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【シンフォギア】少女「転生したから安価とコンマで月を破壊する」 女神「MRKM」
159 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/04(水) 04:39:11.76 ID:O5tEQSqiO ギア有りでの特訓 何かトラブルあるといけないから誰か見守ってくれると安心
160 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/04(水) 21:34:08.48 ID:SvjHJo2y0 翼とカリオストロがMETANOIAでユニゾンだと!
161 : ◆BT63SEH4KsDo [saga]:2019/12/05(木) 03:26:20.18 ID:oOEB97lL0 特訓、といっても内容は対決 所謂いつもやっている模擬戦だ 『翠』「ふぅ...よしっ」 いつかはリベンジしたいと思っていた相手...昔の身勝手な八つ当たりじゃなく、純粋にただ高いその壁を打ち破りたいという想いでいっぱいになる 私は念入りに準備体操をして、対決に臨んだ 『翠』ちゃんどのギアで行く?安価下1 1 アメノムラクモ 2 アメノムラクモ(勇者ギア) 3 アスクレピオス(戦闘不向き?) 4 イミテーター(イグナイトなし)(何か模倣する際は何を模倣するか記述) 5 イミテーター(銀色のギア) 6 ミョルニル(イグナイトなし) 7 神獣鏡(他のギアと同時展開する場合はどれと同時展開するか記述) 8 フォーク 9 アメノオハバリ 10 レーヴァテイン 11 フツノミタマ 12 わっしーセット (1、2、7、8、9、10、11、12はイグナイトも可、その場合は数字の他にイグナイトと記述してください) どう戦う?安価下2以降
162 : ◆BT63SEH4KsDo [saga]:2019/12/05(木) 03:31:52.51 ID:oOEB97lL0 *** 訂正 『翠』ちゃんどのギアで行く?安価下1 1 アメノムラクモ 2 アメノムラクモ(勇者ギア) 3 アスクレピオス(戦闘不向き?) 4 イミテーター(イグナイトなし)(何か模倣する際は何を模倣するか記述) 5 イミテーター(銀色のギア) 6 ミョルニル(イグナイトなし) 7 神獣鏡(他のギアと同時展開する場合はどれと同時展開するか記述) 8 フォーク 9 アメノオハバリ 10 レーヴァテイン 11 フツノミタマ 12 わっしーセット (1、2、7、8、9、10、11、12はイグナイトも可、その場合は数字の他にイグナイトと記述してください) 審判兼監視安価下2 (翠ちゃん、翼さん、マリアさんは選択不可) どう戦う?安価下3以降
163 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/05(木) 03:32:29.00 ID:3izla7JXO 1 勇者ギアは神頃しでワンパンされかねない
164 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/05(木) 03:40:45.06 ID:imS3vNaQO ストッパーといえばクリスちゃん
165 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/05(木) 18:19:25.02 ID:ShfnjMKx0 大満開ゆーゆ不在+黄金状態じゃなくても普通に強い上に隙がない… 受け流しは狙わずに回避に専念、爆裂大剣投げで隙を作らせた直後に衝破ノ球を投擲!
166 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/07(土) 00:50:19.56 ID:rkXudpIP0 翠の歌はStarry Heavens
167 : ◆BT63SEH4KsDo [saga]:2019/12/07(土) 04:26:17.40 ID:kxL1s4Ow0 クリス「あー、まぁ、つーこって審判はアタシが担当になった」 いざ対決開始!というところで、審判の存在が判明した いやいつも友里さんなりエルフナインちゃんなりがしてくれてたりもしたけど...ギアの数値計測も兼ねて 響「わーい!クリスちゃんも混ざる?」 クリス「審判っつってんだろうがこのバカ!」 『翠』「有難いけど...何故にクリスさん?いや本当に有難いんだけども」 逆に友里さんやエルフナインちゃん以外が審判をするのなんてとても珍しいことなんじゃないかな クリス「何でってそりゃ、お前らだけでギア有りの試合なんてさせたら何が起こるかわかんないからだろ?」 『翠』「な、何をぅ!?」 クリス「おう『お前』も翠に負けず劣らずのはねっ返り娘だってのは聞いてんだからな」 『翠』「待ってクリスさんそれ言ったの誰!?」 クリス「とにかく、だ...トラブルが起こらないように監視するのがアタシの役目だ、わかったらとっとと始めてとっとと終われ」 響「投げやり...」 ・・・ 「Imyuteus amenomurakumo tron」 「Balwisyall Nescell gungnir tron」 そういうわけでクリスさんが審判兼監視、あともしもの時のストッパー役になった今回の対決 『私』はアメノムラクモ、響さんはガングニールで始まった 『翠』「夜空を駆〜ける、流れ星を〜今、見つけられ〜たら〜、何を祈る〜だろう」 響さん相手に手抜きも手加減も出来ない、全力全開、フォニックゲインをがんがん発信していかないと その為に『私』は歌を歌い、この場限りの主役を先手で取った
168 : ◆BT63SEH4KsDo [saga]:2019/12/07(土) 04:27:16.53 ID:kxL1s4Ow0 『翠』「旅立つき〜みと、交わした約〜束、心の中に、いつ〜もある...」 『私』は剣を、響さんは拳を構え、睨み合う 響「ふっ!」 先に動いたのは響さん 一瞬姿がブレたかと思えば、目の前まで迫り拳を突き出してきていた 速いっ!間合いを詰めるとかそういうレベルじゃない! 『翠』「ッ」 響「はっ!」 咄嗟に首を捻りながら横に飛び回避すると、もう片方の拳が下から振り上げられてきた 『翠』「くぅッ」 後ろの方向にバク転しそれも避け、剣を振り上げながら着地 響さんも『私』の剣を避けるように後ろに跳んだ為、期せずして互いに距離を取る形になった 響「やぁっ!はっ!」 響さんと戦ったのは『私』の中では翠と共に挑んだ試練が最後のつもり あの時は他に大満開の友奈ちゃんもいたし響さんも金ピカだったから勝てなくても...って感じがなくもなかったけど 訂正しよう、そんなの関係なく響さんは素で隙もなく強い 『翠』「ね〜むれ〜ないよ〜るに、聴き〜たいのは君〜のこ〜え...あ〜さ日〜が来る〜まで、語〜り明かした...」 響「ハァッ!」 『翠』「隣で夢中で話す横顔は〜輝いていたよねぇッ!」 前より断然速いし重い拳、まともに受ければ一発KOの可能性もあるし、剣で受けてもこっちの腕が痺れるだけだろう ならどうにか隙を作らせてそこを突くしかない
169 : ◆BT63SEH4KsDo [saga]:2019/12/07(土) 04:28:05.58 ID:kxL1s4Ow0 『私』は必死で回避に専念しつつ、両手に握った剣にフォニックゲインを注ぎ続けその時を待った 『翠』「夢を追う〜君〜と見守るぼ〜くに...同じ星の光りが降りそ〜そぐ 振り返ら〜ずに、歩いて欲しいと 涙堪〜えて、見お〜く〜った!」 まずここっ! 片方の剣を大型化させながら響さんの拳を大袈裟に避け、距離が開いた瞬間にぶん投げるッ! 響「!甘いよッ!ダァッ!!」 『翠』「夜空を駆〜ける、流れ星を〜今、見つけられ〜たら〜、何を祈る〜だろう!」 そしてその投げつけられた大剣を響さんが蹴り飛ばしたところにもう片方の剣を投げつけるッ! 『翠』「旅立つき〜みと、交わした約〜束、心の中に、いつ〜もあるッ!!」 もう片方の剣を投げつけるッ! 今度の剣は回転しながら光に包まれて球体に そのまま行っちゃえ!最速で最短で真っ直ぐに一直線にっ! 『衝波ノ球』 響「っ!ならそれもぶん殴るッ!!!」 『翠』ちゃんコンマ下1 響さんコンマ下2 (コンマが大きい方が勝ちですが、ゾロ目だった場合相手より数値が低くても勝ちになります) (両方ゾロ目なら大きい方が勝ちとなり、同じ数値なら引き分け続行です) (翠「節子、それシンフォギアやない、シンフォニアや」 女神「世界は救われる...彼女を失えば...」)
