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貴方「安価でヒロインを攻略するまどか☆マギカ?」
- 856 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/09(日) 23:59:37.39 ID:hHQ+xNFEo
- 男で魔法使いとかもうめちゃくちゃだよ
- 857 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/02/10(月) 00:06:11.90 ID:SAZMa8oL0
-
――――……2nd. 起動
朝、一日がはじまる。
どこにでもあるような至って平常な朝だ。退屈なほど平凡で。
ワルプルギスの夜だとか、そんなうっすら噂で聞いたことがあるようなないような災害の予兆も当然無縁で。
――ただ、【少し前】から俺の日常には少し特殊なものが加わっていた。
――――――
――――――
1日目
見滝原中学校 教室
貴方「はよー」
略した挨拶を口にしながら自分の席をセットして座る。
床のボタンを押すと机とイスがワンタッチで立ち上がる仕組みだ。
さやか「おはよう!」
まどか「おはよう、【貴方】くん」
ほむら「……おはよう」
挨拶が返ってくる。
美樹の朝から元気になるような声に、鹿目さんの一日が明るくなるような挨拶。
それから、少し遅れて暁美さんの落ち着いた声。
少し冷たい態度にも聞こえるが、ちゃんと挨拶してくれるのだからこれでもそんなに悪く思われてないと思う。
――少しの間雑談していると、その途中で鹿目さんが放課後のことを話す。
まどか「それから今日は放課後は『訓練』やるって、マミさんが」
貴方「ああ……わかった。一緒に行くか」
――――
――――
- 858 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/10(月) 00:08:39.76 ID:kQW7VEXk0
- 武器の設定とか一応欲しい被らないように靴とかどうだろう?
- 859 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/10(月) 00:23:57.74 ID:z4LCnbz3o
- 鞭なら未出だよな
- 860 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/10(月) 00:25:06.88 ID:YQHnGW0Y0
- ドリルかビームとか
- 861 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/02/10(月) 00:51:53.42 ID:SAZMa8oL0
- 放課後
授業が終わるとみんなで川沿いのほうへと来ていた。
土手の中でも人目につかない場所に。すでに【残りのメンバー】もいて、訓練に合流する。
さやか「おまたせー!」
杏子「おっせーぞ」
マミ「ごめんなさいね。今日は掃除当番だったのよ」
【佐倉杏子】と【巴マミ】だ。
巴さんは一つ上の先輩。佐倉さんは少し複雑な事情があるらしいけど同い年だ。
みんな揃ったところで、少女たちと特訓をはじめる。
といってもこの集まりは部活だとか、スポーツなんてもんじゃない。もっと過酷なことだった。
貴方「疲れた……みんななんでそんなに体力持つんだ? 特に美樹」
杏子「はんっ、魔法少女ん中じゃ男女の差なんかないってことだよ」
杏子「てゆーか『少女』ってのにおかしくない?魔法少年とか聞いたことないんだけど」
貴方「そうだよ。なんで女子たちに混じって俺だけ『魔法少年』なんてやれてるんだよ?」
愚痴まじりに零すと、俺たちと契約を交わした『妖精』が話に入ってきた。
QB「そのことなら前にも説明したと思うんだけどなあ」
- 862 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/10(月) 00:54:04.25 ID:YQHnGW0Y0
- 杏子はクラスメイトじゃないのか
- 863 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/10(月) 00:55:59.63 ID:kQW7VEXk0
- 前世界の因果がこっちに来ているんじゃないか?
主人公が同一人物とは限らないが
- 864 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/10(月) 01:04:59.22 ID:YQHnGW0Y0
- 変身したら仮面ライダーみたいなフルフェイスだと良いな
- 865 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/10(月) 01:08:36.01 ID:z4LCnbz3o
- いらねーwww
女の子には着けてほしくないやつだろそれwww
- 866 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/10(月) 01:22:47.38 ID:c1eRa+7uo
- 男なら拳ひとつで勝負せんかい!!
- 867 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/02/10(月) 01:30:41.10 ID:SAZMa8oL0
-
QB「魔法少女になるためには素質が必要でね。それがそのまま『強さ』に繋がると思っていい」
QB「君たちの力の源は心と願いだ。それは魔法少女でない人間たちにもまったく無いわけじゃないよ」
QB「ただ、どういうわけか契約できるほど素質のある人間が男性に少なくてね。君の場合は例外的に素質が高いから安心していいよ」
貴方「……安心しろって言われてもな。話はわかるけど納得できない!女々しいって言われてんの?」
QB「二次性徴前後の女子に高い傾向があるってだけで、性別は関係ないよ」
まどか「とにかく、他にそうそう男子はいないってことだね。小さい子や大人も珍しいのかな?」
さやか「回復してやろうか?」
貴方「いいよ。そのくらいの操作は覚えた。自分で出来る」
……これはただの『訓練』。しかし、本番はこれだけじゃ済まない。
妖精――ことキュゥべえが語った、『力』を得る契約。この魔法の力を使って、魔女と呼ばれるものと戦う使命がある。
俺がはじめたのは一か月そこそこ?
魔女に襲われたところを鹿目さんたちに助けられたのがこの世界を知ったきっかけだった。
それからこうして訓練をやったり、数人で戦いに行ったりするのが今の日常だ。
魔力の操作は主に巴さんに習っていた。こうして覚えていけているのは巴さんのおかげだ。
マミ「【貴方】くんは筋がいいわね」
貴方「いやーそれほどでも」
マミ「でも、回復だったら美樹さんに任せたほうが魔力の消費は少ないかも」
さやか「だってさ!」
貴方「ま、まあこれも訓練のうちと思っときますよ……」
マミ「……ふふ。私はずっと一人でやっていたけれど、大分楽になったわ」
マミ「今では6人もいるんですものね。もう三人とも慣れてきたし、全員で戦うには多いくらいだわ」
周りが女子ばっかりなのは複雑な気分だが、チーム6人、背中を任せ合う仲間だ。
街を背負うなんて一人でできることじゃない。巴さんはずっと一人でやってきたらしいけど、辛かったのは伝わってきている。
……それにまあ、女子にだけ戦わせておくのも男としては見過ごせないかな。
このあと
1ご飯に誘う(キャラ指定)
2ヒミツの特訓(キャラ指定)
3自由安価
下2レス
- 868 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/10(月) 01:33:11.81 ID:kQW7VEXk0
- 1杏子
- 869 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/10(月) 02:39:24.57 ID:z4LCnbz3o
- さやか崩壊の心配は・・・しなくていいか
1まどか
- 870 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/10(月) 09:09:16.13 ID:kQW7VEXk0
- なんとなく前の貴方と一応、同一存在ならスタンダードの魔法使いの服装でいいんじゃね?少し旅人風にして
武器も杖で『魔法少年』と言える感じで(回復はさやかに負けるけど万能型。悪く言えば器用貧乏)
- 871 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/10(月) 16:36:16.59 ID:7DWuorbw0
- 総合力ではチームで一番だが一つに特化してる仲間には勝てないって感じか
- 872 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/10(月) 16:59:44.85 ID:P9DzAOD30
- 魔法少女をDQの魔法使いみたいにするのやめろよ
- 873 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/02/10(月) 18:23:11.94 ID:YlmqC0Xl0
- ヒミツの特訓が意味深だな
- 874 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/10(月) 22:17:18.08 ID:P9DzAOD30
- あと更新再開するときいきなり安価だと更新来る時間帯ずーっと見張ってないと参加しそびれるから
更新再開するときは、ぱっと思いついた台詞2,3行だけ投下してから安価とかして欲しいです
- 875 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/02/10(月) 23:30:31.50 ID:SAZMa8oL0
- --------------------
ちょっとだけやるよ
- 876 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/10(月) 23:36:57.43 ID:P9DzAOD30
- キテタ
- 877 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/02/10(月) 23:50:41.26 ID:SAZMa8oL0
-
貴方「腹減ったな……もうこんな時間か」
特訓が終わって、今まで固まっていた6人がバラけていく。
クラスメイトとか契約の時期の違いとか、付き合いの長さには偏りがあるがほぼみんな関係なく関わっているようだ。
といっても、やっぱり俺からすると同じクラスの美樹や暁美さん、鹿目さんは付き合いやすく感じる。
他が女子だからっていうのもあるかな。
……そういや、これまで女子しかいなかったのに俺が入ったことで雰囲気変わってしまってないだろうか?
貴方(美樹はあっち行っちゃったし……誰か)
貴方「鹿目さん、これからご飯とかどう?」
まどか「え?わたしはもう家でパパがご飯用意してるかもだから、ご飯はいいかな」
貴方「じゃあお菓子でもいいよ。家につくまで持たなそうでさ」
まどか「わたしもお腹はすいてるかも……なにか食べに行こっか」
1あっちでたい焼き売ってるとこあったよね
2縁日とかやってるところがあったような
3カフェでお茶するのは?
4自由安価
下2レス
- 878 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/10(月) 23:52:57.38 ID:dgdAGDKd0
- 1
- 879 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/10(月) 23:52:59.24 ID:kQW7VEXk0
- 3
- 880 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/10(月) 23:54:01.47 ID:P9DzAOD30
- 3
- 881 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/11(火) 00:08:56.27 ID:iobmxx0n0
- 斧と槌とモーニングスターは?
