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【シンフォギア】少女「転生したから安価とコンマで月を破壊する」 女神「MRKM」
- 459 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/29(水) 03:42:40.67 ID:1xJONda7O
- 2 可能ならそのっちverで行ってみたい
- 460 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/29(水) 08:26:05.83 ID:gvSkcLFh0
- 使うテレポートジェム間違えた
- 461 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/29(水) 14:11:00.28 ID:elfgi9JdO
- テレポートしてないのに!?
安価は兼時間稼ぎで
- 462 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/29(水) 18:30:47.15 ID:y9A9j5g60
- 翠を仲間に誘いに来た。イミテーターの秘密を暴くことが取引
- 463 : ◆BT63SEH4KsDo [saga]:2020/01/30(木) 05:01:28.18 ID:WtfsrRST0
- 「「Imyuteus amenomurakumo tron」」
私達が揃って選んだのはアメノムラクモ、なおかつ勇者ギア
私は若葉ちゃんの、そして『翠』は千景ちゃんの...
『翠』「レッツエンジョイ!カガワラァァァイフ!!」
じゃなくて園子ちゃんの!?
『翠』のギアの周りを蓮の花弁が舞い、白と紫の装い、そして手には一本の槍が握られています
『翠』「敵は多いね翠...」
翠「3人ですが」
『翠』「いや...たいした事はないか...」
翠「聞いてないですね」
『翠』「...今夜は貴女と『私』でダブル乃木だからね」
翠「はいはい」
私達は刀と槍をそれぞれ構え、戦いに参戦しました
翠「ハッ!」
ヴァネッサ「ッ!」
まず切り込んでいったのはヴァネッサさんのところ
あの3人の中ではリーダー的立ち位置でしょうし
ヴァネッサさんはやはりこの短時間ではもう片方の腕の修理は間に合わなかったようで、片腕のみで格闘しています
響「はっ!はっ!ハァッ!」
ヴァネッサ「くっ...やっぱりこっちだけじゃバランスが取れないわね」
翠「だったらせめて、両腕治してからで良かったのでは!?」
ヴァネッサさんの呟きに思わず突っ込んでしまいます
腕や脚は片方無いだけで重心が大きくズレてしまう部位、慣れてもないならなおさら危険なはず
- 464 : ◆BT63SEH4KsDo [saga]:2020/01/30(木) 05:02:17.50 ID:WtfsrRST0
- 響「目的を聞かせてくれませんか」
響さんは相変わらずの様子、ですがそれでこそな気はします
それでこそ我らが主人公
ヴァネッサ「そうしたくても、貴女のお仲間は聞く気無いみたいよ?」
マリア「聞いてから拘束するのと拘束してから聞く、貴女達の態度次第でどちらか一つよ」
クリス「この数相手にどうこう出来るってんならやってみな!」
ヴァネッサ「ならお言葉に甘えてッ!」
クリスさんの撃った弾丸を空中でバク転しながら避けたヴァネッサさんは膝立ちの形で着地し、立てた方の膝からミサイルを放ちました
『翠』「『私』が!」
槍の先端を傘のように開き盾にしミサイルの軌道を真上に逸らした『翠』
翠「やぁっ!」
私はそれが天井に当たってしまう前に斬り裂きます
しかしミサイルの中身が爆発したことで煙が充満し、私の視界が遮られてしまいました
バシュッ!シュルシュルッ
翠「っ、ワイヤー!?」
ヴァネッサ「ミラアルクちゃん!」
ミラアルク「オーライなんだゼ!」
- 465 : ◆BT63SEH4KsDo [saga]:2020/01/30(木) 05:03:05.57 ID:WtfsrRST0
- そして次の瞬間私の身体にワイヤーが巻かれ、強い力で引っ張られます
そして巻き付いたワイヤーが外されたところで私をキャッチしたのは空中で待機していたミラアルクさん
ミラアルク「そらっ!」
翠「ぐっ!」
ミラアルクさんは片腕で私を抱え、もう片方の手の長く尖った爪を突き出してきました
私はそれを刀で受け止めますが、その状態のまま床に向かい私が下の状態で...つまりミラアルクさんに押し倒されるような形で私は背中から床に叩きつけられてしまいます
『翠』「翠!」
『夏菜』「翠さん!」
ヴァネッサ「そっちには」
エルザ「行かせないでアリマスよ!」
私を助けようと動こうとしてくれた皆さんはヴァネッサさんとエルザさんにガードされ
爪と刀が拮抗し睨み合う私とミラアルクさんの間にはバチバチとした火花が見えるよう...
ミラアルク「ふぅ、やっとゆっくり話せそうなんだゼ」
翠「そういうことですか...というより先に、安静にって言いましたよね、あれからまだ2時間も経ってないんですけど」
ミラアルク「装者がうじゃうじゃいるそっちと違ってこっちはカツカツ、寝てなんていられないんだゼ」
でもなく、そんなやや戦場に似つかわしくない会話が繰り広げられていました
勿論周りには聞こえないように、ですが
- 466 : ◆BT63SEH4KsDo [saga]:2020/01/30(木) 05:03:36.65 ID:WtfsrRST0
- ミラアルク「人数もそうだけどこちとら慣れないことばっかでもう少し手加減が欲しいくらいなんだゼ、さっきだってちょっと使うテレポートジェム間違えて座標狂ったせいでこんなド派手な登場に」
翠「知りませんよ!?」
本部の屋根ぶち抜いて襲撃なんていう強キャラっぽい演出しといて!
翠「で、随分早い再開になったわけですが...今度はどんな用件で」
こうして私にだけこっそり話しかけてきたのは、まぁまたそういうことなんでしょうけど
少なくともさっきまでのこと...こっそり私が彼女達のアジトに招かれていたことに触れてもいいはずです
ミラアルク「急かすんじゃないゼ、まだ後もう少し...っと、まぁいいゼ」
後もう少し?何が...もしかして、時間を計って?
ミラアルク「用件は簡単、蒼井翠...お前を勧誘しに来たんだゼ」
...はい?
- 467 : ◆BT63SEH4KsDo [saga]:2020/01/30(木) 05:04:46.80 ID:WtfsrRST0
- 翠「何言ってるんですか!?」
ミラアルク「アタシらの仲間になれ、そう言ってるんだゼ」
いやそれはわかりますけど!さっきは帰しておいてそれはどういう!?
というかミラアルクさんは真っ先に反対しそうじゃないですかそれ!
翠「何を企んでるのかは聞いても」
ミラアルク「さぁ、ただこっちに付いてくれるんならお前のギアの中でも1番の謎聖遺物...イミテーターの秘密を暴いてやるゼ」
翠「っ、イミテーターの...?」
イミテーターの秘密...それはひいては『翠』の両親にも繋がる何かなのでは
でもどうやって...いえ、むしろすでにその秘密を彼女達は知っていてこの条件を?
ミラアルク「悪くない取引だと思うゼ?」
多数決安価下1〜5
1 仲間になる
2 仲間にならない
- 468 :広告クリックお願いします :2020/01/30(木) 05:53:51.41 ID:G0rXTEoH0
- 1
- 469 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/30(木) 06:26:30.39 ID:omQiSUai0
- 2
- 470 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/30(木) 06:30:43.34 ID:e37NZmc0O
- 2 未来との約束もある
- 471 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/30(木) 09:46:31.36 ID:hjSWBT6sO
- 1
- 472 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/30(木) 11:06:44.18 ID:nX6rp+D9O
- 2
OTONAを敵に回すほど自惚れてないわ
- 473 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/30(木) 11:41:49.96 ID:X14W/SJA0
- 変態でどうしようもないけど次自分から敵に回るようなことしたら二度と未来さんが許してくれない 安価下
- 474 : ◆BT63SEH4KsDo [saga]:2020/01/31(金) 02:52:54.90 ID:RSVs687O0
- 翠「...確かに、それは気になる情報ですね」
他の聖遺物だけに留まらず、ノイズやアルカノイズ、カルマノイズetc...解析出来れば何でも再現出来てしまう名もわからない聖遺物
あるいはメタ的に考えれば素の状態のギアも相まってまるでどこぞの錬鉄の英霊のようですが
『翠』の両親が何処で如何にして手に入れ『翠』に遺したのか、気にならないでもありません
翠「ですが」
ミラアルク「...」
翠「生憎、それなら『私』の方が釣りやすかったかもしれませんね」
その条件では私がS.O.N.G.を裏切り彼女達に付くほどの理由にはなり得ません
翠「それに、私も後がないんですよ」
次裏切ったりなんかしたら今度こそあのサイコレズさんに何されるかわかりませんからね
いやもうされるとこまでされ切ってる気もしますが
ミラアルク「交渉決裂...と捉えていいんだな?」
翠「えぇ、決裂です!」
ぐっと刀を押す力が強まり、私も負けじと押し返します
ミラアルクさんはやや不満げに睨んできますが、やがてニヤリと笑い
ミラアルク「だとは思ってたんだゼ、アタシからすれば信用し切れないお前に対しちゃ、こっちの方が都合がいい」
翠「...!」
その瞳がカラフルなステンドグラスのように煌めきました
ミラアルク「刻印...侵略」
コンマ下
奇数 効かぬ
偶数 翠ちゃんは洗脳が効く系の人
ゾロ目 風雲児様「これ以上覗き込まないでもらおうか」
- 475 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/01/31(金) 02:53:35.66 ID:NmmzRQcN0
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- 476 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/31(金) 02:54:47.36 ID:dAyiR6Tl0
- 若葉様に助けられたな
- 477 : ◆BT63SEH4KsDo [saga]:2020/01/31(金) 03:14:57.03 ID:RSVs687O0
- 翠「っ...」
意識が...遠く...
