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【リトバス安価】恭介「人気投票に納得がいかない。」理樹「ええっ?」

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668 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/21(火) 18:04:22.15 ID:fRHGhJAkO
ボドドドゥドオー
669 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/01/21(火) 18:41:40.95 ID:rddmDfkTO
来ヶ谷「…ふっ…そんなものか…」

佳奈多「…っ!?」

来ヶ谷「いい一撃だったが、それでは私は倒せん…終わりだ。」
来ヶ谷はキムチを投げつけた!
クリティカルヒット!
佳奈多に100ダメージ!
佳奈多は倒れた!
来ヶ谷の勝ち!


佳奈多「くっ…」

来ヶ谷「…なんだ、こんなものか…私も倒せないようでは、世界の秘密を教えることも、理樹くんを任せることも出来ないな…」

佳奈多「…」

来ヶ谷「…というわけで、理樹くんは私がいただく。」

理樹「え?」

来ヶ谷「ふんっ!」

理樹「ぐえ…」バタン!

来ヶ谷「…ではな。佳奈多くん。」

佳奈多「あっ、ちょっと…待ちなさい…」




佳奈多「…くっ、見失ったわ…」

佳奈多(…どうしましょう…)
1一人で探す
2助けを求める
3その他
>>670
670 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/21(火) 19:03:08.41 ID:U7zxPImeO
671 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/01/21(火) 20:33:21.14 ID:6C1xE6wwO
佳奈多(このままじゃどうしようもないわね…一旦戻って、事情を説明して、手伝ってもらいましょう…)

佳奈多「…急いで戻らないと…」



佳奈多「はぁ…はぁ…みんな…」

葉留佳「あ、戻ってきた!ずいぶん遅かったですネ。」

鈴「息あがってるぞ、どうしたんだ。」

佳奈多「それが…」



葉留佳「えーーーー!?理樹くんが姉御にさらわれた!?」

鈴「なにぃ…」

佳奈多「そうなの…だから…皆も手伝ってほしいの…」

鈴「もちろんだ、手伝うぞ。」

葉留佳「私もやりますヨ!」

真人「俺たちもやるぜ!」

謙吾「しかし、来ヶ谷は一体どこにいるんだ?」

佳奈多「…途中までは追いかけたけど、わからないわ…」

クド「ならみんなで探すしかないですね。」

鈴「誰かいそうなとこの心当たりとかないのか。」

葉留佳「いそうなとこっていうと…>>672
672 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/21(火) 20:50:29.63 ID:6lNECkho0
放送室
673 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/01/22(水) 11:16:05.52 ID:0Wv7c3UfO
佳奈多「放送室?」

葉留佳「よくそこにいるのを見ますヨ。」

佳奈多「なんでそんなところに…まあいいわ、他は?」

葉留佳「後は…裏庭のとことか…」

美魚「…夜ですし、外にいくことは考えにくいと思いますが…」

佳奈多「…そうね、だとしたら、放送室が有力かしら。」

クド「そうですね。じゃあ、とりあえず放送室へレッツゴー!なのです!」

鈴「ああ、ミッション、理樹救出作戦だな。それじゃあ、ミッションスタートだ。」

真人「なんか恭介以外がいうとなんか違う感じだな…まあいいや、行こうぜ!」




放送室
佳奈多「ここね…中はカーテンみたいなののせいで良く見えないけど…」

鈴「鍵もかかってるな。」

真人「怪しいな。」

謙吾「そうだな…どうする、力ずくで破るか。」

佳奈多「…来ヶ谷さんがここにいるんだとしたら彼女が鍵を持ってる可能性も高いし、急ぎたいから、やむを得ないわね…頼むわ。」

真人「よし、なら…いくぜ!うおおおおお!」

謙吾「うおおおおお!」
コンマ判定
下二桁が50以上なら鍵あけ成功
>>674
674 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/22(水) 11:17:22.02 ID:H79cPG/Ao
ほい
675 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/01/22(水) 11:44:17.05 ID:D9nZegiGO
真人「ぐおおお…」

謙吾「ぐぬぬぬ…」

真人「…くっ、ダメだ、びくともしねぇぜ…」

謙吾「誰かが押さえているか、何かもので開かないようにしてるのか…まあともかく、この方法では無理だな。」

小毬「ふぇぇ…じゃあどうするの?」

佳奈多「…どうしましょうか…」

鈴「うーん…」




放送室内

来ヶ谷「静かになったか…もう正面突破は諦めたようだな…」

理樹「…んっ…あれ…ここは…」

来ヶ谷「…おや、お目覚めか、理樹少年。」

理樹「…来ヶ谷さん…」

理樹(目覚めると僕は縛られていた…そうだ、佳奈多さんは勝負に負けて、その後来ヶ谷さんが僕を…)

理樹「…どうしてこんなこと…」

来ヶ谷「さあ、どうしてかな…自分でもよくわからん。」

理樹「…僕をどうする気なのさ…」

来ヶ谷「どうする、か…そうだな…>>676
676 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/22(水) 12:10:47.86 ID:xMJSTedgO
囚われのお姫様になってもらおう(女装)
677 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/01/22(水) 13:50:28.87 ID:FHEFzDqiO
理樹「えっ…」

来ヶ谷「ふふふ…さぁ、私好みの可愛いお姫様になってくれたまえよ…」

理樹「え、ちょ、ちょっと…うわああああっ!」



うわああああっ!
佳奈多「…!今の声…」

鈴「理樹だな。」

佳奈多「…一体なにをされているのかしら…」

鈴「わからん。…だが、早く助けないといけない。」

佳奈多「といわれても、正面からは開けられないとなると、侵入方法がないじゃない。」

鈴「うーりゅ…」

葉留佳「窓からどうにか入れませんかネ。」

佳奈多「窓なんて…放送室は一階じゃないから、できないわ…」

鈴「…いや、出来る、入れるぞ。」

佳奈多「…え?」

鈴「…あれだ。あれをする。」

佳奈多「あれ?」

鈴「なあ真人、謙吾、前遅刻しそうになったとき窓まであたしを打ち上げたことあっただろ。」

真人「ああ、そんなこともあったな…」

謙吾「鈴、まさか…」

鈴「ああ、あれと同じ感じで放送室に入れないか。」

真人「高さ的には行けるかもしんねぇけど、窓しまってるんじゃねぇか?」

鈴「割ってはいるだけだ。」

謙吾「…出来るのか?」

鈴「あたしはやる。理樹のためなら。…どーする。かなた。」

佳奈多「>>678
678 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/22(水) 13:58:28.68 ID:SgC7Ml1UO
もちろんやる
679 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/01/22(水) 21:03:55.16 ID:wKyHsnOoO
佳奈多「やるしかないでしょうからね…」

鈴「よし、じゃあ、行くぞ。」

佳奈多「ええ…」



佳奈多「…この辺りがちょうど放送室の下のはず…」

真人「よし…じゃあ、やるぞ、謙吾。」

謙吾「ああ…」ガシッ!

真人「よっし…じゃあ二木、ここに乗れ。」

佳奈多「ええ…」

謙吾「それじゃ、三人でタイミングを合わせてやるぞ…1、2、の3でやるからな。」

真人「おう、それじゃ…1、2、の…3!」

謙吾「うおおおおお!」

真人「うおおおおお!」
ブン!
佳奈多(待ってて直枝…今いくから…)




来ヶ谷「ふふふ…ああ…可愛い…」

理樹子「うう…」

来ヶ谷「さあ、次は…」
パリーン!
来ヶ谷「っ!」

理樹「!?」

佳奈多「…結構痛いわ…」

理樹子「佳奈多さん!?」

来ヶ谷「…ほう…まさか飛んで外から入ってくるとはな…真人少年たちに投げてもらった、といったところか…」

佳奈多「まあだいたいそんなところ…直枝、無事?」

理樹子「無事だけど…まあ…ちょっと…」

来ヶ谷「私が理樹くんを囚われのお姫様にしてやったのさ、可愛いだろう?」

佳奈多「あなた…なんて事を…」

来ヶ谷「私好みにしてやっただけさ…」

佳奈多「…絶対にあなたから直枝を取り返して見せるわ…」

来ヶ谷「ほう、また私と戦うか…理樹くんをピー○姫とするなら、君がマ○オ、私がク○パといったところか…だが、残念だが私の背後に床を消すスイッチは無いぞ。」

佳奈多「…そんな御託は良いわ…返してもらうわよ、直枝を…」

来ヶ谷「…来るがいい、受けてたとう。」

佳奈多(来ヶ谷さんは模造刀を構える。)

来ヶ谷「君の武器は?」

佳奈多「武器は…>>680
680 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/22(水) 21:41:15.35 ID:94CtMdkzO
竹刀
681 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/01/23(木) 13:18:36.42 ID:K7XCwcp9O
佳奈多「武器は竹刀よ。」

理樹(そういうと、佳奈多さんは竹刀を構える。)

来ヶ谷「…ほう、幽霊部員といえど、一応剣道部ということか。」

佳奈多「…ええ、そういうこと…私のできる全力で行くわ。」

来ヶ谷「…良いだろう…では、行くぞ!」

来ヶ谷は模造刀で斬った!
佳奈多に101ダメージ!
佳奈多は竹刀で打った!
来ヶ谷に103ダメージ!
来ヶ谷は模造刀で斬った!
しかし、佳奈多はそれを受け止めた!
佳奈多は竹刀で打った!
しかし、来ヶ谷はそれをかわした!
来ヶ谷は模造刀で斬った!
しかし、佳奈多はその攻撃をかわした!
佳奈多は竹刀で打った!
しかし、来ヶ谷はそれを受け止めた!
来ヶ谷は模造刀で斬った!
佳奈多に104ダメージ!
佳奈多は竹刀で打った!
来ヶ谷に102ダメージ!



来ヶ谷「…ほう…私と互角に打ち合うとは、なかなかじゃないか、佳奈多くん…」

佳奈多「…負けるわけには…いかないのよ…」

来ヶ谷「…愛の力、といったところかな?…だが、愛の力なら私も負けるつもりはない!」
来ヶ谷は模造刀で斬った!
佳奈多に105ダメージ!

佳奈多「っ!」

来ヶ谷「ふっ…終わりだな…」

理樹「佳奈多さん!頑張って、佳奈多さん!」

佳奈多「…直枝…」

佳奈多(直枝…そう…直枝のために…いや、それだけじゃないわ…)


謙吾「…二木…侵入には成功したが、大丈夫なのか?」

鈴「だいじょーぶだ、かなたを信じろ。」

葉留佳「お姉ちゃんなら大丈夫ですヨ!きっとやってくれますヨ!」



佳奈多(直枝の事を任せてくれた鈴さん…そして、他の皆のためにも…私は負けられない…)

佳奈多「…まだよ…」

来ヶ谷「…ほう…立ち上がったか…だが…次で終わりだ…」

佳奈多「ええ…次で終わりね。…勝つのは、私よ…」

来ヶ谷「はっ!」

佳奈多「はっ!」

理樹(二人が交錯する。)

佳奈多「…」

来ヶ谷「…見事だ、佳奈多くん…」
クリティカルヒット!
来ヶ谷に250ダメージ!
来ヶ谷は倒れた!
佳奈多の勝ち!
682 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/01/23(木) 13:19:09.17 ID:K7XCwcp9O
佳奈多「…はぁ…はぁ…勝った…直枝…いまほどいてあげる…」

佳奈多(直枝の縄をほどく。)

佳奈多「…はい、これで…もう大丈夫…」

理樹「佳奈多さん!ありがとう!」

理樹(僕は佳奈多さんに抱きつく。)

佳奈多「>>683
683 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/23(木) 14:13:04.06 ID:iuMIFxRZO
近くで見ると凄い格好ね
684 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/01/23(木) 20:18:25.16 ID:bbXstsw5O
佳奈多「服もだいぶゴテゴテしたもの着てるし、カツラもつけられたうえ、化粧までされて…まるで囚われの姫よ。正直最初に見たとき誰?って思ったわ。」

理樹「…え、そんなに?」

佳奈多「…私、負けてるかもと思ったくらいには可愛くなってるわ…」

理樹「いやいやいや…佳奈多さんのほうが可愛いって。」

佳奈多「…そんなことないわ、あなたのほうが…」

理樹「いやいや佳奈多さんのほうが…」

来ヶ谷「…のろけはやめたまえ…」

佳奈多「…復活早いわね、あなた。…まあいいわ、復活ついでに聞かせて、なんでこんなことしたの?」

来ヶ谷「>>685
685 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/23(木) 20:23:16.13 ID:1NknowP3o
二人の本気度を確認したかった
686 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/01/24(金) 10:42:01.93 ID:eiXS6h3MO
来ヶ谷「それだけだとも…」

理樹「え、じゃあ世界の秘密うんぬんは?」

来ヶ谷「本気度を試すための出任せさ。」

理樹「じゃあ恭介は?」

来ヶ谷「恭介氏を倒して自立を促しておくべきだと私が考えた。」

佳奈多「あなたね…回りを巻き込みすぎよ…」

来ヶ谷「すまない。だがそれ位しないと本気にならないだろう?…そして君は思い通りに本気になり、私を倒したんだ。おめでとう、正式に佳奈多くんを認めようじゃないか。」

佳奈多「…直枝の親でもないのに…まあいいわ、ありがとう。…それじゃ、戻りましょうか…」

理樹「うん。そうだね…」




佳奈多「…というわけで、無事戻ってきたわ…」

鈴「>>687
687 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/24(金) 11:16:40.87 ID:ZHEWfgQ/0
あいつ馬鹿だ!
棗鈴(旧友、来ヶ谷唯湖を仰ぎ見て)
688 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/01/24(金) 14:19:18.84 ID:ckC/rQ4FO
理樹「なんで名言風に…」

鈴「素直に気持ちをあらわしたらなんかそーなった。」

来ヶ谷「私をバカというか。」

鈴「馬鹿だろ、本気かどーかなんか確かめなくてもわかる。」

来ヶ谷「ほう?」

鈴「理樹もかなたも遊びの恋なんてしない。くるがやなら知ってるはずだ。」

来ヶ谷「…ふむ…なるほどな…確かに、そうかもしれん。」

鈴「もっと早く気づけ。」

来ヶ谷「ははっ、すまない…」

鈴「…まあ、もう終わったことだから良い…で、このあとはどーする。」

理樹「うーん…>>689
689 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/24(金) 23:26:49.32 ID:BTxmN1RTO
恭介との関係をどうにかしたい
690 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/01/25(土) 11:23:30.12 ID:P1Fz1+WkO
理樹「いつか自立する必要があるとはいっても、やっぱり恭介とは仲良いままでいたいし…もう会えないのは寂しいし…」

来ヶ谷「だが理樹少年の中での一位でいたいのだろう、恭介氏は。それはもうどうしようもないぞ。」

理樹「そうなんだよね…」

鈴「あんな馬鹿兄貴引っ張り出してこればいい。」

理樹「それじゃ解決にはならないって…」

佳奈多「じゃあ…>>691
691 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/25(土) 11:26:11.08 ID:k4kB7stZo
恭介さんに彼女を作ってもらって
理樹君への依存度を下げる
692 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/01/25(土) 12:28:10.83 ID:LhQyy5klO
理樹「恭介に彼女かぁ…」

佳奈多「棗先輩が誰が好きっていってたこととかなかったの?あるいは噂とか…」

理樹「うーん…聞いたこと無いね。」

真人「理樹以外なら、ねぇな。」

謙吾「理樹以外なら、聞かないな。」

鈴「理樹以外なら、無い。」

来ヶ谷「無いな。理樹少年以外は。」

葉留佳「無いですネ。理樹くん以外。」

小毬「理樹くん以外聞いたこと無いねぇ。」

クド「申し訳ないですが、リキ以外無いです…」

美魚「…直枝さんとの噂ならありますが、女性とはないです。」

佳奈多「…………」

来ヶ谷「恭介氏に彼女を作らせるのは絶望的だな。」

謙吾「…まて、一つ思い出した、そういえば恭介はロリコンだ。」

来ヶ谷「ほう、そうなのか…」

理樹「ああ、そういやそうだったね…」

真人「…だとすればよぉ…」チラッ

クド「?」

佳奈多「…クドリャフカに何かさせる気?」

真人「だって恭介の性癖にあってそうだしよ。」

佳奈多「ダメよ、ロリコンとクドリャフカを付き合わせるなんて、絶対ろくなことにならないわ。」

来ヶ谷「一応聞いておこう、クドリャフカくん、君は恭介氏の事をどう思う。」

クド「>>693
693 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/25(土) 12:37:59.25 ID:D0vFRmDIO
面白いお兄さん
694 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/01/25(土) 20:07:37.36 ID:TVQF+KK2O
クド「ですが、その…恋愛対象としては…」

来ヶ谷「ふむ、そうか。私もだいたいそうだ。他の皆も、かねがねそのような感じか?」

葉留佳「そっすね。」

小毬「そーだね。」

美魚「そうですね。」

佳奈多「…なるほど…ここからは無理ね。」

美魚「…やはりここは宮沢さんか井ノ原さんでしょう。私としては宮沢さんが良いですね。」

謙吾「まて、なぜそうなる!?俺にそっちの気はない!」

真人「俺もねぇよ!」

来ヶ谷「残るは鈴くんだが…」

鈴「あり得ないだろ、兄妹だぞ。」

来ヶ谷「そういうインモラルなのも良いんじゃないか?」

鈴「絶対嫌じゃ!」

理樹「…うーん…じゃあこの作戦はダメなんじゃ…」

佳奈多「…いいえ、まだ一人だけいるわ、可能性がある人が…」

理樹「え、誰?」

佳奈多「…棗先輩と同じ学年であり、交流もある、あーちゃん先輩よ。」

理樹「寮長さん?」

佳奈多「そうよ、可能性はあるでしょ?」

理樹「無くはないけど、どうかな…」

佳奈多「…ちょっと聞いてみましょう。メールで。」

理樹「うん。」





理樹「…なんて?」

佳奈多「>>695
695 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/25(土) 22:13:19.96 ID:2zxUGAxL0
…ものすごく誤魔化そうとしてるけどビンゴね
696 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/01/26(日) 11:47:17.60 ID:eet7GJTDO
佳奈多「否定してるように見えてしてない感じとか、図星つかれて慌ててる感じとか、ごまかそうとしてる感じが文章に出てるわ。…これは脈ありね。」

理樹「え、じゃあ、大丈夫そう?」

佳奈多「うまくいくかはわからないけど、協力してくれそうね。…じゃ、明日直接話してみるわ。」

理樹「うん、頼むよ…」




翌日
佳奈多(…というわけで、翌日…)

佳奈多「あの…あーちゃん先輩。」

あーちゃん先輩「何かしら?」

佳奈多「……単刀直入に聞きますけど、あーちゃん先輩は棗先輩のこと好きなんですか?」

あーちゃん先輩「本当に単刀直入ね…昨日のメールもそうだけど、突然どうしたの?かなちゃん。」

佳奈多「ちょっと今私のほうで色々あって、その事がとっても大事なんです。答えてください。」

あーちゃん先輩「>>697
697 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/26(日) 11:51:12.06 ID:SA2TDpDPO
好きか嫌いかでいったら
嫌いではない
698 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/01/26(日) 15:07:51.95 ID:iyXLji19O
佳奈多「…またそうやって曖昧な…」

あーちゃん先輩「そんなことより自分の心配したほうが良いんじゃないかな?カップルっていうのは成立したら終わりじゃないのよ。」

佳奈多「私のほうはご心配なく、それより私はあーちゃん先輩を心配してます。」

あーちゃん先輩「なら私も心配しなくても大丈夫よ。」

佳奈多「残り少ない学生生活ですよね、良いんですか?」

あーちゃん先輩「良いんですかって…私は本当に棗くんにそういうあれじゃないのよ。…仮にそうだとしても、かなちゃんはそれで何かしてくれるの?」

佳奈多「手伝います。あーちゃん先輩のこと。今までの感謝もかねて。」

あーちゃん先輩「>>699
699 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/26(日) 15:24:15.11 ID:O7brhXyqO
…じ、じゃあお願いしちゃおっかなぁ
700 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/01/26(日) 15:59:27.75 ID:qsC1rraJO
あーちゃん先輩「…手伝うって、何してくれるの?」

佳奈多「そうですね…まず、棗先輩との接点を増やす必要があります。」

あーちゃん先輩「そうね。」

佳奈多「ですから、まず、>>701
701 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/26(日) 23:22:42.71 ID:6Wy+s7N10
一緒にお昼を食べる
702 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/01/27(月) 14:24:44.83 ID:K+GDnGDxO
あーちゃん先輩「え、いつも棗くんって直枝くんたちと食べてない?」

佳奈多「実は昨日直枝と棗先輩は喧嘩別れというか…棗先輩は直枝と会わないということになってしまってるので、おそらく棗先輩は一人で食べているはずなので、そこに声をかけて、少しでも距離をつめましょう。」

あーちゃん先輩「…なに話せば良いのかしら?」

佳奈多「…おそらく棗先輩は傷心で落ち込んでると思うので、悩みを聞いてあげたりするのが良いんじゃないですか。」

あーちゃん先輩「なるほどねぇ…」

佳奈多「じゃ、お昼にやってみましょう…」



佳奈多(…というわけで昼、食堂へ行く。)

恭介「…」

佳奈多「いましたね。」

あーちゃん先輩「…そうね、じゃあ、行ってみるわ…」




あーちゃん先輩「…あら、棗くんじゃないの。」

恭介「…ああ、なんだ、お前か…」ズーン

あーちゃん先輩「向かい側、良い?」

恭介「…好きにしてくれ。」ズーン

あーちゃん先輩「じゃあ、座るわね…なんか、すごく暗いというか…落ち込んでるわね、どうしたの?私でよければ聞くわよ?」

恭介「…>>703
703 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/27(月) 15:33:33.61 ID:Dz0mXODmO
なあ愛ってなんだと思う?
704 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/01/27(月) 18:16:30.30 ID:8BLuV7mEO
あーちゃん先輩「へ?」

恭介「俺はわからないんだ…なあ、愛というものがな…」

あーちゃん先輩「え、ええ?」

あーちゃん先輩(何か拗らせてる?)

