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【ミリマスSS】P「正しい順番で配線を切ると解除される爆弾だ」百合子「!!」
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14 :
◆ivbWs9E0to
[sage]:2019/07/11(木) 18:48:35.94 ID:aICvwuvz0
百合子「本当ですか!?心なしか輝いて見えますね!」
P「そうだろう、高かったからなコレ」
百合子「えっ?」
P「いや何でもない」
P「うーんどこかに比較的力の強いアイドルは・・・」
<はいほー!
P「うーん、どこかに比較的全うな力の強さのアイドルは・・・」
のり子「おっ、なにその剣、かっこいいね!」
P「のり子!良いところに!」
15 :
◆ivbWs9E0to
[sage]:2019/07/11(木) 18:52:07.66 ID:aICvwuvz0
P「ちょっとこの剣を抜いてみてくれるか」
のり子「え?この剣抜けるの?」
百合子「選ばれし勇者には抜けるらしいですよ!」
P「選ばれし勇者なら抜けるぞ」
のり子「あぁ、そういう感じ?よーしじゃあアタシが抜いちゃうよー!」
16 :
◆ivbWs9E0to
[sage]:2019/07/11(木) 18:54:17.74 ID:aICvwuvz0
のり子「えいっ、むっ、ぬぬぬぬぬぬ!!!」グググググ
のり子「っはぁー!無理ぃー!絶対抜けるようになってないでしょコレ!」
P「ふっふっふっふ・・・、貸してみなさい」
のり子「いやいや、抜けそうな気配なかったから。無理だよコレ」
P「ふんっ」スコッ
のり子「!?」
百合子「!?」
17 :
◆ivbWs9E0to
[sage]:2019/07/11(木) 18:57:34.89 ID:aICvwuvz0
P「ふっふっふっふ・・・」
のり子「えぇっ!?どうなってんの!?」
百合子「すごいっ!本当に選ばれし者にしか抜けない勇者の剣だったんですね!」
百合子「ハッ、ということはプロデューサーさんは勇者ということ・・・?もしかしてこれまで身分を隠して劇場に潜伏していた亡国の末裔で・・・」
P「ふっふっふっふ・・・」スコン
P「百合子も挑戦してみるか?」
百合子「はいっ!やってみます!」
百合子「ん、やっぱり抜けない!ピクリともしません!」
のり子「えぇ〜、なんか仕組みがあるんじゃないのー」
P「選ばれし者ですから」
百合子「選ばれし者なんです!」エヘン
のり子「なんで百合子まで威張ってるのさ・・・」
18 :
◆ivbWs9E0to
[sage]:2019/07/11(木) 19:01:32.48 ID:aICvwuvz0
P「えー、ネタばらしをしますと」
P「ここにスイッチがあって、ここに足をかけるとストッパーが外れる」
P「これで楽に剣が抜けるので、多少力を入れるフリをすればOK」スポン
のり子「あっ、本当だ。気付かなかった。」スポン
百合子「私も、私もやっていいですか!?」
P「もちろんいいぞ」
P「あっ、じゃあ俺今度は剣抜けないヒトやるね」
百合子「お願いします」
のり子「??」
19 :
◆ivbWs9E0to
[sage]:2019/07/11(木) 19:04:41.70 ID:aICvwuvz0
P「うおぉぉぉ〜!!!!!・・・ハァハァ、村で一番力自慢の俺でも抜けないなんて・・・」
のり子「いやそんな細身で何言ってんのさ」
P「もう残りは百合子だけか。この村にも勇者は居なかったか・・・」
百合子「い、一応挑戦してもいいですか?」
百合子「でも、そうだよね。ただの農婦の私に勇者の剣が抜けるわけが・・・」
のり子「茶番がすごい」
百合子「えいっ!」スポン
P「な、なにぃぃぃ〜〜〜!?!?」
百合子「ぬ、抜けたっ!?私が、勇者!?」
P「そんな訳が無い!何かの間違いだ!きっと俺の力で抜けかけていたんだ!」
