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【艦これ】龍驤「足りなかったもの」その9【安価】

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708 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/09/01(日) 23:36:04.06 ID:yJg4gt4s0
いいところまで行ったとおもったけどやっぱり由良にはかなわなかった
709 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/09/01(日) 23:46:07.62 ID:sIkB8616O
やっぱりいつかおっぱい禁断症状来るとは思ってたが…
そんなんで秘書官業務大丈夫かwwww
710 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/09/01(日) 23:57:19.56 ID:2mn209I20
ーー


漣「決着がつかないとはな」


朝霜「由良の攻撃も凄ぇけど皐月の回避も中々だな」


漣「回避術は初雪に習ったとか聞いたことあるぞ」


朝霜「しかし胸をいじくり回されただけで怒るとは以外だな。由良も操を立てる事に拘るとは思わなかった」


漣「なんだそれ」


朝霜「操を立てるっていうのなは、女が貞…」


由良「聞こえてるのよ」ズオッ


朝霜「オッ!!」バキッ


由良「皐月」


由良「次は無いわよ」


皐月「はい…」


漣「命知らずの行動は控えるべきだぞ」


皐月「うん…よーくわかったよ」


ーー
711 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/09/01(日) 23:58:20.06 ID:2mn209I20
少しずつ再開していきます


コメントなどあればお願いします
712 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/09/01(日) 23:59:16.67 ID:sIkB8616O
おつです
久々にこの皐月のノリを見て安心した
713 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/09/02(月) 00:01:31.01 ID:luaBq0eHo
おつです
無理しないでね

それにしても皐月にとっておっぱい断ちしてる間は低酸素トレーニングや矯正ギプスみたいに身体に負荷をかけてるのに相当するってことなんだろうか
714 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/09/02(月) 00:04:04.26 ID:xd8Q3laDO
お疲れ様でした
また数時間更新ですがもう大丈夫なんですかね
715 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/09/02(月) 00:11:40.61 ID:FoQdilsBo
帰還、ありがとうございます
皐月くん、君も古参なんだから……(いいぞほどほどにやれ)
716 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/09/02(月) 15:23:46.89 ID:MaU+aG0k0
禁欲生活からの性欲開放で覚醒したかww
でも新鎮守府で新しく配属されるNewオッパイ艦もいるだろうし、秘書官がオッパイ狂いは世間的にマズイ…はたして誘惑に耐えられるだろうか。
717 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/09/03(火) 19:46:15.92 ID:SbIr/6PT0
ーー


霞「……」


榛名「どうしましたか霞ちゃん?」


霞「お姉さま…」


榛名「榛名でよければ力になりますよ?」


霞「いくらお姉さまでもこれは無理よ…」


榛名「一体何があったんですか?」


霞「横須賀にビニールハウスを建てるつもりだったんだけど、向こうの土が薬草を育てるのに適さなかったのよ…」


榛名「この前朝霜さんに土のサンプルを持って帰ってもらった結果が出たんですね」


霞「あそこの土は固すぎるし水捌けも…これじゃあ薬草が一切育たないわ」
718 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/09/03(火) 19:49:50.34 ID:SbIr/6PT0
榛名「こっちの土を運ぶのは無理なんですか?」


霞「確かにそうすれば大丈夫かもしれないわ。でも何か緊急事態があったら対象できないのよ」


霞「これまでも何度かここのビニールハウスに被害が出たことがあったわよね?」


榛名「そういえばそうでしたね…」


霞「薬草が無いと司令官や龍驤さんの薬が…」


榛名「この鎮守府にとって死活問題になってしまいます」


霞「どうにかしないといけないのに、何も思い付かないのよ…」


下1〜3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
719 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/09/03(火) 19:56:04.48 ID:thrVxq4mO
横須賀の近くの鎮守府でそういうのに向いてる土地がないか、特務艦の皆さんに聞いてみましょう
720 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/09/03(火) 19:57:45.09 ID:R6WenyLDO
向こうの土壌を改良出来ないか金剛に相談する榛名
721 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/09/03(火) 20:00:24.91 ID:er49IUj9o
>>720
722 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/09/03(火) 20:12:30.55 ID:SbIr/6PT0
ーー


