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【ダンガンロンパ】桑田「栄光の希望ヶ峰ナイン」【あんこ】
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300 :
◆z.6vDABEMI
[saga]:2020/01/17(金) 22:35:48.71 ID:1FSxPWTuo
やるか!!!!!
301 :
◆z.6vDABEMI
[saga]:2020/01/17(金) 22:44:54.53 ID:1FSxPWTuo
>>299
桑田ホームランできる
桑田「うおっと!」
きぃんっ!!
相手投手「なに!?」
ひゅるるる〜……
桑田「……あー、悪ぃなぁー」
ひゅるるん
るるるん
桑田「いやーマジ悪いなぁ、オレマジ強いからさぁー」
すぽ
モブD「……入りますねえ」
戦刃「あんなひょろひょろ球になってたのに……入るんだ……」
桑田「オレならバントでもホームラン行けるぜ?」
相手投手「そんな馬鹿な……」
───意外なことかもしれないが、
◆
桑田「余裕だった……」
▼
直下コンマ
50以上でなんもない、以下だとめんどいことになる(※リーグ中断)
302 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/01/17(金) 22:46:21.52 ID:n/zT9tnM0
あい
303 :
◆z.6vDABEMI
[saga]:2020/01/17(金) 23:32:04.05 ID:1FSxPWTuo
>>302
さすがだわ
桑田「……あー?」
何かあった気がしたが何もなかった
そして───
◆【9月 1週目】
こんこん
桑田「うーっす」
学園長「やあ、桑田君。順調みたいだね」
桑田「えー?まあオレだし?」
桑田「……で、なんすか?意味もなく呼び出したわけじゃねえっしょ?」
学園長「ああ。今日から準々決勝……これからさらに険しい戦いになるだろうから、その応援と思ってね」
桑田「なんだそれ!?……や、そんだけで呼んだんならオレもういきますよ?」
学園長「まあそう言わないで」
とんとん
学園長「今日は準々決勝だろう?」
▼
1:マッサージしてくれた
2:バットのお手入れ
3:遂に敵のボスが判明する?
4:そのた
↓2
304 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/01/18(土) 00:43:51.80 ID:9XQXJPWK0
ふみだい
305 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/01/18(土) 09:56:47.44 ID:ntuAmSx20
3
306 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/01/18(土) 09:57:40.62 ID:85iaWoNo0
ここで44!?
307 :
◆z.6vDABEMI
[saga]:2020/01/19(日) 00:30:55.59 ID:q5d+3zPDo
ええ……?
308 :
◆z.6vDABEMI
[saga]:2020/01/19(日) 00:34:07.71 ID:q5d+3zPDo
>>305
学園長「……実は、ひとつ最悪な事実が判明した」
桑田「なんすか?それ」
学園長「ああ。敵は宇宙人かもしれないと言う話をしたよね」
桑田「あー、なんかそんな話っしたね!けどさすがにアホくさすぎて……」
学園長「それがどうやら、事実だったようなんだ。しかもあろうことか、その宇宙人達を操っていたのが……」
桑田「……え?」
◆───【9月 3週目】
桑田「アンタだったなんてな……」
東条「……」
309 :
◆z.6vDABEMI
[saga]:2020/01/19(日) 00:48:15.13 ID:q5d+3zPDo
桑田「なあ、何でだよ東条ちゃん。なんでアンタが……」
東条「……ねえ、桑田君?」
桑田「あ?な、なんだよ」
東条「貴方には、この地球……いえ、この宇宙の全ての責任を取る覚悟がある?」
桑田「は?何言ってんだ?んなもん……」
東条「ない、わよね」
桑田「や、そうだけどさ」
東条「───某国の大統領が、私にとある依頼をしてきたのは、今から半年ほど前のこと」
東条「それは、」
『我が国を守るため君に裏から国の指揮をして欲しい』
東条「しかし、大統領はほどなくして宇宙からの使者と交信し、そして……こう言ったわ」
東条「我々は宇宙の使者と和平を結ぶことにした。そして、この地球を彼らの物にするべきと考えている」
東条「だから、君が彼らに地球のことを教え、指揮しつつ、世界を侵略すべし、と」
桑田「……意味わかんねえ……んじゃオレに誘われたのを快諾したのも……」
東条「そうね。それは……目的が出来たからよ。宇宙人達に」
桑田「は?」
東条「彼らは一方的な侵略や虐殺は好まなかった。代わりに、戦いで勝つことを望んだのよ。そしてそれがたまたま野球だっただけ」
東条「けれど、さすがに彼らも余裕勝ちばかりでは疑問に思うでしょう?だから、その為に貴方達が選ばれた」
桑田「全然納得いかねーんですけど!」
桑田(けど、やるしかねえんか野球……)
桑田(確か、戦刃ちゃんは……)
戦刃 むくろ
ステータス
普通/調子アゲアゲ
打撃B 119
守備A 127
肩力B 100
脚力A 146
魅力C 80
発想C 77
幸運E 2
【俊足】【超直感】【対ピンチ◎】
【イレギュラーハンター】
桑田(ほぼ一流の能力!これならまあまず負けることは無い、はず)
桑田「……オレらが負けたら地球侵略……まじで気ィ抜けねえなあ!」
先攻 希望ヶ峰レオンズ
VS
後攻 惑星宮アステロイド
▼勝負の流れを先に掴んだのは───
1:とにかく攻める!攻めまくる!
2:堅実に点を取ろう
3:体力温存だ
4:そのた
↓2
310 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/01/19(日) 00:51:10.10 ID:u0a1Bw7K0
1
311 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/01/19(日) 02:39:34.29 ID:OW2gE2tl0
2
312 :
◆z.6vDABEMI
[saga]:2020/01/23(木) 21:15:37.26 ID:FQc2LbdZo
無事に帰還しました!!やりますよ
313 :
◆z.6vDABEMI
[saga]:2020/01/23(木) 21:30:05.63 ID:FQc2LbdZo
>>311
桑田「なんでこんなことんなったかよく分かんねえけど、とにかく勝つぞ!」
「「「おう!」」」
桑田「そんで東条もこっちに取り戻して!全部片付ける!」
◆ハイライト 1回
桑田(とにかく、こつこつ点を取るしかねー。あいつらの戦い方が分かんねえけど、)
桑田「決勝、だもんな!」
桑田「ここまでくるっつーことは奴らはつえーぞ!全力出せオラ!」
キンッ
桑田「っし!先頭が出た!」
澪田「ワクワクするっすね……!」
桑田「後も続け!」
モブB「……し!」
きいいいいんっ!
桑田「よし!左中間ー!!」
……たたたたたた
桑田「あ?」
すぽ
センター「……」
桑田「っ、んだアイツ!?ショートが処理してもいいような球を、あの速度で捕球しに!?」
戦刃「でもボールは1度落ちてる!」
オオオオオ……ッ
桑田「っぶね……!バウンドしてなかったらアウトかよ!」
桑田(人間業とは思えねーなしかし)
続く戦刃は三振に倒れ、ここで4番桑田
桑田(ここか、いや………手元で突然球種が変わったみてーな球!?)
