【艦これ】龍驤「足りなかったもの」その8【安価】

Check このエントリーをはてなブックマークに追加 Tweet

360 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/29(土) 21:20:06.65 ID:QMZKIRkDO
はらわたが煮えくり返る思いで大本営はそのまま仲間の元へ
361 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/06/29(土) 21:23:23.63 ID:HP6x9HSDO
>>354
362 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/29(土) 21:23:44.32 ID:cvWzxMk/0
>>354
363 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/29(土) 21:24:29.52 ID:bqSDp3QaO
そもそもアジトの場所バレてるのだろうか
364 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/29(土) 21:28:35.33 ID:NMZg3cQEo
はったりの可能性もあるか…?
365 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/06/29(土) 21:44:09.68 ID:6suRpos80
信濃「覚えて…なさいよ……」ガシャーン


「仲間の元へ助けに行くか。お手本のような行動だ」


「信濃を追えば仲間の場所も特定できる」


「自分に何か埋め込まれていると考えないものかね」


「いつもと違い場所に向かうならそこを目標にする」


「信濃諸共処分できるということだな」
366 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/06/29(土) 21:47:23.66 ID:6suRpos80
ーー

信濃「良かった…まだ無事ね……」


アケボノ「あんたがそれで飛んできたって事は緊急事態?」


信濃「……ええ、ここが八島で狙われているわ」スッ


リュウジョウ「ここがバレたんか…」


菊月「なら攻撃される前に脱出だ。神威、頼む」


アケボノ「……待ちなさい」


菊月「どうしたアケボノ。早く逃げるぞ」


リュウジョウ「全員やられてしもうたらお終いや!」
367 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/29(土) 21:48:22.39 ID:w5kgIxooo
あ、発振器も今のアケボノなら見えるのか
368 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/06/29(土) 21:50:38.71 ID:6suRpos80
アケボノ「信濃…ちょっと我慢してなさい」


信濃「え?」


アケボノ「ふんっ!」グチャッ


信濃「かはっ……!」


リュウジョウ「何で信濃を刺すんや!?」


アケボノ「今のあたしは色々見えるのよ」グリグリ


信濃「アケボノ……!!」


アケボノ「我慢して。こうしないと出てこないから……」


菊月「それくらいの傷ならグラーフですぐ治る。我慢してろ」
369 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/06/29(土) 21:53:33.10 ID:6suRpos80
アケボノ「……取れたわ、これが何か分かる?」スッ


リュウジョウ「血まみれやけど、これって何かの部品か?」


菊月「信濃に埋め込まれていた発信機か何かか」


信濃「私の体に……うぐっ…」


アケボノ「アンタ、向こうで何を言われか知らないけど多分ハメられたわよ」


菊月「私達が今いる場所を確定させる為か」


信濃「私……」


アケボノ「次はこっちがハメてやるのよ。これを利用しない手は無いわ」


下1〜3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
370 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/29(土) 22:02:03.76 ID:NMZg3cQEo
ロシアの拠点とか基地みたいな所に近づいて発信機を捨てる
371 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/29(土) 22:02:52.93 ID:bqSDp3QaO
>>370
メディアへのリークも忘れずに
372 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/06/29(土) 22:03:41.21 ID:HP6x9HSDO
発信器の反応を追っていくとそこはロシア大使館だった
困惑する重役達
まさか奴らは我々を裏切ったのか!?と疑心暗鬼に
373 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/06/29(土) 22:12:40.52 ID:qpVBTHryO
ーー


「どう思う。一度止まった後更に動いてここで止まった」


「止まった時は合流した時。そして再び動いた移動先は、ここなら安全だと思っている場所のはずだ」


「まさか……ロシアの軍基地だとは」


「信濃の仲間はあの国の連中?向こうが裏切ったのか?」


「待て、そうと決まった訳ではない」


「あの国が協力して八島の射程を伸ばす中継リングを開発するんだろう?」


「まさかそれさえも嘘か?」


「まだ結論を出すな。今は確認が先だ」


「八島は出力を維持したまま待機だ」
374 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/06/29(土) 22:15:26.76 ID:qpVBTHryO
ーー軍基地


軍人『これを持っていれば良いのか?』


夕立『そうだ』


軍人『これが何かは分からないが、夕立が持っていろというならそうする』


夕立『…軍人、聞いた話だが近々仕事があるらしいな』


軍人『流石に耳が早いな。だがそれは俺の仕事じゃない』


夕立『どういうことだ?』


軍人『俺は空軍のパイロット。仕事があるのは海の方さ』


夕立『そういうことか…』
375 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/06/29(土) 22:18:59.61 ID:qpVBTHryO
軍人『そっちこそどうなんだ。夕立は忙しくならないのか?』


