991発で2人倒した
572 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/04/16(木) 22:30:01.52 ID:fwhsPR3n0
手榴弾
573 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/04/16(木) 23:09:13.89 ID:XPIhSuMv0
x
574 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/04/16(木) 23:27:44.03 ID:fwhsPR3n0
あ
575 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/04/18(土) 20:36:18.29 ID:5ptSOJtd0
飯田 手榴弾 コンマ52 2人倒した
アリス コンマ89 マガジン半分消費
シモーヌ コンマ03 負傷した
原田「作戦通りに展開!」
トリプランドカンパニー兵「了解!」
原田の指示で周囲にいた傭兵達がイーグル隊を取り囲むように広がる。
飯田「喰らえっ!」ポイッ
ドカ-ン!
原田「チッ」ズガガガン!
アリス「狙いがぶれてるわよ!」ダダダダン!
原田は左肩に被弾したが、体制を崩しながらもシモーヌに照準を合わせて発砲した。
シモーヌ「グッ...!」
銃声に誘われて傭兵がやってきたのか下の階から声が聞こえてきた。
八咫烏兵「上だ!早く行け!」
救急キット3個
残り2人
原田 4/5
↓1飯田 マガジン6個 手榴弾0個
00〜10負傷した
11〜30外した
31〜70倒した(マガジン1つ消費)
71〜90倒した(マガジン半分消費)
91〜992人倒した
↓2アリス マガジン4個 手榴弾1個
00〜10負傷した
11〜30外した
31〜70倒した(マガジン1つ消費)
71〜90倒した(マガジン半分消費)
91〜992人倒した
↓3シモーヌ 12発 手榴弾1個
00〜10負傷した(死亡判定)
11〜50外した
51〜80倒した
81〜902人倒した
91〜991発で2人倒した
又は治療する
576 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/04/18(土) 20:59:01.67 ID:zxgYLfr50
a
577 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/04/18(土) 21:45:31.29 ID:3UpaunQVO
い
578 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/04/18(土) 21:52:47.69 ID:zxgYLfr50
治療
579 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/04/18(土) 22:54:32.82 ID:5ptSOJtd0
飯田 コンマ67 倒した
アリス コンマ29 外した
シモーヌ 治療
ダダダダン!
原田「クソッ...!」ズキッ
トリプランドカンパニー兵「なんとか回り込まないと。だが...」
ズガガガン!
トリプランドカンパニー兵「これじゃ動けない!」
トリプランドカンパニーとイーグル隊の戦況は拮抗していた。とは言え人数でいえば僅かだがイーグル隊に分がある。
飯田「今のうちに治療を」
シモーヌ「ええ...」
アリス「でもこの調子なら何とかなりそうね」
マガジンを装填しながらアリスがそう呟いた。
救急キット2個
残り2人
原田 3/5
↓1飯田 マガジン5個 手榴弾0個
00〜10負傷した
11〜30外した
31〜70倒した(マガジン1つ消費)
71〜90倒した(マガジン半分消費)
91〜992人倒した
↓2アリス マガジン3個 手榴弾1個
00〜10負傷した
11〜30外した
31〜70倒した(マガジン1つ消費)
71〜90倒した(マガジン半分消費)
91〜992人倒した
↓3シモーヌ 12発 手榴弾1個
00〜10負傷した
11〜30外した
31〜70倒した
71〜902人倒した
91〜991発で2人倒した
全然進められなかったけど今日はここまで。
580 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/04/18(土) 22:56:35.07 ID:jbpyoaPj0
ほい
581 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/04/18(土) 22:57:22.59 ID:76nOsMmFo
乙
582 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/04/18(土) 23:45:27.66 ID:54ecaZ8NO
おつ
583 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/04/19(日) 01:28:03.98 ID:3rxkl7yU0
乙でした
584 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/04/20(月) 21:05:18.07 ID:fRtF6+Tl0
飯田 コンマ07 負傷した
アリス コンマ59 倒した
シモーヌ コンマ66 ゾロ目ボーナスで2人倒した
アリス「そこっ!」ズガガガ!
原田「うっ...!」
原田は被弾した箇所を手で押さえながら、慌てて物陰に隠れた。
トリプランドカンパニー兵「今のうちに...」
いつの間にか兵士がイーグル隊の背後に回り込んでいた。
トリプランドカンパニー兵「よし...」
飯田の頭に照準を合わせる。
シモーヌ「っ!隊長!」ドンッ
慌ててシモーヌが飯田を突き飛ばしたおかげで、弾丸は頭ではなく肩に当たった。
トリプランドカンパニー兵「くそっ!」カチャ
兵士は急いでシモーヌに狙いを定める。
シモーヌ「遅い!」ダァン!
