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【安価】受付嬢「ふーん、あなたが新人冒険者?」
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295 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/12/29(日) 00:47:25.50 ID:QdZNBUBi0
男「これは......招待状?」
女魔法使い「お家に招いてもらえるみたいですね。でも、差出人誰?」
女賢者はちらりと差出人の名前を見る
その瞬間、目の色を変えて食い入るように招待状を見る
女賢者「その人は町1番の大金持ちですよ!」
男「へぇ、金持ち。コネを作っておくに越したことはないし、明日早速出向こう」
女魔法使い「金の力で揉み消さなきゃならないことをそもそもしようとしないで下さい」
296 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/12/30(月) 01:57:37.76 ID:Vmfn7Ckz0
翌日、豪邸へ向かった
豪邸を目にするのは二日連続だ
門の前に立つと執事が現れて屋敷の中へと案内してくれる
執事「それではここでお待ち下さい」
応接室とおぼしき場所まで連れてこられる
フカフカのソファーがあったので、三人並んで座った
しばらくすると、この豪邸の主がやって来た
大金持ち「やあみなさん。こんな朝からすみません」
男「こちらこそ、こんな時間から訪問となってしまいまして」
大金持ち「冒険者さんは時間に都合が付きづらいですしね。気にすることはありません」
男「お気遣い痛み入ります。それで、本日は一体どのようなご用事で?」
大金持ち「
>>298
」
297 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/12/30(月) 02:04:03.43 ID:4MtNER3u0
実は近々フィアンセと結婚をする予定で…
しかし先日このような物が届いたのです(殺害予告)
298 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/12/30(月) 02:54:19.04 ID:n9+A264CO
我が屋敷のメイド達にミニスカフリルビキニメイド服をサプライズで作ってプレゼントしたいので本人にバレないよう三日以内にメイド達のスリーサイズを計ってください
299 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/12/30(月) 18:41:00.63 ID:Vmfn7Ckz0
大金持ち「我が屋敷のメイド達にミニスカフリルビキニメイド服をサプライズで作ってプレゼントしたい」
男「......ふむ?」
大金持ち「なので、本人にバレないよう三日以内にメイド達のスリーサイズを計ってください」
男「な、なるほど、承りました......おい二人とも」
女魔法使い「私はそんなことできません」
女賢者「私もです」
きっぱりと即答
彼女らの意思の固さが感じられる
男「......分かりました。俺が聞いてきますよ」
300 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/12/30(月) 18:54:18.57 ID:Vmfn7Ckz0
大金持ち「うむ、よろしく頼むぞ。この屋敷のメイド達には君たちのことを探偵として話を通してある」
男「先ほどの執事さんも?」
大金持ち「ああいや、彼は幼少の頃から仕えてくれていてね。彼にだけは本当のことを言ってある」
男「へえ、そうなんですね」
大金持ち「一階にある空き部屋を君たちには貸し出すこととしたので、ひとまずそこに行ってくれ」
言われた通り、空き部屋にやって来た
男「......そんな嫌か?」
女魔法使い「はい」
女賢者「そんなの渡されても困りますよ」
男「俺も正直どうかと思う。だが仕事がある限り俺はやり続ける」
301 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/12/31(火) 01:27:32.43 ID:E7Xilhyd0
すると、部屋のドアがノックされる
どうやら、メイドのようだ
男「はじめまして。どうされましたか?」
彼女の服装はきちんと整っている
メイドらしい身なりで、髪も切り揃えられているが少々目付きが悪い
メイド「ご主人様より、昼食を運ぶように、と」
彼女はお盆に三人分の昼食を乗せている
それを回収し、室内の二人に渡す
メイド「それでは」
男「ああ、待ってくれ」
メイド「何ですか」
男「スリーサイズを教えてくれ」
メイド「
>>303
」
302 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/12/31(火) 01:32:53.34 ID:L5mBPcpX0
91/58/88ですが?なにか?