夕立『……迷っている。アイツらから話を聞いた時は信じられなかった。だが証拠を見せられたら納得するしかない』


軍人『迷うも何も、これを俺の所に持って来た時点で答えは決まってるんじゃ無いのか?』


夕立『……』


軍人『夕立達が望むなら俺達は味方をするぞ。海軍のやろうとしてる事はどうもきな臭いしな』


夕立「安価」


下1〜3高コンマ 夕立の台詞やその他起こったことなどを
376 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/06/29(土) 22:24:22.75 ID:NMZg3cQEo
……お前に国が動かせるか?無駄死にするのがオチだ
お前は何もしなくていい、汚れ仕事は慣れてる…こちらに任せておけ
377 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/29(土) 22:32:35.04 ID:w5kgIxooo
ロシアのメディアに匿名でこの情報を売る
報道された時にそれとなく陸と空の不安を煽ってほしい
海の暴走で大戦が始まるのはロシア国民の総意ではないから
378 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/06/29(土) 22:34:42.72 ID:HP6x9HSDO
お前は空を守れ、私は海を守る
適材適所というやつだ
379 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/29(土) 22:35:16.57 ID:cvWzxMk/0
次期国防長官が海軍の行動が余りにも過激過ぎる最近国際社会からの批判も相次ぐ中でこれは良くない夕立、もし良かったら私達にも手伝わせてくれないかと相談する
380 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/06/29(土) 22:49:17.83 ID:qpVBTHryO
夕立『お前に国が動かせるか?無駄死にするのがオチだ。お前は何もしなくていい、汚れ仕事は慣れてる……』


軍人『……』


夕立『後はこちらに任せておけ。お前達を使うつもりは無い』


軍人『ふ…そんなに民間人を殺した事を気にしているとはな』


夕立『なんだと!?』


軍人『夕立らしくも無い。お前なら必要な犠牲だったと切り捨てるんじゃないのか?』


夕立『なぜ…それを知って……』


軍人『俺はパイロットなんだ。自分で名乗ったつもりは無いが肩書きはエースだ』


軍人『エースともなるとKGBや国と仲良くさせてもらえるのさ』
381 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/06/29(土) 22:52:58.18 ID:qpVBTHryO
軍人『夕立、たった二人で悩めるお前が羨ましい。俺は何人殺したか分からないんだ』


軍人『エースになる為には必要な事だった。俺が生き残るにはこれしか無かったんだ』


夕立『あ…ぅ……』


軍人『それに出撃する理由ならある』


夕立『……なんだ』


軍人『目の前で俺の女が泣いてるからだ』


夕立『泣いて…ない……!!』


軍人『そうだな、そういう事にしてやろう』


夕立『ぐ……!』
382 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/06/29(土) 22:56:44.62 ID:qpVBTHryO
軍人『海軍の奴らは日本の大本営と共に独立国家樹立を宣言する。それを黙って見てるほど平和ボケしてないんだ』


夕立『…本音はそれか』


軍人『だが言ったことに嘘は無い。夕立、手は怪我するな。特に左手の薬指だ』


夕立『……』


軍人『お前の荷物くらい俺に預けろ。いいな』


夕立『…後悔しても知らないぞ』


軍人『この寒さに比べれば大した問題じゃない』


下1〜3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
383 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/06/29(土) 22:58:48.91 ID:HP6x9HSDO
そんな折り元組織の出資者達から若葉に依頼
組織の技術は一国家が独占していいものではない、技術の奪還、もしくは破壊を
そして協定を破り自国に手引きしたロシアの出資者の拘束を、その為の最高の装備を用意させてもらう
384 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/29(土) 23:08:16.13 ID:Hlz+y79uO
ロシア、日本の両国政府高官からのリークで陸空軍が海軍に反発する
八島とはいえポンポンと撃てるものでもないため流石に多勢に無勢、一時的に海軍の台頭が沈静化
385 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/29(土) 23:12:22.93 ID:bqSDp3QaO
軍人経由で国に均衡を崩す核兵器の使用は容認できない立場を取るよう働きかける
ロシアのマスコミには夕立がリークして八島等の核を用いた兵器について報道
世論に押されて傀儡の新兵器開発がストップされる
386 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/29(土) 23:12:50.86 ID:wlssdFpB0
>>384
387 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/06/29(土) 23:20:13.28 ID:53pjBbOr0
ーー

