【艦これ】龍驤「足りなかったもの」その8【安価】

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664 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/07/04(木) 23:20:11.50 ID:LT091sd3O
漣「……もう迷いはありません!あなた達のことを死ぬまで…いえ、死んでも愛してやりますよ!」


潜水新棲姫「死ぬのはやめてくれ」


漣「例えの表現です!それくらいどちらも愛しているということです!」


漣「漣の目の前にいるあなたの想いも尊重します!貴女も潜水新棲姫には変わりないんです!」


潜水新棲姫「納得してくれたなら良かったぞ」


漣「ええ、もう大丈夫ですぞ!」
665 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/07/04(木) 23:27:13.58 ID:LT091sd3O
潜水新棲姫「もうこの事は解決したな。なら次だ」


漣「え…他に何かあるんですか…?」


潜水新棲姫「ワタシから教えてもらった事だ。絶対に漣に言うなと言われていたが、漣がこうやって気持ちを晒してくれたなら言う必要がある」


漣「えっと…めちゃくちゃ怖いんですけど……」


潜水新棲姫「ワタシが記憶を保存してから殺されるまでの間にあった事だ。ワタシは漣は気付いていないだろうとは言っていたが…」


潜水新棲姫「ちなみに何の事だか分かるか?心当たりがあるなら言ってみてくれ」


漣「安価」


下1〜3高コンマ 漣の台詞や行動などを
666 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/07/04(木) 23:33:24.60 ID:cggCb+0mO
日記に書き残していたことですよね…?
もちろん知っていますぞ…
667 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/07/04(木) 23:42:59.26 ID:wzIB/Jono
あーあーえー
すみません見に覚えが……
668 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/07/04(木) 23:45:47.48 ID:rkhgLjVDO
そういえば…妙に身体が軽かった事と関係がありますか?被曝のせいだけではなく?と自信無さげに
669 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/07/05(金) 00:08:13.57 ID:sfFQ6xjy0
漣「日記に書き残していたことですよね…?それなら知っていますけど」


潜水新棲姫「一人で楽しみ過ぎて、漣の下着をダメにして新しいものとすり替えた話じゃない」


漣「じゃあ分かりませんね…」


潜水新棲姫「発端は一冊の本だ。そこには被曝治療に関しての論文があったんだが、その中にある事が書いてあった」


潜水新棲姫「ある物質が軽度の被曝治療に効果があるかもしれないという内容だ。調べるとそれは高価な鉱物だった」


潜水新棲姫「それを粉状にして体に取り込んだ後、血液検査をすると症状が軽くなっていたと」


潜水新棲姫「人間に対しての論文だったが、ワタシはなりふり構わずにはいられなかったんだ」
670 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/07/05(金) 00:12:24.43 ID:sfFQ6xjy0
潜水新棲姫「ワタシは高価なものを買える程もう金はもっていなかった。じゃあどうするか?答えはこの体を使ったんだ」


漣「売春……」


潜水新棲姫「ワタシは体を売った。人間の男と行為に至った」


潜水新棲姫「この見た目だ、相手は金を弾んでくれた。お陰でその鉱物を買うことができた」


潜水新棲姫「苦労して手に入れて飲んでみたが効果は無かった。ワタシはただ体を汚しただけだった」


潜水新棲姫「ワタシはこの事実を伝える時に泣いていた。どれだけ後悔してももう遅いと」


漣「……」
671 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/07/05(金) 00:16:43.33 ID:sfFQ6xjy0
潜水新棲姫「漣、ワタシを許してくれないか?もしかするとワタシがワタシに会いに来たのはそれが理由だったかもしれない」


潜水新棲姫「ワタシの事だ、殺されていなくてもいつかこの事実は打ち明けていただろう。だがワタシは死んでしまった」


潜水新棲姫「ワタシはワタシだ。犯した罪や失態もワタシのものなんだ」


潜水新棲姫「……ごめんなさい」


潜水新棲姫「被曝していた事も漣に伝えるべきだった。そうすれば結果は違っていた」


潜水新棲姫「もう二度と漣に隠し事はしない。だからワタシを許して下さい」


潜水新棲姫「お願いします…もうこんな事はしません……」


漣「安価」


下1〜3高コンマ 漣の台詞や行動などを
672 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/07/05(金) 00:18:14.50 ID:NyFs1rDco
抱きしめて
そんなに苦しんでいたのに…必死に生きようとしていてくれたのに…
気づいてあげられなくてすみません…
ほんとに私はバカですね…
673 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/07/05(金) 00:18:38.78 ID:8sN0/eSDO
別に黙っていればいいものを…本当に真っ直ぐですね…と抱き締める
もしまた何かあっても今度は貴女にそんな事はさせない、しなくてもいいように私が守る
674 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/07/05(金) 00:19:23.15 ID:54ji6N82o
新棲姫を抱きしめる漣
「過去に何があったとしても、未来に何が起ころうとも、最後に漣の横にいてくださいね」
675 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/07/05(金) 00:28:27.63 ID:sfFQ6xjy0
漣「別に黙っていればいいものを…本当に真っ直ぐですね…」ギュッ


