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【艦これ】龍驤「足りなかったもの」その7【安価】

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496 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/06/15(土) 22:22:58.24 ID:WiqG6V1DO
憲兵「そこの引き出しを開けてみろ」


北上「ここに証拠が入ってんだ!!」ガチャン


憲兵「……何が入ってた」


北上「……」


憲兵「箱も断ったから裸で入っているだろう。俺は変に洒落た箱や入れ物は嫌いなんだよ」


憲兵「そこには何が入っていた」


北上「指輪……」


憲兵「サイズは」


北上「あたしの……薬指…」
497 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/06/15(土) 22:27:49.43 ID:WiqG6V1DO
憲兵「露出癖があってメンヘラ。お前は一生隣に居られると寒気がするような女だ」


憲兵「だが……お前しか居ないんだ」


北上「……」


憲兵「意味は分かるな?これから毎日それを付けてろ」


北上「今日から……」


憲兵「言っておくが過度な期待はするなよ。俺の性格は分かってお前は俺を選んだんだろう」


北上「安価」


下1〜3高コンマ 北上の台詞や行動などを
498 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/15(土) 22:31:57.99 ID:dhgEiES3O
指輪をはめてニヘって笑ってから嬉し泣きしちゃって泣き笑い
499 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/15(土) 22:33:16.76 ID:Tt962BVYo
え、えへへ…しょーがないなあこんな(憲兵の性格のヤバい所)な憲兵、私以外乗りこなせないだろうから一緒にいてあげるよ……ありがとね(笑ってるが頬に涙)
500 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/15(土) 22:41:13.92 ID:0ZVLWzHjo
口では騙されないよとか言いつつにやけるのが抑え切れない
501 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/06/15(土) 22:45:59.42 ID:WiqG6V1DO
北上「へ……へへ…へへへ……」キラッ


憲兵「石の良し悪しは俺に分からない。値段の高いものを買ってきた」


北上「給料の三ヶ月分……へへ…」


憲兵「…そういうことだ」


北上「うわぁ…こんなに綺麗なんだ……うへへ…」


憲兵「俺からすればただの指輪だがな」


北上「……」ポロポロ


憲兵「な、なんだ?何故泣いている?」


北上「嬉しい…嬉しいよ………」
502 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/06/15(土) 22:49:18.88 ID:WiqG6V1DO
北上「あたしなんかが幸せになっていいのかな…龍驤さんにあんた事したのに…」


北上「憲兵…いいのかな……」


憲兵「それを決めるのは俺じゃない」


北上「……うん」


憲兵「だが俺はお前を選んだ。それでいいだろう」


北上「憲兵…」


憲兵「これでメンヘラがマシになればいいんだがな…」


下1〜3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
503 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/15(土) 22:54:04.22 ID:Tt962BVYo
憲兵「ところで俺のケガと憲兵の仕事の話だが」
北上「今?それ言う?いやー何というかさすがだよね…」
504 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/15(土) 23:08:33.52 ID:w5qa+Bzmo
>>503
支援が来ている今のうちに入院してしっかり直したほうがいいと思っている
下手にこじらせてからより短期の離任の方が帰任もしやすい
505 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/15(土) 23:09:30.55 ID:gqZDCpUKo
龍驤や清霜に励まされどっちが患者か分からないと自嘲する千歳
506 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/06/15(土) 23:21:12.72 ID:WiqG6V1DO
ーー

龍驤「どうや千歳、調子よぉやっとるか?」


千歳「ええ…おかげさまで。龍驤さんも清霜も…私を元気付けてくれて嬉しいわ」


龍驤「そんな事言えるんやったら落ち込んでは無いみたいやね」


千歳「こんな私を必要だって言ってくれるんだもの。今まで以上に頑張らないといけないわ」


龍驤「ウチが助かってんのはほんまやで。鬱が治ったって言うてもカウンセリングは必要やしね」


千歳「私は重い症状の子は治せない。それは分かっていたのに…」


龍驤「もう自分を責めんでええ。これからもよろしくやで」


千歳「ありがとう……」
507 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/06/15(土) 23:24:55.16 ID:WiqG6V1DO
千歳「そういえば秋津洲はどうなったの?」