日本に核兵器。ヒロシマの数百倍の威力

ロシアは核放棄を提言。日本は核保有を否定

日本とロシア。秘密条約で核を取引かー


「これはどういう事だ」


「どうもロシアの方からの情報だ」


「ならどうして八島の情報が載っている!」


「誰かがリークしたんだろう」


「信濃がロシアに渡った。そこから漏れたんだ」


「恩知らずの欠陥品め……!」
388 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/06/29(土) 23:25:42.52 ID:53pjBbOr0
「信濃はロシアの空軍基地に向かった。海軍は空軍を買収できなかったようだ」


「あれだけ金を渡したのにか!」


「その金はほとんど中継リングの製作に使われたと聞いたぞ」


「ぐ……」


「向こうで傀儡の生産は止めさせた。信濃の傀儡も止めるしか無い」


「リングが無い今、射程は日本のみだ。まずはそれを優先させる」


「今回のはフェイクだとマスコミに報道させるのに金が必要だ。開発費を凍結し、そちらに回す」


「…八島は停止。発射は当分の間行わない」


「異論なし」


「火消しが優先だからな」


下1〜3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
389 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/29(土) 23:29:42.04 ID:w5kgIxooo
国内マスコミには死んだはずの重役に変装した龍驤が先にリークしている
あいつは死んだはずではと大本営内でも疑心暗鬼が広がる
390 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/29(土) 23:35:55.49 ID:NMZg3cQEo
提督らが各鎮守府へ、大本営から周辺の鎮静化の通達が来ていると思うが、知っている事を話し待って欲しいと説得
391 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/29(土) 23:36:11.19 ID:J9L0X/xv0
>>389
392 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/06/29(土) 23:58:45.66 ID:53pjBbOr0
ーー

提督「女提督、ここにも大本営からの連絡は来ているだろう」


女提督「そうね…」


提督「日本…大本営が核を保有しているのは誤報だと。周辺住民への対応も通達された筈だ」


女提督「……」


提督「普通はそれだけでは騒動は収まらない。民間はそれで納得しないし、何より核を持っているのは本当なんだ」


女提督「貴方…何を言ってるか分かってるの」


提督「お前こそ分かっているのか」


女提督「……」
393 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/06/30(日) 00:00:47.86 ID:8W5KMW550
提督「このまま大本営に従えばお前達も仲間になるんだぞ」


女提督「意味が…分からないわ」


提督「ここの艦娘を人質にされたんだろう。大本営のやり方は分かりやすいんだ」


提督「傀儡を襲わせると言われたのか?それとも他の何かか?俺に教えてくれ」


女提督「安価」


下1〜3高コンマ 女提督の台詞や行動などを
394 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/06/30(日) 00:08:34.45 ID:1u+jSdjDO
私の名字、知ってるわよね?
提督
いきなり何だ…○○だろう?それがどうし…あの死んだ元帥と同じ…!?
395 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/30(日) 00:13:12.05 ID:4ozmwrB00
やけに瞬きの多い女提督だったが 実は瞬きの長さや回数ででモールス信号を再現していた事に気付く提督
内容はこの部屋は隠しカメラとマイクで監視されているから迂闊なことは喋れない 詳しくは後日何らかの方法でそちらに報告する
その後話し合いがうまく行かなかった様に見せかけて鎮守府に帰還
396 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/30(日) 00:13:57.90 ID:YKLxVe4PO
>>395
397 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/30(日) 00:14:15.51 ID:ea04lSUrO
>>395
398 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/06/30(日) 00:29:13.33 ID:8W5KMW550
女提督「……」


提督「……」


女提督「何もないって言ってるでしょ。貴方こそどうしたの」


提督「……」


女提督「きっと疲れているのね。貴方の鎮守府の周りはクレーマーが多いって聞いてるわ。だから核なんか持ってるって言いたくなる気持ちは分かる」


女提督「またいい病院を紹介してあげるわね。今日はもう帰りなさい」


提督「……あぁ、そうさせてもらう」


女提督「悪いけどこれから用事があるの。送ってはいけないわ」


提督「大丈夫だ…問題無い」


女提督「早く元気になりなさいよ」


提督「……」
399 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/30(日) 00:33:06.76 ID:lweLnKQLo
(あっ言外の意思を読める関係すき)
400 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/06/30(日) 00:34:48.46 ID:8W5KMW550
ーーーー