- 882 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/11(火) 00:09:52.79 ID:iobmxx0n0
- アンカつけ忘れた
>>859
- 883 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/02/11(火) 01:10:34.37 ID:NPewN9sS0
-
貴方「立ち食いってのもなんだから、カフェでお茶するのは?」
まどか「うん。わたしもそれでいいよ」
鹿目さんと一緒に近くのカフェに入った。ここならご飯系もあるしお菓子もある。
鹿目さんは紅茶とご飯の前に食べても重くなさそうな小さなホットケーキを食べていた。
まどか「なんだかお茶会みたい。契約したての頃は訓練の後、マミさんの家でよくやってたから」
まどか「マミさん、すっごいケーキとか作っちゃうんだよ!」
貴方「へえ」
まどか「……最近はやること減ったなぁ。みんな新人ってほどでもなくなったし、分かれて行動するのが増えたからかな」
貴方「もしかして女子会とかってしてたり?」
まどか「することはあるね……」
マミさんの家で、か。上がったことがないわけじゃないけどあんまり知らなかったな。
でもいいことを聞けた。
まどか「【貴方】くんも羨ましい?」
1羨ましい
2別にそうでもない
3自由安価
下2レス
- 884 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/11(火) 01:12:17.16 ID:YpkKHSjo0
- 1
- 885 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/11(火) 01:13:29.04 ID:vnfhCV/m0
- 1
- 886 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/02/11(火) 01:40:40.77 ID:NPewN9sS0
-
そこまで甘いものが好きなわけでもないけど、嫌いってわけもないし。
貴方「まあ、羨ましいかもな」
まどか「今度わたしからも言ってみるよ!」
……そんな話をしているうちに鹿目さんは薄いパンケーキをぺろりと食べ終わってしまう。
こっちは食事系だからもう少しかかる。鹿目さんは紅茶を飲みつつ、こっちを眺めていた。
まどか「【貴方】くん、それおいしい?」
貴方「ああ。なかなか」
まどか「カフェでご飯ってあんまり食べないし、今度食べてみようかなあ。ていうかうち外食自体少ないほうかも」
貴方「料理上手なお父さんがいるんだろ?外に行かなくても家でうまいもの食えるならいいんじゃない?」
貴方「弁当も超豪華って美樹が言ってたぞ」
まどか「まあ、そうだね。パパには感謝してるよ」
羨ましくなったのはそっちもだ。
――――カフェで腹を満たして、それぞれ帰ることにした。
二回目【貴方】 1日目終了
[知り合い]
・鹿目まどか・・・献身的な娘
・美樹さやか・・・親友
・志筑仁美・・・クラスメイト
・暁美ほむら・・・友人↓
・佐倉杏子・・・仲間!new!
・巴マミ・・・先輩!new!
[攻略済]
美樹さやか
暁美ほむら
- 887 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/02/11(火) 18:12:51.53 ID:NPewN9sS0
- ---------------------
やるよー
- 888 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/02/11(火) 18:22:56.28 ID:NPewN9sS0
- ――――
2日目 教室
自分の教室に入ると、周囲に向けて挨拶しながら鞄を置く。
すると挨拶が返ってきた。
さやか「おはよー」
まどか「おはよう、【貴方】くん」
ほむら「……おはよう」
いつもの光景。いつものやりとり。
貴方「今日は1時間目は……世界史か。それより4時間目の数学だな……」
さやか「社会はいいの? まあいいか」
まどか「そういえば宿題があったね。わたしちょっと自信ないとこあるんだよね」
貴方「あ、それなら俺が見ても――」
ほむら「私が見るわ」
言いかけたところで先に暁美さんに取られてしまった。
……暁美さん、普段何に対しても興味なさそうにしてるけど、鹿目さんのこととなるとやたらと気にかけるところがあるよな。
まどか「本当? ありがとう!ほむらちゃんが見てくれるなら心強いよ。わたしももっと頑張らなくちゃね」
ほむら「まどかはちゃんとやってきただけマシよ」
さやか「やってきてない人がいるみたいな感じの言い方じゃん!あたしも今回はちゃんとやってきてるからね?」
主人公の【学力】
1前回と変えない(7)
2コンマ再判定
3実は自分やってきてないっす
下2レス
- 889 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/11(火) 18:24:22.08 ID:MOghK2Oo0
- 2
- 890 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/11(火) 18:25:15.93 ID:oY1HnlwYo
- 2
- 891 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/11(火) 18:25:29.18 ID:sptENV7Z0
- 1
- 892 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/02/11(火) 18:28:29.92 ID:NPewN9sS0
-
コンマ再判定
下1レスコンマ判定1ケタ 【貴方】の学力
0~9
※0が最大、1から9は大きいほど良い
※00はクリティカルだよ。天才かもしれない。
- 893 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/11(火) 18:29:07.68 ID:MOghK2Oo0
- どりゃ
- 894 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/02/11(火) 18:48:30.32 ID:NPewN9sS0
- 【学力】
8 やったね【貴方】くん!1あがったよ!…多分感覚的には大差ないかな
貴方(ま、いいや。俺がでしゃばらなくても暁美さんが見てくれるらしいし)
正直活躍とか感謝とか諸々奪われたような気がして複雑な気分。
さやか「で、【貴方】。ほむらはまどかにつくみたいだから、【貴方】はこっちに見せてよ!」
貴方「やっぱりそうくるか……。ていうか、答え見せるって話じゃねーし」
さやか「あちゃ、バレたか」
調子良く笑う美樹は放っておくとして、とりあえず次の授業の教科書とノートだけ出しておく。
さやか「社会の時間は貴重な睡眠時間だね」
まどか「さすがにそれはだめだよう……たしかにお話はつまらないけど」
ほむら「つまらないわね」
貴方「ノートだけとっておけばいいさ」
まあ、そんな気を抜いた授業が1つくらいあってもいいのかな……?
――――
――――
- 895 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/02/11(火) 19:17:14.56 ID:NPewN9sS0
- 四時間目 数学
思った通り、数学の授業では初っ端から宿題の答え合わせが行われていた。
鹿目さん以上に自信ないらしかった美樹は、最初のほうの簡単な問題に当てられて喜んでいた。
そして、暁美さんが指名されて前に出ていく。
ほむら「…………これで合ってますよね」
ノートさえ見ることなくさらさらと迷わず数式を書いて、こともなげにそう言って席に戻る。
複雑な問題なのに、自信に満ちた鮮やかなまでの手際の良さだ。みんな思わず息を飲んでたし、教師もさすがだと褒め称えてた。
暁美さん、マジで勉強出来るよな。俺だってこのくらいの問題となると自信満々には答えを突きつけられない。
ただ、クールといえば響きはいいが、何に対しても興味なさそうって印象と相まって少し鼻につくように見えるのもわかる。
……なんで俺たちとは友達でいてくれてるんだろうな。
貴方(いや、友達に対して思うには失礼なことか)
俺の視線に暁美さんも気づいて、感情のわからない無表情のままこちらに向いた。
冷静で、少し冷たそうに見える藤色の目。
*「次の問題を【貴方】くん――……」
貴方「やっべ、俺か。やってきてるけど…………」
自分の番が来て焦って前に出ていく。
その頃には暁美さんも視線を前に戻していた。
――――
――――
*待ちに待った放課後です。
1下校前に校内でコミュ(キャラ指定)
2誰か誘ってパトロール行くか(キャラ指定・複数可)
3他の場所に寄り道
※人物指定はできません。また、知らない個人宅等も無理です。知り合うを誘うことはできます。
下2レス
- 896 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/11(火) 19:22:28.87 ID:I8m0N6O20
- 1ほむら
- 897 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/11(火) 19:39:56.68 ID:bEgesiuYo
- 1まどか
- 898 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/11(火) 19:42:02.55 ID:sptENV7Z0
- ↑
- 899 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/11(火) 22:02:43.00 ID:rN4zqAYi0
- 支援
- 900 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/11(火) 22:24:15.32 ID:rN4zqAYi0
- 900ゲット
- 901 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/02/14(金) 23:06:28.71 ID:bhebdThQ0
-
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今の世界は始まったばかりなので、前の世界のちょっとしたおまけ
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?日目 教室
自分の教室に入ると、周囲に向けて挨拶しながら鞄を置く。
……いつもだったらすぐに挨拶が返ってくるところだが、今日はみんな取り込み中のようだ。
まどか「わたしのはこれ!普通に溶かして固めただけだけど……」
さやか「おー、ハートなんて情熱的ー!うんうん、さっすがあたしのお嫁さんだ!」
ほむら「お嫁さんが三人も出来ることになるけど……」
まどか「まぁ……特に意味ないんだけどね。ハート可愛いでしょ?あとバレンタインっぽいかなって!」
仁美「ええ、可愛らしいと思いますわ」
さやか「仁美のはメッチャ高級感漂ってるね!これはさすがに買った?」
仁美「い、いえ!習いながらですが、一応手作りですわ」
さやか「あーそっか、お手伝いさんいるもんね」
まどか「さやかちゃんのもよくできてるよ!石畳チョコってやつだよね」
ほむら「みんな手作りなんてすごいね…… わ、私だけ市販のでごめんなさい」
さやか「これはこれでうまいからいいんじゃね? 下手に失敗するよりはいいよ」
ほむら「失敗……」
カラフルな手提げ袋やラッピングをあちこちで見かける。
今日は朝から女子たちがチョコレート交換にいそしんでいるみたいだ。
貴方(バレンタインって本来こういうイベントじゃなくね? なんか蚊帳の外な気分だよなあ)
まどか「あ、【貴方】くん。来てたんだ。おはよう」
貴方「ああ、おはよう」
さやか「おはよ。あー、えっと、【貴方】にもあげるよ。多めに作ってきたし」
貴方「ありがとう。へー、よく出来てるじゃん。本格的だな」
さやか「もう、そんなに褒めたって何も出ないよ?」
- 902 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/02/14(金) 23:07:44.20 ID:bhebdThQ0
-
まどか「わたしからもあげたいんだけど、さやかちゃんのせいで渡しづらくなっちゃったなあ」
さやか「まどかから義理チョコだってさ。……えっ、だよね? でしょ……?」
まどか「う、うん!義理。仲良くしてくれてありがとうって意味だよ」
貴方「あ、有り難いけどそこまで念押ししなくてもよくね?」
さやか「だって本気にしたら困るから」
言い淀むことなく言い切った鹿目さんは、多分本心からのものだろう。
……こんなところで堂々と渡されるのなんて、よほど距離が近くて照れ隠しできるとかじゃない限り、本命じゃないもんな。
カップルすらみんなの前でイチャついたりはしてないし。
でも二つともうまそうだ。素直に嬉しいかな。
ほむら「えっと……!」
貴方「?」
まどか「ほむらちゃん、どうしたの?」
ほむら「い、いえ……なんでもない」
なんか言いたそうにもじもじしていた暁美さん。
――――結局この後すぐHRが始まってしまって、この時には何を言いたかったのかわからなかった。
- 903 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/02/14(金) 23:14:11.07 ID:bhebdThQ0
-
それからバレンタインでノリノリの早乙女先生にHRで当てられたり、授業は普通にいつも通り退屈だったり。
授業によってはチョコレートもらってる先生もいた。
午前の授業が終わると、昼休み開始のチャイムが鳴ってすぐに暁美さんが俺のほうに来た。
ほむら「きょ、今日はお昼空いてる? お弁当のおかず作ってきたから……」
貴方「ああ、うん。また空き教室行こうか」
場所を移動して腰を落ち着けると、弁当を広げる。
暁美さんが持ってきてくれた小さな容器に詰められているのはいつもの定番、卵焼きだ。
……正直まだ上手とは言えないし、道のりは通そうな感じだけど。
暁美さんは終始落ち着かなさそうにしてた。
すると、半分くらい食べところで、暁美さんが鞄からなにかを取り出す。
ほむら「あ、あとっ! チョコレートも作ってきたの。よかったら……!」
ラッピングの中に見えるのはちょっと形の歪なチョコレート。
- 904 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/14(金) 23:17:00.08 ID:1XQGM2Co0
- ソース表示
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- 905 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/02/14(金) 23:18:17.76 ID:bhebdThQ0
