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【モバマス安価】「まゆすき」から始まる平行世界多元宇宙パラレルワールド
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502 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/07/08(月) 00:04:36.38 ID:/O4kolpVo
いちすき
503 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2019/07/11(木) 21:07:33.57 ID:++7TZCkeO
書きます
32thまゆすき
>>504
504 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/07/11(木) 21:08:04.47 ID:dOmfqFM+O
まゆきす
505 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2019/07/11(木) 21:59:27.68 ID:++7TZCkeO
まゆきす
P「まゆってめっちゃ麗しいよな」
まゆ「!?」
まゆ「ちょ、ちょっと....」グイグイ
P「?」
506 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2019/07/11(木) 21:59:56.17 ID:++7TZCkeO
P「どうしたんだ、こんな誰もいない倉庫なんかに連れ込んで」
まゆ「プロデューサーさん、突然どうしたんですか....?」
P「何が?」
まゆ「さっきみたいなこと、今まで一度も言ったことなかったじゃないですか!」
まゆ「それも人前でなんて....」
P「さっき?」
P「さっきのことって?」
まゆ「....」
507 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2019/07/11(木) 22:00:48.45 ID:++7TZCkeO
まゆ「....その、まゆが麗しいって」
P「あぁ、それな」
P「いや俺さ、プロデューサーって立場じゃん?」
P「いくら身近で見てるとはいえファンじゃないんだからと思って」
P「なんかああいうことってあんまり言わないようにしてたんだけど」
P「今日の撮影見てて、こう」
P「心から自然と溢れてきたんだよ」
まゆ「そんなに良かったですか?」
508 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2019/07/11(木) 22:01:59.56 ID:++7TZCkeO
P「今までも毎回、俺の一番を更新してきたけど」
P「今日のはそれをごぼう抜きしてった気がする」
まゆ「は、はぁ」
P「可愛い、ってのとは違う」
P「いやもちろんまゆは可愛い、誰よりも」
P「でももっと適した言葉がある」
まゆ「////」
509 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2019/07/11(木) 22:02:35.41 ID:++7TZCkeO
P「美しい、これも違う」
P「美しいのは当然だが、これでは言葉が足りない」
まゆ「あ、あの、その辺りで....////」
P「麗しい」
P「これが一番まゆと一致する言葉だと思うんだよなぁ」
まゆ「プロデューサーさん....////////」
P「まあこれでも足りないくらいなんだけどな」
まゆ「//////////////////////////////////////////////////////////////////////」
P「お、その顔もすげー可愛いな」
510 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2019/07/11(木) 22:03:19.67 ID:++7TZCkeO
まゆ「....今日のプロデューサーさん、変です////」
P「....」
P「今まではさ、どこかで線を引いてたんだよ」
P「まゆがいくら俺を慕ってくれたところで」
P「俺がそれに応えるって選択肢はないはずだった」
まゆ「....」
511 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2019/07/11(木) 22:04:46.79 ID:++7TZCkeO
P「でも人間って不思議なもんで」
P「ふとした拍子に全てが崩れてしまうことがあるらしい」
P「俺にとっちゃ、それが今日」
P「まゆの麗しい姿を見た時だったってだけの話だ」
まゆ「....」
まゆ「プロデューサーさん、私....」
P「まゆ」
P「その先は俺に言わせてくれ」
まゆ「!」
まゆ「はいっ!」
512 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2019/07/11(木) 22:05:56.38 ID:++7TZCkeO
P「....まゆ」
まゆ「....」ジッ
P「その唇貪っていい?」
まゆ「!?」
まゆ「今までのいいムードはどこに!?」
P「俺もう自分に正直になるって決めたんだ」
まゆ「正直になりすぎでは!?」
513 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2019/07/11(木) 22:06:29.26 ID:++7TZCkeO
P「唇じゃなくて股間にキスしていい?」
まゆ「」
ちひろ「....」ボコ
P「あ゛っ....」バタリ
ちひろ「大丈夫まゆちゃん?PTSDになってない?」
まゆ「....」
まゆ「大丈夫です、というか」