170 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/07(土) 04:37:07.45 ID:M7TxqIfS0 はいよ
171 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/07(土) 11:48:01.03 ID:FBWnH/uU0 x
172 : ◆BT63SEH4KsDo [saga]:2019/12/08(日) 01:12:29.67 ID:M89FRv6x0 球体と響さんの拳はバシンとぶつかり合い パァンッ...! その瞬間、球は爆ぜた 『翠』「くっ...」 全方位に強い光と衝撃波が放たれ、離れていた『私』も吹き飛ばされそうになる 『私』は目元を腕で塞ぎ脚を踏ん張って成り行きを見守った 奇襲の警戒をしつつ、光が収まるのを待つと... 響「...」 っ!やっぱりまだ立って 響「...きゅぅ」 パタン 『翠』「...えっ」 響さん、倒れ...えっ嘘まさかもしかして... 『翠』「勝っ...た?」 勝った?今響さん倒した?『私』一人で? クリス「よーしそこまでに」 『翠』「勝った〜!勝った勝てたよ勝てました〜ッ!」 クリス「おっおいバカいきなり抱き着くな!///」 『翠』「やった〜ッ!!」 勝てた...あの響さんに! 『翠』「見てましたかよもぎ〜っ!お姉ちゃん勝ちましたよ〜ッ!!!」 思わず感情が抑えられなくなるほどに『私』ははしゃぎ、次の瞬間極度の緊張から解かれたことによりそのまま気を失った ☆☆☆ で〜れれ〜で〜でん! ☆☆☆ 若葉「試練を?」 翠「はい」 あの棺がラスボスなんてことがあるとは思えませんし、今後あれよりもっと強いのが立ちはだかるのはほぼ確実 なら今のうちに、私はやれることをやりたいし増やしたい そう思い、幾度となく失敗してきた試練にもう一度挑戦することに決めました 園子「ちなみに12星座制覇+風雲児様コースといきなり風雲児様コースがあるけどどっちがいい?」 安価下 1 12星座+風雲児様コース 2 いきなり風雲児様コース
173 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/08(日) 01:26:13.62 ID:dUdAr7xC0 2 星座ラッシュはやりたいけど長引きそうだからね…
174 : ◆BT63SEH4KsDo [saga]:2019/12/08(日) 02:10:29.47 ID:M89FRv6x0 『翠』「いきなり風雲児様コースでお願いします!」 若葉「まぁ、そうだろうな」 私がそっちを選ぶのはわかっていたのか、若葉ちゃんはすでに準備が出来ているようです 園子「バーテックス相手のもいつでも出来るし、それに今のりんりんにとってはより多くの対人戦の経験の方が大切だろうしね」 若葉「ノイズ、アルカノイズだけであればいざ知らず、敵は錬金術師...人間だからな」 翠「錬金術師とバーテックスでどっちの方が手強いかって話になるとまた別ではありますけどね...」 園子「でも思考も対話も出来る敵との戦いを学んでおくのも大切だって私達も知ってる...いっそどこぞの鏑矢組とかスパイの人達も呼べたら」 翠「不意打ちでコラボフラグ増やそうとするのやめてください!?」 翠ちゃんどのギアで行く?安価下1 1 アメノムラクモ 2 アメノムラクモ(勇者ギア) 3 アスクレピオス(戦闘不向き?) 4 イミテーター(イグナイトなし)(何か模倣する際は何を模倣するか記述) 5 イミテーター(銀色のギア) 6 ミョルニル(イグナイトなし) 7 神獣鏡(他のギアと同時展開する場合はどれと同時展開するか記述) 8 フォーク 9 アメノオハバリ 10 レーヴァテイン 11 フツノミタマ 12 わっしーセット 13 ロンゴミニアド(イグナイトなし)(未使用) 14 玉手箱(イグナイトなし)(特殊) (1、2、7、8、9、10、11、12はイグナイトも可、その場合は数字の他にイグナイトと記述してください) どう戦う?安価下2以降
175 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/08(日) 02:31:49.62 ID:+K6abGciO 2
176 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/08(日) 12:26:13.08 ID:4KPBkEdxO 試練一段階目を突破してるからか風雲児様はいきなり切り札を使ってくる 翠ちゃんはトドメに行く時に切り札を使う それまではカウンター重視のスタイルで
177 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/08(日) 19:33:06.82 ID:dUdAr7xC0 若葉様はSSR技をガンガン繰り出してくる 翠ちゃんも負けずじと技を真正面から出す
178 : ◆BT63SEH4KsDo [saga]:2019/12/09(月) 03:41:43.29 ID:syjjNRm70 「Imyuteus amenomurakumo tron」 私が選んだのはアメノムラクモ、それも勇者ギア 若葉ちゃんには若葉ちゃんの力で挑ませてもらいます! 若葉「では始めようか...加減は無しで行く、来い!『源義経』ッ!」 対する若葉ちゃんは開始早々パワーアップ 『源義経』の力をその身に宿しました 翠「最初から切り札っ!?」 若葉「ハッ!」 紅色のマフラーを靡かせ目にも留まらぬ速さで駆ける若葉ちゃん あっちからこっちへと動き、すれ違い様に刀を振るってきます どうにか目で追えるレベルとはいえ、目で来る方向を確認して剣を構えるのにはタイムラグが、隙が生まれてしまい全てを避けるのは難しい 翠「くっ、がッ...」 なら斬られてでも斬り返す勢いでッ! 若葉「ふっ!」 『一投飛翔閃』 翠「ぐぅっ、そこッ!!」 『緋ノ一閃』 若葉ちゃんの技が放たれたであろう場所の、少しズレたところに向けて私は技を放ちました 若葉「っ」 若葉ちゃんは技を出すときは狙いを定める為に動きが若干遅くなります、となれば技を出した直後、速度を上げ直した瞬間ならまだ技を放った場所からそんなに距離は離れないはず その予想は当たっていたのか、今回の対決で初めて若葉ちゃんに息を飲ませられたようです 若葉「悪くない、たぁッ!」 翠「やぁっ!」
179 : ◆BT63SEH4KsDo [saga]:2019/12/09(月) 03:42:34.93 ID:syjjNRm70 それから再び四方八方から繰り出される斬撃をなるべく避けながら斬り返し、そして 若葉「ひーなたーッ!!!」 翠「真横に向けて恋愛発破ァッ!!」 『飛閃緋那汰』 『天叢雲剣ノ雨』 技には技をぶつけていきます 若葉「ふっ!ハァッ!」 翠「セイヤーッ!!だりゃあっ!!」 『無心の一刀』 『華麗なる一閃』 『ディメンション・スラッシュ』 『ウルトラ・ソード』 狙うは若葉ちゃんの動きが鈍くなるタイミング 技を連続で出し続けたここっ! 翠「お借りしますッ!」 私は私の技と若葉ちゃんの技がカチ合った瞬間地面を蹴り、同時に切り札を使用しました 『源義経』の力で跳ね上がった身体能力は私の身体を一瞬で若葉ちゃんの目の前まで届かせます 若葉「飛び込んできたかッ!」 翠「負けないッ!!」 翠若葉「「ヒィィナタァァァッ!!!」」 『一閃緋那汰』 『一閃緋那汰』 翠ちゃんコンマ下1 若葉ちゃんコンマ下2 (コンマが大きい方が勝ちですが、ゾロ目だった場合相手より数値が低くても勝ちになります) (両方ゾロ目なら大きい方が勝ちとなり、同じ数値なら引き分け続行です) (園子(やっぱりこの場にいない人の名前を叫び合ってるのは中々シュールなんよ...))
180 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/09(月) 03:46:58.06 ID:Fqz0bRbM0 勝て!
181 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/09(月) 03:48:18.89 ID:TtO7bzBHO 若葉様強すぎねーか…
182 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/09(月) 03:57:30.10 ID:Fqz0bRbM0 翠ちゃんいくらなんでもコンマ運無さすぎない?
