【ガルパン】コピペ改変ウォー!!

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1 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/10/03(木) 23:47:16.41 ID:JJqZc+p40
てゆーかパクリ6部作

まずは定番から


【第1話】W号戦車「自動車部が超整備技術を隠し持ってた……」

原典
母「娘が母子相姦もののエロ本隠し持ってた……」
https://hibari.5ch.net/test/read.cgi/news4vip/1308664914/

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1570114036
2 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/10/03(木) 23:48:52.26 ID:JJqZc+p40
W号「自動車部がぁ、自動車部が怖いぃ!」ガタガタ

ナカジマ「誤解だから!誤解だから!」

W号「自動車部に魔改造されるぅ!」ブルブル

ナカジマ「やめて!」
3 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/10/03(木) 23:49:37.05 ID:JJqZc+p40

ナカジマ「ご、誤解なんだよ!」

W号「そうなの……?」

ナカジマ「うん」

W号「じゃあ大洗の戦車、自動車部が整備したんじゃなくて外注したの?」

ナカジマ「いや、それはまぁ、私達なんだけど……」

W号「魔改造されるぅ! 自動車部に魔改造されるぅ!」ガタガタ

ナカジマ「ち、違うのぉ!」
4 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/10/03(木) 23:50:21.57 ID:JJqZc+p40
W号「あの、自動車部は機械いじりが好きだから、そういう事に興味を持つ事自体は全然否定しません」ビクビク

ナカジマ「……うん」

W号「モーターを改造して速くする事も、全然悪い事だとは思わないし……」ブルブル

ナカジマ「……あの、W号さん?」

W号「な、何!?」ビクゥッ

ナカジマ「な、なんで距離とってるの?」

W号「怖いもん!魔改造されるもん!」ガタガタ

ナカジマ「やめて!」
5 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/10/03(木) 23:51:16.16 ID:JJqZc+p40
W号「超マニアックな方法で魔改造されるもん!」

ナカジマ「しないよそんなの!」

W号「試合中に煙を吹いたエンジンを『いい子でちゅね〜』とかあやし言葉で走行しながら修理するもん!」

ナカジマ「やめて!今それを持ち出すとレッドスター氏みたいになるからやめて!」
6 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/10/03(木) 23:52:07.88 ID:JJqZc+p40

W号「なんかメカニック特有のマニアックな言葉責めとかするつもりでしょ!」

ナカジマ「しないよ!やめて!」

W号「『砲身の内側磨かれるの気持ちいいでしょう』とか言いながら整備するつもりでしょう!」

ナカジマ「整備記録からの抜粋やめて!音読やめて!」

W号「自動車部がマニアックな整備技術を身につけてるぅぅ……!」
7 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/10/03(木) 23:52:46.87 ID:JJqZc+p40

W号「とにかく、そういうマニアックな整備しようとしてるんでしょ……?」

ナカジマ「違うから!そういうんじゃないから!」

W号「さ、さらにマニアックな……?」

ナカジマ「違うよ!ていうかさっきからW号さんが言ったみたいのは整備では全然マニアックの範疇じゃないよ!」

W号「……え?」

ナカジマ「……あ」
8 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/10/03(木) 23:53:23.54 ID:JJqZc+p40

W号「……あ、あれくらいは、基本なのね?」

ナカジマ「なんでもない!さっきのなんでもない!」

W号「正直さっきのでも整備記録からかなりエグいところ抜粋したつもりだったんだけど……」

ナカジマ「聞いて!さっきのは間違いだから!」

W号「もうあれくらいじゃ、満足できないんだね……?」

ナカジマ「やめて!」
9 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/10/03(木) 23:54:03.00 ID:JJqZc+p40
W号「自動車部がどんどん遠くに行く……」キュラキュラ

ナカジマ「遠くに行ってるのはW号さんだよ……後退して距離とってるじゃない……」

W号「だ、だって魔改造されるじゃない……」

ナカジマ「しないよ!」
10 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/10/03(木) 23:54:53.48 ID:JJqZc+p40
W号「20年間放置されてた私が悪かったのかな…… 知らず知らずの内に負担をかけていたのかな……」

