【安価】提督「俺の叢雲」【艦これ】

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114 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/11(日) 13:05:49.20 ID:m3vYaC1i0
お高そうなディナーに誘う
115 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/11(日) 13:09:31.86 ID:ajXZl6SCo
↑+ホテルのスイートで一泊
116 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/11(日) 13:10:01.51 ID:ajXZl6SCo
あっ連投だった。安価下で
117 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/11(日) 13:11:55.31 ID:fqv8niWD0
取られるまで長いし仕方ないね

ディナーで
118 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/08/11(日) 13:46:28.89 ID:YVZ9AZbNO
叢雲「どう、すればいいのよ」


提督「いつも通りでいいんじゃないかな」


叢雲「いつも、通り?」


あのお金はやはり叢雲に使ってもらおうと休暇と高級ホテルスイートにディナーをプレゼントすることになった

だが時期が悪く一人分の予約が取れずペアでのみの予約ならなんとか確保することができたので、提督と二人でホテルにやってきたのだ


提督「ドレスコードもこの服なら大丈夫だったみたいだね。他にお洒落な服が無かったから助かったよ」


叢雲「ドレス、コード‥」


いつもの叢雲ならアンタの頭はこの場所に相応しくない等言われる所だがその余裕は無いようだ。叢雲は目に見えて緊張している


下2次の展開
119 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/11(日) 14:03:05.74 ID:Mdul4w8+o
ksk
120 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/11(日) 14:04:35.36 ID:m3vYaC1i0
緊張を解くために少し気取って紳士的にエスコートする
121 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/08/11(日) 14:24:50.48 ID:YVZ9AZbNO
提督「お嬢さんそんなに緊張しないで下さい」


叢雲「‥お嬢さんなんて年じゃないわよ」


提督「少しでも緊張が解れたらと思ったんだよ。うまくいったかな?」


叢雲「知らないわよもう」
 

提督はいつもと違う態度を取ると叢雲はいつもの調子で返事を返す。場を和ませるという目的は達成できたようだ

普段の調子を取り戻した叢雲は提督とディナーを楽しむことができた。味も良かったがこういう場所で食べるという行為も楽しむ要素の一つなのだ


下2次の展開
122 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/11(日) 14:50:50.59 ID:g81z3F/qo
ksk
123 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/11(日) 14:51:23.21 ID:qUAqP2yZO
軍のお偉いさんに出会ってしまう
124 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/08/11(日) 15:32:31.48 ID:YVZ9AZbNO
「誰かと思ったがキミか、こんな所で休暇かね」


提督に話しかけてきたのは大本営の役員とか部長だとかいう上司だった。叢雲は会ったことがあるのかどうか分からないがとりあえず会釈はしておいた

提督の反応を見る限りこの上司を知っているようだ。最近どうだとか中身のない会話を続けている


コイツらは司令官ほど苦労もしてない癖にいい身分よね。何かあったらアンタ達から死んでいくんだから覚えていなさい

表情は変えず叢雲は心の中でそんな事を思っていた


下2上司と何かあったりとか次の展開
125 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/11(日) 15:39:20.74 ID:Gh1Va8spo
馬に蹴られたくはないからそろそろ行くよ、と去っていく
126 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/11(日) 15:39:36.24 ID:m3vYaC1i0
そうそう、君たちのおかげで奴らについての研究が進んでね。まだオフレコだがアデ〇ンスが深海棲艦を利用した毛根移植再生の動物実験に成功したそうだよ
ちなみに上司は提督より酷い頭
127 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/11(日) 15:39:59.09 ID:2U0uAQBQO
はげなかまだった
128 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/08/11(日) 16:50:16.65 ID:8nrWjm3b0
「そうそう、キミたちのおかげで奴らについての研究が進んでね。まだオフレコだがアテッランスが深海棲艦を利用した毛根移植再生の動物実験に成功したそうだよ」
 

提督「それは素晴らしいですね!!」 


その言葉で叢雲は嗚呼と嘆き全てを理解する。そもそもただの提督が大本営の人間と面識がある時点で違和感があったのだがこういう理由があったのだ

この上司をよく見ると提督より散らかしている。提督が荒地ならばこの上司は砂漠だ。辛うじてオアシスに数本の樹が生えているだけだ

しかもよく見ると年はとっているが顔は整っており若い頃は提督よりも顔が良かったと推測できる。この頭具合から見ると提督と同じように若い頃から散らかしていたのだろう

高級ホテルのレストランでガッチリと硬い握手を交わすハゲ二人。慰めあっても髪は生えないわよという独り言は誰にも聞こえなかった   


下2次の展開
129 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/11(日) 17:01:52.18 ID:XUSeRUxZo
上司とは別れてホテルのスイートルームでしっぽりする
130 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/11(日) 17:03:28.19 ID:2U0uAQBQO
上司の奥さんのちとちよ(重婚)が登場
131 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/08/11(日) 18:16:10.44 ID:8nrWjm3b0
千代田「なにしてるのよ私達の席はこっちじゃないわよ」  