あーちゃん先輩「…本当に何があったの?」

恭介「俺は俺なりに愛を注いできた、そしてあいつも俺の愛にこたえてくれている、そう思っていた…だがあいつは…なあ、俺の愛は間違っていたのか?愛って何なんだ!教えてくれ!」

あーちゃん先輩「…何があったのか良くわからないけど…うーん、そうだね、愛に正しいとか間違ってるとかはないんじゃないかな。愛は人それぞれでしょ?」 

恭介「人それぞれだと…?」

あーちゃん先輩「うん、それぞれ愛の捉え方は違うと思うわ。だから、明確に愛と言えるものとかは無いし、だから時にすれ違ったりするんでしょ。」

恭介「…ふむ…」

あーちゃん先輩「…でさ、なんで突然そんな?」

恭介「…いや…愛について考えさせられることがあってな…」

あーちゃん先輩「…失恋?」

恭介「…それに近いな。」

あーちゃん先輩「……相手は?」

恭介「理樹。」

あーちゃん先輩「>>705
705 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/27(月) 19:30:39.31 ID:QapTdMVaO
マジか!?
706 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/01/27(月) 20:48:39.63 ID:ljgJcVLIo
あーちゃん先輩「…え、じゃあ何、棗くんってこっち系なの?」

恭介「いや俺は男が好きなんじゃない。理樹が好きなんだ。」

あーちゃん先輩「ほとんど一緒じゃない!…はぁ…これは前途多難ね…」

恭介「前途多難…なにがだ。」

あーちゃん先輩「ああごめんなさい、なんでもないわよ…で、なんだっけ、つまり、棗くんは理樹くんが彼女できたことで失恋して傷心ってこと?」

恭介「そうだな。」

あーちゃん先輩「そっか…じゃあ、私がその傷、癒してあげようか?なーんて…」

恭介「>>707
707 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/27(月) 21:07:16.84 ID:E7cM8yCM0
そうだな…それもいいかもしれない
708 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/01/27(月) 22:45:08.42 ID:Hrz23CTFO
あーちゃん先輩「え、意外とあっさりね。」

恭介「理樹たちと会えなくなってとたんに暇になったんだ。ちょうど良いからな…で、お前はどうやって俺の傷を癒すつもりなんだ?」

あーちゃん先輩「うーん…そうね、>>709
709 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/28(火) 07:55:57.65 ID:DqYbCvnDO
抱擁
710 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/01/28(火) 11:09:12.75 ID:9IY94k7MO
恭介「抱擁?」

あーちゃん先輩「うん、さあ、来なさい、私が抱擁してあげる。」

恭介「…そんなんで癒えるのか?」

あーちゃん先輩「何か色んな物質が出て多幸感が上がったり、ストレス軽減できたりするんですって。」

恭介「…そうなのか…」

あーちゃん先輩「物は試し。やってみましょうよ。」

恭介「…仕方のないな…」

あーちゃん先輩(軽く抱擁される。)

あーちゃん先輩「どう?棗くん。」

恭介「>>711
711 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/28(火) 11:30:29.32 ID:MX29viLbo
ばぶみを感じる
712 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/01/28(火) 12:13:17.70 ID:FRn4nAAzO
あーちゃん先輩「…母性感じるってこと?」

恭介「ああ…結構落ち着いてきた。」

あーちゃん先輩「にゅふふ、ならよかったわ。いつでもこうしてくれて良いのよ。棗くん。」

恭介「…なんだ、いつにもましてグイグイ来るなお前、どうかしたのか。」

あーちゃん先輩「いいえ何も…じゃ、棗くん、次は>>713でもしてあげようかしら。」
713 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/28(火) 15:13:45.04 ID:isWVZZLfO
頭なでなで
714 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/01/28(火) 16:47:01.43 ID:Rx3q9nmRO
あーちゃん先輩「ほーら、なでなで。」

恭介「…」

あーちゃん先輩「…どう?」

恭介「…そうだな、理樹や鈴にしたことはあっても、されることなんてほとんどなかったからな、昔を思い出すような、そんな感じだ。なんというか、母性を感じる。」

あーちゃん先輩「母性…なんか年上みたいに言われてるようでちょっとあれだけど…まあ、良いわ。傷、癒えそう?」なでなで

恭介「…いや、まだだな…」

あーちゃん先輩「じゃあ、どうすれば良いかしら?」

恭介「>>715
715 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/28(火) 19:57:21.59 ID:zeD3xOn2O
俺と恋人になってくれ
716 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/01/28(火) 20:38:44.66 ID:Drj/B8ALO
あーちゃん先輩「…へ?何?」

恭介「恋人になってくれ。」

あーちゃん先輩「…え、そんな、突然…なんで?」

恭介「…俺の心を埋めるにはそれくらいしかない気がする…それに、俺としても俺が理樹にベッタリな状況、理樹に依存した状態は良くないと思ってはいたんだ…それを脱却するためには、恋人でも作るしかないだろうと思ってな…だから、頼む。」

あーちゃん先輩「…なんか、そんな作らなきゃいけないから作るみたいな…」

恭介「良く見知った女子生徒はリトルバスターズメンバー以外だとお前しかいないんだ。頼む!合わなきゃすぐ別れてくれても構わん!」

あーちゃん先輩「>>717
717 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/28(火) 20:57:05.41 ID:pVECrzAyO
じゃ、じゃあお試しってことで…よろしくお願いします
718 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/01/29(水) 13:55:55.50 ID:wVdL4haYO
恭介「…そうか。ありがとう。」

あーちゃん先輩「じゃ、私たち今日から仮の恋人ってことで…」

恭介「ああ…」




佳奈多「どうでしたか。あーちゃん先輩。」

あーちゃん先輩「なんか、仮でお付き合いすることになったわ…」

佳奈多「…仮?」

あーちゃん先輩「まあ、会わなきゃすぐ解消する気楽な関係…みたいな?」

佳奈多「…そうですか。どうして急にそんな事に?」

あーちゃん先輩「棗くんなりに理樹くん依存から脱却しようとしてるみたいよ。」

佳奈多「…なるほど…」

佳奈多(…向こうもその意思があるなら、棗先輩を直枝依存から脱却させるのはそれほど難しくないはず…あーちゃん先輩と接近させることにも成功したし、これはうまく行きそうね…)

あーちゃん先輩「…まあとりあえず、最初は上手くいったといって良いわね。」

佳奈多「そうですが…まだ仮ということを忘れては行けませんよ。」

あーちゃん先輩「わかってるわよ。そこからどう本命にいくかよね。ここは彼氏持ちのかなちゃんに聞いてみようかしら、次の一手はどうすれば良いと思う?」

佳奈多「>>719
719 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/29(水) 15:27:53.39 ID:diQYJKjYO
一緒にいて安心できる雰囲気を作る
720 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/01/29(水) 18:25:20.38 ID:xSbOFwvZO
佳奈多「…やっぱり居心地の良さは大事だと思います。」

あーちゃん先輩「安心感、居心地のよさねぇ…つまり、ありのままさらけ出しても大丈夫、みたいな?」

佳奈多「…まあ…そうなんじゃないですか。」

あーちゃん先輩「じゃあかなちゃんも理樹くんの前ではありのままさらけ出してるんだ。にゅふふ。」

佳奈多「…私のことは良いんです。」

あーちゃん先輩「えー、私は気になるなぁ。どんな感じになるのか。」

佳奈多「自分の事に集中してください。…本当、大事なのはこれからですからね?」

あーちゃん先輩「だからわかってるって。」

佳奈多「じゃあ何か、これからのプランというか、直近の今日の放課後とか何しようとか考えてます?」

あーちゃん先輩「>>721
721 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/29(水) 20:59:22.09 ID:qLr0FRvq0
教室に残ってお喋り
722 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/01/30(木) 09:17:26.87 ID:6KPuh6g7o
あーちゃん先輩「ダメ?」

佳奈多「よくわからないですけど、いいんじゃないですか。」

あーちゃん先輩「そう、じゃ、さっそく放課後やって来るわね。」



放課後
あーちゃん先輩「棗くん、ちょっと良い?」

恭介「なんだ、どうした?」

あーちゃん先輩「ちょっと色々話そうよ、仮の恋人なんだから。」

恭介「話すって、なにをだ。」

あーちゃん先輩「うーん…週末の予定とか。」

恭介「>>723
723 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/30(木) 12:30:48.89 ID:Ok7+YzOI0
どこかに出かけたいのか?
724 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/01/30(木) 12:43:05.70 ID:pOM1/HCsO
恭介「行きたいところがあるならいってくれ。」

あーちゃん先輩「うーん…なんか、それっぽいとこ。」

恭介「ずいぶんアバウトだな。」

あーちゃん先輩「いざこうなると思いつかないのよねぇ。棗くんはなにかないの?」

恭介「俺は別になんでも良いんだ。お前のほうが定番の場所とか良く知ってそうだしな。」

あーちゃん先輩「うーん、じゃ、>>725
725 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/31(金) 03:09:26.86 ID:nL0SEyUTO
最初だし軽く街をぶらつこう
726 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/01/31(金) 13:18:57.10 ID:aB2XyGjGo
あーちゃん先輩「オッケー?」

恭介「ああ、全然構わんぞ。…じゃ、また明日…」

あーちゃん先輩「あー、ちょっと待って。」

恭介「なんだ、まだ何かあるのか?」

あーちゃん先輩「仮にもお付き合いしてることになってるんだから、これで会話終わりってことはないでしょ?」

恭介「そう言われても、次の約束はもつ済ましたしな。何かやることあるか?」

あーちゃん先輩「なんか面白いことしたい。やること無いときに何か面白いこと思い付くのは棗くん得意でしょ。」

恭介「面白いこと…ふむ、そうだな、じゃあ、>>727
727 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/31(金) 16:27:58.12 ID:G8O2SONE0
面白いかはわからんが一問一答の回答考えるのを手伝ってくれ
728 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/01/31(金) 16:43:19.41 ID:Wb37MWD4O
あーちゃん先輩「あー、あのQRコード読むと見れる、質問に棗くんが適当に答えるやつ?」

恭介「適当じゃない、ちゃんと考えてかいている。だが、なんか最近スランプなんだ。だから手伝ってくれ。」

あーちゃん先輩「良いよ、なんか面白そうだし。」

恭介「助かる。…よし、じゃあ、最初の質問だ。…数々の伝説をもつ棗先輩に質問です。>>729
729 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/31(金) 19:37:13.53 ID:OhSOth+dO
棗先輩の最大の必殺技は何ですか?
730 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/01/31(金) 20:55:45.14 ID:fvxHEFzJO
恭介「…必殺技か…ダメだ、すぐに思い付かない…」

あーちゃん先輩「なんか前書いてたよね、シャッフルなんとかみたいな…」

恭介「シャッフルタイムだな。」

あーちゃん先輩「そうそれ。それをなにか発展させてやれば…」

恭介「いやダメだ。そんな手抜き俺は嫌だ。」

あーちゃん先輩「えー…じゃあ、教えたら使えなくなるから教えないとか。」

恭介「そんなのただの逃げだ。俺は来た質問からは正面から向き合う。」

あーちゃん先輩「ええー…なにそのこだわり…」

恭介「遊びは真剣にやってこそ楽しいのさ…なんかお前は持ってないのか、必殺技。」

あーちゃん先輩「あるわけないでしょ。」

恭介「だよな。…くっ、どうする…」

あーちゃん先輩「…うーん…あ、じゃあこうしない?二人でなんかそれっぽい名前を出しあって、それをくっつけて必殺技の名前にするのよ。」

恭介「…なんだ昔やってたラジオみたいな案だな…だが、何も無いよりかは名前だけでも決まったほうが考えやすいか…」

あーちゃん先輩「でしょ?…じゃ、せーので言いましょう。」

恭介「ああ。」

あーちゃん先輩「それじゃ…せーの!」

恭介「>>731

あーちゃん先輩「>>732
731 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/31(金) 20:59:54.67 ID:dHGpRREJo
ツインバスター
732 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/31(金) 21:39:04.92 ID:e2mKEfZyO
ラブアローショット
733 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/02/01(土) 09:28:35.95 ID:hpgw3N5io
恭介「…ツインバスターと、ラブアローショットか…」

あーちゃん先輩「じゃあ…ツインバスターラブアローショット、かな。」

恭介「ああ、そうだな。必殺技名は…ツインバスターラブアローショット!」ババン!

あーちゃん先輩「…なに今の音。」

恭介「気にするな。…さて、じゃあ、ここから中身を考えていくぞ。」

あーちゃん先輩「要素としては、ツイン、ラブアロー、ショットとバスター…」

恭介「今の俺がラブアロー、恋について書くのは少し心が痛むが…まあいい、そして、ツインということは、二段構えだな。」

あーちゃん先輩「そうねぇ…それで、ショット、バスター…なんか、射ぬく感じ?」

恭介「なにをだ。」

あーちゃん先輩「ラブだし…心じゃない?」

恭介「なるほどな…よし、なら…こんな感じだな。」

これを教えたら俺が使えなくなるからあまり言いたくないんだが、特別に教えてやる。俺の最大の必殺技は「ツインバスターラブアローショット」だ。これは俺が恋をしたときに編み出した必殺技だ。まず「ツインバスターラブアローショット!」と高らかにいい声で叫び、それと同時にカッコいい決めポーズをする。これにより相手はまず心を撃ち抜かれる。これが一発目だ。そして相手はその後こう考えるだろう。「ツインバスターラブアローショット…?ツインということは2発打たれている…もう一発とは一体なんなんだ?」とな。それが気になってしかたなくなる。そうなればもはや俺の思う壺、相手はずっと技のこと、俺のことが気になって仕方なくなる。相手の心から俺が離れない、つまり心を撃ち抜いたと言うことだ。二発目に付いて考え始めた時点で敵の心は二発目にすでに撃ち抜かれていると言うわけだ。

恭介「…よし、出来た。」

あーちゃん先輩「…うん、まあ良くわからないけど、良いんじゃない?」

恭介「…よし、じゃあ次だ。次の質問は…>>734
734 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/01(土) 10:41:48.40 ID:MqM8uhcm0
恋愛マスター棗先輩に質問です。最近付き合いだした彼女がきのこ派でした。たけのこ派のぼくはどうしたらいいのでしょうか。
735 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/02/01(土) 23:08:42.34 ID:uSRiruLtO
恭介「ほう、永遠に争われるテーマだな。」

あーちゃん先輩「私はたけのこだけど、棗くんはどっち派?」

恭介「…悪いが俺はきのこ派だな。」

あーちゃん先輩「えー、あのクッキー生地のほうが美味しいじゃん。」

恭介「俺はきのこのあのパリパリしたクラッカーが好きなんだ。これは譲れん。」

あーちゃん先輩「たけのこ!」

恭介「きのこだ!……いや、もうやめよう、俺たちで戦ってもなにも解決しない。」

あーちゃん先輩「…そうね、一旦停戦にしときましょう。」

恭介「…で、この質問をどうするかだな。この派閥争いは根深いから、お互いに派閥を変えることはなかなかに困難なことだろうな。」

あーちゃん先輩「そうね。永遠に続く争いだもんね。…だったら、この話題を避けるようにする、くらいしか衝突は避けられないんじゃ?」

恭介「なるほどな…なら。」

この争いは永遠に続く。だから衝突を避けたいのならきのこやたけのこが話題になるような話を避けること、これが大事だ。お菓子の話はもちろん、本物の方も避けるべきだな。どうしても言わなきゃダメならば、「菌糸類」とか、「バンブーシュート」とか言うといい。

恭介「よし、まあ、こんなもんだろう。…次は、>>736
736 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/01(土) 23:56:39.99 ID:c2l50ozIO
彼女募集中ですか?
737 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/02/02(日) 14:32:20.31 ID:y/ddyno7O
恭介「これは…どうするか。」

あーちゃん先輩「募集してないでしょ。一応私がいるんだから。」

恭介「いやそうなんだが、それを面白く書かないといけないからな。」

あーちゃん先輩「あー…なるほど。」

恭介「こういうシンプルな質問ほど意外と難しいんだぞ。捻りを加えないといけないからな。」

あーちゃん先輩「そうねぇ…じゃあ…」
俺くらいになると募集したら学校内が祭りになっちまうから、していない。

あーちゃん先輩「こんな感じ?」

恭介「…ふむ、はじめて書くにしては良いんじゃないか。…よし、次の質問は、>>738
738 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/02(日) 17:35:58.85 ID:zMOH2+Jlo
リトルバスターズの次のリーダーを指名したそうですが本当ですか?
739 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/02/02(日) 18:18:31.72 ID:Uea2m5yQO
恭介「…ほう…」

あーちゃん先輩「これって実際どうなの?もう棗くんは引退って感じ?」

恭介「…あの事件の時から、理樹も大きく成長したし、確かに次期リーダーにも指名はした…俺の立場については、理樹の自立のためにも、そろそろ退き時なんだろう…俺はもう理樹には会えないしな。」

あーちゃん先輩「そっか…でも、それでいいの?直枝くんたちといるときの棗くんはすごく楽しそうだったけど。」

恭介「…構わない、それがあいつらのためにもなるんだ…」

あーちゃん先輩「…そっか…」

恭介「よし、回答にはこう書いておこう。」

それは本当だ。新リーダー、直枝理樹をよろしく頼むぜ。

恭介「よし、最後だ。最後の質問は…>>740
740 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/02(日) 18:54:13.20 ID:727udCFxO
棗先輩が一番大好きな言葉を教えてください
741 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/02/02(日) 20:58:24.16 ID:y74GgWhyO
恭介「好きな言葉か…パッと思いついたのは「理樹」だな。」

あーちゃん先輩「えええ…それはちょっと引いちゃうなぁ…」

恭介「なんだ、ダメか?」

あーちゃん先輩「私はダメだと思う…」

恭介「じゃあお前ならなんて書く?」

あーちゃん先輩「>>742
742 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/02(日) 22:26:48.60 ID:SBhGI0NX0
………恭介
743 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/02/03(月) 10:22:07.98 ID:7hBVgHWJO
恭介「…何?」

あーちゃん先輩「…何よ///…悪い?///」

恭介「いや…驚いただけだ。…なるほど、そうなのか。だとしたら俺ももう少し真剣になった方がいいな。」

あーちゃん先輩「…今まで真剣じゃなかったの?」

恭介「いやそういう訳じゃない…よし、じゃあここにはお前の名前でも書いておくことにするか。」

あーちゃん先輩「それはやめて…恥ずかしいから。」

恭介「でもお前は書こうとしてたんだろう?」

あーちゃん先輩「それでもダメよ!」

恭介「そうか…しかたない、じゃあ…そうだな、何かお前の格言でも書いておくか。」

あーちゃん先輩「え、格言?」

恭介「なにか一言、頼んだぜ。」

あーちゃん先輩「え、ええー…じゃあ、>>744
744 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/03(月) 18:28:47.73 ID:akB6VX1i0
Alea jacta est
745 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/02/03(月) 21:35:35.43 ID:ioi1tc3jO
恭介「お、なんかカッコいいな。採用。ちなみになんて意味なんだ。」

あーちゃん先輩「ラテン語で、賽は投げられたという意味よ。」

恭介「おっ、良いな。よし、じゃあ…」

Alea jacta est 意味は賽は投げられた、だ。理由としては、かっこいいからだ。


恭介「…よし、終わりだ!」

あーちゃん先輩「結構楽しかったね。」

恭介「そうか。なら良かった。このあとはどうする。」

あーちゃん先輩「>>746
746 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/04(火) 09:14:32.38 ID:Q9qOwTgSO
学食に行く
747 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/02/04(火) 16:45:31.33 ID:7zCw4MWYO
恭介「学食?晩飯には早くないか。」

