【アイマスss】『電話越しであれば双海姉妹がモノマネしていてもバレない説』

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1 : ◆HOXU8/DdDTdF :2019/10/27(日) 00:39:47.02 ID:5CiTyAXl0


以前に書いた「水曜日のアイドルマスター」の第二弾です。
前のは読まなくても分かると思います。


【アイマスss】水曜日のアイドルマスター
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1570831715/

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1572104386
2 : ◆HOXU8/DdDTdF :2019/10/27(日) 00:40:33.11 ID:5CiTyAXl0

春香「さあ!始まりました!水曜日のアイドルマスター!レギュラー放送ですよ!レギュラー!」


千早「まさかのレギュラー化ね」


美希「今回もスタジオには765プロのアイドル全員とプロデューサー2名が揃ってるの!」


亜美真美「いえーい!」


律子「やっぱり私達いる必要あります?」


P「律子は元アイドルだから良いけど、俺なんて完全に素人だからな」


響「いや前回そうとう爪痕残してたとは思うぞ…」
3 : ◆HOXU8/DdDTdF :2019/10/27(日) 00:41:36.67 ID:5CiTyAXl0

春香「前回は特別番組でしたが、今回からはレギュラー放送になりました!」


千早「それに伴い、検証する説は毎回1つとなります」


美希「前回は結構長かったから、今回は楽なの!」


P「でも、毎週やるんだからどうなんだろうな」


貴音「今回はどんな説なのでしょうか?」


やよい「楽しみですねー!」


真「もうターゲットになるのはやだなあ…」


美希「前は地獄だったの…」


あずさ「美希ちゃん可愛かったわよ〜」
4 : ◆HOXU8/DdDTdF [sage]:2019/10/27(日) 00:42:26.87 ID:5CiTyAXl0

雪歩「今日のプレゼンターは誰なのかな…?」


春香「はい!今日のプレゼンターは……」


春香「双海姉妹です!」


亜美真美「はーい!!」


律子「2人でやるのね」


P「2人はどんな説を持ってきたんだ?」


亜美「んふふー。今回、亜美たちが持ってきた説はこれだヨ!」



『電話越しであれば、双海姉妹がモノマネしていてもバレない説』
5 : ◆HOXU8/DdDTdF [sage]:2019/10/27(日) 00:43:13.45 ID:5CiTyAXl0

真「おお〜!なかなか面白そう!」


伊織「ホントね。確かにあんた達モノマネとか得意よね」


響「でもいくらなんでも分かるんじゃ」


千早「電話越しとはいえ、会話するわけだしね」


春香「さっそくVTRの方行ってみましょうか!」


美希「2人ともV振りお願いなの〜」


亜美真美「VTRスタート「です!」「だよ!」」


P「そこは合わせろよ」
6 : ◆HOXU8/DdDTdF [sage]:2019/10/27(日) 00:44:46.14 ID:5CiTyAXl0


***



『電話越しであれば、双海姉妹がモノマネしていてもバレない説』



双海亜美、双海真美
特技はモノマネ。特に同事務所のアイドル達のモノマネが得意な2人。
この2人が、電話越しで顔を見られない状態であれば事務所のメンバーを騙せるのか検証してみた。




ーーー自信はありますか?


亜美『もち!大有りだよ!』


真美『事務所のメンバー達はみーんな出来るもんね!』


亜美『あー、でもでも。お姫ちんとか鋭そうな人は厳しいかも』


真美『たしかに〜……真美達が入れ替わっても気付くからなぁ』


亜美『はるるんとかなら余裕っしょ!』


真美『でもやっぱり事務所の仲間としては騙されて欲しくないよね〜』
7 : ◆HOXU8/DdDTdF [sage]:2019/10/27(日) 00:45:38.71 ID:5CiTyAXl0

ーーーもし気づかないメンバーがいたらどうしますか?


亜美『うーん…やっぱりお仕置きかな!』




全員「え?」




ーーーお仕置きとは?