千歳「お知り合いの方でも居たんですか?」


上司の元に二人の艦娘が寄ってくる。二人の正体は千歳と千代田だということがなんとか分かるくらいに美しい容姿をしていた。艤装ではなく私服になっているだけでこれだけ綺麗になるのかと驚きの表情で叢雲は見る

そして二人の指を見ると綺麗な指輪がはまっていた。どちらも左手の薬指にはまっているということはこの上司は千歳と千代田と重婚しているのだ

確かに顔は悪くない、でもそっちは砂漠よ?ハゲと結婚してよかったのかしら


千代田が男(ハゲ)同士での握手を見てなんとなく状況を察しため息をついていた頃、千歳は提督の正面に叢雲が座っているのを見つける。二人をまじまじと見ていた叢雲と目が合う


下2千歳のセリフとか
132 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/11(日) 18:20:40.68 ID:e7QpBRE0o
二人の邪魔をしちゃったみたいでごめんなさい
133 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/11(日) 18:24:40.00 ID:y3XAYmHbO
私達ハゲ萌えなのよ
あなたは違うの?
134 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/08/11(日) 18:54:20.26 ID:8nrWjm3b0
千歳「私達はハゲ萌えなのよ、貴女は違うの?」 


叢雲「ハ‥‥?」


千歳が言った言葉は聞き取れたのだが理解ができない。萌えっていうのは可愛げのあるものに使うのよねと考え込む

愛らしいキャラクターや可愛いアイドルに萌えという言葉を使うのは間違っていない。だがその萌えをハゲに使うことはどうだろうか

スキンヘッドならまだギリギリ理解できる。剥いたゆで卵のような頭皮はなんとなか萌えという言葉を使っていいだろう


だがハゲは萌えるのもではない、むしろ見苦しいものなのだ。これのどこに萌える要素があるというのか


叢雲が返事をできずに固まっていると今度は千代田が話しかけてくる


下2千代田のセリフ
135 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/11(日) 18:57:03.36 ID:Fd6cXx0Zo
ksk
136 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/11(日) 18:59:05.09 ID:+vtyvNjJo
まあまあそれくらいで。馬に蹴られちゃいますよ
137 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/08/11(日) 19:18:21.83 ID:JnDY26Q/O
千代田ってそんなキャラでしたっけ?

再安価下1
138 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/11(日) 19:20:45.48 ID:w155/FLao
>>1?
一応安価は>>132
139 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/11(日) 19:28:24.65 ID:aXASQcoJo
リスペクト元に比べて安価に頼りすぎてる気がする
あっちだと『安価「こうしました」→作者「その結果こうなりました。次は?」』って感じだけど
こっちは『安価「こうなりました」→作者「はい。次は?」』って感じ
140 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/08/11(日) 20:22:43.72 ID:8nrWjm3b0
>>139安価スレの難しさを感じてる。自分で考えられる所は考えてみる


千代田「二人きりだったのに邪魔して悪かったわね。お姉も空気読んであげて」


千歳「あらごめんなさい。あとはゆっくり楽しんで」


そういうと千歳と千代田は上司を連れてどこかに行ってしまった。さっきの話からするに自分達の席に戻ったのだろう


珍しく興奮している提督から話された内容によるとあのハゲ上司はやはりハゲ友で、どの育毛剤が良いとかをよく話し合っていたらしい

よく大本営の人間と仲良くできたわねと聞くとハゲに上下関係は無いと真顔で返された。提督以外にハゲの知り合いが居ないので確認できないのだが、これ以上相手をするのが面倒で適当に返事を返しておいた
141 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/11(日) 20:26:36.01 ID:m3vYaC1i0
自分に合うペースを見つけるまではそこまで深く考えず、他の人が安価を取る>自分が安価を取る(投げたりしないけどそういうイメージ)>他の人がってしながら探っていくのがいいかも?
安価取っちゃってたら↓
142 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/11(日) 20:28:01.39 ID:aXASQcoJo
(ハゲの人が勧めてる育毛剤使っていいのか?効果がないことはその人が証明してるのでは)
143 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/08/11(日) 20:28:47.02 ID:8nrWjm3b0
叢雲「ここがスイートルームね最高級をうたってるだけあるわ」


食事を終えた二人は予約してあった部屋に入る。高級ホテルのスイートルームというだけあって部屋は広く設備も最高のものが揃っている


叢雲「この家具はアンティークだしあの時計はブランド物ね」


提督「一目で分かるだなんて流石だね」


叢雲「艦娘になる前に働いてた頃の名残よ」


叢雲の言う通りこの部屋は備品一つを取っても高級品ばかりで、ブランドに少し詳しいというレベルでも見たことのあるものが並んでいた  

ここはれっきとしたペアのスイートルームなのだが二人では有り余る程広い。この広さも含めてスイートということなのだろうか


下2次の展開
144 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/11(日) 20:35:01.01 ID:XL9SNq3P0
しっぽりとお楽しみ
145 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/11(日) 20:35:12.92 ID:hy8Mp/jqo
ガラス張りのバスルームでお風呂
146 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/08/11(日) 21:07:34.92 ID:8nrWjm3b0
ザアアアア


