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【シンフォギア】少女「転生したから安価とコンマで月を破壊する」 女神「MRKM」
- 510 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/04(火) 04:10:24.93 ID:GURvlEq50
- 装者はデュランダルの奪還or最悪破壊、刀使はタギツヒメ撃破を共通の目標として協力関係を結ぶ
…デュランダルを持ってるタギツヒメに勝つ方法考えなきゃ 最悪フィーネより手こずるぞ
- 511 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/04(火) 04:32:13.52 ID:8XTGSPSYO
- 万が一にもノイズ及びアルカノイズが現れた時の事を考えて外出する時は必ず装者と同行するよう言っておく(ノイズは触れたら一発アウトだから危険)
渡せるなら緊急用のテレポートジェムを全員にプレゼント
- 512 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/04(火) 16:54:13.51 ID:Q7F7WtjSO
- 刀使はこっちの世界に来れたけど逆に装者がそっちの世界に行く事は出来るか聞いてみる
- 513 : ◆BT63SEH4KsDo [saga]:2020/02/05(水) 03:47:10.06 ID:gCm/Aufo0
- 弦十郎「それで、その少女達が助っ人...ということか」
姫和さん達6人を連れて司令室に行くと、丁度よく装者メンバーも含めて大体集まっていました
というか御刀管理してる部屋に知らない人が複数人出現した、ということはこっちでも反応を確認していたらしいです
で、敵ではないこと、荒魂と戦う並行世界の戦士であることを簡単に説明しました、否、させられました
弦十郎「翠くんがあの怪物の残骸の処理、いや管理方法を知っていた理由は彼女達か」
そこで物凄い溜息をつかれるのは不本意です
切歌「変わった格好デスね」
薫(刀使)「ブーメランって知ってるか?」
まぁS装備は目立ちますからね
クリス「信用出来んのか?」
沙耶香「それは実力?それとも味方として?」
舞衣「沙耶香ちゃん、そんなハッキリ...」
マリア「クリス、貴女も早々にそれは失礼よ、それに翠が信頼しているなら私達も信頼...出来...出来る?」
翠「マリアさん?」
まぁ、さっきまでのお通夜状態から考えたらここまで軽口叩けるのは良いことなんでしょうけど
可奈美「実力か...あの!じゃあ誰か私と剣の立ち合いしませんか!」
うわこの剣術バカ
姫和「可奈美!」
ナイスです姫和さん!
姫和「立ち合いは後にしろ可奈美!」
『翠』「止めはしないの!?」
- 514 : ◆BT63SEH4KsDo [saga]:2020/02/05(水) 03:47:52.39 ID:gCm/Aufo0
- ・・・
薫(刀使)「オレ達の目的はここに来たっていう敵...タギツヒメを祓うこと、そっちの目的はそのデュランダルとかいう剣を奪い返す事...で合ってるか?」
弦十郎「それが不可能な場合は破壊することも視野に入れている」
緒川「つまり、利害は一致している...と捉えていい、ということでしょうか」
エレン「こちらとしてもこのままタギツヒメを野放しにして、さらに強くなってから私達の世界に帰ってこられるのは困るのデース」
薫(刀使)「手遅れ感もあるけどな...それにオレ達は荒魂は祓えてもノイズやら何やらにゃ対抗出来ねえ」
エレン「なので、刀使と装者で協力関係を結びたいのデス」
こうしてししょー達OTONAと刀使6人の中で一応年長者として薫さんとエレンさんが代表となり話し合った結果、無事協力関係を結ぶことが出来ました
こういうのはお約束的な展開として「お互い素性を知らないからとりあえずバトル!」みたいなものがあるのてわヒヤヒヤしましたけど
弦十郎「これよりS.O.N.G.は刀使と連携を取ることとなった、それにあたって...刀使にはノイズ及びアルカノイズに対する特攻性能は無く、またそれはシンフォギアシステムに荒魂に対するそれが無いのと同じだ、万が一にもノイズ及びアルカノイズが出現した場合を考慮し外出の際に刀使は最低でも一人装者を同行させるようにしてほしい、逆も然りだ」
荒魂と違いノイズもアルカノイズも基本的に触っただけでアウトですからね
翠「私からはコレを」
そして私が皆さんに渡した物は緊急帰還用テレポートジェム
エルフナインちゃんに渡した物と同じ物です
- 515 : ◆BT63SEH4KsDo [saga]:2020/02/05(水) 03:48:31.23 ID:gCm/Aufo0
- ・・・
可奈美「へぇ!じゃあ翼さんのシンフォギアは刀なんですね!」
翼「あ、あぁ」
案の定翼さんが可奈美ちゃんにロックオンされているのをスルーし、私は姫和さんと話をしていました
姫和「あの調子だと数分後には立ち合っているな」
翠「戦闘狂ですねぇ」
ん?誰ですか今おまいうとか言ったのは
姫和「それで、聞きたいことでもあるのか?」
翠「結局こうして皆さんは世界を超えたわけですが」
その前に元親衛隊さんらしき刀使やタギツヒメも世界を超えていましたが、それはそれとして
翠「逆に私達装者が、皆さんの世界に行く事は出来るんですか?」
コンマ下
奇数 出来ない
偶数 出来る
ゾロ目 わからない(もしやるとしたら成功するかは運次第(コンマ次第)になります)
(翼「だ、だがいくらそのS装備とやらを着込むとはいえほぼ生身を相手にシンフォギアを使用するわけには」
可奈美「写シがあれば大丈夫です!」
『翠』(生身でも訓練に出てくるししょーとか緒川さんは気にしないのに翼さん))
- 516 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/05(水) 03:52:00.86 ID:fYzowAUK0
- はてさて
- 517 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/05(水) 22:46:53.09 ID:2JBhztWpO
- 月が爆散+未来さんが神獣鏡の光を浴びてない事に加えて自衛手段所持で色々アカンと思ってたけどこの展開はよく……ないか
コンマ神次第で最悪、タギツヒメに世界造り替えられるな
- 518 : ◆BT63SEH4KsDo [saga]:2020/02/06(木) 03:22:01.08 ID:CIVHpLWD0
- 姫和「一応は可能だ、私達がここにいる間はこの世界と私達の世界は繋がっている」
翠「刀使しか通れない、ということではないんですね」
姫和「刀使自体、御刀に選ばれたということ以外は普通とあまり変わらないからな...私達が行き来出来る以上は基準は低い」
そうなるとその一点に限ってはギャラルホルンより優秀ですね...その世界を行き来する仕組みを応用してギャラルホルンも装者以外も使えるように改造したり...いえ、流石にそれは不確定要素が多過ぎますか
薫(刀使)「ま、とはいえ今回みたいなことが起きない限りはあまり褒められたことでもないっつう意見もあるけどな」
姫和「当然だな、異なる次元、並行世界への介入は双方にどんな影響を及ぼすかわからん」
翠「あはは...」
本当それですよね
・・・
さて、刀使の皆さんとの顔合わせは思いの外いい感じに、特に波風も立たずに済みました
次に私達が向き合わなければいけないのはヴァネッサさん達です
翠「なのに何故あの糞Pの所に先に寄らなければいけないので?」
『翠』「丸腰でって訳にもいかないでしょ、それに糞眼鏡は技術面に関してだけは信用出来るし」
んー、詰まるところヴァネッサさん達と対面するにあたって何か武器的な物、もしくは抵抗させない為の物を用意してもらおうと?
翠「それなら私が作れば早いんじゃ」
『翠』「翠に作らせたらどうせ自力で外せるような抜け穴機能付けるでしょ、あの3人に甘々だし」
翠「この流れだと私の信頼が糞Pより低いことになってダメージが凄い...」
『翠』「日頃の行い、悔い改めて」
で、糞Pことウェル博士の研究室に訪れました
『翠』「尋問用に首輪3つ、リモコンのボタン押せば麻酔薬が注入されるとかそういうやつ」
ウェル「入ってきて早々に注文とは随分と図々しいですね...」
何か話す?安価下
(特になければ首輪作ってもらってヴァネッサさん達のところに)
- 519 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/06(木) 03:34:41.22 ID:oz3a2Z/h0
- ウェル博士、「傷を治しても恩を仇で返されるだけですよ?」と忠告してくる
- 520 : ◆BT63SEH4KsDo [saga]:2020/02/06(木) 04:16:18.46 ID:CIVHpLWD0
- 嫌そうなのを隠そうともせずにそう言って溜息をつく糞P
いつも喧しいイメージがあったので少し驚きましたが、静かなことはいいことです
ウェル「これでも僕は割と忙しいんですがね...どうせその尋問とかいうのもさっきまでドッカンドッカンさせて捕まえた相手でしょう?抵抗出来ないくらいに痛め付けたんじゃないんですか?」
『翠』「どうせ翠のことだからそんな傷すぐに治そうとするだろうし、意味ないんだよ」
翠「そんな印象ですか私」
いやまぁそりゃ...多分しますけど
ウェル「はんっ!遂にお人好しが移りましたか、それともその尋問相手に情でも沸いたんですかねぇ」
こういった雑談にもならないようなやり取りをしている間にも糞Pは手元を動かし、言われた通りの首輪を作っていました
悔しいですが流石は本職、動きが早い...ん?この人本職こういうのでしたっけ?どちらかというとこう、薬品を配合したりとかの方だった気が
ウェル「さて、大まかな原型はあったので作り終わりましたが」
翠「早っ、というか原型あったとか何に使う気だったんですか」
『翠』「翠がまたアホなことやらかさないように付けようかって話があってね、こういう首輪」
翠「ちょっと!?」
えっ冗談ですよね?冗談なんですよね?