桑田も変化球を打たされホームランならず
しかし長打コースとなり幸先よく2点を得た
ものの、皇族続けずそのまま交代に
一方の惑星宮も桑田を攻略出来ずにいた
腐ってもそこは超高校級、いくら人智を超えた存在とて野球では負け無しである
三者三振に抑え早々に次の防御側へとマウンドを譲った
◆2〜5回まで
このままの調子をキープしたかった希望ヶ峰、ここで大幅なブレーキがかかってしまう
打っても「打たされた」ような有様であっという間に抑え込まれてしまった
だがやられるだけで黙っている桑田怜恩ではない
こちらも負けじと投球を繰り返して、点を取らせなかった
汗が額を流れていく
こんなに真剣に投球する姿は、誰も見たことがなかった
これが本物の桑田怜恩───
そして戦いは6回表に入る……
314 :
◆z.6vDABEMI
[saga]:2020/01/23(木) 21:39:13.91 ID:FQc2LbdZo
◆6回表
場面:2アウト1塁(戦刃)
バッター桑田
桑田「……ふー」
桑田(この試合で3打席目……初回は打てたが2回目は良いように打たされた)
じゃっじゃっ
桑田「次は……振り切るぜ!」
ピッチャー「……」
東条(無駄よ)
東条(惑星宮はあらゆる人間の野球データを分析していたもの……もちろん貴方もね)
桑田(多分あいつらは……オレのこと、めちゃくちゃ研究してんな)
東条(貴方の弱点、あるいは得意なもの、全て把握している)
桑田(ストレート待ちも恐らくバレてる……打って時間稼ぎしてーが、さっきの手応えからして変なところに飛ばされる可能性もある)
東条(そうよね……貴方はストレートを待ちたい。だけど、相手が悪いわよ。彼は5種類の変化球を投げ分ける、いわばほぼプロだもの)
桑田(カーブ、フォーク、シュート、スライダー……あと何だったっけ?多分5個くらいあるなあいつ
東条(同じフォームから投げ分けられる球から、ストレートだけを待つなんて出来ないでしょう?)
桑田(あー、しかもあいつフォームにクセがほとんどねえから見分けるのもむずかしいんだよな)
東条(───これ以上点は渡さない、貴方が負ける時が来たの!)
桑田(けど、これで勝ちゃきっとモテんだろ!バット振らなきゃ当たりもしねー!)
▼重要な局面
1:バットを短く持ってとにかく当てる
2:男に小細工など不要、ただ振り抜く
3:伝説のセーフティバント
4:プレッシャー出して四球を狙う
5:そのた
↓2
315 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/01/23(木) 21:42:33.65 ID:kzzCZc9g0
3
316 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/01/23(木) 22:18:15.71 ID:nO051Bfzo
3
317 :
◆z.6vDABEMI
[saga]:2020/01/23(木) 23:25:28.73 ID:FQc2LbdZo
>>316
桑田「く……!」
桑田(ここはギリギリまで引き付けてセーフティバントを……)
ピッチャー「……!」
びじゅっ!
桑田(!! 読まれてた!?球がちょっとたけえ……!)
戦刃(!!)
かこんむ
桑田「ぐ……!」
桑田(当てた……が……!)
東条(貴方の判断は脅威。だけど、それは通用しない)
ぱしんっ
「アウト!チェンジ!」
桑田「……」
ざっざっざっ
戦刃「あ、あの、桑田く……」
桑田「ぜってぇ点やらねー」
戦刃「! ……うん、頑張ろう」
桑田「ああ、ぜってー頑張ろう」
◆その回、裏
ギィンッッッ
桑田「ッ、ちぃぃ!」ぱしっ
東条(! ピッチャー返しを足で止め、捕球!?)
桑田「ま、こん位見せとかねーとな!」
桑田「っと……これで1アウト……次は?」
ざっ……
ピッチャー「……」
桑田「んだよ、オメーか」
1:振らせよう!
2:打ち取ろう!
3:男のストレート勝負
4:そのた
↓2
318 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/01/23(木) 23:27:57.49 ID:kzzCZc9g0
位置
319 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/01/24(金) 05:32:28.54 ID:fB+3TQTIo
2
320 :
◆z.6vDABEMI
[saga]:2020/01/28(火) 00:02:10.05 ID:MBRtuJPjo
>>319
桑田「男ならやっぱ実力みせとかねえとな」
ぐぐっ
ピッチャー「?」
桑田「おら、行くぞ」
びゅん!
モブ捕手「ぐっ……」ぱし
ピッチャー「!」
ストライク!
桑田「んだぁ?舐めやがって……!」
東条(バカね。貴方、そう言う少し熱が入りやすいところ、治っていないんだから)
桑田「ッ!」
びじゅっ
東条(! コースが甘い!)
桑田(───!)
きぃんっ!
ピッチャー「!?」
東条「詰まった……!?なぜ!?」
戦刃「松井くん!」
モブA「ありがとな!」ぱし
アウトーっ!!
東条(ただのストレートにしか見えない球……!まさか、強い回転を掛けていた?)
東条「やっぱり、貴方は……いい選手なのね」
東条(侮った、侮りすぎた……!)
◆
321 :
◆z.6vDABEMI
[saga]:2020/01/28(火) 00:20:09.25 ID:MBRtuJPjo
◆
続く7回8回は両者無失点に終わる
しかし体力をかなり消耗している桑田
一方、底の無いスタミナを見せてくる惑星宮のピッチャー
この戦いはかなり不利である
そう分かっていながらも
桑田は引くことは出来なかった
◆
───そして9回表
場面:2アウト バッター桑田
塁には走者なし
桑田(まだ奴らには点をやってねえ!)
桑田「このまま逃げ切れれば……くっそ、なんとかここでもう1点入れておきてえ」
▼やったれ桑田!
1:男ならストレート待ちよ
2:変化球待ちよ
3:とにかく当てて!当てる!
4:そのた
↓2
322 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/01/28(火) 00:25:23.06 ID:xRoUsRsT0
1
323 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/01/28(火) 01:48:35.14 ID:iWZEbhK90
敢えて?2
324 :
◆z.6vDABEMI
[saga]:2020/02/01(土) 19:29:46.23 ID:V43Ulgako
やらせていただきます
325 :
◆z.6vDABEMI
[saga]:2020/02/01(土) 19:38:45.08 ID:V43Ulgako
>>323
桑田(あいつの珠は読めてきた……なら、敢えて変化球待ってみるか?)
桑田(くくく、ここいらで一泡吹かせてやる!)
東条(……と、負けず嫌いなあなたなら、そう思うでしょうね)
ピッチャー「ッ!」
ぶぉんっ!
桑田「っし、ここで……」
ぎゅんっ!
桑田「うおお!?」すかっ
桑田(おいおいおいなんだこの落ち方!?反則やってんじゃねえかってくらい落ちたぞ)
桑田(こいつ……散々いろいろ球見せてきやがったけど、いちばん得意なのは……)
ぎゅん!
すとーん
桑田(そう、ここ!手元でアホみてーに落ちる、フォーク!!)
桑田(……やべーなおい、見えてんのに体がついてこねーとかマジ?)
アウトーっ!
桑田「ちい!無得点!?」
◆
詐欺師「んだよオメーのその顔は!」
桑田「あん?なんだオメー、オレのこのイケメンフェイスに何の文句があるっつーんだよ」
詐欺師「バカヤロ、洒落じゃねっつの。汗かきすぎなんだよ」
桑田「……」
詐欺師「まだ投げれんのか?」
桑田「や、投げるしかなくね?」
詐欺師「オレの質問にマジで答えろよ」
桑田「んだよ……オレまだ投げられるっつうの」
詐欺師「……」
桑田「あ?」
詐欺師「……本当に?」
桑田「ッ……」
桑田(つっても、投げるしかねえだろ……!)
