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【モバマス安価】「まゆすき」から始まる平行世界多元宇宙パラレルワールド
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268 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2019/06/19(水) 01:13:47.71 ID:rosNwyWc0
まゆまま
まゆ「まゆはまゆのままでいいんでしょうか」
P「突然どうした」
まゆ「まゆはアイドルです」
まゆ「幸運なことに今はたくさんの人に認めてもらえて」
まゆ「充実した生活を送ることが出来ています」
P「プロデューサーの俺が言うのもなんだが」
P「今言ったことは何も間違ってないな」
P「むしろもう少し良く言ってもいいくらいだ」
まゆ「ありがとうございます」
269 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2019/06/19(水) 01:14:16.15 ID:rosNwyWc0
まゆ「でも最近思うんです」
まゆ「アイドルをしている以上は」
まゆ「常に上を目指さなければならないのではないかと」
P「それはまあ、その通りかもしれないが」
まゆ「現状に満足をして」
まゆ「歩みを止めてしまってはいけないんじゃないかと」
P「うーむ....」
270 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2019/06/19(水) 01:14:45.32 ID:rosNwyWc0
P「まゆの言うことはわかる」
P「だが例えば」
P「今のまゆを脱ぎ捨て」
P「新たなまゆになったとして」
P「それが諸刃の剣ってことはわかってるだろ?」
まゆ「もちろんです」
まゆ「そしてそれが」
まゆ「失敗に終わる確率が高いということもわかっています」
P「....」
271 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2019/06/19(水) 01:15:18.82 ID:rosNwyWc0
P「....そこまで考えた上での発言なら」
P「俺はまゆの意志を尊重する」
まゆ「プロデューサーさん....」
P「今の時点で何か今後のプランはあるのか」
まゆ「....実は一つだけ」
P「聞かせてくれ」
まゆ「....」
272 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2019/06/19(水) 01:15:59.38 ID:rosNwyWc0
ゆ「『自身の担当プロデューサーさんと真剣交際している系アイドル』」
まゆ「というのはいかがでしょうか」
P「狂ってしまったの?」
まゆ「まゆは真剣です!」
P「真剣に交際しちゃダメだろ!」
273 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2019/06/19(水) 01:16:54.45 ID:rosNwyWc0
まゆ「『自身の担当プロデューサーさんと真剣交際している系アイドル』」
まゆ「というのはいかがでしょうか」
P「狂ってしまったの?」
まゆ「まゆは真剣です!」
P「真剣に交際しちゃダメだろ!」
274 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2019/06/19(水) 01:17:20.29 ID:rosNwyWc0
まゆ「考えてもみてください」
まゆ「アイドル戦国時代の昨今」
まゆ「既に一定の人気は得ているとはいえ勝算の薄い賭けを成功させるには」
まゆ「今までにない斬新さに加えて」
まゆ「アイドルとしての可愛さ、女性としての魅力が必要不可欠だと思うんです」
P「それが簡単に出来たら苦労しないだろ?」
まゆ「そこで先ほどの案なんです」
275 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2019/06/19(水) 01:18:01.68 ID:rosNwyWc0
まゆ「異性、しかも身内の男性と恋愛関係にあることを公言どころか」
まゆ「セールスポイントにするアイドルなんて前代未聞です」
P「セールスポイントになるのかそれは、むしろウィークポイントだろ」
まゆ「そして古くから言われている言葉」
まゆ「『女の子は恋をすると可愛くなる』」
まゆ「これでアイドルとしての正統派な魅力もゲットできます」
まゆ「いかがでしょうか!プロデューサーさん!」
P「ダメです」
まゆ「それじゃあ公言はの必要はないので」
まゆ「私とお付き合いしてください!」
P「ダメです」
まゆ「それじゃあもう結婚で我慢します....」
P「我慢する気ないだろお前」
まゆ「ちっ」プクー
P「最初からそれだけが目的だったなお前」
【完】
276 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2019/06/19(水) 01:18:29.06 ID:rosNwyWc0
本日はここまでです、また明日書きます
277 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/06/19(水) 01:19:29.80 ID:MdV9JvVQo
おつまゆ
278 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2019/06/19(水) 23:34:14.93 ID:ZuuU+TM/0
書きます
19thまゆすき
>>279
279 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/06/19(水) 23:35:12.74 ID:yQjrz2K8o
まきわり
280 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2019/06/20(木) 00:13:50.70 ID:naasxvX00