潜水新棲姫「う……うぅ…」


漣「やっぱり貴女はあの子です。黙っていろと言ったのも分かりますし、こうやって打ち明けるのも分かります」


漣「帰ってきてくれてありがとう……」


潜水新棲姫「ふぐっ……うぅ……っ…」


漣「もしまた何かがあっても今度は貴女にそんな事はさせません。しなくてもいいように私が守ります」


潜水新棲姫「漣ぃ……ぐす…」


漣「これからはお互いに隠し事は無しですよ?」


潜水新棲姫「うん……もう…しない……」


漣「…これも見てるんですよね。漣が言ったことは本心です、どうか安心して見てて下さいよ」


漣「苦しかったんですよね?この子の涙を見れば分かります。もう苦しまなくていいですからね……」


潜水新棲姫「う、う……うぁ…っ……」


ーー
676 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/07/05(金) 00:28:58.76 ID:sfFQ6xjy0
遅くまでありがとうございます


コメントなどあればお願いします
677 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/07/05(金) 00:37:35.44 ID:iTi8x6gio
遅くまでありがとう
>ワタシはワタシだ。犯した罪や失態もワタシのものなんだ
>……ごめんなさい
ここて魂の継承は成った、今の深海新棲姫がこれからの新海新棲姫だ。少なくとも自分はそう確信した
人間や艦娘や傀儡が繋がりの中で瞬くのに対し深海棲艦は自分で輝く風な描き方が一貫していますね
そんな彼女達がほぼパートナーと呼べる相手がいるのも興味深い…
678 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/07/05(金) 00:39:27.09 ID:iTi8x6gio
潜水新棲姫だよ……すまん
679 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/07/05(金) 00:47:15.11 ID:8sN0/eSDO
お疲れ様でした
今度こそ丸く収まっ…そういえば漣の暗殺依頼出したのは何処の誰かまだ予想しかされてない…しかも漣帰還したし…
その予想だって浮気相手がまだ一般人の前提の時のだし
忍者吹雪は無事だろうか
680 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/07/05(金) 00:56:56.57 ID:NyFs1rDco
多分漣を暗殺しようとしたのは組織じゃないかな?
雪風を使って漣を消そうとしてたし、忍に一般人では依頼できないって話だし
681 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/07/05(金) 00:58:40.33 ID:2saUOMctO
忍者吹雪は漣は精神が死んだって報告した後も普通に登場してるよね?
682 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/07/06(土) 18:38:47.12 ID:wgrsYCvz0
ーー


漣「ご主人様、大本営からの支援物資が完全に途絶えました。燃料弾薬鋼材。その他食料などが全く入ってきません」


漣「その理由としてこういった書類が送られてきました。ご覧になられましたよね?」


提督「…あぁ」


漣「簡単に言えばこの鎮守府は大本営からの思想とはかけ離れた重大な違反
683 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/07/06(土) 18:41:10.59 ID:wgrsYCvz0
ミス



漣「ご主人様、大本営からの支援物資が完全に途絶えました。燃料弾薬鋼材。その他食料などが全く入ってきません」


漣「その理由としてこういった書類が送られてきました。ご覧になられましたよね?」


提督「…あぁ」


漣「簡単に言えばこの鎮守府は大本営の思想から外れ、重大な違反があっと書いています」


漣「身に覚えが無いと言えば嘘になりますが、食料すら送ってこないのは問題です。このままでは餓死を待つだけです」


漣「食料は備蓄しにくいですし、余剰の分はアケボノさん達に譲渡しています。この鎮守府には食料がありません」


提督「……」
684 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/07/06(土) 18:44:15.17 ID:wgrsYCvz0
漣「……どうしますか。大本営に頭を下げて食料だけでも送ってもらいますか?」


漣「そうすれば当面の危機は免れます。しかしその代償は重いでしょう」


漣「大本営は日本から独立するつもりです。そこに頭を下げるということは大本営側に付くということです」


漣「ご主人様」


提督「……」


漣「決断の時です。我々のいく末を決める時が来ました」


漣「これまでのようになあなあで済む期間は終わったんです。提督としての判断を…」


提督「……」


下1〜3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
685 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/07/06(土) 18:46:11.89 ID:g5e3HI3IO
傀儡の爆弾が非人道兵器として海外で報道されバッシングを受ける大本営
傀儡艦娘の受入国からは暗殺計画の疑惑すらかけられる
これによって傀儡の起爆も封じ込まれる
686 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/07/06(土) 18:46:38.42 ID:TR4MYqRf0
すまないが……深海棲姫に協力したい
687 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/07/06(土) 18:50:43.39 ID:YPMCjYGAo
今は大本営の配下につく
だがそれは大本営の思想に賛同するわけじゃない、自分で内部から情報を手に入れるんだ
他力本願ではなく自分たちで大本営を止めるんだ
688 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/07/06(土) 18:51:36.24 ID:areqeojY0
我々の使命はこの国の国民を深海棲艦から守る事であり 大本営と共にこの国を焼く事ではない彼らに下げる頭なぞ私は持ち得てない
689 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/07/06(土) 18:51:48.85 ID:5tQ9TUaDO
あらかじめ予定していたように同じ状況の他の鎮守府組と落ち合う
そこは政府が用意してくれた大本営もまだ知らない基地施設だった
690 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/07/06(土) 18:54:45.37 ID:wgrsYCvz0
すいません、安価の出し方が悪かったです


