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サトシ「アンサー・トーカー!」
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26 :
◆ONu7cWdlro
[sage]:2019/05/21(火) 23:37:08.35 ID:pfeTnF0IO
>>25
訂正
サトシ「そうすれば……アマージョがもっと強くなる切っ掛けになりハズだ!」
↓
サトシ「そうすれば……アマージョがもっと強くなる切っ掛けになるハズだ!」
27 :
◆ONu7cWdlro
[saga]:2019/05/22(水) 00:24:37.35 ID:Qjel/LhNO
……………
ガラガラ「ガラァラァァァア!!」ゴロゴロゴロ
カキ「ガラガラァァァ!!」
サトシ「……カキ!やんちゃなガラガラだけど……カキのポケモンになったことで、昔のやせいの本能を忘れてきてるみたいだ」
カキ、ガラガラ「!」
サトシ「……ガラガラはアローラの自然を感じられるところでトレーニングしたらすっげー強くなるぜ!」カキカキ
サトシ「これ、カキとガラガラのトレーニングメモ!」スッ
カキ「………一応もらっておいてやる。一応な!」スッ
マオ「あーあ、素直じゃないんだから」ヤレヤレ
カキ「う、うるさいな!」
サトシ「カキ、俺はアローラに来てから今まで……」
カキ「!」
サトシ「カキのことをアローラで一番のライバルだと思ってるよ!それはずっと変わんないぜ?」ニッ
ピカチュウ「ピッカー!」
カキ「………サトシ!それはアンサー・トーカーとしての"答え"か?」
サトシ「違うよ。俺の……サトシとしての答えだ!」
カキ「……いいのかサトシ?こんな……ライバルに塩を送るようなマネして?」ニッ
サトシ「……なぁに言ってんだよカキ?ライバルはすっげー強い方が燃えるだろ?」ニッ
サトシ「それに……俺はただみんなが強くなる切っ掛けの"答え"を出しただけだ!そっから先は自分次第!」
サトシ「みんながどこまで強くなるかなんて、俺のアンサー・トーカーでも答えは出ないよ!」ニッ
スイレン、マオ、マーマネ、リーリエ「!」
カキ「……サトシ、俺は強くなる!お前のアンサー・トーカーでも答えが出せないくらいにだ!」フッ
ガラガラ「ガラーラ!」
サトシ「ああ!俺もだよカキ!今よりもっと……強くなってやる!」ニッ
ピカチュウ「ピカー!」
マオ「……まったく!男子って素直じゃないんだから!」クスッ
リーリエ「ライバルというやつですね……素敵です!」ニコッ
スイレン「私たちも……負けられない!」
マーマネ「サトシの答え以上に強くなって、サトシをビックリさせてやろうよ!トゲデマル、クワガノン!」
トゲデマル「マキュキュ!」
クワガノン「クワッ!」
………………
……
…
28 :
◆ONu7cWdlro
[saga]:2019/05/22(水) 19:59:39.86 ID:fzhYVYMwO
一週間後
浜辺
ザザーン
スイレン「アシレーヌ!バルーン!」
アシレーヌ「シレーヌ!」プワッ
プワッ プワッ プワッ
サトシ「おぉ!赤に黄色にピンクのバルーン!スイレンすっげー!」キラキラ
ピカチュウ「ピカァ!」
ナギサ「イッブイ♪」
ロトム図鑑「記録!記録ロト!」パシャッパシャッ
スイレン「サトシがくれた特訓メニューのお陰!ね?アシレーヌ!」
アシレーヌ「シレーヌ!」
サトシ「スイレンが頑張ったからだよ!俺のお陰なんかじゃないよ!」
ピカチュウ「ピカァ!」
スイレン「あっ、ちなみにこのバルーン。赤がほのおタイプ、黄色がでんきタイプ、ピンクがフェアリータイプです♪」フッフッフ
アシレーヌ「シレーヌ♪」
ロトム図鑑「ビビッ!スイレンすっげー!ロトー!」キラキラ
ピカチュウ「ピッカー!」キラキラ
スイレン「ふっふっふ。うーそで………」
サトシ「ははは、嘘だろ?スイレン?」
スイレン「………………」ジトー
サトシ「ん?どうした?スイレン」
スイレン(サトシ……アンサー・トーカーになってから私の嘘に釣られなくなった……)
スイレン(寂しい……)ハァ
サトシ「スイレン?」
スイレン「理由当ててみたら?そのアンサー・トーカーで」ハァ
アシレーヌ「シレーヌ」ポンッ
サトシ「なんかごめん……」
29 :
◆ONu7cWdlro
[saga]:2019/05/22(水) 20:15:55.27 ID:fzhYVYMwO
ホウ、スイ「おねーちゃーん!」ダダダ
サトシ「!」
スイレン「ホウ、スイ……どうしたの?」
ホウ「おねーちゃんがボーイフレンドとすごい特訓するって言ってたから見にきたのー!」
スイ「すっごいはりきってたよねー!」
スイレン「ちょ////」
