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【リトバス安価】恭介「人気投票に納得がいかない。」理樹「ええっ?」

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516 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/12/23(月) 18:53:05.42 ID:Xmo0u0sQO
理樹「これにしよう!」

鈴「これだっ!」

理樹「…竹刀だね…」

理樹(なかなかいい武器だね。)

理樹「そっちは?」

鈴「…これだ。」キラーン!

理樹「えっ…出刃包丁?…それ、誰が投げたの?…ていうか、それ僕が大丈夫かな?」

鈴「刺さないようにすれば多分だいじょーぶだ。それに今までも模造刀とかマシンガンとかライトセイバーとなつかってたからへーきだろ。」

理樹「ええー…」

鈴「早く始めるぞ、理樹。」

理樹「だ、大丈夫なのかな…?まあいいや…バトル、スタート!」
鈴は出刃包丁で切りつけた!
理樹に110ダメージ!
理樹は竹刀で叩いた!
鈴に85ダメージ!
鈴は出刃包丁で切りつけた!
理樹に114ダメージ!
理樹「痛っ…」
理樹は傷をおった!
鈴「理樹、すまん。」
理樹「だ、大丈夫…」
理樹は竹刀で叩いた!
鈴に86ダメージ!
理樹「うっ…」
理樹は傷のダメージを受けた!
理樹に40ダメージ!
鈴は出刃包丁で切りつけた!
理樹に113ダメージ!
理樹は竹刀で叩いた!
鈴に90ダメージ!
理樹は傷のダメージを受けた!
理樹に38ダメージ!
鈴は出刃包丁で切りつけた!
理樹に120ダメージ!
理樹は倒れた!
鈴の勝ち!



理樹「…まあ、出刃包丁ならそうなるよね…」

鈴「理樹、痛くなかったか。」

理樹「痛いけど、まあ、大丈夫…少しすれば治るよ…」

理樹(それにしても、優勝は鈴か…勝てなかったのは残念だけど…まあ、鈴も気になる相手ではあるし…まあ、いいか…)
517 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/12/23(月) 19:02:49.93 ID:zDf3/azOO



恭介「…はい、というわけで、今日のバトルランキング
、優勝は鈴!」

鈴「優勝だ。」

小毬「おめでとう鈴ちゃん!」

クド「わふー!おめでとうなのです!」

葉留佳「おめでとー!しゃかしゃかへい!」

美魚「…おめでとうございます。」

来ヶ谷「祝福してやろう。」

理樹「おめでとう鈴!」

真人「くそー、俺とはバトルしてねぇから、いまいち納得いかねぇぜ…」

謙吾「まあ別の形式とはいえお前も負けてはいるんだろう、おとなしく認めろ、真人。」

佳奈多「…なにか最初と趣旨が変わってる気がするわ…」

恭介「細かいことは言うな二木。…では、優勝景品、勝者の栄誉、すなわちチャンピオンの称号と、理樹独占権の授与だ。」
鈴はバトルランキングチャンピオンの称号を手に入れた!
鈴「…よし…」

恭介「ちなみに鈴、理樹独占権はどう使う?」

鈴「>>518
518 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/23(月) 20:55:33.64 ID:nciMyV8TO
理樹独占権は理樹が選んだ人に譲渡する
519 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/12/23(月) 21:32:28.50 ID:GXfsTdPVO
理樹「えっ!?」

鈴「やっぱり何か理樹の意志を無視するのは違う気がする。理樹が選んでくれ。」

理樹「え、僕優勝してないのに…いいの?」

鈴「あたしは良いぞ。」

恭介「まあ、優勝者が言ってるんだ、認めよう。」

理樹「……鈴、ありがとう…」

理樹(じゃあ、誰を選ぼう…二木さんのことも気になるけど…でも、ここまで僕を気遣ってくれた鈴も…他にも西園さんも思わせ振りなことをいったりしてたしなぁ…)

理樹(…よし、>>520にしよう。)
520 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/23(月) 21:34:30.20 ID:4a/bsAB60
かなた
521 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/12/24(火) 10:23:28.87 ID:jryaxYImO
理樹「じゃあ…二木さん。」

佳奈多「えっ?」

理樹「え…だめ?」

佳奈多「だ、だめじゃない…けど、どうして?」

理樹「いや、昨日からどうも二木さんの事が気になるからさ。それに、二木さんとはいままでそんなに交流なかったしね。」

佳奈多「き、気になるって…」

理樹「まあとにかく、よろしく頼むよ、二木さん。」

佳奈多「…よ、よろしく頼むわ…」

鈴「よし、かなたか、じゃあかなた、権利をやるぞ。」

佳奈多「…ありがとう。」

鈴「…理樹はまかせたぞ。」

佳奈多「…ええ…」




理樹(…というわけで、週末に佳奈多さんと一日過ごすことになった。どんなことをしようか、そんなことを考えていた金曜日の夜、恭介の提案のもと、僕たちは部屋に集まっていた。)

恭介「…よし、皆、よく集まってくれたな。」

謙吾「今日はいったいなんなんだ、恭介。」

恭介「…来る明日は理樹と二木の二人で過ごす日だな?」

真人「そうだな、それがどうかしたのかよ。」

恭介「一日二人きり、すなわちデートだ。…そしてデートと言うのは人気においても非常に大事なイベントだ。デートというイベントの際の立ち回りで男の評価は上がりも下がりもする。それは人気にも直結する、ここでへたれた行動でもとろうものならその男の評価は地に落ちるといってもいい。」

理樹「そこまでかな…?」

恭介「そこまでなんだ。…というわけで、明日理樹が失敗しないために、俺たち男4人で、明日のデートプランというものを考えていこうと思う。」

真人「ほう、デートプランか。」

謙吾「なるほど、ロマンティック大統領と呼ばれる俺の出番と言うわけだな。」

恭介「そういうことだ。」

理樹「いや、そんな、僕のためにそこまでしてくれなくていいって…」

真人「気にするなって理樹、俺たちの仲だろう?」

恭介「そうだそうだ。…というわけで、ざっくばらんに頼む。」

謙吾「ならば、俺から…>>522というのはどうだろう。」
522 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/24(火) 11:21:35.25 ID:ueTB/8uSo
水族館にいく
523 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/12/24(火) 18:40:42.33 ID:zLNRkTQ3O
謙吾「二木はデートの経験もないだろう、だから水族館などの王道な場所にいくのがいいだろう。さらに水族館は天候が悪くても行ける上、あの水族館独特の暗さがロマンティックさと非日常感を演出し、距離を縮めることが出来る。」