提督「何を見てるんだい?」


叢雲「流石に出てくる水は普通なのね」


提督「もしかしたらミネラル水とかかもしれないよ?」


叢雲「そんなのあり得ないわよ」


叢雲から言い出したのにと嘆きながら提督は風呂場に入り、叢雲を抱き抱えながら入浴する


叢雲「普段広い風呂場を見慣れてるから少し狭く感じるわね」 


提督「鎮守府が唯一勝ってる所だね」   


叢雲「でも広さだけよ。シャンプーや入浴剤は高級品ね」


普通であればこの風呂場も広さを含めて驚くのだが、鎮守府の風呂は数十人が同時に入れるのでどうしても広さだけは驚きはしなかった
147 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/08/11(日) 21:17:47.15 ID:8nrWjm3b0
叢雲「それにしてもいい趣味してるわよね。全面ガラス張りなんて滅多に見ないわよ」   


提督「エロビデオとかならよく見るシチュエーションだよね」


叢雲「これで雰囲気を盛り上げろってことなんでしょうけど、少し低俗ね」    


普通の夫婦やカップルならガラス張りの風呂場は興奮するのかも知れないのだが、二人にとって風呂はそういう場ではないのだ

鎮守府の風呂では義足や艤装を展開していても平気なので、叢雲は一人でも入浴ができる。しかしごく普通の風呂場ではそうはいかない

体を洗うことや入浴するのも一人では不可能なのだ。両足の無い叢雲はこのバスタブに入ったお湯で溺死する

提督にとっても風呂場は気の抜けない場所で少しでも油断すれば叢雲に大事が起こってしまう
 

提督「でもガラス張りだと叢雲の手伝いがしやすいかもね。何かあったらすぐに分かるしさ」


叢雲「そう言われればそうね、いいことを知れたわ」


本来とは違う使い方でガラス張りの風呂場は使われそうだ


下2次の展開
148 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/11(日) 21:21:42.36 ID:fR49agqVo
ksk
149 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/11(日) 21:28:56.94 ID:0TKslAMEo
一緒のベッド(巨大)でしっぽり
150 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/08/11(日) 21:59:07.19 ID:8nrWjm3b0
提督「ふううぅ‥」  


叢雲「余韻に浸ってんじゃないわよ気持ち悪いわね」


提督「叢雲っていつもそうだよね‥なんでそんなに淡泊なの?」  


叢雲「こんなのでアヘアへするのは漫画だけよ。それよりアンタので汚れたからまたお風呂入るわよ」


叢雲と提督は男女の仲ではあるが、夜は基本こうである。提督が下手というわけでも叢雲が不感症ということでもない

叢雲は普段から提督に体を触られている。義足が手に入る前は移動するのにも提督を頼っていたし、トイレに行くにも提督の看護が必要だったのだ

そんな二人だから夜も特殊で普通の男女とは違う。世間話をしながら繋がり勃たなくなったら終わる。そんな情事をずっと繰り返しているのだ


下2次の展開
151 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/11(日) 22:16:25.98 ID:m3vYaC1i0
ksk
152 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/11(日) 22:24:42.99 ID:3k2WBIb6o
朝食前に上司を見かける
あちらも頑張ってた模様
153 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/11(日) 22:25:25.30 ID:mcAuFMuko
リフレッシュして無事鎮守府に帰還。移植技術の研究のために深海棲艦生け捕り(生きていればよし)の任務が発令される
154 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/08/11(日) 22:52:28.32 ID:8nrWjm3b0
翌朝、ホテルで朝食を食べていると昨日会った上司と千歳姉妹と再開した。ハゲ(男)同士会話が盛り上がってしまったので艦娘だけでの会話となる


千歳「うちの人が朝からごめんなさいね。あなたの所の旦那さんに会えたのがよっぽど嬉しいみたいなの」


叢雲「旦那ってやめてくれないかしら、そういう関係じゃないのよ」


叢雲は即座に否定する。体の関係がありただの上司部下の間柄ではないことは確かだが、指輪のように二人の関係を見せつけるものは身に付けていなかった


千代田「でもやってることはやってるんでしょ?肌艶で分かるわよ」


叢雲「それとこれとは別よ」


この場にいる三人の艦娘とも昨日より肌の調子が良い。その中でも千歳がより艶があるということはそういうことだろう

千代田も叢雲に負けじと艶がある。上司は相当なものと推測できる
155 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/08/11(日) 22:58:34.50 ID:8nrWjm3b0
叢雲「私と司令官は指輪をあげたりとかもらったりとか単純しゃないのよ。この体を見れば分かるでしょ?」     