-
貴方「え?ありがとう!手作り……?」
ほむら「本当は鹿目さんたちの分も作ってたはずなんだけど、1つしかちゃんとできなかったから」
貴方「俺にくれるの?嬉しいな。でもこれこそ本気にされかねないよ?」
ほむら「私はそれでも……」
貴方「え?ごめん、ちょっと声小さくて聞こえなくって」
ほむら「う、ううん! 私からも、感謝の気持ち」
今日は感謝されることが多い日だ。
…………できれば1つは本命が欲しかったけど。
チョコレートの話が出てふと気づく。
貴方「あれ、もしかして暁美さんの弁当にたくさん入ってるその黒いのって……」
ほむら「ぎく…… 実は失敗しちゃったやつなの。気にしないでいいよ。自分で食べるから」
貴方「一人で食べるのも大変でしょ。せっかくだから1つもらおうかな」
ほむら「あっ……!美味しくないよ!?」
形はもらったの以上に歪だ。『ミルクチョコレート』の色にしては黒味が強い気がする。
ちょっと焦げてるのかもしれない。甘味の中に隠せないような苦味があって。
うまくできた味ではないけど――。
貴方「大人の味だ」
市販品とはちょっと違う。
それも、暁美さんが作ってくれたものなら悪くないかな――って思った。
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- 906 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/14(金) 23:18:32.58 ID:1XQGM2Co0
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- 907 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/02/14(金) 23:44:02.33 ID:bhebdThQ0
- こっから続きに戻りますよー
---------------------------------
放課後
帰りのHRが終わり、チャイムが鳴る。
貴方「そういや、鹿目さんはなんの問題見てもらってたの?」
まどか「これ。当てられなかったけど、間違ってたんだ。ほむらちゃんに教わってやっとわかった感じ」
まどか「【貴方】くんも勉強できるほうだよね。本当勉強できる人ってすごいよ」
貴方「いやぁ、暁美さんはさらにすごそうだし……」
1暁美さんと仲良いよね?
2野良猫どうしてるかな?(前回の未完了イベントを引き継ぐ?)
3一緒にパトロール行く?
4ヒミツの特訓
5自由安価
下2レス
- 908 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/14(金) 23:47:28.54 ID:D9BQB3ro0
- 2
- 909 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/14(金) 23:58:53.00 ID:zOrIlOqf0
- 1
- 910 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/02/16(日) 14:21:28.69 ID:ccshxJgH0
- もっと!安価で進める魔法少女まどか☆マギカDisc33
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1344698535/
もっと!安価で進める魔法少女まどか☆マギカDisc32
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1344427614/
もっと!安価で進める魔法少女まどか☆マギカDisc31
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1343913731/
もっと!安価で進める魔法少女まどか☆マギカDisc30
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1343739224/
もっと!安価で進める魔法少女まどか☆マギカDisc29
http://ex14.vip2ch.com/news4ssnip/kako/1343/13435/1343566818.html
もっと!安価で進める魔法少女まどか☆マギカDisc28
http://ex14.vip2ch.com/news4ssnip/kako/1343/13433/1343306356.html
もっと!安価で進める魔法少女まどか☆マギカDisc27
http://ex14.vip2ch.com/news4ssnip/kako/1343/13430/1343049866.html
もっと!安価で進める魔法少女まどか☆マギカDisc26
http://ex14.vip2ch.com/news4ssnip/kako/1342/13428/1342879465.html
もっと!安価で進める魔法少女まどか☆マギカDisc25
http://ex14.vip2ch.com/news4ssnip/kako/1342/13425/1342529509.html
もっと!安価で進める魔法少女まどか☆マギカDisc24
http://ex14.vip2ch.com/news4ssnip/kako/1342/13422/1342275154.html
もっと!安価で進める魔法少女まどか☆マギカDisc23
http://ex14.vip2ch.com/news4ssnip/kako/1342/13421/1342181707.html
もっと!安価で進める魔法少女まどか☆マギカDisc22
http://ex14.vip2ch.com/news4ssnip/kako/1341/13418/1341842497.html
もっと!安価で進める魔法少女まどか☆マギカDisc21
http://ex14.vip2ch.com/news4ssnip/kako/1341/13417/1341754707.html
もっと!安価で進める魔法少女まどか☆マギカDisc20
http://ex14.vip2ch.com/news4ssnip/kako/1341/13416/1341665460.html
もっと!安価で進める魔法少女まどか☆マギカDisc19
http://ex14.vip2ch.com/news4ssnip/kako/1341/13415/1341582138.html
もっと!安価で進める魔法少女まどか☆マギカDisc18
http://ex14.vip2ch.com/news4ssnip/kako/1341/13414/1341497385.html
もっと!安価で進める魔法少女まどか☆マギカDisc17
http://ex14.vip2ch.com/news4ssnip/kako/1341/13414/1341411762.html
もっと!安価で進める魔法少女まどか☆マギカDisc16
http://ex14.vip2ch.com/news4ssnip/kako/1341/13413/1341316433.html
もっと!安価で進める魔法少女まどか☆マギカDisc15
http://ex14.vip2ch.com/news4ssnip/kako/1341/13411/1341156326.html
もっと!安価で進める魔法少女まどか☆マギカDisc14
http://ex14.vip2ch.com/news4ssnip/kako/1341/13411/1341146028.html
もっと!安価で進める魔法少女まどか☆マギカDisc13
http://ex14.vip2ch.com/news4ssnip/kako/1341/13410/1341063005.html
もっと!安価で進める魔法少女まどか☆マギカDisc12
http://ex14.vip2ch.com/news4ssnip/kako/1340/13408/1340892254.html
もっと!安価で進める魔法少女まどか☆マギカDisc11
http://ex14.vip2ch.com/news4ssnip/kako/1340/13408/1340800576.html
もっと!安価で進める魔法少女まどか☆マギカDisc10
http://ex14.vip2ch.com/news4ssnip/kako/1340/13405/1340546284.html
もっと!安価で進める魔法少女まどか☆マギカDisc9
http://ex14.vip2ch.com/news4ssnip/kako/1340/13404/1340456064.html
もっと!安価で進める魔法少女まどか☆マギカDisc8
http://ex14.vip2ch.com/news4ssnip/kako/1340/13402/1340286514.html
もっと!安価で進める魔法少女まどか☆マギカDisc7
http://ex14.vip2ch.com/news4ssnip/kako/1340/13401/1340114725.html
もっと!安価で進める魔法少女まどか☆マギカDisc6
http://ex14.vip2ch.com/news4ssnip/kako/1339/13399/1339945323.html
もっと!安価で進める魔法少女まどか☆マギカDisc5
http://ex14.vip2ch.com/news4ssnip/kako/1339/13398/1339851934.html
もっと!安価で進める魔法少女まどか☆マギカDisc4
http://ex14.vip2ch.com/news4ssnip/kako/1339/13397/1339762757.html
もっと!安価で進める魔法少女まどか☆マギカDisc3
http://ex14.vip2ch.com/news4ssnip/kako/1339/13396/1339672889.html
もっと!安価で進める魔法少女まどか☆マギカDisc2
http://ex14.vip2ch.com/news4ssnip/kako/1339/13395/1339507507.html
もっと!安価で進める魔法少女まどか☆マギカ
http://ex14.vip2ch.com/news4ssnip/kako/1339/13393/1339330284.html
- 911 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/16(日) 14:22:01.25 ID:ccshxJgH0
- 【まどマギ】魔法少女が存在しない世界へようこそ【安価】
1スレ目 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1357898479/
2スレ目 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1358617468/
3スレ目 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1359115152/
4スレ目 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1359626873/
5スレ目 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1360161139/
6スレ目 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1361004697/
7スレ目 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1361960025/
8スレ目 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1362837641/
9スレ目 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1363605573/
10スレ目 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1364386086/
11スレ目 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1365676323/
12スレ目 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1366991811/
13スレ目 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1369403604/
- 912 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/02/16(日) 18:32:55.90 ID:dZkk7aoo0
-
貴方「鹿目さんって暁美さんと仲いいよね」
まどか「うん、友達だよ!ほむらちゃんが転入してきてから――」
まどか「――――あれ?ほむらちゃんが転入してきて、魔法少女だってわかって……?」
貴方「?」
まどか「【貴方】くんも仲良さそうに見えるよ。他にあんまり男の子と話すことないから、ちょっと意外かなぁ」
貴方「あぁ、そうだな。クールそうに見えるけど、ああ見えていろんな人と仲良くしてるんだな」
鹿目さんと暁美さんのことについて話していると、本人に聞かれてしまったのか近寄ってきた。
ほむら「二人とも私のこと話してるの……?」
貴方「あ、別に変なことは言ってないよ!ただ鹿目さんと暁美さんが仲いいなって思ってさ」
ほむら「それはわかってるわよ。二人とも陰口を言うような人ではないもの」
ほむら「まだ帰らないの?」
貴方「いや、もう行くよ。そうだ、暁美さんも一緒に帰らない?ちょっと寄り道して遊んで、ついでにパトロールも兼ねる!」
ほむら「遊びたいだけじゃない?」
貴方「そっちがメインなのは否めないな」
まどか「まあ、他にもパトロールに出てる魔法少女はいるから。わたしたちがそんなに張り切る必要もないんじゃないかな?」
三人で校舎を出ることになった。下校ついでに遊びとパトロールだ。
- 913 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/02/16(日) 18:44:37.74 ID:dZkk7aoo0
- 繁華街
駅に近い大通りに寄ってみる。
人が集まるところには魔女も出やすいし、パトロールとしても悪くない場所だろう。
まどか「早くも小腹がすいてきちゃった。ほむらちゃんはなにか食べたいものはある?」
ほむら「私は特にお腹はすいてないけど……食欲がないわけじゃないわ。あなたに合わせようかしら」
まどか「え?そう言われると悩むなぁ」
ま、みんなほとんど遊ぶことにしか意識は向いてないみたいだけどな。
1食べたい物提案(記述安価)
2ゲーセンでお菓子ゲットとかは?