真美『お仕置きっていうか罰ゲームみたいな?』


亜美『亜美達が作ったこの罰ゲームBOXに色んな罰ゲームが書いてある紙が入ってるから』


真美『そこから1枚とってやってもらおっか!』




というわけで、騙された人にはスタジオで罰ゲームが待ってます♡
8 : ◆HOXU8/DdDTdF [sage]:2019/10/27(日) 00:46:33.05 ID:5CiTyAXl0

春香「は?」


伊織「バッカじゃないの!バッカじゃないの!」


律子「あんた達〜なんて事提案してくれてるのよ!」


やよい「でもコレだと罰ゲームする人はもう分かってるんじゃ…?」


P「いや。そうとは限らないぞ?」


響「えっ?違うのか?」


千早「そうね。だってこの検証ってバレなければって事だから、騙された本人はVTRを見るまで気づかないわ…」


響「な、なるほど…」


真「これは見るのが怖いね…」


律子「VTR中でターゲットになった人は、結果を知っているから顔に出さないようにしましょうか」


雪歩「ターゲットがこの企画の心当たりが無い時点で、騙されてるって気づいちゃいますからね」
9 : ◆HOXU8/DdDTdF [sage]:2019/10/27(日) 00:47:11.14 ID:5CiTyAXl0


真美『最初は誰なの?』


ーーー最初のターゲットは如月千早さんです。





春香「千早ちゃんか〜…」


千早「……」


美希「うーん…千早さんポーカーフェイスだから分からないの」


P「さあどうなる?」
10 : ◆HOXU8/DdDTdF [sage]:2019/10/27(日) 00:47:58.11 ID:5CiTyAXl0

亜美『千早おねーちゃんか〜。いきなり難しそうな所だね…』


真美『誰のモノマネでいく?』


亜美『やっぱり、はるるんじゃない?』


真美『じゃあ、はるるん役は真美がやるよん』




というわけで、2人には事務所の電話からターゲットの携帯に電話してもらう。


プルルッ
ガチャ


千早『もしもし?』


真美『あ、もしもし千早ちゃん?』
11 : ◆HOXU8/DdDTdF [sage]:2019/10/27(日) 00:48:34.29 ID:5CiTyAXl0

千早『春香?どうしたの?事務所の電話で』


真美『そうなの。ちょっと携帯の充電無くなっちゃって…』


千早『事務所にいるなら充電させて貰えばいいじゃない?』


真美『充電ケーブルも忘れちゃってて、今事務所に誰もいないし』


千早『そうなの。それでどうしたの?』
12 : ◆HOXU8/DdDTdF [sage]:2019/10/27(日) 00:49:20.58 ID:5CiTyAXl0

真美『そうそう!明日お菓子作って行こうかと思ってるんだけど、何かリクエストあるかなって?』


千早『え、珍しいわね…。いつもはそういうの聞いたりしてたかしら?』


真美『自分で考えると同じモノばっかりになっちゃうから誰かのリクエストとか聞いてみようかなって。それなら最初はやっぱり千早ちゃんだもん!』


千早『そ、そう…。ありがとう///』


千早『そうね…じゃあカボチャを使ったパウンドケーキとかどうかしら?』


真美『カボチャか…たしかに挑戦した事ないかも!それにするよ!』
13 : ◆HOXU8/DdDTdF [sage]:2019/10/27(日) 00:49:51.87 ID:5CiTyAXl0

P「うますぎるだろ…」


伊織「よくこんなにすらっすら話せるわね…」


真「これ目閉じてたら本当にただの春香と千早の世間話にしか聞こえない」


響「ていうかカボチャのパウンドケーキとか地味に面倒くさいリクエストだぞ」


千早「し、仕方ないじゃない!最初に思いついただけなんだからっ///」
14 : ◆HOXU8/DdDTdF [sage]:2019/10/27(日) 00:50:38.11 ID:5CiTyAXl0

真美『そういえば千早ちゃんが持ってたボイストレーニングの本、真美が貸して欲しいって言ってたから今度貸してあげてくれる?』


千早『真美が?珍しいわね。別に構わないけど』


真美『たしかに珍しいよね。最近の真美って千早ちゃんから見てどう思う?』




貴音「攻めてますね」
 

響「攻めるな〜」




千早『ふふっ。どうしたの急に?』


真美『ううん。ただの世間話だよ』
15 : ◆HOXU8/DdDTdF [sage]:2019/10/27(日) 00:51:51.16 ID:5CiTyAXl0