若葉《これ以上、覗き込まないでもらおうか》
ミラアルク「うッ...!?」
翠「!」
その瞬間、ミラアルクさんが頭を押さえて苦しげな声を上げ
私は私で遠のいていた意識が戻ってくるように感じられます
若葉《しっかりしろ、翠さん》
翠「今のは...洗脳の類い...?」
ミラアルクさんの瞳にそんな能力が?けれどそうとしか考えられません
単なる気絶させるようなものではなく、自分で自分の事がよく分からなくなりそうな、そんな感覚でした
ミラアルク「お前、何を...!」
翠「それはこちらの台詞ですね...流石に今のは見過ごせません」
私はミラアルクさんがよろめいたところで下から抜け出し、刀を向けます
翠「大人しく保護されてもらいましょうか」
ミラアルク「ちぃっ!」
どう戦う?安価下
(他の装者、ノーブルレッドのメンバーを戦況に混ぜても構いません)
(ちなみに逃走不可系の技を用いた場合は勝率アップ)
- 478 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/31(金) 03:20:04.95 ID:04F6XaHfO
- まさかの若葉とのフルシンクロ、SR技で容赦なくミラアルクの両腕の骨を粉砕、更に両眼を潰してから下腹部に『華麗なる一閃』
神獣鏡の影響でビッキーUR技繰り出せたりしないかな?
- 479 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/31(金) 03:24:16.51 ID:NqbuEZl20
- 容赦ない攻撃でミラアルクを気絶させたら傷だけ直して残りの二人に差し出してお引き取り願おう
- 480 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/31(金) 03:32:03.26 ID:dAyiR6Tl0
- キネクリ先輩とマリアさんの連携プレーでヴァネッサが怯んだ隙に『翠』が大輪開槍・朝露薙ぎで修復したばかりの片腕を無慈悲に破壊する
エルザは…八岐大蛇で両脚の骨をへし折っておこう(仏の顔も三度までと言わんばかりに二人とも治療は却下)
- 481 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/31(金) 12:56:14.69 ID:LD3DqtkA0
- これはひどい
- 482 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/31(金) 16:35:33.43 ID:IR5q0VxaO
- 戦闘中にティキ『だった物』の残骸が壊れた天井から降ってくる
驚愕したエルザが立ち竦んでる内に『夏菜』ちゃんが砲剣でブッ飛ばしてから響が追い討ち
- 483 : ◆BT63SEH4KsDo [saga]:2020/02/01(土) 04:27:00.70 ID:lXOTmV4p0
- 翠《ついでです、もう少しだけ力を貸してもらえますか》
若葉《準備しておくと言ったのは私だ、力を貸そう》
私が内面に意識を集中させると、そこで若葉ちゃんと重なり合うようなイメージが浮かび上がります
それと同時に私の身体にも若干の変化が...髪の色がやや茶寄りの金へ、瞳の色が紫へと変わりました
これが私と若葉ちゃんのフルシンクロ...!
翠若葉「何事にも報いを...貴女には少しばかり痛い目を見てもらおう」
ミラアルク「イグナイトも使わない舐めプでデカい口、ウチが掻っ捌いてやるんだゼ!」
ミラアルクさんが腕に羽を巻き付けて肥大化させ殴りかかって来ます
来ますよ、若葉ちゃん
あぁ、だが避ける必要もないな
刀...生太刀を構え直し、ミラアルクさんの拳をすれ違うように避けながら居合斬り
《心刀居合切り》
振り向きざまにもう一度
《一心抜刀》
翠若葉「舐めてはいないさ、今の私達にとってはこのギアが一番合っているからな」
そのたった2度の一閃により、ミラアルクさんの両腕からはピシッと嫌な音を立てました
ミラアルク「あっ...あ゛ぐぅ...!腕、が!」
翠若葉「峰だ、斬り落としてはいない、でも多少の骨折は我慢してくださいね」
なまじ羽を巻き付けて腕を強化してしまっているため微妙な手加減が難しいので
まぁ後で治しておきましょう
翠若葉「後はその厄介な瞳を!」
両眼の間、こめかみの辺りを刀の柄を握ったままの拳で打ち抜き、ミラアルクさんがよろめいたところをカウンターで!
翠若葉「ハァッ!!」
《華麗なる一閃》
ミラアルク「ぐぅっ...」
バタリ、とミラアルクさんは倒れ込んでしまいます
どうやら上手く意識は刈り取れたようだな
えぇ、後は
「Healing almighty Asclepius tron」
- 484 : ◆BT63SEH4KsDo [saga]:2020/02/01(土) 04:28:06.70 ID:lXOTmV4p0
- ☆☆☆
で〜れれ〜で〜でん!
☆☆☆
クリス「オラオラッ!」
マリア「そこっ!」
ヴァネッサ「邪魔ばかりを!」
『翠』「するよそりゃ当然ね!」
マリアさんの蛇腹剣と『私』の槍で挟み込むように動き、ヴァネッサさんがそれを避けようとすればクリスさんがすかさず避けた方向に弾丸をばら撒き、弾丸を避けようとすればマリアさんと『私』が...の繰り返し
でも流石のヴァネッサさんもやられるばかりじゃなく、腕から発射したワイヤーの先端を壁に突き刺してはまるで空中を自由に彷徨う様に動く
片腕しかないのによくやるよ、脚がホバークラフトみたいに変形してるのも動きの補助に大いに役立ってるんだろうけど
ヴァネッサ「はぁ、はぁ...」
マリア「息も切れてる、勝ち目もないのにまだやる気?」
ヴァネッサ「それこそ当然...」
壁を蹴って『私』達から距離を取ったヴァネッサさんはマリアさんを見詰めた
ヴァネッサ「それがアガートラーム、妹共々、よくその輝きを疑いもせず身に纏えるわね」
マリア「っ、どういう意味!?」
何故そこでアガートラーム...いや、確かアガートラームは便宜的にラベリングされただけの名前、本来のアガートラームが右腕なのだからマリアさんのアガートラームは左腕な時点でアガートラームでない可能性はあった
でもまさか、その真の正体をヴァネッサさんは知って...?
ヴァネッサ「イラク戦争の米軍が接収した聖遺物の一つ、シュルシャガナやイガリマと異なり、出自不明故に便宜上の呼称を与えられた得体の知れない謎のギアなんて...」
そこまで言ってからヴァネッサさんは視線を『私』にズラし
ヴァネッサ「得体の知れないギアを纏う装者は他にもいたわね」
『翠』「っ...」
得体の知れない、正体不明の聖遺物
『私』が持つシンフォギアの中でそれに該当するのは...
未来「はぁっ!!」
その時、ヴァネッサさんが跳ぶのと同時に未来さんの扇子から放たれたビームがさっきまでヴァネッサさんがいた場所を凹ませた
未来「しっかりして!」
クリス「揺さぶりに付き合ってペースを乱されるな!」
マリア「!えぇ、そうね」
『翠』「これ以上暴れさせない...!」
- 485 : ◆BT63SEH4KsDo [saga]:2020/02/01(土) 04:28:45.10 ID:lXOTmV4p0
- 『私』達は質より量と言わんばかりに手数を増やす
とにかく撃ってとにかく斬ってとにかく突いて
ヴァネッサ「狙いが大雑把過ぎるわ!」
それは当然さっきまでよりよっぽど避け易く、ヴァネッサさんは最後に放たれたクリスさんの小型ミサイルを全て避け切ってそう言った
けどまだだ!
マリア「ふっ!」
マリアさんの振るった蛇腹剣
それがものの見事に小型ミサイル達の側面を撫でて軌道をズラさせ、ヴァネッサさんを囲む様に配置させた
ヴァネッサ「ッ!!」
爆発に次ぐ爆発
何度も移動に利用していた本部の壁に、今度は望まぬ形で叩き付けられるヴァネッサさん
翠「行くよッ!」
《大輪開槍・朝露薙ぎ》
トドメに『私』はそこへ槍を振り下ろし
ヴァネッサさんの唯一の腕を叩き斬った
『翠』「...その腕、貴女には勿体ないよ」
ヴァネッサ「...そうかもしれないわね」
さて...ヴァネッサさんのことはクリスさん達に任せるとして、今度はあっちかな
- 486 : ◆BT63SEH4KsDo [saga]:2020/02/01(土) 04:29:24.98 ID:lXOTmV4p0
- ・・・
切歌「いい加減、観念するのデス!」
エルザ「そういうわけには、いかないのでアリマス!」
切歌「デス!」
エルザ「マス!」
『夏菜』「何語だよ」
調「案外似たもの同士...?」
ヴァネッサさんの腕を叩き斬った後、『私』はエルザさんと戦っている皆と合流することにした
でも結構『私』も疲労が溜まってるし
『翠』「お願い、八岐大蛇」
《逆巻ク大蛇》
ここは八岐大蛇にも手伝ってもらおう
『翠』「横槍ダイナマイトッ!」
響「ハァっ!!」
八岐大蛇の頭のうちそれぞれ一つの上に乗った『私』と響さんは槍、あるいは拳を構えてエルザさんに迫る
正確には迫ってるのは八岐大蛇だけど
エルザ「やぁっ!」
それに対してエルザさんは尻尾の先に付いている大きな口...マ○オシリーズのワン○ンみたいなやつ...を閉じたままぶつけて来る、つまり頭突きの様なものを繰り出してきた
『翠』「硬っ!?」
響「うわわっ!」
予想以上の硬さに逆に『私』達が跳ね返されてしまい、被さる様にして床に叩きつけられ...る直前で八岐大蛇の尻尾で受け止められる
『翠』「ぐっじょぶ八岐大蛇!響さん大丈夫?...響さん?」
- 487 : ◆BT63SEH4KsDo [saga]:2020/02/01(土) 04:30:12.32 ID:lXOTmV4p0
- ダメージはさほど無かったはず...けれど響さんの様子がおかしい...?