3同じく鹿目さんに合わせる
4自由安価
下2レス ※コンマ60以上で魔女が出るよ
- 914 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/16(日) 18:45:13.40 ID:RRRuZ5nz0
- ksk
- 915 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/16(日) 18:46:38.71 ID:r09FWPd+0
- 2
- 916 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/16(日) 18:47:06.94 ID:RRRuZ5nz0
- このほむらは時期的に時間止められないんだよな
- 917 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/02/16(日) 19:20:17.74 ID:dZkk7aoo0
-
貴方「ゲーセンでお菓子ゲットとかは?」
まどか「それもいいね。楽しそう!」
ほむら「ええ、私もそれでいいわよ」
ゲーセンにつくと、お菓子のある機械を見回す。
甘いものからしょっぱいものまでお菓子で溢れている。うまくいけばお値段以上のお菓子がゲットできそうだ。
失敗したらってことは今は考えないでおこう。ひとつも手に入らないってことはなさそうだし。
貴方「色んな種類があるな。どれからやろうか」
まどか「ちょっと待って、今何か反応が――!」
ほむら「外からね……たった今生まれたのかしら」
貴方「マジかよ……! 魔法少女ってのもゆっくりできねーもんだなぁ、もう!」
反応を頼りに結界の位置を突き止めていく。
その辺はやっぱり俺や鹿目さんより先に契約してた暁美さんとかのほうが優秀みたいで、ほとんどついてくだけだった。
ほむら「――――二人とも、変身するのはまだ待って。この魔女は孵化したて。使い魔もまだ生み出されていないわ」
ほむら「最深部までは下手に刺激しないほうが余計なリスクは負わなくなる」
抜け殻の迷宮を進み、ついに魔女の眠る最深部への扉を破ると、一斉に変身して暴れ回る。
道中には姿が見えなかった使い魔たちは、起き抜けの魔女の寝室を守っていた。
立ちはだかる使い魔を倒し、魔女への進路をひらく。
まどか「【貴方】くん、そっちをお願い!」
貴方「ああ!」
ほむら「これだけ邪魔者がいなくなればあとは一人でも十分なくらいね」
暁美さんが顔色一つ変えずにそう言うと、次の瞬間には魔女は爆風に包まれていた。
時間停止の魔法だ。他人と協力して攻撃することもあるけれど、触れている者以外の時を止めてしまう性質もあり大抵は一人で事足りてしまう。
結界に入ってからも暁美さんの独壇場だった。
- 918 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/16(日) 19:23:58.84 ID:0OcsBgul0
- 貴方ほ武器の服は不明のままか?
- 919 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/02/16(日) 19:46:14.92 ID:dZkk7aoo0
-
――――魔女との戦闘が終わると、さっさと遊びのつづきに戻っていった。
繁華街は賑やかでも結界のあるところは薄汚くて奥まったところだ。そんなところには長居したくないし腹もますますすいてしまった。
貴方「いやー、あっけなく片付いたな!暁美さんのおかげか!」
まどか「わたしはあんまり役に立てなかったかな……。やっぱり経験の差なのかな?ほむらちゃんって魔法少女長くやってるんだよね?」
ほむら「……私じゃなくて魔法が強いだけよ」
貴方「それにしたって、暁美さんって銃の腕でも巴さんと渡り合えるんだろ?身のこなしもなんつーか卓越してるし」
貴方「武器や魔法がなくても俺や美樹くらいだったら簡単に倒されちゃいそうだよなぁ。女の子相手に情けないけどさ」
ほむら「それはどうも」
と、話しながらもお菓子の出る台を操作する。順調にゲットできていた。
貴方「ところで、暁美さんも見てるだけじゃなくてやったら?」
ほむら「私はあまりそういうの上手じゃないから……」
まどか「遠慮しないでよ!眺めてるよりやったほうがきっと楽しいよ?」
ほむら「じゃあ少しだけ……」
……暁美さんに操作を交代してみると、とたんに失敗続きになった。
適当にボタン押しても1つは当たるって思ってたけど、まさか収穫ゼロとは。
ほむら「…………」
貴方「ま、まあまあ!運が悪かっただけだって」
まどか「がんばって、ほむらちゃん!」
ほむら「……一人でやったことがあるけど本当にとれなかったのよ」
まあ、勉強でも戦闘でも完璧だった暁美さんだ。
苦手なものがひとつくらいあったほうが親しみが持てるってものだろう。
二回目【貴方】 2日目終了
[知り合い]
・鹿目まどか・・・一緒に遊んだ↑
・美樹さやか・・・親友
・志筑仁美・・・クラスメイト
・暁美ほむら・・・親しみが持てる完璧↑
・佐倉杏子・・・仲間
・巴マミ・・・先輩
[攻略済]
美樹さやか
暁美ほむら
- 920 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/16(日) 20:07:25.16 ID:S6EAfpyf0
- ほむほむは強くてニューゲームを繰り返してるだけなんだよな
- 921 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/16(日) 20:08:04.07 ID:0OcsBgul0
- この世界でもワルプルギス来ちゃうの?
- 922 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/02/16(日) 20:12:56.27 ID:dZkk7aoo0
- ――――
3日目 教室
自分の教室に入ると、周囲に向けて挨拶しながら鞄を置く。
すると挨拶が返ってきた。
さやか「おはよー」
まどか「おはよう、【貴方】くん」
ほむら「……おはよう」
三人で話し中らしい。
貴方「何話してんの?」
まどか「あ、実はね――」
朝は適当に雑談を楽しんで、HRの後は更衣室に直行する。
一時間目から体育の曜日はちょっと慌ただしい。
着替えて体育館に集まっていた。今日はバスケだそうだ。
……さて、契約したことで見えないところで色々と強化されてるわけだけど。どうしようかな。
たいいくの授業
1手を抜いてやる
2目立つくらいにやる
3全力でやる
4見学にする
下2レス
- 923 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/16(日) 20:13:46.30 ID:S6EAfpyf0
- 全力だと周りの人がケガしそうだな
- 924 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/16(日) 20:20:14.85 ID:WrFDRoDp0
- 無難に2
- 925 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/02/16(日) 20:50:24.22 ID:dZkk7aoo0
-
そこそこくらいにやってみた。
球さえもらえればこっちのものだ。もらった分はとりあえず全部シュートに突っ込んでみた。
遠くからでも力は足りるし、コントロールが不安ならゴールまで距離を詰めるのも簡単だ。
本来団体スポーツだが、誰かにパスするより自分でやったほうが確実に点が入る。今の自分なら全部一人で出来てしまった。
――――
――――
「すげー!【貴方】が居たから勝てたよ!てか【貴方】が居た時のチーム全部勝ってるし!」
「なあなあ、バスケ部入らねえ? 一緒にバスケやろうぜ!」
貴方「いや……やめとくわ」
「えー、マジでもったいねーのー。これからも【貴方】がチームに居れば安泰だな!敵に回った時が恐ろしいぜ!」
貴方「お、おう……」
野郎共からの黄色い声。
体育が終わってから周りに取り巻いてた奴らがいなくなると、なんかドッと疲れた気分だった。
身体は少しも疲れてないのに。それどころかまったくやりごたえを感じてない。
さやか「【貴方】、なんかぐったりしてるわね。体育でそんなに疲れちゃったの?」
貴方「ツマラナイ……」
さやか「……あー、アンタ体育で目立ってたんでしょ?ほむらも毎回県内記録破ったり痛い目立ち方してるんだよ」
さやか「魔法少女だから出来るの当然なのになんで手加減しないのさ? やろうと思えばあたしのほうがほむらより上なのに」
ほむら「痛くて悪かったわね……。でも今更調子を変えたら不自然でしょう?」
さやか「最初に調子に乗っちゃったからやめられないのか」
貴方「俺の思ってるスポーツとなんか違うんだよ!これでも全然全力とか出してないし!」
貴方「もう魔法少年はスポーツを楽しむことも許されないんだ……一生無難に手加減するしかないんだ……」
まどか「二人とも悩んでるんだね……」
さやか「んー……わかった。じゃあ、契約者だけでスポーツすればいいんでしょ?マミさんにも持ちかけてみる!」
貴方「え?」
まどか「6人で出来ることだね……訓練や戦い以外で身体動かすのもいいかも!わたしはそんなに運動得意ってわけじゃないけど、頑張る!」
ほむら「まどかはきっと体の動かし方をわかっていないだけよ……。それと少し遠慮もしてるから」
さやか「ま、普段溜め込んでるのを出す機会にはよさそうだね!決まり!あとはなにやるかだなー」
ということで、みんなでスポーツをする約束が決まった。
*待ちに待った放課後です。
1下校前に校内でコミュ(キャラ指定)
2誰か誘ってパトロール行くか(キャラ指定・複数可)
3レッツスポーツ!(内容指定)
4他の場所に寄り道
※人物指定はできません。また、知らない個人宅等も無理です。知り合いを誘うことはできます。
下2レス
- 926 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/16(日) 20:58:41.04 ID:S6EAfpyf0
- ksk
- 927 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/16(日) 21:03:31.48 ID:a5DfRdEw0
- 3吹き矢
- 928 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/16(日) 21:03:54.90 ID:0OcsBgul0
- 2 マミ
ただし、他の生徒がいないところで出来たらテレパシーで誘う
- 929 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/02/16(日) 21:39:46.02 ID:dZkk7aoo0
- ――――
――――
放課後 土手
放課後になると、一昨日ぶりに6人全員で土手に集まっていた。
マミ「――ということで、第一回魔法少女……と少年、スポーツ大会をやりたいと思います!」
さやか「わーい、どんどんぱふぱふー」
貴方「……美樹、何の準備してるんだ?そのノートは?」
さやか「吹き矢と的だよ!手作りのね」
まどか「みんなで吹き矢をやるのかな? ……それだったらわたしも勝てそうかも」
ほむら「使う力は肺活量のみね」
杏子「ハラ減りそうじゃん?」
貴方「まあいいけど、それちゃんと飛ぶのか?」
