【安価・コンマ】傭兵として生きる part2

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227 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/30(木) 20:58:19.90 ID:F/Qxx2Iz0
a
228 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/30(木) 20:59:19.92 ID:BTt6xJfQ0
229 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/30(木) 21:19:49.21 ID:v9HfBWwAo
230 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/01/30(木) 22:40:01.53 ID:rtGWyXIW0
飯田 コンマ90 倒した(マガジン半分消費)
アリス コンマ92 2人倒した

レジスタンス「横から侵入されてるぞ!」

レジスタンス「でも、前方の敵部隊を制圧し続けないと!」

レジスタンス「奴らにやられたらそれもできん!」

ズガガガン!

飯田「奴等で最後だ、片付けるぞ」

「「了解」」

タタタタン!

シモーヌ「敵増援、橋の向こうからよ!」

ウィロー「そっちは私たちが何とかします!陣地の制圧は任せました!」

ウィローはマルバス隊と共に敵のもとへ向かった。

タタタタン!

レジスタンス「ウグワッ!」ドサッ

レジスタンス「クソ!...リベレーター、みんな、すまない...!」

ズガァン!

ドサッ

飯田「防御陣地は制圧した!」

飯田の合図に続けて、後方で足踏みしていた他の小隊も前進を開始した。

ウィロー「このまま押し込みましょう!」

マルバス隊「一度、体制を整えたほうがいいんじゃ?」

ウィロー「いえ、行きます!」

レイ「あのバカ...」

先走るウィローを見てレイが呟いた。

レジスタンス「これでも喰らいやがれ!」

1人のレジスタンスが去り際にウィロー目掛けてグレネードを投げた。

ウィロー「ウソっ!」

誰もが固唾を飲んだ。

ウィロー「...あれっ?」

レイ「不発弾かよ...ビビらせやがって...」

レイはウィローのもとへ駆け寄り、手を取って立ち上がらせた。

レイ「また強運に救われたな。ほら、シャキッとしろ」

ウィロー「はい〜...」
231 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/01/30(木) 22:41:03.92 ID:rtGWyXIW0
第一小隊はそのまま橋を渡り、コンテナが多数積まれた場所へと移動した。

辺りでは銃声や爆発音が響き渡り、戦闘が局所的に発生していた。

バアル隊長「タンカーはすぐの筈だ」

レイ「了解。ここは複雑に入り組んでる上に狭い、気を付けて進むぞ」

飯田「了解だ」

第一小隊は複雑に積まれたコンテナの間を縫って進んでいく。

アリス「ねえ、そのストラップって何なの?」

ウィロー「え、これですか?これは『がんがん』っていうゲームのキャラで...」

飯田「全員止まれ」

レイ「どうした?」

飯田「何か妙だ。どこかに誘い込まれているような...」

?「そこに気付くなんて、さすがアリスが認めたイーグル隊の隊長さんだね!」

突如頭上から陽気な声が響いた。

アリス「あなたは...」

リノア「久しぶりだね、アリス!」

リノアの横にはくたびれた顔をした、五十歳ほどの男が居た。

凪原「ちょっとちょっと、アリスちゃん。折角不意打ちできたのに何してんのさ...」

コンテナの陰や、上には金子製作所の兵士が待機している。

レイ「...おい、イーグル隊。ここは俺たちが受け持つ。お前らは早くタンカーに向かえ」

飯田「何?」

レイ「これは明らかに時間稼ぎだ。わざわざ乗ってやる必要はない。俺たちの任務はリベレーターの確保だ」

飯田「...」

↓3まで多数決
1共に戦う
2タンカーへ向かう
232 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/30(木) 22:47:08.76 ID:F/Qxx2Iz0
233 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/30(木) 22:58:30.09 ID:u20bV43Q0
2
234 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/31(金) 15:24:02.90 ID:TlkTZvfT0
参加者増えてきたな、嬉しい
235 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/02/01(土) 21:50:52.13 ID:Nu0+z1gD0
2タンカーへ向かう

飯田「...イーグル隊、進むぞ」

「「了解」」

レイ「それでいい...」

リノア「ちょちょちょ!折角の再会なのにそれは酷くない?」

両手で頭を抱えるリノア目掛けてレイが発砲した。

リノア「っと...空気読めない人だね〜?」

凪原「ほらお嬢ちゃん、そこまでにしてくれよ。任務を忘れたわけじゃないでしょ?」

リノア「そうだね...」

コンテナで複雑に入り組んだ地形を利用して、敵の銃撃を躱しながらタンカーへとイーグル隊は進む。

アリスがふと足を止めて振り返った。

飯田「リノアか?」

アリス「ええ。...だけど、今は任務が先ね」

シモーヌ「その通り。彼らが時間を稼いでくれている間にリベレーターをとらえるのよ」

一方、レイ達は四方八方からの攻撃に苦戦していた。

バアル隊長「持ち堪えられると思うか?!」

マルバス隊長「持ち堪えないといけないんだよ!」

レイ「その通りだ!あいつらを信じるしかない!」

ウィロー「何言ってるんですか、レイさんならこれぐらいなんてことないでしょ?」

レイ「やけに前向きじゃないか、どうした?」

ウィロー「だって、あの女の子FA-MASちゃんに瓜二つで...感激しちゃいました!」

レイ「またそれかよ...ふっ...よし、全隊展開だ!」

レイ達の奮戦をコンテナの上からリノアと凪原が眺めている。

凪原「意外とやり手だね、奴さん達。こりゃウォードッグを投入するべきかな?」

リノア「うーん、ウォーウルフにしよ!データを取ってくるようにも言われてるしね!」

凪原「そうかい、ま、おじさんは従いますよ」

イーグル隊は既にタンカー内部まで侵入を果たしていた。

シモーヌ「ここまで見張りがいないなんて...おかしいわね」

驚くことにタンカー周辺には数人程度の巡回兵しかおらず、いとも簡単にタンカーに乗り込むことができた。

飯田「ああ...罠の可能性もある。気を引き締めてかかろう」

アリス「見つけた、通信室よ」

飯田「よし、突入準備」

↓1
00〜40 待ち伏せ
41〜90 もぬけの殻
91〜99 リベレーター発見
236 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/01(土) 21:54:32.79 ID:4dHdm4wH0
c
237 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/02/01(土) 22:12:35.90 ID:Nu0+z1gD0
コンマ79 もぬけの殻

飯田「行くぞ」

ドアを開け素早く室内に滑り込むが誰の姿もなく、通信機器のランプが点滅しているだけだった。

アリス「誰もいない...どうするの?」

飯田「他の場所を捜索するぞ」

シモーヌ「でもどこに?全てを虱潰しに探索することはできないわよ」

飯田「勘に任せるしかない...」

アリス「貨物室は?何か奥の手がそこにあるとか?」

シモーヌ「それか操舵室は?もしかしたらタンカーでどこかに移動するのかも」

飯田「後は船員室ぐらいか...ここは可能性が低そうだが」

↓3まで多数決
1貨物室
2操舵室
3船員室
238 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/01(土) 22:15:14.66 ID:UuKj6IYc0
2
239 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/01(土) 22:29:12.07 ID:KYlwxdKb0
2
240 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/02/01(土) 23:07:04.74 ID:Nu0+z1gD0
2操舵室

飯田「操舵室だ。そこにリベレーターがいるかどうか関係なく、船を動かされるのは困る」

シモーヌ「確かに。分かったわ」

アリス「それじゃあ行きましょう」

↓1
00〜90 レジスタンス発見
91〜99 リベレーター発見
241 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/01(土) 23:09:46.86 ID:UuKj6IYc0
はい
242 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/02/01(土) 23:41:36.47 ID:Nu0+z1gD0
コンマ86 レジスタンス発見