まきわり
P「....」ブンッ
バキィ
P「....」ブンッ
バキィ
P「はぁ....はぁ....」
ちひろ「手が止まっていますよ」
P「....はぃぃ」
281 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2019/06/20(木) 00:14:51.91 ID:naasxvX00
P「....」ブンッ
カシュ
P「....」ブンッ
P「....」ブンッ
P「....」ブンッ
パキッ
P「はぁ....はぁ....」
282 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2019/06/20(木) 00:15:59.34 ID:naasxvX00
まゆ「ちひろさん」
ちひろ「なんですか?」
まゆ「プロデューサーさんは何をしているんですか?」
ちひろ「この人は今薪を割っているんですよ」
まゆ「やっぱりそうなんですね」
まゆ「でもどうして薪割りなんですか?」
ちひろ「何に影響されたのかは知りませんけど突然」
ちひろ「『キャンプファイヤーがやりたい』」
ちひろ「って言いだしたんですよ」
まゆ「随分と唐突ですね....」
283 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2019/06/20(木) 00:16:38.45 ID:naasxvX00
ちひろ「しなければならない仕事を残業して済ませる」
ちひろ「という条件付きで、薪割りを許可しました」
まゆ「プロデューサーさん自身が望んだことならまゆは応援しますよ」ウフフ
P「いや....まゆ....」
P「これキツすぎる....助けて....」
ちひろ「はいはい、キャンプファイヤーするんでしょ?」
ちひろ「自分で言いだしたことなんだから最後までやり遂げて下さーい」
P「鬼....悪魔....ちひろ....」
ちひろ「この斧いいですねぇ」ニッコリ
P「ふんっ!」ブンッ
パキン
284 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2019/06/20(木) 00:17:33.65 ID:naasxvX00
まゆ「普段働いている時より疲れているような気がします」
ちひろ「薪割りはトレーニングとして行っている人もいるくらいで」
ちひろ「かなりの運動量らしいですね」
まゆ「プロデューサーさん....そうまでしてキャンプファイヤーを....」
P「いや、もう、いいわ....」
285 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2019/06/20(木) 00:18:32.32 ID:naasxvX00
P「....」
まゆ「お疲れ様です、何か飲みますか?」
P「....いやいい、なんか疲れすぎて飲めない」
まゆ「そうですか、あ、タオルどうぞ」
P「あんがと」
P「....」
ちひろ「疲れすぎると黙っちゃうんですね」
P「....」
286 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2019/06/20(木) 00:19:32.82 ID:naasxvX00
ちひろ「ちなみになんですけど」
P「?」
ちひろ「薪って半年から1年は乾燥させないと使えないらしいですよ」
P「」
P「ぇぇ....?」
ちひろ「さ、1年後の楽しみもできたことですし」
ちひろ「仕事に戻りましょうか!」ニッコリ
P「」
まゆ「プロデューサーさん....」
287 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2019/06/20(木) 00:20:10.64 ID:naasxvX00
〜翌日〜
P「はぁ....」
まゆ「プロデューサーさん♪」
P「あぁ、まゆ....」
まゆ「昨日の薪なんですけど....」
P「?」
まゆ「全部乾燥させてきました!」
P「!?」
ちひろ「!!??!!??!?!?!?!?」
まゆ「これで今すぐにでも使えます!」
288 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2019/06/20(木) 00:25:23.40 ID:naasxvX00
P「ほ、本当だ....!」
P「カリッカリのパリッパリに乾燥してる....!」
P「切断面も間違いなく昨日の薪と同じだから、すり替えなんてチャチなもんでもない....!」
P「こ、これでキャンプファイヤーしてもいいのか!?」
まゆ「はい」
まゆ「あと、キャンプファイヤーを行っても良い場所を抑えておいたので」
まゆ「皆さんを誘ってそこでやりましょう♪」
P「まゆぅ....」ウルウル
ちひろ「(まゆちゃんってたまに人知を超えますよね)」
【完】
289 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2019/06/20(木) 00:26:02.77 ID:naasxvX00
本日はここまでです、また明日書きます
290 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2019/06/20(木) 21:22:28.80 ID:naasxvX00
後ほど書きます
20thまゆすき
>>291
291 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/06/20(木) 21:24:18.16 ID:wjuFPG7Wo
やくすぎ
292 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2019/06/20(木) 22:35:13.93 ID:naasxvX00
やくすぎ
P「ぁぁ....」ションボリ
P「ぅぅ....」ゲンナリ
P「ぃぃ....」ヘナヘナ
まゆ「プロデューサーさん、元気ないですね」
P「あぁ、まゆぅ....」ガバッ
まゆ「きゃっ////」ポッ
まゆ「こ、こんなところでダメですよ....////」
