【アズールレーン】欠陥品の漂流基地【安価】

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116 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/06/14(金) 15:05:43.36 ID:jfXgAnRPO
ぷにくすべに厳し杉内?


指揮官「…よし。腹を見せてくれ」

ツェッペリンちゃん「…断る」

指揮官「何故だ?いつもは素直に頷くじゃあないか」

ツェッペリンちゃん「今日は…見せたくないの…」

指揮官「お前の健康のためだぞ。グラーフ。専門的な検査を受けられない以上、原始的な手段に頼るしかないんだ」

指揮官「だから…」

ツェッペリンちゃん「では、逆に問わせてもらう。…我の身体に何が起きてるの!?」

指揮官「何、とは」

ツェッペリンちゃん「何故…我の腹が不自然に膨れているっ!!?!?右の腹だけが膨らむなど、おかしいことくらい我にも分かる!」

指揮官「なっ…!?」

指揮官(そこまで病状が進行した…!?いくらなんでも速過ぎやしないか!?)

ツェッペリンちゃん「指揮官は、卿は知っているのか!?なら教えて!教えてよぉっ!!」

指揮官「………っ!」


↓2 真実を話すかどうか ツェッペリンちゃんの反応を書いても可
117 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/14(金) 15:21:30.94 ID:irWv/nZq0
嘘をつかないで正直に話す
最後に「恨むなら恨んでくれていい」
118 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/14(金) 15:26:18.44 ID:reHkF5pM0

「KAN-SENとして生を受けたのに我は洋上で没する事も許されずここで死に逝く運命なのか?」
119 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/06/14(金) 15:52:18.53 ID:jfXgAnRPO
指揮官「…肝臓肥大だ」

ツェッペリンちゃん「肝臓…肥大?」

指揮官「胃の右側辺りに存在する肝臓という臓器が肥大…大きくなる疾患だ。今までの嘔吐は、それとストレスが原因だと思われる」

ツェッペリンちゃん「な、治る…のか…?」

指揮官「適切な治療をすればな。だが、それは望めない状態だ」

指揮官「グラーフ。お前は他のKAN-SENと接触する度に、体調を崩す可能性が高い。…そして、治療には明石たちKAN-SENの手が必要だ」

指揮官「…体調不良のまま、切除手術や投薬治療に耐えられるとは思えない」

指揮官「こうなったのは俺の責任だ。設備や人員を確保していれば、未然に防げた可能性だってあった」

指揮官「…恨むなら恨んでくれていい。その権利がお前にはあるんだ」

ツェッペリンちゃん「…我は、死ぬのか」

指揮官「…放っておけば、そのリスクは高まるな」

ツェッペリンちゃん「…嘗ては進水することすら叶わなかった。だが、こうして艦船としての生を受け、戦えるようになったというのに」

ツェッペリンちゃん「我は…海上で没することも許されず、陸で死にゆく運命(さだめ)なのか?使命を全うすることすら、出来ないという…のか…」

ツェッペリンちゃん「…そんなの嫌だ。我は、果たせなかった使命を、また諦めるのは嫌だ…!」

ツェッペリンちゃん「鉄血の一員として…この基地の艦船として…!何もせずには終われないのよ…!」

指揮官「…なら、治療を受ける他はない。かなり辛い道のりになるぞ」

ツェッペリンちゃん「構わぬ…。また、艦船としてすら生きられず死ぬというのなら…苦しむ方が余程楽だっ!」

指揮官「…じゃあ、これから一緒に頑張ろうか。俺たちも手は尽くす」

ツェッペリンちゃん「…もし、心が折れそうになった時は。その時は、卿を頼るよ?…それくらいはいい…よね…?」

指揮官「グラーフがそれを望むなら、拒む理由は無い」


↓2 何をするか
120 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/14(金) 15:57:28.37 ID:b/vnC7GaO
医療器具とか頼めないか明石に聞いてみよう
121 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/14(金) 16:14:12.10 ID:IWie3IOCO
最終手段として鉄血の艤装に転生させる手があると明石
122 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/14(金) 16:22:10.02 ID:2Tdcy9y5O
そうだね、サメの内臓の2/3は肝臓だもんね。
123 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/14(金) 16:41:46.78 ID:/LWXrIZQ0
ぶっちゃけ艦これで同じようなの探したら死ぬほどありそう
124 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/06/14(金) 17:19:32.74 ID:jfXgAnRPO
指揮官「………」ペラッ

指揮官「…鉄血の艤装はセイレーンの技術由来のものが多い。何か利用出来るものがあるかと思ったが…」

指揮官「そもそもアレは何だ…?シャルンホルストは稚魚を放流していると言ってたし、普通に飯を食べるし…」

指揮官「…ああ、グナイゼナウが否定してたな。生体兵器であるのは確定としても、内部構造がどうなっているかはよく分からん」

指揮官「ぶっ」ベチッ

明石「あ、ごめんにゃ」

指揮官「何をどうしたら顔面に書類が直撃するのか…。まぁ、いい」

指揮官「何かあったのか?」

明石「まー…あるといえばある…にゃ」

明石「鉄血製大型艦の艤装の特徴は分かってるにゃ?」

指揮官「今そのことについて考えてたところだ」

明石「なら、話が早いにゃ。放置されてたグラーフ・ツェッペリンの艤装を調べてたら、ちょっとした仮説に辿り着いたのにゃ」

指揮官「詳しく」

明石「これは『内臓にも意識がある』ことを前提としてるから、仮説としてもかなりレベルが低いことは念頭に入れてにゃ」

明石「生体兵器である以上、その体内には複数の臓器が存在するにゃ。それを彼女のと取り替えれば、一命を取り留める可能性だってあるのにゃ」

指揮官「…某黒い医者じゃあるまいし。そんな高度な手術は可能なのか?」

明石「あくまで仮説にゃ。出来るかどうかは二の次で、そういう可能性があることだけを言ってるのにゃ」

明石「でも、物理法則とかに喧嘩を売ってるセイレーンの技術を利用出来るなら、あり得ない話じゃないにゃ」

指揮官「…どうやって『鏡面海域』から奴を引きずり出す?」

明石「それを考えるのは今じゃないのにゃ」

指揮官「………」

指揮官「…頭の片隅には置いておく」


↓2 何をするか
125 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/14(金) 17:23:56.97 ID:irWv/nZq0
元いた母港にツェッペリンちゃんを送って治療とか…無理かな?
ヴェスタル狙いで建造はまず現実的じゃないし
126 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/14(金) 17:36:40.64 ID:Tipn3QreO
みんなで話し合っておく
127 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/06/14(金) 18:11:37.67 ID:jfXgAnRPO
ルルイエ基地 小会議室