326 :
◆z.6vDABEMI
[saga]:2020/02/01(土) 19:46:02.77 ID:V43Ulgako
◆
9回裏
最初の打席はきっちりと処理した桑田
しかし彼の前に再びあいつが立ち塞がる
ピッチャー「……」
桑田「まーたテメーかこら」
戦刃「ど、どうしよう……桑田くん、大丈夫かな……」
モブA「あいつを信じよう、戦刃」
戦刃「だけど……」
モブA「桑田怜恩がまさか何も無く負けると思うか?」
モブD「……有り得ませんねえ!」
モブB「あいつならどうとでもすっし」
拳士「惑星宮なんか怖くねえんだよ!!!」
モブC「うちらのキャプテンだぜ?信じてやろうや」
戦刃「今なんか多くなかった!?」
東条(さっきみたいな珠はもう通用しない……彼もきっちり研究し尽くしたわ!)
東条(来なさい桑田怜恩……!!)
桑田「……ふー」
ここで高まる緊張感
点差は僅かに2点
逆転は絶対に許されない場面だ
故にここで1点を入れさせ
勢いなど付けさせる訳にも行かない
桑田(焦るな……オレはやれる)
桑田(オレは……)
▼
1:誰よりも野球が好きで嫌いだから(熱血ルートへ)
2:野球って、やっばたのしい!(王子様ルートへ)
3:オレは上へ行く!(宇宙野球ルートへ)
4:今を生きるために(力石ルートへ)
↓2
327 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/02/01(土) 19:46:32.66 ID:Y5sOzCfO0
2
328 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/02/01(土) 19:46:50.38 ID:x0Lntrzv0
1
329 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/02/01(土) 19:47:43.76 ID:x0Lntrzv0
出来たら2で
330 :
◆z.6vDABEMI
[saga]:2020/02/01(土) 20:31:28.51 ID:V43Ulgako
>>329
2 エクスタシー
桑田(野球が……好きだから……野球は……)
ぱああああああ
桑田(楽しい!!)
ぱぁんっ
ピッチャー「!?」
東条(え……な、何、今の球は!?)
桑田「……おいおいオメーよお、そんなもんか?」
桑田「マジデビル情けねーな」ふおおおお
戦刃「なんだアレ……」
モブA「桑田がなんか……キラキラしてるようにみえるな……」
モブD「アレは恐らくプロ野球選手が最終的にたどり着く世界……!」
モブA「!? 知っているのか、本田!」
モブD「ああ!」
東条(そんなわけが無いわ!いくらなんでも桑田君では、そんな境地にたどり着けるわけが無い!)
東条(あれは才能と努力、あらゆる野球への執念全てが行き着く場所!)
桑田「んじゃドンドン行くぜ」
ひゅっ……
モブC「球が緩すぎるしょ!あんなの打たれ……」
ふっ
桑田「わりーな、その球落ちるんだわ」
ピッチャー「!!??」
ぱぁんっ
ストライク!
桑田「やっぱ野球って───」
すぱーん
桑田「楽しい!!」
◆
331 :
◆z.6vDABEMI
[saga]:2020/02/01(土) 20:35:42.76 ID:V43Ulgako
◆
審判「ゲームセット!これにより……」
審判「第××回全国甲子園大会、優勝は……」
審判「希望ヶ峰レオンズ!」
わあああああああ
桑田「ありがとうございましたっ!」
モブたち「「「「ありがとうございました!!」」」」
わああああああああ
ざっざっざっ
桑田「!」
東条「桑田くん、貴方……どうして」
桑田「なにが?」
東条「貴方があの場面で行き着いたのは、野球の極みとも呼ぶべき状態よ」
東条「極限の集中力と、全身の筋肉のコントロールを完全に行える、スポーツ選手として最高のコンディション」
東条「あんなプレッシャーのかかる場面で、それも疲労もあったのに……それを感じさせず、さらには笑顔で投球まで」
桑田(あ、オレ笑ってた?)
東条「負けね。完璧に私たちの負け」
東条「……最高よ、桑田怜恩。貴方は本当に究極の選手になれるかもしれない」
桑田「東条ちゃん……」
▼
1:もしかして惚れた?
2:なんでこんなことをしたんだ
3:まさか黒幕がいるのか?!
4:そのほか
↓2
332 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/02/01(土) 20:37:34.17 ID:x0Lntrzv0
1
333 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2020/02/01(土) 21:07:57.75 ID:KDEON8skO
3
334 :
◆z.6vDABEMI
[saga]:2020/02/01(土) 21:13:10.23 ID:V43Ulgako
>>333
桑田(東条ちゃんの顔もかな。晴れやかなんだけど、なんだ?)
桑田(……まさか……)
桑田「なあ、東条ちゃん。もしかしてよう」
桑田「いや、オレの勘違いならいいんだけど、もしかして」
桑田「いるのか?黒幕っつーのが」
東条「それは、……」
桑田「あ?言いづらい?」
東条「……っ……だけど……」
桑田「今更じゃね?東条ちゃんのこと、オレがぜってー守るし」
桑田「こんなやべー事させてるやつがいるんなら、いっぺんボコってみねーとな!」
東条「気持ちは嬉しいのよ、ありがとう。だけど……」
桑田「……東条ちゃん!」
東条「っ……そう……ね、まけたのだから……いずれにしても、私はどうなるか分からない」
東条「それなら、国民の命を貴方に託すのもいいかもしれないわね……」
桑田「東条ちゃん?」
東条「ええ、いいわ。桑田くん、貴方を……そして私をこんな混乱に巻き込んだ犯人、黒幕はね……」
東条「
>>336
なのよ」
桑田「!?」
335 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/02/01(土) 21:13:59.43 ID:x0Lntrzv0
学園長
336 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/02/01(土) 21:21:14.78 ID:2UaBCoBdo
盾子
337 :
◆z.6vDABEMI
[saga]:2020/02/01(土) 21:35:49.49 ID:V43Ulgako
おまたせ♥
338 :
◆z.6vDABEMI
[saga]:2020/02/01(土) 21:43:24.58 ID:V43Ulgako
>>336
桑田「……マジで?」
東条「信じられないと思うけれど、これが真実……ごめんなさいね」
東条「恐らく負けた私を殺しに、そろそろ……」
江ノ島「ええ……?」
東条「!」
桑田「っと、江ノ島……ちゃん」
江ノ島「あ、そういうの間に合ってます」
桑田「……なあ、マジなんか、いまの話」
江ノ島「うん、まあ、マジだけど?」
桑田「……はあ?」
江ノ島「だってだって、絶望的すぎない?」
江ノ島「どんなにいろんな計画を立ててもそれが成功してしまう絶望に打ちひしがれていたのに」
江ノ島「まさかまさかの宇宙人の侵略だよ?しかもそのせいで私が本来やりたかった人類絶望化計画は半分とんじゃって」
江ノ島「こんな具合で潰されると思ってなくてちょっと数回意識を失うほど嬉しかったから……」
江ノ島「全世界を担保にして宇宙人と手ぇ組んだってわけよ」
桑田「 」
東条「めちゃくちゃよね、貴方は本当に」
江ノ島「褒めるなよー」
桑田「褒めてねえ!つか、おい!」
桑田「オメーまじか、マジなんかいまの!!」
桑田「くっそが……!」
江ノ島「え?どうする?処したい?」
▼
1:バッティング対決じゃい
2:1ヶ月後に試合じゃい
3:今ここで決着を付ける!