千早『そうね。最近というか、前から思ってる事があるわね』


真美『な、なにかな…』


千早『真美は色んな声が出せるから正直少し羨ましいわ。それにまだ中学生なのに気配りもできて、明るい性格だし、いつも尊敬してるの』


真美『へ、へぇ〜…////』


千早『こんな事言ってるのは恥ずかしいから……』







千早「内緒にしてね。って言ったでしょ!!!////」


春香「ふふっwww」


P「これは恥ずかしいな〜」


雪歩「これがもう罰ゲームなんじゃ…」
16 : ◆HOXU8/DdDTdF [sage]:2019/10/27(日) 00:53:19.86 ID:5CiTyAXl0

千早『内緒にしてね?』


真美『う、うん。ありがとう////』


千早『ありがとう?』


真美『ううん!何でもない!コッチの話!』


真美『とにかく、ボイトレの本は真美に直接渡してあげてね』


千早『ええ、別にそのつもりだったし構わないわ』


真美『うん。ありがとう!じゃあね!』


千早『ええ。また明日』


ガチャン




貴音「電話が…」


あずさ「終わっちゃったわね…」



というわけで、スタジオの如月千早さんは罰ゲーム決定です!!
17 : ◆HOXU8/DdDTdF [sage]:2019/10/27(日) 00:54:49.68 ID:5CiTyAXl0

千早「ハア……」

伊織「ため息ってあんたねwww」


真「ため息もつきたくなるよね。だって千早だけは最初から結果知ってたわけだし…ww」


律子「じゃ、じゃあ千早、BOXから1枚引いてくれる…?」


千早「ハイ……」


春香「元気出してwww」


千早「えー、これね」ピラ



『カメラに向かって可愛い台詞を言って下さい』

18 : ◆HOXU8/DdDTdF [sage]:2019/10/27(日) 00:55:23.22 ID:5CiTyAXl0

千早「はい?」


春香「……ふふww」


P「こ、れは……くっww」


響「うわ〜…嫌なの引いたなぁ」


やよい「でも、アイドルらしくて良いと思います!」


伊織「そうね。これなら簡単じゃない?」


真「そりゃ伊織にとっては簡単だろうけど…」


律子「珍しい千早が見れそうね」
19 : ◆HOXU8/DdDTdF [sage]:2019/10/27(日) 00:56:12.57 ID:5CiTyAXl0

亜美「さあ!カメラに向かってどうぞ!」


千早「えっ?も、もう!?」


真美「3、2、1。ハイ!」






千早「今日は…その……ずっと一緒にいよっ?////」



キュンッ



響「誰かときめいた音がしたぞ!」
20 : ◆HOXU8/DdDTdF [sage]:2019/10/27(日) 00:57:01.65 ID:5CiTyAXl0

春香「可愛い///」


雪歩「可愛い///」


真美「可愛い///」


やよい「可愛いです///」


P「少しエロい///」キュンキュン


伊織「あんたかい!」


律子「いや〜……千早が………」


貴音「凄く魅力的でした」


あずさ「可愛かったわよ?千早ちゃん」


千早「もう…帰りたい……///」


P「千早……今日はずっと一緒にいてやるぞ?」


千早「結構です!!////」

21 : ◆HOXU8/DdDTdF [sage]:2019/10/27(日) 00:57:43.47 ID:5CiTyAXl0

真「なんだろ…千早の意外な一面が見れたね…」


千早「も、もういいからっ。次の人行って!///」





ーーー次のターゲットは我那覇響さんです。


真美『ひびきんか〜』


亜美『じゃあ亜美がお姫ちんでやるよ!』




P「次は響か」


伊織「これは余裕で騙されるんじゃない?」


響「……」


律子「さすがに表情では分からないわね…」
22 : ◆HOXU8/DdDTdF [sage]:2019/10/27(日) 00:58:32.84 ID:5CiTyAXl0

プルル
ガチャ


亜美『もしもし。響ですか?』


響『もしもし?どちら様?事務所からだからピヨ子かと思ったけど』


亜美『響。貴音です』


響『えっ貴音!?あれ?さっきまで一緒にいたはずじゃ……』


亜美『!!』




おおっと!ここでまさかのミス!
双海亜美どう乗り切る!?
23 : ◆HOXU8/DdDTdF [sage]:2019/10/27(日) 00:59:13.24 ID:5CiTyAXl0