下1〜3高コンマ 提督の台詞やその他行動などを

でお願いします
691 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/07/06(土) 18:58:03.81 ID:YPMCjYGAo
>>689
692 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/07/06(土) 18:59:53.06 ID:5tQ9TUaDO
予定通り同じ状況の他鎮守府と落ち合う
しばらくここには帰れない、皆にも準備をさせてくれ
症状が重い艦娘は一時期に幹部さんか女幹部さんに任せる
693 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/07/06(土) 19:02:27.90 ID:areqeojY0
>>688
694 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/07/06(土) 19:22:53.66 ID:wgrsYCvz0
提督「俺達の使命は国民を深海棲艦から守る事だ、大本営と共にこの国を焼く事ではない」


提督「奴らに下げる頭なんか無い。これが俺の答えだ」


漣「ナルホド、大本営に楯突くという選択ですな。間違った選択だとは思いませんが、これから先の問題はどうお考えですか?」


提督「燃料や弾薬は備えがある。食料は地元の…」


漣「そうではありません。大本営を裏切るのなら粛清が待っているとはお考えになりませんか?」ジャキッ


提督「……」
695 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/07/06(土) 19:30:34.42 ID:wgrsYCvz0
提督「……」


漣「漣の性分をお忘れですか?長いものに巻かれるのが漣ですよ」


提督「…潜水新棲姫はどうするつもりだ」


漣「ご主人様は人質を取るような悪人ではありません。もちろんここの皆さんもです」


漣「甘っちょろいのは分かってるんですよ。漣の嫁に危害を加えられるはずありません」


漣「もう一度聞きます。大本営を裏切るという選択肢で良いんですね?」


提督「安価」


下1〜3高コンマ 提督の台詞やその他起こったことなどを
696 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/07/06(土) 19:33:40.24 ID:IVy/jSI6O
セーフティーがかかっているぞ
……本当は撃つ気なんて無いんだろう?
697 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/07/06(土) 19:36:12.15 ID:5tQ9TUaDO
そうだと提督が答えると漣、砲撃
その先には頭を撃ち抜かれた傀儡艦娘
八島がまだ使えないから直接来たという事ですね、裏切る事は予測されていたようで
…貴方の覚悟は解りました、私も腹を括りましょうかね
698 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/07/06(土) 19:36:43.56 ID:jBhQk2Bso
>>697
699 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/07/06(土) 19:36:53.29 ID:YPMCjYGAo
ここで曲げるような甘い覚悟では成せる事も成せない
700 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/07/06(土) 19:44:37.26 ID:wgrsYCvz0
漣「…そうですか。それではお覚悟を」


提督「……」


漣「……!」ドォンッ


「…………」ベチャッ


漣「傀儡を使ってくるとは、大本営もなりふり構っていられ無いんでしょうね」ジャキン


漣「不知火さん達から情報が送られていたかもしれませんが、こちらが裏切るのは予想されていたようですね」


漣「…貴方の覚悟は解りました、私も腹を括ります。最後までついていきますからね」


提督「…ありがとう漣」
701 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/07/06(土) 19:50:03.46 ID:wgrsYCvz0
ガシャーン!


漣「おおっと、やはり傀儡は一体だけじゃ無かったみたいですね!」


提督「緊急事態だ、迎撃組と避難組で別れて…」


漣「緊急事態マニュアル通りですね!了解です!」


提督「俺は避難組の所に行く。そっちは頼んだ」


漣「漣にお任せお〜〜!」


下1〜3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
702 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/07/06(土) 19:52:58.98 ID:TR4MYqRf0
漣ら駆逐艦娘ががんばって
みごと傀儡たちを全滅させた
703 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/07/06(土) 19:53:40.92 ID:YPMCjYGAo
傀儡は陽炎、不知火の通信が途切れたことを不審に思っての襲撃だった
大規模攻撃ではないため迎撃に成功
704 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/07/06(土) 19:58:26.03 ID:g5e3HI3IO
>>703
705 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/07/06(土) 20:01:52.01 ID:wgrsYCvz0
ーー


ガンビアベイ「皆さん大丈夫でしょうか…」


提督「傀儡が大量に来ているなら状況は良くない。そうでない事を祈ろう」


暁「情け無いわ、こんな時に戦えないなんて…」


電「電達にもできることはあるのです。陸での戦闘は皆さんにお任せするしか無いのです」


明石「どうか無事でいて下さい……」
706 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/07/06(土) 20:04:42.26 ID:wgrsYCvz0
漣「ご主人様〜任務完了ですぞ」ガチャ