恭介「ほう、さすが謙吾。経験豊富なだけはある。よし、採用だ。」

謙吾「ふっ、まあな。」

恭介「真人は何がいいと思う。」

真人「俺は…そうだな、>>524とか良いんじゃね?」
524 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/24(火) 18:49:20.09 ID:4PcPbWkj0
プロレス観戦
525 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/12/24(火) 22:48:39.49 ID:AlJ/pstSO
真人「熱きバトルに二人は興奮!距離も縮まる!最近はプロレス女子なんてのもいるくらいだしな!」

恭介「お前らしいな、まぁ、ありだ。」

理樹「でも二木さんそんなのあんまり好きそうじゃないけど…」

謙吾「意外と好きかもしれないぞ。」

理樹「そうかなぁ…」

謙吾「恭介はなにか考えはあるのか。」

恭介「俺か、俺は…>>526
526 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/24(火) 22:56:13.59 ID:xVEq8bQAO
ないな、理樹が横にいれば何処でもパラダイスだ
527 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/12/25(水) 08:29:55.62 ID:H0QIjytEO
理樹「…」

真人「…」

謙吾「…」

恭介「…なんだ、その反応は。」

真人「やっぱりお前、ガチなのか?」

恭介「いや違う。俺はそっち系じゃない。ただ理樹といるだけで楽しいってだけさ。それはお前たちもそうだろう?デートなどいく必要もないくらいには。」

真人「まあ、それは…」

謙吾「確かに…」

理樹「ええ、否定しないの!?」

真人「否定は出来ねぇ…」

謙吾「確かに理樹となら一日なにもしなくても平気だ…」

理樹「ええー…」

恭介「ま、そういうことで俺にはアイデアがないんだ。…だからお前らに聞いているというわけだ。…理樹、なにかないか?」

理樹「えっ、僕は…>>528
528 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/25(水) 09:09:54.53 ID:gS3VZz2ZO
映画を観るのもいいと思うけど
佳奈多さんの意思も重要だと思うよ
529 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/12/25(水) 10:33:13.50 ID:EajIK54/o
理樹「あくまで独占権持ってるのはあっち側なんだし…」

真人「…確かにそうだな…」

恭介「だがしっかり計画を練らねば人気が…」

理樹「…人気よりも二木さんが楽しめることが大事じゃないかな。僕はそう思うよ。」

恭介「…っ!…そうだな…人気にこだわるあまり、本質を見逃していた…」

理樹「うん、だからさ、僕たち側が特になにか考えることはないよ。」

恭介「……なるほどな…確かに…」

理樹「集まってくれた皆には悪いけど…ね?」

恭介「…そうだな。」

真人「そうだな。」

謙吾「…そうだな。」




理樹(…というわけで、当日…)

理樹「…はい、今日はよろしくね。」

佳奈多「…よろしく。」

理樹「今日はどうするの?」

佳奈多「>>530
530 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/25(水) 12:15:20.81 ID:U1rS2X8bO
え?なにも考えてくれてないの?
531 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/12/25(水) 18:39:02.48 ID:dvzJ3nRJO
佳奈多「こういうのは男の人が計画をたてて、エスコートしてくれるものじゃない?」

理樹「えっ。あっ、いや…一応決めてはあるけど、佳奈多さんがしたいことがあるならそっちの方がいいかなーと思って…」

佳奈多「なら特にないわ。何が楽しいのかとかよくわからないし。何かするならあなたが決めて。」

理樹「ええー。」

理樹(いきなり躓いた…けど、何とかするしかない…)

理樹「うーん…じゃあ…とりあえず…」
1 商店街
2 映画館
3 水族館
4 その他
>>532
532 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/25(水) 18:59:04.77 ID:f8yY4X/JO
3
533 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/12/25(水) 20:54:10.43 ID:tU+kr88xO
理樹「水族館かな。」

佳奈多「水族館?」

理樹「うん、こういうときの定番の場所だよね。」

佳奈多「へぇ、そうなの。…なら、行きましょう。」



理樹(…というわけで、僕たちは水族館に来た。)

理樹「…佳奈多さんって水族館来たことってある?」

佳奈多「…記憶の限りでは、無いわね。」

理樹「…そっか…」

理樹(まあ、家の事とか色々あったのだろう…)

理樹「…じゃ、佳奈多さんにとっては初めての水族館なんだね。とりあえず、入ろうか。」

佳奈多「ええ。入りましょう…」



理樹(…というわけで、中に入る。)

理樹「………きれいだね…」

佳奈多「…そうね。」

理樹(謙吾が言ってたけど、水族館というのは、絶妙な暗さと光がロマンティックさを演出してくれている。)

理樹「…」

佳奈多「…」

理樹(ふと佳奈多さんの方を見ると、食い入るように水槽を見ている、その様子が可愛らしかった。だから、僕はしばらくその様子を見ていた。)

佳奈多「…何。」

理樹「…あ、いや…可愛いなって…」

佳奈多「っ…」

理樹(みるみると頬が赤くなる。)

佳奈多「…」

理樹(佳奈多さんが恥ずかしそうにうつむく)

理樹「…どうかした?」

佳奈多「な、なんでもないわ…」




理樹「…あ、見てあれ、なにかイベントだってさ。」

佳奈多「イベント…なにかしら。…>>534
534 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/25(水) 21:17:50.40 ID:IOBS52lFO
究極対決!サメVSワニ
535 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/12/26(木) 08:27:18.68 ID:3muKRMP7O
佳奈多「…サメとワニを戦わせるの?なんだか悪趣味ね…」

理樹「え、そう?」

佳奈多「だってサメやワニは戦いたいわけではないのでしょ?…人間の都合で戦わせるのなんて…」

理樹「…なるほどねぇ…でもせっかくだし…」 

佳奈多「嫌よ。」

理樹「…だよね…」

理樹(こういうのはダメなんだ…)



理樹「あっ、見てみて、佳奈多さん。」

佳奈多「なに。」 

理樹「>>536だってさ。」
536 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/26(木) 10:42:20.69 ID:wWNP6KdQO
アシカショー
537 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/12/26(木) 19:08:40.34 ID:OBVnaxWAO
理樹「こういうのなら平気?」

佳奈多「…これくらいなら、全然平気よ。」

理樹「そっか、じゃ、見に行こうよ。」

佳奈多「ええ…」



理樹(…というわけで、アシカショーを見ることになった。アシカが掛け声にあわせて芸を行っている。)

