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【艦これ】龍驤「足りなかったもの」その7【安価】

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71 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/08(土) 23:44:18.83 ID:zlEMvIEtO
元提督が連れて行かれた夜、那智に縋りつかないと眠れない愛宕
72 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/08(土) 23:50:20.43 ID:rxc4HY9u0
ある日寝ていると凄まじい悪寒とともに跳ね起きる愛宕
後日愛宕が悪寒を感じたと同じ時間にストーカーが獄中で自殺したらしいことを聞かされ顔が青くなる
73 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/08(土) 23:50:36.23 ID:nzz1xtuR0
>>71
74 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/06/09(日) 00:02:25.46 ID:0xQ/NsJp0
ーー夜


那智「ストーカーはまるゆが連れて行った。もう安心していいんだぞ」


愛宕「……」ギュッ


那智「私に抱き付いて心が休まるならいくらでもそうしていればいい」


愛宕「那智……!!」ギュゥゥゥ


那智「…貴様も苦労したな。悪いことをした訳ではなかっただろうに」
75 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/06/09(日) 00:10:04.76 ID:0xQ/NsJp0
那智「これが不知火や陽炎ならこうなっても文句は言えない。だが愛宕は違う」


那智「勝手に好きになられた挙句付け回される。愛宕の何が悪かった?」


那智「まさかこの鎮守府が原因か?ここにいる奴らは何かしら問題や因果を持っている」


那智「愛宕はここの奴らに関わってしまったからこんな目に?」


那智「ただのストーカーならこうはならなかった。命の危機にまでなることは…」


那智「助け合う、補い合うといっても限界がある。提督はそれを分かっているのか…?」


下1〜3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
76 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/09(日) 00:11:09.48 ID:HFW23AQT0
>>72
77 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/09(日) 00:12:23.72 ID:Gu5iBiqmo
愛宕
那智と一緒にいると落ち着くけどまた那智への思いが湧き上がってくるようになる
78 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/09(日) 00:12:56.04 ID:xeP3+lYe0
夕立と想い合う軍人の国で急進派と穏健派の内戦が起こる
79 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/09(日) 00:13:10.29 ID:5enjw33WO
>>75
の話を提督にする那智
80 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/09(日) 00:18:41.51 ID:5enjw33WO
>>78
あれはロシアだからソビエトとのいざこざは決着ついててそんなに急になにか起こることはないという
81 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/06/09(日) 00:22:23.89 ID:0xQ/NsJp0
ーー

龍驤「調子どうや?」


那智「愛宕は私の側を離れると不安定になるようだ」


愛宕「那智…那智那智……」


提督「出撃が続いて精神も疲れていたのかもしれない。暫くの間出撃も控えるから十分に休んでいてくれ」


那智「休む…か。それで解決すると思っているのか?」


龍驤「心はそう簡単には治らんよ。でも今よりはマシになるんと違うかな?」


那智「貴様らは何も分かっていないようだな」


提督「どういうことだ?」
82 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/06/09(日) 00:29:00.14 ID:0xQ/NsJp0
那智「この鎮守府が原因じゃないのか?ここにいる奴らは因果を持っている。龍驤も覚えがあるだろう」


龍驤「……」ビクッ


那智「愛宕はここの奴らに関わってしまったからこんな目にあったんじゃないのか?愛宕はここに来なければここまで追い詰められることも無かったんじゃないのか?」


那智「足りないものを補い合うといっても限界がある。貴様はそれが分かっているんだろうな?」


那智「貴様がここに因果を集めてしまったんだぞ」


提督「安価」


下1〜3高コンマ 提督の台詞や行動などを
83 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/09(日) 00:36:53.10 ID:xeP3+lYe0
俺のしていることは、所詮理想論なのか…
84 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/09(日) 00:37:11.11 ID:dDCpinzco
過去の傷に未来が支配されるのか?俺はそうは思わない
未来がどうなるかは今、現在の行いの積み重ねだよ
……ふがいない提督ですまない、そして愛宕の事をそこまで考えてくれてありがとう
85 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/09(日) 00:37:11.69 ID:s0zV0e+U0
因果を、集めた?関わらない方が良かった?何もわかってないのはお前の方じゃないのか?
86 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/09(日) 00:37:49.05 ID:5enjw33WO
それでも、ここは受け皿にならなければならないんだ
もし、愛宕に関われずあの男を止めることができなかったら愛宕に未来はなかった