シモーヌ「ここが操舵室ね」

飯田「ああ。...待て、話し声だ」

飯田は耳を澄まして、扉の向こう側の会話を聞いた。

レジスタンス「えーと、もう出発していいんだよな?」

レジスタンス「ああ。運河を上って、憲兵総局までだ」

レジスタンス「了解。この作戦が成功すればようやく街を解放できるな」

飯田はドアから耳を離した。

飯田「中には2人、突入して制圧する」

「「了解」」

救急キット3個
残り2人
↓1飯田 マガジン2.5個 手榴弾1個
00〜10負傷した
11〜30外した
31〜70倒した(マガジン1つ消費)
71〜90倒した(マガジン半分消費)
91〜992人倒した

↓2アリス マガジン1個 手榴弾1個
00〜10負傷した
11〜30外した
31〜70倒した(マガジン1つ消費)
71〜90倒した(マガジン半分消費)
91〜992人倒した

↓3シモーヌ 12発 手榴弾1個
00〜10負傷した
11〜30外した
31〜70倒した
71〜902人倒した
91〜991発で2人倒した
243 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/01(土) 23:44:15.33 ID:8u0RE/qz0
はい
244 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/01(土) 23:47:26.91 ID:Ct6HaxUv0
a
245 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/02/02(日) 00:05:41.82 ID:EtKOPEtx0
飯田 コンマ33 ゾロ目ボーナスでマガジン半分消費
アリス コンマ91 2人倒した

飯田「シモーヌ、外で見張りを。アリス、突入するぞ」

「「了解」」

アリスがドアを蹴破ると同時に、飯田が素早くスタングレネードを投げ込んだ。

レジスタンス「グアッ!敵襲かっ!」

タタン! ドサッ

ズガガガン!

レジスタンス「ウッ...」バタッ

飯田「制圧完了」

アリス「リベレーターでは無さそうね。どうする?」

飯田「残るは船員室と貨物室...」

↓3まで多数決
1貨物室
2船員室
246 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/02(日) 00:30:47.08 ID:UykH3DNs0
1
247 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/02(日) 01:47:12.18 ID:k8TVUZyX0
248 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/02/06(木) 20:20:38.70 ID:/r/DMjyW0
1 貨物室

飯田「貨物室に向かうぞ」

「「了解」」

イーグル隊は貨物室へと向かった。

飯田「ここだな、行くぞ」

ガチャ

貨物室はスペースが広く取られており、イーグル隊は貨物室上部の通路に出た。

アリス「ちょっと何これ...」

貨物室には大量の爆弾が設置してあった。

シモーヌ「みんなしゃがんで。ちょっと、あそこ」

シモーヌが部屋の中央を指差す。

レジスタンス「っと、なんとか着れたな」

レジスタンス「ああ。この対爆スーツ、防御力はピカイチなんだが着るのに時間がかかるのが難点だな」

対爆スーツを着たレジスタンスは床に置いてあった不知火を手に取った。一方2人の男がその近くの壁際で何かを話している。

レジスタンス「リベレーター、操舵室との連絡が取れない」

リベレーターと呼ばれた男は、バラクラバを被っており顔がよく見えない。

リベレーター「誰かが侵入したか。ここはいい、1人連れて操舵室へ向かい計画を遂行しろ」

レジスタンス「分かった」

そのまま彼は対爆スーツを着ている男と話しているレジスタンスを連れて貨物室を出て行った。

飯田「あいつがリベレーターか...。アリスは右、シモーヌは左に展開」

「「了解」」

2人が位置についたのを確認して、飯田は立ち上がった。

飯田「リベレーター、今すぐ投降しろ!お前達は包囲されている!」

リベレーター「来たか...時間を稼ぐぞ!爆弾には当てるなよ!」

レジスタンス「了解、任せとけ!」

救急キット3個
残り2人
リベレーター 3/3
対爆スーツ 5/5
↓1飯田 マガジン2個 手榴弾1個
00〜10負傷した
11〜30外した
31〜70倒した(マガジン1つ消費)
71〜90倒した(マガジン半分消費)
91〜992人倒した

↓2アリス ハンドガン 手榴弾1個
00〜10負傷した
11〜40外した
41〜90倒した
91〜992人倒した

↓3シモーヌ 12発 手榴弾1個
00〜10負傷した
11〜30外した
31〜70倒した
71〜902人倒した
91〜991発で2人倒した

アリスは残り0.5マガジンでハンドガンに切り替えたほうが命中率高いのでそうしときます。

249 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/06(木) 20:24:40.17 ID:C1Hyi5a80
c
250 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/06(木) 20:48:53.13 ID:lnwt7XvY0
a
251 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/06(木) 20:53:20.98 ID:6MKnQKKEo
252 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/02/06(木) 21:13:16.43 ID:/r/DMjyW0
飯田 コンマ17 外した
アリス コンマ13 外した
シモーヌ コンマ98 1発で2人倒した

シモーヌ「こんなに爆弾で満載の部屋でやり合うつもり?!」

飯田「みたいだ。爆弾には気を付けろ」

アリス「了解。それと、対爆スーツは炎に弱いはず。後は手の部分も装甲が薄いはず。そこなら銃弾が通るかも」

飯田「分かった。とはいえこの状況で炎はな...。まあいい、まずは対爆スーツを仕留める。それからリベレーターだ」

部屋の中央で不知火の銃身が回転を始めた。

ズガガガガン!

飯田「ったく、相変わらず馬鹿みたいな威力だな」ズガガガン!

リベレーター「そこかっ!」カチャ

アリス「させないっ!」ダン!

リベレーターの足元に銃弾が飛んできた。

リベレーター「ちっ!」

シモーヌは深呼吸をしながら冷静にスコープを覗いている。

シモーヌ「外さないわよ...」

ダァン!

レジスタンス「グッ!」

レジスタンスは左手に鈍い痛みと暖かさを感じた。

レジスタンス「あの野郎ピンポイントで...!だがまだいける!」ガチャン

救急キット3個
残り2人
リベレーター 3/3
対爆スーツ 3/5
↓1飯田 マガジン1個 手榴弾1個
00〜10負傷した
11〜30外した
31〜70倒した(マガジン1つ消費)
71〜90倒した(マガジン半分消費)
91〜992人倒した

↓2アリス ハンドガン 手榴弾1個
00〜10負傷した
11〜40外した
41〜90倒した
91〜992人倒した

↓3シモーヌ 11発 手榴弾1個
00〜10負傷した
11〜30外した
31〜70倒した
71〜902人倒した
91〜991発で2人倒した
253 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/06(木) 21:25:44.28 ID:lnwt7XvY0
a
254 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/06(木) 21:28:58.07 ID:G6yoTG2do
かね
255 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/06(木) 21:51:08.34 ID:gWYR6K9Qo
えい
256 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/02/06(木) 22:18:18.05 ID:/r/DMjyW0
飯田 コンマ28 外した
アリス コンマ07 負傷した
シモーヌ コンマ34 倒した

レジスタンス「うおおぉっ!」

ズガガガガン!

シモーヌ「っ!」

対爆スーツの男はシモーヌが隠れている場所目掛け、不知火で制圧射撃をした。

飯田「シモーヌ!」タタタタン!

アリス「こっちよまぬけ!」ダン!ダン!