龍驤「今まさに病院に行っとる。付き添いで明石が行ったから工廠は大変やろな」


千歳「私のせいで……」


龍驤「だからもうええって。カウンセリング以外でも助かっとるんや。同じ艦娘の医者やっていうだけでも安心できんねん」


龍驤「……って、またウチが千歳を元気付けとるな。これじゃどっちが患者か分からんで!」


千歳「…ふふ、そうね。龍驤さんに負けてられないわね」


龍驤「これからもその調子で頼むで!」


下1〜3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
508 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/15(土) 23:28:33.22 ID:y20mmVseO
まるゆ「由良さん時間は掛かりましたがやっと見つけましたよ、コレが例の深海の子供と龍驤さんの列車事故の防犯カメラの映像です」
509 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/15(土) 23:32:43.76 ID:w5qa+Bzmo
メンヘラが良くなった北上が憲兵の調子を見れるようになったので
憲兵の調子が上向いて回復も早くなってきた
510 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/15(土) 23:36:16.89 ID:anRVGPSj0
診察を受ける秋津洲サイド
511 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/06/15(土) 23:40:27.76 ID:WiqG6V1DO
ーー病院


明石「秋津洲ちゃんはどうですか…?」


「よくありません。彼女はこのまま入院してもらいます」


明石「でも…日常生活も送れてましたし…仕事もできてましたよ…?」


「それは彼女が良い状態だったからです。悪い状態の時は酷かったはずです」


「悪い時を誰も見ていないから健康に見えるんです。彼女はとても危険な状態でした」


明石「そこまで……」


「彼女は過去の記憶を消してしまっています。それだけではなく自分の都合のいいように書き換えているんです」
512 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/06/15(土) 23:44:59.35 ID:WiqG6V1DO
「真実の記憶と彼女が作った記憶の差異があったはずです。それを埋める為にもう一つの人格ができてもおかしくありません」


明石「二重人格…」


「彼女は暴力を振るわれていた、これも悪い原因です。痛みを和らげるには忘れるしかありませんからね」


「彼女は殴られて差し歯になったと言っていますが、それ以外も何かあるかもしれませんね」


明石「そんな…」


「秋津洲さんの治療は最善を尽くします。どうか悲観なさらずに」


明石「秋津洲ちゃんを…お願いします……!」


下1〜3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
513 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/15(土) 23:55:53.72 ID:0ZVLWzHjo
二重人格ができた時の為電ちゃんに話を聞いておく
514 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/16(日) 00:01:00.96 ID:e/IFdy02o
秋津洲の脳内
躁秋津洲と鬱秋津洲が主導権の押し付け合い
515 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/16(日) 00:02:56.27 ID:xOaAnanpO
秋津洲の頭の中で自分では無い自分の声が聞こえ始める
どうやら自分の不甲斐なさを嘆いている様子
516 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/06/16(日) 00:12:22.08 ID:Kxh2VuWTO
ーーーー

U秋津洲(バレた、全部知られた)


S秋津洲(遅かれ早かれこうなるのはわかってたかも)


U秋津洲(なんでそんなに余裕なの?自分の都合の良いように記憶を書き換え無かったら死んでたんだよ?)


S秋津洲(死んでたも何もあたしは一回死んでるかも。島風提督に殴られ過ぎて心臓が止まってるかも)


U秋津洲(あの男の話はしないで!!)


S秋津洲(秋津洲が助かったのは偶然かも。あの時倒れたあたしを邪魔だ!って島風提督に蹴られて無かったらあたしの心臓は止まったままかも)


U秋津洲(やめてやめてやめて!)
517 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/06/16(日) 00:19:05.27 ID:ZMfBYYlg0
S秋津洲(あたしは一度死んだ。その時にあたしは二人に分かれたかも)


U秋津洲(そうしないと生きていけなかった…)


S秋津洲(今の鎮守府に来るまではそっちが表に出てたかも。でも皆のお陰であたしが表に出る事が多くなった)


U秋津洲(でもそれと引き換えにどんどん記憶を書き換えるしか無くなった。私達が幸せになるにはそれしか無い…」


S秋津洲(それも限界が来たかも)


U秋津洲(このままじゃ私は…)


S秋津洲(自我を保てなくなって狂って終わりかも)
518 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/06/16(日) 00:25:47.57 ID:ZMfBYYlg0
U秋津洲(せっかく明石ちゃんと仲良くなれたのに…)


S秋津洲(それだけが心残りかも)


U秋津洲(どうすれば良いんだろう)


S秋津洲(そっちが表に出るかも?)


U秋津洲(それしか無いのかな…)


S秋津洲(でも生きる希望を持ち続けられるかも?)