ウェル「さて、尋問相手の傷を治すつもりと言っていましたが」
糞Pが軽く放った3つの首輪が放物線を描き、私の手元に届きます
そして何かを試すような目でこちらを見ながら
ウェル「傷を治しても恩を仇で返されるだけですよ?」
そう忠告してきました
何て返す?安価下
1 望むところ
2 そうならないように関係を築く
3 きっとそうはならない
4 その他(記述)
(『翠』「仇で返されるというか、もう返された後だよね」
翠「そ、そういう約束だったからセーフです!」)
- 521 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/06(木) 09:06:05.88 ID:akFMyarr0
- 4 立ちはだかるなら何度でも退かせてみせます
- 522 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/06(木) 11:40:11.46 ID:QmYoSbuL0
- 4 仇で返されることが怖いのならもとより貴方(ウェル)もここに置いたりしていない、それに今も変な人だとは思っているが貴方を信用はしている
- 523 : ◆BT63SEH4KsDo [saga]:2020/02/07(金) 03:14:28.84 ID:e3M/XptT0
- 翠「立ちはだかるなら何度でも退かせてみせます」
その忠告に、私はそう返します
元より傷を治した程度で信頼を得られるなんて思ってません
エルザさんも、ヴァネッサさんやミラアルクさんを助けられるのが私くらいしか思い付かなかったから仕方なく頼った、ただそれだけのことでしたし
そう簡単に人と人が手を取り合える世界ならもっと平和なはず
その程度は想定内、これは単なる自己満足です
けれど、私は...
翠「仇で返されるのが怖いのなら、もとより貴方をここに置いたりはしていません」
首輪を『翠』に渡し、すでにこちらに背を向け作業に戻っている糞Pに向かってそう言い残しながら部屋を後にします
翠「それに今も変な人だとは思ってますが、貴方を信用はしていますし」
・・・
私達が御刀のところに行っている間に拘束、保護されたヴァネッサさんエルザさんミラアルクさん
もはや抵抗する様子も見えなかったらしいですが、ヴァネッサさんのお願いだったのか、どうやら3人とも一応同じ部屋に入れられているとのこと
ヴァネッサ「...来たのね」
翠「来ましたよ」
その部屋を訪れると、そこにいたのは酷く意気消沈しているヴァネッサさんとベッドに寝かされているエルザさんミラアルクさん
未だエルザさんもミラアルクさんも目を覚ましていないようですね...ミラアルクさんはともかくエルザさんは目が覚めても脚の痛みに悶えるでしょうから、むしろ好都合です
『翠』「翠は治すって言ってるけど『私』はまだそんな簡単に貴女達を信用出来ない、だから変なことしないように手を打たせてもらうよ」
ヴァネッサ「でしょうね...せめてそれは私だけということは出来ないのかしら」
『翠』「危険度的に無理でしょ...」
『翠』が首輪の説明をすると、ヴァネッサさんの警戒がやや薄れるのがわかりました
むしろそこで注入されるのが毒ではなく睡眠薬、というところに驚いているようです
- 524 : ◆BT63SEH4KsDo [saga]:2020/02/07(金) 03:15:13.09 ID:e3M/XptT0
- ヴァネッサ「わかったわ、2人には目を覚ましたら私から話しておく」
翠「じゃあそういうことで... Healing almighty Asclepius tron...」
『翠』が3人それぞれに首輪を嵌め、私はエルザさんの脚の骨折を始めとした身体の傷をアスクレピオスで治していきます
翠「腕は...すみません、流石に本部の中でまた武装したやつをっていうのは...普通の腕をなおかつ片方までならっていう話になったんですけど」
ここへ来る前...装者と刀使との連携諸々の話が終わった後に、私はししょーにヴァネッサさんの腕について相談していました
勿論一度やったことがある、なんてことは言いませんでしたが、私の技術力だけでも義手程度なら用意出来ること、両腕が使えないのはきっと不便だということを
お人好し筆頭のししょーもそこは考えていたのか賛同はしてくれましたが、立場上拘束したとはいえ敵の怪我ならまだしも全身義体の相手の欠損部分を、というのは中々、という反応でした
そこで『翠』が取引材料にするという提案をしたこともあり、武装無しの片腕までならと許可を得られたという訳です
ヴァネッサ「それで十分、というより、十分以上ね、襲撃したのはこちらだもの」
ヴァネッサさんの声に少し明るさが戻りました
ですが、やはりまだ暗いですね
翠「...タギツヒメのことですか?」
ヴァネッサ「っ」
私がヴァネッサさんの腕の断面の様子を確認しながら世間話を持ち掛けるようにそう尋ねると、わかりやすく強張ります
...全身義体なのに強張れるって凄い技術ですね、ちょっともう少し隅々まで仕組みが知りたいんですが
ヴァネッサ「...そう、そこまで知り得たのね」
翠「一応それを聞き出すのも任された仕事というか、傷を治す交換条件ってことになってるので聞きますけど...」
私はヴァネッサさんに、これまでタギツヒメとどんなやり取りをしてきたのかを尋ねました
どんなやり取りをした?安価下
(『翠』(聞き出すより前に治してる時点でかなり信用しちゃってる翠を引っ叩きたいけどヴァネッサさんも話してくれそうなのがなんとも言えない))
- 525 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/07(金) 03:38:01.97 ID:HXzHCA+t0
- 聖遺物について知ってる事を全部吐かされた…というか吐かざるを得なかったらしい
後はノロを奪われたり契約を迫られたりしたが契約は断ったとか
- 526 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/07(金) 04:10:42.08 ID:xrkyBVbTO
- ミラアルクとエルザが立ち向かおうとしたが先程の装者のように凄まじい悪寒で何も出来ずじまい
『命が惜しければ妙な真似はせん事だ』
- 527 : ◆BT63SEH4KsDo [saga]:2020/02/08(土) 04:03:04.51 ID:+HdpKQ7u0
- ヴァネッサ「彼女は...タギツヒメは私達にほとんど価値を見出してはいなかった、ただこの世界の事...いいえ、この世界の聖遺物の事を知りたがっていたわ、そして私達にはそれを聞き出す為に接触して来たに過ぎない、私達は言われるがまま聖遺物について知っている事を全て吐かされた」
『翠』「よく知りもしない、それも怪しさ満点の相手に全部?」
ヴァネッサ「吐かざるを得なかったのよ!何をされたわけでもない、それなのに逆らえなかった...エルザちゃんとミラアルクちゃんは立ち向かおうとしたけど、彼女の一挙一動がそれを制した...凄まじい悪寒が、私達を動けなくさせた...」
『翠』「...」
翠「私達も、そうでしたしね」
タギツヒメの発する圧力のようなものは、同じ場所にいるだけで心臓をギュッと掴まれるような苦しさを感じる程でした
ヴァネッサ「他に怪物の残骸...ノロ、と言ったかしら...それを奪われた上、何かの契約も迫られたわ」
翠「契約...ですか?」
ヴァネッサ「どんなものかはよくわからない、けれど本能的にそれは危険だと感じた私達はそれだけは恐怖に負けずにどうにか断ったわ、もっとも彼女はそれに拘ることもなくただ「そうか」としか返さなかったけれど」
タギツヒメが迫る契約...白の契約、な訳はないでしょうけど
あるいはまさか、タギツヒメとのどうか同化を求める契約...?
ヴァネッサ「彼女は私達から一通り情報を聞き出しノロを回収した後こう残し去った...
タギツヒメ『命が惜しければ妙な真似はせん事だ』
と」
まぁその忠告を聞かなかった結果がコレなのだけれどね、とヴァネッサさんは自嘲気味に笑いました
これからの行動安価下
1 もう少しヴァネッサさんとお話し
2 作戦会議
3 その他(記述)
(翠「腕は材料とか持ってこないといけないのでちまちま進めます」
女神「と言いつつ場面が変わると完成してるんですねわかります」)
- 528 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/08(土) 04:21:06.79 ID:ljcgzus40
- 3 折角だし装者と刀使の交流を見てみたい S装備の開発に何か手伝えないかな?
- 529 : ◆BT63SEH4KsDo [saga]:2020/02/09(日) 02:21:53.02 ID:NhYI9WIK0
- ・・・
ヴァネッサさんに聞いてわかったことは『タギツヒメが少なくともヴァネッサさん達の知る限りの聖遺物についての知識を持っている』ということくらいでしょうか
『翠』「原作知識持ちっていうアドバンテージは消えたかもね」
翠「ですが少なからずここまで私達によって違う流れだったところはあります、その小さな差がもしかしたら...うーん、自分で言ってて自信無くなってきました...」
そもそもレオ・スタークラスターといいタギツヒメといい何故ラスボスレベルの敵ばかり...こっちには世界の破壊者とか最低最悪の魔王とかいないんですよ
翠「とにかく、対策は取れるだけ取りましょう」
『翠』「と言うと?」
翠「まずは完成度7割止まりのS装備の改良が出来ないかチャレンジです」
とはいえ既にプロがやれるだけ尽くした後の状態のはず、出来ることといえばこちらの世界にあるデータで再調整するくらいでしょうが
『翠』「出来れば刀使の皆さんのも対ノイズ、対アルカノイズに...目標は燃費の向上!」
誰と誰の交流?装者安価下1
刀使安価下2
交流内容安価下3以降
1 S装備改良の見学や参加
2 その他(記述)
(安価下1と2は複数人も可)
(安価下3は1の場合安価下1の選択に限らず翠ちゃん達も混ざり、2の場合はひと段落してから翠ちゃんのターンに戻りS装備改良に入ります)
- 530 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/09(日) 02:30:19.90 ID:XRaeScXc0
- ひびみく
- 531 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/09(日) 02:52:47.06 ID:2s0CnJ+YO
- かなひよ(可奈美と姫和)
- 532 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/09(日) 03:15:22.00 ID:XRaeScXc0
- 2 嫁自慢的な何か
改良の参加は…無理くさい?(主人公組を見て)
- 533 : ◆BT63SEH4KsDo [saga]:2020/02/09(日) 11:10:43.70 ID:NhYI9WIK0
- 誰視点?安価下
1 響さん
2 未来さん
3 可奈美ちゃん
4 姫和さん
5 その他(記述)
- 534 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/09(日) 18:05:45.45 ID:1F5UDHaA0
- 1
- 535 : ◆BT63SEH4KsDo [saga]:2020/02/11(火) 04:30:18.67 ID:dqQINDUf0
- undefined
- 536 : ◆BT63SEH4KsDo [saga]:2020/02/11(火) 04:31:21.45 ID:dqQINDUf0
- ☆☆☆
で〜れれ〜で〜でん!
