ロボ娘「本日転入いたしましたボ娘です」

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1 : ◆GiMcqKsVbQ [saga]:2019/06/18(火) 23:54:13.11 ID:1CFj2mmu0
【自己紹介】

ロボ娘「身長は155センチ、体重はりんごn個分」

ロボ娘「趣味は洋画鑑賞です。最近は名探偵ピカチュウを見に行きました」

ロボ娘「あとは、見ての通りロボットです。至らぬ点もあるかと思いますが、よろしくおねがいします」

パチパチパチパチパチ

女子A(え、ロボット?)

男子A(ロボット好きの聞き間違いか?)

先生「はい、自己紹介ありがとうございます。ロボ娘さんはロボットして作られてまだ2年ほどだそうです。みなさん、仲良くしてあげてくださいね」

男子A(聞き間違いじゃなかった!?)

女子A(マジでロボットなんだ・・・・・)

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1560869652
2 : ◆GiMcqKsVbQ [saga]:2019/06/18(火) 23:55:44.22 ID:1CFj2mmu0
【特技】

女子A「ロボ娘ちゃんってどこから来たのー?」

ロボ娘「ヒト研究所です。神戸にあります」

女子B「好きな食べ物はある?ていうかそもそも物は食べられる?」

ロボ娘「食べられます。しいたけこそ至高」

女子A(なぜにしいたけ)

女子C「じゃあ、何かロボットらしい特技とかは?」

ロボ娘「よくぞ聞いてくれました。もちろんありますよ」

女子C「どんなのどんなの?」

ロボ娘「なんと私・・・・・・実は!」

女子C「実は?」

ロボ娘「頭の飾りのこの部分がWi-Fiのルーターになっています!無料で使えるフリーWi-Fiです!」

女子「・・・・・・」

ロボ娘「・・・・・・」ドヤァ

男子B「ウチの学校、元からWi-Fi飛んでるんだけど」

ロボ娘「なんと!?」

女子A「馬鹿っ!なんで言っちゃうの!」

ロボ娘「じゃ、わ、わわわ私のそそそ存在意義ははははは」

女子B「Wi-Fiスポットに命かけすぎじゃない!?」
3 : ◆GiMcqKsVbQ [saga]:2019/06/18(火) 23:57:28.47 ID:1CFj2mmu0
【標準装備】

女子A「ほ、ほら!他にはないの!?目からビームが出たり!」

女子B「腕がサイコガンになったり!」

女子C「口からミサイルが出たり!」

ロボ娘「め、め目からビーム・・・・・う、腕がサイコガン・・・・口からミサイル・・・・・」

ロボ娘「じ、次回のアップデートをお待ちください。そ、早急につけてもらいます。は、博士なら可能なはずです」

女子A「ないなら無理しなくていいんだよ!?」

ロボ娘「大丈夫です、私はアップデートで存在意義を確保できます。今日も空は青いです」

男子B「今日曇りだけど」

ロボ娘「自爆します。探さないでください」

男子A「ちょ、ロボ娘さんを止めろ!男子!手伝え!思ってたより力強い!」

ロボ娘「放してください!天気模様すら見れない私はもう自爆するしかないんです!」

男子A「なんで自爆機能はついてるんだよ!!!博士!!!!」
4 : ◆GiMcqKsVbQ [saga]:2019/06/18(火) 23:58:23.67 ID:1CFj2mmu0
【検索】

先生「では、この問いの答えを・・・・・・ロボ娘さん」

ロボ娘「はい」

ロボ娘「・・・・・・」

先生「大丈夫ですか?解けますか?」

ロボ娘「あ、あの」

先生「なにかわからないところがありますか?」

ロボ娘「グーグル検索をしてもいいですか?」

先生「え?」

ロボ娘「もしくはヤフー知恵袋を使っても」

先生「わからないならわからないと言ってください」

女子A(言わなきゃバレなかったのに)

男子B(テストの答案をヤフー知恵袋で聞いた事件とかあったな)
5 : ◆GiMcqKsVbQ [saga]:2019/06/18(火) 23:58:56.73 ID:1CFj2mmu0
【機能】

女子C「ロボ娘ちゃんってほんとにロボットなの?」

ロボ娘「私の存在を疑われていますか!?」

男子B「正直、ロボットっていうかめちゃくちゃ人間臭い」

ロボ娘「ロボットです!まごうことなきロボットです!」

女子C「だってロボットなのにオーストラリアの首都の名前わからなかったし・・・・・」

男子A(自信満々にシドニーって言ってたしな)

ロボ娘「私の脳内チップには電子辞書機能がついていないんです・・・・・これから学習すればいいって博士が・・・・・」

女子B「次は数学Tだけど大丈夫?」

ロボ娘「だ、大丈夫です。関数電卓は搭載しています」

女子B「次やるの命題と証明だけど」

ロボ娘「・・・・・ノート見せてください」

男子B「はいよー」
6 : ◆GiMcqKsVbQ [saga]:2019/06/19(水) 00:00:29.09 ID:CUwlfwtJ0
【ロボらしいこと】

男子C「なんかこう、一目でロボットってわかる感じのことないのか?」

ロボ娘「えっと、首なら取れますが」スポン

女子A「!?」

男子A「ドクタースランプかな?」

ロボ娘「ちなみに首が取れていてもリモート操作で体は動かせるので問題ありません」ポロッ

女子A「あっ」

ガッガシャン!!!!!

