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【ガルパン】コピペ改変ウォー!!
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1 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2019/10/03(木) 23:47:16.41 ID:JJqZc+p40
てゆーかパクリ6部作
まずは定番から
【第1話】W号戦車「自動車部が超整備技術を隠し持ってた……」
原典
母「娘が母子相姦もののエロ本隠し持ってた……」
https://hibari.5ch.net/test/read.cgi/news4vip/1308664914/
SSWiki :
http://ss.vip2ch.com/jmp/1570114036
2 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2019/10/03(木) 23:48:52.26 ID:JJqZc+p40
W号「自動車部がぁ、自動車部が怖いぃ!」ガタガタ
ナカジマ「誤解だから!誤解だから!」
W号「自動車部に魔改造されるぅ!」ブルブル
ナカジマ「やめて!」
3 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2019/10/03(木) 23:49:37.05 ID:JJqZc+p40
ナカジマ「ご、誤解なんだよ!」
W号「そうなの……?」
ナカジマ「うん」
W号「じゃあ大洗の戦車、自動車部が整備したんじゃなくて外注したの?」
ナカジマ「いや、それはまぁ、私達なんだけど……」
W号「魔改造されるぅ! 自動車部に魔改造されるぅ!」ガタガタ
ナカジマ「ち、違うのぉ!」
4 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2019/10/03(木) 23:50:21.57 ID:JJqZc+p40
W号「あの、自動車部は機械いじりが好きだから、そういう事に興味を持つ事自体は全然否定しません」ビクビク
ナカジマ「……うん」
W号「モーターを改造して速くする事も、全然悪い事だとは思わないし……」ブルブル
ナカジマ「……あの、W号さん?」
W号「な、何!?」ビクゥッ
ナカジマ「な、なんで距離とってるの?」
W号「怖いもん!魔改造されるもん!」ガタガタ
ナカジマ「やめて!」
5 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2019/10/03(木) 23:51:16.16 ID:JJqZc+p40
W号「超マニアックな方法で魔改造されるもん!」
ナカジマ「しないよそんなの!」
W号「試合中に煙を吹いたエンジンを『いい子でちゅね〜』とかあやし言葉で走行しながら修理するもん!」
ナカジマ「やめて!今それを持ち出すとレッドスター氏みたいになるからやめて!」
6 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2019/10/03(木) 23:52:07.88 ID:JJqZc+p40
W号「なんかメカニック特有のマニアックな言葉責めとかするつもりでしょ!」
ナカジマ「しないよ!やめて!」
W号「『砲身の内側磨かれるの気持ちいいでしょう』とか言いながら整備するつもりでしょう!」
ナカジマ「整備記録からの抜粋やめて!音読やめて!」
W号「自動車部がマニアックな整備技術を身につけてるぅぅ……!」
7 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2019/10/03(木) 23:52:46.87 ID:JJqZc+p40
W号「とにかく、そういうマニアックな整備しようとしてるんでしょ……?」
ナカジマ「違うから!そういうんじゃないから!」
W号「さ、さらにマニアックな……?」
ナカジマ「違うよ!ていうかさっきからW号さんが言ったみたいのは整備では全然マニアックの範疇じゃないよ!」
W号「……え?」
ナカジマ「……あ」
8 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2019/10/03(木) 23:53:23.54 ID:JJqZc+p40
W号「……あ、あれくらいは、基本なのね?」
ナカジマ「なんでもない!さっきのなんでもない!」
W号「正直さっきのでも整備記録からかなりエグいところ抜粋したつもりだったんだけど……」
ナカジマ「聞いて!さっきのは間違いだから!」
W号「もうあれくらいじゃ、満足できないんだね……?」
ナカジマ「やめて!」
9 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2019/10/03(木) 23:54:03.00 ID:JJqZc+p40
W号「自動車部がどんどん遠くに行く……」キュラキュラ
ナカジマ「遠くに行ってるのはW号さんだよ……後退して距離とってるじゃない……」
W号「だ、だって魔改造されるじゃない……」
ナカジマ「しないよ!」
10 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2019/10/03(木) 23:54:53.48 ID:JJqZc+p40
W号「20年間放置されてた私が悪かったのかな…… 知らず知らずの内に負担をかけていたのかな……」
ナカジマ「やめて!重い感じにしないで!」
W号「ちゃんとサビ落としして洗車してもらったのに……」
ナカジマ「してほしくなかったよ!素人が水で洗うとかありえないタイプの奴だったよそれ!」
W号「で、でも整備的な見地から言えば泡まみれも興奮ポイントに……?」
ナカジマ「やめて!嗜好を探るのやめて!」
11 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2019/10/03(木) 23:55:46.58 ID:JJqZc+p40
W号「だ、だってさっき言ったくらいはもう基本なんでしょ?」
ナカジマ「間違いでした!さっきの無しで!」
W号「とすると哺乳瓶型グリースガンとかそっち系に行かざるを得ないじゃない……?」
ナカジマ「っていうか何でちょくちょくとレッドスター氏的なの!? さっきまで魔改造される!とか言ってたよね!?」
W号「さ、逆らったら砲身から糸下げられてザリガニ釣りさせされる……」
ナカジマ「そ、そういうことか!いやそれは無いから!」
12 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2019/10/03(木) 23:56:29.03 ID:JJqZc+p40
W号「じゃ、じゃあ面と向かって言って……」
ナカジマ「何を?」
W号「『私はW号戦車を魔改造したいと思っていないし、思ったこともありません』って」
ナカジマ「何その宣言!?」
W号「言わなきゃ信用できない!マッドエンジニアと共に同じガレージにはいられないもの!」
ナカジマ「マッドとか言わないで!」
13 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2019/10/03(木) 23:57:18.01 ID:JJqZc+p40
W号「と、とにかく言ってもらえれば、安心できるかもしれないから……」
ナカジマ「……うーん……」
W号「や、やっぱり虚偽の申告はできませんか?」ビクビク
ナカジマ「虚偽じゃないから!」
W号「いいの!私はあなた方を嘘つきにしたいわけじゃありませんから!」
ナカジマ「その感じやめて!」
W号「自動車部にその場限りの嘘をつかせるくらいなら、私あなた方の嗜好と向き合いますから!」
ナカジマ「言うから!言うから重い感じやめて!」
14 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2019/10/03(木) 23:58:20.73 ID:JJqZc+p40
ナカジマ「えっと、な、なんだっけ……『私達は……』」
W号「『私達はW号戦車を魔改造したいと思っていないし』 」
ナカジマ「そ、そうね。『私達はW号戦車を』……」
W号「……ど、どうかしました?」ビクビク
ナカジマ「あ、あのー、一応、一応確認ね?」
W号「な、何?」
ナカジマ「こ、この『魔改造』の範囲って……?」
