【モバマス安価】「まゆすき」から始まる平行世界多元宇宙パラレルワールド

Check このエントリーをはてなブックマークに追加 Tweet

199 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2019/06/14(金) 23:18:39.17 ID:rodl4tdZ0
まゆ「どうぞ♪」

P「いただきまーす」パカッ

P「おー鯖の塩焼きにプチトマトとレタスのサラダ、ハムにチーズを挟んだやつかー」

P「なんか偶然俺んちの冷蔵庫に入ってた材料と全く一緒だなあ」

P「偶然ってあるもんだなあ」

まゆ「うふふ」ウフフ

P「....」

P「うん、やっぱりまゆにヤンデレはこれ以上必要ないな!」

まゆ「?」

【完】
200 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2019/06/14(金) 23:20:00.00 ID:rodl4tdZ0
本日はここまでです、また明日書きます
201 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/15(土) 00:34:21.53 ID:0ZVLWzHjo
おつまゆ
202 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2019/06/15(土) 22:43:20.54 ID:oEB+OmcK0
1話書きます
15thまゆすき >>203
203 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/15(土) 22:43:53.54 ID:w5qa+Bzmo
ふゆすき
204 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2019/06/15(土) 23:58:58.42 ID:oEB+OmcK0
ふゆすき

P「びえ〜ん」

ちひろ「....」

P「びえ〜ん」

ちひろ「....」

P「すみませんちょっといいですか」

ちひろ「泣き真似で反応がないから正攻法で絡んできましたね」

P「いい大人がいつまでも泣き真似してるわけにもいかないんで」

ちひろ「いい大人は初めからそんなことしませんよ」
205 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2019/06/15(土) 23:59:51.18 ID:oEB+OmcK0
ちひろ「それでなんなんですか?」

P「まゆが靴下をくれなくなったんですよ」

ちひろ「もう一度」

P「まゆが靴下をくれなくなったんですよ」

ちひろ「私の聞き間違いではないんですね」

P「こんなにはっきりと言っているのに聞き間違えるわけないでしょう」

ちひろ「いきなりクビか逮捕の2択しか見えないことを言われたらそう思いたくもなりますよ」

P「もしかして靴下を俺が無理やり奪っているとでも思っているんですか?」

ちひろ「当たり前でしょ」
206 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2019/06/16(日) 00:00:29.55 ID:vDpJj4kB0
P「これはあくまでお互いの合意の上なんです」

P「したがって何も問題はありません」

ちひろ「お互いの合意がキッチリとなされているなら」

ちひろ「現時点で問題が発生していること自体がおかしいのでは?」

P「いやー、それはね、なんというか」

P「俺もまゆも人間ですからね」

P「想定外なことくらい起こりますよ」
207 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2019/06/16(日) 00:01:09.86 ID:vDpJj4kB0
ちひろ「まあ一応事情を聞いておきます」

P「ありがとうございます」

ちひろ「対応はそのあと判断します」

P「信用がなさすぎるなぁ」

P「事の発端は数か月前」

P「まゆの提案から始まりました」
208 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2019/06/16(日) 00:02:10.40 ID:vDpJj4kB0
〜数か月前〜

まゆ「年貢制度を始めませんか?」

P「??????」

P「今のご時世に年貢とはまた古いものを出してきたな」

まゆ「言葉は古いですけどやっていることは税金のようなものですから」

P「まあそれはいいとして」

P「俺は行政でもない一般ピーポーだぞ?」

P「年貢なんて徴収する意味がないし」

P「まゆからしても納める必要がないだろう」
209 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2019/06/16(日) 00:02:49.56 ID:vDpJj4kB0
まゆ「年貢は....」

まゆ「これです」ヌギヌギ

P「そ、それは!?」ゴクリ

まゆ「まゆが今日1日履いていた靴下です」

P「....そんなもんか」

P「俺も見くびられたもんだ」

P「担当アイドルのムレムレ靴下を欲するプロデューサーがどこにいる?」

まゆ「プロデューサーさんの性癖は重々理解しているので演技しなくて大丈夫ですよ」

P「めちゃくちゃ欲しい」

まゆ「そう言ってくれると思っていました」ニコニコ
210 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2019/06/16(日) 00:03:28.67 ID:vDpJj4kB0
まゆ「まゆの1日履いた靴下は1か月で約30足生産されます」

