【モバマス安価】「まゆすき」から始まる平行世界多元宇宙パラレルワールド

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305 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/21(金) 21:18:55.08 ID:0R3/te9VO
まゆつる
306 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2019/06/21(金) 23:32:32.11 ID:5yV9E+7C0
まゆつる

P「....」カタカタ

P「....」カタカタ

ツン

P「?」チラ

まゆ「....」ツリ

P「」

P「」
307 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2019/06/21(金) 23:33:42.41 ID:5yV9E+7C0
まゆ「....」ツリ

P「ま、まゆ、どうしたんだ....?」ブルブル

P「そんなに眉を吊り上げて....」ゲッソリ

まゆ「....」ツリ

P「ななななんでそんなに怒ってるんだ....?」ガクガク

まゆ「....」ツリ

まゆ「....」ツリ

スタスタ

ガチャリ

P「???」
308 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2019/06/21(金) 23:34:12.34 ID:5yV9E+7C0
P「ちひろさぁ〜ん大変だぁ〜!」

ちひろ「なんですかもう、うるさいですよ」

P「ま、まゆの」

P「まゆの眉が吊り上がってるんですよ!!!」

ちひろ「はぁ?」

P「だからまゆの眉がですねぇ!」

ちひろ「Pさん、あなた自分が何を言っているのか分かってるんですか?」

P「どういう意味ですか!」
309 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2019/06/21(金) 23:34:51.48 ID:5yV9E+7C0
ちひろ「あのですねぇ」

ちひろ「まゆちゃんの眉が吊り上がってるところなんて」

ちひろ「私に限らず」

ちひろ「誰一人として一度も見たことがないんですよ」

ちひろ「つくならもう少しマシな嘘をついてください」クスリ

P「俺だってついさっきまでそうだったんですよ!」

P「でもこれは本当なんです!」

P「信じてください!」

ちひろ「はいはい、分かりましたから」
310 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2019/06/21(金) 23:35:26.75 ID:5yV9E+7C0
P「こんなに言っているのにどうして信じてもらえないんだ....」

ちひろ「普段の行いのせいですよ」

ガチャリ

ちひろ「あ、まゆちゃん聞いてくださいよ」

ちひろ「Pさんったらまゆちゃんの眉が吊り上がってうわあああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!」ガクン

P「ほら、言ったじゃないですか....」

P「俺はちゃんと警告しましたよ....」

P「まゆの眉が....」

まゆ「....」ツリ

P「吊り上がっていると....」

ちひろ「」

まゆ「....」ツリ
311 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2019/06/21(金) 23:36:04.25 ID:5yV9E+7C0
ストン

まゆ「....」ツリ

P「....」

ちひろ「....」

2人「「(座った....)」」ホッ

P「どうしましょうか(小声)」

ちひろ「どうするって言われても....(小声)」

ちひろ「あのまゆちゃんがあんな眉、もといあんな顔をするなんて(小声)」

ちひろ「よほどのことがないとありえませんよ....?(小声)」

P「ですよねぇ....(小声)」
312 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2019/06/21(金) 23:36:58.12 ID:5yV9E+7C0
ちひろ「まゆちゃんが怒っているということは(小声)」

ちひろ「どうせPさん絡みでしょうし、自分で聞いてきてくださいよ(小声)」

P「本気で言ってます!?(小声)」

ちひろ「というか」

ちひろ「聞くより早く謝ってきてください(小声)」

P「俺が原因かどうかもまだ分からないのに!?(小声)」

ちひろ「怒らせてしまったならさっさと謝るに限ります!(小声)」

P「」
313 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2019/06/21(金) 23:37:33.13 ID:5yV9E+7C0
まゆ「....」ツリ

P「....」

P「あの、まゆ?」

まゆ「....」ツリ

P「本当にすまなかった!!!!!!!!」ドゲザ

まゆ「!」ツリ

P「俺が悪かった!!!!!!!!!」ドゲザ

P「だから」ドゲザ

P「どうかお許しを!!!!!!!!!」ドゲザ

まゆ「....」ツリ

P「....」ドゲザ
314 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2019/06/21(金) 23:38:20.56 ID:5yV9E+7C0
まゆ「....頭を上げてください」

P「....」チラ

まゆ「プロデューサーさん」ニッコリ

P「....まゆだ」

P「いつものまゆだ!!!!!!」バンザイ

ちひろ「帰ってきたんですね!!!!!!!」バンザイ

まゆ「いつもの佐久間まゆ、ただいま帰りました」ニコ

2人「「やったあ!!!!!」」バチコン
315 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2019/06/21(金) 23:39:09.09 ID:5yV9E+7C0
2人「イメチェン?????」

まゆ「はい」

P「....」

P「はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ...........................」タメイキ

ちひろ「はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ...........................」タメイキ

P「何事かと思ったぞ....」

ちひろ「本当ですよ....」

まゆ「すみません」
316 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2019/06/21(金) 23:39:53.10 ID:5yV9E+7C0
P「イメチェンはいいけどさ」

