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悟空「誰だおめぇ?」インデックス「お腹が空いたんだよ」
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1 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/09/14(土) 00:39:51.64 ID:cbAtlqwaO
悟空「でけぇ魚が獲れたぞ〜チチ喜ぶだろうな」
悟空「そろそろ帰るか…ん?」
インデックス「」グッタリ
悟空「誰だおめぇ?」
インデックス「お腹が空いたんだよ」ギュルル
インデックス「山奥に逃げようとしたら遭難するわ恐竜に襲われるわロクな目に合わないんだよ」
インデックス「冗談無しにこのままじゃ死んじゃうかも」
悟空「そりゃ大変だ」
悟空「待ってろ今魚焼いてやっかならな」
インデックス「ほんと!?」ボ-ピ-
バチバチ…
悟空「よーしいい感じに出来たぞ」
インデックス「…」
SSWiki :
http://ss.vip2ch.com/jmp/1568389191
2 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2019/09/14(土) 00:42:25.60 ID:oE4fIWRr0
孫家の財布の底とチチさんの胃袋に穴が開いてしまいそう
3 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/09/14(土) 00:45:31.11 ID:g5C5xG0p0
サタンからの献金(口止め料)で結構潤ってるんじゃなかったっけ?
4 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/09/14(土) 00:50:33.77 ID:cbAtlqwaO
インデックス「」ガツガツ
悟空「ほら食え食え」
インデックス「この魚すごく美味しいんだよ!」ガツガツ
悟空「そっか、元気になったみてぇだし良かった良かった」
インデックス(魔術を使わないで手から光線出す人とか初めて見るんだよ)ガツガツ
インデックス(追っ手の魔術師…にも見えないしガツガツ
悟空「にしてもおめぇ変な格好してんな〜なんだそれ」
インデックス「むむ、貴方に言われたくないかも」
悟空「オラのはこれ道着だし」
インデックス「格闘家なの?」
悟空「そ!随分前に武道大会にも出た事あんだ」
悟空「孫悟空って知らねぇか?」
インデックス「うーん、知らない」
悟空「だよなぁ、あれオラがガキの頃だし」
インデックス(ビーム出す格闘家なんて初めて聞くんだよ)ガツガツ
5 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/09/14(土) 01:00:38.07 ID:KCO3l69h0
どの時点の悟空かな?
6 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/09/14(土) 01:01:06.40 ID:KCO3l69h0
戦闘力に差がありすぎると特殊能力は効かないぞ
7 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/09/14(土) 01:05:23.33 ID:cbAtlqwaO
悟空「で、おめぇなんでここに来たんだ?」
インデックス「え、それはその…」
インデックス(むむ…この人が滅茶苦茶強い人だったとしてもご飯まで恵んでくれた命の恩人を巻き込む訳には行かないんだよ)
悟空「?」
インデックス「むむ〜」
悟空「そういやさっき逃げてきたって言ってたけど誰かに追われてんのか?」
インデックス「まぁそうだったりしたりする…かも」
インデックス「で、でもでも悪質な痴漢程度でしか無いからそこまで心配する事じゃないんだよ」
悟空「ほんとか〜?」
インデックス「ホントなんだよ!」
悟空「じゃあ頭触らせろ!」
インデックス「いやなんで貴方が痴漢しようとするの!?」
悟空「いいから、悪い事はしねぇって」スッ
インデックス「い、いくらなんでも命の恩人とはいえ出会って間もない筋肉ダルマに頭ナデナデを強要されるのはちょっと無理があるかも…」ズルズル
悟空「とにかく触らせろ!」バッ
インデックス「い、嫌だ!」ガッ
悟空「いいから!」グッ
インデックス「やだ!」グッ
悟空「すぐ終わっから!」ググッ
インデックス「やだったらやだなんだよ!」ググッ
悟空「あーもういい加減にしろ!」グッ!
ピタツ
8 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/09/14(土) 01:24:55.06 ID:cbAtlqwaO
悟空「っ…」
インデックス「うう〜離すんだよ」
悟空「…悪かったな」スッ
インデックス「お、襲われるかと思ったんだよ…」
悟空「えーとつまり…」
悟空「魔術師に殺されそうになったから助けてくれ…ってそんな感じか?」
インデックス「!?なんでそんな事…」
悟空「おめぇの記憶辿ったんだよ頭触って」
悟空「なんかよく分かんねぇ言葉が色々並んでたりして探るのに手間取ったけど」
インデックス(記憶を読み取る?そんな…)
インデックス(しかも魔導書に触れてもいるのに何ともないなんて…)
悟空「うーんどうすっかな、殺されるのをみすみすほっとく訳にもいかねぇし」
悟空「でも家に連れてくとチチがどやるかもしれねぇし…」
インデックス「…?」
悟空「ま、いいや!よし、決めた!」
悟空「魔術師だか魔法使いだか知らねぇけどオラが退治してやる!」
悟空「それまで家で匿ってやっぞ」
インデックス「え、ええ!?」
悟空「オラこう見ても結構強ぇからな」
悟空「少なくとも魔法くらいじゃやられねぇよ」
インデックス「でも…」
悟空「いいからいいから!ほら、家まで案内すっぞ」
インデックス「う、うん…」
9 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/09/14(土) 01:47:26.99 ID:cbAtlqwaO
チチ「んなっ…だ、誰だその娘は!?悟空さ!!」
悟飯「わ、シスターだ…初めて見た」
悟空「森で倒れてたんだよ、なんか殺されそうで逃げてきたらしくて」
悟空「しばらくここに住ませてやってくれねぇか?」
インデックス「 …え、えっと…その…」
チチ「駄目だ駄目だ駄目だ!大体オラを差し置いてなんでし、し、シスターなんて…」
チチ「ここの近くに教会なんて無ぇはずだろ!」
悟空「いやそりゃねぇだろ何言ってんだチチ」<しすたーってなんだ?