コンマ数秒の差でシモーヌが先に兵士の頭を撃ち抜き、彼は膝から崩れ落ちた。
原田「ちっ!サムもやられたか...。こりゃ不味い...逃げるか」
原田は銃弾をばら撒きながら非常口へと向かおうとしたが、シモーヌがそれを許さなかった。
ダァン!
原田「ウグッ!クソ...」
彼は溢れ出る血を手で押さえながら、近くの柱にもたれかかった。
救急キット2個
残り1人
原田 1/5
↓1飯田 マガジン5個 手榴弾0個
00〜10負傷した(死亡判定)
11〜50外した
51〜80倒した(マガジン1つ消費)
81〜90倒した(マガジン半分消費)
91〜992人倒した
又は治療
↓2アリス マガジン2個 手榴弾1個
00〜10負傷した
11〜30外した
31〜70倒した(マガジン1つ消費)
71〜90倒した(マガジン半分消費)
91〜992人倒した
↓3シモーヌ 10発 手榴弾1個
00〜10負傷した
11〜30外した
31〜70倒した
71〜902人倒した
91〜991発で2人倒した
585 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/04/20(月) 21:11:38.37 ID:+fuj6z0U0
治療
586 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/04/20(月) 21:14:29.01 ID:0NoHZkzYo
はい
587 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/04/20(月) 21:17:06.81 ID:maxk7tuO0
あ
588 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/04/20(月) 21:55:52.77 ID:fRtF6+Tl0
飯田 治療
アリス コンマ01 負傷した
シモーヌ コンマ81 2人倒した
何とか応急手当てを終えた原田は、どうやってこの場から逃げ出すかの算段を立てていた。
原田「はぁ...はぁ...。何とか...しないと」
原田は力を振り絞って立ち上がり、腰につけてあった破片手榴弾を手に取った。
原田「これで...」
ポイッ
原田は手榴弾を投げると同時に出口目掛けて走った。
シモーヌ「このっ!」
何とか原田を逃すまいと、シモーヌは横に飛び退けながら確実に彼の胸に弾をお見舞いした。
原田「ゴホッ...!」
胸に開いた穴を確かめ、手についた血を見ながら原田はうつ伏せに倒れた。
シモーヌ「...ヘクター、仇は...」
アリス「うぅ...」
飯田「大丈夫か?」
アリス「ええ...。それよりもここから出ましょう」
飯田「そうだな」
3人が施設から出ようと移動し始めた時、どこからか音が聞こえてきた。
飯田「この音...まさか」
カルロス「ギャハハハハハ!死ねぇ!おっと、どうか顔は潰されてくれるなよ、金がもらえないからな!」
窓の外を見てみると、アパッチに乗り込んだカルロスが下品な笑みを浮かべていた。
飯田「クソッ、走れ!」
3人が走り出すや否やアパッチからロケットが発射され、建物が大きな音を立て始めた。
シモーヌ「不味い、崩れるわ!」
飯田「急げ!」
落下してくる瓦礫を裂けながらイーグル隊は着実に下へと向かう。しかし崩壊する建物を駆け抜ける3人の前に、見知った顔が現れた。
リノア「あっ、こんなとこに!」
その能天気な声とは裏腹に彼女は瓦礫に挟まれ動けなくなっていた。
アリス「リノア...!」
アリスは彼女を見てすぐ、瓦礫をどかそうとした。
↓3まで多数決
1手伝う
2止める
589 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/04/20(月) 21:58:23.53 ID:MHhez7s70
1
590 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/04/20(月) 21:58:47.55 ID:GqGv6+Noo
1
591 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/04/20(月) 21:59:31.92 ID:maxk7tuO0
1
592 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/04/20(月) 22:57:20.61 ID:fRtF6+Tl0
1手伝う
飯田「やるなら手早くだ!」
シモーヌ「ちょっ...はぁ。分かった、私も手伝う」
リノア「本当にいいの〜?だって3人、いや、アリスを殺しにやってきたのに」
アリス「別にいいわ」
リノア「...ふーん」
3人が必死に瓦礫をどかしていると、大きな振動が起きた。
飯田「まずいな...急げ!」
シモーヌ「もう少し...!」
ゴトン
アリス「よしっ!ほら!」
瓦礫をどかし終え、アリスはリノアに手を伸ばす。
リノア「...。どうもね〜」ガシッ
飯田「さあ行くぞ!」
そしてその場から離れようとした時、天井から大きな瓦礫が落ちてきた。
飯田「クソッ!大丈夫か!?」
その瓦礫によって飯田とシモーヌ、アリスとリノアの2グループに分断されてしまった。それだけでなく、さらに大きな振動が建物を揺らしている。
飯田「くっ...。出口で合流だ!」
飯田には不思議とリノアが今すぐアリスを殺すようには思えなかった。
アリス「オーケー!」
リノア「...本当にいいの?今、アリスを殺すかもよ?」
アリス「そう言ってる時点で殺す気ないでしょ」
リノア「まあね。今やっても相打ちになっちゃう。殺るなら味方と合流してからだね〜」
アリス「はいはい、勝手に言ってて。行くわよ」