まゆ「その内1週間に1足、1か月で5足を」

まゆ「納めます」

まゆ「五公二十五民となります」

P「わざわざ年貢風の言い方に改めた結果ややこしいことになってるぞ」

P「しかし話は分かった」

P「俺はまゆから年貢としてムレムレ靴下を納めてもらうということでいいな」

まゆ「その代わり」

P「ちょっと待った」
211 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2019/06/16(日) 00:03:56.12 ID:vDpJj4kB0
P「年貢はお上が人民から徴収するものであって」

P「対価なんてものを人民側から要求するなんて聞いたことがないぞ」

まゆ「プロデューサーさん、それは遠い昔の話です」

まゆ「今の時代だからこそできる新しい年貢の形を」

まゆ「まゆは提示していきます!」

P「お、おう....」

P「(まあ靴下貰えるならどうでもいいか)」

まゆ「まゆが求めるのは....」

P「(貰ったやつはどうしようかなあ)」
212 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2019/06/16(日) 00:04:44.07 ID:vDpJj4kB0
P「(ストレートで口に含んで延々噛むか....?)」

P「(いやあえて放置しておいて熟成を進めるのもいいな....)」

P「(長時間煮込んでだしを取るってのも捨てがたい....)」

まゆ「聞いてますか?」

P「いや聞いてない」

まゆ「もう....」

まゆ「まゆが求めるのは」

まゆ「毎日おはようとお疲れ様のハグです!」

P「....」

P「俺の方が負担大きくない???」

まゆ「これくらい当然です!」
213 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2019/06/16(日) 00:05:51.02 ID:vDpJj4kB0
P「というかさ」

P「これもう年貢でもなんでもなくね????」

P「仮に年貢だとしても俺が納める側じゃね??????」

まゆ「....靴下」

P「明日からさっそくやっていこう!」
214 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2019/06/16(日) 00:06:42.29 ID:vDpJj4kB0
P「こんなことがありまして」

ちひろ「あの、2人して何やってるんですか?」

P「心底哀れそうに見つめるのやめてくれません?」

ちひろ「年貢って言葉の意味分かってます?」

P「まゆが言い出したんだから仕方ないでしょ」

ちひろ「はぁ....」
215 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2019/06/16(日) 00:07:21.62 ID:vDpJj4kB0
P「それで今回のトラブルなんですけど」

ちひろ「忘れてた」

ちひろ「話が長すぎてもう【完】のつもりでしたよ」

P「ひでえなあ」

P「ちひろさんの辛辣さは見逃します」

ちひろ「は?」

P「事件は先ほど起こりました」
216 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2019/06/16(日) 00:07:55.26 ID:vDpJj4kB0
〜先ほど〜

P「おはよう」ギュッ

まゆ「おはようございます////」ギューッ

P「さてまゆよ」

P「今週分の靴下がまだ納められていないんだが?」

まゆ「....」

まゆ「....まゆはもう」

まゆ「靴下を納めません!」

P「!?」
217 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2019/06/16(日) 00:08:49.40 ID:vDpJj4kB0
P「お前まさか....」

P「一揆か!?」

P「一揆の首謀者には厳罰が与えられると、知ってのことだろうな?」

まゆ「....ふふ」

P「何がおかしい」

まゆ「これを見てください」ペラッ

P「なんだぁ?謝罪にしちゃあ随分準備がいいなあ!」チラチラ

P「....これは!?」

まゆ「不輸の権を認める文書です」

P「んなにぃっ!?」
218 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2019/06/16(日) 00:09:32.74 ID:vDpJj4kB0
P「お前....一体何をした!」

まゆ「事務所の上の人と少しだけお話をしまして」

まゆ「この特権を頂きました」

P「お前から誘ってきたくせによくもまあそんなことを....!」ギリギリ

まゆ「『不輸の権』を発動!」

まゆ「このカードの効果により」

まゆ「まゆがプロデューサーさんに靴下を納める必要はなくなります!」

まゆ「またプロデューサーさんが毎朝毎夕行うハグはこれに含まれず」

まゆ「これからも変わらず実行してください!」

P「俺の1人負けじゃねーか!」
219 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2019/06/16(日) 00:10:12.91 ID:vDpJj4kB0
P「ね?酷いでしょ?」

ちひろ「途中から真面目に聞いていなかったので細かいことはわかりませんが」

P「聞けや」

ちひろ「合法的にまゆちゃんにハグ出来るって」

ちひろ「Pさんにとって負けなんですか?」

P「....」

P「よく考えれば勝ちですわこれ」

ちひろ「相変わらず熱くなると目の前のことしか見えなくなるんですねぇ」

P「これからは靴下じゃなくて直に嗅ぎまくろ」

ちひろ「通報秒読みですねこれは」
220 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2019/06/16(日) 00:10:48.64 ID:vDpJj4kB0
ちひろ「ねぇまゆちゃん」