P「もう少し緩やかにやってくれないか」

まゆ「そんなに似合いませんか?」

P「いや似合わないとかそういうことじゃなくてな」

P「あまりにも見慣れなさすぎて」

P「びっくりする心臓に悪いんだよ」

まゆ「そうですか....」

まゆ「....」

まゆ「....」ツリ

P「うわあああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!」ビクンビクン

【完】
317 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2019/06/21(金) 23:40:19.35 ID:5yV9E+7C0
本日はここまでです、また明日書きます
318 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/22(土) 01:52:05.60 ID:Lbch4/6Wo
おつまゆ
319 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2019/06/22(土) 23:42:04.77 ID:IsHRgElE0
書きます
22thまゆすき >>320
320 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/22(土) 23:43:08.39 ID:oBqdEWWHo
まゆかり
321 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2019/06/23(日) 00:56:02.35 ID:K3baUCKV0
まゆかり

P「やってくれたな....まゆ....」

まゆ「すみません....すみません....」グスン

P「謝って済む問題じゃないんだぞ!」

まゆ「すみません....」グズグズ

P「....」

P「協定に従って」

P「お前からまゆ免許を剥奪する」

まゆ「プロデューサーさん、どうかそれだけは....」

P「いいやダメだ」
322 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2019/06/23(日) 00:56:51.11 ID:K3baUCKV0
P「一度取り決めた以上」

P「たとえまゆであってもそれを順守しなければならない」

P「お前もわかっているだろう?」

まゆ「そ、それは....」

P「今この時をもって」

P「お前からゴールドまゆ免許を剥奪」

P「資格の回復までの間は」

P「まゆ(仮)として過ごしてもらう!!!!」

まゆ「まゆは....まゆではなくなってしまった....」
323 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2019/06/23(日) 01:16:40.66 ID:K3baUCKV0
まゆ(仮)「はぁ....」ショボン

ちひろ「まゆちゃん、どうしたの?」

まゆ(仮)「....」

ちひろ「まゆちゃん?」

まゆ(仮)「....ちひろさん」

まゆ(仮)「今のまゆをまゆと呼んではならないんです....」

ちひろ「え?」

ちひろ「どういうこと?」

まゆ(仮)「まゆは免許を剥奪されてしまいましたから」

まゆ(仮)「まゆ(仮)でお願いします」

ちひろ「また妙なことを....」
324 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2019/06/23(日) 01:17:18.87 ID:K3baUCKV0
ちひろ「そのまゆ免許?というのは初耳なんですけど」

ちひろ「具体的にどういう制度なんですか?」

まゆ(仮)「はい、実は佐久間まゆという名前は私の本名ではないんです」

ちひろ「!?」

ちひろ「そんなこと全く聞いてませんけど....」

ちひろ「あ、芸名ってことですか?」

まゆ(仮)「いえ、芸能界に入るにあたってつけたわけではなく」

まゆ(仮)「まゆ試験に合格したから名乗ることを許されていたんです」

まゆ(仮)「それは芸能界入りよりもさらに前の話なので芸名とは違います」

ちひろ「???」
325 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2019/06/23(日) 01:17:51.40 ID:K3baUCKV0
ちひろ「その試験にはどういうものがあるんですか?」

まゆ(仮)「1次試験は筆記です」

まゆ(仮)「プロデューサーさんへの想いをぶつけた小論文が課題です」

まゆ(仮)「2次試験は実技」

まゆ(仮)「プロデューサーさんへの接し方を実際に行います」

まゆ(仮)「最終試験は面接」

まゆ(仮)「当然プロデューサーさんへの想いを

ちひろ「ちょ、ちょっと待ってください」
326 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2019/06/23(日) 01:18:57.79 ID:K3baUCKV0
ちひろ「それって芸能界に入る前に受けたんですよね?」

まゆ「はい」

ちひろ「じゃあどうしてプロデューサーさんが出てくるんですか?」

ちひろ「時系列がめちゃくちゃですよ?」

まゆ(仮)「....」

まゆ(仮)「何も間違っていませんよ」

ちひろ「えぇ?」
327 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2019/06/23(日) 01:19:55.15 ID:K3baUCKV0
まゆ(仮)「佐久間まゆという存在は」

まゆ(仮)「プロデューサーさんを想うために生まれます」

まゆ(仮)「プロデューサーさんという存在もまた」

まゆ(仮)「佐久間まゆに想われるために生まれます」

まゆ(仮)「佐久間まゆとプロデューサーの出会いは偶然ではなく必然」

まゆ(仮)「私たち個人という存在よりもずっと深い部分で定められているんです」

ちひろ「....」

ちひろ「それはつまり、どういうことなんですか」

まゆ(仮)「どういうことも何も」

まゆ(仮)「今ちひろさんに告げた通りです」
328 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2019/06/23(日) 01:20:46.68 ID:K3baUCKV0
まゆ(仮)「もっとも」