提督「……」


女提督「せっかくのデートなのに暗いわね」


提督「お前と行動すると男の視線が集中するんだ。それにデートじゃない」


女提督「そうね、私一人だとナンパされて仕方ないから男避けに連れて来ただけよ」


提督「明日もまた研修だぞ。こんな事していていいのか」


女提督「応援してるチームの地元なんだから、行くしか無いわよ!配置される鎮守府によっては、ここには二度と来れないかもしれないのよ!」


提督「はぁ……」
401 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/06/30(日) 00:38:31.07 ID:8W5KMW550
女提督「打てーー!いけー!」


提督「……」


女提督「提督!あんた野球のルール知らないの!?」


提督「詳しくは無い」


女提督「こんないい試合…滅多に無いのよ!」


提督「……」


女提督「行けー!熱くなれーー!」


提督「……」
402 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/06/30(日) 00:45:09.92 ID:8W5KMW550
女提督「良かった…凄い…見てよかった……」


提督「…そうか」


女提督「提督は何も思わなかったの!?」


提督「そうだな…あの選手が気になったな。打席で激しく瞬きをしていた人だ」


女提督「あの選手はそれが売りなのよ」


提督「確かにホームランは打っていたな」


女提督「あれだけ瞬きしても球が見えてるのよね」


提督「…これは何かに使えるかもな」


女提督「何かって何よ」


提督「そうだな、例えば……」
403 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/06/30(日) 00:58:23.51 ID:8W5KMW550
ーー

提督(俺と女提督だけのサインは瞬きを利用したモールス信号だ。それだけでは気付かれる可能性もあるから間に無意味な瞬きを挟む)


提督(参考にしたのはあの選手だ。規則性があるように見えて無い。それが分かるのは俺と女提督だけ)


提督(この部屋は隠しカメラとマイクで監視されているから迂闊なことは喋れない。詳しくは後日説明すふ…それが女提督のメッセージだった)


提督(隠しカメラを仕掛けたのは大本営だろう。そこまでして……)


提督(向こうも本気だという事が分かった。怖気付いてはいられないな)


提督(戦争なんかさせない……絶対にだ)


ーー
404 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/06/30(日) 00:58:56.75 ID:8W5KMW550
熱男


コメントなどあればお願いします
405 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/06/30(日) 01:02:48.00 ID:1u+jSdjDO
お疲れ様でした
軍人さんもしかしてやたら名前が長かったり実は貴族だったりして
406 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/30(日) 01:10:30.63 ID:lweLnKQLo
おつおつでした
チクショウ軍人かっこいいなお前…プレゼントのチョイスとか女々しい面ばかり見てたが…あーくっそやるなあ
信濃さんを侮り過ぎていたな大本営
SBとはまたニッシリで会いてえなあ
407 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/30(日) 01:17:37.65 ID:7D08ipuz0
お疲れさまです
しかし瞬きのモチーフにした選手は誰なんや?
408 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/30(日) 02:43:35.80 ID:7D08ipuz0
熱男って書いてたわ…
409 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/06/30(日) 19:52:06.98 ID:8W5KMW550
ーー


提督(あれから数日後、女提督から暗号文が送られてきた。表向きは俺の体調を心配する手紙だ、誰かにバレている可能性は無いだろう)


提督(暗号の中身は概ね予想通りだった。女提督は子どもと所属している艦娘をどうにかすると脅され、このままでは大本営に従うしかないと書いてあった)


提督(女提督の鎮守府は戦力が揃っている。やろうと思えば本気で抗う事はできる)


提督(しかし子どもを人質にされてはどうしようも無い。艦娘と子どもを同時に守る事は困難だ)


提督(せめて艦娘だけならなんとかなったんだろうだがな…)
410 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/06/30(日) 20:02:10.18 ID:8W5KMW550
提督(それと暗号文には一つ気になる事が書いてあった。部屋を盗聴したり監視カメラを仕掛けたのは大本営では無いかもしれないと)


提督(裏で手を引いているのは大本営だ。しかし行動したのは大本営では無く、女提督の艦娘なのかもしれない…)


提督(確信は無いようだったが、その可能性は否定できない。大本営は艦娘の事くらい容易に調べられる)


提督(誰にも知られたくない秘密や人質を取られ、仕方なく女提督を裏切った…)


提督(所属している艦娘が敵かもしれない。この状況はこちらに都合が悪過ぎる)


提督(俺も迂闊に漣達にこの話はできないな…)