のり子「百合子よりプロデューサーの方がノリノリだよね」
20 :
◆ivbWs9E0to
[sage]:2019/07/11(木) 19:05:10.85 ID:aICvwuvz0
百合子「楽しかったです。ありがとうございます。」
P「いえいえ。」
21 :
◆ivbWs9E0to
[sage]:2019/07/11(木) 19:07:18.23 ID:aICvwuvz0
>>13
P「百合子!これが『さびたカギ』、これが『まほうのカギ』、これが『さいごのカギ』だ!」
百合子「!!」
22 :
◆ivbWs9E0to
[sage]:2019/07/11(木) 19:10:28.04 ID:aICvwuvz0
百合子「すごく綺麗なカギですね!どこの鍵ですか?」
P「知らんっ!」
百合子「えぇっ!?」
P「劇場の倉庫の棚にあった鍵だ!もしかしたら小道具で使ったやるかもしれん!」
百合子「そんなぁ!じゃあさっきの名前は一体!?」
P「このカギは何となく錆びてるし、このカギは何となく色が綺麗だし、このカギは何となくオールラウンダー」
百合子「分かります。序盤、中盤、終盤って感じですね。」
百合子「まほうのカギはきっと、新しいワールドに移動するときに必要なカギですね」
P「何故こんなカギが倉庫に・・・?」
23 :
◆ivbWs9E0to
[sage]:2019/07/11(木) 19:12:00.31 ID:aICvwuvz0
百合子「とにかく、使ってみましょう」
百合子「じゃあ『さびたカギ』から・・・」
ガチッ
百合子「そもそも鍵穴に入らない・・・」
P「そうとう余裕のあるところじゃないと入らなさそうだな」
百合子「最初の村の村長のドアとか」
P「村長さんを何だと思ってるの?」
24 :
◆ivbWs9E0to
[sage]:2019/07/11(木) 19:13:39.00 ID:aICvwuvz0
百合子「ふふふ・・・」
P「急にどうした百合子」
百合子「『まほうのカギ』の使い方は分かりますよ!こうやって!」サッ
P「なっ!?空気に向かってカギを!?」
百合子「こうですっ!」クルッ
P「・・・」
百合子「・・・」
P「・・・」
百合子「・・・」
百合子「・・・いま、異世界への扉が開きました。」
P「そうだな」
25 :
◆ivbWs9E0to
[sage]:2019/07/11(木) 19:16:15.43 ID:aICvwuvz0
百合子「折角なので『さいごのカギ』も・・・」
百合子「そもそも『さいごのカギ』って何でしょうね?なにが『さいご』なんでしょうね。」
P「さぁ?全てのドアの『最期』とかじゃない?」
百合子「殺さないであげて下さい・・・」
百合子「・・・では」ガチャ
百合子「!? 開いた!?」
P「えっ!?」
百合子「ここ、事務所のドアですよね!?なんで開くんですか!?」
P「え、ごめん本当? あれ、本当だカギがかけれる」ガチャ
P「これはもしや・・・」
P「・・・」ガチャ
百合子「応接室のドアも!?まさか本物の『さいごのカギ』!?!?」
26 :
◆ivbWs9E0to
[sage]:2019/07/11(木) 19:18:25.07 ID:aICvwuvz0
P「あー・・・」
百合子「どうしましょう!ついに私たち伝説のアイテムを見つけちゃったんですか!?」
百合子「すごい!一体なんGで売れるんでしょう!」
P「ちょっとごめんね」prrrrrrr
百合子「プロデューサーさん?一体どこに電話を?」
P「もしもし美咲ちゃん?マスターキーの管理の確認させてもらって良い?」
百合子「えっ、あの、『さいごのカギ』って・・・」
P「ごめん百合子、ちょっと真面目な話しなきゃいけなくなっちゃった」
百合子「あ、ハイ・・・」
27 :
◆ivbWs9E0to
[sage]:2019/07/11(木) 19:19:44.48 ID:aICvwuvz0
P「百合子!これがピアノ線を自由に出し入れ出来るグローブだ!」
百合子「!!」
28 :
◆ivbWs9E0to
