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貴方「安価でヒロインを攻略するまどか☆マギカ?」
- 191 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/10/17(木) 19:49:00.70 ID:TxtXCTP80
- そろそろかな
- 192 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/10/20(日) 22:22:57.14 ID:ddAkeCJ/0
- まだかな
- 193 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/10/22(火) 16:01:23.25 ID:3l0anLqX0
- こんなスレを待っていた
- 194 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2019/10/22(火) 20:46:29.26 ID:2IlKBoPI0
-
それから屋上で何枚か撮って、自分たちの教室、その外の廊下でも撮影してみた。
今日手渡されたカメラは綺麗に撮れるように調整してくれたらしい。暗くなってくると難易度は増してくる。
やっぱり技術では部長に敵いそうになかった。でも、任せてくれたんだもんな。それに暁美さんにもああ言ったんだ。
貴方「どう? いいのはある?」
ほむら「夕焼け、どれも綺麗に撮れてると思います」
貴方「うん。でもメインは暁美さんだよ」
ほむら「【貴方】くんは、いいと思うのはありますか……?」
貴方「そうだな…………」
そう言われると悩んでしまう。いくつか良いのはある。でも表紙は一枚だ。
撮った写真の中から一つを選んで指さした。
貴方「これとかどうかな?」
自分たち以外誰もいない教室で窓際の机に軽く手をついた写真だ。毎日通うよく知った教室。なのにどこか幻想的だ。
ガラス張りでできた教室は陽の光をよく通してキラキラと反射させていた。
考えてみればこんな時間に教室に寄ることはなかったな。
ほむら「……はい。いいと思います」
その雰囲気がそこに佇んで照らされる暁美さんの姿とよく似合っていた。
- 195 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/10/22(火) 20:47:53.15 ID:groibvAS0
- きた
- 196 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2019/10/22(火) 21:00:54.36 ID:2IlKBoPI0
-
貴方「じゃあ、これを提出してもいい?」
そう言うと、暁美さんは少し悩んでから返事をしてくれた。
ほむら「……はい」
ほむら「や、やっぱり、恥ずかしいですね。みんなこれ見ちゃうんですね…………」
貴方「手元に来たら記念にとっとくといいよ。俺もとっとく」
ほむら「え、とっておくんですか?」
貴方「一応、『俺が撮った作品』でもあるんだからさ」
ほむら「あ、そ、そうでしたねっ。すみません」
貴方「なんで謝るの?さっきも言ったけどメインは暁美さんだよ。この景色だけでも……もし他の人でも、この写真は撮れなかったと思う」
ほむら「え……、でも、他にもっと良い人だって」
貴方「そういうことじゃなくてさ」
貴方「クラスメイトの暁美さんじゃなかったら俺も名乗り出なかったと思う。素直に部長に任せてたよ」
部長なら持ち前の知識と技術で良い写真を撮るだろう。
風景やほかのモデルだったらそうしてた。そのほうがいい。……でも、これは暁美さんの始めての大役で。
暁美さんは俺が写真を撮ったから入部することを決めてくれて。
だったら、やっぱりこの写真は俺が撮れてよかったと思う。
- 197 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/10/22(火) 21:01:53.22 ID:3l0anLqX0
- この主人公は中身イケメンだな
- 198 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2019/10/22(火) 21:26:36.98 ID:2IlKBoPI0
-
貴方「……提出しに行こうか」
ほむら「はい。なんだか、私も」
貴方「ん?」
ほむら「他の人に見られるのはやっぱりまだ恥ずかしいけど、【貴方】くんや友達の鹿目さんに見てもらうのは、少し……」
ほむら「……なんていうのかな。嬉しい……楽しみ……、というか……うん。誇らしいって気がします」
ほむら「少しだけ…………だけど」
貴方「ああ、やっぱせっかく覚悟を決めて入ってもらったからにはそうじゃないとな。きっと鹿目さんだって良いって言ってくれるさ」
変われるきっかけを求めて決心するように入部したという暁美さん。
普段から消極的で決して目立とうとしない彼女にしては意外なほどに大胆な決断だ。
でも、そんな決心をできたのだから、今ももう変わり始めてるんじゃないかなと思う。
――夕焼けが沈みかけた頃に部室に戻ってきた。その頃には部室にはほとんど人は残っていなかった。
撮影した中から一つ選んだデータを提出する。
…………あとはその写真が実際に印刷されて発行されるのを待つだけ。
【貴方】 8日目終了
[知り合い]
・鹿目まどか・・・鹿目さん様様
・美樹さやか・・・意外な一面ある?
・志筑仁美・・・クラスメイト
・暁美ほむら・・・教室でも部活でも仲間↑
・佐倉杏子・・・みんなで一緒に遊んだ
[顔見知り]
・巻き毛の女子生徒・・・なんか色々すごそう
[攻略済]
なし
- 199 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/10/22(火) 21:33:32.93 ID:lXWubIps0
- 外見もイケメンかもしれねーだろ!いい加減にしろ!(ブ男の可能性が無いとは言ってない)
- 200 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2019/10/22(火) 21:36:51.75 ID:2IlKBoPI0
- ――――
9日目 教室
自分の教室に入ると、周囲に向けて挨拶しながら鞄を置く。
すると三人からも挨拶が返ってきた。
さやか「おはよ」
まどか「おはよう、【貴方】くん」
ほむら「お、おはようございます」
いつも見る顔。元気な美樹の声と、優しげな鹿目さんの声と、ちょっとだけいつもより明るい気がする暁美さんの声。
……と。とりあえずここで昨日頼まれてたことを思い出した。
貴方「ああそうだ、美樹。図書室から本借りてるだろ。期限すぎてるから返せって司書の先生言ってたぞ」
さやか「へ?」
そう言うと美樹はまるで心当たりなさそうな声をあげる。
まどか「【貴方】くん図書委員なんだっけ。さやかちゃん心当たりないの?」
さやか「うーーん……? あー、そういえばなんかあったわ」
貴方「『あったわ』ってお前な……」
適当すぎるだろ。内容もアレだし本当にちゃんと読んだのかすら気になる。
- 201 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2019/10/22(火) 21:57:53.55 ID:2IlKBoPI0
-
ほむら「図書室、行くんですね。ちなみに何の本ですか?」
貴方「恋占いとかのやつ」
さやか「ちょっ……」
そういえば暁美さんは本読むって言ってたけっな。
なんてぼんやりと考えてると美樹が顔色を変える。
さやか「ちょっと!デリカシーなさすぎない?」
貴方「別に言われて困るほどやましい本じゃないだろ。そんなのに頼るのは意外だなって思ったけど」
貴方「それとも、まさか中身はそういう……?」
さやか「なわけないでしょーが!アホ!ばか!」
まどか「け、喧嘩しないでね!?」
なんだか怒らせてしまったっぽい。
鹿目さんが慌ててなだめてる。これは謝っといたほうがいいか……?