下1〜3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
411 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/30(日) 20:06:41.87 ID:qTdHAz8lO
大本営側は大本営側で死んだはずの重役からリークがあったとマスコミ各社から話を聞き、インタビューに答えている映像もあり疑心暗鬼に
(もちろん変身したリュウジョウ)
412 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/30(日) 20:16:57.99 ID:uAXremvEo
H幹部の方はどうなのか確認
413 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/30(日) 20:17:34.08 ID:hESTiPYXo
>>411
414 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/06/30(日) 20:29:08.22 ID:8W5KMW550
ーー

H幹部『こっちはびっくりするくらい何も無いわねぇ』


提督「そうですか…」


H幹部『あたしをどうにかするには骨が折れるって判断じゃないかしらぁ?ホモは一筋縄ではイかないわよぉ』


提督「そうですか…」


H幹部『心配なのは幹部ねぇ。あのロリコンはお嫁さんが居るわよねぇ?』


提督「幹部さんの家は以前に襲われたことがあるんです。それを反省にしてかなりセキュリティの高い所に引っ越したと聞きました」


H幹部『そんなの大本営ならどうにでもできるわよぉ。幹部は少し信用できないわねぇ』
415 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/06/30(日) 20:33:27.39 ID:8W5KMW550
提督「数日前に会った時は大丈夫でしたよね?」


H幹部『そうねぇ、でもあれからお互い会ってるかしらぁ?』


提督「…確認した方がいいでしょうか」


H幹部『危険な事はやめなさい』


提督「駆逐棲姫の姉がうちには居ます。この状況を知れば確認したいと言うはずです」


H幹部『やってくれるなら助かるわねぇ。グレーの味方が白になるならそれに越したことは無いわぁ』


提督「確認でき次第、報告します」


下1〜3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
416 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/30(日) 20:43:53.25 ID:hESTiPYXo
幹部のところへ行くと二人ともいる
私達も危ないところだったけど、国も対策として警察や特殊部隊を動員して動き出していると話す
417 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/30(日) 20:49:46.90 ID:O/lWfFZgo
>>416
418 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/30(日) 20:52:06.26 ID:qTdHAz8lO
>>411
419 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/30(日) 20:52:16.01 ID:b8bKLCNso
>>416からまた危なかったのかと怒ろうとするレ級を止めるクキちゃん
420 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/06/30(日) 21:00:23.98 ID:8W5KMW550
ーー

レ級「なんだよお前ら!そこをどけ!」


「……」
「……」


レ級「あたしの妹がここに居るんだよ!聞いてないのか!?」


「……」
「……」


レ級「お前ら…まさか……クキを…」


「……」
「……」


レ級「……全員ブチ殺してやる。あたしの妹に手を出した事後悔させてやるからな」
421 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/06/30(日) 21:03:48.89 ID:8W5KMW550
駆逐棲姫「大丈夫だお姉ちゃん。私は生きてるぞ」


レ級「クキ!!」


駆逐棲姫「この人達はSPだかなんだからしい。パパが言ってた」


レ級「なんだ…味方かよ……」


駆逐棲姫「私とパパを守ってくれるらしい。国が動いてるって言ってた」


レ級「そうか……良かった…」


駆逐棲姫「私語はできないからこうなってるらしい。喋らないのを除けば安全で良い」
422 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/06/30(日) 21:11:18.61 ID:8W5KMW550
レ級「…連絡だ。幹部は味方のままなんだな」


駆逐棲姫「何かあったのか?」


レ級「クキは巻き込みたくない。お前はここで保護されててくれ」


駆逐棲姫「そう言われても納得できない」


レ級「ダメだ。ここから出るな」


駆逐棲姫「じゃあ一つだけ約束して欲しい。お姉ちゃんは絶対に死なないで」


レ級「…善処する」


駆逐棲姫「お姉ちゃん、暁が悲しむぞ」


レ級「そんなのは分かってるんだよ!クキはそこで守られてろ!!」ダダダッ


駆逐棲姫「待ってくれお姉ちゃん!」


「……」ササッ


駆逐棲姫「おいどけ!おい……!」


レ級「提督も暁もクキも全部同時に守れないのは分かってるんだよ…何かを天秤にかけるくらいならあたしは……」


下1〜3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
423 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/30(日) 21:19:32.80 ID:qTdHAz8lO
>>411
424 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/30(日) 21:20:11.71 ID:b8bKLCNso
>>411
425 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/06/30(日) 21:36:13.29 ID:1u+jSdjDO
老幹部が死んだと聞いてから少しだけアンニュイな漣
別に憎かった訳ではないし今でも恩は感じている
426 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/06/30(日) 21:42:29.08 ID:8W5KMW550
ーー


女提督「あれからどう?クレーマーの対策で参ってないでしょうね」


提督「どうにかなりそうだよ…」


女提督「大本営を信じていれば良いのよ」


提督「……」


女提督「……」


提督(あれからどうだ)


女提督(こっちは厳しいままね。子どもを人質にされてるとどうにもできないの)
427 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/06/30(日) 21:46:20.64 ID:8W5KMW550
提督(大本営は核兵器のリーク動画の対応でゴタゴタしている。今なら大丈夫じゃないのか?)