あーちゃん先輩「いーから、行こう。あたしが良いもの用意してあげるから、にゅふふ。」

恭介「良いもの…?」




恭介(学食へいくと、あいつは俺をそこに座らせ、またどこかへいく。)


あーちゃん先輩「ちょっとそこで待っててね。」

恭介(……なるほど、そういうことか、これからなにか作るつもりらしい。確かあいつは家庭科部の部長をやっていた。…なら、期待してていいだろう。)

恭介(…しかし、待っている間、なにをしてようか…ん?あそこにいるのは…>>748)
748 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/04(火) 20:33:34.12 ID:IeruLJcMO
杉並 睦実
749 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/02/04(火) 21:20:38.01 ID:AP1widIjO
恭介「お前は…確か、杉並だったか。」

杉並「あっ…棗先輩…」

恭介「おっ、俺のこと、知ってるのか、本編であまり絡むこともなかっただろうに。」

杉並「棗先輩はこの学校の有名人じゃないですか。この学校で知らない人はいないと思います…それで、私になにか?」

恭介「いや、暇だから回りを見たら、見たことある顔のやつがいたから話しかけただけだぞ。」

杉並「あっ、そうなんですか…でも、珍しいですね、いつも放課後は直枝くんたちと一緒にいますよね?」

恭介「いや、それがな…理樹は彼女が出来て、それが原因で俺とは会えなくなったのさ。」

杉並「えっ…直枝くん彼女出来たんですか?」

恭介「そうだが?」

杉並「誰ですか?」

恭介「二木だ。」

杉並「>>750
750 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/05(水) 02:57:33.39 ID:+qq4gVW2O
風紀委員長とか予想外すぎるー!
751 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/02/05(水) 12:57:19.00 ID:ot2hq3pyO
恭介「俺もはじめて聞いたときはそう思ったな…」

杉並「きっかけは?」

恭介「まあ手伝いさせたりとか色々あったが、決まり手はお泊まり会だろう。」

杉並「そうですか……本当に意外です。私は正直、鈴さんのこと好きだと思ってましたよ。二木さんだったんですね。…まあでも、お似合いだと思いますよ。会ったら一言お祝いしてあげなきゃいけませんね。」

恭介「…お祝いか…」

恭介(…そういえば、俺はあいつのこと祝ってやれなかったな…)

恭介「…なあ、お前はそれで良いと思っているのか?」

杉並「えっ?」

恭介「…お前も好きだったんだろう、理樹の事。」

杉並「え、どうしてそんな…」

恭介「いや、なんとなくそんな気がしていたし、理樹が彼女が出来たということに関心をしめしていたし、普段おとなしめだろうお前が結構詳しく聞いてきたからな。」

杉並「…」

恭介「…それで、どうなんだ。お前はこれでいいのか。」

杉並「…良いんですよ。私はそう思ってます。確かに残念な気持ちはありますけど、直枝くんが好きな人を見つけられたなら、それが一番です。」

恭介「…そうか…わかった。」

杉並「…では、私はこの辺で…」

恭介「ああ…」




恭介(…お、今度は…>>752)
752 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/05(水) 16:03:40.69 ID:DguGwmvE0
井ノ原真人
753 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/02/05(水) 16:52:49.48 ID:chyX5a+/O
恭介「真人か…」

真人「ん?…ああ、恭介か。こんなとこにいたのか。」

恭介「ちょっとあま…いや、名前いってもお前にはわからないか…女子寮長に呼ばれてな。」

真人「女子寮長?へぇ、恭介リトルバスターズメンバー以外の女子と交流あったのか。」

恭介「当たり前だ。お前こそ、何してるんだ。」

真人「ちょっと腹が減ったから腹ごしらえにな。」

恭介「そうか。…で、理樹は今何してる?」

真人「理樹?理樹は…>>754
754 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/05(水) 17:11:03.18 ID:UzNDijUco
風紀委員の仕事を手伝ってる
755 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/02/05(水) 17:48:16.57 ID:n8CxKOQoo
恭介「ほう、そうか…仲良く二人でやってるわけだな…」

真人「まあそうだな…なあ、恭介よぉ…本気で理樹と会わねぇつもりなのか?」

恭介「ああ、理樹にもう俺は必要ない…」

真人「そんなことねぇよ。」

恭介「だが昨日だって俺抜きで楽しくパーティーをやってたんだろう?俺がいなくてもお前たちは十分できるんだ。」

真人「だとしてもだ、それですぐ会わないってなるのもどうかと思うぜ。実際理樹は会いたがってるしよ。」

恭介「>>756
756 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/05(水) 19:23:14.29 ID:jDUvYASZO
やめろ真人!俺の決意を揺るがすな!(苦悶)
757 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/02/05(水) 21:26:22.85 ID:S9cMn0lEO
恭介「ぐぅぅ…俺は……だめなんだ……ぐぅぅ…すまない、真人、帰ってくれ…」

真人「なに?」

恭介「お前がいるとどうしても理樹が想起させられる…だから…すまん…」

真人「……そうか…まあ、良いけどよぉ…意地張っても、得はしないと思うぜ。じゃあな。恭介。」

恭介「…」

恭介(いじっぱり、か…そうかもしれないな…だが、あいつのためにも…俺は…)




あーちゃん先輩「おまたせー。」

恭介「…」

あーちゃん先輩「おーい、棗くーん!」

恭介「…っ!あ、悪い、考え事してた…」

あーちゃん先輩「…直枝くんのこと?」

恭介「…ああ、そうだな…」

あーちゃん先輩「…そう…ま、いいわ。ちょっとオーブン借りて、お菓子焼いてきた。食べて。」

恭介「ほう…」

恭介(…旨そうだ…)

恭介「…じゃあ、早速…いただこう。」パクッ

あーちゃん先輩「どう?」

恭介「…旨い…さすがだな。」

あーちゃん先輩「なら良かった、にゅふふ。」

恭介「これなら結婚しても困らんだろうな。」

あーちゃん先輩「>>758
758 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/05(水) 23:03:24.29 ID:qvs4NzxQO
(恭介との新婚生活を妄想した)
759 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/02/06(木) 11:08:05.87 ID:guDJEc+kO



恭介『ただいま。』

あーちゃん先輩『あ、おかえりなさい。』

恭介『ふぅ…今日も疲れたな…』

あーちゃん先輩『お疲れさま、お風呂もたけてるし、ごはんもできてるけど、お風呂にする?ご飯にする?それとも…』

恭介『良く聞く三択だな。…それじゃ、お前からいただくことにしようか。』(イケボ)

あーちゃん先輩『…恭介くん…』




あーちゃん先輩「……」

恭介「…おい、どうした、お前。鼻血でてるぞ。」

あーちゃん先輩「えっ…ああ、ごめんなさい、ちょっと妄想が…」

恭介「妄想?鼻血出すほどってことは、なかなか激しい妄想だったんだろうな。」

あーちゃん先輩「いや、そんな…」

恭介「いや別に悪いことじゃないと思うぞ、俺も理樹で妄想したことはある。」

あーちゃん先輩「…じゃあ、私で妄想したことは?」

恭介「悪いが、今のところは無い。」

あーちゃん先輩「>>760
760 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/06(木) 12:02:00.47 ID:n4sR5G4EO
直枝君が強敵すぎる!
761 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/02/06(木) 13:05:33.11 ID:hiYDzfhXO
あーちゃん先輩「積み重ねた年月の差?魅力の差?足りないのはなんなの?」

恭介「さあな。でも、なんか、理樹のほうが萌える。」

あーちゃん先輩「男の子に負けた…いや、でも、まだ初日だからね、これからの頑張りでいくらでも変えられるわ。絶対棗くんの一位になってやるわ。」

恭介「俺としても理樹依存から脱却する必要があるからな、頑張ってくれ。俺も頑張る。」

あーちゃん先輩「ええ。…じゃあ、棗くん、順位をあげるための参考までに聞いて言い?」

恭介「なんだ。」

あーちゃん先輩「ずばりさ、直枝くんの何が好きだった?」

恭介「>>762
762 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/06(木) 19:18:47.65 ID:PJphtkRM0
その存在全て
763 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/02/06(木) 19:59:26.17 ID:28ZsJE3TO
恭介「もはや理樹という概念そのものだな。」

あーちゃん先輩「なにそれ、まったく参考にならないじゃない。」

恭介「だがこうとしか言いようがないんだ。」

あーちゃん先輩「じゃあ質問を変えるわ、どんな女の子が好き?あ、直枝くんみたいな、とかいうのは無しね。」

恭介「何?…難しいな。…あえていうなら、ロリかもしれんな。」

あーちゃん先輩「性格は?」

恭介「性格は…>>764
764 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/06(木) 21:58:47.05 ID:DSEqJm0QO
真面目よりかは面白い方がいいな
765 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/02/07(金) 10:34:04.57 ID:4N8JX47NO
恭介「俺と一緒に騒いで楽しんでくれるような、そんなやつが言い。」

あーちゃん先輩「なるほどね。」

あーちゃん先輩(その点なら、多少は当てはまってるかな。…寮長という立場上真面目にならなきゃいけない部分もあるけど。)

恭介「そういうお前は、どういうやつが好きなんだ。」

あーちゃん先輩「そうねー…棗くんと被るけど、一緒にいて面白そう、楽しそうな人かな。」

恭介「なるほどな。つまりお互いに面白い人が好きということだな。」

あーちゃん先輩「にゅふふ、そうね。私たち、意外と似た者同士なのかも。」

恭介「ああ、そうだな。ふっ、案外お似合いなのかもしれんな。…おっ、菓子、もう無くなったか…ごちそうになった、旨かったぜ、お前の菓子。」

あーちゃん先輩「お粗末様でした。…こんな時間になっちゃったわね。私そろそろ寮の仕事しなきゃダメだから、一旦この辺で。」

恭介「ああ、大変だな、寮長は。」

あーちゃん先輩「もうすぐ引き継ぎだから、その作業とかもあってね…それじゃ、また。」

恭介「ああ…」





あーちゃん先輩「…という感じだったわ、今日は。」

佳奈多「上手くいってる見たいですね。良かったじゃないですか。」

あーちゃん先輩「まあ今のところはこんなもんよね…かなちゃん、あなたたちはどう?」

佳奈多「どうってなんですか?」

あーちゃん先輩「今日風紀委員の仕事ふたりでしてたんだよね。」

佳奈多「はい。」

あーちゃん先輩「二人きりよね。」

佳奈多「…はい。」

あーちゃん先輩「何かあったりした?」

佳奈多「>>766
766 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/07(金) 10:55:41.43 ID:yCtmw4BSO
何かあってほしかったけど何もありませんでした!
767 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/02/07(金) 13:29:18.42 ID:ClE0SXM8O
佳奈多「…本当に、ただただ仕事をしただけでした。」

あーちゃん先輩「まあ、直枝くんって草食っぽいもんね。襲っちゃえば、かなちゃんから。」

佳奈多「…何いってるんですか、しませんよ、そんなこと。」

あーちゃん先輩「でも何かあってほしいんでしょ?」

佳奈多「…だからって、そんな強引なことはしたくありません。」

あーちゃん先輩「若いんだからガンガンいっちゃいなさいよ、にゅふふ。」

佳奈多「…しません。…そういうあーちゃん先輩こそガンガンいったほうが良いんじゃないですか。私たちより残された時間は少ないですよ。」

あーちゃん先輩「まぁね。でも大丈夫よ。週末デートすることにはなってるから、そこで距離をつめるわ。…だからさ、ちょっと一つ、力かしてくれない?」

佳奈多「…何ですか?」

あーちゃん先輩「ちょっと、直枝くん呼んでくれる?」

佳奈多「…ええ、良いですよ。」




理樹「…佳奈多さん、どうかした?」

佳奈多「ちょっとあーちゃん先輩が話があるみたいで。」

理樹「話?」

あーちゃん先輩「ちょっと、棗くんに関することを色々聞きたくて。」

理樹「あー…なるほど。」

あーちゃん先輩「じゃあ、一つめ、>>768
768 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/07(金) 17:01:53.48 ID:I/kM3QsEO
デートにどんな服着たら喜んでもらえる?
769 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/02/07(金) 17:59:55.09 ID:y28xumqLo
理樹「…服…あんまり恭介がどんな服が好きとか言ってるの聞いたことないですね。」

あーちゃん先輩「関連することなんでもいいから、何かない?」

理樹「…そうですね…鈴が来てる服が子供っぽいとかいってたことはありましたけど…」

あーちゃん先輩「あー…なんか、わかるわ。他には?」

理樹「うーん…葉留佳さんの服装がパンクっぽくて私服としてはどうなのかとか、小毬さんのゴスロリみたいなのは小毬さんだから許されてる、とか…」

あーちゃん先輩「なるほど、結構厳しめなのかしら。」

理樹「でもクドのチャイナ服みたいなあれは誉めてた気がしますよ。」

佳奈多「…ちょっと待って、あの服寮内位でしか着てないのに、なんであの人知ってるの。」

あーちゃん先輩「まあ、今はいいじゃない、その事は。貴重な情報でしょ。チャイナ服っぽいのが好きなの?」

佳奈多「たぶん着てる人ありきだと思いますけど。」

あーちゃん先輩「そう?他には?」

理樹「>>770
770 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/07(金) 20:24:57.09 ID:qndz3P0r0
そう言えば…子供の時以外恭介の私服って見たことない気がする
771 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/02/07(金) 21:01:01.35 ID:JVrX0hATO
あーちゃん先輩「え、そうなの?」

理樹「どこ行くにも、最近は制服着てる気が…」

あーちゃん先輩「…え、じゃあ私も制服で良いのかな。」

理樹「僕はそれでも良いんじゃないかと思いますよ。」

あーちゃん先輩「…なるほど。ありがとう、じゃ、次の質問は…>>772
772 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/08(土) 00:14:27.76 ID:5lmrinSUO
恭介が好きなもの(理樹以外)
773 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/02/08(土) 13:24:46.11 ID:R0nrABabO
あーちゃん先輩「直枝くん、は無しでね。」

理樹「じゃあ…鈴。」

あーちゃん先輩「そういうのはすべて無しよ。」

理樹「なら、漫画とかですかね。」

あーちゃん先輩「あー、いつも読んでるよね…スクレボだっけ、あれ。」

理樹「そうですね、あれが多分恭介のお気に入りの漫画だったと思います。」

あーちゃん先輩「なるほどね。漫画と…他は?」

理樹「楽しいこと、面白いこと…」

佳奈多「漠然としてるわね。」

理樹「別に特定の何かに拘ってるって感じがしなくて…楽しいことならなんでもやるような感じがしますよ。どうすれば楽しいかとかずっと考えてますしね。」

あーちゃん先輩「なるほどね。…じゃ、次、>>774
774 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/08(土) 16:45:36.33 ID:hzTT1aMwO
過去に女性と付き合った事があるかどうか
775 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/02/08(土) 17:47:18.14 ID:H2mhwEZpO
理樹「無いと思いますよ。」

あーちゃん先輩「棗くんモテるけど、そうなのね。…じゃ、お互い初めてってわけね。」

佳奈多「あーちゃん先輩もいなかったんですか、結構色々恋愛のこと知ってた気がしますけど。」

あーちゃん先輩「人の話を色々聞いてるうちに知識だけついてただけよ。」

佳奈多「そうだったんですか。」

あーちゃん先輩「ええ。…じゃ、最後の質問、>>776
776 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/08(土) 21:51:04.15 ID:C02FGO/i0
好きな食べ物
777 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/02/09(日) 11:12:20.17 ID:JANUugfwO
理樹「…好物ですか…」

あーちゃん先輩「うん、やっぱりそこは気になるわよね、胃袋をつかむのに必要なわけだから。」

理樹「なんですかね…嫌いなものとかは特にないはずなんですけど。好きなものは…なにかなぁ…」

佳奈多「意外と知らないのね、棗先輩のこと。」

理樹「よく知ってるはずなんだけど、真人のカツが好き、みたいな明確な好みっていうと特には…なんでも好きだと思いますよ。」

あーちゃん先輩「>>778
778 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/09(日) 20:14:32.43 ID:dV+9SaMcO
前向きに考えればなに作ってもオッケーってことね
779 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/02/09(日) 21:02:19.07 ID:/Kansef0O
理樹「まあ、そうだと思います。」

あーちゃん先輩「オッケー、わかったわ、ありがとね、直枝くん。」

理樹「いえ、僕としても寮長さんには頑張ってほしいですから。…頑張ってくださいね。」

あーちゃん先輩「ええ…頑張るわ。」



週末
あーちゃん先輩(…というわけで、週末…)

あーちゃん先輩「ごめん、待った?」

恭介「いや、さっき来た。…よし、じゃあ、行くか。」

あーちゃん先輩(うう…緊張するわ…落ち着きなさいわたし…大丈夫よ…あの日えた情報からちゃんと服も制服で会わせてきたし、料理の練習してきたし、棗くんの好きな漫画、学園革命スクレボだって単行本全巻買って読んできた…大丈夫、大丈夫よ。)

恭介「…どうしたんだ、行かないのか。」

あーちゃん先輩「あっ、大丈夫よ。行きましょう…」




あーちゃん先輩(…当初の計画通り、町をぶらつく。)

恭介「…おっ…」

あーちゃん先輩「あら、どうかした?」

恭介「ちょっと気になるものを見つけた。」

あーちゃん先輩「何?」

恭介「>>780
780 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/09(日) 23:07:03.32 ID:wX9tBO6X0
釣り具
781 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/02/10(月) 14:12:10.60 ID:YKb7sCrHO
あーちゃん先輩「え、釣り好きなの?」

恭介「いや、そうじゃないし、やったこともないが…なんか釣りするのってかっこよくないか。」

あーちゃん先輩「あー、ちょっとわかるかも。自然を相手にする感じがね。」

恭介「おお、お前にもわかるか、釣りのロマンが。…おっ、見ろ、これ良くないか。」

あーちゃん先輩「そんな大きいのいる?」

恭介「何いってるんだ、マグロを釣るにはこれくらいいるだろ。」

あーちゃん先輩「え、いきなりそこ狙うの?」

恭介「燃えるだろ、マグロ釣り。」

あーちゃん先輩「まあ棗くんっぽいけどさ…で、どうするの、買うの?」

恭介「どうするか…次海にいったときには魚釣りっていうのも悪くないか…船舶免許でも取れば他のやつらを乗せてっていうのも…」

あーちゃん先輩「でも10万するけどね。」

恭介「…そうなんだよな…さらば諭吉どころではない上に、家の厳しい財布事情的にも、かなりしんどい。…仕方ないな、この竿は諦めるか…だが、釣りはやってみたいな。」

あーちゃん先輩「今日はまだ始まったばかりだしね、他のとこも見てなお釣りざおが欲しかったら戻ってきましょう。」

恭介「…そうだな、そうするか。」



あーちゃん先輩(ぶらつきを再開する。)

あーちゃん先輩「…あ、みて、あれ、>>782
782 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/10(月) 14:26:08.73 ID:GynZehTkO
アクセサリーショップ
783 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/02/10(月) 18:38:43.67 ID:0aqb2hdpO
恭介「お、なんだ、お前もこういうの興味あるんだな。」

あーちゃん先輩「女の子だもん、人並みには興味あるわ。…あ、こういうのとか良いわね。」

恭介「これ、猫の形してるのか。好きなのか?猫。」

あーちゃん先輩「まあね、一匹だけど飼ってるし。」

恭介「ほう、お前もか。なんて猫だ?」

あーちゃん先輩「クロフォード5世よ。」

恭介「クロフォード…5世…だと…」

あーちゃん先輩「その反応…やっぱり変なのかな、この名前。」 

恭介「いや…なんて良いネーミングなんだと感心していた。良いじゃないか、クロフォード5世。ぜひ見てみたいな。」

あーちゃん先輩「また今度見せてあげるわ。」

恭介「楽しみにしておこう…」

あーちゃん先輩「ええ……このアクセサリー、気に入ったわ。」

恭介「そうか…よし、俺も買おう。」

あーちゃん先輩「あら、おそろい?棗くんそういうのつけるの?」

恭介「いや、鈴にでも買ってやろうかと思ってな。最近鈴ともあんまり上手くいってないしな。ちょっとでも機嫌を取っておくべきなのかもしれん。」

あーちゃん先輩「あら、そうなの?なんで?」

恭介「…変態と勘違いされたりとか色々あったが…一番怒ってるのは、俺が理樹の事祝ってやれなかったこととかだろうな……」

あーちゃん先輩「あー…」

恭介「…やっぱり俺、間違ってたのかな…」

あーちゃん先輩「…その事は今考えてもしょうがないんじゃない?いつも楽しいときは楽しむのが棗くんでしょ?」

恭介「…ああ、そうだな…いつもの俺らしくもないな。」

あーちゃん先輩「元気出して、ね?」

恭介「ああ…」




あーちゃん先輩(結局、私の分だけ買って、店を出る。もちろん費用は棗くん持ちで。)

恭介「…」

あーちゃん先輩「…」

あーちゃん先輩(引き続き街をぶらついていると…)

恭介「…ん?」

あーちゃん先輩「あら、どうかした?」

恭介「>>784
784 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/10(月) 22:14:57.74 ID:Vw0bc9K80
募金箱
785 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/02/11(火) 10:12:11.45 ID:tqTnssdEO
小毬「募金をお願いしまーす。」

あーちゃん先輩「あら、チャリティー?」

恭介「…む、あいつは…」

小毬「あ、きょーすけさん、寮長さん、こんにちは!」

恭介「っ!」

あーちゃん先輩「…どうしてちょっと離れたの?」

恭介「いや、神北がいるってことは、理樹もいるんじゃないかと思ってな。」

小毬「りきくんたちは今日はいないですよー。」

恭介「そうか…なら、安心した…で、今日も募金か。」

小毬「はい、よろしくおねがいします!」 

あーちゃん先輩「募金…10円でもいい? 