4:そのた
↓2
339 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/02/01(土) 21:49:06.82 ID:x0Lntrzv0
3といいたいが体調的に2
340 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/02/01(土) 21:58:22.39 ID:BksxijLeO
2
341 :
◆z.6vDABEMI
[saga]:2020/02/03(月) 23:25:18.63 ID:onTQveszo
やるべー
342 :
◆z.6vDABEMI
[saga]:2020/02/03(月) 23:29:38.10 ID:onTQveszo
>>340
更新してなかった!
桑田「くそが……ここで決着を付けて……」
がくっ
桑田「あん?」
東条「桑田くん!?」
江ノ島「だっせー!戦いに赴こうとして力が既に出なくなって倒れるのだっせー!」
江ノ島「それもまたぞくぞくしちゃうんだけどね」
桑田「きっしょいなオメー!」
江ノ島「ふん、私様は寛大なので、猶予を与えます。ニンゲン、お前が私様に勝てる準備期間を上げましょう」
桑田「……そんな、ら……1ヶ月だ」
江ノ島「ほう」
桑田「1ヶ月後、オレはマキシマム強くなってテメーと戦う!」
江ノ島「もちもちのモチのロン、野球で、だよね?」
桑田「あ?ああ、ああ??」
江ノ島「私様もこの1ヶ月で最強の布陣を揃えてきます。待っていてください」
江ノ島「ひゃーはははー!殺戮の始まりだぜ!」
桑田「……行っちゃった……なんだったんだよアイツ……」
どさ
東条「桑田くん……!?」
◆
343 :
◆z.6vDABEMI
[saga]:2020/02/03(月) 23:34:26.59 ID:onTQveszo
◆【9月 4週目】
桑田「えー、というわけで」
東条「かくかくしかじか……というわけなの。ごめんなさい」
戦刃「そんな、いいんだよ……東条さんが悪いわけじゃないんだし」
桑田「って言うか戦刃ちゃん、知ってたんじゃねえの?」
戦刃「全くぜんぜん」ぶんぶん
澪田「残念っすね……ほんと」
戦刃「ほんとだよね。なんでお姉ちゃんにはなにも言わなかったの、盾子ちゃん」
桑田「そんなわけで対決は一ヶ月後!」
桑田「これマジでやべーぞ、負けたらどうなるか分からねえ……」
戦刃「……うん、だね。こうなったらいけるとこまで行こう」
桑田「んで、だな」
▼
1:別なチームから助っ人を求める(名有キャラをレンタル)
2:戦力補給だ(名有キャラをスカウト、今まで出ていない人有効)
3:とにかく練習だ
4:そのた
↓2
344 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/02/03(月) 23:36:10.78 ID:Ml+LGjjm0
3
345 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/02/04(火) 00:14:13.97 ID:q8vKZFYTo
2 石丸
346 :
◆z.6vDABEMI
[saga]:2020/02/16(日) 14:32:14.64 ID:2b8SWSgOo
色々私生活で悩ましいことがあって更新が滞っていました。大変申し訳ありませんでした。
もう大丈夫です。
347 :
◆z.6vDABEMI
[saga]:2020/02/16(日) 14:41:20.96 ID:2b8SWSgOo
>>345
桑田「ここは素直に戦力補給しようぜ!っつーな?」
◆
石丸「それで僕のところに来たと言うわけかね」
桑田「そうそう。イインチョなら色々出来るし、ぜってーオレらとも上手いことやれると思うんだけど、どう?力貸してくんね?」
石丸「事情は把握した。僕に出来ることであれば、なんなりと言ってくれたまえ!」
石丸「努力!友情!勝利!ああ、なんといい響きだろうか!」
桑田「なんかそう言うんはよく分かんねえけど……まあいっか」
桑田「マジな話、イインチョがいるだけでも全然ちげーし。マキシマムありがてえってこと!」
石丸「ふむ……それで、これからはどうするのかね?」
桑田「ん、全体練習と個別練習をそれぞれ3時間ずつやって、その後は各自流れでだな」
桑田「自分のペースでやりてーってやつもいるし、個別の詰めどころもあるみてーだし」
石丸「なるほど、あいわかった。ではまず全体練習とやらにお邪魔しようではないか!」
◆
◆
◆
石丸が仲間に加わった!
戦刃「ええ、体柔らかいんだね!?」
石丸「柔軟はアスリートとしての基本だぞ、戦刃くん」
戦刃「今まであまり気にしたことは無かったな……」
石丸「関節の可動域があまり広いようには見えないが、それでも十二分に動けているのだから問題は無いのではないか?」
戦刃「そうかな?そうならいいんだけど……」
348 :
◆z.6vDABEMI
[saga]:2020/02/16(日) 14:48:02.40 ID:2b8SWSgOo
◆【10月 1週目】
澪田「お疲れっす!!維吹が美味しい美味しいおにぎりちゃんを握って来たっすよー!」
わあっ!
モブA「ありがとう澪田、本当に助かるよ」
桑田「澪田ちゃんのメシ、マキシマムうめーからたまんねーよな!」
モブD「最高ですねぇ!」
澪田「えへへ……それほどでもあるよ……///」
桑田「あんのかい」
東条「ありがとう、澪田さん。丁度お茶も淹れたところよ、貴方もどうかしら」
澪田「ええ!?マジのマジっすか!それじゃあ維吹も何口か飲むっすよ!」
桑田「1口とかじゃねえんだ?」
澪田「美味しいものは1口じゃ終わらない」キリッ
石丸「ものすごい説得力だな……流石は澪田先輩と言うところか」
モブB「そこ感心するとこかし?」
桑田「さて、今日はどうすっかな……」
桑田(全体的な実力はかなり上がってきてる。負ける気しねーけども……)
▼
1:もうひとりくらいスカウトしてもかまへんやろ
2:全体練習だ
3:気になるあの子の個別練習だ
4:今日はおやすみです
5:そのた
↓2
349 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/02/16(日) 16:05:47.61 ID:BN5F+taP0
ksk
350 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/02/16(日) 18:14:59.12 ID:k0EdzFOR0
1 十神も誘ってみようぜ
それと今の石丸のステータスが見たい
351 :
◆z.6vDABEMI
[saga]:2020/02/17(月) 10:49:48.69 ID:YZz1JegVo
>>350
桑田(あ、そうだ。こう言うの好きそうなヤツいたっけ)
◆
十神「断る」
桑田「早すぎね?」
十神「何のメリットがあって、俺が、この十神白夜が汗水たらしてやる必要があるかと聞いているのに」
十神「お前はただ身の危険を喚くばかり。先が見えていないからな」
桑田「いや、さ、先よりもまず目の前の大事だろ!」
十神「その程度か?ガッカリしたぞ、桑田」
桑田「んなっ……」
十神「名将気取りが板に着いてきたようだし、もう少し聡明になったのかと思ったのだがな」
十神「……ふん。せめて俺が満足するような言葉を投げる努力をしろ。この世界の危機で〜、のような戯言は不要だ」
桑田(まじなんだっつーの、この世の危機は)
十神「この世界の危機であることは事実なんだろうが」
桑田「え?それは認めてくれんの?」
十神「愚鈍なお前には分からんだろうが、俺にはいくつも頼りになる情報源があるからな。その情報を寄り合わせればわかる事だ」
十神「だから俺はそこに関しては疑うことはしない。問題はその先。俺がその事件に関与するだけの価値があるかどうかだ」
桑田(ぐぬぬっ!こいつかなりめんどいな!)