さやか「まっかせてよ!」
美樹が手作り吹き矢を吹くと、まっすぐに飛んでいった。
意外と速いし、全力でやったやつが当たったりしたらそれなりに痛そうだ。
さやか「どうだ!勝敗はダーツみたいに点数で競うよ。準備は出来たことだしさっそくやろうよ」
さやか「順番は適当にじゃんけんで決めます」
まどか「6人でじゃんけんって結構かかるね……」
順番を決めて、まず最初の人が基準線の前に立つ。
マミ「吹き矢といっても、要領は銃の扱いと似てるわよね」
まどか「弓よりはマミさんの使ってる銃のほうに近い気がします……!」
ほむら「まどかもコントロールは鍛えているのだから大丈夫よ」
さやか「げっ、強敵が多そうだ!でも言い出しっぺが負けてらんないね」
杏子「ま、やるからには勝つ気じゃないとな」
貴方「燃えてきたぞ!今度こそ全力だ!」
さやか「勢い余って吹き矢壊したらやり直しねー。……つくりなおすけど」
下1〜6 結果コンマ判定 0=100、高いほどイイ!順番は喋った順。【補正】マミ・ほむら+20、まどか+10
5分間レスが空いた場合に連投許容
- 930 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/16(日) 21:43:18.19 ID:0OcsBgul0
- あ
- 931 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/16(日) 21:50:07.14 ID:Tbv+J9cC0
- そいや
- 932 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/16(日) 21:51:43.26 ID:0OcsBgul0
- そいや
- 933 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/16(日) 21:52:21.64 ID:S6EAfpyf0
- そいや
- 934 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/16(日) 21:55:18.82 ID:TNsRiM4Jo
- んにゃぴ
- 935 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/16(日) 22:15:55.99 ID:HNccCQXd0
- あ
- 936 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/16(日) 22:41:06.52 ID:a5DfRdEw0
- >>935
「特殊部隊に推薦できる腕前だ!」
- 937 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/02/16(日) 22:45:04.69 ID:dZkk7aoo0
-
マミ「狙いは――ここ! ……あれ?」39
まどか「これで当たるかなぁ……? あっ、0点!?」24
ほむら「こんなもの……かしら。的には当たったわね」46
さやか「おお、いいとこいったじゃん!?ビギナーズラックってやつかな」64
杏子「一発目からほぼ真ん中か。もーちょい左にずらせば完璧だったな……」82
貴方「ドストライク!?」99
途中的や吹き矢を直しつつ、三巡やって終わりだ。
結果は少し意外だった。優勢かと思われた射撃組がことごとく奮わず、代わりに美樹や佐倉さんのほうが健闘していた。
特に佐倉さんはすさまじかったが、さらに驚くのは俺が三連続で真ん中当てちゃったことだった。
さやか「意外な結果に!」
マミ「いつも使っている銃の感覚とはさすがに少し違うか……奮わないものね」
まどか「うーん、ダメダメだぁ。マミさんは十分できてると思いますよ……」
ほむら「マミはいつも決まった愛用の銃でしょう?私は色んな銃を使うから少し出来たのかもしれないわ」
杏子「あたしもさやかも銃なんか持ったことないけど上じゃねーか。関係ねーよ」
さやか「ま、あたしは運がよかったんだよ。でもアンタはたしかにすごいわね、杏子」
杏子「気分いいな!けど【貴方】はなんだよそれ!実は吹き矢のプロかよ?」
貴方「吹き矢のプロってなんだよ」
1俺も銃なんか持ったことないよ
2銃は使うことはあるけどさ
3銃はいつも使ってるけどさ
下2レス
- 938 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/16(日) 22:52:26.95 ID:0OcsBgul0
- 1
魔法使いでいてほしい
- 939 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/16(日) 22:52:42.96 ID:HNccCQXd0
- 1
- 940 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/16(日) 22:52:53.22 ID:a5DfRdEw0
- 1
- 941 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/02/16(日) 23:27:59.50 ID:dZkk7aoo0
-
貴方「俺も銃なんか持ったことないよ」
さやか「で、どう?全力で競えてスッキリした?」
貴方「ああ、楽しかったな!今度はガッツリ身体動かすやつでもいいかもなあ」
さやか「第二回も遠くなさそうだねー」
美樹はやる気らしい。
今日はみんなで遊んで絆も深まった気がした。ついでに新しい特技も見つかったかも……?
このあと
1ご飯に誘う(キャラ指定)
2ヒミツの特訓(キャラ指定)
3自由安価
下2レス
- 942 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/16(日) 23:29:07.16 ID:0OcsBgul0
- 2マミ
- 943 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/16(日) 23:29:36.25 ID:HNccCQXd0
- 2マミ
- 944 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/16(日) 23:31:23.85 ID:a5DfRdEw0
- これは吹き矢の特訓になりそうですね
- 945 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/16(日) 23:33:44.47 ID:HNccCQXd0
- マミさん跳んだり走ったりすると胸がブルンブルン揺れて男子の目に毒だな
- 946 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/02/16(日) 23:48:30.75 ID:dZkk7aoo0
-
杏子「あー腹へった。メシメシー!」
さやか「まったくアンタはそればっかりなんだから。少しは女の子らしくしようとは思わないの?」
杏子「別にいいじゃんか。好きにさせろよ」
杏子「気にしてもしょうがないこと気にしてどうなるってんだ。あたしに青春とかあるわけないし?」
まどか「そ、そんなことない……かもよ? 一応魔法少年やってる男の子もいるみたいだし」
さやか「意識しなきゃ青春もこないもんだと思うけどなー?」
わいのわいのと雑談しながらぽつりぽつりと人が離れていく。
完全にみんながいなくなる前にこっそりと巴さんを呼び止めた。
貴方「……巴さん!俺に特訓してくれませんか?」
マミ「特訓?……吹き矢の?」
貴方「い、いや。戦い方を見てもらえないかなって」
マミ「それはもちろんよ。【貴方】くんは熱心ね」
貴方「俺が一番新入りだから……」
マミ「そんな。私や佐倉さん、あと暁美さんもかしら?そのあたりは差があるもしれないけど、他はもうほとんど変わらないわよ!」
マミ「……あと、少しだけ吹き矢のコツも教えてくれる?二回目がないとも限らないもの」
マミ「やっぱり先輩、ベテラン、銃使いとしての威厳をね!」
貴方「は、はあ……」
巴さんからの特訓のお願いも受けてヒミツの特訓をはじめた。
- 947 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/16(日) 23:49:57.19 ID:HNccCQXd0
- マミさん叛逆でもマギレコでも強かったからな
- 948 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/16(日) 23:51:52.42 ID:0OcsBgul0
- 貴方は他の仲間と色々被らないために緑色の魔法使い服で色んな魔法が使えるタイプのイメージ
武器は杖かメイス
- 949 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/16(日) 23:53:25.45 ID:a5DfRdEw0
- 君ら鞭とかまともな武器はダメなのか
- 950 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/16(日) 23:54:15.26 ID:HNccCQXd0
- ドリルとかビームとかレーザーとか
- 951 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/16(日) 23:54:33.02 ID:0OcsBgul0
- 外伝だけど、サキという鞭を使う魔法使いがいてな……
- 952 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/16(日) 23:55:57.88 ID:1akhEc8Q0
- 扇子とかハンマーとか斧とか鎌とかモーニングスターは?
- 953 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/16(日) 23:57:32.10 ID:1akhEc8Q0
- あと日本刀とか
- 954 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/17(月) 00:01:41.35 ID:kbqgEn4A0
- いっそのこと複数の武器に変化させられるギミック武器はどうだろう?烈火の炎の小金井みたいなの
- 955 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/17(月) 00:14:23.02 ID:56q9TZ7V0
- 盾の勇者の教皇みたいだなそれ
- 956 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/17(月) 00:16:07.39 ID:UgJ8Mo0Ho
- 魔法少女シリーズの武器は他のアニメと被らないように全く関係ないような能力もついてるからな
それこそ魔法の杖みたいに
だから貴方のもまどかの弓や杏子の槍みたいな本来の目的にのみ沿った武器であってほしいと思う
- 957 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/17(月) 00:17:30.65 ID:kbqgEn4A0
- みんな、武器ばっかり考えていたけど魔法生物作って使役するタイプもありなんじゃないか?