小毬「ありがとうございまーす!」

恭介「そうか…よし、なら…む、1円と10000円しかない…」

あーちゃん先輩「募金は気持ちが大事だから、1円でも良いんじゃ?」

小毬「そうですよー、1円でも、誰かを幸せにしようと言うその気持ちが大事ですよ、その気持ちはプライスレス。」

恭介「…どうしてお前の言葉はいつも俺の心を動かすんだ…感動した……」

恭介(くっ…いくら募金すればいい…)
1 10000円
2 1円
3 持っている金全て
>>786
786 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/11(火) 13:14:03.41 ID:g2+Zlyv+0
1
787 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/02/11(火) 13:47:57.85 ID:Ry9po9cSO
恭介「…さらば、諭吉ぃ!」

小毬「ほわぁ!きょーすけさん、そんな入れてだいじょーぶ?」

恭介「…問題ない、今日は多めにいれてあるからな。…俺からの気持ちだ、受け取ってくれ。」

小毬「…わかりました、ありがとうございまーす!」

恭介「頑張れよ、神北。…じゃ、行くぞ。」

あーちゃん先輩「ええ…」



あーちゃん先輩「…1万円もいれて本当に大丈夫なの?」

恭介「…ちょっと、不味いが…まあ、なんとかなる。」

あーちゃん先輩「…なんとかなるの?…まあ、良いわ…ねぇ、棗くん、あそこ入ろうよ。」

恭介「あれは…>>788
788 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/11(火) 17:53:08.30 ID:NqMgehnAo
ねこカフェ
789 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/02/11(火) 21:19:56.40 ID:tqTnssdEO
恭介「猫カフェか…よし、良いだろう…」



猫カフェ
あーちゃん先輩「こういうの来るの初めてだけど…」

猫「にゃー。」

あーちゃん先輩「本当に猫ちゃんで一杯ねー…癒されるわ…」

恭介「ああそうだな…」

猫「みゃ〜。」

あーちゃん先輩「あー…可愛い…うりうり〜。」

猫「みゃー…」

恭介「ほう、可愛いな。」

あーちゃん先輩「ええ、良いわよね、猫。」

恭介「いや、確かに猫も可愛いが、無邪気に可愛がるお前も可愛らしかったぞ、鈴みたいで。」

あーちゃん先輩「>>790
790 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/11(火) 21:39:34.69 ID:g2+Zlyv+0
そんな複雑な気分になる誉め方しないでよ
791 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/02/12(水) 14:33:30.86 ID:b0cngDqgO
恭介「…あ、そうか、鈴みたい、とか言うのは失礼だったか。仮でも彼女に。」

あーちゃん先輩「そうよ、もう…なんか妹の方がかわいいみたいに聞こえるじゃない。」

恭介「すまんな。」

あーちゃん先輩「まあ、次から気を付けて。」

恭介「ああ。わかった。気を付けよう。」

あーちゃん先輩「まったく…よく恋愛マスターとか質問に書かれてるくせに、意外とわかってないのね。」

恭介「まあ正直付き合いの経験はないからな。…だから、まあ気になることがあればなんでもいってくれ。」

あーちゃん先輩「ええ、もちろん…」




あーちゃん先輩「あー…癒された。…次、どこいく?」

恭介「>>792
792 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/12(水) 18:33:10.31 ID:SyQVBQ7R0
映画
793 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/02/12(水) 20:59:48.13 ID:+kGJIP1oO
あーちゃん先輩「映画?」

恭介「ああ、そういえば、みたい映画があったんだ。町に来たついでに、見たいんだが、良いか。」

あーちゃん先輩(映画…ロマンチックな映画とかなら、それでいい雰囲気に…うん、良いわね。)

あーちゃん先輩「オッケー、良いわよ。」




沙耶『ついに捉えたわ…時風瞬!』

時風瞬『ふっ、ようやく来たか…』

恭介「おおっ、ついに…」ワクワク

あーちゃん先輩「……」





恭介「…ふぅ、いやー、面白かったな、劇場版 学園革命スクレボ ファイナル。」

あーちゃん先輩「>>794
794 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/12(水) 21:33:35.70 ID:KUAU/+ttO
わかってたはずなのに少しでも期待してしまった自分に腹が立つ
795 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/02/13(木) 08:46:16.20 ID:zNzszh7vO
恭介「え、なにがだ…どうかしたか?」

あーちゃん先輩「…良いわ、気にしないで…」

あーちゃん先輩(少年の気持ちを忘れないのはいいところでもあるし…)

恭介「…あ、そうか、お前は原作読んでないからわからないところがあったか、あれは…」

あーちゃん先輩「そこじゃないわよ…あと、大丈夫、その辺の話はわかるから。全部読んだし。」

恭介「何?まさかお前も少年漫画好きなのか?」

あーちゃん先輩「違うわよ。あなたを少しでも知ろうと思って。」

恭介「俺の事?」

あーちゃん先輩「…お付き合いするんだったら、これくらいやるでしょ?…まあ、棗くんは私への理解度低そうだけど。」

恭介「>>796
796 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/13(木) 09:38:06.42 ID:d1P4gHTqo
好きな漫画について聞いてもいいか?
797 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/02/13(木) 10:09:44.41 ID:L52NQEUdo
あーちゃん先輩「え?」

恭介「ちょっとでもお前を知りたい。」

あーちゃん先輩「えー…突然来たわね…うーん、漫画なら、恋愛系かな。」

恭介「ほうそうか…恋愛系か。俺はあんまり読まないな。…よし、これからは読むようにしよう。」

あーちゃん先輩「あら、私のことが気になってきた?」

恭介「お前が俺を知ってくれるならな…で、まだ聞いてみたいことがある。次は…>>798
798 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/13(木) 16:10:43.56 ID:sdqzpvOTO
苦手なもの
799 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/02/13(木) 20:05:35.87 ID:RvP/6JwCO
あーちゃん先輩「苦手なものねぇ…何かしら。」

恭介「苦手でも嫌でも、なんでもいいんだ。」

あーちゃん先輩「んー…あ、嫌なことといったら、耳年増とか年上っぽいとか言われることかな。なんかおばさん臭いって言われてるみたいで。」

恭介「ほう。それが嫌なことか、嫌いなものは?」

あーちゃん先輩「嫌いなこと…うーん…>>800
800 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/13(木) 22:53:24.33 ID:T3lLB4Xd0
なにもしない暇な時間とかかなぁ
801 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/02/14(金) 14:01:53.40 ID:95vc2oiwO
恭介「ほう、そうか。そうだよな、俺も暇は嫌いだ。楽しくないからな。」

あーちゃん先輩「そうよね。」

恭介「オーケー、わかった。とりあえず、お前を楽しませれば良い訳だな。…よし、じゃあ、とりあえず、下のゲーセンにでも…」

あーちゃん先輩「あー、それも良いけど…お腹すかない?」

恭介「おっと、もうそんな時間だったのか…じゃあ、まずレストランにでも行くか。」

あーちゃん先輩「いえ、その必要はないわ。」

恭介「何?」

あーちゃん先輩「作ってきたから、お弁当。だからどっかの公園とかで食べましょ。」

恭介「お弁当か…そうか、わざわざすまんな。ありがとう。じゃあ、そうするか…」





公園
あーちゃん先輩(…というわけで、大きめの公園に行き、そこでお弁当を食べることにする。)

あーちゃん先輩「じゃーん。どう?」

恭介「おっ、旨そうだな。」

あーちゃん先輩(直枝くんから話を聞いた結果特に好き嫌いが無さそうだったから、私の得意な料理と、男の子が好きそうな物をバランスを考えて入れてきた。…これを作るために朝の5時前に起きて作った自信作よ。)

恭介「じゃあ、いただきます。」

あーちゃん先輩「ええ…」

恭介「…」モグモグ…

あーちゃん先輩「…どう?」

恭介「>>802
802 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/14(金) 15:26:51.80 ID:0SHqA1e9O
うまい、うますぎる!
803 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/02/14(金) 18:35:11.87 ID:E1bzHHlFO
恭介「さすがだな。」

あーちゃん先輩「にゅふふ、ありがと。口にあったみたいで良かったわ。」

あーちゃん先輩(努力の甲斐があったというものね…よし、これを契機に、どんどんいきましょう。)

あーちゃん先輩「棗くん、口開けて。食べさせてあげるわ。」

恭介「ん?いや、そこまでして貰わなくても…」

あーちゃん先輩「良いから、開けて。」

恭介「…わかった、良いぞ。」

あーちゃん先輩「はい、あーん。」
パクッ
恭介「…うん、旨いな、この唐揚げも。」

あーちゃん先輩「えへへ。」

恭介「…よし、じゃあお前も口を開けろ。」

あーちゃん先輩「えっ?」

恭介「俺もあーんをやりたくなった、だから、開けろ。」

あーちゃん先輩「え、う、うん…」

恭介「ほら、あーん…」
パクッ
恭介「…どうだ。」

あーちゃん先輩「>>804
804 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/15(土) 01:01:26.02 ID:f+INuOR70
恥ずかしくて味がよくわからない
805 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/02/15(土) 07:54:08.09 ID:jPRUSuMUo
恭介「そうか、恥ずかしいか。…嫌だったか?」

あーちゃん先輩「嫌…じゃないけど//」

恭介「よし、なら、もう一回…」

あーちゃん先輩「え、ええ//」

恭介「あーん…」

あーちゃん先輩「あ、あーん///」



あーちゃん先輩(…しばらくして…)
 
恭介「…なあお前、飯の後はなにしたい。」

あーちゃん先輩「>>806
806 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/15(土) 08:09:20.35 ID:j9ju/tgTO
プリント倶楽部やってみたい
807 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/02/15(土) 09:10:47.93 ID:S3+pmQ3Oo
恭介「…ああ、プリクラか。…よし、じゃあ飯の後はゲーセンだな。」

あーちゃん先輩「ええ、よろしくね。」




ゲームセンター
恭介「…よし、来たな、ゲーセン。」

あーちゃん先輩「じゃ、さっそくプリクラに…」

恭介「ああ…」




プリクラ
恭介「最近のプリクラっていうのは加工やらがすごいらしいからな、楽しみだぜ。」

あーちゃん先輩「ええ…」

あーちゃん先輩(…プリクラ…かなちゃんは最後に写真を撮るときにチューしたらしいけど…)

恭介「…よし、さっそく撮るか…」

あーちゃん先輩(…どうしようかしら…)
どうする?
>>808
808 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/15(土) 15:22:46.53 ID:f+INuOR70
やるしかない
809 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/02/15(土) 20:50:54.85 ID:Mnt+xP2iO
あーちゃん先輩(…やってやるわ…)

恭介「…おっ、さっそく来るぞ…」

あーちゃん先輩(…よし…)
3…2…1…
あーちゃん先輩(今!)
チュッ!
恭介「!?」

あーちゃん先輩(棗くんのほっぺたにキスをする、さすがに口にするのはやめた、ファーストキスは正式に付き合うときまでおいておこうと思ったから。)

恭介「…!?」

あーちゃん先輩(棗くんは突然の事にビックリしたようだ。そして顔も少し赤くなっていた。)

恭介「お前…今…」

あーちゃん先輩「…何よ。悪い?」

恭介「>>810
810 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/16(日) 00:25:27.41 ID:YODj4HXw0
意外と大胆な奴だったんだな
811 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/02/16(日) 14:28:23.13 ID:p+Jk/arnO
恭介「正直驚いた…」

あーちゃん先輩「…嫌だった?」

恭介「全然嫌じゃないさ、ウェルカムだぞ。大胆なのは嫌いじゃない。」

あーちゃん先輩「そっか…」

あーちゃん先輩(じゃ、これからどんどん大胆にいっても良いわけね…)




あーちゃん先輩「…じゃ、次はなにして遊ぶ?」

恭介「そうだな…あそこにある、>>812
812 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/16(日) 17:15:25.83 ID:bf5C9jyuO
競馬のメダルゲーム
813 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/02/16(日) 18:30:04.00 ID:RTIJNFl7O
あーちゃん先輩「あら、競馬?やったことあるの?」

恭介「いや、知らん、だが、やってみたい。」

あーちゃん先輩「そうなのね…ま、いいわ、私もやろ。」



あーちゃん先輩「よくわからないけど…最初だし、人気あるらしいから、この馬にしちゃお。」

恭介「…よし、俺は大穴に賭けるぜ!」

あーちゃん先輩「えっ、いきなり大穴狙い?」

恭介「燃えるだろ。大穴狙いのほうが。ゲームは楽しんだもん勝ちだからな。行ける、お前なら行ける、頼むぜ、ナツウララ!」

あーちゃん先輩「…まあ、棗くんっぽいか…」



恭介「くそぅ!負けた!」

あーちゃん先輩「やった、当たり。」

恭介「…ふっ、やるじゃないか…だが、俺にはまだコインがある…次こそは、当てる!」

あーちゃん先輩(また大穴に賭けてる…ま、良いけど…)




恭介「…くそっ…一度も当たらなかった…」

あーちゃん先輩「そりゃ燃えるからとか行って情報もみずに行ったら負けるでしょ…まあでも、楽しかったなら良いんじゃない?」

恭介「まあ、そうだな。…よし、じゃあ、次は、>>814
814 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/16(日) 22:56:17.82 ID:YODj4HXw0
ボウリング
815 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/02/17(月) 11:15:03.41 ID:sYwbPDWjO
あーちゃん先輩「オッケー、じゃ、いこか。」

恭介「おう…」



ボウリング
恭介「…ふっ…実は俺、ボウリングには自信がある。」

あーちゃん先輩「そうなの?でも、私もそれなりに出来るわよ。」

恭介「…ほう…お互い自信はあるか。…なら、勝負にしよう。」

あーちゃん先輩「勝負?」

恭介「ああ、3本やって、二勝したほうの勝ち、そして、勝者は…そうだな、>>816
816 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/17(月) 23:38:01.25 ID:BF+VW5SIO
なんでも一つだけ命令できる
817 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/02/18(火) 13:04:33.36 ID:ETf6vM+DO
あーちゃん先輩「オッケー、何でも良いのね。」

恭介「ああ…」

あーちゃん先輩(これはやる気が出てきたわ…)




あーちゃん先輩「いえーい、ストライク!」

恭介「…何っ…やるな…」

あーちゃん先輩「いったじゃない、自信あるって。」

恭介「…ほう…お前を見くびっていたようだな…」
1回目、あーちゃん先輩の勝ち!


恭介「ふっ…燃えてきたっ!ふんっ!」
カコーン!
恭介「よっし!」

あーちゃん先輩「おおー、すごい!三連続だね。」

恭介「ふっ、これが俺の本気さ。」
2回目、恭介の勝ち!


恭介「…これが最終ゲームだ…これで勝敗が決まる。」

あーちゃん先輩「ええ、そうね…」

あーちゃん先輩(負けないわ、絶対!)
勝者
コンマ判定
下一桁が偶数ならあーちゃん先輩の勝ち
818 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/18(火) 13:23:45.39 ID:q2YncinJO
えい
819 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/02/18(火) 17:47:58.40 ID:zOfqPa1oO




あーちゃん先輩「やった、ストライク!」

恭介(…今は10フレーム、今のストライクで、俺が勝つには、このフレームでストライクを3本とる必要がある…)

あーちゃん先輩「にゅふふ、勝ったんじゃない?わたし。」

恭介「いや…まだわからないぞ…」

恭介(これで逆転なんて…燃える展開だ!)

恭介「…いくぞ…ふんっ!」
カコーン!
恭介「よしっ!ストライク!」



恭介「はっ!」
カコーン!
あーちゃん先輩「!?ニ連続…」


恭介「よし、勝負の…3本目!」

恭介(俺なら…行ける!)
カコーン!
あーちゃん先輩「…!嘘…また…」

恭介「いやっほう!やったぜ!」

あーちゃん先輩「そんな…」

恭介「よーし、じゃあ、俺がお前に命令だな!」

あーちゃん先輩「…まあ、負けたから、しょうがないわね…良いわ、何でも言いなさい。」

恭介「よーし、じゃあ…>>820
820 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/18(火) 23:31:46.48 ID:2aINcIy60
俺のことは恭介と呼べ
821 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/02/19(水) 11:05:24.19 ID:gyED+jcPO
あーちゃん先輩「なんだ、それだけ?」

恭介「ああ、やはり恭介のほうが呼ばれ慣れてるからな。それに親しく感じるだろうしな。」

あーちゃん先輩「そっか、じゃ、恭介くん。」

恭介「恭介くんじゃなくて、恭介、で頼む。」

あーちゃん先輩「…呼び捨てじゃなきゃダメ?」

恭介「だめだ。」

あーちゃん先輩「じゃあ…恭介……ちょっと照れくさいわ…」

恭介「ま、じきに慣れるだろう。」

あーちゃん先輩「まあ、そうなのかしら…」



あーちゃん先輩「…で、このあとはどうする?なt、恭介。」

恭介「そうだな…>>822
822 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/19(水) 15:28:54.20 ID:FBVi7FQSO
軽くカラオケでも
823 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/02/19(水) 18:14:24.99 ID:Eboj7wDMo
あーちゃん先輩「カラオケ?良いわね、行きましょうか。」

恭介「おう。」



カラオケ
あーちゃん先輩「よーし、がんがん歌うわよ!」

恭介「お、カラオケ好きなのか。」

あーちゃん先輩「にゅふふ、まあね。よーし、じゃ、一曲目、「Alicemagic」!」





あーちゃん先輩「にゅふふ、…どうだった?」

恭介「……俺は…とんでもない原石を見つけちまった…」

あーちゃん先輩「原石?」

恭介「ああ…今からでもプロになれるぞ、お前は。俺がプロデューサーだったら、逃さないな。すごいなお前。」

あーちゃん先輩「えへへ、そう?」

恭介「ああ…プロにならなきゃもったいないぜ、その才能…俺と目指すか、プロ。」

あーちゃん先輩「>>824
824 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/19(水) 22:04:03.37 ID:USGaCSowO
一緒に目指す
825 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/02/20(木) 10:35:23.52 ID:MsPTS0JgO
あーちゃん先輩「なーんて…」

恭介「よし、じゃあギター&ボーカルお前、俺はプロデューサー兼ギターだな。」

あーちゃん先輩「えっ、ちょっと待って、…本気?」

恭介「ああ、マジだ。歌手になろう、グループ名は、リトルバスターズだ。」

あーちゃん先輩「…て言われても…私も棗くんもギター出来ないでしょ…」

恭介「これから練習するんだ。なに、鈴だって最初はノーコンだったが2週間くらい練習すれば時速150kmを越えるストレートをまっすぐ投げれるようになってた。練習すれば行けるさ。」

あーちゃん先輩「>>826
826 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/20(木) 12:25:56.49 ID:gQ8kLtfpO
リトルバスターズの名前を使うってことは
直枝君達の元に戻る決心がついたってことで
いいんだよね?
827 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/02/20(木) 19:59:56.39 ID:JZNe6/r6O
恭介「…何?」

あーちゃん先輩「だってさ、今のリトルバスターズは直枝くんを中心とした集まりでしょ?その名前を使うっていうのは、そういうことでしょ。」

恭介「そんなつもりではなかったが…確かにな…つい、自然に思い付いた名前を言ってしまった。」

あーちゃん先輩「自然に出てくるってことは、まだ戻りたい気持ちはあるんだね…ていうか、恭介、戻りたいんでしょ?」

恭介「…そんなことは…」

あーちゃん先輩「だってさ、ちょっと悔しいけど、恭介、直枝くんたちといるときのほうが楽しそうな顔してるわよ?」

恭介「>>828
828 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/20(木) 23:59:22.58 ID:Zm7oAtQB0
球筋・・・じゃなくて顔に出ていたのか
829 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/02/21(金) 09:56:48.96 ID:13vJcDGhO
あーちゃん先輩「うん、とっても出てたわ。やっぱり私じゃ代わりは勤まらないなって思ってたわ。」