チチ「それはこっちの台詞だべ!何食わぬ顔で堂々と浮気…しかも幼子を誘拐までするなんて…」
チチ「ここまで堕ちたなんてオラ悲しいぞ…」グズッ
悟飯「お、お母さん…きっとお父さんにも事情が…」
チチ「何をどうしたらこんな山奥でシスターちゃんと遭遇するんだ!」
チチ「この間の人造人間やら心臓病の話もそう!なしてそう悟空さはいつもいつも自分勝手に周りを巻き込むんだべ…」
悟空「そりゃ関係ねぇしオラが原因じゃねぇし…なぁ?」
インデックス「や、やっぱりいいよ…私、ここにいても迷惑になるだけだし…」
悟空「そんな事ねぇよ!」
インデックス「でも…」
10 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/09/14(土) 01:58:40.44 ID:cbAtlqwaO
界王「悟空〜そいつは保護した方がいいぞ」
悟空「!界王様…」
界王「お前は流し読みしかしてないし理解もできてないと思うがインデックスの中にある魔導書は思った以上に危険な代物じゃ〜」
界王「誰かの手に渡り悪用されては世界も滅びかねん!」
悟空「は〜よく分かんねぇけど」
悟空「まどうしょ…って本か?何も持ってなさそうだけどこいつ」
界王「持っているのではない、既に脳にインプットされておるのだ!言わば歩く魔導書と言った所か」
悟空「そうなんか…じゃインデックスそのものを狙って…」
インデックス(…誰と話してるんだろう)
悟空「…って事なんだけどよチチ…」
チチ「あ〜もういいべ!勝手にしてけろ!悟空さのバカ!」
チチ「ただし、ちゃんと責任もってシスターちゃんの面倒見るんだぞ!」
チチ「オラこれ以上悟空さの尻拭いしたくねぇからな!」
悟空「分かった分かった!」
インデックス「え…あっと…」
悟飯「よろしくね、インデックス?さん!」
インデックス「よ、よろしくなんだよ…」
インデックス(な、なんか知らない所で色々話が進みすぎてよく分からないんだよ)
11 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2019/09/14(土) 02:02:21.30 ID:oE4fIWRr0
一つだけよろしいですか?
Sage進行だと更新に気づかない人もいますから読んでくれる人少なくなりますよ?
12 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/09/14(土) 02:26:33.17 ID:YypDY2J0o
ドラゴンボールの世界では強さに差がありすぎると特殊能力は効かないってよく言うけど本当はどうなんだろうな
餃子の超能力がナッパに効かなかったからそう言われてるんだと思うけど餃子の超能力の威力は普通の攻撃みたいに自身の戦闘力依存って可能性あるし
そもそも超では餃子の超能力悟空に効いてるしな
13 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/09/14(土) 08:17:07.65 ID:cbAtlqwaO
悟空「部屋…はどこも余ってねぇよなぁ」
悟空「悟飯の部屋に寝かす訳にもいかねぇし…」
インデックス「…?」
悟空「仕方ねぇ、オラの部屋を寝床にさせるか」
インデックス「///!?」
インデックス「い、幾ら何でも思春期真っ盛りな乙女と添い寝するとかハードル高すぎるかも!」
悟空「チチ最近機嫌悪いからこれ以上わがまま言えねぇしそれで我慢してくれ」
悟空「最悪オラ床で寝るし」
インデックス「…」
インデックス(なんでこんな悲しくなるんだろう)
悟空「ほら、ここだ」ガチャ
インデックス「お〜」
インデックス(見事に何も無い)
悟空「適当にくつろいでていいぞ」
悟空「服は…どうすっかな」
インデックス「あ、これ一着あれば十分なんだよ」
悟空「洗濯はどうすんだ?」
インデックス「これは歩く教会って言ってちょっとやそっとじゃ汚れない代物なんだよ」
インデックス「だからこのままでいい」
悟空「は〜、世界は広ぇんだなぁ」
インデックス「あ、でも流石に身体は汗でベトベトだからお風呂には入りたいかも」
悟空「分かった。今沸かしてやっからな」ダッ
バチバチ
悟空「ほら入れ!」
インデックス(なんか思ってたのと違うんだよ)
悟空「ちょっと狭ぇかもしんねぇけどまぁ入ってみてくれ」
インデックス「う…うん」
14 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2019/09/14(土) 11:20:21.89 ID:KCO3l69h0
界王様の修行を終えた後、どういうわけか超能力に目覚めたような描写がある。
他人の記憶を読むリーディング、思考に介入して自身の声を届けるテレパシー、心臓病の薬飲んで寝てる間に起きた事を大体把握した、と発言する等。
15 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/09/14(土) 12:25:01.42 ID:WlqlipU0O
インデックス「ドラム缶でお風呂なんて初めての経験なんだよ」ガチャ
悟空「あーっさっぱりした」ゴシゴシ
↑自分も入った
インデックス「ぶにゃっ!?」
悟空「あ、わ…悪い。いつものノリで入っちまった」
インデックス「は、早く服を着て欲しいんだよ!」
悟空「よっと」バッ