183 : ◆BT63SEH4KsDo [saga]:2019/12/09(月) 04:16:00.11 ID:syjjNRm70 同じ力、同じタイミング、同じ技 ならこの勝負は互角 翠「ああぁっ!!」 そう思っていた時期が私にもありました ・・・ 技と技はぶつかり合い最初こそ拮抗しましたが、徐々に押されていった私はそのままギアが解除され 完璧なまでの敗北です そして現在はテーブルを囲んでのティータイム 園子「最後の技に込めた愛の差が決め手だったねぇ」 翠「愛ですか...愛なら仕方ないですね...」 若葉「何故そこで愛」 若葉ちゃんお約束ありがとうございます それがシンフォギアですからねぇ 若葉「まぁ、機動力に特化した『源義経』の切り札をあえて最後の奇襲、特攻に掛けたのはよく考えたと思うぞ」 園子「そうだねぇ、少しリスキーではあるけど、上手くいけばかなりの有効打には違いなかったわけだし」 しかし、結局勝ててませんからね... 何か話す?安価下 (特になければ表に戻ります)
184 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/09(月) 11:33:31.64 ID:4GzdxCvIO 中々試練達成できずモヤモヤしていると「確実に強くなってるし戦闘技術も成長してる」と褒められる
185 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/09(月) 23:25:33.78 ID:Fqz0bRbM0 ライブに関して話すと 「何事も無ければいいね〜…何だか悪い予感がするんよ」
186 : ◆BT63SEH4KsDo [saga]:2019/12/10(火) 02:23:28.44 ID:CFPk016B0 翠「はぁ...」 何かが足りない、とかよりもう向いてないとかなんでしょうか そもそも『源義経』の切り札だって実戦だったから許可されただけで若葉ちゃんを負かして許可を得たわけでもなく... やっぱり最初の頃が順調過ぎたんですかね...そもそも私の当初の目的は早々に達成されたわけですし まぁその目的自体この世界からしてみればいい迷惑...あれ?私自体が迷惑な存在?アポロチェンジ? 若葉「そう落ち込まないでくれ翠さん...翠さんは確実に強くなっているし、戦闘技術も成長している」 翠「本当ですか...?」 若葉「あぁ、私が保障しよう」 翠「若葉ちゃん...」 正直、今の私の実力...というか勝率に思うところが無いと言ったら嘘になります けれど、これで腐っていてはいけないということですよね 翠「...よしっ!」 慰められてばかりじゃ格好がつきません、それに精神年齢的なのとかそれぞれの生きた時代を置いておくと若葉ちゃんは一つ下...年下の女の子にこんなに言わせたんじゃ年上としての威厳もあれです、えぇ私にとって周りの環境的に年下は貴重ですし! 切り替えていきましょう
187 : ◆BT63SEH4KsDo [saga]:2019/12/10(火) 02:23:59.74 ID:CFPk016B0 ・・・ 園子「そういえば、りんりんはライブ断ったんだね〜」 翠「ライブ?...あぁ、凱旋ライブですか」 翼さんの凱旋ライブですし、しかもマリアさんが勝手に増やそうとした枠なんて有って無いようなものですが 翠「翼さんとマリアさん2人だけのライブなんて久しぶりですし、多分翼さんが望んだのもそれでしょうから」 もういい加減あの2人は新しいデュエットでも作ったらどうなんでしょう...奏さんの手前それはっていう暗黙の了解でもあるんでしょうか 若葉「ふむ、そういうものなのか?」 翠「若葉ちゃん、ひなたちゃんにデートに誘われた時に若葉ちゃんが「よし、なら友奈達も誘うか!」って言ったらひなたちゃんにムスッとされません?」 若葉「待て、何故私がそれを行なったことがある前提で聞くんだ」 園子「でもひなたんクラスだと笑顔でそれを受け止めるくらいしそう?「あらあらそれも楽しそうですね」って感じで〜」 翠「あ〜確かに...」 若葉「聞け!」 とにかく、ライブの話はもう断ったことですし今更それを変えるつもりもありません 何らかのトラブルが起こった、とかなら別ですけど緒川さんも付いてますし平気でしょう、怪我や病気には無敵のアスクレピオスもありますし 園子「ん〜...でもその凱旋ライブ、何事も無ければいいね〜...何だか悪い予感がするんよ」 翠「悪い予感?」 その時、園子ちゃんが気になる発言をしました 何せ園子ちゃんの勘はよく当たります 園子「ごめんね、意地悪で言ってるわけじゃないんだけど」 翠「ふむ...」 しかし考えてみれば、シンフォギアにおいてライブは結構な頻度で何かしら起きている気もします 会場や別の場所でノイズが大量発生したり、アイドル大統領が誕生したり、終わった後オートスコアラーが訪ねてきたり...あれ?基本全部? 私の時もこの間は機材トラブルがありましたが、本編はそんなものじゃなかったですね 翠「クリスさんの時は何事もなかったので思い至りませんでしたが...」 少し、警戒はしておいた方がいいかもしれません
188 : ◆BT63SEH4KsDo [saga]:2019/12/10(火) 02:24:34.12 ID:CFPk016B0 ・・・ 『翠』「なるほどねぇ...じゃあとりあえず当日は会場に着いたらいつでもギア纏えるようにしといた方がいいかもね」 翠「えぇ、先日の錬金術師の襲撃のこともありますし」 そういえば今日は午後のミーティングの際にその錬金術師についての情報共有するらしいですね なんでも映像の解析結果が出たとか 私はその時ちょうどその映像を見られていなかったので、顔だけでも覚えておかないと 『翠』「で?今からどこに行くの?」 若葉ちゃんとの試練の疲れも取れた次の日、私は『翠』を誘って本部のとある部屋に向かっていました 翠「園子ちゃんの話を聞いて、スルー決め込み過ぎて手遅れになってもと思い返したので今日はこっちから関わってやろうかなと...あ、ここですね、ししょー達には許可貰ってますよ」 『翠』「ここの部屋?ここに何が...あー、そういうこと」 その部屋に保管されているのは6本の刀 すなわち、刀使フラグが具現化されてるアレです 翠「この前は謎の声が聞こえてきましたし...また何か反応したり変化していたりすんじゃ、と」 コンマ下1 奇数 何かしら反応や変化あり 偶数 特になし どんな反応や変化?安価下2以降 (コンマ下1が奇数の場合のみ採用)
189 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/10(火) 02:39:50.89 ID:KuBq8JcR0 どっせい!
190 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/10(火) 03:44:34.19 ID:IzYsomRrO 刀の持ち主らしき少女達の声が聞こえた…気がする
191 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/10(火) 10:49:39.53 ID:PUJ+99kcO 声の台詞の内容の安価とか来そう 安価下
192 : ◆BT63SEH4KsDo [saga]:2019/12/11(水) 02:17:27.30 ID:9HS3ZGPV0 6本の刀は変わらずただそこにあるだけの存在となっていて、とても最初は突然出現し尚且つ謎の振動を起こしていたとは思えません あるいはそれらも全て勘違いで、単に偶然この世界に元からあるこの6本が同時に発見された、とかなら助かるんですが 《ーーーーー》 翠「っ...今、何か聞こえませんでした...?」 『翠』「聞こえなかったことにしたいんだけど...」 聞こえてたようですね... 今確かに、少女のような声...それも、これらの刀の持ち主の人達と思しき声が... 声の内容やこの後どうするか安価下 (この後どうするかはどうもしない場合は次の行動に移ります) (こちらに声をかけているのか、はたまた刀を通してどこかの世界での誰かの会話が聞こえてしまっているだけなのか...)
193 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/11(水) 02:34:05.71 ID:6pG6RtCpO ノイズ(雑音の方)が入り混じっててよく聞こえない… 「御刀に対応した装者と…フォニックゲインを…」的な声が微かに聞こえた
194 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/11(水) 02:51:07.13 ID:T2mQRNK/O 午後の用事もあるし警戒しつつスルー コンマ判定とかはお好きに
195 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/11(水) 03:02:40.64 ID:KxbwIYjE0 〈ザザザッ悪いようにはしない…話を聞いてくr…ザーッ〉 以降また聞こえなくなる
196 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/11(水) 03:42:03.58 ID:Tjia8KPIO トンネル抜けたみたいに突然明瞭に聞こえだす
197 : ◆BT63SEH4KsDo [saga]:2019/12/12(木) 03:47:44.29 ID:gRccQZE40 翠「ま、まぁあれですよ、よくある何やかんやで偶然通信繋がっちゃってたみたいな、きっとただのガールズトークが...」 そんな淡い期待を抱いていると 《...ザザッ...御刀に対応した装者と...フォニックゲインを...ザッ...》 『翠』「ノイズ混じりで聞き取りにくいけどなんか聞き捨てならない台詞聞こえてきたんだけど!?」 翠「な、何かの間違いですよ...多分「小魚に大根入れたサラダとお肉食べたい」とかそんなんですよ...」 『翠』「それはそれでどうなの!?」 いやいや待て待て待ちなさい だって聞こえてくる声は明らかに刀使の皆さんなのにその内容がシンフォギア知ってる風って時点でもう理解出来ないんですが!?まさかもうコラボすでにどこかでした後!?後日談!? 翠「これはアレです、藪蛇です、一旦聞かなかったことにして帰りましょう」 『翠』「えぇ...」 翠「今日は午後にミーティングも控えてるんです!やはりこういうのは一日中暇な日にやるべきです!あっでも月から金は学校ですし土日は唐突に仕事入れたくなってきましたね〜」 えぇ、こういうのは興味本位で触れちゃいけない案件なんですよ、ゆゆゆ世界に飛ばされたことを忘れましたか! 《...ザザザッ...悪いようにはしない...話を聞いてくr...ザザッ...》 『翠』「こっちの声聞こえてるっぽいけど!?」 翠「う、狼狽えるな!というか落ち着きなさい、悪いようにはしないは悪いようにする人しか言いません!よって今日はおしまい!解散!」
198 : ◆BT63SEH4KsDo [saga]:2019/12/12(木) 03:48:31.15 ID:gRccQZE40 SOSっぽい台詞?はっはー甘く見ましたね 私はそんな助けを求める声には無償で手を伸ばすほどのお人好しではないのです!ここに響さん達やししょー達がいなかったのが刀の向こうの貴女達にとっての最大の不幸ッ! 翠「とにかく帰ります今すぐ帰りますコラボフラグほど無警戒に首を突っ込んでいいものではないんです」 『翠』「で、でも...あ、ほら、コラボだったら何やかんやで退場者は出ないだろうし...」 翠「ゲスト枠が死なないなんてのはもう古いんですよ!未来から来た水のライダーの最期を忘れましたか!」 《ザッ...頼む...話を...》 聞いちゃダメだ聞いちゃダメだ聞いちゃダメだ聞いちゃダメだ聞いちゃダメだ聞いちゃダメだ聞いちゃダメだ聞いちゃダメだ聞いちゃダメだ聞いちゃダメだ聞いちゃダメだ聞いちゃダメだ聞いちゃダメだ聞いちゃダメだ... 《ザッ...話を聞けと言っているだろうがァッ!!!》 ひぃっ!cv:大西沙織さん!?