千代田「えッ!!」   


周りの視線が集まる程の大声を千代田は出してしまう。ハゲ二人はそれどころではなさそうだが千代田の声のせいで周囲の注目を浴びてしまった


千代田「あなた足‥それに左腕も!!」


叢雲「呆れたわねまさか気付いてなかったの?」   


千歳「千代田は戦闘では頼れるんだけど普段は割りと抜けちゃってるのよ」   


叢雲「これに気付かないなんて抜けてるってレベルを越えてるわよ」


こういう場で大声を出すのはマナー違反だと叢雲と千歳に注意され反省する千代田。高級ホテルに慣れているのかと思っていたがそうでも無いのかもしれない


下2次の展開
156 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/11(日) 23:07:57.25 ID:m3vYaC1i0
ksk
157 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/11(日) 23:08:44.66 ID:QlfDCXqR0
提督に言い寄る謎の女性が
158 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/08/11(日) 23:33:29.95 ID:8nrWjm3b0
青葉「その時提督に言い寄る謎の女性が〜〜!」


叢雲「居ないわよ。そもそもここで何してんのよ」
 

青葉「いやあスクープの香りを聞き付けてやってきたんですよぉ!」


青葉の話によると高級ホテルのディナーに提督が叢雲を誘ったと人伝えに聞き、スクープの予感がするとわざわざここまでやってきたのだ


叢雲「ここに入るのも簡単じゃないわよ一体どうしたっていうのよ」


青葉「青葉のジャーナリズムとしてそれは答えられません!」


ジャーナリズムは関係ないわよと叢雲は呆れたように言う。叢雲が青葉に小言を言っているが無視をし千代田と千歳に自己紹介を済ませた
159 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/08/11(日) 23:42:12.40 ID:8nrWjm3b0
千歳「確かにジャーナリストさんの言うことは分かるわね。私生活がミステリアスな感じの提督とその秘書艦が高級ホテルに行くってことは怪しいわ」


千代田「私ならプロポーズでもされるかと思うわね」


青葉「そうなんですよ!そこのところはズバリどうなんですか?!」


グイイッと青葉は叢雲に近寄るがそれを右手で制し、彼女の顔を遠ざけた


叢雲「無いわよそんなの。このホテルへ来たのは私の休暇みたいなもの」


千歳「その反応を見る限りはそうみたいね」


千代田「残念だけどそうね」


叢雲「残念ってなによ。いっとくけど私は同情されるのがこの世で一番嫌いな行為だから」
  

千代田を睨み付けると千歳が謝罪し続いて千代田も頭を下げる。そして千歳が無理矢理上司引っ張る形で上司は戻っていった


提督「あれ青葉どうしてここに居るの?」


青葉「青葉のジャーナリ‥いだだだだ!!」


提督から見えない角度で青葉の臀部辺りを思いっきりツネる。これ以上なにも言うなという脅しのつもりだったがそれがうまくいったようで、青葉はそそくさと姿を消した


下2次の展開
160 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/11(日) 23:43:45.80 ID:JNQ7Wq2Ao
kskst
161 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/11(日) 23:51:08.86 ID:m3vYaC1i0
普通に朝食を終え鎮守府に帰還
162 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/08/12(月) 00:17:16.38 ID:6FoGw8P60
ホテルから帰り束の間の休息を終えた叢雲に待っていたのは仲間達の妙な視線だった

あの提督が叢雲を高級ディナーに誘い叢雲がそれを了承した。二人の付き合いが長いことを知っている艦娘やそれほど知らない艦娘までも、二人はやっと目に見えて特別な関係になるのだという思考を持ってしまったのだ


これに関しては青葉は関係していない。過去に煽るような記事を書き叢雲から鉄拳制裁を食らった過去はあるが今回は皆がそう思ったのだ

叢雲もこの違和感には気付いたが訂正するのも面倒だったのでそのままにしておいた。言い訳しても謙遜だと思われる可能性もあったのでこれは悪手ではないと判断したのだ


叢雲「ごく一部が勝手に誤解してるかと思ったけどほぼ全員が変なこと考えてるのね。これは青葉に記事を書かせるしかないわね」


普段は邪魔でしかない青葉を待ち望む日がくるとは予想できただろうか。妙な気持ちになりながら青葉の帰りを待つのであった


下2次の展開
163 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/12(月) 00:29:06.19 ID:6vqoDjIeo
ksk
164 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/12(月) 00:29:53.77 ID:P8jKZX0P0
提督と叢雲の件で提督LOVE勢が秘密の集会を開いているようです
165 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/12(月) 00:30:07.63 ID:lWNFAlO7o
青葉が帰ってくる前に任務につくことに。移植技術の研究のために深海棲艦生け捕り(生きていればよし)の任務が発令される
166 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/08/12(月) 00:54:52.41 ID:6FoGw8P60
K「これより臨時集会を初めマス。議題は勿論テイトクについてデス」


A「まだKsが居ないわよ」


S「霞ちゃんはまだ遠征から帰って来てないぴゅ〜ん」   


K「Sさん名前を出さないで下サイ!」


ここは鎮守府のどこかにある秘密の場所。ここでは提督に思いを寄せる艦娘達が密かに集まっているのだ

今日の議題は提督と叢雲がホテルで一泊してきたことについてということ。艦隊は二人を祝うムードだがそれに納得できないのが彼女達なのだ
167 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/08/12(月) 01:05:48.76 ID:6FoGw8P60
IK「どうしても納得できないの、提督に相応しいのは潜水艦だと思うの!」