金剛「土壌の改良デスか…」


榛名「霞ちゃんが困っているんです。それに薬草の育成はこの鎮守府にとって最重要事項です」


金剛「それは分かっていマスが難しいデスね」


榛名「どうしてですか?」  


金剛「新生大本営には予算に余裕がありまセン。いくら幹部さんが重役になったと言えども、土壌改良に予算を回してもらうわけにはいきまセン」


金剛「私が所属している団体でも無理だと思いマス。そもそもそういう知識もありまセン」
723 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/09/03(火) 20:19:05.40 ID:SbIr/6PT0
金剛「力を借りることはできまセンが、榛名がやればいいんデスよ!」


榛名「できるのならそうしています。ですが…その……」


金剛「ン〜?」


榛名「…戦艦が出撃もせず土いじりをしているというのは、マスコミの餌だと言っていました」


金剛「オォウ……そうかもしれまセンね」


榛名「霞ちゃんはネットをよくチェックしています。榛名達が面白おかしくネット記事に書かれているのも知ってるみたいなんです」


金剛「週刊誌やマスコミなんて無視すれば良いんデスよ」


榛名「燃えると分かっている火種を起こす必要はありません…」


金剛「ンンン…」


下1〜3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
724 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/09/03(火) 20:21:22.81 ID:cbt5rK1X0
「食糧難は大敵だから、ここは
金剛に従いなさい」と諭す鳥海
725 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/09/03(火) 20:28:21.41 ID:eIbGH+7Ro
皆でプランターで薬草菜園、やろう
(わりと鎮守府の最重要案件だから全員で取り組むんだよ)
726 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/09/03(火) 20:29:48.30 ID:thrVxq4mO
まーた変な改行の人が状況全く見てない

安価なら>>719
727 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/09/03(火) 20:33:19.62 ID:jFAjcdYO0
>>719
728 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/09/03(火) 20:34:33.65 ID:s6Pwd3Vc0
霞の作った薬を地域住民に紹介し
どれだけの効能があるかを知って貰い その上でこの薬がないと鎮守府が立ち行かないと地道に説いて回る
729 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/09/03(火) 20:42:34.62 ID:SbIr/6PT0
ーー


榛名「…という事情があるんです。横須賀の近くにいい土地はありませんか?」


白露「どう、皆知ってる?」


村雨「私は知らないわね…」


駆逐水鬼「春雨はどう?あの辺りのホテルなら行き尽くしてるでしょ?」 


春雨「ホテルの周りにはそんな土地はありませんね…」


朝霜「あたいもピンとこねぇな。海の周りのことなら知ってんだけど、陸地の方となると疎いな」


榛名「そうですか…」
730 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/09/03(火) 20:50:54.60 ID:SbIr/6PT0
白露「そっか、知ってるのはあたしだけかぁ…」


榛名「ご存知なんですか!?」


白露「うん、横須賀から少し離れた所にあるお爺さんがいるんだけど、畑を売りたいなって言ってたの」


村雨「じゃあその土地を使わせてもらえばいいんじゃないの?」


白露「それが貸す気はないって言ってるの。手続きとか色々面倒だから買い手を探してるんだって」


駆逐水鬼「その辺は幹部さんに相談すればいいんじゃないかな」


朝霜「ならあたいからオッサンに伝えとく」


春雨「ここの提督にも伝えておいた方がいいですよね」


榛名「特務艦の皆さんに相談してよかったです…!」


下1〜3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
731 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/09/03(火) 20:57:27.20 ID:eIbGH+7Ro
足りないもの鎮守府でも周辺住民の理解に助けられたからと>>728を企画する提督
732 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/09/03(火) 20:57:37.42 ID:R6WenyLDO
話を聞いた幹部さん
今の大本営は正直財政に余裕は無い
だから私のポケットマネーから出そうと思う
いいかなクキ君
家庭のお金についてはクキが握っていた
733 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/09/03(火) 21:01:41.64 ID:s6Pwd3Vc0
幹部さんに相談した結果 和平派の予算から購入に足りない分だけ出してもらえることになった 対価は新鎮守府の名声を不動のものとする事になった
734 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/09/03(火) 21:18:04.74 ID:SbIr/6PT0
ーー


幹部『提督君、畑の件はこちらでなんとかできそうだ。これで霞君の心配は無くなるよ』


提督「ありがとうございます」


幹部『ただの畑とはいっても横須賀近くある土地だ、それなりに金は必要だったがそれは新生大本営でなんとかする』


幹部『提督君達が困っているから手を差しのべた。そう言えればよかったんだがね…』


提督「身を切る覚悟はできています」


幹部『提督君にそんなことはさせられない。だがある意味負担にはなってしまうがね…』


提督「大本営は何と言っているんですか?」


幹部『新生大本営が欲しいのは金じゃない。市民からの信頼や周りの理解なんだ』
735 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/09/03(火) 21:26:26.18 ID:SbIr/6PT0
幹部『大きく数は減ったといってもまだ深海棲艦は活動を続けている。艦娘が出撃するには市民の協力が不可欠だ』