恭介「…そうか…」

あーちゃん先輩「…今の恭介でもいいけどさ…前みたいに仲間とバカみたいなことやって、楽しそうにしてる恭介が…私は好きよ?」

恭介「…」

あーちゃん先輩「だからさ、戻ろう?直枝くんたちのところに。」

恭介「>>830
830 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/21(金) 17:49:34.81 ID:pl0USgnIO
そうだなそうするか
831 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/02/21(金) 20:52:19.53 ID:OlzsaEU5O
恭介「たしかに、理樹たちのいない日々はどうも心から楽しめなかったしな…しかし、理樹のほうはどう思ってるか…」

あーちゃん先輩「向こうも仲直りしたいって思ってるから、大丈夫よ。一言戻りたいって言えば、それで解決でしょ。」

恭介「そんな簡単にいくか?」

あーちゃん先輩「大丈夫よ。理樹くんに限って許さないって言われることはないと思うわ。」

恭介「そうか…そうだな…よし、じゃあ今から理樹のところへいってくる!お前、ありがとな!」

あーちゃん先輩「>>832
832 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/21(金) 21:35:19.03 ID:CzHJd86IO
ついでに私達も交際を始めたことを報告しましょう
833 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/02/22(土) 13:02:19.77 ID:ocZ0tCD4O
恭介「いるか?その報告、おまえから二木辺りを通して伝わってるんじゃないか、その情報。」

あーちゃん先輩「だとしても正式な報告は一応必要じゃない?」

あーちゃん先輩(そして外堀を埋めておきたいしね。)

恭介「ふむ、そうか…そうだな、じゃ、お前もこい。」

あーちゃん先輩「うん…」

恭介「よし…じゃあまず、理樹はどこにいるか…真人にでも聞いてみるか……もしもし、真人か。」

真人『おう?なんだ、恭介。』

恭介「お前、理樹の居場所わかるか?」

真人『理樹?理樹なら…>>834
834 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/22(土) 18:21:22.10 ID:nTBOpefcO
バッティングセンター
835 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/02/22(土) 21:13:20.14 ID:si9y/1x5O
真人『バッティングセンターに行くと言ってたぜ。』

恭介「おうそうか。ありがとな、真人。じゃあ、またな。」

真人『おう、またな。』

あーちゃん先輩「なんて?」

恭介「バッティングセンターだそうだ。…この辺だとバッティングセンターは一つしかない。そこへ向かうぞ。」

あーちゃん先輩「ええ…」



バッティングセンター
恭介「よし…理樹はどこに…」

あーちゃん先輩「んー…あ、あれじゃない?」

恭介(見ると、そこには快音をとばす理樹がいた。)

恭介「ん?…お、本当だな。よし、じゃあさっそく行くぞ!」




恭介「…理樹!」

理樹「えっ…その声は…恭介!?どうしてここに?」

恭介「…どうしても、お前に言いたいことがあってな…まず…理樹、すまなかった。」

理樹「>>836
836 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/23(日) 00:53:34.40 ID:o9ykHpHRO
突然謝られた!?
837 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/02/23(日) 12:26:28.84 ID:BNqh11/gO
理樹「え、なんで謝ってるの?恭介。」

恭介「いや、お前に彼女ができたと聞いたときの俺の諸々の行動は正しくなかった、だからまずそれを謝っておこうと思ってな。意地になって、もう会わないとかいってしまって…だが、お前たちと離れてわかった。俺にはやはりお前たちが、理樹がいないとダメだと…だから…すまなかった、そして、もう一度俺を…リトルバスターズに…」

理樹「ああ…なんだ、そのことなら別にいいよ。」

恭介「…何?」

理樹「全然構わないさ。恭介。」

恭介「俺を許してくれるのか?」

理樹「うん、というか許すも何も、恭介はずっと友達だし、リトルバスターズだよ。」

恭介「理樹…」

理樹「あ、そうだ、恭介、せっかくここであったんだし、一緒にやろうよ、バッティング練習。」

恭介「>>838
838 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/23(日) 17:48:14.12 ID:QdTfNe6QO
ああやるぞ理樹!
839 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/02/23(日) 19:10:19.19 ID:VTn0+GF5O
恭介「特大ホームラン、かましてやるぜ!」
 
理樹「それでこそいつもの恭介だね、頑張って!」



理樹(恭介がバッティングしてる最中…)

理樹「そういえば、どうして寮長さんまで?」

あーちゃん先輩「いや、あなたにお付き合いの報告を一応しとこうと思って。」

理樹「>>840
840 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/23(日) 23:26:59.47 ID:I6rqKJdd0
外掘りを埋めに来たわけですね、分かります
841 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/02/24(月) 09:38:55.11 ID:H7kGZSmbO
あーちゃん先輩「にゅふふ、ばれた?」

理樹「まあ…わざわざ来るって、そういうことかなって…」

あーちゃん先輩「ま、ばれたならしょうがないわね…ねぇ直枝くん、直枝くんはこれからも協力してくれる?」

理樹「えっ?」

あーちゃん先輩「ほら、前まで協力してくれたのは恭介と仲直りするののきっかけだったわけでしょ?ほら、その目的は達成されたわけだからさ。これからも色々助けになってくれるのかなって。」

理樹「>>842
842 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/24(月) 13:51:22.30 ID:uhBUqqhIO
OK
843 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/02/24(月) 18:07:58.37 ID:zd/I5z7pO
理樹「僕で良いなら、全然良いですよ。」

あーちゃん先輩「やった、ありがとう。これからも恭介ともどもよろしくね。」

理樹「あ、はい…よろしくお願いします。」

あーちゃん先輩「…よーし、じゃ、さっそく直枝くん、聞きたいことが。」

理樹「え、なんですか?何でも答えますよ。」

あーちゃん先輩「何でもね……じゃあさ、最近かなちゃんとはどう?どこまでした?」

理樹「…えっ、恭介関係じゃないんですか?」

あーちゃん先輩「誰もそうとは言ってないじゃない。…で、どうなの?何でも答えてくれるんでしょ?にゅふふ。」

理樹「>>844
844 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/24(月) 22:42:03.10 ID:IugliqP30
・・・まだキス止まりです
845 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/02/25(火) 11:43:01.34 ID:avmH7rG+O
あーちゃん先輩「あら、まだそうなの、ギャルゲの主人公なんだからもっとグイグイ行きなさいよ、にゅふふ。」

理樹「いやいやいや…まだ付き合って一週間くらいなのに…」

あーちゃん先輩「かなちゃんは別に何かあってもいいって言ってたけどね。」

理樹「え?」

あーちゃん先輩「ほらほら、かなちゃんは待ってるわよー。」

理樹「そんな…人の事いじるよりも、自分の事を心配したほうが…」

あーちゃん先輩「だって直枝くんいじりがいがあるんだもん。」

理樹「やめてくださいよ…」

あーちゃん先輩「嫌よ。」

理樹「ええー…」

あーちゃん先輩「じゃ、次の質問は…>>846
846 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/25(火) 22:17:19.52 ID:sYvRnAWr0
女体に興味がないとか?
847 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/02/26(水) 11:58:30.07 ID:W55Ys895O
理樹「いや、そういう訳じゃないんですよ、そりゃ僕だって、人並みには…まあ、…興味ありますよ…」

あーちゃん先輩「でもその一歩踏み出す勇気はないというわけね。」

理樹「まぁ…そうですね。」

あーちゃん先輩「なるほどね…」

理樹「僕としては、そんなに急ぐことはないと思ってますが…」

あーちゃん先輩「まあね、どれくらいの期間でそこまでいくかは人次第だけど、うじうじしてるとダメよ。乙女心は移ろいやすいんだから。」

理樹「そんなこと言われても…」

恭介「お前たち、なんの話してるんだ。」

あーちゃん先輩「いやね、直枝くんがかなちゃんとの関係性を一歩進める勇気がないっていう話。」

恭介「ほう、楽しそうな話題だな…一歩…まあ理樹も男だからな、そういうのも気になるようになったか、成長したな。」

理樹「ちょっと、恭介まで食いついてこないでよ…」

恭介「そうだな、勇気がでないか…よし、じゃあ、俺の必殺フレーズを教えてやろう。」

理樹「ひ、必殺フレーズ?」

恭介「ああ、まず彼女を抱き寄せ、耳元で囁くんだ、>>848…とな。」
848 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/26(水) 12:54:23.96 ID:oSHYo2Qio
月が綺麗ですね
849 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/02/26(水) 15:14:03.06 ID:EmlaUj5zO
あーちゃん先輩「あ、それ知ってる、漱石よね。」

恭介「ああ。この文学的表現で彼女はイチコロだ。この時間違っても、なつめだけに、とか言ったらダメだぞ。雰囲気ぶち壊しだからな。」

理樹「いや、それ告白する時のやつで、誘うのとは少し違う気が…あとなつめの話は恭介じゃないと成立しないから大丈夫だよ…」

恭介「おっと、そうだな…まあともかく、俺のアイデアは以上だ。どう思う。」

理樹「どうって言われても…」

あーちゃん先輩「うーん、かなちゃんはそういうの好きなのかなぁ。私としては、>>850ってのがいいと思うけど。」
850 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/26(水) 18:40:14.65 ID:QjLbfNkUO
「俺様の美技に酔いな」
851 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/02/26(水) 20:22:03.85 ID:6emRAKqVO
恭介「理樹ってそんなキャラじゃないだろ?」

あーちゃん先輩「だからこそ良いじゃないの。」

恭介「いや、月が綺麗ですね、のほうが教養があって良いだろ、なあ、理樹。」

あーちゃん先輩「いえ、俺様の美技に酔いなのほうがかっこよくて良いじゃない、ねぇ、直枝くん。」

理樹「え、えー…どっちも、どうかな…」

あーちゃん先輩「絶対こっちの方がいいって。」

恭介「いいや、俺の方がいい…よし、実際にやって見せてやる。」

理樹「実際に…?」

恭介「ああ、見てろ、理樹。俺の必殺フレーズを。」

あーちゃん先輩(そういうと、恭介は私を抱き寄せる。)

あーちゃん先輩「えっ!?」

恭介「今日は…月が綺麗ですね…」

あーちゃん先輩「っっ!////」

恭介「…どうだ、この威力。」

あーちゃん先輩「>>852
852 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/27(木) 03:00:29.39 ID:KatCCuQcO
>>850でもう一度
853 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/02/27(木) 12:59:35.94 ID:JC+VGHHyO
恭介「何?」

あーちゃん先輩「ほら、比べないとわからないでしょ、だから。」 

恭介「…はぁ、仕方ないな…」

あーちゃん先輩(そういうと、再び私を抱きしめ…)

恭介「俺様の美技に酔いな…」

あーちゃん先輩「っっ!///////」

恭介「…どっちが良かった。」

あーちゃん先輩「…も、よくわかんない///」

恭介「そうか、なら、もう一度…」

あーちゃん先輩「やめて、もう良いわ//」

恭介「…そうか、なら、理樹。お前で足してみよう。」

理樹「えっ。」

恭介「実際お前が言われてよかった方が勝ちということにしよう、ほら、やるぞ。」

理樹「>>854
854 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/27(木) 23:16:54.42 ID:Mq3TelBr0
いやいや男同士でやってもちっともよくならないから
855 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/02/28(金) 09:03:19.30 ID:oDFhHnd9o
恭介「…だめか…」

理樹「ダメだよ…」

恭介「…どうしてもか?」

理樹「うん。」

恭介「…そうか、残念だ…じゃあ、理樹、せめて見ててどっちがよかった?」

理樹「本気で残念がらないでよ…そうだなぁ…>>856
856 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/28(金) 11:07:35.42 ID:7rHBGGDHO
先輩のほう
857 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/02/28(金) 12:49:15.63 ID:54HvXd5gO
恭介「くそっ、負けた!」

あーちゃん先輩「あら、私の方なのね、じゃ、直枝くん、実際いってみてね。かなちゃんに。」

理樹「ええー…」

あーちゃん先輩「大丈夫よ、自信もって!私も言われてときめいたし、絶対いけるから!」

恭介「…まあ理樹がそっちを選んだならしょうがないな、まぁ、頑張れよ、理樹。」

理樹「いやいやいや……」





理樹(しばらく後…)

恭介「…ふぅ、バッティングはこんなもんにしとくか…これから、どうしようか。」

あーちゃん先輩「>>858
858 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/28(金) 21:25:04.01 ID:ZPOxu1T9O
喫茶店で休憩する
859 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/02/29(土) 13:23:42.98 ID:5m+mL3ETO
恭介「おお、ちょうど良いな。運動して喉も乾いていたところだ。」

あーちゃん先輩「そうでしょ?この辺にいい感じの喫茶店があるから、行きましょ。」

恭介「ああ、行こうか。理樹も来るよな?今日は奢るぞ。」

理樹「え、良いの?二人デート中なんじゃ…」

恭介「気にするな。俺は構わん。」

あーちゃん先輩「私も別にいいわよ、あなたとも色々話したいしね。」

理樹「…じゃあ、お言葉に甘えて…」




喫茶店
恭介「アイスコーヒーで。」

理樹「じゃ、僕も…」

あーちゃん先輩「私もアイスコーヒーでいいや。」

理樹(三人とも席にすわり、注文を終える。)

理樹(…さて、これから何を話そうか、恭介と話すことは久しぶりだし、色々しゃべりたいことはあるけど…どれにしようか。)
1 リトルバスターズの事
2 恋の事
3 将来の事
4 その他
>>860
860 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/29(土) 13:29:14.20 ID:1Q+AyiWjO
3
861 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/02/29(土) 19:39:36.81 ID:0UxZ58D0O
理樹「そういえば、二人とも卒業した後って…」

あーちゃん先輩「そりゃ普通に私は就職よ。内定も貰えたしね。まあそれで働いてお金ためて、20代前半で結婚できたらなって。」

理樹「そ、そうですか…」

理樹(寮長さんもう結婚とかそんなところまで見据えてるんだ…)

理樹「恭介は?今就活どうなってるの?」

恭介「>>862
862 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/01(日) 03:11:40.50 ID:4cyop/DbO
フッ(汗が止まらない)
863 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/03/01(日) 13:30:44.87 ID:cS+M0dcHO
理樹「いやいやいや、そんな風に笑ったって誤魔化せないよ…汗もかいてるし…その感じだと、まだ終わってないんだ、就活…」

恭介「それは…フッ…」

あーちゃん先輩「そこ誤魔化しても意味ないでしょ…」

恭介「くっ……しょうがないだろう。俺は夏ごろまで怪我してたせいで就活開始が遅れたんだからな。」

あーちゃん先輩「自業自得でしょ。」

恭介「ぐっ…」

理樹「ねぇ恭介、大丈夫なの?」

恭介「…まあ、なんとかする。なんとかなる…」

理樹「本当に…?」

恭介「…大丈夫だ。心配はするな、いざとなればこいつのプロデューサーになる。」

理樹「え?」

恭介「こいつの歌声たるやすごいんだぞ、今すぐプロを狙えるくらいだ、少し前に二人でプロを目指そうという話もしてたしな。」

理樹「え、本気ですか?」

あーちゃん先輩「>>864
864 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/01(日) 19:58:39.03 ID:ik/yEtJmO
つい勢いで
865 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/03/01(日) 21:05:00.65 ID:g7hJQg4to
あーちゃん先輩「まあでも、楽しそうだしバンドくらいならやってもいいかなとは思うけどね。」

理樹「…そうですか…」

恭介「俺は結構本気だがな。…そうだ、お前もやろうぜ。」

理樹「えっ?」

恭介「仮にバンドを組むとしたらボーカル、ギター、ベース、ドラム、キーボードの5人必要だからな、俺たち以外の3人必要だ、だから理樹もやろう。」

理樹「>>866
866 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/01(日) 21:11:12.24 ID:tNITNmjTo
バンドをバカにするつもりはないけど
バンドだけで生活できるほど稼ぐ見込みあるの?
職業として誘ってるなら断る!
867 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/03/01(日) 21:48:58.55 ID:OxmHjlrtO
理樹「僕は全うに働くつもりだから…」

恭介「安心しろ、さっきは本気といったが、仕事にするのは本当に追い詰められた時だけだ。」

あーちゃん先輩「私もまあ卒業までの思い出作り的なものだと思ってるから。私はさっきもいったけど内定もらってるし。」

理樹「ならまあ…少しくらいなら良いけ…恭介、そんなことやってて大丈夫?僕心配なんだけど…」

恭介「…ま、なんとかなる。よし、じゃあ理樹、お前はギターだ。」

理樹「なんとかなるのかな…あと、ギターなんてやったことないんだけど…」

恭介「練習でなんとかなる。よし、じゃあ、あと二人だな。何か心当たりないか、理樹。」

理樹「>>868
868 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/01(日) 23:32:51.87 ID:3A+EmCu90
葉留佳と佳奈多
あーちゃん先輩の脇を双子で固めるゴールデントライアングルだ
869 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/03/02(月) 14:07:29.71 ID:m/2dtptNO
あーちゃん先輩「なにそのゴールデントライアングルって…」

理樹「いや、特に意味はないですよ。」

あーちゃん先輩「あ、そう…」

恭介「二木と三枝か…いいだろう。理樹、話をつけておいてくれるか。」

理樹「うん、良いよ。」

恭介「よし、じゃあこれでメンバーは大丈夫だな、練習場所はこっちで確保しておくから、週明けに集まるよういっておいてくれ。」

理樹「うん…」




恭介「…よし、じゃあ、今日はそろそろ帰るか。」

あーちゃん先輩「まあ、そろそろ時間だけど、最後にさ、>>870行こうよ。」
870 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/02(月) 21:48:18.75 ID:0e4ZUtatO
公園
871 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/03/03(火) 12:32:09.99 ID:y8MiPnhfO
恭介「公園か…ま、いいだろう。」

理樹「じゃあ、僕は先に帰ってるよ。」

恭介「何?最後まで一緒でも良いんじゃないか?」

理樹「いや、僕は佳奈多さんと葉留佳さんに話をつけてこないといけないから、早く帰りたいんだ。」

恭介「ほう、そうか…わかった、じゃあ、後でな、理樹。」

理樹「うん…」




恭介(…というわけで、二人で公園に来る。)

恭介「しかし、どうしてまた公園に…」

あーちゃん先輩「にゅふふ、人が少ないところに来たくてね。最後は二人きりでいたいじゃない。」

恭介「そうか…」

あーちゃん先輩「恭介、今日は楽しかったよ、ありがとね。」

恭介「>>872
872 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/03(火) 22:01:17.58 ID:7JNxT7ReO
俺も楽しかった
873 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/03/03(火) 22:56:52.30 ID:W1NilJcxO
恭介「俺の方こそ感謝しなきゃいけないな、お前のお陰で理樹とも仲直りできた、ありがとな。」

あーちゃん先輩「いや、私は大したことしてないわ。」

恭介「いいや、お前のお陰できっかけをつかめたし、お前によって失恋で荒んだ心が癒されたしな。大したことをしたんだよ。本当に、感謝してる。ありがとう。正直、最初は軽い気持ちでお前と付き合っていたが、だんだんとお前を良く思ってきてる。」

あーちゃん先輩「>>874
874 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/03(火) 23:10:19.46 ID:802KeeMsO
本気になってきた?
875 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/03/04(水) 14:03:50.19 ID:QhkUF0U6O
恭介「…まあ、少しな…」

あーちゃん先輩「少しって何よ。」

恭介「まだ判断するには少し早いと思ってな…もう少し、待ってくれ。」

あーちゃん先輩「…まあ、良いけど…うかうかしてると二人とも卒業しちゃうわよ。できるだけ早く決断して。」

恭介「わかってるさ…」

あーちゃん先輩「よろしく…じゃ、そろそろ、帰ろか。」

恭介「…ああ…」




その頃、学校にて…
理樹「…あ、二人とも、来たね。」

葉留佳「お姉ちゃんだけならともかく、私までって、珍しいですネ。」

佳奈多「私たちだけ呼び出したようだけど、どうかしたのかしら?」

理樹「…突然だけどさ、二人とも、バンド、やってみたくない?」

佳奈多「>>876
876 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/04(水) 17:33:50.76 ID:xCd+1uHxo
本当に突然ね
私、楽器リコーダーしかやったことないのだけど
877 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/03/04(水) 18:26:43.22 ID:TvgO/UFbO
葉留佳「私もそうですネ。」