それに本人に非がなくても危害が及ぶことはある
何の非もない艦娘が食い物にされていた事があるように
…龍驤が犯してしまった事のように
87 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/06/09(日) 00:43:36.88 ID:0xQ/NsJp0
提督「因果を集めた?関わらない方が良かった?……何もわかってないのはお前の方じゃないのか」


那智「なんだと?」


提督「愛宕を引き取っていなければ、今頃どうなっていたと思う?」


那智「それは結果論だ」


提督「本人に非がなくても危害が及ぶことはある。何の非もない艦娘が食い物にされていた事があるだろう」


那智「……朝潮か」


提督「あれも俺が悪いのか?俺達が引き取ってしまったから朝潮は自殺したのか?」


那智「……」
88 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/06/09(日) 00:48:34.87 ID:0xQ/NsJp0
提督「龍驤の犯したことも俺が悪いのか」


那智「……」


提督「何か答えてみろ那智」


龍驤「司令官…もうええよ、な?」


愛宕「那智……」


那智「……すまなかった」


提督「…そうか」


龍驤「あのな、那智が言わんとしてることは分かるよ、分かってしまうねん。でも……それは違う…」


龍驤「そんなもんは無いって…信じるしかないねん
……な……?」
89 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/06/09(日) 00:53:12.00 ID:0xQ/NsJp0
龍驤「腕と脚千切れてウチのやったことが許させるんやったら、いくらでも千切って欲しい」


龍驤「不知火かって、死ぬほど苦しい思いをしたら許されるんやったら死ぬまで辛いことをする…」


龍驤「でもな……罪は消えへんねん…………!!」


龍驤「そんなん分かってるよ!でも……許される…許されたと思わな生きていかれへん…!!」


龍驤「お願いや……二度とそんな事言わんといて…」


龍驤「そうやないと…ウチ……ウチ…」


提督「……那智」


那智「……」


愛宕「あ……」


下1〜3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
90 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/09(日) 00:56:13.72 ID:xeP3+lYe0
明石の回想
91 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/09(日) 00:56:42.94 ID:5enjw33WO
最近の愛宕を見ていてついカッとなってしまったと謝る那智
92 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/09(日) 00:57:33.87 ID:dDCpinzco
もう一度謝って出ていく那智
提督は愛宕に「那智は愛宕の事を大切に考えているからこそあんなことを言ったんだと思う…俺も大人げなかった許してくれ」
93 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/09(日) 00:57:59.86 ID:Tx5x/sIC0
……今日ほど絶対者の目を欲した日はないな
94 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/09(日) 01:01:37.46 ID:Gu5iBiqmo
絶対者?
95 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/06/09(日) 01:02:15.94 ID:0xQ/NsJp0
那智「最近の愛宕を見ていてついカッとなってしまった。すまない」


提督「…俺も大人げなかった。申し訳ない」


龍驤「那智に不満があるのも分かってるよ。葛城と那智は足りへんもんは無いからね」


提督「…望むのなら異動も認める」


那智「なんだと?」


龍驤「ウチらの考えを理解してもらえれへん人がおるのは分かってる。無理に付き合わせるのはエゴや」


提督「いつでも対応する。その気になれば言ってくれ」


愛宕「那智……?」


那智「…そうか、覚えておこう」


ーー
96 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/06/09(日) 01:02:51.81 ID:0xQ/NsJp0
新スレでもよろしくお願いします