指揮官「………」ナデナデ

ツェッペリンちゃん「我はどうしてここに連れてこられたのだ?」

指揮官「…色々と話し合う必要があると思ってな」

指揮官「お前のためにも、皆のためにも」

ツェッペリンちゃん「うっ……。でも、我慢しなければ…約束したし…」

指揮官「グラーフが直接話す必要はない。俺が仲介役をする」

指揮官「…だが、少しずつでも慣れていかねばなるまい。その辺りは頑張ってくれよ」

ツェッペリンちゃん「…分かった。頑張る」

Z46「只今到着した」ガチャッ

シュペー「お、お邪魔します」

ウォースパイト「話し合い…どんな話題があるのやら」

明石「昔の武勲でも語ったらどうにゃ?」

ウォースパイト「それはまたの機会にしましょう」

ツェッペリンちゃん「………」コソコソ

指揮官「揃ったな。じゃあ、会議未満の話し合いを始めるとしようか」


↓2と↓4 何を話し合うか
128 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/14(金) 18:14:37.82 ID:1wyup8CGO
ツェッペリンちゃんの病状について教えて、少しでも楽に過ごせる環境を整える方法とか
129 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/14(金) 18:22:04.79 ID:hgZrXL63o
うえ
130 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/14(金) 18:31:10.26 ID:reHkF5pM0
工作艦ないし科学技術艦(夕張やU-73など)の入手について
131 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/14(金) 18:39:08.97 ID:M8gB7tX3o
132 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/14(金) 20:42:21.64 ID:zoKlzmeWO
>>1と欠損龍驤が出てくる作者は別人だよね多分
133 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/06/14(金) 22:01:30.95 ID:jfXgAnRPO
龍驤スレの作者様と自分は別人です
これだけははっきりと真実を伝えたかった
科学技術艦って『科学技術を持っている艦』ってことでいいのかな
U-73は鉄血イベの化学実験しかイメージがない


指揮官「各員に通達した通り、グラーフ・ツェッペリンの体調は芳しくない」

指揮官「医療機関から検査結果も届いたので、この際全員に知ってもらおうと思い、この場で報告をする。勿論、本人の了承は取ってある」

指揮官「グラーフ・ツェッペリンが患っている疾患は二つ。『肝臓肥大』と『艦船恐怖症』だ」

指揮官「前者は適切な治療を施せば、根治の可能性も充分ある…との報告を受けているが、問題は後者の方だ」

指揮官「精神疾患の治療には、相応の時間が必要となる。今回のような恐怖症の類は、反復的な交流で克服する他、薬物療法が存在する」

指揮官「…が、そのような治療が出来る者など、ここには誰もいない。薬に頼らない治療を行っても、逆に悪化してしまう可能性だってあるんだ」

指揮官「治してあげたいのは山々だが、最悪を想定すると迂闊に手は出せない。だからといって、何もしないのも不味い」

Z46「…つまり、我らで出来る対処法を模索する、ということか?」

指揮官「ああ。理解が速くて助かるよ。俺が考えているのは、環境整備とかの類だな」

シュペー「普通に話すのは…駄目なのよね。うーん」

ウォースパイト「重桜のドラマに出てくる面会室?とかを作るのはどうかしら」

ウォースパイト「それなら、何かをされると考えることも無いでしょう。まずは壁越しにでも交流をしないと、何も始まらないと思うわ」

指揮官「…そうだな。饅頭に指示を出しておくべきか」

指揮官「…案は多い方がいい。手間を掛けるが、思いついたものをこの書類に記入してくれ。明後日に回収する」

指揮官「Z46は直接俺に言うか、他の人に書いてもらってくれ」

Z46「心得た」
134 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/06/14(金) 22:17:12.82 ID:jfXgAnRPO
指揮官「次に、工作艦や技術保有艦についてだが」

指揮官「これは、明石だけでは手が足りなくなる場合を想定すると、嫌でも向き合わなければならない問題だ」

指揮官「…とは言っても、入手する手段は単純だ。建造すればそれで解決するからな」

ウォースパイト「資料に書いてあったわね。『理論上、今までに建造が可能だった艦船は全て如何なる期間でも排出される』と」

指揮官「セイレーンが原因と見て間違いないだろう。グラーフの建造は、現時点では不可能だからな」

明石「特別計画艦はどうやって造るか不明だけどにゃ」

指揮官「アレは…俺の場合は一月掛けて一隻のペースだったな。この基地では気にする必要も無いだろう」

シュペー「大変らしいね…。私はよく知らないけど」

指揮官「…まぁ、海域攻略が進むと考えたら悪くはないさ。燃料消費は少し考えものだが、いつでも進められるわけだからな」

指揮官「…結局、独り言ばかりで終わってしまったな。話し合いと言っておきながら」

ウォースパイト「そういうこともあるでしょう。気にすることはないわ」


↓2 何をするか
135 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/14(金) 22:27:04.92 ID:irWv/nZq0
ロイヤルのメイド隊か科学に長けたKAN-SENが出る事を祈って大型建造
136 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/14(金) 22:30:44.99 ID:r8MEeLMao
うえ
二体ほど作ってみるか
137 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/06/14(金) 22:46:20.27 ID:jfXgAnRPO
指揮官「ロイヤルメイド隊…彼女らがいれば、運用もグッと楽になるんだが」

ウォースパイト「彼女たちがいるなら、陛下も欲しくなるのだけれど」

指揮官「システム上、狙い撃ちは不可能だ。カミにでも祈ってくれ」

ウォースパイト「重桜じゃあるまいし。そんなことはしないわ」

指揮官「…いや、重桜のKAN-SENもそんなことは言わないがな。敵対している者はその限りではないが」ピッ

ガタガタ メメタァ フワーオ!!

指揮官「…確か、大型ではシリアスが出てくることはなかったはずだ。それ以外が来るなら…」

指揮官「…夕張とかが来てくれても、それはそれで楽になるんだけどな」


↓2と↓4 大型から出てくるキャラ 条件はいつもの
限定建造のキャラはその時によってベースとなる建造が決まってますが、一々調べるのも面倒いので気にしなくていいです

138 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/14(金) 22:50:53.42 ID:9GyAiajro
加速下
139 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/14(金) 22:54:03.18 ID:HpKUGFnao
偏頭痛持ちのベルファスト
140 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/14(金) 22:57:52.49 ID:D9SqnohFO
両腕無しのドイッチュラント
141 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/14(金) 23:02:15.34 ID:2OH6zzNN0
右腕しかない女王様
142 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/14(金) 23:04:57.46 ID:irWv/nZq0
>>141は脚も無い?
どこぞのナドレ見たいな感じ?
143 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/14(金) 23:12:27.82 ID:2OH6zzNN0
>>142そんな感じです。両脚と左腕が無い
でも右腕だけ建造されるのも面白いので作者さんにお任せします
144 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/14(金) 23:16:40.78 ID:aPdIlh+HO
腕だけってどっかのグリードみたいだな

今って大型から軽巡排出されないんじゃなかったっけ?
もう長いこと大型回してないから間違ってるかもしれんが
145 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/06/15(土) 00:54:27.53 ID:gEZQu+AGO
流石に腕だけは自分にはレベルが高すぎるのでナドレにします