響「ッ...またこの記憶...でも、思い出せない...?」
頭を押さえ、何か呟いている
まさか打ち所が悪かったんじゃ
園子《大変だよ『りんりん』!》
『翠』《うわぁ何園子ちゃん急に!?》
突然の念話は心臓に悪いからやめてほしい
園子《神獣鏡の光で解かれかけてた記憶が、私の力の一端に触れたことでさらに解けてきてる!このままだと...》
ズドォンッ...!!
園子ちゃんの話を聞いている最中に、天井に開けられた穴から何かがとんでもない速さで降ってきた
思わず念話を無視してそっちに目を向けると
エルザ「なっ...ティキ...で、アリマスか...?」
- 488 : ◆BT63SEH4KsDo [saga]:2020/02/01(土) 04:30:41.84 ID:lXOTmV4p0
- それは辛うじてティキちゃんだったと分かるほどに破壊された鉄屑のような残骸
話に聞いてた半壊なんてものじゃない、もう動きすらしなさそうなほどの、だ
それを前にエルザさんは目を見開き、『私』達と対峙していることすら忘れて立ち竦んでしまっている
『夏菜』「...はっ!今がチャンスっ!」
響「っ!そうだ!やるしか!」
『翠』「八岐大蛇!行って!」
そうだ、惚けてる場合じゃない
エルザさんを捕まえることもそうだし、冷静に考えてみればティキちゃんが残骸になって降ってきた、というこの展開でティキちゃんをここに落とした犯人が『私』達に友好的な相手かどうかも怪しい
つまりは、ちゃちゃっとエルザさんを無力化するのが先!
『夏菜』「吹き飛べッ!!!」
ゴウッ!
『夏菜』の砲剣から放たれたレールガン並みのエネルギー波が迫り、エルザさんがハッとする
けれど反応が遅過ぎた、今更避け切れない
響「オオォォォ!!!」
エネルギー波を受け吹き飛ばされたエルザさんに追い討ちをかける様に響さんの拳が...
『翠』「!?」
響さんの拳が...桃色の光に包まれてる...?
響「『勇者パンチ』ッ!!!!!」
『満開勇者パーーーーーンチ!』
その瞬間、響さんの周りに山桜の花弁が舞った気がした
- 489 : ◆BT63SEH4KsDo [saga]:2020/02/01(土) 04:31:16.70 ID:lXOTmV4p0
- 『翠』「っ、八岐大蛇!」
だから違うって!今は惚けてる場合じゃない!
『私』の意図を汲んだ八岐大蛇は更なる一撃を加えるべく響さんの後を追い
エルザ「く、うぅ...がッ!」
エルザさんの両脚に頭突きを喰らわせた
☆☆☆
で〜れれ〜で〜でん!
☆☆☆
翠「何ですかねこれ...」
ミラアルクさんの傷をアスクレピオスで治し、さぁヴァネッサさんとエルザさんにこの未だ気絶中のミラアルクさんを引き取ってもらってお帰り願おうと思い元の場所まで戻って来ると
折角の私の傑作の腕が斬り落とされているヴァネッサさん
明らかに両脚が折れていて気を失っているエルザさん
ま、まぁここまではまぁ
皆さん殺意高いな...って感じですがそれだけではなく
ヴァネッサ「どうしてここにティキちゃんが...」
ティキちゃん、とギリギリ判別出来るレベルの残骸が
翠「何が起きてるんですか...」
恐らくさっきの大きな音はアレが天井の穴から落ちてきた音...でも誰が落としたんでしょう...
ヴァネッサ「そんな...まさか...!」
コンマ下
ゾロ目以外 やりそうなのは黒フード(刀使じゃない方)
ゾロ目 ???「いやいやうちの真希さんも結構やる時はやるんですのよ?」
- 490 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/01(土) 04:33:36.16 ID:EwuNvy4/O
- おい…まさか
- 491 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/01(土) 12:35:58.48 ID:wvCY3S7f0
- ゾロ目見てみたかったな
助っ人の方はあの2人で確定か
- 492 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/01(土) 14:24:22.29 ID:e5iFVTixO
- でも真希さんがティキ破壊するシーンは見たくないな、コンマに感謝
てかこれラスボス来てない?
- 493 : ◆BT63SEH4KsDo [saga]:2020/02/02(日) 03:01:07.46 ID:aYfy6usI0
- 「何を驚いている?ヴァネッサ・ディオダティ」
ゾクリ...
天井の穴から聞こえてきた声に、この場にいた誰もがそんな悪寒に襲われました
この感覚...つい最近、似たようなものを私は感じています
それはネロさんの怒りに触れた時...神様という超越した存在を、その存在感を一身に浴びた時
「愚かにも先に我を謀り出し抜こうとしたのは貴様らであろう?」
それはつまり、今穴から降り私達の前に姿を現した黒いフードの正体が
マリア「あのフード...あの時の!」
翠「いえ、違います...アレは...」
タギツヒメ「それがこの結果だ」
神様だということです
タギツヒメの行動コンマ下
奇数 てことで御刀探し!
偶数 御刀には気付かなかったけどお土産は貰ってぐね!
ゾロ目 とりあえずこの場にいるやつ全員倒すね!
(ゾロ目の場合は戦闘ですがゾロ目以外の場合は基本スルーされます(立ち向かうことは可能))
- 494 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/02(日) 03:07:29.86 ID:gZ0dyArY0
- あかん
- 495 : ◆BT63SEH4KsDo [saga]:2020/02/02(日) 03:24:49.58 ID:aYfy6usI0
- ザッ...
黒フードの女性...否、タギツヒメ
彼女が一歩足を前に運んだ、ただそれだけで全員が気圧されてしまいます
勿論多少なりとも場数を踏んでいる装者がそれで座り込んだり逃げ出したり、なんてことはありませんが
咄嗟に武器を構えることすら出来ないほどに緊張し、まるで金縛りや影縫いをされているみたいに
タギツヒメ「刀使...ではないか、どの世界にも下らぬものを使いたがるものよな、人というのは」
タギツヒメは私達装者を一瞥し、興味がないと言うように視線を逸らしティキちゃんの残骸に手を突っ込みました
タギツヒメ「貴様らがコレを如何に使おうとしたのかは知らぬが、なるほど確かにわざわざ時間を稼ぎこの人形に盗りに行かせるほどの代物ではあるな」
そして残骸から取り上げた物は
コンマ下
奇数 不滅不朽を意味する完全聖遺物
偶数 剣殺しを意味する哲学兵装
ゾロ目 並行世界を繋ぐ完全聖遺物
- 496 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/02(日) 03:26:44.45 ID:yRM+afz/O
- ほい
- 497 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/02(日) 03:44:36.69 ID:yRM+afz/O
- これ御刀探されるのとどっちがマシだったんだろう…相手にされたら絶望的だったけどビッキーいるから何とかなる?
- 498 : ◆BT63SEH4KsDo [saga]:2020/02/02(日) 03:55:03.27 ID:aYfy6usI0
- 翠「デュラン...ダル...!?」
金色に輝く剣...それは紛れもなくデュランダル
ルナブレイクの後、カ・ディンギルから取り外され本部に厳重に保管されていた完全聖遺物です
タギツヒメ「尽きることのない力、か...差のなき我らの間を傾かせるのにコレは悪くない...良い土産になったな」
手が見えないほど長い袖の中にデュランダルを収め、タギツヒメは口元を緩ませました
タギツヒメ「後は...ここにある荒魂を回収すれば用はない」
ザッ...
また一歩、彼女は歩を進めます
タギツヒメ「貴様らにもこの世界にもさほどの興味はない、道を開けよ、斬られなくなば退け」
それは暗に、見逃してやる、ということでした
安価下1
1 戦う!