W号「!!」
ナカジマ「い、一応だよ!!」
15 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2019/10/03(木) 23:59:04.52 ID:JJqZc+p40
W号「そ、それはつまり範囲によっては……」
ナカジマ「一応だって!意外と私達との間で食い違ってるかもしれないじゃん!」
W号「範囲によってはありえるってこと?」
ナカジマ「いやだからその確認!」
W号「そ、そうですね。自動車部の基準はちょっとアレですからね」
ナカジマ「アレとかやめて」
16 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2019/10/04(金) 00:02:18.16 ID:wTiKHk+e0
ナカジマ「えーと、じゃぁちょっとずつ確認してこう?」
W号「う、うん。ここでの『魔改造』の範囲が広ければ広いほど、その……」
ナカジマ「……うん」
W号「自動車部がさっきの宣誓をできなくなる可能性が上がるわけですね……」
ナカジマ「いやまぁ多分ていうか絶対大丈夫だけどね!!」
W号「そうですよね!」
ナカジマ「えー、じゃあ『魔改造』の基準決めスタート!」
ナカジマ「まずは『20年水没してたV突の修理』!」
W号「えッ!?」
ナカジマ「えッ!?」
17 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2019/10/04(金) 00:03:12.49 ID:wTiKHk+e0
ナカジマ「ストップで! 一旦ストップで!」
W号「怖い怖い怖い怖い!!」
ナカジマ「違うって! 普通にするじゃん! 整備ってするじゃん! 部員全員で!」
W号「水に浸かったエンジンなんてみほさんのお父さんだって匙投げるよ!怖い怖い怖い」
ナカジマ「大洗がするかどうかじゃないよ!? 一般的にだよ!? 一般的な基準として、故障車両を部員全員で整備はセーフだよ!」
W号「だからってたった4人ではしないよぉ……」
ナカジマ「アレだよ? 時間かけてだよ? 『3分で出来ました』とかそういうんじゃないよ? そのつもりで私はOKにしたんだよ?」
W号「当たり前だよ…… ていうか本当に3分で整備してたら撃破判定装置作動させてサボタージュしてたよ……」
18 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2019/10/04(金) 00:03:50.39 ID:wTiKHk+e0
ナカジマ「あの、ていうかじゃあさ、4人で短時間整備が基準だとアウトなの? よね?」
ナカジマ(心底屈辱的……)
W号「うーん……ていうかもう、聞くね…… ど、どこラインにしたらさっきの宣言できますか?」
ナカジマ「……えー?」
W号「じ、自動車部が決めてください、それを聞いて対処しますから」
ナカジマ「……う、ん…」
19 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2019/10/04(金) 00:04:27.10 ID:wTiKHk+e0
(五分後)
ナカジマ「……」
W号「……」ドキドキ
ナカジマ「……あの」
W号「ひっ!?」ビクゥッ
ナカジマ「そ、そこまで怯えなくても!」
W号「ご、ごめんなさい、驚いただけですから、魔改造しないで!」
ナカジマ「やめて!」
W号「……ていうか、これ長考した時点で相当ヤバ……」
ナカジマ「言うから!今すぐ言うから!」
20 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2019/10/04(金) 00:05:18.44 ID:wTiKHk+e0
ナカジマ「え、えーと……」
W号「言ってくれていいですから!ズドンと!」
ナカジマ「えーと……」
W号「もう驚かないから!」
ナカジマ「えー……多分、何をラインにしても、その、無理……」
W号「え」
ナカジマ「あの、だって、したいし……」
W号「うわああああああやっぱりガチじゃないですかぁぁぁぁぁ!!!」
ナカジマ「ご、ごめんねぇぇぇぇ! でもしたいんだものぉぉぉぉ!!」
21 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2019/10/04(金) 00:06:04.47 ID:wTiKHk+e0
W号「最初ので合ってたじゃないですかぁぁぁぁぁ!! 最初のリアクションでむしろ正解じゃないですかぁぁぁぁぁ!!!!」
ナカジマ「ごめんなさい! 本当にごめんなさい! でもさっきのV突短時間整備とかめっちゃカンタンでした!」
W号「それは聞いてないですよぉぉぉ!! 怖い怖い怖いぃぃぃ!!」
ナカジマ「し、静かにしてよ!! 今すぐ改造するよッ!?」
W号「め、めっちゃ本性出してるぅぅぅぅ!!!」
22 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2019/10/04(金) 00:07:02.16 ID:wTiKHk+e0
W号「八九式の快速戦車化は?」
ナカジマ「基本」
W号「ヘッツァー改造キットは?」
ナカジマ「余計なお世話」
W号「自作パーツは?」
ナカジマ「純正品以上」
W号「レギュレーションの不備を突くのは?」
ナカジマ「正義」
W号「こわいよぉぉぉ! 自動車部が怖いよぉぉぉ!」
ナカジマ「う、うるさい!吸排気弁径を上げてパワーインジェクターと電子制御燃料噴射装置載せてエンジンの見た目変えずに排気量上げるよ!?」
W号「なにそれ!?」
ナカジマ「よろしくメカドックではよくあるんだよ!」
W号「よくあるんだ!?」
23 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2019/10/04(金) 00:08:10.33 ID:wTiKHk+e0
ナカジマ「F2型にシュルツェン装着させて裸エプロン仕様にしたい!」
W号「何急に!?」
ナカジマ「ご、ごめん、もう我慢しなくていいと思ったら願望出ちゃった」
W号「怖い! そんなことを内に秘めてたとか怖い!」
ナカジマ「高所に登るときPティーガーを3両掛かりで引っ張らせたい!」
W号「やめて怖い!」
ナカジマ「こういう時チビっ子は西住隊長をひたすら褒める!」
W号「細かな設定とか怖い!」
24 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2019/10/04(金) 00:08:58.52 ID:wTiKHk+e0
ナカジマ「うわあああ願望出るぅぅぅ!!」
W号「落ち着いて! もうやめて!」
ナカジマ「熱膨張の無い無幻セラミックエンジンにしたい!」
ナカジマ「特殊カーボンを自前で合成したい!」
ナカジマ「隊員全員に自車両の整備方法を教えたい!」
W号「最後のは普通のこと言ってるはずなのに怖い!」
25 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2019/10/04(金) 00:10:04.79 ID:wTiKHk+e0
ナカジマ「そういうことだから!よ、よろしくね!」
W号「何をヨロシクするの?」
ナカジマ「……じゃ、じゃぁ私達帰るから!もう帰るから!」
W号「このタイミングで引き上げられるとより怖い!ていうかなにをヨロシクすればいいの!?」
ナカジマ「お疲れ様でした!」ダッ
W号「ええー……絶対明日から何か仕掛けてくる……」
W号「本当にヤダ本当に怖い……」
W号「なんでPティーガーの改造モーターに気づいちゃったんだろう……」
W号「他のみんなにはなんて言おう……いや、言ってもしょうがないかぁ……喜んでるし……」
〜〜〜〜〜
小島「試合中に2度も履帯切られた!まあすぐ直せるけどね」
パンター「……ん?」
おしまい
26 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/10/04(金) 02:59:08.67 ID:XFqTWsLP0
次は君自身の考えたやつを読みたいな
いい加減に
27 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2019/10/06(日) 21:26:07.29 ID:C00lgjX3O
いやこれはすごい
このシチュを思い付いて全部改変しきったのがすごい