ガンビアベイ「怪我はありませんか!?」


提督「数はどうだった?」


漣「傀儡の数はそれなりだったんですが、いやぁ…我々には頼もしい味方が居たものですね」


由良「終わった」


提督「由良か…」


漣「傀儡はほとんど由良さんが倒してくれました。こちらの被害はゼロです」


明石「良かった…!」
707 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/07/06(土) 20:08:49.51 ID:wgrsYCvz0
漣「他の鎮守府でも同じような状況かもしれません。我々はなんとかなりましたが、傀儡の対処を知らない鎮守府では全滅もあり得ます」


提督「傀儡は大本営から来ているはずだ。ここから更に大本営に遠い鎮守府では襲撃がまだ来ていないだろう」


漣「もちろん助けに行きますよね?」


提督「当たり前だ」


漣「ここから大本営に遠い鎮守府となると…女提督さんの鎮守府ですか」


提督「支援が向かっても間に合うか分からない。対処法を連絡しよう」


漣「すぐに連絡の準備をします!」
708 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/07/06(土) 20:11:32.07 ID:wgrsYCvz0
提督「…繋がらない……?」


漣「大本営からシャットアウトされてます!全ての通信機器が使えません!」


提督「個人の端末ではどうだ?」


漣「……ダメです!鎮守府そのものに繋がりません!」


提督「傀儡の襲撃を生き延びたとしても、反大本営側を集めさせないつもりか…」


漣「そうこうしてる間にも女提督さんの鎮守府が…!」


提督「ここまでやるのか大本営は……!」


下1〜3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
709 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/07/06(土) 20:13:31.08 ID:YPMCjYGAo
他の鎮守府へは襲撃が来ていない
陽炎、不知火の通信が途切れたことを不信に思っての襲撃だった
710 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/07/06(土) 20:15:59.55 ID:IVy/jSI6O
仕方なく残り少ない偵察機(航空機が全く無いのであれば夕張ドローンで)を飛ばして状況確認
襲撃は既に開始されており、大きな被害も出ている
711 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/07/06(土) 20:16:18.81 ID:5tQ9TUaDO
支援艦隊を女提督の鎮守府に出しつつ
大本営と本格的に事を構えるならここに留まり続けるのは危険だ
政府が秘密裏に建造したという基地に向かう、救助出来たらそこで落ち合おう
もしかしたら他の鎮守府組も来ているかもしれないと提督
712 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/07/06(土) 20:17:39.19 ID:E/0Rn0d2o
幹部さん、女幹部さん来訪
政府関係者から連絡が有ったと。
今、集まれるだけのメンバーを
>>689の施設に集結させろとの事。

そこへ現れたのは以前来た政府の高級官僚などでは無く
官房長官自ら政府の全権代表として現れ、こう話を切り出した。

「政府は間も無く大本営を政府機関から除外し、同時に反政府テロ組織として認定する。
既に与野党の全て代表と財界の支持も取り付け済みであり
その発表と同時に国会でも即時承認可決する事が決まっている。
このまま大本営が勝手に戦争でも始めれば、"日本国"が戦争を仕掛けた事になる。
それだけは避けなければならない。
その為にも早急に手を打つ」と。

その場に居た全ての者が唖然としている中、
官房長官が「君達は政府側に立つ鎮守府を取り纏め、
反政府テロ組織"大本営"一味とは別物である事を明確に示して貰いたい。」
713 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/07/06(土) 20:25:45.27 ID:wgrsYCvz0
提督「…女提督が心配だ。もう遅いかもしれないが支援艦隊は出そう」


漣「我々もここに留まるのはこれまでにしませんか?これ以上は危険です」


漣「政府が秘密裏に建造した基地に向かうべきです。国はこんな時の為に作ってくれていたんですよ!」


提督「…分かった、漣達はそちらに向かってくれ」


漣「ご主人様はどうするんですか!?」


提督「俺はこの鎮守府の提督だ。この街を守る義務がある」


漣「う……!」


提督「自分達だけ逃げるなんてできるはずが無い。せめて俺だけでもここに残る」


漣「ふざけないで下さい!死ぬつもりですか!?」


提督「それは街の人に対しても言えるだろう」
714 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/07/06(土) 20:28:23.02 ID:wgrsYCvz0
漣「……漣も残ります。重巡棲姫の力を使えばそれなりに戦えます」