指揮官「…おぉ…。珍しくピンポイントで当たった気がする」

ウォースパイト「また私が出る可能性も否定出来ないが」

指揮官「やめてくれ」

プシュッ

指揮官「…ベルファストとクイーン・エリザベスか。だが…」

クイーン・エリザベス「…何よ。あなたが指揮官でしょ?早く仕事に…」

ウォースパイト「陛下…」

エリザベス「ウォースパイトじゃない。その火傷、どうしたのよ…」

ウォースパイト「陛下と同じです。生まれた時から、この傷と共に生きる運命を背負っているのです」

エリザベス「そう…。あなたも大変ね。私ほどではないけれど」

エリザベス「…しんみりした空気は嫌いよ。さあ、ベル。挨拶をしなさい」

ベルファスト「かしこまりました。エディンバラ級二番艦、ロイヤルメイド隊のメイド長を務めておりますベルファストと申します」

ベルファスト「陛下共々、よろしくお願い申し上げます」ペコリ

指揮官「………」ウーン

ベルファスト「どうかなさいましたか?」

指揮官「…いや、何も無いのかと思ってな。例外がある、そういうパターンも極稀にあるのかもしれないな…」

ベルファスト「…お言葉ですが、ご主人様。私もその何かしらを抱えております」

指揮官「…外見には何も違いはないが。精神的なものか…?」

ベルファスト「俗に言う『偏頭痛』でございます。今はまだ、その兆候は出ておりませんが」

ベルファスト「ですが、活動には支障を来たさないよう務めますので、ご安心ください」

指揮官「…言っておくが、無理は禁物だ。それだけは忘れることが無いようにな」

ベルファスト「お気遣いありがとうございます」


↓2 何をするか
146 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/15(土) 00:55:56.46 ID:NkfoeNPsO
ベルと家事炊事洗濯の課題を解決
147 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/15(土) 00:56:38.43 ID:Mhn3+rTc0
とりあえず陛下に車椅子を用意してあげよう
148 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/06/15(土) 01:17:08.30 ID:gEZQu+AGO
指揮官「………」カラカラカラ

指揮官(歩行困難なKAN-SENが建造されることを想定しておいて正解だった。…まさか、四肢欠損…それも重度のものを持つKAN-SENが生まれるとはな)

指揮官「この部屋で合ってる…よな」スッ

コンコンコン

エリザベス「下僕?いったい何用でここに来たのよ」ガチャッ

ウォースパイト「陛下は動かなくてもいいですよ」

エリザベス「あら」

指揮官「車椅子だ。抱き抱えて移動するより効率的だろう?」

エリザベス「き、気が利くのね。見直したわ」

指揮官「まだ数十分しか経っていないんだが」

指揮官「…ほら、座ってみるんだ」

エリザベス「ウォースパイト、頼んだわ」

ウォースパイト「承知しました、陛下」ストンッ

エリザベス「………」カラカラカラ

エリザベス「…悪くないわね。褒めてあげるわ!」

指揮官「…当たり前のことをやっただけだ。感謝される筋合いは無い」

エリザベス「か、感謝くらいは有難く受け取りなさいよ!馬鹿!」

ウォースパイト「はぁ。面倒な性格だな、指揮官も」

指揮官「…何のことやら」


↓2 何をするか
149 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/15(土) 01:20:35.12 ID:TdEdpLV9O
シュペーの様子チェック
150 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/15(土) 01:28:05.30 ID:aGOCvDOF0
ベルファストの頭痛発生。立っていられない程の辛いもの
151 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/06/15(土) 02:05:46.42 ID:gEZQu+AGO
指揮官「よっこいせ…っと」ドサッ

指揮官「食糧を冷蔵庫に入れるのも大変だな。だが、身体能力に差がない以上、男の俺がやるしかない」ガサゴソ

ベルファスト「ご主人様、私に任せてもよろしいのですよ?」

指揮官「それには及ばん。仕事も無くて暇なのでな」

指揮官「それより、先程エリザベスたちに振る舞った紅茶の処理が先じゃないか?」

指揮官「こっちはそれほど手間じゃないんだ。そちらに注力してくれた方が助かる」

ベルファスト「かしこまりました。お言葉に甘えさせていただきます」

ベルファスト「………」カチャカチャ

指揮官「………」バタン

指揮官(…こっちはあと少しで終わる。ベルファストは…)

ベルファスト「…っ…!これ…はぁっ………!」

指揮官(偏頭痛か。だが、様子がおかしい)
152 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/06/15(土) 02:07:24.92 ID:gEZQu+AGO
ベルファスト「あ…っ!あぁっ…。う゛っ…あ゛ぁっ………!」フラッ

指揮官(ティーセットを持ったまま蹲る…!相当重いやつだな!)

指揮官「………っ!」ダッ

ベルファスト「し…ま゛っ…!!?」ポロッ

指揮官「ちいっ!」パシッ

ベルファスト「………!」ガクッ

指揮官「薬は…これか!早く飲むんだ!」

ベルファスト「ご迷惑を…お掛け…う゛…!」ゴクン

ベルファスト「…はぁっ…はぁっ………」

指揮官「…偏頭痛は尋常じゃないほど痛いと聞いている。無理はするなと言ったはずだ」

ベルファスト「申し訳…ございません…!恥ずべき失態を…犯してしまいました…!」

指揮官「もう喋るな。後は俺がやるから、部屋で休むんだ」

ベルファスト「…かしこまりました…」

指揮官「…あのベルファストが、作業を中断せざるを得ないほどに苦しむとは…」

指揮官「…タイミングによっては、最悪の事態を招くな…」


↓2 何をするか
153 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/15(土) 02:16:02.22 ID:meEVtBWcO
エリザベスは出撃できるのか?という話に
154 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/15(土) 02:22:48.21 ID:Mhn3+rTc0
ベルファストを落ち着くまで横にさせておく
明石にQEの義足を作れないか尋ねる
155 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/15(土) 02:39:40.79 ID:vwIUQlR70
艦船も増えてきたしちょっとまとめさせて貰ってよかデスカ

Z46
ルルイエ基地に最初からいた。盲目。ルルイエ基地以外の記憶がない(→記憶障害?)
E:木製の杖

アドミラル・グラーフ・シュペー
初建造艦。戦闘に支障の出るレベルの被虐体質。現状、障害は軽微。

ツェッペリンちゃん
初建造艦。重篤な艦船恐怖症かつ進行度の重い肝臓肥大。精神と肉体の両面から蝕まれている為状況は深刻。

明石
どこからともなくやってきた謎の艦船。目的は不明。袖で隠しているが両手首がない。
艦隊加入の際の偽造書類で誤魔化しきれていると思っているが指揮官にはバレている。