サトシ「ボーイフレンド?」
スイレン「あ、いや……その!ち、ちが…////」アワワ
サトシ「何が違うんだ?」
スイレン「え?」ドキッ
アシレーヌ「シレヌ!?」ギョッ
ロトム図鑑「……サトシー……ボーイフレンドの意味をちゃんと理解してるロト?」
サトシ「あったり前だろ?俺はアンサー・トーカーだぜ?」
スイレン「そ、その……サトシ…それってどういう…////」ドキドキ
サトシ「そのまんまの意味だよ」
スイレン「ぁ////」ドキドキ
ホウ「おねーちゃんおねーちゃん」クイクイ
スイレン「?」
ホウ「やっぱりおねーちゃんのボーイフレンドだったんだねー?」ヒソヒソ
スイ「おめでとー」ヒソヒソ
スイレン「えっと…………その……………うん////」ポッ
アシレーヌ「シレーヌ!」パチパチパチ
サトシ「ねぇスイレン!お腹空いたし、お昼食べに行こうよ!」
スイレン「うん!えへへ////」
ロトム図鑑「スイレンの機嫌がすっげーいいロトー」
ピカチュウ「ピカー」
ナギサ「イッブイ」
30 :
◆ONu7cWdlro
[saga]:2019/05/22(水) 20:28:22.84 ID:fzhYVYMwO
アイナ食堂
カランカランカラン
マオ「は〜い!」
スイレン「アローラ!マオちゃん!」
サトシ「マオー!ご飯食べにきたよー!」
ピカチュウ「ピカー!」
ナギサ「イッブイ!」
マオ「サトシ!スイレン!」
アマージョ「ッジョォ!」
サトシ「今スイレンと一緒にバトルのトレーニングしてたんだ!お腹ペコペコだよ〜」
ピカチュウ「ピカァ」
マオ「へぇー?二人で特訓の後の食事……ねぇ?」ニヤニヤ
マオ「スイレン、ひょっとしてサトシとデート?」ヒソヒソ
スイレン「うん////」
マオ「おぉー!やったね!スイレン!」
スイレン「ありがと、マオちゃん!」ニコッ
ナギサ「イッブイ!」
ロトム図鑑「サトシー!」ヒュー
サトシ「ん?どうしたロトム?」
「ロトムがいるからもしやと思ったが……」
サトシ「!」
ハプウ「サトシ!スイレン!久しぶりなのじゃ!」
サトシ、スイレン「ハプウ!?」
ピカチュウ「ピッカー!」
31 :
◆ONu7cWdlro
[saga]:2019/05/22(水) 20:36:52.22 ID:fzhYVYMwO
サトシ「ははっ!ハプウー!久しぶりじゃん!」
ピカチュウ「ピッカー!」
スイレン「今日はどうしたの?ハプウ!」
ハプウ「うむ、実はマオに……」
サトシ「マオにアイナ食堂で使うポニ大根を届けにきたんだろ?」
ハプウ「む!?う、うむ……そうじゃが……」
スイレン「マオちゃんの料理とハプウのポニ大根が合わさったら、敵無し無敵!」
スイレン「と、言うわけでマオちゃん!ポニ大根入りアローラシチュー大盛りで!」
サトシ「マオ!俺もそれで!」
マオ「オッケー!任せてよ!」グッ
アマージョ「ッジョ!」グッ
シェイミ「シェミー!」
32 :
◆ONu7cWdlro
[saga]:2019/05/22(水) 21:00:11.79 ID:fzhYVYMwO
…………
サトシ「うおぉぉ!マオのシチューすっげー美味い!」バクバク
スイレン「ハプウのポニ大根も最高!」バクバク
マオ「ふふっ、そう言われると作った甲斐があるよ」ニコッ
ハプウ「サトシとスイレンの食べっぷりは見てて気持ちがいいのじゃ!ポニ大根も喜んでおる!」ニコニコ
ロトム図鑑「ハプウー!ポニ大根にも感情はあるロト?」
ハプウ「当然なのじゃ!」ニコニコ
ロトム図鑑「ポニ大根にも感情がある。記録ロト!」ビビビ
ピカチュウ「ピカァ……」
サトシ「そうだ!マオ、ハプウ!これ!」スッ
ハプウ「? なんじゃこの紙?」ヒョイッ
マオ(まさか……)ピラッ
サトシ「マオの料理もハプウのポニ大根も今のままでも最高だけどさ!こうしたらもっと最高になるんじゃないかと思って俺なりに答えを出してみたんだ!」
マオ(うわっ……さっすがアンサー・トーカー……完璧なレシピ……)ゴクリ
ロトム図鑑「まさかついこの前まで料理をまったく出来なかったサトシが、マオに料理のアドバイスとは……」
スイレン「アンサー・トーカー……完全にチート」モグモグ
ナギサ「イッブイ!」
ハプウ「…サトシィ!お主、妾が丹精込めてゼンリョクで育てたポニ大根に文句でもあるのか!?」クワッ
サトシ「そ、そうじゃなくってさ!」ビクッ
スイレン「まぁまぁ、ハプウ。とりあえず見てみて。サトシメモ」ドードー
ハプウ「ぐぬぬ……!!もしもつまらぬ冷やかしならば、バンバドロでアローラの果てまで蹴り飛ばして……」ピラッ
ハプウ「!」
ハプウ(………な、なんじゃ!?この画期的なポニ大根の育て方は……!!)プルプル
サトシ「どう?ハプウ?」
ハプウ(……悔しいが……試してみたいのじゃ……この方法…)ゴクリ