199 : ◆BT63SEH4KsDo [saga]:2019/12/12(木) 03:49:08.28 ID:gRccQZE40 《ひ、姫和ちゃん落ち着いて!》 《えぇい離せ可奈美っ!おい!そこにいるのはわかってるんだぞ!いい加減何か返事をしろッ!》 さっきの怒鳴り声以降、まるでトンネルを抜けたみたいに突然雑音もなく明瞭に聞こえてくるように 翠「この部屋を出ますよ!早くっ!」 『翠』「えっちょっ本当にスルーするの!?」 翠「しますよそりゃ!」 せめて色々問題が落ち着いているタイミングならまだしも、アダムさんとか謎の声さんの警告についてもよくわかってない今余計なのを増やす余裕はないんですよ! コンマ下 奇数 部屋を出てもしっかり聞こえるしなんなら会話も出来る 偶数 流石に部屋から出たら聞こえなくなる ゾロ目 というか来る
200 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/12(木) 03:53:29.64 ID:5+pfmiH80 逃げ切れるか
201 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/13(金) 01:04:46.86 ID:Rtk5fiOxO これ他の4人もいる感じかな
202 : ◆BT63SEH4KsDo [saga]:2019/12/13(金) 02:19:48.39 ID:py6ctouR0 ・・・ 翠「...よし、流石に部屋から出たら聞こえなくなりましたね」 『翠』「圏外って感じかな...」 声が聞こえるのはとんでもなく狭い範囲ってことなんでしょうか もしくは壁や戸のような障害物があると遮られるとか... とにかくこれで常時声が聞こえてくるなんていうことにはならないことがわかりました 翠「これは別に放置するわけではありません、あくまで後回しにするだけです」 『翠』「それを放置って言うんだよ」 いいんですよ!ただでさえ私の中では(今は『翠』に憑いていますが)奏さんやセレナさんのような退場キャラに加えて若葉ちゃんや園子ちゃんのような謎繋がりまであるんですから これ以上はキャパオーバーです 翠「進展はあった、それだけで今回は十分です...大丈夫ですよ、たまにチョコミントでもお供えしておけば」 『翠』「うん、絶対やめた方がいいと思う、逆効果でしょ」 ・・・ 所変わって今度は司令室 午後のミーティングの時間です 集められた私達装者全員に共有された情報は予定通り、先日襲撃してきた錬金術師の襲撃について 弦十郎「これがその時の映像を解析したものだ」 スクリーンに映し出されたのは、桃色の髪に同じ色のイヌ耳のようなものを生やした少女... コンマ下 奇数 知らない錬金術師ですね 偶数 知ってる錬金術師です!? ゾロ目 何なら連絡先も... (元パヴァリア光明結社ルート故のボーナス判定)
203 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/13(金) 02:24:10.96 ID:MGeziRC/0 デレろ!
204 : ◆BT63SEH4KsDo [saga]:2019/12/13(金) 02:59:09.69 ID:py6ctouR0 翠「あっ...!?」 弦十郎「む、どうかしたか翠くん」 翠「い、いえ何でも...」 スクリーンに映し出された錬金術師の少女 その人は、私の知っている人でした エルザさん 私が数ヶ月前、パヴァリア光明結社に属していた時に知り合った錬金術師... とある理由で複数の獣のDNA配列が後天的にインプラントされていて、それが外見にも現れているのが特徴 ちなみにあの耳は犬じゃなくて狼です 翠「...」 エルザさんが動いた、ということは、きっとあの2人も... もしかして今回敵となる相手は... 何かする?安価下 1 高感度判定 2 特になし 3 その他(記述) (1の場合翠ちゃんの某錬金術師3人組についての事前情報の量や今後遭遇した際の反応に変化が) (2の場合凱旋ライブ当日に飛びます)
205 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/13(金) 03:08:30.02 ID:Rtk5fiOxO 3 恐らくもう二人いる可能性がある事を伝えておく
206 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/13(金) 03:25:48.67 ID:9ntaLyxV0 1もついでにできないものか
207 : ◆BT63SEH4KsDo [saga]:2019/12/14(土) 02:56:02.91 ID:HrjrfS9u0 翠「...あの、根拠とか確証とかはないし聞き流してもらっていいんですけど」 原作知識も利用出来ず、それどころか今が原作とどれくらい違っているのかもわからない現状何も言うまい、そう一度は思ったのを考え直し、私は小さく手を挙げました 弦十郎「何か思い至ることがあったか」 翠「いえ、ただ...きっともう2人くらいお仲間の錬金術師さんが出てくると思うんです」 友里「根拠も確証もないって言っていたけれど、割と具体的な数字ね」 翠「た、ただの経験則なので...」 本当は根拠はなくはないですけど、確証がないのは根拠がないのとほぼ同じ そういう基準で行かせてもらいます けれどまだ、言うべきではない...完全な敵対関係の今はそう思うのも事実 翼「経験則、か...確かにサンジェルマン達はアダムやティキとは別の思惑があったな」 クリス「マリアと後輩共も3人組だしな」 マリア「でもキャロルの時はオートスコアラーを合わせて5人...巨大なものも含めれば6人だったわよ?」 翠「なのでまぁ、2人「くらい」と」 そりゃ敵が全部で3人が経験則ってのは建前ですからね、適当に言っただけですよ しかし嘘でもない、えぇ私基準ですが! 高感度判定する?安価下 1 する 2 まだしない (ちなみにここでしない場合の次の高感度判定チャンスは3人のいずれかに遭遇した時です)
208 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/14(土) 03:09:07.05 ID:Fv5cppq+O 2 次に回そうか
209 : ◆BT63SEH4KsDo [saga]:2019/12/14(土) 03:31:04.30 ID:HrjrfS9u0 ・・・ 襲撃してきた錬金術師の正体が知ってる人だったという私にとっては衝撃的だったミーティングの日 それから日付は変わり、今日は翼さんの凱旋ライブ当日...なのですが 響「久々の翼さんのライブだよ!?翼さんの凱旋だよ!?だけどこんなんじゃ間に合わないよぉ!!」 クリス「どうしようもないだろ、道路が混雑してんだから」 もうすぐライブが始まるというのに、私達を乗せたS.O.N.G.の車は見事に渋滞に足止めを食らっていました 調「マリアも急に来られなくなるなんて」 切歌「ついてない時はどこまでもダメダメなのデス」 ちなみにマリアさんがライブに一緒に出ることは身内に対しても秘密 知っているのは私やクリスさんのような関係者だけ 例外的に『翠』も知ってますが、マリアさん的にはそれも想定内だったようで私達同様口止めされてます 夢姫「1年前はここまでじゃなかったはずですけど」 『凜音』「海外進出したのもあって人気もさらに上がっていきましたからね」 夏菜「バラエティに出たのも知名度アップに繋がったとか...って翠さん達大丈夫ですか?汗すごい出てますけど」 こ、これどっちなんでしょう... 渋滞にはまった結果もうすぐ会場に着くってタイミングで会場の外で騒ぎが起きて結局間に合わないパターンか 会場で騒ぎが起きても渋滞にはまってたせいで助けには入れないパターンか いえどちらでもなく単にギリギリ間に合って何事もなくライブ楽しめるのが最高なんですけど... 『翠』《ど、どうする?だってこのライブでしょ?園子ちゃんが悪い予感がするって言ってたの》 翠《でもライブに間に合いたいってだけでヘリを出してもらうのは無理ですし、そうなると説教覚悟でギア使っちゃうかテレポートジェム使うかですよ?》 安価下 1 とりあえずじっとしている(一番安全)(常識人なら当たり前) 2 ギア使っちゃう(説教フラグ)(会場までかかる時間の判定有り) 3 テレポートジェム(説教フラグ)(成功かどうか判定有り)
210 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/14(土) 03:36:27.28 ID:srUSwx+o0 1
211 : ◆BT63SEH4KsDo [saga]:2019/12/14(土) 04:26:13.36 ID:HrjrfS9u0 翠《ここは様子を見ましょう、そもそももし会場内で何か起きても翼さんとマリアさんがいます》 それに私達だけ勝手にライブ会場に行ったら響さん達に一生恨まれそうですし 常識人な私は状況を冷静に判断し、大人しくしていることにしました ・・・ それから待つこと数時間 響「時間になっちゃった〜!ライブ始まっちゃった〜!!」 翠「こんな時のための中継です」 未来「ほら響、中継があるからそれで我慢」 遂に始まってしまった凱旋ライブ 私達は仕方なく車内から私のスマホでライブの中継を見ています 何故か別の車に乗っていたメンバーもこっちの車に詰めて クリス「やっぱ狭くねえか」 翠「いや、あの、何も全員で一つのスマホ覗かなくても」 切歌「レッツリズムしたりシャンシャンしてたら充電切れたデスよ」 夢姫「それにこういうのは全員同じものを見た方が何となく盛り上がりますわ!」 わかるようなわからないような...? 会場の中央に建てられた塔のようなセット、そしてそこに輝くネオンの文字は 『Everyonez Dive』 『Tsubasa』 『and Maria』 切歌調「「マリアぁ!?!?!?」」 会場のお客さん達もまさかのサプライズにざわつきながらも、いざ始まってしまえば翼さんとマリアさんのデュオに大盛り上がり 未来「もしかして翠ちゃんもクリスもこの事知ってたの?」 クリス「まぁな」 翠「翼さん発案です」