対爆スーツが高い防弾性能を誇っているとはいえ、無防備に打ち続けられれば弾が貫通してしまうため、射撃を阻止しようと飯田達の方へ振り向いた。

飯田「っと」サッ

リベレーター「もらった!」

ダダダン!

アリス「くっ...」

アリスは肩に被弾し、倒れ込んだ。

シモーヌ「アリス!...奴をさっさと片付けないと」カチャ

ダァン!

レジスタンス「ちっ!今度は右手かよ!」

救急キット3個
残り2人
リベレーター 3/3
対爆スーツ 2/5
↓1飯田 ハンドガン 手榴弾1個
00〜10負傷した
11〜40外した
41〜90倒した
91〜992人倒した

↓2アリス ハンドガン 手榴弾1個
00〜10負傷した(死亡判定)
11〜60外した
61〜90倒した
91〜992人倒した
又は治療する

↓3シモーヌ 11発 手榴弾1個
00〜10負傷した
11〜30外した
31〜70倒した
71〜902人倒した
91〜991発で2人倒した
257 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/06(木) 22:28:28.67 ID:V0jR7ICa0
はい
258 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/02/06(木) 22:28:40.63 ID:xtrNqeAYO
治療
259 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/06(木) 22:35:57.63 ID:lnwt7XvY0
260 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/02/06(木) 23:16:03.42 ID:/r/DMjyW0
飯田 コンマ67 倒した
アリス 治療
シモーヌ コンマ63 倒した

ダァン!

シモーヌはすかさず2発目を再び右手に叩き込んだ。

レジスタンス「ガァァッ!」ガタン!

レジスタンスは痛みに耐えきれず不知火を地面に落とした。

飯田「今だっ!」

飯田は手すりを飛び越えて下に降り、レジスタンスの下へ駆け寄った。

リベレーター「このっ!」カチャ

飯田に狙いを定めようとしたが、丁度対爆スーツの男が飯田の盾になっていた。

飯田「じゃあな」ガチャコ

対爆スーツ男の頭に銃口を合わせ、ゼロ距離から発砲する。

ドサッ!

リベレーター「クソッ!」

救急キット2個
残り1人
リベレーター 3/3
↓1飯田 ハンドガン 手榴弾1個
00〜10負傷した
11〜40外した
41〜90倒した
91〜992人倒した

↓2アリス ハンドガン 手榴弾1個
00〜10負傷した
11〜40外した
41〜90倒した
91〜992人倒した

↓3シモーヌ 10発 手榴弾1個
00〜10負傷した
11〜30外した
31〜70倒した
71〜902人倒した
91〜991発で2人倒した


261 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/06(木) 23:17:47.06 ID:C1Hyi5a80
g
262 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/06(木) 23:25:36.23 ID:G6yoTG2do
263 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/07(金) 00:37:09.60 ID:Gtcyhl0KO
おりゃ
264 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/02/09(日) 18:49:47.04 ID:Vd6HAqKs0
飯田 コンマ06 負傷した
アリス コンマ23 外した
シモーヌ コンマ60 倒した

リベレーター「ウオオオッ!」

突然飯田目掛けてリベレーターが突進し、2人は揉み合いになった。

リベレーター「っこの!」カチャ

飯田はリベレーターが懐から拳銃を取り出すのを確認するとすぐにそれをはたき落とした。しかし続けてナイフを素早く取り出され、反応できなかった。

リベレーター「フンッ!」

ドスッ

飯田「ぐっ...!」

アリス「晃司!」ダン!ダン!

リベレーター「ちっ!」

リベレーターは怯んでいる飯田の足を掬い転ばせてから、貨物の後ろに隠れようと走り出した。

シモーヌ「...」チャキ

ダァン!

リベレーター「グハッ!」

救急キット2個
残り1人
リベレーター 2/3
↓1飯田 ハンドガン 手榴弾1個
00〜10負傷した(死亡判定)
11〜60外した
61〜90倒した
91〜992人倒した
又は治療する

↓2アリス ハンドガン 手榴弾1個
00〜10負傷した
11〜40外した
41〜90倒した
91〜992人倒した

↓3シモーヌ 9発 手榴弾1個
00〜10負傷した
11〜30外した
31〜70倒した
71〜902人倒した
91〜991発で2人倒した

265 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/09(日) 18:54:41.85 ID:esBovBY30
a
266 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/09(日) 19:10:24.53 ID:RQNwfM6vo
わし
267 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/09(日) 19:11:40.88 ID:7Tklf6lWO
268 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/02/09(日) 19:30:03.11 ID:Vd6HAqKs0
飯田 コンマ85 倒した
アリス コンマ53 倒した

リベレーター「ハアッ、ハアッ!」タッタッタッ

リベレーターはかすり傷ではあるが負傷した足を押さえながら、走り続けた。

飯田「くっ...」カチャ

ダァン!

リベレーター「うぐっ!」ドサッ

飯田は倒れた状態のままリベレーターの左足に1発お見舞いした。

アリスは地面に倒れたリベレーターの元へ向かい、身動きができないよう拘束した。

リベレーター「くそっ...!」

飯田はシモーヌに支えられながら、悪態をつくリベレーターの元へ近寄る。

飯田「これで終わりだ。通信室に行って、降伏を命令しろ」

リベレーター「...分かった」

今から飯なんで中断します。多分1時間後ぐらいに再開かな?
269 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/09(日) 20:44:15.01 ID:esBovBY30
270 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/02/09(日) 20:57:41.03 ID:Vd6HAqKs0
通信室

リベレーターは無線を手にとり、全部隊に命令を下し始めた。

リベレーター「全隊に告ぐ、今すぐ投降せよ。...我々の負けだ、すまない」

シモーヌ「ふん、本当にあんたに従うの?」

リベレーター「ああ。仮に従わない奴等が居たとしても、すぐに制圧されるだろうさ」

飯田「さて、すまないが少し確認させてくれ」

リベレーターの両手両足と頭を探ってみたが、どこにもタトゥーは無かった。

アリス「奴等ではないのね...」

リベレーター「...?それより、一つ聞きたい。憲兵総局にスミスという男は居るか?」

飯田「居るが...何故だ?」

リベレーター「俺が何故こんな反乱を起こしたと思う?」

シモーヌ「さあ?知らないし、知りたいとも思わないけど」

リベレーター「...最後なんだ、好きなことを喋らせてくれよ。俺の目的はこの国を平和にする為だ」

飯田「全く正反対のことをやっているように思えるが」

リベレーター「かもな。だがこの国の体制は狂ってる。軍部の鶴の一声で国民を簡単に逮捕できてしまう」

アリス「それでスミスはどう関係してくるのよ」

リベレーター「俺の想い人もこの国を平和にするという目的で動いていた。ま、彼女は体制を中から変えようと憲兵総局に入ったんだが」

飯田「...」

リベレーター「そんな彼女がよく言っていたのさ。もし自分が居なくなったとしても、スミスがいる限りこの国は必ず平和になる、とな。だから彼が居るのなら安心だ」

飯田「そうか...」

一方、数分前...
↓1
00〜30 劣勢
21〜80 拮抗
81〜99 優勢
271 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/09(日) 20:58:23.33 ID:2EPMkxcmO
a
272 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/02/09(日) 22:00:02.40 ID:Vd6HAqKs0
コンマ33 ゾロ目ボーナスで優勢

リノア「さあみんな、ゴ〜ゴ〜!」

凪原「うーん、思ったより奴さん達手強いね。虎の子のウォーウルフもやられちゃったし」

リノア率いる金子製作所はレイの的確な指示により苦戦していた。

レイ「大丈夫か、ウィロー!?」ズガガン!