まゆ「はい?」

ちひろ「まゆちゃんから誘ったのに」

ちひろ「どうして今になって策を講じてまで靴下をあげるのをやめたくなったの?」

まゆ「....」

まゆ「最初はプロデューサーさんが喜んでくれるし」

まゆ「まゆも嬉しいから良い制度だと思ったんです」

ちひろ「(あれが....?)」

まゆ「....でも」

まゆ「プロデューサーさん、まゆの靴下ばかりどんどん好きになって....」

まゆ「まゆのことを見てくれなくなったから....」

ちひろ「....」

ちひろ「(この内容なのにラスト普通に可愛いって反則ですね)」

【完】
221 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2019/06/16(日) 00:11:20.33 ID:vDpJj4kB0
本日はここまでです、また夜に書きます
222 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/16(日) 00:24:57.57 ID:e/IFdy02o
おつまゆ
223 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/16(日) 02:58:00.36 ID:s6yYOTf4o
おつふにゅう
224 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/16(日) 03:41:58.82 ID:8gi0Py+Io
結局名前部分変えでもままゆなんだな
・・・まぁふゆは別事務所だけど
225 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/16(日) 15:57:11.18 ID:cu9PuGmVO
懐かしいなぁ不輸不入
226 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2019/06/16(日) 21:51:50.27 ID:vDpJj4kB0
1話書きます
16thまゆすき >>227
227 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/16(日) 21:52:03.90 ID:SPxxNeEI0
まうすで
228 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2019/06/16(日) 22:31:19.32 ID:vDpJj4kB0
まうすで

ガラガラ

ちひろ「戻りましたー」

P「に〜ん〜げ〜んん〜〜〜〜〜〜〜」

まゆ「....」ポン

ちひろ「!?」

P「ご〜じぃゅう〜ねぇん〜」

まゆ「....」ポンッ

ちひろ「あ、あの」
229 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2019/06/16(日) 22:31:49.40 ID:vDpJj4kB0
P「げぇ〜〜て〜ん〜〜〜のうぅちぃ〜をぉ〜」

まゆ「....」ポン

ちひろ「ちょっと」

P「くぅ〜らぁ〜ぶぅ〜れぇ〜〜〜〜〜ばぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜」

まゆ「....」ポンッ!

ちひろ「ストップ!」

P「....」ピタ

まゆ「....」ピタ

ちひろ「....」
230 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2019/06/16(日) 22:32:23.33 ID:vDpJj4kB0
ちひろ「何事ですか?」

P「....」

P「見ての通り」

P「舞っていたんです」

ちひろ「は?」

ちひろ「さも当然のように」

ちひろ「P『舞っていたんです』」

ちひろ「じゃないですよ!」
231 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2019/06/16(日) 22:32:51.09 ID:vDpJj4kB0
まゆ「ちひろさん」

まゆ「これは幸若舞の演目の1つ」

まゆ「『敦盛』の一節です」

ちひろ「今その解説求めてません!」

ちひろ「というか」

ちひろ「まゆちゃんもまゆちゃんですよ!」

ちひろ「忙しい合間を縫ってまでPさんのくだらないお遊びに付き合う必要ありませんよ!」
232 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2019/06/16(日) 22:33:40.48 ID:vDpJj4kB0
まゆ「違うんですちひろさん」

ちひろ「違う?」

まゆ「プロデューサーさんは....」

まゆ「決して遊んでいるわけでも....」

まゆ「サボっているわけでもないんです!」

P「....まゆ」

ちひろ「はぁ....まゆちゃんは甘いですね....」
233 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2019/06/16(日) 22:34:39.68 ID:vDpJj4kB0
ちひろ「勤務時間中に敦盛を舞っているなんて」

ちひろ「お遊びかおサボり、それ以外の何があるって言うんですか?」

まゆ「....」

まゆ「プロデューサーさんは....」

まゆ「意図的に舞っているわけではないんです....」

P「....まゆ、それ以上は」

まゆ「プロデューサーさんがこのまま誤解されたままなんて」

まゆ「まゆは耐えられません!」

P「俺のことはいいから....」

ちひろ「?」
234 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2019/06/16(日) 22:35:16.92 ID:vDpJj4kB0
まゆ「約束を破ってごめんなさい....」