まゆ「口では拒みながらも心は少し悦んでいました」ニコニコ
ちひろ「えぇ....」
【完】
514 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2019/07/11(木) 22:07:31.28 ID:++7TZCkeO
本日はここまでです、また書きます
515 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/07/11(木) 22:48:27.82 ID:gd5yRbk4o
おつまゆ
516 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2019/07/17(水) 20:17:10.94 ID:4DPU5SDMO
書きます
33thまゆすき
>>517
517 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/07/17(水) 20:18:51.60 ID:bHic2CLGo
ませすぎ
518 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2019/07/17(水) 20:44:01.55 ID:4DPU5SDMO
P「はぁ....」
P「聞いてくださいよちひろさん」
ちひろ「なんですか?」
P「最近ね」
P「まゆがませてるんですよ」
ちひろ「えぇ?」
P「いやもうませすぎてるくらいで」
P「俺困ってるんです」
519 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2019/07/17(水) 20:45:10.18 ID:4DPU5SDMO
ちひろ「....」
ちひろ「まゆちゃんがませてるんですか?」
P「そうですよ?言葉の通りです」
P「何かおかしいですか?」
ちひろ「なんというか、ませるって言葉とまゆちゃんがあんまり結びつかないというか....」
ちひろ「例えば、小学校高学年の子がませている」
ちひろ「だったらイメージが沸きますけど」
ちひろ「元々落ち着いていて大人びているまゆちゃんがませるってどういうことなんですか?」
ちひろ「ませようがないような....」
520 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2019/07/17(水) 20:45:50.92 ID:4DPU5SDMO
P「まあ普段のまゆを見てたらそう思うかもしれませんけど」
P「あれでいて案外子供っぽいところもあるんですよ」
ちひろ「Pさんにしか見せない素顔なんですかねぇ」
P「そうですか?」
ちひろ「全く、アイドルと必要以上に親密になりすぎちゃダメですよ?」クスリ
P「分かってますよー」
521 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2019/07/17(水) 20:46:32.40 ID:4DPU5SDMO
ちひろ「まあでもそれなら」
ちひろ「困っているって口では言っていても」
ちひろ「内心『可愛いやつめ』って感じじゃないんですか」ニヤニヤ
P「いやいや、あんまりませすぎるのも考え物ですよ」
ちひろ「そうですか?」
P「ちひろさんはまゆがませ始めた数日前から会ってないからそういうこと言えるんですよ」
ちひろ「そういえばまゆちゃん、仕事の都合で事務所に来てませんでしたね」
P「今日は久しぶりに来るんで、その目で確かめてくださいよ」
ちひろ「はいはい、Pさんの悩み相談が半分惚気だってことを確認してあげます」
P「違うって言ってんのに」
522 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2019/07/17(水) 20:47:00.27 ID:4DPU5SDMO
ガチャリ
まゆ「....」ブーン
ちひろ「!?」
P「こらまゆ!事務所内でシニアカーはダメってこの前も言っただろ!」
まゆ「....」
まゆ「....」
まゆ「?」
523 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2019/07/17(水) 20:47:27.79 ID:4DPU5SDMO
P「だーかーらー!」
P「これ!家の中じゃダメ!」
まゆ「....」
まゆ「....」
まゆ「....」
まゆ「?」
524 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2019/07/17(水) 20:47:55.29 ID:4DPU5SDMO
まゆ「....」ヨイショ
まゆ「....」ヨロヨロ
まゆ「....」コテン
P「あーもう危ない危ない!」
P「まゆ、何度も言ってるが」
P「足腰が弱るとこんなに小さい段差でも転ぶんだ、もう少し慎重に歩こうな?」
まゆ「....」
まゆ「....」
まゆ「....」
まゆ「....」
まゆ「....」
まゆ「?」
525 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2019/07/17(水) 20:49:03.01 ID:4DPU5SDMO
P「はいお茶」
P「誤嚥防止にとろみつけといたぞ」
まゆ「....」
まゆ「....」
まゆ「?」
まゆ「....」ブルブル
P「手が震えてるぞ」
まゆ「....」ユラユラ
P「首が揺れてるぞ」
まゆ「zzz....」
P「早寝だなあ」
ちひろ「」
526 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2019/07/17(水) 20:49:46.79 ID:4DPU5SDMO
ちひろ「ちょ、ちょっと待ってください!?」
ちひろ「これ、なんですか?」