インデックス「寝る時は普通のシャツなんだね」
悟空「まぁ一番馴染んでるけど今の時期だとちょっと暑いかんな」
悟空「そういやおめぇまどうしょ?ってのを待ってるらしいけど具体的にはどんなんなんだ?」
インデックス「うーん、魔法辞典って感じの物かな」
悟空「へぇ〜おめぇ魔法使えるんか?」
インデックス「あ、いやいや私には魔力が無いから無理なんだよ」
悟空「ふーん」
インデックス「でも魔法の知識自体はあるよ」
インデックス「私は1度覚えたら二度と忘れない完全記憶能力持ちだからね」
インデックス「数にして10万冊以上の量の魔法を叩き込まれているんだよ」
悟空「10万!?すげぇな…」
悟空「それで色んな奴に狙われてんだな…」
悟空「そいつらって強ぇのか?やっぱり」
インデックス「うん、今追われてるのが相当大きい魔力を持ってるのが2人…」
悟空「気は探れっけど魔力となると話は別になっかもしれねぇな…」
悟空「現に魔力がねぇインデックスの気は感じるし」
インデックス「気?」
悟空「あぁ、オラ達人間に秘められた潜在能力っつったらいいのかな」
悟空「まぁ戦闘力だな」
インデックス「へー」
インデックス「魚焼いたのも気の応用?」
悟空「そ!体内の気を集中させて具現化したものだ」
インデックス「よく分からないけどすごいんだよ」
悟空「悟飯も撃てるし…チチもやろうと思えば撃てるんじゃねぇかな?気功波」
インデックス(予想以上にヤバい所に迷い込んじゃったかも)
16 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/09/14(土) 12:39:33.34 ID:WlqlipU0O
悟空「さ、疲れてんだろ?早く寝るぞ」
悟空「ベッド勝手に使っていいかんな」
インデックス「うん」
悟空「今日の飯はあれにすっか…」
恐竜「」グルルル
インデックス「あ、あんなの狩るの?」
悟空「なぁに、ちょっと尻尾貰うだけさ」
インデックス(やさしい)
インデックス「ティラノサウルスって美味しいの?」
悟空「あぁ美味ぇぞ、悟飯も5歳の頃荒野で1年間暮らしてた事あったけどめちゃくちゃ気に入ってた」
インデックス(あの子私よりかなり年下なのにヤバいんだよ…)ガクブル
インデックス「?」
悟飯「お母さん、ここ分からないんだけど…」スッ
チチ「どれどれ。この程度の問題オラにかかれば…」ペラ
チチ「れば……」ペラペラ…
チチ「…」ペラペラペラ…
悟飯「お母さん?」
チチ(悟飯ちゃんのレベルが高過ぎてついていけねぇべ…どう計算すんだこれ)
インデックス「ちょっと私に見せて欲しいんだよ」ズイッ
チチ「へ?」
インデックス「ふむふむ…あっ」
インデックス「ここはこの法則を使うんだよ」
悟飯「……あ、そっか!」
チチ「?」
悟飯「あ、じゃあこれは…」スッ
インデックス「あ、これはこうして…」
インデックス「後計算ミスもしてるかも」
悟飯「げ、本当だ」
チチ「??」
チチ「ど、どういう事だべ…」
悟空「頭いいって聞いてたけどここまですげえんだなぁ…」
17 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2019/09/14(土) 12:46:19.14 ID:KCO3l69h0
どの時点の悟空とご飯だよ
18 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2019/09/14(土) 12:47:59.64 ID:oE4fIWRr0
>>17
チチのセリフから察するにセルゲーム以降なのは確か
19 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/09/14(土) 12:52:13.85 ID:WlqlipU0O
>>18
人造人間現れる前の3年間ですん
20 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/09/14(土) 15:52:09.59 ID:CXmLnXckO
インデックス「」ガツガツ…
チチ「悟空さと負けず劣らずよく食うな…」
悟空「育ち盛りだしそんなもんだろ」
チチ「そ、そうだか…」
インデックス「おかわりもっと欲しいんだよ!」
悟飯「僕も」
チチ「んだ」
悟空「チチ、この後悟飯連れて川に行ってもいいか?」
悟空「たまには身体動かさねぇと鈍るし修行もしねぇと」
チチ「駄目だって言いてぇ所だけど地球の命運かかっちまってるし…」
チチ「それにシスターちゃんが家庭教師になってくれるお陰で最近悟飯ちゃんの勉強も捗ってるみてぇだしいいぞ」
悟飯「やったー!」
悟空「今日もデケェ魚土産に持って帰るからな」
インデックス「私も行きたいんだよ!」
悟空「ああ、いいぞ」
21 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/09/14(土) 18:29:21.56 ID:CXmLnXckO
悟空「着いたぞー」
インデックス「何これ川というより湖かも…」
インデックス「ここの地理本当どうなってるの…」
悟空「よし悟飯!あっちの向こう岸まで競争だ!」ヌギヌギ
悟飯「はい!」ヌギヌギ
バシャバシャバシャバシャ
インデックス「すごい速いんだよ…」
インデックス「…」<うわ、悟飯かなり速くなったな!