理樹「…すごいね、あんなのできるなんて。」

佳奈多「そうね…きっとすごく練習して出来るようになったのでしょうね。どれくらい練習したのかしら。」

理樹「きっとすごくいっぱい練習して、努力してるんだろうね。なんであっても努力できるって言うのはすごいと思うよ。」

佳奈多「…そうかしら?」

理樹「そうだよ。やっぱり努力するのって大変だし…誰でもできるものじゃないもん。頑張ってるものを見るとすごいと思うし、応援したくなるよね。」

佳奈多「…そう……あなたらしいわ。」

理樹「そうかな?」

佳奈多「ええ…」



理樹(さて、ショーを見終わった…)

理樹「すごかったね…で、佳奈多さん、もうお昼だから、このあとはご飯にしようか、なにか食べたい?」

佳奈多「…なんでもいいわ…なんでもいいから、直枝が決めて。」

理樹「え、じゃあ…>>538
538 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/26(木) 19:44:07.79 ID:85ponWIEO
回転寿司
539 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/12/26(木) 21:12:18.22 ID:Ujr+n1GVO
佳奈多「…寿司?」

理樹「うん。」

佳奈多「…水族館のあとに?」

理樹「うん、ダメかな?」

佳奈多「…なにか…食べにくくないかしら。…まあ、私もなんでもいいといったし、そこでいいわ。行きましょう。」

理樹「うん、行こうか。」




回転寿司屋
理樹(…というわけで、回転寿司屋にきた、少し学生らしくないきはするけど、まあお金は十分持ってきたから大丈夫だろう。)

佳奈多「…あの、マグロください。サビ抜きで。」

店員「はい。」

理樹「…佳奈多さん、わさび苦手?」

佳奈多「……悪い?」

理樹「あ、いや…別にいいと思うよ。ただ、子供っぽいところもあるのかなって…」

佳奈多「…子供っぽいかしら。」

理樹「うーん、まあ、少し?」

佳奈多「…そう…やっぱりそうなのね…」

理樹「やっぱりって?」

佳奈多「あーちゃん先輩に弁当を見られたとき、味覚な意外と子供っぽいと笑われたことがあるのよ。…なにも笑うほどの事ではないと思わない?」

理樹「まあ…でも、あーちゃん先輩の気持ちもわかるかな…ギャップというかさ。でも、僕はギャップがあるのはいいと思うよ。」

佳奈多「…そう?」

理樹「うん。佳奈多さんのそういうところ、もっと見てみたいかな。」

佳奈多「…どうして?」

理樹「もっと佳奈多さんを知れる気がするから、かな。」

佳奈多「っ…」

理樹「…どうしたの?顔赤くして。」

佳奈多「…なんでもないわよ…」




佳奈多「…」モグモグ

理樹(…あ、佳奈多さん、ご飯粒ついてる…あの様子だと気づいていない、どうしよう?)
とってあげる
指摘するだけ
>>540
540 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/26(木) 21:41:58.48 ID:CI0E5X8O0
とってあげる
541 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/12/27(金) 08:26:19.32 ID:0Qxi9LDbO
理樹(とってあげよう…)スッ

佳奈多「っ…!」  

理樹「…まだついてるね…とってあげるよ。」

佳奈多「い、良いって…」

理樹「いやいや、自分だとよく見えないでしょう?」

佳奈多「いや、自分で…んっ…」

理樹(佳奈多さんの口の回りの米粒をとってあげる。)

理樹「…はい、きれいになったよ。」

佳奈多「…」

理樹(佳奈多さんは顔を赤らめながら、僕を睨み付けている。)

佳奈多「…死んでやるから…」

理樹「ええー…」

理樹(…極端な人だ……)

理樹「…あっ、そういえばその言葉って、来ヶ谷さんが物真似した時にいってたやつと同じだよね。」

佳奈多「っ………死ぬわ…今すぐに…」

理樹「いやいやいや…落ち着いて…」

佳奈多「死んでやる…死んでやるわ…」



理樹「…落ち着いた?」

佳奈多「…ええ、もう大丈夫…」

理樹(…さて、ご飯もそろそろ終わりかな…このあとは、どうしよう?)
どこにいく?
>>542
542 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/27(金) 11:55:03.61 ID:nOgrrnIpo
プラネタリウム
543 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/12/27(金) 19:14:02.17 ID:r5IbD4/ZO
理樹「じゃ、次はプラネタリウムかな。」

佳奈多「プラネタリウム?」

理樹「え、だめ?」

佳奈多「いえ、意外と直枝ってロマンチストなのねと思っただけ…」

理樹「そうかな?…まあ、いいや、とりあえず、行こうか…」


プラネタリウム
理樹「…ここのプラネタリウムは、人形のロボットが解説をしてくれるっていう最新の設備なんだって。」

佳奈多「へぇ…そうなの…」

理樹「…あ、そろそろ始まるみたい…」

理樹(そういった時、上のスクリーンに満天の星空が写し出される。)

佳奈多「…綺麗ね…」

理樹「うん…」

理樹(とってもきれいで、雄大な星空。…なんだか心が吸われそうになるほどに)

理樹(…この状態なら、いつもなら到底できないことでも、出来てしまう気がする。)

理樹(…だから、>>544してみることにした。)
544 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/27(金) 19:39:46.27 ID:TRMxbzRMO
手を繋ぐ
545 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/12/27(金) 20:51:34.74 ID:MGSWmd1CO
理樹(佳奈多さんと手をつなごうと手を伸ばし、佳奈多さんの手を握る)

佳奈多「っ…」

理樹(佳奈多さんは驚いたようだけど、拒みはせず…)

佳奈多「…」ギュッ

理樹(少ししたら、握り返してくれた。その手はとても暖かく感じた。)

理樹「…」
 
佳奈多「…」




理樹(…そうやってドキドキしていたら、いつの間にかプラネタリウムのプログラムは終わっていた。)

理樹「…あっ、ごめん…」

理樹(プラネタリウムが終わると夢が覚めたように冷静になり、思わず手を離す。)

佳奈多「…別に…嫌じゃなかったから…」

理樹「えっ?」

佳奈多「…嫌じゃなかった、と言ったのよ。」

理樹「なんだ、良かった…じゃあさ、佳奈多さん。」

佳奈多「…なに?」

理樹「次の目的地まででいいからさ、もう一回…手繋いでもいい?」

佳奈多「……仕方ないわね…」

理樹(さて、次の目的地は…>>546)
546 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/27(金) 22:36:49.00 ID:OTMa9qvV0
ゲーセン
547 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/12/28(土) 09:18:29.17 ID:/oatJp+9O


理樹(…僕たちはゲームセンターに来た。)