2 大人しく退く
どう戦う?安価下2以降
(安価下1が1の場合のみ採用)
(装者は刀使ではないので高難易度(御刀を使うと敵認定され超高難易度に変化します))
(刀使関連の内容(黒フードの少女の助力等)の場合後にコンマ判定、結果次第では変更になる場合があります)
- 499 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/02(日) 04:01:05.75 ID:gZ0dyArY0
- 2 装者じゃどう足掻いても勝てない
- 500 : ◆BT63SEH4KsDo [saga]:2020/02/02(日) 04:18:40.80 ID:aYfy6usI0
- 本部にあるノロを奪われたら不味い
それだけは阻止しなきゃいけない
そうわかってはいます、けれど
死
真の姿を現したアダムさんを前にした時と同じか、それよりも強く
ここで彼女の前に立てば死ぬ、と脳が訴えています
タギツヒメ「それでいい」
そして気が付けば私達は誰一人、タギツヒメを止める事はできず
それどころかまともに動くことも出来ず、彼女の進行を許してしまっていました
・・・
藤尭『侵入者、逃走...』
友里『デュランダル、怪物の残骸、共に...奪われました』
弦十郎『...画面越しですらあの迫力...何者なんだ、あの黒いフードの少女は』
タギツヒメが本部を去ったことが通信機から聞こえてくるししょー達の報告でわかった後
私達は一気に緊張が解け、ギアも解除され膝から崩れ落ちてしまいます
どうする?安価下
(ちなみにノーブルレッドの3人はまだその場に留まっています)
- 501 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/02(日) 04:26:15.97 ID:nBcuQStAO
- 刀使のみんなに緊急報告
タギツヒメが現れた事、聖遺物よりやべー完全聖遺物とノロが奪われた事を報告すると
《丁度、そっちの世界に行く準備が出来た!いますぐ御刀の元へ来てくれ!渡したい物もある!》
- 502 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/02(日) 04:28:10.23 ID:1+vVxtFHO
- ヴァネッサの意気消沈っぷりが酷いから3人の拘束はするけどヴァネッサとエルザの怪我らしい怪我は治してやる
ヴァネッサの腕をどうするかとか『翠』に怒られるかとかは安価下
- 503 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/02(日) 04:37:49.17 ID:gZ0dyArY0
- ヴァネッサ達がタギツヒメと何を話したのか二人の治療を引き換えに聞き出す
拘束時に下手な真似をされないようウェル博士に麻酔薬入りの首輪を作れないか頼もう
腕は何の武装も無い腕を片腕だけ付けてあげる 『翠』からは何のお咎めも無し
- 504 : ◆BT63SEH4KsDo [saga]:2020/02/03(月) 03:37:39.16 ID:Y0bGr7Jn0
- まさにお通夜状態
物凄く簡潔位に言うと「敵を倒したと思ったら急に現れたやつに色々持って行かれた」という状況ですからね
見せ場がとかではないです、いえ見せ場も持って行かれたかもしれませんが
翠『翠』《《ごめんなさい!!!》》
示し合わせたわけでもないのに、私と『翠』は思わずその場で同時に念話で御刀...その向こうの刀使の皆さんに頭を下げて謝罪の言葉を口にしていました
《な、何だ!何があった!》
聞こえてくるのはもはやすっかり定番となった姫和さんの声
私達は起こったことを全て話します
黒いフードを被った刀使ではない人を超越した存在...タギツヒメが現れたこと
単なる聖遺物とは訳が違う完全聖遺物のデュランダル、そして本部で回収したノロを奪われてしまったこと
《不味いな...いや、まだ諦めるのは早い》
怒鳴り付けられることも覚悟していましたが、どうやらそれをしている場合ですらないほどのオオゴトのようです
ですがそれだけではないのか、やや高揚した声色に
《丁度そっちの世界に行く準備が完了した、今すぐ御刀の元に来てくれ!》
翠《え...?》
《渡したいものもある!急げ!》
翠『翠』《《は、はい!》》
私達は暗い面持ちの皆さんを置いて、御刀の元に急ぎました
・・・
翠「ハァ、ハァ...っ、御刀がまた、振動を...!?」
『翠』「てか御刀には目もくれなかったのかあのラスボス...気付かなかっただけ?ありがたいけど」
御刀の保管されている部屋に入ると、6本の御刀はいつかのように振動しています
そしてやがて光出し...
刀使コンマ下1
奇数 実体
偶数 やや透けてる?
渡したい物安価下2以降
(翠「今日は...節分といえば豆撒きもそうですが恵方巻も美味しいですよね!いつも途中で苦しくなっちゃいますけど、今年こそは!」
『翠』「鬼は外、とは言うけどつまり今日は外に追い出された鬼がいる訳で...うん、よし!今日は家に引きこもっていい日だよね!鬼危なそうだし!あーでも泣いた赤鬼的な鬼のパターンも...そしたら怖がってごめんなさい...」)
(翠「それはそれとして!」
『翠』「千景ちゃん!」
翠『翠』「「お誕生日おめでとうございます!!!」)
- 505 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/03(月) 03:39:00.67 ID:N4gPcugg0
- きえええーい!
- 506 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/03(月) 03:44:04.60 ID:M6PXdvabO
- 装者が荒魂とも戦えるようになる新型のS装備
シンフォギアと併行して使用出来るけど(現状では)フォニックゲインの燃費が悪い
- 507 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/03(月) 19:15:24.09 ID:i+Mf1QQ8O
- 曰く「開発途中で70%ぐらいの性能」
刀使の方もノイズと戦える装備を製作中だけどデータ不足で難航中
- 508 : ◆BT63SEH4KsDo [saga]:2020/02/04(火) 03:54:04.82 ID:lRTPareY0
- 可奈美「着いた〜!ここが別の世界!」
姫和「無事に成功したか...」
薫(刀使)「お前らー、全員いるかー?」
沙耶香「大丈夫」
舞衣「私も、でもまさか本当にここが...」
エレン「6人全員問題無しデス!」
光の中から現れたのは、目の周りと手脚、胸部に装甲を付け御刀を携えた6人の少女達
姫和「直接話すのは初めてだな」
翠「...ですね」
所謂、刀使ノ巫女の主要人物の皆さんでした
・・・
私と『翠』は原作知識故に一方的に知っていますが、そんな野暮な事はわざわざ言う必要もありません
お互い簡潔に自己紹介を済ませ、本題に入ります
姫和「コレは『装者が荒魂とも戦える』ようになる新型のS装備だ、S装備というのは...いや、その説明はいらないか」
『翠』「渡したい物って...なるほど、起死回生の糸口になりそうなものを...」
確かにこれは装者が荒魂に手も足も出ない現状を覆すものです
翠「それって、装者を刀使にするS装備...ってことですか?」
でも、もしそうなら響さんのような生身でも戦えそうな人ならともかくそうでない場合は
エレン「一応シンフォギアとも併用出来マース!」
沙耶香「でも現状はフォニックゲインの燃費が悪い、長時間の運用は見込めない」
エレン「実はコレはまだ開発途中、大体70%ぐらいの性能しか出せませーん」
翠「時間制限...イグナイトモジュールのような使い方が望ましいでしょうか...」
- 509 : ◆BT63SEH4KsDo [saga]:2020/02/04(火) 03:54:31.64 ID:lRTPareY0
- もっともフォニックゲインの燃費の悪さというのがどの程度なのかによって変わってきます
それこそ通常時で数分、あるいは数秒レベルしか保てなかった場合は使いどころを見極めないと
エレン「ちなみに、刀使の方もノイズと戦える装備を開発中デース!そっちはデータ不足でもっと難航してマスが」
『翠』「それってそっちの世界にノイズが...?」
舞衣「そういう可能性、という話で」
姫和「さっきも話したが、荒魂が急に強くなったことにこの世界と繋がったことが関係していたとしたら、そういうこともあり得ないではないからな」
どうする?安価下
(特になければ刀使達のことを他の皆さんに紹介後、ヴァネッサさん(とウェル博士)のところに)
(薫(刀使)「なぁ、この名前んとこの(刀使)って何だ?」
翠「えっと...他に薫さんという方がいて、区別の為にです...」
『翠』「それより気になってるのは主人公の出番の無さよ、刀使の方の」
可奈美「ね!私も思ってた!」)
- 510 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/04(火) 04:10:24.93 ID:GURvlEq50
- 装者はデュランダルの奪還or最悪破壊、刀使はタギツヒメ撃破を共通の目標として協力関係を結ぶ
…デュランダルを持ってるタギツヒメに勝つ方法考えなきゃ 最悪フィーネより手こずるぞ
- 511 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/04(火) 04:32:13.52 ID:8XTGSPSYO
- 万が一にもノイズ及びアルカノイズが現れた時の事を考えて外出する時は必ず装者と同行するよう言っておく(ノイズは触れたら一発アウトだから危険)
渡せるなら緊急用のテレポートジェムを全員にプレゼント
- 512 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/04(火) 16:54:13.51 ID:Q7F7WtjSO
- 刀使はこっちの世界に来れたけど逆に装者がそっちの世界に行く事は出来るか聞いてみる
- 513 : ◆BT63SEH4KsDo [saga]:2020/02/05(水) 03:47:10.06 ID:gCm/Aufo0
- 弦十郎「それで、その少女達が助っ人...ということか」
姫和さん達6人を連れて司令室に行くと、丁度よく装者メンバーも含めて大体集まっていました
というか御刀管理してる部屋に知らない人が複数人出現した、ということはこっちでも反応を確認していたらしいです
で、敵ではないこと、荒魂と戦う並行世界の戦士であることを簡単に説明しました、否、させられました
弦十郎「翠くんがあの怪物の残骸の処理、いや管理方法を知っていた理由は彼女達か」
そこで物凄い溜息をつかれるのは不本意です
切歌「変わった格好デスね」
薫(刀使)「ブーメランって知ってるか?」
まぁS装備は目立ちますからね
クリス「信用出来んのか?」
沙耶香「それは実力?それとも味方として?」
舞衣「沙耶香ちゃん、そんなハッキリ...」
マリア「クリス、貴女も早々にそれは失礼よ、それに翠が信頼しているなら私達も信頼...出来...出来る?」
翠「マリアさん?」
まぁ、さっきまでのお通夜状態から考えたらここまで軽口叩けるのは良いことなんでしょうけど
可奈美「実力か...あの!じゃあ誰か私と剣の立ち合いしませんか!」
うわこの剣術バカ
姫和「可奈美!」
ナイスです姫和さん!