ウォースパイト
2度目の建造艦。運動性能に若干影響する半身火傷。

ベルファスト
3度目の建造艦。偏頭痛持ち。平時は問題ないが発症すると重く、ほぼ一切の行動が取れなくなる。

クイーン・エリザベス
3度目の建造艦。右腕しか持たない四肢欠損。
E:車椅子

グラーフ・ツェッペリン
指揮官の元所属基地の艦船、元ケッコン艦。電話でのやり取りが可能。

赤城、大鳳、隼鷹
元所属基地のやべーやつら。グラーフが上手く手綱を握っている。

ローン
元所属基地のやべーやつ…だが、指揮官が左遷された事で逆におとなしくなった。

指揮官
上司を自爆ボートに縛り付ける奇行に走り、ルルイエ基地に左遷される。かなり難儀な性格。喫煙者。

ルルイエ基地
僻地にある打ち棄てられたも同然の基地。何故か肉体・精神に何らかの異常を持つ艦船しか存在しない。
出撃や委託任務が不可能な環境で科学研究の痕跡がないにも関わらず、何故か資源は豊富にあり、支給もされる。
また、本来建造不可能な艦も(不完全とはいえ)建造される、謎の多い基地。

饅頭
いつも通りそこらじゅうにいる。
156 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/06/15(土) 03:10:44.70 ID:gEZQu+AGO
設定を纏める能力は皆無なので有難いデス
饅頭は縁の下の力持ち的重要ポジション(大鳳のドレスを作ったりもしてる)の割に、自爆ボートで特攻させられたりウォースパイト改造イベではガムテープで爆竹満載ボートに括り付けられた上で目隠しされたり、悉く扱いが悪いのは可哀想とは思いません


ルルイエ基地 寮の一室


指揮官「気分はどうだ?」

ベルファスト「落ち着いてきました…。これなら、あと数分もすれば復帰出来るかと」

指揮官「今日はもう薬は使えない。休んでおくことだ」

ベルファスト「ですが、陛下とご主人様のお手伝いをしなければなりません」

指揮官「分かっているだろう。KAN-SENとヒトは、平時では何ら変わりはないことを。怪我をすれば風邪も引く」

指揮官「偏頭痛を抑える薬を、小まめに飲んでまでして働く気か?それだと中毒になりかねんから却下だ」

ベルファスト「メイドとしてやらなければならないことです」

指揮官「馬鹿を言うな。身体が壊れたら何も出来なくなるだろうが。それで働けなくなったら、それこそ本末転倒というものだ」

指揮官「滅私奉公も、度が過ぎれば自殺行為と変わらなくなる。少しは自分を労われ」バタン

ベルファスト「………」ポスッ

ベルファスト「…それが、私の存在意義ですから。仕方のないことですよ、ご主人様」

ベルファスト「…ですが、私の我儘でご主人様を困らせるのはいただけませんね。今は、許しを得るまで身体を休めましょうか…」

ベルファスト「…すぅ…」
157 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/06/15(土) 03:25:38.26 ID:gEZQu+AGO
指揮官「明石、時間はあるか?」

明石「にゃ?」

指揮官「クイーン・エリザベスの義肢の製作。可能であれば、取り掛かってもらいたい」

明石「別に、足が無くても出撃は出来るにゃよ?推進機は下肢の先端に付ければいいのにゃ」

指揮官「日常生活のことを考えれば、ある方がいいだろう。第一、彼女が何もかもを手伝ってもらうのを良しとするような性格じゃない」

明石「…まー、指揮官の前では強がったりしてるかもしれないにゃー」

指揮官「何せ女王だからな。余裕を見せておかないと、示しがつかないんだろうな」

明石「義肢の件に答えるとするなら、義肢の製作自体は普通に出来るにゃ」

明石「ただ、戦闘にも耐えられる物を作るとしたら、相応の時間を要するにゃ。オーダーメイドの義肢じゃないといけないのにゃ」

指揮官「細かな方向転換や、軸足に使ったりと。使い方は無数にあるからな…」

明石「接続部の神経のデータや、サイズとかも色々と合わせないと、ただの義肢じゃ慣れるのに大変にゃ」

指揮官「拒絶反応が出る可能性は?」

明石「あるに決まってるにゃ。急に身体が増えるようなものなのにゃ。脳がびっくりしちゃうのにゃ」

指揮官「…そこは運次第、というわけか」

明石「にゃ」

指揮官「作る方向で考えておいてほしい。材料などは俺が方面に頭を下げてかき集める」

明石「大変にゃね〜」

指揮官「恩赦を貰っている側だ。これくらい何とも思っていないさ」

指揮官「生きてるだけで丸儲け。生かしてくれているだけで、感謝してもし足りないくらいなんだよ、俺は」


↓2 何をするか
158 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/15(土) 03:30:04.64 ID:Q6qMDf1cO
ツェッペリンちゃんの容態が悪化、とりあえず明石と一緒に医務室へ運ぶ事に
159 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/15(土) 05:21:54.59 ID:w5qa+Bzmo
フィーゼと良くも悪くも人が増えたなって話す
160 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/06/15(土) 17:06:49.10 ID:gEZQu+AGO
指揮官「ふぅ…」スパー

Z46「鼻腔を擽る独特な香り。煙草なる嗜好品か」

指揮官「偶には吸わないと、集中出来なくなるんでな。病気みたいなもんさ」

Z46「ふむ」

指揮官「…最初に比べると結構増えたよな。いい意味でも、悪い意味でも」

Z36「私を含めて合計七名。当初の七倍にもなるとは、嘗ての私に伝えても信じまい」

指揮官「数が増えてやれることは増えた。が、同時に色々な苦しみも背負ってしまった」

指揮官「それが運命だと、そう言われればそれまでなんだが」

Z46「仕方あるまい。この基地ではそうなるように決まっているのだから」

指揮官「…だな。これからもそうなっていくなら、それに対応していくしかない」

指揮官「生きているなら、やりようはあるんだ。泣き言を言う暇は無いな」


↓2 何をするか

161 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/06/15(土) 17:07:09.51 ID:XSX/bXTw0
踏み台
162 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/15(土) 17:34:39.98 ID:Mhn3+rTc0
右半身不随の詐欺師もとい店員ぬいぬい登場とか無理かな?
163 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/06/15(土) 21:36:00.15 ID:gEZQu+AGO
明石「本部からの書類にゃ」スッ

指揮官「どうも」パシッ

指揮官「………」パラパラパラ

指揮官「………!よし」

指揮官「前に出していた申請が通った。軟膏と義肢製作用の材料、他にも幾つかの医療機器も届けるそうだ」

明石「どんな機械が来るか気になるにゃ…」

指揮官「えっと…。MRIや人工心肺、後は透析装置とかも輸送してくるみたいだな」

明石「億は飛びそうだにゃ」

指揮官「とは言っても、型落ちをこちらに流すだけらしいがな。…それでも充分有難い」

明石「にゃ」

???「明石の小娘はこちらに逃げていたのですか」ヌッ

明石「に゛ゃ゛ぁぁぁぁぁぁああぁあああ!!?!?!!!?」ビックゥゥゥ
164 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/06/15(土) 21:49:43.89 ID:gEZQu+AGO
指揮官「…不知火か。こんな場末の基地に何用だ?」