U秋津洲(無理かも……)


S秋津洲(そう言うと思ったかも)


U秋津洲(自殺しようとしても誰か止めてくれるよね?)


S秋津洲(多分大丈夫かも。ここは病院だから誰か見てるはずかも)


U秋津洲(じゃあ…交代)


S秋津洲(あたしを頼んだかも)


下1〜3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
519 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/16(日) 00:30:00.27 ID:ztIUHV8So
側に手を握っていた明石がいた
520 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/16(日) 00:38:54.61 ID:ALYqYtEo0
>>519

想像以上に暗くなってる秋津洲にショックを受けつつも彼女を支える明石
521 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/16(日) 00:50:25.09 ID:oqHhPz1+o
六駆がお見舞いに来ていた
提督や主治医に連絡する暁響雷の中電ちゃんが一瞬ぷらづまになり秋津洲と話す
522 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/06/16(日) 00:56:16.50 ID:ZMfBYYlg0
ーー

明石「秋津洲ちゃん…」


秋津洲「……」


明石「ご飯…食べないの…?」


秋津洲「……」


明石「一言も喋ってくれない…」


明石「秋津洲ちゃんが…こんな闇を抱えてたなんて……」


明石「でも私が側に居るよ……秋津洲ちゃんを見捨てたりしない…」


秋津洲「……」


ーー
523 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/06/16(日) 00:57:05.61 ID:ZMfBYYlg0
人が少ない時は下2とかにしないといけませんね


コメントなどあればお願いします
524 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/16(日) 01:08:21.48 ID:e/IFdy02o
おつですおつ
A秋津洲も召喚できればあるいは()
たまに現れる知識人知らない事教えてくれてありがとう
結局憲兵の何が難だったんだろう多摩姉ぇは。女心なんてまるで理解できてない所か…?
525 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/16(日) 07:34:05.06 ID:fqaab70Co
人少ないときは時間区切りとかでもいいかもね
下3までの何分後に一番コンマ高いのとか
526 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/06/16(日) 19:36:57.44 ID:ZMfBYYlg0
ーー


龍驤「秋津洲は入院、電らも向こうの病院に通院が来まったね」


龍驤「向こうは専門の先生がおるだけあってやっぱり違うみたいやね」


龍驤「それを踏まえて……どう思っとる?」


千歳「……」


龍驤「おーい、生きとるか〜」


千歳「ふ…ふふふふ……私ってほんと…」


龍驤「それ以上はあかん、死亡フラグが立ってしまうで」


千歳「自分のポンコツ具合を…思い知らされてるわ……」


龍驤「空気を読んで千歳の所に行く子がおっても良かったんやけど…まぁこれもこの鎮守府のええとこやね」
527 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/06/16(日) 19:45:49.14 ID:ZMfBYYlg0
龍驤「空母勢は今の所仕事ないから治療に専念できるっていうのもあるで?決して千歳がヤブやからって話と違う」


千歳「素晴らしい慰めよ……」


龍驤「まあ免許無いのはほんまなんやし、自分の得意な事をやっといてよ」


千歳「そうよね…ここには優秀な薬剤師さんが居るから、自分の仕事に集中できるのよ」


龍驤「ほなそういうことやから、これからも頼むで〜」


下1〜3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
528 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/16(日) 19:49:51.97 ID:eEvRhJBBO
>>220
529 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/16(日) 19:50:11.00 ID:ngU07hpOO
空母達で風呂でも入りながらお話ターイム
今はあんまりやること無いけど艦載機が戻ったときの為にしっかり備えをしとかないととか
530 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/16(日) 19:51:04.14 ID:e/IFdy02o
先生から千歳に食事のお誘いが
531 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/16(日) 19:57:25.32 ID:/4WFaVm7o
>>529
532 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/06/16(日) 20:01:32.46 ID:ZMfBYYlg0
ーー風呂


隼鷹「どーせやることも無いしさ、こういう時は風呂場でダベろうぜ!」


飛鷹「なんでわざわざ風呂場なのよ」


隼鷹「裸の付き合いってやつじゃん!」


加賀「たまにはいいんじゃないかしら」


雲龍「私もそう思うわ」


瑞鶴「…目が見えなくなって今日ほど良かったと思う日は無いわね」


葛城「なんで皆さんこんなに大きいんでしょう…」
533 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/06/16(日) 20:04:18.70 ID:ZMfBYYlg0
龍驤「おーい、ウチらも仲間に入れてや〜」ガラッ