▼
1:世界を救った勇者になれんだろ
2:スポンサーになれば財閥の株価的なものが
3:ユニフォームに財閥のロゴとか入れる?
4:オレはオメーと(野球が)したいんだよ!
5:そのた
↓2
石丸のステータスはこのあと
352 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/02/17(月) 11:47:15.29 ID:x3p9gK7a0
ksk
353 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/02/17(月) 12:10:42.84 ID:T5uiNc8No
4
青春路線で
354 :
◆z.6vDABEMI
[saga]:2020/02/17(月) 22:30:16.70 ID:YZz1JegVo
>>353
桑田「つべこべうるせーな……」
ぐわっ
桑田「オレは……オメーとしたいんだ!野球が!」
十神「!」
桑田「ったく……こう言わねーと分かってくれねーのかよ……」
十神「……ふん、面白い。俺と野球をやりたい、か……」
十神「いいだろう。その試合に乗ってやる。その代わり、俺を退屈させるなよ?」
桑田「あたりめーだろうが!」
◆
こうして桑田は十神を説得することに成功した───
355 :
◆z.6vDABEMI
[saga]:2020/02/17(月) 22:44:05.54 ID:YZz1JegVo
現在のステータス
戦刃 むくろ
普通/調子アゲアゲ
打撃B 119
守備A 130
肩力B 104
脚力S 150
魅力C 83
発想C 80
幸運E 5
【俊足】...とにかく足が早い
【超直感】...危なそうな球を感覚で感じる
【対ピンチ◎】...危険な打席で打ちやすい
【イレギュラーハンター】...特別な打席で成果を上げやすい
石丸 清多夏
普通/調子まずまず
打撃B 110
守備B 120
肩力A 121
脚力B 105
魅力E 20
発想E 15
幸運D 32
【対速球◎】...早い球に強い
【まっすぐな男】...ストレートに拘る傾向
【選球眼】...ボール球には手を出さない
【覚醒】...特定条件で真っ白になる
十神 白夜
普通/調子まずまず
打撃A 133
守備A 140
肩力A 122
脚力B 110
魅力A 145
発想B 105
幸運E 5
【明鏡止水】...死球に動揺しない
【対ピンチ×】...危険な打席には弱い
【仲間の力】...誰かが塁に出ると強化
【かませメガネ】...一度空振り三振すると次の打席でも空振り三振する確率が上がる
参考までに桑田
普通/最高潮
打撃S 150
守備S 150
肩力X 180
脚力S 150
魅力D 50
発想A 130
幸運S 150
【対外人×】...外国人相手に力が出ない
【超高校級】...野球では負けない
【底力】...追い込まれると補正がかかる
【野球への思い】...本当は野球が好き。それに気付いた時、彼は───
356 :
◆z.6vDABEMI
[saga]:2020/02/17(月) 22:49:03.17 ID:YZz1JegVo
◆【10月 2週目】
桑田(あんまり時間がねえな……)
十神「おい、桑田」
桑田「あん?なんだ?」
十神「用具が壊れていた。俺が新しいものを買っておいたから、有難く使え」
桑田「マジで!?」
十神「それからワックスも切れていたぞ」
桑田「うわ、マジか!悪い十神!」
十神「お前のマネジメントを見たが、まだ非効率的なところがある。研究しろ」
十神「参考資料なら取り寄せてやったぞ」
桑田「助かる!おかげでオレも……」
十神「練習に取り組める、か。くくっ、お前が練習なんて言葉を使うことがあるとはな」
桑田「っせーな!そう言うこともあんだよ!」
戦刃「十神くん、やるとなったらやる気だね」
東条「アレが慢心をしない本気の十神白夜……はじめて見るわ」
戦刃「……うん、私も」
十神「石丸達はランニング中だ。俺もウォームアップを済ませ次第合流しよう」
桑田「わりぃ!オレはアイツと計画ねっとくわ!」
詐欺師「本物サン……」ぶるぶるぶる
十神「……?」
詐欺師「い、いや、今のオレは桑田怜恩!怖くなんかねーし!!(震え声)」
メニュー
走り込み(脚↑/体↓)
シャトル打ち(打↑/肩↑↑/体↓)
キャッチボール(守↑/体↓)
兎跳び(全体的に↑↑/体↓↓)
柔軟(体↑↑)
おでかけ(魅↑/発↑/体↑/その他↓)
そのた
スカウトに、イクゾー!(カーン)
↓2
357 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/02/17(月) 22:49:58.04 ID:kbqgEn4A0
安価↓
358 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/02/17(月) 22:56:56.22 ID:ESTPpUEy0
シャトル打ちしよう、そうしよう。
359 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/02/18(火) 04:10:26.04 ID:XcpQj61Ho
ステータスがかなりらしい感じw
石丸のそこそこ優秀だけど魅力と発想がEなのとか十神の高ステだけど特殊で足引っ張る感じとか
360 :
◆z.6vDABEMI
[saga]:2020/02/18(火) 19:40:09.19 ID:y7obe9r1o
続きを書くのが楽しくなってきたので初投稿です
361 :
◆z.6vDABEMI
[saga]:2020/02/18(火) 20:01:06.13 ID:y7obe9r1o
>>358
シャトル撃ちをすることにした!
石丸「これはっ……!」
きぃんっ!
石丸「どうにもこうにも難しいな!」
きんっ きんかん
モブB「って言いながら出来てるし!?」
戦刃「すごいね、桑田くん以外最初は誰も出来なかったのに……」
石丸「いや、それほどでもない。経験が無ければ上手くは行かないものだよ」
詐欺師(───確かに石丸クンの言っていることは正しい……前に飛びこそすれ、まだ上手くなっていない。距離があまり出ていないのがその証拠だ)
詐欺師(だけど周りの意見も正しいよ……普通の人は羽子板やラケットよりも面積の小さいバットで、小さいシャトルを前に飛ばすことはできない)
詐欺師(元々石丸クンは剣道部だったな……そのおかげで、恐らくバットの使い方その物は理解してるんだろう……)
カッキィィィンッ!
詐欺師(───まあ、本物サンの自力がもっと凄まじいけれど)
桑田「げー、いきなり上手くいきやがって。モテねーぞ」
十神「ふん。十神は常に完璧であるべき、故にこの程度造作でもない」
キイイイインッ
詐欺師(ボクもしっかりやらなきゃな……)
かきんっ きんきんきんきん
▼練習は上手くいった!
戦刃は打撃が2上がった!肩力が8上がった!
打撃A 121
肩力B 112
石丸は打撃が1上がった!肩力が6上がった!
打撃B 111
肩力A 127
十神は打撃が1上がった!肩力が6上がった!
打撃A 134
肩力A 128
◆
362 :
◆z.6vDABEMI
[saga]:2020/02/18(火) 20:05:33.19 ID:y7obe9r1o
◆【10月 3週目】
桑田(江ノ島との約束の日が近づいている……)
桑田「……間もなく最後の試合だ。全員、気を抜くんじゃねえぞ!」
「「「おーーー!!」」」
十神「ふん、失望させるなよ?俺が全力を出せるフォローをする、それが平民のお前達の役割だ」
石丸「勿論だとも!きみと、そして何より桑田くんを僕は必ずやひきたてよう!」
戦刃「ええっと……が、頑張ります……?」
桑田(最後にできることは……)
▼
1:ポジション確認
2:円陣
3:アップ
4:今だからこそ寝るーーー!!
