【まどマギ】杏子「スーパーマミオシスターズ」マミ「イッツミー!マーミオ!」

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1 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/07/22(月) 20:34:25.86 ID:PH6zCpPB0
崩壊した見滝原


クリームヒルト「」ズゴゴゴゴゴッ

オクタヴィア「ヴォオオオオオオオオオッ!」

オフィーリア「ガアアアアアアアアッ!」

キャンデロロ「イヒヒヒヒヒヒヒヒッ!」

QB「見事なまでに全滅だね」

ほむら「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ッ゛!」腕ダンッ!

ほむら(何度繰り返してもこうなる!こうなってしまう!どう足掻いてもこうなっちゃう!)

ほむら(まどかを契約させない為に友人として近づきつつ事前に真実を話し、美樹さやかには『ゾンビとかどうでも良いから上条恭介と交際しなさい』と言って強引に告白させ……)

ほむら(巴マミには真実を隠しながらお世辞でまくしたてて良好な関係を維持し、佐倉杏子とはいつも通り共闘してもらう約束を結んだというのに……!)

ほむら(私達が一向にワルプルに勝てないもんだから、痺れを切らしたまどかが契約した結果がこれ!親の顔より見た光景!)

ほむら(どいつもこいつもまどか☆魔女化を見た瞬間に絶望して魔女になるなんて!隠してた私にも非はあるけど貴女達もうちょっと強い心を持ちなさいよ!)

ほむら(私なんてもはや数千回以上ループしてるのよ!?それに比べたらこの程度なんて絶望の内に入らないじゃない!)

QB「鹿目まどかだけでも黒字なのに、まさか残り三人まで魔女になってしまうとはね。君の無能さのお陰で僕達はウハウハだよ」

ほむら「黙れ淫獣ッ!!」ドガッ!

QB「ぶへっ!?」

ほむら「もう嫌!気が遠くなるほど前の時間軸でまどかと約束したとはいえ、流石の私も挫けそう!でも私まで魔女化したらまどかとやり直せなくなるからそれだけはダメ!」ゲシゲシ

QB「ちょっげふっほむら蹴らないで煽って悪かぐふっ」

クリームヒルト達「「「「オオオオォォォォ……!」」」」

ほむら「うっさい!!貴女達のせいで何もかもが台無しよ!!後少しで全員生存ハッピーエンドを迎えられるとこだったのに!!」ギロッ

クリームヒルト達「「「「!?」」」」

ほむら「どうして最後はいつもこうなるのよ!?貴女達、私の気持ちを考えたことがある!?思い通りにならず失敗し続ける地獄を味わう気持ちが分かる!?分からないでしょうねぇ!?」

クリームヒルト達「「「「ゥ゛……」」」」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1563795265
2 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/07/22(月) 20:35:33.29 ID:PH6zCpPB0
ほむら「はぁはぁ……」

クリームヒルト「………」

オクタヴィア「………」

オフィーリア「………」

キャンデロロ「………」

QB「落ち着いたかい?」

ほむら「誰のせいだと思ってるのよ……」

QB「そりゃもちろんワルプルギスの夜だよ?僕らは『直接的には』何もしていないからね」

ほむら「………」銃ズドンッ!

QB「ぐはっ!?」ビチャッ

ほむら「………」盾グイッ

ほむら(数少ない好条件の時間軸だったのに、また無駄にして遡るのね……いつになったらこの無限の迷宮から抜け出せるのかしら)

ほむら(それだけじゃない。最初はまどかにだけ因果が絡み付いていたけれど、私が繰り返しまくったせいでまどか以外の魔法少女や魔女まで強化されていく始末)

ほむら(なのに私だけ強化されないまま。つまり強くてニューゲームならぬ弱くてニューゲーム。一撃食らったらアウトのオワタ式)

ほむら(クソゲーってレベルじゃないわよ全く!でも途中で投げ出す訳にもいかないし……はぁ……)

クリームヒルト「………」チラッ

オクタヴィア・オフィーリア・キャンデロロ「「「………」」」コクッ

クリームヒルト達「「「「………」」」」クルッ

ほむら「……何よ。私は今からこの世界を捨てて新たな時間軸に行くんだけど。暴れたいなら好きなだけ暴れなさい。誰も止めないわ」

クリームヒルト達「「「「……!」」」」ズイッ

ほむら「えっ、ちょ、こっち来た!?流石に魔力カツカツの状態で襲われたらひとたまりもないし、とっとと時間遡行を……」盾ガシャッ

クリームヒルト達「「「「……アアアアアッ!」」」」バキィッ!