貴方「悪かったよ。延長するなら言っとくけど、とりあえず一回持ってこいよ」
さやか「…………あー、もういいよ。いらないし。てかどうでもいい」
さやか「返すの忘れてたわ。今日探してみる」
まだ必要なのかと思って聞いてみると、素っ気ない返事がかえってきた。やっぱり適当なのかこれは。
けど、彼女はどこか機嫌を損ねたように見えていた。
――――朝のHRが終わると授業の用意をする。
授業中
1真面目に取り組む
2話しかける(クラスメイト指定)
3他の人を眺める(クラスメイト指定)
4自由安価
下2レス
- 202 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/10/22(火) 21:58:36.66 ID:tVSxSrb20
- 2 まどか
- 203 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/10/22(火) 22:06:45.17 ID:gqs7LLr10
- 1+昨日の写真のことをふと考える
本が出来るまで自分から写真のことを口に出すのはやめておこう
鹿目さんや美樹もびっくりするかもな
暁美さんにもそう言っておこうかな?まぁ、暁美さん本人が話したいならいいんだけど
- 204 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2019/10/22(火) 22:39:23.96 ID:2IlKBoPI0
-
一時間目は国語の授業。
この前当てられた時は焦ったから今日はちゃんと聞いておくことにするか。
……特に誰とも喋らず真面目に取り組みながらも考える。昨日のことだった。
貴方(本が出来るまで自分から写真のことを口に出すのはやめておこう)
貴方(鹿目さんや美樹もびっくりするかもな)
貴方(暁美さんにもそう言っておこうかな? まぁ、暁美さん本人が話したいならいいんだけど)
暁美さんのほうをちらっとだけ見てみると、彼女も真面目に取り組んでいるようだった。
それから一瞬だけ目が合って、またお互いに授業に集中した。
暁美さんが目を合わせてくれることは少ない。撮影の時もカメラ目線は苦手なようだった。
前に屋上で不意打ちで撮った写真くらいか。ふと、それを思い出してみた。
――――
――――
*午前の授業は滞りなく終わりました。
1美樹たちに声をかけてみる
2購買に飯買いに行かなきゃ
3教室の外へ
4暁美さん誘ってみようか
5自由安価
下2レス
- 205 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/10/22(火) 22:42:28.00 ID:groibvAS0
- 安価↓
- 206 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/10/22(火) 22:43:08.33 ID:gqs7LLr10
- お弁当作ってきた(自作)ので4
- 207 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/10/22(火) 22:43:56.86 ID:gqs7LLr10
- あ、もし自作が無理だったら再安価で
- 208 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2019/10/22(火) 23:01:39.48 ID:2IlKBoPI0
- 昼休み
チャイムが鳴ると、教室全体がざわめきだす。
俺は暁美さんに声をかけていた。
貴方「暁美さん、昼一緒に食べない? 昨日言ってた通り作ってきたよ!」
まどか「そういうことなら今日は行ってきてよ、ほむらちゃん」
さやか「てか料理とかできんのね」
貴方「まー男飯ってレベル?」
と、いつも暁美さんと一緒に昼食を食べてるメンバーにも快く送り出された。みんなはまた屋上に行くんだろう。
こっちも昨日の体育館での一件もあって、教室だと人の目が気になる。
貴方「こっちも移動しよっか?」
ほむら「あ、はい……どこに?」
貴方「どうしようか。まあ適当に空いてるとこ探しに行こう」
ひとまず廊下に繰り出す。それから適当な場所を見つけて弁当を広げた。
- 209 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2019/10/22(火) 23:34:25.71 ID:2IlKBoPI0
-
貴方「はい、これ暁美さんに」
ほむら「あ、ありがとうございます」
具は無難に卵焼きとかウインナーとか。冷食も混ざってる。あとは野菜も添えて栄養もカンペキ。
人に出すのだからいつもより見た目にも気を遣ったけれど、シンプルな容器と相まって無骨さは否めないかな。
多分あのメモ書き落としてった、いつも暁美さんと一緒に食べてる先輩とかはもっと綺麗で手の込んだ弁当を作るんだろう。
ほむら「美味しそうです……唐揚げとか自分で揚げたんですか?」
貴方「あー、いや。冷食だよ」
ほむら「冷食でも美味しそうなものを売ってるんですね……」
貴方「さっきも言った通り、大したモンは作れないし見た目より味と量重視だけどさ。まあ頑張ってみたつもり」
貴方「あ、量多かったりしたら残していいよ?」
ほむら「はい。ええと……美味しい、ですし、なんか参考になりました。……こう作ればいいんだって」
貴方「おお、参考に!」
まあ、自分で作ったのは簡単なのだけで組み合わせている。
時間かけられなくてもちょっと頑張れば作れそうな感じだろう。
1あれから料理とかしてみてる?
2よかったらまた作ろうか
3自由安価
下2レス
- 210 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/10/22(火) 23:37:12.40 ID:gqs7LLr10
- 1+2
食後に今日は部室に寄るかどうか聞く
- 211 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/10/22(火) 23:38:47.32 ID:groibvAS0
- ↑
- 212 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/10/22(火) 23:40:13.79 ID:QbjWRwzcO
- 安価↑
鹿目さんと美樹にもカメラ拾ってくれたお礼をしないといけないな、と考える
- 213 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2019/10/23(水) 00:07:14.30 ID:Pa70fiM00
-
貴方「あれから料理とかしてみてる?」
ほむら「じ、実はいそがしくてあんまり……」
貴方「んー、忙しいのか。まあ無理しないでほしいけどさ」
貴方「今日の気に入ってくれたなら、よかったらまた作ろうか。弁当」
ほむら「で、でも、なにもお礼ができないです。今日のは購買のパンのお礼って話だったけど、私はお礼に何をしたらいいのか……」
貴方「お礼にって言い出したのは俺だけど、別にそこまで貸し借りとか考えなくていいよ?」
貴方「暁美さんは大切な友達だからよくしてあげたいって気持ちもあるし」
ほむら「と、友達…………」
貴方「え、ええと、違う?」
ほむら「い、いえ……っ!」
暁美さんが慌てて否定する。
さすがに今まで親しくしてきてると思ってるし、友達とすら思われてなかったら悲しい。それとも……?