姫和「立ち合いは後にしろ可奈美!」
『翠』「止めはしないの!?」
- 514 : ◆BT63SEH4KsDo [saga]:2020/02/05(水) 03:47:52.39 ID:gCm/Aufo0
- ・・・
薫(刀使)「オレ達の目的はここに来たっていう敵...タギツヒメを祓うこと、そっちの目的はそのデュランダルとかいう剣を奪い返す事...で合ってるか?」
弦十郎「それが不可能な場合は破壊することも視野に入れている」
緒川「つまり、利害は一致している...と捉えていい、ということでしょうか」
エレン「こちらとしてもこのままタギツヒメを野放しにして、さらに強くなってから私達の世界に帰ってこられるのは困るのデース」
薫(刀使)「手遅れ感もあるけどな...それにオレ達は荒魂は祓えてもノイズやら何やらにゃ対抗出来ねえ」
エレン「なので、刀使と装者で協力関係を結びたいのデス」
こうしてししょー達OTONAと刀使6人の中で一応年長者として薫さんとエレンさんが代表となり話し合った結果、無事協力関係を結ぶことが出来ました
こういうのはお約束的な展開として「お互い素性を知らないからとりあえずバトル!」みたいなものがあるのてわヒヤヒヤしましたけど
弦十郎「これよりS.O.N.G.は刀使と連携を取ることとなった、それにあたって...刀使にはノイズ及びアルカノイズに対する特攻性能は無く、またそれはシンフォギアシステムに荒魂に対するそれが無いのと同じだ、万が一にもノイズ及びアルカノイズが出現した場合を考慮し外出の際に刀使は最低でも一人装者を同行させるようにしてほしい、逆も然りだ」
荒魂と違いノイズもアルカノイズも基本的に触っただけでアウトですからね
翠「私からはコレを」
そして私が皆さんに渡した物は緊急帰還用テレポートジェム
エルフナインちゃんに渡した物と同じ物です
- 515 : ◆BT63SEH4KsDo [saga]:2020/02/05(水) 03:48:31.23 ID:gCm/Aufo0
- ・・・
可奈美「へぇ!じゃあ翼さんのシンフォギアは刀なんですね!」
翼「あ、あぁ」
案の定翼さんが可奈美ちゃんにロックオンされているのをスルーし、私は姫和さんと話をしていました
姫和「あの調子だと数分後には立ち合っているな」
翠「戦闘狂ですねぇ」
ん?誰ですか今おまいうとか言ったのは
姫和「それで、聞きたいことでもあるのか?」
翠「結局こうして皆さんは世界を超えたわけですが」
その前に元親衛隊さんらしき刀使やタギツヒメも世界を超えていましたが、それはそれとして
翠「逆に私達装者が、皆さんの世界に行く事は出来るんですか?」
コンマ下
奇数 出来ない
偶数 出来る
ゾロ目 わからない(もしやるとしたら成功するかは運次第(コンマ次第)になります)
(翼「だ、だがいくらそのS装備とやらを着込むとはいえほぼ生身を相手にシンフォギアを使用するわけには」
可奈美「写シがあれば大丈夫です!」
『翠』(生身でも訓練に出てくるししょーとか緒川さんは気にしないのに翼さん))
- 516 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/05(水) 03:52:00.86 ID:fYzowAUK0
- はてさて
- 517 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/05(水) 22:46:53.09 ID:2JBhztWpO
- 月が爆散+未来さんが神獣鏡の光を浴びてない事に加えて自衛手段所持で色々アカンと思ってたけどこの展開はよく……ないか
コンマ神次第で最悪、タギツヒメに世界造り替えられるな
- 518 : ◆BT63SEH4KsDo [saga]:2020/02/06(木) 03:22:01.08 ID:CIVHpLWD0
- 姫和「一応は可能だ、私達がここにいる間はこの世界と私達の世界は繋がっている」
翠「刀使しか通れない、ということではないんですね」
姫和「刀使自体、御刀に選ばれたということ以外は普通とあまり変わらないからな...私達が行き来出来る以上は基準は低い」
そうなるとその一点に限ってはギャラルホルンより優秀ですね...その世界を行き来する仕組みを応用してギャラルホルンも装者以外も使えるように改造したり...いえ、流石にそれは不確定要素が多過ぎますか
薫(刀使)「ま、とはいえ今回みたいなことが起きない限りはあまり褒められたことでもないっつう意見もあるけどな」
姫和「当然だな、異なる次元、並行世界への介入は双方にどんな影響を及ぼすかわからん」
翠「あはは...」
本当それですよね
・・・
さて、刀使の皆さんとの顔合わせは思いの外いい感じに、特に波風も立たずに済みました
次に私達が向き合わなければいけないのはヴァネッサさん達です
翠「なのに何故あの糞Pの所に先に寄らなければいけないので?」
『翠』「丸腰でって訳にもいかないでしょ、それに糞眼鏡は技術面に関してだけは信用出来るし」
んー、詰まるところヴァネッサさん達と対面するにあたって何か武器的な物、もしくは抵抗させない為の物を用意してもらおうと?
翠「それなら私が作れば早いんじゃ」
『翠』「翠に作らせたらどうせ自力で外せるような抜け穴機能付けるでしょ、あの3人に甘々だし」
翠「この流れだと私の信頼が糞Pより低いことになってダメージが凄い...」
『翠』「日頃の行い、悔い改めて」
で、糞Pことウェル博士の研究室に訪れました
『翠』「尋問用に首輪3つ、リモコンのボタン押せば麻酔薬が注入されるとかそういうやつ」
ウェル「入ってきて早々に注文とは随分と図々しいですね...」
何か話す?安価下
(特になければ首輪作ってもらってヴァネッサさん達のところに)
- 519 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/06(木) 03:34:41.22 ID:oz3a2Z/h0
- ウェル博士、「傷を治しても恩を仇で返されるだけですよ?」と忠告してくる
- 520 : ◆BT63SEH4KsDo [saga]:2020/02/06(木) 04:16:18.46 ID:CIVHpLWD0
- 嫌そうなのを隠そうともせずにそう言って溜息をつく糞P
いつも喧しいイメージがあったので少し驚きましたが、静かなことはいいことです
ウェル「これでも僕は割と忙しいんですがね...どうせその尋問とかいうのもさっきまでドッカンドッカンさせて捕まえた相手でしょう?抵抗出来ないくらいに痛め付けたんじゃないんですか?」
『翠』「どうせ翠のことだからそんな傷すぐに治そうとするだろうし、意味ないんだよ」
翠「そんな印象ですか私」
いやまぁそりゃ...多分しますけど
ウェル「はんっ!遂にお人好しが移りましたか、それともその尋問相手に情でも沸いたんですかねぇ」
こういった雑談にもならないようなやり取りをしている間にも糞Pは手元を動かし、言われた通りの首輪を作っていました
悔しいですが流石は本職、動きが早い...ん?この人本職こういうのでしたっけ?どちらかというとこう、薬品を配合したりとかの方だった気が
ウェル「さて、大まかな原型はあったので作り終わりましたが」
翠「早っ、というか原型あったとか何に使う気だったんですか」
『翠』「翠がまたアホなことやらかさないように付けようかって話があってね、こういう首輪」
翠「ちょっと!?」
えっ冗談ですよね?冗談なんですよね?
ウェル「さて、尋問相手の傷を治すつもりと言っていましたが」
糞Pが軽く放った3つの首輪が放物線を描き、私の手元に届きます
そして何かを試すような目でこちらを見ながら
ウェル「傷を治しても恩を仇で返されるだけですよ?」
そう忠告してきました
何て返す?安価下
1 望むところ
2 そうならないように関係を築く
3 きっとそうはならない
4 その他(記述)
(『翠』「仇で返されるというか、もう返された後だよね」
翠「そ、そういう約束だったからセーフです!」)
- 521 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/06(木) 09:06:05.88 ID:akFMyarr0
- 4 立ちはだかるなら何度でも退かせてみせます
- 522 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/06(木) 11:40:11.46 ID:QmYoSbuL0
- 4 仇で返されることが怖いのならもとより貴方(ウェル)もここに置いたりしていない、それに今も変な人だとは思っているが貴方を信用はしている
- 523 : ◆BT63SEH4KsDo [saga]:2020/02/07(金) 03:14:28.84 ID:e3M/XptT0
- 翠「立ちはだかるなら何度でも退かせてみせます」
その忠告に、私はそう返します
元より傷を治した程度で信頼を得られるなんて思ってません
エルザさんも、ヴァネッサさんやミラアルクさんを助けられるのが私くらいしか思い付かなかったから仕方なく頼った、ただそれだけのことでしたし
そう簡単に人と人が手を取り合える世界ならもっと平和なはず
その程度は想定内、これは単なる自己満足です
けれど、私は...