5:そのた
↓2
そしていよいよ江ノ島戦です
363 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/02/18(火) 20:10:11.20 ID:dpi86Hbr0
3
364 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/02/18(火) 20:12:59.18 ID:I732CPOM0
3
365 :
◆z.6vDABEMI
[saga]:2020/02/18(火) 21:07:22.43 ID:y7obe9r1o
>>364
桑田「試合に向けてアップしておくか」
◆
ざっざっざっ
東条(軽いランニング……それから各自の柔軟に素振り、桑田君は投球練習を少々)
東条「……これなら」
東条(様子を見てハッキリと分かる。彼らは強い)
東条(間違いなくなんとでもしてくれる、その予感がある)
十神「……江ノ島盾子と戦うと言ったな。アイツは本当に馬鹿げた計画を実行しようとしているのか?」
桑田「あの様子はマジのガチってやつだ。オレも流石に鳥肌が立ちまくった」
十神「ふ、鳥肌のスタンディングオベーションというやつか。お前の好き好みそうな解釈だ」
桑田「あ?」
十神「勝つぞ」
桑田「……」
十神「この十神白夜がいるんだ。負けは許されない……必ず勝って帰る、いいな?」
桑田「……ああ!」
◆
江ノ島「えっと、もういいかな?」
桑田「───!?」ばっ
十神「江ノ島!?いつからここに……」
江ノ島「ついさっき」
桑田「このやろ……ぜってー勝つ、勝って泣く!」
江ノ島「いひひひ!その顔最高だね桑田ぁ!」
江ノ島「ぶっ潰してあげる」
桑田「望むところだ」
▼プレイボール
先攻 絶望プレデターズ
VS
後攻 希望ヶ峰レオンズ
▼さて初回だ。くわたは どうする?
1:まずは抑えることだけを考える
2:色々投げて試してみる
3:本気を出す場合じゃない、まだストレートのみ
4:そのた
↓2
366 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/02/18(火) 21:08:04.79 ID:dpi86Hbr0
2
367 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/02/18(火) 21:09:07.66 ID:I732CPOM0
2
368 :
◆z.6vDABEMI
[saga]:2020/02/18(火) 21:26:41.45 ID:y7obe9r1o
>>367
たちあがり は ばつぐんだ!
桑田(さぁーて……相手の力は不明と)
桑田「それなら……」
ぱしぃん
一番「む!?」
桑田「おっと」
ボール!
桑田(なるほど、一番は選球眼いいな。ま、最初に塁に出なきゃなんねえんだから当たり前か)
ぶんっ! ぱしーん
ストライク!
桑田(速球に完全に振りおくれ。こいつ、眼は良いが体はまだまだか)
ぱしーん ぱしーん
◆
がぎっ ぼひゅーん
戦刃「打ち上げた!」
桑田「おっと!」ぱし
二番「くっ……!」
桑田(オレの球を押し込むだけの腕力がねーな。流し打ちが得意とか?なるほど)
◆
ぱしーん
三番「うわっ!?」
ぱしーん
桑田(おいおい、ふつーのレベルじゃねーの?緩急つけたら簡単に追い込めたぜ)
ぱしーん
三番「っ……!」
ストライク!
三番「は!?今のはどう見てもボール球だろう!」
ごやごや
桑田(気は強いのか……)
◆
369 :
◆z.6vDABEMI
[saga]:2020/02/18(火) 21:36:59.02 ID:y7obe9r1o
◆
あっさり取って1回裏
桑田チームの打順
1遊 戦刃
2二 モブC
3左 石丸
4投 桑田
5一 十神
6三 モブA
7右 詐欺師(桑田ver)
8中 モブD
9補 モブ捕手
投手控え:モブ投手、モブB
戦刃「何とかしてこの場面……」
ぐっ
戦刃「───取る!」
……きぃんっ!!
東条「! 大きい!」
桑田「ホームランまでは……行かなさそう、だな」
ばむん
立ち上がりに弱い投手の1発目を戦刃がしっかりと捉え、痛烈なあたり
しかし腐っても最強チームの彼らは3塁へ走ることを許さない。戦刃の足を持ってして、彼女は2塁に走るまでとなった
しかし大きなチャンスである
桑田「よし……!ここで一気に点、いれちまおうぜ!」
モブC「だな。やってみるべ」
迎える打席はモブC
▼チャンスだ!
1:ここはバント狙いで
2:とにかく粘れ
3:飛ばしてくれ!
4:そのた
↓2
370 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/02/19(水) 00:29:55.48 ID:gZywDglg0
踏み台
371 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/02/19(水) 07:10:50.26 ID:vKrH/sz5o
3
372 :
◆z.6vDABEMI
[saga]:2020/02/19(水) 20:46:00.19 ID:s2ia+stRo
雪が止まないので投稿します
373 :
◆z.6vDABEMI
[saga]:2020/02/19(水) 20:56:46.72 ID:s2ia+stRo
>>371
桑田「小笠原……頼む!とばしてくれーっ!」
モブC「なんま難しいこと言うっしょ!?なもん簡単じゃねえんだっての!」
投手「!」
モブC「ぐっ……!」がぃんっ!
戦刃「当てた!」
桑田「詰まってる……!走るな戦刃!」
ぱしーん
「あうと!」
モブC「っちぃ……球が重い重い、なまら重かったわ」
桑田「いや、いい。こっから攻略するぞ」
モブC「……だな!」
モブB「次は……えーと、」
ざっざっざっ
石丸「……!」こおおおおおお
桑田「うーわ滅茶苦茶な集中力」
東条「流石ね、石丸君」
澪田「頑張れ!頑張れ!清多夏ちゃん♡」
石丸「ええ、勿論です、澪田先輩。僕は撃ちましょう、みんなのために……先輩のために!」ぐっ
東条「澪田さんと意気投合したらしいわ」
桑田「どこで!?どのへんが!?」
石丸は速球に強い!
▼
1:我慢強くストレートを待ってもらう
2:ボール球を出させるようプレッシャーを出してもらう
3:とにかく当ててくれ!
4:そのた
↓2
374 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/02/19(水) 21:02:48.23 ID:OP2iNo4y0
1
375 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/02/20(木) 00:31:33.28 ID:8YpJxjP00
3
376 :
◆z.6vDABEMI
[saga]:2020/02/21(金) 20:37:22.36 ID:GsgOndtjo
行くぞオラァ!
377 :
◆z.6vDABEMI
[saga]:2020/02/21(金) 20:44:40.80 ID:GsgOndtjo
>>375
桑田(相手はまだ全力を出し渋っている!ここで球速の早い球を待ってちゃ無駄に打席を潰される!)
桑田「イインチョ、とにかく当てろ!」
石丸「む……了解した!」
ぶんっ
石丸「! 見切ったぞ!」
……キィンッ!
投手「!!??」
桑田「!!」
東条「しっかり捉えた……!」
戦刃「!」ざっ
桑田「走れ戦刃!戻れる!」
ここで石丸、痛烈な当たり!
先程の打席を見て前に寄っていた守備陣が大きく慌てる結果になった
速力を生かし、戦刃は軽々ホームイン。これで先制!