亜美『………瞬間移動です』


響『は?』





P「なんでだよwwwww」


伊織「無理にもほどがあるでしょwww」


真「どんな言い訳してるのさwww」





亜美『実は私は瞬間移動ができるのです』


響『ええ!?』
24 : ◆HOXU8/DdDTdF [sage]:2019/10/27(日) 00:59:56.83 ID:5CiTyAXl0

亜美『少し事務所に忘れ物をしてしまいまして、それを取りに行くために瞬間移動を…』


響『そんな事今までしてなかったじゃん』


亜美『この能力は余り気軽に使えるものではありませんので』


響『今凄い気軽に使ってるよね!?』


亜美『え、ええ。家の鍵を忘れてしまったもので』


響『それは大変だけど…』


亜美『この事はあまり他人には話さないで下さい。2人の秘密に』


響『うーん………分かったぞ!』
25 : ◆HOXU8/DdDTdF [sage]:2019/10/27(日) 01:00:45.29 ID:5CiTyAXl0

春香「分かっちゃったかぁwwww」


P「純粋すぎて可愛いなww」


貴音「おそらくこの後の事でしょう。響が私に『自分も練習したら瞬間移動できるかな?』と聞いてきたのは。やっと謎が解決しました」


伊織「子供かっwww」


美希「練習ってwww」


真「できるわけないwwww」


響「あの時の貴音の『何言ってんだコイツ…』みたいな顔は今でも覚えてるぞ…」


千早「ふふっwww」


律子「み、見たかったその顔wwww」

26 : ◆HOXU8/DdDTdF [sage]:2019/10/27(日) 01:01:23.45 ID:5CiTyAXl0

響『ところで何で電話してきたんだ?』


亜美『ふふふ。響の声が聞きたくなっただけですよ』


響『えー、またぁ?』






貴音「!!」


雪歩「えっ?」


あずさ「また?」


27 : ◆HOXU8/DdDTdF [sage]:2019/10/27(日) 01:02:15.45 ID:5CiTyAXl0

亜美『(え!?)だ、ダメでしょうか…?』


響『別に駄目じゃないけど、ここの所それでよく電話してくるじゃん』


亜美『そんなに頻繁でしょうか?』


響『だって毎日だもん』


亜美『毎日!?』


響『なんで貴音が驚いてるのさ』


28 : ◆HOXU8/DdDTdF [sage]:2019/10/27(日) 01:03:16.84 ID:5CiTyAXl0

春香「毎日!?」


P「毎日かぁ……」


美希「意外と寂しがり屋なの?」


貴音「ちょ、ちょっと映像を止めてください!////」


律子「ダメよ」ニヤニヤ


伊織「珍しく慌ててるわね」ニヤニヤ


やよい「仲良しさんですね!」


貴音「うぅ…///」
29 : ◆HOXU8/DdDTdF [sage]:2019/10/27(日) 01:04:06.03 ID:5CiTyAXl0

亜美『いえ。何でもありません』


響『今日は変な時間に電話してくるし』


亜美『そ、そうでしょうか?』


響『いつもは寝る前にかけてきて、「響が可愛くおやすみなさいと言ってくれないと眠れません」とか言ってくるのに』


亜美『ぶふっwww』


響『貴音?』


亜美『…いえw……なんでもww……ありません』


響『なんなのさーもう』
30 : ◆HOXU8/DdDTdF [sage]:2019/10/27(日) 01:04:46.69 ID:5CiTyAXl0

亜美『ではまた今晩電話するかもしれません』


響『結局また電話するの!?』


亜美『その時はまた新鮮な気持ちで電話したいので、今電話していることは忘れて下さい』


響『いや意味分かんないだけど?』


亜美『大丈夫です。響なら出来ます。それでは』


響『えっ!貴音?』



ガチャン



というわけで、スタジオの我那覇響さんは罰ゲーム決定です!!