ほむら「ぐっ!?」

ほむら(た、盾を殴られた!?いけない、もう魔法が発動するのに!?今ので盾が壊れていたら、遡行に失敗して――――)カッ






キュイイイイイイイイイイイィィィィィィィィィン……!
3 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/07/22(月) 20:36:24.20 ID:+hJUoYX80
面白そう
4 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/07/22(月) 20:37:20.67 ID:PH6zCpPB0
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

ゲーム屋の前


まだ契約する前のマミ「ねぇねぇマリオ買ってよぉ〜!」グイグイ

マミパパ「我儘言っちゃ駄目!」

マミママ「ゲームなんてしていると頭も目も悪くなるのよ?」

マミ「むぅぅ……!パパとママの馬鹿ぁっ!」ダッ

マミパパ「あっ!?」

マミママ「コラ!待ちなさい!」

マミ「うわーーーーーん!」タタタッ

QB(むっ?若くて素質のある生贄ゲフンゲフン少女の臭いが!あっちだ!)ダッ!





マミ「ぐすっ……パパもママも大嫌い……」グスグス

QB「どうしたんだい?」ヒョコッ

マミ「……何これ?喋るお人形さん?」

QB(第二次成長期ピッタリじゃないか!今日の僕はついてるなぁ!何としても契約しなきゃ!)

QB「人形じゃないよ。僕はキュゥべえ!僕と契約して魔法少女になってくれたら、どんな願いでも1つだけ叶えてあげるよ!」

マミ「ほんとに?どんなお願いでも?」

QB「もちろんさ!」

マミ「じゃあ私、マリオのゲームが欲しい!」

QB「OK!契約は成立だ!君の願いはエントロピーを凌駕した!さぁ解き放ってごらん?君の力を!」

マミ「うぅっ、ああぁぁぁっ!」ピカッ!

帽子とオーバーオール姿のマミ「グッチョイス!」ポンッ!

QB「は?」

帽子とオーバーオール姿のマミ「イェーイ!ハッハッハー!」

QB(いや服装についてはこの際どうでも良い。問題はソウルジェムだ!確かに実体化させたはずなのに、どうして目の前に現れないんだ!?)

QB「……ん?」チラッ

スーパーマミ「イッツミー!マーミオ!」

スーパーマリオブラザーズ地上BGM『テレッテッテレッテッ♪テン♪テッテッテ♪テッテッテレ……』

『マミ×5』『LIFE:3』『SP:100』

QB(彼女の頭上に謎の顔マークと数字、それに丸い形の青いメーターが……これは一体……しかも頭の中によく分からない音楽が流れてくるし……)
5 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/07/22(月) 20:38:35.13 ID:PH6zCpPB0
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇


マミ「♪」DSティロティロ

マミパパ「あ、ありのまま、今起こった事を話す……!」

マミママ「私達は娘にゲームを買わないと言っていたと思ったら、いつの間にか娘がゲームを楽しんでいた」

マミパパ「何を言ってるのか分からないと思うが、僕も何をされたのか分からなかった……頭がどうにかなりそうだった……!」

マミママ「催眠術だとか超スピードだとか、そんなチャチなもんじゃあ断じて無いわ……」

QB(そりゃそうさ。魔法だからね)キリッ

マミ両親「「もっと恐ろしいものの片鱗を味わったよ……」」

QB(え?僕がどうしてマミの車の中にいるかだって?もちろんついて来たからさ。契約直後の少女を放っておいて即死されたら困るからね)

QB(契約直後の魔法少女の死亡率は9割を超えるし、流石に魔女化する前に死なれると色々な意味で不都合だ)

マミパパ「それにしても本当に不思議だったなぁ。まさかマミが万引きするとは思えないし……」

マミママ「ちゃんとレシートもあったし財布の中のお金も消えていたということは、やっぱり私達が買ってあげたのよね……」

マミ「あ〜っ!またやられちゃった……」

QB(……ん?前からトラックが迫って来ているけど、マミの両親は気づいていないみたいだね。これは避難しておいた方が良いかな?)シュンッ

マミパパ「いや〜僕達この歳でボケてきちゃったのかなぁ?wwww」

マミママ「まさかぁwwww私この前脳年齢計ったらまだ20代前半って結果が出t」

ガシャアアアアアアアアアアアアアアアアアンッ!