不知火「転属願が受理されたので、こちらに参りました。まさか、断るような大うつけではございませんよね?」スッ

指揮官「上層部直々の指名だ。断ったら鉛弾が飛んでくるだろうに」パシッ

指揮官「………」ジーッ

指揮官「確かに受け取った。明石のとは違って、ちゃんとした書類だな」

明石「…にゃ?」

明石「…もしかして、バレてた…にゃ…?」

指揮官「…ここに来る前は、毎日毎日山のような書類を相手にしてたんだ。分かるに決まってるだろう」

明石「」

不知火「明石の小娘と違い、妾は正当な手続きを踏んでこちらに来ております。それを忘れなきように、指揮官さま」

指揮官「分かっている。この書類を見て疑うほど、俺は馬鹿じゃないさ」

指揮官「…ところで、どうして車椅子に乗っているのかな?」

不知火「…やはり、大うつけでしたか。『でりかしー』が皆無でございますよ?」

指揮官「知る必要があるだろう。どういう欠陥があるかによって、こちらの対処も変わってくる」

不知火「…ごもっともですね。分かりました」

不知火「妾は右半身不随を患っております。ただ、それだけにございます」

指揮官「それだけの一言で済むものじゃないだろうに…」

明石(明石より重いにゃ…。アレからいったい何があったのにゃ…?)


↓ 2 何をするか
165 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/15(土) 21:52:22.22 ID:0ZVLWzHjo
お前ら知り合いかと明石にふる
166 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/15(土) 21:54:57.04 ID:Qjbj3nMMO
建造、まだ主力足りんしヴェスタルワンちゃんある特
167 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/06/15(土) 22:31:06.76 ID:gEZQu+AGO
指揮官「………」スパー

ゴウンゴウン アイガッタビリー

指揮官「………」ジュッ

指揮官「…はぁ。最後の一本が無くなっちまった」

指揮官「…ん?」

シュペー「指揮官、こんにちは。…けほっ」

指揮官「こんにちは。少し煙たかったか」

シュペー「う、ううん。大丈夫。…煙草、吸うんだね」

指揮官「これっきりだ。もう在庫が無いからな…我慢する他ない」

シュペー「取り寄せないの?」

指揮官「いい機会だろう。これを続けていたって、身体を壊すだけなんだ」

指揮官「それに、KAN-SENたちのことを考えれば、な」

シュペー「…そっか。私は気にしないけど、グラーフちゃんとか気にするかもしれないしね」

指揮官「それもあるが、周囲に毒を撒いているようなもんだからな。いつかは辞めようと思っていた」

指揮官「それが偶々今日だっただけの話だ」

ゴウンゴウン


↓2 特型建造限定のキャラ 条件はいつもの
168 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/15(土) 22:36:51.58 ID:E1t+dXXUo
169 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/15(土) 22:37:01.36 ID:+Pp61qQM0
ハーミーズ
遊○王やってなくて別ゲーにどっぷり
170 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/15(土) 22:41:01.24 ID:+Pp61qQM0
ギャザ民とか指定しようと思ったけど、>>1が知らないかもと思ったので、
>>1の知識の中で廃プレイヤーになるとアレな任意の別ゲー選んでくだしあ
171 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/06/15(土) 22:53:08.35 ID:gEZQu+AGO
自分の記憶は天狐無双時代で止まっています


プシュー ガチャッ

指揮官「今回はハーミーズか。…だが、何かおかしい」

ハーミーズ「………」

指揮官「…例のディスクはどこにいった?」

シュペー「ディスク?」

指揮官「彼女はカードゲームに精通していてな。その道具を一式持っている…はずなんだ。だが…」

指揮官「今のハーミーズは、なぜかスマホを持っている」

ハーミーズ「………」ポチポチポチポチ

指揮官「………?」

ハーミーズ「チッ。守護無視十点とかゲームを否定していないか。天狐も回復と攻撃を両立していて、戦うのが馬鹿らしくなる」

指揮官「あっ」

指揮官「…シュペー、行くぞ」

シュペー「えっ。挨拶…しないの?」

指揮官「…気が済むまで遊ばせてあげよう。話はそれからにした方が良さそうだ」

ハーミーズ「…クソォッ!どうしてマリガンで高コストばかり来るんだ!」


↓2 何をするか
172 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/15(土) 22:55:56.28 ID:+Pp61qQM0
リンドブルム見なくなったなあ……
173 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/15(土) 22:57:25.23 ID:k+vuZch2O
ベルに代わって風呂掃除や洗濯をやっておく
出来ればウォスパやシュペー辺りにも手伝ってもらおう
174 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/15(土) 23:09:09.41 ID:vwIUQlR70
ハーミーズだけ欠陥じゃなくてただのギャグで草
つまり仮面ライダー龍驤じゃなくてキュアリュージョーの世界線とかもアリなのか
175 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/06/16(日) 00:15:12.21 ID:fdy+LDr5O
プリキュアぼく分かんないのでお手柔らかに


ベルファスト「………」ゴシゴシ

ベルファスト「………」ジャバジャバ

ジャー

指揮官「お邪魔しまーす」ガララッ

ウォースパイト「精が出ているな。ベルファスト」

シュペー「よいしょ…っと。洗剤とかはここでいいの?」

指揮官「ああ。助かった」

ベルファスト「ご主人様?それと、皆様方も…。まだ入浴時間ではございませんよ?」

指揮官「分かっているさ。風呂に入るために来たんじゃないからな」

ベルファスト「では、何をしにいらっしゃったのですか?」

指揮官「風呂掃除と洗濯」

シュペー「ベルファストさんのことを知っちゃったら、居ても立っても居られなくなって…」

ウォースパイト「複雑かもしれないが、ここは私たちに任せてほしいわ」

ウォースパイト「ベルファスト。あなたは、他人に迷惑を掛けるのは良しとしない人でしょう?」

ベルファスト「気持ちは有難いですが、メイドとしての務めは果たさなければなりません」

ベルファスト「今はまだ、兆候は見られません。掃除と洗濯なら終わらせられます」

指揮官(…予想はしていないわけではなかった。だが、想像以上に手強い)

指揮官(何か、鶴の一声足りうるものは無いだろうか)


↓2 どうやってベルファストを納得させるか 結果を併記しても可
176 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/16(日) 00:20:19.99 ID:e/IFdy02o
指揮官
どっちかというと女王の方を見ていてほしいんだ
俺がやると色々まずい世話もあるだろう?
177 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/16(日) 00:23:34.50 ID:AI1eNKuy0

まあこれがベストちゃうかね実際
178 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/06/16(日) 00:51:41.18 ID:fdy+LDr5O
指揮官「…健康なのは何よりなんだが、実を言うと…だな…」パチパチ