インデックス「ほんと馬鹿みたい」
悟空「……ん」
悟空「なんかチチの気が小さくなってるような…」
悟飯「…確かに」
悟空「心配だな、ちょっと様子見にいっか」
インデックス「何話してるんだろ」
悟空「おーい!一旦家戻るぞー!r
インデックス「え〜!?今来たばっかりなんだよ!」
悟空「ちょっとまずいかもしれねぇ!おめぇも来るんだ!」
インデックス「どうやって行けばいいんだよ!」
悟空「ほっ」ダッダッ
クルクル…
悟飯「よいしょ」シュタッシュタッ
インデックス「…泳ぐ意味あったの?」
悟空「ほら2人ともつかまっとけ」
インデックス「何するの?」
悟空「瞬間移動さ、チチの気を探るんだ」
インデックス「そんな事できるんだ…」
悟空「また小さくなってる…急がねぇと」
フッ
22 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/09/14(土) 20:43:06.27 ID:CXmLnXckO
ボォッ…
悟空「よし着い…」フッ
悟飯「お、お父さんあれ…」バチバチ…
インデックス「なんで燃えて…」
悟空「くそっ…」
悟空「チチー!」ガッ
悟飯「ど、どうしよう…水水」アタフタ
インデックス「…この絵…」
悟飯「?…落書きかな」
インデックス「違うよ…魔法陣だ」
悟飯「まほうじん…ってあの魔法陣?」
インデックス「そうだよ、しかもこれ炎系の魔術かも」
悟飯「ええっ!?つまり誰かがわざと火つけたの?なんで!」
インデックス(決まってる…見せしめだ!)ギリッ
悟空「っ!」バリィッ
悟飯「お父さん!」ボオッ
チチ「ご…悟飯ちゃん?どこ…だ」
悟空「駄目だ…全身が火傷してる、手に負えねぇ!」
悟空「悟飯!ちょっと母さん頼むぞ!」
悟飯「仙豆取りに行くの?それにお家…」
悟空「じゃ!3分くらいで戻っから!」ダッ
ゴオッ…
悟飯「と、飛んでっちゃった…」
悟飯「参ったなぁ…お家が焼かれるなんて」
悟飯「しかもよりによってお母さんが1人の時を狙って…!」
23 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2019/09/14(土) 20:55:08.24 ID:KCO3l69h0
これ悟飯の超サイヤ人覚醒あり得るな
24 :
本当は自動書記呼ぼうかと思ったけど謳い文句が思いつかなかったので無し
[saga]:2019/09/14(土) 21:18:09.61 ID:CXmLnXckO
インデックス「…」
インデックス「あ、あのささっき言ってたセンズ?って何?」
悟飯「仙豆っていうのはね、1粒食べただけで怪我が治ったり空腹を満たしてくれる不思議な豆なんだよ」
悟飯「カリン塔っておっきな建物にあるらしいんだけど…お父さんならすぐ戻ってくれるだろうし間に合うとは思うけど…」
悟飯「でもお家が…」バチバチ
悟飯(本当は川から水汲んで今すぐにでも消化したいけどお母さんがこんな状態じゃ放置できないし…)
悟飯(かと言って2人を担ぎつつ水を運ぶ訳にも行かない…第一遠いし)
インデックス「……」ギュッ
???「相手は子供1匹なんだから魔女狩りの王を使わずとも潰せそうなモノだけど」
???「さっきの空間転移魔法…かな、何にしてもあの親子に関わるのは危険かな、神崎の言う通り」
???「さてどうしたものか…」スタスタ…
25 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/09/14(土) 22:06:08.84 ID:CXmLnXckO
悟空「よっと」ザバァ
シュゥゥ…
悟空「…あらら、ほとんど焼けてら」ガチャ
チチ「あぁ〜悟飯ちゃんの教材が…夢がぁぁ…」
悟空「さっきまで死にかけてた奴の台詞とは思えねぇぞ」
チチ「当たりめぇだ!オラの命より悟飯ちゃんの勉強が100倍大事だべ!」
悟空「えぇ…」
悟飯「でも良かった…お母さん全身腫れてて怖かったんだよ?」
チチ「…だな、流石に死ぬかと思ったべ」
インデックス(本当に治っちゃった…)
悟空「なぁチチ、火事起こった時何あったか覚えてねぇのか?」
チチ「うーん…気づいた時はオラの周りもう火の海で何とも」
チチ「ただちょっとその前に人の気配があったような…なかったような…」
チチ「とにかく分からねぇべ」
悟空「オラの家滅茶苦茶にしてチチまで殺しかけたんだ」
悟空「魔術師だか魔法使いだか知らねぇけどこんなねちっこいやり方して許されると思ってんのか…」パキポキ
チチ「い、いいべ!ただの事故だったかもしれねぇし…なんか関わったらヤバそうだ」
インデックス「地面に魔法陣が描かれていたから多分人為的な物なんだよ」
インデックス「私のせいだ…私の」
悟飯「ち、違うよインデックスさん」
チチ「そうだ!シスターちゃんは何も悪くないべ!」
悟空「あいつらの場所さえ分かっちまえば…」
悟空「……いや」
悟空「1人だけ分かる奴がいるかもしれねぇぞ…」
26 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/09/14(土) 22:39:17.71 ID:QsghPFhz0
占いババ「…で、わしの所に来たと」
悟空「そうだ!バアちゃんならそいつらの位置が分かる筈だ!」
占いババ「とは言ってものぅ…明確な物体や生物でも無いモノをバオズ山から見つけるのは骨が折れるわ」
悟空「うーんとりあえず変な奴を見つけてくれりゃいいけど」
占いババ(変な奴が言う変な奴の基準ってなんじゃ)
占いババ「第一魔法使いなんじゃから動物に化けてる可能性もあるじゃろうに」
悟空「うーん、参ったなぁ」
悟空「インデックスは追手がどういう奴だったか覚えてねぇか?」
インデックス「うーん…何度も襲われたからうろ覚えではあるけど…」
インデックス「2人いたね、男と女」
インデックス「一方がなんかやけに乳がデカい痴女で…」
占いババ(参考にならん)
インデックス「もう一方が…」
インデックス「赤髪で顔にタトゥーあって煙草吸ってる神父」
占いババ「し、神父ではないのでは…」
インデックス「ううん、私と同じ必要悪の教会の者だから間違いないよ」
悟空「ねせさりうす…うーん、小難しい言葉ばっかでくらくらすっぞ」
占いババ「まぁそれだけ特徴が分かれば見つかるかもしれないの」
占いババ「どれ探してやるわい」
占いババ「ほいほいほいのほいさっさ〜!」ピカッ
27 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/09/15(日) 01:13:51.15 ID:3eEd6u1bO
更新もっと早く!