ナカジマ「やめて!重い感じにしないで!」

W号「ちゃんとサビ落としして洗車してもらったのに……」

ナカジマ「してほしくなかったよ!素人が水で洗うとかありえないタイプの奴だったよそれ!」

W号「で、でも整備的な見地から言えば泡まみれも興奮ポイントに……?」

ナカジマ「やめて!嗜好を探るのやめて!」
11 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/10/03(木) 23:55:46.58 ID:JJqZc+p40


W号「だ、だってさっき言ったくらいはもう基本なんでしょ?」

ナカジマ「間違いでした!さっきの無しで!」

W号「とすると哺乳瓶型グリースガンとかそっち系に行かざるを得ないじゃない……?」

ナカジマ「っていうか何でちょくちょくとレッドスター氏的なの!? さっきまで魔改造される!とか言ってたよね!?」

W号「さ、逆らったら砲身から糸下げられてザリガニ釣りさせされる……」

ナカジマ「そ、そういうことか!いやそれは無いから!」
12 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/10/03(木) 23:56:29.03 ID:JJqZc+p40

W号「じゃ、じゃあ面と向かって言って……」

ナカジマ「何を?」

W号「『私はW号戦車を魔改造したいと思っていないし、思ったこともありません』って」

ナカジマ「何その宣言!?」

W号「言わなきゃ信用できない!マッドエンジニアと共に同じガレージにはいられないもの!」

ナカジマ「マッドとか言わないで!」
13 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/10/03(木) 23:57:18.01 ID:JJqZc+p40

W号「と、とにかく言ってもらえれば、安心できるかもしれないから……」

ナカジマ「……うーん……」

W号「や、やっぱり虚偽の申告はできませんか?」ビクビク

ナカジマ「虚偽じゃないから!」

W号「いいの!私はあなた方を嘘つきにしたいわけじゃありませんから!」

ナカジマ「その感じやめて!」

W号「自動車部にその場限りの嘘をつかせるくらいなら、私あなた方の嗜好と向き合いますから!」

ナカジマ「言うから!言うから重い感じやめて!」
14 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/10/03(木) 23:58:20.73 ID:JJqZc+p40

ナカジマ「えっと、な、なんだっけ……『私達は……』」

W号「『私達はW号戦車を魔改造したいと思っていないし』 」

ナカジマ「そ、そうね。『私達はW号戦車を』……」

W号「……ど、どうかしました?」ビクビク

ナカジマ「あ、あのー、一応、一応確認ね?」

W号「な、何?」

ナカジマ「こ、この『魔改造』の範囲って……?」

W号「!!」

ナカジマ「い、一応だよ!!」
15 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/10/03(木) 23:59:04.52 ID:JJqZc+p40

W号「そ、それはつまり範囲によっては……」

ナカジマ「一応だって!意外と私達との間で食い違ってるかもしれないじゃん!」

W号「範囲によってはありえるってこと?」

ナカジマ「いやだからその確認!」

W号「そ、そうですね。自動車部の基準はちょっとアレですからね」

ナカジマ「アレとかやめて」
16 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/10/04(金) 00:02:18.16 ID:wTiKHk+e0

ナカジマ「えーと、じゃぁちょっとずつ確認してこう?」

W号「う、うん。ここでの『魔改造』の範囲が広ければ広いほど、その……」

ナカジマ「……うん」

W号「自動車部がさっきの宣誓をできなくなる可能性が上がるわけですね……」

ナカジマ「いやまぁ多分ていうか絶対大丈夫だけどね!!」

W号「そうですよね!」

ナカジマ「えー、じゃあ『魔改造』の基準決めスタート!」

ナカジマ「まずは『20年水没してたV突の修理』!」

W号「えッ!?」

ナカジマ「えッ!?」
17 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/10/04(金) 00:03:12.49 ID:wTiKHk+e0