翠「仇で返されるのが怖いのなら、もとより貴方をここに置いたりはしていません」
首輪を『翠』に渡し、すでにこちらに背を向け作業に戻っている糞Pに向かってそう言い残しながら部屋を後にします
翠「それに今も変な人だとは思ってますが、貴方を信用はしていますし」
・・・
私達が御刀のところに行っている間に拘束、保護されたヴァネッサさんエルザさんミラアルクさん
もはや抵抗する様子も見えなかったらしいですが、ヴァネッサさんのお願いだったのか、どうやら3人とも一応同じ部屋に入れられているとのこと
ヴァネッサ「...来たのね」
翠「来ましたよ」
その部屋を訪れると、そこにいたのは酷く意気消沈しているヴァネッサさんとベッドに寝かされているエルザさんミラアルクさん
未だエルザさんもミラアルクさんも目を覚ましていないようですね...ミラアルクさんはともかくエルザさんは目が覚めても脚の痛みに悶えるでしょうから、むしろ好都合です
『翠』「翠は治すって言ってるけど『私』はまだそんな簡単に貴女達を信用出来ない、だから変なことしないように手を打たせてもらうよ」
ヴァネッサ「でしょうね...せめてそれは私だけということは出来ないのかしら」
『翠』「危険度的に無理でしょ...」
『翠』が首輪の説明をすると、ヴァネッサさんの警戒がやや薄れるのがわかりました
むしろそこで注入されるのが毒ではなく睡眠薬、というところに驚いているようです
- 524 : ◆BT63SEH4KsDo [saga]:2020/02/07(金) 03:15:13.09 ID:e3M/XptT0
- ヴァネッサ「わかったわ、2人には目を覚ましたら私から話しておく」
翠「じゃあそういうことで... Healing almighty Asclepius tron...」
『翠』が3人それぞれに首輪を嵌め、私はエルザさんの脚の骨折を始めとした身体の傷をアスクレピオスで治していきます
翠「腕は...すみません、流石に本部の中でまた武装したやつをっていうのは...普通の腕をなおかつ片方までならっていう話になったんですけど」
ここへ来る前...装者と刀使との連携諸々の話が終わった後に、私はししょーにヴァネッサさんの腕について相談していました
勿論一度やったことがある、なんてことは言いませんでしたが、私の技術力だけでも義手程度なら用意出来ること、両腕が使えないのはきっと不便だということを
お人好し筆頭のししょーもそこは考えていたのか賛同はしてくれましたが、立場上拘束したとはいえ敵の怪我ならまだしも全身義体の相手の欠損部分を、というのは中々、という反応でした
そこで『翠』が取引材料にするという提案をしたこともあり、武装無しの片腕までならと許可を得られたという訳です
ヴァネッサ「それで十分、というより、十分以上ね、襲撃したのはこちらだもの」
ヴァネッサさんの声に少し明るさが戻りました
ですが、やはりまだ暗いですね
翠「...タギツヒメのことですか?」
ヴァネッサ「っ」
私がヴァネッサさんの腕の断面の様子を確認しながら世間話を持ち掛けるようにそう尋ねると、わかりやすく強張ります
...全身義体なのに強張れるって凄い技術ですね、ちょっともう少し隅々まで仕組みが知りたいんですが
ヴァネッサ「...そう、そこまで知り得たのね」
翠「一応それを聞き出すのも任された仕事というか、傷を治す交換条件ってことになってるので聞きますけど...」
私はヴァネッサさんに、これまでタギツヒメとどんなやり取りをしてきたのかを尋ねました
どんなやり取りをした?安価下
(『翠』(聞き出すより前に治してる時点でかなり信用しちゃってる翠を引っ叩きたいけどヴァネッサさんも話してくれそうなのがなんとも言えない))
- 525 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/07(金) 03:38:01.97 ID:HXzHCA+t0
- 聖遺物について知ってる事を全部吐かされた…というか吐かざるを得なかったらしい
後はノロを奪われたり契約を迫られたりしたが契約は断ったとか
- 526 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/07(金) 04:10:42.08 ID:xrkyBVbTO
- ミラアルクとエルザが立ち向かおうとしたが先程の装者のように凄まじい悪寒で何も出来ずじまい
『命が惜しければ妙な真似はせん事だ』
- 527 : ◆BT63SEH4KsDo [saga]:2020/02/08(土) 04:03:04.51 ID:+HdpKQ7u0
- ヴァネッサ「彼女は...タギツヒメは私達にほとんど価値を見出してはいなかった、ただこの世界の事...いいえ、この世界の聖遺物の事を知りたがっていたわ、そして私達にはそれを聞き出す為に接触して来たに過ぎない、私達は言われるがまま聖遺物について知っている事を全て吐かされた」
『翠』「よく知りもしない、それも怪しさ満点の相手に全部?」
ヴァネッサ「吐かざるを得なかったのよ!何をされたわけでもない、それなのに逆らえなかった...エルザちゃんとミラアルクちゃんは立ち向かおうとしたけど、彼女の一挙一動がそれを制した...凄まじい悪寒が、私達を動けなくさせた...」
『翠』「...」
翠「私達も、そうでしたしね」
タギツヒメの発する圧力のようなものは、同じ場所にいるだけで心臓をギュッと掴まれるような苦しさを感じる程でした
ヴァネッサ「他に怪物の残骸...ノロ、と言ったかしら...それを奪われた上、何かの契約も迫られたわ」
翠「契約...ですか?」
ヴァネッサ「どんなものかはよくわからない、けれど本能的にそれは危険だと感じた私達はそれだけは恐怖に負けずにどうにか断ったわ、もっとも彼女はそれに拘ることもなくただ「そうか」としか返さなかったけれど」
タギツヒメが迫る契約...白の契約、な訳はないでしょうけど
あるいはまさか、タギツヒメとのどうか同化を求める契約...?
ヴァネッサ「彼女は私達から一通り情報を聞き出しノロを回収した後こう残し去った...
タギツヒメ『命が惜しければ妙な真似はせん事だ』
と」
まぁその忠告を聞かなかった結果がコレなのだけれどね、とヴァネッサさんは自嘲気味に笑いました
これからの行動安価下
1 もう少しヴァネッサさんとお話し
2 作戦会議
3 その他(記述)
(翠「腕は材料とか持ってこないといけないのでちまちま進めます」
女神「と言いつつ場面が変わると完成してるんですねわかります」)
- 528 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/08(土) 04:21:06.79 ID:ljcgzus40
- 3 折角だし装者と刀使の交流を見てみたい S装備の開発に何か手伝えないかな?
- 529 : ◆BT63SEH4KsDo [saga]:2020/02/09(日) 02:21:53.02 ID:NhYI9WIK0
- ・・・
ヴァネッサさんに聞いてわかったことは『タギツヒメが少なくともヴァネッサさん達の知る限りの聖遺物についての知識を持っている』ということくらいでしょうか
『翠』「原作知識持ちっていうアドバンテージは消えたかもね」
翠「ですが少なからずここまで私達によって違う流れだったところはあります、その小さな差がもしかしたら...うーん、自分で言ってて自信無くなってきました...」
そもそもレオ・スタークラスターといいタギツヒメといい何故ラスボスレベルの敵ばかり...こっちには世界の破壊者とか最低最悪の魔王とかいないんですよ
翠「とにかく、対策は取れるだけ取りましょう」
『翠』「と言うと?」
翠「まずは完成度7割止まりのS装備の改良が出来ないかチャレンジです」
とはいえ既にプロがやれるだけ尽くした後の状態のはず、出来ることといえばこちらの世界にあるデータで再調整するくらいでしょうが
『翠』「出来れば刀使の皆さんのも対ノイズ、対アルカノイズに...目標は燃費の向上!」
誰と誰の交流?装者安価下1
刀使安価下2
交流内容安価下3以降
1 S装備改良の見学や参加
2 その他(記述)
(安価下1と2は複数人も可)
(安価下3は1の場合安価下1の選択に限らず翠ちゃん達も混ざり、2の場合はひと段落してから翠ちゃんのターンに戻りS装備改良に入ります)
- 530 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/09(日) 02:30:19.90 ID:XRaeScXc0
- ひびみく
- 531 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/09(日) 02:52:47.06 ID:2s0CnJ+YO
- かなひよ(可奈美と姫和)
- 532 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/09(日) 03:15:22.00 ID:XRaeScXc0
- 2 嫁自慢的な何か
改良の参加は…無理くさい?(主人公組を見て)
- 533 : ◆BT63SEH4KsDo [saga]:2020/02/09(日) 11:10:43.70 ID:NhYI9WIK0
- 誰視点?安価下
1 響さん
2 未来さん
3 可奈美ちゃん
4 姫和さん
5 その他(記述)
- 534 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/09(日) 18:05:45.45 ID:1F5UDHaA0
- 1
- 535 : ◆BT63SEH4KsDo [saga]:2020/02/11(火) 04:30:18.67 ID:dqQINDUf0
- undefined
- 536 : ◆BT63SEH4KsDo [saga]:2020/02/11(火) 04:31:21.45 ID:dqQINDUf0
- ☆☆☆
で〜れれ〜で〜でん!
☆☆☆
可奈美「確かに姫和ちゃんはちょっと変わってるけど!」
姫和「お前がそれを言うのか」
可奈美「すっごく可愛いんだよ!」
響「未来もちょっと...かなりアレな部分はあるけど!」
未来「響!?」
響「可愛くって割と常識もある方なんだよ!」
未来「響フォロー!もう少しフォローして!」
うえぇ?で、でも最近の未来が欲に正直というか、見境が無くなってきてるのは事実だし...
未来「大体それを言うなら響だって大概だよ?人助けが趣味〜なんて言っていつも遅刻するし宿題はギリギリまでしないし」
響「そ、それは装者が忙しいから〜」
未来「その前からでしょ〜?それにそれは私も同じ条件です〜」
う゛っ、それを言われると言い返せない
でも何だかんだ最後は手伝ってくれるんだもん
- 537 : ◆BT63SEH4KsDo [saga]:2020/02/11(火) 04:31:54.81 ID:dqQINDUf0
- 姫和「そうだな、可奈美も私のことを言えた立場ではないだろう、誰彼構わず刀使と知ったら立ち合い立ち合いの剣術馬鹿だからな」
可奈美「えー、チョコミン党に言われるのはちょっと」
姫和「チョコミントは今関係ないだろう!?」
あ、姫和ちゃんチョコミント好きなんだ
可奈美「初めて一緒にアイス屋さんに行った時も迷わずチョコミントだったし、その後も...」
姫和「そういうお前こそ私を助けた理由が立ち合いたいからとか言ってなかったか!?...まぁ、お前が剣術馬鹿だったから今があるのも事実だけどな」
助ける...そっか、この2人も手を繋ぎ合った仲なんだね
未来「響も、ね」
響「え?何が?」
未来「んーん、何でもない」
どうしたんだろ未来
可奈美「でもそうやってムキになっちゃう姫和ちゃんも大好きだよー!あっ、聞いてください未来さん!皆と、あ、皆っていうのは刀使の友達なんですけど、温泉に行った時まだ私来たばっかりだったのに急に姫和ちゃんが「行かないでくれ!可奈美ー!」って叫んでて」
未来「わぁ姫和ちゃん可奈美ちゃんのこと大好きだね!響も一緒に寝るとよく寝言で私の名前呼びながら抱きついてきてね〜」
可奈美「一緒に!いいなー姫和ちゃん中々一緒に寝てくれないんですよー、でも私から行くと何だかんだ最後は「好きにしろ」って言ってくれて!」
未来「うんうん、積極的に行くのは大切だよね、私もよく響に最終的に「好きにして」って言わせてて」
あれ、いつの間にか未来と可奈美ちゃんだけで盛り上がってる...?