31 : ◆HOXU8/DdDTdF [sage]:2019/10/27(日) 01:06:21.37 ID:5CiTyAXl0

響「うがー!全然分かんなかったぞ!!」


律子「気づくポイント多かったけどね」


伊織「もうこれ貴音の罰ゲームなんじゃない?かなり恥ずかしい事バラされてるわよ?」


真「うん。もういいんじゃないかな……僕もうお腹いっぱいだよ…」


やよい「貴音さん可愛いですー!」


あずさ「貴音ちゃんって意外と甘えん坊さんなのね〜」


貴音「うううう//////」
32 : ◆HOXU8/DdDTdF [sage]:2019/10/27(日) 01:07:12.54 ID:5CiTyAXl0

P「この日は結局電話きたのか?」


響「来た。しつこかったぞ」


雪歩「ふふっw」


貴音「は、はやく響の罰ゲームを!////」


あずさ「今日は珍しい貴音ちゃんが見れるわねぇ」


千早「そうね……じゃあ引いてくれるかしら?」


響「うーん。はい」ヒョイ



『右隣の人に日頃の思いを伝える』
33 : ◆HOXU8/DdDTdF [sage]:2019/10/27(日) 01:08:24.40 ID:5CiTyAXl0

響「なんかマシなので良かったぞ…」


あずさ「響ちゃんの右隣ってことは」


美希「貴音なの!」


全員「おお〜…」


貴音「おお〜…とは何ですかっ//」


P「照れるな照れるなwww」


貴音「て、てりぇてません!///」


伊織「カミカミじゃない」


春香「じゃあ響ちゃん、お願いします!」


響「わ、分かったぞ!」


響「貴音!」


貴音「は、はい…!//」ドキドキ

34 : ◆HOXU8/DdDTdF [sage]:2019/10/27(日) 01:09:14.79 ID:5CiTyAXl0

響「電話してくれるのは嬉しいけど、正直毎晩はキツい……」




貴音「」


伊織「ふふふっwwww」


P「そ、そりゃそうだよなwwww」


真「そ、そんなハッキリ……ww…言わなくてもww」


律子「この罰ゲーム怖いわね……」


美希「他の誰かも怪我する可能性があるってことが分かったの……」


貴音「私、この企画キライです……」
35 : ◆HOXU8/DdDTdF [sage]:2019/10/27(日) 01:10:12.07 ID:5CiTyAXl0

響「拗ねちゃった」


貴音「拗ねてません」


P「貴音、拗ねるなよww」


貴音「拗ねてませんっ」プイッ


P「なんだこの超可愛い生き物」ドキドキ


雪歩「む、胸が苦しいですぅ///」ドキドキ


貴音「伊織、早く次に行ってください」プクゥ


伊織「わ、私!?」


伊織「さ、さーて次は誰かしらね?」
36 : ◆HOXU8/DdDTdF [sage]:2019/10/27(日) 01:16:52.19 ID:5CiTyAXl0

ーーー次のターゲットは、秋月律子さんです。


亜美『りっちゃんかぁ〜……』


真美『強敵だね……』


亜美『どっちが電話する?』


真美『じゃあ真美があずさおねーちゃんでいくよ』





春香「次は律子さんか〜」


伊織「たしかに強敵ね」


あずさ「私が電話した事になるのね〜」


律子「………」


美希「例によって無表情なの」


P「これが内心焦っているのかそうでないのか」

37 : ◆HOXU8/DdDTdF [sage]:2019/10/27(日) 01:17:40.22 ID:5CiTyAXl0


プルル
ガチャ


律子『はい、もしもし?』


真美『もしもし?律子さんでしょうか?』


律子『その声はあずささん?なんで事務所から電話なんて?』


真美『すみません…少し携帯の調子が悪いみたいで…』


律子『そうなんですか。それでどうしました?』
38 : ◆HOXU8/DdDTdF [sage]:2019/10/27(日) 01:18:43.50 ID:5CiTyAXl0

真美『明日の竜宮の単独ライブなんですが、入りの時間が少し不安で、13時で合ってますか?』


律子『ええ。合ってますよ』


真美『それなら良かったです〜』


律子『明日はお昼からだからって、今夜飲み過ぎないで下さいね!』




あずさ「!」




真美『うふふっ…そんなライブの前の日に飲んだりしませんよ』


律子『またそんな事言ってー。みんなにはバレてないようですけど、あずささんがライブの前の日は毎回深酒してるの私は知ってるんですからね』
39 : ◆HOXU8/DdDTdF [sage]:2019/10/27(日) 01:19:34.20 ID:5CiTyAXl0