ウォースパイト(…なるほど。分かったわ)パチッ

シュペー(うん、指揮官に合わせるね)パチパチ

指揮官「その…ベルファストに頼みたい、ベルファストじゃないと駄目な仕事があってだな…」

ベルファスト「………?言葉に詰まっておられますが、言い淀むような仕事なのですか?」

指揮官「ああ…。エリザベスの、女王陛下の世話を任せたいんだ。ウォースパイトは今ここにいるからな」

ウォースパイト「そういうことよ。私には言いづらいこともあるでしょうし、メンタルケアも頼みたいのよ」

シュペー「最初は指揮官がやるって話になってたんだけど…ね?」

指揮官「…ああ。男の俺がやるのは不味い世話だってあるはずだ。アレ、とか」

ベルファスト「アレ、ですか。何を指しているのか、想像するしかありませんが…」

ベルファスト「…確かに、殿方のお世話を受けては、陛下が拗ねてしまう可能性も否定出来ませんね」

ベルファスト「承知しました。…申し訳ありませんが、ご主人様。この場はお任せしたく思います」

指揮官「分かった。エリザベスのこと、頼んだぞ」

ベルファスト「はい」ペコリ

タッタッタッ

指揮官「…さて、俺たちも仕事に取り掛かろうか」

ウォースパイト「ええ」

シュペー「うん!」

ジャバジャバ ゴシゴシゴシゴシ
179 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/06/16(日) 00:58:59.86 ID:fdy+LDr5O
エリザベス「で、ベルが私のお世話をしに来たってわけ?」

ベルファスト「はい。不必要でしたでしょうか?」

エリザベス「…まぁ、私は一人で何でも出来るから。でも、厚意を無下には出来ないわね」

エリザベス「ベル、あなたの手を借りさせてもらうわ」

ベルファスト「かしこまりました、陛下」クスッ

エリザベス「…早速だけど、一ついいかしら?」

ベルファスト「ええ。何なりとお申し付けくださいませ」

エリザベス「その…ね…」ゴニョゴニョ

ベルファスト「………」コクリ

ベルファスト「では、向かいましょうか」

エリザベス「お願い。…こういうのは、下僕には任せられないから」


↓2 何をするか
180 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/16(日) 01:04:50.86 ID:j8IRei9C0
色々と疲れた指揮官、とりあえず休憩
最悪、ツェッペリンちゃんの手術に自分も付き合う事も視野に入れる
181 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/16(日) 01:11:43.57 ID:oWn/06Neo
明石と不知火の関係を(調べるのも面倒なので)直接二人に聞く
182 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/06/16(日) 02:00:18.55 ID:fdy+LDr5O
指揮官「………」カリカリカリカリ

不知火「指揮官さまに書類でございます…」スッ

指揮官「書類?…ああ、催促してんのか。金箱なんか買ってもな」

不知火「今ならお安くしますよ?」カラカラカラ

指揮官「確実に金装備が手に入るならまだしも、運次第だからな。虹箱でも用意してほしいもんだ」

不知火「『こあでーた』を使えば、上等な装備が手に入るでしょう」

指揮官「そんなのにデータを使えるほど、出撃しちゃいない。諦めるんだな」

不知火「むう」

明石「…ぬいぬい、もしかして暇なのかにゃ?」

不知火「妾は暇ではございません。明石の小娘と一緒にしないでくださいませ」

明石「一言多いにゃ」

指揮官「…お前たち、どういう関係なんだ?お互いを知っているみたいだが」

明石「にゃ?」

不知火「はて、なんのことやら」

指揮官「惚けるな。不知火がここに来た時の会話、アレは親しい間柄じゃないと出来ないだろう」

明石「親しい…のにゃ?明石とぬいぬいが?????」

不知火「屈辱的なことを言われました」

指揮官「だから…」ハァ

不知火「…知り合いだと知られているのなら、隠す必要はありませんね。分かりました」
183 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/06/16(日) 02:13:30.48 ID:fdy+LDr5O
不知火「端的に申しますと、妾と明石の小娘は同じ基地に所属しておりました」

不知火「そこで色々とありまして、明石の小娘は両手を損失。強制的に除籍させられたのです」

指揮官「…明石、それは本当か?」

明石「…ぬいぬいの言う通りにゃ。誤魔化す必要もないくらい、どストレートにゃ…」

指揮官「…手を失うこと自体が、常識の埒外のものだ。ダメージは基本、艤装が全て肩代わりしてくれるからな」

指揮官「それに、除籍か。何かしらの手当は受けていないのか?」

明石「………」フルフル

指揮官「…補償も無しの使い捨てとは、酷い話だ」


↓2 何をするか
184 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/16(日) 02:20:22.93 ID:+dP0y1eIO
ハーミーズが遊戯王やらない以外の欠陥がないかチェック
185 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/16(日) 02:31:40.52 ID:j8IRei9C0
ツェッペリンちゃんやベルは大丈夫か様子見
186 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/16(日) 02:44:11.71 ID:/y+LnGx80
SSR Z46ベルウォスパ明石
SR ツェッペリンちゃんシュペーQE
Rなし
N 不知火ハーミーズ
レア度の偏りスゲーな
187 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/06/16(日) 03:04:56.62 ID:dXXFHdxH0
指揮官「グラーフは投薬治療を始め、ベルファストは定期的に休養を取らせるようにしたが…大丈夫だろうか」スタスタ

指揮官「薬も、そこまで強力なものは使っていない。最初は軽い薬で少しずつ進行を遅らせて、身体を慣らしていかないとな」

指揮官「まだ子供だから、何が起こるか分からない。大人なら大したことない量でも、副作用が出る可能性もあるんだ。慎重に進めないと…」

指揮官「………」ゴソゴソ

指揮官「…煙草が無いと解っていても、ついつい胸ポケットとかを探ってしまうな」


↓2と↓4 ツェッペリンちゃんとベルファストの容態はどうか
↓2の方がツェッペリンちゃん ↓4の方がベルファスト
188 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/16(日) 03:06:55.98 ID:j8IRei9C0
kskst
189 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/16(日) 03:23:21.29 ID:/y+LnGx80
面会室には失敗するも、手紙やメールを介しての意思疎通には成功
肝臓は変わらず
190 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/16(日) 03:24:54.49 ID:7Y7QMgDYO
踏み台
191 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/16(日) 03:39:40.78 ID:Vsn6H4FHO
指揮官や同僚のいる前で発作が起き、痛みのあまり失禁
頭痛自体の悪化はないがストレスは蓄積
192 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/06/17(月) 11:59:25.68 ID:0+62KwdBO
ルルイエ基地 病室前


【面会謝絶!医療従事者以外立ち入り禁止!にゃ】

指揮官「駄目か…」

指揮官「………」カチカチカチカチ

指揮官『アレからどうだ?身体に異常はないか?』

ツェッペリンちゃん『いつもと変わらん。食べて、吐いて。苦しいだけだ』

ツェッペリンちゃん『だけど、薬を使い始めてから、少しだけ、ほんの少しだけ楽になった気がする…』

指揮官(病状は然程変わってないらしいが…。プラシーボ効果でも起きているのか、ただの思い込みなのか)

指揮官(とりあえずは様子見だな)