――ちょっとだけ考えた下心のある勘繰りを握りつぶす。
貴方「それでももし何かお礼がしたいっていうんだったらさ、また写真撮らせてよ」
ほむら「写真……ですか。そんなことで」
貴方「せっかく同じ部活仲間にもなったんだからさ」
そうして、他愛もない話をして、同じ中身の弁当をつついて――
昼休みを終えた。
――――
――――
- 214 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2019/10/23(水) 00:12:21.37 ID:Pa70fiM00
- 放課後
――――帰りのHRが終わってチャイムが鳴る。
今日はすぐ帰ろうか、どうしようか。
貴方「暁美さん、今日は部室に寄る?」
ほむら「ええと……【貴方】くんはどうしますか?」
1暁美さんが寄るなら
2帰宅
3写真部
4委員会
5寄り道
※人物指定はできません。また、知らない個人宅等も無理です。
下2レス
- 215 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/10/23(水) 00:17:35.23 ID:Y/Gl8JDO0
- 1
それに昨日の写真の部長たちの感想を聞きたいしね
- 216 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/10/23(水) 00:17:41.00 ID:Fcexp+ga0
- 1
- 217 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2019/10/23(水) 00:22:24.70 ID:Pa70fiM00
- ---------------------
今回はここまで。
- 218 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/10/23(水) 00:28:43.64 ID:Y/Gl8JDO0
- 乙です
普通に学生としての日常を満喫しておりますねぇ
- 219 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/10/23(水) 00:37:36.29 ID:AExOtBSe0
- 乙
- 220 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/10/23(水) 01:11:39.47 ID:AExOtBSe0
- 乙
- 221 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2019/10/23(水) 21:05:19.34 ID:Pa70fiM00
-
俺もどうするか決めてなかったから聞いたんだけど、暁美さんに聞き返されてしまった。
でも、わざわざ聞くのはこういう意味なんだけどな。
貴方「暁美さんが寄るなら」
ほむら「あ、だったら……私も寄りたいなって思ってます。入部したてですし……」
貴方「そうだね。いこっか」
二人で部室に向かう。
そしてその中へ足を踏み入れると、部長をはじめとした写真部の面々が出迎えてくれた。
部長「おお、きたきた。見たよー、昨日の表紙用の写真。いいの撮ってこれたんだな」
貴方「恐縮っす。よかったね、暁美さん」
ほむら「は、はい」
貴方「今回のは俺も自信あったから。実際に雑誌になるのが今から楽しみですよ」
部長「提出用データ以外のも見たけど、やっぱ素材が良いから外れがないな。これからもよろしく頼むよ、暁美さん」
ほむら「えっ、ええと、はい……が、頑張ります」
貴方「一仕事終えたけど、今日はどうする?」
ほむら「今日は……せっかく写真部だし、撮るのもやってみようかなって……」
ほむら「最初に少し教わったけど、あまりよくわかってなくて壊したりしたら怖いし、【貴方】くんがいてくれるなら助かるなって」
貴方「俺が使えるくらいのやつなら、そんなにビビらなくてもいいとは思うけどな……?」
部長「ああ、やってみればいいじゃないか。歓迎だ。まずは簡単なのから教えてやってくれ」
部長からもそう頼まれて、とりあえず二つ分カメラを借りる。
撮影対象をどうするかだな……。
どこに行こうか?
1校舎周り
2校内
3外に行く?(自由安価)
下2レス
- 222 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/10/23(水) 21:07:40.05 ID:+t/JKeQC0
- 2
- 223 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/10/23(水) 21:08:55.27 ID:MAeJVUk30
- 2
- 224 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2019/10/23(水) 22:04:34.31 ID:Pa70fiM00
-
貴方「じゃあ、とりあえず廊下に出て校内を回ってみようか。この時間だとまだ色んな人も残ってるはずだし――」
貴方「人でも物でも、気を引かれたものがあったら撮ってみよう」
ほむら「はい」
カメラを持って廊下に出る。クラスメイトなのに、こうしてるとなんだか後輩が出来たみたい。
それは多分、彼女の知らないことを自分が経験しているというだけでなく、
同級生に向けるにしては謙虚すぎる態度もそう思わせてるんだろう。
貴方「……暁美さんって、誰に対しても敬語だよね」
ほむら「ええと、どう話したらいいかあんまり慣れてなくて……すみません」
貴方「また謝った。別に責めたりしてないよ」
廊下をゆっくりと眺めながら話す。
運動部文化部問わず、校内からも校外からも、部活にいそしむ人たちの活発な声が聞こえてくる。
同じ場所なのに、昨日の夕焼けみたいな綺麗で少し寂しげな景色とは別物だ。
一枚、廊下から見下ろした校庭をカメラに収めてみる。
すると俺を真似するように暁美さんもカメラを起動して、その手中の小さな機械を色んな方向から覗きこんで戸惑っていた。
1……機械苦手だったりする?
2鹿目さんたちのとこに寄ってみる?
