【ラブライブss】無限連鎖のワンダーゾーン

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1 : ◆rydVFq.TKw [saga]:2019/06/02(日) 03:56:57.42 ID:p+uTTMUmO
ラブライブ x シュタゲ

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1559415417
2 : ◆rydVFq.TKw [saga]:2019/06/02(日) 04:07:19.37 ID:p+uTTMUmO
ラブライブ予備予選結果発表の日
スクールアイドル研究部 部室

花陽  「い、いよいよ発表です」

ことり 「緊張するね」

穂乃果 「うう、心臓が飛び出しちゃいそうだよ」

にこ  「あんた達、予備予選くらいで何ビビってんのよ」プルプル

希   「そうやね、カードによると……」

穂乃果 「聞きたくなーい!」

花陽  「来ました!」

みんな  ガタッ

3 : ◆rydVFq.TKw [saga]:2019/06/02(日) 04:13:01.12 ID:p+uTTMUmO
花陽  「最終予選進出1チーム目は、A-Rise」

花陽  「2チーム目はEast Heart、3チーム目はMidnight Cats」

絵里  「最後は?」

花陽  「4チーム目は、み、みゅー」

みんな 「みゅー?」

花陽  「ミュータントガールズ」


穂乃果 「あっ」

海未  「終わりましたか? 終わりましたか?」

穂乃果 「終わっちゃったよ、海未ちゃん……予備予選突破できなかった」

ことり 「ホノカチャァン…」

みんな 「…」

4 : ◆rydVFq.TKw [saga]:2019/06/02(日) 04:17:19.93 ID:p+uTTMUmO
絵里  「みんな、元気出して。私たちは頑張ったじゃない」

花陽   シクシク

凛   「かよちん泣かないで、凛も…」

真姫  「もう、別にアイドル辞めるわけじゃないでしょー」

花陽  「でも、3年生は……」

真姫  「あっ」

絵里  「気にしないで、私はみんなとここまで来られて良かったと思ってる」

にこ  「つ、続けなさいよ、あんたたちは」ウルウル

希   「……」
5 : ◆rydVFq.TKw [saga]:2019/06/02(日) 04:20:44.69 ID:p+uTTMUmO
下校途中
ことほのうみ


海未  「こんな形で終わってしまって残念でした」


穂乃果 「もっといけると思ってたんだけどなー。
     世の中そんなに甘くない、か」


海未  「3年生のためにも優勝したかったですね」


ことり 「……ねえ。私たちはベストを尽くせたのかなあ」


穂乃果 「どういうこと?ことりちゃん」


ことり 「もっとできることはなかったのかなって、
     私がもっとちゃんと衣装のデザインを考えていれば……」
6 : ◆rydVFq.TKw [saga]:2019/06/02(日) 04:22:20.15 ID:p+uTTMUmO
海未  「それを言ったら私ももっと歌詞を頑張れたかもしれません。でも……」


穂乃果 「しょうがないよ、合宿の時は色々有ったから」


ことり 「もし、やり直すことができたら……」



秋葉原にて


ことり 「じゃあ、私は今日バイトだからここで」


穂乃果 「うん、頑張ってね」


海未  「また明日ですよ、ことり」
7 : ◆rydVFq.TKw [saga]:2019/06/02(日) 04:23:34.92 ID:p+uTTMUmO
メイドカフェ CURE MAID CAFE にて


チリン


ことり 「お帰りなさいませ、ご主人様。2名様でよろしいでしょうか?」


ダル  「た、ただいまでございまする」


オカリン「組織に追われている。隅の席に案内してくれ」


ことり 「はい。それではこちらのお席にどうぞ」


ダル  「は、はいい」


ことり 「ただいまお冷をお持ちします」
8 : ◆rydVFq.TKw [saga]:2019/06/02(日) 04:24:52.97 ID:p+uTTMUmO
ダル  「あ、あれが今アキバで伝説のメイド、ミナリンスキーたん。はあはあ」


オカリン「ダルよ、お前はフェイリス一筋ではなかったのか?」


ダル  「フェ、フェイリスたんは僕の嫁。ミナリンスキーたんは妹なんだお。

     ネットの噂によればまだJKだとか。はあはあ」


オカリン「この店はメイクイーン ニャン2のライバルだろう。

     浮気したらフェイリスが怒るんじゃないか?」


ダル  「お、オカリン!フェイリスたんには内緒にしてくれよ。ミナリンスキーオムライスを奢るから。


     タイムリープマシーンを完成させた僕には新鮮な癒しが必要なんだお」
9 : ◆rydVFq.TKw [saga]:2019/06/02(日) 04:26:01.44 ID:p+uTTMUmO
オカリン「そうだったなスーパーハカー。しかし過去に行って何をするか…?」


ことり (タイムリープ?過去に行く?)