293 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2019/06/20(木) 22:35:47.95 ID:naasxvX00
P「まゆぅ、まゆは俺のこと見捨てたりしないよなぁ?」
まゆ「?」
まゆ「当たり前じゃないですか」
まゆ「むしろプロデューサーがまゆに見切りをつけない限り」
まゆ「頼まれても離れませんよ....////」
P「ま、まゆぅっ!」ガシィ
まゆ「あぁっ////プロデューサーさん、激しい....////」ドキドキ
P「まゆにだけは話そう」
まゆ「はい....」ゴクリ
294 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2019/06/20(木) 22:36:21.02 ID:naasxvX00
P「俺」
P「....」
P「....後厄なんだ」
まゆ「あとやく?」
295 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2019/06/20(木) 22:36:47.79 ID:naasxvX00
P「厄年って言葉は聞いたことがあるだろう?」
まゆ「なんとなく聞き覚えはあります」
P「厄年ってのはその名の通り」
P「たくさんの厄が身に降りかかるとされている年のことなんだ」
P「そしてその厄が過ぎた次の年のことを」
P「後厄、という」
まゆ「後厄は何か違うんですか?」
P「一般的には、厄の恐れが薄れていくと言われている」
まゆ「なるほど....」
296 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2019/06/20(木) 22:37:30.32 ID:naasxvX00
まゆ「それじゃあどうしてあんなに取り乱していたんですか?」
P「....今朝な」
P「目が覚めたんだよ」
P「その時ふと思い出したんだ」
P「『あれ俺今年後厄じゃね?』」
P「と....」
まゆ「はぁ」
297 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2019/06/20(木) 22:38:11.56 ID:naasxvX00
P「もちろん厄年や後厄に科学的根拠なんてないし」
P「俺も今の今まで忘れていたことなんだが」
P「いざ意識をすると段々と怖くなってきちゃってな....」
P「それに、今朝はなんだか不幸なことが多い気がするんだ」
まゆ「不幸なこと?」
298 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2019/06/20(木) 22:38:51.05 ID:naasxvX00
P「昨日の夜炊飯器をセットして朝炊けるはずだったご飯が」
まゆ「炊けていなかったんですか?」
P「おかゆになってた」
まゆ「消化にいいですね!」
P「トイレに入ったらトイレットペーパーが」
まゆ「切れていたんですか?」
P「シングルだった」
まゆ「使用量が少なくて済むのでシングルの方が少しお得なんですよ!」
P「電車に乗ったら」
まゆ「痴漢冤罪に巻き込まれたんですか?」
P「満員だった」
まゆ「いつものことですね!」
299 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2019/06/20(木) 22:39:24.98 ID:naasxvX00
P「会社に来たら」
まゆ「ミスをしてしまったんですか?」
P「ミスをしてちひろさんに死ぬほど怒られた」
まゆ「それもいつものことですね!」
P「そうか....俺は別に不幸じゃなかったんだ....」
まゆ「幸不幸なんてものは、一部の極端な人を除けば気の持ちようだと思うんです」
まゆ「もしかしたら今日のプロデューサーさんは」
まゆ「少しだけついていなかったのかもしれません」
300 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2019/06/20(木) 22:40:02.91 ID:naasxvX00
まゆ「それでも、さっきのように考え方を変えれば不幸ではなくなりました」
P「ままゆ....」
まゆ「さあ、気を取り直して頑張りましょう♪」
P「ままゆ!!!!」グワシィッ!!!
まゆ「(プロデューサーさんには申し訳ないんですけど)」
まゆ「(今日のまゆはラッキーみたいです)」ウフフ
301 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2019/06/20(木) 22:40:48.11 ID:naasxvX00
ちひろ「プロデューサーさんが」
ちひろ「本当の幸不幸というものを体験したいということだったので」
P「言ってない言ってない」
ちひろ「今日一日ほたるちゃんと茄子ちゃんを担当をしてもらうことになりました」
P「えぇ....」
P「とんでもないことが起こるんじゃないですかそれ」
ちひろ「仮に起こったとしても」
ちひろ「それを体験してしまえば自分の些細な不幸なんて気にならなくなりますよ」アハハ
P「どんな荒療治なんだよ....」
【完】
302 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2019/06/20(木) 22:42:04.10 ID:naasxvX00
本日はここまでです、また明日書きます
303 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/06/20(木) 23:00:15.27 ID:m0J7L2tdo
おつまゆ
304 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2019/06/21(金) 21:16:30.42 ID:5yV9E+7C0
後ほど書きます
21thまゆすき
>>305
305 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/06/21(金) 21:18:55.08 ID:0R3/te9VO
まゆつる