ハプウ「………サトシ、少し見ぬ間に……いったい何故このような……」
ロトム図鑑「ハプウー!サトシはアンサー・トーカー!ロトー!」
ハプウ「は?アントカ?なに??」
マオ「ハァ……いくら相手がアンサー・トーカーとは言え……ちょっと自信なくすな……」
スイレン「マオちゃん!ポケモンバトルと同じ!そのレシピをどう活かすかは……マオちゃん次第!」グッ
マオ「スイレン……!」ウルウル
サトシ「あっ、そうそうハプウ!」
ハプウ「? なんじゃ?」
サトシ「ちょっと頼みたいことがあるんだけど………」
ピカチュウ「ピカー」
33 :
◆ONu7cWdlro
[saga]:2019/05/22(水) 21:29:43.65 ID:fzhYVYMwO
翌日
カキの家
モー モー
サトシ「なぁカキー!バトルしようせー?」
ピカチュウ「ピカァ!」
カキ「見てわからないかサトシ?俺は今仕事中だ!」ヨッショ
サトシ「明日のモーモーミルクの配達の準備?」
カキ「そうだ!そしてお前のアンサー・トーカーはこう言ってないか?バトルしようぜへの答えは"NO"だってな」
サトシ「わかったよ、んじゃ、俺も手伝うから終わったらバトルしようぜ!」スクッ
カキ「ん?ああ…」
サトシ「答えは"yes"だろ?カキ!」ニッ
ピカチュウ「ピカー!」
カキ「………たくっ…」ハァ
ガラガラ「ガラーラ」
サトシ「ん?ガラガラ……すっげー強くなったな!」キラキラ
ピカチュウ「ピカァ!」
ガラガラ「ガラーラ!」ドヤッ
カキ(! サトシのヤツ……ガラガラを見ただけで……)タラッ
サトシ「カキ……俺がメモしたトレーニング方法の5倍以上は……」
カキ「………リーリエが言ってたからな。本当に強くなりたいんならちっぽけなプライドは捨てろって」
サトシ「!」
カキ「……サトシ、お前に勝って……アローラリーグに優勝する為なら……アンサー・トーカーだろうがなんだろうがすがってやるさ」ヨッショ
サトシ「………へへっ」ニッ
カキ「……つーか、サトシ!手伝ってくれるのはありがたいが、喋ってないで……」
「サトシー!カキー!」
サトシ、カキ「!」
ロトム図鑑「大変ロトー!!」ヒュー
34 :
◆ONu7cWdlro
[saga]:2019/05/22(水) 22:06:46.44 ID:fzhYVYMwO
………
カキ「ホシー!何があったー!!」ザザッ
ホシ「うぅ……!ヒッグ……おにいぢゃん……」グスッ
ミルタンク「ミルー……」ウゥ……
ホシ「ミルタンクがぁ……!さっきがら苦しそうにしででっ!」グスッ
カキ「なに!?」
ミルタンク「ミルゥ……」ウゥ……
サトシ(これは……)スッ
ピカチュウ「ピカァ……」
ホシ「おにいぢゃん!ミルタンク……死んじゃうのかな……?」グスッ
カキ「大丈夫だホシ!ミルタンクは死なないよ」ニコッ
ホシ「おにいぢゃん……」
カキ「ホシは親父とお袋にこのことを伝えてジョーイさんを呼んできてくれ」
ホシ「う、うん……!わがった!」グスッ
ミルタンク「ミルゥ……」ウゥゥ……
35 :
◆ONu7cWdlro
[saga]:2019/05/22(水) 22:16:33.51 ID:fzhYVYMwO
………
ミルタンク「ミルゥ……」ウゥゥ…
カキ「……頼むミルタンク!何とかジョーイさんが来るまで持ってくれ……!」
サトシ「ピカチュウ!ピカチュウはこれとこれを頼む!牧場の側に生えてるハズだ!」
ピカチュウ「ピカァ!」
サトシ「ロトムはこれをー……」
ロトム図鑑「ボクにお任せロト!」ビシッ
カキ「! お、おいサトシ……いったい何を……」
サトシ「ミルタンクに薬を作るんだよ!」
カキ「薬……?」
サトシ「ああ!カキん家の近くにあるきのみやきのこでさ!ジョーイさんが来るまでの応急処置程度にしかならないかもしれないけど……」チラッ
ミルタンク「ミルゥ……」ウゥゥ……
サトシ「ミルタンクの苦しみを少しはやわらげてあげることができる!」
カキ「サトシ…………」
カキ「…………指示をくれサトシ!」
サトシ「! カキ………」
カキ「………これ以上は言わなくても"答え"がわかるだろ?」
カキ「アンサー・トーカー!」ニッ
サトシ「……ああ!」
サトシ「えーと、まずはー……」
……………
……
…
36 :
◆ONu7cWdlro
[saga]:2019/05/22(水) 22:32:34.96 ID:fzhYVYMwO
一ヶ月後
サトシ「いっけー!モンスターボール!!」
モンスターボール「」ヒュルル
コソクムシ「コソッ」スッ
サトシ(! これは避けられるな……)
サトシ「ピカチュウ!」クイッ
ピカチュウ「ピカ!」コク
ダッ
コソクムシ「コソー……」ソロー
ピカチュウ「ピカァ!」バシッ
モンスターボール「」ギュイン
コソクムシ「コソ!?」ビクッ
ゴツン