提督「漣は皆を基地へ導いてくれ」


漣「できるわけないでしょうが!」


提督「誰かがやらなければいけないんだ」


漣「それはご主人様である必要は無い!」


提督「…いいから早く皆んなを連れて行ってくれ」


漣「ご主人様!!」


提督「早くするんだ漣」


漣「ぐぎ……!」


下1〜3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
715 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/07/06(土) 20:29:52.16 ID:TR4MYqRf0
誘導に従わない艦娘が多くあわてる漣
716 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/07/06(土) 20:34:25.84 ID:g5e3HI3IO
>>715
そんな状況で政府高官が国連軍を伴ってやってくる
核兵器の開発および傀儡への非人道的措置(菊月側リーク)により常任理事国決議で大本営を監視下に置くことが決まった
各地の鎮守府にも軍は派遣済み
717 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/07/06(土) 20:41:55.10 ID:YPMCjYGAo
命令を出し鎮守府に残る提督
そこへ深海提督が現れ、この海域の深海棲艦はこちらに任せて貴方は自分の仲間の元へ行くんだと話す
718 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/07/06(土) 20:42:30.66 ID:jBhQk2Bso
冷静に(聞こえるだけ)の理論で皆残る意志を示す
719 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/07/06(土) 20:46:08.29 ID:wgrsYCvz0
ーー

漣「皆さん何故指示に従ってくれないんですか!?」


瑞鶴「そんな分かりきったことを聞くの?」


雲龍「提督がここから離れないなら私達も動かないわよ」


北上「まぁそういうことだよね〜」


漣「ここに居たらまた傀儡が攻めてくるかもしれないんですよ!?」


多摩「そんなの分かり切ってるにゃ。何度でも返り討ちにしてやるだけにゃ」
720 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/07/06(土) 20:48:11.18 ID:wgrsYCvz0
ガングート「ここには夫と我が子が居る。離れるくらいならいっそ…」


由良「私が居る限り負けはない」


不知火「私達を上手く使えば囮になるのでは無いですか?」


陽炎「本当なら大本営で自爆でもしたい所だけど、そうもいかないのよね」


潮「私もここに残ります…!」


漣「これじゃあ全滅エンドしか無い…」
721 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/07/06(土) 20:51:41.92 ID:wgrsYCvz0
高官「提督さんから話は聞きました。皆さんは政府基地に向かって下さい」


漣「貴方は政府の…」


高官「ここを含めた鎮守府や街の護衛は軍が引き受けます」


加賀「何を言ってるの?この国は自由に軍を出撃できないのよ?」


高官「おっしゃる通り、『この国の軍』はそう簡単には動けません」


皐月「どういうこと?」


高官「護衛を引き受けてくれたのは国連軍なんです」


金剛「国連が動いたというんデスか…」
722 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/07/06(土) 21:03:05.17 ID:wgrsYCvz0
高官「核兵器の開発および非人道的措置の製作。リークされた情報を元に事の重大性が認められ、常任理事国決議で大本営を監視下に置くことが決まったんです」


長門(常任理事国の決議にロシアは参加したのか)


高官「…いえ。何故か不参加という事は聞いています」


榛名「これで決まりですね…」


高官「とにかく、この街と鎮守府は軍が守ります。皆さんは基地に急いで下さい!」


下1〜3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
723 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/07/06(土) 21:04:08.39 ID:5tQ9TUaDO
基地施設に着いてみると忍者提督や島風提督、それまで出会った提督はだいだい揃っていて天城や川内とも再会する
そして見慣れない中にはザラを連れた提督も居た
724 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/07/06(土) 21:04:43.74 ID:YPMCjYGAo
極秘情報の傀儡の爆弾まで把握されて封じ込まれ
抜け駆けで逃げ出すための内部リークを疑い始めて疑心暗鬼になる大本営
725 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/07/06(土) 21:19:07.02 ID:jBhQk2Bso
周りの町も交流が深かった艦娘は簡素だけど離れる事を伝えに行く
726 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/07/06(土) 21:26:50.99 ID:wgrsYCvz0
ーー


「まさか極秘情報の傀儡に仕掛けた爆弾まで把握されているとは」


「常任理事の決議にロシアが参加しなかったそうだ」


「我々との関係もバレたと見るべきだ」


「ここまで来ると我々の誰かが裏切ったとしか思えない」


「重役に決まっているだろう。ここに居ないのが何よりの証拠だ」


「奴は処分するしかない」


「こちらからも動くしかないだろう」


「引き続き通信機器は使えないままにする。大本営に逆らう奴らを一つにさせない為だ」


「テレビの通信も切る。これでどんな回線を使ってでも情報を交換することはできない」
727 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/07/06(土) 21:30:55.20 ID:wgrsYCvz0
ーー足りないもの鎮守府


雷「テレビも映らなくなったって事は全ての通信が切られたのね…」


響「直接会うくらいしか情報を交換する方法が無いね」


黒潮「陸にも海にも傀儡がうじゃうじゃおる中で移動するんは自殺行為やで…」


阿武隈「他の鎮守府の皆さんも基地に着くことさえできればなんとかなるんですぅ…」


天龍「それを伝える手段が無ぇ。どうしようも無いぜ」
728 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/07/06(土) 21:35:00.19 ID:wgrsYCvz0
龍田「手紙なら大丈夫でしょうけど、そんな暇は無いわよねぇ…」