212 : ◆BT63SEH4KsDo [saga]:2019/12/14(土) 04:26:39.43 ID:HrjrfS9u0 ・・・ 一曲目が終わり、興奮冷めやらぬ会場 これは大成功ですね 切歌「...およ?」 調「切ちゃん?」 切歌「マリア達、何だかずっと上見て固まってないデスか?」 確かに...こんな演出ありましたっけ 次の瞬間、何かが上から降り注いだのが見えたかと思うと突然中継が途絶えました 翠「えっ!?何で...」 一体何が起こったんですか!? すると端末にも本部から通信が エルフナイン『横浜湾岸のコンサート会場にアルカノイズ反応を検知しました!』 横浜湾岸の...って 響「だってそこは翼さんの!」 まさしく今向かっている、翼さんとマリアさんがライブをしている会場じゃないですか!!! エルフナイン『はい、すでにピックアップ用のヘリをそちらに向かって飛ばしています、装者の皆さんは到着したヘリ搭乗後、直ちに現場に急行してください!』 未来「響!あれ!」 未来さんが指差す方向...ライブ会場からは大きな煙が上がっていました クリス「ライブにアルカノイズをけしかけるだなんて、錬金術師は何が狙いだ?」 いや、そんな事より今は コンマ下 奇数 ヘリ早く到着して! 偶数 ヘリ到着なんて待てない!
213 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/14(土) 04:28:39.18 ID:0npRGFijO ピタロックさえあれば桃白白できるのに!
214 : ◆BT63SEH4KsDo [saga]:2019/12/14(土) 04:59:27.03 ID:HrjrfS9u0 翠「ヘリの到着なんて!」 園子ちゃんの言っていた悪い予感、やはり的中してしまいましたか しかも会場内の方、そしてエルフナインちゃんの声色から察するに翼さんとマリアさんだけでは対処しきれていない...? 翠「待てませんッ!」 『翠』「っ、翠!」 安価下 1 アメノムラクモギアで浮遊(会場までかかる時間の判定有り) 2 勇者ギアで切り札(かかる時間の判定がボーナス有り)(使用時間判定有り)(反動で今日以降少しの間は行動不可になります) 3 テレポートジェム(成功かどうか判定有り) 4 いっそただ走る(かかる時間の判定有り)
215 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/14(土) 08:56:20.86 ID:srUSwx+o0 1 フライトユニット借りれないかな?
216 : ◆BT63SEH4KsDo [saga]:2019/12/14(土) 23:19:18.04 ID:HrjrfS9u0 「Imyuteus amenomurakumo tron」 私は車から飛び出すと脇目も振らず道路を駆け出し、ギアを纏った瞬間地面を蹴って羽衣で空に そのまま会場へ一直線に飛んでいきます 翠「大丈夫、あそこには翼さんもマリアさんもいる、だから大丈夫...」 それにもしあそこを襲ってるのが彼女達のいずれかだったとして、あの人達はきっと取り返しのつかないことなんて... コンマ下 奇数 『翠』ちゃんと『夏菜』さんも追い付く(フライユニットボーナス発動) 偶数 そんなことはない
217 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/14(土) 23:28:56.99 ID:E8z7s4sE0 大事なとこなんだ頼むよ
218 : ◆BT63SEH4KsDo [saga]:2019/12/15(日) 01:57:05.79 ID:pB+NHRhF0 『翠』「このお馬鹿ぁ!いくらなんでも勝手に飛び出すとかっ!」 『夏菜』「翠さんっ!」 呼び掛けてくる声にハッとして後ろを振り向くと、それぞれギア、擬似ギアを纏った『翠』と『夏菜』さんが追いかけてきていました 『夏菜』「これをッ!」 そう言って『夏菜』さんが投げ渡してきたのは小型に収納されたフライユニット 使用する度にメンテしてもらっていたものです 翠「ありがとうございます、借りますっ!!」 確かにフライユニットを使えばスピードは格段に上がります、使わない手はありません 私はスイッチを押してフライユニットを展開させ、背負ったところでエンジンを全開にしました 『翠』「あっ!だから置いて行くなぁ!」 コンマ下 01〜20、81〜98 マリア「翼!深く追いすぎないで!」のあたり 21〜80 ???「あっはは!恐れよ!怖じよ!ウチが来たゼ!」のあたり ゾロ目 ???「そう弱い、だからこんなことしたって...」のあたり
219 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/15(日) 02:02:19.12 ID:fN9Ll72g0 自分で作る帰り道
220 : ◆BT63SEH4KsDo [saga]:2019/12/15(日) 02:45:01.78 ID:pB+NHRhF0 ・・・ 会場に空から突入した私が見た光景は 赤い塵が舞う中で何体ものアルカノイズを斬りふせるマリアさんと 翼「戯れるなッ!」 マリア「翼!深く追いすぎないで!」 蝙蝠のような羽を生やした少女と戦う翼さんの姿 翼さんが明らかに冷静さを失っている、しかし私はそれよりも先にその相手の少女の方に目を向けていました 翠「ミラアルクさん...」 ミラアルク「...!」 翼さんの剣戟を長く伸ばし尖らせた爪で弾いていた少女...ミラアルクさんは、私の存在に気が付いたのかほんの少し目を見開き 高感度判定 01〜20 完全に敵!信用出来ない!死すべし 21〜40 顔見知り!所詮は敵 41〜60 裏切り者!でも邪魔しないなら見逃してもいい 61〜80 いい人!でも信用していいかはわからない人 81〜98 かつての仲間!信用してもいい友人 ゾロ目 短い間だったけど家族! (ちなみに『3人→翠ちゃん』の高感度です、『翠ちゃん→3人』は今後の安価コンマによっても変わりますがデフォは友人です(元視聴者フィルターによるアニメキャラへの情))
221 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/15(日) 02:47:31.19 ID:KnsPvlz2O おいゴルァ!
222 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/15(日) 03:05:26.95 ID:i0Ijr8RdO だめじゃん!
223 : ◆BT63SEH4KsDo [saga]:2019/12/15(日) 03:39:02.24 ID:pB+NHRhF0 ミラアルク「...チッ、増援が思ったより早過ぎるんだゼ」 ミラアルクさんは鋭い目付きで一瞥した後、またすぐに翼さんと交戦を始めてしまいます 翠「っ...」 ミラアルクさんもエルザさんももう1人の錬金術師の人も、大まかな情報を資料で知った以外はアダムさんが設けた顔合わせの時くらいしか接点はありません 故に話したこともあまりありませんし、たった数日の短い期間ではとても信用を得られてはいなかったのでしょう 結果としては結社を裏切った立場でもあるためそこは仕方ありませんが 翠「ミラアルクさん!どうしてこんなっ!」 ミラアルク「敵に教えてやる義理はないんだゼ!ハァッ!」 翼「くっ...!」 取り付く島も... 安価下 1 加勢 2 先に逃げ遅れた人の救助 3 とりあえず声をかけ続けてみる
224 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/15(日) 04:00:43.52 ID:fN9Ll72g0 2 久々にネロ様呼びたい所
225 : ◆BT63SEH4KsDo [saga]:2019/12/16(月) 02:30:23.25 ID:VySmaDP70 『翠』「翠!救助が先っ!」 翠「っ!は、はい!」 ミラアルクさん...資料に目を通した限りでは話し合いの余地も、と思っていましたが、そこまで甘くはありませんか... すでにほとんどのお客さんは出入り口に駆け込んでいたようですが、逃げ遅れがいないとは限りません 翼さんが周りを気にせず戦っているため、もし居たらとても危険です 翠《ネロさん!ネロさんならノータイムで来られるでしょうっ!》 ネロ《宝物庫は反応兵器の放射線がまだ残ってます、開けば漏れますよ》 翠《そこは何とかしといてくださいよっ!》 『夏菜』「上!次が来ますっ!」 その時、上からドリル状のアルカノイズが一斉に落下してきました 翠「っだりゃあ!」 咄嗟に剣を空に向けて振るい、斬撃で一気に殲滅していきます コンマ下 ゾロ目以外 問題無く救助は出来た ゾロ目 運命は収束する...