モンスターボール「」ウニウニ ウニウニ ポーン
サトシ「へへへ、コソクムシ、ゲットだぜ!」
ピカチュウ「ピッピカチュウー!!」
ロトム図鑑「サトシー!お見事ロトー!」ヒュー
サトシ「へへっ、サンキュー!ロトム!」
ロトム図鑑「コソクムシが逃げ出した軌道を先読みして、その方向にピカチュウがモンスターボールを弾く!」
サトシ「別に読みとかそんな高度な技じゃないよロトム」
サトシ「俺はただ……"このままだとモンスターボールはよけられる"、"どうすればモンスターボールがコソクムシに当たるか?"の答えを出しただけだよ」
サトシ「すっげーのは俺じゃなくて、俺の指示を読み取って合わせてくれたピカチュウだよ!な?ピカチュウ」
ピカチュウ「ピカピカ!」
ロトム図鑑「今日もサトシのアンサートーカーとピカチュウのコンビネーションはキレッキレロト!」ウンウン
37 :
◆ONu7cWdlro
[saga]:2019/05/22(水) 22:48:17.12 ID:fzhYVYMwO
ロトム図鑑「ところでサトシー!」
サトシ「ん?」
ロトム図鑑「ここ一ヶ月、アローラリーグへのトレーニングと同時に、アローラ中のポケモンをゲットしまくっているけれど、いったいどういう風の吹き回しロト?」
ロトム図鑑「まさか、リーグに向けてアンサー・トーカーのチカラでパーティを再構築……」
ピカチュウ「ピカァ!?」ビクッ
サトシ「なーに言ってんだよロトム!アローラリーグは今のメンバーで挑むに決まってんだろ?」
ピカチュウ「ピカァ」ホッ
ロトム図鑑「サトシのアンサー・トーカーによると、今のパーティならアローラリーグで優勝できるという"答え"が出てるロト?」
サトシ「……リーグはまだ参加者が揃ってないし、みんながどこまで強くなるかもわからない。それに……何よりバトルは何が起こるかわからない!だから……」
サトシ「やってみなくちゃ答えはでないさ」
サトシ「それに……"今のメンバーでアローラリーグを優勝する!"この答えを出すのがアンサー・トーカーとして……いや、ポケモントレーナーとしての俺の"答え"だと思うんだよ」
ピカチュウ「ピカァ!」
ロトム図鑑「なるほど、アンサー・トーカーになっても、やっぱりサトシはサトシロト!」
サトシ「へへへ、そっかな?」テレッ
ロトム図鑑「で、話しは戻るロト!何故サトシはアローラ中のポケモンをゲットして……」
サトシ「……ポケモンマスターへの"答え"はまだ出ない」
ロトム図鑑「!」
サトシ「………でも、これは何となくやっておかなきゃいけない気がするんだ……」
サトシ「今より一歩進むために!」
ロトム図鑑「一歩………」
ピカチュウ「ピカピ……」
38 :
◆ONu7cWdlro
[saga]:2019/05/22(水) 23:02:12.76 ID:fzhYVYMwO
ハラの家
ザッ ザッ
ハラ「………」ピクッ
ハラ「キミは……」スクッ
サトシ「ハラさん……バトルお願いします!」
ピカチュウ「ピッカ!」
39 :
◆ONu7cWdlro
[saga]:2019/05/22(水) 23:16:32.52 ID:fzhYVYMwO
…………
ハラ「ハリテヤマ……!」
サトシ(! つっぱりが来るな……!)
ハラ「つっぱり!!」
ハリテヤマ「ハリー!!」ダダダダダダ
サトシ「モクロー!!右、右、左、右、しゃがめ!」
モクロー「クロオォォォ!!」ババババッ
ハリテヤマ「ハリッ!?」スカッ
ハラ(ば、馬鹿な……!?つっぱりをすべて避けている!?)
ハラ(モクローのあの動き、前に見た時とは見違える程ですな…そして……)タラッ
サトシ「モクロー!!」
モクロー「クロオォォォ!!」
ハラ(サトシくんのあの指示……まるでつっぱりが何処に打ち込まれるのかわかっていたような……)
ハラ「まさか………」タラッ
サトシ「モクロー!セット!」チャキッ
ハラ「………ぐっ!ハリテヤマ!一度モクローと距離をとり、Z技を……」
サトシ「逃がさないぜ!」
ハリテヤマ「!?」ビクッ
モクロー「クロオォォォ!!」シュンッシュンッシュンッシュンッ
ハラ(モクローのあの動き……逃げ切れ……)
ハリテヤマ「ハ、ハリ……」
サトシ「モクロー!そこだ!ブレイブバード!!」
モクロー「クロオォォォ!!」ブォン
バキッ
ハリテヤマ「ハリー!」ドサッ
ハラ「……急所に一撃……ですな……」
サトシ「やったぜモクロー!」
モクロー「モクゥ!」ビシッ
ハラ(アレがあのモクロー……この短期間でいったいどんな鍛え方を……)
40 :
◆ONu7cWdlro
[saga]:2019/05/22(水) 23:32:24.92 ID:fzhYVYMwO
アーカラ島
ライチ「ルガルガン!!」ピカー
ルガルガン(昼)「ガル!!」
"ワールズエンドフォール!!"