306 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2019/06/21(金) 23:32:32.11 ID:5yV9E+7C0
まゆつる
P「....」カタカタ
P「....」カタカタ
ツン
P「?」チラ
まゆ「....」ツリ
P「」
P「」
307 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2019/06/21(金) 23:33:42.41 ID:5yV9E+7C0
まゆ「....」ツリ
P「ま、まゆ、どうしたんだ....?」ブルブル
P「そんなに眉を吊り上げて....」ゲッソリ
まゆ「....」ツリ
P「ななななんでそんなに怒ってるんだ....?」ガクガク
まゆ「....」ツリ
まゆ「....」ツリ
スタスタ
ガチャリ
P「???」
308 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2019/06/21(金) 23:34:12.34 ID:5yV9E+7C0
P「ちひろさぁ〜ん大変だぁ〜!」
ちひろ「なんですかもう、うるさいですよ」
P「ま、まゆの」
P「まゆの眉が吊り上がってるんですよ!!!」
ちひろ「はぁ?」
P「だからまゆの眉がですねぇ!」
ちひろ「Pさん、あなた自分が何を言っているのか分かってるんですか?」
P「どういう意味ですか!」
309 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2019/06/21(金) 23:34:51.48 ID:5yV9E+7C0
ちひろ「あのですねぇ」
ちひろ「まゆちゃんの眉が吊り上がってるところなんて」
ちひろ「私に限らず」
ちひろ「誰一人として一度も見たことがないんですよ」
ちひろ「つくならもう少しマシな嘘をついてください」クスリ
P「俺だってついさっきまでそうだったんですよ!」
P「でもこれは本当なんです!」
P「信じてください!」
ちひろ「はいはい、分かりましたから」
310 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2019/06/21(金) 23:35:26.75 ID:5yV9E+7C0
P「こんなに言っているのにどうして信じてもらえないんだ....」
ちひろ「普段の行いのせいですよ」
ガチャリ
ちひろ「あ、まゆちゃん聞いてくださいよ」
ちひろ「Pさんったらまゆちゃんの眉が吊り上がってうわあああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!」ガクン
P「ほら、言ったじゃないですか....」
P「俺はちゃんと警告しましたよ....」
P「まゆの眉が....」
まゆ「....」ツリ
P「吊り上がっていると....」
ちひろ「」
まゆ「....」ツリ
311 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2019/06/21(金) 23:36:04.25 ID:5yV9E+7C0
ストン
まゆ「....」ツリ
P「....」
ちひろ「....」
2人「「(座った....)」」ホッ
P「どうしましょうか(小声)」
ちひろ「どうするって言われても....(小声)」
ちひろ「あのまゆちゃんがあんな眉、もといあんな顔をするなんて(小声)」
ちひろ「よほどのことがないとありえませんよ....?(小声)」
P「ですよねぇ....(小声)」
312 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2019/06/21(金) 23:36:58.12 ID:5yV9E+7C0
ちひろ「まゆちゃんが怒っているということは(小声)」
ちひろ「どうせPさん絡みでしょうし、自分で聞いてきてくださいよ(小声)」
P「本気で言ってます!?(小声)」
ちひろ「というか」
ちひろ「聞くより早く謝ってきてください(小声)」
P「俺が原因かどうかもまだ分からないのに!?(小声)」
ちひろ「怒らせてしまったならさっさと謝るに限ります!(小声)」
P「」
313 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2019/06/21(金) 23:37:33.13 ID:5yV9E+7C0
まゆ「....」ツリ
P「....」
P「あの、まゆ?」
まゆ「....」ツリ
P「本当にすまなかった!!!!!!!!」ドゲザ
まゆ「!」ツリ
P「俺が悪かった!!!!!!!!!」ドゲザ
P「だから」ドゲザ
P「どうかお許しを!!!!!!!!!」ドゲザ
まゆ「....」ツリ
P「....」ドゲザ
314 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2019/06/21(金) 23:38:20.56 ID:5yV9E+7C0
まゆ「....頭を上げてください」
P「....」チラ
まゆ「プロデューサーさん」ニッコリ
P「....まゆだ」
P「いつものまゆだ!!!!!!」バンザイ
ちひろ「帰ってきたんですね!!!!!!!」バンザイ
まゆ「いつもの佐久間まゆ、ただいま帰りました」ニコ
2人「「やったあ!!!!!」」バチコン
315 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2019/06/21(金) 23:39:09.09 ID:5yV9E+7C0
2人「イメチェン?????」
まゆ「はい」
P「....」
P「はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ...........................」タメイキ
ちひろ「はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ...........................」タメイキ
P「何事かと思ったぞ....」
ちひろ「本当ですよ....」
まゆ「すみません」