指揮官『そうか。辛いだろうが、気を強く持ってくれ。必ず治してみせるからな』

ツェッペリンちゃん『うん。我も頑張る!』

指揮官「…俺にも何か出来ればな。素人が易々と触れていい領域ではないのが、悔しいものだ…」
193 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/06/17(月) 12:04:39.31 ID:0+62KwdBO
ウォースパイト「………」ペラペラ

ベルファスト「………!」コクリ

エリザベス「………」ファァ

指揮官「井戸端会議でもしてるのかな?」スタスタ

ベルファスト「ご主人様」

ウォースパイト「ただ雑談していただけよ」

エリザベス「下僕は仕事を終わらせたの?」

指揮官「仕事なんか殆ど無い。ここはそういう場所だからな」

エリザベス「ふーん。サボってるわけじゃないのね」

指揮官「そんな不真面目に見えるか?」

エリザベス「…見方によっては見えるかも…」

指揮官「………」

ベルファスト「ご主人様、物凄い微妙な表情をなされてますよ」

指揮官「笑えばいいのか悲しめばいいのか困ってるんだ」
194 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/06/17(月) 12:51:21.02 ID:0+62KwdBO
指揮官「あ、そうそう。近いうちにまた周辺海域に出撃する計画を立ててるんだ。偶には身体を動かしたいだろ」

エリザベス「基地でぐうたらしてるわけにもいかないわよね。私たち、艦船だし」

ベルファスト「装備の換装は必要ありませんか?」

指揮官「近場なら、雑魚しかいない。練度を上げる方が重要だ」

指揮官「…金箱を買ったところで、欲しい装備を狙い撃ち出来はしないからな。だいたいが紫だし」

エリザベス「世知辛いのね」

ベルファスト「遠征が出来れば、状況も変わってくるのでしょうが…」ピクッ

ベルファスト「………!?」ガクッ

指揮官「…発作か。すぐに横にさせなければ…。ベッドは近くにあったか…」

ウォースパイト「すぐそこの仮眠室は?」

指揮官「そこが良いか。すまない、ベルファスト。少し背負うぞ」

ベルファスト「だ…めぇ……っ!!」フルッ

指揮官「えっ…?」

ベルファスト「あ…!?あぁっ……!!ぁぁぁあぁああ……………!!」ショワァァァァ‥

指揮官「………ぃ!?」

ベルファスト「………っ」ブルブルッ

エリザベス「ウォ、ウォースパイト!!」

ウォースパイト「………っ!はいっ!」ダッ

ベルファスト「粗相をして…しまい…申し訳…ございません……」ポロポロ

指揮官「…ベルファストは何も悪くない。そう自分を責めるな」

指揮官「…それよりも、だ。汚れた服を着たままでは、衛生的に良くない。早く着替えよう」

ベルファスト「申し訳ございません…本当に…申し訳…ございません…ご主人様…」

指揮官「責めるなと言ったろうが…」

ベルファスト「うぅ…うっ…」グスッ

指揮官(ベルファストの泣き顔など、初めて見た…)


↓2 何をするか
195 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/17(月) 12:55:54.65 ID:Q7niFgXJ0
かそく
196 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/17(月) 12:58:27.55 ID:RtwJHopCO
薬がないかもしくは手に入れるにはどうするか不知火に聞いてみる
197 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/06/17(月) 13:52:22.23 ID:0+62KwdBO
ルルイエ基地 購買部


Z46「酸素コーラが欲しいのだが」

不知火「右の冷蔵庫からお取りくださいませ。代金は指揮官さまにツケておきますので」

Z46「それには及ばない。私の求める物は、私の財産で購入する」スッ

Z46「今触れているのが取っ手だろうか?」

不知火「そうでございます。開けたら、中にぎっしりと詰まっておりますので、引き抜く際に落とさないようご注意を」

Z46「助言、感謝する」クイッ

Z46「………」ジャラジャラ

Z46「代金はここに置いておくが、過不足がないか確認しておくれ」

不知火「問題ありませんよ」

Z46「承知した。また来るかもしれない」コツコツ

不知火「ありがとうございました」

指揮官「俺も注文よろしいか?」

不知火「どうぞ。お金を落としてくれるのなら大歓迎です」
198 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/06/17(月) 14:05:42.46 ID:0+62KwdBO
指揮官「グラーフ用の薬や、ベルファスト用の薬など、様々な物が欲しいんだが。在庫はあるか」

不知火「少々お待ちくださいませ…」カラカラカラ

不知火「んっ…」スッ

パシッ

不知火「………」パラパラパラ

不知火「…ベルファストさまの物なら、多少の在庫が。グラーフさまのような重病人に充てられる薬は、取り寄せるのも難しいかもしれません」

不知火「本来、重病人の治療は本部の軍病院で行うものです。基地で出来るのは、応急処置か軽度のものの治療くらいです」

不知火「薬の保管も『でりけーと』な上高級品なので、そう簡単には輸送出来ないのでしょう」

指揮官「…俺が前所属していた基地は、設備も充分に整っていたが」

不知火「初期に設立された『ブレスト』、『トラック』、『横須賀』の三基地は、歴戦の勇士が在籍しております。故に、設備投資が充分に受けられているのです」

不知火「それに対し、後続の基地は相対的に練度が低いです。その為、優先順位も下げられているのでしょう」

指揮官「…まぁ、先述した三基地の仕事は大変だからな。俺もそうだった」

指揮官「…そう考えれば、支援を受けられないのは仕方のないことであるな。医療機器の搬入が出来るだけでも、とんでもないことなのか」

不知火「そういうことです」


↓2 何をするか
199 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/17(月) 14:17:54.43 ID:dym05YAp0
寝着姿のベルを優しく抱きしめる
200 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/17(月) 14:20:31.40 ID:Srx5oAqVO
ハーミーズと接触
201 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/06/17(月) 14:41:56.30 ID:0+62KwdBO
ルルイエ基地 リラクゼーションルーム


ハーミーズ「………」スッスッ

ハーミーズ「私の考えているデッキだと、どうしても序盤に弱くなってしまうな…。マナカーブの形も悪いし、組み直すか」

ハーミーズ「好きなカードを入れたいが、それだと弱くなってしまう。悲しいことだ」

ハーミーズ「…やはり、強いのはヘクターだ。フォロワーさえ残っていれば打点が取れるし、盤面も守れる」

ハーミーズ「フェリグレモリーは待つのが長いから好かん。もっと派手に決めたいものだ…」ブツブツ

指揮官「…まぁ〜た影詩をやってるのか」

ハーミーズ「指揮官、知っている口なのか?」

指揮官「前に少し齧ったくらいだ。昏きに蹂躙されてもう辞めた」

ハーミーズ「私もあの時は苦労した。Nヴの酷さは今でも思い出すよ」

指揮官(デュエリストの彼女はどこに行ったんですかね…)


↓2 何を話すか アクシデントとかも可
202 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/17(月) 14:43:28.65 ID:r7WI0IoXO
フミィ
203 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/17(月) 14:55:03.11 ID:EnA9zqw80
フィーゼ誤って杖を落としてしまう(杖自体は近くにある
204 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/06/17(月) 15:35:34.32 ID:0+62KwdBO
Z46「………」コツコツ

