【イナズマイレブンGO】天馬「記憶を失った世界で...」【安価】

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1 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/05/20(月) 08:50:51.79 ID:Ax89j7xD0
「「「「ジ・アース∞」」」」

天馬「なんとか、なるさああああっ!!」

「「「「うおおおおおおっ!!」」」」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1558309851
2 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/05/20(月) 08:56:39.18 ID:Ax89j7xD0
ピピピピ...ピピピピ...

天馬「・・・んんっ、」カチッ

まただ...またこの夢で目が覚めた。
知らない場所で、知らない人達とサッカーをやってる、そんな夢...

天馬「・・・結局11人全員打ってたシュート、あれは得点したのだろうか?というかそもそも何でサッカー?しかもいきなり終盤っぽいし」

AM7:00

天馬「・・・・いい時間だし、布団出るか」ゴソゴソ
3 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/05/20(月) 09:02:05.80 ID:Ax89j7xD0
俺の名前は松風天馬、とある高校に通う高校1年生だ。
実家は沖縄にあるんだけど、今は寮に入って生活している。
趣味はサッカー。見るのもやるのも大好きなんだ!
・・・・ドリブル以外あんまり上手くないんだけどね///

天馬が通う高校の名前、安価下
天馬が暮らしているのは何県?安価下2
4 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/20(月) 09:35:27.36 ID:RN9mFJX/O
稲妻高校
5 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/20(月) 09:37:59.12 ID:JlhQaByXO
静岡
6 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/05/20(月) 09:46:38.12 ID:Ax89j7xD0
〜稲妻高校〜

ガラララ...

天馬「おはよー」

「天馬、おはよう!」

教室の扉を開け、挨拶をすると親友がすぐに挨拶をくれた

天馬の親友、安価下
(※アースイレブンの誰かでお願いします)
7 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/05/20(月) 09:47:13.24 ID:/sCWYzjZ0
たくと
8 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/05/20(月) 09:55:33.76 ID:Ax89j7xD0
神童「天馬、今日は早いな」

天馬「拓人こそ、いつも本当に早いね」

彼の名前は神童拓人。神童財閥の御曹司で、俺のクラスメイトだ。
勉強、スポーツともに秀でた文武両道、しかも顔もいい!
これだけ揃った美男子だが、彼は常に怠けず、自分を磨くことを怠らない。
そして何より自分以上に他人に優しく出来る、所謂完璧超人だ!!
そんな拓人の趣味はピアノを弾くことなんだって。

神童「俺は今日日直だからな。朝から花壇に水をやったり黒板を綺麗にしたりと、やることがいっぱいあるから早めに来たんだ」ニコリ

天馬「うわ、この笑顔が眩しい!」

神童「天馬?」

天馬「いや、なんでもない...」

神童「そうか」

天馬「>>9
9 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/20(月) 12:03:55.68 ID:XANpoBFy0
ねえねえ、部活何にするか決めた?
俺は勿論サッカー部!
10 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/05/20(月) 12:16:52.33 ID:Ax89j7xD0
天馬「ねえねえ、部活何にするか決めた?俺は勿論サッカー部!」

神童「天馬はいつもサッカー部の練習を見に行ってたもんな」

天馬「うん!あ、もしかして拓人、家で習い事とかやってたり?」

神童「いや、俺は・・・」

キーンコーン!