まゆ(仮)「まゆは免許を剥奪された身」

まゆ(仮)「今はまゆ(仮)です」

まゆ(仮)「明日にはどうなっているのかは分かりません」

ちひろ「....それはつまり」

まゆ(仮)「はい、私よりももっと優れた佐久間まゆが来るかもしれませんし」

まゆ(仮)「まゆ(仮)となった私すら誰も超えられず」

まゆ(仮)「資格を回復した私がいつも通り来るのかもしれません」クスリ

ちひろ「....」
329 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2019/06/23(日) 01:21:45.33 ID:K3baUCKV0
ちひろ「前者の場合、あなたはどうなるの」

まゆ(仮)「そうなったことがないので私には分かりかねますねぇ」

ちひろ「そう....」

まゆ(仮)「もしそうなったところで」

まゆ(仮)「それはよりプロデューサーさんのためになることですから」

まゆ(仮)「佐久間まゆにとって」

まゆ(仮)「最も幸せなことなんです」ウフフ

ちひろ「....」
330 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2019/06/23(日) 01:22:23.20 ID:K3baUCKV0
ガチャリ

ちひろ「おはようございます」

まゆ「....」

まゆ「おはようございます」ペコ

ちひろ「....」

ちひろ「....あなたは」

ちひろ「まゆちゃん」

まゆ「....」

まゆ「はい、佐久間まゆです」ニコ

【完】
331 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2019/06/23(日) 01:26:35.91 ID:K3baUCKV0
本日はここまでです、また明日書きます
332 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/23(日) 02:04:45.30 ID:8LSQ7i1fo
おつおつまゆ
333 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2019/06/23(日) 20:33:55.56 ID:K3baUCKV0
書きます
23thまゆすき >>334
334 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/23(日) 20:34:35.87 ID:4YPWhLnbo
まゆゆゆ
335 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2019/06/23(日) 21:01:07.99 ID:K3baUCKV0
まゆゆゆ

P「ゆゆゆ」

P「ゆゆゆゆゆゆ」

P「ゆゆゆゆゆゆゆゆゆゆゆゆ」

まゆ「?」

まゆ「まゆを呼んでいます?」

P「ん?違うぞ」

まゆ「??????」

P「よーく見てみろ」

P「....」
336 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2019/06/23(日) 21:02:00.15 ID:K3baUCKV0
P「ゆ〜ゆ
   〜ゆゆ 〜ゆ
      〜〜ゆ〜ゆ〜ゆ」

P「な?」

まゆ「な?と言われても....」

まゆ「私にはプロデューサーさんが『ゆ』を連発しているようにしか見えません」

P「なんだ、見えてるじゃないか」

まゆ「え?」

P「俺の発している『ゆ』をじーっと見続けていると」

P「魚に見えてこないか?」

まゆ「すみません、よく意味が分からないんですけど....?」

P「見とけー」
337 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2019/06/23(日) 21:02:37.26 ID:K3baUCKV0
P「....」

まゆ「ひらがなの『ゆ』が魚に見えるわけが....」

P「〜〜ゆ  〜ゆゆ〜〜ゆゆ」

まゆ「....」ジー

P「〜ゆ〜〜ゆゆゆ〜ゆゆゆ〜〜〜ゆゆゆ
   〜〜〜〜〜〜ゆゆゆゆ   〜ゆゆ  〜ゆゆ〜〜〜ゆ」

まゆ「....」ジー

P「〜〜〜〜〜ゆゆゆゆ   〜ゆ〜〜ゆゆゆ〜ゆゆ
   〜ゆゆ〜ゆゆ〜〜〜ゆ      ゆ〜〜ゆゆゆゆ〜ゆゆ〜〜ゆ
 〜〜ゆゆ  〜〜ゆゆゆ〜ゆ   〜ゆ  〜ゆゆ〜ゆ〜ゆ   〜〜〜ゆゆゆゆゆ」

まゆ「魚が泳いでる!?」

まゆ「群れになって泳いでますよ!?」

P「だろ?」
338 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2019/06/23(日) 21:03:42.85 ID:K3baUCKV0
まゆ「なるほど....」

まゆ「『ゆ』の右側が頭、真ん中の線が胸ビレ、左側が尾ビレになっているんですね....」

P「『ゆ』をたくさん書いて後ろに〜をつければあっという間に....」

P「訓練を積めばこういうのもいける」

P「ふんっ!」グッ

P「〜〜〜〜〜ゆゅゆゆゅゆ   〜ゅゆ〜〜ゆゆゆ〜ゆゆ
   〜ゆゆ〜ゅゆゆ〜〜〜ゆ      ゅゅゅゆ〜〜ゆゆゅゅゆゆ〜ゆゆ〜〜ゆ
 〜〜ゆゆ  〜〜ゅゅゆゆゅゆ〜ゆ   〜ゆ  〜ゅゆゅゆ〜ゆ〜ゆ   〜〜〜ゆゆゆゆゆ
〜ゆゆ〜ゆゆ〜〜〜ゆ      ゆ〜〜ゆゆゅゅゆゆ〜ゆゅゆ〜〜ゆ
〜〜〜〜〜ゅゅゅゆゆゆゆ   〜ゆ〜〜ゅゅゆゅゆゅゅゆ〜ゆゆ」