316 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2019/06/21(金) 23:39:53.10 ID:5yV9E+7C0
P「イメチェンはいいけどさ」
P「もう少し緩やかにやってくれないか」
まゆ「そんなに似合いませんか?」
P「いや似合わないとかそういうことじゃなくてな」
P「あまりにも見慣れなさすぎて」
P「びっくりする心臓に悪いんだよ」
まゆ「そうですか....」
まゆ「....」
まゆ「....」ツリ
P「うわあああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!」ビクンビクン
【完】
317 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2019/06/21(金) 23:40:19.35 ID:5yV9E+7C0
本日はここまでです、また明日書きます
318 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/06/22(土) 01:52:05.60 ID:Lbch4/6Wo
おつまゆ
319 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2019/06/22(土) 23:42:04.77 ID:IsHRgElE0
書きます
22thまゆすき
>>320
320 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/06/22(土) 23:43:08.39 ID:oBqdEWWHo
まゆかり
321 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2019/06/23(日) 00:56:02.35 ID:K3baUCKV0
まゆかり
P「やってくれたな....まゆ....」
まゆ「すみません....すみません....」グスン
P「謝って済む問題じゃないんだぞ!」
まゆ「すみません....」グズグズ
P「....」
P「協定に従って」
P「お前からまゆ免許を剥奪する」
まゆ「プロデューサーさん、どうかそれだけは....」
P「いいやダメだ」
322 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2019/06/23(日) 00:56:51.11 ID:K3baUCKV0
P「一度取り決めた以上」
P「たとえまゆであってもそれを順守しなければならない」
P「お前もわかっているだろう?」
まゆ「そ、それは....」
P「今この時をもって」
P「お前からゴールドまゆ免許を剥奪」
P「資格の回復までの間は」
P「まゆ(仮)として過ごしてもらう!!!!」
まゆ「まゆは....まゆではなくなってしまった....」
323 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2019/06/23(日) 01:16:40.66 ID:K3baUCKV0
まゆ(仮)「はぁ....」ショボン
ちひろ「まゆちゃん、どうしたの?」
まゆ(仮)「....」
ちひろ「まゆちゃん?」
まゆ(仮)「....ちひろさん」
まゆ(仮)「今のまゆをまゆと呼んではならないんです....」
ちひろ「え?」
ちひろ「どういうこと?」
まゆ(仮)「まゆは免許を剥奪されてしまいましたから」
まゆ(仮)「まゆ(仮)でお願いします」
ちひろ「また妙なことを....」
324 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2019/06/23(日) 01:17:18.87 ID:K3baUCKV0
ちひろ「そのまゆ免許?というのは初耳なんですけど」
ちひろ「具体的にどういう制度なんですか?」
まゆ(仮)「はい、実は佐久間まゆという名前は私の本名ではないんです」
ちひろ「!?」
ちひろ「そんなこと全く聞いてませんけど....」
ちひろ「あ、芸名ってことですか?」
まゆ(仮)「いえ、芸能界に入るにあたってつけたわけではなく」
まゆ(仮)「まゆ試験に合格したから名乗ることを許されていたんです」
まゆ(仮)「それは芸能界入りよりもさらに前の話なので芸名とは違います」
ちひろ「???」
325 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2019/06/23(日) 01:17:51.40 ID:K3baUCKV0
ちひろ「その試験にはどういうものがあるんですか?」
まゆ(仮)「1次試験は筆記です」
まゆ(仮)「プロデューサーさんへの想いをぶつけた小論文が課題です」
まゆ(仮)「2次試験は実技」
まゆ(仮)「プロデューサーさんへの接し方を実際に行います」
まゆ(仮)「最終試験は面接」
まゆ(仮)「当然プロデューサーさんへの想いを
ちひろ「ちょ、ちょっと待ってください」
326 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2019/06/23(日) 01:18:57.79 ID:K3baUCKV0
ちひろ「それって芸能界に入る前に受けたんですよね?」
まゆ「はい」
ちひろ「じゃあどうしてプロデューサーさんが出てくるんですか?」
ちひろ「時系列がめちゃくちゃですよ?」
まゆ(仮)「....」
まゆ(仮)「何も間違っていませんよ」
ちひろ「えぇ?」
327 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2019/06/23(日) 01:19:55.15 ID:K3baUCKV0
まゆ(仮)「佐久間まゆという存在は」
まゆ(仮)「プロデューサーさんを想うために生まれます」
まゆ(仮)「プロデューサーさんという存在もまた」
まゆ(仮)「佐久間まゆに想われるために生まれます」
まゆ(仮)「佐久間まゆとプロデューサーの出会いは偶然ではなく必然」
まゆ(仮)「私たち個人という存在よりもずっと深い部分で定められているんです」
ちひろ「....」
ちひろ「それはつまり、どういうことなんですか」