千歳「私も空母といえば空母だけど…」


龍驤「ガンビアベイは仕事中やからしゃーない。でもこうやって空母が揃うのも久しぶりや」


雲龍「会議でもしましょうか。今必要なのは備蓄よね」


龍驤「そうやね、油断したらボーキサイトは直ぐに無くなるし…」


隼鷹「あたしはもっと軽いもんを想像してたのに…」


飛鷹「これも必要な話し合いよ」


下1〜3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
534 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/16(日) 20:06:17.93 ID:eEvRhJBBO
改めて龍驤の全身の刻印や傷跡に圧倒される千歳を始めとした追加加入組
535 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/16(日) 20:08:28.08 ID:9Wjop+R6o
よく考えなくても今まで空母が主力でやってきたんだなぁってしみじみと話したり
新しい艦載機は強力だといいよねとか話したり
536 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/16(日) 20:11:45.03 ID:mav8jwNro
>>534
+でも今はみんながいるから無理しなくてええんやと龍驤
537 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/16(日) 20:12:49.89 ID:e/IFdy02o
持つ組の浮かぶ胸部装甲に気圧される持たない組だが意地で触れずに真面目な話をする
538 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/06/16(日) 20:22:52.01 ID:ZMfBYYlg0
千歳「私…ちゃんと見るのは初めてかもしれないわね」


龍驤「何がや?」


千歳「龍驤さんの体よ。全身に印があるのは知ってたけど、見るのは初めてね」


葛城「私も全部は見たことありません…」


隼鷹「あたし達は何回かあるもんな」


飛鷹「体の印が増えていく所も知ってるものね」


雲龍「私は怪我をする前も知っているわ」
539 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/06/16(日) 20:28:36.09 ID:ZMfBYYlg0
加賀「印を一つ入れるだけでも痛いのよね?」


龍驤「めちゃくちゃ痛いよ。一番初めに左脚のとこに入れた時は泣き叫んだで」


瑞鶴「それを何度も体に入れたのよね…」


龍驤「体はある程度慣れたよ。でも最後に入れたこの舌はな……凄かったわ」


龍驤「何日経っても痛みは引かんし、ずっとペンチか何かで舌を潰されたような痛みやったよ」


千歳「そこまでして…」


龍驤「ウチは戦うことしか知らんかったからね。艤装付けて海の上に戻ることしか考えてなかったんよ」
540 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/06/16(日) 20:35:15.45 ID:ZMfBYYlg0
翔鶴「よく見ると細かい傷も多いのね…」


龍驤「これはすっ転んだりしたのもあるわ。左側が突然無くなってもうてバランスが取りづらくてしゃーなかったねん」


龍驤「その他にはまぁ……な。色々あったってことや」


雲龍「私は一番酷い時を知っているけど、こんなに明るい龍驤さんを見れるなんて思わなかったわ」


龍驤「ウチがこうなれたのは皆が居てくれたからや。ほんまにありがとうな」


葛城「私…もっと龍驤さんの事知りたいです!」


龍驤「え?」


加賀「まだ知らない話がありそうよね」


隼鷹「この際だから教えてやってよ龍驤さん!」


飛鷹「隼鷹ったら、真面目な会議をしたくないだけでしょ」


龍驤「…ええよ、ウチの事やったらいくらでも教えたる」


下1〜3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
541 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/16(日) 20:42:59.76 ID:9Wjop+R6o
普段改めて聞くことがなかった好きな食べ物とか趣味とか根掘り葉掘り聴かれていって、流れと調子に乗ってどんな感じで雲龍に甘えてるのとかも聴かれちゃったり
542 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/16(日) 20:44:14.49 ID:T5tNsVQJ0
まだ五体満足だった頃の龍驤の武勇伝
543 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/16(日) 20:44:46.80 ID:e/IFdy02o
恋人持ちが質問の集中砲火あびる
544 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/06/16(日) 21:00:12.78 ID:ZMfBYYlg0
飛鷹「せっかくだから質問してみようかしら。昔の事だけどいい?」


龍驤「まぁ…大丈夫やで」


飛鷹「最高で何股というか…同時に何人と関係があったの?」


龍驤「えーっと……4、5…」


葛城「片手じゃ足りないくらい居たんだ…」


龍驤「多分…7人かな」


加賀「凄いわね…」
545 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/06/16(日) 21:02:41.33 ID:ZMfBYYlg0
隼鷹「一週間に一人ずつってか?」