QB「………」シュタッ

QB(君達はいつもそうだ。わき見運転は良くないと教わってきたはずなのに、数多くの人間が同じ過ちを繰り返す)

QB(これじゃ免許を取った意味が無いじゃないか。訳が分からないよ)
6 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/07/22(月) 20:40:14.13 ID:PH6zCpPB0
車 グシャァッ

マミパパ「」チーン

マミママ「」チーン

QB(返事が無い。ただの屍のようだ)

「うぅ……」

QB「おや、マミは無事だったみたいだね」

「きゅ、キュゥべえ?今、何が起こって……」

QB「どうやら事故に巻き込まれたようだね。見てごらん?君の両親が車に挟まれて無残なことになっているよ?」

「えっ?嫌ああああああっ!?パパーーーー!?ママーーーー!?」

QB「それより不思議なのは君の方だよ、マミ」

「パパとママがぁ!?やだぁ、死なないでぇ……!」

QB「魔法少女である以上、身体が頑丈なのは理解していたが……君には傷一つ見当たらない。それどころか……」

ちびマミ「うわああああああああん!」

QB「どうして体が縮んでいるんだい?今の君は変身していないのだから、魔法は使っていないはずなのに」

ちびマミ「魔法……そうだ!魔法でパパとママを助けてあげれば!」ピカッ!

ちびマミ「ワッフー!」ポンッ!

スーパーマリオブラザーズ3地上BGM『テッテレッテン♪テテッテン♪テレッ♪テッテテン♪テテッテッテン……』

QB「確かに魔力を使えば傷ついた者の治癒は可能だけど、既に絶命した者の蘇生は不可能だよ」

ちびマミ「え〜っと、確かアイテム袋の中に……あった!」ゴソゴソ

※アイテム袋 初出:マリオパーティ3
原作ではショップで購入し、最大で三個までアイテムを入手することが出来る。出現するアイテムはランダムに決まる。
マミの基本魔法であり、魔力を消費して全マリオシリーズのアイテムを取り出せる。ただし強力なアイテムほど魔力を多く消費する。

QB「僕の話を聞いているかい?」

ちびマミ「えいっ!」グイグイッ

QB(死体となった両親の口に緑色のキノコを突っ込んでいるけど、そんなことで死者が蘇る訳がn)

1UP パラリララリ♪ 1UP パラリララリ♪

マミ両親「「うおおおおおおおお目の前にトラックがああああああああああ……ってあれ?」」ガバァッ

QB「」

ちびマミ「やった!パパとママが生き返った!」ピョーン!ピョーン!

※1UPキノコ 初出:スーパーマリオブラザーズ
言わずもがな、残り人数を一人増やすことが出来るアイテム。『マリオ&ルイージRPG』シリーズでは、倒れた仲間をHP半分の状態で復活させる。
魔力消費量は多いものの、死亡した者を蘇生させることが出来る。魔法少女の場合は肉体の傷と魔力量(ソウルジェムの穢れ)を半分回復して蘇生させる。

マミパパ「どうやら事故は免れ……うわああああああああああ!?僕の愛車があああああああああああああ!?」

マミママ「ちょっとおおおおおおおおおお!?これまだローン残ってるのにいいいいいいいいいいいいいい!?」

QB「」
7 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/07/22(月) 20:41:46.26 ID:PH6zCpPB0
マミ両親「「車が……ローンが……」」ズーン

ちびマミ「もうっ!命が助かったんだから車くらい我慢してよ!」

QB(いやいやちょっと待ってくれ!?そんな簡単に死者を蘇らせるだなんて訳が分からないというレベルを超えているじゃないか!?)

QB(それこそ他者を蘇らせる願いを叶えないと到底実現不可能なはずだ!それをマミはあろうことか緑色のキノコを食べさせるだけで!?)

マミパパ「いやまぁ確かにそうなんだけど、この後が色々大変なんだよ……」

マミママ「事故が起きたら警察に連絡しなきゃいけないし、場合によってはどっちが悪いかで裁判沙汰に……あぁもう憂鬱……」

QB(そして自分達の死より今後の予定を心配する辺り、この二人は中々図太い精神のようだね。ある意味マミの死者蘇生と同じくらい非常識な存在だよ)

ちびマミ「全く、仕方ないなぁ。だったら事故が起こる前に戻してあげる!」ゴソゴソ

マミ両親「「へ?マミ、一体何を言って……」」

QB(戻す?まさか君は死者蘇生だけでなく時間をも操ると言うのかい?流石にそれは)

ちびマミ「えいっ!」カチッ

ギュルルルルル……!