[sage]:2019/07/11(木) 19:24:45.89 ID:aICvwuvz0
P「クククク・・・」
百合子「かっこいいです!早く見せてください!」
P「ちょっと危ないから離れててね」
百合子「はい」
29 :
◆ivbWs9E0to
[sage]:2019/07/11(木) 19:27:45.48 ID:aICvwuvz0
P「クククク・・・」
百合子「・・・」ワクワク
P「・・・ッシ!」シュバッ
百合子「おぉ〜〜!!!」
P「・・・フンッ!トアッ!」ヒュンヒュン
百合子「おぉぉぉ〜〜〜!!!!!」
P「・・・ふっ」シュルルー
百合子「すごいです!かっこいいです!」
百合子「スマートに敵を排除するヒットマンみたいでした!間違いなく普段はクールで、淡々と仕事をこなすタイプですね!」
P「あまり騒ぎ立てるなよ」
百合子「キャー!」
30 :
◆ivbWs9E0to
[sage]:2019/07/11(木) 19:29:38.49 ID:aICvwuvz0
百合子「私も!私もやってみたいです!」
P「よし、じゃあ危ないから使い方を説明するぞ」
P「まずこのグローブを嵌めまして」スポッ
百合子「おぉ〜!」キラキラ
P「デフォルトでは『ロック』状態になっています」
百合子「ですね」ブンブン
P「あ、危ないから俺が離れてから手振り回してね」
百合子「はい」
31 :
◆ivbWs9E0to
[sage]:2019/07/11(木) 19:32:51.79 ID:aICvwuvz0
P「そして第3関節のウラがスイッチになっていて、中指を曲げると押すことが出来る」
百合子「ふむふむ」クイクイ
P「中指を曲げたまま、手を振ると遠心力で先に錘のついたピアノ線が飛び出す」
百合子「えいっ」ブンッ
百合子「!!」シュルルー
百合子「すごい、すごいかっこいいです!」
P「百合子、危ないから」
百合子「はい」
32 :
◆ivbWs9E0to
[sage]:2019/07/11(木) 19:34:42.67 ID:aICvwuvz0
P「この状態が『リリース』状態。これで適度な長さに伸ばしたらまた『ロック』して固定」
百合子「ふむふむ」
P「そして、手首のボタンを押すと『巻き取り』だ」
百合子「おぉ〜!」シュルルー
P「じゃあ、俺は離れてるから」
百合子「はい!」
33 :
◆ivbWs9E0to
[sage]:2019/07/11(木) 19:40:50.16 ID:aICvwuvz0
百合子「・・・」
百合子「・・・お前か」ツカツカ
百合子「・・・」
百合子「いつも退屈なモノだ。ゴミ掃除など・・・」
百合子「・・・覚悟はいいか?」シュルルル--
百合子「・・・!!」フルフル
百合子「すごいっ!すごくかっこいいです!プロデューサーさん!見てください!」
P「お願いだから巻き取ってからにして、危ないから。」
百合子「あ、はい」シュルルルー
34 :
◆ivbWs9E0to
[sage]:2019/07/11(木) 19:46:08.73 ID:aICvwuvz0
百合子「でもピアノ線って、やっぱり硬いんですね。」
百合子「漫画みたいに綺麗にしならなくて、アレは相当早いスピードで振ってるんですね」ブンブン
P「百合子、危ないって」
百合子「巻き取るときのポーズも考えなくっちゃ」シュルルー
P「うおっ!」
百合子「線の伸ばし方ももっとこう、スタイリッシュな感じで」ブンッ
P「ひいっ!」
35 :
◆ivbWs9E0to
[sage]:2019/07/11(木) 19:47:05.52 ID:aICvwuvz0
百合子「没収されました」
P「当然です」
36 :
◆ivbWs9E0to
[sage]:2019/07/11(木) 19:48:57.88 ID:aICvwuvz0
P「百合子!これが3つの割れた石版を嵌めこむと開く扉だ!」
百合子「!!」
37 :
◆ivbWs9E0to
[sage]:2019/07/11(木) 19:52:56.85 ID:aICvwuvz0