拓人が何か言おうとした瞬間のことだった

『1年B組松風天馬君、神童拓人君、至急理事長室へ来てください』

天馬「・・・理事長、室?」

何故こんな朝早くから放送で呼び出しを受けたのだろう?
というか俺達何かしたっけ?
そもそもなんで理事長室?
色々と思うところはあるが、とりあえず呼び出された以上は無視できない。

神童「・・・行くしかないか」

天馬「だね」
11 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/05/20(月) 12:24:36.88 ID:Ax89j7xD0
〜理事長室〜

ガチャリ

天馬「失礼します」

理事長「これで全員揃ったな」

九坂「・・・なんすか朝から理事長来るように呼び出して」

座名九郎「一体どのようなご用件で?」

真名部「・・・彼らを含んで生徒はこれで13人目、こんなまとめて理事長室に呼ぶなんて一体何事ですか?」メガネクイッ

好葉「た、退学、とか...?」ビクビク

理事長「いや、退学ではないから安心したまえ」

理事長室に来てみると、既に俺以外に何人もの生徒が集まっていた。

理事長「君達をまとめて呼び出した理由についてだが・・・」

天馬「・・・」ゴクッ











理事長「このメンバーで静岡県内で開かれるサッカー大会に出て貰うためだ」

「「「「は?」」」」
12 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/05/20(月) 12:43:32.02 ID:Ax89j7xD0
真名部「・・・話が見えません。どうして僕達がサッカーの大会に参加する必要があるんですか?」

好葉「ウチ、サッカーやったこと、ないのに......」

鉄角「俺はボクシング部だし、大事な大会の前に既に試合の予定を組まれてるんだ。他のスポーツなんてやってられるかよ」

さくら「私も、サッカーやったことないですよ。新体操しかやって来ませんでした」

瞬木「個人競技の陸上でずっとやってきたのにいきなり転向はちょっと...」

理事長「だが既に大会にはこのメンバーで参加すると参加書に書いて提出してある」

「「「「はあっ!?」」」」

井吹「下らない。帰っていいか?」

理事長「駄目。なぜ君達にサッカーをやって貰うかと言うとだね...」

皆帆「・・・と、言うと?」

理事長「実は私がちょっと騙されて稲妻高校に借金を抱えてしまったんだ。このままでは廃校は免れないが、たまたま目にした雑誌にはこう書いてあった」

【第二回超次元サッカー超次元交流大会!】
優勝賞金・・・2億円+大手観光企業スポンサーが付きます

理事長「この大会で優勝すれば借金はギリギリで帳消しになるばかりか、学校にスポンサーが付いてくれる!一発逆転のチャンスなんだよ!」

皆帆「・・・事情はわかりましたが、どうして僕達に頼んだんですか?サッカーの大会なら、僕達よりもサッカー部に任せた方がいいのでは?」

理事長「サッカー部の顧問には馬鹿馬鹿しいと断られたのだ」

九坂「そりゃそっすよ。なんで理事長の借金問題に俺らが巻き込まれなきゃいけないんスかねぇ」

理事長「うるさい。とにかく大会は必ず優勝してくれたまえ。負ければこの学校は買収され、廃校という可能性もあるのだからな」

さくら「酷い話に巻き込まれたわね...」

鉄角「大人の汚い理由でスポーツすることになるとはな・・・・ハァ」
13 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/05/20(月) 12:48:19.96 ID:Ax89j7xD0
〜昼休み、屋上〜

天馬「とんでもないことになったね」

神童「ああ。まさか、学校の未来を担ってサッカー大会に出場することになるとは・・・」

天馬「俺は元々サッカーやりたかったし、大人の事情はともかくこの大会自体には前向きなんだけど、拓人は?」

神童「>>14
14 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/20(月) 12:50:39.55 ID:XANpoBFy0
俺もサッカーは好きだしお前と一緒にやるのも悪くないと思うが
どう考えても優勝は無理だろ
俺達はほぼ素人で他のみんなはサッカーのルールを知ってるかも怪しいくらいだ
15 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/05/20(月) 13:04:13.45 ID:Ax89j7xD0
神童「俺もサッカーは好きだしお前と一緒にやるのも悪くないと思うが、どう考えても優勝は無理だろ。俺達はほぼ素人で他のみんなはサッカーのルールを知ってるかも怪しいくらいだ」