P「さっきも言ったじゃないですか、まゆがませてるって」
ちひろ「いやいやいやいやいやいやいやいや!!!!!!!」ブンブン
ちひろ「これませてるってレベルじゃありませんよ!?」
ちひろ「見た目以外ただのお年寄りじゃないですか!」
527 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2019/07/17(水) 20:50:47.15 ID:4DPU5SDMO
P「ちひろさん、ませるの意味は」
P「年の割には大人びた言動をすること、なんですよ」
ちひろ「大人びたというかほぼ干からびてますよ!?」
ちひろ「ちょっと背伸びした、なんて範疇軽く超えてます!」
ちひろ「というか今のところ、まゆちゃんは一言も発してませんし」
ちひろ「大人びた言動すらないじゃないですか!」
P「だから言ってるじゃないですか」
P「ませてるんじゃなくて」
P「ませすぎてる、って」
ちひろ「えぇ....」
【完】
528 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2019/07/17(水) 20:51:49.12 ID:4DPU5SDMO
これで最後になります
34thまゆすき
>>529
529 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/07/17(水) 20:52:54.74 ID:rafeu6Ego
まゆしね
530 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2019/07/17(水) 20:55:11.14 ID:4DPU5SDMO
さすがにそれは各方面に申し訳ないので再安価でお願いします
>>531
531 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/07/17(水) 20:58:22.43 ID:odKJs1mSo
くずまゆ
532 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/07/17(水) 20:58:38.58 ID:Z95mYSVfO
これ同じ人だからね
533 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/07/17(水) 22:02:09.02 ID:BdJhGYEDO
ゆめすき
534 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/07/17(水) 22:18:28.99 ID:+MkSLbsi0
アホがヘイトスレ立てたくらいから荒らしが活発だな
535 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2019/07/17(水) 22:19:17.16 ID:4DPU5SDMO
くずまゆ
P「遅いなまゆ....もう撮影始まっちゃうぞ....」
P「まさか事故にでも遭ったんじゃないだろうな....」
P「今まで連絡もせずに遅刻なんてしたことなかったのに....」
ガチャリ
まゆ「....」スタスタ
P「まゆ!」
P「遅かったじゃないか、大丈夫か?何かあったのか?」
まゆ「....」
P「まゆ?」
536 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2019/07/17(水) 22:20:01.65 ID:4DPU5SDMO
まゆ「寝坊しました」
P「ね、寝坊!?」
P「もう昼の2時だぞ?」
まゆ「悪いですか?」
P「寝坊は悪くないけど」
P「遅刻は良くないだろう?」
P「俺だけならまだしもスタッフの人にも迷惑がかかるじゃないか」
P「せめて連絡くらいしてくれ」
537 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2019/07/17(水) 22:21:01.72 ID:4DPU5SDMO
まゆ「まだ時間前なので遅刻じゃないですよ、人聞きの悪いこと言わないでください」
P「いや、それはあくまで開始の時間であって」
P「いつもならもっと早く来て支度をしてるじゃないか」
まゆ「はぁ....」
まゆ「このくらいいいじゃないですか」
まゆ「まゆ、売れっ子なんですよ?」
P「!?」
まゆ「少しだけ遅く来たくらいじゃ誰も文句なんて言いません」
まゆ「いや」
まゆ「言えませんよ」クスク
538 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2019/07/17(水) 22:21:38.06 ID:4DPU5SDMO
P「お、お前それはさすがに....」
まゆ「プロデューサーさん」
P「なんだ?」
まゆ「遅刻遅刻うるさい割に」
まゆ「まゆをいつまでも引き留めないでください」
まゆ「スタッフの人待ってるんですけど」
P「あ、あぁ、すまん」
まゆ「....」スタスタ
P「....」
539 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2019/07/17(水) 22:22:26.71 ID:4DPU5SDMO
まゆ「....」ペラ
まゆ「....」ペラ
まゆ「あ」
まゆ「モンブラン」
P「?」
まゆ「ここのモンブラン食べたいので買ってきてください」
P「今から?」
まゆ「はい」
540 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2019/07/17(水) 22:23:02.45 ID:4DPU5SDMO
P「買ってくるのはいいけどさ」
P「この店結構距離あるから時間かかるぞ?」
まゆ「ここのがいいんです」