303 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/12/31(火) 01:36:20.91 ID:0ApsRcuh0
ふふっ、随分と斬新な口説き方をするのですね
夜のベッドの上でスリーサイズだけでなく女性の口説き方や扱い方など色々教えてあげましょうか?クスッ
304 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/01/01(水) 00:43:49.55 ID:TRwsxRY+0
メイド「ふふっ、随分と斬新な口説き方をするのですね」
男「えっ」
メイド「夜のベッドの上でスリーサイズだけでなく女性の口説き方や扱い方など色々教えてあげましょうか?」クスッ
男「あ、あぁいや別にそういうアレではなくて、そのなんというか」
メイド「別にいいんですよ?それではまた」
そう言って彼女は立ち去った
なんとも言えない表情で彼も部屋に戻る
男「......何がいけなかったんだ?」
女魔法使い「流石に蹴りますよ」
男「正月で雅な気分だからといって人で蹴鞠をするのは違うぞ」
女賢者「それじゃあけん玉でもしましょうか?男がボールですけど」
305 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/01/01(水) 02:31:43.42 ID:ZDMDiXBW0
あけおめピカチュウ
306 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/01/01(水) 20:15:11.67 ID:TRwsxRY+0
豪華な昼食を平らげる頃に、再びノックの音がする
男「はい」
執事「食器を回収しに参りました」
男「だろうと思って食器を持ってきました」
執事「ありがたいです。......それと、お伝えし忘れていたことがありまして」
男「?」
執事「この屋敷に勤めるメイドは三人です。先ほどこちらに参った目付きの悪いメイドが一人」
男「つまりあと二人居るんですね」
執事「はい。彼女はその目から『鷹』と呼ばれています」
307 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/01/02(木) 21:16:43.36 ID:0JUlqZ4y0
男「へえ」
執事「それでは失礼します」
彼は去っていった
あと二人も聞き出す対象がいるのなら、それなりに作戦を練らなければならないだろう
男「......という訳だ」
女魔法使い「作戦、ですか」
女賢者「はい」
男「おっ、何か良い案があるのか?」
女賢者「
>>309
」
308 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/01/02(木) 21:20:17.15 ID:GKx2Oqwz0
安価↓
309 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/01/02(木) 21:23:08.49 ID:NXChk/Uho
医者に変装して健康診断を装って計るのはどうですか?
310 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/01/03(金) 14:04:23.96 ID:1cITf5Io0
女賢者「医者に変装して健康診断を装って計るのはどうですか?」
男「な、なるほど......天才か」
女魔法使い「確かに、これで一掃ですね」
屋敷の主人に話を通し、健康診断をするという名目で集まってもらった
変装も完璧だし、認識阻害の魔法もかけてもらった
男「それでは健康診断を始めます」
男「これは簡易的なものです。今回のデータに異常が確認された場合、然るべき機関へ受診をお願いしますよ」
大金持ち「と、いうわけだから速やかに受診されるように。個室を用意しているのでプライバシーにも配慮しているぞ」
311 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/01/04(土) 00:18:17.74 ID:ihYutaKN0
しばらく待機していると、小柄で茶髪のメイドが入ってきた
一瞬メイドかどうか迷うような幼さがあり、ヘッドドレスも付けていない
だが、何故かその代わりに緑のベレー帽を被っている
メイド「あの......」
男「どうぞご遠慮なさらず。こちらにお掛けになってください」
メイド「ありがとうございます」
男(一応医者ってことだし、それらしいことも聞いておくか......)
男「最近何か心身に悩みなど抱えていますか?教えられる範囲でいいので教えてください」
メイド「
>>313
」
312 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/01/04(土) 00:22:50.98 ID:NkRYh5d10
安価↓
313 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/01/04(土) 00:23:07.31 ID:bdn5FXhR0
胸が・・・全然大きくならないんです
もうゴニョゴニョ歳なのにこれっぽっちで(泣)
314 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/01/04(土) 00:40:33.97 ID:ihYutaKN0
メイド「胸が・・・全然大きくならないんです」
男「ふむ」
メイド「もうゴニョゴニョ歳なのにこれっぽっちで」(泣)
確かに胸が貧相だ
どの程度貧相か表すならば、死ぬまで決して縦縞セーターを着ることはないと断言できるレベルだ
男「......ふむ......もしかしたら、何か深刻な病の前兆かもしれませんね」
メイド「えっ!?ど、どうしたらいいんですか?」
男「慌てないで下さい」
315 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/01/04(土) 00:49:05.14 ID:ihYutaKN0
メイド「そ、そんなこと言われても」
男「私を......いや、俺を信じろ!」
メイド「はいぃ......」
男「まずスリーサイズを教えてくれ。計ったことはあるか?」
メイド「む、胸はありますよ?」
心配そうに上目遣いでこちらを見る
男「ふむ、胸だけですか......胸はまぁ計るまでもないので、WとHを計りましょう」
メイド「ぐはっ」
放心状態の彼女にメジャーを当て、計測する
>>317
......WとHのサイズ
316 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/01/04(土) 00:51:54.98 ID:NkRYh5d10
55/90
317 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/01/04(土) 00:55:37.43 ID:bdn5FXhR0
53/75
318 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/01/04(土) 01:10:12.83 ID:ihYutaKN0
まずWを計る
スリーサイズなど計ったことはないので大雑把だが、53だ
男「ほっそ」
メイド「ポケーッ」
続けてHを計る
75のようだ。相当細いことは彼にでも分かった
男「こんなものか」
メイド「はっ!」
319 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/01/04(土) 01:13:17.43 ID:ihYutaKN0
放心状態から立ち直った彼女は恐る恐る質問を投げ掛ける
メイド「ど、どんなもんでした?」
男「健康に関していえば問題ありませんね」
メイド「一安心です」
男「一つコメントしてもよろしいですか」
メイド「はい」
男「では簡潔に一言で言い表します。『板』ですね」
メイド「
>>321
」
320 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/01/04(土) 01:15:42.57 ID:NkRYh5d10
……ひどい
321 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/01/04(土) 01:20:25.87 ID:m9yXs8cIo
むぅ〜(ほっぺ膨らませ)
身長か胸どっちかだけでも大きかったらまだ色気も出てくるのに〜!!