コメントなどあればお願いします
97 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/09(日) 01:20:01.98 ID:dDCpinzco
よろっしゅお願いします
やっぱり時事ネタかな?(麻薬)
なっちがストーカー相手と言えど語調が荒めなのが気になるー
愛宕はまだチャンスがあるのか?相手がストレートの時の同性への好意はどうすればいいのか…
98 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/09(日) 12:30:55.04 ID:CSr3iyKDO
明るい回を挟む隙はもうあまりなくなってきてるのかな…
どうしても重い話の比率が多くなってるなぁ
99 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/06/09(日) 19:36:00.43 ID:0xQ/NsJp0
ーー


漣「いや〜吹雪氏達のお陰でここのところ助かったますぞ」


忍者吹雪「これくらいで良かったらいくらでも支援するから任せといて!」


漣「大本営からの支援はまだ無い上に不審者が侵入…なーんか嫌な流れが来てんですよね」


忍者吹雪「倉庫を吹き飛ばした犯人も捕まってないんだよね?」


漣「海の向こうに飛んでっちまいましたからね。捕まえようが無いんす」


忍者吹雪「せめて犯人が捕まればこうはなってないのに…」


漣「今回の爆破騒ぎ、見ようによっては自作自演とも取られてしまいますからね」


忍者吹雪「取られるっていうか…大本営はそう考えてるんだと思うよ」


漣「やっぱそうですよねぇ…」
100 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/06/09(日) 19:41:18.49 ID:0xQ/NsJp0
忍者吹雪「もっといい艦載機が欲しいからわざと壊したりするのはたまにあることだからね」


漣「せめて爆破された倉庫を見てもらえたら信用性はあるんでしょうけど、書類だけだとどうもイマイチ伝わってない感じなんですよ」


忍者吹雪「ここにあった艦載機はそこまで優秀なのじゃ無いっていうのも怪しい原因かな」


漣「こっちはそれで今まで頑張ってたんすよぉ…他の鎮守府が烈風だ、烈風改だ〜って言ってる中でうちは紫電改二でやりくりしてたんす……」


忍者吹雪「早く艦載機が届くといいね…」


漣「ほんと、早くきてくれないと萎え〜な感じです…」


下1〜3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
101 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/09(日) 19:42:53.90 ID:fqZsbN32O
支援艦隊の子達と交流してると、あれが絶倫提督…本物見ちゃった…本当にすごそう…と珍しいもの見るかのように提督が話題にされている
102 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/09(日) 19:43:40.90 ID:xeP3+lYe0
殺したくてたまらない雪風がとある港町を襲撃
103 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/06/09(日) 19:46:09.61 ID:dkeT89ODO
爆破した犯人の素性…おそらく組織
とにかく情報が足りない、自分の記憶を戻した方がいいのか、そもそも戻せるのか考える漣
104 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/06/09(日) 19:56:34.97 ID:0xQ/NsJp0
ーー

「ねぇ、あの人がここの提督よね?」


秋津洲「そうかも」


「本物の絶倫提督…!」


明石「絶倫……」


「お菓子を配ってるのも本当なの?」


陽炎「配ってるのは間違いね。司令が作ったスイーツが食堂で出る時があるの」ギラッ


「眩しっ……」


「誘拐犯なのも本当なんだ…!」
105 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/06/09(日) 20:01:10.65 ID:0xQ/NsJp0
「こ、ここの提督は三人以上の艦娘と寝るのが基本だって聞いたけど!?」


秋津洲「間違ってはいないかも。昨日も龍驤さんと朝霜と寝てたかも」


「うわぁぁ…!」


明石「提督の噂がとんでもないことになってます…」


陽炎「鬼畜カニバよりマシでしょ?」


明石「絶倫誘拐犯も相当です…」


陽炎「誘拐犯はともかく絶倫はいいじゃない。早漏男とかって言われるより全然いいわよ」


明石「よくないです…」
106 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/06/09(日) 20:04:24.50 ID:0xQ/NsJp0
「はっ!こんな事してる場合じゃなかった」