A「理由はなによ」


IK「海の中なら髪の毛が薄くても気にならないの!」


A「クソ提督は人間なのよそんな長時間潜ってられないわよ」


K「提督に相応しいのは戦艦デーース!」 


集会といっても自分が提督に相応しいのだと言い合うだけでいつも終わってしまうのが普段なのだが今日は事情が違う。横道には逸れたがすぐに議題に戻り真剣に話し合う


A「やっぱりもらってるわよね指輪。叢雲だから右手の薬指にはめるのよね」


IK「妬ましいの‥!」


S「それならいい方法があるぴゅう〜」


K「なんですかSさん?」


S「その指輪を奪っちゃえばいいぴゃん♪」


部屋に沈黙が流れる。虫も殺さないような顔をしているこの子がそんなことを言うだなんて

乱暴ではあるがそれ以上の意見は出ず、結果叢雲の指輪を奪うという結論になった。叢雲という最大の障害のためなら彼女達は協力するのだ


下2次の展開
168 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/12(月) 01:15:34.79 ID:lWNFAlO7o
ksk
169 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/12(月) 01:16:16.45 ID:V2Fkg0F8O
奪取に成功
170 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/08/12(月) 01:31:14.22 ID:6FoGw8P60
酒匂「ぴゅうう〜〜指輪はどこかな〜」
 

酒匂は叢雲の部屋に侵入し机やクローゼットを漁っていた。指輪を盗むという役割は誰も立候補者が居なかったので、言い出しっぺの酒匂が担当することになったのだ


酒匂「叢雲ちゃんは出撃中で帰ってこないからゆっくり探せるし、隅々までチェックしよう!」


部屋に入り暫く経ち、ついに指輪を見つけた。お洒落で身に付けるような指輪で無いことは見ただけで分かる


酒匂「これが無くなれば叢雲ちゃんは司令のものじゃなくなるもんね!」


酒匂は力を込めて指輪を握る。


酒匂「これで司令は皆のもの!作戦は完了したし金剛さんに報告しないと♪」


意気揚々と叢雲の部屋から出て行く。その表情はとても爽やかで綺麗な笑顔だった


下2次の展開
171 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/12(月) 02:47:47.05 ID:/vM3H+9uo
すぐにバレてオシオキされる
172 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/12(月) 02:54:36.16 ID:eg+AlYeKO
部屋から出たところでばったり提督と鉢合わせ
173 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/08/12(月) 13:54:17.35 ID:0PHNU1CAO
提督「叢雲の部屋に何か用事でもあった?」


ぴゃあああ〜〜っと酒匂は悲鳴をあげる。叢雲の部屋を出ると提督と鉢合わせしてしまったのだ。他の誰かなら言い訳もできたのだが提督だとそうもいかない。酒匂は頭の回る方なのだが状況が最悪過ぎてなにも口から出てこない


提督「叢雲は出撃中だから着替えが必要とかじゃないよね。何の用事があったのかな」


提督は優しく声をかけるがそれが酒匂にとっては追い込まれているように感じる。普段通りの笑顔のはずなのに恐怖を感じていた
  

提督「えっと、酒匂?」


酒匂はなにも答えられない。口を開けば全てをさらけ出すことになってしまうからだ


下2次の展開
174 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/12(月) 13:57:22.73 ID:jqWpbVYBo
kskst
175 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/12(月) 14:00:12.31 ID:XbXRxH1Jo
悪気なく良い子だとか信頼してるとか良心をめった刺しにする言葉をかけて提督はその場を離れようとする
176 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/08/12(月) 14:48:10.12 ID:0PHNU1CAO
提督「なにをしようとしてたのかは分からないけどきっと叢雲の為にしてくれたことだよね」


提督は笑顔で酒匂に話しかける。その笑みが彼女を追い詰めているとは知るはずがない


提督「酒匂のことは信頼してるからね。遠征や出撃であと一人軽巡洋艦が欲しいって時はいつもお世話になってるし」


提督の言葉が突き刺さる。槍のように深く深く刺さる


提督「皆が酒匂みたいにいい子だったらいいのに、なんてたまに思っちゃうんだ。君は軽巡のお手本みたいな存在だからさ」


また槍が酒匂に刺さる。提督には悪意が無いので相手を傷付けているとは知るはずもない

言葉にトゲがあるのなら受け取る方も耐えられる。しかしトゲの無い言葉は相手に深く深く突き刺さるのだ
177 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/08/12(月) 14:57:36.44 ID:0PHNU1CAO
提督「もうすぐ叢雲が帰ってくるから後はお願いね」