- 958 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/17(月) 00:22:58.63 ID:J1+jRZgb0
- 魔女を口説いてメロメロにする言葉の魔術師タイプもな
- 959 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/17(月) 00:26:09.20 ID:kbqgEn4A0
- いっそのこと正当な魔法使いタイプで本(魔法書)ありなのでは?
他の魔法少女の魔法も解析すればコピーできるとか(ただし、本家より劣化)
- 960 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/02/17(月) 00:29:42.33 ID:436zsvY90
-
マミ「さあ、もっと遠慮しないできていいのよ! じゃないと特訓にならないわよ?」
貴方「っていわれたってそんなに隙なんて――――!? わあっ!?」
巴さんからは魔力の操作と動き方を総合的に見てもらった。
……しかしまあ、巴さんの戦い方も多彩だよな。
銃を武器にしてはいるけどアクロバティックにバリバリ動くし、そもそも本来の武器は銃じゃないって話だ。
貴方(巴さん、よく動くんだよな……美樹みたいに胸当てもないし、ちょっと気になるっていうか)
マミ「ほら、気が抜けてるわよ!」
貴方「やべえっ!」
気付いた時には伸びているリボンが厄介で、何度も足に引っ掛かっては顔から落ちそうになっている。
巴さんは優しいから地面に強打は避けられているが、意図せず浮く感覚は心地がよろしくない。
マミ「……組手はこれくらいにしましょうか。【貴方】くんは私と同じように不定形の武器なのよね」
貴方「同じって言っていいんすかね。同じってほど自由度ないですけどね……」
連敗のままレッスンを終え、杖の先に向けていた魔力を消す。
そのまま使えば短い杖。だが、今のところは戦いとなると勝手に感情が昂ぶって武器が出てきてしまう。
そのまま力を込めれば大剣。工夫すれば刀や斧、他の武器にも出来るだろうか。……巴さんと違うのは刃が魔力そのものってところだ。
マミ「あ、そうだ!吹き矢があれだけすごかったんだから、吹き矢にしてしまえばいいんじゃない?」
貴方「これで!?いや、そんな操作はムリっすよ」
マミ「そう?もっと器用になれば、作れる武器の幅が増えるかもしれないわね」
戦いで吹き矢を使うのはまだ難しそうだ。
――――と、そんなこんなで組手のレッスンを終えて、また吹き矢に戻ってくる。
貴方「あ。道具がもうないですね。美樹、ちゃんと持ち帰っちゃったんだな……」
貴方「吹き矢の作り方調べるか……こんな感じでいいのかな」
マミ「……相変わらず【貴方】くんはドストライクなのね」
貴方「ははは、まあ……。この辺を狙って的に合わせる感じで」
マミ「こ、こう……?わからないわ……」
ついでに、吹き矢の作り方も覚えてしまった。
巴さんに教えるのは新鮮な気分だ。
▼巴さんと二人で特訓した。少し器用になった気がする。
二回目【貴方】 3日目終了
[知り合い]
・鹿目まどか・・・一緒に遊んだ
・美樹さやか・・・親友
・志筑仁美・・・クラスメイト
・暁美ほむら・・・親しみが持てる完璧
・佐倉杏子・・・仲間
・巴マミ・・・吹き矢教えた↑
[攻略済]
美樹さやか
暁美ほむら
- 961 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/02/17(月) 00:33:46.08 ID:436zsvY90
- -----------------------------------------
色々出てたけど総合したら>>954になりました。
>>957、>>958武器とは別の魔法はまだ決まってないのでチャンスはあります。このままなしってこともありえますが。
>>959 ものすごく海香ちゃん…しかも劣化も(恐らく)しない…
- 962 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/17(月) 00:35:57.06 ID:kbqgEn4A0
- あと固有魔法も決まっていないの?
- 963 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/17(月) 00:43:48.50 ID:UgJ8Mo0Ho
- 砲兵と歩兵のミックスて感じか?
- 964 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/17(月) 00:47:07.70 ID:yZ/OLEasO
- 固有魔法はまどか達に助けられたときに「彼女達の力になりたい」と思ったから「強化」の魔法とかどうだろう?
対象者との絆が深いほど効力が上がれば、好感度システムとマッチする
- 965 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/02/17(月) 00:58:43.48 ID:436zsvY90
- 次スレでございます
貴方「俺が魔法少年でヒロインを攻略するまどか☆マギカ?」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1581868368/
- 966 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/17(月) 01:04:33.45 ID:kbqgEn4A0
- >>1000の願いとかあるのかな?
もしできたらキリカと桐野がこの世界でも幸せに暮らしているの見てみたい
- 967 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/21(金) 02:59:30.40 ID:+fWDnlAao
- 埋める?
- 968 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/02/21(金) 20:59:41.81 ID:y5PUrO+e0
- ----------------------------
無理に埋めなくても残ってたらなんかおまけ書くかもです
- 969 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/21(金) 23:57:55.67 ID:5iAoDCN00
- それならほむらとさやかの修羅場をば…
- 970 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/22(土) 00:01:44.78 ID:8XAroZyL0
- 修羅場になるならメガほむもキャラ変わりそうだな
- 971 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/04/19(日) 00:16:05.55 ID:8rqPQrLJ0
- おまけ期待
- 972 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/09/05(土) 00:18:18.84 ID:yT6ZaXas0
- 乙
- 973 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2021/03/08(月) 21:11:36.23 ID:WEIlczcE0
- ----------------------------------------------
*おまけ* 嫉妬Lv3モード
----------------------------------------------
ほむら(あくまのひと)「……バグったみたいよ」
※主人公の設定に関わらず理不尽に全キャラ嫉妬Lv3・好感度MAXでスタートします
※オチも目標もありません。ただ生き延びてください
※ここに出てくるヒロインはよく知った女の子たちの分身だよ。本人とは関係ないよ
※一定時間が経つ(まずはこのスレで『1000になる』)と収集が付かなくなった世界を「あくまのひと」が強制終了させてくれます
※↑たとえ結末を書く前に誰かが書きこんで1000になってしまったなどの諸事情があった場合でもそう思っててください
――――……??回目. 起動
朝、一日がはじまる。
どこにでもあるような至って平常な朝だ。退屈なほど平凡で。
ワルプルギスの夜だとか、そんなうっすら噂で聞いたことがあるようなないような災害の予兆も当然無縁で……。
貴方 is 誰
1学生は学校に…見滝原中学校に行かなきゃ!
2学生だからどうしたぐっすり二度寝
3自分が誰だかわからない…とりあえず街を歩く
4自由安価
下1レス
- 974 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/03/08(月) 21:20:29.34 ID:dqxd71HT0
- 1
- 975 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2021/03/08(月) 21:58:38.70 ID:WEIlczcE0
-
見滝原中学校に向かおう。
1二年生の教室に行く
2三年生の教室に行く
3寄り道してから行く
下1レス
- 976 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/03/08(月) 22:19:08.96 ID:5JAkUteE0
- 1
- 977 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/03/08(月) 22:21:24.35 ID:r6rH8rkG0
- 3
- 978 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2021/03/08(月) 23:02:05.98 ID:WEIlczcE0
-
寄り道せずに学校へ行き、自分の教室に着いた。
自席で荷物の整理をしながらHRの時間までぼんやりと過ごす。
――……あるはずの席がいつまで経ってもないままだ。
この学校では机と椅子を収納できる仕組みだ。登校してくる人が増えれば席も埋まっていく。
学校に来ていない人の席は空間が空いたままだ。今日の教室内は妙に広かった。
貴方(あの辺って……誰の席だったっけ?)
あんなにごっそり休むことなんてあるだろうか……と思った頃に数人まとめて駆けこんできた。
こっちにくる!
さやか「【貴方】! なんで待ち合わせ場所に来てくれなかったのよ! 約束してたんだよ?」
貴方「えっ……約束、してたっけ?」
仁美「ほら、【貴方】くんも違うと言っていますわ。今日は私が迎えに行くと言っていたのです。今朝はもう家を出た後だったのですが……」
まどか「えっ……? 違うよね? 毎日一緒に登校してたのはわたしなのに、なんで今日は先に行っちゃうの……?」
何故かまとめて詰め寄られる構図になっているが、困ったことにまったく覚えがない。
どうしよう……?
1約束…?
2何を言ってるのかわからない、と言う
3とりあえずあやまる
4じっくり思い出してみる
下1レス
- 979 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/03/08(月) 23:22:45.74 ID:wSCOYj9s0
- 2
- 980 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/03/08(月) 23:26:17.84 ID:wSCOYj9s0
- やっぱり4で
酔わされて忘れてただけかもしれないしな
- 981 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2021/03/09(火) 00:04:44.05 ID:sawaQRkQ0
-
貴方(いや……これは自分が忘れてるだけなのかも……)
まずはじっくり思い出してみよう……。
これまで何があったか……。近いうちのこと……
……今学期のはじめ……みんなとの出会い……家族との思い出。
貴方「ウッ――――――――!?!?!?!?」
▼貴方の精神は崩壊した!
DEAD END.この世界において、自分を深く考えることは禁忌
――――
――――
1約束…?
2何を言ってるのかわからない、と言う
3とりあえずあやまる
下1レス
- 982 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/03/09(火) 00:08:33.84 ID:E2Hv13U40
- 2
- 983 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2021/03/09(火) 00:20:59.12 ID:sawaQRkQ0
-
貴方「何を言ってるのかわからないんだけど……」
さやか「やっぱそうだよね? 仁美のはともかく、まどかと毎日登校してるはありえないでしょ」
まどか「えぇ!? なんでありえないの!?」
貴方「いや、さやかが何言ってるのかもわからんし」
さやか「なんでよ! わかるでしょ!? だってさ、その……!! 恋人との約束だよ!?」
貴方「こっ……――!?」
仁美「何を言ってますの? それは私たちのことでしょう?」
まどか「えっ? ち、ちがうよ! わたしだよ! まさか【貴方】くん、こんなにいっぱいの人と浮気を……!?」
貴方「いやだからまったく覚えがな――」
さやか「ちょっと! どういうことよ!」
仁美「聞き捨てなりませんわよ?」
まどか「うえぇぇえん!」
さやかと仁美には詰め寄られてるしまどかは泣いてるし、ひどいありさまになってしまったが、
タイミングよくHRが始まったことで運よくこの場は収まった。
だけど今からHRが終わって小休憩になるのが怖くて仕方がない!