ちびマミ「ほら!これで私達が車に乗る前まで戻ったよ!パパ、今度は違う道から帰ってね?でないとまたトラックにぶつかっちゃうから!」

マミパパ「」

マミママ「」

QB「」

※リトライクロック 初出:マリオ&ルイージRPG3!!!
原作では全滅した際に時間を巻き戻してバトルをやり直すことが出来るアイテム。更にHP等は全回復、既に消費したアイテムも元通りとなる。
ほむらの時間遡行魔法とは違い、この時間軸のまま(平行世界に移動することなく無く)時を巻き戻すことが出来る。ただし魔力消費量は多め。

マミパパ「こ、これは一体……!?」

マミママ「どうなってるの……!?」

QB(そんなのこっちが聞きたいよ。というか時間を巻き戻すならわざわざ蘇生する必要無かったよね?)
8 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/07/22(月) 20:44:03.15 ID:PH6zCpPB0
ちびマミ「えへへっ♪実は私ね?マリオのゲームを貰う代わりに魔法少女にしてもらったの!」

マミ両親「「魔法少女?」」

ちびマミ「うんっ!そこにいるキュゥべえのお陰!」

QB「………」

マミ両親「「……誰もいないけど?」」

ちびマミ「えっ?そこにいるでしょ?」

QB「……マミ。僕のことは魔法少女の素質が……魔法少女になれる少女でないと見えないんだ」

ちびマミ「そうなの?残念……」

マミパパ「いや、実際にこうして時間を巻き戻してる以上、マミの言うことは信じるけど……」

マミママ「さっきから気になってたんだけど、マミが何故かオーバーオール姿で背が小さくなってるのも魔法のせいなの?」

マミ両親((それにさっきから聞き覚えのある音楽が頭の中で流れ続けてるし))

ちびマミ(小さく……あっ!ひょっとして、さっきの事故でダメージを受けて体が小さくなっちゃったのかも!早く大きくならないとミスになっちゃう!)ゴソゴソ

ちびマミ「待ってて!すぐ元に戻るから!」モグモグ

QB(今度は赤いキノコを取り出して食べている。何をする気だい?)

スーパーマミ「フッフー!」デュワデュワデュワ♪

QB「」

マミ両親「「マミが服ごと大きくなった!?」」

※スーパーキノコ 初出:スーパーマリオブラザーズ
言わずもがな、体が少し巨大化するアイテム。『スーパーマリオ64DS』では巨大化して無敵になれるアイテムとして登場している。
マミは魔法少女変身時はライフ(3D)制だが通常時はダメージ(2D)制なので、強い一撃を受けるとちび状態になってしまう。
よってこのアイテムで元の大きさに戻る必要がある。

QB「………」

QB(彼女の魔法少女としての素質は確かに高い。だが彼女が使う魔法は僕らの常識を覆し過ぎていないか?)

QB(いくら魔法少女が常識にとらわれない存在だとしても、これは流石に感情が無い僕らでも驚愕するよ)
9 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/07/22(月) 20:45:55.47 ID:PH6zCpPB0
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

魔女の結界前


QB「ここから先は魔女の結界だ!気をつけて!」

マミ「う、うん!まずは変身しないと……!」ピカッ!

スーパーマミ「レッツゴー!」ポンッ!

スーパーマリオブラザーズ城BGM『テテテテテテテテ♪テテテテテテテテ……』

QB(相変わらず魔法少女の魔の字も無い姿だね)

スーパーマミ「この中には魔女や使い魔がいるのよね?怖いなぁ……」ビクビク

QB「だけどそいつらと戦うのが魔法少女の使命だよ?そこは頑張ってもらわないとね」

QB(でないと魔女化した時のエネルギーを回収出来ないじゃないか)

スーパーマミ「………」ゴソゴソ

QB「ん?マミ、何を取り出しているんだい?」

スーパーマミ「えっと、魔女がいる結界なら魔女を倒せば使い魔も消えてなくなっちゃうのよね?魔女さえ倒せば良いんだよね?」

QB「え?うん、そうだけど。ただ、魔女の場所まで辿り着くのは大変だよ?途中でどうしても使い魔が襲って来るし」

スーパーマミ「だったらこれで一気に駆け抜けるっ!」デュワデュワデュワ♪

無敵マミオ「アーラホラーヒッフ!」キラキラ

無敵BGM『だんだんなんか簡単になったん♪だんだんなんか簡単になったん♪』

QB「!?」

QB(マミが虹色に輝き出した!?)