P「コンビニとか近くのケーキ屋のじゃダメか?」
まゆ「....」
P「分かった、しばらく待っててくれ」
541 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2019/07/17(水) 22:23:32.17 ID:4DPU5SDMO
〜2時間後〜
P「ただいまー」
P「最後の一個だったけどなんとか買えたぞー」
P「ってあれ?まゆは?」
ちひろ「まゆちゃんなら大分前に帰りましたよ?」
P「マジかー」
P「ま、いいか」
P「あれだけ食べたがってたし、冷蔵庫に入れくかぁ」
542 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2019/07/17(水) 22:24:15.57 ID:4DPU5SDMO
〜翌日〜
P「まゆ、昨日のモンブラン冷蔵庫に入ってるから食べてな」
まゆ「え」
まゆ「なんで今更そんなの食べないといけないんですか?」
P「えぇ....?」
まゆ「昨日作られたケーキなんてマズくて食べられませんよ」
P「全然大丈夫だと思うけどなあ」
まゆ「絶対食べなきゃいけないんですか?」
P「いや、絶対ってわけじゃないけどせっかく買ってきたし」
まゆ「じゃあ捨てといてください」
P「....」
P「....」
543 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2019/07/17(水) 22:24:48.95 ID:4DPU5SDMO
P「....」モグ
P「....」モグ
ちひろ「まゆちゃんと喧嘩でもしたんですか?」
P「....」
P「何もしてないと、俺は思ってるんですけど....」
P「....」
P「やっぱり俺、何かしちゃったんですかね」
P「何日か前からずっとああなんです」
544 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2019/07/17(水) 22:25:43.19 ID:4DPU5SDMO
P「凄く当たりが強くて....」
ちひろ「....」
P「最初は、仕事はちゃんとやってくれてるからいいと思ってたんですけど」
P「さすがにこう何日も続くと」
P「心にくるものがありますね....」
ちひろ「....」
ちひろ「理由もなくあんなことをする子じゃないと思いますよ?」
P「それはよく分かってます」
545 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2019/07/17(水) 22:26:29.16 ID:4DPU5SDMO
P「まゆにあれだけさせるってことは」
P「俺自身に問題があるんです」
ちひろ「それは言い過ぎじゃ....」
P「まゆはアイドルとしてだけでなく、人間性も完璧なんですよ」
P「そんなまゆが俺を拒んでいる」
P「どこかでまゆを失望させてしまったんです、俺は」
P「今まで、まゆの優しさに甘え過ぎていたのかもしれません」
ちひろ「そんなことないですよ」
P「あるんですよ、きっと」
ちひろ「....」
546 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2019/07/17(水) 22:27:03.17 ID:4DPU5SDMO
P「まゆに邪険に扱われることはいいんです」
P「俺が耐えればいいだけですから」
P「でも、あのまゆに酷い態度を取られるくらいの」
P「何かしらの理由を作ってしまった」
P「俺自身の不甲斐なさ、まゆへの申し訳なさ」
P「それが辛いんです」
ちひろ「....」
547 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2019/07/17(水) 22:27:44.16 ID:4DPU5SDMO
ちひろ「....いくら理由があったとしても」
ちひろ「あそこまでの態度は、まゆちゃんもやりすぎだと思いますよ」
P「まゆは悪くないんです」
P「ああさせてしまった俺が悪いだけなんですよ」
ちひろ「....」
P「それに、仕事だって問題なくこなしてます」
P「まゆを責める理由なんて1つもありません」
ちひろ「でもそれじゃあPさんは....」
P「....」
548 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/07/17(水) 22:28:37.29 ID:C0iLzce50
なんで荒らしとわかりきってる安価採用するの?馬鹿なの?
549 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2019/07/17(水) 22:28:57.54 ID:4DPU5SDMO
P「むしろ今までが近すぎたんですよ」
P「これでアイドルとプロデューサーとしての正常な距離感に戻ったと考えれば」
P「ちょうどいいんです」
ちひろ「....」
P「....」
P「あ、打ち合わせ行ってきます」
スタスタ
ちひろ「....」
550 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2019/07/17(水) 22:29:25.01 ID:4DPU5SDMO
ちひろ「まゆちゃん、いるんでしょ?」
まゆ「....」
まゆ「さすがちひろさんです」
ちひろ「どうしてこんなことするの?」
ちひろ「Pさん、口ではああいってますけど」
ちひろ「あんなに辛そうな顔、見たことありません」
まゆ「....」
551 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2019/07/17(水) 22:30:02.71 ID:4DPU5SDMO
まゆ「まゆ、気づいたんです」
まゆ「まゆのプロデューサーさんへの想いが」