ウィロー「はい!なんとか生きてはいます!」タタタタン!

2人とも身体中に傷を負いながらも、必死に攻勢を続けている。

バアル隊長「かかってこい、このブリキ人形め!」ズガガン!

マルバス隊長「よし、あと数人だけだ!」ダァン!

兵士「3時の方向、敵増援!」

兵士が指差した方向のコンテナの陰から、20体は優に超えるウォードッグの部隊が出てきた。

リノア「さあ、どんどん行くよ〜!」

凪原「物量万歳、ってね」

レイの顔が見る見るうちに青ざめていく。

レイ「...流石にこりゃやべえな」

その場にいる誰もがもうダメだと思ったその時、攻撃が突然止んだ。

『全隊に告ぐ、今すぐ投降せよ。...我々の負けだ、すまない』

リノア「ありゃ...」

凪原「成る程、ここまでか。じゃあさっさととんずらしましょーねっと」

凪原の指示により、金子製作所は一斉に撤退して行く。

凪原「どうしたのリノアちゃん。もしかしてあの嬢ちゃんに会いたいのか?」

リノア「...別に〜。さあ、いこ!」

2人はそのまま姿を消した。

レイ「ハハハハ...どうやらイーグル隊がやってくれたようだな」

ウィロー「ホント良かったです...」

初期好感度決定
レイ 8 信用している
ウィロー 8信用している
273 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/02/09(日) 22:02:00.91 ID:Vd6HAqKs0
数週間後 市民広場近くのカフェ

飯田「これでようやく任務も終わりか」

アリス「でも奴らは何処に...?」

シモーヌ「そうね...。結局何も仕掛けてこなかったし」

飯田「ああ。俺はもう少しここに残って探ってみるよ」

アリス「なら私も付き合うわ」

シモーヌ「もちろん私もね」

飯田「...そうか」

突然ベルの音が鳴った。マルバス隊の隊長が店内にやってきたようだ。

隊長「おう、待たせたな」

飯田「いや。それでどうなった?」

隊長「それが...」

隊長によるとリベレーターは処刑に決まったらしい。

飯田「そうか...。だが、無駄死にではないのは確かだな」

隊長「ああ」

というのも、今回の事件ではレジスタンスの無差別テロと同時に、余りにも酷い軍部による市民の摘発が他国に批判される事となった。

外部にアメリカやカナダ、メキシコなど多くの敵を抱える西部アメリカ同盟にとって、国際世論の低下、およびこれ以上の国民の反発はなんとしても避ける必要があった。

その結果、軍部としてもある程度の融和策を取らざるを得なくなり、事態が落ち着くまで憲兵総局は外部の監督、指導を受けることとなった。

飯田「それでその外部ってのはPMCのブラックハンドなんだろ?」

隊長「ああ。いま憲兵総局で引き継ぎの作業を行なってるはずだ」

ピロン

シモーヌ「電話みたいね。少し席を外すわ」

飯田「ああ」

隊長「そういえばレイとウィローがよろしく言っといてくれってさ」

アリス「あの2人、リベレーターを捉えた後憲兵総局に戻った時にはもう居なかったのよね」

隊長「色々忙しいみたいだな」

シモーヌが電話を終えて戻ってきた。

アリス「何だったの?」

シモーヌ「...デートのお誘い」

アリス「えっ!?誰から?」

シモーヌ「バアル隊の兵士よ、ブービートラップから助けてあげた」

飯田「そういえばそんな事あったな」

アリス「それで行くの?」

シモーヌ「いえ。行く気はないわ」

アリス「ふーん」

隊長「っと、もうこんな時間か。さあ憲兵総局に行こう。スミス部長がお待ちだ」
274 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/02/09(日) 22:02:47.24 ID:Vd6HAqKs0
一行はカフェを離れ、憲兵総局へと向かった。道中ではブラックバンドと思わしき兵士と憲兵が並んで歩いているのを見かけた。

隊長「さあ、着いたぞ」

飯田「思っていたよりもブラックハンドの兵士が多いな」

隊長「ああ。...ま、もし俺たちが何かやらかしても対処できるようにだろうな」

飯田「そうか...」

↓1飯田
00〜20 自我を失った
21〜30 混乱中
31〜99 自我を保った

↓2アリス
00〜20 自我を失った
21〜40 混乱中
41〜99 自我を保った

↓3シモーヌ
00〜20 自我を失った
21〜40 混乱中
41〜99 自我を保った
275 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/09(日) 22:03:28.27 ID:esBovBY30
a
276 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/09(日) 22:09:13.84 ID:Exq15SIRO
うーん
277 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/09(日) 22:11:06.61 ID:e4vNziIT0
はい
278 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/02/09(日) 22:32:10.01 ID:Vd6HAqKs0
飯田 コンマ27 混乱中
アリス コンマ84 自我を保った
シモーヌ コンマ61 自我を保った

突然、耳をつん裂くような高音が聴こえてきた。

飯田「ぐ...!」

アリス「ウグッ...大丈夫、シモーヌ?」

シモーヌ「ええ、何とか...貴方は?」

隊長「ハァ...ああ、何だこれは」

シモーヌ「これはアルテミス研究所の...」

隊長「はあ?」

アリス「とにかくこの耳栓を。それよりも...晃司、しっかりして!」

飯田「グググ...」

隊長「おい!周りの様子もおかしいぞ!」

隊長の言葉に従い周囲を窺うと、憲兵と傭兵達が同じように耳を押さえていた。だが突然

ズガガガン!

タタタタタタン!

憲兵「奴らを殺せ!」タタタタン!

傭兵「憲兵どもを皆殺しにしろ!」ダダダダン!

シモーヌ「しまった、やられた!最初からこれが奴らの狙いね...!」

隊長「...スミスかっ!」

アリス「はっ?」

隊長「実のところ俺は、国家保安局内務調査部の人間なんだ!裏切り者がこの都市にいると聞いて数年間潜入していた!そしてその目星はついている...スミスだ!」

すると隊長は憲兵総局へと走り出した。

アリス「ちょっ、何処行くの?!」

隊長「スミスを止める!」

アリス「待ってよ!」

シモーヌ「放っておきなさい!それより隊長を何とかしないと...」

憲兵「奴らも傭兵だったな...殺せ!」

傭兵「憲兵に協力する者も始末するんだ!」

アリス「うっそでしょ...」

シモーヌ「とにかく応戦よ!」

救急キット3個
残り3人
↓1飯田
00〜20 自我を失った
21〜30 混乱中
31〜99 自我を保った

↓2アリス マガジン5個 手榴弾1個
00〜10負傷した
11〜30外した
31〜70倒した(マガジン1つ消費)
71〜90倒した(マガジン半分消費)
91〜992人倒した

↓3シモーヌ 10発 手榴弾1個
00〜10負傷した
11〜30外した
31〜70倒した
71〜902人倒した
91〜991発で2人倒した



279 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/09(日) 22:33:32.06 ID:esBovBY30
a
280 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/09(日) 22:38:16.70 ID:RQNwfM6vo
53
281 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/09(日) 23:34:07.85 ID:iiKc2CGOO
オフ
282 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/02/14(金) 19:58:26.68 ID:Gq0I5eVN0
飯田 コンマ06 自我を失った
アリス コンマ70 倒した
シモーヌ コンマ85 2人倒した

憲兵総局前の広場は、憲兵と傭兵の戦闘で混沌としていた。

憲兵「こっちに傭兵がいるぞ!」

アリス「ったく!」タタタタン!