まゆ「すごい!子供が生まれました!」
339 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2019/06/23(日) 21:04:25.79 ID:K3baUCKV0
P「これができればいつでもどこでも」

P「お手軽大海原ってわけよ」

まゆ「まゆもやってみます!」

P「やってみやってみ」

まゆ「んんんん............」グググッ

まゆ「んーーーーーー............」ムムムッ

まゆ「....」

まゆ「〜ゆ」

P「1匹だけど確かに出たぞ!」

まゆ「やりました!」
340 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2019/06/23(日) 21:04:53.41 ID:K3baUCKV0
まゆ「でもこれ思ったより難しいです」

P「俺もこの大群を出せるようになるまで結構かかったからなあ」

P「地道に練習を積んで少しずつ数を増やしていこう」

まゆ「はい!」

P「〜ゆ」

まゆ「〜ゆ」

【完】
341 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2019/06/23(日) 21:06:01.11 ID:K3baUCKV0
本日はここまでです、また明日書きます
342 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/06/23(日) 21:08:15.06 ID:MPO0isgt0
お疲れ様でした
343 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/23(日) 22:10:50.85 ID:p5MH/Yv5O
ゲシュタルト崩壊した
344 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2019/06/24(月) 22:04:30.86 ID:GMPtBdGT0
書きます
24thまゆすき >>345
345 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/24(月) 22:06:02.73 ID:EqlwZuEko
まさゆめ
346 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2019/06/24(月) 22:35:00.21 ID:GMPtBdGT0
まさゆめ

まゆ「....」ジー

P「....」

まゆ「....手相」

P「手相?」

まゆ「手相って信じますか?」

P「手相なぁ」
347 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2019/06/24(月) 22:35:51.55 ID:GMPtBdGT0
P「信じる信じないというより」

P「手相というか占い全般あんまり興味がなくてな」

まゆ「なるほど、まゆが見てあげます」

P「話聞いてた?」

まゆ「お手を拝借」

P「こういう時に使う言葉じゃないだろ」
348 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2019/06/24(月) 22:37:23.93 ID:GMPtBdGT0
まゆ「ふむ、ふむふむ....」フニフニ

P「....」

まゆ「はい、これはそうですね」

まゆ「まゆの運命の人ですね」

P「随分特定の個人に寄った手相だなぁ」

まゆ「そしてまゆと同じお墓に入らないと死にます」

P「お前の願望入りすぎだぞ」

P「あとお墓に入ってる時点で既に死んでるからな」
349 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2019/06/24(月) 22:38:06.74 ID:GMPtBdGT0
まゆ「プロデューサーさん」

P「今度はなんだ」

まゆ「まゆ実は今度」

まゆ「『ドキッ、アイドルだらけの大運動会』に出るんです」

P「実はも何も俺が入れた仕事だからな」

まゆ「何の種目に出るか覚えていますか?」

P「綱引き、玉入れ、あとリレーだったか」

まゆ「そう、リレーなんです」

P「は?」
350 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2019/06/24(月) 22:38:59.81 ID:GMPtBdGT0
まゆ「リレーで最も大事なこと、それは」

まゆ「バトンパスですよね」

P「そうなの?」

まゆ「個人個人の走力が世界トップクラスには劣るリレーの日本代表が」

まゆ「世界で戦えているのは」

まゆ「バトンパスのおかげであると」

まゆ「テレビで見ました」

P「聞いたことはあるな」
351 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2019/06/24(月) 22:39:48.07 ID:GMPtBdGT0
まゆ「バトンパスの練習に付き合ってくれませんか」

P「いや、俺そのリレーに出るわけじゃないぞ?」

まゆ「プロデューサーさんしか頼れる人はいないんです!」

P「この事務所を見渡してみろ」

P「お前と同年代のアイドル達がいっぱいいるぞ」

まゆ「20代半ばの成人男性でないとダメなんです!」

P「バトンパスの練習相手にそんな条件必要ある?」
352 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2019/06/24(月) 22:40:23.56 ID:GMPtBdGT0
まゆ「行きますよ!」

P「よーい」

P「ドン」

まゆ「っ....!」ダッ

まゆ「はぁっ....はぁっ....!」トテトテ

まゆ「んっ....!」トテトテ

まゆ「プロデューサーさん!」スッ

P「おう!」
353 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2019/06/24(月) 22:40:57.15 ID:GMPtBdGT0
まゆ「....」ピタ

P「!?」

まゆ「....」フニフニ

まゆ「....」フニフニ

まゆ「はいっ!」パシッ

P「....」

P「バトンパスで完全に止まったらダメじゃないか?」

P「しかもバトンパスする前に俺の手をやたら触ってるし」

まゆ「最初ですから、まずはプロデューサーさんの手の状態をチェックしていました」

P「....」
354 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2019/06/24(月) 22:41:27.09 ID:GMPtBdGT0
まゆ「プロデューサーさん!」