☆☆☆
可奈美「確かに姫和ちゃんはちょっと変わってるけど!」
姫和「お前がそれを言うのか」
可奈美「すっごく可愛いんだよ!」
響「未来もちょっと...かなりアレな部分はあるけど!」
未来「響!?」
響「可愛くって割と常識もある方なんだよ!」
未来「響フォロー!もう少しフォローして!」
うえぇ?で、でも最近の未来が欲に正直というか、見境が無くなってきてるのは事実だし...
未来「大体それを言うなら響だって大概だよ?人助けが趣味〜なんて言っていつも遅刻するし宿題はギリギリまでしないし」
響「そ、それは装者が忙しいから〜」
未来「その前からでしょ〜?それにそれは私も同じ条件です〜」
う゛っ、それを言われると言い返せない
でも何だかんだ最後は手伝ってくれるんだもん
- 537 : ◆BT63SEH4KsDo [saga]:2020/02/11(火) 04:31:54.81 ID:dqQINDUf0
- 姫和「そうだな、可奈美も私のことを言えた立場ではないだろう、誰彼構わず刀使と知ったら立ち合い立ち合いの剣術馬鹿だからな」
可奈美「えー、チョコミン党に言われるのはちょっと」
姫和「チョコミントは今関係ないだろう!?」
あ、姫和ちゃんチョコミント好きなんだ
可奈美「初めて一緒にアイス屋さんに行った時も迷わずチョコミントだったし、その後も...」
姫和「そういうお前こそ私を助けた理由が立ち合いたいからとか言ってなかったか!?...まぁ、お前が剣術馬鹿だったから今があるのも事実だけどな」
助ける...そっか、この2人も手を繋ぎ合った仲なんだね
未来「響も、ね」
響「え?何が?」
未来「んーん、何でもない」
どうしたんだろ未来
可奈美「でもそうやってムキになっちゃう姫和ちゃんも大好きだよー!あっ、聞いてください未来さん!皆と、あ、皆っていうのは刀使の友達なんですけど、温泉に行った時まだ私来たばっかりだったのに急に姫和ちゃんが「行かないでくれ!可奈美ー!」って叫んでて」
未来「わぁ姫和ちゃん可奈美ちゃんのこと大好きだね!響も一緒に寝るとよく寝言で私の名前呼びながら抱きついてきてね〜」
可奈美「一緒に!いいなー姫和ちゃん中々一緒に寝てくれないんですよー、でも私から行くと何だかんだ最後は「好きにしろ」って言ってくれて!」
未来「うんうん、積極的に行くのは大切だよね、私もよく響に最終的に「好きにして」って言わせてて」
あれ、いつの間にか未来と可奈美ちゃんだけで盛り上がってる...?
- 538 : ◆BT63SEH4KsDo [saga]:2020/02/11(火) 04:32:33.68 ID:dqQINDUf0
- 姫和「まったく...」
響「あはは...未来って普段はむしろ落ち着いてるんだけど、たまにこういう感じだから」
姫和「響...さんも、さっきまであんな感じだった...でしたが」
響「んー、話し辛かったらタメ口でいいよ?もちろん呼び方も響でいいし!」
姫和「そうで...そうか?なら響」
響「うん!」
でも、私もあんな感じだった、か
確かにそうかも、最近はなんとなく未来が暴走しがちになってきて止める側にまわってるうちに、皆からもいつもと逆みたいなんて言われたりするし
響「でも、良いことでもあるかな」
姫和「ん?」
響「あーううん、えっと、私って昔から結構周り見ないで身体が先に動いちゃったりしてその度に未来が怒ってくれたり心配してくれたりしてたんだけど、そのせいか大人びたっていうか、しっかりしなきゃーみたいな感じにはしゃげてなかったりしてて」
本当はそれだけじゃない
私があの日...ライブでの事故の後から受けた色々なことから私を守ろうとしてくれたり、そういうのがあったから
未来のことだからライブに誘ったのは自分だから、なんて感じなくていい責任感も感じてたのかもしれないけど...とにかくあの日を境に未来は普通の子供じゃなくなってしまったし、私達は普通の幼馴染みじゃなくなってしまった気がする
響「でも今はほら、あんなにはしゃいじゃって」
未来があんな笑顔で夢中になって話してる
私と話すときでもずっとどこか遠慮してるようなところがあったから、最近それがなくなって本当に嬉しいんだ
- 539 : ◆BT63SEH4KsDo [saga]:2020/02/11(火) 04:34:14.57 ID:dqQINDUf0
- 姫和「...可奈美は初めて会った時からあぁだった、ひとを疑う事を知らないような、能天気で距離感に狂うやつだった...だが実際はそう見えて色々よく見てるやつでな、それであいつはただ単に不安だとかそういうのを全て外に出さないだけなんじゃないかとも思った」
響「可奈美ちゃんが?」
とてもそうは見えない
目をキラキラさせて、誰にでも積極的に話しかけに行って
姫和「私は訳あって最初は誰も信じようとしていなかった、それでただ1人私の味方をしようとする可奈美のことも内心信用していなかった...だがあいつはそれに気付いていたし、自分を利用すればいいとまで言ってきた...まぁ、なんだ、今じゃそんなこともあったなと笑い話に出来るくらいだが...だからあいつが最初から信頼出来るとわかってる相手と話してる時は、酷く安心するんだ」
...やっぱり可奈美ちゃんと姫和ちゃんには複雑な事情があったのかな、姫和ちゃんに味方が全然作れないような、そして可奈美ちゃんがただ1人の味方になるような何かが
今の私ならきっと姫和ちゃんをとことん説得したと思う、私を、皆を信用出来るようになるまで何度だって
それに皆にも姫和ちゃんはきっと正しいんだって言って回って
でも可奈美ちゃんは姫和ちゃんを正しいと信じてただ1人で支えたんだ、そして姫和ちゃんも他の人達も変えていった...変わっていったんだ
響「...そっか...きっとその時の可奈美ちゃんは姫和ちゃんにとってのひだまりだったんだね」
姫和「ひ、ひだまり!?///」
響「うん!あったかくって安心する、姫和ちゃんが帰るところ!私にとっても未来はひだまりなんだ!」
- 540 : ◆BT63SEH4KsDo [saga]:2020/02/11(火) 04:35:01.25 ID:dqQINDUf0
- 姫和「恥ずかしい事を堂々と言うなお前は...べ、別に私にとって可奈美は」
可奈美「えー違うのー?」
姫和「かっ可奈美いつから聞いていた!?」
未来「可奈美ちゃんにとっての姫和ちゃんはお日様?」
可奈美「わかんないですけど、一緒にいたいっていうのは未来さん達と同じです!」
姫和「お前も恥ずかしい事を堂々と...というか可奈美、そもそも何故こんな話になっていたんだ」
可奈美「それは...あれ?何でだっけ」
響「なんか自然と?」
そういえば何でだろう
確か未来と姫和ちゃんが保護者っぽく見えてちょっと変わってるねって話だったような
むむ、よく考えるとまだ会ってすぐなのに未来の常識人じゃない面を感じ取るなんて可奈美ちゃんすごいかも
未来「まったく響ったら...でもそんなあんまり考えてない話をするのも響の可愛いところだけど」
姫和「ふっ、そうだな、可奈美もその中身の無い話をするところは可愛いんじゃないか?」
可奈美「あーそれ褒めてないでしょー!元々私が姫和ちゃんのこと庇ってあげたのにー!いいもんこうなったら姫和ちゃんの変な所の話しちゃうもん!お風呂にまで御刀持っていったりネネちゃんに懐かれなくってちょっとキレちゃったり」
響「変な所と言えば未来も...」
未来「響?」
響「ひぇっ」
うぅ...最近の未来は前より自分を出すようになったけど代わりにちょっと怖い...
- 541 : ◆BT63SEH4KsDo [saga]:2020/02/11(火) 04:35:43.31 ID:dqQINDUf0
- 可奈美「響さん?もしかして未来さん、何か手綱を握るようなこと知ってるんですか!」
未来「簡単なことだよ、誰に対しても使える簡単なこと...どんなことか可奈美ちゃんにも教えてあげようか?」
可奈美「え!是非!」
未来「それじゃちょっとあっちの部屋で...」
響「はっ!姫和ちゃん未来を止めて!もしくは可奈美ちゃん連れて逃げて!」
姫和「は?どうした急に」
それから無茶苦茶未来を止めた
☆☆☆
で〜れれ〜で〜でん!