ゴゴゴ
ロトム図鑑「でっかい岩ロトー!サトシー!!ライチのZ技がきたロトー!!」
サトシ「ああ、わかってるさ」
ライチ「サトシ!!これを受けられる!?」
サトシ「………メルタン」
メルタン「!」
サトシ「あそこを狙うんだ」スッ
メルタン「ギギ」コク
ライチ「いっけー!!」
ルガルガン(昼)「ガルッ!!」ブンッ
ゴゴゴ
ロトム図鑑「サトシー!!ワールズエンドフォールの巨大な岩が迫ってくるロトー!!」
サトシ「メルタン!ラスターカノン!!」
メルタン「ゴゴギー!!」ビー
ドカン!!
ピシピシピシ
ライチ「……な!?う、嘘でしょ!?」
ルガルガン(昼)「ガル……」
ピシピシピシ
ズゴーン!!
ロトム図鑑「ロロー!!メルタンのラスターカノンでワールズエンドフォールの巨大な岩が砕けたロトー!!」
サトシ「へへへ、ナイス!メルタン」グッ
メルタン「ギギ!」グッ
ライチ「……ワールズエンドフォールが……ラスターカノン一発で……」ガクッ
ルガルガン(昼)「ガル……」ガクッ
41 :
◆ONu7cWdlro
[saga]:2019/05/22(水) 23:45:45.65 ID:fzhYVYMwO
ポニ島
ハプウ「バンバドロー!」
バンバドロ「ドロー!!」ゴゴゴ
サトシ(10まんばりきか…)
サトシ「ニャヒート!!だいもんじ!!」
ニャヒート「ニャブァー!!」
ボボボ
ハプウ「ぬぬっ!そんなほのお、バンバドロの10まんばりきで返り討ちに…」
ボボボ
メラメラ
ハプウ「な、なんじゃあのほのおの大きさは……」タラッ
ボボボ
バンバドロ「ドロー!!」メラメラメラ
バンバドロ「」ドサッ
42 :
◆ONu7cWdlro
[saga]:2019/05/23(木) 00:06:53.50 ID:+EIur2jXO
ウラウラ島
ルガルガン「ガルッ!!」ブンッ
ワルビアル「ビアッ!?」バキッ
サトシ「いっけー!ルガルガン!そこだー!!」
クチナシ「…………………」
クチナシ(どうなってやがる……あのルガルガンの動き……この間の大試練の時とは大違いだ…)
クチナシ「……ワルビアル、一旦さが……」
サトシ「ルガルガン!一歩手前に詰めるんだ!ワルビアルを逃がすな!」
ルガルガン「ガルッ!」ダッ
ワルビアル「ビア!?」ザザッ
クチナシ「な、なんだと!?」
サトシ「いっけー!!」
ルガルガン「ガルァ!!」ドカッ
ワルビアル「ビア……」ドサッ
アセロラ「そこまで!勝者サトシとルガルガン!」
クチナシ(兄ちゃん……今、ワルビアルの動きを先読み……いや……)
クチナシ(俺がワルビアルにどう指示するかわかってやがったのか……?)チラッ
サトシ「へへへ!やったな!ルガルガン!」
ルガルガン「ガルッ!!」
クチナシ(………ポケモンへの的確な指示……そして、兄ちゃんのあの目……まさか……)
クチナシ「アンサー・トーカー………」ボソッ
サトシ「クチナシさん!バトル、ありがとうございました!!」ペコッ
ルガルガン「ガルッ!」ペコッ
クチナシ「………ん?あぁ……」
サトシ「? どうしたんですかクチナシさん?」
クチナシ「い、いや…なんでもねぇよ…」
クチナシ「ほらっ!バトルが終わったんだからさっさと帰んな!」シッシッ
アセロラ「まーたおじさんはそんなこという〜」ジトー
ミミたん「キュー」ジトー
クチナシ「………そんな目でみんな」
クチナシ(……ま、こんな短期間で兄ちゃんがアンサー・トーカーになれるハズねぇか……)
クチナシ「帰って昼寝でもするか……」
43 :
◆ONu7cWdlro
[saga]:2019/05/23(木) 00:23:36.51 ID:+EIur2jXO
そして……
サトシ「ピカチュウ!!10まんボルト!!」
ピカチュウ「ピィカァ……ヂュウゥゥゥ!!」バリバリバリ
シルヴァディ「ヴァアアアディ!!」バリバリバリ
グラジオ「シルヴァディーー!!」
マーマネ「あ、あれが10まんボルト!?嘘でしょ!?」
スイレン「10まんボルトよりおっきくて、1000まんボルトより小さい100まんボルト!!」
マオ「100まんボルトって……あんなモン、バンバン撃てるとか……」
リーリエ「サトシはいったいどんなトレーニングを……」ゴクリ
カキ「それでこそ俺のライバルだサトシ!」フッ
マオ「とか言いつつも実は内心焦ってるでしょ?」
カキ「そ、そんなことあるわけないだろ!」
マオ「アーハイハイ」
44 :
◆ONu7cWdlro
[saga]:2019/05/23(木) 00:42:28.03 ID:+EIur2jXO
ロトム図鑑「サトシー!ピカチュウ!お疲れロトー!」
スイレン「サトシ、カッコよかった////」
サトシ「へへっ、サンキュー!」
ピカチュウ「ピカァ!」
マーマネ「サトシ!もう人間じゃないね!」
サトシ「どういう意味だよ……」
ワイワイ
グラジオ「………くそっ!」ガンッ