駆け出したアリスの背中をリノアが追いかける。
リノア「それで、裏切ってまで得た"人間"生活は楽しい?」
アリス「勿論。生きてるって感じられるから。私はあの2人を...イーグル隊を"信用"してるの」
リノア「生きてる...信用...ハハ、さっぱりわかんないや〜」
アリス「そうかしら?意外とアナタも分かってるんじゃない?」
リノア「いんや、分からないよ」
アリス「...そう」
593 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/04/20(月) 22:58:46.15 ID:fRtF6+Tl0
その頃、飯田とシモーヌは絶体絶命の状況に陥っていた。
飯田「道がない...!」
シモーヌ「どうする!?」
飯田「くっ...」
その時瓦礫が突然吹き飛ばされた。
飯田「ゲホッ...なんだ?」
アリーラ「お久しぶりですね」
シモーヌ「あなたは...アリーラ、だったかしら?」
アリーラ「はい。さあ、早く。ここから出ないとミンチになりますよ」
飯田「...分かった」
他に手があるわけでもなく、2人は大人しくアリーラについていくことにした。
シモーヌ「それで、アナタも賞金を?」
アリーラの後を追いながらシモーヌが口を開いた。
アリーラ「いいえ...。そういえば国連もアナタ達を国際手配することに決めたみたいですよ」
飯田「国連が...?クソッ...」
シモーヌ「これも奴らの仕業...。いよいよ本格的に私たちを消しにきたみたいね」
アリーラ「その通りです。先駆者は残る邪魔者はアナタ達だけだと考えているようですよ」
飯田「なっ、なぜ先駆者を!?」
アリーラ「...。話せば長いですから。そうそう、本当はこれを渡すために来たんです。...彼女がこれを望んだかは分かりませんが、私はそうすべきだと思った」
彼女は走りながら飯田に救急キットとフラッシュドライブを渡した。
飯田「このドライブは...?」
アリーラ「中を見れば分かります」
飯田「そうか...。で、彼女とは?」
アリーラ「...アナタが愛した人ですよ」
飯田「っ...!」
突然アリーラは立ち止まった。
アリーラ「さあ、ここが出口です」
シモーヌ「あなたは行かないの?」
アリーラ「ええ。私は少し時間を置いてから出ます。アナタ達と一緒に居るのを見られるのは色々と厄介なんですよ」
飯田「待てっ!彼女の何を知ってる!」
アリーラ「...親友ですよ、彼女の。さあ、早く」
飯田「...クソッ。行くぞ」
シモーヌ「...ええ」
594 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/04/20(月) 23:00:06.70 ID:fRtF6+Tl0
2人が扉を開けると、複合商業施設のすぐ外に出た。
飯田「よし...アリスはどこだ?」
辺りを見渡していると1人の人物が目に入った。
デッドフィンガー「...」チャキ
飯田「チッ、奴を片付けるぞ!」
シモーヌ「了解!」
2人が交戦を開始するのと同時に、アリスとリノアが正面出入り口から出てきた。
リノア「ありゃりゃ、もう始まってるじゃん〜」
状況を一瞬で把握するとリノアはアリスの頭に銃口を向けた。だが銃口を向けたのは彼女だけではない、アリスもだ。
アリス「この戦いは...避けられない?」
リノア「うん。任務だから」
アリス「...そう」
救急キット3個
残り2人
デッドフィンガー 5/5
リノア 5/5
↓1飯田 マガジン5個 手榴弾0個
00〜10負傷した
11〜30外した
31〜70倒した(マガジン1つ消費)
71〜90倒した(マガジン半分消費)
91〜992人倒した
↓2アリス マガジン2個 手榴弾1個
00〜10負傷した(死亡判定)
11〜50外した
51〜80倒した(マガジン1つ消費)
81〜90倒した(マガジン半分消費)
91〜992人倒した
又は治療する
↓3シモーヌ 9発 手榴弾1個
00〜10負傷した
11〜30外した
31〜70倒した
71〜902人倒した
91〜991発で2人倒した
595 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/04/20(月) 23:00:35.01 ID:+fuj6z0U0
はい
596 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/04/20(月) 23:03:30.34 ID:maxk7tuO0
a
597 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/04/20(月) 23:07:39.71 ID:MHhez7s70
次は治療しないと…
598 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/04/20(月) 23:09:19.32 ID:maxk7tuO0
おっとすまんうっかりしてた
599 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/04/20(月) 23:36:53.68 ID:fRtF6+Tl0
飯田 コンマ01 負傷した
アリス コンマ34 外した
シモーヌ コンマ71 2人倒した
リノアが引き金を引く前にアリスは素早く反応し、銃を払い除けた。
続けて常人では捉えられないほどのスピードで肉弾戦を行い、ある程度のところで2人はそっくりそのままそれぞれ仲間のところへと下がった。
その姿は息ぴったりの双子の様に見えた。
飯田「大丈夫だったか、アリス!?」
アリス「ええ」
シモーヌ「再開できたことだし、早くあの2人を片付けましょう!またアパッチが来るかもしれないわ!」
飯田「ああ!だが...」ダダダダン!
