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【3スレ目】主人公「今度こそ、安価とコンマで海賊王になる」【ONE PIECE】
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1 :
◆WlXBYBXWS3zL
[saga]:2019/09/28(土) 15:05:40.87 ID:BFUnc85yO
富・名声・力
かつて、この世の全てを手に入れた男、海賊王<Sールド・ロジャー
彼の死に際に放った一言は、全世界の人々を海へ駆り立てた
「おれの財宝か? 欲しけりゃくれてやるぜ……」
「探してみろ。この世の全てをそこに置いてきた」
世は、大海賊時代を迎える─────
◆このスレは、漫画『ONE PIECE』の世界観を基にした安価スレです。原作のネタバレがあります。
◆キャラクターを作成し、その中で主人公を決定して、海賊王を目指すのがスレの目的となります。
◆基本的に、原作の展開に準拠していきます。なので島や用語などは原作と同じものが多くなります。
◆原作と矛盾するのを避けるため、このスレではパラレルワールド設定を採用しています。なので原作キャラはほぼ出ません。
◆原作とは違い、仲間の数が多くなる可能性があります。また、大怪我・死亡による離脱の可能性もあります。
◆当然の如くオリキャラばかりとなります。
◆物語が進むにつれ展開は原作からかけ離れていきます。
◆
>>1
は単行本派。
※前々スレ(主人公作成〜『ロストアイランド編』の最初まで)
https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1546492758/
※前スレ(『ロストアイランド編』〜『バラティエ&アーロンパーク編』の途中まで)
https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1552530270/
SSWiki :
http://ss.vip2ch.com/jmp/1569650740
2 :
◆WlXBYBXWS3zL
[saga]:2019/09/28(土) 15:07:02.85 ID:BFUnc85yO
[スタイル]
1:格闘(己の肉体で戦うスタイル。拳を振るったり足技を繰り出したり魚人空手を嗜んだり、と種類はさまざま)
2:斬撃(主に刀や剣で戦うスタイルを指す。刀の使い手が多いかもしれない)
3:刺突(杖や棍、ナイフなど。『斬撃』の少ない剣も入るだろう)
4:射撃(ピストルやバズーカなど。もちろんパチンコも入る)
5:強化(身体や武器を強めて戦うスタイル。『格闘』の肉体以外も使うバージョンという感じ。武装色の覇気≠フ使い手も含まれる)
6:策略(頭脳プレイで相手を追い詰める。自分は戦闘しないで勝とうとする事もある)
7:支援(戦うというよりは仲間の手助けに力を発揮するタイプ。非戦闘員が多い?)
8:悪魔(悪魔の実の力をフルに使って戦うスタイル。純粋に悪魔の実の能力を極めている人物が多い。このスタイルだとほぼ確実に悪魔の実の能力者となる)
9:複合(1〜8のスタイルのどれかを2つ以上獲得している。いくつ獲得しているかはタイプによる)
0:自由(自由安価で募集したスタイル。二字熟語なら大抵何でも良い)
[タイプ]
1、2:力(力こそ全て。脳筋が多く、力でゴリ押ししていく)
3、4:速(スピード特化型。攻撃の重さよりも手数の多さで勝負する。せっかちかもしれない)
5、6:技(技巧的に戦う事に長けている。自分の技に絶対の自信を持っている感じ)
7、8:知(頭の回転や知識量を活かして戦う事に長けている。冷静だったりする)
9:心(主要キャラ補正のようなもの。追い詰められた時などにとてつもない力を発揮する?)