理樹「ああ、それは大丈夫、僕含めて、みんな最初から練習するから…どうかな?一緒にやらない?」

葉留佳「バンドも中々楽しそうですしネ、私は良いですヨ。」

佳奈多「……直枝がやるなら私もやっても良いけど…何で突然バンド?」

理樹「いや、恭介が突然言い出して…女子寮長さんの歌が上手だからデビューさせるとか言って。」

佳奈多「…てことは、棗先輩とあーちゃん先輩も一緒ってこと?」

理樹「うん。まあだから、3年生の思い出作りってことにもなるよね。」

佳奈多「そう…なるほどね、わかったわ。楽器は?」

理樹「全員で集まってから決めることになるかな、ボーカルは決まってるけど。」

葉留佳「ねぇねぇ理樹くん、活動日は?」

理樹「活動日は…そうだね、とりあえず週明けの月曜日からかな。」

葉留佳「月曜日ですネ、了解しましたヨ。」

佳奈多「月曜日ね。わかったわ。」

理樹「…それじゃあ、今日話したかったことは、以上かな。」

葉留佳「終わり?…んじゃ、私はこれで帰りますヨ。理樹くん、それじゃ!」

理樹「うん、突然ごめんね、それじゃ。」

佳奈多「…じゃあ、わたしも…」

理樹「あ、佳奈多さんは、ちょっと待って。」

佳奈多「…何?」

理樹「…いや、もう少し一緒にいたくて…」

佳奈多「>>878
878 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/04(水) 23:36:56.76 ID:mUiXT+kgO
…私も
879 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/03/05(木) 11:59:48.12 ID:i5bP/prqO
佳奈多「一緒に、いたい…今日は一緒の時間も少なかったから…」

理樹「…佳奈多さん…」

理樹(僕は彼女を抱き締める。)

理樹「…ごめんね、一人で出掛けちゃってさ、その分、今で…」

佳奈多「…ええ。」

理樹(彼女も僕の背中に手を回す、ほのかなミントの香りが僕の鼻を満たす。)

理樹「…」

理樹(…恭介たちに言われたからかどうかはわからないけど、今日はなぜか、もう一歩進めるような、そんな気がした、だから…)

理樹「…佳奈多さん…」

佳奈多「何?」

理樹「…よかったら…僕の部屋、来ない?真人には謙吾のとこに行ってもらうから…」

佳奈多「>>880
880 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/05(木) 19:21:19.86 ID:WsGhjxOPO
…行ってあげでもいいわよ
881 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/03/05(木) 21:08:23.99 ID:K/MSahF/O
理樹「来てくれるんだね、ありがとう。…じゃあ、行こうか。」

佳奈多「ええ…」




理樹(というわけで、佳奈多さんと僕の部屋に来る。真人は事情を説明すれば、何かを察したようで、すんなりとでてくれた。)

理樹「ようこそ、僕の部屋へ。どこか適当なとこ座っていいよ。」

佳奈多「じゃあ…」

理樹(佳奈多さんはベッドの上に腰掛ける。)

理樹「うん、じゃあ、えーと……何しようか。」

佳奈多「…直枝の好きにして…」

理樹「え、じゃあ…>>882
882 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/05(木) 22:37:50.77 ID:9iRlb7eno
僕たちのバンドのコンセプトを考える為に、
佳奈多さんのバンドのイメージについて教えて
883 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/03/06(金) 11:24:39.48 ID:qnAGWGFUO
理樹(うん、部屋に連れ込めたからといって舞い上がってはいけない。普通の話題から入るべきだろう。)

佳奈多「…イメージと言われても、私音楽あんまり聞かないから、良くわからないわ。」

理樹「好きな音楽とかも?」

佳奈多「無いわね。」

理樹「うーん…じゃあ、かっこいいか、かわいい、ならどっち?」

佳奈多「…そうね………まあ、どちらでもいいわ。あなたが決めて。」

理樹「わかったよ。次は…好きな楽器、やりたい楽器とか…」

佳奈多「無いから、余ったのでいい…」

理樹「それで良いの?」

佳奈多「構わないわ。」

理樹「うん、わかったよ…じゃあ、最後に…佳奈多さんは音楽を通して伝えたいことは何?」

佳奈多「…難しいわね…それも、特には無いかしら。」

理樹「…うん、オッケー、ありがとう。」

佳奈多「…ごめんなさいね、何の参考にもならないでしょ?でも本当に、良くわからないから…」

理樹「いや気にしないで、適当に答えてる訳じゃないのはわかってるし…わからないならこれから知っていけば良いから。」

佳奈多「これから知る時間があるのかしらね?棗先輩のことだから、勝手に2週間後にライブだからよろしく、とか言うんじゃない?」

理樹「あー…ありそうだね…でもまあ大丈夫、出来なかったら僕も助けるから。頑張ろう、一緒に。」

佳奈多「…ええ、一緒にね。」

理樹「うん。」

佳奈多「…ねぇ直枝、そういえばだけど…何で私たちを誘ったの?」

理樹「え?」

佳奈多「音楽やるなら、来ヶ谷さんとかのほうが適任でしょう?なんで私たちを?」

理樹「僕は佳奈多さんと一緒に何かしたくてさ、葉留佳さんを誘ったのも葉留佳さんとなら佳奈多さんもやり易いかなって思って…そこでちょうど良く恭介がバンドやるって言ったから誘ったんだよ。バンドという名目なら一緒にいれる時間も増えるしさ。」

佳奈多「>>884
884 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/07(土) 00:15:08.81 ID:LafJVTKT0
私と葉留佳を一緒に食べるつもりかと思ったわ
885 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/03/07(土) 11:49:44.03 ID:NYeZOk0hO
理樹「いやいやいや…そんなことしないって…僕には佳奈多さんしか見えてないから。」

佳奈多「…本当に?」

理樹「もちろんさ。」

佳奈多「じゃあもし、私と葉留佳が入れ替わってても、わかる?」

理樹「うん、きっとすぐわかるさ。佳奈多さんのこと愛してるから。」

佳奈多「…よく、そんなことさらっと言えるわね…」

理樹「僕の正直な気持ちだから。…佳奈多さんも、そうでしょ?」

佳奈多「…まぁ……そうね//」

理樹「…佳奈多さん…」

佳奈多「…ん…ふぅっ…」

理樹(佳奈多さんと唇を重ねる。)

理樹「…もう一回、していい?」

佳奈多「…ええ…んっ…」

理樹(もう一度キスをする…この雰囲気なら、大丈夫なのではないか、そう思って僕は、佳奈多さんをゆっくりと、ベッドへ倒していく。)

佳奈多「んっ…直枝…?」

理樹「…ダメかな、佳奈多さん。」

佳奈多「>>886
886 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/07(土) 13:48:58.68 ID:izJYeRzNO
そんなこと…言わせないで
887 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/03/07(土) 14:59:16.28 ID:ErSzEldcO
理樹「…ごめん…」

理樹(佳奈多さんは顔を真っ赤にしてそういう。抵抗はしない。これはつまり…そういうことだろう。)

理樹「…佳奈多さん…」

理樹(僕は佳奈多さんにまたキスをし、そして、佳奈多さんの服に、手をかけた…)



シャラララウーワー♪



理樹(…全て終わった後の事…)

理樹「…ふぅ…どうだった…かな…」

佳奈多「>>888
888 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/07(土) 17:46:33.73 ID:459e6YQdO
痛いだけだった
889 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/03/07(土) 18:40:22.79 ID:RF+rLEVLO
佳奈多「…お互い初めてだと、こんなものなのかしら…」

理樹「ごめん…」

理樹(確かに上手くできなかった、どうも独りよがりというか…いっぱいいっぱいになってて、佳奈多さんを気遣う余裕なんてなかったからだろう。)

佳奈多「…ま、良いわ。…こんな時間だから、今日は帰るわね。」

理樹「え、帰っちゃうの?このまま居てくれても…」

佳奈多「…帰らないとクドリャフカに心配かけるし、明日は登校だから、ここから出てきたら噂になっちゃうでしょ?」

理樹「まあ、そうだね。残念だけど…」

佳奈多「ええ…それじゃ、また明日。」

理樹「うん、また明日ね…」




翌日
理樹(放課後、恭介、あーちゃん先輩、佳奈多さん、葉留佳さんで集まる。)

恭介「よーし、皆、良く集まった。理樹から話は聞いてると思うが、これから俺たちは、バンドをやる!バンド名はリトルバスターズだ!」

葉留佳「いえーい!」

佳奈多「…」

恭介「…よし、結成宣言は終わった、後は理樹、進行はお前に任せよう。」

理樹「えっ?」

恭介「リーダーはお前だからな。任せたぞ。理樹。」

理樹「ええー…わかったよ…うーん…じゃあ、まず…>>890
890 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/08(日) 02:02:30.36 ID:E6D1PiWK0
あーちゃん先輩のボーカル以外何も決まってないので今から決めまーす。
891 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/03/08(日) 11:21:38.96 ID:mKeRZ4S+O
理樹「僕はなんでもいいかな。」

恭介「なんでもいいか…なら最初にいってた通り、理樹はギターだな。」

理樹「えっ?なんで?」

恭介「リーダーなんだからギターだろ。普通。」

理樹「ただのイメージでしょそれ…まあみんながそれでいいなら良いけど…」

恭介「俺はそれでいい。」

葉留佳「うーん、ま、良いですヨ。リーダーですし。」

佳奈多「私は構わないわ。」

あーちゃん先輩「良いんじゃない?」

理樹「じゃあ…僕がギターだね。わかったよ…他のみんなは?」

葉留佳「はいはーい!はるちんドラムやりたい!」

理樹「良いけど、なんで?」

葉留佳「なんか一番タンバリンに近そうで楽しそうだからですヨ!」

理樹「あー…全然違うと思うけど…ま、いいや、他にいない?」

恭介「かまわん。」

佳奈多「良いわよ。」

理樹「じゃ、葉留佳さんドラムね。他は?」

恭介「俺はベースで良い。」

佳奈多「じゃあキーボードで良いわ。」

理樹「オッケー、恭介がベース、佳奈多さんがキーボードね…うん、わかった、じゃ、次は…とりあえず楽器はあるから練習…といきたいけど…まず譜面の読み方とかから勉強しないといけないよね。」

恭介「そうだな…」

理樹「誰か、読める人とか、いる?」

葉留佳「…」

佳奈多「…」

あーちゃん先輩「…」

恭介「…」

理樹「…うん、そうだよね…楽器にさわる前にまず基本を勉強しないと…」

恭介「とすると、誰か指導役が必要だな。…仕方ない、誰かに頼むか。」

理樹「そうだね…じゃあ、>>892に頼んでみようか。」
892 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/08(日) 12:48:23.50 ID:WZib23ixO
西園さん
893 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/03/08(日) 14:09:15.84 ID:3bytw1V0O
理樹「頼んでくるよ…」




理樹「…というわけでさ、西園さん、お願いできない?」

美魚「…どうして私なのでしょうか?音楽なら、来ヶ谷さんの方が適任な気がしますが…」

理樹「来ヶ谷さんだと真面目にやってくれなさそうだから…それに西園さんなら、いろんな事に詳しそうだと思って…ダメかな?」

美魚「>>894
894 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/08(日) 17:59:48.15 ID:NWQ51KvoO
恭介さんとの絡みの撮影会を組んでくれれば考えます
(引き受けるとは言っていない)
895 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/03/08(日) 19:07:17.20 ID:dOWDFSxfo
美魚「出来れば、今すぐ…」

理樹「え、今すぐ?」

美魚「はい。」

理樹「うーん…仕方ないなぁ…ちょっと恭介と話してくるよ…」



理樹「…だってさ、恭介、どうする?」

恭介「>>896
896 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/08(日) 22:49:21.57 ID:E6D1PiWK0
そういうことならしかたない最高の写真を撮らせてやるぜ!
897 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/03/09(月) 13:05:27.44 ID:oCYEABi+O
理樹「ちょっと嬉しそうなのは何でなのさ…」

恭介「いや、そんなことないさ…よーし、さっそくやるぞ、ここで。」

美魚「はい、さっそくやりましょう…」

理樹「え、ここでやるの?」

恭介「さっさとやった方がいいだろう?ほら、やるぞ…」





美魚「はい、それでは…まず恭介さん、直枝さんを壁ドンを」

恭介「よし、こうだな…」

美魚「良いですね。ではこう…もっと顔をギリギリまで近づける感じでお願いします。」

恭介「こうか。」

理樹「うう…近い…」

美魚「ああ…美しいです…そう思いませんか、みなさん。」

佳奈多「>>898
898 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/09(月) 16:35:20.50 ID:t8lfQTziO
引くわー
899 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/03/09(月) 18:34:14.32 ID:0Xo6E2GHO
佳奈多「私には理解できない…」

美魚「そうですか?残念です…寮長さんはいかがでしょう…」

あーちゃん先輩「理解はするけど、私にそういう趣味はないかな。」

美魚「…そうですか……なかなかわかってくれる人はいないものですね。」

恭介「なあ、西園、もういいのか。」

美魚「いえ、次は顎をつかんで…はい、良いですね…」




理樹(撮影会はどんどんと行われ、時間はどんどんと過ぎていき…)

美魚「…満足しました、すばらしいですね、やはり。」

理樹「やっと終わった…じゃあ、そろそろ僕たちに練習を…」

美魚「おや、もうこんな時間ですか、では、私はそろそろ帰りますね。」

理樹「え、いや、練習は…」

美魚「明日までには考えておきますので。…では、直枝さん。」

理樹「え、ちょっと…行っちゃったよ…」

あーちゃん先輩「あらあら…ま、帰っちゃったならしょうがないわよね。」

葉留佳「理樹くん、このあとどうする?」

理樹「うーん、西園さん帰っちゃったし…>>900
900 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/09(月) 23:53:22.18 ID:+gEs3dK6o
高校生達がバンド活動しているアニメ
バンドリを視てみよう
901 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/03/10(火) 12:57:54.42 ID:LFXh9+cUO
佳奈多「それ、何か意味ある?」

理樹「わからないけど、何か参考になるかもしれないから、とりあえず、少しだけでもさ。1話だけでも…」

佳奈多「まあ、いいけど…」





理樹「…はい、というわけで、みんなで一話をみたわけだけど…どう?」

恭介「俺の普段読む漫画とは毛色は違うが、悪くないんじゃないか。」

葉留佳「そうですなぁ…「止めるぞ」にたいして「お泊まり?」って返すあの流れが好きですネ。」

理樹「いやストーリーの感想じゃなくて…なにか、活かせそうなこと…」

佳奈多「活かすって言っても、楽器のシーンって最後の方だけじゃない。」

理樹「そうだけど…」

あーちゃん先輩「うーん…目標を決める、とか?」

理樹「目標?」

あーちゃん先輩「多分だけど、主人公の女の子があのバンドに憧れて、あの舞台に立てるように頑張る…みたいな、ストーリーだと思うのね、だから、とりあえず私たちも目標立てない?」

理樹「あ、良いですね…うーん…目標…>>902
902 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/10(火) 17:08:09.09 ID:UVO6oxTIO
文化祭で演奏
903 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/03/10(火) 17:27:51.07 ID:J/HxfZLoO
あーちゃん先輩「いいんじゃない?それで。」

佳奈多「…文化祭っていったら、あと2週間くらいしかないわよ?時間が足りないんじゃ?」

理樹「でも発表の場はたぶんそこしかないから…」

葉留佳「またそんな短い期間でモノにしないといけないんですネ…」

恭介「だが、俺たちなら出来るさ。」

理樹「そうだね…みんな、二週間後まで、頑張ろう!」

あーちゃん先輩「おー!」

葉留佳「おー!」

佳奈多「…ええ…」

理樹「じゃあ、今日はとりあえずこれで解散にしようか。」

恭介「ああ…あ、そうだ、理樹。この後良いか。」

理樹「あ、恭介、どうかした?」

恭介「いや、この後真人や謙吾と>>904するんだ、お前もやらないか?」
904 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/10(火) 19:06:32.68 ID:Jv5mm6+3O
人生ゲーム
905 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/03/10(火) 21:18:25.70 ID:ivE2DZb+O
理樹「うん。良いよ、僕もやる。」

恭介「よし、じゃあ、一緒にいくぞ。」 



真人「おっ、来たか。」

謙吾「待ちくたびれたぞ。」

恭介「すまん、少し長引いてな…」

理樹「ごめんね…」

真人「ま、いいや…じゃ、さっそくやろうぜ!」

恭介「まあ待て…始める前に優勝商品を決めておこう、優勝者は…そうだな、>>906
906 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/10(火) 21:41:07.04 ID:Kh3uSx9Lo
1週間食堂3人の割勘で奢り
907 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/03/11(水) 14:06:18.80 ID:f+GzpRG/O
理樹「うん。良いよ。それで。」

真人「おお、良いぜ、絶対勝ってやる!」

謙吾「ふっ、いいだろう…」

恭介「よし、それじゃあ…ゲームスタート!」



理樹「じゃ、僕からやるよ…いい職業に就けるといいな…えいっ。」

真人「おっ、3か…だと…理樹の職は…アイドル、だな。」

謙吾「おお、ぴったりじゃないか。」

理樹「ええー…そうかな?」

謙吾「理樹は俺たちのアイドルだからな…よし、次は俺だな…」



理樹(それぞれルーレットで決めていった結果、僕の職業はアイドル、謙吾は医者、真人はアスリート、恭介はフリーターになった。)

恭介「…フリーターか…………笑えないな…」

理樹「ほ、ほら恭介…これゲームだから…ね?」

恭介「そうだが…でも自分を写さずにはいられないぜ…」

真人「あの感じだと、就職上手くいってないんだな…」

理樹「真人、あんまり言わないであげて…」

理樹(このゲーム、どうなるかな…)
勝者
>>908
908 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/11(水) 14:21:57.40 ID:lXOPaS00O
真人
909 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/03/11(水) 19:12:13.74 ID:KBsZFylLO
理樹「あ、子供が生まれる、お祝い金だって。」

恭介「子供か…お前もそんなに大きくなって…」

謙吾「きっと珠のように可愛い赤ちゃんなんだろうな。」

恭介「そうだろうな…理樹、名前はどうする?」

理樹「いやいやいや…そんな本当に生まれたみたいなこと言われても…」


恭介「…詐欺に会う、10000ドル失う…」

理樹「アンラッキーだったね、恭介…」

恭介「…まあそうだが…この年になるまでフリーターで、詐欺にあって、貯金なしって…本当俺、何してるんだろうな…」

理樹「いやだから本当の人生じゃないんだからさ…」



真人「…お、大会で優勝する、賞金30000ドルを手にいれる!」

恭介「くっ、真人、運がいいな。」

理樹「さっきもお金もらってたしねぇ。」

真人「ふっはっはっ、大富豪だぜ。」



理樹(その後、なんやかんやで…)

真人「よーし、俺の勝ち!」

理樹「おめでとう。真人。」

謙吾「一番財布に負担になりそうなやつが一位になったな…」

恭介「くっ…負けたか…」

真人「はっはっはっ…よーし、じゃあさっそく飯食いに行こうぜ!時間的にも晩飯にはちょうどいいぜ!」

理樹「うん、そうだね…」




真人「よーし、今日はガンガン食うぜ!今日は」

理樹「ほどほどにしてよ、真人。」

理樹(なんて話していると…)

理樹(あ、あそこに>>910がいる…)
910 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/11(水) 22:08:03.97 ID:jFGAxnbc0
小毬
911 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/03/12(木) 11:29:41.77 ID:6aWZ9Qq4O
理樹「あ、小毬さん…」

小毬「あ、理樹くん、きょーすけさん、真人くん、謙吾くん!みんなもこれからご飯?」

理樹「うん、小毬さんも一緒に食べる?」

小毬「うん、一緒に食べよ!」




真人「くー!やっぱりカツは最高だな!」

小毬「ほぁぁ…今日の真人くんは何時もよりもよく食べるねぇ…」

謙吾「やつは人生ゲームの優勝賞金で金を払わなくていいからな。」

真人「勝ったやつの特権だよな、カツだけに。」

理樹「…何でそんな得意気な顔できるのさ…」

真人「ありがとよ。」

理樹「いやいやいや、誉めてないよ…」

謙吾「バカだからな、わからないのもしょうがないだろう。」

真人「何ぃ!?俺がバカだと!?」

謙吾「バカをバカと言って何が悪い?」

真人「はぁ?」

小毬「ほわぁ…二人とも喧嘩はダメだよ〜」

理樹「そうだよ、二人ともやめよう?ご飯中なんだし…」

真人「…ちっ、理樹がそういうなら…」

謙吾「止めておくか…今のところはな。」

理樹「うん…よろしく頼むよ…やるなら後でね…」



理樹(その後は平和に食事が進む。)

理樹「…あ、そういえば、僕たち以外って今日はなにしてた?」

真人「俺はトレーニングだな。」

謙吾「俺も今日は素振りをしていた。」

小毬「私はー…>>912
912 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/12(木) 19:21:07.87 ID:KxaJ3J+QO
筋トレ
913 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/03/12(木) 21:25:14.12 ID:lytBXq55O
理樹「えっ?」

真人「何ぃ!?筋トレだと?」

小毬「実は体重増えちゃって〜、ダイエットしようかな〜って思って。」

理樹「ああなんだ、そういうこと…」

真人「なるほど、なら俺が筋トレ教えてやろうか?」

小毬「えっ、良いの〜?」

真人「いつでも付き合ってやるぜ!」

小毬「じゃあ、お願いしようかな〜。」

理樹「え、真人のトレーニングって相当ハードだけど…」

小毬「そうだろうけど、頑張らないとやせられないからね〜。」

理樹「まあ、本人がいいなら良いけどね…」



理樹「…ふぅ、ごちそうさま…この後、どうしようか?」

恭介「>>914
914 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/12(木) 23:47:01.38 ID:J90hUpIZ0
食後の運動に卓球でもしようぜ
915 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/03/13(金) 13:14:08.38 ID:9YhtddhgO
理樹「卓球出来るところなんてあるの?」

恭介「問題はない、古くなった卓球台を卓球部から貰ってきて、部室においてある。」

理樹「不要になった卓球台って…」

恭介「ま、細かいことは気にするな…じゃ、行こうぜ。」



部室
理樹「…ほんとにあるよ、卓球台…」

恭介「よーし、じゃ、さっそくやるか、理樹。」

理樹「あ、僕?」

恭介「ああ…よし、じゃあ…バトル、スタートだ!」
勝者
>>916
916 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/13(金) 14:16:57.57 ID:QfQGarpUO
恭介
917 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/03/13(金) 19:00:18.54 ID:Z/xz3wS2O


理樹「えいっ!」

恭介「ぐっ…やるな…」

理樹「いつまでも恭介に負けてるわけにはいかないからね…」

恭介「ふっ、言ってくれるじゃないか…だが…はっ!」

理樹「っ!」

恭介「よし、1点だ!」

理樹「…さすがだね、恭介…」

恭介「ふっ、リーダーは譲ったとはいえ、まだまだ俺も負けちゃいない…」



理樹「ほっ!」

恭介「はっ!」

理樹「えいっ!」

恭介「ふっ、そんなに黒焦げのシフォンケーキが食べたいのかい、球筋に出てるぜ?」カコン!