322 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/01/04(土) 15:37:47.25 ID:QlkXOds20
メイド「むぅ〜」
彼女は言葉の意味を理解するや否やほっぺを膨らませる
メイド「身長か胸どっちかだけでも大きかったらまだ色気も出てくるのに〜!!」
男「あなたはそう思うんですね」
メイド「当たり前でしょ!?」
男「......俺はその体型、素敵だと思いますけどね」
323 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/01/04(土) 15:42:40.12 ID:QlkXOds20
メイド「......」
男「おや、気に障りましたか」
メイド「な、な......」
男「ひとまずおいとまさせていただきますよっと!」
彼は素早くドアを開けて走り去る
たなびく白衣の起こす風だけが室内に残った
メイド「......あ、あのヤロー......」
324 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/01/04(土) 15:47:36.48 ID:QlkXOds20
日が暮れる頃、また戻ってくると一人のメイドが居た
見たことがないメイドなのでこの人が三人目だろう
メイド「あなたがお医者様?」
男「え、まぁ、そうなりますね」
メイド「さっき犬耳ちゃんが凄い顔してここから出てきたのを見たのだけれど」
男「犬耳?」
メイド「あのベレー帽を被った子よ。実はあの下に犬耳が生えてるの」
男「そうなんですねぇ......私は悩みを聞いてあげただけですよ」
メイド「......本当かしら」
325 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/01/04(土) 17:39:35.17 ID:QlkXOds20
男「ええそうですとも。長らくお待たせいたしました、診察を再開します」
メイド「分かったわ」
彼女はこちらへ向き直る
ショートの黒髪に白エプロンの掛かった和服の身に纏う
立ち振舞いも凛としており、和風メイドのようだ
男「心身に何か悩みを抱えていますか?あったら教えられる範囲で教えていただきたいのです」
メイド「
>>327
」
326 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/01/04(土) 17:44:26.09 ID:A//8bpWwO
最近、胸が大きくなりすぎて仕事に支障が……
327 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/01/04(土) 17:45:01.72 ID:2B5/D5fEo
上
328 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/01/04(土) 21:05:19.35 ID:NSaraa7c0
メイド「最近、胸が大きくなりすぎて仕事に支障が......」
男「......そ、そうなん......ですか......」
メイド「どうかしましたか」
男「いえその、犬耳さんからたまに変な目で見られたりとかしますか」
メイド「......どうして?」
男「いえ、なんでもございません。そうですね、確かに何か病気の疑いがなくもないですね」
メイド「確か、しこりとかができたら危険なんですっけ」
男「よくご存じで。しかしそのサイズではしこりができても分かりづらいかもしれませんね」
メイド「そうなんですか?」
329 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/01/04(土) 21:09:20.97 ID:NSaraa7c0
男「はい」
メイド「では、どうしたら良いのですか?やはり定期的な検査が......」
彼女の顔が次第に雲っていく
あまり不安感を与えすぎるのもよくないだろう
男「今は大丈夫です。ですが、念のためにスリーサイズを教えていただけますか?」
メイド「
>>331
」
330 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/01/04(土) 21:11:03.70 ID:NkRYh5d10
100/60/88
331 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2020/01/04(土) 21:12:40.69 ID:ysqutHir0
↑
332 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/01/05(日) 21:00:54.25 ID:nlW6qQyT0
メイド「100/60/88です」
男「......ああ、それなら大丈夫ですよ」
メイド「よ、良かったです」
男「これで検診は終わりです。お疲れ様でした」
メイド「ありがとうございました」
彼女はゆっくりと出ていく
まさか胸が大きすぎることが悩みな人がいるとは思わなかった
男「ふぅ」
「それでは、私もお願いできるかしら?」
男「!!」
鷹に後ろから声をかけられる
恐ろしいことに、部屋に入られたことにすら気付かなかった
鷹「安心してください。お部屋の掃除は済ませておきましたので」
333 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/01/07(火) 20:38:47.92 ID:3vS5e+Cq0
男「......診察を、始めても?」
鷹「ふふ、構いませんよ」
彼女は椅子にゆっくりと腰掛ける
見慣れた動作だが、不思議な威圧感がある
男「ではまず、最近何か心身に悩みなど抱えていますか?」
鷹「
>>335
」
334 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/01/07(火) 20:40:24.37 ID:QMLCQEyQ0
あ
335 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/01/07(火) 20:42:03.06 ID:IEGa+4pJ0
気になる殿方が出来まして……そういえば貴方によく似ています(手を男の頬で触りながら)
口調違ったら直してください
336 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/01/07(火) 20:45:25.33 ID:86zs8q950
最近とある男性から熱烈且つ回りくどいアプローチを受けて困ってるんです…
はっきりと言っていただければいつでもお相手してさしあげますのに・・・ねぇ、探偵さん♪
うふふっ、変装してても臭いで分かりますよ、そういうプレイがお好みで?
