【安価】神剣師

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1 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/07/07(日) 23:23:29.25 ID:Li6Gwhf+0
何か斬魄刀を目指すお話。
刀に精霊を宿して異能を発現させるみたいな奴。
オサレを目指して頑張ろう。


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1562509408
2 :プロローグを交えたキャラメイキング [saga]:2019/07/07(日) 23:24:09.74 ID:Li6Gwhf+0

少年は死を迎えようとしていた。

この現代では少年は剣士を生業としていた。

それはこの時代まで根強く続く大名家同士の抗争である。

少年はとある家系の剣士であり、未だ無銘の剣を担う若輩者だった。

今宵、一人の敵家の剣士と出会い、そして戦闘が始まり、死に絶えている。

「はあ…はあ……ッ」

窮地を迎えて少年は息を切らす。

敵は未だ刀の本気を見せていない。

実力差が目に見えていた。

「これで終わりにしよう」

男がそう呟くと同時に刀が光る。

鮮やかな色と共に、男が言葉を漏らした。

「牙乱丸」

名前と共に空間から真空の牙が出現し、少年の身を切り裂く。

これが剣士が扱える術、剣の霊と契約した者のみに扱える力。

その力に為す術なく崩れ去る少年。

(力が欲しい……)

心の底から願われる言葉。

その言葉に反応するかの様に。

少年の意識は、自らの剣の中に引き込まれた。

3 :プロローグを交えたキャラメイキング [saga]:2019/07/07(日) 23:24:51.49 ID:Li6Gwhf+0

夢の中。

少年は目を覚ます。

此処は何処だとうろたえる。

暗闇の中、目の前に見える薄明かりに思わず手を翳した。

『力が欲しいか』

男か女か子供か老人か。

その言葉を耳にして、少年を頷いた。

「力が、欲しい」

少年の問いに答える様に。

光が少年を包み込んだ。

………

剣の霊との契約。

少年の刀に新たな力が宿る。

闇の中は曙光に輝き。

少年の目の前に一人、剣の霊の姿が見えた。

その剣の霊の姿は………


↓1から↓3までで>>1が決める。

4 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/07/07(日) 23:26:46.66 ID:K712l58No
銀髪赤目幼女
5 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/07/07(日) 23:26:51.72 ID:i1HR4FOt0
狐面をかぶった妙齢の女性
6 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/07/07(日) 23:27:40.50 ID:xc+fgt5So
白髪に赤い隈取のある狼耳幼女
7 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/07/07(日) 23:27:44.27 ID:cVt+eWmL0
ひどく不機嫌そうな若い侍
8 :プロローグを交えたキャラメイキング [saga]:2019/07/07(日) 23:30:42.68 ID:Li6Gwhf+0

狐面をかぶった妙齢の女性。

その姿に驚く。

これが剣の霊であるのかと。

「お前が俺の剣……」

その言葉に頷いて跪く。

主と認めるかの様に。

少年を認めるかの様に。

そして砂の地面から、一振りの剣が出現する。

その刀を握れと剣の霊が瞳を向ける。

それに答える様に、刀を握った。

『契約は完了した』

『此処に剣―――顕現する』

その言葉と共に意識が覚醒していく。

体が天を昇り現実世界へと飛翔する。

『我が名を叫べ』

『我が剣を振るえ』

『我が全てを使え』

『叫べ、叫べ、叫べッ―――!』

『我が名はッッ』

少年と、剣の霊の言葉が重なる。

それは剣の霊の名であり。

少年の剣の、能力の名でもあった。


↓1から↓3まで >>1が決める。

9 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/07/07(日) 23:32:59.91 ID:UcWmvmXZo
響狐(ひびきぎつね)
10 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/07/07(日) 23:34:22.16 ID:6MTgfL+Bo
陽炎稲荷
11 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/07/07(日) 23:37:46.99 ID:h6kOlmuto
狐格子
12 :プロローグを交えたキャラメイキング [saga]:2019/07/07(日) 23:40:35.06 ID:Li6Gwhf+0

現実世界へと帰還する。

死に体は刀が支えている。

指一つで突けば倒れる程に憔悴した少年。

しかし敵対者は恐れている。

「「狐格子」」

その名を呼び、その力に、恐れを抱いている。

未知数の相手、これ程恐ろしいものは無い。

「さぁ―――」

少年は息を吐いて。

「―――喰らいやがれッ!」

その言葉で、一撃が、剣士の体を貫いた。

その一撃を喰らい、剣士は吐血し、しかし冷静にその力を観察する。

(これは……この力はッ)

絶命と共に、剣士はその力の存在を知った。

少年の剣の霊、その力、異能とは―――。

↓1から↓3まで >>1が決める。

13 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/07/07(日) 23:41:56.35 ID:cVt+eWmL0
金属以外の物質すべてを紙のように引き裂く
14 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/07/07(日) 23:46:21.04 ID:i1HR4FOt0
認識の錯誤
15 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/07/07(日) 23:47:25.77 ID:U2EqDD9W0
格子からのぞくことで敵の剣等の特殊効果を暴き無効化する(狐の窓的な)
16 :プロローグを交えたキャラメイキング [saga]:2019/07/07(日) 23:53:22.29 ID:Li6Gwhf+0

「成程、真空の刃を出す能力か」

少年の傍に浮かぶ四つの格子。

其処から覗き込まれた剣士の能力が暴かれた。

「バレた、だがッ!」

振られた刃、牙乱丸が牙を剥く。

縦横無尽の刃を前に少年は慌てる様子も無い。

少年の周りの四つの格子が防御態勢を取る。

真空の刃が格子に触れると同時に牙が粉砕された。

「なッ!」

なんだと。

その言葉を言うよりも早く、少年の刀身が剣士の体を切った。

(こ、これは……格子からのぞくことで敵の剣等の特殊効果を暴き無効化する能力!)

理解力が凄い。

その一撃で、剣士は絶命し、そして少年は息を切らして手を伸ばす。

勝利の余韻を感じながら、少年も地面へと倒れて気絶した。

覚醒した少年の物語が、今ここから始まる。
17 :寝るッ!おやすみッ!! [saga]:2019/07/07(日) 23:56:00.30 ID:Li6Gwhf+0


今日は此処までッ!
寝るッ!おやすみ!!
あっ!あと主人公の名前は適当に山田太郎でっ!
それが嫌なら田中か佐藤でっ!
それも嫌ならレスで投下してッ!
おやすみッ!!
18 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/07/08(月) 01:20:11.30 ID:/O4kolpVo
おつ
狐繋がりで伏見黄桜(ふしみきざくら)とか
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