- 538 : ◆BT63SEH4KsDo [saga]:2020/02/11(火) 04:32:33.68 ID:dqQINDUf0
- 姫和「まったく...」
響「あはは...未来って普段はむしろ落ち着いてるんだけど、たまにこういう感じだから」
姫和「響...さんも、さっきまであんな感じだった...でしたが」
響「んー、話し辛かったらタメ口でいいよ?もちろん呼び方も響でいいし!」
姫和「そうで...そうか?なら響」
響「うん!」
でも、私もあんな感じだった、か
確かにそうかも、最近はなんとなく未来が暴走しがちになってきて止める側にまわってるうちに、皆からもいつもと逆みたいなんて言われたりするし
響「でも、良いことでもあるかな」
姫和「ん?」
響「あーううん、えっと、私って昔から結構周り見ないで身体が先に動いちゃったりしてその度に未来が怒ってくれたり心配してくれたりしてたんだけど、そのせいか大人びたっていうか、しっかりしなきゃーみたいな感じにはしゃげてなかったりしてて」
本当はそれだけじゃない
私があの日...ライブでの事故の後から受けた色々なことから私を守ろうとしてくれたり、そういうのがあったから
未来のことだからライブに誘ったのは自分だから、なんて感じなくていい責任感も感じてたのかもしれないけど...とにかくあの日を境に未来は普通の子供じゃなくなってしまったし、私達は普通の幼馴染みじゃなくなってしまった気がする
響「でも今はほら、あんなにはしゃいじゃって」
未来があんな笑顔で夢中になって話してる
私と話すときでもずっとどこか遠慮してるようなところがあったから、最近それがなくなって本当に嬉しいんだ
- 539 : ◆BT63SEH4KsDo [saga]:2020/02/11(火) 04:34:14.57 ID:dqQINDUf0
- 姫和「...可奈美は初めて会った時からあぁだった、ひとを疑う事を知らないような、能天気で距離感に狂うやつだった...だが実際はそう見えて色々よく見てるやつでな、それであいつはただ単に不安だとかそういうのを全て外に出さないだけなんじゃないかとも思った」
響「可奈美ちゃんが?」
とてもそうは見えない
目をキラキラさせて、誰にでも積極的に話しかけに行って
姫和「私は訳あって最初は誰も信じようとしていなかった、それでただ1人私の味方をしようとする可奈美のことも内心信用していなかった...だがあいつはそれに気付いていたし、自分を利用すればいいとまで言ってきた...まぁ、なんだ、今じゃそんなこともあったなと笑い話に出来るくらいだが...だからあいつが最初から信頼出来るとわかってる相手と話してる時は、酷く安心するんだ」
...やっぱり可奈美ちゃんと姫和ちゃんには複雑な事情があったのかな、姫和ちゃんに味方が全然作れないような、そして可奈美ちゃんがただ1人の味方になるような何かが
今の私ならきっと姫和ちゃんをとことん説得したと思う、私を、皆を信用出来るようになるまで何度だって
それに皆にも姫和ちゃんはきっと正しいんだって言って回って
でも可奈美ちゃんは姫和ちゃんを正しいと信じてただ1人で支えたんだ、そして姫和ちゃんも他の人達も変えていった...変わっていったんだ
響「...そっか...きっとその時の可奈美ちゃんは姫和ちゃんにとってのひだまりだったんだね」
姫和「ひ、ひだまり!?///」
響「うん!あったかくって安心する、姫和ちゃんが帰るところ!私にとっても未来はひだまりなんだ!」
- 540 : ◆BT63SEH4KsDo [saga]:2020/02/11(火) 04:35:01.25 ID:dqQINDUf0
- 姫和「恥ずかしい事を堂々と言うなお前は...べ、別に私にとって可奈美は」
可奈美「えー違うのー?」
姫和「かっ可奈美いつから聞いていた!?」
未来「可奈美ちゃんにとっての姫和ちゃんはお日様?」
可奈美「わかんないですけど、一緒にいたいっていうのは未来さん達と同じです!」
姫和「お前も恥ずかしい事を堂々と...というか可奈美、そもそも何故こんな話になっていたんだ」
可奈美「それは...あれ?何でだっけ」
響「なんか自然と?」
そういえば何でだろう
確か未来と姫和ちゃんが保護者っぽく見えてちょっと変わってるねって話だったような
むむ、よく考えるとまだ会ってすぐなのに未来の常識人じゃない面を感じ取るなんて可奈美ちゃんすごいかも
未来「まったく響ったら...でもそんなあんまり考えてない話をするのも響の可愛いところだけど」
姫和「ふっ、そうだな、可奈美もその中身の無い話をするところは可愛いんじゃないか?」
可奈美「あーそれ褒めてないでしょー!元々私が姫和ちゃんのこと庇ってあげたのにー!いいもんこうなったら姫和ちゃんの変な所の話しちゃうもん!お風呂にまで御刀持っていったりネネちゃんに懐かれなくってちょっとキレちゃったり」
響「変な所と言えば未来も...」
未来「響?」
響「ひぇっ」
うぅ...最近の未来は前より自分を出すようになったけど代わりにちょっと怖い...
- 541 : ◆BT63SEH4KsDo [saga]:2020/02/11(火) 04:35:43.31 ID:dqQINDUf0
- 可奈美「響さん?もしかして未来さん、何か手綱を握るようなこと知ってるんですか!」
未来「簡単なことだよ、誰に対しても使える簡単なこと...どんなことか可奈美ちゃんにも教えてあげようか?」
可奈美「え!是非!」
未来「それじゃちょっとあっちの部屋で...」
響「はっ!姫和ちゃん未来を止めて!もしくは可奈美ちゃん連れて逃げて!」
姫和「は?どうした急に」
それから無茶苦茶未来を止めた
☆☆☆
で〜れれ〜で〜でん!
☆☆☆
『翠』「なんかね、響さん達と可奈美ちゃん達が騒がしかった」
翠「順調に仲良くなっているならいいんじゃないですかね」
その方が信頼とか高まりやすい、ひいては戦いでも連携を取りやすくなりますからね
受け取った装者用のS装備、そして姫和さん達の刀使用のS装備の1つを借りて仕組みを調べながら、私は他の皆さんの様子を見に行った『翠』からそのやり取りを聞いていました
コンマ下1
ゾロ目以外 改良出来そう
ゾロ目 これ以上の改良は難しそう
どんな改良?安価下2以降
(コンマ下1がゾロ目以外の場合のみ採用)
(女神「ガルパはわかります、グリッドマンもまだ変身するバトルアニメ繋がりでいいでしょう...だから何故ゴジラや進撃の巨人に走るんですかシンフォギア!?」
翠「というか今回はコラボギアじゃないんですね」)
- 542 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/11(火) 04:43:43.39 ID:OcGkprMN0
- まさかの進撃コラボとは予想外
はいよ
- 543 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/11(火) 11:35:08.38 ID:nBQ5WmYvO
- 燃費の劇的改善、被ダメ大幅にカットとか
ノイズの分解攻撃のシャットアウトは流石に早いか
- 544 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/11(火) 20:22:37.34 ID:dQrjpr2lO
- エルフナインの手助けもあり耐久が上昇、XDにも対応したけどフォニックゲインを溜めすぎるとオーバーヒートする
難航してたS装甲の方は9割ぐらいに性能を引き出せた感じで
- 545 : ◆BT63SEH4KsDo [saga]:2020/02/12(水) 03:57:11.05 ID:J4xvon+L0
- undefined
- 546 : ◆BT63SEH4KsDo [saga]:2020/02/12(水) 03:57:48.50 ID:J4xvon+L0
- ・・・
翠「ん〜っ!よし...とりあえずは、って感じですかね」
S装備...装者用のものと刀使のもの、それぞれの仕組みが大体わかったところで始めた改良も現状出来る限りのことが完了しました
これでもフィーネさん直々にギアの作り方を教わった身、こちらの世界に限っては私の知識に基づいた改良も中々の出来ではないでしょうか
翠「エルフナインちゃんも手伝ってくれましたしね」
当の本人はまだやる事があるらしくもう部屋に戻ってしまいましたが
やはり違う観点からの意見は大切です、技術力に関してもキャロルちゃんのそれを受け継いでいるエルフナインちゃんは即戦力も即戦力...むしろ私が足手纏いにならないように頑張らないとですね、自分で中々とか言ってる場合じゃありません
翠「後は経過報告を皆さんに...せめてエレンさんにはしておかないと」
刀使の中で一番こういうのに詳しいのはエレンさん、ならそれが妥当でしょう
・・・
エレン「疑ってたわけではないデスが、本当に改良出来たんデスね!」
翠「こちらにしか無い資料もありますから...」
私は計測結果やシミュレーション結果を纏めた資料を渡しつつ、改良点を説明し始めました
- 547 : ◆BT63SEH4KsDo [saga]:2020/02/12(水) 03:58:19.74 ID:J4xvon+L0
- 翠「まず装者用...一番の問題だった燃費の改善です」
エレン「こうも早く、それも劇的な」
翠「S装備自体にシンフォギアのマイクユニット機構に近い仕組みを付け加えてフォニックゲインの吸収・運用の効率を上げたり、ですね...直接それぞれをリンクさせることで被ダメも元々より大幅にカット出来ました」
エレン「こちらではシンフォギアシステムについての根幹部分は完全にデータがありませんでしたし、やはりそこを応用するのが最善でしたか」