待ちくたびれてんだよ瞬間移動して
>>1
に俺の唾液を刷り込むぞ!
28 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/09/15(日) 01:47:55.48 ID:ZC3DhZTL0
>>27
もう眠いんだよ
更新は明日?今日?朝以降します
こんなクソスレ楽しみにしてるとか変態かよ
29 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/09/15(日) 01:48:50.24 ID:ZC3DhZTL0
トリップ付いてないけど本人です(証拠なし)
30 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/09/15(日) 03:01:07.60 ID:JJphM+Lho
乙。期待
31 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/09/15(日) 12:20:57.58 ID:ZC3DhZTL0
占いババ「ふむふむ…おるな」
占いババ「宗教家みたいな男とバカ弟の好みそうなタイプのギャルがおったわ」
悟空「そいつらだな…どこだ!」
占いババ「お前達の家から見て南西3kmと言ったところか」
悟空「3km!?そんな遠くねぇじゃねぇか…」
悟空「…ってか気も感じらんねぇ、動物と紛れちまってるからか?」
インデックス「人払いの結界を張ってるのかも」
悟空「なんだそりゃ」
インデックス「無意識下に干渉して無関係な人や生物を遠ざける魔術なんだよ」
悟空「そんな事もできんのか…だから気も…」
悟空「位置さえわかりゃ行けるかな…」
占いババ「その形式の魔術だと難しいじゃなかろうか」
悟空「いや…逆に言えば滅茶苦茶静かな所を探せばいいかもしれねぇ」
悟空「場所も分かったし粗探しすりゃ見っかるだろ」
占いババ「そんな単純な話じゃない気もするがのぅ」
悟空「相手も気を探ってんならこれ以上飛び続けるのは危険だな、瞬間移動もできねぇし」
悟空「おーい筋斗雲!」
ギュルル…
悟空「これなら気を消しながら移動できっぞ」
インデックス「わ…雲に乗るなんて初めての経験かも…」フカフカ
悟空「あんがとな、バアちゃん!こいつ悟飯に預けて行ってくっから」
占いババ「気をつけるんじゃぞ〜気をつける必要性も無いかもしれんが」
悟空「行くぞ!」ギュオッ
32 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/09/15(日) 12:45:25.06 ID:ZC3DhZTL0
神崎「…それでステイル、様子はどうでしたか?」
ステイル「どうもこうもないさ、ただの田舎者としか思えなかったよ」
ステイル「本当にアレが君の言う危険因子なのか?」
神崎「…私は幾度と無く様々な猛者と相対してきました」
神崎「あの気迫あの闘気間違いなく今までで最も強大な力を持っています」
ステイル「僕からは何とも言えないけどね」
ステイル「一応周囲3kmに結界を張ってるから気付かれる事も無いと思うし」
ステイル「君がちゃちゃっと彼女を回収すればこちらとしても楽なんだけどね」
神崎「それは難しいでしょう」
神崎「はっきり言って人知を超えています」
神崎「彼の妻子に関しても同様です」
ステイル「女の方も大した事無かったよ、ただ…」
ステイル「若干こちらに気づいていた素振りもあった」
ステイル「不気味な連中だ」
神崎「彼の事について少し調べてみましたが…」
神崎「十数年前にある武道大会に出場していたようです」
ステイル「武道大会?それが何だと言うんだ」
神崎「…彼はそこで死亡扱いとされていました」
ステイル「何故だ?現に生きているだろ」
ステイル「君は何を…」
神崎「それは以前彼が最後に出ていた大会で開催していた島そのものがが焼け野原にされてしまったからです」
神崎「厳密には彼がそうしたなどと言う噂まであります」
ステイル「……おいおい嘘だろ」
ステイル「たかが武道家が周囲の街一帯消したと言うのかい?能力者でもあるまちし」
神崎「何れにしても只者ではない事は確かです」
神崎「タイムリミットまでもうそこまで時間は無い」
神崎「まず第一に彼らを分断ズドォッ!