28 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2019/10/10(木) 22:06:46.72 ID:znoNDf4H0
【第2話】ナオミ「アリサ、どうした?」マリサ「何か……寝違えたみたい」
29 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2019/10/10(木) 22:08:24.06 ID:znoNDf4H0
原典
チノ「ココアさんどうしたんですか?」ココマ「何か……寝違えたみたい」
http://viper.2ch.sc/test/read.cgi/news4vip/1475071716
30 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2019/10/10(木) 22:09:07.31 ID:znoNDf4H0
ナオミ「どうしよう隊長、アリサが寝違えてマリサになってしまった」
ケイ「……ソーリー、状況を理解するのにちょっと時間が必要ネ」
31 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2019/10/10(木) 22:09:46.11 ID:znoNDf4H0
ケイ「えーと……つまり?」
ケイ「寝違えて……何か……アリサのよくわかんない部分がアレしてこうなったわけネ」
ナオミ「いや、そんな難しい話じゃない。アリサのアの部分がマになったんだ」
ケイ「……いやだからどういう訳なのこれは……」
マリサ「寝癖が治らないみたいなそんな感じに近いでしょうか」
ケイ「いやこれそんな一般的な現象じゃないでしょ多分!!」
32 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2019/10/10(木) 22:11:07.68 ID:znoNDf4H0
マリサ「ともかく早く治さないとタカシに会った時困るよ……魔理沙さんて呼ばれるよ」
ナオミ「今の時代ギリギリいそうな名前だし問題ないんじゃないか、そもそもタカシはお前のこと何とも思ってないだろ?」
マリサ「あ?」ギロッ
ケイ「しかし……どう治せっていうのこれ……」
ナオミ「原因は寝違えみたいだし逆方向に寝違え直したら戻らないか?」
ケイ「逆方向に寝違え直すとかいう何その今まで聞いたことない言葉!?」
マリサ「よーし! ちょっと寝てきます!」
ムリサ「治りました?」
ケイ「悪化してる!!!」
33 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2019/10/10(木) 22:11:52.85 ID:znoNDf4H0
ケイ「いやこれ何がどうなってるの!? もう寝違えとかそんな次元じゃないでしょこれ!?」
ムリサ「えっ!?何!?今私どうなってるの!?まだ鏡見てない!!」
ナオミ「マの字がすさまじい方向にひね曲がってムになってる!!」
ムリサ「ヴェァアアアア!?」
ケイ「も、もう一度寝てくる?もう一回すさまじい寝違えを起こしたら案外元に戻るかも……」
ムリサ「ね、寝てきます!!」
△リサ「どう!!?」
ケイ「くっついてる!!!!!」
34 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2019/10/10(木) 22:13:29.43 ID:znoNDf4H0
ケイ「あなたホント普段どんな寝方してるの!? 何をどうしたらこんなことになるっていうの!!」
△リサ「えええええ!?何!?今度は何になったの!?」
ナオミ「もはや文字を通り越して記号になった!!」
△リサ「記号!?」
ケイ「何かこう……せめて文字に戻して!!寝てきなさい!!」
△リサ「イ、イエスマム!!」
▽リサ「起きました!!多分まだダメですよね!!!!」
ケイ「まだダメよ!!!!!!」
ナオミ「ひっくり返っただけだ!!!!」
35 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2019/10/10(木) 22:14:47.95 ID:znoNDf4H0
ケイ「せめて文字に戻しなさいって言ったでしょ!!何で記号のままなのよ!!」
▽リサ「私もどう寝違えたらいいのかよくわからなくて……」
ナオミ「……もう一回寝るか?」
▽リサ「次どうなるんだろう……何かもはやちょっと楽しみになってきました」
ケイ「楽しまないで!!」
「ヴェァアアア!!」
ケイ「!?」
ナオミ「どうしたアリサ!!」
フリサ「何か取れたあああ!!!!」\
ケイ「!!!」
36 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2019/10/10(木) 22:15:36.44 ID:znoNDf4H0
フリサ「どどどどどどうしようこれ!? 治る!? 接着剤か何かでくっつく!?」\
ケイ「接着剤!? いや接着剤ってあなた……行ける!?」
ナオミ「い、一応あるけど……」
フリサ「よ、よし……!」\
ケイ「ちょ、ちょっと本気!? 本気で接着剤で行く気!?」
フリサ「よ、よくわかりませんがやってみます……」\
フリサ「……ん?」\
ケイ「ど、どうしたの?」
フリサ「えーと……私今どうなってるんでしたっけ?」\
ナオミ「▽から左下の棒が取れて……あとちょっと丸みがついたみたいだ。フリサになってる」
フリサ「……あの」\
フリサ「76mmの空薬莢持ってきてもらえませんか?」\
37 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2019/10/10(木) 22:16:27.20 ID:znoNDf4H0
フリサ「まずこの棒の向きを変えて」/
フリサ「薬莢の丸みを利用して……形を……」ノ
フリサ「……よし!!」ノ
ナオミ「……この棒にも丸みがついたな」
ケイ「……あっ」
ナオミ「あっ」
フリサ「あとは接着剤で……」ノ
アリサ「……!」キリッ
ケイ「いやキリッじゃないでしょ!!いいのそれで!!!」
38 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2019/10/10(木) 22:17:35.95 ID:znoNDf4H0
ナオミ「やったなアリサ!!」
アリサ「うん!!」
ケイ「いや大丈夫なのこれ!? アに戻ったってことにしていいのこれ!?」
アリサ「え、でもちゃんとアに戻りましたし……」
ケイ「いやでも一回ものすごいひっくり返ったはずでしょ!? マからムに!!」
アリサ「まあ何か問題が起きたらまたそのとき治せばいいんですよ!!」
ケイ「いや、しかし……ええ……」
39 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2019/10/10(木) 22:18:25.57 ID:znoNDf4H0
〜アンツィオ〜
カルパッチョ「おはよう、ペパロニ」
ペパロニ「助けてほしいッス! 大変ッス!」
カルパッチョ「え!? 何!? 何事!?」
ペパロニ「姐さんが……姐さんが……!」
マンチョビ「ひどく寝違えたみたいで!!」
カルパッチョ「ドゥーチェッ!?その字面はヤバいですッ!!」
おわり
40 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/10/11(金) 06:57:42.55 ID:ew6y0w+cO
そのオチはズルい
41 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2019/10/19(土) 14:01:24.28 ID:nyLI4uZ20
【第3話】ミッコ「クリスティー式をナメんなよ!」ブロロロロ…
原典
男「バカめッ!『内輪差』を計算に入れてなかったようだなッ!」ブロロロロ…
http://hebi.5ch.net/test/read.cgi/news4vip/1543418525/
安心してください、特殊なカーボンによって乗員は保護されています
42 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2019/10/19(土) 14:02:12.61 ID:nyLI4uZ20
ブロロロロ…
ミッコ「――む!」
パーシングA「キキキーッ!」
パーシングB「ケケケーッ!」
パーシングC「ヒャヒャヒャーッ!」
ミッコ(あれは悪の連盟の戦闘車両ども!)