ナカジマ「ストップで! 一旦ストップで!」

W号「怖い怖い怖い怖い!!」

ナカジマ「違うって! 普通にするじゃん! 整備ってするじゃん! 部員全員で!」

W号「水に浸かったエンジンなんてみほさんのお父さんだって匙投げるよ!怖い怖い怖い」

ナカジマ「大洗がするかどうかじゃないよ!? 一般的にだよ!? 一般的な基準として、故障車両を部員全員で整備はセーフだよ!」

W号「だからってたった4人ではしないよぉ……」

ナカジマ「アレだよ? 時間かけてだよ? 『3分で出来ました』とかそういうんじゃないよ? そのつもりで私はOKにしたんだよ?」

W号「当たり前だよ…… ていうか本当に3分で整備してたら撃破判定装置作動させてサボタージュしてたよ……」
18 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/10/04(金) 00:03:50.39 ID:wTiKHk+e0

ナカジマ「あの、ていうかじゃあさ、4人で短時間整備が基準だとアウトなの? よね?」

ナカジマ(心底屈辱的……)

W号「うーん……ていうかもう、聞くね…… ど、どこラインにしたらさっきの宣言できますか?」

ナカジマ「……えー?」

W号「じ、自動車部が決めてください、それを聞いて対処しますから」

ナカジマ「……う、ん…」
19 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/10/04(金) 00:04:27.10 ID:wTiKHk+e0

 (五分後)

ナカジマ「……」

W号「……」ドキドキ

ナカジマ「……あの」

W号「ひっ!?」ビクゥッ

ナカジマ「そ、そこまで怯えなくても!」

W号「ご、ごめんなさい、驚いただけですから、魔改造しないで!」

ナカジマ「やめて!」

W号「……ていうか、これ長考した時点で相当ヤバ……」

ナカジマ「言うから!今すぐ言うから!」
20 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/10/04(金) 00:05:18.44 ID:wTiKHk+e0
ナカジマ「え、えーと……」

W号「言ってくれていいですから!ズドンと!」

ナカジマ「えーと……」

W号「もう驚かないから!」

ナカジマ「えー……多分、何をラインにしても、その、無理……」

W号「え」

ナカジマ「あの、だって、したいし……」

W号「うわああああああやっぱりガチじゃないですかぁぁぁぁぁ!!!」

ナカジマ「ご、ごめんねぇぇぇぇ! でもしたいんだものぉぉぉぉ!!」
21 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/10/04(金) 00:06:04.47 ID:wTiKHk+e0

W号「最初ので合ってたじゃないですかぁぁぁぁぁ!! 最初のリアクションでむしろ正解じゃないですかぁぁぁぁぁ!!!!」

ナカジマ「ごめんなさい! 本当にごめんなさい! でもさっきのV突短時間整備とかめっちゃカンタンでした!」

W号「それは聞いてないですよぉぉぉ!! 怖い怖い怖いぃぃぃ!!」

ナカジマ「し、静かにしてよ!! 今すぐ改造するよッ!?」

W号「め、めっちゃ本性出してるぅぅぅぅ!!!」
22 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/10/04(金) 00:07:02.16 ID:wTiKHk+e0

W号「八九式の快速戦車化は?」

ナカジマ「基本」

W号「ヘッツァー改造キットは?」

ナカジマ「余計なお世話」

W号「自作パーツは?」

ナカジマ「純正品以上」

W号「レギュレーションの不備を突くのは?」

ナカジマ「正義」

W号「こわいよぉぉぉ! 自動車部が怖いよぉぉぉ!」

ナカジマ「う、うるさい!吸排気弁径を上げてパワーインジェクターと電子制御燃料噴射装置載せてエンジンの見た目変えずに排気量上げるよ!?」

W号「なにそれ!?」

ナカジマ「よろしくメカドックではよくあるんだよ!」

W号「よくあるんだ!?」
23 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/10/04(金) 00:08:10.33 ID:wTiKHk+e0