佳奈多「…」

理樹「あれ、どうかした?」

佳奈多「いや…風紀委員の私がこんなところに、しかも…手を繋いでいて良いものかと思ってね…」

理樹「別にそれくらい良いんじゃない?休みなんだしさ…」

佳奈多「そう?」

理樹「そうだよ、そんなことは考えないで、ちゃんと楽しまなきゃ…なにか遊んでみたいのとかある?」

佳奈多「>>548
548 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/28(土) 12:59:01.55 ID:maTePivgO
UFOキャッチャー
549 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/12/28(土) 22:33:50.12 ID:YwUu7vF6O
理樹「UFOキャッチャー、定番だね。…じゃ、さっそくやりにいこうか。」

 

佳奈多「…で、きたはいいけど、これってどうやるの?」

理樹「えーっとね…お金を入れて、これでクレーンの位置を調整して…こうやってクレーンでつかんで…」

理樹(手始めに小さなストラップをとって見せる。)

理樹「こんな感じで、落としてとるんだよ。」

佳奈多「…ふーん、なるほどね…」

理樹「何かクレーンの中で欲しいものとかある?」

佳奈多「そうね…何でも良いわ。」

理樹「うん、そうだと思ったよ…じゃあ、>>550
550 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/28(土) 22:35:15.22 ID:eVvnweY9o
猫のぬいぐるみ
551 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/12/29(日) 12:28:13.42 ID:yooc5gneO
理樹(近くのマシーンに入っている猫のぬいぐるみを狙うことにした。)

理樹「佳奈多さん、やってみようか。」

佳奈多「…上手なあなたがやった方が安くとれるんじゃない?」

理樹「でもやらなきゃ楽しめないでしょ?お金より、楽しむことが大事じゃないかな。」

佳奈多「そんなものなの?」

理樹「うん、だからやってみよう。」

佳奈多「…なら…」

理樹(佳奈多さんが機械を動かす。)

佳奈多「…こんなものかしら…」

理樹(佳奈多さんはクレーンを下ろしたけど…)

佳奈多「…あっ…」

理樹(…そのクレーンは空振りする。)

佳奈多「…」

理樹「まあ…ほら、そんなこともあるから…」

佳奈多「…くっ……」

理樹「…まあほら、そんなこともあるよ…もう一回やろう?」

佳奈多「…やるわ…」



理樹(…その後、何回も繰り返したうち…)

佳奈多「…取れたわ…」

理樹「やったね、佳奈多さん!」

佳奈多「…これ、普通に買った方が良かったんじゃない?」

理樹「…それは考えないようにしよう…」



理樹「次はなにやる?」

佳奈多「>>552
552 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/29(日) 13:44:14.98 ID:6yqC856DO
メダルゲーム
553 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/12/29(日) 21:14:20.77 ID:r3n/gcDNO
理樹「オッケー、メダルゲームだね。」



佳奈多「…で、来たはいいけど、これはどう遊ぶの?」

理樹「まあメダル落とすやつとか、ポーカーするのとか色々あるけど…とりあえず、メダル落としやってみようか。」

佳奈多「それはどういうものなの?」

理樹「こう、ここにたまってるコインを、うまくタイミングをあわせてコインを入れて落とすんだよ。」

佳奈多「ふーん…」

理樹「まあとりあえずやってみようか。」

佳奈多「ええ…」



理樹(しばらくやってると…)

佳奈多「っ!?」

理樹(佳奈多さんの方から大量のコインが出てきている。)

佳奈多「え、これは何?」

理樹「ああ、ジャックポットに当たったんだね、おめでとう!」

佳奈多「ジャックポット?」

理樹「まあ、大当たりみたいな感じかな、ラッキーだね、佳奈多さん。」

佳奈多「え、ええ…」



佳奈多「…あ、また…」

理樹「わっ、佳奈多さんすごいね…」



佳奈多「…また何か出たわ…」

理樹「今日は運がいいみたいだね…」




理樹(…その後、しばらく佳奈多さんは当て続け…)

佳奈多「…どうしようかしら、このメダル…」

理樹「頑張って使うしかないね…あはは…」



佳奈多「…もうメダルゲームはこりごりだわ…」

理樹(大量に出たメダルを使いきるのにかなりゲームをしたので、佳奈多さんは疲れたようだ。)

理樹「…じゃあ佳奈多さん、最後にあれしてみようよ。」

佳奈多「…なんなの?あれは。」

理樹「>>554
554 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/29(日) 21:26:22.63 ID:Xp0G/GBUo
プリント倶楽部
555 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/12/30(月) 12:29:08.07 ID:qpaqwq1hO
理樹「プリント倶楽部、略してプリクラだよ。」

佳奈多「ああ…聞いたことはあるわ。写真を撮れるのよね。」

理樹「そうそう、最後に記念にさ。」

佳奈多「…ええ、別に構わないわよ。」



プリクラ内部
理樹「…さて、じゃあとりあえず撮ってみようか…」

佳奈多「ええ…」

理樹(とりあえず一枚撮ってみた。)
カシャッ
理樹「…うーん…何かいまいち…そうだ、もっと近づいてみよう。」

佳奈多「えっ?」

理樹(佳奈多さんの顔を近づける。)

佳奈多「えっ、ちょっと…近いって…」
パシャッ!
理樹「…何か硬いなぁ…佳奈多さん、何かポーズでも撮ってみる?」

佳奈多「ポーズって?」

理樹「そうだなあ…例えば…>>556
556 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/30(月) 16:54:46.87 ID:datBtcguO
ちょっとセクシーなポーズとかどうかな
557 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/12/30(月) 19:33:19.68 ID:Jw2lyAqkO
佳奈多「…セクシー?」

理樹「うん、なんだろう…こう、ちょっと前に屈んで…腕でこう…」

佳奈多「…こう?」

理樹「あー…いいね、じゃあ、次はこう…腕を後ろにやって…」

佳奈多「…こうかしら。」

理樹「うん、いいよ佳奈多さん、最高だよ…じゃあ一枚脱いで…」

佳奈多「…ふざけてるの?」

理樹「…ごめん。調子に乗っちゃっただけです…」

佳奈多「…で、ポーズはもういいかしら。」

理樹「うーん…チューでもしてみる?なんて…」

佳奈多「>>558
558 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/30(月) 19:42:54.82 ID:WUc7ctT60
やらないわよ(と言いつつも、写真を撮る瞬間にキス)
559 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/12/31(火) 17:14:22.21 ID:eq24TrRRO
理樹「あ、だ、だよねー…」

理樹(さすがに調子に乗りすぎた。あの夢の時の佳奈多さんならともかく、現実の佳奈多さんはそんなことしてくれないだろう…)

理樹「…じゃあ、普通に撮ろうか…」

佳奈多「…ええ…」



理樹「…じゃあ…撮るよ」
3…
佳奈多「…直枝、こっち見て。」
2…
理樹「えっ?」
1…
佳奈多「…」チュッ

理樹「っ!?」
カシャッ!