龍驤「ううん、毎日のように会っとったのもおるし…」


葛城「毎日!?」


龍驤「酷い時は一日三回はやっとったよ」


千歳「避妊はしてたの?」


龍驤「まだしとったらマシやったんやろうな…」


瑞鶴「それは鎮守府を追い出されるわね…」
546 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/06/16(日) 21:08:12.49 ID:ZMfBYYlg0
雲龍「そんな龍驤さんが良く提督といい関係になれたわね」


龍驤「ぶっちゃけな……司令官やなかったらウチはこうなって無かったよ」


葛城「それってどういう意味ですか?」


龍驤「体の相性とかそういう話や」


葛城「う……!」


瑞鶴「提督ってそんなに凄いの?」


龍驤「凄いよ。今までやった男の中で一番やと思うわ」


飛鷹「遊びまくってた龍驤さんが言うだけあって説得力が凄いわね」


隼鷹「でもさ、提督って漣とヤるまで童貞だったんだろ?」


龍驤「初めは技術なんか無かったよ。でも持ってるもんが違うかってん」
547 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/16(日) 21:13:09.26 ID:e/IFdy02o
(龍驤が過去を沈まずに語れる……良かった…)
548 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/06/16(日) 21:14:12.45 ID:ZMfBYYlg0
加賀「長いの?」


龍驤「太さと硬さや。あとはスタミナやね」


瑞鶴「回数が多いのは知ってたわ。でも太さ…」


龍驤「…凄いよ。何回やっても太いままなのがウチの中で……」


龍驤「下品な話やけど女ってそれに弱いやん、なぁ?」


葛城「……」


加賀「貴重な話が聞けたわね」


瑞鶴「龍驤さんとこんな話をする機会なんて無かったものね」


下1〜3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
549 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/16(日) 21:16:19.58 ID:9Wjop+R6o
この流れで>>541
550 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/16(日) 21:18:20.59 ID:T5tNsVQJ0
その後もプレイ内容等を聞かれる龍驤

龍驤「あかん、我慢できんくなってきた、司令官とこ行くわ‥」
551 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/06/16(日) 21:21:37.66 ID:ngU07hpOO
プレイの仕方やらなんやら聞かれてたらあれよあれよという間に雲龍への甘え方を実演することになっちゃう
552 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/06/16(日) 21:36:00.61 ID:ZMfBYYlg0
龍驤「やっぱり一番ええのは首絞めやね。あれは他のプレイとは別格やわ」


加賀「そんなに凄いの?」


龍驤「頭の中が気持ちいいで埋め尽くされんねん。絞められてる時のウチの締め付けも凄いって司令官は言うてたで」


飛鷹「清霜に首を絞めてもらう……」ゴクッ


隼鷹「飛鷹が暴走する前にこの話はここまでにして、龍驤さんと雲龍の話が知りたいな〜」


雲龍「私と龍驤さん?」


隼鷹「雲龍って龍驤さんのママなんだろ?」


龍驤「う…それは……」


雲龍「いいじゃない龍驤さん」
553 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/06/16(日) 21:39:36.09 ID:ZMfBYYlg0
瑞鶴「いつもはどうしてるのよ?」


雲龍「口で説明しにくいから実演するわ」


龍驤「え、ちょ……」


雲龍「ほら、龍驤さん」


龍驤「……ん」


葛城「わ、わ……!」


隼鷹「ほぉぉ…こんな事してんだ…」
554 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/06/16(日) 21:47:49.50 ID:ZMfBYYlg0
龍驤「んぐっ……」


飛鷹「龍驤さんが飲んでるのは噂の雲乳ね」


葛城「本当に出てるんだ…」


隼鷹「これってあたし達も飲めばキラキラになるんだよな?」


加賀「艦種によって必要な量が違うらしいわ。私達がキラキラになるには相当な量が必要だそうよ」


龍驤「んまぁ……」


瑞鶴「声で分かるわ。龍驤さんは相当リラックスしてるみたいね」


下1〜3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
555 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/16(日) 21:52:15.64 ID:e/IFdy02o
触発されてみんなで風呂上りに牛乳一気飲み
556 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/16(日) 21:53:09.84 ID:9Wjop+R6o
龍驤の頭を優しく撫でる雲龍は聖母のようでこりゃあキラキラになるはずだねと隼鷹
その後>>555
557 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/16(日) 21:58:54.48 ID:mav8jwNro
雲龍が龍驤をあやしながら隼鷹に不知火とはどうなのって聞く
558 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/06/16(日) 22:05:06.76 ID:ZMfBYYlg0
龍驤「ママぁ……」