ナカジマ「F2型にシュルツェン装着させて裸エプロン仕様にしたい!」

W号「何急に!?」

ナカジマ「ご、ごめん、もう我慢しなくていいと思ったら願望出ちゃった」

W号「怖い! そんなことを内に秘めてたとか怖い!」

ナカジマ「高所に登るときPティーガーを3両掛かりで引っ張らせたい!」

W号「やめて怖い!」

ナカジマ「こういう時チビっ子は西住隊長をひたすら褒める!」

W号「細かな設定とか怖い!」
24 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/10/04(金) 00:08:58.52 ID:wTiKHk+e0

ナカジマ「うわあああ願望出るぅぅぅ!!」

W号「落ち着いて! もうやめて!」

ナカジマ「熱膨張の無い無幻セラミックエンジンにしたい!」

ナカジマ「特殊カーボンを自前で合成したい!」

ナカジマ「隊員全員に自車両の整備方法を教えたい!」

W号「最後のは普通のこと言ってるはずなのに怖い!」
25 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/10/04(金) 00:10:04.79 ID:wTiKHk+e0

ナカジマ「そういうことだから!よ、よろしくね!」

W号「何をヨロシクするの?」

ナカジマ「……じゃ、じゃぁ私達帰るから!もう帰るから!」

W号「このタイミングで引き上げられるとより怖い!ていうかなにをヨロシクすればいいの!?」

ナカジマ「お疲れ様でした!」ダッ

W号「ええー……絶対明日から何か仕掛けてくる……」

W号「本当にヤダ本当に怖い……」

W号「なんでPティーガーの改造モーターに気づいちゃったんだろう……」

W号「他のみんなにはなんて言おう……いや、言ってもしょうがないかぁ……喜んでるし……」

〜〜〜〜〜

小島「試合中に2度も履帯切られた!まあすぐ直せるけどね」

パンター「……ん?」

おしまい
26 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/10/04(金) 02:59:08.67 ID:XFqTWsLP0
次は君自身の考えたやつを読みたいな
いい加減に
27 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/10/06(日) 21:26:07.29 ID:C00lgjX3O
いやこれはすごい

このシチュを思い付いて全部改変しきったのがすごい
28 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/10/10(木) 22:06:46.72 ID:znoNDf4H0
【第2話】ナオミ「アリサ、どうした?」マリサ「何か……寝違えたみたい」
29 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/10/10(木) 22:08:24.06 ID:znoNDf4H0

原典
チノ「ココアさんどうしたんですか?」ココマ「何か……寝違えたみたい」

http://viper.2ch.sc/test/read.cgi/news4vip/1475071716
30 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/10/10(木) 22:09:07.31 ID:znoNDf4H0

ナオミ「どうしよう隊長、アリサが寝違えてマリサになってしまった」

ケイ「……ソーリー、状況を理解するのにちょっと時間が必要ネ」
31 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/10/10(木) 22:09:46.11 ID:znoNDf4H0

ケイ「えーと……つまり?」

ケイ「寝違えて……何か……アリサのよくわかんない部分がアレしてこうなったわけネ」

ナオミ「いや、そんな難しい話じゃない。アリサのアの部分がマになったんだ」

ケイ「……いやだからどういう訳なのこれは……」

マリサ「寝癖が治らないみたいなそんな感じに近いでしょうか」

ケイ「いやこれそんな一般的な現象じゃないでしょ多分!!」
32 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/10/10(木) 22:11:07.68 ID:znoNDf4H0

マリサ「ともかく早く治さないとタカシに会った時困るよ……魔理沙さんて呼ばれるよ」

ナオミ「今の時代ギリギリいそうな名前だし問題ないんじゃないか、そもそもタカシはお前のこと何とも思ってないだろ?」

マリサ「あ?」ギロッ

ケイ「しかし……どう治せっていうのこれ……」

ナオミ「原因は寝違えみたいだし逆方向に寝違え直したら戻らないか?」

ケイ「逆方向に寝違え直すとかいう何その今まで聞いたことない言葉!?」

マリサ「よーし! ちょっと寝てきます!」



ムリサ「治りました?」

ケイ「悪化してる!!!」
33 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/10/10(木) 22:11:52.85 ID:znoNDf4H0