    「お冷をお持ちしました。ご注文はお決まりですかあ?」


ダル  「あ、あの。ミナリンスキーオムライス2つください」


ことり 「はい。かしこまりましたご主人様」

10 : ◆rydVFq.TKw [saga]:2019/06/02(日) 04:26:56.15 ID:p+uTTMUmO
ダル  「ミナリンスキーたん、いいなぁ。はあはあ」


オカリン「ミナリンスキー? そうかっ」


 携帯を取り出す。


オカリン「俺だ、ロシアのエーージェントを発見した。

     タイムリープマシンが完成したことをもう嗅ぎつけたようだ。

     大丈夫だ、捕まるヘマはしない。計画通り忌まわしき過去を改変する。

     エル プサイ コングルゥ」

11 : ◆rydVFq.TKw [saga]:2019/06/02(日) 04:28:00.67 ID:p+uTTMUmO
ことり 「お待たせいたしましたあ。ミナリンスキーオムライスです」


オカリン「なっ、いつの間に! 水を持ってくるより早いではないか。作り置きか?」


ダル  「キター! ミナリンスキーたん直筆の(・8・)が書いてあるお!」


ことり 「あのー、ちょっとお話し、いいですかあ?」


ダル  「またキター! ミナリンスキーたん必殺の脳トロボイス!」


ことり 「今、過去を改変するって」


オカリン「さすがはロシアのエーージェント、優秀だな。

     しかしロシアにタイムリープマシーンの情報は渡せんのだ、第三次世界大戦が起こるからな、

     ワーッハッハッハ!」
12 : ◆rydVFq.TKw [saga]:2019/06/02(日) 04:28:39.65 ID:p+uTTMUmO
ことり 「オネガァイ」ウルウル


オカリン「な、なんだ脳が溶けるうっ! 

     俺だっ、今精神攻撃を受けているっ 卑怯なっ、だめだ、抗えない! 

     くっ、いかにもこの鳳凰院凶真率いる未来ガジェット研究所はタイムリープマシンの開発に

     成功したのだっ!」


ことり 「私に使わせてください! どうしてもやり直したいことが有るんです!」
13 : ◆rydVFq.TKw [saga]:2019/06/02(日) 04:29:46.99 ID:p+uTTMUmO
未来ガジェット研究所にて


紅莉栖 「それで連れてきちゃったわけ?」


オカリン「機密を守る為には仕方なかったのだ」


ことり 「突然すみません」


紅莉栖 「いいのよこいつらはHENTAIだから気にしないで。

     ことりさんだっけ、それで、タイムリープして何をしたいの?」


ことり 「ラブライブで… ラブライブで優勝したいんです!」


紅莉栖 「ラブラブ?」


ダル  「ラブライブは今日本で流行っているスクールアイドルの大会だお。

     全国のJKがミニスカートを履いて歌って踊るんだお。はあはあ」


紅莉栖 「HENTAI禁止」
14 : ◆rydVFq.TKw [saga]:2019/06/02(日) 04:30:56.56 ID:p+uTTMUmO
ことり 「私たちはμ'sというグループでラブライブを目指していたんですが、

     東京の予備予選で敗退してしまって……」


オカリン「ミューズ? ギリシャ神話か」


ダル  「東京は前回優勝のA-Riseを筆頭に激戦区だから勝ち上がるのは難しいお、常考」


ことり 「μ’sは1年生3人、2年生3人、3年生3人の9人のグループなんですが、

     3年生にとっては最後の大会だったのに、こんな形で終わってしまって」
15 : ◆rydVFq.TKw [saga]:2019/06/02(日) 04:32:13.69 ID:p+uTTMUmO
紅莉栖 「なるほどね、でも失礼だけど過去に戻れば勝てるの?」


オカリン「クリスティーナよ、ストレートすぎないか?」


紅莉栖 「厨二病には言われたくない。

     歌と踊りを上達させるには地道な練習しかなさそうだけど、

     タイムリープできる時間範囲は限られているから」


ことり 「あの、私たち山で合宿したんです。予備予選で歌う曲と歌詞と衣装を作る為に。

     でもうまくいかなくて。もしあの合宿をやり直せれば……」
16 : ◆rydVFq.TKw [saga]:2019/06/02(日) 04:33:34.73 ID:p+uTTMUmO
オカリン「合宿はいつだったのだ?」


ことり 「先々週の土日です。」


紅莉栖 「現在のタイムリープマシンでは最大23000分前に記憶を飛ばすことができる。

     えーと、今出発すれば合宿初日の夕方になるわね」


ことり 「すぐ行かせてください!」


ダル  「イカせてください!? 南氏、今のセリフをもう一回」


紅莉栖 「HENTAI禁止って言ってるでしょ。

     ことりさん、このマシーンはまだ安全性を検証できていないの。

     現在の記憶をデジタルデータ化して携帯電話を介して過去の脳に転送するのだけど、

     最悪、脳に損傷を与える可能性も」
17 : ◆rydVFq.TKw [saga]:2019/06/02(日) 04:34:29.63 ID:p+uTTMUmO
ことり 「オネガイシマァス」ウルウル


紅莉栖 「っ! 何なのこの脳が溶けるような声は?!」


オカリン「フハハハ、お前もかかったか、助手よ。

     これがリトルバードの特殊能力”脳トロボイス(メルティウェーブ)”だ」


紅莉栖 「エンドルフィンが強制分泌されてっ、多幸感が増していくぅ!」


ダル  「さすが脳科学專攻。解説乙」
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