ミッコ(平和を乱す奴らは……このBT-42で轢き頃してやるッ!)
ミッコ(アクセル全開ッ!)グンッ
43 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2019/10/19(土) 14:03:41.65 ID:nyLI4uZ20
ブロロロロロロ…
ミッコ「喰らえッ!!!」
ドゴォォォォォンッ!!!
パーシングA「ギャーッ!」
パーシングB「ヒーッ!」
パーシングC「グエーッ!」
ミッコ「ふう……」キキッ
ミッコ「悪は絶対許さない!」
44 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2019/10/19(土) 14:04:19.41 ID:nyLI4uZ20
〜悪の連盟アジト〜
悪の学園艦教育局長「皆の者、よく聞け!」
悪の学園艦教育局長「あのBT-42によって、またも我らの戦闘車両が轢き頃された」
ザワッ…
悪の学園艦教育局長「奴がいる以上、我らが戦車道界征服を成し遂げることはできん!」
悪の学園艦教育局長「どんな手を使っても、奴を倒すのだ!」
オーッ!
45 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2019/10/19(土) 14:05:02.30 ID:nyLI4uZ20
ブロロロロ…
ミッコ「――む」
クルセイダー「クックック……」
クルセイダー「悪の連盟一の素早さを誇るワタクシ……」シャシャシャッ
クルセイダー「轢き頃せるものなら轢き頃して御覧なさいっ!」シャシャシャッ
ミッコ「望むところだッ!」
46 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2019/10/19(土) 14:05:36.01 ID:nyLI4uZ20
ミッコ「タヒねえっ!!!」ブロロロロ…
クルセイダー(速いッ! ですがッ!)シャッ
ミッコ「!」
クルセイダー「ハハッ! かわした! 河嶋したわ!わたくしの勝ちよぉ!」※誤変換そのまま
ミッコ「……」
ミッコ「クリスティー式をナメんなよ!」ギャルッ
クルセイダー「え!?」
47 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2019/10/19(土) 14:06:12.92 ID:nyLI4uZ20
ミシッ…
クルセイダー「ぐえっ! かわしたのに転輪部分が……ッ! 転輪部分が……ッ!」
ミシミシッ…
クルセイダー「わたくしの車体をォ……ッ!」
メキメキッ…
クルセイダー「ぐぎゃああああああああああああああああ!!!!!」
ミッコ「スピード自慢が早タヒにしていては世話がないな!」キキッ
48 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2019/10/19(土) 14:06:52.28 ID:nyLI4uZ20
〜悪の連盟アジト〜
悪の学園艦教育局長「むう……まさかクルセイダーが轢き頃されるとは……」
チマッ…
CV33「だったら、自分に任せるッス」チマッ
悪の学園艦教育局長「CV33か」
CV33「砂粒よりも小さくなれる自分なら、BT-42など恐れるに足りないッス」
悪の学園艦教育局長「うむ、おぬしなら奴を始末できるであろう。頼んだぞ!」
CV33「ッス」チマッ
49 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2019/10/19(土) 14:07:21.64 ID:nyLI4uZ20
ミッコ「――む」
CV33「さあ、かかってくるッス」
CV33「もっとも……BT-42によるアタックなど小型化できる私には無意味ッス」
ミッコ「ふん、轢き頃してやる!」ブロロロロ…
CV33「“小型化”!」チマッ
50 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2019/10/19(土) 14:07:50.28 ID:nyLI4uZ20
CV33「いかにBT-42が速かろうと、原子レベルに小さい自分を轢くことはできないッス!」
ミッコ「クリスティー式をナメんなよ!」ギャルッ
CV33「な……小さくなってるのに……」
CV33「転輪部分が……転輪部分がぁぁぁぁぁっ!!!」ミシミシ…
CV33「ぐええええええ……ッ!」グチャグチャアンチョビチャ…
ミッコ「貴様は小さくとも罪は大きい!」キキッ
51 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2019/10/19(土) 14:08:19.76 ID:nyLI4uZ20
〜悪の連盟アジト〜
悪の学園艦教育局長「おのれ……CV33までもが……!」
キュラキュラキュラ
ファイアフライ「次はこの私にお任せを」
ファイアフライ「しょせん地上を走るしかない戦車にとって、長射程の私は天敵ですから」
悪の学園艦教育局長「うむ、たしかに! おぬしのアウトレンジ戦法で奴を倒すのだ!」
52 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2019/10/19(土) 14:09:39.56 ID:nyLI4uZ20
ブロロロロ…
ミッコ「――む」
ファイアフライ「さあ、私を轢いてみなよ」ダーン
ドカーン
ミッコ「望み通り轢き頃してやる!」ブロロロロ…
ファイアフライ「すごいスピードだ……だが、再装填完了までにはここには間に合わない!」
ファイアフライ「どうだい、この射程距離!BT-42ではどうしようもないだろう!」
53 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2019/10/19(土) 14:10:15.25 ID:nyLI4uZ20