337 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2020/01/08(水) 20:41:37.13 ID:ECvoKK8I0
鷹「気になる殿方が出来まして......そういえば貴方によく似ています」
男「っ!?」
彼女の透き通るような手が彼の頬に触れる
彼女のときめきが伝わってくるようだ
男「......ふむ、恋の病というやつでしょうか」
鷹「そうです」
男「なるほど。でしたら私に考えがあります」
338 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/01/08(水) 20:48:36.78 ID:ECvoKK8I0
鷹「考え?」
男「ええ、まぁそうです。最近の口説き文句の流行りを知っていますか?」
鷹「いえ」
男「堂々と相手のスリーサイズを聞く、といったスタイルです」
鷹「......あぁ」
何か納得したような表情だ
どうせもう会うことはないだろうし、嘘をついても問題はない
男「気に障るなら申し訳ありませんが、あなたは美人です」
鷹「そうですか」
男「彼もあなたを放ってはおかないはずです。先程の様子から鑑みるに、聞かれたことがありますね?」
鷹「はい」
男「でも答える勇気があればこんなこと相談されませんよね」
鷹「そうです」
339 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/01/09(木) 00:02:03.42 ID:PUbQQSfq0
男「あぁそうだ。彼の居場所を教えてくれれば、私を介してスリーサイズを教えることもできますよ」
鷹「......」
男「直接言うのが恥ずかしいということであればですがね」
鷹「スリーサイズ、伝えるしかないんでしょうか」
男「うーん......口説き文句の流行りがすぎるまで待つという手もありますよ」
鷹「それではただ問題が先送りになるだけです」
彼らは思考した
一方は純真な顔で、一方はその下に秘密を抱えて
男「そうです!では予行練習をしましょう!彼にに私が似ていると貴方は言いましたよね」
鷹「いいんですか?」
男「はい。という訳で、あなたのスリーサイズはいくつですか?」
鷹「
>>341
」
340 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/01/09(木) 00:05:30.60 ID:g6uV+82ao
下
341 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/01/09(木) 00:09:50.12 ID:DH0jx4yN0
98/57/92ですよ。これでよろしいですか?私を"口説いた人"♪
安価↓
342 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/01/09(木) 00:10:11.91 ID:a70NHBe+0
90.57.85
343 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/01/10(金) 00:46:09.08 ID:RpfLqfJb0
よく分からないですが、
>>341
のままにします
鷹「98/57/92ですよ。これでよろしいですか?私を”口説いた人”♪」
男「......ふむ......いつから気付いていたんだ?」
鷹「最初からです。丁度あなたが巨乳ちゃんを言いくるめていたところね」
男「そうか。......なぁ、君の言い方だと、気になる殿方ってのは俺になるんだが」
鷹「はい。それがどうかしましたか?」
男「......いや、なんでもない」
344 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/01/10(金) 00:49:23.82 ID:+ejioML60
そのまま安価↓という意味では?
345 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/01/10(金) 01:55:11.14 ID:HZLgXDMlo
下にずらすなら何も書かずに安価下だけでいいやん
あれは書き方が悪い
346 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/01/10(金) 08:01:03.99 ID:TZuwrKKtO
安価↓だから
>>342
になると思ってた
98/57/92って奇形すぎる……
347 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/01/10(金) 21:04:01.16 ID:+7T+t2j6o
二次元のキャラなら誰に近いスタイルだ?