雲龍「うふふ…」ナデナデ


隼鷹「雲龍の乳はあんまり関係ないんじゃない?」


飛鷹「あの光景を見ればそう思うわね」


加賀「雲龍は聖母か何かなのかしら」


葛城「雲龍姉からオーラが見えそう…」
559 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/06/16(日) 22:08:55.32 ID:ZMfBYYlg0
ーー

隼鷹「かぁー!風呂上がりはやっぱこれだよな!」


翔鶴「蓋が…開かない……」


飛鷹「お酒を飲むより牛乳の方が百倍いいわよね」


龍驤「ウチはええわ。雲龍の乳を飲んだからね」


雲龍「私はもらおうかしら」


加賀「瑞鶴、貴女の分よ」


瑞鶴「ありがとう加賀」


翔鶴「蓋が……」
560 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/16(日) 22:11:55.31 ID:ngU07hpOO
翔鶴いたのにここまでセリフがなかったのか…
561 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/06/16(日) 22:16:07.25 ID:ZMfBYYlg0
千歳「楽しい時間だったわ、いいリフレッシュにもなったし」


隼鷹「リフレッシュの割にはシモの話が多かったなぁ」


飛鷹「体も綺麗になったし私は清霜の所に行ってくるわ」


加賀「負けてられないわね、私は瑞鶴の部屋に行くわ」


瑞鶴「変なことで張り合わないで!」


下1〜3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
562 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/16(日) 22:19:55.01 ID:GFss3PC60
隼鷹は行かなくていいん?と龍驤
563 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/16(日) 22:23:36.25 ID:mav8jwNro
隼鷹がみんなの前で堂々と不知火から誘われる
周りからすると公然の事実なのに本人達はずれた関係でなんとなく複雑な隼鷹
564 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/16(日) 22:25:03.22 ID:ngU07hpOO
>>562
565 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/06/16(日) 22:40:54.17 ID:ZMfBYYlg0
不知火「隼鷹さん、ここに居たんですか」


隼鷹「不知火……」


不知火「不知火の部屋に来てくれませんか?」


龍驤「なんや自分も飛鷹の事言われへんやん」


飛鷹「人の事散々ロリコンだって罵った癖に…」


隼鷹「いや、あのさ……」


不知火「不知火は体を綺麗にしてから向かいますので。先に部屋で待っていて下さい」ガラッ


隼鷹「……」
566 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/06/16(日) 22:47:41.75 ID:ZMfBYYlg0
雲龍「どうしてそんな複雑な表情なの?」


隼鷹「あたしと不知火の関係ってさ…」


龍驤「気にしとるのは隼鷹だけ違うか?ウチらは全員知ってるし」


瑞鶴「似たようなので皐月と潮が居るらしいじゃない」


加賀「体だけの関係もあるのよ。龍驤さんだってそうだったじゃない」


龍驤「ウチの場合はやるだけやから愛情は無かったよ。でも皐月らも隼鷹もそれとは違うやろ?」


隼鷹「でもよぉ…」
567 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/06/16(日) 22:50:58.34 ID:ZMfBYYlg0
葛城「気になるなら本人に言ってみたら?」


隼鷹「不知火はそんなつもり無いって…前に言ってたから…」


千歳「隼鷹は不知火の相手をするのは嫌じゃないんでしょ?」


隼鷹「……」


龍驤「今はそれでええんと違うか?いつかまた何かあるって」


下1〜3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
568 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/16(日) 22:54:53.71 ID:e/IFdy02o
そうこうしているとカラスの行水でもう上がってきた不知火
今日はここでするんですかそれもいいですねとぐいぐいきて隼鷹タジタジ
569 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/16(日) 22:57:47.56 ID:9Wjop+R6o
>>568
決めあぐねてるとちゅーまでされてしおらしくなって部屋についていく
570 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/16(日) 23:01:49.32 ID:o9nTq81BO
割り切って思いっきり楽しむ事にした隼鷹
571 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/06/16(日) 23:08:15.79 ID:ZMfBYYlg0
不知火「ふぅ…いい湯でした」ガラッ