※スーパースター 初出:スーパーマリオブラザーズ
言わずもがな、一定時間無敵状態になれるアイテム。更に移動速度や身体能力も上昇し、敵を八体以上倒すと1UPする。
魔力消費は多いが非常に強力なアイテムの一つで、あらゆる攻撃やダメージを無効にし、触れただけで敵を倒す。

無敵マミ「イーーヤヒーーーーーーン!」ドビューン!

QB「ま、マミ!?待ってくれ!僕を置いて行かないで!」
10 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/07/22(月) 20:48:03.49 ID:PH6zCpPB0
無敵マミ「いっけーーーーーーーー!」シュタタタタタッ!

使い魔達「グワッ!?オゴッ!?ブベッ!?」ポコッポコッポコッポコッ

QB(うわすげぇ。マミにぶつかった使い魔達が一撃で消滅していく。何だこれ)

無敵マミ「ワッハーーーーーーーー!」シュタタタタタッ!

使い魔達「ンゲッ!?ガフッ!?アガッ!?」ポコッポコッポコッ 1UP パラリララリ♪ 1UP パラリララリ♪ 1UP パラリララリ♪ 

『マミ×10』

QB(しかも頭上の数字がどんどん増えていく。この数字が何を意味するかは分からないけど)

デュンデュンデュン♪

スーパーマミ「あっ、元に戻っちゃった……」

QB「凄いよマミ!あっという間に最深部だ!」

スーパーマミ「え?ヒィッ!?」ビクッ

魔女「オオオオォォォォ……」

スーパーマリオブラザーズ3ブンブン戦BGM『テレレレーン♪テテレテレッテレッテッテレレ……』

スーパーマミ「やだぁ!?怖いぃっ!?」ビクビク

QB(使い魔にとってはさっきまでの君の方が何倍も怖いと思うよマジで)

スーパーマミ「え、えっと、こういう時はアレで……あっ!?もうSPが残ってない!?」チラッ

『SP:10』

スーパーマミ「これじゃまたスターを出せない!どうしよう!?」

QB(なるほど、そういうことか。このSPという数字はソウルジェムの穢れを表していた訳だ。つまりマミは魔法を無駄遣いし、まんまと魔女化までの時間を早めてくれたんだね)

魔女「ウガアアアアアアアアアッ!」ゴォッ!

スーパーマミ「あぐぅっ!?」ドガッ!バタッ!

『LIFE:2』

QB「マミ!?大丈夫かい!?」

スーパーマミ「う、うん。何とか……」

スーパーマミ(……あんまり痛くない。それにライフが一つ減っただけ……うぅ、それなら……!)ゴソゴソ

ファイアマミ(どうせ残り人数はまだ余裕があるし、怖いけど攻撃しなきゃ!)デュワデュワデュワ♪

QB(今度は赤い花を取り出したと思ったら、両手に炎を纏いだした!)

※ファイアフラワー 初出:スーパーマリオブラザーズ
お馴染み、手からファイアボールを出すことが出来るようになるアイテム。
『スーパーマリオギャラクシー』シリーズでは、制限時間付きの変身アイテムとして登場。
11 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/07/22(月) 20:49:51.91 ID:PH6zCpPB0
ファイアマミ「ハッ!ホイッ!ハッ!ホイッ!」ブァッ!ブァッ!ブァッ!ブァッ!

QB(でも、そんな小さい炎の玉が魔女相手に効くはず……)

魔女「ヴォォォォォォォォォォッ!?」ボコッボコッボコッボコッ

QB(効いてるーーーーーーーーーーーーーーーーー!?)

ファイアマミ「よ、よしっ!この調子で……!」ブァッ!ブァッ!ブァッ!

魔女「グゥゥ……ッ!ウガアアアアアアアアアッ!」ゴォッ!

スーパーマミ「うぁっ!?」デュンデュンデュン♪

『LIFE:1』ブブッ!ブブッ!ブブッ!

スーパーマミ(あ……ライフメーターが真っ赤になってる……)ゼェゼェ

QB(おかしい。さっきまで元気だったマミが急激に衰弱している。それにうるさい警告音を鳴らすあの丸いメーター……まさかあれはマミの生命力を表しているのか?)