デッドフィンガーは放たれた弾の弾道を予測し最小限の動きで避けているが、それはまるで弾が彼を避けているかのように見える。
飯田「当たらないぞ!」
デッドフィンガー「...」ガガガン!
飯田「ぐっ...!」ビスッ
アリス「大丈夫!?」
飯田「...ああ」
アリス「あれはきっとウォーウルフよ。弾道を予測するけど...それを上回る量を撃てば何とか...」
シモーヌ「それか、こんなのはどう?」ダァン!
シモーヌが放った弾丸をデッドフィンガーは変わらず避けた、はずだった。
デッドフィンガー「っ...!?」ズキッ
放たれた弾丸はデッドフィンガーが避けた後、背後にあった電柱にあたりそのまま跳弾して再び彼の元へと向かい、背中に命中した。
デッドフィンガー「やるな...」
リノア「大丈夫〜、フィンガー?」
デッドフィンガー「無駄口を叩くな」
リノア「ハイハイ」
救急キット3個
残り2人
デッドフィンガー 3/5
リノア 5/5
↓1飯田 マガジン5個 手榴弾0個
00〜10負傷した(死亡判定)
11〜50外した
51〜80倒した(マガジン1つ消費)
81〜90倒した(マガジン半分消費)
91〜992人倒した
又は治療する
↓2アリス マガジン1個 手榴弾1個
00〜10負傷した(死亡判定)
11〜50外した
51〜80倒した(マガジン1つ消費)
81〜90倒した(マガジン半分消費)
91〜992人倒した
又は治療する
↓3シモーヌ 7発 手榴弾1個
00〜10負傷した
11〜30外した
31〜70倒した
71〜902人倒した
91〜991発で2人倒した
今日はここまで。
600 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/04/20(月) 23:38:54.23 ID:NKNMwwONO
おつ
601 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/04/20(月) 23:46:00.39 ID:MHhez7s70
治療!おつ
602 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/04/20(月) 23:46:42.98 ID:maxk7tuO0
乙でした
603 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/04/23(木) 20:09:00.62 ID:ZaXeoRg+0
飯田 コンマ23 外した
アリス 治療
シモーヌ コンマ98 1発で2人倒した
デッドフィンガー「さてさて...」
アサルトライフルの弾倉を入れ替えると、デッドフィンガーは近くにあったベンチを掴みイーグル隊の方へ投げた。
飯田「なっ!」ガガガガン!
それだけでなく、リノアは大きく跳躍すると放り投げられたベンチを空中で足場にし、イーグル隊の背後に回り込もうとした。
シモーヌ「そこっ...」ダァン!