幹部『大本営は新しい横須賀鎮守府の地位や名声を不動のものにしたいと言っている』


提督「……」


幹部『提督君のことだから意味はわかってくれるんだろう。龍驤君や瑞鶴君は表には出しにくくなる』


幹部『横須賀での秘書艦は皐月君にするらしいね。それを聞いた大本営は大いに喜んでいたよ』


提督「…納得がいきません」


幹部『私だってそうだ。だが現状これしかない』


幹部『龍驤君達の横須賀への異動は認める。だが表に出したり目立つような事は加賀君や雲龍君達に任せて欲しい』


提督「……」


幹部『世の中綺麗事だけで回らないということだよ。私は提督君の行動を尊敬しているよ』


下1〜3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
736 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/09/03(火) 21:32:20.49 ID:R6WenyLDO
幹部
それに私も身を切らねばそれこそ君達からの信頼を失ってしまう
横須賀は任せるよ
提督には隠せと言っていた幹部は深海棲艦を妻としている事を公表する
それを知った提督は自分達の代わりに矢面に立つ気かと驚く
737 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/09/03(火) 21:34:14.25 ID:cbt5rK1X0
皐月が冷遇されているので大本営が大いに怒る
738 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/09/03(火) 21:37:08.05 ID:kAO1pqp70
>>736
739 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/09/03(火) 21:38:24.63 ID:eIbGH+7Ro
バーででっちに喝!される提督
740 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/09/03(火) 21:47:03.29 ID:SbIr/6PT0
記憶が曖昧なのですが、幹部は駆逐棲姫が嫁であることは公表していたような気がするので安価は>>739でいきます。間違っていたらすいません


ーーbar海底


伊58「何をへこんでると思ったら…お前はアホでちか?」


提督「……」


伊58「ほんっとにノータリンでちね。その様子じゃ死んでも治らないでちよ」


呂500「ちょっとでっち…」


伊58「これくらいで精神病むなら提督は向いてないんでちよ」


提督「…そうだ、しっかりしていない俺が悪いんだ」


伊58「ふんっ、分かってるならそれでいいでち」
741 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/09/03(火) 21:53:02.24 ID:SbIr/6PT0
伊58「…ノータリンがやろうとしてる事こそエゴなんでち。龍驤さん達を表舞台に出そうというのは間違ってないでち」 
 

伊58「でもそれを龍驤さん達が望んだんでちか?」


提督「……」


伊58「瑞鶴は空母であることに誇りを持ってるから表に出たがるはずでち。でも他のメンバーはどうでちか?」


伊58「龍田は人前に出たがるはずは無いし、叢雲なんてもっての他でち」
 

提督「俺は…」 


伊58「ノータリンは好きなだけここで反省してろでち」


下1〜3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
742 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/09/03(火) 21:54:56.27 ID:ZELnxmUPo
ろーちゃんがコーヒーを持ってくる
743 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/09/03(火) 21:57:05.77 ID:R6WenyLDO
現在生き残っている深海棲艦との和平の橋渡しとして幹部がクキを特使に任命するというニュースが
今の大本営のスタンスはあくまで和平だとアピールする狙いも
744 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/09/03(火) 22:04:06.86 ID:jFAjcdYO0
龍驤もクキに相談してる
745 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/09/03(火) 22:15:05.52 ID:SbIr/6PT0
ーー幹部の家


龍驤「なぁ…ウチって最低な女やんな…」


駆逐棲姫「そうだろうな」


龍驤「ううう……」


駆逐棲姫「今更気にすることなのか?龍驤が秘書艦を外されればグタグダ言い出すのは周りの奴らもわかっているだろう」


龍驤「そんな…ハッキリ言わんといて……」


駆逐棲姫「その話をしに来たんじゃないのか?」


龍驤「そうなんやけど……でも…」


駆逐棲姫「相変わらず面倒だな龍驤は」
746 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/09/03(火) 22:21:11.26 ID:SbIr/6PT0
龍驤「だって…ウチはこんな性格やねん……それでもええって司令官が…」