理樹「食べたくないけど…それっ!」カコン!

恭介「また黒焦げのシフォンケーキかい、球筋に出てるぜ?」カコン!

理樹「あっ…」

恭介「ふっ、黒焦げのシフォンケーキの事を考えすぎだな、理樹。」

理樹「そんなこと全然考えてないよ…」



理樹(その後、攻防は続いたけど…)

理樹「えいっ!」

恭介「見えたっ!」カコン!

理樹「くっ…負けたよ、恭介…やっぱり強いなぁ。」

恭介「俺を倒すにはまだまだだな。」

真人「よし、理樹、恭介替わってくれ、次は俺と謙吾だ。」

謙吾「ふん、真人には負けん…集中力の差を見せてやろう。」

真人「へっ、そういってられるのも今のうちだぜ…今にお前は抱腹絶倒だ…」

理樹「なんで笑ってるのさ…もしかして、七転八倒?」

真人「そう、それだ。七転八倒させてやるぜ!うおおおお!」
勝者
>>918
918 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/13(金) 21:16:24.20 ID:+CXWxGQIO
謙吾
919 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/03/14(土) 11:40:04.19 ID:+t/3mP+HO


謙吾「うおおおお!」

真人「らああああ!」

理樹(凄い…さすが真人と謙吾だ、ハイスピードでレベルの高い卓球が展開される。)

謙吾「ふんっ!」

真人「くっ…」

恭介「謙吾、アドバンテージ。」

謙吾「ふっ、次で決めてくれる…はっ!」

真人「はあっ!」

謙吾「ふっ!」

真人「せいっ!」

理樹(すごい、なんて速いラリーだ…)

謙吾「…見えたっ!!はぁぁぁぁっ!」

真人「返してやるぜっ!うおおおおお!」

理樹(さあ、どうなるか!?)
カコーーーン!
恭介「…真人、アウト、謙吾の勝ちだな。」

謙吾「よしっ!」

真人「ちくしょう!」

理樹「いやー、いい勝負だったね。」

恭介「ああ…よし、じゃ、次は俺と謙吾だ、男子最強を決めようぜ。」

謙吾「ああ、良いだろう…来い!」

恭介「よーし、バトル、スタート!」
勝者>>920
920 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/14(土) 14:07:39.45 ID:shm9rp5to
謙吾
921 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/03/14(土) 14:42:37.82 ID:u9h7Bz/YO


謙吾「めーん!」

恭介「おっと…さすが、謙吾…」

謙吾「ふっ、身体能力なら、誰にも負けん。」 



謙吾「マーーーン!」

恭介「ぐっ!…くっ…俺の敗けだ…」

謙吾「よし、俺が最強だ!」

理樹「おめでとう、謙吾、謙吾は僕たちの中の卓球キングだね。」

謙吾は卓球キングの称号を手に入れた!


恭介「…ふぅ、試合には負けたが…いい汗かけたな…」

理樹「そうだね…じゃ、そろそろ戻ろうか…」

真人「おうそうだな。昨日の夜は理樹と一緒にいれなかったしな、その分、戻ってからも遊ぼうぜ!」

謙吾「ああ、戻ったら何をする?楽しみだな。」

恭介「…まて、昨日の夜理樹と一緒にいられないってなんだ?」

真人「いや、昨日はなんか二木と一緒にいてぇって言ってたんだ。だから俺は昨日は謙吾のとこにいたんだよ。」

恭介「ああなるほどな……おめでとう。理樹。」

理樹「>>922
922 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/15(日) 01:06:28.33 ID:1Ax+a8P+0

(上手くできなかったことを思い出して落ち込む理樹君であった)
923 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/03/15(日) 11:13:09.64 ID:YzYL9BzvO
理樹「あー…うん、どうも…」

恭介「…なんだ、理樹、少し落ち込んで、どうかしたか。」

理樹「いや…恭介たちに言ってもしょうがないよ、たぶん…」

恭介「おいおい、俺たちとお前の仲じゃないか、なにか悩んでるなら何でもいってくれ。」

真人「そうだぜ、普段から理樹には世話になってるからな、助けになりたいぜ。」

謙吾「そうだ、一人で抱え込むのも良くないしな。」

理樹「うーん…じゃあ、実は…」



恭介「ふむ、なるほど、上手くできなかった、というわけか…」

理樹「うん…」

真人「なるほど、少なくとも俺はなんにも言えねえぜ…」

恭介「俺もそういう経験はないからな…よし、ここは恋愛マスター、ロマンティック大統領の謙吾の出番だな。」

謙吾「俺もそこまでの経験はないんだが…そうだな…>>924
924 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/15(日) 19:14:30.42 ID:NsM3WBj0O
あまり考えすぎるのは良くない
925 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/03/15(日) 21:12:06.20 ID:XWqqsgmMO
謙吾「上手くやろうとか、気持ちよくしよう、とかそういうことを考えすぎないで、思うままに愛する…それが大事だと思う。」

理樹「…なるほど…さすが謙吾、アドバイスありがとう。」

謙吾「いや、俺で良ければいつでも相談に乗るぞ…」

理樹(その後僕たちは部屋に戻り少し遊んで、その後で寝た。今日も夜は更けていく…)





翌日
理樹(この日も普通に授業を受けて、その放課後…)

理樹「じゃあ西園さん、今日こそよろしくね。」

美魚「>>926
926 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/16(月) 06:28:29.64 ID:v6uxNpz5O
バンドについて色々と勉強してきました。
927 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/03/16(月) 13:38:43.69 ID:RLF04sV0O
美魚「昨日はいい写真を撮らせてもらえましたし、本日は、ちゃんとやりましょう。」

理樹「うん。よろしくね。」

美魚「…では、さっそくやりましょう。まず皆さん、最初にやるべき事はなんだと思いますか。」

理樹「なんだろう…音楽を聴く?」

美魚「必要だとは思いますが、違います。」

恭介「じゃああれだろ、楽器と一日中過ごして、一緒に寝る。」

美魚「漫画とかでそういうシーンありますね、ですが違います。」

葉留佳「とりあえず楽器を弾きまくる!」

美魚「ちがいます。少しは頭を使いましょう。」

葉留佳「やはは…なんかはるちんにだけ言葉きつくない?」

美魚「気のせいです…出ないので言いましょう、まずやるべきは、用語や譜面の読み方、コード、そしてそれをどのようにやるかを理解し、出来るようになると言うことです…その中でもまずは、用語と、楽譜の読み方から始めるべきでしょうか。」

佳奈多「そうね。」

葉留佳「楽譜ってあのオタマジャクシみたいなのが書いてあるやつ?」

美魚「いいえ、それならわざわざ説明しませんよ…私たちが普段目にするような楽譜とは別の、TAB譜と呼ばれるものを使うことが多いようですよ。そして楽譜の読み方も楽器によって異なるようですよ。…私は昨日すべての読み方を把握してきましたが…一人ずつに説明すると時間もかかりますから、各々こちらを読んでください…」

理樹「これは?」

美魚「私が昨日集めてきた初心者向けの本です…それぞれの楽器の物をとって読んでみてください…」

恭介「ああ、わかった…」

理樹「ごめんね西園さん、そこまでしてもらって…」

美魚「>>928
928 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/16(月) 22:08:05.98 ID:3DGmcoL+0
理樹と一緒にいられる時間が増えるから気にしない的なセリフ
929 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/03/17(火) 13:51:06.70 ID:228TG9uJO
美魚「構いませんよ、直枝さんと一緒にいられるならば、このくらい安いものです。」

理樹「えっ?」

美魚「たとえ思いは通じずとも、私の気持ちは変わりませんから…せめて友人として、一緒にいたいと思うものです。それくらいなら、良いでしょう?佳奈多さん。」

佳奈多「え、まあ…良いんじゃないかしら。」 

美魚「許可を得ました、というわけで、直枝さんは私が個人指導してあげましょう、こちらへ。」

理樹「>>930
930 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/17(火) 16:45:18.81 ID:GkKxgCz+O
お手柔らかにお願いします
931 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/03/17(火) 18:09:37.10 ID:ile+mkmrO
美魚「はい、よろしくお願いします。」

佳奈多「ちょっと…変なことしないでよ?」

美魚「しませんよ、教えるだけです。…では、さっそく、譜面の読み方をお教えしましょう。」

理樹「うん。」

佳奈多「……」



美魚「…というわけで、この線が何弦かを表し、この数字が押さえる場所、フレットを表すわけです。」

理樹「なるほど、良くわかったよ、やっぱり教えるのが上手だよね、西園さんは。」

美魚「>>932
932 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/18(水) 08:31:45.50 ID:H2bFbRkLO
他のことも教えられますよ
933 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/03/18(水) 12:52:07.54 ID:tYan6Oa4O
理樹「他の事って何さ…」

美魚「そうですね…例えば、直枝さん、佳奈多さんと上手くできなかったそうですね。」

理樹「うっ、どこからそれを…」

美魚「それは一旦置いておきましょう…それで、私が言いたいのは、私がそのコトに関してイロイロと教えることもできますよと言うことです。」

理樹「イロイロって…」

美魚「そうですね、テクニックですとか、私を使った実践練習ですとか色々と…」

理樹「えっ!?」

美魚「冗談ですよ、そもそもそんな知識はありません。」

理樹「あ、だよね…」

美魚「…同姓間でのコトでなら私がお教えすることが出来ますが?」

理樹「あはは…それはやめとくよ…」

美魚「そうですか、残念です。…では、そろそろ次に行きましょうか…楽譜の読み方はやりましたので、少し音を出して見ましょうか。ここに書いてある通りに指をやってみてください…」

理樹「あ、うん…」

 

理樹「…どうかな、美魚さん。上手くできてる?」

美魚「良いと思いますよ。では、次はコードを習得しましょう、ここは中々難しいところですが、頑張りましょう。」

理樹「うん…」




その頃…
葉留佳「…」

葉留佳(本読み、飽きてきましたネ…)

佳奈多「……」

葉留佳(お姉ちゃんは集中してますネ…よし、この隙に…お姉ちゃんに>>934)
934 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/18(水) 21:06:24.28 ID:YCjA4h9wO
ちゅー
935 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/03/18(水) 21:38:45.16 ID:5Y8TvikzO
葉留佳(よーし、唇を奪ってやりますヨ!)

佳奈多「……」

葉留佳(そろりそろりと、ゆっくり近づいて…)

佳奈多「……」

葉留佳(…よーし、近づけましたヨ…しかし、すごい集中ですネ、全然気がつかれてないですネ…)

佳奈多「……」

葉留佳(…よーし、行きますヨ!)

葉留佳「お姉ちゃん!」

佳奈多「!?」

葉留佳(怯んだ隙に!)

チュッ!

佳奈多「!?!?!?!?え…え!?」

葉留佳「やはは。びっくりした?」

佳奈多「>>936
936 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/19(木) 00:32:57.64 ID:Xs9v3QHX0
そう…そうだったのね
でもごめんなさい姉妹でそういう関係になるのはちょっと…
937 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/03/19(木) 13:22:31.04 ID:wp9V/zriO
葉留佳「え?」

佳奈多「もちろんあなたの事は悪からず思ってるわけだけど、それはあくまで姉妹としてということなのよ…それに私には直枝が…だから、ごめんなさいね、でもあなたの事は家族として好きだけど、愛してるけど、その思いには答えられないわ。だからこれからも家族として…」

葉留佳「いや、あのー…違いますヨ。」

佳奈多「えっ?」

葉留佳「いや、私はただお姉ちゃんを驚かしたかっただけで…別にラブ的な意味じゃないですヨ。ちょっとキスはやりすぎでしたかね、やはは。」

佳奈多「…」

葉留佳「いやー、でも、良いこと聞けましたネ、家族として好き、愛してる…ですか。私も、大好きですヨ。」

佳奈多「>>938
938 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/19(木) 18:29:49.77 ID:/vktsItjO
忘れなさい
939 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/03/19(木) 22:18:12.95 ID:VKW0XKAtO
佳奈多「…今いったことは全て忘れて…」

葉留佳「そんな照れることじゃないですヨ。別にそれくらい言いますヨ。」

佳奈多「いいから、忘れなさい!良いわね!」

葉留佳「忘れるなんてもったいないからやだ、中々お姉ちゃんがあんなこというの聞けないもん。」

佳奈多「だったら無理矢理にでも忘れさせてやるわ。」

あーちゃん先輩「まぁまぁ、かなちゃん別にいいじゃない。恥ずかしいのはわかるけど。」

恭介「それに、別に妹が大好きなことは何もおかしくないんだぞ。」

佳奈多「>>940
940 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/20(金) 07:01:56.72 ID:4lNPs2s70
…直江の様子でも見てこようかしら
(かなたは逃げ出した)
941 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/03/20(金) 12:45:33.13 ID:3Uggai62O
葉留佳「あ、お姉ちゃん、ちょっ…行っちゃいましたネ。」

あーちゃん先輩「ま、恥ずかしさに耐えられなくなっちゃったのね、しばらくしたら戻ってくるでしょうし、そっとしときましょう…」



佳奈多「…はぁ…」

佳奈多(…私、なんて恥ずかしいことを人前で…あそこには戻りたくないわ…しばらく直枝のとこにいましょう…)
ガラガラ
理樹「…うん。これ、おいしいね。」

美魚「ふふっ、そうですか、良かったです…」ニコッ

佳奈多「…」

理樹「…あ、佳奈多さん…」

佳奈多「…直枝、美魚さんと二人で、ずいぶんと楽しそうね?」

理樹「>>942
942 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/20(金) 16:01:49.67 ID:7lax5mZSO
やましいことはしてない
943 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/03/20(金) 17:35:12.12 ID:PIlDADr1O
理樹「ねぇ、西園さん。」

美魚「ええ、今もただ休憩していただけです。」

佳奈多「…本当に?」

理樹「うん。誓ってそういうことは何もしてないから。」

佳奈多「……わかったわ、今日は信じてあげる。」

理樹「ありがとう…」

美魚「…それで、佳奈多さん、わざわざ来るとは、どうかなさいましたか?」

佳奈多「それは…ちょっと、様子を見に来ただけよ。」

美魚「そうですか、この通り、こちらは大丈夫です。ですから、お戻りください。」

佳奈多「…嫌よ、しばらくここにいさせて…」

美魚「なぜですか?私は何もしませんよ。」

佳奈多「…良いじゃない。別にいても。」

理樹「え、葉留佳さんと何かあった?」

佳奈多「…別に、何もないわ…ただ、ここにいたいだけ。良いでしょう?どうせ休憩中何でしょ?」

理樹「うん、まあ僕は全然良いけど…」

美魚「>>944
944 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/20(金) 22:24:33.28 ID:hXeSE0jXO
チッ
945 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/03/21(土) 13:05:33.53 ID:ZpkiQtyzO
佳奈多「…舌打ち?」

美魚「…いえ、何でもないですよ、構わないですよ、ええ、構いませんよ。ええ。」

佳奈多「…本当に何もないかしら?」

美魚「ええ、なにも。…どうぞ、こちらに。」

美魚(もう少し堪能したかったですが…まぁ、いいでしょう、これくらい想定内です。)

佳奈多(…美魚さん、何か油断ならない気がするわ…)




美魚「…どうぞ、紅茶です。」

佳奈多「どうも…」

理樹(僕、佳奈多さん、西園さんの三人で座る。この紅茶は西園さんが淹れてきたものだ。)

理樹「…さて、じゃあ……何話そうか。」

美魚「そうですね、では…>>946
946 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/21(土) 23:39:50.84 ID:/PIc76CAo
自己評価でどのくらいレベルアップしたか?
947 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/03/22(日) 11:22:58.76 ID:YUrz7TkLO
理樹「楽器の…だよね?」

美魚「はい。」

理樹「うーん…僕としては、結構出来るようになったかなって思うけど…一応音は出せるようになったし…」

佳奈多「私は、一通り楽譜は読めるようになったけど、まだ上手く弾けないというか…キーボードの鍵盤もまだ慣れてないし…まだまだかしら。」

美魚「…なるほど…佳奈多さんはまだまだですか…では、佳奈多さんも個人指導でしょうか。」

佳奈多「個人指導?あなたのかしら?」

美魚「いいえ、あの人に頼みましょう。」

佳奈多「あの人…?」



来ヶ谷「…ふむ、私に音楽を教えろと…」

美魚「はい、そうです。」

佳奈多「あの人って…来ヶ谷さん?」

美魚「はい、来ヶ谷さんはピアノ経験者ですからね、キーボードに関しては適任でしょう。」


美魚(そして、こうしておけば佳奈多さんは来ヶ谷さんに拘束されますから、私は直枝さんといられるでしょう…)


佳奈多「そうでしょうけど…」

美魚「…というわけで、佳奈多さんはお願いしますね。」

来ヶ谷「>>948
948 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/22(日) 12:25:24.28 ID:Nb090C4w0
手取り腰取りしっぽり指導してあげよう
949 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/03/22(日) 18:14:35.47 ID:jcw7fQP+o
美魚「はい、お好きに。」

佳奈多「…ちょっと…腰とかしっぽりとか言ってたけど、大丈夫なの?」

来ヶ谷「安心したまえ佳奈多くん。セクハラはほどほどにしておいてやるからな。」

佳奈多「そのほどほどっていうのが信用できないんだけど…」

美魚「まあ良いじゃないですか、腕は確かです。」

来ヶ谷「そうだ、君を後悔はさせない。つべこべいうな。さあ、行くぞ。」

佳奈多「…あっ、ちょっと…」

美魚「…ふふふ…」





来ヶ谷「よし、さっそく練習…の前に、>>950
950 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/22(日) 21:11:34.39 ID:nq/Pg7JLO
ストレッチ
951 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/03/23(月) 08:24:42.18 ID:hW8eOh9kO
佳奈多「運動する訳じゃないのに…いるの?それ。」

来ヶ谷「何を言っている。腕を動かすためにも全身の筋肉をほぐすのは必要だ。私が補助しよう。」

佳奈多「ええ…」


来ヶ谷「よし、腕をこのまま伸ばして…ふんっ!」グイー!