ハーミーズ「前にやっていたのなら、復帰してもすぐに順応出来るはずだ。もう一度やってみないか?」

指揮官「遠慮するよ…。もう煽られまくってストレスを溜めるのは懲り懲りだ」

Z46「………」カチャカチャ

ゴトン

指揮官「…何か音がすると思ったら。Z46じゃないか」

Z46「指揮官と…もう一人、誰かいるのだろうか。雑談の邪魔をしてしまったか」

ハーミーズ「いや、そんなことはない。気にしないでいいぜ」

Z46「ハーミーズ、だったか。こうして面と向かって話し合うのは、初めてであるな」

ハーミーズ「たしかに。これからよろしくな」

Z46「………」コクリ

指揮官「ゴミ捨てか?部屋に置いてくれてたら、捨ててたんだけどな」

Z46「身の回りのことは自分でする。任せっきりでは、身体が鈍ってしまう」ポロッ

コツーン

Z46「………!?」サッ

Z46「すまない…!杖がどこに落ちたか教えておくれ…!」

指揮官「すぐそこだ。あー…四時方向にある」

Z46「………!」サワサワ

Z46「み…見つからない…っ!」

パシッ

指揮官「ここだ。もう、落とさないようにな」スッ

Z46「申し訳ない…。一層、丁寧に扱うよう注意をしよう」

指揮官「…そんなに大事か?一時間クオリティの粗末な物なのに…」

Z46「…あなたからの初めての贈り物とあれば、私にとっては値千金である」

Z46「…だから、決して失わない。決して、壊させない。この母港の誰であろうと、それだけは許さない」


↓2 何をするか
205 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/17(月) 15:43:53.35 ID:dym05YAp0
これからも建造するべきか考える(下手に重い症状のKAN-SENが出たら指揮官一人じゃカバーしきれない)
206 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/17(月) 15:59:05.77 ID:mba6r7WvO
ハーミーズがフィーゼの介助
断られても、今後陛下の介助もすることがあり得るから練習させてと押しきる
207 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/06/17(月) 20:32:53.65 ID:0+62KwdBO
ハーミーズ「Z46…いや、『フィーゼ』と言うべきかな?」

Z46「私に名乗れる名は無いのでな。好きに呼んで構わない」

ハーミーズ「では、フィーゼと呼ばせてもらおうか。フィーゼ、君に頼みたいことがあるのだが…」

Z46「私に頼みたいこと…か。忌憚なく言っていただいて構わない」

ハーミーズ「そうか。なら遠慮なく頼ませてもらう。実はだな…」ゴニョゴニョ

Z46「…ふむ…」

指揮官「………?」

Z46「成程。事情は分かった。私の介護をしたい、ということか」

ハーミーズ「ああ。君はどうも危なっかしいからな。僭越ながら、手を貸したいと思ったんだ」

ハーミーズ「それに、陛下の介護をする時が来るかもしれない。その時に何も出来ないとあれば、申し訳が立たないんだ」

Z46「私は本番前の練習用なのだろうか?」

ハーミーズ「そういうつもりじゃないさ。純粋に君のことが心配なんだ。いや、陛下のことも心配なんだが…」

ハーミーズ「何と言えば良いか…うーん…」

Z46「…冗談だから、そう重く捉えないでいただきたい。先日、シュペーに言われてな」

Z46「『もう少し明るくなったら、フィーゼちゃんはもっと可愛いのに…』と」

ハーミーズ「そ、そうなのか。狼狽えてしまったよ」

Z46「申し訳ない」

ハーミーズ「…いや、謝罪には及ばない。それより、フィーゼはこれから部屋に戻るのか?」

Z46「………」コクリ

ハーミーズ「では、早速向かうとするか。指揮官、私たちはこれで失礼する」

指揮官「ああ」


↓2 何をするか
208 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/17(月) 20:35:06.82 ID:TAGu5j5+0
艦載機でも造ろうか
209 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/17(月) 20:38:34.26 ID:RcLOaFHSo
シュペーちゃん自傷の現場に遭遇
210 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/17(月) 21:10:58.19 ID:5zTNDSyWo
明石と不知火が言い争いしているので止める
211 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/18(火) 02:38:08.31 ID:Bc+RlKXv0
今更だけど指揮官の嫁がにくすべなのはスレ主が初めて指輪を渡した相手だからかな?
212 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/06/18(火) 02:49:56.97 ID:P5tRbg3qO
被虐体質って『自身の意思とは関係無しに負傷する体質』ってことで良いのだろうか(扱いに困ってた)


指揮官「ゴミはこれで全部か?」ガサッ

饅頭「ぴよ」ピシッ

指揮官「そうか。じゃあ、廃棄処分は任せたぞ」

饅頭「ぴよっ!」

ブロロロロー

指揮官「ふう…」

指揮官(…ふと気になったが、シュペーは未だ目立った欠陥を見せていないな)

指揮官(何があるのか把握しておきたいが、そう都合良くいくわけがないか?)

指揮官(いや、とりあえずは行動をするか。何かがあるかもしれない)スタスタ

213 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/06/18(火) 03:00:40.02 ID:P5tRbg3qO
最初に渡したのは愛宕です
純粋にグラーフが好きなので選びました
勿論指輪は渡してます


指揮官「…で、シュペーの部屋の前まで来たが…」コソコソ

指揮官「誰かに見られたら誤解されてしまうな。そんな心配は必要無い状況だが」

指揮官(ウォースパイトたちはお喋り中で、Z46とハーミーズは一緒に部屋にいる。不知火と明石も、売店でくっちゃべっているだろう)

指揮官「よし…」スッ

ガタガタガタッ

指揮官「………!何の音だ…!?」

指揮官「考えるよりも確かめるのが先か!シュペー、どうした!?」ドンドンドン

シュペー「し…き…かん…」

指揮官(声が弱々しい…!急がないと!)

指揮官「今助けるぞ!」ガチャッ

シュペー「痛い…う…ぁあ……」

指揮官「なっ…!?!!」

指揮官(目に映ったのは、無数の調理器具に埋もれ、全身にナイフやフォーク、包丁や皿の破片が突き刺さったシュペーの姿だった)

指揮官「早急に手当てをしないと…少しの間、辛抱してくれよ…!」

シュペー「う……ん………」

指揮官(まさか…これが欠陥だってのか…!?なんでもありなのかよ!!?)

シュペー「はぁ…はぁ……」


↓2 何をするか
214 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/18(火) 03:03:47.17 ID:Bc+RlKXv0
シュペーを医務室に連れてって痛みが治まるまで一緒にいよう
215 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/18(火) 04:19:59.42 ID:atSTqh5T0
医務室に駆け込むついでに明石ひっ捕まえていく

「被虐体質」ってFateのパッションリップのアレかと思ってた
ヘイトを集めやすい=攻撃対象にされやすい、ってやつ
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