226 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/16(月) 02:37:35.94 ID:3DS36VLsO はい
227 : ◆BT63SEH4KsDo [saga]:2019/12/16(月) 03:38:17.97 ID:VySmaDP70 ・・・ 翠「他にはッ!」 『翠』「多分いない!けど気は抜かない!」 先程逃げ遅れの少女を外のS.O.N.G.職員さんのところまで送り届けてきた『翠』はそう言いながら駆け寄ってきました 『翠』「あの錬金術師...ミラアルクさん?とかその辺のこと、後で聞かれるだろうから何言うか考えといた方がいいよ」 翠「ですよね、わかってます」 『翠』は記憶を共有したのもあってある程度察しているようですが、そもそも私が数ヶ月前S.O.N.G.から逃げた時にパヴァリア光明結社にいたこと自体皆さんには言えてません どうしたものでしょう 『夏菜』「2人とも!」 マリア「私達も翼に加勢するわよッ!」 ミラアルクさんコンマ下1 奇数 撤退するゼ! 偶数 もう少しやれるんだゼ! ゾロ目 来てくれたのか!だゼ!
228 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/16(月) 03:41:06.94 ID:3BGj//070 ごまだれ
229 : ◆BT63SEH4KsDo [saga]:2019/12/16(月) 04:02:43.39 ID:VySmaDP70 翼「ウアアァァッ!!!」 ミラアルク「ちぃっ!1対5は分が悪過ぎるんだゼ」 羽にしていたパーツを腕に巻きつけ即席のグローブにしていたミラアルクさんが翼さんの攻撃を弾きながらそう吐き捨てます ミラアルク「けど、まだ退くわけにはいかないんだゼ!」 どう戦う?安価下
230 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/16(月) 04:14:45.69 ID:e6ht9tt5O 可能なら『翠』が授かってる千景の加護でミラアルクを怯ませたい(出来れば目潰しも) その隙に翠は勇者ギアにチェンジ、風雲児様のSSR技を無慈悲にしこまた打ち込み、最後は翼さんで〆
231 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/16(月) 12:57:02.74 ID:3BGj//070 八岐大蛇とマリアさんの連携プレーでミラアルクの片腕を叩き斬る 空に逃げたら『夏菜』ちゃんのフライユニットに搭載されてる凍結ミサイルで追い討ち!
232 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/16(月) 19:08:50.49 ID:aLhq7sDv0 戦闘用に改良され復活したティキがミラアルクと共闘する ティキは近接で素手格闘、遠距離でエーテルの錬金術を使う
233 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/16(月) 20:02:29.82 ID:WmQ8H4C6O 混戦になっているとミラアルクの死角から細長い杭が高速で飛来、本編での因果なのか胸部を貫通して突き刺さる 誰の仕業なのかは一切不明
234 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/19(木) 01:23:23.77 ID:tjDfr3e/O 最近インフル流行ってるらしいから>>1 も気をつけて 安価下
235 : ◆BT63SEH4KsDo [saga]:2019/12/20(金) 01:17:16.34 ID:TKE2Y1f00 翼さんは冷静ではなさそうですが、マリアさんが止めようとしないということはそうなっても仕方がない事がここで起きた、ということでしょう ミラアルクさんに対して手加減無用という決断をしてしまっても仕方がない事が 『翠』「千景ちゃんの力、使わせてもらう...Imyuteus amenomurakumo tron...ハァッ!」 通常ギアから勇者ギアに変化した『翠』は彼岸花の花びらを散らしながら大葉刈を手に駆け出します 翼「よくも...パヴァリアの残党ォッ!!!」 それと同時に翼さんも動き、それぞれ左右からミラアルクさんに斬りかかりました ミラアルク「考え無しなのは有難いんだゼッ!」 しかしミラアルクさんは羽が巻き付き肥大化させた両腕でそれらをガード 余程硬いのかどちらの腕に対しても刃が通らず、それどころか金属同士がぶつかったような音と共に火花が飛んでいます ミラアルク「ふっ!」 そして軽やかに跳躍、空中で後ろ向きに回転しながら距離を取ろうとしました 翠「まだっ!」 《逆巻ク大蛇》 私はすかさず正面の空間を斬り裂き裂け目から八岐大蛇を召喚 射出されたかのように勢いよく飛び出した大蛇はミラアルクさんが着地する前に頭から体当たり ミラアルク「ぐぁっ!?」 さらに八岐大蛇が8本の尻尾でミラアルクさんの胴体を左腕を巻き込む形で縛り上げます マリア「ハァァァッ!!」 そこに飛び出したのはマリアさん 『翠』「最悪後で治す!いっちゃえマリアさんっ!」 マリアさんの手にした蛇腹剣が大きくしなり、身動きの取れないミラアルクさんに迫りました ミラアルク「くッ!」
236 : ◆BT63SEH4KsDo [saga]:2019/12/20(金) 01:17:49.23 ID:TKE2Y1f00 ミラアルクさんは身を守ろうと唯一自由な右腕を顔の前に持ってきてガードしようとしますが、蛇腹剣の多数に別れた刃がまるで鋸のように連続してその右腕を削っていきます ミラアルク「ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ッ!!!」 マリアさんの剣技の威力に押され八岐大蛇の尻尾の縛りが緩んでしまいますが、当の縛り上げられていたミラアルクさんは無防備に吹き飛ばされていました 遂に腕を包んでいた羽に大きな傷を与えるばかりか包まれていた腕そのものにまで刃が達し、血飛沫が会場の床を赤黒く染めています ミラアルク「腕ッ...血ッ...ア゛ア゛ッ!」 流石にこれ以上は戦えないと踏んだのか、立ち上がり左腕を包んでいた羽を広げ、片翼で飛び立とうとするミラアルクさん 『夏菜』「逃すとでもッ!」 空に先回りしていた『夏菜』さんはそこにフライユニットに搭載された冷結ミサイルを追い討ち 再びミラアルクさんは地面に叩きつけられ、身体のいたるところが凍りついてしまいました ミラアルク「がふっ...不完全なウチらじゃ、数で押されたら手も足も...けどッ」 『翠』「ごちゃごちゃとぉっ!!」 ミラアルク「ウチはどんな手を使ってでもォォォ!!!」 ミラアルクさんは左腕に羽を巻き付け、自身の凍り付いた箇所が悲鳴を上げるのも無視して無理矢理体勢を変え『翠』の特攻に迎え撃つように拳を振り抜きます
237 : ◆BT63SEH4KsDo [saga]:2019/12/20(金) 01:18:22.72 ID:TKE2Y1f00 『翠』「っ!」 不自然な形で姿勢を変えられたことに咄嗟に反応出来ず、『翠』は拳を真正面からモロに受け... 《勇者の加護》 ...『避けきれない攻撃に対してカウンターを叩き込んで相手を怯ませる。3回使用すると12時間のクールタイム』 『翠』「だぁっ!!」 その時、『翠』は自分でも驚く程の切り替えの速さでミラアルクさんの顔面に膝蹴りをかましました ミラアルク「ッ!?」 予期せぬノータイムの反撃にミラアルクさんが一瞬固まります 翠「若葉ちゃん!Imyuteus amenomurakumo tronッ!!」 その隙、見逃してなるものかっ!私は桔梗の花びら舞い散る中、手元に出現させた生太刀を連続して振るい、エネルギー波を放ちました 翠「ふっ!はっ!はぁっ!」 『一投飛翔閃』 『飛翔緋那汰』 『一閃緋那汰』 一撃一撃が必殺...出し惜しみなしの連撃は惚けていたミラアルクさんを確実に捉えその身体を大きく吹き飛ばします 翼「ハァァァッ!!!!!」 『蒼ノ一閃』 さらに翼さんのトドメの一撃! ミラアルク「ァァァアアッ!!!」 巨大な青いエネルギー刃がミラアルクさんを襲いました