女提督(大本営だけが敵ならね…)


提督(ここには大本営側の艦娘が居るのか)


女提督(居ないという確信が無い。迂闊に行動できないの)


提督(調べる方法があれば良いんだけどな…)


女提督(あるにはある。貴方が協力してくれるのが前提だけど)


提督(難しい事ではないなら協力する)
428 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/06/30(日) 21:48:55.98 ID:8W5KMW550
女提督(提督、話を合わせて)


提督(話を?)


女提督(私に乗ってくれれば良いのよ)


女提督「……貴方が疲れているのはよーく分かったわ。でもそれは私もなの」


提督「あ、あぁ……」


女提督「提督…」


提督「なんだ?」


女提督「昔の事を思い出すわね…」
429 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/06/30(日) 21:52:04.69 ID:8W5KMW550
女提督「私はシングルマザーとしてあの子を育ててきた。皆んなには夫とは別居中だって説明してるわ」


女提督「あの子…目元が貴方そっくりなのよ」


提督「おま…!」


女提督(話を合わせて!!)パチパチ


提督「……」


女提督「貴方の子を身篭った時はどんな思いだったか。結局貴方は認知はしてくれないと言ったわね」


女提督「あの子を堕ろすという選択肢は無かった。その結果がこれよ」


提督「……そうか」


女提督「怒っては無いわよ?あの時の行為には合意があったわけだし…」
430 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/06/30(日) 21:55:19.64 ID:8W5KMW550
女提督「ねぇ…久しぶりに私を慰めてくれない?」


提督「…いいのか?」


女提督「二人目が欲しいと思ってた所なのよね…」


提督「……」


女提督「冗談よ。でも癒して欲しいのは本当よ」


提督「…時間はあるのか?」


女提督「もちろんよ。私の部屋で…楽しみましょう?この胸に溺れるのも久しぶりでしょ?」


提督「……あぁ」


女提督「待ちきれないわ…早く部屋に行きましょう……」


提督(こんなので引っかかるのか?)


女提督(うちの艦娘が盗聴してるなら…必ず引っかかるわよ)


下1〜3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
431 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/30(日) 22:01:55.67 ID:lweLnKQLo
部屋のドアが吹っ飛んで鬼気迫る艦娘達が雪崩込んで来た
432 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/06/30(日) 22:02:11.74 ID:1u+jSdjDO
偶然を装って如月が部屋に訪ねてくるが目が泳いでいて僅かに赤面していてバレバレ
433 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/30(日) 22:06:12.92 ID:O/lWfFZgo
人が少ないのは君の名はやってるからなのかな…

部屋に向かう二人の前に立ちふさがる鬼怒
434 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/06/30(日) 22:18:10.38 ID:8W5KMW550
ーー

女提督「あら…どうしたの鬼怒。私の部屋の前で何してるの?」


鬼怒「……!」


提督「何か怒っているようだが…」


女提督「鬼怒は鬼が怒るって書くけど、いつでも怒ってるわけじゃないわよ?」


提督「なら今日は機嫌が悪いのか?」


女提督「そうかもしれないわね…」
435 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/06/30(日) 22:21:59.77 ID:8W5KMW550
女提督「そこをもどいてくれないかしら?これから提督と大事なお話があるの」


提督「艦娘には聞かれたく無いんだ」


鬼怒「……どの口が言ってんのさ!」パシーン


提督「う…っ!」


女提督「ちょっと鬼怒、何してるの!?」


鬼怒「あんたみたいな最低な男があの子の父親だったなんて!絶対許せない!」


女提督「ぁ……」


提督「……」


鬼怒「女提督は鬼怒が守るんだ!あんたなんか指一本触れさせない!」
436 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/30(日) 22:23:50.74 ID:lweLnKQLo
鬼怒おにおこ
437 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/06/30(日) 22:24:29.04 ID:8W5KMW550
女提督「鬼怒……貴女…」