P「....なんだよ」

まゆ「日頃からプロデューサーさんにはとてもお世話になっています」

P「改まってどうした」

まゆ「ここで1つ、親睦を深めるために」

まゆ「握手」

まゆ「をしませんか」

P「親睦って....」

P「お前と俺はもう十分すぎるくらい深まってるだろ?」

まゆ「いえ、まだ足りないんです」

まゆ「まだまだです!」

P「....」
355 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2019/06/24(月) 22:42:48.05 ID:GMPtBdGT0
P「さっきから唐突に行動を起こしてきて何が目的かと思っていたが」

P「お前、俺の手を握ろうとしてるんじゃないか....?」ジー

まゆ「!?」ギクッ

まゆ「....」

まゆ「さすがプロデューサーさん」

まゆ「まゆの巧妙な罠をよくぞ見破りました」

P「巧妙さのかけらもなかったような」

まゆ「そうです、私は今日」

まゆ「手を握ることに全てを費やしていました!」

P「ファンが泣くぞ」
356 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2019/06/24(月) 22:43:36.64 ID:GMPtBdGT0
P「しかしなんでまた今日はそんなことをしてたんだ」

P「というか俺の手なんて特に断りもなく握ってるだろいつも」

まゆ「....今日は、今日だけは」

まゆ「絶対に握らなければならない理由があったんです....」

P「絶対に握らなければならない理由....?」

まゆ「昨夜、まゆは夢を見ました」

まゆ「それはとても長い夢でした」
357 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2019/06/24(月) 22:44:27.67 ID:GMPtBdGT0
まゆ「その初め」

まゆ「私はプロデューサーさんの手を握り締めていたんです」

P「うん」

まゆ「間は割愛しますが」

まゆ「夢の終わり、私とプロデューサーさんは同じお墓に入っていました」

P「!?!?!?!???!?」

P「過程すっ飛ばし過ぎだろ!」

まゆ「そこで私は考えたんです」

まゆ「夢の初めを現実にしてしまえば」

まゆ「最後まで全てが正夢になるのではないかと....!」

P「....」

P「そう....」
358 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2019/06/24(月) 22:45:15.62 ID:GMPtBdGT0
P「まあお前が楽しいならそれは何よりだよ」

まゆ「あー、信じてませんね!」プクー

P「はいはい、ほれ」スッ

まゆ「なんですかその手は?」

P「正夢だなんだは知らんが」

P「握りたいならどうぞ握ってくれ、どうせ普段通りだろ?」

まゆ「!!!」

まゆ「....」
359 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2019/06/24(月) 22:45:47.67 ID:GMPtBdGT0
P「どうした?」

まゆ「差し出された手を握るなんて、そんなこと....」

まゆ「恥ずかしくてまゆにはとても....////」

P「えぇ....」

P「お前の価値観どうなってんだよ....」

まゆ「別にいいんです!まゆは自分で未来を勝ち取りますから!」プクー

P「難儀なやつだなぁ....」

【完】
360 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2019/06/24(月) 22:46:31.56 ID:GMPtBdGT0
本日はここまでです、また明日書きます
361 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/24(月) 23:13:02.06 ID:4mFCYxkHo
おつまゆ
362 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/24(月) 23:18:07.56 ID:LSsjcGBf0
まゆゆゆが来たからままゆゆとかまままゆとか来るかと思った
363 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2019/06/25(火) 22:21:49.98 ID:ZGibmSxL0
書きます
25thまゆすき >>364
364 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/25(火) 22:23:34.04 ID:0AfqU5XRo
まままま
365 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/25(火) 22:23:45.62 ID:DGqNvtpEo
まゆAA
366 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2019/06/25(火) 22:50:07.74 ID:ZGibmSxL0
まままま

P「ままま」

P「まままままま」

P「まままままままままままま」

まゆ「?」

まゆ「まゆを呼んでいます?」

P「ん?違うぞ」

まゆ「??????」

P「よーく見てみろ」

P「....」
367 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2019/06/25(火) 22:50:41.22 ID:ZGibmSxL0
P「ま〜ま
〜まま 〜ま
  〜〜ま〜ま〜ま」

P「な?」

まゆ「な?と言われても....」

まゆ「私にはプロデューサーさんが『ま』を連発しているようにしか見えません」

P「なんだ、見えてるじゃないか」

まゆ「え?」

P「俺の発している『ま』をじーっと見続けていると」

P「何かに見えてこないか?」

まゆ「すみません、よく意味が分からないんですけど....?」

P「見とけー」
368 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2019/06/25(火) 22:51:19.29 ID:ZGibmSxL0
P「....」

