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真・恋姫無双【凡将伝Re】4
- 111 :一ノ瀬 ◆lAEnHrAlo. [saga]:2020/01/22(水) 21:39:19.64 ID:+gB018zg0
- さて、大騒ぎです。南皮は大騒ぎです。
そりゃあそうよね。消息不明だった幹部が揃って帰還したんだから。
稟ちゃんさんとか流琉とか星とかは俺の顔を見たらそれで納得したけど、中枢の官僚はそうもいかないわけで。
呂家の馬車から麗羽様と美羽様が降り立った時のどよめきはすごかった。
いや、お二人の御髪というのもあるとは思うけどね。
それも、麗羽様の一喝で皆通常業務に帰っていった。流石麗羽様。オーラ半端ない。流石です麗羽様。さすれい。
今も動揺する領内安堵のため各方面に送る書状をしたためられている。
美羽様だって拙いながらも頑張ってらっしゃる。具体的には如南の動揺を抑えるために色々とご尽力されてらっしゃるのだ。
なんでも、如南攻防戦で功のあった奴らに書を出すそうだ。十傑衆に、四十七士、かあ。十傑衆の中に沙和の名を見て愕然としてしまったのは内緒だ。
七乃は張?に引き継ぎをしている。
「……聞いているのですか?」
稟ちゃんさんが俺に冷たい目線をくれる。ありがとうございます!ありがとうございます!という性癖はないので、普通に謝る。ごめんねって。
「ああ。風から聞いてたから、な。反董卓連合。それに異はないさ。ないとも。
だが、馬家を函谷関に向かわせるのはなしだ」
俺の言葉に怪訝そうに稟ちゃんは聞いてくる。
「何故です。純軍事的に、敵に二正面作戦を強いるのは有効ですよ?
しかも董家軍に将帥少なく、その効果は計り知れません」
確かにそうだろう、そうだろうとも。
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