348 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/01/10(金) 21:11:50.58 ID:RpfLqfJb0
じゃあスリーサイズは90.57.85ということで
鷹「どうして恥ずかしがっているんですか?口説いてきたのはあなたでしょう」
男「......意地悪なひとですね」
鷹「あらあら、他の子にもスリーサイズを聞いていた人に言われたくはないですよ」
男「あの」
鷹「はい?」
男「俺が他の人にもスリーサイズを聞いていて、そんな所を見たのにあなたは俺に幻滅しないんですか」
鷹「
>>349
」
349 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/01/10(金) 21:17:11.56 ID:oLBlJ6Iqo
男性が女性の身体に興味を持つのは当たり前のことですからね、それくらいでは幻滅しませんよ
それに・・・(男の胸板をイヤらしく撫でる)
女性も男性の身体に興味があるんですよニヤリ
350 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/01/10(金) 21:24:28.67 ID:+ejioML60
↑
351 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/01/11(土) 00:25:14.15 ID:Nq1iKDjp0
鷹「男性が女性の体に興味を持つのは当たり前のことですからね、それくらいでは幻滅しませんよ」
男「そ、そうか」
鷹「それに・・・」
男「っっ!?」
彼女は彼の胸板をイヤらしく撫でる
鷹「女性も男性の身体に興味があるんですよ」ニヤリ
男「だが、俺なんかで......」
彼女のじっとりと熱を帯びた視線に耐えかねて目をそらす
鷹「良い身体をしていると私は思いますよ。......ふふ、あなた良くかわいいって言われるタイプでしょう」
352 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/01/11(土) 00:34:28.69 ID:Nq1iKDjp0
男「ど、どうしてそのことを?」
鷹「こうして距離を詰めると、すごく初々しい反応をするからよ」
彼女は男より一回り小さな体格をしている
しかし今はそんな彼女が今にも襲いかからんとする獣にしか見えなかった
彼は慌てて椅子を立ち、部屋から出ようとする
男「すまない今日は......!?」
鷹「逃がしませんよ♪」
腕を掴まれる
彼にはその腕に込められた力がまるで万力のそれのようだと感じられた
男「......俺にも、心の準備ってもんがあるんだぞ」
鷹「その表情、すごく扇情的です。誘ってるんですか?」
353 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/01/11(土) 00:45:28.14 ID:Nq1iKDjp0
男「お、俺は誘ってなんか......!」
鷹「強がらなくてもいいんですよ?」
彼女は再び距離を詰めてくる
今度は少しでも動けばお互いの肌と肌がふれ合うような距離感
視線を外すことすらできない
彼女がいたずらに微笑んだその次の瞬間___
男「あっ......」
鷹「今日はここまでにしておいてあげます」
彼女は彼の頬に口付けをする
呆然とする彼の隣を気品漂うメイドに戻った彼女が横切る
彼が気が付いた時には、部屋にはもう彼女はいなかった
354 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/01/11(土) 00:57:41.56 ID:Nq1iKDjp0
彼はひとまず自室へと戻った
男「......つ、疲れた」
女魔法使い「んー。どうだった?」
出迎えた彼女は出されたお菓子を食べている
男「とりあえず全員から聞き出せたよ」
女賢者「それは良かったですね。楽しめましたか?」
男「全然。肝冷やしっぱなし」
女魔法使い「......ふーん。ほっぺにキスされた跡あるけど」
男「えっ!?あぁ、いやこれはだな。ちょっと犬にかまれたようなあれでだな?分かってくれるだろ?」
女賢者「
>>356
」
355 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/01/11(土) 00:59:51.81 ID:mWFfxY8s0
どうやら躾がなっていない犬がいるようですね…ゴゴゴ
356 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/01/11(土) 01:01:40.05 ID:hhUg33F70
ふーん、随分とお楽しみだったようで(キスされたほっぺツンツン)
357 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/01/11(土) 01:09:37.52 ID:mWFfxY8s0
メイドたちのスリーサイズまとめ
犬耳ちゃん ぺったんこ(多分、60)/53/75
巨乳ちゃん 100/60/88
鷹 90/57/85
358 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/01/11(土) 15:16:17.31 ID:Nq1iKDjp0
女賢者「ふーん、随分とお楽しみだったようで」
彼女はキスされた側の頬をつついてくる
男「あれは不可抗力だったんだよ」
女魔法使い「どうだかね」
物凄く居づらい雰囲気になったので部屋を出た
全員のスリーサイズは調べ終わっているので、大金持ちの所に報告するとしよう
男「......という訳です」
大金持ち「ご苦労だった。仕事が速くて助かるよ」
359 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/01/11(土) 15:27:07.94 ID:Nq1iKDjp0
執事「私からも感謝します。私がやると完全にセクハラなのでね」
男「いえ、俺は仕事のある限り働きますので」
大金持ち「頼もしい若者だ。君の未来に期待しているよ」
男「光栄です」