真美『ええ!?』


律子『何驚いてるんですか?この間だって本番前に二日酔いで頭が痛いって泣きついてきたのはあずささんでしょ?』




あずさ「ち、違うのよ?///」


P「何も違わなくありません」


あずさ「ライブ前ってほら、緊張するから///」


P「あずささん」


あずさ「はい」


P「しばらく禁酒です」


あずさ「はい……」


春香「この企画もしかして、モノマネされてる人の方がキツイんじゃ…?」


真「まさかそっちが火傷するとはね…」
40 : ◆HOXU8/DdDTdF [sage]:2019/10/27(日) 01:20:11.33 ID:5CiTyAXl0

真美『そ、そうでしたっけ〜?気をつけますね』


律子『本当ですよまったく!』


真美『すいません…』


律子『うーん……?何か声が変なような…?事務所の電話だからかしら?』


真美『!!』


真美『そんな事ない…と思いますが〜』


律子『もしかして!亜美か真美が声真似してるとかじゃないでしょうね〜!』
41 : ◆HOXU8/DdDTdF [sage]:2019/10/27(日) 01:21:12.80 ID:5CiTyAXl0

真美『そ、そんなわけないじゃないですか。うふふ』


律子『いや、でも怪しい…』


亜美『あずささん?どうかしましたか?』


真美『あっ、音無さん。少し電話の調子が悪いみたいで…』


亜美『それは大変ですね…今度詳しく見てもらおうかしら?』


律子『小鳥さん?』


真美『あっ、はい。今音無さんとお茶をしていた所だったんです』


律子『……という事は、流石に本物ですね。ふふっ』


律子『すいません。変な疑いしちゃって』


真美『いえいえ〜。では私はこれで』


律子『はい。お疲れ様です』



ガチャン



というわけで、スタジオの秋月律子さんは罰ゲーム決定です!!
42 : ◆HOXU8/DdDTdF [sage]:2019/10/27(日) 01:22:04.32 ID:5CiTyAXl0

律子「もう!ほとんど気付いてたのに!』


真美「いやぁ…危なかったね〜」


亜美「流石りっちゃん。手強いぜ!」


伊織「亜美がとっさに小鳥を真似したのが決め手だったわね」


P「凄いコンビネーションだったな」


春香「あーいうのやられちゃうと信じちゃうよね」


律子「まさか2人がかりだとは思いませんでした…」


千早「じゃあ律子、引いてもらえるかしら?」


律子「うー…これ!」スッ




『モノマネ3連発』

43 : ◆HOXU8/DdDTdF [sage]:2019/10/27(日) 01:22:41.09 ID:5CiTyAXl0

律子「ええ〜……」


真美「んふふ〜。もちろん企画に沿った罰ゲームも入ってるよん」


千早「2人の後だと嫌ね…」


雪歩「しかも3回だし…」


P「事務所の奴らなら出来るんじゃないか?」


律子「うーん……とりあえずやってみますけど……」


亜美「じゃありっちゃん!お願いします!」
44 : ◆HOXU8/DdDTdF [sage]:2019/10/27(日) 01:23:37.04 ID:5CiTyAXl0

律子「えー、知らない人がいるのを知らずに事務所にいつも通り入ってきた響」


響「えっ」





律子「はいさーい!ねぇ!律子聞いてよ!今朝ちょっーといぬ美のご飯つまみ食いしたら、いぬ美が怒っちゃてさぁ。ハム蔵もいぬ美の味方するしさ!酷いと思わない?ほんのちょーっとだよ!ちょーっ……………ぁ。……こ、こんにちは………」





春香「ふふっwww」


P「細かいwwww」


真「分かるなぁwwww」


雪歩「響ちゃんも結構人見知りだもんね…ふふw」


響「うがぁー!やめろぉ////」
45 : ◆HOXU8/DdDTdF [sage]:2019/10/27(日) 01:24:24.06 ID:5CiTyAXl0