「吹雪とここの提督に報告があったのよ」


「出撃の帰りに不審な艦娘を見たんです。ここの鎮守府の艦娘では無いようでしたが、何か聞いていませんか?」


秋津洲「何か聞いてるかも?」


明石「いえ…」


陽炎「艦種か名前は分からないの?」


「駆逐艦雪風…のような気がしました」


秋津洲「それって……」


明石「ここを爆破した…?」


陽炎「司令に報告しておいた方がいいわね。今度は街の方から攻めてくるかもしれないわ」


下1〜3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
107 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/06/09(日) 20:08:46.63 ID:dkeT89ODO
憲兵の話を元に雪風対策会議が開かれる
108 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/09(日) 20:10:12.80 ID:Gu5iBiqmo
>>107
109 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/09(日) 20:10:55.29 ID:IgwW1h6w0
↑+背後から奇襲してみよう
110 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/06/09(日) 20:17:28.26 ID:0xQ/NsJp0
ーー会議室


秋津洲「目撃されたのがあの雪風だとして、どうやれば撃退できるかも?」


忍者吹雪「憲兵さんの話によると、とても運が良いそうです」


漣「だからただのBB弾がショットガンのような威力になったと」


明石「こちらが攻撃しても…当たりませんね…」


忍者吹雪「私が後ろから捕まえたとしても、すぐに抜けられるか最悪返り討ちに…」


漣「どないすりゃいいんでしょう?運が敵とかどうしようも無いっすよ」
111 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/06/09(日) 20:22:37.57 ID:0xQ/NsJp0
陽炎「避けられないくらい広範囲の攻撃を仕掛けるのは?」


漣「多分軽症で済んで終わりですよ。もしくは攻撃すらできないとか」


忍者吹雪「攻撃しようとした瞬間、武器が暴発…」


秋津洲「それが街に行ったとしたら洒落にならないかも!」


明石「止めないと…!」


漣「戦えば戦うほどこちらに不利なんでしょう。話し合いに持ち込むのが最善ですが、果たして聞いてくれるかどうかですな」


下1〜3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
112 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/09(日) 20:26:12.69 ID:LLQLBllT0
ロシアで軍人主導の組織一斉検挙が始まる
113 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/09(日) 20:26:57.58 ID:xeP3+lYe0
雪風港の倉庫を爆破、警察の銃撃も当たらず思いのまま破壊し尽くす
114 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/09(日) 20:27:37.17 ID:fqZsbN32O
今回は若葉の捜索がミッションの雪風
派手なことはしないように言われている
115 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/09(日) 20:45:52.35 ID:UwLbxkNOo
脈絡なくね?
116 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/09(日) 20:47:14.27 ID:gM2kDKPkO
こういう強硬策で無理やり倒そうとすると凄まじいしっぺ返し来るんだけどわざとなのかな?
117 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/06/09(日) 20:49:47.54 ID:0xQ/NsJp0
ーー

老幹部「これはどういうことなんじゃ?」


「「「……」」」


老幹部「儂らはここに呼ばれたのでは無いのかのぅ?」


「「「……」」」


老幹部「やれやれ…言葉が通じんとこうなるのか。こんな時に若葉君が居ればのぅ」


「「「……」」」


老幹部「お主らは軍人じゃな?この装置らが欲しいのかぇ?」


「「「……」」」


老幹部「お主らが手に入れたところで使いこなせるとは思わんが…好きにすればええ」


老幹部「それにしても雪風君の運は凄いのぉ。儂がこうなる直前に癇癪を起こして日本に向かうとは」


老幹部「運を使わずともこれとは…恐ろしい存在じゃよ」
118 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/06/09(日) 20:54:45.45 ID:0xQ/NsJp0
ーー港