238 : ◆BT63SEH4KsDo [saga]:2019/12/20(金) 01:19:18.70 ID:TKE2Y1f00 ・・・ 『翠』《後で治すとは言ったけど、流石にオーバーキル過ぎない?》 翠《でもまぁそれくらいの脅威ではあったはずですよ、いくら冷静さを欠いていたとはいえ翼さんが攻めあぐねるなんて》 とりあえず拘束した後にアスクレピオスで傷を治して...そんな流れを頭の中で立てながら倒れるミラアルクさんに近付こうとすると 「アハハハッ!かっこよく登場しておいて何も成せずに袋叩きなんて!無様だね!滑稽だね!」 そんな声が何処からか会場に響いたかと思うと、ミラアルクさんの周りにミラアルクさんを映す何重もの面が現れ、収束しました マリア「アレは...!」 『夏菜』「それに今の声、まさか...っ」 ミラアルク「おぉ!おぉ!!!動く、動けるんだゼ!」 傷もダメージも完全に癒えた...否、『無かったことになった』ミラアルクさんは右手をグーパーしながら歓喜の声を上げます しかし私達は今しがた目の前で起きた事象、そして新たに戦場に降り立った者の存在にただただ息を飲むことしか出来ません ミラアルク「助かったんだゼ...ティキ」 ティキ「ウフフ♪」 改良ティキちゃんについての情報他安価下 (出自や使えるエーテルの術について等) (なおエーテルの術については今のところデフォでAXZパヴァリア三人娘やアダムさんの技の下位互換的なもの、宇宙っぽいこと全般です) (女神「ちなみに元祖ティキちゃんは破壊された後にS.O.N.G.に回収されている為、それを改良したのか新たに一から作ったのかによってS.O.N.G.の警備のガバさが変わります」 翠「いやS.O.N.G.って錬金術ありきだと割とガバいですよ」 『翠』「経験者は語る」)
239 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/20(金) 01:25:45.39 ID:cAD2r7BJ0 残っていた僅かなデータとパーツを元に作られた(記憶も全く残ってない) 性格は2度も復活させられたVAVAのような狂人染みた性格に
240 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/20(金) 01:36:17.31 ID:qeN0DIKTO 術に関してはガリィとミカの技を中心にした感じで 但し2人には全く及ばない
241 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/20(金) 18:02:25.45 ID:crVBFBCwO 数の多い装者との戦力差を埋めるためにヴァネッサが作った 無かったことにする神の力は1日3回までしか使えない
242 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/20(金) 18:27:11.65 ID:1UrmNAeyO 声はノイズ混じりでアダムと一緒にいた頃の面影は見当たらず、残党達に関しては仲間意識を持ってないどころか終始見下している
243 : ◆BT63SEH4KsDo [saga]:2019/12/22(日) 02:58:45.80 ID:ZtoQSfwO0 ティキちゃん...少女の形をしたそれは、数ヶ月前のアダムさんとの戦いにおいて神の力を手にしディバインウェポンとなったにも関わらず響さんに倒され、再起不能となった状態でS.O.N.G.に回収されたはずの自動人形 それが何故、今目の前に... ティキ「アハハハッ!敵前で惚けるなんて揃いも揃ってお疲れなのかな?でもダメ!もっともっと遊ぼうよ!!」 雑音混じりのやや聞き取り辛い声...それにどこか以前の彼女よりも会話の内容がタガが外れているような 次の瞬間、赤く巨大な結晶のようなものが私達に向かっていくつも飛来しました 翠「っ、カーボンロッド!?」 『翠』「わかんないことは後!とにかく敵が増えた!それだけ!」 『天の岩戸』 いの一番に反応した『翠』が私達の前に割り込み、羽衣の盾を広げカーボンロッドを留めます 翼「何人増えようとッ!」 マリア「翼っ!」 盾の影から飛び出した翼さんはティキちゃんに向けて一閃 しかしその一撃が当たった瞬間ティキちゃんの像が揺らぎ、水に変わっていました ミラアルク「ハァッ!!」 そしてそこに繰り出されるのはミラアルクさんの羽を巻き付け肥大化させた脚によるキック 斜め上からのそれに対し翼さんが刀で受け止めると、翼さんの死角となる場所がキラリと反射します ティキ「アハッ!」 まるで何もない場所から浮き出てくるように姿を現したティキちゃん 腕を尖った氷で覆い、死角から翼さんを突こうと... 『夏菜』「行かせないっ!」 その氷を止めたのは『夏菜』さんの槌 ガキンと大きな音を立て侵攻を阻みました 翠「今!」 私はティキちゃんの動きを止めるべくすかさず彼女の影に短剣を突き刺します 『影縫い』 『夏菜』「今の水を使った虚像、それにその氷...」 翠「カーボンロッドといい、どこかで見たようなものを...」 そもそもティキちゃんは戦闘には向かない作りだったはず...となるとあくまで別物なのでしょうか
244 : ◆BT63SEH4KsDo [saga]:2019/12/22(日) 02:59:29.71 ID:ZtoQSfwO0 ティキ「ウフッ!やっぱり楽しい!楽しいのね!壊れるまで遊んでよ!壊れるまで遊んであげる!!」 バキンッ 影に突き刺しておいた短剣がティキちゃんが力付くで動こうとしたせいで折れ、『影縫い』が解除されてしまいました ティキ「ほらほら〜っ!!」 ゴゴゴォォ...!! 今度は何の音...上ですか!? 空を見上げると、降り注ぐいくつもの小型の隕石が マリア「全員散開っ!!!」 流石に隕石は防御出来るかわかりません、私達はとにかく直撃をま逃れるために会場の中を走りました 次々と落ち、地面を揺るがす隕石 会場にはその都度クレーターが生まれ、ステージはもはや見る影もありません ミラアルク「ティキ!あやうくウチまで巻き込まれるところだったんだゼ!」 ティキ「えー!弱っちい雑魚のミラアルクの為にわざわざ手抜きなんてやだよー!ミラアルクがダメダメなのが悪いんでしょー???」 ミラアルク「コイツっ...ヴァネッサには悪いけど好きになれないんだゼ...」 マリア「はぁっ!!」 隕石衝突による煙が晴れるより先に動いたのはマリアさん 蛇腹剣でミラアルクさんとティキちゃんを纏めて縛り上げようとします ティキ「そんなものじゃ楽しめないよー!」 しかし自身に巻き付いた蛇腹剣をティキちゃんは掴んで引きちぎってしまいました
245 : ◆BT63SEH4KsDo [saga]:2019/12/22(日) 03:00:01.97 ID:ZtoQSfwO0 『翠』「ならっ!」 次は『翠』による鎌の斬撃 ティキちゃんの関節部分を狙い振るわれます ティキ「いいね!でもまだやれるよ!」 それを白刃取りのように両手のひらで受け止めるティキちゃん 『翠』が睨みつけるのに対し、ティキちゃんはとても楽しそうな顔をしています まるで本当に戦いを楽しんでいるような 翼「ふっ!」 ミラアルク「くっ、はっ!!」 所変わってこっちは再び翼さんとミラアルクさんがぶつかっています 私と『夏菜』さんもそこに加勢しようとしていると ひゅんっ...ドスッ ミラアルク「ぁ...?」 次の瞬間、ミラアルクさんの胸元から何かが生えていました いえ、正確に言えばどこからともなく...ミラアルクさんの死角となるところから、高速で飛来する細長い杭が ミラアルクさんを貫通し突き刺さっていました コンマ下1 ゾロ目以外 重症 ゾロ目 即死(退場メンバー増えるよやったねt...翠ちゃん!) どうする?安価下2以降 (女神「公式がカウントダウンしてますけど、これは続編を期待してもいいんでしょうか!ライブの可能性も高いですけど!」 翠「私は響さんが養子に迎え入れた女の子が格闘技するのとかが始まるんじゃないかと思ってたり」 『翠』「さては最近リリカルマジカル頑張るやつ見たね?」)
246 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/22(日) 03:04:05.78 ID:fjXm6lTrO カウントダウンの意味とは
247 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/22(日) 03:17:12.77 ID:QTo4UBaY0 ティキmk-2が撤退するまでダメージを与える 氷や隕石を飛ばしてきたら八咫ノ鏡で反射!大技連発は『翠』とマリアさんに
248 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/22(日) 03:18:07.53 ID:5ZT1C64P0 翠が咄嗟にミラアルクを救出してアクスレピオスで回復しに向かう
249 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/12/22(日) 03:43:00.44 ID:Oxp1gq440 و ممكن حدا يشرحلي شو إستفادت إليسا وقت تعمل لايك على هيك فيديو مع كلام مسيء ضد ميريام؟؟ إنو إستغلال الحادثة لتمسيح الجوخ و تبييض الطناجر؟ بس حست بغلطها و رجعت شالت اللايك
250 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/22(日) 03:53:40.54 ID:fjXm6lTrO コンマがミラアルクに対して厳しいな 安価可なら胸を貫かれたミラアルクはギリ呼吸が出来るぐらいまで治療 完治?二度目は許さないと言った筈だ