男子A「だ、大丈夫か!?」

男子C「あちゃー、目のとこ壊れてるよ。机の角に当たったのかな」

ロボ娘「・・・・・た、たかがメインカメラをやられただけです。問題アリマセン」

女子A「サブカメラは?」

ロボ娘「・・・・・アップデートをお待ちくださ」

男子A「先生ー!ロボ娘さんが首を落として壊れたー!!!迎えをー!!!」
7 : ◆GiMcqKsVbQ [saga]:2019/06/19(水) 00:01:07.65 ID:CUwlfwtJ0
【リベンジ】

男子A(昨日はロボ娘さんが転入してきて大変だったな・・・・・今日は大丈夫だろうか)

ロボ娘「おはようございます、男子Aさん」

男子A「ああ、おはよう、ロボ娘さん」

ロボ娘「今日は空が青くていい天気ですね!」

男子A「ん、まあそうだね」

男子B「午後から雨降るってよ」

ロボ娘「・・・・・自爆しま」

男子A「だから!なんで!その機能はついてるんだよ!!」
8 : ◆GiMcqKsVbQ [saga]:2019/06/19(水) 00:01:49.05 ID:CUwlfwtJ0
【しいたけ】

女子A「はい、ロボ娘ちゃん。しいたけあげる」

ロボ娘「くすん、ありがとうございます。しいたけおいしいです」

女子C「私もあげるね」

男子C「じゃあ俺も」

男子A「俺の分もやるよ」

ロボ娘「ありがとうございます、ありがとうございます。こんなにしいたけに囲まれて私は幸せ者です」モグモグ

女子B(よっぽど好きなんだ・・・・・)

男子B(ロボ娘が食った物はどこに行くんだ?例の猫型ロボットみたいな感じなのか?)

ロボ娘「あれ、目からオイルが・・・・・これは、涙?」

男子A「もっと感動的なイベントでやってくれよ!!」
9 : ◆GiMcqKsVbQ [saga]:2019/06/19(水) 00:02:23.62 ID:CUwlfwtJ0
【体育】

女子A「次は体育だけど、ロボ娘さん大丈夫?」

ロボ娘「はい、大丈夫です。運動能力は十分です」

女子B「ほんとに大丈夫?走ってる途中で首落ちたりしない?」

ロボ娘「ロックすれば大丈夫です」

女子C「私らでカバーするからね!」

ロボ娘「あれ?私の評価もしかして今ものすごく低くないですか?」

女子A「ほら、早く着替えよ」

ロボ娘「あ、はい。私も博士が用意してくれた体操服が」

女子A「・・・・・それって」

ロボ娘「何か問題でもありましたか?」

女子A「えっと、どうしてブルマなの?」

ロボ娘「これが正装だと博士が仰ってました」

女子A「今度博士連れてきて」

ロボ娘「え」

女子B「ぶん殴るか」

女子C「賛成」

ロボ娘「あの、みなさん?」
10 : ◆GiMcqKsVbQ [saga]:2019/06/19(水) 00:02:53.64 ID:CUwlfwtJ0
【運動能力】

体育教師「今日は前と同じバスケの続きよー。ロボ娘さんは大丈夫?ルールわかる?」

ロボ娘「はい。スラムダンクと黒子のバスケは読破しました」

女子C(心配だなぁ)

ロボ娘「ミスディレクションは身につけられませんでしたが・・・・・」

女子B(心配だなぁ)

ロボ娘「ダンクシュートは頑張ればできる気がします!」

女子A(心配だなぁ)

体育教師「それじゃあロボ娘さんのために基本ルールの確認からいくわよー」

ロボ娘「あれ?」

女子(そりゃそうなるよ)
11 : ◆GiMcqKsVbQ [saga]:2019/06/19(水) 00:04:28.04 ID:CUwlfwtJ0
【英語】

英語教師「はい、では次のところを、ロボ娘さん」

ロボ娘「はい!」

女子(不安だなぁ・・・・)

ロボ娘「A girl stands by me was a ghost. She said to me "Are you surprised? Sorry,I won't surprise you." I, however, was cool because she didn't seem like a ghost at all.」

ロボ娘「訳は『私の側に立っていた少女は幽霊であった。彼女は私に「おどろいた?ごめんなさい、驚かせるつもりなかったの」と言った。しかしながら私は、彼女が全然幽霊らしく見えなかったために冷静であった』」

女子A「ろ、ロボ娘ちゃんが・・・・・!」

女子B「すらすらと英語を・・・・・!?」

女子C「しかも訳までしっかり・・・・・!?」

ロボ娘「あの、みなさん?」

男子A「発音もめちゃくちゃきれいだった・・・・・!」

男子B「なんてことだ・・・・・!」

男子C「メンテナンスしてもらったほうがいいんじゃないか?」

ロボ娘「おかしいですね、自分の扱いに目からオイルが溢れてきます」
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