3自由安価
下2レス
- 225 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/10/23(水) 22:06:23.28 ID:MAeJVUk30
- 1+3よく顔を見る金髪の巻き髪の先輩がいた
- 226 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/10/23(水) 22:45:52.29 ID:AhJYhUB8O
- 安価↓
- 227 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/10/23(水) 23:01:48.65 ID:6XekwJxp0
- 2
- 228 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2019/10/23(水) 23:30:50.59 ID:Pa70fiM00
-
こんな時こそ出番だ。
貴方「撮るのはここ。あとは、こっちがズームで逆が縮小だよ」
ほむら「は、はい……あ、撮れました」
貴方「うん。じゃあ、ここ押すと撮ったの見られるから」
ひとまず最低限の機能だけ一緒に操作をして教えてみる。
ほむら「少しブレてる……」
貴方「こうやって持つとブレにくいよ。あとはどっか置いてみるとか。部室には三脚もあるから必要なら持ちだして」
貴方「まあ当然だけど、落としたりしなきゃいいから。ボタン押したくらいじゃ壊れないよ。データの削除だってワンクッションあるし」
ほむら「そ、そうですよね……でもなんだか変なことしそうで心配で」
貴方「……とりあえず落とすのだけは気を付けてね?首から提げとくのが確実だから!」
ほむら「は、はい。気を付けます」
暁美さんはアドバイス通りにカメラについた紐に首を通して手に持つ。
記念すべき一枚目の写真を撮るとこんな提案をする。
貴方「鹿目さんたちのとこに寄ってみる?手芸部って言ってたよな」
ほむら「はい。手芸部と園芸部をかけもちしてるらしいです」
ほむら「そんなに頻繁に顔を出すわけじゃないみたいだけど、最近はたまに行ってるみたいだからいるかな……?」
貴方「いるといいな」
鹿目さんのことは暁美さんのほうが詳しい。
さっきのはおためしだ。やっぱり、どうせ撮るなら暁美さんが気の乗りそうなところがいい。
- 229 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2019/10/23(水) 23:54:53.15 ID:Pa70fiM00
-
まどか「――あれ?ほむらちゃんと【貴方】くんだ。撮影に来たならどうぞ」
服やふわふわした小物の展示物が並ぶ教室。
家庭科室を覗いてみると、こっちに気づいた鹿目さんが真っ先に出迎えてくれた。
貴方「ああ、実はそうなんだ。暁美さんが撮るのにいいものがあるかなと思って」
ほむら「鹿目さんも今日は部活に来てたんですね」
まどか「うん。そっか、ほむらちゃんも部活デビューかあ。【貴方】くんと同じ写真部なんだよね。どう?新しく友達とかできた?」
ほむら「よくしてくれる人ならたくさん……」
貴方「鹿目さんは何作ってるの?」
まどか「ええっとね、これなんだけど……」
ほむら「刺繍?きれい」
シンプルな真っ白のハンカチに可愛らしい桃色の花の刺繍が咲いている。
なるほど、これだけでぐっと高級感は増す気がする。こんなのを自分で施せるなんてそれはすごいな。
これが手芸部か。
まどか「ひさしぶりだし、先輩たちに教えてもらわなかったらできなかったよ」
ほむら「あの……もしよかったらそれと鹿目さんのこと一緒に撮ってもいいかな?」
まどか「うん!ずっと残るのかなって思うとちょっと恥ずかしいけど、上手く出来たから記念に残すのもいいね。ほむらちゃんが撮ってくれるなら」
そう言われると暁美さんも張り切ったように見える。
暫くそんな二人のやりとりを眺めて、その風景も写真に撮ってみた。
- 230 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2019/10/24(木) 00:22:16.34 ID:IPRQee550
-
貴方「――――いい写真は撮れた?」
ほむら「はい。少しだけ写真を撮る楽しみっていうのも分かった気がします」
手芸部の様子を撮って、それからまたいくつか校内を回ってみてから自分たちの部室に戻ることにした。
ほむら「今まではそれも理解しようとしないで撮ってもらってたから……」
貴方「俺も暁美さんを撮って、こうやって一緒に撮影に出かけて、なんかわかった気がする」
家庭科室で撮った二人の写真を見せる。
カメラ片手に鹿目さんと向き合う暁美さんは珍しく笑っていた。
レンズに目を合せて笑顔を送るのは暁美さんが苦手とすることだった。今まで撮った写真の中じゃ初めてかもしれない。
ほむら「あれ、いつのまに……?」
貴方「いい風景になりそうだなって思ったからさ」
ほむら「今日は撮る側だって思ってたから全然気づきませんでした……」
ほむら「気付かなかったからなんだろうけど、私……写真の中でも笑えてたんですね」
今までモデルしてもらってたのとはまた少し違うけど、この写真も自信のある一枚となった。
- 231 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2019/10/24(木) 00:31:13.80 ID:IPRQee550
-
――カメラを返しに部室に戻ると、帰り際に部長から尋ねられる。
部長「そうだ、【貴方】暁美さんの連絡先知ってる? 暁美さんもうちの連絡グループに入れないと」
貴方「ああ、そうですね」
何気に家とか知ってるんだけど、俺は暁美さんと連絡先を交換したことはなかった。
連絡グループのメンバーに暁美さんが追加される。
グループは基本的に部内の連絡用だけど、これからは連絡を取り合うこともできるな……とふと思った。
▼ほむらの連絡先を手に入れました。
【貴方】 9日目終了
[知り合い]
・鹿目まどか・・・鹿目さん様様
・美樹さやか・・・意外な一面ある?
・志筑仁美・・・クラスメイト
・暁美ほむら・・・教室でも部活でも仲間
・佐倉杏子・・・みんなで一緒に遊んだ
[顔見知り]
・巻き毛の女子生徒・・・なんか色々すごそう
[攻略済]
なし
- 232 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2019/10/24(木) 00:31:40.53 ID:IPRQee550
- --------------------
今回はここまで
- 233 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/10/24(木) 18:23:21.48 ID:/hdOCu+C0
- 巻き毛の女子生徒「出番が欲しいわ」
- 234 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/10/24(木) 18:31:59.16 ID:tBNbqyoO0
- >>233
俺も出したいんだけどなぁ……どうすればいいの?
- 235 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/10/24(木) 19:28:38.17 ID:QTOaU+qso
- 被写体探しで偶然発見しろ
- 236 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2019/10/24(木) 21:52:23.48 ID:IPRQee550
- ほむら攻略が落ち着いたら出番も増えるんじゃないかな…うん
高嶺の花だからね…しょうがないね
----------------------------------------------------------
――――
10日目 教室
一週間の最後の日。今週はなんだかいろんなことがあった気がする。
暁美さんの写真を撮ったり、それがきっかけになって入部してくれたり。
まどか「おはよう、【貴方】くん」
さやか「おはよー」
ほむら「おはようございます」
思い出を振り返りながら席につくと、今朝も暁美さんたちがやってきた。
そろそろ慣れてきたけど、暁美さんが髪を下ろしたのも今週では大きな変化だった。
そして、朝のHRではついにあの冊子が配られた。
まどか「あれ?これって…… え!?」
さやか「ほむらじゃん!なんでいるの?」
ほむら「…………」
- 237 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2019/10/24(木) 22:12:46.82 ID:IPRQee550
-
やっぱり驚くよな。クラス中も似たような声で賑わっている。
暁美さんはやっぱりどこか恥ずかしそうにしていた。
普段だったら大して目もくれない程度の雑誌。
内容は校内のイベントごととか先生のコメントとか、いたって真面目で面白みのない内容だ。
しかし見慣れた教室で夕焼けの中に佇む暁美さんが映った表紙はやはり特別にみんなの目を引いていた。
「そうそう、うちのクラスの暁美さんが表紙を飾ってくれてます」
「担任として誇らしいことですね。先生も聞いた時は驚きましたよ。とても美人に映っていてグッドです!」
冊子を配り終えてから早乙女先生が言った。
HRが終わると暁美さんの席のまわりを生徒たちが囲んでいた。
*「どういうことどういうこと?」