理樹「…!?!?」

理樹(突然のことに驚きを隠せない。)

理樹「…か、佳奈多さん?」

佳奈多「……あなたがしたいっていったんじゃない…」

理樹「え、いや、でも、さっきやらないって…」

佳奈多「……やろうなんて、恥ずかしくて言えないじゃない…」

理樹「…なるほど…」

理樹(素直じゃないと言うか…なんと言うか…)

理樹「…それなら素直にいってくれれば…」

佳奈多「…言えたら苦労しないわ…あなたを名前で言うのも出来ないのに…」

理樹「あ、確かに…ずっと直枝、とかあなた、とか呼ぶもんね…ちょっと、呼んでみてくれる?理樹くん、とかさ。」

佳奈多「>>560
560 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/31(火) 19:50:05.01 ID:AYXGg81VO
理樹きゅん
561 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/01/01(水) 14:46:40.08 ID:xPfJymicO
理樹「えっ…?」

佳奈多「…こう、ふざけた感じなら呼べるんだけどね…」

理樹「真面目なのは呼べない?」

佳奈多「…まあ…直枝、と理樹きゅん、ならどっちがいい?」

理樹「…なら、直枝で…」

佳奈多「じゃあ、直枝ね。…で、直枝、この写真って取ったあとどうするの?」

理樹「ああ、取ったあとには写真に言葉を書いたり、加工したり出来るんだよ…なんて書く?」

佳奈多「…どういうのを書くものなの?」

理樹「うーん…仲良し、とかずっと友達、とか…あとハートとか…」

佳奈多「ふーん、じゃあ…>>562
562 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/01(水) 18:14:46.89 ID:8kGW3TkTO
友達以上恋人未満
563 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/01/01(水) 19:15:45.45 ID:FGG9soMlO
理樹「あっ…うん、そうだよね…」

佳奈多「なに、どうかした?」

理樹「いや…その、うん、的確な言葉だと思う…」

理樹(そうだ、冷静になろう。キスしたぐらいで勝手に恋人になれるなんて思い上がりだ。僕たちはまだ告白もしてないのに、恋人扱いになれるはずがない。)

佳奈多「そうよね。…で、これ書いたけど、どうするの?」

理樹「ああ、ならこうしてプリントアウトして…二人で分けようか、はい。」

佳奈多「そうやるのね…ええ、ありがとう。」



理樹「このあとはどうする?もう帰る?」

佳奈多「>>564
564 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/01(水) 22:03:48.29 ID:qn7yXEDQ0
静かな場所に行きたい
565 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/01/02(木) 09:26:00.10 ID:q4xMvMvdo
理樹「静かな場所?」

佳奈多「ええ…静かで、できれば他に誰もいないところがいいわ…」

理樹「誰もいなくて、静かなところ…うーん…」
1 夜の公園
2 海の近く
3 ホテル
4 その他
>>566
566 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/02(木) 15:11:31.86 ID:F6Q3A3TJO
俺は3を選ぶぜ!
567 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/01/02(木) 19:12:57.74 ID:Idgc9MMiO
理樹「…ホテル?」

佳奈多「…は?」

理樹「いや、だから、静かで他に誰もいないところってことで、ホテル…」

佳奈多「…下半身でしか物事を考えられないのかしら、最低ね…最低。」

理樹「あ、いや、冗談だって…」

佳奈多「…本当に?」

理樹「も、もちろんさ…」

理樹(あわよくば、とは思ったけどさすがにダメだよね…あんまり下手なことを言ったらいけない。)

理樹「じゃあ…」
1夜の公園
2海の近く
3佳奈多の部屋
4その他
>>568
568 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/02(木) 19:22:03.09 ID:rTW2uTIxO
2
569 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/01/02(木) 20:43:29.03 ID:n25oHg8MO
理樹「海の近くかな。」

佳奈多「海なんてあるの?」

理樹「ちょっと歩くけどね、そこなら人はいないし、多分静かだと思うよ。」

佳奈多「…そうね。…じゃあ、そこにいきましょうか。」

理樹「うん…」





理樹「…よし、ついた…」

佳奈多「…なるほど、確かに、誰もいないし、波の音くらいしかしないわね…」

理樹「うん…で、なんで静かなところに来たいと思ったの?」

佳奈多「…ゲームセンターがうるさくて疲れたのと…あと…」

理樹(…佳奈多さんは少し顔を赤らめて…)

佳奈多「二人に…なりたかったのよ…」

理樹「…そっか……」

理樹(回りに人はいない。本当に二人きりだ。…何か僕が話さないと…)

理樹「…佳奈多さん、今日はどうだった?」

佳奈多「…そうね…>>570
570 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/02(木) 20:47:18.02 ID:ApW6x6QVo
悪くなかった
571 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/01/03(金) 10:28:11.17 ID:SO5e5mYcO
理樹「悪くなかったかぁ…まあ、なら良かった…不安だったんだよね、僕のいきたいところに行ってたからさ。」

佳奈多「そう…なら安心して、それなりに楽しんだから…今までいったことないようなところにも行けたし…今日一日、ありがとう。」

理樹「うん、僕も楽しかったよ。」

佳奈多「…何か、お礼がしたいわ…」

理樹「…お礼?いや、お礼なんて、いいよ…」

佳奈多「されっぱなしだと私の気がすまないわ…そうね、>>572
572 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/03(金) 14:25:05.33 ID:OW7K4+4OO
いやらしいこと以外ならなんでもお願いをきいてあげる
573 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/01/03(金) 18:42:29.97 ID:u+/iTeTNO
理樹「え、なんでも?」

佳奈多「…さっきのホテルみたいなのじゃなければ、ね。」

理樹「そうだなぁ…どうしようかな…」

佳奈多「…私にできることなら、なんでも言ってくれていいのよ。」

理樹「うーん…じゃあ…付き合って。」

佳奈多「は?」

理樹「付き合って、僕と。」

佳奈多「>>574
574 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/03(金) 19:08:55.89 ID:bYXktRLhO
じゃあ、今度はあなたからキスして
575 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/01/03(金) 22:24:00.17 ID:k9fgULmmO
理樹「うん、もちろん良いよ。」

理樹(佳奈多さんの頬に手を当てる。)

佳奈多「…」

理樹(佳奈多さんはそれにあわせて目を閉じた。)

理樹「…好きだよ、佳奈多さん。」チュッ

佳奈多「んっ…」

理樹(そっと佳奈多さんに口づけをする。触れた時間はそれほど長くなかったはずだけど、僕にはとても長く感じられた。)

理樹「…佳奈多さん、返事は?」

佳奈多「…最後に確認させて…本当に私でいいの?あなたのことを思う人は一杯いるのよ?あなたのことを私よりも知ってる子も一杯いる、それでも、こんな私で良いの?」

理樹「それでも、僕は佳奈多さんを選ぶよ。僕は佳奈多さんが好きだから。佳奈多さんが、一番好きだから。知らないところは、これから知っていけば良いよ。」

佳奈多「…直枝…」

理樹「だから、佳奈多さん、僕と付き合ってください。」

佳奈多「……私で、いいなら…」

理樹「…!やった…!ありがとう!佳奈多さん!」ギュッ!