251 : ◆BT63SEH4KsDo [saga]:2019/12/23(月) 04:12:02.77 ID:XrcM3Z5U0 ミラアルク「な、に...」 自身の胸元から何が飛び出しているのか、それがわからず思考が追いつかなくなっているミラアルクさんですが 言葉を発しようとした途端、肺に走る強烈な痛みに『何かが身体を傷付けている』ということを理解し、目を見開いていました ミラアルク「ヒュッ...」 そして損傷したという自覚、出欠多量によって仰向けに倒れ込みます 翠「ッ...Healing almighty Asclepius tron!」 私は咄嗟にアスクレピオスのギアを起動、惚けて立ち尽くす翼さんを押し退けてミラアルクさんに駆け寄りました 翠「意識を保って!ミラアルクさん!」 ミラアルク「...ぁ」 翠「今から抜きます、耐えてください!」 今にも意識をなくしてしまいそうなミラアルクさんに杭を握りながらそう声をかける私 なるべく素早く、でもこれ以上ミラアルクさんの内部を傷付けないように...一気に! ミラアルク「ア゛ッ!〜〜〜ッ!!!」 翠「お願いします、アスクレピオスッ!!」 ギアをアメノムラクモからアスクレピオスに変わった私はその手に握った杖の先端をミラアルクさんの胸元に開いた穴にかざし、フォニックゲインを注ぎます 翠「まだ死んでない!死なせないッ!」 その時私には今にも息絶えそうなミラアルクさんが、いつかのカリオストロさん、そして『翠』の姿にダブって見えていました 翠「もう殺したくない!だからッ!」 魂は死んだだけでは終わらない、オカルトと称される幽霊も実在はする、例えそうだと知っていても...だから死んでもいいだなんて、思えるはずがない 翠「生きるのを諦めないでッ!!!」 杖から発せられるエメラルドグリーンの光がより一層強くなり、ミラアルクさんの穴も段々と塞がっていきます 何とか一命は... コンマ下 奇数 特になし 偶数 刻印
252 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/23(月) 04:14:55.35 ID:JQcI1bU30 あ
253 : ◆BT63SEH4KsDo [saga]:2019/12/24(火) 04:12:13.10 ID:90hDANcW0 ・・・ 穴は塞がりましたし、臓器や骨、切れると危険な神経や血管等も粗方治せました 状況が状況、立場が立場な為完治まではさせていませんけど、これなら話すことくらいなら出来るでしょうし自然治癒に任せてもそうかからないはず 最も怖い後遺症が残ることだけは避けられたと思いたいですが...ミラアルクさんの身体は普通ではない為絶対とは言えません 翠「はぁ...」 さて、どうしたものでしょう... この助けてしまったミラアルクさんも、ずっとなんとも言えない表情で惚けてしまっている翼さんも それにこの細長い杭...放たれた方角にはすでに誰もおらず、何者の仕業なのかわかりません やり方は荒っぽいですが私達の味方なのか、それとも... 『翠』「ちょこまかとっ!」 ティキ「アハハッ!ほらほらこっちー!」 マリア「動きがすばしっこくて埒があかない!」 『翠』達の方は、ティキちゃんに翻弄され中々有効打が打てずにいました ティキ「えいっ!」 『夏菜』「撃ち抜くッ!」 投げつけられたカーボンロッドの中心を『夏菜』さんが砲剣で撃ち砕くと ティキ「なら今度はきらきらなりゅーせーぐーん!」 間髪入れずにいくつもの細かい氷の粒と小型の隕石を同時に振らせてきます 『夏菜』「っ、数が!」 『翠』「なら纏めて返品する!」 『八咫の鏡』 『翠』の掲げた剣の先から放出されたフォニックゲインの形作る八咫の鏡がそれらをティキちゃんに向けて跳ね返しまていきました
254 : ◆BT63SEH4KsDo [saga]:2019/12/24(火) 04:12:38.06 ID:90hDANcW0 ティキ「ウフッ!いいよいいよ!もっとないの?もっと欲しい!いっぱいちょうだい!」 跳ね返された氷も隕石もことごとく避け切りなおも余裕なティキちゃんは大きく腕を広げて向き直ってきました 今度は避ける必要もない、とでも言うかのように マリア「なら特大のをくれてやるわっ!」 『翠』「残さず食らいなよッ!!」 『HORIZON†CANNON』 『焦熱ノ遊戯闇刃』 『翠』の鎌から放たれる三日月型のエネルギー波とマリアさんの粒子砲が同時にティキちゃんに襲い掛かります ティキ「こんなものー?」 しかしそれを受けたはずのティキちゃんには傷一つ ティキ「違うでしょ?違うよね?もっともーっと強くて楽しいのが...!...えー、もう終わり?まだ遊び足りないのに...そこまで言うなら帰ってあげる、しょーがなくね!」 するとどこかと連絡を取ったのか、急に帰ると言い出すので『翠』達にも緊張が走りました ここで逃がしていいのか、と ティキ「ざーんねん、今日はここまで!次はもっと楽しく遊ぼうね!」 コンマ下 奇数 その前に回収するものは回収していかないとね! 偶数 使えないのは回収する気起きなーい! ゾロ目 最後に一発大きいの残していくね!
255 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/24(火) 04:14:07.14 ID:xplsOg8gO クリスマス
256 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/24(火) 16:32:29.14 ID:v74pfAPM0 ミラアルクちゃんがクリスマスプレゼントに贈呈されてしまった
257 : ◆BT63SEH4KsDo [saga]:2019/12/24(火) 19:06:56.28 ID:90hDANcW0 ティキ「ばいばーい!」 無邪気な笑みと雑音塗れながらも明るい声を残し、ティキちゃんはテレポートジェムを起動させ会場から姿を消しました 『翠』「あっ...あんの大食らいロリメカ娘が...」 『夏菜』「破壊したはずのオートスコアラーが再び姿を見せることは前にもありましたが、今回は」 マリア「様変わりが過ぎるわね...」 その後、飛来する隕石等により中々会場近くまで飛ばせなかったヘリもようやく到着し、響さん達と合流 私や『翠』、『夏菜』さんの独断専行に何か言いたげだった皆さんでしたが、私の傍に横たわるミラアルクさんを見て押し黙ってしまいます 翠「...とりあえず、戻りましょうか」 翼「...あぁ、そうだな」 ・・・ 『ステージに仕掛けられた爆発物の被害により、死傷者行方不明者数は既に7万人を超え、今後さらに増える見込みと...』 翌日の朝、早速ライブ会場でのことがニュースになっていました 『翠』「爆発物ねぇ」 翠「事実をそのまま流すわけにはいかない、いつものことじゃないですか」 『翠』「目撃者、というか被害者にも口止めしてるしね」 これが単なるノイズ災害であれば別ですが、出たのは錬金術師にアルカノイズ、そして対応したのはシンフォギア装者...政府の闇を全力全開せざるを得ません 『翠』「やるせない...のはむしろ翼さんか」 翠「せっかくの凱旋ライブを襲撃されて、その襲撃した張本人は手の届くところにいても療養中だから手は出せない、ですからね」 ミラアルクさんは現在S.O.N.G.本部に捕縛...というていで保護され、病室に寝かされています 傷は塞がったはずですが、疲労や諸々でまだ目を覚ましていないとのこと
258 : ◆BT63SEH4KsDo [saga]:2019/12/24(火) 19:07:29.24 ID:90hDANcW0 翠「本部にミラアルクさんを助ける為襲撃...というのも、あるかもしれませんね」 『翠』「がっつり敵対視されてたし、まぁ仲間意識高い系のお仲間ならあり得るか...翠もせめて顔見知りなら話が通じる程度には関係築いといてよ...」 翠「根っこが人見知りの内弁慶に何求めてんですか...それより問題はあのティキちゃんです」 S.O.N.G.に回収されていた方のティキちゃんの残骸は無事でした...つまり会場に現れたティキちゃんは完全に別人ということ もちろん多くの自身の複製ホムンクルスを用意していたキャロルちゃんのように元々ティキちゃんも量産型だった可能性も0ではありませんが、どうもそうではない気がしています 翠「戦闘特化のような動き、ガリィさんやミカさんのような技」 『翠』「性格も見下す感じのと戦いを楽しんでる感じのが前のティキちゃんより強くなってたっぽい?ガリィさんほど腐った性根ではないだろうけど...ないよね?」 翠「情報0過ぎて何とも...でも」 ミラアルク『コイツっ...ヴァネッサには悪いけど好きになれないんだゼ...』 あの台詞...もしや今回のティキちゃんは元技術者のあの人が...?
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