大金持ちはやりとりを終えるとソファーに深く腰掛ける
何かを察した様子の執事に目配せをすると、彼はどこかへ行った
大金持ち「それでは報酬をとらせよう」
男「はい」
大金持ち「よし、持ってこい!」
彼が合図するとガラガラとキャリア付きの台に載せられて
>>361
360 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/01/11(土) 15:28:06.16 ID:Nq1iKDjp0
すみません、訂正します
>>362
が運びこまれてきた
です
361 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/01/11(土) 15:43:21.39 ID:rA7WI/tJo
珍しいアイテムや装備品の数々
362 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/01/11(土) 16:04:19.64 ID:hhUg33F70
↑
363 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/01/11(土) 20:34:23.21 ID:Nq1iKDjp0
運びこまれてきたのはアイテムや装備品
そのいずれもがきらびやかに輝いている
これらは間違いなく珍品や業物であると直感的に分かる
男「......これは」
大金持ち「最初は金銭を渡そうと思っていたんたがな、君の目を見ていてこれにしようと思ったんだ」
男「では選ばせていただきます」
大金持ち「......ふふ、やはりそうか」
男「?」
大金持ち「別に全てくれてやってもいいと思っていたんだがね」
364 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/01/11(土) 20:43:07.85 ID:Nq1iKDjp0
彼はいくつかのアイテムや装備品を貰うことにした
そして、それを部屋に持ち帰った
折角なので、今晩は泊まっていってくれとの事だ
男「おーい、ドア開けてくれ」
女賢者「どうしたんですかドアぐらい開けれ......!?」
女魔法使い「それ何!?」
彼は抱えたアイテムや装備品を部屋に置いた
男「これは報酬だ」
女賢者「豪勢ですね」
女魔法使い「依頼は気に入らなかったけど、この報酬なら文句は言えないね」
365 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/01/11(土) 21:10:31.66 ID:Nq1iKDjp0
女魔法使い「私これ欲しい!」
彼女が手に取ったのは杖だった
軽い金属で出来た杖で持ち手に宝石で刻印があしらわれている
男「そう言うと思った」
女賢者「では私はこれを」
彼女が手に取ったのは時計だった
歪な形をしており、またあり得ない周期で時を刻み続けている
男「......それ、なんか持った時に変な感覚になったから持ってきたんだけど大丈夫か?」
女賢者「それは正しい反応ですね。これは別の時空を通してこちらの時間に干渉する力を持つ時計です」
男「だからか、あの心臓のリズムが狂ったような異様な感覚」
366 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/01/11(土) 21:18:16.13 ID:Nq1iKDjp0
女賢者「ちなみに女魔法使いさんが選んだのは七曜杖です」
女魔法使い「七曜杖?」
女賢者「日月火水木金土属性を全て最高適正で扱えます」
女魔法使い「へぇ!」
男「それは凄いな」
女魔法使いは杖を見て目をキラキラさせている
一方女賢者は既に時計のリズムに波長を合わせているようだ
女賢者「......そういえば、男は何を戴いたんですか?」
男「俺か?俺はこの
>>368
」
367 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/01/11(土) 21:20:32.01 ID:mWFfxY8s0
安価↓
368 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/01/11(土) 21:25:42.96 ID:yhWQ/B8m0
厨二と銘のあるド派手な剣
369 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/01/11(土) 21:54:13.95 ID:Nq1iKDjp0
彼が取り出した剣は、一瞬目を覆う程にきらびやかだった
あえて粗忽に見えるような整形を施された大きな刀身
それを飾る眩い宝石達
何より目を引くのが刀身に大きく銘打たれた『厨二』の二文字
男「......どうよ」
女賢者「......うーん......まぁ多分業物ではあると思いますが......うーん......」
女魔法使い「センスいいね」
女賢者「えっ!?」
男「そうだろ?」
370 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/01/11(土) 22:04:55.14 ID:Nq1iKDjp0
しばらくすると、夕食が運ばれてくる
海鮮主体のメニューで、ぺろりと平らげてしまった
男「旨かったな。特に今回はエビが良かった」
女魔法使い「私もそう思います」
女賢者「おや......?」
男「どうした」
女賢者「そのお尻に付いているのは何ですか?」
彼が自らの尻を触ると、何か硬いものが付いている
引っ張ってもなかなか取れず、何か引力を受けているようだった
どうにか引き離し確認すると、それは石だった
女魔法使い「魔石のようだけど」
男「ああ。でも磁石みたいな力でくっついてたぞ」
女賢者「そこのポケットに何か入れてますか?」
男「......ま、まぁ入れてるが......この際見せるか」
371 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/01/11(土) 22:17:11.55 ID:Nq1iKDjp0
彼がポケットから取り出したのは、茶色の魔石だった
その魔石から全くエネルギーは出ていない。これは先ほど引き離した魔石もそうだ