ほむら「じっ、じつは写真部で表紙用の写真を撮ることになって……」
*「えー、可愛い!写真部ってこういうのも撮るんだあ」
その様子を見て、撮った俺に対しての話題がまったく上がらなかったのはちょっと寂しかったけれど。
一気にクラスの中心みたいに囲まれて暁美さんはまだ気恥ずかしそうにしてるけど、みんなの反応も当然だよなって思った。
やっぱそのポテンシャルを持ってる。
まどか「ねえねえ、これも【貴方】くんが撮ったの?」
貴方「ああ。みんなのこの反応を見ると俺も嬉しいもんだな。前々から表紙は撮ってるけど写真部で今までこんなに目立ったことないし」
貴方「鹿目さんも今度また写真撮るのはどう?よかったら入部するのも歓迎だよ?」
まどか「手芸部のほかに園芸部もやってるからこれ以上は難しいかな。でも気が向いたら覗きにいくね」
……鹿目さんがこうして自分の方に話を向けてくれたのはちょっと嬉しかったりする。
- 238 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2019/10/24(木) 23:13:16.53 ID:IPRQee550
-
――――授業開始のチャイムが鳴る。
早乙女先生の英語の授業だ。
「I like English most in all subjects」
「私は全ての教科の中で英語が一番好き。みなさんもそうですよね? Aren't you?」
それに対する反応は人それぞれだけど大多数が苦笑い。
「では、Takashi is tallest in this class. これは?――さん」
*「タカシくんはクラスの中で一番背が高い?」
「その通りです!-estとmostはどちらも最上級ですが、使い分けに注意してください」
まだ英文に関しての問いかけならまあわかりやすいわけだけど。
「……そうそう、ところで。女子の背たけは高い方がいいと思いますか?低い方がいいですか?【貴方】くん!」
貴方(だからなんでこっちにくるんだよ……)
先生は小さい方だけど……。
1高いほうがいい
2小さい方がいい
3普通がいい
4スタイルが良いのがいい
下2レス
- 239 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/10/24(木) 23:15:53.23 ID:tBNbqyoO0
- 2
- 240 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/10/24(木) 23:19:30.34 ID:pYAgk8xH0
- 3
- 241 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2019/10/24(木) 23:46:50.75 ID:IPRQee550
-
と言われても、特にこだわりはないしなぁ。どちらと答えても後でとやかく言われそうだ。
貴方「平均でいいんじゃないでしょうか……」
「なんとも面白みのない答えですね……しかし平均……平均というと大体160手前だなんていいますけど」
「くれぐれも、ヒールを履いた女子に対して『無理してる』なんて言わないでくださいね!」
まあ、言われたんだろうなぁ。
教室ではこの授業で『一番』の苦笑いが起きていた――――。
さやか「普通かぁ。確かに無難な答えだけど、実際のとこどうなの?」
授業が終わってから美樹が話を蒸し返しに来ていた。とはいえ、あまり面白そうな答えを期待されても困る。
貴方「いや、特に気にしたことないよ」
まどか「先生くらいで小さいならわたしはどうなるんだろう……」
ほむら「先生は大人だから……私達もきっとこれから伸びますって」
まどか「そうかなぁ。そうだよね?」
貴方「そういう女子たちのほうがどうせ男の身長に関してはうるさいんだろ」
さやか「ん、まぁ普通くらいあれば困ることはないんじゃない?」
まどか「あんまり高いと見上げるのが辛いかな……?」
まあ、すぐにはどうにもできないことだ。けど一応俺たちは成長期である。
1牛乳のもう
2身長差とか気にするの?
3自由安価
下2レス
- 242 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/10/24(木) 23:50:42.22 ID:tBNbqyoO0
- 安価↓
- 243 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/10/24(木) 23:53:43.01 ID:pYAgk8xH0
- 2
一応俺も男だから、自分より背が圧倒的に高い女子は・・・とは思うけどさ
たださ、それでも好きになった相手ならそんな事は気にならなくなると思うな
高かろうが低かろうが惚れた相手なんだ、気にするなんて馬鹿馬鹿しいと思うけど?
- 244 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2019/10/25(金) 00:05:27.75 ID:09bqbZpV0
- ------------------------
今回はここまで
- 245 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/10/25(金) 01:50:13.59 ID:YN9MUmHBo
- >>243
なんでそないセリフぱっと書けるんや
裏山
- 246 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2019/10/26(土) 21:54:01.39 ID:SspL5YDd0
-
貴方「身長差とか気にするの?」
まどか「わたしに合わせると小さくなっちゃうよ。でも、男子も女子もすらっとしたのは憧れるよね……」
さやか「足長っ!みたいなモデル体型っての?」
ほむら「美樹さんは十分だと思いますけど……?」
美樹が一瞬ちらっと見た先には志筑さんがいた。志筑さんは確かにクラスのマドンナのような存在だ。
絵に描いたようなお嬢様で、誰にでも優しい上に振る舞いが上品ってのもある。背に伴うように発育もかなりいい。
……でも、暁美さんの言う通り背に関しては美樹はこのくらいで丁度いいと思うけどな。高すぎないくらいで。
モデルのような高身長だとそれはそれで並んだ時に男心を削られるのだ。
その上ヒールなんて履いてたら追い抜かれてしまう。
貴方(……まあ、志筑さんと並べるような男はそれこそルックスも家柄も完璧中の完璧の男なんだろうな)
貴方「一応俺も男だから、自分より背が圧倒的に高い女子は……とは思うけどさ」
貴方「たださ、それでも好きになった相手ならそんな事は気にならなくなると思うな」
まどか「じゃ、じゃあ低いほうには問題なし?」
貴方「まあ女の子らしくて良いって思う人はいるんじゃねーの」
貴方「高かろうが低かろうが惚れた相手なんだ。気にするなんて馬鹿馬鹿しいと思うけど?」
まどか「う、うん。そうだよね! でも、これからも牛乳はたくさん飲んでみるね」
鹿目さんはちょっと嬉しそうにしていた。
――――
――――
*午前の授業は滞りなく終わりました。
1美樹たちに声をかけてみる
2購買に飯買いに行かなきゃ
3教室の外へ
4自由安価
下2レス
- 247 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/10/26(土) 21:59:28.34 ID:ik3gfb2c0
- 3
- 248 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/10/26(土) 22:00:18.61 ID:dcmGoT3c0
- 【まどかマギカ】身長比較画像色々
http://www.matomagi.com/archives/25567788.html
- 249 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/10/26(土) 22:06:20.52 ID:WyV96dYcO
- 1
- 250 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2019/10/26(土) 23:33:55.72 ID:SspL5YDd0
- 昼休み
チャイムが鳴ると、教室全体がざわめきだす。
朝から続いてまだ暁美さんの周辺には人が集まって話していた。
いつもならそろそろ弁当袋を持って教室を出る準備をするところだけど。
さやか「……ごめん、あたしたちはそろそろ行くわ」
ほむら「え、えっと……」
さやか「ん?それとも今日はほむらはこっちで食べる?それなら連絡しとくけど?」
ほむら「ええと……いえ、私もいきます」
*「あ、うん。約束してるなら優先しなよ。むしろ気を使わせちゃってごめんね?」
*「そういえば誰と食べてるの?部活の先輩?」
まどか「部活じゃないけど……」
そこそこ話は盛り上がっていたらしい。
少し名残惜しそうにしながらも、いつも通り三人でここを離れるようだ。
貴方「あれ、いくのか」
さやか「うん。あれ、もしかして今日も一緒に食べたかった?」
まどか「昨日は一緒に食べてたんでしょ?最近、ほむらちゃん【貴方】くんの話よくするんだよね」
ほむら「そ、そうですか……?」
そうなのか?――暁美さんも自分じゃそうは思ってなかったみたいだけど。
俺は鹿目さんの話をするときはよく話すなって思ってた。
でももしかしたら、あっちだと俺のことも同じように思われてるんだろうか?