ケイ「いやこれ何がどうなってるの!? もう寝違えとかそんな次元じゃないでしょこれ!?」

ムリサ「えっ!?何!?今私どうなってるの!?まだ鏡見てない!!」

ナオミ「マの字がすさまじい方向にひね曲がってムになってる!!」

ムリサ「ヴェァアアアア!?」

ケイ「も、もう一度寝てくる?もう一回すさまじい寝違えを起こしたら案外元に戻るかも……」

ムリサ「ね、寝てきます!!」



△リサ「どう!!?」

ケイ「くっついてる!!!!!」
34 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/10/10(木) 22:13:29.43 ID:znoNDf4H0

ケイ「あなたホント普段どんな寝方してるの!? 何をどうしたらこんなことになるっていうの!!」

△リサ「えええええ!?何!?今度は何になったの!?」

ナオミ「もはや文字を通り越して記号になった!!」

△リサ「記号!?」

ケイ「何かこう……せめて文字に戻して!!寝てきなさい!!」

△リサ「イ、イエスマム!!」



▽リサ「起きました!!多分まだダメですよね!!!!」

ケイ「まだダメよ!!!!!!」

ナオミ「ひっくり返っただけだ!!!!」
35 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/10/10(木) 22:14:47.95 ID:znoNDf4H0

ケイ「せめて文字に戻しなさいって言ったでしょ!!何で記号のままなのよ!!」

▽リサ「私もどう寝違えたらいいのかよくわからなくて……」

ナオミ「……もう一回寝るか?」

▽リサ「次どうなるんだろう……何かもはやちょっと楽しみになってきました」

ケイ「楽しまないで!!」



「ヴェァアアア!!」

ケイ「!?」

ナオミ「どうしたアリサ!!」



フリサ「何か取れたあああ!!!!」\

ケイ「!!!」
36 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/10/10(木) 22:15:36.44 ID:znoNDf4H0

フリサ「どどどどどどうしようこれ!? 治る!? 接着剤か何かでくっつく!?」\

ケイ「接着剤!? いや接着剤ってあなた……行ける!?」

ナオミ「い、一応あるけど……」

フリサ「よ、よし……!」\

ケイ「ちょ、ちょっと本気!? 本気で接着剤で行く気!?」

フリサ「よ、よくわかりませんがやってみます……」\

フリサ「……ん?」\

ケイ「ど、どうしたの?」

フリサ「えーと……私今どうなってるんでしたっけ?」\

ナオミ「▽から左下の棒が取れて……あとちょっと丸みがついたみたいだ。フリサになってる」

フリサ「……あの」\

フリサ「76mmの空薬莢持ってきてもらえませんか?」\

37 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/10/10(木) 22:16:27.20 ID:znoNDf4H0

フリサ「まずこの棒の向きを変えて」/

フリサ「薬莢の丸みを利用して……形を……」ノ

フリサ「……よし!!」ノ

ナオミ「……この棒にも丸みがついたな」

ケイ「……あっ」

ナオミ「あっ」

フリサ「あとは接着剤で……」ノ



アリサ「……!」キリッ

ケイ「いやキリッじゃないでしょ!!いいのそれで!!!」

38 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/10/10(木) 22:17:35.95 ID:znoNDf4H0

ナオミ「やったなアリサ!!」

アリサ「うん!!」

ケイ「いや大丈夫なのこれ!? アに戻ったってことにしていいのこれ!?」

アリサ「え、でもちゃんとアに戻りましたし……」

ケイ「いやでも一回ものすごいひっくり返ったはずでしょ!? マからムに!!」

アリサ「まあ何か問題が起きたらまたそのとき治せばいいんですよ!!」

ケイ「いや、しかし……ええ……」
39 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/10/10(木) 22:18:25.57 ID:znoNDf4H0

 〜アンツィオ〜

カルパッチョ「おはよう、ペパロニ」

ペパロニ「助けてほしいッス! 大変ッス!」

カルパッチョ「え!? 何!? 何事!?」

ペパロニ「姐さんが……姐さんが……!」



マンチョビ「ひどく寝違えたみたいで!!」

カルパッチョ「ドゥーチェッ!?その字面はヤバいですッ!!」


 おわり
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