神崎「!?」
ステイル「何だ!」
33 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/09/15(日) 22:06:39.07 ID:ZC3DhZTL0
悟空「ようやく見っけたぞ…」
悟空「気が感じられねぇから探すのに手間取ったけど」
ステイル「…ちゃんと結界はアリ一匹入れないよう張り巡らしていたはずなんだけどね」
悟空「よく分かんねぇ落書きが所々あったから辿ってきたんだぞ」
ステイル「そんな馬鹿な」
悟空「おめぇらがオラん家燃やした奴らだな、インデックスも殺そうとして」
悟空「どういうつもりだ!」
神崎「待ってください、私達は…」
ステイル「辞めときなよ、神崎」
ステイル「話し合いで解決できる相手でも問題でもないだろ」
ステイル「寧ろ僕としては話が早くてこっちの方が都合がいい…」スッ
悟空「?カード…さっきの落書きか?」
ステイル「ステイル=マグヌスと名乗りたいところだけどここではFortis931としておくよ」
ステイル「まぁあれだ、魔術師で言う所の殺し名さ」ボォッ
悟空「!?」
ステイル「悪いね…こちらも時間がない」
ステイル「ゴミの処理に手間取ってる暇は無いんだよ」ブンッ
ドオォッ!
34 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/09/15(日) 22:07:58.02 ID:2W7bcX470
喋ってる間に殴り倒せばいいのに
35 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/09/15(日) 22:09:41.85 ID:5Bvh7T0qo
ドラゴンボールも敵が喋ってる間は基本殴り倒さないでしょ
36 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/09/15(日) 22:34:03.92 ID:ZC3DhZTL0
シュゥゥ…
ステイル「…まさか、効いてないのか?」
悟空「ちょっと熱いけどこれくらい屁でもねぇぞ」バチバチ…
悟空「でも服焼く訳にはいかねぇな…」
ギュルル…
悟空「よっと」キキ-ッ
神崎「高速で回転して火を消した…」
ステイル「成る程、神崎が言ってたのも満更デタラメではなさそうだ」
悟空「その程度か?思った以上に大した事無さそうだな」
悟空「ちゃんと謝ってインデックスもう追わねぇってんのならそれで終いにすっけど?」
ステイル「ごめんだね、時間が無いと言ったはずだ」
ステイル「世界を構築する五大元素の一つ、偉大なる始まりの炎よ。それは生命を育む恵みの光にして、邪悪を罰する裁きの光なり。それは穏やかな幸福を満たすと同時、冷たき闇を滅する凍える不幸なり。その名は炎、その役は剣。顕現せよ、我が身を喰らいて力と為せ」
ゴオオッ
悟空「何だ…こいつ!?」
ステイル「魔女狩りの王だよ。意味は…」
ステイル「必ず殺す」
37 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/09/16(月) 02:56:31.28 ID:RpowvZOD0
魔女狩りの王「〜!」ボオッ
ズドォッ!
ステイル「…」
神崎「駄目…」
魔女狩りの王「…っ」ググッ
悟空「…たまげたぞ、炎の化け物まで作っちまうんか」ググッ
悟空「でもさっきとやってる事ほとんど変わんねぇけどな」ガギィッ
魔女狩りの王「っ!?」
ステイル「おいおい勘弁してくれ、温度にして3000℃だぞ?」
ステイル「何故魔術もスキルも使わず生身で平然としていられるんだ」
魔女狩りの王「グオオッ!」ゴオッ
悟空「こんなん動くまでもねぇ!」
悟空「かあぁっ!!」
ザンッッ
ステイル「ぐっ…」ゴオッ
魔女狩りの王「〜〜…」ゴオオッ!
シュゥゥ…
神崎「気合だけで魔女狩りの王をかき消した…!?」
悟空「へへ〜」
38 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/09/16(月) 06:39:00.98 ID:0ro+y48tO
神裂
39 :
>>28とあるあるやってしまった…(泣)何か違和感あると思ったらこれか
[saga]:2019/09/16(月) 12:32:16.86 ID:RpowvZOD0
ゴオオッ…
悟空「へ?」
魔女狩りの王「〜っ!!!」ボオオッ!
悟空「い〜!なんで復活してんだよ!?」
ステイル「ここは僕らのテリトリーだ。ある程度の範囲内なら何度倒されようと蘇る」
ステイル「言ったろ?こいつは必ず殺すんだ」
悟空「参ったな…火を風で飛ばしても駄目なら多分かめはめ波も効かねぇぞこいつ」
悟空「うーん…」チラッ
悟空「…そうだ!」
悟空「か…め…」
神裂「あれは…」
悟空「は…め…!」ギュルル…
ステイル「言っているだろう、それがどれだけ強力な技だろうと魔女狩りの王は倒れない」
悟空「…」ニヤッ
神裂「ステイル!」ダダッ
ステイル「!?」クルッ
悟空「波ぁああっ!!!」ギュオオッ
ステイル「ぐぉっ…!」ズオッ!
ステイル(目標は僕…)
ステイル(じゃなくて地面!?)
ゴオオオッ!!
40 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/09/16(月) 12:56:00.30 ID:RpowvZOD0
シュゥゥ…
ステイル「…なんて奴だ…」ヒュゥゥ…
ステイル「ここ一帯の術式を破壊する為に辺り一面の木々ごと…」
神裂「あと少し反応が遅れていたら私達もただでは済まなかったでしょう」
ステイル「魔力も流石にすっからかんだ。これ以上魔術は使えないな…」
神裂「だから言ったでしょう!正面突破は余りに
悟空「だぁああっ!!」ギュオッ
神裂「!?」クルッ
ドゴッ!
神裂「ステイル!」ヒュゥゥ…
ズドォッ!