グラジオ「……完敗だ……!ポニでバトルしてから……そんなには経ってないハズなのに……いったい何が……」
リーリエ「お疲れ様でしたお兄様」
シロン「コーン!」
グラジオ「………リーリエ……」
グラジオ「…………フッ、笑いたきゃ笑え。成す術もなく、サトシに完敗した不様な兄をな…」
リーリエ「………お兄様、論理的結論からいいますと……」コホン
リーリエ「サトシはアンサー・トーカーです」
シロン「コーン!」
グラジオ「! アンサー・トーカー……だと?」
45 :
◆ONu7cWdlro
[saga]:2019/05/23(木) 01:29:38.45 ID:+EIur2jXO
グラジオ「………アンサー・トーカー…確か、どんな疑問も瞬時に答えが頭に浮かび上がるというあの……」
グラジオ「………サトシがソレだと?」
リーリエ「はい、そうです」ニコッ
グラジオ「………リーリエ、冗談も休み休み言え。サトシに限ってそんなのあり得な……」
リーリエ「お兄様は…先ほどのサトシとのバトルを通してもあり得ないと言い切れますか?」
グラジオ「…………」
リーリエ「お兄様!今私たちは、サトシのアンサー・トーカーにより、私たちそれぞれに適したトレーニング方法を教えてもらい、メキメキ強くなっています!」
グラジオ「なんだと……?」
リーリエ「ですからお兄様!お兄様もアローラリーグに向け、サトシのアンサー・トーカーで……」
グラジオ「断る」
リーリエ「………え?」
グラジオ「………サトシがアンサー・トーカーだかなんだか知らないが……次会う時はこうはいかん」
グラジオ「………サトシが強くなったなら俺は更にその上をいく強さを手に入れるまでだ。サトシのアンサー・トーカーが答えを出せないくらいにな」
グラジオ「………そうサトシに伝えておけ、リーリエ!」
リーリエ「お兄様……」
グラジオ「………いくぞ、シルヴァディ」クルッ
シルヴァディ「ヴァディ……」ヨロッ
リーリエ「……お兄様は本当に頑固です!」プンプン
シロン「コン!」
46 :
◆ONu7cWdlro
[saga]:2019/05/23(木) 20:43:56.47 ID:+EIur2jXO
数日後
日輪の祭壇
ズガガガガ…
サトシ「………………」
ピカチュウ「ピッカー」バリバリバリ
カプ・コケコ「コケー!!」カッ
ピカチュウ「ピカ!?」
サトシ(強化されたピカチュウの10まんボルトが効かない……さすがカプ・コケコだよ)ゾクゾク
カプ・コケコ「コケー!!」ブンッ
バキッ
ピカチュウ「ピ……」ドサッ
ロトム図鑑「ピカチュウー!」
サトシ「よくやったな、ピカチュウ」ナデ
ピカチュウ「ピカピ……」
ロトム図鑑「サトシー!ゼンリョクの守り神はサトシのアンサー・トーカーを持ってしても勝てないロトー?」
サトシ「……前にリーリエが言ってたよな?アンサー・トーカー同士の闘いはより優れた答えを出した方が勝つって」
ロトム図鑑「そういえば……と、いうことはまさか!カプ・コケコは……!!」チラッ
カプ・コケコ「……………」
サトシ「……確かにカプ・コケコは俺のアンサー・トーカーの能力を持ってしても、ついてくのがやっとだよ!でも、それは……」
サトシ「単に俺やピカチュウとカプ・コケコの実力差がアンサー・トーカーじゃ答えが出せないくらいに開いてるのか……それとも、守り神ってくらいだし、カプ・コケコにはアンサー・トーカーと似たようなチカラが備わってるのか……」
サトシ「それはちょっと……わかんないけどさ?」
ロトム図鑑「カプ・コケコ……アンサー・トーカーのサトシでも答えが出せない存在とは…さすが守り神ロトー!」チラッ
カプ・コケコ「……………」
47 :
◆ONu7cWdlro
[saga]:2019/05/23(木) 21:30:19.07 ID:+EIur2jXO
サトシ「へへへ、やっぱりバトルはこうでなくっちゃ!」ゾクゾク
ピカチュウ「ピカァ!」
ロトム図鑑「サトシ……」チラッ
ロトム図鑑「! ビビッ!サトシー!」
サトシ「? なに?」ダラダラ
ロトム図鑑「血が……鼻血が出てるロトー!」
サトシ「いっ!?」ビクッ
ロトム図鑑「突然どうしたロトー?サトシ!もしかして……スケベなことでも考えていたロト?」ジトー
サトシ「そ、そんなんじゃないって!」
ピカチュウ「ピカピ……」
ギャー ギャー
カプ・コケコ「……………」
48 :
◆ONu7cWdlro
[saga]:2019/05/23(木) 21:52:19.49 ID:+EIur2jXO
翌日
浜辺
ザザーン
スイレン「……………」スッ
サトシ「……スイレン、あっちのポイン……」
スイレン「ごめん、言わないで!」
サトシ「!」
スイレン「…………たぁーっ!」ブンッ
ザバザバ
グイッ
スイレン「とぅっ!」グイン
コイキング「コッコッコ」ピッチピッチ
スイレン「残念、コイキング…」ハァ
ナギサ「イッブイ!」
サトシ「……なぁスイレ……」