まゆ「でも、言わせてもらいます」

P「....」

まゆ「プロデューサーさんは....」

まゆ「プロデューサーさんは....!」

P「....」

ちひろ「?」
235 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2019/06/16(日) 22:36:01.79 ID:vDpJj4kB0
まゆ「素で舞っているんです....!!!」

ちひろ「?????」

ちひろ「素で舞う....?」

まゆ「はい」

まゆ「素で舞ってしまうんです....」ウルウル

P「っ....」

ちひろ「....」
236 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2019/06/16(日) 22:36:33.31 ID:vDpJj4kB0
ちひろ「いや、なんでシリアスな雰囲気になってるんですか?」

ちひろ「そもそも素で舞うってなんですか」

ちひろ「そんな言葉生まれて始めて聞きましたよ」

P「まゆの言葉の通りです」

P「俺は....」

P「素で舞ってしまうんです....!!!!!」

ちひろ「それは分かったのでもう少し細かい解説をですね」

P「ゆ〜〜〜ぅぅ〜〜〜〜めぇ〜〜〜〜まぁぼぉ〜〜〜〜〜〜ろしのぉ〜〜〜〜〜〜〜」

まゆ「....」ポン

ちひろ「いや突然再開しないでください!!!」
237 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2019/06/16(日) 22:37:12.32 ID:vDpJj4kB0
P「すみません」

P「素なんです」

まゆ「誰がどう見ても素です」

ちひろ「素って言えば許されると思ってませんか?」

P「逆に聞きます」

P「ちひろさんの素ってなんですか?」

ちひろ「私の素?」

ちひろ「それはまあ、あらゆることから解放されて」

ちひろ「自分の部屋で1人リラックスしている時なんじゃないですか?」

まゆ「そのように」
238 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2019/06/16(日) 22:37:40.76 ID:vDpJj4kB0
まゆ「素、というのは人それぞれですよね?」

ちひろ「そうですね、人の数だけ素があると言っても過言ではないかもしれません」

P「俺の素は舞いなんです」

ちひろ「前言撤回します」

P「ごとぉくぅなぁ〜〜〜〜〜りぃ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜」

まゆ「....」ポンッ!

ちひろ「....」

P「....」

P「素なんです」

ちひろ「....」
239 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2019/06/16(日) 22:38:41.07 ID:vDpJj4kB0
P「ひぃ〜〜〜〜〜とぉたぁ〜〜〜〜びしょぉ〜〜〜〜ぉうけ」

まゆ「....」ポン

P「めぇ〜〜〜〜〜〜〜〜〜せぬもののぉ」

まゆ「....」ポン

P「あ〜る〜べ〜きぃ〜〜〜〜〜〜かぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜」

まゆ「....」ポンッ!!!

ちひろ「....」
240 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2019/06/16(日) 22:39:20.04 ID:vDpJj4kB0
P「....」

P「どうでしたか」

ちひろ「早く仕事をして欲しいです」

P「了解です」

まゆ「....」

まゆ「....」ポンッ!

【完】
241 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2019/06/16(日) 22:39:51.42 ID:vDpJj4kB0
本日はここまでです、また明日書きます
242 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/16(日) 22:40:38.98 ID:ngU07hpOO
その発想はなかった
243 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/16(日) 22:41:12.07 ID:9Wjop+R6o
ポンッってしてるまゆかわ
244 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/16(日) 23:12:36.12 ID:SPxxNeEI0
おつおつ
245 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/16(日) 23:19:58.24 ID:e/IFdy02o
おつまゆ
246 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/17(月) 03:57:56.32 ID:vIE7T6szo
まうす-で でフ○ラじゃねーのか
247 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2019/06/17(月) 23:41:37.71 ID:LkukEsBv0
後ほど書きます
17thまゆすき >>248
248 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/17(月) 23:44:03.68 ID:OqGmh4Wz0
まゆうみ
249 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2019/06/18(火) 00:41:18.90 ID:uuQz9DxB0
まゆうみ

ちひろ「プロデューサーさんがトイレから出てこない?」

まゆ「はい....」

ちひろ「どうせまたサボってるんじゃないですか?」

まゆ「いえそれが....」
250 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2019/06/18(火) 00:41:48.66 ID:uuQz9DxB0
〜トイレ〜