ドサッ

シモーヌ「アリス、隊長を!」

アリス「分かった!」

アリスが飯田の元へ駆け寄る間に、シモーヌは素早く2人の憲兵を始末した。

アリス「晃司!?」

飯田「うう...」

すると突然飯田は銃口をアリスに向けた。

飯田2/2
↓1 アリス
00〜10負傷した
11〜30躱された
31〜80ヒット
81〜99ヒット(2回分)

↓2シモーヌ
00〜10負傷した
11〜50躱された
31〜90ヒット
91〜99ヒット(2回分)
283 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/14(金) 20:01:54.23 ID:Z8dVJoSPo
1
284 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/14(金) 20:08:54.87 ID:yKZ1tRAeO
285 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/02/14(金) 20:23:48.33 ID:Gq0I5eVN0
アリス コンマ23 躱された
シモーヌ コンマ87 ヒット

アリスは向けられた拳銃を素早く奪い取り、顔面目掛けて右ストレートを放ったが紙一重で躱された。

シモーヌ「ハァッ!」

飯田「っ...!」ドスン!

だが死角から回り込んでいたシモーヌが飯田の足を刈り体勢を崩し、馬乗りになった。

シモーヌ「荒療治だけど我慢してね!」

シモーヌは拳を大きく振り上げ、キツいのを1発鳩尾に叩き込んだ。

飯田「ガハッ!」

飯田1/2
↓1 アリス
00〜10負傷した
11〜30躱された
31〜80ヒット
81〜99ヒット(2回分)

↓2シモーヌ
00〜10負傷した
11〜50躱された
31〜90ヒット
91〜99ヒット(2回分)


286 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/14(金) 20:36:21.14 ID:tpN10/0y0
a
287 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/14(金) 21:44:55.54 ID:tpN10/0y0
a
288 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/02/14(金) 22:31:36.23 ID:Gq0I5eVN0
シモーヌ コンマ54 ヒット

飯田「ウググ...!」

飯田は痛みに悶絶しながらも腰のナイフに手を伸ばそうとしていた。

シモーヌ「起きた時に怒らないでよ」

ドガッ!

飯田「ブフッ...!」バタッ

アリス「加減もなく顔に...痛そう...」

シモーヌ「仕方ないでしょ!」

傭兵「おい、あっちに誰かいるぞ!」

広場で戦っていた傭兵の何人かがイーグル隊の存在に気づいたようだ。

シモーヌ「ここじゃまずい、憲兵総局の中に移動するわよ」

アリス「了解。先導して、隊長は私が」

シモーヌ「それじゃあ行くわよ」

憲兵総局の中には不思議なことに誰もおらず、人が居ないだけでいつもと変わらぬ風景だった。

飯田「うう...」

シモーヌ「隊長、気づいた?」

飯田「ああ...。確かブラックハンドと憲兵が...」

アリス「そうよ。取り敢えず安全な憲兵総局に移動したの」

シモーヌ「マルバス隊の隊長によるとスミスが裏切り者らしいわ」

飯田「本当か...?まあいい、確かめに行くぞ。恐らく戦闘が始まった時もスミスは部長室に居たはずだ。そこまで移動しよう」

「「了解」」

イーグル隊は静寂に包まれた建物内を、外の激しい銃声を聞きながら移動した。

飯田「ここだ」

ガタン!

ダン!ダン!

アリス「今のは...!」

飯田「突入するぞ!」

飯田が部長室の扉を蹴破り中に入ると、スミスがマルバス隊の隊長に拳銃を向けて立っていた。

スミス「おや...?」

隊長「いいところに!」

飯田「スミス部長、銃を下ろしてください!」

隊長「気にするな、裏切り者はこいつだ!撃て!」

スミス「このクズが...!コイツに何を吹き込まれたか知りませんが裏切り者はこの腐れ外道の方です」

隊長「騙されるな!...よく考えろ、前部長が死んだ時得をしたのはコイツだ!コイツは部長になる為にワグナー部長を嵌めて殺したんだ!」

スミス「...これ以上は埒が明きませんね」

↓3まで多数決
1スミスを信用する
2隊長を信用する


289 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/14(金) 23:05:39.15 ID:LKLQyNp30
2
290 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/14(金) 23:49:39.39 ID:tpN10/0y0
1
291 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/15(土) 07:12:56.73 ID:oREduDkkO
1
292 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/02/18(火) 20:50:33.37 ID:TP5L6t+u0
1 スミスを信用する

飯田は照準を隊長に合わせた。

隊長「おいおい、冗談だろ?!」

飯田「いいや本気だ。ワグナーさんはスミス部長の事を信じていた」

スミス「飯田さん...」

隊長「ちっ!...ククク!」

突然隊長の雰囲気がガラリと変わった。以前までの人当たりの良い面影は消え失せ、目つきが鋭くなった。

隊長「まさか気づかれるとはなぁ」

飯田「やはりそうか...」

アリス「って事はワグナーさんが亡くなった時に流した涙も嘘だったの?」

隊長「フフフ、その通りだよ!だが残念だなぁ、今回の役は気に入ってたのに。上官思いの部下が涙を流す!いかにも感動的じゃないかぁ?」

スミス「何故部長を殺した...」

スミスは静かに、しかし怒りで震えながら尋ねた。

隊長「あー?特に意味は無いね。ただ現場が数週間だけ混乱してくれればそれでよかったんだが...まさかお前があれ程素早く纏め上げるとは予想してなくてな、苦労させられたよ」

シモーヌ「そんな事より、何が狙い?」

隊長「ハハハハ、今更知って何が出来る?ここで俺を殺そうとももう止められない!いよいよ創世記計画が始まったんだよ!」

飯田「憲兵とブラックハンドを戦わせる事がか?」

飯田の疑問に返答しようと隊長が口を開いた瞬間、建物が大きく揺れた。

アリス「なにっ?!」

隊長「...」ニヤッ

隊長は注意が逸れたのを見逃さず、ジャケットの内側から拳銃を二挺取り出した。

隊長「死ねっ!」

スミス「させません!」

ダンッ!

隊長「ウグッ!ふざけんなっ!」ダン!ダン!

スミス「グアアアッ!」ヨロッ

隊長は更に忍ばせておいたスモークグレネードを投げ捨て、部屋から出て行った。

シモーヌ「ゲホッゲホッ!逃げられるわよ!」

飯田「分かってる、少し待て。大丈夫ですか、スミス部長」

スミス「大丈夫です...脚をやられましたが動脈には当たってません。それより早く奴を追って下さい。ワグナー部長の仇を...!」

飯田「...わかりました。行くぞ!」

「「了解!!」」
293 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/02/18(火) 20:51:31.20 ID:TP5L6t+u0
残り1人
隊長 4/5
救急キット3
↓1飯田 マガジン5個 手榴弾1個
00〜20負傷した
21〜40外した
41〜70倒した(マガジン1つ消費)
71〜90倒した(マガジン半分消費)
91〜992人倒した

↓2アリス マガジン4個 手榴弾1個
00〜20負傷した
21〜40外した
41〜70倒した(マガジン1つ消費)
71〜90倒した(マガジン半分消費)
91〜992人倒した

↓3シモーヌ 8発 手榴弾1個
00〜20負傷した
21〜40外した
41〜70倒した
71〜902人倒した
91〜991発で2人倒した
294 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/18(火) 20:54:35.17 ID:09XOPYaNo
295 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/18(火) 21:15:18.62 ID:LvqfdciJ0
不思議な国から今晩は
296 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/18(火) 21:27:12.57 ID:+skiArHf0
a
297 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/02/18(火) 22:16:46.09 ID:TP5L6t+u0
飯田 コンマ17 負傷
アリス コンマ62 倒した
シモーヌ コンマ57 倒した

イーグル隊は隊長を追って部屋を出たが、建物中煙が立ち込めていた。

シモーヌ「これじゃ姿が見えないわね...」

飯田「ああ、密集隊形だ。お互いに離れるな」

アリス「了解」

しばらく移動すると煙の中、どこからともなく声が聞こえてきた。

隊長「俺は何でも知ってる...。飯田晃司、お前の家族とその過去についてもな...」

飯田「ふん...」

突然煙の中で影が動いた。

ザクッ!