酒匂「司令ッ!!」


普段の彼女からは考えられない大声。何事かと思っていると酒匂はゆっくりと右手を差し出した


酒匂「こ、れ。ゴメン、なさい‥」 


ゆっくりと手を開くとそこには金属片があった。ネジにしてはおかしいしナットの一部か何かだろうか

提督が思考を巡らせていると酒匂が泣きそうな顔になりながら口を開いた


酒匂「叢雲、ちゃんの指輪。潰し、ました‥ごめんなさい」


酒匂の手は震えていた。故意で指輪を潰したことを懺悔することなどするつもりはなかったのに


下2次の展開
178 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/12(月) 15:04:19.41 ID:reDR+6c4O
どうしてそうしたのかはあえて聞かないけど叢雲には謝っておこうかと言う提督
それは叢雲が始めて自分で買ったお気に入りらしいからと
179 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/12(月) 16:12:40.38 ID:bi+pX+ABo
>>178
180 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/08/12(月) 16:30:40.96 ID:6FoGw8P60
提督「どうしてそうしたのかはあえて聞かないけど叢雲にはちゃんと謝っておこうね。それは叢雲が自分で買ったお気に入りらしいから」


え、と驚いた声をあげる。この指輪は提督からの贈り物ではなかった?

あんなに大事そうにしまっていたのにただの指輪だった?提督の表情を見ると嘘は言っていないようだ。なら私はただ私物を壊しただけなの?酒匂は言葉を発することができなった


提督「こっちからもフォローはしておくけど、自分で謝ることが大切だからね」


そう言うと提督は立ち去っていった。酒匂がどういう目的で指輪を壊したのかは最後まで知ることは無くこの場を去ってしまったのだ

下を向く酒匂の表情は誰にも見えない。悲しんでいるのか笑っていたのかは誰も知ることはできなかった
181 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/12(月) 16:30:57.59 ID:eSfF44ntO
ポッケナイナイしちゃうだけかと思いきや、指輪潰しちゃったのかww
こりゃ大目玉やでぇww
182 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/08/12(月) 16:38:08.65 ID:6FoGw8P60
叢雲「あいつから話は聞いてるけどちゃんと説明してもらおうかしら」
 

出撃から帰ってきた叢雲が酒匂に詰め寄る。提督からは酒匂が誤って私物を壊したと聞いていたが、鍵をかけている自室に忍び込まない限りそんなことはできないのだ


叢雲「なにが目的なのかはっきり言いなさい。正直に言えば許してあげないこともないわ」  


叢雲は酒匂の行動は自身への嫌がらせの一種だと思っていた。町へ出れば変な目で見られることも多かったし、傷付く言葉も何度も言われてきた

そういう時叢雲は本当ならやってはいけないが暴力で解決したこともある。叢雲の加虐性はそうやって高まってしまった部分もある


叢雲「どうしたのよ早く何か言いなさい。いつまでも黙ってるならサンドバッグになるだけよ」 


叢雲の眼が紅く光る。彼女は怒る寸前まできている


下2次の展開
183 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/12(月) 16:45:30.65 ID:eSfF44ntO
恐る恐るなだめようとする吹雪型の面々。しかしうまくいかない。見かねた提督が程よく酒匂をフォロー。はたして叢雲の反応は...
184 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/12(月) 17:02:43.05 ID:XbXRxH1Jo
罪悪感からゲロってしまう酒匂
185 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/08/12(月) 17:15:37.54 ID:sb+M1Q28O
酒匂「ごめんなさい‥全て白状します」


酒匂は全てを打ち明けた。叢雲の部屋に忍び込み指輪を見つけたこと。提督から贈られたであろうその指輪を故意で破壊したことも全て話した


その話を聞いて叢雲は何も答えない。返事も返ってこない中酒匂の話は続く

提督と叢雲のホテルでの一見はプロポーズであったことは想像できる。その指輪を叢雲が受け取っていたのでどういう返事をしたのかもわかると

私はそれに納得ができなかった。自分の方が司令を愛しているし相応しいと思うとまで言い切った

それがどういうことを意味しているのかは言葉にしなくても理解はできる。叢雲と結婚するということはその面倒を生涯みる羽目になるのだ

司令には苦労をさせたくない、私が支えるんだ!酒匂は叢雲に向かい叫ぶ
186 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/08/12(月) 17:18:59.60 ID:sb+M1Q28O
酒匂「叢雲と司令を繋ぐものはもう無いの。ほらこれ!」


酒匂は粉々になった指輪を見せる。それは提督から贈られたものではなかったが酒匂はその事実を知らない


酒匂「これで勝ったと思わないで司令は私のもの!」


ぴゅうううっと鳴き声のような威嚇のような声を出す。そんな酒匂に向かって叢雲は口を開いた


下2叢雲のセリフ
187 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/12(月) 17:49:27.70 ID:XbXRxH1Jo
ksk
188 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/12(月) 18:28:09.84 ID:CSNpcrIhO
「はあ?あいつから指輪なんて貰ったことないけど?」
189 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/08/12(月) 19:23:35.97 ID:6FoGw8P60
叢雲「はあ?あいつから指輪なんて貰ったことないけど?」