千早「これ本当に一度あったのよねwww」


P「あの時の空気凄かったわwwww」


美希「くふwwwみ、見たかったのそれwww」


亜美「いいじゃんいいじゃん!続いて2つ目どーぞ!」


律子「うーん。じゃあ」



律子「機嫌が良くて、誰もいないと思いスキップをしてたら転んで膝を打った時の伊織」



伊織「わ、わたし!?」


貴音「細かいシリーズですね」
46 : ◆HOXU8/DdDTdF [sage]:2019/10/27(日) 01:25:17.37 ID:5CiTyAXl0

律子「ふんふーん♪ふーん♪」スキップスキップ


律子「っい!!」ドテンッ


律子「……」キョロキョロ


律子「……ふぅ〜…」ヨイショ


律子「…………」キョロキョロ


律子「…………いったぁ…」サスサス


47 : ◆HOXU8/DdDTdF [sage]:2019/10/27(日) 01:25:50.43 ID:5CiTyAXl0

伊織「み、見てたなら言ってよ!!////」


やよい「伊織ちゃん…ふふ…」


響「うまいなぁww」


P「ああ。中々のクオリティだwww」


律子「この時どうするのが本当の優しさか分からなかったです…」


真美「りっちゃんいい調子だよ!じゃあラスト!」



律子「アイドル達のグラビア写真をチェックしている時のプロデューサー」



P「おい!」
48 : ◆HOXU8/DdDTdF [sage]:2019/10/27(日) 01:26:48.03 ID:5CiTyAXl0

律子「お、春香だ……こいつ肌きっれーだな……無加工でコレ?……えぇ…」


律子「雪歩コレ……うっわぁ………抱きしめてぇ…」


律子「響も…コイツ……意外と………なんだよなぁ…」


律子「美希だ……なんだコイツ……本当に中3か?…………とんでもねぇな…」


律子「あ。あずささんだ……。うわっ…ええぇ……えっこれ…でっかぁ………えぇ…」


律子「コレちょ……ヤッベーな………」


律子「お、音無さん!これ見てくださいよ!」


律子「コレコレ!……………ヤバくないっすかぁ……?」
49 : ◆HOXU8/DdDTdF [sage]:2019/10/27(日) 01:27:41.20 ID:5CiTyAXl0

P「お前ホント止めろ!!!」


春香・響・雪歩「…」ジトー


美希「こ、これは流石に……キモいの……」


あずさ「……///」


真「プロデューサー…サイテー」


千早「そんな目で見られてるなんて……」


P「えっ?」


P「お前達は、その…」


真・千早「はい?」


P「なんでもないっす…」
50 : ◆HOXU8/DdDTdF [sage]:2019/10/27(日) 01:28:45.89 ID:5CiTyAXl0

亜美「にいちゃん……ヤッベーな……」


P「おいやめろw」


真美「にいちゃんにいちゃん!コレ!………………ヤバくないっすかぁ」


P「やめてくれww」


伊織「自分も笑ってるじゃない。サイテー…」


律子「これは声かけれなかったわ……」


P「律子の罰ゲームのはずなのに………」


やよい「げ、元気出して下さい!」


P「や、やよい…!」グワッ


やよい「!!」ビク


P「え…なんでちょっと離れた…?」


やよい「い、いえ……」


P「……」シクシク


春香「さ、さあ!VTRの続き見ましょうか!次は誰ですかねー!」
51 : ◆HOXU8/DdDTdF [sage]:2019/10/27(日) 01:29:57.28 ID:5CiTyAXl0

ーーー次のターゲットは高槻やよいさんです!


亜美『うっうー!やよいっちならヨユーっしょ!』


真美『簡単簡単!』


亜美『じゃあコレは亜美がやる!にいちゃんの真似でもイケるんじゃない?』


ーーープロデューサーの真似?


亜美『うん!全然似てないけど!』


亜美『俺プロデューサーっす』


真美『うん。似てないね!』


亜美『チャレンジが大事なの!』
52 : ◆HOXU8/DdDTdF [sage]:2019/10/27(日) 01:30:37.33 ID:5CiTyAXl0

春香「いや、無理でしょ」


P「チャレンジし過ぎだろ」


やよい「……」


響「おお〜。やよいが真顔だ…」


真美「今ならできるもんね!」


亜美「お、音無さん!コレ……ヤバくないっすかぁ?」


伊織「ふふふwwww」


P「勘弁してくれってww」


53 : ◆HOXU8/DdDTdF [sage]:2019/10/27(日) 01:31:17.65 ID:5CiTyAXl0

プルル
ガチャ


やよい『もしもしー?』


亜美『もしもし。やよいか?』


やよい『はい!えっーと…どちら様ですか?』


亜美『は?俺だよ。プロデューサー』


やよい『えっ。違いますよね?』


亜美『いや、プロデューサーだって!』
54 : ◆HOXU8/DdDTdF [sage]:2019/10/27(日) 01:31:56.02 ID:5CiTyAXl0