0:全(上記の属性全てを獲得している。ありとあらゆる事に長けている)
3 :
◆WlXBYBXWS3zL
[saga]:2019/09/28(土) 15:11:46.91 ID:BFUnc85yO
[あらすじ]
『冒険の始まり編』
17歳になったモーガンは、海賊王を目指してフーシャ村を旅立つ。その直後に遭難してしまったモーガンは、流れ着いた島でマエスティーア海賊団の雑用係・シルバーフレームと出会う。彼はとある目的の為に海賊団に入っていたが、目的を達成する為にはモーガンの下にいた方が得だと考え、モーガンについていく事を決めた。マエスティーア海賊団船長・突剣のカピタン≠倒したモーガン達は、彼らから奪った船で東の海(イーストブルー)を進む。
『オレンジの町編』
食糧難に陥ったモーガン達。そこでモーガンは巨大な鳥を食べようとしたが、逆に連れ去られてしまう。町の上空で砲撃されたモーガンは、半魚人の船医・イナチに助けられる。その後、偉大なる航路(グランドライン)≠フ海図を手に入れるため、そして道中出会ったオレンジの町の町長・シバの宝物=i=町そのもの)を守るため、町を支配していたマンハンター海賊団船長・人狩りのエレガン≠ニ対峙する。町民の援護やシルバーフレームの援護(?)もあり、無事エレガンを倒す事ができた。偉大なる航路(グランドライン)≠フ海図を手に入れたモーガンは、彼の夢や姿勢に共感したイナチを仲間に加え、置いてけぼりとなった悪魔の実を食べた&レ・ピポを連れて行く事にした。
『シロップ村編』
偉大なる航路(グランドライン)≠ノ行く前にきちんとした船を手に入れるため、モーガン達はシロップ村を訪れる。そこでノア・ルイスという盗賊に出会ったモーガン達は、王下十三武海の一人・海賊狩りのサーシャ≠ェ村にいる事を知る。十三武海になる為に戦いを挑みに行ったモーガンだったが、何故か意気投合、サーシャから船を貰える事となった。そこに、村を燃やす事を生き甲斐とする放火のフレイ@ヲいるファイヤー海賊団が現れ、シロップ村が襲撃されそうになる。友達の村を守ろうとするモーガンを筆頭に戦い、ファイヤー海賊団を無事に追い返す事ができた。その夜、流浪の占い師・マギの言う災い≠ェやってきたものの、サーシャ海賊団によって追い返された。
『黄金の島編』
サーシャ達が船を作っている間、モーガン達は黄金の島≠ニ呼ばれる謎の島に宝探しへ行く事に。その道中、ロマン溢れる男・ロウマンに出会い仲良くなる。だが、彼らは大嵐に巻き込まれてバラバラになってしまう。モーガンはイナチと共に、島に住む少年・クーリと出会い、彼に連れられて島の守り神・海王龍と知り合う。一方その頃シルバーフレーム達は、小さな龍を連れた謎の少女・サナから「島のドラゴンが狙われている」という話を聞く。島に潜入していた海軍本部少佐・スネイルが海王龍を狙っていたのだ。モーガン達の健闘によってスネイルの配下であったハラペコ海賊団は退けたものの、海王龍は連れ去られてしまう。
『ロストアイランド編』
海王龍を救うため、千年竜を用いた研究が行われていた島・ロストアイランドに向かったモーガン達。各自が敵とぶつかり、モーガン達は遂にスネイルと対峙する。しかし、倒れたクーリの姿を見た海王龍が暴走、ロストアイランドを吹き飛ばそうとしてしまう。すんでのところでクーリが目覚め、海王龍を抑える事に成功。肉体は失ってしまったものの、無事に海王龍を救う事ができた。各々が自分の進むべき道を歩んでいくなか、モーガン達は遂に海賊船を手に入れる。
『バラティエ&アーロンパーク編』
海上レストラン「バラティエ」に向かったモーガン達。途中でレジーという海賊を拾い意気揚々と向かったが、バラティエは料理長が拐われて混乱状態にあった。モーガン達はフックと共に料理長「エリーゼ・シルファニア」を助けるため、橋の上の国「テキーラウルフ」に向かう。
テキーラウルフに着いたモーガン達は手分けしてシルフォニアを探すが、突如裏切ったイナチによりシルバフレームとピポが行動不能になってしまう。一方その頃、モーガンとルイスは革命軍幹部候補生・ローズマリーと接触し、ロウマンはエーエム達奴隷を解放しようとしていた。その後、サーマイなどのせいでテキーラウルフが爆発、崩壊まで後少しとなった。モーガン達は、それぞれの意思を持ち、敵と対峙していく。
シルバーフレームとレジーはハント海賊団戦闘員・オジ、ハイチュウと交戦。見事な連携で何なく倒した。ルイスは剣士・号泣のウルル≠ニ交戦。魚人島居合術により苦戦したが、演舞で倒した。ロウマン、ピポ、囚われていたイナチの弟・ジロは、イナチを救うためハント海賊団船長・捕縛王<Aイアン・ハントと対峙。かなり苦戦したが、3人と連携とロウマンの全てを出し切った攻撃で辛くも撃破した。
4 :
◆WlXBYBXWS3zL
[saga]:2019/09/28(土) 15:16:35.41 ID:BFUnc85yO
テンプレはここまで。キャラクターを貼ると長くなっちゃうので、wikiに登場人物まとめようかなーと思ってます。
3スレ目です。前のスレでもここまではいけませんでした。ここまで更新できているのも皆さんのおかげです。2回もエタっている
>>1
のスレを見ていただき本当にありがとうございます。
しかしまだ東の海(イーストブルー)ですねー。このスレが終わるまでには偉大なる航路(グランドライン)≠ノ入っていると思います。多分。きっと。
本編の更新はまた後ほど。今後ともよろしくお願いします。
5 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/09/28(土) 19:44:33.59 ID:PSfTFqZHO
建て乙
6 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/09/28(土) 19:53:07.06 ID:6C3UIDlL0
新スレ乙でしたー!