魔女「グオオオオオオオオオオオオッ!」ゴォッ!

スーパーマミ「うぐっ!?」テレレン♪

スーパーマミ「マンマミーア!」グルグルグル…

スーパーマリオブラザーズミスBGM『テテッテテテッテテテッテテン♪』MISS

QB(あっ、マミが縦に回転しながら地面に消えていった。そうか、今の攻撃で死んだのか……ちぇっ、どうせなら魔女になってから死んでくれれb)




















『マミ×9』

スーパーマミ「レッツゴー!」シュタッ!

QB「」
12 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/07/22(月) 20:51:13.72 ID:PH6zCpPB0
スーパーマミ「一回ミスしたお陰でライフもSPも元通り!今度は負けないから!」ゴソゴソ

QB(し、死んだはずのマミが急に復活して現れた!?一体どうなっているんだ彼女は!?こんなの人類と長らく一緒にいた僕らでさえ初めて見る現象だよ!?)

スーパーマミ「食らえーっ!」ポイッ!

ボムへい「ウェウェッウェウェーウェッウェウェ!」ヒュゥゥゥゥッ

魔女「ギャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!?」ドガァァァァンッ!

※ボムへい アイテムとしての初出:マリオカートダブルダッシュ!!
生きている爆弾。通常は敵キャラクターとして登場するが、『マリオカート』シリーズ等ではアイテムとして登場する。

QB「………」

スーパーマミ「キュゥべえ!どう!?」

QB「え?あ、う、うん!今の攻撃で魔女はかなり弱ったみたいだよ!」

魔女「ウゥ……」

スーパーマミ「よーし!とどめを……」

魔女「ウァァ……」

スーパーマミ「………」

QB「どうしたの?早くとどめを刺さないと!」

スーパーマミ「いや、その……何だかあの魔女、すっごく悲しんでるような気がして……」

QB「何を言っているんだ!早く攻撃を!」

QB(また無駄死されたらたまったもんじゃない!)

スーパーマミ(……これって、アイテム以外の魔法や技は使えるのかな?試しに……えいっ!)カッ

魔女『……もうやだぁ』

スーパーマミ(あ……やった!魔女の心の声が聞こえる!)

※何考えてるの 初出:スーパーマリオRPG
原作に登場する味方キャラクター、マロのスペシャル技。使用すると相手のHPが分かる他、思考を覗き見ることが出来る。

魔女『魔法少女が魔女になる事実に絶望しちゃって、我を忘れて人々を奈落の底に叩き落してきたけど……もうそんな日々を過ごすのは嫌……!』

スーパーマミ「……え?魔法少女が絶望して魔女に?」

QB「……!?」

QB『い、今、彼女は何と言ったんだ!?』

スーパーマミ(QBの心の声も聞こえて……)チラッ

QB『どういうことだ?どうして僕らがワザと黙っていた魔女の真相をマミが知っているんだ!?まさか今のアイテムで魔法少女が魔女になることを……いやいやそれは……』

スーパーマミ「」
13 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/07/22(月) 20:53:00.91 ID:PH6zCpPB0
スーパーマミ「………」

QB「……マミ!早く魔女にとどめを!」

スーパーマミ「ねぇ、キュゥべえ。魔法少女が魔女になるって、本当なの?」

QB「」

魔女『あれ?あの子、真実を知ってたんだ……それとも途中で気がついたのかな……でも、さっきまで容赦なく私に攻撃してきたし……』

スーパーマミ「答えてくれないかな?」

QB「……ひ、否定するほど間違ってはいないね」

QB(やっぱりバレてるーーーーーーーーー!?今の状況じゃ明らかにバレる要素無かったじゃないか!?)

スーパーマミ「そっかぁ。私、絶望したらあんな気持ち悪い姿になっちゃうんだぁ……」チラッ

魔女『気持ち悪いって……私だって好きでこんな姿になった訳じゃ……』

スーパーマミ「………」ジー

QB「あの、マミ?落ち着いて僕の話を……」

スーパーマミ「私のこと騙してたの!?酷い!?サイテー!!キュゥべえなんか大っ嫌い!!死んじゃえ!死んじゃえーっ!!」ポイポイポイッ

ボムへい×3「「「ウェウェッウェウェーウェッウェウェ!」」」

ズガァァァァァァァァァァァンッ!!