ミッコ「クリスティー式をナメんなよ!」ギャルッ
ファイアフライ「!?」
ファイアフライ「まさか転輪部分が!? 転輪部分が……!?」メキメキ…
ファイアフライ「ぐげぇあぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!」ボキボキボキ…
ミッコ「いかに離れていても自分の罪からは逃げられない!」キキッ
54 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2019/10/19(土) 14:11:04.02 ID:nyLI4uZ20
ブロロロロ…
ミッコ「――む」
KV−2「ガーッハッハッハ! 待っつたず、BT-42野郎!」砲塔ムキッ
KV−2「組織一の152o砲を誇るあだすぬは、BT-42なんざ通用すねえ!」
KV−2「こなうだなんて榴弾さ撃っだら流れ弾でホテルの方がブッ壊れつまったぜ!」
ミッコ「……」
55 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2019/10/19(土) 14:11:33.40 ID:nyLI4uZ20
ミッコ「クリスティー式をナメんなよ!」ギャルッ
KV−2「クルストゥー式?」
KV−2「ぐおおっ!?」
KV−2「なんだべさ!? 転輪部分が……転輪部分が……!」メキメキ…
KV−2「つ、つくしょおおおおおおおおおおお!!!」バキボキメリメリ…
ミッコ「機動力なくして戦車道で勝てるわけないだろう!」キキッ
56 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2019/10/19(土) 14:12:04.22 ID:nyLI4uZ20
ブロロロロ…
ミッコ「――む」
10式戦車「ふふふ……私まで駆り出させるとは大したものね」
10式戦車「しかし、あなたは私の能力によってタヒを迎えることになる」
10式戦車「最新の能力を持つ私には、旧式戦車道車両では勝てはしない!」
ミッコ「関係ない! 轢き頃してやる!」ブロロロロ…
57 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2019/10/19(土) 14:12:34.98 ID:nyLI4uZ20
10式戦車「スラローム!」
グインッグインッ!
ミッコ「!?」
10式戦車「どうかしら攻防一体のこの軌道、狙撃しようとするなら当然BT-42は止まる」
10式戦車「あとはゆっくりと射線から外れれば、あなたに私を撃破することはできないというわけです」
10式戦車「おっと、解説してあげてもそれどころではないでしょうね」
58 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2019/10/19(土) 14:13:07.74 ID:nyLI4uZ20
10式戦車「スラローム解除!」パチンッ
ミッコ「!」ハッ
10式戦車「驚いてるようね」
10式戦車「確実に撃破できるコースにいた私が、こんなところにいるのですから」
ミッコ「・・・」
59 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2019/10/19(土) 14:13:36.12 ID:nyLI4uZ20
ミッコ「クリスティー式をナメんなよ!」ギャルッ
10式戦車「なに!?」
10式戦車「ああああ……転輪部分が! 転輪部分がぁぁぁぁぁ!」メキメキ…
10式戦車「今からスラロームして……ダメ、間に合わない!」メキメキメキ…
10式戦車「クリスティー式、恐るべし……ぐぎゃああああああああああああ!!!!!」
ミッコ「たとえ軌道を曲げても私の意思は曲がらない!」キキッ
60 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2019/10/19(土) 14:14:09.72 ID:nyLI4uZ20
悪の学園艦教育局長「ついにここまで来たか……」
ミッコ「悪の学園艦教育局長! お前の野望は……私のBT-42で轢き頃してやる!」
ミッコ「BT-42アターック!」ブロロロロッ
ドカッ!
悪の学園艦教育局長「ふん、この程度か?」シュゥゥゥゥ…
ミッコ「な!?」
61 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2019/10/19(土) 14:14:35.10 ID:nyLI4uZ20
悪の学園艦教育局長「しょせん間に合わせ改修の自走砲の威力などこの程度! 大洗学園艦を接収し運用しているワシには通用せぬ!」
悪の学園艦教育局長「このままBT-42もろともなぶり頃しにしてくれるわぁっ!」
ミッコ(ここまでか……!)
ミッコ(やはりBT-42では、真の巨悪には勝てないのか……!)
ミッコ(――いや! まだ手は残ってる!)
悪の学園艦教育局長「む!?」
62 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2019/10/19(土) 14:15:04.72 ID:nyLI4uZ20
ミッコ「クリスティー式をナメんなよ!」ギャルッ
悪の学園艦教育局長「なにいいいい……!?」メキ…
悪の学園艦教育局長「転輪部分が……ッ! 転輪部分があああ……ッ!」メキメキ…
悪の学園艦教育局長「こ、こんなバカな……ッ! ワシはキャリア……キャリア官僚だぞ!」ベキベキベキ…
悪の学園艦教育局長「文科省政務次官になるべき、存在である……ッ! このワシ、がぁ……」メリメリメリィ…
悪の学園艦教育局長「おのれ、クリスティー式イイイイイイイイッ!!!!!」
ズガァァァァァンッ!!!