やよい『いや…声が全然違うし……』


亜美『ちょっと風邪引いてて…』


やよい『風邪で声が高くなるわけないです!』


やよい『というか、亜美か真美でしょ!』


亜美『…………てへっ』


やよい『もうっ!イタズラで事務所の電話使っちゃダメでしょ〜』




ガチャン




高槻やよいさん。罰ゲーム回避です。


55 : ◆HOXU8/DdDTdF [sage]:2019/10/27(日) 01:32:38.54 ID:5CiTyAXl0

伊織「そりゃ無理よね」


美希「流石にこれは気づくの…」


やよい「2人とも!私の事何だと思ってるのっ!」


亜美「いやぁ。ゴメンゴメン」


真美「にいちゃんは難しかったか〜」


P「罰ゲームは無しだな」


千早「高槻さんが罰ゲームしなくて良かった…」
56 : ◆HOXU8/DdDTdF [sage]:2019/10/27(日) 01:33:26.77 ID:5CiTyAXl0

やよい「でもちょっと引いてみたかったですー…」


亜美「じゃあ試しに引いてみる?」


やよい「いいの?」


真美「真美達は中身知ってるから、みんなには見せないでまた箱に戻してくれればいいよー」


やよい「じゃ、じゃあ。引きます!コレ!」ヒョイ


貴音「な、何でしょうか?…」


あずさ「私達とカメラに見えないようにね」


やよい「えーっと…コレって………え?」
57 : ◆HOXU8/DdDTdF [sage]:2019/10/27(日) 01:34:23.99 ID:5CiTyAXl0

やよい「コレってアレだよね、あの〜……」


亜美「うん?どれどれ〜?………うわぁコレ引いちゃったかぁwwww」


真美「コレやよいっちが当たらなくて良かったネww」


やよい「えっ?コレ本当にやるの……?」


真美「やります!」


やよい「ええ……」


春香「なになになになに!?」


真「怖い怖い怖いwww」


あずさ「やよいちゃんがあんな反応するなんて……」


伊織「やよいちょっと引いてるじゃないwww」


響「先に引いてて良かったぁ…」


千早「そうね…」


P「じゃあ怖いけど次行くか!」

58 : ◆HOXU8/DdDTdF [sage]:2019/10/27(日) 01:35:45.12 ID:5CiTyAXl0

ーーー続いてのターゲットは萩原雪歩さんです!


真美『ゆきぴょんね〜。たぶん、まこちんは見抜かれそう…』


亜美『そだねー。そもそもまこちんの声難しいもんね』


真美『じゃあ千早おねーちゃんで行きます!』






真「次は雪歩か」


雪歩「……」


千早「私が真似されるのね」


P「珍しい組み合わせかもな」
59 : ◆HOXU8/DdDTdF [sage]:2019/10/27(日) 01:36:25.86 ID:5CiTyAXl0

プルル
ガチャ


雪歩『はいぃ…もしもし?』


真美『もしもし。萩原さん?』


雪歩『千早ちゃん?どうしたの?』






春香「おおーっと全く疑っていません!」


雪歩「……」ダラダラ


真「あ。雪歩が汗かき始めた…」


60 : ◆HOXU8/DdDTdF [sage]:2019/10/27(日) 01:37:04.49 ID:5CiTyAXl0

真美『ええ。私、今度のライブで萩原さんの曲をカバーして歌うじゃない?』


雪歩『ああうん。そうだったね』


真美『少し歌い方が難しい所があって……良かったら教えてくれないかしら?』


雪歩『うん。全然いいよ!』


真美『ありがとう。まずAメロなんだけど……ーーーー』


雪歩『そこは…ーーー』


(省略)


真美『助かったわ。ありがとう萩原さん』


雪歩『ううん!また聞いてね!』
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