またよろしくお願いします!
7 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/09/28(土) 23:56:08.09 ID:Ay9LCIVl0
新スレ乙です!
最近すっかり忘れてたので1スレ目から読み返してますww
8 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/10/04(金) 11:14:54.53 ID:MvPw8GqTO
前スレの1000ミスってんじゃねえかw
9 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/10/04(金) 15:04:47.63 ID:iPXhX14vO
何という風情のない前スレの
>>1000
…
せっかくなんか叶うかもしれなかったのに
10 :
◆WlXBYBXWS3zL
[saga]:2019/10/04(金) 15:20:31.80 ID:+q3CgYPXO
前スレ
>>997
そうですねぇ……今のところ全てのキャラクターに思い入れがありますが、強いてあげるならば、
・ロウマン……動かしていて楽しく、スレ的にも使いやすいから。
・スネイル……目的意識の強い悪役が好きだから。
・クマー……クマクマ言わせるのが楽しいから。
でしょうか。まだ登場していないキャラクターにも魅力的なのがたくさんいるので、早く出したいですね。
>>9
まぁまぁ……スレの「うめ」が叶った、という事ですよ(?)。
皆さん、ONE PIECE最新刊が発売されましたね。94巻です。読みましたか? 読みましたよね?
>>1
は読んで興奮しているので、スレの更新をしたいと思います。『男グンリグ、涙の一人旅』が終わったので、いきなり本編からです。
11 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/10/04(金) 15:23:50.68 ID:iPXhX14vO
航海の時間だー!
12 :
◆WlXBYBXWS3zL
[saga]:2019/10/04(金) 15:30:46.88 ID:+q3CgYPXO
※前スレ979-980:コンマ判定の結果、フックが勝ちました。でもどっちも低すぎる。
エース「うおおおおおお───っ!!!」ダダダッ!!!
エース「喰らえ───っ!!!」ググッ……!!
フック「オメェの武器は拳か……!!」
エース「あっ」カンッ!!
フック「あ?」
エースは、足元にあった小さな瓦礫に引っかかった。
フック「へぶ──────っ!!?」バチーン!!!
……そして、盛大に転んだ。
フック「…………まさか、これで終わりか?」
エース「んなワケあるかァ───っ!!!」ガァッ!!!
エース「勝負はこれからだァ……!!!」
フック「フッ、そうでなきゃ困るぜ……」フゥー……
【自由安価ですが、本スレから試験的にちょっとシステムを変えます。】
【フック、またはエースの作戦や戦闘方法、技をお願いします。】
【つまり、フックがエースを倒すためにどうするかの安価か、エースがフックを倒すためにどうするかの安価、どちらかを安価してください。】
【ただ、必ず下3の中の一つを採用しますが、「フックの安価は採用するが、エースの安価は採用せず
>>1
が決める」という可能性はあります。】
【同時にコンマ二桁判定。高いほどそれぞれに有利。】
↓3の中から1、2つ採用
13 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/10/04(金) 15:35:45.50 ID:yP6Rk3it0
フック
背丈が低いのを活かして足中心にせめてこかす
14 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/10/04(金) 15:41:39.61 ID:yacrnD0Q0
転ばしたところをプレスするようにエースの頭部を蹴り潰す
15 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/10/04(金) 15:50:34.32 ID:L2hCQeB8O
このシステムわざわざ敵側の安価とる人いないんじゃね?