P『ふんんんぬあぁあああああああああ!!!!!!!!!!!!!』

ちひろ「えぇ....」

ちひろ「絶叫してるじゃないですか....」

まゆ「そうなんですよ....」

ちひろ「いやいや、いくらなんでもこれは....」

P『ふんんうあああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!』

ちひろ「大の大人の出す声ではないでしょ....」

まゆ「普段は寡黙なプロデューサーさんが」

ちひろ「寡黙....?」
251 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2019/06/18(火) 00:42:31.38 ID:uuQz9DxB0
まゆ「これだけ大きな声を出すなんて....」

まゆ「きっと何か体調が優れないんだと思うんです....」

ちひろ「体調が優れないってレベルじゃないですよ」

P『あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!!!!!!!』

ちひろ「男子トイレの外まで聞こえてくるって相当ですし」

まゆ「心配です....」

まゆ「ちひろさん」

ちひろ「?」
252 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2019/06/18(火) 00:42:59.08 ID:uuQz9DxB0
まゆ「少し様子を見てきてもいいですか?」

ちひろ「そうですね....」

ちひろ「今中にはPさん以外いないみたいなので大丈夫ですよ」

ちひろ「さすがにただ事じゃないでしょうし」

まゆ「ありがとうございます」

まゆ「個室の外から声をかけてみます」

ちひろ「はい」

P『ふぐううううううううううううううううううううううう!!!!!!!!!!!!!』

まゆ「プロデューサーさん、大丈夫ですか?」
253 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2019/06/18(火) 00:43:29.10 ID:uuQz9DxB0
P『う、生まれた!?』

まゆ「どうしたんですか....?」

P『あぁ、まゆか....』

まゆ「今生まれたって....?」

P『いや、こっちの話だ』

まゆ「?」

P『俺の方は何も問題はないから安心してくれ』

まゆ「安心って....」

まゆ「あんなに大きな声をあげて苦しんでるじゃないですか!」
254 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2019/06/18(火) 00:43:58.12 ID:uuQz9DxB0
まゆ「まゆはとても心配です!」

P『まゆ....』

まゆ「無理はしないでください....」

P『あぁ』

まゆ「救急車を呼びましょうか....?」

P『いや、別に体調が悪いわけじゃないんだ』

まゆ「あんなに苦しそうにしていてそんな言い訳は通じません!」

P『本当なんだって』

まゆ「それなら理由を教えてください」

P『....』
255 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2019/06/18(火) 00:44:34.27 ID:uuQz9DxB0
P『....わかった』

P『....まゆの悲しむ顔は見たくないから話そう』

まゆ「プロデューサーさん....!」

P『俺はな』

P『まゆを産みたいんだ』

まゆ「え」

P『まゆはすごく可愛い』

P『仕事も頑張ってる』

P『俺を慕ってくれる』

まゆ「////」
256 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2019/06/18(火) 00:45:01.41 ID:uuQz9DxB0
P『そんな素敵な女の子が目の前にいると』

P『つい生みたくなっちゃうんだ』

まゆ「うむ....」

まゆ「あの、産む、というのは赤ちゃんを産むの産むですよね?」

P『もちろんだ』

まゆ「プロデューサーさんって、実は女性だったんですか?」

P『当然男だ』

まゆ「....」
257 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2019/06/18(火) 00:45:27.90 ID:uuQz9DxB0
まゆ「....言いづらいんですけど」

まゆ「男性は赤ちゃんを産むことが出来ないんです....」

P『....知ってるさ』

まゆ「じゃあなんで....」

P『俺達男性は』

P『体の構造上どんな奇跡が起こっても産むことはできない』

P『でも』

P『だからこそ』

P『最も愛おしい女性を』

P『この身体で』

P『産みたいんだ』

まゆ「プロデューサーさん....////」ウットリ
258 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2019/06/18(火) 00:45:53.26 ID:uuQz9DxB0
ちひろ「まゆちゃん、誤魔化されちゃダメですよ」

ちひろ「この人もっともらしい言葉並べてますけど」

ちひろ「要するにタダのド変態です」

まゆ「でも、これはプロデューサーさんからまゆへの」

まゆ「熱烈なラブコール....」

まゆ「決めました」

ちひろ「?」

まゆ「まゆも応援します!」

ちひろ「」
259 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2019/06/18(火) 00:46:24.03 ID:uuQz9DxB0
P『まゆ、嬉しいよ....』

まゆ「いえ、これもプロデューサーさんのため....」

ちひろ「変態を応援することが本人のためになるんですかね....」

P『じゃあ俺はまゆを産む作業に戻るから』

まゆ「私はここで応援しています!」

P『あぁ、よろしく頼む』

P『ふぅ..............................』

まゆ「....」ゴクリ
260 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2019/06/18(火) 00:46:57.11 ID:uuQz9DxB0
P『ふぐああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!』