――助けてほしいのはこっちのほうだ!
こうなったら…
1廊下に逃げる
2保健室に逃げる
3お外に逃げる
4逃げも隠れもしない!全部本当にしてやる!
下1レス
- 984 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/03/09(火) 00:40:43.63 ID:E2Hv13U40
- 2
- 985 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2021/03/09(火) 00:57:30.82 ID:sawaQRkQ0
-
気分が悪くなったってことにして授業が終わるまで保健室に逃げよう。
薬品の匂い……白いベッド……。
今は保健室の先生もいないようだ。静かな空間でいったん落ち着こうか。
まどか「【貴方】くん、具合悪いの?」
貴方「な、なんでここに……」
まどか「わたしは保健委員だよ? 悪いところがあるなら見せてよ。先生いなくてもわたしが手当するから!」
貴方「そう言われても怪我とかしたわけじゃないから。えーっと、ちょっと休んでれば良くなるよ」
まどか「でも心配なの。……どうして朝あんなこと言ってたの? 【貴方】くんのことだから、やっぱり嘘とかは言わないって信じてるから」
まどか「……本当にわたしとのこと覚えてないの?」
……泣きそうな目でじっと見られるとキツいものがある。
やっぱりこの話題は避けられない!
1覚えがない
2嘘でも思い出したと言う
下1レス
- 986 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/03/09(火) 01:47:11.57 ID:F+XsmhXNO
- 1
- 987 : ◆xjSC8AOvWI [sage saga]:2021/03/09(火) 03:22:58.76 ID:sawaQRkQ0
-
貴方「わ、悪いけど、覚えがないな……」
そう言うと、まどかは立ち上がる。
後ろに回ったかと思うと、小さな手に頭を撫で回された。
まどか「頭を打って記憶喪失とかってよくあるけど……本当に怪我じゃないんだね」
まどか「じゃあ、何のせい? どこが悪いんだろう……?」
貴方「さ、さあ……」
どこも痛くはないし、向こうが冗談言ってるとしか思えないんだが、
ナデナデされてるようでちょっと照れてしまう。
……と、そんなことを考えてたら、風が吹いてきた。
貴方「な、なんか風強くない? 窓――あ、あれ!? 閉まってるのに!!?」
まどか「忘れたままなんて嫌だよ……! わたしが、わたしが治してあげなきゃ……! もっと集中――――――!」
室内を吹き荒れる風は急激に強さを増した。
――――天気の良い午前中、密室の保健室に竜巻が発生した。
▼貴方はバラバラになった!
DEAD END.女神の殺人的治療
---------------------------------
…素直がイチバン、とは限らない?
---------------------------------
――――
――――
貴方「……お、思い出したよ! 付き合ってたし、毎日登校してた……!」
まどか「! うん。よかったぁ、思い出してくれて! このままだったらどうしようかって怖かったの!」
まどか「……じゃあ、先に教室戻ってるね?」
貴方「あ、うん……」
貴方「…………」
どおおおうすんだこれ!!? なぜか成り行き的に恋人になったんだけど!!?
貴方(この経緯はあんまり嬉しくないけど……でも、案外悪くもないかもなあ)
貴方(ナデナデされてしまった……)
残りのクラスメイトもいるのが怖いけど、とりあえずもう寝てしまおう。寝て現実逃避しよう。
実は後で教室戻ってみたら『ドッキリ大成功』とか言われるかもしれないし。
貴方(いや、それはそれでダメージあるぞ。……まあいいや、もう今はおやすみ!)
- 988 : ◆xjSC8AOvWI [sage saga]:2021/03/09(火) 23:23:39.35 ID:sawaQRkQ0
-
――――……気持ち良くまどろんでいたが、チャイムの音とともに目が覚めた。
壁に見える時計は、一時間目の授業が終わった時間だ。
貴方(結構寝てたな……先生まだ来てないのかな?)
「うーん……」
その時、布団の中で何かがもぞりと動いた気がした。
……中っていうか横!? 横から声したんだけど!
横を見てみると、すぐ近くに暁美さんがいた。
ほむら「ど、どうして私のベッドに……!?」
貴方「いいいいいいやそっちこそ!?」
ほむら「まるで私から入ったみたいな言い草ね……!? ありえると思ってるの?」
貴方「ごめんごめんごめん! とりあえず出てくから許して!」
ほむら「…………いえ、いいわ」
貴方「えっ」
暁美さんの白い指に袖を小さく掴まれる。
ほむら「……【貴方】くんなら許してもいいと言ってるの」
貴方「 えっ?」
ほむら「……」
貴方「えっ」
ほむら「当たり前だけど……他の女子にまで手を出してみなさい? このこと言いふらすから」
断じて変態的なことをしたいってわけじゃないけど、ついさっき恋人が出来たところなんですが……。
暁美さんはまだ袖を掴んでいる。……もうこの際、思い切って二時間目までいっちゃうか?
1欲望に負けて添い寝
2逃亡
下1レス
- 989 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/03/09(火) 23:25:36.37 ID:qEYZF9gL0
- 1
- 990 : ◆xjSC8AOvWI [sage saga]:2021/03/10(水) 00:21:46.85 ID:lHaKgmXP0
-
貴方(……ここは思い切って流されるか。ええい、二度寝最高!)
起きたばかりだが、再び横になることにした。
……そっと隣を見る。目の前に無防備すぎる寝顔がある。これがどうして落ち着いていられるんだ。
貴方(本当、綺麗だよな……こんな近くで見ることがあるなんて思ってなかったけど)
貴方(……これってもしかして、キスくらいしても怒られないんじゃないか? ここまで許されたんだぞ?)
その時、扉の開く音がした。そういえば、今って一時間目が終わって小休憩の最中……?
まどか「【貴方】くん、まだ具合悪いの? 二時間目始まっちゃうよ?」
貴方「か、鹿目さん? こ、これは違うんだ!」
まどか「え……な、なんでほむらちゃんといるの。一緒のベッドって、どういうこと……?」
貴方「いやだからその、これはちょっと事故というかもしかしたらドジが発端というか」
まどか「何も違わないよね? だってわたしが来た時、【貴方】くん起きてたよ! ほむらちゃんのことキスとかしそうな体勢で見てたよ!」
ほむら「ええ。何も違わないわ」
貴方「あ、暁美さん、何を言ってるの!?」
ほむら「……そういうことよ」
『そういうこと』って何!? いや、否定もできないけど……!
まどか「そ、そ、そ、そんなのおかしいよ! 【貴方】くんはわたしと付き合ってるんだもん!」
まどか「毎朝一緒に登校したこととか、ちゃんと思い出してくれたって言ってたもん!」
ほむら「……【貴方】くん、それは話が変わってくるわよ。まどかとのことがありながら私にも手を出したというの?」
ほむら「他の女子にまで手を出したら承知しないと言ったわよね……。それも、よりによってまどかに?」
- 991 : ◆xjSC8AOvWI [sage saga]:2021/03/10(水) 00:36:22.51 ID:lHaKgmXP0
-
鹿目さんからは泣きながらも怒気を感じる。暁美さんからは鋭い殺気のオーラを感じる。
暁美さんとの添い寝に流されてしまった以上、前者のことはナシにしないとどっちにしてもマズイものがバラされそうだ。
貴方「じ、実は……思い出したっていうのは嘘だったんだ! 安易なこと言ったのは悪いと思ってるけど、かわいそうだと思って」
貴方「鹿目さんのためを思ったつもりだったのに余計に悲しい思いをさせてしまった。本当に好きなのは暁美さんだったんだ」
ほむら「【貴方】くん…………」
まどか「そんなのってないよぉ! 本当は覚えてるんでしょ? わたし、一緒に登校するために早起きして頑張ってたんだよ」
まどか「朝、【貴方】くんの顔を見るたびに嬉しかった。【貴方】くんも目が合ったら笑って挨拶してくれた。それだけで頑張れたの!」
まどか「なのに今日に限っていつもより早い時間に出ちゃうなんて……」
貴方「えっ……毎朝一緒に登校ってそういうこと? 見かけたら挨拶くらいはしたかな。それ以外のエピソードないの? やっぱりそれって付き合ってないんじゃ」
まどか「それ以外……? あ、帰りも一緒だったよ!」
貴方「登下校中にたまに会ってもそんなの偶然としか思わないよ! 約束した気になってたのはそっちだけだよ!」
まどか「ど、どうして……そんなことないもん……うぇぇええん」
貴方「というわけで、暁美さん。添い寝の続きを……」
ほむら「……そんなにうまくいくと思った?」
貴方「……やっぱダメ?」
ほむら「まどかを泣かせたのは事実よ」
▼貴方は社会的に爆死した!
DEAD END.ほむらちゃんの理不尽爆弾
――――
――――
>>988
1逃亡
>>983 こうなったら…
2廊下に逃げる
3保健室に逃げる
4お外に逃げる
5逃げも隠れもしない!全部本当にしてやる!
下1レス
- 992 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/03/10(水) 00:43:48.23 ID:/Oq+xPHK0
- 5
- 993 : ◆xjSC8AOvWI [sage saga]:2021/03/10(水) 01:08:34.49 ID:lHaKgmXP0
- >>983 逃げも隠れもしない!全部本当にしてやる!
早乙女先生「――というわけで、女子は食い意地の汚い男性とは絶対にお付き合いしないように!」
早乙女先生「男子はそんな男性にならないように!」
早乙女先生「欲張りすぎるとお腹壊しちゃうので、注意してくださいねっ♪」
HRが終わって先生が教室を出て行った。ここから一時間目まで、小休憩のはじまりだ。
だが泰然と待つ! もう逃げも隠れもしない!