雪風「ぎ…ぎひひひ……」


雪風「殺す……誰でもいいから殺してやる…!」


雪風「もう限界なんですよぉ……頭の中が疼いて疼いて壊れちゃいそうなんです…!」


雪風「私の頭痛薬になってくれるのは誰なんですか…?居ないならこっちから探しに行きますよぉ…」


雪風「ぎひひひひひひひ……」


下1〜3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
119 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/09(日) 20:58:26.88 ID:yf41+KfrO
解放された若葉が雪風を見つけて老幹部の行方を聞きに寄ってくる
120 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/06/09(日) 21:00:02.89 ID:dkeT89ODO
街中で暴れる雪風
艦娘やら軍隊やら出動してニュースにもなり混沌な状態に
121 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/09(日) 21:03:57.46 ID:IgwW1h6w0
どこからともなく雷撃あり
122 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/09(日) 21:04:17.70 ID:dDCpinzco
(本人の身の安全にかかわる事にはパッシブで幸運発動してるっぽい?)
123 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/06/09(日) 21:16:21.55 ID:0xQ/NsJp0
ーー


きゃああぁぁぁぁーー!


雪風「あ〜〜最高……悲鳴を聞いてる時が一番幸せ…」


「射撃許可がおりた!撃てーーー!」ズガンッ


「「てぇーー!!」」ズガガッ


雪風「……」


「全弾……外れました…」


「馬鹿な!?」


雪風「次は貴方達ですか……?」


「ひっ!」


「怯むな!撃ち続けろ!!」
124 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/06/09(日) 21:26:45.74 ID:0xQ/NsJp0
ズズズ……


雪風「ふぅ…少し落ち着きました。やっぱり人間は殺す為の生き物なんですね」


雪風「雪風相手に武器を使うなんて知能も低いみたいです。こんな街はいりませんよね」


雪風「せっかくですから壊していきましょう」ジャキッ


雪風「勝手に持ってきた深海魚雷です。これが地上で爆発するとすっごいんですよ!」


雪風「それでは……発射!」バシュッ


下1〜3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
125 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/09(日) 21:28:45.96 ID:yf41+KfrO
若葉が魚雷を撃ち抜いて止める
虐殺は老幹部の望むことじゃないと
126 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/09(日) 21:30:44.34 ID:UwLbxkNOo
信濃を以て鎮圧せよと大本営の命令が発せられる
127 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/09(日) 21:32:06.83 ID:ZWnp2XM8O
>>125を試みるが失敗し諸共吹き飛ぶ
128 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/06/09(日) 21:39:14.33 ID:0xQ/NsJp0
ドォォォォン…


雪風「…邪魔をするのは誰ですか」


若葉「それは老幹部の指示なのか」


雪風「若葉……」


若葉「無駄に殺すな。老幹部も言ってただろう」


雪風「余計なお世話です。雪風の事は放っておいて下さい」


若葉「そうはいかない。これ以上暴れるならお前を止める必要がある」
129 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/06/09(日) 21:43:37.33 ID:0xQ/NsJp0
雪風「貴女は若葉じゃありませんね」


若葉「何を言うんだ」


雪風「若葉は雪風に逆らったことがありません。雪風の能力を知っているからです」


雪風「……」


雪風「魚雷を撃ったのも貴女ではないでしょう。他に仲間がいるんですね」


雪風「あぶり出すのは簡単です。こうやって空に向けて主砲を撃てば……」ダァンッ


あぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!


雪風「ほら、簡単ですよね?」


若葉「……」
130 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/06/09(日) 21:46:55.34 ID:0xQ/NsJp0
菊月(アケボノが被弾した。先に帰っているぞ)