まゆ「いずれ大きな問題になるかもしれないってことに」
ちひろ「....」
ちひろ「今までそんなこと気にして来なかったじゃない」
ちひろ「どうして突然....」
まゆ「....」
552 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2019/07/17(水) 22:31:20.26 ID:4DPU5SDMO
まゆ「まゆはプロデューサーさんが好き、愛しています」
まゆ「まゆはアイドルです」
まゆ「世間はその2人の恋愛を許さないでしょう」
ちひろ「....」
まゆ「でもそんなことは関係ないって思っていました」
まゆ「それに」
まゆ「自分の想いなんてどうやっても変えられないことを知っていました」
まゆ「だからまゆは、ずっとプロデューサーさんを愛していこうって決めていたんです」
ちひろ「....」
ちひろ「....だって、それがまゆちゃんだもの」
まゆ「はい、これが私です」
553 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2019/07/17(水) 22:32:05.51 ID:4DPU5SDMO
まゆ「でも」
まゆ「私だけの想いでは済まないくらいのところに来てしまったと」
まゆ「気づいたのはつい最近でした」
ちひろ「....」
まゆ「プロデューサーさんのおかげで」
まゆ「まゆを応援してくれる人がたくさん出来ました」
まゆ「そんな人たちが増えれば増えるほど」
まゆ「まゆのこの想いが公になった時の影響も大きくなります」
ちひろ「それはそうだけど....」
554 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2019/07/17(水) 22:33:19.52 ID:4DPU5SDMO
まゆ「まゆだけならいいんです」
まゆ「自分で責任を取るだけなら」
まゆ「....」
まゆ「けれど」
まゆ「プロデューサーさんはまゆよりも大きな責任を取る」
まゆ「いえ、取らされるかもしれません」
まゆ「アイドルが恋愛」
まゆ「相手は事務所の担当プロデューサー」
まゆ「当然事務所は黙っていませんし」
まゆ「きっと世間はまゆと同じくらい」
まゆ「もしかしたらまゆ以上のバッシングをプロデューサーさんに浴びせるかもしれません」
ちひろ「....」
555 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2019/07/17(水) 22:33:49.59 ID:4DPU5SDMO
ちひろ「それは....」
ちひろ「....」
ちひろ「....ないとは言えませんね」
まゆ「それだけのことに気付いてもまゆは」
まゆ「プロデューサーさんへの恋愛感情を捨てられなかったんです」
まゆ「自分のことが嫌になります」
ちひろ「....」
556 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2019/07/17(水) 22:34:50.03 ID:4DPU5SDMO
ちひろ「....だからPさんにあんなことを?」
まゆ「....はい」
まゆ「あんな振る舞いを続ければ」
まゆ「いずれプロデューサーさんもまゆを見放すでしょう」
まゆ「そうなればあの人が不幸になることはありません」
ちひろ「でもあんなこと....」
まゆ「よくないことだと分かっています」
まゆ「気持ちを変えられないまゆ自身の弱さを」
まゆ「プロデューサーさんに押し付けるようなものですから」
まゆ「でもこれが」
まゆ「最善だと思いませんか、ちひろさん」
ちひろ「....」
557 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2019/07/17(水) 22:35:20.26 ID:4DPU5SDMO
ちひろ「だそうですけど、どう思いますか?」
ちひろ「Pさん」
P「愚かも愚か、まゆは大馬鹿者ですな」
まゆ「!?」
まゆ「プ、プロデューサーさん!?」
P「ったく、こんなことだろうと思ったよ」
まゆ「」
558 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2019/07/17(水) 22:35:48.63 ID:4DPU5SDMO
P「さっき自分で言ってたじゃないか」
P「『自分の想いなんてどうやっても変えられないことを知っていました』って」
P「人が突然あんなに豹変するわけないだろ」
P「しかもまゆだぞ?あのまゆだぞ?」
P「あんなこと一人で抱え込んでたんなら言ってくれよ」
P「俺はお前のプロデューサーなんだからさ」
まゆ「....」
559 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2019/07/17(水) 22:36:23.35 ID:4DPU5SDMO
まゆ「....でも」
まゆ「そんなことしたらプロデューサーさんは」
まゆ「まゆを叱りもせず諫めもせず」
まゆ「優しくしてくれるだけじゃないですか!」
P「ダメなの?」
まゆ「ダメなんです!」
まゆ「さっきの話聞いてましたか!?」
P「うん」
560 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2019/07/17(水) 22:36:49.14 ID:4DPU5SDMO
まゆ「こんなことを続けていたら」
まゆ「あなた自身が全てを失いかねないんです!」
まゆ「まゆはプロデューサーさんのことが大好きだからこそ!」
まゆ「そんな未来は見たくないんです!!!」
まゆ「だからっ、この数日ずっと頑張って....ぅぅっ....」ポロポロ
まゆ「ふぐっ....」ポロポロ
P「はぁ」