☆☆☆
『翠』「なんかね、響さん達と可奈美ちゃん達が騒がしかった」
翠「順調に仲良くなっているならいいんじゃないですかね」
その方が信頼とか高まりやすい、ひいては戦いでも連携を取りやすくなりますからね
受け取った装者用のS装備、そして姫和さん達の刀使用のS装備の1つを借りて仕組みを調べながら、私は他の皆さんの様子を見に行った『翠』からそのやり取りを聞いていました
コンマ下1
ゾロ目以外 改良出来そう
ゾロ目 これ以上の改良は難しそう
どんな改良?安価下2以降
(コンマ下1がゾロ目以外の場合のみ採用)
(女神「ガルパはわかります、グリッドマンもまだ変身するバトルアニメ繋がりでいいでしょう...だから何故ゴジラや進撃の巨人に走るんですかシンフォギア!?」
翠「というか今回はコラボギアじゃないんですね」)
- 542 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/11(火) 04:43:43.39 ID:OcGkprMN0
- まさかの進撃コラボとは予想外
はいよ
- 543 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/11(火) 11:35:08.38 ID:nBQ5WmYvO
- 燃費の劇的改善、被ダメ大幅にカットとか
ノイズの分解攻撃のシャットアウトは流石に早いか
- 544 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/11(火) 20:22:37.34 ID:dQrjpr2lO
- エルフナインの手助けもあり耐久が上昇、XDにも対応したけどフォニックゲインを溜めすぎるとオーバーヒートする
難航してたS装甲の方は9割ぐらいに性能を引き出せた感じで
- 545 : ◆BT63SEH4KsDo [saga]:2020/02/12(水) 03:57:11.05 ID:J4xvon+L0
- undefined
- 546 : ◆BT63SEH4KsDo [saga]:2020/02/12(水) 03:57:48.50 ID:J4xvon+L0
- ・・・
翠「ん〜っ!よし...とりあえずは、って感じですかね」
S装備...装者用のものと刀使のもの、それぞれの仕組みが大体わかったところで始めた改良も現状出来る限りのことが完了しました
これでもフィーネさん直々にギアの作り方を教わった身、こちらの世界に限っては私の知識に基づいた改良も中々の出来ではないでしょうか
翠「エルフナインちゃんも手伝ってくれましたしね」
当の本人はまだやる事があるらしくもう部屋に戻ってしまいましたが
やはり違う観点からの意見は大切です、技術力に関してもキャロルちゃんのそれを受け継いでいるエルフナインちゃんは即戦力も即戦力...むしろ私が足手纏いにならないように頑張らないとですね、自分で中々とか言ってる場合じゃありません
翠「後は経過報告を皆さんに...せめてエレンさんにはしておかないと」
刀使の中で一番こういうのに詳しいのはエレンさん、ならそれが妥当でしょう
・・・
エレン「疑ってたわけではないデスが、本当に改良出来たんデスね!」
翠「こちらにしか無い資料もありますから...」
私は計測結果やシミュレーション結果を纏めた資料を渡しつつ、改良点を説明し始めました
- 547 : ◆BT63SEH4KsDo [saga]:2020/02/12(水) 03:58:19.74 ID:J4xvon+L0
- 翠「まず装者用...一番の問題だった燃費の改善です」
エレン「こうも早く、それも劇的な」
翠「S装備自体にシンフォギアのマイクユニット機構に近い仕組みを付け加えてフォニックゲインの吸収・運用の効率を上げたり、ですね...直接それぞれをリンクさせることで被ダメも元々より大幅にカット出来ました」
エレン「こちらではシンフォギアシステムについての根幹部分は完全にデータがありませんでしたし、やはりそこを応用するのが最善でしたか」
特徴的な語尾の発音も忘れ、エレンさんが資料を食い入るように見つめています
流石にシンフォギアシステムのブラックボックス部分全てが記載されてるわけではありませんが、やはり気にはなるものなのでしょうか
翠「それからエクスドライブモードにも対応出来るように耐久性の方も...ただ、聖遺物を纏うようなシンフォギアと違いS装備の装甲では溜めたフォニックゲインの量によってはオーバーヒートしてしまいますから、どちらが勝つかはわかりません」
エレン「エクスドライブモードになるか、その前にS装備がブレイクするか」
- 548 : ◆BT63SEH4KsDo [saga]:2020/02/12(水) 03:59:00.35 ID:J4xvon+L0
- S装備がダメになると荒魂やタギツヒメに対抗出来なくなり本末転倒ですからここはどうにかしたかったんですが、そもそもエクスドライブモード自体データが少な過ぎるんですよ...シンフォギアのロック全解除とも違いますし、響さんのS2CAのような例もあるのでどこまで耐えられどうなれば絶唱にならずに済むのか...わからない部分は大抵聖遺物の特性頼りだったりしますし
翠「刀使用のS装備については...9割ってところですかね」
エレン「Oh!悪く無いどころかとても良い数字な気がしマスが!」
翠「刀使の能力向上、という点はこちらにも装者ではない人間の能力向上の為に作られた聖遺物を利用した装備がありましたから、掛け合わせた形ですね...ただ肝心の対ノイズのバリアコーティング形成がまだ」
単なるS装備よりは能力を引き出せるようになっていると思いますが、それとS装備に組み込まれた聖遺物の力を僅かに上乗せしたぐらい
これではノイズに触れられたら終わるのには変わりありません
エレン「そこはやはり難しいデスか?」
翠「シンフォギアは当然聖遺物に適合した装者が使用する事前提として、さっき言った聖遺物を利用した装備というのも、その利用している聖遺物と使用者の間には適合とまでは行かなくとも少なからず通ずるもの、共鳴する何か...のようなものが必要なんです」
擬似ギアにせよRN式回天特機装束にせよ、誰でも使えるわけでも、ましてや最大値を出せるわけでもありません
ただシンフォギアほどの狭き門ではない、というだけで
- 549 : ◆BT63SEH4KsDo [saga]:2020/02/12(水) 04:00:31.02 ID:J4xvon+L0
- 翠「刀使の皆さんは装者ではありませんし、S装備に組み込まれている聖遺物も本人達に適合したものというわけでもありません...いえ、偶然適合したもの、通ずるものがあるものに当たっている可能性もありますが今はその予兆は見られません」
エレン「だからバリアフィールドは発生させられない、させられたとしても安定しないかもしれない」
翠「そうです、それに写シ...自身の肉体をエネルギー体に変質させる、ある意味霊体化に近い術ですが...本体、もとい使用者本人がそうなってしまうとバリアフィールドが使用者の存在している座標をどう区別しどこまで範囲を広げるかが流石に予測出来ないので...最悪変換していいエネルギーと判断してフォニックゲインに変換し始める可能性すらあります」
エレン「急に怖い話になったんデスが!?」
そういうものですよ、というか実際私や『翠』はアメノムラクモを用いてそうやってフォニックゲインをカサ増ししたりしましたし
大体写シの仕組みの方が余程難解ですし...幽体離脱とも違い、肉体すらも全て引っくるめてエネルギー体にするなんて
それも常に霊体なわけではなく任意で肉体に再構築出来る...むしろ錬金術師寄りです
何か話す?安価下
(特になければ次の行動)
- 550 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/12(水) 04:05:57.22 ID:GryzrtW4O
- 所属不明の刀使に関して何か心当たりないか聞いてみる
荒魂斬ってたし少なくともタギツヒメじゃない
- 551 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/12(水) 12:20:55.20 ID:a6yEiTDg0
- 夏菜ちゃんの擬似ギアのバリア技術をS装備に適用できないか相談
- 552 : ◆BT63SEH4KsDo [saga]:2020/02/13(木) 02:42:46.42 ID:NTtA1v/q0
- undefined
- 553 : ◆BT63SEH4KsDo [saga]:2020/02/13(木) 02:43:21.16 ID:NTtA1v/q0
- 翠「ただ、それでも一番可能性が高いのは夏菜さんの擬似ギアでしょう...」
私はそう言って、予め夏菜さんに許可を得て貰っておいた擬似ギアのバリアフィールド周りの設計資料をエレンさんに渡しました
翠「シンフォギアほど適合係数に依存せず、RN式回天特機装束ほど特殊な材料も必要としない...」
エレン「コレは?」
翠「私達では難しかったですが、逆にここからそちらで再検討してもらえば私達では気付けなかったより良い改良方法に辿り着けるかも...ということで、ソレをお渡しします」
S装備が改良し切れなかったのはバリアフィールド関連についての情報がなかったせい、ならばそこさえクリアすれば
第一刀使の世界には私にはイマイチ解明し切れていない写シと同調させられるS装備を完成させられる技術があります、となればきっとバリアフィールドもきっと正常に発動させられるように調整出来るはず!
エレン「わかりマした!コレは責任持ってグランパに...信頼出来る大人に渡しマス!」
翠「お願いします」
詳しいといってもそこはやはりエレンさんだけではなく専門家に頼んだ方が確実でしょうからね、餅は餅屋、S装備はS装備開発者です
幸いこちらの世界と刀使の世界は現在行き来可能のようですし、すぐにでも渡しに行けるでしょう
- 554 : ◆BT63SEH4KsDo [saga]:2020/02/13(木) 02:43:57.43 ID:NTtA1v/q0
- ・・・
翠「それはそれとしてエレンさん」
エレン「なんデスか?みどりん」
みどっ...そういえばこの人もあだ名付ける系の人でしたか...
翠「例の所属不明の黒いフードの刀使...心当たりはありませんか?」
内心「心当たりはありますよね?」という感じのニュアンスになってしまいましたが、そういえばタギツヒメが健在で尚且つ恐らく元親衛隊であろうあの人が黒フードやってる時点で今は2クール目の途中なんですよね、刀使の世界は
翠「荒魂を斬っていましたし、少なくとも似た格好をしていたタギツヒメとは別のはずです」
確か正体がはっきりして6人全員が情報共有するのは6人揃ってすぐだった筈です、それにタギツヒメのことを知るのもそのタイミングなので知ってると思いますが...流れ着いた聖遺物云々、私の知る原作知識とは違っている点もあるので細かいところは変わってるでしょうし、果たして正体はすでに知った後なのか...というか知らないだけで全然別の刀使も黒フードやってるなんて可能性もあります
コンマ下
奇数 知ってる
偶数 知らない
ゾロ目 知ってる(けど元親衛隊の人ではない)
- 555 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/02/13(木) 02:54:39.54 ID:LwqmFQDt0
- アドセンスクリックお願いします
- 556 : ◆BT63SEH4KsDo [saga]:2020/02/13(木) 03:12:00.51 ID:NTtA1v/q0
- エレン「ふむ...すみマせんが、私は心当たりないデスね」
翠「ッ...そうですか...」
これは予想外...ではありませんが、しかしどうしたものでしょうか
つまりこれは黒フードの刀使の正体がまだ確定出来ない、原作知識を持つ私とその知識を共有している『翠』とでも、あくまで黒フードの正体を仮定でしか対策を考えられないということです
いえ、薫さんや沙耶香ちゃんならまた別かもしれませんが、とりあえず今は、という感じですね
コンマ下
奇数 特になし
偶数 荒魂反応
ゾロ目 ???
- 557 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/13(木) 03:19:09.98 ID:CrFOPjL40
- 明日はバレンタイン ほい
- 558 : ◆BT63SEH4KsDo [saga]:2020/02/13(木) 03:38:39.66 ID:NTtA1v/q0
- ・・・
けたましく鳴る警報音に装者刀使が揃って司令室に集まったのが数分前
そして今は現場に移動中
何の現場かと言うと...