よく考えたら美味しい状況じゃないか! 一気に三人からモテるなんてそうそうないぞ。
さやか「で、どうなの!」 仁美「どうなんですか!」 まどか「どうなの!?」
貴方「……そうだった。さやかと付き合ってたのは本当だよ」
さやか「! そう言ってくれてよかった……!」
仁美「そんなことないです! それなら私とは!?」
貴方「仁美とももちろん付き合ってたよ」
仁美「そ、そう――――え? え?」
貴方「まどかとも」
まどか「……ちょっと待って。やっぱり浮気してたってこと!?」
貴方「浮気なんて不名誉なこと言うんじゃない! 世界を良く見るんだ。日本の常識だけに囚われるのは不幸なことだ」
貴方「君たちは俺が好き。俺は君たちを好き。ほら、何も問題ないじゃないか!」
さやか「……」 仁美「……」 まどか「……」
貴方「ああ、そうだ。不満もあるだろうから、ちゃんと一人一人が独占できる時間も考えるよ」
貴方「たとえば今日の放課後はさやかとデート、明日は仁美と、明後日はまどかと。そうやってローテーションで分担していくんだ」
女子たちが自分を取り合うなんて、考えてみれば悪くないよなぁ――と、浮かれた気持ちに浸っていたが。
さやか「そっかあ。『分担』ね、なるほど」
仁美「私だけのものにできないのなら、そういう手もありますよね……」
まどか「わたしたちは親友だから、わたしだってみんなとも仲良くしたいもん……仲良く分け合うのも大事だよね」
貴方「ああ、そうだよ。わかってくれた――――……その剣はどこから!?」
▼貴方はバラバラになった!
DEAD END.仲良くシェア♪
――――
――――
こうなったら…
1廊下に逃げる
2保健室に逃げる
3お外に逃げる
下1レス
- 994 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/03/10(水) 06:42:03.40 ID:kNzNfK4J0
- 1
- 995 : ◆xjSC8AOvWI [sage saga]:2021/03/10(水) 21:52:40.03 ID:lHaKgmXP0
-
HRが終わってすぐ、とりあえず廊下に逃げ込んだ。
貴方(こ、ここまでくれば大丈夫だろう……)
教室から離れた廊下で一息つく。三年生のフロアまで来たんだからもう大丈夫だろう。
悪いことなんてしてないはずなのになんでこんな目に。いや、もしかして三人で手を組んでからかってるのか?
こそこそ逃げなきゃいけないのは癪だが、小休憩が終わるまではここで待機しよう。
マミ「あら? 【貴方】くん?」
貴方「あ、マミさん」
マミ「嬉しいわ! 私に会いに来てくれるなんて。もう放課後まで会えないんじゃないかと思ってたのよ」
会いに来たわけじゃないけど、まあ喜んでるならそう思ってもらってもいいか。
マミ「今朝は一緒に登校できなかったから」
貴方「…………うん? なんか、デジャブが……」
マミ「【貴方】くん、次の小休憩も来てくれるわよね?」
マミ「お昼もこっちで食べるでしょう?」
マミ「帰りも来てくれるわよね?」
貴方「い、いや……そこまでは……」
マミ「……そこまでは? 一人だと寂しいのよ、ねえ」
なんだか有無を言わせない感じがする……。
ちょっと雰囲気が怖いけど、クラスメイトから逃げる口実にもなると思えば悪くもない提案なような。
1マミと約束する
2一年のフロアに逃亡
3屋上に逃亡
下1レス
- 996 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/03/10(水) 22:24:04.03 ID:7ph5XAf90
- 1でいいか
- 997 : ◆xjSC8AOvWI [sage saga]:2021/03/10(水) 22:53:53.19 ID:lHaKgmXP0
-
貴方「な、なんでもないっすよ!」
マミ「そう! じゃあ、約束よ。来なかったら…… いいえ、来てくれると信じてるわ」
貴方「ハ、ハイ」
マミさんと約束して、授業の開始直前に教室へと戻っていった。
――――そして、終わりと同時にまた廊下へと逃亡を試みる。
貴方(さて、今回もすぐにマミさんのところに向かわないと……)
椅子から立ち上がり、扉に向かって歩き出す。
貴方(……あれ)
歩き出す。
貴方(おかしいぞ)
あ…ありのまま 今 起こった事を話すぜ!
『おれは教室を出ようと歩き出したと思ったら一歩も進めていなかった』
な……何を言ってるのかわからねーと思うが、おれも何をされたのかわからなかった……
頭がどうにかなりそうだった……
催眠術だとか超スピードだとかそんなチャチなもんじゃあ、断じてねえ
もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ……
ほむら「……まどかに頼まれたから仕方がなかったの」
貴方「い、いつのまにすぐそばに」
ほむら「でもやっぱり自分の気持ちに嘘はつけないわ! あの子の恋は応援できない! ストーカー行為を恋人との付き合いと思い込むなんて間違っている!」
貴方「そ、それはそうだね。君も何言ってるかわからないんだけど、とにかく外に用事が……」
ほむら「自分の気持ちに嘘はつかないと言ったでしょう? あの三人はこの中よ。そしてあなたも外へは行かせない……」
貴方「この中とは……」
盾 \ダセー! ダセー! ダセー!/
貴方「腕から声が!?」
その時、扉のほうから巴さんがやってきた。
マミ「【貴方】くんがいつまでも来ないと思ったら……あなたの仕業なのね!」
ほむら「邪魔をしに来たのね……あなたとは決着をつけないといけないと思ってたわ。巴さん! あなたも収納してあげる!」
どういうわけか教室で銃撃戦がはじまった……
自分はそれを見ているしかできなかった……
▼貴方は蜂の巣になった!
DEAD END.流れ弾☆
――――
――――
1一年のフロアに逃亡
2屋上に逃亡
下1レス
- 998 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/03/10(水) 23:01:07.35 ID:UNXV8xx40
- 草も生えない
1で
- 999 : ◆xjSC8AOvWI [sage saga]:2021/03/10(水) 23:22:56.92 ID:lHaKgmXP0
-
いや、やっぱり危険を感じる気がする……! それだったら!
貴方「寂しいことなんてないですよ。さやかとまどかと一緒に過ごせばいいと思います」
マミ「【貴方】くんは!?」
貴方「俺はちょっとやることが……じゃあこのへんで」
三年のフロアにも安寧はなかった。
一年のフロアに逃げよう。そこなら知り合いもいない。
マミ「駄目よ…… 美樹さんも鹿目さんも大事な仲間で友達……だった。だけど」
貴方「……」
心苦しいが無視して背を向ける。
『だった』? 何かあったのかな……。
マミ「それじゃ駄目なの!」
貴方「――――!!?」
階段を下りはじめると、後ろから何かに絡み付かれた!
貴方「これは……リボン……!!?」
マミ「どうしてみんな私から離れていこうとするのよ!」
貴方「なっ……」
マミ「佐倉さんは私を置いていった……やっと信頼できる仲間ができると思ったのに、鹿目さんも美樹さんも私の敵になっちゃった!!」
貴方「て、敵ってどういう……!」
マミ「恋敵に決まってるじゃない!」
貴方「ぅぐ…………ッ!」
▼貴方は粘土のようにちぎられた!
DEAD END.私と貴方をつなぐもの
- 1000 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2021/03/10(水) 23:26:03.51 ID:lHaKgmXP0
-
貴方「……ここは? 天国か? マミさんにリボンで締められて死んだような……」
いや、あれは夢だったんだ。
冷静に考えておかしいじゃないか。あんなのが現実なわけがない。
気付けば誰もいない廊下にいた。
そして、誰かが立っていることに気づく。彼女は――――。
あくまのひと「……【貴方】くん。人をその人たらしめる要素って、何だと思う? 記憶? 性格? あるいは――――行動、かしら」
貴方「え? 暁美さ――」
あくまのひと「私のことはあくまのひとと呼びなさい。これは夢よ。悪い夢なの」
貴方「やっぱり……まさかこれが俺の無意識の願望だったのか? みんなから異様にモテるのも……AKMさんがそんな露出度の高い服装してるのも」
あくまのひと「違う」
あくまのひと「……一言で言えば、この世界の人はおかしくなっている状態だわ」
あくまのひと「恐らく他の『可能性』から記憶や感情がバラバラに混ざった結果、本来のものから乖離した行動へと破綻を起こしていった」
あくまのひと「前回も開始早々貴方が魔女にやられて没になったけれど、この回も没ね。攻略も何もこんなのシミュレーションじゃないわ」
あくまのひと「少し面白いと思って眺めてたけれど、やっぱり自分や知人が狂っている様はあまり見ていたくないものね……」
貴方「よくわかんないけど、これは明晰夢ってやつか! じゃあ好き勝手してもいいってことだ! そうだ、目が覚める前に――――!」
あくまのひと「……強制終了!」
―――そうして、1つの世界が消え去った…―――
DEAD END.強制終了、さようなら世界
- 1001 :1001 :Over 1000 Thread
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,. :'´:::::::::::::: ̄`ヽイィ_ ̄「 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄「 ̄ ̄ ̄!
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`ヽ:_..::::::::::::::::::::::: .:|-''´}:.:.:..:l::;i::、l、::::::::( | ̄| ̄「 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ l
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'⌒ァ::::::::..::. :::.::::;lヘ‐ ´ヘハi´'´jハY 「|「 ̄ ̄ ̄ ̄ 「 ̄ ̄ ̄ ̄「 ̄
 ̄7;.ィ::{::::l::l::ljレr=、ヽ,rヘ ゞ-' _,j !|______l____j__ / ̄ ̄ ̄ ̄
∠ハ:::ヽハl:{' {!´};リ } 、 ` ̄´ !::::| |. | | | 今度は貴方のお話、読ませてくださいね
'イ::`:::lヘハヽ.__´/ ヽ_ j___!________|___!__j .ノヘ.____
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