葛城「傀儡がうろうろしてるなら手紙も難しいわ」


秋津洲「テレビもネットも使わないで情報を伝えるなんて……あっ!相手に声だけ届くような方法があれば良いかも!」


明石「そんなの…無いよ……」


秋津洲「う…わかってるかも……」


翔鶴「……あっ!!」ガタッ


雷「どうしたの翔鶴さん?」


翔鶴「雷ちゃん!一緒に来て!!」ガシッ


雷「え、ちょっ…あぁぁ〜〜!」
729 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/07/06(土) 21:39:33.80 ID:wgrsYCvz0
ーー


雷「突然どうしたの、これから皆んなで基地に向かうのよ?」


翔鶴「雷ちゃん!私達にはこれがあるじゃない!」


雷「え?」


翔鶴「テレビもネット通信も無理でも…これなら!」


雷「あ……!」


翔鶴「急いで準備をしましょう!まだ間に合うわ!」


雷「大急ぎで準備するわ!翔鶴さん……白鶴さんはスタンバイしてて!」
730 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/07/06(土) 21:47:28.33 ID:wgrsYCvz0
ザザ…ザザザ……


白鶴「…ますか?皆さん…聞こえますか……?」


白鶴「私は…白鶴です。いつもラジオを…聴いて下さって…ありがとうございます」


ザ…ザザザ……


白鶴「今日は…そうで無い方も……聞いているかも…知れません……放送日は…いつもと…違います……」


白鶴「今日は…番宣では……ありま…せん……緊急事態を…伝えたいんです……」


白鶴「大本営に…逆らった……叛意を翻そうとしている皆さん……」


白鶴「鎮守府は…放棄しても大丈夫です……国連軍が…動いています……」


白鶴「軍と合流出来れば…そのまま……あの場所へ…そうで無い方が…居るなら……伝えてあげて…下さい……この放送を聞いた…貴方達が…」


白鶴「皆さんの協力が…必要……なんで…」


ザザザザザ……
731 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/07/06(土) 21:48:32.60 ID:YPMCjYGAo
ついに翔鶴が輝く
732 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/07/06(土) 21:50:42.15 ID:wgrsYCvz0
翔鶴「どうだった雷ちゃん?」


雷「ノイズが多かったけど、ツクオリ放送局から白鶴さんのメッセージは伝わったはずよ」


翔鶴「後は皆んなが聞いてくれているかどうかね…」


雷「私達にできることはやったわ、早く基地に向かいましょう!」


翔鶴「いいえ、まだよ。もう一度やるわ」


雷「翔鶴さん!」


翔鶴「雷ちゃんは向かって。私一人でもなんとかする」


雷「そんな…ダメよ……!」
733 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/07/06(土) 21:55:09.33 ID:wgrsYCvz0
翔鶴「これが私にできることなの。ラジオを使って情報を伝えることは私にしかできない」


翔鶴「雷ちゃんは電ちゃん達と基地に向かって。全てが終われば私も…」


雷「……翔鶴さん、スイッチャーはどれか知ってる?」


翔鶴「えっ……と。この辺りよね…?」


雷「それはミキサー。こっちは音響よ」


翔鶴「え…ええっと…」


雷「翔鶴さん、私達は二人で一人よ。白鶴さんとアシスタントのライが揃って初めて一人前なのよ!」


翔鶴「……こんな私に付き合ってくれるの?」


ライ「当たり前じゃない!さぁもう一度よ白鶴さん!」


白鶴「…ええ、やりましょう!」


下1〜3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
734 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/07/06(土) 21:56:07.83 ID:5tQ9TUaDO
さすがにもう充分だと思いラジオが伝わったと信じて基地に向かう。その後>>723
白鶴さんですよねライブにも行きました!サインください!と声を掛けられたりしている翔鶴
735 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/07/06(土) 21:59:02.31 ID:areqeojY0
ラジオを聞いた反大本営派の鎮守府が民間人の護衛をしつつ基地に向かって続々と移動を開始した
736 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/07/06(土) 21:59:56.47 ID:jBhQk2Bso
>>734の前にDJ白鶴とライちゃんの狂信sy、熱心なファンの提督達が決心する描写いり
737 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/07/06(土) 22:00:23.06 ID:TR4MYqRf0
↑+駆逐艦娘は命を懸けて大本営へ
738 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/07/06(土) 22:06:20.12 ID:guae5R5JO
ーー基地


提督「ここに居るのが全員か?」


忍者提督「その可能性は高い。他の鎮守府の面々は大本営に付いたと考えるべきだ」


天城「見慣れた奴らが多いな。提督の知り合いなんだから当然といえば当然か」


島風提督「お前のところの提督はどうした」


天城「新人が逃げ出したんで天城が提督代理だ。文句あるか?」


島風提督「いや……」


提督「……」
739 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/07/06(土) 22:11:01.35 ID:guae5R5JO
女提督「提督……よくあの放送をしてくれたわ…」ポロポロ