ちょっとだけ気になった。
- 251 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2019/10/27(日) 21:18:41.03 ID:E8iR4a2Z0
-
貴方「ほかには女子だけだとどんなこと話してんの?」
まどか「お昼だと美味しいものの話とか、最近流行ってることとか?」
さやか「うん。まあ色々あるけどあとはヒミツね!」
色々――そういわれると更に想像を掻き立てられるような。
1暁美さんの話についてさらに聞く
2流行ってることってどんなの?
3美樹は本は返しに行ったのか
下2レス
- 252 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/10/27(日) 21:20:55.41 ID:38/Z+i9c0
- 1+2
- 253 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/10/27(日) 21:22:09.75 ID:Pc/rItWY0
- 123
- 254 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/10/27(日) 21:22:50.13 ID:3sjsM0Ww0
- 2
- 255 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2019/10/27(日) 22:06:52.23 ID:E8iR4a2Z0
- 【Tips】一つの時間に選択する話題が少なければその分内容を深く話し、多いと1つ1つは浅くなります
------------------------------------------------------------------------------------------------
貴方「まあ色々気になることはあるけど……俺のことはどういうふうに言ってた?流行ってることってどんなの?」
まどか「昨日はお弁当作ってきたって聞いたよ。【貴方】くんはお料理もできるんだって」
さやか「うん、あとインテリアも一緒に見てくれたって。流行ってることといえば最近できた雑貨屋とかかな?」
貴方「なにそれ?」
さやか「やっぱり言ってもわかんないんじゃん」
……好意的に話されているようで、ちょっとむずがゆい気持ちになった。
雑貨屋はわかんなかったけど。
さやか「じゃ、そろそろ行かないと」
貴方「……あ、そうだ、美樹は本は返しに行ったのか?まだなら返せよ。俺はちゃんと伝えたからな?」
さやか「わ、わかってるってー!」
そんな会話をしてから、三人は教室の外へと出て行った。
――――
――――
*午後の授業が終わると待ちに待った放課後です。
1帰宅
2写真部
3暁美さんに撮影を頼む
4寄り道
※人物指定はできません。また、知らない個人宅等も無理です。
下2レス
- 256 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/10/27(日) 22:11:48.26 ID:38/Z+i9c0
- 4
- 257 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/10/27(日) 22:11:54.51 ID:3sjsM0Ww0
- さやかが言ってた雑貨屋に行く
攻略のヒントかもしれないからね、新しいキャラと知り合えるかも
- 258 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2019/10/27(日) 22:34:22.08 ID:E8iR4a2Z0
- 名前判明してない人は居ますがキャラは出尽くしてます。
-----------------------------------------------------
放課後
――――帰りのHRが終わってチャイムが鳴る。
貴方「美樹、今帰りか?」
さやか「そうだけど?本のことなら帰ってから探すって。あ、どっか寄る?」
貴方「それなら…………――――」
帰り道を駅前の方向に寄り道する。
この辺の通りは良く知ってるつもりだ。けど今日は美樹に案内されていた。
さやか「てかマジで雑貨屋いくの?ファンシーな感じだよ?楽しめなくない?」
貴方「まあ……たまにはゲーセンとかスポーツ以外の場所を回ってみるのもいいかなってさ」
貴方「美樹は楽しめるだろ。一応、友達同士で話してるくらいなんだし」
さやか「そんな気の遣い方されてもうれしくねーっつの」
通りは知っていても店が入れ替わることはそこそこ多い。
その全部までは把握してなかった。特にあまり興味のない店となると情報が入るのも自然と遅くなる。
その中のごてごてと飾られた外装の店の中へと入っていく。
……美樹は楽しめるかと思ったけど、正直あんまり美樹のイメージにもないな。
- 259 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2019/10/27(日) 22:47:48.71 ID:E8iR4a2Z0
-
さやか「じゃ、あたしは普通にショッピングするけど?折角来たんだし」
着いていきながら美樹の見ているものを見る。
ぬいぐるみや髪留め、インテリア、ちょっとした生活に使えそうなものも売っている。
が、どれもファンシーすぎて確かに自分用にするには興味は惹かれない。
さやか「こういうとこ知ってたらプレゼントとかにはいいかもね。あげたい相手がいるのかは知らないけど」
貴方「プレゼント……か」
1何か買ってみる
2美樹に何か買ってあげる
3別のとこいこう
4自由安価
下2レス
- 260 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/10/27(日) 22:49:28.56 ID:Ta4+cuC50
- 2
- 261 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/10/27(日) 22:58:56.79 ID:KbyxtlM5o
- 4.暁美さんに合いそうなの探してみようかな
- 262 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2019/10/27(日) 23:19:27.19 ID:E8iR4a2Z0
-
貴方「……何か買ってみようかな」
さやか「え、マジ!?」
言われた通りプレゼント用で考えてみる。
すると……自然と暁美さんに似合いそうなものを探していた。
貴方(これなんて持ってたら合いそうだ)
黒猫のぬいぐるみがついたキーホルダーを手に取ってみる。
なんの記念でもないけれど、これだけ買うことにした。
さやか「――――ねえ、当ててみようか。それ、ほむらにあげるんでしょ?」
店を出たあと、美樹は少しからかうようにこんなことを言ってきた。
……正解だった。やっぱり、それだけ暁美さんのイメージに合ってるんだろう。
貴方「わ、わかるのか?」
さやか「わかるよそりゃ!猫はまどかも好きだけど、なんとなくそんな感じするしなにより最近仲良いじゃん」
貴方「はは……そっか」
そう言われると照れてしまった。どこか甘酸っぱいような気持ちになる。
貴方「美樹はなにも買わなくてよかったのか?」
さやか「こういうのは見てるだけでも楽めるの」
そういうものなんだろうか。
存分にショッピングしたあとの満足げな姿を見て、それから互いの帰路へと手を振って別れていった。
- 263 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2019/10/27(日) 23:32:40.46 ID:E8iR4a2Z0
-
【貴方】 10日目終了
[知り合い]
・鹿目まどか・・・鹿目さん様様
・美樹さやか・・・意外な一面ある?