そのまま背後を取られてしまったものの、シモーヌは空中に居たリノアに確実に1発をお見舞いしていた。
リノア「ま、まじ〜?」
本来ならそのままイーグル隊を掃討するはずだったが、彼女は被弾したことで慌てて廃車の裏に隠れた。
救急キット2個
残り2人
デッドフィンガー 3/5
リノア 3/5
↓1飯田 マガジン4個 手榴弾0個
00〜10負傷した(死亡判定)
11〜50外した
51〜80倒した(マガジン1つ消費)
81〜90倒した(マガジン半分消費)
91〜992人倒した
又は治療する
↓2アリス マガジン1個 手榴弾1個
00〜10負傷した
11〜30外した
31〜70倒した(マガジン1つ消費)
71〜90倒した(マガジン半分消費)
91〜992人倒した
↓3シモーヌ 6発 手榴弾1個
00〜10負傷した
11〜30外した
31〜70倒した
71〜902人倒した
91〜991発で2人倒した
604 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/04/23(木) 20:16:12.90 ID:vIqzv1bz0
救急キット
605 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/04/23(木) 20:18:50.19 ID:bZYDzFdBO
あ
606 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/04/23(木) 20:45:20.56 ID:bwsO5ZJbo
ひ
607 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/04/23(木) 21:28:15.77 ID:ZaXeoRg+0
飯田 治療
アリス コンマ19 外した
シモーヌ コンマ56 倒した
飯田「カバー!」
アリス「了解!」
合図と同時にアリスはデッドフィンガーが隠れている塀に銃弾の雨を浴びせる。
シモーヌ「そこっ!」ダァン!
リノア「痛っ!こんの〜!」
救急キット1個
残り2人
デッドフィンガー 3/5
リノア 2/5
↓1飯田 マガジン4個 手榴弾0個
00〜10負傷した
11〜30外した
31〜70倒した(マガジン1つ消費)
71〜90倒した(マガジン半分消費)
91〜992人倒した
↓2アリス ハンドガン 手榴弾1個
00〜10負傷した
11〜40外した
41〜90倒した
91〜992人倒した
↓3シモーヌ 5発 手榴弾1個
00〜10負傷した
11〜30外した
31〜70倒した
71〜902人倒した
91〜991発で2人倒した
608 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/04/23(木) 21:43:47.25 ID:Ptk+oI520
a
609 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/04/23(木) 21:44:09.24 ID:bwsO5ZJbo
ぬ
610 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/04/23(木) 21:55:26.09 ID:y7uF7SSjO
てい
611 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/04/23(木) 22:14:54.72 ID:ZaXeoRg+0
飯田 コンマ25 外した
アリス コンマ24 外した
シモーヌ コンマ09 負傷した
飯田「アリス、合わせろ!」
アリス「了解!」
2人は一斉にデッドフィンガーに対し制圧射撃を行った。
デッドフィンガー「チッ...」
いくら弾道を予測できるとはいえ数が多すぎる為、デッドフィンガーはその場に止まらざるを得なかった。
シモーヌ「さあ...来なさい...」
一方シモーヌは廃車からリノアが身を出すのを待っていた。
リノア「うーん...これならどうかな?」
突然金属がひしゃげた音が聞こえたかと思うと、廃車がイーグル隊目掛けて滑っていた。
シモーヌ「なっ!」
リノア「フッフッーン」
どうやらリノアが内蔵されたパワーアームで車を吹き飛ばした様だ。
シモーヌ「っ...!」
アリス「大丈夫!?」
飯田とアリスは何とか横に飛び退けて避けることができたが、シモーヌは廃車に吹き飛ばされてしまった。
救急キット1個
残り2人
デッドフィンガー 3/5
リノア 2/5
↓1飯田 マガジン3個 手榴弾0個
00〜10負傷した
11〜30外した
31〜70倒した(マガジン1つ消費)
71〜90倒した(マガジン半分消費)
91〜992人倒した
↓2アリス ハンドガン 手榴弾1個
00〜10負傷した
11〜40外した
41〜90倒した
91〜992人倒した
↓3シモーヌ 5発 手榴弾1個
00〜10負傷した(死亡判定)
11〜50外した
51〜80倒した
81〜902人倒した
91〜991発で2人倒した
612 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/04/23(木) 22:16:56.82 ID:bwsO5ZJbo
マ°ッ!
613 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/04/23(木) 22:29:03.00 ID:vIqzv1bz0
強いな今回
614 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/04/23(木) 22:48:13.17 ID:/QZ/yBX9o
治療
615 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/04/23(木) 23:23:36.48 ID:ZaXeoRg+0
飯田 コンマ82 マガジン半分消費
アリス コンマ00 ゾロ目ボーナスで負傷回避
シモーヌ 治療
すかさずリノアはイーグル隊との距離を詰めた。
アリス「させない!」
それに呼応する様にアリスはリノアに肉薄し再び近接戦を始めた。
飯田「は、速すぎる!」
相変わらず2人の姿はとても目で追うことのできるスピードではなかった。
リノア「ずいぶん本気だね...!」ブオンッ
アリス「...!」サッ
リノア「お喋りを楽しむ余裕もないの?」ガシッ
事実、アリスはリノアの攻撃だけでなくデッドフィンガーからの銃撃をも避けるため、オーバーヒートを覚悟の上でCPUを稼働させていた。
アリス「はぁっ!」ブンッ
ガゴン!