まゆ「....がんばれ」

P『あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛っっっっっっっっっ!!!!!』

まゆ「....がんばれー!プロデューサーさーん!!!」

P『....ま』

P『まゆううううううううううううううううううううううううううう!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』

ちひろ「痔になりますよ」

【完】
261 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2019/06/18(火) 00:48:16.25 ID:uuQz9DxB0
本日はここまでです、また明日書きます
262 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/18(火) 01:02:27.10 ID:vEQsCihSo
おつひど
263 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2019/06/19(水) 00:44:04.47 ID:rosNwyWc0
書きます
18thまゆすき >>264
264 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/19(水) 00:46:30.87 ID:fhsl4N4vO
ふゆすき
265 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2019/06/19(水) 00:50:19.62 ID:rosNwyWc0
申し訳ありません、被りはなしにさせてください
266 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2019/06/19(水) 00:50:48.16 ID:rosNwyWc0
再安価 >>267
267 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/19(水) 00:54:29.62 ID:yPpJDcVJ0
まゆまま
268 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2019/06/19(水) 01:13:47.71 ID:rosNwyWc0
まゆまま

まゆ「まゆはまゆのままでいいんでしょうか」

P「突然どうした」

まゆ「まゆはアイドルです」

まゆ「幸運なことに今はたくさんの人に認めてもらえて」

まゆ「充実した生活を送ることが出来ています」

P「プロデューサーの俺が言うのもなんだが」

P「今言ったことは何も間違ってないな」

P「むしろもう少し良く言ってもいいくらいだ」

まゆ「ありがとうございます」
269 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2019/06/19(水) 01:14:16.15 ID:rosNwyWc0
まゆ「でも最近思うんです」

まゆ「アイドルをしている以上は」

まゆ「常に上を目指さなければならないのではないかと」

P「それはまあ、その通りかもしれないが」

まゆ「現状に満足をして」

まゆ「歩みを止めてしまってはいけないんじゃないかと」

P「うーむ....」
270 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2019/06/19(水) 01:14:45.32 ID:rosNwyWc0
P「まゆの言うことはわかる」

P「だが例えば」

P「今のまゆを脱ぎ捨て」

P「新たなまゆになったとして」

P「それが諸刃の剣ってことはわかってるだろ?」

まゆ「もちろんです」

まゆ「そしてそれが」

まゆ「失敗に終わる確率が高いということもわかっています」

P「....」
271 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2019/06/19(水) 01:15:18.82 ID:rosNwyWc0
P「....そこまで考えた上での発言なら」

P「俺はまゆの意志を尊重する」

まゆ「プロデューサーさん....」

P「今の時点で何か今後のプランはあるのか」

まゆ「....実は一つだけ」

P「聞かせてくれ」

まゆ「....」
272 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2019/06/19(水) 01:15:59.38 ID:rosNwyWc0
ゆ「『自身の担当プロデューサーさんと真剣交際している系アイドル』」

まゆ「というのはいかがでしょうか」

P「狂ってしまったの?」

まゆ「まゆは真剣です!」

P「真剣に交際しちゃダメだろ!」
273 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2019/06/19(水) 01:16:54.45 ID:rosNwyWc0
まゆ「『自身の担当プロデューサーさんと真剣交際している系アイドル』」

まゆ「というのはいかがでしょうか」

P「狂ってしまったの?」

まゆ「まゆは真剣です!」

P「真剣に交際しちゃダメだろ!」
274 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2019/06/19(水) 01:17:20.29 ID:rosNwyWc0
まゆ「考えてもみてください」

まゆ「アイドル戦国時代の昨今」

まゆ「既に一定の人気は得ているとはいえ勝算の薄い賭けを成功させるには」

まゆ「今までにない斬新さに加えて」

まゆ「アイドルとしての可愛さ、女性としての魅力が必要不可欠だと思うんです」

P「それが簡単に出来たら苦労しないだろ?」

まゆ「そこで先ほどの案なんです」
275 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2019/06/19(水) 01:18:01.68 ID:rosNwyWc0
まゆ「異性、しかも身内の男性と恋愛関係にあることを公言どころか」