・志筑仁美・・・クラスメイト
・暁美ほむら・・・教室でも部活でも仲間
・佐倉杏子・・・みんなで一緒に遊んだ
[顔見知り]
・巻き毛の女子生徒・・・なんか色々すごそう
[攻略済]
なし
・二週目の結果
[好感度] to貴方
暁美ほむら★★>美樹さやか★>鹿目まどか>佐倉杏子
★…フラグ一段階目 「気になる」
※大抵の場所なら誘ったらOKしてくれると思います。
※放課後行動では勝手についてくることもあるかもしれません。
★★…フラグ二段階目 「特別」
※【貴方】との行動を優先します。
※ここまでくればあとは流れに乗るだけだ!
▼[ほむらルート]に入りました。なにもしなくても好感度の上がるイベントが進みます。
個別ENDの準備はできてます。ゴールインするかは安価次第。
貴方(週末、誰か誘おうかな……?)
1ほむら
2さやか
3今週は一人で過ごす
下2レス
- 264 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/10/27(日) 23:35:27.01 ID:38/Z+i9c0
- 1
- 265 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/10/27(日) 23:35:41.16 ID:Awfy/i230
- 1
- 266 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/10/27(日) 23:36:24.45 ID:3sjsM0Ww0
- 1
- 267 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/10/27(日) 23:37:18.77 ID:3sjsM0Ww0
- 乗るしかない、このビッグウェーブに
- 268 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/10/27(日) 23:38:15.78 ID:3sjsM0Ww0
- すごい一体感を感じる
- 269 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2019/10/27(日) 23:48:35.00 ID:E8iR4a2Z0
- -----------------
今回はここまで。
- 270 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/10/27(日) 23:50:42.00 ID:Awfy/i230
- 乙でした
ついにほむらルート突入か・・・
- 271 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2019/10/29(火) 22:21:07.99 ID:bmcyIzop0
-
……決めた。暁美さんを誘ってみよう。
部活の連絡グループから連絡先を辿ってメッセージを送った。
――――
――――
二週間目 週末
自宅
ほむら「おじゃましま……す」
貴方「ああ。いらっしゃい、暁美さん」
扉を開けると、うちの愛犬が熱烈な出迎えをしにいった。
今日は前に言っていたとおり暁美さんを家に呼んでいた。
貴方「ごめんね。噛んだりはしないけど興奮してるみたいで。嫌だったかな」
ほむら「あ、いえ、大丈夫です……」
しっぽをぶんぶんと左右に振って近づいてきた犬に暁美さんは少したじろいだ様子だ。
そのまま舐め回すような勢いだったので少し下がらせる。
少しずつ落ち着いてくると暁美さんが遠慮がちに背中を撫でた。
ほむら「最初はちょっとびっくりしちゃったけど……可愛いですね」
貴方「おう、よかったな!暁美さんに気に入ってもらえて」
貴方「じゃ、上がって。部屋こっちだから」
自分の部屋まで暁美さんを案内する。
今日暁美さんを呼んだのも、前に部屋を見せるって約束してたからだ。
昨日のうちに念入りに掃除しといたからいつもりマシになってるだろう。そうそう疾しいものも出てこない……はずだ。
- 272 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2019/10/29(火) 22:59:14.80 ID:bmcyIzop0
-
ほむら「綺麗に片付けてるんですね……」
貴方「さすがに呼ぶ前に片づけたからね!ていうかそこ?雰囲気とかどう?」
ほむら「えっと……いいと思います。落ち着いてる感じがして。あんまり他の人の部屋とか見たことないんですけど……」
まぁ、聞いてみたけどなんてことはない部屋だと思う。そこまで内装凝ってるわけじゃないし。
だからこそ他の人から見た印象は気になったけど、悪い感想が出てこないならいいだろう。
あまり彼女が悪い感想をずけずけ言う人じゃないというのもあるけど……。
貴方「お茶持ってくるよ。適当に座ってて」
ほむら「はい」
立ったままそわそわとしていたのを見かねて、とりあえず座らせるついでに飲み物を持ってくことにする。
それからコップを持って部屋に戻ってくると、隣に腰掛けた。
1暁美さんちはあれから模様替えした?
2暁美さんは休日どうしてる?
3自由安価
下2レス
- 273 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/10/29(火) 23:07:56.92 ID:1fFTklXF0
- 1
- 274 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/10/29(火) 23:12:55.25 ID:RxHXQMOR0
- 3指輪について
- 275 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/10/29(火) 23:13:07.01 ID:8f7/GLK00
- ↑
- 276 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2019/10/29(火) 23:23:30.44 ID:bmcyIzop0
-
貴方「そういえば……暁美さんの私服って初めて見た。この前スーパーで合った時も学校帰りだったし」
ほむら「そ、そうですね。私も【貴方】くんのはじめて見ました」
貴方「指輪してるんだね」
ほむら「あ、えっと…………」
暁美さんはどこか言いづらそうにしている。……なにかまずいこと言ったかな。
ほむら「学校でも、してるんですけど…………」
貴方「え!あっ。ごめん!そっか」
ほむら「い、いえ!イメージにないですよね。私なんかが指輪なんて着けていて……」
貴方「そ、そこまで卑下しなくてもっ」
褒めるくらいのつもりだったのにな。ちょっと失敗した。
服のことを褒めてフォローしようか、もしくは話題変えようか?
1暁美さんちはあれから模様替えした?
2暁美さんは休日どうしてる?