若葉「……そうか」


リュウジョウ「あんたの幸運は本物みたいやな」シュウゥ…


雪風「姿が変わった?変な艤装なんですね」


リュウジョウ「これは艤装の力やない。ウチの力や」


雪風「よく分かりませんが雪風の敵に違いはありません」ジャキッ


リュウジョウ「……」


雪風「雪風から逃げられると思ってるんですか?貴女を殺せばもう少し楽しいかもしれませんね」


下1〜3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
131 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/09(日) 21:49:22.14 ID:ZWnp2XM8O
善戦するが雪風に立ち向かった者はリュウジョウ含め全滅
破壊行動は止まらない
132 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/09(日) 21:49:22.55 ID:IgwW1h6w0
当たるはずの雷撃が
当たらず慌てる雪風
133 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/09(日) 21:50:00.64 ID:Gu5iBiqmo
リュウジョウ
逃げるんやない、その力相手を変えて使ってみんか?
どんだけ使っても誰にも恨まれない相手がおる
あの海域には
134 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/09(日) 21:50:01.66 ID:xeP3+lYe0
リュウジョウが罠に誘い込み一瞬の隙をついて捕縛、気絶させて機械にかけ「運」を吸い取る
135 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/06/09(日) 21:50:33.74 ID:dkeT89ODO
若葉
逆らわないのは大和に言われていたからだ、なるべく好きにさせてあげてほしいとな
その大和ももう居ない、お前を庇う者は誰も居ない
真後ろから声、ガン=カタで雪風を無力化する本物の若葉
136 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/09(日) 21:50:34.72 ID:89MfZz8nO
そういえば新兵器を貰ってきたんでした!あなたで試してみますね!
取り出されるのはレールガン
137 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/09(日) 21:52:09.88 ID:yLdQnhBTO
ID:IgwW1h6w0
今日の変改行
138 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/06/09(日) 21:57:23.12 ID:0xQ/NsJp0
リュウジョウ「逃げるんやない、その力を相手を変えて使ってみんか?」


雪風「はぁ?」


リュウジョウ「あそこやったらお前の力をどれだけ使っても誰にも邪魔されへん。殺したい放題や」


雪風「そんな嘘はいいですよ」


リュウジョウ「嘘やない。お前はあの話を聞いたことないか?」


雪風「何ですか?」


リュウジョウ「鉄の海域の話や。あそこには新型や姫級の深海棲艦がうじゃうじゃおるねん」
139 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/06/09(日) 22:00:08.32 ID:0xQ/NsJp0
リュウジョウ「街で暴れるよりも大規模に暴れられるんやで?やりたい放題や」


リュウジョウ「まさにお前の為にあるのような海域や、魅力的やないか?」


雪風「鉄の海域…」


リュウジョウ「案内せえって言うんやったら連れて行ったる。場所を教えてくれって言うんやったら教えたる」


リュウジョウ「どうや?こっちの方がええんと違うか?」


雪風「安価」


下1〜3高コンマ 雪風の台詞や行動などを
140 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/09(日) 22:00:43.82 ID:yf41+KfrO
たのしそうです!ワクワクしてきました!
141 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/09(日) 22:01:36.48 ID:xeP3+lYe0
「魅力的ですが私は殺したいときに[ピーーー]のが好きなんで」とリュウジョウを撃ち抜く
142 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/09(日) 22:02:20.33 ID:dDCpinzco
魅力的と悩むも老幹部の注意を思い出し証拠を見せてください!と雪風
143 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/09(日) 22:03:10.23 ID:UwLbxkNOo
どうして指図されないといけないんですか
雪風に指図していいのは老幹部さんだけです
144 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/06/09(日) 22:14:01.05 ID:0xQ/NsJp0
雪風「楽しそうです!雪風凄くワクワクしてきました!」


リュウジョウ「そうやろ?ほなウチが…」


雪風「でも貴女について行く必要は無いですよね?」


リュウジョウ「あ……?」


雪風「えいっ!今度はビー玉です!」シュッ


リュウジョウ「」ビチャッ


雪風「うーんこれだと苦しむ顔が見れませんね…良いことが知れました!」


リュウジョウ「」


雪風「雪風は鉄の海域に一人で行きます!被弾もしないからきっと楽に辿り着けます!」
145 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/06/09(日) 22:17:18.00 ID:0xQ/NsJp0
ーー海上