まゆ「セールスポイントにするアイドルなんて前代未聞です」

P「セールスポイントになるのかそれは、むしろウィークポイントだろ」

まゆ「そして古くから言われている言葉」

まゆ「『女の子は恋をすると可愛くなる』」

まゆ「これでアイドルとしての正統派な魅力もゲットできます」

まゆ「いかがでしょうか!プロデューサーさん!」

P「ダメです」

まゆ「それじゃあ公言はの必要はないので」

まゆ「私とお付き合いしてください!」

P「ダメです」

まゆ「それじゃあもう結婚で我慢します....」

P「我慢する気ないだろお前」

まゆ「ちっ」プクー

P「最初からそれだけが目的だったなお前」

【完】
276 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2019/06/19(水) 01:18:29.06 ID:rosNwyWc0
本日はここまでです、また明日書きます
277 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/19(水) 01:19:29.80 ID:MdV9JvVQo
おつまゆ
278 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2019/06/19(水) 23:34:14.93 ID:ZuuU+TM/0
書きます
19thまゆすき >>279
279 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/19(水) 23:35:12.74 ID:yQjrz2K8o
まきわり
280 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2019/06/20(木) 00:13:50.70 ID:naasxvX00
まきわり

P「....」ブンッ

バキィ

P「....」ブンッ

バキィ

P「はぁ....はぁ....」

ちひろ「手が止まっていますよ」

P「....はぃぃ」
281 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2019/06/20(木) 00:14:51.91 ID:naasxvX00
P「....」ブンッ

カシュ

P「....」ブンッ

P「....」ブンッ

P「....」ブンッ

パキッ

P「はぁ....はぁ....」
282 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2019/06/20(木) 00:15:59.34 ID:naasxvX00
まゆ「ちひろさん」

ちひろ「なんですか?」

まゆ「プロデューサーさんは何をしているんですか?」

ちひろ「この人は今薪を割っているんですよ」

まゆ「やっぱりそうなんですね」

まゆ「でもどうして薪割りなんですか?」

ちひろ「何に影響されたのかは知りませんけど突然」

ちひろ「『キャンプファイヤーがやりたい』」

ちひろ「って言いだしたんですよ」

まゆ「随分と唐突ですね....」
283 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2019/06/20(木) 00:16:38.45 ID:naasxvX00
ちひろ「しなければならない仕事を残業して済ませる」

ちひろ「という条件付きで、薪割りを許可しました」

まゆ「プロデューサーさん自身が望んだことならまゆは応援しますよ」ウフフ

P「いや....まゆ....」

P「これキツすぎる....助けて....」

ちひろ「はいはい、キャンプファイヤーするんでしょ?」

ちひろ「自分で言いだしたことなんだから最後までやり遂げて下さーい」

P「鬼....悪魔....ちひろ....」

ちひろ「この斧いいですねぇ」ニッコリ

P「ふんっ!」ブンッ

パキン
284 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2019/06/20(木) 00:17:33.65 ID:naasxvX00
まゆ「普段働いている時より疲れているような気がします」

ちひろ「薪割りはトレーニングとして行っている人もいるくらいで」

ちひろ「かなりの運動量らしいですね」

まゆ「プロデューサーさん....そうまでしてキャンプファイヤーを....」

P「いや、もう、いいわ....」
285 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2019/06/20(木) 00:18:32.32 ID:naasxvX00
P「....」

まゆ「お疲れ様です、何か飲みますか?」

P「....いやいい、なんか疲れすぎて飲めない」

まゆ「そうですか、あ、タオルどうぞ」

P「あんがと」

P「....」

ちひろ「疲れすぎると黙っちゃうんですね」

P「....」
286 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2019/06/20(木) 00:19:32.82 ID:naasxvX00
ちひろ「ちなみになんですけど」

P「?」

ちひろ「薪って半年から1年は乾燥させないと使えないらしいですよ」

P「」

P「ぇぇ....?」

ちひろ「さ、1年後の楽しみもできたことですし」

ちひろ「仕事に戻りましょうか!」ニッコリ

P「」

まゆ「プロデューサーさん....」
287 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2019/06/20(木) 00:20:10.64 ID:naasxvX00
〜翌日〜

P「はぁ....」

まゆ「プロデューサーさん♪」

P「あぁ、まゆ....」

まゆ「昨日の薪なんですけど....」

P「?」

まゆ「全部乾燥させてきました!」

P「!?」

ちひろ「!!??!!??!?!?!?!?」

まゆ「これで今すぐにでも使えます!」
288 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2019/06/20(木) 00:25:23.40 ID:naasxvX00
P「ほ、本当だ....!」