幹部「あのラジオは正に救世主と言った所だよ。私も妻を連れてここまで来れたのはあの放送があったからだ」


駆逐棲姫「お前が白鶴だったのか!サインくれサイン!」


翔鶴「サインならいくらでも書くわ」


択捉「こっちにもサインお願いします!」


K提督「お願いします!」


瑞鶴「翔鶴姉がちやほやされてる…!?」


提督「…自分もまさかこうなるとは思っていませんでした」


女提督「皐月の面倒を見てくれただけじゃなくて今度は子どもまで…また貴女に助けられたわね……」


提督「皆んなが無事ならそれで良いんだ」


天城(ほとんど知ってるとは言ったが知らない奴もいるな。ザラを連れた提督は見た事もねぇ。油断は禁物だな)


下1〜3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
740 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/07/06(土) 22:18:20.84 ID:jBhQk2Bso
情報交換だ
741 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/07/06(土) 22:32:03.79 ID:rnxw/Q6t0
それぞれ久しぶりに会った面々とつかの間の交流
742 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/07/06(土) 22:36:31.87 ID:g5e3HI3IO
>>740
>>741
ザラの提督はイタリア帰りなので見たことないのも当然だった
大本営のやり方には納得ができない様子
743 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/07/06(土) 22:53:14.94 ID:guae5R5JO
ーー

ザラ提督「私はイタリアから戻ってきたばかりなんです。まだこちらでは馴染みが浅いのはそのせいかと…」


K提督「こっちは知ってますよ。欧州遠征に出ていた択捉達から話は聞いてますからね」


天城「ふーん……」


ザラ提督「日本に来たと思ったらこれです。大本営のやり方には賛成できませんね」


H幹部「外国から戻ってきたからその考えができるのよ。日本人は長い物に巻かれる主義だから、こうやって大本営に逆らうのは少数派なのよねぇ」
744 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/07/06(土) 23:04:12.83 ID:guae5R5JO
幹部「さて…これからどうする?」


忍者提督「大本営の見方を見ながら様子見か?」


島風提督「それでは遅い。向こうに何かをされてからじゃこちらは終わりだ」


H幹部「じゃあ何か策があるのぉ?」


天城「下手に動くとただの的だ」


提督「……」


下1〜3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
745 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/07/06(土) 23:11:43.06 ID:5tQ9TUaDO
提督
大本営の得意な仕込みというやつを真似てみようと思う
そうして提督は漣に頼んで富士と話す
貴女が干渉出来る大本営側の艦娘に大本営の所業を伝えてほしい
自分達も明日は我が身なのだと自覚させてほしいと
746 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/07/06(土) 23:23:10.66 ID:rnxw/Q6t0
実は菊月から対抗策を知らされている島風提督
誰が使えるか冷静に見極めている
747 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/07/06(土) 23:24:42.51 ID:YPMCjYGAo
大本営に捜査が入る
流石の大本営上層部も機能が麻痺、これに乗じて菊月達が動き出す
748 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/07/06(土) 23:33:47.22 ID:guae5R5JO
ーー

菊月『いいか、作戦は伝えた通りだ。これをやるにはお前以外に協力者が必要だ』


菊月『反大本営派が一箇所に集まるのなら手間が省ける。誰が使えるか見極めろ』


菊月『誰も条件に合わない場合はそこから離れろ。こっちに合流するんだ』


菊月『失敗すれば子の命は無い。お前以外の周りの奴らを消していく』


菊月『お前の様子は見ている。本来なら確認しに行く必要があったが、こっちには新しい手札がある』


菊月『いいか、お前のやるべきことを忘れるな』
749 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/07/06(土) 23:38:57.36 ID:guae5R5JO
島風提督(菊月の作戦がうまくいっても大本営を止めることはできない。だが邪魔をすることはできるだろう)


島風提督(菊月の目的は大本営をどうにかすることでは無い。もっと別にある)


島風提督(それが何か知ったことじゃない。俺は五月雨達の為にやるしか無いんだ)


島風提督(ここに来る連中はある程度予測できた。しかしそれでは菊月の立てた条件を満たせない)


島風提督(俺の知らない奴で条件を満たす奴が来れば…と思っていたが。まさかその通りになるとはな)


ザラ提督「……」


島風提督(ザラ提督、お前が当てはまっているんだ。悪いが嫌でも協力してもらうハメになるぞ)


下1〜3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
750 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/07/06(土) 23:44:01.19 ID:jBhQk2Bso
ザラ提督と二人きりになって話す島風提督
お前にしか任せられない秘策があると誘う
751 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/07/06(土) 23:44:23.31 ID:5tQ9TUaDO
島風提督には当たりがきつい他の提督達の中ザラ提督は島風提督とは初対面なので普通に接する
しかしザラ提督は島風提督より上手だった
752 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/07/06(土) 23:46:05.45 ID:YPMCjYGAo
>>747
753 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/07/06(土) 23:54:39.54 ID:guae5R5JO
ーー