安価下
16 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/10/04(金) 15:59:01.00 ID:yacrnD0Q0
戦闘始まる前に互いの戦闘スタイルを掲示した方が安価しやすいかもね
17 :
◆WlXBYBXWS3zL
[saga]:2019/10/04(金) 16:37:39.53 ID:+q3CgYPXO
>>15-16
確かにそうですね……。すいません、このシステム一旦取り下げます。もうちょっと違うの考えてみます。というわけで
>>14
を採用。
>>14
採用:コンマ61……かなりのダメージを与えられる。
エース「喰らえェ!!! 『ゴールデン・タックル』!!!」ゴオオ……!!!
フック「…………やれやれ」フゥー……
フッ!!!
エース「!? 消えた……!!?」
フック「隙だらけだぜ……!!」
エース(あ……足元に……!!!)
フック「『ペンギンシュート』!!!」ガンッ!!!
エース「ぐっ……!!!」ドサッ……!!!
フック「少し手荒にするぜ……!!!」ピョーン!!!
フック「『ロイヤル・パワーシュート』!!!」ガッ!!!
フックがジャンプして放った蹴りが、エースの頭に直撃するッ!!!
エース「!!?」
ボゴォン!!!
あまりの衝撃に、下の橋に亀裂が走るッッ!!!
18 :
◆WlXBYBXWS3zL
[saga]:2019/10/04(金) 16:40:22.02 ID:+q3CgYPXO
フック「フゥー…………」
フック「…………やったか?」
フック「……いや、まだか…………」
エース「クソォ……!!!」
エース「負けてたまるか……!!! オレは、オレはこんなヤツに負けてる場合じゃねェんだ……!!!」フラフラ……
エース「てめーは、必ずオレがぶっ殺す……!!!」
フック「……なァ、アンタ。どうしてそう、おれの事を目の敵にするんだ?」
フック「おれはオメェとは面識がねェハズだが……」
エース「ああ……別に知り合いでも何でもねェよ……」
フック「だったら何で……」
エース「てめーが……恵まれてるからだッ!!!」ドン!
フック「……!!?」
19 :
◆WlXBYBXWS3zL
[saga]:2019/10/04(金) 16:42:29.76 ID:+q3CgYPXO
エース「なァおい、クソペンギン野郎……」
エース「おれの所属してるハント海賊団ってのは、おれ以外全員が魚人族なんだよ……」
エース「……意味が分かるか?」
エース「おれ以外の全員が、人間の事を見下してやがるんだ!!!」
フック「……なるほどな。どうやら魚人族には『そういう傾向』があるらしい………」
フック「だが、だったら何でそんなところにいるんだ……?」
エース「簡単な話だァ……オレは元々『奴隷』なんだよ!!!」
フック「!!!」
エース「労働力としてハント海賊団に売られたんだァ……!!!」
エース「そんな場所でオレが、どうやって魚人共に馴染んだか……分かるか!? なァおい!!!」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
ハント「おい奴隷!!! 何モタモタしてんだ!!! 早くしろ!!!」
エース「は……はい!! すぐに!!!」
オジ「やれやれ……やっぱり人間ってのは愚鈍だねェ」
ハイチュウ「船長! 船長!! もうコイツ要らねェから殺しちまおうぜェ!!!」
ハント「そういうわけにはいかねェ。コイツは『ボス』から直々に売られた商品だ。捨ててェのは山々だが……勝手に消すと『ボス』に怒られちまう」
ウルル「うううっ……しかし船長、『ボス』だって人間です……ご機嫌など取る必要があるのですかァ……?」シクシク
ハント「馬鹿共が……。確かに人間は皆ゴミクズだが、何でもかんでも反抗すりゃいいってもんでもねェんだよ」
ハント「『ボス』はおれ達のビジネスにとって重要な人間だ、それに、その強さも厄介……」
ハント「…………逆らうのは、時期を見て、だ」ニヤリ……
魚人達「「「魚オオオオオ───っ!!! 船長ォ───っ!!!」」」
エース「…………」
オクト「ニュ〜……手伝うか?」
オジ「おいおい、オクト……何してんだ? 人間なんぞに手を貸すな。腐っちゃうよォ」
オジ「それより今からメシの時間だ。今日は久々に海王類の肉が食べられるぞ。早い来い」
オクト「ニュ、ニュ〜……」
エース「……………………」ギリッ!!!