理樹(思わず佳奈多さんに抱きつく。)

佳奈多「>>576
576 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/03(金) 23:21:25.77 ID:Br52wYbD0
苦しい 落ち着いて
577 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/01/04(土) 10:25:16.35 ID:YIIz1D4xO
理樹「あ、ごめん…嬉しくてつい…」

佳奈多「…まったく…馬鹿なんだから…」

理樹(佳奈多さんは微笑んだ。)

佳奈多「…まあ、少しだけなら、構わないけど…」

理樹「え?」

佳奈多「もう少し、こうしてても良いわよ。」

理樹「…佳奈多さん…」

理樹(僕は佳奈多さんを抱き締める。) 

佳奈多「…直枝…」 







理樹(…その後、僕たちは寮に帰ってくる。)

理樹「…それじゃ、また明日ね。佳奈多さん。」

佳奈多「ええ、また明日。」


理樹(…その後、僕が部屋に変えると、真人たちがいた。)

真人「おっ、帰ってきたか。…なんだ、ずいぶん嬉しそうじゃねぇか。なんかあったか?」

理樹「えへへ、まあ、ちょっといろいろとね…真人は今日一日どうだった?みんなは何してたの?」

真人「俺たちは…>>578
578 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/04(土) 10:36:03.41 ID:VgVMRNXxO
理樹と二木の結婚披露宴の余興の練習
579 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/01/05(日) 10:26:55.89 ID:r+ON638cO
真人「まあいろいろやってみたりした結果、定番のダンスとか歌とかがいいんじゃねと言うことに…」

理樹「ちょっと待って…披露宴?」

真人「ああ、結構練習したんだぜ!披露宴のためにな。」

理樹「いやいやいや…気が早くない?出た段階ではまだ告白したとかもいってなかったのに…」

真人「恭介が「あいつらは今日中に絶対にそこまでいく」って言ったんだよ。さすがに無いとは思ったんだけどよ、まあやることもねぇし、楽しげだし、まあいいかってことでな。」

理樹「まあいいか、って…」

真人「それで、理樹、どうだった?」

理樹「なにが?」

真人「二木とだよ、何か仲は進展したのか?」

理樹「え、まあ…うん…」

真人「おお、どこまで?」

理樹「…言うのは恥ずかしいけど…告白して、付き合うことになったよ…」

真人「まじかよ、おめでとう、理樹!」

理樹「ありがとう…」

真人「こりゃ恭介たちにも報告しないとな!」

理樹「そうだね…」




理樹「…というわけで、そういうことになりました!」

恭介「>>580
580 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/05(日) 15:27:34.46 ID:4f+H5wKPO
そ…そんな馬鹿な!?
581 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/01/05(日) 19:18:31.64 ID:bNzPWoyOO
理樹「えっ、そんな馬鹿なって…どういうことさ?」

恭介「理樹は…俺の事を好きだと思っていたのに…」

理樹「ええっ!?」

真人「二木と理樹がくっつくから披露宴の練習だとか恭介言ってたじゃねぇか。」

恭介「あれは冗談だ…正直真人と謙吾が乗っかってきて困惑していた…言おうと思ったんだが、謙吾が楽しそうな顔をしてたから言い出せなかった…」

謙吾「そりゃあ理樹のおめでたいことを盛り上げる役割をできるんだ、嬉しいに決まってるだろう。俺は素直に祝福するぞ、おめでとう。」

真人「恭介は祝福できねぇのか?」

恭介「…理樹が俺のもとを離れていくのが嫌だ…」

理樹「離れるって…別にいなくなる訳じゃないよ、幼馴染みとして普通に今まで通り仲良くしよう?」

恭介「…そういうことじゃないんだ…俺の事を好きな理樹でいて欲しかった…」

理樹「いや、別に普通に好きだよ?」

恭介「じゃあ聞くぞ、俺と二木ならどっちが好きだ?」

理樹「佳奈多さん。」

恭介「>>582
582 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/05(日) 19:39:59.03 ID:pqfQ/uNu0
一番じゃなきゃダメなんだ
583 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/01/05(日) 21:21:20.85 ID:D3VrJlyIo
理樹「…ええー…」

恭介「…引いたか?理樹。」

理樹「うん、ちょっと…ごめん…」

恭介「いや…俺も引かれるようなことを言っている自覚はある…だが、それが俺の本心だ…好きだぜ、理樹。」

理樹「>>584
584 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/05(日) 22:27:22.10 ID:/UPssABI0
気持ちは嬉しいけど、僕の一番は佳奈多さんだから
585 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/01/06(月) 08:24:49.21 ID:8sFCG4bGO
理樹「ごめんね、恭介…今まで通り、幼馴染みの友達で…」

恭介「…いや、当然だ…そうだよな……わかった。…それじゃ、俺は戻るぞ。」

謙吾「なんだ、もういくのか?」

恭介「すまんな、だが一人になりたいんだ…」

謙吾「…そうか…」

恭介「…じゃあな。」

理樹(恭介は部屋を出る。)

謙吾「…さて、じゃあ、残った俺たちはどうするか…」

理樹「…もう僕の報告は終わったけど…」

真人「そうだな…じゃ、お祝いパーティーでもやるか!」

理樹「えっ!?」

謙吾「おおっ、楽しそうだなぁ!」

理樹「いやいやいや、そんな大層なことじゃ…」

真人「いや、めでたいことだからな。パーっとやる!」

理樹「いやいやいや…もう遅いし…」

真人「でも理樹は飯食ってないんだよな?それついでによ!」

謙吾「ああそうだ。…せっかくだから他のメンバーも呼ぼう!」

真人「ああそうだな!他のやつらも祝ってくれるはずだぜ!」

理樹「いや、だからそんな…」

謙吾「遠慮するな理樹!さあ、さっそく呼ぶぞ。」

理樹(…これ、二人が騒ぎたいだけなんじゃ…まあ、いいや…楽しそうではあるし…) 



理樹(最初に来たのは鈴だった。)