まゆ(仮)「どういうことも何も」
まゆ(仮)「今ちひろさんに告げた通りです」
328 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2019/06/23(日) 01:20:46.68 ID:K3baUCKV0
まゆ(仮)「もっとも」
まゆ(仮)「まゆは免許を剥奪された身」
まゆ(仮)「今はまゆ(仮)です」
まゆ(仮)「明日にはどうなっているのかは分かりません」
ちひろ「....それはつまり」
まゆ(仮)「はい、私よりももっと優れた佐久間まゆが来るかもしれませんし」
まゆ(仮)「まゆ(仮)となった私すら誰も超えられず」
まゆ(仮)「資格を回復した私がいつも通り来るのかもしれません」クスリ
ちひろ「....」
329 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2019/06/23(日) 01:21:45.33 ID:K3baUCKV0
ちひろ「前者の場合、あなたはどうなるの」
まゆ(仮)「そうなったことがないので私には分かりかねますねぇ」
ちひろ「そう....」
まゆ(仮)「もしそうなったところで」
まゆ(仮)「それはよりプロデューサーさんのためになることですから」
まゆ(仮)「佐久間まゆにとって」
まゆ(仮)「最も幸せなことなんです」ウフフ
ちひろ「....」
330 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2019/06/23(日) 01:22:23.20 ID:K3baUCKV0
ガチャリ
ちひろ「おはようございます」
まゆ「....」
まゆ「おはようございます」ペコ
ちひろ「....」
ちひろ「....あなたは」
ちひろ「まゆちゃん」
まゆ「....」
まゆ「はい、佐久間まゆです」ニコ
【完】
331 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2019/06/23(日) 01:26:35.91 ID:K3baUCKV0
本日はここまでです、また明日書きます
332 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/06/23(日) 02:04:45.30 ID:8LSQ7i1fo
おつおつまゆ
333 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2019/06/23(日) 20:33:55.56 ID:K3baUCKV0
書きます
23thまゆすき
>>334
334 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/06/23(日) 20:34:35.87 ID:4YPWhLnbo
まゆゆゆ
335 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2019/06/23(日) 21:01:07.99 ID:K3baUCKV0
まゆゆゆ
P「ゆゆゆ」
P「ゆゆゆゆゆゆ」
P「ゆゆゆゆゆゆゆゆゆゆゆゆ」
まゆ「?」
まゆ「まゆを呼んでいます?」
P「ん?違うぞ」
まゆ「??????」
P「よーく見てみろ」
P「....」
336 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2019/06/23(日) 21:02:00.15 ID:K3baUCKV0
P「ゆ〜ゆ
〜ゆゆ 〜ゆ
〜〜ゆ〜ゆ〜ゆ」
P「な?」
まゆ「な?と言われても....」
まゆ「私にはプロデューサーさんが『ゆ』を連発しているようにしか見えません」
P「なんだ、見えてるじゃないか」
まゆ「え?」
P「俺の発している『ゆ』をじーっと見続けていると」
P「魚に見えてこないか?」
まゆ「すみません、よく意味が分からないんですけど....?」
P「見とけー」
337 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2019/06/23(日) 21:02:37.26 ID:K3baUCKV0
P「....」
まゆ「ひらがなの『ゆ』が魚に見えるわけが....」
P「〜〜ゆ 〜ゆゆ〜〜ゆゆ」
まゆ「....」ジー
P「〜ゆ〜〜ゆゆゆ〜ゆゆゆ〜〜〜ゆゆゆ
〜〜〜〜〜〜ゆゆゆゆ 〜ゆゆ 〜ゆゆ〜〜〜ゆ」
まゆ「....」ジー
P「〜〜〜〜〜ゆゆゆゆ 〜ゆ〜〜ゆゆゆ〜ゆゆ
〜ゆゆ〜ゆゆ〜〜〜ゆ ゆ〜〜ゆゆゆゆ〜ゆゆ〜〜ゆ
〜〜ゆゆ 〜〜ゆゆゆ〜ゆ 〜ゆ 〜ゆゆ〜ゆ〜ゆ 〜〜〜ゆゆゆゆゆ」
まゆ「魚が泳いでる!?」
まゆ「群れになって泳いでますよ!?」
P「だろ?」
338 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2019/06/23(日) 21:03:42.85 ID:K3baUCKV0
まゆ「なるほど....」
まゆ「『ゆ』の右側が頭、真ん中の線が胸ビレ、左側が尾ビレになっているんですね....」
P「『ゆ』をたくさん書いて後ろに〜をつければあっという間に....」
P「訓練を積めばこういうのもいける」
P「ふんっ!」グッ
P「〜〜〜〜〜ゆゅゆゆゅゆ 〜ゅゆ〜〜ゆゆゆ〜ゆゆ
〜ゆゆ〜ゅゆゆ〜〜〜ゆ ゅゅゅゆ〜〜ゆゆゅゅゆゆ〜ゆゆ〜〜ゆ
〜〜ゆゆ 〜〜ゅゅゆゆゅゆ〜ゆ 〜ゆ 〜ゅゆゅゆ〜ゆ〜ゆ 〜〜〜ゆゆゆゆゆ
〜ゆゆ〜ゆゆ〜〜〜ゆ ゆ〜〜ゆゆゅゅゆゆ〜ゆゅゆ〜〜ゆ
〜〜〜〜〜ゅゅゅゆゆゆゆ 〜ゆ〜〜ゅゅゆゅゆゅゅゆ〜ゆゆ」
まゆ「すごい!子供が生まれました!」
339 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2019/06/23(日) 21:04:25.79 ID:K3baUCKV0
P「これができればいつでもどこでも」
P「お手軽大海原ってわけよ」
まゆ「まゆもやってみます!」
P「やってみやってみ」
まゆ「んんんん............」グググッ
まゆ「んーーーーーー............」ムムムッ
まゆ「....」
まゆ「〜ゆ」