酒匂「ぴゃあああ?!」


叢雲「あんたも誤解してるうちの一人ってわけね。ちょうどいいから説明しておくわ」


青葉、どうせ聞いてるんでしょ!と叢雲が大声を出すと物陰から恐縮です〜と青葉が姿を現す

同じ説明を何度も繰り返すのが鬱陶しいので青葉に記事を書かせるつもりでいた。スクープの香りをかぎ分ける青葉ならこの場にいるはずだと推理はできたので呼びつけたのだ


青葉「ここからは対談インタビューという形にさせてもらいますね!」


叢雲「その代わり今の会話の録音データを渡しさない」


青葉「インタビューさせてもらえるのならそれに越したことはありませんからね!」


青葉は素直に酒匂との会話の録音データを渡した
190 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/08/12(月) 19:51:01.62 ID:6FoGw8P60
叢雲「あれはただの休暇だったのよ。いくらアンタでも理解できたわね?」    


酒匂「ぴゃあん‥」 


叢雲の説明は分かりやすく誰にでも理解できる内容だった。これを誤解することは不可能だろう


青葉「つまり酒匂さんの勘違いで叢雲さんの私物を壊したということですね!」


叢雲「大事にしまってあったのはブランド物だからよ。艦娘になる前に記念に買ったの」  


酒匂「弁償して返します‥‥」


叢雲「当たり前でしょ早く返しなさい」


酒匂が指輪を壊した件は弁償することで解決しそうだ


下2次の展開
191 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/12(月) 19:53:12.95 ID:XbXRxH1Jo
酒匂の盛大な告白はどうしよっか
192 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/12(月) 19:56:34.41 ID:gaDOXHruO
うえ
193 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/08/12(月) 20:23:22.52 ID:6FoGw8P60
青葉「あのぉところで酒匂さんの告白はどうしましょうか、記事にしても大丈夫ですか?」   


叢雲「どうせなら晒し者にしてやりましょう」


酒匂「ぴゃあん?!」


言い訳しようにも青葉の録音データは叢雲が持っている。否定すればするほど墓穴を掘ってしまうのだ


叢雲「あんなハゲのどこがいいのよ。これを機に普通の人間でも好きになりなさい」


酒匂「司令より素敵な人なんていないもん!」


酒匂が言い訳をすればするほど青葉の記事が厚くなる。自分でネタを提供しているとは知らずに酒匂は墓穴を掘り続ける
194 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/08/12(月) 20:36:36.23 ID:6FoGw8P60
叢雲「しょうがないわね、酒匂手を出しなさい」    


酒匂「ぴゃ?」


叢雲「アンタと握手してる所の写真を青葉に撮らせるのよ。わかってるわね青葉」


青葉「青葉にお任せ下さい!」


酒匂とは和解したという記事を書かせる為に握手をしている場面を写真に撮らせる。しかし叢雲が出した手は右手ではなく義手艤装の左手であった


パシャパシャと青葉のカメラが音をたてる。はじめはぎこちない笑顔を浮かべていた酒匂だがその顔は時間が経つに連れて歪んでくる


酒匂「叢雲、ちゃ‥‥ん!!」 


叢雲「人のものを壊しておいて罰がないのはどうかと思わない?」


ギシッ、ペキペキと嫌な音が響く。酒匂は手を離そうにも叢雲は離そうとしない


叢雲「これに懲りたら二度とこんなことはしないことね。次は首をへし折るから」   


言葉にならない悲鳴をあげる酒匂。叢雲は酒匂の左手が変色してもその手を離すことはなかった


下2次の展開
195 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/12(月) 22:23:20.33 ID:/SEUDgtOO
酒匂の左手は骨なんか元々無かったかのように粉々になり潰れていた
196 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/12(月) 22:26:38.27 ID:UN9cnJYeO
悲鳴を上げて手を見たが実は何ともなかった
叢曇「残念だったわね、トリックよ。本当に次はないからね」
197 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/08/12(月) 23:00:24.51 ID:6FoGw8P60
あああぁっ!という悲鳴をあげ酒匂は倒れ込む。手の感覚は無くなっており直感で潰されたと思い恐る恐る自身の左手を見る


酒匂「え、ある?」


叢雲「冗談よ感覚が無くなったのはただのトリック」


ついでに音もそうよと叢雲は青葉を指差す。そちらを向くと青葉が再生機のようなものを持って微笑んでいた


青葉「叢雲さんお役に立てましたか?」


叢雲「十分やってくれたわ。酒匂、次はないわよ」


酒匂を睨につけると青葉と共に立ち去る。残された酒匂はその場にへたり込むことしかできなかった
198 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/08/12(月) 23:23:54.89 ID:6FoGw8P60
青葉「記事は青葉にお任せ下さい!」


叢雲「私が細かく説明しなくていいような見やすい記事にしなさいよ」

恐縮です!と返事変わりに言ったあと青葉は自室に戻っていく。さっそく記事を書くのだろう


叢雲「顔がいいのは認めるけどあいつはハゲよ。魅力なんてどこにあるのかしら」


叢雲は愚痴りながら執務室に向かう。秘書艦としての仕事が待っているのだ


下2次の展開
199 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/12(月) 23:33:26.32 ID:bi+pX+ABo
酒匂の報告と反省を聞く提督LOVE艦会
200 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/12(月) 23:33:41.11 ID:P8jKZX0P0
提督の欧州出張が決まる
201 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/12(月) 23:34:06.96 ID:HjxeLWce0
工廠大爆発
202 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/08/12(月) 23:44:05.76 ID:6FoGw8P60
叢雲「出張なんて珍しいわね」