男「エネルギーは出ていないが、エネルギーを持っていることは分かるだろう」
女魔法使い「直感的にだけどね」
女賢者「......まさかそれは......いや、ありえない」
男「これは父親の形見なんだ。俺の記憶の中では会ったことないけど......っ!?」
引き離した魔石と形見の魔石が引き合い、激しくぶつかった
引き離した魔石は、碧く輝きながら形見の魔石と融け合っている
そこには、ひとつになった二つの魔石が残った
女魔法使い「おお......」
女賢者「ふーん......もしかしたらそれ、凄い石かもね」
男「本来なら、形見が変質して悲しむべきなのかもしれない。しかし不思議と悪い気分はしない」
まるで、パズルのピースが埋まったような感覚
372 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/01/11(土) 22:38:42.58 ID:Nq1iKDjp0
女魔法使い「そろそろ眠くなってきた」
男「確かにな」
女賢者「今日は良い日でした」
女魔法使い「そうそう。旨いもの食えたし」
他愛もない会話をしていると、ドアをノックされる
こんな時間に一体誰だろうか。ドアを開けてみることにした
男「はい」
>>373
「
>>374
」
373 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/01/11(土) 22:39:53.86 ID:mWFfxY8s0
鷹
374 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/01/11(土) 23:04:13.69 ID:hhUg33F70
こんばんは♪夜這いに来ました♪(顎クイッ)
って言ったら可愛らしい反応をするんですよね
375 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/01/12(日) 01:04:05.68 ID:F0Bnu03R0
鷹「こんばんは♪夜這いに来ました♪」
男「えっ!?ま、待ってくれ!俺はその......」
入り込んできた彼女に顎クイされる
鷹「って言ったら可愛らしい反応をするんですよね」
彼女は微笑み満足げに手を離す
男「っく......い、一体どうしてここに?」
鷹「別に、あなたの顔が見たかっただけですよ」
376 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/01/13(月) 00:24:07.71 ID:S4qTtR9x0
男「そうか」
彼はドアを閉める
こんな素っ気ない対応はしたくないが、嫌な予感がするのだ
鷹「つれないですね?」
男「......その移動法はなんなんだ」
またいつの間にか背後をとられていた
まるで視界の外を自由自在に動き回るかのようだ
鷹「乙女の秘密ですよ」
男「どうして俺に付きまとう?」
鷹「私、勘づいたんですよ。あなたは明日いなくなるって」
男「勘づいたということにしておいてやろう。俺は地雷原に踏みいるほど愚かじゃない」
鷹「そこで!
>>378
」
377 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/01/13(月) 00:31:39.91 ID:sXqqDCb+0
あなたのメイドになろうと
378 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/01/13(月) 00:35:54.25 ID:r4WRTW+uo
上
379 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/01/14(火) 00:55:59.62 ID:aHbNBl0i0
鷹「あなたのメイドになろうと思うんです」
男「......正直怖いぞ」
鷹「ご安心下さい。あなたの望むように振る舞いますので」
男「そ、そうか。じゃあ後はみんなが許可するかだな」
女賢者「どうも、彼にキスしたのは貴女?」
彼女は振り向くとそこにいた
みんな気配を遮断するのが上手なようだ
鷹「そうです」
女賢者「......まぁ、彼が拒絶しないのであれば問題ないでしょう」
380 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/01/14(火) 20:45:54.88 ID:aHbNBl0i0
男「女魔法使い。お前はどうだ」
女魔法使い「......いいですよ」
彼女は眠気に耐えかねて枕に顔を埋めている
男「おめでとう。鷹」
鷹「ありがとうございます。ところで......」
男「ん?」
鷹「私はメイドですので、主人の望むよう振る舞う義務があります」
男「そういうのはいいよ。好きなように振る舞ってくれ」
鷹「それでは
>>382
」
381 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/01/14(火) 20:48:45.00 ID:eQqm+MrN0
男。好きです
382 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/01/14(火) 20:53:03.85 ID:KK/CLGVio
では私が好きなようにということであなたを押し倒・・・冗談ですので魔翌力の手錠を解いてくれませんか?どちらがやったのか分かりませんが(この私がこうもあっさりと・・・中々できる方々のようで…)
383 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/01/15(水) 19:03:50.21 ID:fnlyCzoz0
鷹「では私が好きなようにということであなたを押し倒・・・」
男「っ!?」
彼女が肩に手を伸ばそうとする
しかしその手がこちらに向かうことはなく、彼女の手には手錠がかけられる
鷹「冗談ですので魔力の手錠を解いてくれませんか?どちらがやったのか分かりませんが」
男「あはは......外してくれよ。多分そんなことするやつじゃないからさ」
彼が二人に笑いかけると手錠が解かれる
鷹(この私がこうもあっさりと・・・中々できる方々のようで...)