鈴「なんなんだ、突然呼び出して。」

謙吾「いや、理樹の恋が成就した記念パーティーをやろうと思ってな。鈴も呼んだ。」

鈴「>>586
586 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/06(月) 10:21:08.73 ID:GlEpjeYTo
そっか
これからは理樹と二人きりで会わないほうがいいな
587 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/01/06(月) 15:05:15.05 ID:NtSxdHBAO
鈴「誤解が生まれる可能性があるからな、二人の仲を守るためにもそーする。」

理樹「…鈴…」

鈴「二人で仲良くするんだぞ、おめでとう。理樹。」

理樹「…ありがとう、鈴!」

鈴「どーいたしまして…ん、そういえばきょーすけがいないな、どこ行ったんだ。」

真人「あいつなら理樹が彼女出来たショックで帰ったよ…」

鈴「なにぃ…あいつ、理樹を祝う気がないのか。やっぱりホモなのか。」

理樹「まあ…恭介もいろいろあるんだよ…」

鈴「だがひろーえんにいないのはどーかと思う。」

理樹「いや、これは披露宴ではないよ…」

鈴「まあなんにせよ、きょーすけがいないのはまずいだろ、引っ張り出してくる。」

謙吾「かなり傷心だったから、そっとしておいてやれ、鈴。」

鈴「だが理樹のお祝い事だぞ。」

理樹「いや、恭介はそっとしておいてあげて、鈴」

鈴「うりゅ…理樹がそういうなら、そうしておいてやるか…」

理樹「そうしてあげて…」





理樹(次に来たのは、>>588)
588 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/06(月) 15:44:52.52 ID:dP3QoakBO
クド
589 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/01/06(月) 17:58:48.52 ID:YNUSDi7oO
クド「わふー!呼ばれたのできました!」

真人「おっ、クー公か。」

クド「今日は何をするんですか?」

真人「理樹の恋が成就した記念パーティーだ。」

クド「ああ、その事でしたか、リキ、おめでとうなのです!」

理樹「えへへ、ありがとう。」

クド「だったらもう一人の主役も呼んでこなきゃダメですね、呼んできます!」

真人「ああ、よろしく頼む。」




理樹(その次に来たのは、>>590)
590 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/06(月) 20:02:00.07 ID:r6DQBcfKO
小毬
591 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/01/06(月) 20:45:05.75 ID:0VF/vXjSO
小毬「来たよー!」

理樹「あ、小毬さん。」

小毬「今日はどうしたの?」

鈴「理樹の恋が成就した記念パーティーだ。」

小毬「ほえ?理樹くん、誰かと付き合い始めたの?」

理樹「まあ、うん。佳奈多さんと…」

小毬「かなちゃんと!そうなんだぁ!理樹くんおめでとう!」

理樹「ありがとう!」

小毬「あ、そうだ、パーティーなら人数が多い方が良いよね、さーちゃんも呼んでいい?」

謙吾「笹瀬川か…」

鈴「させこか…」

小毬「どうかな、理樹くん?」

理樹「>>592
592 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/06(月) 20:47:15.95 ID:GlEpjeYTo
鈴と犬猿の仲だし
空気悪くならないかな?
593 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/01/07(火) 13:48:53.99 ID:gxvXFrI1O
理樹「それに僕と鈴と小毬さん、それと謙吾くらいしか主な接点無いし…」

小毬「確かにそうだねぇ…かなちゃんともあんまり関わってなさそうだし…今回はやめておく?」

理樹「そうしよう、笹瀬川さんには別の機会で報告しとくよ。」

鈴「そーするのがいいな。」



理樹(次は…>>594)
594 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/07(火) 16:46:12.72 ID:zzh9NhAMO
来るヶ谷
595 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/01/07(火) 17:59:03.14 ID:LMX8Z4vXO
理樹「来ヶ谷さん…」

来ヶ谷「やあ少年、来てやったぞ。そして、おめでとう。」

理樹「え、まだなにするか言ってないけど…」

来ヶ谷「君たちの事だ、どうせ理樹くんの恋が成就した記念パーティーでもやるんだろう。恭介氏がいないのは少年に彼女が出来たショックで帰ったから、だろう。」

理樹「え、どこかで見てたの?」

来ヶ谷「まさか、ただの推測さ。」

理樹「…流石だね…まあいいや、ありがとう、来ヶ谷さん。」

来ヶ谷「…それで、佳奈多くんはどうしたんだ、もう一人の主役だろう?」

理樹「クドが呼びにいってるけど、まだ来てないね。」

来ヶ谷「ほう、そうか、なら、待っているか…」




理樹(…そして、そのすぐ後来たのは…>>596)
596 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/07(火) 19:45:57.35 ID:fmT/B5+P0
はるちん
597 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/01/07(火) 20:37:21.16 ID:bil0DzoLO
葉留佳「はるちんとうちゃーく!」

真人「お、来たか。」

葉留佳「お姉ちゃんから聞きましたヨ!理樹くん、おめでとー!」

理樹「ありがとう!」

葉留佳「いやー、でもびっくりしましたヨ。こんな一気に仲が進むなんて思いませんでしたヨ。」

真人「確かになぁ、俺もビックリしたぜ。」

葉留佳「理樹くんはお姉ちゃんのどこが好き?」

理樹「うーん…>>598
598 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/07(火) 22:49:23.14 ID:DX1doxnF0
たまに子供っぽいところとかのギャップ
599 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/01/08(水) 08:10:28.35 ID:H5bUrDMdO
理樹「まあ他にも努力家なところとかいろいろあるけど…」

葉留佳「うんうん、確かにそういうところはありますネ。」

来ヶ谷「やはり君はギャップ萌えか…」

理樹「そうかも…」

葉留佳「それでさ、理樹くん、お姉ちゃんとはうまく行きそう?」

理樹「まだわからないけど、うまく行かせてみせるよ。」

葉留佳「ほうほう、そうですカ。何かあったら私に何でも言ってくださいヨ!協力しますヨ!」

理樹「うん、ありがとう。葉留佳さん。」



理樹(次に来たのは、西園さんだった。)

美魚「…今日はなんですか。」

来ヶ谷「理樹くんの恋が成就した記念パーティーだそうだ。」

美魚「どなたとですか…恭介さんですか?」

来ヶ谷「もちろん佳奈多くんだぞ。」

美魚「>>600
600 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/08(水) 12:42:50.43 ID:EO8svnaxO
儚い夢でした
601 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/01/08(水) 18:39:28.94 ID:yh6v/khlO
理樹「え?どういうこと?」