翠「まさかこんなに早く次の荒魂が出てくるなんて...」
そう、ノイズやアルカノイズならまだしも(決してまだしもではありませんが)荒魂が出現してしまったのです
薫(刀使)「あっちでもこっちでもやる事変わんねえじゃねえか!」
舞衣「でも回数は減ったんじゃないかな?」
マリア「どういうこと?」
エレン「薫は荒魂討伐の為に休み無く全国行ったり来たりしてるのデース!」
切歌「ブラック!ブラック企業デスよ!」
調「切ちゃん、私達もそう変わらない」
さて、そんなこんなで到着
現場ではまた特大サイズの荒魂が唸りを上げていました
それも今度は複数体
『夏菜』「今度は前のようにはなりません」
翼「押して参る...!」
私達装者はギアにさらに装者用S装備を
姫和「行くぞ」
刀使の皆さんはS装備と写シを
響「一緒に頑張ろう!」
可奈美「はいっ!」
- 559 : ◆BT63SEH4KsDo [saga]:2020/02/13(木) 03:39:43.26 ID:NTtA1v/q0
- それぞれが武器を構え、群れを成す荒魂達に立ち向かって行きます
翠ちゃんどのギアで行く?安価下1
1 アメノムラクモ
2 アメノムラクモ(勇者ギア)
3 アスクレピオス(戦闘不向き?)
4 イミテーター(イグナイトなし)(何か模倣する際は何を模倣するか記述)
5 イミテーター(銀色のギア)
6 ミョルニル(イグナイトなし)
7 神獣鏡(他のギアと同時展開する場合はどれと同時展開するか記述)
8 フォーク
9 アメノオハバリ
10 レーヴァテイン
11 フツノミタマ
12 わっしーセット
13 ロンゴミニアド(イグナイトなし)(未使用)
14 玉手箱(イグナイトなし)(特殊)
(1、2、7、8、9、10、11、12はイグナイトも可、その場合は数字の他にイグナイトと記述してください)
『翠』ちゃんどのギアで行く?安価下2
1 アメノムラクモ
2 アメノムラクモ(勇者ギア)
3 アスクレピオス(戦闘不向き?)
4 イミテーター(イグナイトなし)(何か模倣する際は何を模倣するか記述)
5 イミテーター(銀色のギア)
6 ミョルニル(イグナイトなし)
7 神獣鏡(他のギアと同時展開する場合はどれと同時展開するか記述)
8 フォーク
9 アメノオハバリ
10 レーヴァテイン
11 フツノミタマ
12 わっしーセット
(1、2、7、8、9、10、11、12はイグナイトも可、その場合は数字の他にイグナイトと記述してください)
どう戦う?安価下3以降
(『翠』「荒魂って群れになるの?」
翠「さぁ」)
- 560 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/13(木) 03:43:32.34 ID:pCCuAH5HO
- 1 とりあえずこれなら大丈夫!
- 561 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/13(木) 03:47:46.46 ID:CrFOPjL40
- 4 イミテーターでイチイバル
久々に使おうか
- 562 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/13(木) 12:00:29.45 ID:0zYHibjy0
- 翠は新技を発動する
無塵衝 斬りつけた敵に刀傷を刻む。刻まれた「刀傷」の数と深さによって、納刀した際、敵に追加ダメージを与える。
- 563 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/13(木) 16:55:04.32 ID:Ns2IUrrEO
- 4人1組でチームを組んでから散開しよう
装者が荒魂の手足を破壊して攻撃手段を封じてから刀使がトドメをさす!最後まで油断しないよう声を送っておく
- 564 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/13(木) 20:17:59.27 ID:yJuzLf5PO
- 本編では散々な目に会いっぱなしだった翼さんの活躍が見たいな
- 565 : ◆BT63SEH4KsDo [saga]:2020/02/14(金) 04:39:36.74 ID:2tiSpXOk0
- 「Imyuteus amenomurakumo tron」
「Stealer Imitator tron」
私が選んだのは普通のアメノムラクモ、『翠』はイミテーター
『翠』「コピー・イチイバルッ!」
そこから更にクリスさんのイチイバルを模倣します
『翠』「刀使も加わって近接系に偏ってるしね、『私』はサポートにまわるよ」
翠「とか言いつつ銃で殴り出すのがクリスさんですけどね」
S装備も特に可動に干渉はしてませんね、これなら行けそうです
マリア「数も多い...けれどこちらも負けてない」
薫(刀使)「んじゃ何人かずつに分けっか...4人ずつ、刀使はバラけるようにって感じでどうだ?」
翼「異議はない」
翠「言わずもがなでしょうが、皆さん最後まで油断しないでください!」
こうして総勢16名による荒魂討伐が始まりました
・・・
翼「共に行くぞッ!」
翠「はいっ!」
翼さんが地面を駆け、私は羽衣で空を舞い、荒魂の一体に上下から挟み込むように近付きます
さらにそこに私達を避けるようにして『翠』が後ろから荒魂に向かってガトリングガンを連射
『翠』「全弾ッ!」
『BILLION MAIDEN』
荒魂は前脚後脚を踏ん張りながらそれを正面から受け止めますが、金属音と共に少しずつ、しかし確実に表面が削られていきました
- 566 : ◆BT63SEH4KsDo [saga]:2020/02/14(金) 04:40:18.11 ID:2tiSpXOk0
- 翼「ハァッ!」
その隙に下に潜り込んだ翼さんが斬り上げると、荒魂はその巨体を上空に打ち上げられます
翠「せいっ!!」
私の目の前まで打ち上げられてきたそれに私は剣を振り下ろし、再び地面に叩き付けました
翼「ハアァッ!!」
完全に体勢を崩し中々立ち上がれないでいる荒魂
そこに脚部ブレードを広げホバー走行で迫る翼さん、その手には2本のアームドギアを繋ぎ合わせた燃え盛る双刃刀
『風輪火斬』
双刃刀だけでなくそれを振り回す自身もまた荒魂を囲むように円を描きコーナーで差をつけまくり、荒魂の前脚後脚を斬り付け
私もまた新たなアームドギア...鞘に収めた剣を創り出し、鞘から抜いたそれを用いて翼さんと入れ違いになるように荒魂の前脚後脚を重点的に攻め
- 567 : ◆BT63SEH4KsDo [saga]:2020/02/14(金) 04:41:24.49 ID:2tiSpXOk0
- 翠「今ですッ!」
姫和「!」
荒魂の前脚後脚が形を崩したところでタイミングよく目にも留まらぬ速さで飛び出した姫和さんは、御刀を突き出し荒魂の胴体を貫きます
『瞬閃』
私は倒れ行く荒魂を背に地面に降り立ち、剣を鞘に収めました
『無塵衝』
荒魂の身体が再び何度も衝撃を食らったかのように痙攣すると、完全に動かなくなります
姫和「まずは一体...いや、可奈美達も順調に祓えているな」
コンマ下
奇数 特になし
偶数 黒フード(刀使の方)
ゾロ目奇数 黒フード(やべー方)
ゾロ目偶数 黒い瘴気
(翠「はい、バレンタインのチョコレートです!...本命か義理か?私のなのにそこ聞く必要ありますかね...じゃあご想像にお任せ、ということでどうでしょう?」
『翠』「他の子と一緒に作ったし味は多分一緒なんだけど、一応欲しい?その代わりお返しは必ず貰うけど、もちろん3倍!...うそうそ、3倍は冗談!でも期待はしておくね」)
- 568 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/14(金) 04:50:22.91 ID:qcyDzpEK0
- はい
- 569 : ◆BT63SEH4KsDo [saga]:2020/02/15(土) 02:16:19.48 ID:6Tpyiqes0
- 沙耶香「終わった」
翼「残骸...ノロの回収はこちらでやるつもりだが...念の為残っていてもらえると助かる」
エレン「勿論デース!またタギツヒメに奪われたりしたら大変デスからね」
こうして初めての共同戦闘は特に大きな問題もなく終わりました
そして今回の出動のおかげで装者は刀使を、刀使は装者を改めて見直したとかしなかったとか...
・・・
翠「タギツヒメが来たりする可能性も覚悟してましたが...取り越し苦労で良かったですね」
先延ばしになったとも言いますが
今回回収したノロを奪いに来ないとは考え難いですし
翠「とにかく今日はもう寝ましょう、S装備弄ったり戦闘があったりでクタクタです...」
コンマ下
ゾロ目以外 特になし(次の日)
ゾロ目 深層世界にお客さん
- 570 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/15(土) 02:20:58.76 ID:lswla9XnO
- うがい手洗いを忘れずに
例のアレに>>1も気をつけて
はい
- 571 : ◆BT63SEH4KsDo [saga]:2020/02/15(土) 02:34:47.09 ID:6Tpyiqes0
- ・・・
夜中に襲撃、なんてこともなく無事に迎えた朝
翠「ふあ〜ぁ...」
問題は山積みですが、まずは
何をする?安価下
1 自由行動(何するか記述)
2 お仕事(何のお仕事か記述)
3 イベント判定
- 572 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/15(土) 02:47:33.98 ID:PjuTf1hW0
- 1 きりしら2号を撫でてる薫(刀使)とねねを撫でてる切歌と遭遇、折角だから雑談を聞いてみよう
- 573 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/15(土) 03:08:30.86 ID:lswla9XnO
- 1 司令と風鳴のじーさんがモニター越しに会話してる場面に遭遇
怪物についての会話を盗み聞きしていると蛇から「底知れぬ悪意を溢れんばかりに感じる…用心した方がいい」と警告が入る
- 574 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/16(日) 00:36:03.62 ID:dGYtlqc30
- 1 響のフォニックゲインを食べる為にネロ様と響が模擬戦を行う、ネロ様は刀使ノ巫女勢にタキリヒメと間違われる
- 575 : ◆BT63SEH4KsDo [saga]:2020/02/16(日) 03:06:07.77 ID:dSBuqzxv0
- 確か今日は仕事も入っていなかったはず
S装備の更なる改良も刀使の世界での更新待ち
エルザさんミラアルクさんもいい加減目を覚ましたでしょうが、ヴァネッサさんも含めあの3人はあちらから声をかけられるまではわざわざ会いに行くのも違う気がします...というより聞きたいこと自体は沢山ありますが、すごい自信満々に強キャラムーブ的な台詞を並べていたのに最終的に全員倒されて保護されたところに話しかけに行くのは心苦しいです、私だったら悶え死にます
かといって外出するとなると刀使の誰かに付き合ってもらうことになりますが、特に用もないのにそれは申し訳ないです
翠「...ん?」
そこで1人本部の中を適当に歩いていると、休憩スペースから話し声が聞こえてきました
切歌「ふへー、人懐っこくて可愛いデスね〜」
ねね「ねー!」
薫(刀使)「誰にでも懐くわけじゃねえけどな、ねねが懐くってことはお前も将来有望...いやもう既にか」
切歌「?」
薫(刀使)「いや何でもない、けどこっちの猫も大人しいな」
切歌さんと薫さんでしたか...あっ気が付かない間にねねちゃんも来てます!?