悟空「…」シュタッ
ステイル「ぐぁ…」ヨロッ…
悟空「元の身体能力が低い以上おめぇはこれ以上は戦いにならねぇぞ」
悟空「おめぇが落書き書くまでに手を折るなり足を折るなりは簡単にできる」
ステイル「言ってくれるじゃないか…」
ステイル(とは言ったもののどうしようか)
41 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/09/16(月) 14:49:59.50 ID:2RMMYUaiO
悟空との力の差が異次元レベルで違うことを自覚できてないのは無能だな
42 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/09/16(月) 16:15:48.54 ID:RpowvZOD0
悟空「いい加減観念しろ!おめぇらはオラには勝てねぇ」スタスタ…
ステイル(こうなれば捨て身を覚悟で…)スッ
悟空「っ!」ダダッ
ステイル「ちっ…」
ステイル(ダメだ速すぎる間に合わ
神裂「そこまでです」チャキ
悟空「…」ピタッ
神裂「………」
悟空「退けよ、おめぇは気がでけぇから分かる、家燃やしたのはおめぇじゃねぇんだろ」
悟空「おめぇはまだ何も悪い事してねぇから手荒な真似はしたくねぇ」
神裂「それは聞けない頼みですね」
神裂「私達に退く道など残されていないのだから」
悟空「…」
神裂「…」
ババッ…
悟空「しょうがねぇ、おめぇも相手してやらぁ」キッ
神裂(彼に小細工は一切通用しない…私にとっては好都合ではありますが)
神裂(どれだけ時間を稼げるか…)
ステイル「くっ…結局聖人頼りとは」
43 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/09/16(月) 18:53:14.94 ID:rF1hV82M0
瞬間移動できないのか?できるなら瞬間移動かめはめ波の要領で瞬殺できそうだけど。
44 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/09/16(月) 18:59:13.14 ID:065VOjCFO
それ本当に楽しいと思う?
あと悟空は問答無用で人をぶっ[
ピーーー
]わけじゃないぞ
45 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/09/16(月) 21:05:28.15 ID:qQFOPv/FO
>>43
不粋の極み
46 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/09/17(火) 03:58:30.32 ID:eJoJu4OT0
神裂「はぁっ!!」ズォッ
悟空「危ねぇ!」バッ
ズバババ…
悟空「地面に亀裂作りやがった…あの斬撃まともに受けてたら無傷じゃ済まねぇぞ」ヒュゥゥ…
悟空「ん、あいつどこ
チャキ
神裂「っ!!」ブンッ
スカッ
神裂「残像…!」クルッ
悟空「だりゃ!」ゴオオッ
ガギィッ!
神裂「くっ…」ギギッ…
悟空「…」ググッ
ステイル(おいおいなんで七天七刀が足で受け止められてるんだよ…!?)
ステイル(どうなってる!)
悟空「よっと!」バキィッ
神裂「くっ…」ヒュゥゥ…
ステイル「嘘だろ…力負けした!?」
神裂(まずいこのままだと地面に直撃してしまう…)
悟空「行くぞ!」ギュオッ
ポロッ
神裂「ちっ!」ダンッ!
悟空(刀を落として足場にしやがった、器用だな〜)
悟空「でも武器を自分から捨てるのは賢いとは言えねぇぞ!」ギュオッ
神裂「……」グイッ
チャキッ
悟空「ん?」クルッ
ビュンッ!
悟空「い!?刀が飛んできた!?」
悟空「おっと!」ヒョイッ
ガシッ
神裂「っ…」クルクルッ…
シュタッシュタッ
神裂「はぁ…はぁ…」
悟空「ひひ〜」
47 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/09/17(火) 04:43:07.55 ID:Hcpj93beO
悟空がまだ力もなにも出してないってのがな…界王拳、スーパーサイヤ人もまだ残ってるという絶望しかないなw
48 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/09/17(火) 17:14:15.12 ID:eJoJu4OT0
悟空「今度はこっちから行くぞ」スッ…
神裂「…?」
悟空「ばばばっ!」ボボボォッ!
ステイル「くっ…さっきの怪光線か!」
神裂「っ…」ダダッ
ギュオオッ…
悟空「どこまで持つかな?」
神裂(駄目…追いつかれる!)ダンッ
悟空「空に逃げても駄目だぞ!」
グオッ
神裂(追尾型!?)ギュオオッ
神裂「避けきれっ…」グッ…
ドドドッ
神裂「くぁっ」
ステイル「神裂!!」
神裂(どうにか防いだ…だけど煙幕が)
シャッ
悟空(今だ!)ブンッ
ステイル「駄目だ!回り込まれた…」
49 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/09/17(火) 17:22:24.16 ID:8tMYUfUz0
悟空は女相手でも容赦しないからな
50 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/09/17(火) 17:27:32.70 ID:eJoJu4OT0
スカッ
悟空「あり?」
神裂(先程の技…)チャキ…
神裂「頂きましたよ!」ゴオッ
ガギッ
悟空「…」ググッ
神裂(今度は腕で…っ!しかも後ろ上空からの攻撃を)ギギッ
ガッ
神裂「くっ!」ドドドドッ…
悟空「よっほっはっほっ」ヒョイヒョイ…
ステイル「やっと煙が消えたか……!?」
ドドドドッ
ヒョイヒョイ
ステイル「あの至近距離で神裂の太刀筋をかわし切るのか!?」
神裂「ずあっ!」ブオッ
悟空「っと」ガチンッ
神裂「くっ…ん!」ギギッ…
悟空「さっきから息切れしてっぞ。そろそろ限界じゃねぇんか?」
ステイル「人差し指と中指だけで聖人の力を押さえ込んでいる…」
ステイル(そんな馬鹿な…)
ステイル(こんな…神裂をいや…)
ステイル(聖人を赤ん坊扱いするような生物がこの世に存在するのか!?)