まゆ「ひらがなの『ま』が見えるわけが....」

P「〜〜ま  〜まま〜〜まま」

まゆ「....」ジー

P「〜ま〜〜ままま〜ままま〜〜〜ままま
 〜〜〜〜〜〜まままま   〜まま  〜まま〜〜〜ま」

まゆ「....」ジー

P「〜〜〜〜〜まままま   〜ま〜〜ままま〜まま
 〜まま〜まま〜〜〜ま      ま〜〜まままま〜まま〜〜ま
    〜〜まま  〜〜ままま〜ま   〜ま  〜まま〜ま〜ま   〜〜〜ままままま」

まゆ「....」
369 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2019/06/25(火) 22:51:47.06 ID:ZGibmSxL0
まゆ「全く見えません」

まゆ「ただの『ま』です」

P「いやいやいや、ちゃんと目を凝らしてみてるか?」

まゆ「目を凝らす....?」

P「おかしいなぁ」

P「ちひろさーん」

ちひろ「はい?」

P「ちょっと見ててください」
370 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2019/06/25(火) 22:52:15.75 ID:ZGibmSxL0
P「〜〜〜〜ままま  〜ま 〜ま〜〜ままま〜まま
 〜まま〜まま〜〜〜ま      ま〜〜まままままま〜ま〜〜ま
    〜〜まま  〜〜ままま〜ま   〜ま  〜まま〜ま〜ま   〜〜〜ままままま
  〜〜〜〜〜〜まままままままままま 〜ま〜まま〜ままま〜まままま」

ちひろ「は?」

P「〜まま〜まま〜〜〜ま      ま〜〜まままままま〜ま〜〜ま
  〜〜〜〜ままま  〜ま 〜ま〜〜ままま〜まま
  〜〜〜〜〜〜まままままままままま 〜ま〜まま〜ままま〜まままま
    〜〜まま  〜〜ままま〜ま   〜ま  〜まま〜ま〜ま   〜〜〜ままままま」

ちひろ「....あの、私Pさんみたいに暇じゃないんですけど」

P「すみません」

P「でもこの『ま』、何かに見えてきませんか?」

ちひろ「はぁ」
371 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2019/06/25(火) 22:52:50.52 ID:ZGibmSxL0
ちひろ「何かってなんですか、『ま』は『ま』でしかないと思いますよ」

P「えぇ....」

P「っかしいなー....」

ちひろ「というか『ま』が見えるって何ですか」

ちひろ「プロデューサーさんはずっと口で『ま』の音を発しているだけじゃないですか」

P「いや、それはそうなんですけど」

P「こう、俺の口から出た音が文字になって見えるじゃないですか!」

ちひろ「....?」

ちひろ「あの、忙しいので仕事に戻りますね」

P「....」
372 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2019/06/25(火) 22:53:33.80 ID:ZGibmSxL0
まゆ「プロデューサーさん?」

P「まゆにも見えてないのか?」

まゆ「え?」

P「俺はただ言葉を発しているだけなのか?」

まゆ「は、はい....」

まゆ「まゆにはプロデューサーさんが『ま』という音を連発しているようにしか....」

P「そうか....」

P「....」

P「見えないのか....」

まゆ「....?」
373 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2019/06/25(火) 22:54:36.20 ID:ZGibmSxL0
それ以来プロデューサーさんは、窓の外を見つめていることが多くなりました。