翔鶴「凄く早いわね…」


不知火「烏の行水と言われてます」


隼鷹「あのさ不知火…」


不知火「もしかして今日はここでスるんですか?そういうのもいいですね」


隼鷹「違っ……」


不知火「隼鷹さん……」クイッ


隼鷹「んっ……んん…」


千歳「あら…」


加賀「大胆ね」
572 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/06/16(日) 23:16:25.62 ID:ZMfBYYlg0
不知火「ちゃんと体は洗いましたよ。ですから早く……」


隼鷹「待てってぇ……」


不知火「もう待ちきれません……早く…」ぐりぐり


隼鷹「股をあたしの脚に擦り付けるなってぇ…」


龍驤「お二人さ〜ん今やったら風呂場使ってもええで〜」


不知火「それは良いですね隼鷹さんのお風呂で仲良くしたいです」


隼鷹「おい〜〜!!」


龍驤「楽しんだらええやん、な?」


飛鷹「私も早く清霜…キヨシニウムを……」


加賀「飛鷹がロリコンの目をしているわ」


瑞鶴「放っておけばいいわ」


下1〜3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
573 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/16(日) 23:22:11.75 ID:ngU07hpOO
今日は不知火に恋人同士より凄い攻めをされて心も身体もメロメロになって感情が止まらない隼鷹が堪えきれず思いを伝える
どストレートに思いをぶつけられたことで、不知火は行為に対して麻痺してた感情が戻って真っ赤になる
574 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/16(日) 23:24:39.68 ID:o9nTq81BO
とことんお互いの快楽を追求する二人
575 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/16(日) 23:26:17.78 ID:mav8jwNro
一度お風呂に入って綺麗なのに身体を隅々まで洗われる隼鷹
抱き合ってキスされながら湯船に浸かってもう離れられないと悟る
576 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/06/16(日) 23:37:22.88 ID:ZMfBYYlg0
ーー

不知火「隼鷹さん、体をキレイキレイにしましょう」


隼鷹「さっき洗ったって…」


不知火「自分で洗えない所もありますよ、ほらこことか」ゴシゴシ


隼鷹「んんん…」


不知火「不知火にお任せ下さいね」


隼鷹「……」
577 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/06/16(日) 23:41:26.01 ID:ZMfBYYlg0
不知火「ふ…んん……」


隼鷹「んぁっ……」


不知火「ん、ん…んん……ん…」


隼鷹「そんな…抱き着いてくるなって……」


不知火「はぁ……隼鷹さん…」


隼鷹「なんだよぉ…」


不知火「お風呂だと…凄いです……音…響いて……」


不知火「我慢……できません…」


隼鷹「わかったよ、もう……」
578 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/06/16(日) 23:45:27.20 ID:ZMfBYYlg0
ーー


不知火「隼鷹さんありがとうございました。今日も気持ち良かったです」


隼鷹「……」


不知火「不知火もちゃんと感じる事ができると分かって嬉しいです。隼鷹さんにはお世話になりっぱなしですね」


不知火「そうですね、隼鷹さんが手伝って欲しいことはありませんか?」


隼鷹「……」


不知火「不知火でよければお手伝いします。何でも言って下さい」


隼鷹「安価」


下1〜3高コンマ 隼鷹の台詞や行動などを
579 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/16(日) 23:49:18.81 ID:ngU07hpOO
好きだ。あたしと恋人になってほしい。
身体だけじゃなくて心で感じたいんだ。
580 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/16(日) 23:50:06.13 ID:e/IFdy02o
ずっと一緒にいてくれないか?(不知火が理解するかは>>1に任せる)
581 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/16(日) 23:53:44.51 ID:9Wjop+R6o
>>580
582 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/06/16(日) 23:57:38.68 ID:ZMfBYYlg0
隼鷹「不知火…あたしと恋人になって欲しい」


不知火「恋……?」


隼鷹「身体だけじゃなくて心でも繋がってたいんだよぉ」


不知火「…どうしてですか?」


隼鷹「お前は知ってんだろぉ?あたしがアル中で…どれだけ迷惑かけたか…」


隼鷹「あそこから立ち直れたのはここを信用できたからで……皆を信じられたからなんだよぉ…」


隼鷹「あたしは弱い……弱いから繋がりが欲しいんだ……」
583 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/06/17(月) 00:01:21.03 ID:BBM7aN+F0
隼鷹「恋人が無理ならそれ以下でもいい…セフレでもいいんだよぉ…」