駆逐棲姫「鎮守府には提督以外にもいるんだぞ」


龍驤「わかってる、わかってるんよぉ…」


駆逐棲姫「はぁ…お前が気が済むまでだからな。私も家事があるんだ」


龍驤「ごめんな…ほんまごめん……でも吐き出したくって…」   


駆逐棲姫「鎮守府で何度も見てるから気にしていないさ」


下1〜3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
747 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/09/03(火) 22:30:54.55 ID:R6WenyLDO
そこに幹部さん帰宅
これは龍驤君を守る為でもあると説明してくれる
私の時はそれはもう大変だったんだ
バッシングの他にも殺害予告やら実際に死にかけた事も何度もある
何度か誘拐されたのもそういう側面があったらしい
748 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/09/03(火) 22:31:22.49 ID:eIbGH+7Ro
>>747
749 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/09/03(火) 22:33:01.30 ID:I3aDHfMXO
雲龍がお別れ会と称して何時もの美容院で男汁にまみれながらマッサージを受けてた
750 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/09/03(火) 22:43:45.74 ID:SbIr/6PT0
幹部「ただいま、お客さんかい?」ガチャ


駆逐棲姫「龍驤がまだ帰ってないんだ」


龍驤「うぅ……」


幹部「あの事だね。ちょうどいい機会だから私からの話も聞いてくれないかい?」


龍驤「うん……」 


幹部「ありがとう。今回の決定は龍驤君を守る為でもあるんだ」


幹部「私の時はそれはもう大変だったんだ。なぁクキ君?」


駆逐棲姫「そうだな、あれは大変だった」
751 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/09/03(火) 22:54:03.99 ID:SbIr/6PT0
幹部「バッシングの他にも殺害予告やら実際に死にかけた事もあるんだ」


駆逐棲姫「龍驤達は知らないのもあるぞ。全部お姉ちゃんが解決してくれたんだ」


龍驤「そんなに大変やったんやね…」


幹部「深海棲艦と暮らすだけでも大変な事なのに、私はクキ君を妻として迎え入れた。そういう連中の的になってしまうのはある意味仕方なかったんだよ」


駆逐棲姫「龍驤達にはそんな思いはして欲しくない。パパの気持ちは分かるだろう?」


龍驤「……うん」


駆逐棲姫「私達ではダメか。提督は何をしてるんだ?」


幹部「出掛けていると聞いたよ。提督君も龍驤君と同じようなことになっているんだろうね」


駆逐棲姫「面倒な夫婦だな…」


下1〜3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
752 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/09/03(火) 22:56:02.72 ID:3sqgzz+vO
二人の橋渡しはやっぱり朝霜
753 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/09/03(火) 23:04:29.79 ID:s6Pwd3Vc0
なあ龍驤?ちゃんと聞いているのか?こっちだってわざわざ時間をとって愚痴を聞たり助言や忠告をしたりしているのに
その反応の仕方は幾ら何でも失礼じゃないか?とクキ
754 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/09/03(火) 23:06:25.47 ID:YAMZqDFVo
>>753
755 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/09/03(火) 23:15:52.98 ID:SbIr/6PT0
駆逐棲姫「ところでパパがこっちに帰ってくるのは久しぶりだな。ずっと向こうで泊まってたんだろう?」


幹部「忙しいのに変わりはないが、妻の顔を見たくなったんだよ」


駆逐棲姫「嬉しいぞパパ。それに比べて龍驤は…」


龍驤「ウチ……うぅ…」


駆逐棲姫「なあ龍驤、ちゃんと聞いているのか?こっちだってわざわざ時間をとって愚痴を聞たり助言や忠告をしたりしているんだぞ?」


龍驤「わかってるよぉ…」


駆逐棲姫「その反応はなんだ、私のどこに不満があるというんだ」


幹部「クキ君、龍驤君も落ち込んでいるんだよ」


駆逐棲姫「落ち込むなら一人でやっててくれ。私はパパとの時間を大切にしたいんだ」
756 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/09/03(火) 23:19:03.86 ID:SbIr/6PT0
龍驤「ごめん…ウチ帰るわ。長々とごめんな…」


駆逐棲姫「迷惑だったぞ」


龍驤「ごめん……ごめんなさい…」ガチャ


幹部「クキ君…」


駆逐棲姫「あのままだとずっと居座られてたぞ。これくらいなら黒潮だって言ってただろう」


幹部「そうかもしれないが…一人で帰してもよかったのか……?」


下1〜3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
757 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/09/03(火) 23:19:55.94 ID:3sqgzz+vO
朝霜が迎えに来てる
758 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/09/03(火) 23:22:42.29 ID:R6WenyLDO
>>757+そういえば…あの孤児院はどうなってるんやろ
皆元気にしてるかなと朝霜と一緒に様子を見に行く
759 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/09/03(火) 23:23:59.10 ID:rR6zp4DXo
>>758
760 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/09/03(火) 23:34:47.93 ID:SbIr/6PT0
ギッ…ギッ…