スイレン「……確かに、サトシが言ったポイントで釣りをすれば、きっとすごいポケモンが釣れると思う……でも……」
スイレン「釣りは、何が釣れるかわかんないから面白い!そう思うの」ニコッ
サトシ「…………」
スイレン「! ご、ごめん!サトシのアンサー・トーカーを悪く言うとかそんなんじゃなくて!あ〜……もう何て言えばっ!」アセアセ
アシレーヌ「シレーヌ!」アセアセ
サトシ「……気にすんなよ!スイレンの言いたいことはわかるからさ?俺はアンサー・トーカーだぜ?」ニッ
ピカチュウ「ピカァ!」
スイレン「サトシ……」
サトシ「だからさ?そんな悲しそうな顔すんなよ!」ニッ
ピカチュウ「ピカピカ!」
スイレン「う、うん……」
49 :
◆ONu7cWdlro
[saga]:2019/05/23(木) 22:15:37.86 ID:+EIur2jXO
サトシ「うし!スクール行こうぜスイレン!このままじゃ遅刻……」
スイレン「……どうせ隠してもアンサー・トーカーで答が出ちゃうから言っとく」
サトシ「!」
スイレン「サトシ、アンサー・トーカーを手に入れてからはもう何をさせてもすっごい!みんなもサトシを前以上に頼りにしてる!でも……」
スイレン「……なんだか、サトシは辛そう…」
サトシ「……え?」ビクッ
スイレン「……私はアンサー・トーカーじゃないから"サトシがどう思ってるのか"何て正確な答えは出せない……でも……」
スイレン「……もし辛いんなら、相談してほしい!私やみんなに!いくらサトシがアンサー・トーカーだって、一人じゃ出せない"答え"だってあると思うの!だから……」
サトシ「スイレン………」
スイレン「そ、その!みんなも私も……辛そうにしてるサトシは見たくない!」
サトシ「!」
スイレン「だって……太陽みたいに元気で…明るいサトシが大好きだから!」ニコッ
アシレーヌ「シレーヌ!」
サトシ「…………いっ!?////」ビクッ
スイレン「ぁ……!いや、その///」モジモジ
アシレーヌ「シレーヌ!」ニヤニヤ
50 :
◆ONu7cWdlro
[saga]:2019/05/23(木) 22:43:44.99 ID:+EIur2jXO
スイレン(うぅ……し、しまった……!つい勢いで告白を……!/////)カァー
サトシ「…………」
スイレン(で、でも……よくよく考えれば、サトシはアンサー・トーカー!私がサトシを好きってキモチなんかとっくにバレて……)チラッ
サトシ(辛そう………か………)
ピカチュウ「ピカァ……」
サトシ(確かに、アンサー・トーカーは何でも解っちゃうし、すっげー便利なチカラだよ!このチカラがあったらきっといつかは……ポケモンマスターになれちゃうかもしんないな…でも……)
サトシ「…人生もポケモンバトルも…答が出ないから…何が起こるかわからないから面白い……のかもなぁ…」ボソッ
ピカチュウ「ピカ!」
スイレン「……え?」
サトシ「……へへっ、何でもないよ!」
サトシ「……サンキュー!スイレン!スイレンの方が俺よりよっぽどアンサー・トーカーかもな?」ニッ
ピカチュウ「ピカァ!」
スイレン(さ、サンキュー?それって、まさか…私とサトシ、両思い…////)ドキドキ
ロトム図鑑「スイレンは何か勘違いしてそうロト」
ナギサ「イッブイ!」
51 :
◆ONu7cWdlro
[saga]:2019/05/23(木) 22:59:09.51 ID:+EIur2jXO
ポケモンスクール
教室
ワイワイ ガヤガヤ
ククイ「………えー、じゃあこの問題をー……」
サトシ「…………」
サトシ(うぅ……まただ…頭が割れるように痛い……)ズキズキ
サトシ(それに……強烈な眠気………が……)ウトウト
………………
……
…
52 :
◆ONu7cWdlro
[saga]:2019/05/23(木) 23:15:21.30 ID:+EIur2jXO
…………
オキテ、サトシ……
サトシ「……うぅ……」ムクリ
サトシ「………ん?なんだここ……お花畑?」キョロキョロ
サトシ「……つーか、俺……さっきまで教室に……」
「やっと起きましたかサトシ…」
サトシ「………ん?」
リーリエ「………」ズーン
サトシ「リーリエ!なぁ、リーリエ……ここ、いったい………」
リーリエ「サトシ!寝坊とはいい度胸ですね!お仕置きです!」
サトシ「………は?寝坊?お仕置き?つーか、そんなことより……」
リーリエ「くらってくださいサトシ!!」ベチン
サトシ「げふっ!!」ドサッ
サトシ「お、おいリーリエ!いきなり何す……」ヒリヒリ
リーリエ「サトシがお寝坊したのでアホのビンタでお仕置きしたんです♪」ニコニコ
サトシ「は?アホのビンタ!?」ビクッ
53 :
◆ONu7cWdlro
[saga]:2019/05/23(木) 23:24:50.50 ID:+EIur2jXO
サトシ「お、おいリーリエ!いったい何が目的で……」
リーリエ「カキー!マオー!出番ですよー!!」
サトシ「!」
ガサゴソ