ミッコ「悪は滅びた!」キキッ
63 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2019/10/19(土) 14:15:34.73 ID:nyLI4uZ20
……
ミッコ「どう?」
アキ「あ〜あ、ひどいねこれ」
アキ「転輪部分ばかりへこみまくってる、これは高くつくよ」
ミッコ「しまった……!」
ミッコ「修理費をナメてた……!」
完
64 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2019/11/03(日) 22:06:26.39 ID:Aq9myEJ10
【第4話】みほ「ふざけんな!」杏「すまぬ…すまぬ…」
原典
猫「ふざけんな!」シュレーディンガー博士「すまぬ…すまぬ…」
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/internet/14562/1376665802/
口調の改変が面倒になってきた・・・
65 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2019/11/03(日) 22:07:39.87 ID:Aq9myEJ10
みほ「やめろ!ちょまじやめろ!押すな馬鹿!」
杏「すまん…すまん…」グイグイ
みほ「テメー!ふざけんなコラ!頃す気かオイ!」
杏「学園のためなんだ……学園の……廃艦を撤回させるんだ……」グイグイ
みほ「お前がこの撃つか撃たれるかの地獄の鉄の箱に入ればいいだろうが!なんで私なんだよ!」
みほ「ちょ、まじやーめーろ!このハゲ!デコッパゲ!」
杏「ハゲじゃねーし!ハゲって言った方がハゲだし!」グイグイ
みほ「ぎゃーーーーーッ」
ピュッ ダダダダッ
杏「あっ こら!!待てゴルァ!!」
66 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2019/11/03(日) 22:08:49.47 ID:Aq9myEJ10
みほ「もしもし!学園艦教育局ですか?助けてください!頃されます!」
杏「やべっ」ガチャン
みほ「もしも……あーっ!」
杏「電話線も切らなきゃ!」ブチッ
みほ「わーーーっ これ本格的にピンチ!まじやべえ!サイコツインテールに頃される!!」
杏「いや、安心しろ。ちょっとボロ戦車率いて優勝するだけでいいから」
みほ「ちっとも安心できねーよ!!完全に頃しにかかってるだろうが!!」
杏『学園艦と呼ばれる船の上に学校があり、「乙女のたしなみ」として華道や茶道などとともに「戦車道」があり、学校対抗の全国大会が行われている世界。テレビアニメでは、自分の道を見失って強豪校を去ることになった主人公の西住みほが、実績のない無名校を率いて全国優勝を目指しながら、自分の戦車道と向き合っていく過程を描いている。』
杏「このアニメの異常さを示して批判するのが目的なんだ!」
みほ「wiki乙!」
杏「さあ観念してこっちに来なさい!」
みほ「やーめーれ!首根っこ掴むのやーめーれーや!」
67 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2019/11/03(日) 22:10:04.62 ID:Aq9myEJ10
みほ「うわーーーーーん!誰かーーー!」
杏「大丈夫大丈夫」
みほ「大丈夫じゃねぇーーー!呪い頃すぞこのコンコンチキ!!!アバダケダブラ!!」
杏「お辞儀をするのだ!!」
みほ「なんでもするからーーー!お辞儀でもなんでもするからーーー!!」
バリーン
優花里「おう西住殿、こりゃどういう状況だ?」
みほ「モジャ!!ヘルプ!この狂ったチビに頃されちまう!!」
杏「な、なんだこの薄汚い縮れ毛!?窓が…」
優花里「おうおうなにやってんでぃ!」ガブッ
杏「あっ イタァー!!痛い痛い!!あっこれまじ痛い!」
68 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2019/11/03(日) 22:11:14.94 ID:Aq9myEJ10
優花里「無事か西住殿!」
みほ「モジャ、助かったぜ……」
優花里「いいってことよ」
杏「うっぐっぅぅ……許さんぞ陰キャ風情が!二人とも戦車に入れてやる!」
みほ「もう学園存続もへったくれもなくなってんじゃねーかよ!お前本当に生徒会長!?」
優花里「あのチビどうしちまったんだ?」
みほ「わからん!わからんが、こいつをどうにかしないと私の未来はない!」
優花里「協力するぜ、西住殿!!」
シャーッ!
うおおおおおお!
69 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2019/11/03(日) 22:12:03.33 ID:Aq9myEJ10
杏「うわあああああああ!おさないで!押さないでくれえ!!」
優花里「おらっ さっさとヘッツァーに入れや!」
みほ「足回りも火力も装甲も無い元38tにさっさと入れや!!」
優花里「戦車のくせに不整地走ったら履帯が外れる元38tになぁ!!」
杏「お前ら詳しいな!?」ギュウギュウ
杏「あーっ!無理矢理ヘッツァーだからマウスに踏まれたらきっつい!潰れるわコレ!!」
みほ「ふう。やっと入ったな」パタン
優花里「お疲れーい」
ヘッツァー「−−!−−−−−!!」
70 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2019/11/03(日) 22:12:51.17 ID:Aq9myEJ10
みほ「このままマウスに突っ込ませて今から一時間後、会長が生きている確立は50%、タヒんでいる確立は50%。いま鉄の箱の中では生きている状態とタヒんでいる状態が重なってるわけだ」
優花里「なるほど。つまりコペンハーゲン解釈の量子力学において粒子は、様々な状態が重なり合った状態で存在しうるけど」
みほ「ああ、私たちは今の鉄の箱の中の会長みたいに、重なり合った状態を観測することはできない。この思考実験がその量子力学の確立解釈に対する批判になるということだな」
優花里「ザッツライト。wiki乙」
みほ「イグザクトリー。wiki乙」
ヘッツァー「−−−!!!」
71 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2019/11/03(日) 22:13:35.55 ID:Aq9myEJ10
1時間後
杏「ぜはーっ ぜはーっ 生きてる……私生きてる……」
みほ「チッ」
優花里「はー、クーラー涼しいー」
杏「このボッチどもぉぉぉぉ、つるんだとたんにイキリやがって……絶対に許さん……」
みほ「アーン?いいから黙ってマカロン出せやコラァ」
優花里「やべえ……・Mk.IV戦車乗るの超楽しい」キュラキュラ
杏「こうなったらな!100パーセント水没する戦車の中にいれちゃるわい!!」
みほ「それもう実験じゃなくてただの札戮じゃね!?なにこの性悪チビこわい」
杏「覚悟しろーーーー!」
シャーッ!
うおおおおおお!!