叢雲が手に取った指令書には提督が出張する旨の内容が書いてある


提督「パスポートも取ってこないといけないね。暫く忙しくなるかあ」


叢雲「パスポート?」


提督が変な事を言うので資料をもう一度確認してみると、出先は欧州となっていた


叢雲「あ、アンタねえ!」


提督「大丈夫だよお土産は買ってくるから」


違うでしょ!!と叢雲の絶叫が執務室に響いた
203 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/08/12(月) 23:50:43.21 ID:6FoGw8P60
叢雲「欧州なんかに出張って飛ばされる寸前じゃないのよ!」


提督「そうなの?!」


叢雲「そうだからアンタに言ってんでしょ!」


鎮守府は日本各地にあるが海外となるとその数は少ない。日本から海外の鎮守府へと赴任ということは左遷や降格を意味するのだ


叢雲「何をやらかしたのよ正直に言いなさい!」


提督「やらかすどころかむしろ褒められたでしょ。報酬金も貰ったよね?」


叢雲「じゃあなんでこんな事になってるのよ!」


叢雲の叫び声は暫くの間鎮守府内に響き渡っていた


下2次の展開
204 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/13(火) 00:16:47.84 ID:awuK9yfho
ksk
205 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/13(火) 00:17:06.08 ID:hE51HpXoO
ぴゃああああ!叢雲さんと一緒についていくことになっちゃった
206 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/08/13(火) 00:27:04.09 ID:yFACI0Es0
酒匂「ぴゃああああああ?!」


鎮守府内に貼られている命令書を読んだ酒匂は叫ぶ。そこには自分の名前が書いてあるのだがその内容に驚いたのだ


酒匂「なんであたしが司令と叢雲ちゃんと出張なの!」


叢雲とはあんな事があったばかりなのになぜ自分が選ばれたのか。その理由が分からず酒匂は叫ぶことしかできない


酒匂「なんで、なんで!ぴゃあああああん!」


叢雲「こんな所で叫ばれるとうるさいんだけど」 


酒匂「うびゃああああ〜〜!!」


この日一番の悲鳴が廊下に響いた
207 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/08/13(火) 00:35:04.69 ID:yFACI0Es0
叢雲「アンタは人付き合いもいいし成績も悪くない。秘書艦の他に軽巡洋艦が必要な出張なら司令官が選んでも当然なのよ」


酒匂「はい‥」 


正座をしながら返事をする酒匂。提督の出張には軽巡が必要だったのだがこの鎮守府の軽巡洋艦は少々癖のある艦娘が多い

そんな中提督から見てみれば酒匂は信用できる艦娘なのだ。彼女が提督に思いを寄せ暴走することは全く知らない。だから出張の艦娘に選んでしまったのだ


叢雲「アイツはこの出張を機にアンタと私を仲直りさせようとしてるのよ。そっちが本命の理由かもしれないわね」


酒匂「ぴゃあ‥」 


叢雲「一度言ったから分かると思うけど変なことしたらどうなるか分かるわね?」


酒匂の喉を左手で掴む。酒匂は半泣きになりながら頷いた
 

下2次の展開
208 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/13(火) 01:06:55.88 ID:e91D8q13o
出張の準備をする酒匂と阿賀野型の会話
209 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/13(火) 01:07:18.87 ID:ruLCTZkcO
案内役のポーラを連れて提督達は旅立った
210 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/08/13(火) 01:18:13.18 ID:yFACI0Es0
ポーラ「どうもこんにちわ〜〜私が案内させてもらいますね〜」


出張先からやってきた巡洋艦のポーラが先導してくれるという。確かに艦娘が護衛してくれるなら飛行機で行くよりは早く着きそうだ


叢雲「海域の安全は保証されてるんでしょうね」


ポーラ「えへへ〜〜大丈夫ですよ〜」


酒匂「本当に大丈夫かな?なんかお酒臭い気がするけど」 


叢雲「いざとなったら司令官を連れて逃げるわよ。アイツが乗ってる高速艇から離れないで」


息がお酒臭くなるほど飲んでしまっている艦娘に先導されながら提督達は欧州へ旅立って行った


下2次の展開


今日はここまで。改善点とかこうしたら面白いだとかあれば教えて
211 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/13(火) 01:40:40.18 ID:awuK9yfho

ポーラは薄毛をどう思うかなんて話
212 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/13(火) 01:41:27.73 ID:xEnAxqkpo
欧州に到着したそこで待っていたのはハゲ紳士達だった
213 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/13(火) 08:34:14.57 ID:zgdj22bwO
うわあこれは一毛の隙もない紳士たちによる
けが無く今後も頑張るための会合ですねえ
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