3私服について褒める
4自由安価
下2レス
- 277 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/10/29(火) 23:26:00.90 ID:1fFTklXF0
- 1
- 278 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/10/29(火) 23:27:43.43 ID:gJUksOcQ0
- 3
- 279 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2019/10/30(水) 00:41:59.04 ID:r4TPi1ki0
-
貴方「服、いいね。似合ってるね」
ほむら「そ、そうでしょうか……?」
淡い秋色のカーディガンにロング丈のスカート。
決して華やかさはないけれど落ち着いた雰囲気にまとまっていて、暁美さんの印象によく合っていた。
ほむら「今までずっと病院にいたから、あまり服もないし流行とかお洒落も気にしたことがなかったので……」
ほむら「こんな感じでいいのか、鹿目さんや美樹さんを見習いながら勉強中なんですが」
貴方「二人とも結構方向性違いそうだけどなあ」
ほむら「そうです、ね……。でも二人ともお洒落です」
話しているうちにコップが空く。
貴方「あ、お茶おかわりいる?持ってこようか?」
ほむら「えっと、じゃあお願いします……」
再びコップを持って立ち上がる。
ついでに何かおやつでも持ってこようかな。
なにかいいものがあったかと棚を探っていると、部屋から暁美さんの声が聞こえた。
- 280 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/10/30(水) 02:14:52.46 ID:n9R2MxdD0
- 気になるところで終わったな
- 281 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2019/10/30(水) 20:44:04.35 ID:r4TPi1ki0
-
ほむら「き、聞いてないよ……? そんな急に言われても」
こっちに向けたものではないっぽい。
だが話し声のようだ。
貴方(……電話かな?)
ほむら「とにかく今日は無理よ。今その……と、友達の家にいるからっ」
ほむら「ううん……そういうのじゃないけど、大事な人だよ」
ほむら「……うん。……うん。じゃあわかった。明日ね」
ちょうどおやつを探し終えて、電話も終わったようなので部屋に戻る。
貴方「電話終わった?」
ほむら「あ、はい。えっ、えっと……聞こえてましたか?」
暁美さんはちょっと恥ずかしそうにしていた。
いつもと違って敬語じゃない相手――俺やクラスメイトよりも気兼ねなく話せる相手。家族か、それとも?
貴方「ごめんね、聞くつもりはなかったんだけど……もしかして彼氏とか?」
ほむら「い、いないですそんなのっ!」
慌てたようにいつになく強く否定される。
- 282 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2019/10/30(水) 20:54:07.12 ID:r4TPi1ki0
-
ほむら「いたことないし、それに、いたらさすがに来てないです……」
貴方「ああ、そうだよね」
ほむら「……親から電話がきて、急に今から家に行ってもいいかって。心配してくれてるんだろうなって思うけど、こういうのは困りますね……」
貴方「そっか。はい、お茶と適当におやつも持ってきたよ」
ほむら「お、おやつまでありがとうございます」
持ってきたおやつを一緒に食べはじめる。
確かに一人暮らしなら親も心配するだろうな。
ほむら「さっきの……聞こえてたってことは、あの……」
貴方「さっきの?」
ほむら「あ、いえ、なんでもないです……っ」
1明日親来るの?
2家族って聞いて安心した
3自由安価
下2レス
- 283 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/10/30(水) 21:00:21.29 ID:52qa3ZeA0
- 1
- 284 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/10/30(水) 21:01:49.01 ID:tW7LcsXu0
- 1
- 285 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2019/10/30(水) 22:09:49.91 ID:r4TPi1ki0
-
貴方「明日親来るの?」
ほむら「そう、ですね。たまに来てるんですけどいつも結構急です」
ほむら「この前片づけたから、少しマシになったかな…………ごちゃごちゃしてたものを収納して少しすっきりしました」
貴方「あぁ、あの時買ったやつか」
ほむら「はい。これからきっと、ああいうものも合うような部屋に……できたらいいんですけど」
貴方「明日来た時も驚くかもね。綺麗になってたら」
貴方「俺もまた暁美さんちにも行ってみたいな。あの時とは変わってるんでしょ?」
ほむら「い、一応。少し、だけど」
暁美さんはやっぱり控えめな言い方だったけど、前とは変わったらしい部屋は気になる。
――おやつを食べたり雑談したりして、帰り際になってから昨日買ったプレゼントのことを思い出した。
貴方「あ、そうだ。暁美さんに渡したいものがあるんだった」
ほむら「え?」
貴方「これ。開けてみて」
小さなラッピングを手渡す。
ほむら「黒猫……?」
貴方「うん。……暁美さんに似合いそうだなって思って」
ほむら「い、いんですか!?」
貴方「もちろん。そのために買ったんだから」
ほむら「あ、ありがとうございます……! わ、私も今度こそなにかお礼…………」
貴方「い、いいよ気にしなくて!ああいや、もしなにかしてくれるならそれはそれでもちろん嬉しいんだけど」
ほむら「え、えっと、じゃあなにかほしいものってありますか……?」
……改めてそう言われると、なんだろう。
1今度の部活でよろしく
2なんか奢ってくれ
3暁美さんの作った弁当食べてみたい
4本当に気にしなくていいよ
5自由安価
下2レス
- 286 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/10/30(水) 22:10:38.78 ID:tW7LcsXu0
- 3
- 287 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/10/30(水) 22:13:47.45 ID:GQmtEBwO0
- 3+今度犬の散歩に付き合って
- 288 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2019/10/30(水) 22:38:14.26 ID:r4TPi1ki0
-
貴方「……暁美さんの作った弁当食べてみたい」
ほむら「えっ?弁当……ですか?」
貴方「あとじゃあ、今度犬の散歩に付き合ってよ。してほしいことと言ったらこのくらいかな?」
ほむら「わ、わかりました……けど、弁当のほうは本当に期待しないでくださいね?が、頑張ってみますけど……!」
貴方「うん。無理しない範囲で。楽しみにしてるから」
見返りを求めてしたことじゃないけど、そう言ってもらえるとやっぱり嬉しかった。
― 二週目休日 終了 ―
- 289 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2019/10/30(水) 23:16:30.68 ID:r4TPi1ki0
- ――――
11日目 教室
自分の教室に入ると、周囲に向けて挨拶しながら鞄を置く。
さやか「おはよ」
まどか「おはよう、【貴方】くん」
ほむら「おはようございます」
貴方(あ、あれは…………)
暁美さんが教室に入って来てすぐ、バッグについてるストラップに気づいた。
自分があげた黒猫のぬいぐるみのストラップだ。つけてくれたんだな。
ついでにもう一つ目に入ったものがある。
貴方「美樹、その本が借りてたやつ?」
さやか「あー、そうだよ。HR終わったらさくっと返してくる」
頼まれてたことも一件落着だ。
1恋占いってどんなんよ?
2暁美さん、昨日はどうだった?
3自由安価
下2レス
- 290 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/10/30(水) 23:22:55.87 ID:tW7LcsXu0
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