51 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/09/17(火) 17:36:46.18 ID:8tMYUfUz0
界王拳も使ってないしな
52 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/09/17(火) 17:53:51.85 ID:eJoJu4OT0
神裂「しまっ…」グイッ
悟空「だりゃっ!」バキィッ!
ステイル「神裂!!」ヒュゥゥ
ドゴォォッ…
悟空「ありゃ壁にめり込んでら…やり過ぎちまったか?」ミシミシッ
ドガッ
ゴロゴロ…
神裂「はぁ、はぁ…」ヨロヨロ…
悟空「もうまともに動けねぇ筈だ。いい加減やめとけ」
神裂「言ったでしょう…私達には、前進あるのみと…」スタ…スタ…
神裂「………」
悟空「………」
ステイル「神裂…」ゴクッ
ビンッ
悟空「…」ヒュゥゥ…
悟空「ん」バギィッ!
神裂「そんな…」バリバリ…
ステイル(死角からの攻撃を…いやそれよりも)
ステイル(七天七刀が折れただと…)
悟空「滅茶苦茶細くて分かんなかったけどおめぇ…」
悟空「あの刀に糸付けてんだろ、さっきのも今のも引っ張るような動作が見えた」
悟空「小細工は使わないんじゃなかったっけ」
神裂「全部…バレていたのですね」
53 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/09/17(火) 19:58:24.54 ID:ktNEBGYVO
幼少期の悟空でさえ至近距離でショットガンを撃たれてもイテテテの小石でも当たったのかな?の異次元の丈夫差なのに大人になって戦闘力化け物の悟空に傷を負わすことさえできないだろ
54 :
魔道書でよかったんか…
[saga]:2019/09/17(火) 21:21:44.44 ID:eJoJu4OT0
悟空「にしても勿体無ぇな」
悟空「亀仙人のじっちゃん、いやそれ以上強ぇような奴が悪さしてるなんて」
悟空「そんな力を人殺しなんかに使うんじゃねぇ」
神裂「…違います」
神裂「私達はインデックスを殺しに来たのではありません!」
神裂「助けに来たのです!」
悟空「助けに?本人が何度も殺されかけたっつってんのにか?」
悟空「なんでそんな…」
神裂「恐らく私達が教会の者である事もインデックスから耳にしたのでしょう」
悟空「あ、そういやインデックスがネセなんとかっつってたな…そういや同じ奴らだって」
悟空「…あれ?って事はおめぇあいつの仲間なのか?」
神裂「そうです。同胞であり、彼女の親友でもあります」
神裂「当然ステイルも…」
悟空「う〜訳分からねぇ、じゃあなんでおめぇらインデックス追いかけ回してんだよ!」
神裂「……貴方はインデックスがどういう人間か、ご存知無いのですか?」
悟空「え?…」
悟空「そういや界王様が頭ん中に魔道書がどうのこうのっつってたな。後なんか完全記憶がどうとか…」
神裂「人間の脳は意外に小さい。ですが、忘れる事によって私達は無意識の内に頭の中を整理しています」
神裂「ですが1度覚えれば忘れない彼女にはその【忘れる】という行為が出来ないのです」
神裂「彼女の脳の85%は数にして10万3000冊の魔道書の情報で埋め尽くされています」
神裂「残りの15%、即ち1年以上の記憶を保持してしまえば彼女の脳は限界を迎え、消滅してしまいます」
55 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/09/17(火) 21:42:59.49 ID:5aRTTKfTO
ブルマや悟飯が聞いたら呆れそうだな。
56 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/09/17(火) 21:44:07.69 ID:St+Jlivno
やっぱこういうクロスって全否定や蹂躪好きの奴が現れるよな
57 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/09/17(火) 21:56:53.07 ID:eJoJu4OT0
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58 :
やったまった…書き直しやだ
[saga]:2019/09/17(火) 22:08:20.56 ID:eJoJu4OT0
悟空「えーと、要するに頭がパンクして死んじまうって事か?」
悟空「それじゃどうすりゃいいんだ?*
神裂「1年分の記憶を1年毎の周期で消す」
神裂「これ以外に方法はありません」
悟空「ふーん…」
悟空「待てよ、そしたらインデックスがそのなんとかって所に入ってるのとおめぇらが仲間だった事知ってるのおかしいだろ」
悟空「もしまだ消してないのならあんな言い方する筈ねぇ」
神崎「それは彼女が追っ手と彼女にインプットされている魔道書から分析して得た情報でしょう」
神裂「私達が元々仲間だったという事を覚えていてもそれに至るまでの経緯や私達に関する直接的な記憶は全て失っています」
悟空「じゃあ、おめぇらがインデックスを殺そうとしてるってのは…」
神裂「一度気絶させて目覚めるまでに儀式を完了させる」
神裂「これが1番手っ取り早く、確実にやれる方法です」
悟空「うーん…よく分っかんねぇぞ」
悟空「まぁでも少なくともおめぇ達が殺意を持ってあいつに近付いてる訳じゃねぇってのは分かった」
59 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/09/17(火) 22:09:53.90 ID:NSgrjIs+O
一度メモ帳に書いてエラーに備えて保存するようにしたほうがいいよ
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