384 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/01/16(木) 19:45:19.27 ID:wWRZmnG80
その夜は速やかに寝ることになった
そして翌日
男「......んん、朝だ」
鷹「おはようございます。お茶を淹れておきましたのでどうぞ」
男「ありがとう。流石だな」
女魔法使い「男さんは何飲んでるんですか?私はミルクティーでした」
男「これは紅茶だな。なんとなく懐かしい味がするよ」
テーブルを見ると白いコップと茶色の水滴の残るコップがあった
女賢者はおそらくコーヒーを飲んだのだろうと推測できる
385 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/01/16(木) 20:05:31.45 ID:wWRZmnG80
その後、大金持ちにだけことわって屋敷を出た
折角なので女賢者と女魔法使いの服も仕立ててやろうかと言われたが、彼女らは拒否した
そして日銭を稼ぐため、祖父の生活を豊かにするために彼は再びギルドへ向かう
その道中、しょっちゅう意識の外を鷹が歩くのでそれを捕捉しようとして気が休まらない
途中で捕捉できなくなっても女賢者が見ている方向に必ず彼女はいるのでどうにか捕捉できた
男「ギルドに着いたが......」
女魔法使い「なんか凄い攻防をしていた気分です」
男「受付嬢。何か依頼を回してくれ」
受付嬢「
>>387
」
386 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/01/16(木) 20:12:20.69 ID:LREaO/ql0
命を狙われている新郎新婦の影武者になって頂きたいのです
先日彼らに結婚式の最中に殺害するといった内容の殺害予告が届きまして
387 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/01/16(木) 20:12:28.92 ID:EYdEFEey0
内容:護衛
客車(馬車)が目的地に一般客を下車させ、客車が無事に街に戻ったら報酬を与える
388 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/01/16(木) 20:15:23.36 ID:xD/23+VI0
安価入りそびれた…
389 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/01/16(木) 20:23:38.21 ID:xD/23+VI0
毎回、
>>386
の安価にしたい時にタイミングが悪い……
390 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/01/16(木) 21:14:30.00 ID:kc+7hBq2o
>>389
うるさい自分語りはいらないから黙ってろ
391 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/01/17(金) 20:55:02.12 ID:4rOKsveD0
受付嬢「護衛の依頼がありますよ」
男「ほう。具体的にどういった内容だ?」
受付嬢「客車が目的地に一般客を下車させ、客車が無事に街に戻ったら報酬を与えるというものです」
男「......それ、護衛の必要ってあるのか?」
受付嬢「うーん......詳しいことは分かりませんが、何か訳があるか、そういったサービスなのかもしれませんね」
男「なるほど。じゃあ受けるとしよう」
ギルドに客車の馬車が来ているとのことなので、すぐに向かうよう言われた
女賢者「なかなかやりますね」
鷹「そちらこそ」
二人はじゃんけんをしている
引き分け続けていることから、おそらく相手の手を見て反応する高速の後出しじゃんけんだろう
男「張り合うなぁ」
女魔法使い「私もああなりたいような、なりたくないような」
392 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/01/18(土) 14:48:54.64 ID:1n6EQOih0
外に出ると、客車が停まっていた
既に乗客は乗車しているようで、御者が挨拶をしてくる
御者「あなた方が護衛を担当されるんですね?」
男「ああ。結構立派な馬車だな」
その馬車は豪華ではないが、大きく作られている
人だけでなく、物の輸送も可能だろう
御者「ありがとうございます。ウチの自慢の馬車でしてね」
男「この馬車、どこまで行くんだ?」
御者「
>>394
」
393 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/01/18(土) 14:52:01.31 ID:85iaWoNo0
隣街まで
394 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/01/18(土) 14:54:25.24 ID:zgiQQ9dao
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