- 576 : ◆BT63SEH4KsDo [saga]:2020/02/16(日) 03:06:40.55 ID:dSBuqzxv0
- ねねちゃんとは、荒魂でありながら穢れを持たず見た目も禍々しい姿ではなく普通の動物のようになっている手のひらサイズのマスコットです
もっとも荒魂らしい姿に変身することも出来ますが、まぁ人間と共存出来た荒魂という感じですね
切歌さんはねねちゃんを、薫さんはきりしらさん2号を膝の上に乗せその頭を撫でています
薫(刀使)「全然嫌がんねえのな、ほれほれ」
切歌「ねねも大人しくてお利口さんデスね〜、もっと撫でたるデスよ〜」
ねね「ねね〜」
切歌「はっ!でも猫と鼠ってすぐ追いかけっこしちゃうんじゃなかったデスか!?」
薫(刀使)「ねねは鼠じゃ」
ねね「ねー」
薫(刀使)「そういやこの猫は何て名前なんだ?」
切歌「調2号デス」
薫(刀使)「それは...いやいいけど」
切歌「でも調は切歌2号って呼ぶデス」
薫(刀使)「おっおう...闇が深そうだな...お前も飼い主が特殊な名前の付け方してきて大変だな」
撫でられているきりしらさん2号はやれやれみたいな顔して呑気に「ニャー」と鳴きました
もう少し聞いていく?安価下
1 聞く(2人の会話の話題内容記述)
2 移動する
(翠「調さんといえばおさんどん、おさんどんと言えばエプロン!は誰かと被る気がしたので包丁!も被る気がしたのでまな板をプレゼントです!『翠』は何故か止めてきましたけどきっと喜んでくれますよね、調さん!」
『翠』「翠がまな板をレジに持っていくのを見た、あれだけ止めたのに...『私』は無難な物にしちゃったけど、調さんが喜んでくれるのが一番だよね」)
- 577 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/16(日) 03:25:55.87 ID:e3DJgJbm0
- 1 ねねと2号が仲良くしてるのを見ながらノイズや荒魂について話し合う二人
- 578 : ◆BT63SEH4KsDo [saga]:2020/02/17(月) 01:34:09.63 ID:8zTQSVFh0
- ねね「ねっ!ねねー!」
薫(刀使)「ねね、あんま乗っかってやるなよ」
切歌「そうしてるとブーメランの合唱団みたいデスね」
薫(刀使)「色々間違えてるぞ...」
ねねちゃんに上に乗っかられても嫌がる素振りのないきりしらさん2号
いえ、むしろ心なしか楽しそう?そういえばきりしらさん2号にはあぁいう遊び相手全然いませんしね
蛇達とは仲悪いみたいですし
切歌「でも全然荒魂には見えないデスね...他の荒魂とかタギツヒメはねねみたいにはならないんデスか?」
薫(刀使)「ねねがこうなるまですげー時間が必要だったし、それに荒魂はものによるとしてもタギツヒメは話通じねえ...話し合いでどうこうなる倫理観持っちゃいないからな」
切歌「さいデスか...ちなみにもしその倫理観?持ってたらどうするんデスか?」
薫(刀使)「その時は...手を取り合える可能性を信じるのがオレの役目みたいなもんだからな」
切歌「おぉ...響さんが聞いたら超笑顔で抱き締めてきそうデス」
薫(刀使)「何だそりゃ怖...それ言うならノイズはどうなんだ?触っただけで灰にされるとかなんとか聞いたが」
切歌「あーノイズはそういう風に作られた機械みたいなものだからどうしようもないって聞いたデス」
薫(刀使)「あれ機械なのか...」
切歌「難しいことはよくわからないデスけど、大昔に人間を殺す為に人間が作った〜的な話だったと思うデス」
薫(刀使)「詰まるところそういう兵器ってことか、自我以前の問題だな...当てられりゃ斬れんのになー」
- 579 : ◆BT63SEH4KsDo [saga]:2020/02/17(月) 01:36:01.62 ID:8zTQSVFh0
- 切歌「2つの世界を跨ってる〜とか、そんな仕組みデスよ、確か」
薫(刀使)「ほーん、隠世みたいなもんか?跨ってるっつーとこっちに引っ張り込めれば...ってそれがシンフォギアだもんな...逆に向こうの世界にこっちから踏み込むのは...後で相談しとくか、面倒くさいけど」
ねね「ねぇえぇぇ〜」
薫(刀使)「ってどうしたねね情け無い声出しtうおぉ!?」
切歌「調2号!ねねの尻尾は美味しくないデスよ!ぺっするデスぺっ!」
薫(刀使)「そこしゃぶるのは予想してなかったな...」
翠「...そろそろ移動しますか」
きりしらさん2号に尻尾を甘噛みされてだらしない顔を見せるねねちゃんをこっそりスマホでパシャりつつ、私はその場を後にしました
・・・
翠「エレンさんといい切歌さんといい、薫さんはデス語尾の人と縁があるんでしょうか...ん?」
それ以前に同学年ですしね、なんてことを考えつつ引き続き本部の中をぶらついていると、今度は司令室から話し声が
- 580 : ◆BT63SEH4KsDo [saga]:2020/02/17(月) 01:41:26.98 ID:8zTQSVFh0
- いえ、基本誰かしら司令室にはいるので話し声がすること自体は普通ですが、誰と誰の、というところが重要で
翠「これは...ししょーと訃堂さん?」
ドアを少しだけ開けて中を覗いてみると、どうやらまた訃堂さんからビデオ通話的な通信が入ったようです
2人の会話の内容安価下
(怪物(恐らく荒魂)についての内容が含まれていること前提とします)
(薫(刀使)「自我以前の問題だな」
翠(それはそれとしてノイズ先輩やノイズ部長のようなパターンもあるので一概には(ry」)
- 581 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/17(月) 01:52:34.60 ID:t3Xa7g0N0
- ノイズでは無い謎の怪物(荒魂)には十分警戒するように云々
完全聖遺物を奪った存在に関しては「まずは奪い返す事を優先しろ」と珍しく助言を送る
- 582 : ◆BT63SEH4KsDo [saga]:2020/02/17(月) 02:50:36.11 ID:8zTQSVFh0
- 訃堂『ノイズと非なる存在、命を脅かすもの...まさかみすみす好きにさせるわけではあるまいな?』
弦十郎「は、我々としましても有効的な手段を目下模索中でして」
訃堂『聞いておるわ、異邦からの助力を得るとは...貴様らの持つ物の機密性を忘れたかッ!』
弦十郎「...ですがっ!」
訃堂『そうさなぁ、何を差し置いても管理すべき完全聖遺物まで奪われておいて、これ以上の失態は許されぬ、それ故の愚行と言うのなら期待はまだしておいてやろう...』
弦十郎「ッ!...はい」
訃堂『怪物には十分に警戒をしろ、そうまでしての敗北はあり得ぬものと心得よ』
弦十郎「わかり、ました...」
あのおじいちゃんいつも怒ってるような気がしてきました...そうでなくとも雰囲気が怖いんですよね
ホラー系じゃなくおっかない系の
ソリッド「主よ」
翠「ひゃっ...何だあなたですか、どうしたんですか急に」
いつの間にか肩に乗り耳元で話しかけてきたのは蛇達のうちの1匹
小声で、というのは司令室の中にいるししょー達に私がここにいることがバレないようにという配慮なのでしょうが、そもそも言葉を発する事自体稀なのでびっくりしてしまいます
- 583 : ◆BT63SEH4KsDo [saga]:2020/02/17(月) 02:51:08.14 ID:8zTQSVFh0
- ソリッド「底知れぬ悪意を溢れんばかりに感じる...用心した方がいい」
もう何度目かの警告
それほどまでに訃堂さんの発する悪意というのは凄まじいということでしょうか
翠「えぇ、わかってます」
私とて警戒を怠っている気はないのですが
...そんなに甘々に見えるんでしょうか私は、『翠』といい皆して
訃堂『それから完全聖遺物...デュランダルを奪った者についてだが』
弦十郎「はい、例えデュランダルごと破壊してでも」
訃堂『ならぬッ!!!』
弦十郎「なっ...!?」
訃堂『それはならぬ、優先すべきは奪い返すこと...失うことなど持っての他と知れ』
もう少し聞いていく?安価下
1 聞く(2人の会話の話題内容記述)
2 移動する
- 584 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/17(月) 02:54:57.33 ID:A/uLq0qTO
- 2
- 585 : ◆BT63SEH4KsDo [saga]:2020/02/17(月) 03:04:08.36 ID:8zTQSVFh0
- うわぁ...ただでさえタギツヒメに傷一つ付けるのでも無理ゲーに近いのにさらに難易度上がってるじゃないですかやだー
というかタギツヒメがデュランダルどんな風に扱うかによって変わってくる気が...出来るか知りませんが自分の身体に融合させたりなんかしたら奪い返すのほぼ不可能じゃ...