QB「きゅべえええええええええええええええええええええええええッ!?」

QBの残骸「」プスプス…

新しく表れたQB「もったいないなぁ。代わりはいくらでもあるけど、無駄に潰されるのは困r」シュタッ

スーパーマミ「また出た!?むぅぅっ、死んじゃえーっ!!」ポイッ

ドッスン「ン゛ーヴゥ゛ー!」ドスーン!

QBだった物「」グシャッ

※ドッスン アイテムとしての初出:マリオパーティ6
カプセルアイテムとして登場。設置したマスを通過しようとしたキャラクターを強制的にストップさせる。
『マリオバスケ3on3』では特定コート限定アイテムとして登場し、キャラクターを潰して足止めする。

新しく表れたQB「………」コソッ

QB(これは不味いな……ほとぼりが冷めるまでマミに近づかない方が良いか。無暗にスペアを潰されたら本星に文句言われるし)コソコソ

スーパーマミ「ふぅ〜、ちょっとスッキリした♪次はあの魔女を元に戻さないと!」クルッ

魔女『えっ、私を人間に戻せるの!?』

スーパーマミ「……あれ?貴女、もしかして私の言葉が分かるの?」

魔女『当たり前よ!元人間だもの!』

スーパーマミ「じゃあどうして私に攻撃してきたの?」

魔女『だってこっちの言葉は通じないから話し合いなんて出来ないもん。自分のことを殺しに来る人がいたら攻撃するしか無いでしょ?』

スーパーマミ「あー」

魔女(まぁ、理性を取り戻したのはつい最近なんだけどね……)
14 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/07/22(月) 20:54:24.30 ID:PH6zCpPB0
スーパーマミ「ちょっと待ってて!元に戻す方法を調べてみるから!」本ポンッ!

※物知り 初出:マリオストーリー
原作に登場する味方キャラクター、クリオの技。基本的に「何考えてるの」と同じだが、HPだけでなく色々な情報を調べることが出来る。
次回作である『ペーパーマリオRPG』に登場する味方キャラクター、クリスチーヌも同じ技を使用出来る。
マミが使用する魔法はクリスチーヌが持つ本を召喚する。この本にはあらゆる情報が載っており、何でも調べることが出来る。

スーパーマミ「え〜っと、何々……魔女を元に戻すには、一度ボコボコにしてグリーフシードに変えてから1UPキノコか復活ドリンクを使うしかない」本パラパラ

スーパーマミ「魔女の状態で蘇生アイテムを使うと、魔女のまま残り人数が増えて一度倒しても魔女のまま復活するので注意、か……」本パタン

スーパーマミ「………」チラッ

魔女『ぼ、ボコボコ……?今、何か不穏な単語が聞こえたんだけど』

スーパーマミ「……貴女の為なの。だから許してね!えぇーい!」ピカッ

ビシャアアアアアアアアンッ!

魔女「ギャアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!?」

※かみなりドッカン アイテムとしての初出:マリオストーリー
敵全体に雷を落として攻撃することが出来るアイテム。元々は『スーパーマリオRPG』に登場するマロのスペシャル技。

スーパーマリオブラザーズ3ブンブン撃破BGM『トゥルルン♪テテテテー♪テテテテー♪』

グリーフシード「」プスプス…

スーパーマミ「これがグリーフシード……何だか真っ黒で気持ち悪いなぁ」

ギュルギュルギュル…

スーパーマミ「あ、景色が元に戻っていく……」

QB『魔女が倒されたから結界が消滅したんだ。そしてマミの目の前にあるグリーフシードは、魔女を倒すと手に入る』テレパシー

QB『魔法少女の命を繋ぐ物と言っても良いほど大切な物だよ。これが無いと魔法少女は魔女に……』

スーパーマミ『知らない!頭の中に話しかけて来ないで!嘘つきキュゥべえ!』

QB『いや、でも大事な話なんだ。魔法少女はこのグリーフシードを使ってソウルジェムの穢れを……いや、マミの場合はMPか?それを回復しないと魔女に』

スーパーマミ『そんなのアイテムでどうにかなるもん!もう話しかけないで!』

QB『……やれやれ、分かったよ。僕も君を怒らせてスペアを無駄にされたくないしね』

すーぱーマミ「全く……いやそんなことより、早く魔女になっちゃった子を元に戻してあげないと!」
15 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/07/22(月) 20:56:41.93 ID:PH6zCpPB0
スーパーマミ「1UPキノコ1UPキノコ……あった!でも、口が無いから食べさせること出来ないし……グリーフシードに乗せれば良いのかな?」スッ

グリーフシード 1UP パラリララリ♪

グリーフシード ピカァァァァッ!