飯田「うぐっ...!」

アリス「どうしたの!?」

飯田「ナイフで横腹を斬りつけられたみたいだ...」

シモーヌ「厄介な相手ね...」

隊長「アリス・シュタインデッド、シモーヌ・ヘイル...お前達の秘密も勿論知っているぞ...」

再び影が動いた。

アリス「そこねっ!」

タタタタン!

飯田「当たったか?」

アリス「分からない...」

隊長「それにヘクター・トンプソンのこともな...」

カタン...

他の2人は気がつかなかったが、シモーヌは僅かな物音を聞き取った。

ダァン!

アリス「どう...?」

シモーヌ「多分当たったわ」

残り1人
隊長 2/5
救急キット3
↓1飯田 マガジン5個 手榴弾1個
00〜20負傷した(死亡判定)
21〜60外した
61〜80倒した(マガジン1つ消費)
81〜90倒した(マガジン半分消費)
91〜992人倒した
又は治療する

↓2アリス マガジン3個 手榴弾1個
00〜20負傷した
21〜40外した
41〜70倒した(マガジン1つ消費)
71〜90倒した(マガジン半分消費)
91〜992人倒した

↓3シモーヌ 7発 手榴弾1個
00〜20負傷した
21〜40外した
41〜70倒した
71〜902人倒した
91〜991発で2人倒した
298 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/18(火) 22:35:10.26 ID:+skiArHf0
299 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/18(火) 22:41:53.44 ID:LvqfdciJ0
次は治療しないとまずいなぁ…
300 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/18(火) 22:44:08.85 ID:09XOPYaNo
(レ)
301 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/02/18(火) 23:05:28.68 ID:TP5L6t+u0
飯田 コンマ26 外した
アリス コンマ44 ゾロ目ボーナスでマガジン半分消費
シモーヌ コンマ85 2人倒した

飯田「うっ...何だこの感覚は...」

シモーヌ「確かに...頭がうまく働かないわ...」

アリス「ちょっと2人とも大丈夫!?」

隊長「フフフ...そろそろ効いてきたか?そのまましばらく寝ててくれ。アリス、お前にもちゃんと効果のある特別メニューがあるから安心してろ...」

飯田「不味いな...何か知らんが早く奴を仕留めよう...!」

再び煙の中で黒い何かが動いた。

ズガガガン!

隊長「ハハハハ、どこを撃ってるんだ...?」

ドタドタドタ!

隣の部屋や天井から誰かが走っているような音が聞こえる。

飯田「一体何処にいるんだ...」

突如煙の中からアリスの目の前に手が伸びてきた。

アリス「ハアッ!」ガシッ

素早く手を掴み反対側へ投げようとした瞬間、アリスは隊長と目があった。

隊長「フハハハハ...!」

狂気を感じさせる笑顔とは裏腹に、彼の眼は光がなかった。

そのまま隊長は投げられたが、受け身をとり煙の中へと消えていった。

アリス「ったく!」

ダダダダン!

シモーヌ「今のは当たったはずよ。弾が肉を抉る音が聞こえたもの」

隊長「お前達に俺は殺せない...お前達の全てを知っているからな」

シモーヌ「戦場でお喋りは命取りよっ!」

ダァン!

飯田「どうだ?」

シモーヌ「当たったはずよ...」

↓1
00〜10 致命傷を喰らわされた
11〜90 声が聞こえてくる...
91〜99 姿を現した
302 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/18(火) 23:07:53.54 ID:+skiArHf0
a
303 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/02/18(火) 23:49:44.43 ID:TP5L6t+u0
コンマ54 声が聞こえてくる...

隊長「おっと、今日はここまでだ。俺には他にも仕事があるんでね。これから世界は大きく動く...より楽しい世界になぁ。次に相見えるまで死ぬなよ...」

その言葉を最後に煙が晴れ、隊長は消えた。

飯田「逃げられたか...」

シモーヌ「撤退させただけよしとしましょう」

アリス「そうね。取り敢えずスミス部長のとこへ戻りましょう」

イーグル隊はその後スミスの元へ戻り、共に外へ向かった。

憲兵総局外部での戦闘は憲兵の勝利で終わりを迎えたようだった。その時には既に洗脳は解けていたものの、現場は非常に混乱しておりイーグル隊は共に事態の収拾にあたった。


夜 スミス部長の部屋にて

『今回の戦闘を受けPMC評議会は以下の声明を発表しています』

その内容は、今回の事件は国際連盟がPMCを一掃する為に仕組んだ罠であると断定するものだった。

飯田「これがその証拠映像ってのか...」

飯田はノートパソコンで動画共有サイトにアップロードされた映像を見ている。

映像の場所はニューロサンゼルス、憲兵総局前の広場である。国連から派遣された調査員と西部アメリカ同盟の高官が会話を交わしている。

『では計画通りに?』

『ああ。安全保障理事会において全会一致で賛成された。勿論各超大国首脳の同意も得ている』

『分かりました。ではそのように』

シモーヌ「一体これからどうなるのかしら...」

飯田「我々PMC評議会は、PMCの権利を脅かすいかなる組織、国家にも屈しない。我々はここに、今回の件に関わった国家に宣戦を布告する...」

スミス「それに対して国連は、PMC評議会の述べた罠並びに映像は全て捏造であると主張していますね。また国際平和を乱す者には容赦しない、とも」

飯田「...始まるな」

アリス「一体何が始まるの?」

飯田「第三次大戦だ」

シモーヌ「でも...」

スミス「あらゆる動きが早過ぎますね。まるで予め計画していたような...。それもどちらの陣営に関してもです」

飯田「...」

↓3まで多数決
1先駆者の事を話す
2先駆者の事を話さない

今日はここまで。
304 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/19(水) 00:32:22.04 ID:5CLIfafo0
305 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/02/23(日) 17:52:20.70 ID:ZH8fx3Qb0
1 話す

飯田「実は...」

スミスに先駆者とこれまでの事について話した。

スミス「なる程。という事はキーガンもその一員という事ですか...」

アリス「キーガン?」

スミス「ああ、マルバス隊の隊長の事ですよ。まあ偽名でしょうけど」

飯田「以前話していた裏切り者とは奴のことですか?」

スミス「はい。リベレーターを捉えた後に始末しようと思ったんですが、奴は姿を晦ましましてね」

飯田「本当ですか?私たちはリベレーターを捕らえてから何度も会っていました。我々に連絡して下されば対処できたのに...」

スミス「それも考えたんですが...奴に察知されたら貴方達を巻き込んでしまう、それは避けたかったんです」

飯田「そうですか...。奴が何処へ逃げたか見当はありますか?」

スミス「残念ですが...。家族や友人、住居などの情報はありますが、まず間違いなく全てカバーストーリーでしょう」

飯田「むう...」

スミス「そんな事より急いで会社に戻ったほうがいいと思いますよ。すぐにでもPMCと国家に世界を二分する戦争が始まるでしょう」

飯田「ええ、明朝にここを発つ予定です」

スミス「それは良かったです。...もしかしたら今後貴方達と戦う事があるかも知れません。ですがそれはそれ、組織での立場は抜きにしてこれからは貴方達に協力します。先駆者について何か情報があれば直ぐにお教えします」