さらに石丸も走り───
1アウト 2塁
絶好の場面に、4番桑田!
……は普通にホームランを打った。
桑田「え?オレがホームラン以外打つとか有り得ねーし」
江ノ島「……は、さすがは超高校級ってやつ?ここまではまだまだ絶望には程遠いわよねぇ……」
その後十神が塁に出るも、モブAがあっさり倒れ2アウト。
頼みの詐欺師も……
詐欺師「や、ダメだこりゃ。足が間に合わねえわ。そういうのは痩せてる奴の仕事じゃねえの?」
桑田「っておい」
◆
378 :
◆z.6vDABEMI
[saga]:2020/02/21(金) 20:45:42.28 ID:GsgOndtjo
ここから↓3までのコンマで判定
序盤〜中盤どうなったかな?
高ければ高いほどよい、また追加点も見込める
連投は一応あり
379 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/02/21(金) 20:51:21.38 ID:fzJCkX7A0
喰らえ!
380 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/02/21(金) 21:07:24.36 ID:svffXpLjo
現場猫
381 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/02/21(金) 22:21:30.41 ID:MkaCvJ+80
てりゃ
382 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/02/22(土) 20:15:21.54 ID:7e1kW82r0
微妙だな…
383 :
◆z.6vDABEMI
[saga]:2020/02/28(金) 19:42:44.88 ID:JonexQflo
皆様ぶじですか?
私は今のところ元気です
384 :
◆z.6vDABEMI
[saga]:2020/02/28(金) 19:56:13.82 ID:JonexQflo
(とりあえず負けてるけど)ヨシ!
◆
勝負は2回から大きく動いた。
江ノ島(何をしても勝てれば良かろうなのだ)
江ノ島(そう……『何をしても』ね!)
きいいいんっ
桑田「ぁあ?突然打たれ始めた!?」
戦刃「どっせーい!」ぱしぃ
モブC「戦刃!?」
戦刃「危ない危ない、とにかくなんとかなってよかったよ」
モブC「だな。なんとかなってりゃいいんだけども」
ぎゃきぃん
桑田「まーた打たれた!すまん!」
東条「どうなっているの?突然桑田くんの投球に慣れたみたいに……」
詐欺師「ちいい!」 ぱし
桑田「っく!?」ぱしぃ
モブA「ピッチャー返し!」
モブB「桑田!」
桑田「取り切れなかった!」ひょい
十神「悔しいが点をやらんとならんか……まあいい、次にいくぞ」
この回、乱打を浴びた桑田。
8番打者の打球がピッチャー返しとなり、取り切れなかったためフェア、そのまま1点取らせる。
しかし9番をしっかり抑えたため終了した。
一方裏、
D→捕手→戦刃と軽く抑えられてしまう、
モブDも「これは……あきませんねえ!(※ダメと言うこと)」と落胆。
◆
3回
表の攻撃、プレデターズは1番に戻る。
先程は問題なく抑えていたため、桑田もここは余裕だろうと思っていたのだが───
桑田(!? そんな外角ギリギリのを運ぶんかい!!)
先程とはまるで人が変わったようなとんでもセンスを発揮する学生たちに翻弄され、あっという間に満塁フルカウント。
続く4番に対しギリギリの変化球、5番には甘く見える変化球でなんとかアウトを取った。飛び出した走者が3塁に戻れなかったためここでチェンジ。
……とはいえ裏も散々な結果であった。
C→石丸と2者連続の三振。
石丸「何なのだ?彼らは……突然投球が変わった?」
桑田「ああ、前の回ともまた違う癖が着いてやがる……なんなんだ?」
385 :
◆z.6vDABEMI
[saga]:2020/02/28(金) 20:03:06.92 ID:JonexQflo
違和感を覚えた桑田だったが、その正体は分からず。
3球目、150キロのストレートに対し大きな当たりを打つ!
桑田「しゃおら!入れええええ!!」
……が、残念なことにホームランには至らず。
塁に出たものの、後が続かず十神が倒れ、この回も抑えられてしまった。
◆
桑田「……なんなんだろうな、アイツら?」
澪田「あ、なんか動きが毎回違うことっすか?うーん、唯吹みたいに意図してやってることなんすかね?」
桑田「や、だとしてもありえねーよ。まるで毎回全く別人が出てきてるみてーな変わり方だしよ」
澪田「ホントに別人になって出てきてるとか?」
桑田「さすがにねーだろ」
詐欺師「そうか?あるんじゃね、その方向性」
桑田「おわっ、オレ!?なんだよいきなり」
澪田「……あ、そっか。おっきな怜恩ちゃんは『怜恩ちゃんのなりすまし』っすもんね」
詐欺師「Twitterならもれなく凍結させられるやつな!」
桑田「全然伝わんねーわ!」
詐欺師「つまり、奴らもなんかの方法で別人が出てきてんじゃね?」
桑田「まあそれなら分かるけどよ……」
桑田(言ってることは分かるけど、そもそもそんなこと出来んのか?)
桑田「……」
澪田「毎回、向こうさんのベンチ奥から変な音が聞こえるんすけど、よく聞こえないんっすよね……なんなんだろ?」
桑田「……」むむむーむむーむむ
◆
386 :
◆z.6vDABEMI
[saga]:2020/02/28(金) 20:12:57.39 ID:JonexQflo
◆
4回
表の攻撃で遂に逆転。
2・3塁を埋められ、尚もチャンス続く打席で8番が再び強打。
桑田(こいっつ!?)
桑田を強襲する一撃となってしまう。
弾いた球の処理に時間を食ってしまった間にホームインされ、ここで追加の2点を許した。
怪我などは無かったためゲームはそのまま進行されたものの、若干キレが落ちたように見える球を9番が打ち抜き……
モブD「俺達は勝ちに来たんや!」ぱしいいいっ
大きな当たりになった球をモブDが抑えたが、返球の隙を突かれ、さらに1点を許す。
ここで4-3となり、ついに逆転。
さらに1アウトの場面で1番───
桑田「甘ぇ!そんなんで打てると思うな!」
ばちぃんっ!
1番「!?」
意地を見せる桑田がなんとか連続で打ち取り。
その裏、678の微妙な打順はあえなくノーヒットに終わる。
◆
5回
桑田がとうとう体力温存を諦め、全力を出し始めた。
桑田「オレのたのしー野球……終わらせねえ!」
モブ捕手(その顔が……恐ろしいよ、桑田。敵にしたくはないな)
345の好打順を危うげなく押さえ込み速攻で交代。
しかし桑田達も912の打席が振るわずにノーヒット。
勝負は6回に入っていくのだった。
◆
387 :
◆z.6vDABEMI
[saga]:2020/02/28(金) 20:18:23.45 ID:JonexQflo
◆
そして6回表
桑田「おらぁ!」
ぱしん!
ストライク!!!!!
桑田「……阿部は無事か?」
モブ捕手「伊達にこれまでお前の球取ってねえよ」
桑田「それが聞けりゃOKだ!」
6番7番を意地だけでアウトに追い込んだ桑田達。
場面は6回表、ツーアウトで8番打者が出てくるところから再開される。
8番「ひひ……ひひひ……」
モブ捕手(こいつ……最初はこんなんじゃなかったはずなんだけど……)
8番「絶望的だよなぁ……」
モブ捕手(なんだ?まるで別人みたいに……)
桑田(どうする、はなっからストレートだけで戦ってみるか?)