雪風「名前さえ知っていればどうとにもなります!頭痛も治まりましたから場所も覚えられますよ!」


雪風「適当に会った艦娘から聞き出すのもいいですけど、この近くに鎮守府がありましたよね」


雪風「あそこには行ったことがあったんでしたっけ……?雪風忘れてしまいました」


雪風「でも問題ありません!教えてもらえるで聞けばいいんです!断れば皆殺しです!」


雪風「これからいっぱい殺せそうで…雪風ワクワクしっぱなしです!」


下1〜3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
146 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/06/09(日) 22:18:54.72 ID:dkeT89ODO
その後雪風は鉄の海域に辿り着くも実力差があまりにも大きすぎて運ではカバーしきれず逃げ回る事しか出来なかった
その後大破状態で海を漂う雪風
147 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/09(日) 22:19:03.79 ID:viqi6x02O
組織が使っている帰還信号を受信する雪風
148 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/09(日) 22:19:37.03 ID:xeP3+lYe0
>>146
149 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/06/09(日) 22:30:01.36 ID:0xQ/NsJp0
雪風「……帰還信号。これは老幹部…組織からですね」


雪風「帰るわけないじゃないですか!これから楽しみが待ってるんです!」


雪風「あのクソジジイはもう要らないです!組織に居なくても殺し放題なんです!」


雪風「若葉も知りません!勝手に死んでたらいいんですよ!」


雪風「雪風はこれから幸せになるんです!誰にも邪魔はさせません!」
150 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/06/09(日) 22:32:06.92 ID:0xQ/NsJp0
雪風「……!!」バッ


ゴォォォォォォォ…


雪風「今の攻撃は…雪風を狙った……?」


雪風「実弾じゃない…何処から撃ってきたんですか」


雪風「姿が見えなくても雪風には関係ありません!全方位に魚雷乱舞です!」バシュッバシュッバシュッ


雪風「雪風を倒せるものなら倒してみればいいんです!」
151 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/06/09(日) 22:35:32.51 ID:0xQ/NsJp0
ーー

信濃「……外した。訓練では外れた事の無い距離なのに」


菊月「お前が外したんじゃない、雪風相手には攻撃が当たらないんだ」


信濃「そんなのどうやって倒すのよ」


菊月「いいから荷電粒子砲での攻撃を続けろ」


信濃「何か考えがあるんでしょうね菊月」


菊月「その名前を呼ぶな。私は女幹部だ」


信濃「分かったわよ女幹部…さん!」キィィィィン


下1〜3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
152 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/09(日) 22:37:46.36 ID:xeP3+lYe0
鉄の海域に入るが次第に敵の攻撃が当たり虫の息になる雪風
153 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/09(日) 22:38:14.56 ID:Gu5iBiqmo
雪風が避け続けるが段々着弾点が近くなっていき、能力の使用には限界があると言う菊月
154 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/09(日) 22:39:13.11 ID:yf41+KfrO
狙撃を避けながら鉄の海域へ向かう雪風
155 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/09(日) 22:39:17.27 ID:UwLbxkNOo
目に見えない敵に向かって>>136
156 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/06/09(日) 22:49:16.03 ID:0xQ/NsJp0
信濃「……着弾点が近くなってるの?」


菊月「そうだ、それが奴の弱点だ。あいつの幸運は底知れないが、クールタイムが必要なんだ」


菊月「そのクールタイムはごく短い。逃げられたら終わりだが何も無い海の上で逃げられる場所はあるか?」


信濃「これだけ連続で攻撃していればあそこからは動けないわよ……ね!」キィィィン


菊月「…雪風に掠り始めたようだな」


信濃「向こうも相当焦っているようね」
157 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/06/09(日) 22:57:18.07 ID:0xQ/NsJp0
ーー

雪風「攻撃が……当たった…!?」


雪風「この雪風が……被弾………!?」


雪風「こんな事は今までなかった…!雪風に武器を向けたらそれが壊れていたのに……!」


雪風「姿が見えないから?相手が見えない攻撃には運が使えない?」


ゴォォォォォ…


雪風「いぃぃぃ…!!」ビリビリ


雪風「掠っただけで皮膚が裂けそうな…!」


雪風「もし当たったら…雪風は……死ぬ…?」
158 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/06/09(日) 23:00:24.28 ID:0xQ/NsJp0
雪風「この雪風が…………死…?」