魔法少女「」パシュンッ!

スーパーマミ「あ……!」

魔法少女「あだだだっ!?体中が痺れて……ない!?あれ、私さっき思いっきり雷受けたはずなのに!?」

スーパーマミ「良かった〜!元に戻ったのね!」

魔法少女「……ありがとう。まさか人間に戻れる日が来るなんて!」

魔法少女(やり方はすっごく乱暴だったけど)

魔法少女「……でも、貴女はどうするの?」

スーパーマミ「どうするって?」キョトン

魔法少女「だって、さっきキュゥべえ……インキュベーターが言ってたでしょ?魔法少女はソウルジェムをグリーフシードで綺麗にしないと、魔女に……」

魔法少女(そういえば、私のソウルジェムは……結構濁ってる。さっきの攻撃のせいか、生前の濁りがそのままなのか……)

スーパーマミ「それってMPのこと?大丈夫!これを飲めば良いだけだから!」スッ

魔法少女「……何それ?ジュース?」

スーパーマミ「ごくごくっ……ぷはっ!甘くて美味しい〜!」

『MP:100』シュパッ!

※MAXシロップ 初出:マリオ&ルイージRPG
原作ではマリオとルイージのMPにあたるステータス、BPを全回復するアイテム。
マミ達魔法少女が飲むと魔力が完全回復し、ソウルジェムの穢れも完全に浄化出来る。

スーパーマミ「貴女も飲んでみて!」スッ

魔法少女「う、うん。いただきます、ごくっ……あ、確かに美味しい」シュパッ!

魔法少女「ってあれ?ソウルジェムが新品みたいに輝いてる!?どういうこと!?」

スーパーマミ「えへへっ♪凄いでしょ?」

魔法少女「………」

魔法少女(この子、かなりの素質を秘めてるんじゃ……あいつが契約した理由が納得出来たわ。どうせ魔女化を狙ってたんだろうけどね……)
16 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/07/22(月) 20:58:51.34 ID:PH6zCpPB0
魔法少女「……そういえば、貴女の名前は?」

スーパーマミ「私の名前?巴マミ!貴女は?」

魔法少女「私は魔法少女。マミちゃんにとっては先輩になるのかな?」

スーパーマミ「先輩……じゃあ、仲間ってこと?やったー!魔法少女になって最初のお仕事で仲間が出来るなんて!」パァッ

魔法少女「……はぁ」

スーパーマミ「どうしたの?元に戻れたのに悲しそう……」

魔法少女「……私、一度死んじゃってるんだよね。だから元に戻れたのは良いんだけど……この後、どうしようかなって」

スーパーマミ「パパとママは?」

魔法少女「……多分、私のことを行方不明だと思ってる。結界の中で死んじゃったら、死体も残らないし……私、きっと行方不明のままで……」

スーパーマミ「それならすぐに戻ってあげて!お姉ちゃんのパパとママ、きっと凄く悲しんでると思うから!」

スーパーマミ「私もパパとママが死んじゃった時、すっごく悲しかったから……」シュン

魔法少女「えっ……ご、ごめんね!?そんな悲しいことを思い出させちゃって!」アセアセ

スーパーマミ「でもその時はすぐに1UPキノコで生き返らせたけど♪」ニコニコ

魔法少女「」

スーパーマミ「あれ?どうしたの?」

魔法少女「……いや、うん」

魔法少女(マミちゃん、本当に何者なの?私を人間に戻してくれたのも凄いけど、サラッと死者蘇生までやっちゃうなんて……)
17 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/07/22(月) 21:00:26.77 ID:PH6zCpPB0
まどマギ再放送&マギレコアニメ化おめでとう。かつて流行ってたマミさん強化SSに今更チャレンジ
「鬱も、シリアスも、無いんだよ」的なノリで続く予定。主にアイテム無双。時々技も使う感じ
アイテムの注釈は入れるか迷ったけど折角なので入れてみました
18 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/07/22(月) 21:01:50.54 ID:+hJUoYX80
知らないアイテムや技があって面白い
19 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/07/22(月) 21:02:57.61 ID:c5UbaSyV0
おのれマリオ!またしてもぼくの契約ライフを!絶対に許さねぇ!
20 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/07/22(月) 21:05:18.14 ID:+hJUoYX80
マリオは宇宙を旅することもあるしインキュベーター倒しちゃうかも
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