20 :
◆WlXBYBXWS3zL
[saga]:2019/10/04(金) 16:44:06.16 ID:+q3CgYPXO
〜〜〜〜〜〜〜〜〜
エース「最低な……最低な日々だったよ……!!!」
エース「それに比べて!!! てめーは!!! ペンギンの分際で人間に馴染みやがって……おまけに副料理長だァ!!? ふざけんな!!!」
エース「今回の一件で、てめーの事を知った時……ハラワタ煮えくりかえるかと思ったぜ!!!」
エース「オレァあの時から、努力に努力を重ねたんだ!! 身体を鍛え、海賊としての名を上げ、魚人共に負けねェように泳力も鍛えた!!!」
エース「そして……まだ仮採用だが、ハント海賊団の一員として認められたんだ!!! やっと!!! やっとだ!!!」
エース「いいかァ……!? そんなクソ野郎なてめーなんぞに苦戦して、せっかくのチャンスを棒に振るわけにゃあいかねェんだよ……!!!」
フック「…………」フゥー……
フック「……オメェには、二つの間違いがある」
エース「あァ……!?」
21 :
◆WlXBYBXWS3zL
[saga]:2019/10/04(金) 16:46:36.45 ID:+q3CgYPXO
フック「一つは、オメェが力をつけた時点でその海賊団から逃げなかった事だ」
フック「それだけの強さと心があれば、抜け出してもやっていけたんじゃねェか……?」
エース「知ったような口を……!!!」
フック「二つ目は……」
フック「…………おれが最初から、この恵まれた環境にいるわけじゃねェって事だ」
エース「…………あ?」
フック「おれはペンギンだぜ? そのペンギンが厨房に立って料理しようってんだ……簡単に受け入れられるわけねェだろうが」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
料理人1「おいフックこの野郎!! 何じゃあこの料理は!!!」ペッペッ!!
料理人2「こんな物食えるわけねェだろ!! ふざけんな!!!」ブッー!!
料理人3「ハハッ、普通のペンギンにゃあ料理なんか作れねェぜ? 形になってるだけでも大したモンだろ、マズイけどな!!」
フック「何だと……?」ピキッ……!!
料理人4「……おい、勘違いするなよ。おれ達は、お前が嫌いだからとか、ペンギンだからとかで言っているんしゃない」
料理人4「単純に、この料理がマズイだけだ」
フック「…………ッ!!」
料理人5「こんな料理でおれ達と同じ厨房に立とうなんて100年はえーんだよ! 出直せや!!」
フック「……く…………な、なら、一体どこが悪いのかを…………」
料理人5「んなもん自分で考えろ!! テメーなんかに教えるほどおれ達暇じゃねーんだよ!!」
料理人1「おい、行こうぜ。休憩だ休憩。こんなのに構ってらんねェよ」
料理人2「ああ、片付けくらいはしとけよ? ペンギンにもできる仕事だろ」
タッタッタッ…………バタン!!
22 :
◆WlXBYBXWS3zL
[saga]:2019/10/04(金) 16:49:20.76 ID:+q3CgYPXO
フック「…………」
フック「…………」シュボ!!
フック「……………………」フゥー…………
フック「やれやれ……参ったな。やっぱり、おれには無理なのかもしれねェな……」
シルファニア「ダメだよ、諦めちゃ」どん!
フック「……シルファニアか。どうしてここに?」
シルファニア「外の皆がフックの悪口言ってたから怒ってきたの。それで、厨房覗いたらフックが落ち込んでたからさ」
フック「……聖女≠ニ呼ばれるアンタが怒るなんてな」
シルファニア「茶化さないでよ」
フック「…………悪かった」
フック「だが、アイツらは間違ってねェよ。おれの料理はどうやらマズイらしい。だから、ああいう態度を取られるのさ」
シルファニア「…………」パクッ
フック「!? おい……!!」
シルファニア「……………………」モグモグモグ……
シルファニア「……うん」ゴックン!