P「1匹だけど確かに出たぞ!」
まゆ「やりました!」
340 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2019/06/23(日) 21:04:53.41 ID:K3baUCKV0
まゆ「でもこれ思ったより難しいです」
P「俺もこの大群を出せるようになるまで結構かかったからなあ」
P「地道に練習を積んで少しずつ数を増やしていこう」
まゆ「はい!」
P「〜ゆ」
まゆ「〜ゆ」
【完】
341 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2019/06/23(日) 21:06:01.11 ID:K3baUCKV0
本日はここまでです、また明日書きます
342 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2019/06/23(日) 21:08:15.06 ID:MPO0isgt0
お疲れ様でした
343 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/06/23(日) 22:10:50.85 ID:p5MH/Yv5O
ゲシュタルト崩壊した
344 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2019/06/24(月) 22:04:30.86 ID:GMPtBdGT0
書きます
24thまゆすき
>>345
345 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/06/24(月) 22:06:02.73 ID:EqlwZuEko
まさゆめ
346 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2019/06/24(月) 22:35:00.21 ID:GMPtBdGT0
まさゆめ
まゆ「....」ジー
P「....」
まゆ「....手相」
P「手相?」
まゆ「手相って信じますか?」
P「手相なぁ」
347 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2019/06/24(月) 22:35:51.55 ID:GMPtBdGT0
P「信じる信じないというより」
P「手相というか占い全般あんまり興味がなくてな」
まゆ「なるほど、まゆが見てあげます」
P「話聞いてた?」
まゆ「お手を拝借」
P「こういう時に使う言葉じゃないだろ」
348 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2019/06/24(月) 22:37:23.93 ID:GMPtBdGT0
まゆ「ふむ、ふむふむ....」フニフニ
P「....」
まゆ「はい、これはそうですね」
まゆ「まゆの運命の人ですね」
P「随分特定の個人に寄った手相だなぁ」
まゆ「そしてまゆと同じお墓に入らないと死にます」
P「お前の願望入りすぎだぞ」
P「あとお墓に入ってる時点で既に死んでるからな」
349 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2019/06/24(月) 22:38:06.74 ID:GMPtBdGT0
まゆ「プロデューサーさん」
P「今度はなんだ」
まゆ「まゆ実は今度」
まゆ「『ドキッ、アイドルだらけの大運動会』に出るんです」
P「実はも何も俺が入れた仕事だからな」
まゆ「何の種目に出るか覚えていますか?」
P「綱引き、玉入れ、あとリレーだったか」
まゆ「そう、リレーなんです」
P「は?」
350 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2019/06/24(月) 22:38:59.81 ID:GMPtBdGT0
まゆ「リレーで最も大事なこと、それは」
まゆ「バトンパスですよね」
P「そうなの?」
まゆ「個人個人の走力が世界トップクラスには劣るリレーの日本代表が」
まゆ「世界で戦えているのは」
まゆ「バトンパスのおかげであると」
まゆ「テレビで見ました」
P「聞いたことはあるな」
351 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2019/06/24(月) 22:39:48.07 ID:GMPtBdGT0
まゆ「バトンパスの練習に付き合ってくれませんか」
P「いや、俺そのリレーに出るわけじゃないぞ?」
まゆ「プロデューサーさんしか頼れる人はいないんです!」
P「この事務所を見渡してみろ」
P「お前と同年代のアイドル達がいっぱいいるぞ」
まゆ「20代半ばの成人男性でないとダメなんです!」
P「バトンパスの練習相手にそんな条件必要ある?」
352 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2019/06/24(月) 22:40:23.56 ID:GMPtBdGT0
まゆ「行きますよ!」
P「よーい」
P「ドン」
まゆ「っ....!」ダッ
まゆ「はぁっ....はぁっ....!」トテトテ
まゆ「んっ....!」トテトテ
まゆ「プロデューサーさん!」スッ
P「おう!」
353 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2019/06/24(月) 22:40:57.15 ID:GMPtBdGT0
まゆ「....」ピタ
P「!?」
まゆ「....」フニフニ
まゆ「....」フニフニ
まゆ「はいっ!」パシッ
P「....」
P「バトンパスで完全に止まったらダメじゃないか?」
P「しかもバトンパスする前に俺の手をやたら触ってるし」
まゆ「最初ですから、まずはプロデューサーさんの手の状態をチェックしていました」
P「....」
354 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2019/06/24(月) 22:41:27.09 ID:GMPtBdGT0
まゆ「プロデューサーさん!」