飯田「それはとてもありがたい。ではそろそろ失礼します」

スミス「ええ。幸運を祈っています」

ガチャ

飯田「ふう...。これで今日は解散だが明日に備えて荷物をまとめておくように」

「「了解」」
306 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/02/23(日) 17:53:38.36 ID:ZH8fx3Qb0
シャングリラ基地 局長室

ミラー「いや〜、とんだ災難でしたね」

飯田「は、はあ」

ミラー「さてさて、そんな事より。私はこの後局長会議に出るんですよ」

飯田「やはり世界を巻き込んだ戦争が始まるのですか?」

ミラー「はい。肝心なのはどちらの陣営につくか、という事です」

飯田「え、評議会の味方をするのでは...?」

ミラー「飯田君...戦争で大事なのは勝ち馬に乗る事です。そして我々は傭兵、金さえ貰えばどんな仕事も引き受けます」

飯田「という事は条件次第では国家の味方につく、と?」

ミラー「ええ。そこで君に聞きたいことが有るんですよ。...ズバリどちらに付くのがいいと思います?」

飯田「は?...あっ、すいません。何故私に?」

ミラー「ちょっとした参考にするだけですよ」

飯田「さ、参考って...。どうせ他の局長は評議会の味方に付くのでは?」

ミラー「そこは私の話術でどうにかしますよ。さあ、どうなんですか?」

↓3まで多数決
1PMC
2国家
307 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/23(日) 17:59:09.96 ID:4FEYV8RA0
局長の言う通りで傭兵は金で動く兵士でしかない、国家とPMCが分かれて全面戦争を行うという形がそもそも歪んでいる。
傭兵が傭兵のために戦うよりも国に雇われて戦う方が傭兵として正しい気がする。
308 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/23(日) 19:42:16.07 ID:kbB2Rr9ZO
1
309 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/23(日) 22:04:30.95 ID:j1ErOv850
所属される陣営がわからないからなぁ…
取り敢えず2か…?
310 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/02/23(日) 22:11:30.99 ID:ZH8fx3Qb0
2 国家

飯田「まあそう仰るのなら...個人的には国家の側につくのが良いかと」

ミラー「ほうほう。それはどうしてかな?」

飯田「まあ単純に戦力の問題ですよ。国家とPMCとの間にはその基盤に圧倒的な差があります。仮に今回の戦争でPMCが優位性を獲得しても、長期的な目で見れば国家には及ばないでしょう」

ミラー「ほうほう」

飯田「なにより、仮にPMCの側について勝利したとしても大した利益は見込めないでしょう。それよりは国家に恩を売っておくほうが得策かと」

ミラー「なるほど...参考になったよ。それじゃあそろそろ行かないと。期待して待っててくれよ」

飯田「はっ。...ところで何故私に?」

ミラー「それは単純、君はグレイさんが見込んだ兵士だからね」

飯田「...そうですか。では、失礼します」


3日後 作戦司令室

オウルレギオン兵「いきなりブリーフィングって何だろうな?」

オウルレギオン兵「そんなの任務の話に決まってるだろ」

オウルレギオン兵「いやまあ、そうだけど。俺が言いたいのはどっちの陣営かって事だよ」

オウルレギオン兵「え、そりゃ勿論評議会なんじゃないのか?」

オウルレギオン兵「普通ならな。でもうちの局長は大人しくしてるようなタマじゃないだろ?それに数は少ないが何社かは国連についたらしいぜ」

オウルレギオン兵「本当か?」

オウルレギオン兵「ああ。でも逆に評議会の味方をしてる国家も数カ国はあるらしい」

オウルレギオン兵「そうか...」

兵士達は噂話や戦争の行方について話していたが、ミラーが部屋に入ってくると直ぐ部屋は静かになった。

ミラー「それではブリーフィングを始めましょう」

↓1
00〜30 オードナ
31〜60 カリギュラセキュリティ
61〜90 エルネキア民国
91〜99 襲撃
311 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/23(日) 22:25:43.57 ID:JFK4YcU2O
おりゃ
312 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/02/24(月) 19:55:47.95 ID:9qM13W2u0
コンマ57 カリギュラセキュリティ

ミラー「今回の依頼主は国連です」

可能性の一つとして考えてはいたものの、兵士達は動揺しどよめいた。

ミラー「皆さんの反応は当然かもしれませんね。しかし我々は傭兵です。報酬さえもらえるのならそれが仕事です」

兵士達の動揺は消え、部屋は落ち着きを取り戻した。

ミラー「さて、任務の内容を説明します。カリギュラセキュリティが紅海沿岸に作戦基地を設営しました。物資の海運を止めるつもりでしょう」

オウルレギオン兵「ではそこの制圧を?」

ミラー「ええ。国連軍、もとい現地のサウジアラビア軍との共同作戦です」

飯田「ですが我々を信用するでしょうか?」

ミラー「確かにそれは懸念事項ではあります。ですが実力を見せつければ問題ないでしょう。それに我が社は超大国からお墨付きをもらいましたから」

シモーヌ「お墨付きですか?」

ミラー「ええ。今回の戦争、我々の立場は国連における軍事アドバイザーということになってます。PMCに関する情報は同業者である我々の方が知ってますからね」

シモーヌ「なるほど...」

ミラー「では説明に戻ります。我々は5日後にサウジアラビア軍と共に海岸から作戦基地を強襲します」

オウルレギオン兵「上陸作戦ですか...。何故陸から攻撃しないのですか?」

ミラー「勿論陸地からも攻撃は仕掛けます。ですが作戦基地のある周囲は近くの都市ラービグも含め敵の支配下です。それも勢力範囲はかなり広大です。陸路だけの攻撃では時間がかかり過ぎて、奴らの援軍が到着してしまいます。だから戦力の大半を海岸に向かわせます」

アリス「戦力はどのような感じですか?」

ミラー「数では我々が優っていますが、相手には地の利があります。少なくとも簡単な任務、とはいかないでしょうね。他に質問は?...よし、では解散」

ガチャ

アリス「いや〜、まさかとは思ったけどこうなるとはね」

シモーヌ「ええ。でも隊長はそんなに驚いてないみたいね。もしかして前に1人で呼び出されてたのが関係してるの?」

飯田「まあな。さあ、早いとこ荷物をまとめよう」
313 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/02/24(月) 19:57:21.34 ID:9qM13W2u0
5日後 紅海沿岸

紅海はサウジアラビアとオウルレギオンの艦隊で埋め尽くされていた。

そして今、艦砲射撃が終わり無数の揚陸艇が強固に防衛されている浜辺へと向かっている。

オウルレギオン兵「ああ、クソッ。上陸部隊なんてついてねえ。俺も陸上部隊が良かったぜ」

オウルレギオン兵「文句言っても仕方ないだろ」

オウルレギオン兵「まあな...」

オウルレギオン兵「30秒後に上陸!」

飯田「いよいよだな...」

アリス「少し緊張するわね...」

シモーヌ「そうね。でも私達なら大丈夫よ」

オウルレギオン兵「10秒前!」

ギギギ

ガタン!

オウルレギオン兵「GOGOGO!」

パウランプが降りると同時に、トーチカや塹壕で要塞化された沿岸から銃弾の雨が降り注いだ。

ズガガガガン!