龍驤「……」


朝霜「ママ」


龍驤「朝霜…」


朝霜「こんな暗い時間に一人で歩くのは大変だろ?迎えに来たぜ」


龍驤「こんなウチの為に…ありがとうな……朝霜も足大変やろ?」


朝霜「あたいの事はいいからよ、一緒に帰ろうぜ」


龍驤「うん……」
761 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/09/03(火) 23:39:53.03 ID:SbIr/6PT0
龍驤「……」


朝霜「……」


龍驤「なぁ朝霜……あんたはどう思ってるん?」


朝霜「何がだ?」


龍驤「…待ってな、言いたいこと整理するわ。頭ごちゃごちゃしてて自分でも分かってないねん」


朝霜「そっか」


龍驤「……」


龍驤「…ウチらって肩身狭いんやね」


朝霜「パパが特別なだけで普通はそうだな。五体満足の奴は普通の扱いされて、あたい達みたいなのは差別される」


龍驤「ずっと司令官の隣におったから…そんなん忘れてしまってたわ」
762 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/09/03(火) 23:43:52.75 ID:SbIr/6PT0
朝霜「あたいだって横須賀に行ったら司令の隣に居れなくなる。そんなの嫌に決まってんだろ」


朝霜「でもそこでワガママを言ったらずっと司令の側に容れなくなる。その方がもっと嫌と思わねぇか?」


龍驤「うん、そうや…その通りや……」 


朝霜「皆はもう納得してる、後はママだけだぜ」


龍驤「ウチもいい加減、大人にならなあかんでな……」


下1〜3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
763 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/09/03(火) 23:47:40.72 ID:rR6zp4DXo
提督も腹をくくった様子
前に出れないなら裏で頑張る
今までもそうしてきたのだから
764 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/09/03(火) 23:48:50.42 ID:R6WenyLDO
そういえばあの孤児院は今どうなってるんやろ…皆元気にしてるんかなと朝霜と一緒に立ち寄る龍驤
765 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/09/03(火) 23:49:43.76 ID:eIbGH+7Ro
>>764
766 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/09/03(火) 23:59:27.76 ID:SbIr/6PT0
ーー孤児院


荒潮「来てくれたのは嬉しいけど〜みんなもうとっくに寝てるわよ〜」


龍驤「知ってるよ…でも帰り道やし顔だけでも出しとこうと思ってん」


荒潮「鳳翔さんには明日言っといてあげるわね〜」


朝霜「ここがママがお世話になってた孤児院か…」


龍驤「うん…ここでウチは色々と……」


荒潮「それなら〜その時の話でもしましょうか〜?」


朝霜「あたいは聞きたいな。いいかママ?」


龍驤「朝霜にやったら…ええよ」


荒潮「うふふ〜今夜は眠れないかもしれないわね〜」


ーー
767 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/09/04(水) 00:00:10.28 ID:sxIi3Mm20
色々忘れているかもしれません、読み返しが足りない


コメントなどあればお願いします
768 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/09/04(水) 00:14:50.56 ID:R9gy/UbDO
お疲れ様でした
レ級と幹部さんとクキでそれはもうハードボイルドな展開が人知れずあったんだなあきっと
769 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/09/04(水) 00:19:29.79 ID:W0a3BovLo
乙でした
足りないもの鎮守府の奇跡の環境を思い知らされる回

行間を読ませる、ここでやってきますか
本当にCSなんて比較にならん位に消化試合を作らない意志が眩しい
770 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/09/05(木) 09:09:01.50 ID:G56Kn6sT0
乙でした!
足りないシリーズも凄い大長編になって作者も色々読み返すの大変だろうな…。
定期的に出る登場人物まとめとか超タスカル。
771 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/09/05(木) 19:58:46.56 ID:MM+v+7Rc0
少しだけ更新します