翠「...」
盗み聞きしてるのがバレる前に去りましょう
というか今日まだ盗み聞きしかしてないですね私
・・・
次に訪れたのはシミュレーションルーム
普段は仮想ノイズと戦ったり装者同士で模擬戦したりするのに使っていますが、今日そこにいたのは響さんとネロさんでした
翠「珍しい組み合わせですね...」
またこっそりと行く末を見届けようかな、なんて思っていると
ネロ「おや、翠さんじゃないですか」
響「え?あ、本当だ!」
速攻バレました、何故...
安価下
1 アメノオハバリ貸す
2 貸さない
- 586 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/17(月) 07:24:57.88 ID:x0DK3yuE0
- 2
- 587 : ◆BT63SEH4KsDo [saga]:2020/02/18(火) 02:45:27.97 ID:OzfEt0Iq0
- 翠「お二人は模擬戦ですか?」
この際誤魔化すのも無理ですし、いえ別に誤魔化すようなこともしてませんが...普通に話しかけてしまいましょう
ネロ「いえ、たまにはフォニックゲインが食べたいなと思いまして」
翠「へーフォニック...フォニックゲイン!?えっフォニックゲイン食べるんですか!?」
ネロ「...ネフィリムが混ざってることを忘れてませんか?」
あー、ネフィリムですか
確かにネフィリムは起動するのにフォニックゲインが必要でしたしまぁそういうこともありますか
ネロ「なので私自身の維持も兼ねてですね、聖遺物が食べたいというのも無くはないですが食べていい聖遺物というのも難しいですし」
響「アームドギアだけ貰う、っていうのも違うんだよね?」
ネロ「満足感に欠けるんですよね、アームドギア...」
翠「フォニックゲインは満足感に欠けないんですね」
ネロ「というか別物のようなものですし...ジュース、いえゼリー?そんな感じです」
どんな感じですかそれは
翠「ふむ...あ、なら丁度私も暇ですし私と響さんのS2CAとか」
響「多分それやると私も怒られるし翠ちゃんはしばらく軟禁されると思うよ?」
・・・
そんな流れで始まった響さんとネロさんの模擬戦...という名のネロさんの食事、でいいんでしょうか
アメノオハバリのギアは今は必要ないとのことで、ネロさんは無手で戦っています
響『聞っこえってーるかー!こっころー!たっましー!こーの歌...ッ!』
ネロ『いいですよ!もっと!もっと!!』
ガングニールのギアを纏う響さんと、単なる模擬戦だからかほとんど元のまま右腕だけネフィリム化させ迎え撃つネロさん
響さんが歌いフォニックゲインを引き出させる為の模擬戦なのでそこまで派手なバトルはせずスパーリングのようなものになっています
- 588 : ◆BT63SEH4KsDo [saga]:2020/02/18(火) 02:46:04.94 ID:OzfEt0Iq0
- 正直戦わずに座ってただ歌うだけでいいのでは?とかむしろ戦ったら余計にお腹空くのでは?とか思わなくもないですがそこはネロさんにも何か考えがあるのでしょう、きっと
翠「響さんの訓練にもなっていますしね」
何故か見届け役に抜擢された私がモニタールームの椅子に腰を落ち着けていると
ガラッ
姫和「おい!やつはまさかタギツヒメかっ!!!」
あっちょっと面倒なことになりそうな予感
コンマ下
奇数 チョコミントさんは基本話を聞かない
偶数 流石に突然乱入したりはしない
- 589 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/18(火) 02:47:30.97 ID:9qHF/BcQ0
- ロックンロール!
- 590 : ◆BT63SEH4KsDo [saga]:2020/02/18(火) 03:20:13.30 ID:OzfEt0Iq0
- 姫和さんを皮切りに次々と部屋に入ってくる刀使の皆さん
しかも開口一番に姫和さんがモニターに映るネロさんを見てとんでもないことを言い出すものだからてんやわんやです
舞衣「肌の色、あの腕、確かに似てる...けどタギツヒメとは違うような」
姫和「タキリヒメだのイチキシマヒメだのに分離したやつが今度はこっちでさらに分離したということか!ならば斬るだけだッ!」
可奈美「あっ待ってよ姫和ちゃん私も行く!」
沙耶香「私も行く」
舞衣「沙耶香ちゃん!?可奈美ちゃんまで!」
薫(刀使)「違う気がするけどなー」
エレン「とにかくバトルしてるなら参戦するしかないデス!」
突然来て突然出ていく姫和さん、それを追って出ていく可奈美ちゃん達
翠「...えぇ?」
何ですかあの嵐のような人達は
姫和『今度は何ヒメだか知らんが敵ならば斬るッ!』
響『うえぇ!?何でここに皆が!?』
ネロ『強いて言うなら私はトリノイワクスヒメ!機嫌がいいので相手をしてあげましょう刀使達ッ!』
翠「いいんですかそれで...」
フォニックゲインをキメておかしなテンションのネロさんは何故かノリノリで刀使の皆さんを相手し始めました
可奈美ちゃんは相手が刀を持っていないからかいつもの戦闘狂が発動しておらず乗り気ではなさそうですし、薫さんとエレンさんは途中で(あるいは最初から)察しているのか本気ではなさそうですが
ねね「ね〜」
翠「ねねちゃんもいらっしゃいです」
そして私はネロさんが乗り気ならまだ止めなくてもいいかな、というより止めるの面倒だな、となっていたので膝の上に乗ってきたねねちゃんを撫でながら事の成り行きを見守ることにしました
いざとなったら響さんが止めるでしょう
事の成り行き安価下
(殺傷沙汰になりそうなものは未然に響さんストップが入ります)
(翠「ネロさんヒメじゃなくてフネでしょうが」)
- 591 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/18(火) 03:29:10.34 ID:Abrf3cqrO
- 最近出番が無かったからか楽しそうに遊んでるネロ様
攻撃はネフィリム化した部分で受け止め、攻撃は控えるスタイル(後にノイズの出現を抑えてる神様と聞いて詫びの品としてクッキーが送られる)
- 592 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/18(火) 10:27:36.31 ID:D9eOEng8O
- ネロ様は実際凄い神様なのでみんな束になってかかっても受け止められたり避けられたりまるで攻撃が通らない、ネロ様は楽しそう、相手してる皆は焦り模様
- 593 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/18(火) 22:24:40.52 ID:BqYOlqMe0
- ネロ様が全身をネフィリム化させて少し本気を見せる。腕をネフィリム頭部型にして響の左腕に噛み付くと装甲が部分的に強制解除される 響はデジャヴによるトラウマがでる
- 594 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/19(水) 14:39:51.33 ID:JCTy6o4wO
- この世界のビッキーネフィリムに腕食われてなかったような
安価下
- 595 : ◆BT63SEH4KsDo [saga]:2020/02/20(木) 03:50:21.65 ID:KXMyOZHh0
- ・・・
舞衣『どうして!?』
エレン『尽く見切られてマス...!』
ネロ『アッハァ♪』
6人の刀使達の間髪入れない連携をもろともせず、まるでリズムゲームでもやっているかのように御刀の太刀を右腕で全てテンポ良く捌き切っているネロさん
これまでに見た事ないほどの笑顔で楽しそうにしています...刀使の皆さんは逆に有効打どころかまともに傷も付けられず表情から余裕がなくなっていますが
ネロ『もう少し速くても良いですよォ?』
姫和『言ってくれる!』
沙耶香『今、こっち見ないで避けた?』
薫(刀使)『もっと速くとか、こっちは迅移も使ってるっての...』
ネロさん...もしかして最近本部に留守番しっぱなしで溜まってたんでしょうか、戦闘欲的なものが
戦闘狂なところがある人(神様)ではないと思っていましたが、違ったのかもです
それにしてもミカさんといいティキちゃんといい何故この世界の戦闘狂は笑いが漏れてるんでしょう
翠「にしたって強いですね...しかもあれでネロさん、あくまでほとんど反撃はしてないということは手加減してるわけですし」
あの6人は相手が神様だから、というだけであそこまで翻弄されるような実力者ではありません
つまりネロさんがそれほどの実力を持つ神様だということ...
翠「もう全部あの人一人でいいんじゃないですかね」
ねね「ねー」
いやもう本当今後の出撃は是非前線に出てほしいんですが
そして珍しく響さんはどうしたらいいのか迷ってオロオロしてますね、ネロさん貴女のせいですよそんなに楽しそうにしてるから
- 596 : ◆BT63SEH4KsDo [saga]:2020/02/20(木) 03:51:12.90 ID:KXMyOZHh0
- ネロ『さぁさぁ休んでる暇は...おっと...!』
その時、初めてネロさんがほんの少しだけ焦った声を出しました
可奈美『あちゃ〜、当たらなかったか〜』
今の、可奈美さんが!?
翠「まさかこの短時間でもうネロさんの動きを読み始めた...?」
さっきまでは他の皆さん同様簡単に止められ避けられていた筈なのに
ネロ『アハッ...イキが良いのがいますね...!』
舞衣『っ、何!?』
ネロさんが不敵に笑うと、右腕だけに留まっていた黒い表皮がどんどん広がり、遂に体全身を覆い尽くします
所々模様の様に走る橙色の線が溶岩の様に煌き、シルエットも少女のそれからよりマッシブなものに変わりました
- 597 : ◆BT63SEH4KsDo [saga]:2020/02/20(木) 03:51:57.41 ID:KXMyOZHh0
- 姫和『やはり荒魂...本性を現したなッ!』
ネロ『穢れ等と見紛うなんてね、遠い過去の英雄の力をッ!』
姫和『くっ...!』
真っ先に突撃していった姫和さん
しかしネロさんは突き出された御刀...小烏丸の刃を両手で挟み込むとそのまま投げ飛ばしてしまいます
当然小烏丸を握っていた姫和さんも一緒に投げ飛ばされ、床を転がっていきました
可奈美『!』
ネロ『さぁさぁ!』
そして見事ネロさんに目を付けられた可奈美ちゃん
ネロさんに迅移にも劣らない速さで距離を詰められ咄嗟に御刀...千鳥で身を守ろうとしますが、またも両手で挟まれ受け流されてしまいます
そして無防備になった可奈美ちゃんに対しネロさんは手のひらを近づけ...