でも不思議なんです。

窓の外を見ているはずなのに、外の景色は全くと言っていいほど見ていない、そんな風に見えてしまいます。

プロデューサーさんは、一体何を見ているんでしょうか。

プロデューサーさんには、一体何が見えているんでしょうか。
374 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2019/06/25(火) 22:55:13.23 ID:ZGibmSxL0
P「 〜〜まままま〜ままま〜まままままま〜ままま〜〜まままままままままままま〜〜ま〜ま〜ままままままま〜ままま〜ままま
  まままままままままままままままま〜ままま〜〜ままままま〜ま〜ま〜ま〜ままままま〜まま〜ま〜ままままままままままま
  〜まま〜ま〜ままままま〜ままま〜ままま〜まままままま〜ままま〜まままままま〜ま〜ままま〜ま〜まままままま〜ま〜ま
  〜〜ままままままままままままままま〜〜ままま〜まままま〜まままままま〜ままままま〜まま〜ま〜ま〜〜〜〜ままままま
  まままままままままままままままま〜ままま〜〜ままままま〜ま〜ま〜ま〜ままままま〜まま〜ま〜ままままままままままま
  〜〜〜ままままままままままままままままま〜〜〜まままま〜〜〜〜ままままままま〜〜まままままま〜ま〜まま〜まままま
  〜〜まままま〜ままま〜まままままま〜ままま〜〜まままままままままままま〜〜ま〜ま〜ままままままま〜ままま〜ままま
  〜まま〜ま〜ままままま〜ままま〜ままま〜まままままま〜ままま〜まままままま〜ま〜ままま〜ま〜まままままま〜ま〜ま
  〜〜ままままままままままままままま〜〜ままま〜まままま〜まままままま〜ままままま〜まま〜ま〜ま〜〜〜〜ままままま
  まままままままままままままままま〜ままま〜〜ままままま〜ま〜ま〜ま〜ままままま〜まま〜ま〜ままままままままままま
  まままままままままままままままま〜ままま〜〜ままままま〜ま〜ま〜ま〜ままままま〜まま〜ま〜ままままままままままま
  〜まま〜ま〜ままままま〜ままま〜ままま〜まままままま〜ままま〜まままままま〜ま〜ままま〜ま〜まままままま〜ま〜ま
  〜〜〜ままままままままままままままままま〜〜〜まままま〜〜〜〜ままままままま〜〜まままままま〜ま〜まま〜まままま
  〜〜まままま〜ままま〜まままままま〜ままま〜〜まままままままままままま〜〜ま〜ま〜ままままままま〜ままま〜ままま
  〜まま〜ま〜ままままま〜ままま〜ままま〜まままままま〜ままま〜まままままま〜ま〜ままま〜ま〜まままままま〜ま〜ま
  〜〜ままままままままままままままま〜〜ままま〜まままま〜まままままま〜ままままま〜まま〜ま〜ま〜〜〜〜ままままま
  まままままままままままままままま〜ままま〜〜ままままま〜ま〜ま〜ま〜ままままま〜まま〜ま〜ままままままままままま
  〜〜〜ままままままままままままままままま〜〜〜まままま〜〜〜〜ままままままま〜〜まままままま〜ま〜まま〜まままま
  〜〜まままま〜ままま〜まままままま〜ままま〜〜まままままままままままま〜〜ま〜ま〜ままままままま〜ままま〜ままま
  〜まま〜ま〜ままままま〜ままま〜ままま〜まままままま〜ままま〜まままままま〜ま〜ままま〜ま〜まままままま〜ま〜ま
  〜〜ままままままままままままままま〜〜ままま〜まままま〜まままままま〜ままままま〜まま〜ま〜ま〜〜〜〜ままままま
  まままままままままままままままま〜ままま〜〜ままままま〜ま〜ま〜ま〜ままままま〜まま〜ま〜ままままままままままま
  まままままままままままままままま〜ままま〜〜ままままま〜ま〜ま〜ま〜ままままま〜まま〜ま〜ままままままままままま」

【完】
375 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2019/06/25(火) 22:55:39.79 ID:ZGibmSxL0
本日はここまでです、また明日書きます
376 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/25(火) 23:44:38.28 ID:fhXXfHwDO
?アスキーアートか何か?
377 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2019/06/26(水) 23:28:40.71 ID:dKXPu6i80
書きます
26thまゆすき >>378
378 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/26(水) 23:30:58.93 ID:qqhRuVLU0
まゆしき
379 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2019/06/27(木) 00:21:47.96 ID:s6fe0K7N0
まゆしき

まゆ「ここに....これが入って....」

まゆ「うーん....」

P「どうしたまゆ?」

P「学校の宿題でもしてるのか?」

まゆ「いえ、学校ではないんですが」

まゆ「宿題ではあります」

P「(予備校でも行ってるのか?)」
380 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2019/06/27(木) 00:23:15.31 ID:s6fe0K7N0
P「何やら悩んでる様子だったが」

まゆ「はい、この問題がかなりの難問で」

まゆ「かれこれ数十分悩んでいるんです....」

P「どれどれ、俺も勉強が得意だったわけではないが」

P「一応年上だし見てみようか」

まゆ「いいんですか!」

P「あんまり期待はするなよ?」

まゆ「はぁい」
381 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2019/06/27(木) 00:23:52.99 ID:s6fe0K7N0
P「さて、科目はなんだ....?」ジー

P×[ ]=ML

P「お、おぉぅ」

まゆ「どうかしましたか?」

P「すまんまゆ、俺には分かりそうにない」

まゆ「そうですか....」

まゆ「この問題は難しいので仕方ないかもしれません....」

まゆ「誰か教えてくれる人はいませんかねぇ」
382 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2019/06/27(木) 00:24:26.05 ID:s6fe0K7N0
P「しかしこんな問題始めてみたな」

P「数学はさっぱりわからん」

まゆ「?」

まゆ「数学じゃないですよ?」

P「えぇっ!?」

P「いやでもアルファベットやら記号やら出てくるし数学しかありえないだろ」

まゆ「形は似ているかもしれませんが数学ではないんです」
383 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2019/06/27(木) 00:24:59.79 ID:s6fe0K7N0
P「じゃあ何の科目だって言うんだ?」

まゆ「まゆ式です」

P「まゆ式ぃ???」

まゆ「まゆ式とはその名の通り」

まゆ「まゆがよりよい日常生活を送るための解を導き出すための式です」

P「お前のオリジナル科目なんてわかるか!」
384 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2019/06/27(木) 00:25:35.45 ID:s6fe0K7N0
P「一応聞いとくが」