ーー


漣「誰が横須賀に向かうのか、誰がここに残るのかはほぼ決まってあとは引っ越しの準備を進めるだけですな」


龍驤「生活にいるもんはギリギリまで使うから、それは分けて荷造りせなあかんね」


漣「生活には関係ありませんが、向こうに持っていくものはもうまとめてしまっています。ちょっとした書類とかもそうですね」


龍驤「ウチの場合やと面倒な書類とかがそうやね。鎮守府の住所も変わるから色々と大変そうやわ」


漣「時間はまだありますからゆっくり準備していけばいいんですよ。漣もお手伝いさせてもらいますからね」


龍驤「ありがとうな漣」
772 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/09/05(木) 20:01:35.72 ID:MM+v+7Rc0
漣「大事なものといえばあるものがありますよね。漣達…ご主人様が唯一救えなかったあの子です」


龍驤「朝潮…」


漣「どうやらあの子の骨は持っていくようです。さっきご主人様が泣きそうな顔になりながら朝潮の部屋に向かいました」


龍驤「横須賀でも朝潮の部屋を再現するんかな…」


漣「それが悪いとはいいませんが、また心を病まないかどうかが心配なんです」


龍驤「それは…ちょっち心配やね」


下1〜3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
773 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/09/05(木) 20:05:10.08 ID:FJp86HdDO
知ってるような知らないような着物を着た誰かの夢を視る漣
774 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/09/05(木) 20:06:37.82 ID:Kbkl3x3/O
きちんとお墓を作って朝潮の納骨をすることに決めている提督
というのも横須賀には朝潮がいるらしい
775 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/09/05(木) 20:12:43.70 ID:dRO2tonbo
>>773
776 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/09/05(木) 20:20:37.51 ID:MM+v+7Rc0
ーー朝潮の部屋


提督「…朝潮、聞こえてないかもしれないが俺の言葉を聞いて欲しい」


提督「朝潮は幸せだったと言ってくれた。俺と出会えてよかったとも言ってくれたよな」


提督「俺は結果として朝潮を救えなかった。その結果ばかりに捕らわれて俺は精神を病む一歩手前だった」


提督「だがそれは違った、朝潮はそんなことを望んではいなかった。死んでしまってからも朝潮を苦しめていたかもしれないな」


提督「…すまなかった」


提督「朝潮のことを乗り越えられるまで何度もここで泣いてしまっていた。もし見ていたのならどんな気持ちだったか…本当に申し訳ない」
777 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/09/05(木) 20:27:24.19 ID:MM+v+7Rc0
提督「…鎮守府の近くに朝潮の墓を作ろうと思っているんだ。朝潮の骨はそこに納めようと思っている」


提督「横須賀に移るがこの鎮守府は俺にとっても大事な場所だ。里帰り…というわけではないが、ここには何度も戻ってこようと思っている」


提督「本当はな、骨も部屋も横須賀に持っていこうとしたんだが…向こうには朝潮がいるんだ」


提督「朝潮以外にも他の艦娘はいるらしい。だが別の朝潮がいるのなら部屋は作れない」


提督「朝潮……朝潮のことは一生忘れない。ここに墓を作るが朝潮の事を忘れたいわけじゃないんだ」


提督「俺の鎮守府に来てくれてありがとう。俺と出会ってくれてありがとう」


提督「……すまなかった」


下1〜3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
778 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/09/05(木) 20:30:41.64 ID:UJIOYkNX0
天龍もこれに感じて
協力者集めにかかる
779 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/09/05(木) 20:32:50.66 ID:dRO2tonbo
みんなが手を貸してくれてお墓を作る
残る組が管理は任せといてよと
780 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/09/05(木) 20:33:42.54 ID:2s/vNXC/o
供養の為に日進を呼ぶ
781 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/09/05(木) 20:37:12.02 ID:9qY7SZEGo
背中を押すように風が吹いた
782 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/09/05(木) 20:56:56.81 ID:MM+v+7Rc0
ーー数日後、執務室


漣「ご主人様、朝潮さんのお墓作りに皆さん賛同してくれてよかったですね」


提督「…あぁ」


漣「それだけではなく、管理も任せてくれという頼もしい言葉も聞けました」


提督「どうやら多摩がこうなると予想してくれていたらしいな」


漣「流石は多摩さんです。ご主人様と付き合いが長いだけありますね」


提督「普通なら反対意見が出てもおかしくない。それを喜んで賛成してくれるとは…」


漣「涙ぐんでる所悪いですけど、まだ泣くには早いですよ。皆さん、お願いします」


霞「司令官」ガチャ


提督「霞…?」
783 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/09/05(木) 21:01:51.57 ID:MM+v+7Rc0
球磨「クマもいるクマ〜」