特徴的な語尾の発音も忘れ、エレンさんが資料を食い入るように見つめています
流石にシンフォギアシステムのブラックボックス部分全てが記載されてるわけではありませんが、やはり気にはなるものなのでしょうか
翠「それからエクスドライブモードにも対応出来るように耐久性の方も...ただ、聖遺物を纏うようなシンフォギアと違いS装備の装甲では溜めたフォニックゲインの量によってはオーバーヒートしてしまいますから、どちらが勝つかはわかりません」
エレン「エクスドライブモードになるか、その前にS装備がブレイクするか」
- 548 : ◆BT63SEH4KsDo [saga]:2020/02/12(水) 03:59:00.35 ID:J4xvon+L0
- S装備がダメになると荒魂やタギツヒメに対抗出来なくなり本末転倒ですからここはどうにかしたかったんですが、そもそもエクスドライブモード自体データが少な過ぎるんですよ...シンフォギアのロック全解除とも違いますし、響さんのS2CAのような例もあるのでどこまで耐えられどうなれば絶唱にならずに済むのか...わからない部分は大抵聖遺物の特性頼りだったりしますし
翠「刀使用のS装備については...9割ってところですかね」
エレン「Oh!悪く無いどころかとても良い数字な気がしマスが!」
翠「刀使の能力向上、という点はこちらにも装者ではない人間の能力向上の為に作られた聖遺物を利用した装備がありましたから、掛け合わせた形ですね...ただ肝心の対ノイズのバリアコーティング形成がまだ」
単なるS装備よりは能力を引き出せるようになっていると思いますが、それとS装備に組み込まれた聖遺物の力を僅かに上乗せしたぐらい
これではノイズに触れられたら終わるのには変わりありません
エレン「そこはやはり難しいデスか?」
翠「シンフォギアは当然聖遺物に適合した装者が使用する事前提として、さっき言った聖遺物を利用した装備というのも、その利用している聖遺物と使用者の間には適合とまでは行かなくとも少なからず通ずるもの、共鳴する何か...のようなものが必要なんです」
擬似ギアにせよRN式回天特機装束にせよ、誰でも使えるわけでも、ましてや最大値を出せるわけでもありません
ただシンフォギアほどの狭き門ではない、というだけで
- 549 : ◆BT63SEH4KsDo [saga]:2020/02/12(水) 04:00:31.02 ID:J4xvon+L0
- 翠「刀使の皆さんは装者ではありませんし、S装備に組み込まれている聖遺物も本人達に適合したものというわけでもありません...いえ、偶然適合したもの、通ずるものがあるものに当たっている可能性もありますが今はその予兆は見られません」
エレン「だからバリアフィールドは発生させられない、させられたとしても安定しないかもしれない」
翠「そうです、それに写シ...自身の肉体をエネルギー体に変質させる、ある意味霊体化に近い術ですが...本体、もとい使用者本人がそうなってしまうとバリアフィールドが使用者の存在している座標をどう区別しどこまで範囲を広げるかが流石に予測出来ないので...最悪変換していいエネルギーと判断してフォニックゲインに変換し始める可能性すらあります」
エレン「急に怖い話になったんデスが!?」
そういうものですよ、というか実際私や『翠』はアメノムラクモを用いてそうやってフォニックゲインをカサ増ししたりしましたし
大体写シの仕組みの方が余程難解ですし...幽体離脱とも違い、肉体すらも全て引っくるめてエネルギー体にするなんて
それも常に霊体なわけではなく任意で肉体に再構築出来る...むしろ錬金術師寄りです
何か話す?安価下
(特になければ次の行動)
- 550 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/12(水) 04:05:57.22 ID:GryzrtW4O
- 所属不明の刀使に関して何か心当たりないか聞いてみる
荒魂斬ってたし少なくともタギツヒメじゃない
- 551 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/12(水) 12:20:55.20 ID:a6yEiTDg0
- 夏菜ちゃんの擬似ギアのバリア技術をS装備に適用できないか相談
- 552 : ◆BT63SEH4KsDo [saga]:2020/02/13(木) 02:42:46.42 ID:NTtA1v/q0
- undefined
- 553 : ◆BT63SEH4KsDo [saga]:2020/02/13(木) 02:43:21.16 ID:NTtA1v/q0
- 翠「ただ、それでも一番可能性が高いのは夏菜さんの擬似ギアでしょう...」
私はそう言って、予め夏菜さんに許可を得て貰っておいた擬似ギアのバリアフィールド周りの設計資料をエレンさんに渡しました
翠「シンフォギアほど適合係数に依存せず、RN式回天特機装束ほど特殊な材料も必要としない...」
エレン「コレは?」
翠「私達では難しかったですが、逆にここからそちらで再検討してもらえば私達では気付けなかったより良い改良方法に辿り着けるかも...ということで、ソレをお渡しします」
S装備が改良し切れなかったのはバリアフィールド関連についての情報がなかったせい、ならばそこさえクリアすれば
第一刀使の世界には私にはイマイチ解明し切れていない写シと同調させられるS装備を完成させられる技術があります、となればきっとバリアフィールドもきっと正常に発動させられるように調整出来るはず!
エレン「わかりマした!コレは責任持ってグランパに...信頼出来る大人に渡しマス!」
翠「お願いします」
詳しいといってもそこはやはりエレンさんだけではなく専門家に頼んだ方が確実でしょうからね、餅は餅屋、S装備はS装備開発者です
幸いこちらの世界と刀使の世界は現在行き来可能のようですし、すぐにでも渡しに行けるでしょう
- 554 : ◆BT63SEH4KsDo [saga]:2020/02/13(木) 02:43:57.43 ID:NTtA1v/q0
- ・・・
翠「それはそれとしてエレンさん」
エレン「なんデスか?みどりん」
みどっ...そういえばこの人もあだ名付ける系の人でしたか...
翠「例の所属不明の黒いフードの刀使...心当たりはありませんか?」
内心「心当たりはありますよね?」という感じのニュアンスになってしまいましたが、そういえばタギツヒメが健在で尚且つ恐らく元親衛隊であろうあの人が黒フードやってる時点で今は2クール目の途中なんですよね、刀使の世界は
翠「荒魂を斬っていましたし、少なくとも似た格好をしていたタギツヒメとは別のはずです」
確か正体がはっきりして6人全員が情報共有するのは6人揃ってすぐだった筈です、それにタギツヒメのことを知るのもそのタイミングなので知ってると思いますが...流れ着いた聖遺物云々、私の知る原作知識とは違っている点もあるので細かいところは変わってるでしょうし、果たして正体はすでに知った後なのか...というか知らないだけで全然別の刀使も黒フードやってるなんて可能性もあります
コンマ下
奇数 知ってる
偶数 知らない
ゾロ目 知ってる(けど元親衛隊の人ではない)
- 555 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/02/13(木) 02:54:39.54 ID:LwqmFQDt0
- アドセンスクリックお願いします
- 556 : ◆BT63SEH4KsDo [saga]:2020/02/13(木) 03:12:00.51 ID:NTtA1v/q0
- エレン「ふむ...すみマせんが、私は心当たりないデスね」
翠「ッ...そうですか...」
これは予想外...ではありませんが、しかしどうしたものでしょうか
つまりこれは黒フードの刀使の正体がまだ確定出来ない、原作知識を持つ私とその知識を共有している『翠』とでも、あくまで黒フードの正体を仮定でしか対策を考えられないということです
いえ、薫さんや沙耶香ちゃんならまた別かもしれませんが、とりあえず今は、という感じですね
コンマ下
奇数 特になし
偶数 荒魂反応
ゾロ目 ???
- 557 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/13(木) 03:19:09.98 ID:CrFOPjL40
- 明日はバレンタイン ほい
- 558 : ◆BT63SEH4KsDo [saga]:2020/02/13(木) 03:38:39.66 ID:NTtA1v/q0
- ・・・
けたましく鳴る警報音に装者刀使が揃って司令室に集まったのが数分前
そして今は現場に移動中
何の現場かと言うと...
翠「まさかこんなに早く次の荒魂が出てくるなんて...」
そう、ノイズやアルカノイズならまだしも(決してまだしもではありませんが)荒魂が出現してしまったのです
薫(刀使)「あっちでもこっちでもやる事変わんねえじゃねえか!」
舞衣「でも回数は減ったんじゃないかな?」
マリア「どういうこと?」
エレン「薫は荒魂討伐の為に休み無く全国行ったり来たりしてるのデース!」
切歌「ブラック!ブラック企業デスよ!」
調「切ちゃん、私達もそう変わらない」
さて、そんなこんなで到着
現場ではまた特大サイズの荒魂が唸りを上げていました
それも今度は複数体
『夏菜』「今度は前のようにはなりません」
翼「押して参る...!」
私達装者はギアにさらに装者用S装備を
姫和「行くぞ」
刀使の皆さんはS装備と写シを
響「一緒に頑張ろう!」
可奈美「はいっ!」
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