鬼怒「そんか悲しそうな顔しないで!こいつは二度と近付けないようにする!」


鬼怒「女提督はちょっと落ち込んじゃっただけなんだよね。本当はこんな事言わないもん!」


提督「こんな事ってどんな事だ?」


鬼怒「あんたは黙ってて!妊娠させて子どもを認知しないなんて……最低のクズだ!二度とここに来ないで!」


提督「……」


鬼怒「なに!?言いたいことがあるならハッキリ言って!」
438 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/06/30(日) 22:28:40.59 ID:8W5KMW550
提督「その話はどこで聞いたんだ?」


鬼怒「しらばっくれる気!?鬼怒はちゃんと聞いたよ!あの子を認知しなかったって!」


提督「どこで聞いたんだ?」


鬼怒「だからぁ……!」


女提督「鬼怒…………」


鬼怒「……!!」


提督「子どもを認知だとか俺の子どもというのは嘘なんだ。あそこで話したことに事実は含まれていない」


提督「その話をなぜ君が知っている?あの部屋には俺と女提督しか居なかったぞ」


女提督「貴女が……裏切って…………」ポロポロ


鬼怒「違う…違うの………」


提督「…どういうことか全て説明してもらおう」


下1〜3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
439 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/30(日) 22:30:32.30 ID:lweLnKQLo
女提督を守るためだったと鬼怒
440 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/30(日) 22:36:50.34 ID:rFQT4mOao
鬼怒は大本営から女提督の動きを監視して報告する様に、断るなら女提督の子供の安全は保証できないと言われていた
盗聴器を仕掛けたのは鬼怒ではない
441 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/30(日) 22:38:59.50 ID:bmCh9xsC0
涙目になりながらうなじを見せる鬼怒
首は不自然に隆起していた。
紙に「爆弾が埋められている」要は協力しなければ爆発させる‥人質である
442 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/30(日) 22:39:14.43 ID:Wl6r1SrAO
女提督が無事でいてほしければ協力するよう大本営からの接触があってやった
443 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/06/30(日) 22:48:53.04 ID:8W5KMW550
女提督「鬼怒は私の事…嫌いだったの……?」


鬼怒「……これ、見てくれる…?」スッ


提督「首の後ろ…?うなじの辺りか?」


鬼怒「そう言っても…見ただけじゃ分からないんだけどね……」


女提督「何か…あるの……?」


鬼怒「女提督は傀儡は知っちゃってるんだよね…」


提督「俺も知っているぞ」


鬼怒「そっか…なら話しは早いや……鬼怒はね、傀儡なんだ…」


女提督「そんな……」
444 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/06/30(日) 22:53:11.29 ID:8W5KMW550
鬼怒「それだけじゃなくて…鬼怒には爆弾が埋め込まれてるって…」


提督「なに……?」


鬼怒「鬼怒だけじゃなくて…大本営が艦娘として作った傀儡には……爆弾が…」


女提督「そんな…まさか……」


鬼怒「首の後ろ…背骨に隠れるようにあるんだって……そうすれば…簡単には気付かれない……」


鬼怒「鬼怒が協力しないとこの爆弾を爆発させる……そう言われたから…」


提督「大本営に協力するしか無かったのか」


鬼怒「爆弾がどれくらいの規模か分からないから…自爆もできない……従うしかなかったの…」


女提督「鬼怒が傀儡…爆弾……」


提督「…話してくれてありがとう。貴重な情報だ」
445 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/30(日) 22:54:08.22 ID:O/lWfFZgo
うぉ…すげー致命的な安価が…
446 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/06/30(日) 22:57:19.99 ID:8W5KMW550
鬼怒「あの言い方なら全ての傀儡艦娘には爆弾が仕掛けられてるかもしれない…もしそうだとしたら…」


提督「簡単には取り外せない位置にあるということは…そういうことなんだろう」


鬼怒「ねぇ…大本営は何をしようとしてるの?鬼怒達はどうなるの?」


提督「…大本営には好き勝手にさせない。その為に戦うんだ」


女提督「提督……」


提督「爆弾を外せなくてもいい、起動させなければいいんだ。全ては大本営を止めることなんだ」


下1〜3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
447 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/06/30(日) 23:01:39.86 ID:1u+jSdjDO
これでは女提督は頼れない、大本営を止める為にはとにかく戦力が必要だ
今他に自由が効く鎮守府は無いのか探す提督
448 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/30(日) 23:05:48.78 ID:lweLnKQLo
幹部さん達と傀儡艦娘の爆弾について情報共有
そして傀儡がいないもしくは少ない鎮守府がないか、そもそも識別が簡単にできる方法はないか話し合い
449 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/30(日) 23:07:16.93 ID:Wl6r1SrAO
>>447
>>448
450 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/06/30(日) 23:28:32.65 ID:8W5KMW550
ーー