シルファニア「確かに美味しくないね」
フック「…………ハッキリ言ってくれるじゃねェか」
シルファニア「でも、フックの料理が美味しくないからって悪口を言っていい理由になんかならないよ!」
シルファニア「見返してやろうよ、フック。アイツらに言い返せるように、美味しい料理を作れるようになろうよ!!」
フック「……おいおい、アンタにゃ珍しく言葉遣いが荒いじゃねェか」
シルファニア「だって頭に来るんだもん!! フックは優しいのにさ!!」プンプン!!
シルファニア「ね? 私も手伝うからさ」
フック「…………」
フック「……そう、だな。もう少しだけ…………やってみるか」
23 :
◆WlXBYBXWS3zL
[saga]:2019/10/04(金) 16:50:29.58 ID:+q3CgYPXO
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
フック「おれは、最初はアイツらには受け入れられなかったんだ」フゥー……
フック「そりゃそうだ……。どこの馬の骨とも分からねェペンギンが、突然コックになろうとしてんだからな。警戒されて当然さ」
フック「だが……おれは諦めなかった。いや、諦めさせてくれなかった、の間違いかもしれねェな……」
フック「アイツらも元々気の良いヤツらだからな、おれが真剣に料理に取り込んでるって分かったら態度を改めた」
フック「まァ……何にせよ、おれは、己の力で今の環境を手に入れたんだ。オメェの言う、恵まれた環境ってのをな……」
フック「だからオメェも───」
エース「分かった分かった……もういい、よく分かった……」
エース「エリーゼ・シルファニアを殺せば、てめーを絶望させられるって事がなァ───っ!!!」ゴオオオッ……!!!
フック「……!!?」
24 :
◆WlXBYBXWS3zL
[saga]:2019/10/04(金) 16:58:03.21 ID:+q3CgYPXO
エース「何が己の力だ……!! てめーは己の力を磨ける環境にいたじゃねェか!! オレとは違ェ!!!」
フック「…………そりゃそうだろう。おれとオメェは違う人生を生きてんだ。同じになるわけねェ」
フック「そういう事ではなくて……自分を恵まれた環境に置くには努力するしかねェって話を……」
エース「うるせェうるせェうるせェ!!! 黙れ!!!」
エース「てめーは絶対に殺す!!! そして、シルファニアってのもぶっ殺してやる!!!」
エース「そしてバラティエのコック共もだ!! てめーら全員皆殺しだァ──────っ!!!」
フック「…………!!」フゥー……
ボオッ!!!
エース「!!?」
エース(は、葉巻の火が……大きく……!!?)
フック「……ワリィな。おれは、大切なもののために熱くなれるタイプでな…………」
フック「───ここからは、本気で倒す」どん!!
エース「……!!!」
【コンマ二桁判定。コンマ30以上でフックの勝利一歩手前となります。それより低い、または44を出すと…………?】
↓1
25 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/10/04(金) 17:04:35.17 ID:iPXhX14vO
勝て
26 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/10/04(金) 17:20:08.81 ID:iPXhX14vO
やっちまった…すまない
27 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/10/04(金) 18:44:22.90 ID:LkM9OGUw0
しゃあない、そういう日もある。
28 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/10/04(金) 19:48:10.47 ID:XJpUMvMc0
ドンマイドンマイ
29 :
◆WlXBYBXWS3zL
[saga]:2019/10/07(月) 10:48:20.36 ID:h7ISuDhhO
前回はすみませんでした。こんな時間ですが続きをやっていきます。
30 :
◆WlXBYBXWS3zL
[saga]:2019/10/07(月) 10:56:05.56 ID:h7ISuDhhO
>>25
:コンマ17……勝てませんでした。この後のコンマによっては危ないかも?
フック「フゥー…………」
フック「『ペンギンシュート』!!! 『ペンギンシュート』!!! 『シュート』!!!」ドゴッ!! バキッ!!!
エース「ぐっ……!! ぬおっ……!!!」
フック「「『シュート』!!! 『シュート』!!! 『シュート』!!!」ドゴッ!! バキッ!!!
フックの蹴りの猛襲が、エースの身体に炸裂していく……!!
フック「フゥー……!!」
フック「『アデリー・アタックシュート』!!!」ドン!
エース「がはァっ!!!」
渾身の蹴りが、エースの腹に直撃したッ!!
ピキッ……!!