伊13「提督…」


提督「な、なんだ…?」


霞「原案というか試作品は昔に出来ていたのよ。でも司令官の状態が悪かったり早霜に刺されたりとかで時間がかかったの」


球磨「提督にはこれをプレゼントするクマ」スッ


提督「これは…香水か?」


伊13「少し…使ってみて下さい……」


提督「……」シュッ


提督「あ……あぁぁぁぁ…!!」 


霞「これの開発には苦労したし、私だけじゃ無理だったわね」
784 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/09/05(木) 21:05:42.36 ID:MM+v+7Rc0
球磨「朝潮の服や下着から僅かに残ってた香りをクマが解析して」


伊13「似てる香りを…見つけて…」


霞「私が薬草とか市販品を使って調合して、朝潮の香りを再現したのよ」


漣「香りというか匂いですな。漣も試しに嗅いでみましたが、確かに朝潮さんの気配を感じます」


霞「薬草にはこんな使い方もあるのよ。よく気が付いたわね?」


球磨「提督にはお世話になってるクマ」


伊13「気に入って…くれましたか…?」


提督「安価」


下1〜3高コンマ 提督の台詞や行動などを
785 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/09/05(木) 21:08:33.02 ID:UJIOYkNX0
いやあ、よく作ってくれた!
786 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/09/05(木) 21:09:57.21 ID:Kbkl3x3/O
噛みしめるように、ただ一言ありがとうと
787 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/09/05(木) 21:13:33.24 ID:2s/vNXC/o
提督、号泣
788 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/09/05(木) 21:17:45.60 ID:9qY7SZEGo
>>786
789 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/09/05(木) 21:19:13.70 ID:MM+v+7Rc0
提督「ぐ…うううぅぅぅぅぅ……!!」ボロボロ


球磨「大号泣クマね…」


霞「好きなだけ泣かせてあげた方がいいわね」


漣「ですか。それでは漣達は野暮用がありますので」


伊13「失礼します…」


提督「朝潮……!朝潮ぉぉ…!!」


球磨「ごゆっくり、クマ」パタン
790 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/09/05(木) 21:23:26.47 ID:MM+v+7Rc0
漣「ご主人様があんなに泣いてるところ見たことないんですけど、大丈夫なんですよね?」


霞「乗り越えた後だからいいのよ。もしまだウジウジしてたらあれは渡せなかったわ」


伊13「喜んで…くれたよね…?」


球磨「あれだけ泣いてるんだクマ、お気に召した証拠クマよ」


漣「ほんとだったら横須賀のことで仕事まみれなんですが、気分転換も必要ということにしておきましょう」


霞「私は薬の備蓄作業に戻るわよ」


球磨「霞は少しくらい休めクマ…」


下1〜3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
791 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/09/05(木) 21:23:59.83 ID:FJp86HdDO
お墓の話から老幹部の墓参りに行っておきたいと考える漣
立場上敵ではあったがやはり恩師ではあるのだと
組織とは関係無い部分で老幹部に師事していた頃を思い返す
792 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/09/05(木) 21:27:26.05 ID:Kbkl3x3/O
霞のフォローをする山雲朝雲


老幹部の墓とかあるのだろうか?
ロシアに逃亡してゴタゴタの中潰れて死んだのに
793 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/09/05(木) 21:29:32.00 ID:dRO2tonbo
>>792
794 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/09/05(木) 21:39:39.71 ID:MM+v+7Rc0
ーー


朝雲「霞、最近寝たのは何日前?」


霞「昨日ちゃんと寝たわよ」


山雲「山雲は〜全部知ってるわよ〜?」


霞「…二日寝てないわね」


朝雲「なにやってるのよ!そんなんじゃまた過労で倒れるわよ!」


霞「仕方ないでしょ?薬を作るだけでも大変なのに、横須賀での畑のことも考えないといけないのよ」


山雲「朝雲と山雲に任せてもいい仕事もあるはずよ〜?」


霞「……そうね」


朝雲「簡単な薬なら私達だって作れるんだから!」
795 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/09/05(木) 21:45:16.50 ID:MM+v+7Rc0
山雲「司令官の役に立ちたいからずっと働くなんて〜逆に司令に悪いわよ〜」