P「カリッカリのパリッパリに乾燥してる....!」

P「切断面も間違いなく昨日の薪と同じだから、すり替えなんてチャチなもんでもない....!」

P「こ、これでキャンプファイヤーしてもいいのか!?」

まゆ「はい」

まゆ「あと、キャンプファイヤーを行っても良い場所を抑えておいたので」

まゆ「皆さんを誘ってそこでやりましょう♪」

P「まゆぅ....」ウルウル

ちひろ「(まゆちゃんってたまに人知を超えますよね)」

【完】
289 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2019/06/20(木) 00:26:02.77 ID:naasxvX00
本日はここまでです、また明日書きます
290 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2019/06/20(木) 21:22:28.80 ID:naasxvX00
後ほど書きます
20thまゆすき >>291
291 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/20(木) 21:24:18.16 ID:wjuFPG7Wo
やくすぎ
292 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2019/06/20(木) 22:35:13.93 ID:naasxvX00
やくすぎ

P「ぁぁ....」ションボリ

P「ぅぅ....」ゲンナリ

P「ぃぃ....」ヘナヘナ

まゆ「プロデューサーさん、元気ないですね」

P「あぁ、まゆぅ....」ガバッ

まゆ「きゃっ////」ポッ

まゆ「こ、こんなところでダメですよ....////」
293 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2019/06/20(木) 22:35:47.95 ID:naasxvX00
P「まゆぅ、まゆは俺のこと見捨てたりしないよなぁ?」

まゆ「?」

まゆ「当たり前じゃないですか」

まゆ「むしろプロデューサーがまゆに見切りをつけない限り」

まゆ「頼まれても離れませんよ....////」

P「ま、まゆぅっ!」ガシィ

まゆ「あぁっ////プロデューサーさん、激しい....////」ドキドキ

P「まゆにだけは話そう」

まゆ「はい....」ゴクリ
294 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2019/06/20(木) 22:36:21.02 ID:naasxvX00
P「俺」

P「....」

P「....後厄なんだ」

まゆ「あとやく?」
295 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2019/06/20(木) 22:36:47.79 ID:naasxvX00
P「厄年って言葉は聞いたことがあるだろう?」

まゆ「なんとなく聞き覚えはあります」

P「厄年ってのはその名の通り」

P「たくさんの厄が身に降りかかるとされている年のことなんだ」

P「そしてその厄が過ぎた次の年のことを」

P「後厄、という」

まゆ「後厄は何か違うんですか?」

P「一般的には、厄の恐れが薄れていくと言われている」

まゆ「なるほど....」
296 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2019/06/20(木) 22:37:30.32 ID:naasxvX00
まゆ「それじゃあどうしてあんなに取り乱していたんですか?」

P「....今朝な」

P「目が覚めたんだよ」

P「その時ふと思い出したんだ」

P「『あれ俺今年後厄じゃね?』」

P「と....」

まゆ「はぁ」
297 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2019/06/20(木) 22:38:11.56 ID:naasxvX00
P「もちろん厄年や後厄に科学的根拠なんてないし」

P「俺も今の今まで忘れていたことなんだが」

P「いざ意識をすると段々と怖くなってきちゃってな....」

P「それに、今朝はなんだか不幸なことが多い気がするんだ」

まゆ「不幸なこと?」
298 : ◆bL5b7ovQmQ [saga]:2019/06/20(木) 22:38:51.05 ID:naasxvX00
P「昨日の夜炊飯器をセットして朝炊けるはずだったご飯が」

まゆ「炊けていなかったんですか?」

P「おかゆになってた」

まゆ「消化にいいですね!」

P「トイレに入ったらトイレットペーパーが」

まゆ「切れていたんですか?」

P「シングルだった」

まゆ「使用量が少なくて済むのでシングルの方が少しお得なんですよ!」

P「電車に乗ったら」

まゆ「痴漢冤罪に巻き込まれたんですか?」

P「満員だった」

まゆ「いつものことですね!」
181.82 KB Speed:0.3   VIP Service SS速報VIP 更新 専用ブラウザ 検索 全部 前100 次100 最新50 続きを読む
名前: E-mail(省略可)

256ビットSSL暗号化送信っぽいです 最大6000バイト 最大85行
画像アップロードに対応中!(http://fsmから始まるひらめアップローダからの画像URLがサムネイルで表示されるようになります)


スポンサードリンク


Check このエントリーをはてなブックマークに追加 Tweet

荒巻@中の人 ★ VIP(Powered By VIP Service) read.cgi ver 2013/10/12 prev 2011/01/08 (Base By http://www.toshinari.net/ @Thanks!)
respop.js ver 01.0.4.0 2010/02/10 (by fla@Thanks!)