72 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2019/11/03(日) 22:14:22.36 ID:Aq9myEJ10
杏「馬鹿押すな馬鹿 マジで今度はタヒんじゃうから!タヒぬから!やめて!!」
みほ「因果応報だろ」グイグイ
優花里「自業自得だ」グイグイ
みほ「天網恢恢疎にして漏らさず」グイグイ
優花里「因果の小車」グイグイ
杏「ごめんごめん!謝るから本当に許して?ね?ね?」
みほ「見返りは?」
杏「毎日学園艦内ボコ放送」
みほ「よし」
73 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2019/11/03(日) 22:16:08.68 ID:Aq9myEJ10
杏「と見せかけてーー!!」
優花里「ほっ」ドン
杏「あ」
みほ「はい」パタン
杏「ちょっ」
ヘッツァー「−−−−−−−−−−−−−!!!!」バッタンバッタン
みほ「うるせー!4DX上映以上にうるせー!」
優花里「このままじゃ戦車倉庫が半壊するぞ!いい年こいてこのチビ!いい加減にしろ!」
みほ「しょうがねえなー。出すか」
74 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2019/11/03(日) 22:16:52.31 ID:Aq9myEJ10
杏「えぐえぐ……ひっくえぐえぐ」
みほ「上級生が泣くなよ……かなりみっともねえぞ」
優花里「大丈夫か、涙拭けよ。ほら」
杏「ありがとう… でもこれ雑巾だよね…」
みほ「もう戦車道なんてやめようぜ。疲れちまったよ」
優花里「会長ももうこれ以上暴れないでくれ」
杏「そうだな……私も久しぶりに運動したら、腰が」
みほ「そろそろボコの再放送の時間だから帰りたいよ」
75 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2019/11/03(日) 22:17:37.08 ID:Aq9myEJ10
杏「ていうかさ?いま思ったんだけど、学園存続は何かの実績示せばいいんだからわざわざ戦車道しなくてもよかったかも」
みほ「今更?」
優花里「もっと早く気付いてほしかったところだな」
みほ「会長って、前から思ってたけど、馬鹿だよな?」
杏「よし、そうと決まればさっそく大洗紹介の街興しPVを作って総務省に提出してやるぞ!おー!!」
みほ「なんか盛り上がってら」
優花里「じゃあまたMk.IVに乗って遊ぼっと」キュラキュラ
76 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2019/11/03(日) 22:18:27.80 ID:Aq9myEJ10
しばらくして
杏「もう少し、もう少しでPV編集が完成する…」カタカタカタッ
みほ「よー会長、なにしてんのー?」ダキツキッ
杏「ちょあああああああ!後ろからいきなりあすなろ抱きしないでええええ!」
みほ「え?なに?」スリスリ
杏「あああああああああ!よりかかって頬ずりしないでえええええ!それデリートボタン!!私の1時間分の編集画像消えたああああああああ!」
優花里「だーからバックアップはこまめにとっとけっつの」
杏「お前はコンセントにピンポイントで引っかかってんじゃないよ!!!!!完全にわざとだよね!?ええ!?」
優花里「このポルシェティーガーおもしれー」
みほ「♪」スリスリ
77 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2019/11/03(日) 22:19:10.23 ID:Aq9myEJ10
杏「くそっ 何回やり直せばいいんだ私は……」カタカタッ
みほ「会長ー」
杏「来るなよ!!絶対来るなよ!!!来たら泣くよ!!!」
優花里「どんな脅しだし」
みほ「その『JKによる大洗でアンコウ踊り』って題材、まずいんじゃないの?」
杏「な、何故だ!?」
みほ「今さー倫理とかセクハラとかいろいろ言われる時代だぜ?会長訴えられるかもよ」
杏「馬鹿な!アンコウ踊りは歴史ある地域の伝統だぞ?」
優花里「実際にやったら面白半分でネットに晒されるけどな」
みほ「やばいんじゃねーの?」
78 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2019/11/03(日) 22:19:49.42 ID:Aq9myEJ10
杏「む……確かにそうか。しかし、そうするとウサギもだめだな。なんかエッチぃ、いっそアリクイにするか」
みほ「『大洗のアリクイ踊り』か。なかなかシュールだな」
杏「いや、そんなのが大洗の新たな名物として全国に名を通すのはダメだ!ふむ」
杏「それなら私一人が踊るようつべ仕様にするか……」
79 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2019/11/03(日) 22:21:50.06 ID:Aq9myEJ10
* * *
梓「……ねえ、商店街で流れてたPVの内容だけどさ」
あゆみ「ああ、なんかすごかったな」
優季「『アンズのアンコウ踊りでアンアンアン』……」
桂利奈「ピンクのラバースーツ着て腰くねらせて……」
あや「……なんか、いたたまれないよね」
梓「ツルペタが大洗いのいろんな所で踊り狂ってるのを見てると、なんか……くるよね」
紗季「……」コクリ
あや「そもそも自分も女子高生っていうツッコミはしちゃだめかな……」
あゆみ「人生はってんだろ……察しろよ……会長頑張ってんだよ……」
あや「そ、そっか……」
おわり
80 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2020/01/23(木) 22:13:43.50 ID:3Chbawb30
【第5話】お銀「すまない、ベーコンのことを考えていた」
原典
【艦これ】ジョンストン「ゴメンなさい、ベーコンのことを考えていたわ」
https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1553401780/
◆ag9TZfREZs様、艦こればかり書いてないでガルパンSSもお願いします
むしろコレは貴方が書くべき案件なんですよ!
81 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2020/01/23(木) 22:15:18.56 ID:3Chbawb30
キャラ崩壊注意
生徒会執務室――
お銀「 私がBARどん底の主、竜巻のお銀だ!」
桃ちゃん隊長「おお、君がお銀君か! 待ちくたびれたぞ!」
お銀「……」
桃ちゃん隊長「これからビシバシ頑張ってくれ!」
お銀「……」
桃ちゃん隊長「……あの?」
お銀「……あ!」ハッ
お銀「すまない、聞いてなかった、ベーコンのこと考えてたから」
桃ちゃん隊長「ベーコンのことを!?」
82 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2020/01/23(木) 22:16:55.84 ID:3Chbawb30
サメさんチームがやって来た
彼女達は船舶科の生徒
サメさんチームがやって来た
83 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2020/01/23(木) 22:19:14.09 ID:3Chbawb30
食堂――
お銀「今日は私の奢りだ! どんどん食ってくれ!」モグモグモグモグ
ラム「ウホッ!」モグモグモグモグ
お銀「分からないことがあったらすぐに聞いてくれ?」モグモグモグモグ
ウサギ「「配膳お手伝いしまーす」」
ムラカミ「良かったなフリント、コーハイだ」モグモグモグモグ
フリント「はい! センパイwindを吹かせます!」モグモグモグモグ
ウサギ「「お手柔らかにー」」
84 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2020/01/23(木) 22:20:53.84 ID:3Chbawb30
お銀「……ん、ベーコンがないな」
ムラカミ「え? そこにあるだろ?」モグモグモグモグ
お銀「このペラッペラの端切れが!? 冗談だろ!?」
カトラス「上は、そこまでベーコンが流通していないから……」モグモグモグモグ
ラム「でもたまに分厚いベーコンステーキが恋しくなったりしねーか?」モグモグモグモグ
フリント「ありますね」モグモグモグモグ
ムラカミ「私は割りとしょっちゅうだ!」モグモグモグモグ
お銀「ここのベーコン事情は深刻だな……」
梓「あの、量が足りませんか?」
ムラカミ・ラム・フリント「「だからオマエ達を喰ってやるっ!」」ウガーー!!
ウサギ「「キャーー!!」」
ムラカミ・ラム・フリント「「ウガーー!!」」
ウサギ「「キャーー!!」」
ウガ--!!