P「....なんだよ」
まゆ「日頃からプロデューサーさんにはとてもお世話になっています」
P「改まってどうした」
まゆ「ここで1つ、親睦を深めるために」
まゆ「握手」
まゆ「をしませんか」
P「親睦って....」
P「お前と俺はもう十分すぎるくらい深まってるだろ?」
まゆ「いえ、まだ足りないんです」
まゆ「まだまだです!」
P「....」
355 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2019/06/24(月) 22:42:48.05 ID:GMPtBdGT0
P「さっきから唐突に行動を起こしてきて何が目的かと思っていたが」
P「お前、俺の手を握ろうとしてるんじゃないか....?」ジー
まゆ「!?」ギクッ
まゆ「....」
まゆ「さすがプロデューサーさん」
まゆ「まゆの巧妙な罠をよくぞ見破りました」
P「巧妙さのかけらもなかったような」
まゆ「そうです、私は今日」
まゆ「手を握ることに全てを費やしていました!」
P「ファンが泣くぞ」
356 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2019/06/24(月) 22:43:36.64 ID:GMPtBdGT0
P「しかしなんでまた今日はそんなことをしてたんだ」
P「というか俺の手なんて特に断りもなく握ってるだろいつも」
まゆ「....今日は、今日だけは」
まゆ「絶対に握らなければならない理由があったんです....」
P「絶対に握らなければならない理由....?」
まゆ「昨夜、まゆは夢を見ました」
まゆ「それはとても長い夢でした」
357 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2019/06/24(月) 22:44:27.67 ID:GMPtBdGT0
まゆ「その初め」
まゆ「私はプロデューサーさんの手を握り締めていたんです」
P「うん」
まゆ「間は割愛しますが」
まゆ「夢の終わり、私とプロデューサーさんは同じお墓に入っていました」
P「!?!?!?!???!?」
P「過程すっ飛ばし過ぎだろ!」
まゆ「そこで私は考えたんです」
まゆ「夢の初めを現実にしてしまえば」
まゆ「最後まで全てが正夢になるのではないかと....!」
P「....」
P「そう....」
358 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2019/06/24(月) 22:45:15.62 ID:GMPtBdGT0
P「まあお前が楽しいならそれは何よりだよ」
まゆ「あー、信じてませんね!」プクー
P「はいはい、ほれ」スッ
まゆ「なんですかその手は?」
P「正夢だなんだは知らんが」
P「握りたいならどうぞ握ってくれ、どうせ普段通りだろ?」
まゆ「!!!」
まゆ「....」
359 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2019/06/24(月) 22:45:47.67 ID:GMPtBdGT0
P「どうした?」
まゆ「差し出された手を握るなんて、そんなこと....」
まゆ「恥ずかしくてまゆにはとても....////」
P「えぇ....」
P「お前の価値観どうなってんだよ....」
まゆ「別にいいんです!まゆは自分で未来を勝ち取りますから!」プクー
P「難儀なやつだなぁ....」
【完】
360 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2019/06/24(月) 22:46:31.56 ID:GMPtBdGT0
本日はここまでです、また明日書きます
361 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/06/24(月) 23:13:02.06 ID:4mFCYxkHo
おつまゆ
362 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/06/24(月) 23:18:07.56 ID:LSsjcGBf0
まゆゆゆが来たからままゆゆとかまままゆとか来るかと思った
363 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2019/06/25(火) 22:21:49.98 ID:ZGibmSxL0
書きます
25thまゆすき
>>364
364 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/06/25(火) 22:23:34.04 ID:0AfqU5XRo
まままま
365 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/06/25(火) 22:23:45.62 ID:DGqNvtpEo
まゆAA
366 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2019/06/25(火) 22:50:07.74 ID:ZGibmSxL0
まままま
P「ままま」
P「まままままま」
P「まままままままままままま」
まゆ「?」
まゆ「まゆを呼んでいます?」
P「ん?違うぞ」
まゆ「??????」
P「よーく見てみろ」
P「....」
367 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2019/06/25(火) 22:50:41.22 ID:ZGibmSxL0
P「ま〜ま
〜まま 〜ま
〜〜ま〜ま〜ま」
P「な?」
まゆ「な?と言われても....」
まゆ「私にはプロデューサーさんが『ま』を連発しているようにしか見えません」
P「なんだ、見えてるじゃないか」
まゆ「え?」
P「俺の発している『ま』をじーっと見続けていると」
P「何かに見えてこないか?」
まゆ「すみません、よく意味が分からないんですけど....?」
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