霞「山雲の言う通りね、私が徹夜を繰り返してる理由まで合ってるわ」


朝雲「司令が寝ずに働いててくれって頼んだんじゃないんでしょ?そもそもあの司令なら休めって言うわよ!」


山雲「言ってるけど〜霞が休まないのよね〜」


霞「休んでると逆に調子が悪くなるの。だから私は徹夜してるくらいが丁度いいのよ」


朝雲「そんなの絶対良くないに決まってるじゃない…」


下1〜3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
796 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/09/05(木) 21:48:04.90 ID:TiHb9RyOo
また倒れたらどうするんですかと榛名がたしなめる
797 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/09/05(木) 21:48:07.51 ID:FJp86HdDO
霞ってもしかしてワーカーホリックってやつなのかしら…と千歳の所に連れていく山雲朝雲
798 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/09/05(木) 21:57:45.48 ID:Kbkl3x3/O
>>797
>>796
799 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/09/05(木) 22:17:39.33 ID:eUKYnn/bO
ーー

榛名「霞ちゃん、聞きましたよ」


霞「……」


榛名「徹夜を繰り返すなんて大丈夫じゃないに決まってます!」


霞「でも…」


榛名「でもじゃありません!また倒れたらどうするんですか!」


霞「ごめんなさい…」


榛名「今度という今度は簡単には許せません!」
800 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/09/05(木) 22:26:00.03 ID:eUKYnn/bO
榛名「ちゃんと休まないと、霞ちゃんとはもう一緒に寝ません!」


霞「そんな!!」


榛名「榛名も心を鬼にします!霞ちゃんの為なんですからね!」


霞「お姉さまと寝れないなんて…そんなの拷問より酷いわ…」


榛名「ちゃんと霞ちゃんが寝ればいいんですよ?頑張って下さい!」


霞「はい……」


下1〜3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
801 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/09/05(木) 22:30:17.43 ID:FJp86HdDO
これまで霞がまとめたレシピや研究ノートを熟読する山雲朝雲
早く霞に追い付いて負担を減らさないとと勉強する
802 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/09/05(木) 22:40:58.89 ID:Kbkl3x3/O
と言いつつも霞が心配なのでちゃんと寝てるかチラチラ見に来る

山雲朝雲は>>801
803 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/09/05(木) 23:08:28.37 ID:aQPhABJgo
>>801これを見た霞が根詰めすぎるなと忠告して逆に突っ込まれる
804 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/09/05(木) 23:15:44.25 ID:RCjSmSsR0
ーー夜


霞「すぅ……」


榛名(霞ちゃんは寝てるみたいですね)カチャッ…


霞「ん……」


榛名「約束を守ってくれて榛名は嬉しいです。霞ちゃんと寝れなくなってしまうのは榛名も悲しいんです」


榛名「でもこのままじゃ霞ちゃんのためになりません。霞ちゃんとはずっと仲良くしていたいんです」


榛名「そのためには霞ちゃんには健康でいてもらう必要があります。どうかもう徹夜はやめて下さい」


霞「……んん」


榛名「それでは…お休みなさい……」パタン
805 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/09/05(木) 23:21:27.83 ID:RCjSmSsR0
ーー


朝雲「そっちはどう山雲?」
 

山雲「こっちも難しいわ〜…」


朝雲「無限にもある組み合わせから、ここの皆に合った薬を作り出してる。これをたった一人の艦娘がやったなんて誰も信じないわ」


山雲「霞が参考にした本や論文も見たけど〜かなり高度な技術が必要なのも混ざってたわ〜」


朝雲「本来なら精密機械を使ってやるような細かい作業を霞は手作業でやってた。しかも0.1gの誤差も無く調合を行ってるわ」


山雲「凄いって言葉を越えてるわ…」


朝雲「ここまでくると狂気よ」
806 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/09/05(木) 23:26:43.05 ID:RCjSmSsR0
朝雲「霞は過去にこの鎮守府の皆を道連れにしようとしたことがあるって聞いたわ。最初は冗談だと思ったけど霞なら可能ね」


山雲「水道とか〜飲料に混ぜたら一発ね〜」


朝雲「霞なら水に溶かしても色が変わらない薬を作れる。このノートは勉強にもなるけど…恐怖も感じるわ」


山雲「追い付こうとしてたけど…近付くのは程々にしておくべきね…」


朝雲「逆に私達が止めないといけない時がくるかもしれないわ。霞は踏み入れてはならない領域に入るかもしれない」


山雲「そんな日がこないことを信じるわ…」


下1〜3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
807 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/09/05(木) 23:31:27.01 ID:dRO2tonbo
スッキリした頭で作業をすると作業が捗る霞
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