王位継承戦【安価スレ】

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12 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/08(水) 18:29:28.93 ID:/Y7fd61J0
名前:アレクセイ・フォーキン・リヒターハウゼン
序列:第3王子
年齢: 26
紋章位置:左手の甲
理念:自身の才能の証明、名君として歴史に名を残す
容貌: 銀の短髪、金眼、細身
性格: 自信に満ち溢れる一本芯の通った人物、明るく前向き
備考: 理念が自分本位気味だが、平和と幸福を望む人間
13 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/08(水) 18:34:46.62 ID:svDA+/mDO
名前 フリーデシルト・シュトライム・リヒターハウゼン
序列 第4王子
年齢 20
紋章位置 胸の中央
理念 文部両道で質実剛健な国を作る
容貌 緑色の髪をした小柄な青年 。顔が女顔なのを気にしている
性格 真面目で謙虚な好青年
備考 王位継承戦に疑問を持っており、兄弟姉妹で力を合わせられないか悩んでいる
14 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/08(水) 18:34:53.66 ID:IfmDCfnj0
名前:オスカー・シュミット・リヒターハウゼン
序列:第四王子
年齢:23
紋章位置:左頬
理念:人々が笑顔で暮らせる自由で平和な世界を創る
容貌:金髪で長身長髪の端正な青年
性格:城を抜け出しては毎日遊び歩いている放蕩王子。酒好き女好きで民衆からの評価はあまり高くない
備考:実は武術、学問共に優れた実力を持っている。しかし本人は面倒事を嫌って実力を隠している
15 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/05/08(水) 18:43:05.06 ID:pCYfNLF6O
先程書いたように次は従者です

普通のキャラでもいいし、王族を投稿してもいいです
↓5まで募集で、高コンマ順に主役組に配属します

名前:王族の場合は先程と同じようにお願いします
序列:ここは王族キャラを投稿する時のみ記載
年齢:
容貌:
性格:
備考:○○に拾われたとかは書かないでください
16 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/08(水) 18:50:22.40 ID:ydY+FtWIO
名前:アスラ
序列:アレクセイの従者
年齢: 30
容貌: 鍛え抜かれた肉体・日本男児的・男前な風貌
性格: 寡黙・大真面目・絶対的な忠誠
備考:刀と呼ばれる武器を使う
17 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/08(水) 18:51:53.19 ID:ydY+FtWIO
ごめん主従関係は決められないのな
序列の欄は無しで
18 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/08(水) 18:53:47.66 ID:jIFhUyxbo
名前:エリエッタ・フィオ・リヒターハウゼン
序列:第4王女
年齢:17
容貌:金髪ツインテール、筋肉質よりの標準体型
性格:ワガママ、障害や策略は真正面から強行突破する脳筋
備考:魔法の才能は全く無いが、武の才能は国の中でも五本指に入る実力者。
自分に王の器は無いと考えて継承戦は辞退したが、王となる者はもちろん自分より強くないとダメだろうと考えている傍迷惑な子。
19 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/08(水) 18:56:08.22 ID:whwi9X9vO
名前:マリー
年齢:18
容貌:黒髪ロングで左目がメカクレになっている
性格:「どうせ私なんか...」が口癖の卑屈な性格
備考:才能はあるが性格のせいで発揮できない
20 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/08(水) 19:02:34.45 ID:feCqbECQ0
名前:クロウド
序列:
年齢:60
容貌:丁寧に整えられた白髪と白髭を蓄えた老人 しかし体格はけっこうがっしりしている
性格:物腰穏やかで常に主をたてる
備考:若い頃は一流の密偵と暗殺者として活動しており、今でもその技術は衰えていない
21 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/08(水) 19:07:45.31 ID:c++cykhu0
名前:スタン・シュトライム・リヒターハウゼン
序列:第五王子
年齢:18
容貌:ややクセのある緑髪を肩まで伸ばして三つ編みに。垂れ目垂れ眉で気弱そうに見える
性格:まず理詰めで考える傾向があり、「平和」を完全に実現するのは不可能として各々の「平穏」を守るというポリシーから、自分でも王の器ではなく側で支えるポジションだなと理解している
備考:母はフリーデシルトと一緒だが血縁に関しては特に感慨は無く、兄弟姉妹の中でも好きな人は好きだし合わない人は合わない
22 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/08(水) 19:15:49.45 ID:c++cykhu0
あ、アレクセイとオスカーがいるからずれて第六になる?
23 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/05/08(水) 19:18:54.26 ID:pCYfNLF6O
あと二つくらい設定決めたら本編行きます