リノア「っ...!」
飯田「今なら!」ズガガガン!
銃撃を受けたリノアは跳躍し、素早くデッドフィンガーのもとへ戻った。
デッドフィンガー「何を遊んでる?」
リノア「そっちこそ、援護しっかりしてよ」
デッドフィンガー「ふん...」
救急キット0個
残り2人
デッドフィンガー 3/5
リノア 1/5
↓1飯田 マガジン2.5個 手榴弾0個
00〜10負傷した
11〜30外した
31〜70倒した(マガジン1つ消費)
71〜90倒した(マガジン半分消費)
91〜992人倒した
↓2アリス ハンドガン 手榴弾1個
00〜10負傷した
11〜40外した
41〜90倒した
91〜992人倒した
↓3シモーヌ 5発 手榴弾1個
00〜10負傷した
11〜30外した
31〜70倒した
71〜902人倒した
91〜991発で2人倒した
今日はここまで。
616 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/04/23(木) 23:25:49.30 ID:y7uF7SSjO
乙
617 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/04/23(木) 23:34:29.16 ID:vIqzv1bz0
乙でした
618 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/04/23(木) 23:35:27.56 ID:bwsO5ZJbo
乙や
619 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/04/26(日) 19:25:57.24 ID:dXT6thxS0
飯田 コンマ30 外した
アリス コンマ16 外した
シモーヌ コンマ56 倒した
デッドフィンガー「それで、損傷は?」
リノア「だいぶヤバイかも。機能の低下が止まらない」
デッドフィンガー「そうか。なら...分かるな?」
リノア「うん。じゃあ後はよろしく」
デッドフィンガー「ああ」
すると突然2人は物陰から飛び出し、イーグル隊に接近し始めた。
飯田「来るぞ、撃て!」
アリス「了解!」
ガガガガン!
しかしリノアと、彼女の後ろに隠れたデッドフィンガーは歩みを止めない。
シモーヌ「いったいどういうつもり!?」ズガァン!
リノア「くっ...!」ヨロッ
デッドフィンガー「まだだ」ガシッ
地面に崩れ落ちようとしたリノアをデッドフィンガーは片手で支え、盾にしながら歩みを進める。
アリス「リノア...」
救急キット0個
残り1人
デッドフィンガー 3/5
↓1飯田 マガジン1.5個 手榴弾0個
00〜10負傷した
11〜30外した
31〜70倒した(マガジン1つ消費)
71〜90倒した(マガジン半分消費)
91〜992人倒した
↓2アリス ハンドガン 手榴弾1個
00〜10負傷した
11〜40外した
41〜90倒した
91〜992人倒した
↓3シモーヌ 4発 手榴弾1個
00〜10負傷した
11〜30外した
31〜70倒した
71〜902人倒した
91〜991発で2人倒した
620 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/04/26(日) 19:34:53.64 ID:w50of4kw0
あ
621 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/04/26(日) 19:54:31.70 ID:I71GeahFO
てい
622 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/04/26(日) 20:25:25.29 ID:w50of4kw0
a
623 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/04/26(日) 20:55:53.16 ID:dXT6thxS0
飯田 コンマ64 倒した
アリス コンマ70 倒した
シモーヌ コンマ29 外した
飯田「クソッ!」ズガガガン!
シモーヌ「アイツ、止まらないわよ!」ダァン!
銃撃など意に介していないかのようにデッドフィンガーは進み続ける。
やがて、十分距離を詰めるとデッドフィンガーはリノアを放り投げアリスに掴みかかった。
アリス「このっ...!」
だが彼女はそれを躱し、脇腹の部分にハンドガンで鉛玉をワンマガジン叩き込んだ。
デッドフィンガー「ふん...」
しかし致命傷とはならずデッドフィンガーはアリスの首元を掴むとそのまま地面に叩きつけた。
デッドフィンガー「さあ、お終いだ」
救急キット0個
残り1人
デッドフィンガー 1/5
↓1飯田 ハンドガン 手榴弾0個
00〜10負傷した
11〜40外した
41〜90倒した
91〜992人倒した
↓2アリス ハンドガン 手榴弾1個
00〜10負傷した
11〜40外した
41〜90倒した
91〜992人倒した
↓3シモーヌ 3発 手榴弾1個
00〜10負傷した
11〜30外した
31〜70倒した
71〜902人倒した
91〜991発で2人倒した
624 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/04/26(日) 20:56:14.46 ID:F6puGi4uo
えい
625 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/04/26(日) 20:56:52.79 ID:glYJbzfho
a
626 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/04/26(日) 21:36:43.84 ID:ouz3AeuYo
b
627 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/04/26(日) 21:37:09.08 ID:dXT6thxS0
飯田 コンマ46 倒した
アリス「がっ...!」
シモーヌ「このっ!」ダァン!