カキ、マオ「」ザッ
サトシ「カキ………マオ………な、なぁ……いったいここは……」
マオ「カキー!アホのサトシ発見だよー!」
カキ「よし!任せとけ!!」
サトシ「アホのサトシ!?」ビクッ
マオ「はいカキ!モンスターボール」スッ
カキ「サトシー!覚悟しろぉ!!アホのモンスターボールをお見舞いだ!!」ポイッ
ヒュー
サトシ「いでっ!!」ゴツン
サトシ「……いつつ……カキまで……何すん……」
「サトシー!!」
サトシ「」ビクッ
サトシ(この声………)チラッ
54 :
◆ONu7cWdlro
[saga]:2019/05/23(木) 23:38:36.39 ID:+EIur2jXO
スイレン、アセロラ「」ニコニコ
サトシ「スイレン、アセロラ……」ビクッ
アセロラ「スイレン!アセロラと協力してサトシにアホのビンタを食らわせてあげようよ♪」
スイレン「オッケー♪」
サトシ「…………………」
アセロラ「スイレン!アセロラは右から攻めるよ!スイレンは左からお願いね!」
スイレン「任せて!アセロラ!」スッ
ガシッ
アセロラ「! な、何するのよスイレン!?放してよ!!」
スイレン「……アセロラと協力してサトシにアホのビンタを食らわせる?それ、うっそで〜す♪」グググ
アセロラ「……な!?」
スイレン「サトシの恋人である私が、サトシにアホのビンタを食らわせるわけない!」ガシッ
アセロラ「くうぅ〜……!」ジタバタ
サトシ(恋人……?)
スイレン「……サトシ!!」
サトシ「……な、なに?」ビクッ
スイレン「アセロラの動きは止めた!今の内にアセロラにアホのビンタを食らわせて!!」グググ
アセロラ「は、放してよスイレン!!裏切り者〜!!」ジタバタ
スイレン「そもそも、元からアセロラとは仲間じゃない、むしろ敵!」ニヤリ
アセロラ「いやぁー!!」ジタバタ
スイレン「サトシ!速くアセロラにアホのビンタを!!」
サトシ「……嫌だよ……」
55 :
◆ONu7cWdlro
[saga]:2019/05/23(木) 23:55:08.95 ID:+EIur2jXO
マーマネ「サトシ!」ザッ
サトシ「……マーマネ…」
マーマネ「くらえっ!アホのビンタだよ!」バチン
サトシ「いだっ!ハハハ、もう意味わかんないよ……」
ピカチュウ「ピカピィ!!」ダダダッ
ロトム図鑑「サトシー!!」ヒュー
サトシ「! ロトム!ピカチュウ!」
サトシ「良かった!なぁ、これってどういう……」
ロトム図鑑「くらうロトサトシー!アホのビンタロト!」ペチン
ピカチュウ「ピカァ!」ペチン
サトシ「アハハ、そうくると思ったよ……」
……………
……
…
56 :
◆ONu7cWdlro
[saga]:2019/05/24(金) 18:52:29.48 ID:7GOJbeaY0
……………
サトシ「うおぉぉ!!アホのビンタぁぁぁ!!」ガバッ
スイレン、リーリエ、マオ、カキ、マーマネ「」ビクッ
サトシ「………って、あれ?ここ……教室……?」キョロキョロ
ククイ「サトシ!俺の授業中に居眠りとはいい度胸だなぁ?」
サトシ「居眠り………」
サトシ(そっか俺……居眠りしてたのか……じゃああれは夢……まぁ、だよな)ホッ
ククイ「サトシ!罰としてこの問題を解いてみろ」コツコツ
サトシ「!」
マオ「ポケモン図鑑に記載されているカプ・コケコの説明文を答えよ、かぁ……」
マーマネ「ま、アンサー・トーカーのサトシなら楽勝だね!」
リーリエ「論理的結論からいいますと、この程度ならアンサー・トーカーでなくても楽勝です」
カキ「リーリエの言うとおりだ。アローラに住む者なら答えられて当然だ!」ウンウン
スイレン「う〜ん……リーリエとカキを基準にされても……」
サトシ「……………」
ロトム図鑑「サトシー!アンサー・トーカーの能力でスパッと答えちゃうロトー!」
ピカチュウ「ピカー!」
サトシ「……えーと……」
57 :
◆ONu7cWdlro
[saga]:2019/05/24(金) 19:02:48.94 ID:7GOJbeaY0
サトシ「……そのー、すっげー強くてー!……カッコよくて〜!……メレメレの守り神で…」
ククイ「それで?」
サトシ「そ、それでその……」
サトシ(な、なんでだ?いっつもみたく答がババッと浮かんでこないぞ!?)
リーリエ「? アンサー・トーカーのサトシらしくない答えですね?」
マオ「てゆーか、これは〜」
マーマネ「う、うん……アンサー・トーカーらしくないっていうか……」
カキ「ハァ……やれやれ……」フッ
スイレン「………うん」
スイレン「いつものサトシ!」ニコッ
ピカチュウ「ピカァ!」
ロトム図鑑「サトシー!アンサー・トーカーはどうしたロトー!?」
サトシ「いやー……ハハハ…どうしたんだろ???」
こうしてサトシのアンサー・トーカーの能力は消え去った
おわり
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