現在の国王ですが、男でも女でも問題ありません
↓3までに来た設定の中で最高コンマのレス採用

名前:
年齢:50以上でお願いします
紋章位置:刺青的な痣がどこにあるか。某傭兵アーサーの顔のアレをイメージしてください
理念:どんな政治をしているか
容貌:
性格:
備考:
24 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/08(水) 19:26:33.60 ID:/mVpEeME0

名前: グレンウィル・フェムト・リヒターハウゼン
年齢:59
紋章位置:左の手の甲
理念:特に暗君でも名君でもなく、悪政も重税もないが革新や変革もない不変の王
容貌:王国の平均的な容姿に平均的な体格、ただし威厳やカリスマ性はある
性格: 変化を恐れることなかれ主義
備考:本来は王になるはずではなかったが、候補者が不測の事態で全滅、望まぬ王になってしまった
25 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/08(水) 19:29:04.85 ID:/Y7fd61J0
名前: エクソダス・オクステット・リヒターハウゼン
年齢:60?紋章位置:右肩?理念:富国強兵、独裁?容貌: 白髪、長身
性格: やや独りよがりな面もあるが、非常に聡明な王と評される人物。苛烈な性格で、次の王を選ぶため兄弟を争わせる。
備考:若い頃は武闘派だった
26 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/08(水) 19:45:26.37 ID:whwi9X9vO
名前:オットー・フォン・リヒターハウゼン
年齢:56
紋章位置:うなじ
理念:どんな身分の者でも這い上がれる社会。そして、最終的には王座すら奪える人間を求めている
容貌:若々しい精悍な顔立ち・筋肉質・鎧を着用・白髪の総髪
性格:良くも悪くも実力主義者。 快活な性格だが、ナチュラルに人を傷つけることもある
備考:元々は争いを好まない性格だった
27 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/08(水) 19:48:10.88 ID:svDA+/mDO
名前 リリアーナ・サナン・リヒターハウゼン
年齢 55
紋章位置 額
理念 極端に保守的でも改革的でもない中庸な政治
容姿50代半ばとは思えない若々しい容姿だが、威厳を感じさせる風貌
性格 自分にも他人にも厳しい性格 中庸な政治も決して特定の層に靡かない信念があった
備考 先代王と致命的に仲が悪く、彼女が先代王を暗殺したと噂が流れる
28 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/08(水) 19:50:50.10 ID:besPdICV0
>>12で主人公に選ばれたのに王もID:/Y7fd61J0のキャラが選ばれたか…
29 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/08(水) 19:53:28.66 ID:/Y7fd61J0
>>1、問題なら>>25は飛ばしてください
30 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/08(水) 19:58:37.77 ID:svDA+/mDO
コンマの結果だし問題無いよ
31 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/08(水) 20:03:19.81 ID:whwi9X9vO
安価の連取りならともかく範囲内のコンマならしゃーないでしょ
そこは運だと割り切るしかない
32 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/08(水) 20:05:48.92 ID:DGfQN2/i0
同上、運が良かったねとしか
33 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/05/08(水) 20:06:52.71 ID:onTyiyZe0
コンマで決まってるのでこのまま行きます

最後は王都の募集です
↓3までの中で最高コンマのレスを採用します

名前:
立地:どんな場所に立っているか
形態:どんな街か
備考:
34 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/08(水) 20:12:02.27 ID:/mVpEeME0
名前:リヒトシュタイン
立地:鉱山地帯
形態:
大鉱山地帯の大山を一つ城砦都市にした自然の大要塞にして鉱業・工業の大拠点
備考:
鉱山による莫大な利益の一方で粉塵や水質汚染などの公害に悩まされている
35 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/08(水) 20:14:38.99 ID:svDA+/mDO
名前 アルセウス
立地 大陸の文字通り中心に存在する
形態 王城を中心とした城塞都市
備考 経済や物流の中心地でもあり東西南北に延びる大街道から人・物質・金が活発に出入りする
36 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/08(水) 20:18:31.24 ID:whwi9X9vO
名前:ハイネブルグ
立地:海から比較的遠い内陸部にあるが、海に通じる大運河に接している
形態:ヒトやモノが頻繁に行き交う国際都市
備考:中心部に王や王族が住まう城と豪邸がある
37 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/08(水) 22:40:13.53 ID:tQ70LpBy0
おっと、面白そうなスレに参加し損ねた、惜しい。
38 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/05/08(水) 22:45:06.41 ID:onTyiyZe0
超大国『イングリッド』の王都『アルセウス』。その中心には、王族が居住している王城が建っている。