雪風「あ…ありえない………雪風の運は…幸運は…」


ゴォォォォォォォ…


雪風「あ"っ!!」ビリビリビリビリ


雪風「どんどん…近くなって……」


雪風「死…ぬ………?」


雪風「この…雪風……が…?」


下1〜3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
159 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/09(日) 23:02:43.01 ID:xeP3+lYe0
雪風「クソジジイ…」恨めしい断末魔と同時に偶然か老幹部が息を引き取る
160 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/06/09(日) 23:03:27.88 ID:dkeT89ODO
ついに命中し左腕を持っていかれる雪風
命の危機に雪風の運が暴走する
雪風本人にも何が起こるか解らない状態に
161 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/09(日) 23:03:45.88 ID:yf41+KfrO
雪風をセンターに捉えてスイッチ、雪風を撃ち抜く
リュウジョウの機転のおかげだなと菊月
162 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/06/09(日) 23:18:19.79 ID:0xQ/NsJp0
ーー

信濃「…命中。左腕をやったわ」


菊月「よくやった。この調子でいけば仕留められるな」


信濃「クールタイムは終わりじゃないの?」


菊月「そうだとしても左腕を奪ったのは大きい。このまま押し切るぞ」


信濃「了解……」ジャキッ


菊月(よくやったリュウジョウ。お前が体を張ってくれたお陰で時間を稼ぐことができた
163 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/06/09(日) 23:24:33.73 ID:0xQ/NsJp0
ーー


雪風「か……は…!!」


雪風「ひ、左腕が……!血、血がぁぁぁぁぁ!」


雪風「…こんなの認めない!雪風は死なない!!」


雪風「運はこの雪風に味方している!!絶対死なないんだ!!」


雪風「死んでたまるか!雪風は沈まない!沈まないんだ!」


雪風「やれるものならやってみろ!雪風を沈めてみせろ!!」


下1〜3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
164 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/09(日) 23:26:46.01 ID:UwLbxkNOo
直撃コースだった荷電粒子砲が曲がってそのまま返っていき、菊月達の近くに着弾
165 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/09(日) 23:27:05.56 ID:xeP3+lYe0
>>159
166 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/09(日) 23:28:00.23 ID:viqi6x02O
>>164
167 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/09(日) 23:28:34.75 ID:Gu5iBiqmo
明らかにネジ曲がって荷電粒子砲がそれる
菊月がそれを見てあれは放っておいても終わるだろうと判断して切り上げる
168 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/09(日) 23:31:46.70 ID:Q6W7A5wx0
深海鶴棲姫が出現するも貴女は翔鶴姉じゃないと言い引き返すも、雪風が攻撃
それに反撃して雪風轟沈
169 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/06/09(日) 23:45:08.76 ID:0xQ/NsJp0
ズォッ……


雪風「……雪風の何がいけなかったんでしょうか」


雪風「私は雪風として生まれた時から頭痛に悩まされていました。これはどうしようもなくて着任した鎮守府では迷惑しかかけていません」


雪風「私はお荷物でした。こんな雪風にできることは何も無かったんです」


雪風「でも大和さんと出会ってから私の運命は変わりました。私には凄い力があるといってスカウトしてくれたんです」


雪風「その時に頭痛の止め方も教わりました。提督を…人間を殺せば頭痛は治まるんです」


雪風「生まれてからずっと悩まされていたものが人を殺すだけで治るだなんて。雪風はそれからいっぱい殺しました」
170 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/06/09(日) 23:49:26.50 ID:0xQ/NsJp0
雪風「それだけなら何も問題無かったのに…あの老幹部のせいです」


雪風「あのクソジジイは私の力を使いたいと言ってきました。大和さんには恩があるので仕方なく協力していましたが、それが間違いだったんですね」


雪風「大和さんがやられた時…私も逃げれば良かったんです」


雪風「私は……もう死ぬでしょう…」


雪風「お腹…欠けちゃいました……もんね…」グチャッ


雪風「でも…………ただでは…死にません………」


雪風「…………!」


雪風「どうか……最後の力を………!!!」
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