佳奈多「んっ…んんっ…」

来ヶ谷「…喘いでるな。実に良い。」ハァハァ

佳奈多「ちょっと?まさかそれのためにストレッチとか言ったんじゃ…」

来ヶ谷「ははっ、そんなわけないだろう…よし、では次は胸をほぐしてやろうか。」

佳奈多「嫌な予感しかしないので、遠慮します…」

来ヶ谷「ふむ、さすがにバレたか…ならば、そろそろ練習してやろうか。」

佳奈多「お願いします。」

来ヶ谷「よし、ではまず、>>952
952 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/23(月) 12:18:49.62 ID:m9dTjb/eO
指の動かし方
953 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/03/23(月) 18:27:32.75 ID:h+LGFGDmO
来ヶ谷「まず指使いを教えてやろう。指の配置や運指はキーボードだと比較的自由にやっても構わないのだが、初心者ならば基本の通りにやるべきだろうな、その基本というのは…」

佳奈多「…」

来ヶ谷「…なんだ、その意外、とでも言いたげな顔は。」

佳奈多「いえ、…思ったよりちゃんとしてくれてるものだから。」

来ヶ谷「中々失礼なことを言うな。」

佳奈多「ごめんなさいね…でも、普段の行いから考えると…」

来ヶ谷「ははは、確かに君から見れば私はちゃんとしていないだろうな。なら、今後それは改めてもらおうか。…では、無駄話はこれくらいにして、実際にやるぞ。」

佳奈多「ええ…」




来ヶ谷「…よし。指は一旦こんなものか…」

佳奈多「あら、もう?」

来ヶ谷「ああ…では、ここで一旦休もうか。コーヒーでも飲むかな?」

佳奈多「…どうも…」

来ヶ谷「…さて、では、休みがてら、しばらくお姉さんと楽しく親睦をふかめあおうか。」

佳奈多「…」

来ヶ谷「そうだな、まず…君、なにか悩みはあるかな?」

佳奈多「は?」

来ヶ谷「何かあるだろう、性活のマンネリであるとかな、ぜひ私に聞かせてほしいな。君の悩みを。」

佳奈多「>>954
954 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/24(火) 07:58:56.72 ID:1bjY38Vs0
初めての時にハッキリ言いすぎて直江を落ち込ませてしまったこと
955 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/03/24(火) 13:34:50.28 ID:RuBSOc6JO
佳奈多「向こうも初めてで緊張したりもあって、上手くできないのは当たり前なのに…悪いことをしたなと思うわ。」

来ヶ谷「ほう。その初めてについて色々掘り下げてみたいが、今はやめておこうか。そうだな…まあそれを慰めるなら、向こうに自信をつけさせることが必要だろうな。」

佳奈多「自信?どうするのかしら?」

来ヶ谷「そうだな、やはり場数を踏むことだろう。だから佳奈多くん、一旦私に理樹くんを預けたまえ、私が一人前の男にして帰してやろう。」

佳奈多「絶対嫌です。」

来ヶ谷「だろうな。…ならば、佳奈多くん、君本人がやって自信をつけさせるのだな。」

佳奈多「>>956
956 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/24(火) 16:11:59.21 ID:QsjOKRFgO
できるかしら
957 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/03/24(火) 17:38:47.39 ID:ccqYf87pO
来ヶ谷「出来るとも、だからさっそく今日から頑張ってみると良い。」

佳奈多「き、今日から?」

来ヶ谷「そういうことはすぐした方がいい、安心したまえ、クドリャフカくんは私が可愛がっておくからな。」ハァハァ

佳奈多「ダメです。」

来ヶ谷「なんだ、残念だ。…まあ、良いだろう。可愛がるのはいつでもできるからな。…さて、他には何かあるかな?」

佳奈多「>>958
958 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/25(水) 07:40:22.81 ID:cVLXTLEL0
美魚が怪しいこと
何か企んでいるに違いない
959 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/03/25(水) 12:53:49.29 ID:kV/avFhWo
来ヶ谷「…ほう?美魚くんが?」

佳奈多「何か、直枝に何かしようとしているというか、私と引きはなそうとしているというか…」

来ヶ谷「なるほどな、確かにそのような感じはあったな、私を佳奈多くん指導に当てることで佳奈多くんを引き寄せ、理樹少年との二人の空間に邪魔が入りにくいようにする、ということか。そしてあわよくば理樹くんと色々してしまおうということだろうな。」

佳奈多「…なるほど、そういうことね…どうすればいいのかしら?」

来ヶ谷「そうだな、まず、理樹くんがなびかないようにすることだろう。…というわけでまず、>>960してみるといい。」
960 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/25(水) 22:08:32.38 ID:GsGJ4f9QO
悩殺
961 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/03/25(水) 22:46:06.16 ID:eyDyx4aqO
佳奈多「悩殺?」

来ヶ谷「ああ、君の魅力を最大限に引き出し、理樹くんをふたたび惚れ直させるのだよ。」

佳奈多「惚れ直させる…」

来ヶ谷「まずはそうだな、君には色気が足りないな。だからまずセクシーな感じをだそう。」

佳奈多「セクシー…ね…」

来ヶ谷「よし、とりあえず、胸元を開けたりしてみるか。さあやってみたまえ。」

佳奈多「>>962
962 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/25(水) 22:48:43.09 ID:GUYNLdOqo
風紀委員長が風紀を乱す訳にはいかない
963 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/03/26(木) 11:23:52.96 ID:YwHhuzzXO
来ヶ谷「ああそうか、君は風紀委員だったな。」

佳奈多「はい、ですから…」

来ヶ谷「だったら寮の部屋でS○Xするのは問題ではないのか?」

佳奈多「…っ!」

来ヶ谷「それ意外にも練習のあとに二人でチュッチュしたりしただろう?」

佳奈多「…」

来ヶ谷「それをしてるくらいなら谷間を見せる事くらい大したことないだろう。ほら。」

佳奈多「>>964
964 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/26(木) 13:22:38.84 ID:oCKJ3ObdO
それはそれこれはこれ!
965 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/03/26(木) 18:18:01.98 ID:Yu6Ep8Dpo
来ヶ谷「いやどちらも風紀の乱れと言う意味では」

佳奈多「とにかく!私はそんな格好はしません!」

来ヶ谷「無理やり終わらせたな。君らしくもない。…まあいいだろう、なら別の方法を考えるまでだ。」

佳奈多「別の方法?」

来ヶ谷「話すときに語尾に必ずうっふん、私の魅力に酔いなさいと言え。」

佳奈多「嫌です。」

来ヶ谷「ふむ、やはりクドリャフカくんたちのように簡単には騙されんか…」

佳奈多「…来ヶ谷さん、ふざけてます?」

来ヶ谷「はっはっはっ…すまないな、そういう性分なのでな。」

佳奈多「じゃあ、もういいです。」

来ヶ谷「まあまちたまえ佳奈多くん…そうだな、>>966なんてどうだ。」
966 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/26(木) 22:07:05.81 ID:AGXXqMUw0
手料理を振舞う
967 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/03/26(木) 22:53:33.04 ID:r4d3G10TO
来ヶ谷「やはり胃袋は大事だろう。」

佳奈多「なるほど、手料理…お弁当とか?」

来ヶ谷「まあそうだろうな。ためしに明日つくって来るとかいいんじゃないか。」

佳奈多「…そうね。」

来ヶ谷「…よし、じゃあ、また練習に戻ろうか。」

佳奈多「ええ…」




佳奈多(その後、時間まで練習を行い、皆のもとへ戻る。)

理樹「あ、佳奈多さんも来たね。」

佳奈多「ええ…」

美魚「…」

佳奈多「…何もしてないでしょうね?」

美魚「>>968
968 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/27(金) 03:33:45.30 ID:DT4breY1O
ナニモシテマセンヨ
969 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/03/27(金) 09:17:22.61 ID:0CHpXH8IO
佳奈多「…怪しいわね。」

美魚「ナニモ、シテマセンヨ。」

佳奈多「…直枝、どうなの?」

理樹「してないよ、練習しか…」

佳奈多「…本当に?」

理樹「本当さ、あとは休憩中にお話したくらいだよ。」

佳奈多「…」

佳奈多(…まあ、証拠はないし、引き下がらざるを得ないわね…)

佳奈多「わかったわ。何もなかったのね。」

理樹「うん…」

佳奈多(…でも、やはりなにか怪しいわね、美魚さん…注意しないと…)

美魚(…ふふふ…)

葉留佳「おや?お姉ちゃんとみおちん、何かあったんですカ?」

美魚「いいえ、何も…」

佳奈多「ええ、何でもないわ…」

葉留佳「そ、そうですカ…何か殺気というか、そういうものを感じるんですケド…」

美魚「本当に何もないですよ。…では、今日は解散にしましょうか、直枝さん。」

理樹「うん、そうだね…」




佳奈多(終わったあと…)

佳奈多「ねぇ…この後、いい?」

理樹「うん、いいけど…どうかした?」

佳奈多「ちょっと…ゆっくり話したいことがあるわ。」

理樹「>>970
970 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/27(金) 17:23:38.30 ID:kq6XtXE6O
人気のない所に行く?
971 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/03/27(金) 17:45:26.57 ID:FndiQhXdO
佳奈多「そうね、できるだけ人がいないとこが良いわ。」

理樹「うーん…じゃ、また部屋…かな。」

佳奈多「…ええ、良いわよ。」



理樹(例のごとく真人には部屋を出てもらい、僕と佳奈多さんの二人で部屋にはいる。)

理樹「それで、話って?」

佳奈多「…まず…そうね、西園美魚には気をつけてって事よ。」

理樹「えっ?」

佳奈多「彼女は何か企んでるわ…だから直枝、あなたも警戒しておいて。」

理樹「>>972
972 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/27(金) 21:43:23.75 ID:wrcVEKmr0
西園さんはちょっと変わってるけどいい人だよ
973 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/03/28(土) 12:09:03.71 ID:iYt/fWGYO
理樹「佳奈多さんはまだそんなに交流がないから妙に思うのかもしれないけど、警戒なんてそんな…」

佳奈多「だと良いけど、何か、変な感じなのよ。」

理樹「だいたい企みって、西園さんが僕に何をしようって言うの?」

佳奈多「…私たちの仲を裂く、とかね。」

理樹「そんな、西園さんは僕たちのことをちゃんと祝ってくれたじゃないか。」

佳奈多「そうだけど…」

理樹「杞憂だよ、西園さんはそんなことする人じゃないさ。」

佳奈多「…そのお人好しなところ、心配だわ…」

理樹「大丈夫だよ、たとえ仮にそんなことをして来ても、僕は佳奈多さんから気持ちが離れることはないからさ。だから、安心して、ね?」

佳奈多「>>974
974 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/28(土) 17:55:15.22 ID:SBtJueMUo
もし離れることになったら
あなたを○して私も死ぬから
975 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/03/28(土) 19:09:10.73 ID:KXU4IwlnO
佳奈多「…そのつもりでね?」

理樹「…はい…」

理樹(佳奈多さんの目が本気だった…ちょっと、いや結構怖い…万が一にもそんなことはないだろうけど、もしちょっとでも浮気とかしたら、本当に○される…)

佳奈多「頼むわよ。惑わされないでね。」

理樹「うん…」

佳奈多「…あと…そうね…そうだわ、この前はごめんなさいね。」

理樹「え、何か謝られるような事ってあった?」

佳奈多「いえ、この前の…初めての時…ちょっと直接的に言い過ぎたかと思って。」

理樹「ああ、別に気にしないで、素直に言ってくれた方が助かるし、僕も悪いしね。」

佳奈多「でも…落ち込んだでしょう?」

理樹「まあ、少しね…でも、そういうのは経験を積むのが大事かなって。」

佳奈多「…そう…じゃあ……」

理樹「?何?」

佳奈多「…今日はどうするの?」

理樹「>>976
976 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/28(土) 23:12:48.11 ID:KH5PUr3iO
いただきます
977 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/03/29(日) 10:58:42.29 ID:EiKc6YntO
理樹「佳奈多さん…良い?」

佳奈多「…」コクッ

理樹(黙って佳奈多さんはうなずいた、僕は佳奈多さんをゆっくりと、押し倒した…)


シャララララウーワー…


理樹「…今回は…上手くできたかな?」

佳奈多「>>978
978 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/29(日) 11:21:50.95 ID:lUR0Vu1Lo
とってもよかった
979 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/03/29(日) 11:47:02.95 ID:UvCFC4AlO
理樹「そっか…良かった…」

佳奈多「…」

佳奈多(少し自信がついたようね、良かったわ…)

佳奈多「…じゃあ、そろそろ戻るわね。」

理樹「あ、ちょっと待って…」

佳奈多「何?」

理樹「まだそんな時間もたってないからさ、もう少しいても…」

佳奈多「…でも、できるだけ早く戻った方が…」

理樹「お願い、もっと一緒にいたいんだ。」

佳奈多「……仕方ないわね…でもせめて、シャワーくらいは浴びてきてもいいかしら?また戻ってくるから。」

理樹「うん、わかったよ。ありがとう。」




佳奈多(…一度シャワーを浴びに、お風呂場にいく。すると…>>980がいた。)
980 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/29(日) 13:13:19.36 ID:zJUBCbO9O
981 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/03/29(日) 18:28:15.40 ID:KqLJ7WJVo
佳奈多「あら、鈴さん。」

鈴「ん?…かなたか。お前も風呂か。」

佳奈多「まあ、そうね。」

鈴「そうか。きぐうだな。」

佳奈多「ええ…あなたはもう出るの?」

鈴「いや、さっき来たばっかだ。」

佳奈多「そう、なら…一緒に、良いかしら?」

鈴「良いぞ。別に。」




佳奈多(というわけで、一緒に入る。)

鈴「そーいえばかなた、理樹とは最近どーだ。」

佳奈多「どうって…まあ、普通ね。普通に楽しく過ごせてるわ…」

鈴「普通か、そうか。なら良かったぞ。」

佳奈多「まあ、不安要素も無くはないけど。」

鈴「なにぃ…何が不安なんだ。」

佳奈多「まあ、ちょっと…美魚さんが怪しい動きをしてるわ。」

鈴「あいつはいつも少し変だぞ。」

佳奈多「そういうことじゃなくて…何か、直枝を奪おうとしてる、そんな気がするのね。」

鈴「>>982
982 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/29(日) 18:49:03.06 ID:iKF1Zr+2O
理樹の為なら私があいつを百合に目覚めさせるがどうだ
983 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/03/29(日) 20:34:35.20 ID:iPlkLS+0O
佳奈多「…え、そんなことできるの?」

鈴「しらん、だが、やってみるぞ。」

佳奈多「あと、他の男子に興味をそらすとかじゃなくて、百合なのはなんで…?」

鈴「みおはどーせいあいが好きだか、な。」

佳奈多「そう言うことじゃないと思うけど…」

鈴「まあともかく、どーする、やるか。」

佳奈多「…わざわざ、悪いわ…」

鈴「気にするな、理樹のためなら、やる。」

佳奈多「…じゃあ、やるだけやってみてくれる?」

鈴「ああ。任せろ。」

佳奈多「…申し訳ないわね。」

鈴「だから気にするな。あたしでいいならなんでもする。何でも言ってくれ。」

佳奈多「…ええ…じゃあ、さっそくひとつ、聞いても良いかしら?」

鈴「なんだ。」

佳奈多「直枝って、何が好きなの?」

鈴「うりゅ…そうだな…>>984
984 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/29(日) 21:53:14.89 ID:9xhCzRcqO
猫だな
985 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/03/30(月) 13:04:55.72 ID:SHQGMPPUO
佳奈多「…そうなの?」

鈴「ああ、理樹はくちゃくちゃ猫好きだ。」

佳奈多「くちゃくちゃ…?」

鈴「めちゃくちゃよりもさらにすごい。」

佳奈多「…なるほどね…ま、良いわ、ありがとう。」

鈴「なんだ、なんか渡すのか。」

佳奈多「いいえ、ただ、好みを把握しておきたかっただけ。」

鈴「そうか。」

佳奈多「一緒にいた時間はあなたの方が長いから、これから色々世話になるかもしれないわね…何かあったら、そのときは頼むわ。」 

鈴「ああ、何でもこい…」




佳奈多(その後、風呂からでて、直枝の部屋に戻る。)

佳奈多「…待たせたわね。」

理樹「ううん、僕もシャワー浴びてきてたから、気にしないで…さて、じゃあ、佳奈多さん…>>986でもしようか。」
986 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/30(月) 13:10:02.55 ID:aaaMvgc7o
明日の予習
987 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/03/30(月) 18:17:20.98 ID:WMslr786O
佳奈多「ええ、良いわよ…」



佳奈多(二人で授業の予習を始める。)

理樹「佳奈多さん、この式ってどういうこと?」

佳奈多「それは…この式を代入したってこと。」

理樹「あっ、なるほど…すごいね、佳奈多さん。」

佳奈多「別に凄くないわ。ただ私はやってるだけだから。」

理樹「でもそのちゃんとやるって言うのが難しいと思うんだよね。だから、すごいんだよ。佳奈多さんは。」

佳奈多「そんなこと…」

理樹「器用な人よりも、頑張ってる人が、僕は好きだな。」

佳奈多「>>988
988 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/31(火) 02:42:25.69 ID:EDHRM/XXO
そんなに誉めても何にもでないわよ
989 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/03/31(火) 12:19:28.23 ID:664tp9/PO
理樹「何か欲しいとかじゃなくて、素直な気持ちを言っただけだけだよ。」

佳奈多「…そんなこと言うのやめて…集中できないから。」

理樹(佳奈多さんは頬を赤らめながらそう言った。僕はそういう顔がもっと見たかったから…)

理樹「…頑張ってる佳奈多さんが好きだよ。」

佳奈多「…やめて…やめてといってもやるなんて最低ね…最低っ…」

理樹「あはは、ごめんごめん…」

佳奈多「…もう…」

理樹(可愛い…)



理樹「…さて、予習はこんなものかな。じゃ、次は…>>990
990 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/31(火) 21:14:11.63 ID:n172f5fL0
エッチの第二ラウンドやー!
991 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/03/31(火) 22:41:44.44 ID:UlS/dOvjO
佳奈多「ちょっと…もっと言い方考えなさい…」

理樹「ごめん…ダメ?」

佳奈多「…ダメ、じゃないけど…」

理樹「…じゃあ、もっかいベッドに…」

佳奈多「ええ…」



シャララララウーワー…



佳奈多「…ずいぶん経っちゃったわね…そろそろ戻らないと…」

理樹「…でも、もうこの時間って寮閉まっちゃってるんじゃ…」

佳奈多「え?…ほんとだわ…」

理樹「だから、今日はもうここに…」

佳奈多「>>992
992 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/01(水) 04:13:24.34 ID:vbtaIAbIO
朝までやるの?
993 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/04/01(水) 12:45:50.33 ID:MuPAkk7uO
理樹「いや、さすがにそれは体力的に無理だから、ただ一緒に寝るだけだよ…」

佳奈多「そう、ならまあ…いえ、でも私が朝帰りなんて…」

理樹「でも、開いてないならしょうがないでしょ?」

佳奈多「…でも…」

理樹「…僕と寝るのが嫌?」

佳奈多「嫌じゃないけど…」

理樹「なら、良いじゃない、それ以外方法はないでしょ?」

佳奈多「……くっ…そうね、仕方ないわね…私が門限破りで朝帰りなんて、風紀委員失格だわ、最低ね…最低。」

理樹「まあまあ、3年になる頃までには止めるわけだから、気にしすぎない方がいいって…」

理樹(そのあと、僕たちは眠りについた。佳奈多さんの温度を感じながら、今日も夜が更けていく…)
994 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/04/01(水) 12:51:42.53 ID:Rlmv6zEWo
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http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1585713062/
995 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/23(水) 21:32:51.97 ID:Hp3HR8770
?
996 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/23(水) 21:33:19.56 ID:Hp3HR8770
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997 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/23(水) 21:33:49.40 ID:Hp3HR8770
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998 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/23(水) 21:34:16.50 ID:Hp3HR8770
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999 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/23(水) 21:34:42.59 ID:Hp3HR8770
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1000 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/23(水) 21:35:09.81 ID:Hp3HR8770
?
1001 :1001 :Over 1000 Thread
                     ___, - 、
                    /_____)
.                    | | /   ヽ || 父さんな、会社辞めて小説で食っていこうと思うんだ
                    |_|  ┃ ┃  ||  
                   (/   ⊂⊃  ヽ)        /  ̄ ̄ ̄ \
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   ゝ/  ̄ ̄ ̄ \     /. \/ ̄\/   .\     | ・ |─ |__   /
   / _____ヽ    |  |  _┌l⊂⊃l  |  |    ┌ - ′  )   /
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人間であるということは、劣等感を持っているということだ @ 2022/03/23(水) 20:29:27.59 ID:DllG35HG0
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宣伝に来る業者へ感謝するスレ @ 2022/03/23(水) 12:24:54.86
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ダンテ「学園都市か」前時代史(仮) @ 2022/03/22(火) 00:09:01.16 ID:XVB8s0iW0
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冷めたらマズイもの @ 2022/03/21(月) 13:59:58.39 ID:htUaEWz6O
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佐々木「あの月の光だって、太陽光線の反射だよ」キョン「月は月で綺麗だろ」 @ 2022/03/20(日) 23:04:02.73 ID:f2FhMN8xO
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桃鉄しましょう。スマブラしましょう。デュエルしろよ。 @ 2022/03/20(日) 22:17:51.09 ID:dBKfZ9WM0
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初心者がいろんなジャンルに挑戦していくスレ(安価・コンマ) @ 2022/03/20(日) 11:31:27.41 ID:ixefNiO30
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私の原罪 @ 2022/03/18(金) 01:34:59.42 ID:YQD6pQfQ0
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