オウルレギオン兵「グハァッ!」

オウルレギオン兵「ううっ...!」

飯田「急いで散開しろ!障害物に身を隠せ!」

揚陸艇に乗っていた大半は上陸後ものの数秒で死亡した。生き残った兵士達は何とか物陰に隠れたが身動きが取れずにいた。

キュラキュラキュラ

オウルレギオン兵「戦車が来たぞ、盾にして進むんだ!」

オウルレギオン兵「よし良いぞ!これなら前進できる!」

ヒュ-ン!

オウルレギオン兵「砲撃だー!」

ドカ-ン!

黒煙が晴れると戦車は見るも無惨な状態になっていた。

オウルレギオン兵「クソッ、砲撃で狙い撃ちにされる!」

飯田「何とか進むしかないな...」

オウルレギオン兵「ふざけんなっ!こんな状況で身を晒せば一瞬で殺されちまう!」

飯田「だがここに留まっていてもいずれ死ぬ。用意はいいか、アリス、シモーヌ」

アリス「勿論よ」

シモーヌ「いつでも行ける」

飯田「なら、前進だ!」
314 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/02/24(月) 19:58:08.57 ID:9qM13W2u0
救急キット5個
残り5人
↓1飯田 マガジン10個 手榴弾1個
00〜10負傷した
11〜30外した
31〜70倒した(マガジン1つ消費)
71〜90倒した(マガジン半分消費)
91〜992人倒した

↓2アリス マガジン10個 手榴弾1個
00〜10負傷した
11〜30外した
31〜70倒した(マガジン1つ消費)
71〜90倒した(マガジン半分消費)
91〜992人倒した

↓3シモーヌ 15発 手榴弾1個
00〜10負傷した
11〜30外した
31〜70倒した
71〜902人倒した
91〜991発で2人倒した
315 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/24(月) 19:59:08.82 ID:T51XhbOa0
はい
316 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/24(月) 20:16:28.14 ID:wEsu9ase0
a
317 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/24(月) 21:16:00.05 ID:GTni26Auo
318 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/02/24(月) 21:49:35.46 ID:9qM13W2u0
飯田 コンマ82 倒した(マガジン半分消費)
アリス コンマ14 外した
シモーヌ コンマ05 負傷した

飯田「何とかバンカーまで接近するぞ」

シモーヌ「了解。私はここから援護するわ」

アリス「任せたわよ」

飯田「俺たちがバンカーを制圧したら残りの部隊を連れて来てくれ」

シモーヌ「了解」

飯田「それじゃあ行くぞ」

シモーヌ「制圧射撃するわ、ほら貴方たちも」

オウルレギオン兵「ああ!」

ズガガガン!

タタタタタン!

制圧射撃と同時に飯田とアリスは前進した。

しかし流石に一度でバンカーの側までは近づけず、砲撃によって動かなくなった戦車の後ろに一旦隠れた。

アリス「まだまだ遠いわね」タタタタタン!

2人は牽制射撃を行いながらバンカーの方を見る。

飯田「ああ。だが何としても辿り着かないとな」

一方後方では、シモーヌがいる場所を起点に部隊が集まり始めていた。

シモーヌ「そこっ!」ダァン!

シモーヌはバンカーの僅かな銃眼から見える機関銃手を撃ち抜こうとした。

シモーヌ「外したか...」

キラッ

シモーヌ「はっ!?」

相手スナイパーのスコープの光に気づいた時にはシモーヌは撃たれていた。

オウルレギオン兵「大丈夫か?!メディック、こっちだ!!」

救急キット5個
残り5人
↓1飯田 マガジン9.5個 手榴弾1個
00〜10負傷した
11〜30外した
31〜70倒した(マガジン1つ消費)
71〜90倒した(マガジン半分消費)
91〜992人倒した

↓2アリス マガジン9個 手榴弾1個
00〜10負傷した
11〜30外した
31〜70倒した(マガジン1つ消費)
71〜90倒した(マガジン半分消費)
91〜992人倒した

↓3シモーヌ 15発 手榴弾1個
00〜10負傷した(死亡判定)
11〜50外した
51〜80倒した
81〜902人倒した
91〜991発で2人倒した
又は治療する
319 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/24(月) 23:11:11.34 ID:wEsu9ase0
320 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/24(月) 23:13:02.96 ID:uc0NeB8QO
おり
321 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/24(月) 23:15:44.05 ID:GTni26Auo
治療する
322 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/02/25(火) 19:21:45.94 ID:ef965XdN0
飯田 コンマ34 倒した
アリス コンマ96 2人倒した
シモーヌ 治療

シモーヌ「私は大丈夫よ...それより隊長たちの援護を!」

オウルレギオン兵「わ、わかった!」

ズガガン!

アリス「良し!制圧射撃が来たわ、行けるわよ!」タタタタン!

飯田「わかった!あそこまで走り抜けるぞ!」

飯田が指差したのは砲撃によってできた窪みだった。

2人は弾が当たらない事を願いながら窪みまで辿り着き、スライディングして滑り込んだ。

カリギュラセキュリティ兵「なっ、くそっ!」

先程までいた位置からは視認できなかったが、窪みの中にはカリギュラセキュリティの兵士が1人いた。

飯田「ふんっ!」ドゴッ

飯田は銃床で兵士の頭を殴り付けてから脳天に1発銃弾をお見舞いした。

アリス「バンカーまでもう直ぐよ!」

救急キット4個
残り1人
↓1飯田 マガジン8.5個 手榴弾1個
00〜10負傷した
11〜30外した
31〜70倒した(マガジン1つ消費)
71〜90倒した(マガジン半分消費)
91〜992人倒した

↓2アリス マガジン8個 手榴弾1個
00〜10負傷した
11〜30外した
31〜70倒した(マガジン1つ消費)
71〜90倒した(マガジン半分消費)
91〜992人倒した

↓3シモーヌ 15発 手榴弾1個
00〜10負傷した
11〜30外した
31〜70倒した
71〜902人倒した
91〜991発で2人倒した
323 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/25(火) 19:23:28.98 ID:v/63gi6F0
d
324 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/25(火) 19:26:47.52 ID:dokGBHTu0
a
325 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/02/25(火) 19:57:19.88 ID:ef965XdN0
飯田 コンマ98 2人倒した

タタタタン!

カリギュラセキュリティ兵「グフッ...!」ドサッ

飯田「今だ、行くぞ!」

飯田の合図で2人はバンカーのギリギリまで走った。

アリス「それで次は!?」

ダダダダン!

直ぐ頭上では銃眼からカリギュラセキュリティの兵士たちが後方の部隊を射撃している。

飯田「この爆薬で吹き飛ばして、後続部隊の為にバンカーを制圧する!」

飯田は素早く爆薬をバンカーの壁に設置すると、耳を塞ぎながらアリスに合図した。

ドカ-ン!

その爆発は勿論シモーヌ達にも見えていた。

シモーヌ「どうやらバンカーまで辿り着いたみたいね。私達も移動するわよ!」

オウルレギオン兵「了解!」

救急キット4個
残り3人
↓1飯田 マガジン8個 手榴弾1個
00〜10負傷した
11〜30外した
31〜70倒した(マガジン1つ消費)
71〜90倒した(マガジン半分消費)
91〜992人倒した

↓2アリス マガジン8個 手榴弾1個
00〜10負傷した
11〜30外した
31〜70倒した(マガジン1つ消費)
71〜90倒した(マガジン半分消費)
91〜992人倒した



326 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/25(火) 19:59:05.50 ID:dokGBHTu0
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