幹部「傀儡の艦娘にはそんな事実が…」


提督「全ての傀儡艦娘に爆弾が仕掛けられているか分かりません。その上判別方法も分かりません」


幹部「首の後ろというなら外科的に外す事も困難だろう」


提督「どうにかできれば良いんですが…」


幹部「現状では厳しいね。今はそれより他にやるべき事がある」
451 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/06/30(日) 23:35:08.23 ID:8W5KMW550
提督「どれくらいの鎮守府に傀儡がいるのでしょうか」


幹部「全く想像ができない。一つの鎮守府に一人は居る…そう考えた方が良いかもしれないね」


提督「自分の鎮守府にも陽炎や不知火が居ます…」


幹部「まずは彼女達に爆弾が仕掛けられているか調べてみるのはどうだい?」


提督「…そうしている時間はあるんでしょうか」


幹部「私にできることはしておく。君はまず自分の鎮守府の艦娘を調べてあげてくれ」


提督「……」


下1〜3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
452 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/30(日) 23:43:10.94 ID:6C4ckgDgO
確認できた限り全ての傀儡艦娘に爆弾は仕掛けてあった
場所が場所だけに取り除くのは不可能である
453 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/30(日) 23:44:45.29 ID:rFQT4mOao
調べるといってもどうしたらいいか悩む提督
454 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/30(日) 23:45:57.77 ID:i+FjJZY5o
爆弾の探知機の開発を工廠組に頼む提督
455 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/30(日) 23:46:02.11 ID:6U8Au7ZUO
まずは混乱させず調べる方法を考える提督
456 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/06/30(日) 23:55:19.58 ID:8W5KMW550
ーー

不知火「司令の話を聞きましたか陽炎」


陽炎「……」


不知火「まさか私達傀儡に爆弾が仕掛けられているなんて予想外でしたね」


陽炎「…なんであんたはそんなに冷静なのよ」


不知火「爆弾が仕掛けられているとは思いませんでしたが、何か不利益になる事はあるだろうと思っていました」


不知火「そうでないと傀儡艦娘の存在を隠す理由がありません。そうは思いませんか?」


陽炎「……全く」


不知火「そうでしたか」
457 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/06/30(日) 23:58:25.08 ID:8W5KMW550
不知火「爆弾を取り除くことは不可能だそうですね。困ったものです」


陽炎「…それだけ?」


不知火「何がですか?」


陽炎「困ったもの…それだけで済まそうとしてるの!?」


不知火「勘違いしないで下さい。きちんとこれからの事は考えていますよ」


陽炎「…なに」


不知火「こんな事をしでかした大本営には責任を取ってもらうんです」
458 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/07/01(月) 00:01:30.84 ID:O5xBdb3/o
(ぬいぬい自覚できないだけで激おこなんじゃ…)
459 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/07/01(月) 00:03:21.80 ID:UNyAdDzK0
不知火「不知火達の爆弾の起動方法は分かりません。しかし誘爆させれば何も問題ありません」


陽炎「あんた……本気?」


不知火「不知火の傀儡としての力を使えば大本営まで近付けます。そしてそこで自爆です」


不知火「もし新兵器の場所が分かるならそこで自爆です。いずれにせよ自分で爆発させる道しか残っていません」


陽炎「……」


不知火「司令やここの皆さんを危険に晒せません。覚悟はできています」


下1〜3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
319.15 KB Speed:0.4   VIP Service SS速報VIP 更新 専用ブラウザ 検索 全部 前100 次100 最新50 続きを読む
名前: E-mail(省略可)

256ビットSSL暗号化送信っぽいです 最大6000バイト 最大85行
画像アップロードに対応中!(http://fsmから始まるひらめアップローダからの画像URLがサムネイルで表示されるようになります)


スポンサードリンク


Check このエントリーをはてなブックマークに追加 Tweet

荒巻@中の人 ★ VIP(Powered By VIP Service) read.cgi ver 2013/10/12 prev 2011/01/08 (Base By http://www.toshinari.net/ @Thanks!)
respop.js ver 01.0.4.0 2010/02/10 (by fla@Thanks!)