慌てて飯田とシモーヌがデッドフィンガーを銃撃するが、彼は微動だにしない。
デッドフィンガー「ハハ...これでいい」
そう呟くと彼は機能を停止しその場から動かなくなった。
飯田「大丈夫か?」
アリス「え、ええ...。でも...動けないわ」
シモーヌ「なんとかコイツをどかしましょう」
2人はアリスを助ける為にデッドフィンガーを動かそうとしたがぴくりともしない。
飯田「クソッ...何とかしないとな」
どうにかしてデッドフィンガーを退かす方法を考えていると、頭上から大きな音が聞こえた。
飯田「これは...不味いぞ!」
ヘリから放たれたミサイルによって不安定な状態となっていた複合商業施設の壁面が崩れかけていた。
アリス「2人とも...離れて」
シモーヌ「でも!」
アリス「いいから...」
飯田「っ...!」
2人がアリスのそばから離れた時、遂に瓦礫が落下し始めた。
そして瓦礫が落ちてくるのと同時に、視界の端で黒い影が動いた。
ガッシャ-ン!
飯田「ゲホッ...!」
大きな衝撃とともに砂埃が舞い上がり思わずむせ返る。
シモーヌ「アリス...」
だが煙が晴れた時、瓦礫の下にいたのはリノアだった。
飯田「なっ...!?」
思わず辺りを見回すと瓦礫から僅かに逸れたところにアリスが倒れていた。
飯田「大丈夫か!?」
アリス「ええ...それよりも」
彼女は立ち上がり、瓦礫に挟まれたリノアの横に座った。
リノア「ははは...私も、バグっちゃったみたい...」
アリス「リノア...」
リノア「何でかな...アリスが死ぬって考えたら...勝手にさ」
彼女は消え入るような声で笑いながら言った。
アリス「喋らなくていいから...。傷は?」
↓1
00〜70 致命傷
71〜99 かろうじて助かりそう
628 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/04/26(日) 21:41:30.93 ID:2TNicswBO
あ
629 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/04/26(日) 22:01:07.17 ID:ouz3AeuYo
いいぞ
630 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/04/26(日) 23:10:55.01 ID:dXT6thxS0
コンマ93 かろうじて助かりそう
リノア「深い...けど大丈夫」
アリス「良かった」
リノア「これが"生きてる"って事かどうかは分からないけど...アリスが無事なら...それでいいや」
アリス「...そっか」
リノア「うん。...さ、早く行った方が良いんじゃない?私は、まあ、何とかするよ」
アリス「...分かった」
飯田「いいのか?」
アリス「ええ。早くここから逃げましょう」
シモーヌ「じゃあ行きましょう」
イーグル隊がその場から去るのを確認すると、リノアは深いため息をついた。
リノア「フィンガー...こんなペシャンコになっちゃって。でも...ある意味幸せかもね。最後まで自分が何者なのか疑いを抱かずに逝けたんだから」
身体中の部品が軋んだ音を立てているのを感じながら彼女は空を仰いだ。
リノア「私達は間違いなくアンドロイドなのに"人間"だなんて...そっちの方が歪だよね?...ハハ、まあいっか、そんなこと」
一方イーグル隊は既に郊外の飛行場まで辿り着いていた。飛行場には既にシモーヌの友人が送った飛行機が到着している。
飯田「これ...C-17か。こんな大型の輸送機まで持ってるなんて流石ブラックマーケットの元締めだな」
シモーヌ「まあね。さあ乗りましょう」
3人が搭乗すると飛行機はすぐに離陸を始めた。
飯田「それで、どこまで行くんだ?」
シモーヌ「さあ?ベラルーシのどこか、としか聞いてないわ」
アリス「ま、詳しいことは教えられなくても仕方ないわ」
飯田「だな...」
631 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/04/26(日) 23:13:51.76 ID:dXT6thxS0
数時間後
アリス「で、このドライブの中身は?」
飯田「それを今から確認する」
アリーラに渡されたフラッシュドライブをラップトップに差し込む。
シモーヌ「これ...」
飯田「間違いない...先駆者の情報だ」
アリス「これ、私達が相手にしてきた幹部の情報よ」
飯田「何故こんなものを彼女が...?」
シモーヌ「見て、これ!もしかして先駆者の司令部の位置情報じゃない?」
彼女に言われたファイルをクリックして開いてみると確かにその通りだった。場所はカエサリオン、欧州の軍事国家、その中枢だ。