天馬「うん。まあ、優勝は現実味ないよね...」

神童「だがまあ、やるからには出来る限り勝ちに行こう」

天馬「うん!」

こうして俺達の新たな挑戦が今、始まろうとしていた
16 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/05/20(月) 13:21:43.28 ID:Ax89j7xD0
〜放課後、理事長室〜

天馬「あの、俺達の練習についてなんですが・・・」

神童「グラウンドはいつ貸して貰えるんですか?流石に他の部の都合もありますから毎日とはいいませんが、何曜日にグラウンドが使えるかぐらいは・・・」

理事長「超次元大会用のサッカーチームは正式な部じゃないんだし、グラウンドを貸せるわけがなかろう」

真名部「そんな無茶な!僕達は何処で練習すれば?ただでさえ初心者の集まりなのにまともな練習場所も無しに時間をいたずらに消費したら、優勝の確率が0.0001%から0になってしまいます!」

理事長「・・・まともな練習場所を確保したら、優勝出来る確率はあるといいたいのか?」

真名部「奇跡が起これば、ですが確率上は有り得ないことではありません!」

((((いや有り得ないだろ...))))

天馬「本当に!?」キラキラ

神童「お前は信じるのか!?」

真名部「僕の計算に狂いはありません」メガネクイッ

理事長「まあそういうことなら、明日から1週間、河川敷を借りるとしよう。学校の金をギリギリで絞り出してそこまでしか持たないからな」

天馬「ありがとうございます!」

理事長「あ、因みにボール、スパイク、レガース、ユニフォームその他諸々は自費でな」

「「「「ええええええっ!!?」」」」

瞬木「勝手に参加させといて道具全部自腹!?家ただでさえ生活キツキツなのにそれは・・・」

神童「・・・道具代は神童財閥が出そう」

瞬木「マジで!?ありがとう〜...」ホッ

天馬「・・・グラウンドは明日からだけど、道具間に合うの?」

神童「スパイクやシューズ、ソックス等は市販の物で良ければ間に合うはずだ。試合用のユニフォーム製作は時間が掛かるだろうから、しばらくはジャージや、動きやすい格好で来てくれ」

天馬「ありがとう!本当拓人が居てくれて良かった〜」

瞬木「>>17
17 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/20(月) 13:35:21.09 ID:lntI1Q2iO
色々してもらって何か悪いな
18 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/05/20(月) 13:43:55.56 ID:Ax89j7xD0
瞬木「色々してもらって何か悪いな」

神童「これぐらいはお安い御用さ」

天馬「それじゃあ今日は軽く自己紹介して解散しよっか。俺は松風天馬、趣味はサッカーです!」

「「「「よろしく!」」」」
19 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/05/20(月) 13:44:25.98 ID:Ax89j7xD0
井吹・・・・・バスケ部
瞬木・・・・・陸上部
好葉・・・・・帰宅部
皆帆・・・・・帰宅部
真名部・・・・帰宅部
鉄角・・・・・ボクシング部
九坂・・・・・帰宅部
さくら・・・・新体操部
天馬・・・・・サッカー部(予定)
神童・・・・・(暫定)帰宅部
剣城・・・・・帰宅部
瞬木・・・・・陸上部
座名九郎・・・歌舞伎役者
信助・・・・・サッカー部(予定)
20 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/05/20(月) 13:50:25.81 ID:Ax89j7xD0
〜寮、自室〜

ガチャリ

天馬「うー、ただいま〜」

井吹「お邪魔します...」

さくら「へー、男子寮ってこんな感じなんだ〜」

井吹と野咲さんは親元を離れて寮暮らしをしながら部に専念している。
これからサッカー部に専念しようとしてた俺と同じだ。

さくら「男の子の部屋って、もっと散らかってるイメージあったんたけどな〜」

井吹「今年入ってきたばっかの新入生の部屋が散らかってるなんてそうそうあるかよ」

さくら「それもそっか!」

井吹「>>21
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