キャ--!!
85 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2020/01/23(木) 22:44:49.85 ID:3Chbawb30
お銀「これはあたしが作らなくちゃならないな」モグモグモグモグ
ムラカミ「何を?」モグモグモグモグ
お銀「ベーコンだ」モグモグモグモグ
ラム「ウホッ! それはナイスアイデア!」モグモグモグモグ
カトラス「美味しいベーコンが出来るといいわね」モグモグモグモグ
フリント「ベーコン食べたい!」モグモグモグモグ
お銀「No bacon、no life」モグモグモグモグ
86 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2020/01/23(木) 22:46:14.54 ID:3Chbawb30
サメさんチームがやって来た
彼女達は燻製が大好物
サメさんチームがやって来た
87 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2020/01/24(金) 21:18:30.66 ID:Nr0RqrJg0
連絡船――
お銀「あの学園艦に、目的の子がいる」ツカツカ
ムラカミ「ベーコンなんて、どうやって作るつもりなんだ?」テクテク
お銀「どうやってって……別に? 普通に作れば良いだけだ」ツカツカ
ラム「ウホッベーコン作れるのか!?」テクテク
お銀「お前たちは作れないのか?」ツカツカ
フリント「食事はカトラスに任せればいいと思ってたから……」テクテク
お銀「まあいつもはそれが普通だな」ツカツカ
88 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2020/01/24(金) 21:19:35.05 ID:Nr0RqrJg0
お銀「ベーコンなんて、塩漬けして、塩抜きして、燻製すれば完成だ」ツカツカ
フリント「私にも作れるの?」テクテク
お銀「それどころか、サメブランドベーコンの製造主任に育て上げるから、覚悟しときな」ツカツカ
フリント「Wow!success story!」テクテク
お銀「In Oarai」ツカツカ
89 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2020/01/24(金) 21:20:26.07 ID:Nr0RqrJg0
サメさんチームがやって来た
MK−Wで燻製を作ってたらしい
サメさんチームがやって来た
90 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2020/01/24(金) 21:21:13.17 ID:Nr0RqrJg0
BC自由学園艦――
お銀「TANOMO-!」バンッ!!
フリント「DO-JO-!」バンッ!!
安藤「うおっ!?」ビクッ!!
祖父江「ひゃあぁぁぁっ!?」ビクッ!!
砂部「な、何よ急に!?」
お銀「BC自由学園! お前たちに頼みがある!」
押田「え、あ、はい、なんでしょうか……?」ビクビク
お銀「あたしに豚を卸してほしい!」
マリー「なんてストレートなお願い……!」
91 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2020/01/24(金) 21:23:28.57 ID:Nr0RqrJg0
砂部「急にそんなこと言われても……そんな……」
お銀「あーあー、しらばっくれなくて結構」
お銀「お前たちが連盟への食材を提供していることは、調べがついている!」
お銀「カトラス!」
カトラス「はっ!」メガネスチャッ
カトラス「様々な合法ハーブを押し入れ内でLED栽培しているコアラの森学園、養殖や加工製品の製造販売を行っているマジノ女学院、スイカとメロンの大型化品種改良を図る新進気鋭の青師団高校――」
カトラス「そして、酪農や食肉、鶏卵を提供しているBC自由学園です」
押田「……連盟のごく一部しか知らない情報を……!?」
安藤「どういうつもり? 私たちをどうしたいのかしら?」ギロリ
マリー「はわわわ……!」オロオロ
92 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2020/01/24(金) 21:24:27.57 ID:Nr0RqrJg0
お銀「勘違いするな。そんな野蛮なことをするつもりは佐倉佐倉ない」 ※あやねるジョーク
お銀「あたしはただ、豚肉が欲しいだけ」
お銀「毎日分厚いベーコンステーキを食べられるだけの豚肉が欲しいんだ」
安藤「……報酬は?」
お銀「カトラス直伝、ケーキレシピでどうだ?」
お銀「あ、これは手土産代わりのサンプルです」テワタシ
押田「あ、これはご丁寧に 」ウケトリ
マリー「十分ね、それじゃ交渉成立ってことで!」(´〜`)モグモグ
安・押「ええー……」
93 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2020/01/24(金) 21:25:23.55 ID:Nr0RqrJg0
マリー「祖父江! 今すぐ豚舎に案内してあげなさい!」
マリー「ベーコンに最適な豚肉を融通してあげて!」
マリー「すべては美味しいベーコンのために!」
祖父江「うん……まあ、マリー様が良いって言うなら……」
お銀「Thanks!」
フリント「Thanks!」
安藤「あと『道場』は『破り』まで言わないと意味が通じないぞ」
お銀「へー」メモメモ
フリント「知らなかったー」メモメモ
94 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2020/01/24(金) 21:25:58.41 ID:Nr0RqrJg0
サメさんチームがやって来た
BC自由学園と手を組んで
サメさんチームがやって来た
95 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2020/01/24(金) 21:26:43.66 ID:Nr0RqrJg0
食堂――厨房――
お銀「どうだ? 美味いだろ?」
フリント「Foooooo!! It's toooooo delicious!!」
カトラス「お肉の歯ごたえが! ほどよい塩気が! 豊かな香りが!」モグモグモグモグ
ムラカミ「食べれば食べるほどッ! 食欲がわいてくるッ!」モグモグモグモグ
フリント「このベーコンには……最後まで食べてもらいたいという……」モグモグモグモグ
ラム「『旨味』があるッ!!」モグモグモグモグ
お銀「気に入ってくれて嬉しいぞ」
96 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2020/01/24(金) 21:28:30.90 ID:Nr0RqrJg0
フリント「これだけ美味しいと、この量じゃ足りないよ?」
お銀「そう思って大洗内に協力者とバイトをたくさん確保しておいた!」
お銀「C'mon!!」パチンッ!
ざわ……ざわ……
ラム「ウホッ! たくさんいるね!」
お銀「この子たちは全員、公式HPでのキャラ紹介すらして貰えず一回戦敗退で路頭に迷っていたんだ」
お銀「バイト代の話もつけたし、すぐにでも量産できる!」
ムラカミ「バイト代って、お金持ってないぞ?!」
お銀「無問題!」
お銀「お金がないなら、お金を作れば良いじゃないか!」
フリント「それって……ベーコンを売って儲けるってこと?」
お銀「そうだ!」
お銀「すでに製造販売するための工場と資格や許可も揃えてある」
ラム「はえーすっごい……」
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