深海綾波「司令官一体何があったんですか?」


「大本営に捜査が入る…」


深海綾波「陸の警察は私達の味方では無いんですか?」


「もっと大きい所からの圧力があったんだろう…」


深海綾波「ニュースでは臨時の常任理事国の会議を開催すると言っていました。まさかそれが原因じゃ…」


「そうなれば俺達もお終いだ…」


深海綾波「そんな……」


「俺は証拠を消すのと口裏合わせに向かう。お前はここで待機だ」


深海綾波「分かりました」


深海綾波「……」


深海綾波「……っべぇ…なんなんだよぉ…」
754 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/07/06(土) 23:59:20.07 ID:guae5R5JO
深海綾波「陸の警察にはアホみたいに金渡してんだろ?それが敵に回るって…マジでカニ同士動いてんじゃん!」


深海綾波「ちょ…リアルに世界大戦か!?そんなのお断りだって!ここは逃げるが勝ち…!」


深海綾波「な…なんだよ……!止めるなよ綾波!」グググッ


深海綾波「お前だって死にたくないだろ!ここに居ても捕まるだけだ!」


深海綾波「今ならまだ逃げられる!逆らうんじゃねぇ〜〜!」


菊月「そうだ逃げるな」


深海綾波「はひぃっ!!」


菊月「ちょうどいい、お前も協力しろ」


深海綾波「嫌だ!」


菊月「ならここで死ね」


深海綾波「もっと嫌だ〜〜〜〜!」


菊月「ならやることは一つだな。私についてこい」


深海綾波「なんで毎回こうなるのさ!!」


下1〜3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
755 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/07/07(日) 00:07:07.29 ID:RXOibRwDO
菊月が深海綾波に
お前自体は大した事はないが、中に居る奴はかなりのものだな、力を貸して貰うぞ
そう言うと深海綾波の右手が肯定するように動き何処かへ案内するかのように一方を指差す
756 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/07/07(日) 00:14:33.08 ID:Pvqdqyuno
>>755
757 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/07/07(日) 00:18:06.57 ID:nO4fgxmNO
今までのうっぷんを晴らすかのようなまるゆの徹底的な追求で口裏合わせにどんどんボロが出てくる
綾波は待機してるこました特務艦の子達を仲間に引き込んで行く
758 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/07/07(日) 00:35:01.53 ID:wL5pKwnG0
ーー

まるゆ「貴方は何も聞いていないんですね」


「そうだ、俺は何も知らない」


まるゆ「そうですか…ではこの書類を見てもらますか?」


「……」


まるゆ「これには貴方のサインがありますよね?」


「…知らない」


まるゆ「知ってますか?筆跡鑑定ってすぐに結果が出るんですよ」


「……」


まるゆ「このチャンスは逃しません。大本営は私達が止めるんです…!」
759 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/07/07(日) 00:42:40.48 ID:wL5pKwnG0
ーー

「大本営を裏切るわけには…」


深海綾波「そんな事言わないで…ね……?」サワサワ


「ひゃんっ…!」


深海綾波「私達と来てくれれば…もっとイイことしてあげますよ?」


「イイこと…?」


深海綾波「ね…綾波の下半身触って下さい」


「え…!?」


深海綾波「ホンモノですよ?私達の仲間になってくれたら…」


「……」


深海綾波「これで良いんですよね…もし全員相手することになったら私の棒がとんでもないことになりますけど…」
760 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/07/07(日) 00:51:16.70 ID:wL5pKwnG0
ーー


アケボノ「とうとうここまでたどり着いたわね」


菊月「やはりあの時とは様子が違うな」


リュウジョウ「ここが『八島』の制御しとる所やな」


チヨダ「まだ暴れちゃダメなの?」


グラーフ「脳筋がこんな所で暴れたらとんでもない…」


ガンビアベイ「いよいよ…ですね」


神威「これで…ようやく…」


菊月「全てを終わらせてやるぞ……富士」



ーー
761 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/07/07(日) 00:51:44.22 ID:wL5pKwnG0
遅くまでありがとうございます


コメントなどあればお願いします
762 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/07/07(日) 01:04:41.71 ID:RXOibRwDO
お疲れ様でした
そういえば菊月達からしたら富士は完全に敵というか騙された認識しか無いんだろうなあ…

そして天城は新人提督逃げたと言ってたけど多分進んで逃がしたんじゃないかと思った
深海綾波は美味しい立ち位置に居るよねぇ…何があってもなんだかんだで生き残るポジション
763 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/07/07(日) 19:47:16.24 ID:wL5pKwnG0
ーーーー

菊月『霊砲富士……大本営はこんなものを作っていたのか』


望月『あたシ達みたいな超能力者をこコに集メてエネルギーを増幅させル。そしてそノ力を霊砲としテ放つ』


荒潮『非人道的な兵器ねぇ…』


曙『その分威力は強力なんでしょ?』


如月『そう……この国…世界が滅ぶ程の……』


千代田『私の能力を使って暴れればこんな装置ぶっ壊せるわよ!』


龍驤『壊したらあかん。そんな事したら理想郷への扉とかいうやつが開けへんようになるやん』


大鳳『わざわざここまで来た理由がなくなりますよ』
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