P「ちなみにこれは何を表してる式なんだ?」

まゆ「はい、まず左辺にある『P』」

まゆ「これは『プロデューサー』の『P』です」

P「察しはついてた」

まゆ「右辺のML、これは分かりますか?」

P「いやわからん、サイズ表記か?」

まゆ「惜しいです」

まゆ「正解は『Mayu Love』の『ML』です」

P「かすりもしてないじゃねぇか」
385 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2019/06/27(木) 00:26:19.07 ID:s6fe0K7N0
まゆ「つまり」

まゆ「『プロデューサー』に何をかければ『まゆLOVE』になるか」

まゆ「という式になっています」

P「真面目に考えて損した」

まゆ「プロデューサーさんならこの答え、分かりますよね?」

まゆ「何をかけたらまゆのことを愛してくれますか?」

P「ミレニアム懸賞問題より難しいから解はわからんわー」

まゆ「....プロデューサーさんのいじわる」プク

【完】
386 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2019/06/27(木) 00:26:59.05 ID:s6fe0K7N0
本日はここまでです、また明日書きます
387 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/27(木) 00:52:37.71 ID:3sgfpEVQo
掛け算に目覚めたじぇ
388 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/27(木) 07:55:16.55 ID:SLFFmv5aO
>>303
割り切れよ…でないと
389 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2019/06/28(金) 21:37:04.60 ID:beqwgv6zO
今日も書けそうにないです、申し訳ありません
明日は書きます
390 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/28(金) 21:44:41.92 ID:BSXQ/0f5o
はい
391 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2019/06/29(土) 23:02:15.01 ID:DFzkuJM8O
後ほど書きます
27thまゆすき >>392
392 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/29(土) 23:05:18.00 ID:0l5jsg9Eo
まーゆみ
393 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/30(日) 00:25:13.72 ID:vq3uikvVo
全然安価とれないわ
394 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2019/06/30(日) 01:05:36.28 ID:dY4YnXJuO
まーゆみ

P「猛烈にまゆとキスがしてぇ」

まゆ「....」

まゆ「今日のまゆとのキスは」

まゆ「刺激的ですよ?」

P「!!!!!!」

P「し、刺激的!?」

まゆ「はい、刺激的です」ウフフ
395 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2019/06/30(日) 01:06:17.92 ID:dY4YnXJuO
P「これはこれは」

P「是非とも味わいたいね!」

まゆ「味わってみます?」

P「ぉぉ....」

P「....マジ?」

まゆ「?」

P「いいの....?」

まゆ「はい♪」

P「....それじゃあ」
396 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2019/06/30(日) 01:06:50.23 ID:dY4YnXJuO
P「っ....」ゴクリ

まゆ「....」ツン

P「....」チュッ

まゆ「ん....」チュ
397 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2019/06/30(日) 01:07:20.17 ID:dY4YnXJuO
P「!!!!!!!!!」カッ

P「香ばしい香り....!」

P「深いコク....!」

P「こ、この味はっ!?」

まゆ「言ったとおりでしょう?」

P「いや、『刺激的な味』ってのはイケナイ恋とかそういうのの例えじゃないのか」

まゆ「そんなわけないじゃないですか」

P「マジかよ....」
398 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2019/06/30(日) 01:07:51.13 ID:dY4YnXJuO
まゆ「今日はですね、リップの代わりに」

まゆ「マー油を塗ってきたんです」

P「どういう頭の使い方したらそんなことになるんだよ」

まゆ「昨日、ラーメンを食べに連れていってもらったんです」

まゆ「その時食べたラーメンがマー油が効いていてとても美味しかったので」

まゆ「帰り道に買って帰りました」

P「まーあれはいいよな、美味くなる」
399 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2019/06/30(日) 01:08:22.97 ID:dY4YnXJuO
まゆ「その流れで今朝塗ってみました」

P「マー油美味いって流れだったよな!?」

まゆ「マー油がおいしい、は唇にそれを塗る理由にはなり得ませんか?」

P「なるわけないだろ?」

まゆ「リップは良くてマー油がダメなんて不当な差別じゃないですか?」

P「極めて順当だろ!?」

まゆ「ぶー」プクー
400 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2019/06/30(日) 01:08:51.03 ID:dY4YnXJuO
P「あ」

P「でもやっぱりマー油の味と再会したくなったからもう1回いい?」

まゆ「ダメです♪」

P「しまったぁ!」

P「マー油のインパクトに気を取られ過ぎて肝心のキスの味を忘れたぁ!」

まゆ「マー油とまゆをバカにした罰です」ウフフ

P「クッソー....」

P「あ、昨日言ったラーメン屋俺も連れてってくれ」

まゆ「はーい」

【完】
401 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2019/06/30(日) 01:09:26.49 ID:dY4YnXJuO
以上になります、また明日書きます
402 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/30(日) 01:12:24.75 ID:lMJy30TjO
おつまゆ
403 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2019/06/30(日) 21:11:46.83 ID:0xjprrpWO
書きます
28thまゆすき >>404
404 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/30(日) 21:14:49.63 ID:qTdHAz8lO
まめまき
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