ネロ『強い娘は好き...写シならちょっとくらい摘み食いしても良いよね?』
その腕をネフィリムの頭部の形に変化させました
- 598 : ◆BT63SEH4KsDo [saga]:2020/02/20(木) 03:52:28.22 ID:KXMyOZHh0
- 翠「何あのドラグクロー!?っていうかダメですやり過ぎです!」
ネロさん完全に調子に乗ってます!でなければ正気じゃないです!
すぐにやめさせようとモニタールームのマイクをオンにしようとしたその時
響『てぇぇいっ!!!』
ネロさんの背後から響さんの横槍ならぬ横拳が
咄嗟に振り向いたネロさんはネフィリムの頭部に変化させた腕を響さんの方に向け
ガブッ...
響さんの左腕に噛み付きました
響さんコンマ下
奇数 トラウマは出るけどまだ平気
偶数 気絶
ゾロ目 ???
- 599 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/20(木) 03:56:32.24 ID:L37a5enG0
- えらいこちゃえらいこちゃ
- 600 : ◆BT63SEH4KsDo [saga]:2020/02/20(木) 04:24:48.37 ID:KXMyOZHh0
- 響『えっ...?』
その光景にネロさんも正気を取り戻したのか、真っ青な顔をしています
パァン
次の瞬間響さんの左腕を覆っていた装甲がパージされ、ネフィリムの頭部の形をしたネロさんの腕も同時に弾かれました
そして響さんの方は...
翠「...ほっ、焦りました...本当に」
指先までギアインナーに包まれた左腕がきちんと繋がっています
見たところ千切れかけてる、なんてこともありませんし、あの様子なら悪くてせいぜい軽く歯形が付いたくらいでしょう
しかしそれだけでは終わらず今度は響さんのギアそのものが解除され
翠「響さんっ!」
響さんはその場で気を失ってしまいました
・・・
医療班の職員さん達を呼んで響さんを病室に運んでもらい、その間私はこれ以上大事にならないように姫和さん達にネロさんの誤解を解きました
翠「やり過ぎです」
ネロ「すみません...」
翠「今後フォニックゲインは禁止です」
ネロ「そんな...!」
「そんな...!」じゃないですよ全く...あれで響さんの左腕が取れてしまったり、そのまま暴走してしまったらどうするつもりだったんですか...
どうする?安価下
(特になければネロさんにお詫びクッキーが渡されたりします)
(響さんがすぐ目を覚ますか等はコンマ判定になります)
- 601 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/20(木) 04:36:54.24 ID:iQ+JYopjO
- 蛇達が8匹集まってきて
《あの訃堂という老人からただならぬ悪意が溢れてる事を他の装者や刀使に伝えた方がいい。私達も協力する》と言葉が送られてくる
- 602 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/20(木) 04:56:05.53 ID:+lyoiyj90
- ネロさんにはさらに罰として暫く宝物庫に引き籠るの禁止を言い渡すも、他の部屋が無いので当分翠の部屋で寝る事に
- 603 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/20(木) 19:19:32.84 ID:r16UEln+O
- 可奈美と沙耶香、ネロ様に興味津々
ほっぺをもちもちしたり腕をぷにぷにしたり
- 604 : ◆BT63SEH4KsDo [saga]:2020/02/21(金) 04:46:29.95 ID:SS06c3+Y0
- 薫(刀使)「うちのやつらが悪かったな」
エレン「薫も混ざってたデスよね?」
ネロ「いやー本当でs」
翠「ネロさん」
ネロ「私もふさげ過ぎました、ごめんなさい」
一応刀使の皆さんもネロさんもこうしてお互い和解出来た、ということでいいでしょう
しかし言われてみれば純白な服に白銀の髪、琥珀色の瞳、比較的色白な肌、ネフィリム時の黒い肌等...タギツヒメ達に似ているというか同じ系統に見えなくもないですねネロさん
これでは姫和さんが早とちりするのも無理はありません、そのまま突撃していくのはどうかと思いますが
姫和「この世界のノイズを制御し出現を抑えている神、か...」
舞衣「そうとは知らず本当にごめんなさい!」
刀使の中で一番謝罪をしてくれるのは舞衣ちゃん
姫和さんは申し訳なくは思っているのでしょうがそれ以上に思うところあったのか神妙な表情、薫さんとエレンさんはネロさんがさほど気にしていないとわかり普段通りに戻っています
で、可奈美ちゃんと沙耶香ちゃんは...
可奈美「ネロちゃんよく見たら肌が白いだけじゃなくてすべすべもちもちだ〜!」
ネロ「っ...んぅ...!?」
沙耶香「腕もぷにぷに...若い」
薫(刀使)「いや若いってことはないだろ昔からいる神様なんだから、あとお前も大分若いからな」
すっかりネロさんを玩具にしています
頬をつついたり腕を揉んだり抱き締めたり
当のネロさんは擽ったそうにしていますが、あくまで反省中ということでされるがまま、あれもいい罰でしょう
- 605 : ◆BT63SEH4KsDo [saga]:2020/02/21(金) 04:47:00.86 ID:SS06c3+Y0
- エレン「でも見た目は中学...小学生くらいデスし...薫と一緒デスね!」
薫(刀使)「うるせえぞエレン...でもこいつ一部はまぁまぁデカいな...残念だったなヒヨヨン・ザ・ナイペッタン」
姫和「やはり貴様は斬らねばならんようだな」
舞衣「あの、ネロちゃ...ネロさん?」
姫和さんと薫さんのやり取りに一切突っ込まずネロさんに話しかけた舞衣ちゃん
その手にはさっきまでなかった物が
ネロ「っふぅ...あ、はい、ちゃんでもいいですよ、何ですか?」
舞衣「じゃあネロちゃん、さっきは本当にごめんね、これお詫びと言ってはなんだけど...」
舞衣ちゃんが渡したのは可愛くラッピングされた包み...
ネロ「これは...クッキーですか!」
舞衣「私が作ったの、持ち歩いてたから」
持ち歩いてるんですか...?
可奈美「わー!舞衣ちゃんのクッキー!!」
沙耶香「すごく美味しい、オススメ」
ネロ「美味しい物をくれる娘も好きですよ〜!」
相変わらず食べ物が貢がれると機嫌が良くなりますねネロさんは
- 606 : ◆BT63SEH4KsDo [saga]:2020/02/21(金) 04:47:39.73 ID:SS06c3+Y0
- ・・・
弦十郎「話はわかった、気を失ってしまった響くんのこともある、いくらネロくんでもお咎めなしとは出来んな」
翠「ですよね」
当の本人は満面の笑みでクッキー食べてますけど
もう反省するフリすらやめたんですね
弦十郎「手っ取り早いのは何かしでかさないよう目の届くところに居てもらうこと、つまりはしばらくの間の宝物庫の引きこもり目的の使用禁止及び監視だが...」
緑「何か問題が?」
弦十郎「...本部内の多くの部屋が補修工事中、そしてその上で残っていた使える空き部屋は彼女達...刀使達に全て貸してしまっている」
あー...
かといって牢獄を利用するわけにもいきませんしね
弦十郎「ということで、だ...当分ネロくんは翠くんの部屋で引き取ることとする」
翠「ふぁっ!?」
ネロ「へぇっ!?」
- 607 : ◆BT63SEH4KsDo [saga]:2020/02/21(金) 04:48:20.70 ID:SS06c3+Y0
- 何がどうなってそうなったんですか!?えっネロさんが私の部屋に来るんですか!?
可奈美「私はネロちゃんと一緒でもいいですよ?」
弦十郎「いや、あくまで君達は客人だ、それに同居人がいれば翠くんも少しは大人しくなるだろう」
翠「あれっ私の監視が追加された感じですか!?」
沙耶香「翠、信用されてない」
ネロさんが責められていたはずなのにいつの間にか私が責められています、これがわからない
姫和「お前らは嫌なのか?」
翠「い、嫌ってことはないですけど...」
ネロ「私もいいですけど...」
確かにネロさんのことは普通に仲間として友人として好ましくは思っていますが...だってそれ毎日一緒の部屋で寝たりするわけで
翠「...」
ネロ「...♪」
翠「!...///」
それはちょっとだけ照れると言いますか...
『翠』「ハーレム漫画みたいな展開が来て忘れてるかもしれないけど『私』も同じ部屋にいるからね?」
翠ネロ「!!!わ、忘れてませんよ!?」
- 608 : ◆BT63SEH4KsDo [saga]:2020/02/21(金) 04:48:58.23 ID:SS06c3+Y0
- いつ来たんですか『翠』!
『翠』「あ、それとも『私』は別の部屋に移った方がいい?実家もあるし」
ネロ「い、いえいえ!」
・・・
も、もう、『翠』が変なことを言うから変な空気になるところだったじゃないですか...そうですよ、今夜からは2人で寝ていたのが3人になるだけです
いえ、それこそ蛇達も入れればもっと...
ソリッド「主よ」
翠「うひゃぁ!...そ、ソリッドですか...今度は何ですか」
話しかけられたのは本日2度目
今度は耳元ではありませんでしたが、やはり急に声をかけられるのは心臓に悪いです
翠「ってよく見たら全員集合してますね」
今度はソリッドだけではなく8匹全員が集まってきていました
ソリッド「主よ、やはりあの風鳴訃堂という老人からはただならぬ悪意を感じる...この事を他の装者、刀使にも共有すべきだ、その為ならば我らも協力を惜しまない」
- 609 : ◆BT63SEH4KsDo [saga]:2020/02/21(金) 04:49:33.08 ID:SS06c3+Y0
- 翠「重ねてきますね...そんなに警戒しないといけないレベルですか」
しかし蛇達が集まってまで催促してくるのですから、悪意は余程なのでしょう
ただ風鳴訃堂さんはあれでも翼さんのお爺ちゃんでありししょーのお父さんでもあり、そしてお偉いさんでもあります
確かにししょー達もあまりいい顔はしない相手とはいえ、ふわっとした意見だけでさらなる注意喚起をするというのも
翠「うーん...」
コンマ下
奇数 噂をすれば
偶数 特に無し
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