フック(!! よし、鎧にヒビが入った……!!!)
フック(もう一度蹴りを入れれば……!!!)
ガシッ!!!
フック「!!?」
エース「捕まえたぜェ……!!!」ゴゴゴ……!!!
31 :
◆WlXBYBXWS3zL
[saga]:2019/10/07(月) 11:12:08.25 ID:h7ISuDhhO
エース「てめーは……てめーは必ず、このオレが殺す……!!!」
エース「たとえ、奥の手を使おうともなァ……!!!」
フック「奥の手だと……!!?」
エース「これを見ろ……!!!」シュルッ……
フック「……ヒモ、か?」
エース「ああそうさ……コイツは『導火線』だ」
エース「オレの身体中にくくりつけられたダイナマイトのなァ!!!」ドン!!
フック「!!!?」
エース「うらァ!!!」ガッ!!!
フック「しまった!!! 葉巻が……!!!」
エース「火ィ借りるぜ? ギャッハッハッハッハッ!!!」
エース「これでオレ諸共てめーは終わりだァ──────っ!!!!」
エース「『ゴールデン・ダイナマイト』!!!!」ドン!!
シュボッ!!!
【コンマ一桁(ゾロ目は有効)判定。果たしてフックの運命は!?】
1、2:○○○○○○○○&○○○の助けが来る
3、4:○○○の助けが来る
5、6:○○○○○○の助けが来る
7、8、9、ゾロ目44:そのまま大爆発!
44以外のゾロ目:フック、覚醒
↓1
32 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/10/07(月) 11:15:50.44 ID:wq7mwMPrO
ドン!
33 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/10/07(月) 11:44:44.95 ID:yHNaA8xs0
よりにもよって44wwwwwww
34 :
◆WlXBYBXWS3zL
[saga]:2019/10/07(月) 11:49:05.80 ID:h7ISuDhhO
※
>>32
選択:コンマ44……まさかの44…………!! これは本当にマズイ…………!!
フック(クッ……!! 何とか、何とかできねェのか……!!?)
カッ───!!!
フック「く…………そ…………!!!」
ドッゴォ──────ン!!!
フック「…………!!!!」
35 :
◆WlXBYBXWS3zL
[saga]:2019/10/07(月) 11:51:20.54 ID:h7ISuDhhO
エースが捨て身で放った『ゴールデン・ダイナマイト』は、フックとエース、両方に大きなダメージを与えた。
まずエースの金の鎧が粉々に破壊され、その破片が辺りに飛び散った。
自爆とも言える攻撃で重体となったエースは、衝撃で壊れた橋から滑り落ち……
ドボン……!!!
海の底へと沈んでいった。
爆風や衝撃波と共に鎧の破片を受けたフックは、長い距離を吹き飛び……
ガシャァン!!!
強い衝撃で瓦礫に打ち付けられたフックは…………
フック「…………」
……ピクリとも動かなくなった。
36 :
◆WlXBYBXWS3zL
[saga]:2019/10/07(月) 11:59:18.38 ID:h7ISuDhhO
/////
ドッゴォ──────ン!!!
シルバーフレーム「!!?」
シルバーフレーム「な……何ですか今の爆発は!!?」
レジー「またどっかで爆弾が……!!?」
シルバーフレーム「……急がないといけませんね。このままだと我々全員海の藻屑ですよ」
シルバーフレーム「まァぼくは泳げるので問題ありませんが」
レジー「おれはあるよ!! 早く行こうぜ!!!」ガガーン!!!
シルバーフレーム「分かっています。再び『走力用眼鏡(ランニングズ・アイ)』を───」
ガシャァン!!!
シルバーフレーム・レジー「「!!!?」」
レジー「なんか……飛んだぞ!!?」
シルバーフレーム「…………まさかあれは……!!?」ダダッ!!!
レジー「あっ、おいシルバー!!!」ダッダッダッ
/////
シルバーフレーム「…………そんな、バカな……………………!!!」
\ボロボロになったフック/ドン……!
レジー「ぬあっ!!? あ、あのペンギンが……どうしちまったんだ!!?」
シルバーフレーム「…………まだ、息はあるみたいです」
シルバーフレーム「…………急ぎましょう」ガッ!!!
シルバーフレーム「早くイナチさんの元へ……!!!」
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