561 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2019/07/17(水) 22:37:23.59 ID:4DPU5SDMO
P「まゆはまだまだだなぁ」
まゆ「....何がですか」グスグス
P「別に今のままでアイドル活動をして行けば」
P「まゆの考える問題の完全無欠な解決へ自動的に辿り着く計画になってるんだぞ?」
まゆ「適当なこと言わないでください....」
P「まあ聞けって」
まゆ「....」
まゆ「....一応聞きます、一応ですよ」
562 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2019/07/17(水) 22:38:03.38 ID:4DPU5SDMO
P「まず」
P「このままやってけばそう遠くないうちにまゆはアイドルどころか日本のポップカルチャーのトップになるだろ?」
まゆ「!?」
P「んで」
P「その状態で数年過ごすだろ?」
まゆ「!!??!?」
P「そしたらプロデューサーだろうがなんだろうが」
P「誰と結婚しようが」
P「文句を言う人はいなくなるだろ?」
まゆ「!!?!?!?!?!?!!?!?」
P「....」
P「以上!」
まゆ「」
563 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2019/07/17(水) 22:39:07.35 ID:4DPU5SDMO
まゆ「そんな荒唐無稽な夢物語、計画とは言えません!」
P「俺は夢とも荒唐無稽とも一切思ってないぞ」
まゆ「....」
まゆ「....本気ですか」
P「もちろん」
まゆ「ちひろさん、この人おかしいです」
まゆ「今すぐ事務所からつまみ出すべきです」
P「ひどい」
ちひろ「基本的におかしい人だというのは認めますけど」
P「こっちもひどい」
ちひろ「今回だけはそう思いませんね」クスクス
まゆ「....」
564 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2019/07/17(水) 22:39:37.85 ID:4DPU5SDMO
まゆ「....そうですね」
まゆ「プロデューサーさんがそういうなら」
まゆ「まゆも信じます」
P「ふっ、チョロイぜ」
まゆ「『結婚』って言葉、忘れないでくださいよ?」
P「忘れるわけないだろ」
P「そこまで俺の計画に組み込まれてるからな」
まゆ「////」
565 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2019/07/17(水) 22:40:19.40 ID:4DPU5SDMO
P「それじゃあ結婚に向かってレッツゴー!」
まゆ「プ、プロデューサーさん////」
P「ん?」
まゆ「声が大きいです////」
P「あれ?まゆ照れてんの?」ニヤニヤ
ちひろ「さっきまでPさんに酷い態度を取ってたとは思えない顔ですねぇ」ニヤニヤ
まゆ「もう忘れてください////」
P「....」
P「(やっぱりまゆは最高だな!)」
【完】
566 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2019/07/17(水) 22:42:33.97 ID:4DPU5SDMO
P「みなさんこんばんは」
P「Pです」
P「ここまでの34の」
P「『まゆすき』から始まる様々な世界は」
P「いかがでしたか」
P「まゆすきの数だけまゆすきがあり」
P「まゆすきはまゆすきでありまゆすきがまゆすきだからまゆすきなのです」
P「....」
P「つまりは」
P「まゆすき」
P「それだけなのです」
567 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2019/07/17(水) 22:46:05.95 ID:4DPU5SDMO
P「この場は一旦終わりとなりますが」
P「当然まゆすきは永久に不滅ですし」
P「そこから生まれる新たな宇宙も無限に続いていきます」
P「ここから先は」
P「あなた自身の手で」
P「まゆすきを探し」
P「そして見つけてみましょう」
P「だって」
P「世界はまゆすきで溢れているのですから」
【完】
568 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2019/07/17(水) 22:49:34.04 ID:4DPU5SDMO
最後までお付き合いいただきありがとうございました
久しぶりにじっくりと、たくさんの安価SSを書くことが出来てとても楽しかったです
読者の皆さんも、縛りの多い安価にもかかわらずいくつもいくつも出してくださったこと、
感謝してもしきれません、本当にありがとうございました
過去作ともども、これからもよろしくお願いします
このSSが読者の方の人生の糧に少しでもなれば幸いです
569 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/07/17(水) 22:50:57.30 ID:zr7GMYVmO
おつ
570 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/07/17(水) 22:51:29.44 ID:RezKP3Sso
おつまゆ
まゆすき
571 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/07/17(水) 23:01:12.65 ID:DJfJikwSo
まゆすき
572 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/07/18(木) 07:47:29.65 ID:GQHUzzX6o
人生の糧兄貴だったのか
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