モブ捕手(いや、あんまり狙いがわかりやすい珠はよそう。こいつ、多分意図的にピッチャーを教習してるだろうからな)
桑田(そんなこと……出来んのか……?)
▼桑田を狙って打ってくるバッターに対して、君ならどうする?
1:バットが振れないほど早い球を投げてやる
2:そこまで球速が出すぎない変化球だ!
3:ナックルなら無回転だから操るのは難しいのでは
4:なんか回転かけてファールにするとか出来ないの?
5:そのた
↓2
388 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/02/28(金) 20:26:58.53 ID:daVJ84Pdo
かそく
389 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/02/29(土) 12:52:28.53 ID:GKpQrVfg0
5 あえて奇をてらわずにごく普通のストレートを投げる。無理に作戦練るとそれを相手に読まれるかもしれないし。
390 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/02/29(土) 20:33:11.94 ID:GKpQrVfg0
妹様だったら桑田が考えるような作戦はすべて網羅してそうだし、対策もできるだろうから、それなら普段通り投げた方がまだ勝てる見込みあると思ったのでこうしました。
391 :
◆z.6vDABEMI
[saga]:2020/03/04(水) 08:53:26.52 ID:1ofTe4yxo
うぉりゃあー
392 :
◆z.6vDABEMI
[saga]:2020/03/04(水) 09:00:12.78 ID:1ofTe4yxo
>>389
桑田(……いや)
すっさっさっ
東条「あのサインは……」
澪田「怜恩ちゃん、まささか!」
モブ捕手(なっ……! ば、馬鹿かお前!そりゃあ、確かにそうすればコントロールはより正確になるだろうが!)さっさ
桑田(まぁ見とけっつーの。オレも考え無しにこんなこと言わねえよ)
ぐっ……
8番「……」
桑田「っしゃ!」
ばしゅんっ
8番「……!!」
ぎぃんっ!
ファール!ファーーール!!
8番「こい、っつ……!?」
桑田「オメーの企みなんざ大体分かってんだよ。だからよぉ」ぐぐぐ
桑田「……真剣勝負やろうや」
8番「……!」
桑田(回転を掛けることも、速さを求めることも全くない)
桑田(オレの全力の、ありのままの……ストレート!)
すぱぁぁぁぁぁんっ
8番「!?」すかっ
桑田「……ほおお?」
東条「妙ね」
澪田「突然撃てなくなったっすか?」
東条「それもあるし……」
とんとんとーん
澪田「? ……なんっすかね、この音は?」
東条「音?そんなもの聞こえるかしら」
澪田「……」
393 :
◆z.6vDABEMI
[saga]:2020/03/04(水) 09:16:34.80 ID:1ofTe4yxo
モブ捕手(さすがは桑田怜恩か。制球がバッチリだ)
ぱあんっ!
ストライク!
◆
6回裏
桑田「はあ?」
澪田「分かんないっすけど、多分そうっす!」
桑田「いやいや、にわかには信じらんねえんだけど」
澪田「あるとしか思えないんすよ!」
桑田「……サイン盗みか」
桑田(つかさ、それ確かマジで問題になってるやつだよな?それを敢えて今やるか?そんなん意味あるか?)
桑田(……それに、なんつか、問題はそれだけじゃねえような気がすんだよな……)
澪田「ただ、それだけなら、あんなに人格がかわることに理由が付けらんないっすよ」
桑田「だけど……」
ぶんぶんぶーん
石丸「さて、僕からだな」
投手「……」
ぎぃいいいんっ
投手「!!」
桑田「当てた!」
十神「ふん、さすがに自力だけはあるな。あいつのそう言う部分は尊敬に値する」
桑田「もうちょい普通に褒めろっつーの」
戦刃「次は桑田くんの打席だね!」
桑田「……っし、いっちょ飛ばすか」
桑田(ピッチャーの決め球は……)
すぱんっ
ストライクー!
桑田(……やっぱ間違いねえな。『カットボール』……!)
───『カットボール』。アメリカでは『カッター』とも呼ばれる球種。正式には『カット・ファスト・ボール(切るような動きで投げられる速球)』。
ストレートとほぼ同じ挙動から短く鋭く、細かい変化をするため、見分けるのは大変難しい。
その細かい変化により芯を外すことを目的としており、大抵上手く処理できないと打球は詰まってしまう。
桑田(重い、とか言ってたのは単に速球だから、ってだけじゃなかったのか)
投手「気づいたか……しかし、気づいたところで打てまい!」
桑田「……!」
▼
1:でも打つ
2:魅惑のセーフティバント
3:とりあえずここは見送る
4:そのた
↓2
394 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/03/04(水) 09:17:37.40 ID:/ig9xse40
1
395 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/03/04(水) 12:06:56.89 ID:zok+Jmij0
1 いいや、打つね。
396 :
◆z.6vDABEMI
[saga]:2020/03/04(水) 14:54:46.16 ID:1ofTe4yxo
>>395
かっきいいいいーんっ
投手「は?」
桑田「いや、そんなん関係ねーし」
ひゅーん
すぽ
桑田「どうよ、ホームラン。逆転だぜ」
投手「……」
桑田「……あ?」
投手「……」かたかたかた
桑田(震えてる?気のせい……か?)
江ノ島「タイム!」
審判「……ターイム!」
さっさっさー
桑田「さすがに撃ち込まれて焦ってやがんな、ばーか」
十神「……まあいい、次は俺だろう?支度をしておくか」
桑田(さっきっから十神も振らされてんだよなー……あんま調子よくねえんか?)
はしゅはしゅ
澪田「……ん?なんの音っすか?」
戦刃「何かあったの?……ああ、あれは」
はしゅはしゅ
投手「……」すはー
澪田(……向こうさんがピッチャーに酸素スプレーを吸わせてるんすか……)
はしゅふしゅ
澪田(いや……それだけじゃないような音?……だけどなんの音が分からないなー)
戦刃「ああいうの、アスリートの人は使うよね」
澪田「そっすね!唯吹もコンサートでたまにつかうっすよ!」
戦刃「そうなの?」
397 :
◆z.6vDABEMI
[saga]:2020/03/04(水) 15:00:23.43 ID:1ofTe4yxo
審判「試合再開!」
十神「さて、見せてやるか。十神の力を……」
桑田「そう言うフラグ立てんのやめね?」
ごごこごごごごごこごご
桑田「あ?なんだあいつ、なんか顔つき違くね?」
東条「……何かしたのかしら?けれどそんな兆候はひとつも無かったわ」
澪田「そっすね。せいぜい、酸素スプレーを吸ってたくらいで……」
澪田「……酸素スプレー……」
すぱぁんっ!
十神「!? さらにキレが増しただと!?」
投手「……」ふしゅうううう
十神「何を……俺は打つ!」
投手「っ!」
ぎゅばんっ
十神「!? (抉るような変化!こんな球種、先程までは無かったはず!なぜ……!)」
桑田「と、十神が追い込まれた!」
戦刃「不味いよ……また向こうに流れを持っていかれたら……!」
桑田「くそぅ……!」
▼
1:ここはとにかくファールで持たせる
2:打ち負けてもいいから打ってくれ
3:三振でもいいからヒントを見つけてくれ
4:そのた
5:ベンチ裏の工作が何かを考える
↓2
398 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/03/04(水) 15:31:31.84 ID:hWYDY3x/0
3
399 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/03/04(水) 16:16:50.17 ID:kBku3U69o
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