飯田「ん?これは...」
数多くのファイルの中に1つ、気になるものがあった。そのタイトルは『私の愛した人へ』。
そのファイルは飯田の愛した人が残した文章だった。
飯田「...」
その内容はこういうものだ。彼女は幼い頃孤児院で過ごしていた。その中にはアリーラもいた。だがある日謎の武装集団に孤児院を襲撃された。
その武装集団こそ先駆者であり、彼女は復讐を誓ったこと。だがある日飯田に出会い、すべてを忘れようとしたこと。
そして──
『晃司...もしこれを読んでるのなら貴方は先駆者と戦っているのでしょうね。それが復讐なのか、正義なのか分からないけど。でも、私はきっと正義のためだって信じているよ』
飯田「っ...」
彼女との日々を思い出し目頭が熱くなる。
『他にも言いたい事は沢山あります。どれだけ貴方に救われたか、どれだけ愛しているか。けれど、1番分かって欲しいのはね?私の望みはただ貴方が健やかに日々を過ごす事です。ただそれだけなのです。言っても言い足りないけど...愛してます』
飯田「ぐっ...うっ...!」
涙が溢れ出す。
632 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/04/26(日) 23:16:06.72 ID:dXT6thxS0
そんな飯田を2人は少し離れたところから見ていた。
シモーヌ「あんなに泣いちゃって」
アリス「まあ、当然でしょう」
シモーヌ「ふーん。...慰めてきたら?」
アリス「えっ!?イヤ、やめとく」
シモーヌ「いいの?その優しさにコロっと落ちるかも知れないのに」
アリス「ばっ...はぁ。いいの。私が晃司に抱いてるのはそんな...恋だとか愛だとか、一言で表せるものじゃない。ただ彼が幸せならそれで...」
シモーヌ「そっかそっか」
彼女はひどくニヤけた顔でアリスを見た。
アリス「何よ?」
シモーヌ「別に?ただ改めて、貴方は人なんだって思っただけ」
アリス「そりゃそう...よ...。え?...もしかして私がアンドロイドってこと...」
シモーヌ「とっくの昔から気付いてたけど?いつ言い出してくれるか楽しみにしてたんだけど、まあもういいわ」
アリス「っ〜!...ほんとシモーヌって意地悪」
シモーヌ「はいはい」
そうして3人は一通り落ち着いた所で再び話を始めた。
飯田「これまで手がかりもなくどうしようもないかと思ったが...ついに奴らの司令部の場所が判明した」
アリス「カエサリオンね」
シモーヌ「正直かなり厄介な場所よね...」
飯田「ああ。おそらく...次が先駆者との最後の戦いになる。だが...一国家に対しこちらはたった3人。勝ち目はかなり、低い。だから──」
シモーヌ「ちょっと。まさかこの期に及んで私達が抜けるとでも?」
アリス「そうよ。ここまでやってきた、仲間を信じてよ」
飯田「...だな。シモーヌ、侵入は?」
シモーヌ「友達がなんとかしてくれるって。勿論装備品もね」
飯田「よし。決行は1週間後だ」
「「了解!!」」
今日はここまで。遂に終わりが近づいてきた!
633 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/04/27(月) 00:37:52.05 ID:Tj2eK4di0
乙!キャラ安価出してからここまでしっかりついて来てるぞ
頑張ってください!
リノア・アリス両名も良い役頂けてるんで…ありがとうございます
634 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/05/01(金) 19:26:40.78 ID:ZEWmAgOk0
カエサリオン 首都コロッセウスB区画 午前1時
深夜にも関わらず通りには12.7mm重機関銃を搭載したAPCが2台、随伴歩兵が十数名いる。
カエサリオン兵「こちらストライカー1、異常なし」
『了解。エコー2-2は3分後に到着』
カエサリオン兵「了解。到着次第報告する、オーバー」
このような状況になっているのはこの国の抑圧的な支配に反対しているレジスタンス組織の存在が理由である。
とはいえそのレジスタンス達もこれといった成果は挙げられず、ただ死者を出しているだけにとどまっている。
飯田「何とかやり過ごせたな...」
シモーヌ「これは早いとこ国連事務所に行った方が良いわね」
アリス「情報が正しく、かつ今も移動していなければ先駆者の司令部はそこにあるはずだからね」
飯田「とはいえ焦りは禁物だ。奴らの装備を見ただろ、全員がパスファインダーを持っていた」
シモーヌ「ええ、慎重に行きましょう」
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