P「これがその石版のうちの一欠けらだ。」スッ
百合子「なんだか遺跡めいたものを感じます!」
P「もう二つは、この事務室のどこかに眠っている・・・」
百合子「なっ!?この事務室にそんな秘密が!?」
P「百合子にこの謎が溶けるかな・・・?」
百合子「私に解けない謎はありません!絶対に解いてみせます!」
38 :
◆ivbWs9E0to
[sage]:2019/07/11(木) 19:55:55.85 ID:aICvwuvz0
百合子「・・・と言っても、結構大きいので簡単に見つかりました。」
P「ククク・・・、やはり直径20cmはデカ過ぎたか・・・」
百合子「私が、この扉にかかった呪いを解いてみせます!」グググッ
ガチャン
百合子「・・・ふぅ。」
P「ククク・・・、やはり厚みが2cmもあると結構重そうだな・・・」
P「手伝うね」
百合子「ありがとうございます」
39 :
◆ivbWs9E0to
[sage]:2019/07/11(木) 19:57:29.46 ID:aICvwuvz0
百合子「これで・・・最後っ!!」ガチャン
パアァァァァァァ
百合子「なっ、光が・・・!!」
ガチャン
百合子「扉が・・・開く・・・っ!」
ゴーマーダーレー
百合子「・・・・」
P「・・・」
百合子「特に何もないんですね」
P「扉の製作で精一杯でした」
40 :
◆ivbWs9E0to
[sage]:2019/07/11(木) 19:59:49.80 ID:aICvwuvz0
百合子「でもこれ、すごいですね。どうなってるんですか?」
P「実は三箇所の欠片の窪みに合わせて、ここが押し込まれるようになっています」カチッ
百合子「あっ、ほんとだ」カチッ
P「なので指でココを押し込んでも扉が開いてしまいます」カチッ
パアアアァァァァァァ
百合子「うわっ!まぶしっ!近いとこんなに眩しいんですね!」
ゴーマーダーレー
百合子「・・・」
P「・・・」
百合子「指でスイッチを押したら開いちゃう扉って」
P「・・・まぁ、みなまで言うな」
41 :
◆ivbWs9E0to
[sage]:2019/07/11(木) 20:01:03.28 ID:aICvwuvz0
P「ところでこれらの制作費って、経費で落ち」
美咲「落ちませんっ!!」
おわり
42 :
◆ivbWs9E0to
[sage]:2019/07/11(木) 20:01:48.29 ID:aICvwuvz0
私が満足したので終わりにしてしまいました。すみません。
こんな風に毎日百合子と楽しく遊びながら過ごしたいなぁ。
HTML依頼出してきます。
43 :
◆NdBxVzEDf6
[sage]:2019/07/11(木) 20:20:22.95 ID:s0mFrS8xO
百合子を楽しませるだけなため作るとはやるな
乙です
>>2
七尾百合子(15) Vo/Pr
http://i.imgur.com/MeJaqUS.jpg
http://i.imgur.com/oNaYKxk.jpg
>>7
真壁瑞希(17) Da/Fa
http://i.imgur.com/T5y34Mg.png
http://i.imgur.com/FIy4rBB.jpg
>>14
福田のり子(18) Da/Pr
http://i.imgur.com/1rkOu65.jpg
http://i.imgur.com/3bM6Gqn.png
>>41
青羽美咲(20) Ex
http://i.imgur.com/N78dpoq.png
44 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/07/11(木) 21:47:36.26 ID:9ouWwdWT0
美咲ちゃは始末書ものだろうなぁ……w
百合子は好奇心キラキラさせてるのがカワイイ。
こんな劇場で働きたい人生だった……
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