隼鷹「とにかく…形としてはっきりさせたいんだ……」


隼鷹「不知火はあたしの事…好きか……?て


不知火「不知火は…」


隼鷹「あのな…聞いた話なんだけど……セフレと恋人じゃ…気持ち良さが違うんだってよ…」


不知火「え?」


隼鷹「心が繋がると…いつもより気持ち良いって……」


隼鷹「それ目的でもいいから…ダメか……?」


不知火「安価」


下1〜3高コンマ 不知火の台詞や行動などを
584 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/17(月) 00:08:21.85 ID:RcLOaFHSo
ああ、私は、傀儡はやはり艦娘とは違うのでしょうか
嬉しいのに、隼鷹さんと私みたいな傀儡では釣り合わないのに…こんな時どんな顔をしていいのかわかりません
585 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/17(月) 00:10:04.25 ID:yB+sunoKo
不知火は恋をしたことがないのでまだ好きという感情が正確にわからないです…
でも体を重ねるのは隼鷹さん以外は考えられないです
これが好きという感情なら、不知火は隼鷹さんを好きなのだと思います
586 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/17(月) 00:19:57.69 ID:4HDYhmDDo
>>585
587 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/06/17(月) 00:26:39.14 ID:BBM7aN+F0
不知火「不知火は……傀儡はやはり艦娘とは違うのでしょうか」


隼鷹「何がだよぉ……」


不知火「隼鷹さんに好きだと言われて嬉しいのに……どんな顔をしていいのかわかりません」


不知火「不知火は恋というものが分かりません。隼鷹さんに答える事ができません」


不知火「…やはり傀儡は艦娘とは違いますね。戦闘が目的の傀儡に恋なんて分からないんです」


不知火「……自分の存在がよく分かりました。それでは失礼します」


隼鷹「おい待てって、おい……!」


不知火「……」
588 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/06/17(月) 00:29:07.58 ID:BBM7aN+F0
ーー

由良「どうしたの。元気が無い」


不知火「…自分が傀儡だと再確認したまでです」


由良「そう」


不知火「今日の特訓はいつもより時間を伸ばしてみます」


由良「傀儡の力を使い過ぎるとそちらに傾く。コントロールできるの」


不知火「無理をしなければいつまでも活動時間は延ばせません」


由良「そう」
589 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/06/17(月) 00:33:34.61 ID:BBM7aN+F0
由良「危険だと思えば止める」


不知火「お願いします」


不知火(不知火が恋だとなんだと言う権利はありません。不知火はかつて仲間を傷付けてしまったんです)


不知火(傀儡は傀儡らしく。戦闘をしていれば良いんです)


不知火「……戦闘開始。目標→由良。攻撃開始」


下1〜3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
590 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/17(月) 00:37:13.08 ID:4HDYhmDDo
隼鷹の事ばかり浮かんできて特訓にならない
由良に中止を言い渡され物影で見ていた隼鷹を指差される
591 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/17(月) 00:40:19.69 ID:tRwdwDw5O
>>590
由良からは自分の心を理解せず目を背けているのに力をコントロールできるはずがないと言われる
592 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/17(月) 00:47:38.34 ID:StiVzk270
>>591から隼鷹がぶしつけだったと土下座してくる
593 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/17(月) 00:47:52.27 ID:RtwJHopCO
コントロールを誤って由良に気絶させられる不知火
目覚めるとベッドの上で隼鷹が手を握って眠っている

それを見ている由良が
力を求めるだけではダメ、戦闘は手段で、力は目的のためにある
目的ができてから特訓は再開すると
594 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/06/17(月) 00:54:49.58 ID:BBM7aN+F0
由良「止め。これ以上意味は無い」


不知火「…どうしてですか」


由良「自分の心を理解しようとしないのに。力をコントロールできるはずがない」


不知火「何を言ってるんですか」


由良「…」


不知火「待って下さい、不知火の特訓はまだ…」


由良「そこ」


不知火「あ……」


隼鷹「不知火ぃ……」
595 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/06/17(月) 00:59:12.05 ID:BBM7aN+F0
隼鷹「そんな寂しいこと言うなよぉ…あたし達は傀儡だとか関係ないだろ……」


隼鷹「あたしは不知火の事…好きなんだ……」


不知火「ですが…不知火はそれに答えられません……」


由良「不知火」


由良「貴女は欠陥品じゃない」


由良「恋は難しい。私でも正解が分からない」


由良「私も…あの人に対する感情が愛だと気付くのに時間がかかった」


不知火「由良さんが…」


由良「意識して一緒に居てみればいい。そうすれば答えは見えてくる」


不知火「…分かりました。由良さんを信じてそうしてみます」


ーー
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