美魚「山奥に ひとり獣の 死ぬるより さびしからずや 恋の終りは…」

理樹「えっ、何?」

美魚「…お気になさらず…おめでとうございます。二人とも、お幸せに。」

理樹「え、あ、ありがとう…」



理樹(…その後、しばらくして…)

クド「皆さん!連れてきましたよ!」

佳奈多「…いったい何が行われるの?」

葉留佳「…お、来ましたネ。お姉ちゃん、おめでとー!」

来ヶ谷「ふむ、祝ってやろう。」

鈴「おめでとう。」

小毬「おめでとー!」

西園「…おめでとうございます。」

真人「おめでとうな!二木!」

謙吾「おめでとう。」

佳奈多「>>602
602 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/08(水) 19:29:33.33 ID:2/Y51oNR0
わけがわからない
603 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/01/08(水) 20:38:42.32 ID:1PXSQ16/O
佳奈多「何が?何を祝われてるの?」

葉留佳「お姉ちゃんと理樹くんが無事結ばれたことをお祝いするパーティーですヨ。お姉ちゃん。」

佳奈多「え、そんな大々的にやらなくても…ていうか、別にそんなこと祝わなくても…結婚する訳じゃないんだし…」

理樹「まぁまぁ、細かいことはいいじゃない。佳奈多さん。」

葉留佳「ほら、理樹くんはそういってますヨ。」

佳奈多「>>604
604 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/08(水) 21:23:19.64 ID:rMk3VF5m0
もう、仕方ないわね(嬉しそうに)
605 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/01/09(木) 08:15:38.50 ID:mpqZILD0O
理樹(佳奈多さんは嬉しそうにいった。以前よりもずいぶんと感情を前に出せるようになった、そんな気がする。)

葉留佳「よーし、これでメンバーはそろいましたネ。」

佳奈多「…そろってるの?棗先輩は?」

理樹「あ、そこは気にしないで…」

佳奈多「…何かあったのね。まあいいわ…」

真人「よーし、なら、始めるか!…でよぉ、集めたは良いが、俺たちなにするんだ?とりあえず飯か?」

謙吾「まあ食事は必要だな。あとさすがに部屋だとせまい。別の会場を借りて、セッティングなんかもした方がいい。」

真人「そうだな、なら、今から俺たちで準備してくる、それまで待っててくれ!」

理樹「え、準備してなかったんだ…」

謙吾「集まるかどうかわからなかったからな…」

佳奈多「…今からやって部屋とかあるかしら?」

来ヶ谷「何とかしよう。」

鈴「よし、じゃあ、行くか。」

小毬「うんうん、頑張って準備しよう!」

クド「レッツセット!準備なのです!」

葉留佳「そいじゃ、私たちは行くんで!」

美魚「…あとは若いお二人で…」
バタン
理樹(全員準備をするために、外へ出てしまった。)

理樹「い、行っちゃったね…」

佳奈多「…いきなり呼んでおいて待たせるなんて、本当に適当なんだから…」

理樹「ごめん…でも、いつもこんな感じでその場で思い付いたようなことをやってるから…でも、楽しいよ?」

佳奈多「>>606
606 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/09(木) 15:28:42.75 ID:i0WJX+ohO
そのうち慣れるのかしら
607 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/01/09(木) 17:37:19.28 ID:bgwj7H+3O
理樹「うん、そうだね、佳奈多さんも関わってくうちに慣れるよ。」

佳奈多「…だと良いけど…」



理樹「…あ、そうだ、待ってる間、何かする?」

佳奈多「…何かって、何?」

理樹「>>608とか…」
608 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/09(木) 20:01:56.40 ID:VdRL5dhwO
二人で行ってみたいところや、してみたいことの話
609 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/01/09(木) 20:33:34.29 ID:0KTWbZ2dO
理樹「とにかく、二人の未来のこと?」

佳奈多「…なるほどね…あなたは何かあるの?」

理樹「僕?僕は…とりあえず、恋人らしいことをして、行ってみたいかな…買い物とか、遊園地とか…佳奈多さんは?」

佳奈多「>>610
610 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/09(木) 20:40:18.45 ID:rRs/WVlZO
海に行ってみたい
611 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/01/10(金) 09:50:35.04 ID:I2W1v80AO
理樹「海なら今日行ったよね?」

佳奈多「ああいうのじゃなくて、ちゃんと夏とかに行ってみたいわ。」

理樹「理由は?」

佳奈多「…夏は海にいったりするとは聞いたことがあるけど、私はそんなことをした記憶はないからしてみたい、っていうのと…あなたたちは今年修学旅行と称して海にいったのよね?」

理樹「うん、行ったね。それで?」

佳奈多「…葉留佳やクドリャフカからその時の話を聞いて、少し楽しそう、と思ったのよ。だから、海。」

理樹「…なるほど、じゃあ、夏になったら行こうか。海。」

佳奈多「ええ。」

理樹「他は?」

佳奈多「>>612
612 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/10(金) 10:32:24.48 ID:I9W7DVvXO
一緒のお弁当を食べるとか?
613 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/01/10(金) 15:35:30.30 ID:obiG+OCWO
理樹「ああ、確かに、僕も佳奈多さんのお弁当とか食べてみたいね。」

佳奈多「…機会があれば、作ってあげるわ。」

理樹「本当?じゃあ、楽しみにしてるよ。」

理樹(佳奈多さんのお弁当…楽しみがひとつ増えた。)

佳奈多「…直枝は他にある?」

理樹「うーん…>>614
614 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/10(金) 18:37:55.36 ID:2mXKUeD6O
名前で呼び合いたい
615 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/01/10(金) 21:05:43.16 ID:EsTPBOoNO
佳奈多「えっ…なんで?」

理樹「だってずっと「直枝」とか呼ばれてると距離感感じちゃうから…別に今じゃなくても良いから、いずれは「理樹くん」とか呼ばれたいなって…それに、この前のお泊まり会でも僕だけ名前で呼んでくれなかったし…」

佳奈多「…ただ呼ぶのに慣れてないだけよ…」

理樹「そう?…じゃあ、ちょっと練習する?」

佳奈多「練習?」

理樹「そう、ちょっと呼んでみて、理樹くんって。」

佳奈多「…り……り…き…くん…」

理樹「一文字ずつ。」

佳奈多「り、き、く、ん。」

理樹「続けて。」

佳奈多「り…りきく…ん…」

理樹「あー惜しい。…じゃあ、もう一回…」

佳奈多「…りき…くん…」

理樹「もうちょっとだよ、佳奈多さん。」

佳奈多「…もう、勘弁して…照れ臭いわ……」

理樹「あはは、ごめんごめん…照れてるところが可愛くてついね。」

佳奈多「>>616
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