築千年を間近に控えるその城は、年季を感じさせる風貌をしている。だが、未だに堅牢さは健在だ。

その一室。そこを住処とする第四王子は、だらしない大欠伸をしていた。

「ねっむ…。酒飲み過ぎたかなぁ」

ぼさぼさの頭を手櫛で整え、空になったワインボトルを執事に持たせる。

端正な顔立ちの美青年だが、だらしなさによってその美しさも台無しである。

「もうすぐ夕食でございます。お召し物を用意しておりますので、着替えてくだされ」

「あんがと〜クロウド〜」

ふらふら揺れながらも、慣れた手つきで着替えを済ませる第四王子。その左頬には、赤い刺青のような痣がある。

天認の紋章。それが、この痣の名前だ。

王族の血が流れる者は極稀に、赤子の時点でこの痣を持っていることがある。

この『天認の紋章』こそが、王位継承候補者になる条件である。どれほど優秀であろうと、この痣が無ければその資格を持たない。

尤も、王位継承候補者になるための証明のような物であって、上位存在であることを認める物ではない。

王子も王女も、痣があろうと無かろうと皆、王族でしかない。平時では平等な存在なのだ。

「ふぁぁ。面倒だよね、こういうのって」

「王族である以上、仕方のないことであります。オスカー王子」

第四王子『オスカー・シュミット・リヒターハウゼン』は片手を上げて扉に手を掛ける。

「じゃあ行ってくるよ。いつものアロマ、用意しといてね〜」

「かしこまりました」

執事はニッコリと微笑み、王子を見送った。
39 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/05/08(水) 22:45:53.68 ID:onTyiyZe0
第五王子『フリーデシルト・シュトライム・リヒターハウゼン』は職務を終え、外套を羽織る。

その表情は暗く、これから食事をする者の顔とは思えない。

「…主」

フリーデシルトの従者『アスラ』は、浮かない表情の主人に問う。その腰には一本の刀が差されている。

「…私は大丈夫だよ。要らない心配をさせてすまない、アスラ」

微笑して問題無いことを示すフリーデシルトだが、アスラには無理をしているようにしか見えなかった。

だが、口には出さず無言でフリーデシルトの横を歩く。本人が大丈夫と言うのなら、そうなのだろう。

「主。命を」

「…待機していてくれ。今、余計な火種を作るわけにはいかない」

「承知」

王族用の食堂の扉。その前で、フリーデシルトは大きな溜め息を吐いた。

蹴落とし合う者たちと共に食事をする。その心情はかなり複雑だった。

(…家族なのだから、手を取り合って進めればいいのに…)

その淡い希望を胸の奥に押し込め、中へと入った。
40 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/05/08(水) 23:19:14.81 ID:onTyiyZe0
黒髪を髪留めで纏め、純白のドレスを身に纏う第一王女『リーナス・プラトニエ・リヒターハウゼン』。

額には紫色の紋章があり、その瞳は紅玉のように麗しい。『絶世の美女』という言葉が相応しい女性だ。

「………」

瞳が光を帯び、消える。程なくすると、扉をノックする音が聞こえてきた。

「お待たせしました。リーナス様」

「そう畏まる必要は無いわよ、スタン。私たちは姉弟なのだから」

「いえ、候補者にそんな無礼な態度は取れません」

毅然とした態度で突っぱねる執事。彼もまた、王族である。

第六王子『スタン・シュトライム・リヒターハウゼン』。第四王子と同じ母から産まれた男だ。

彼は『天認の紋章』を持っていなかったため、候補者になることは叶わなかった。

尤も、彼にその気は無く、持っていたとしても、辞退するつもりだった。

スタンはスタンの理念に従い、リーナスの従者となることを選んだ。

姉であるリーナスもそのことは承知しているが、彼女にとっては可愛い弟なのだ。

「…強制はしないけれど、私の前ではもう少し年相応の振る舞いをしてほしいわ」

「お気遣い、ありがとうございます」

スタンの態度は一向に変わる気配を見せない。強く出るわけにはいかず、リーナスが折れた。

「…では、参りましょうか。週に一度の会食。遅れるわけにはいかない」

「はい」

第一王女と第六王子が、会食の間に身を投じた。
41 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/05/08(水) 23:20:16.65 ID:onTyiyZe0
もうすぐ会食が始まるというのに、第三王女は忙しなく城の中を走り回っていた。

慣れないドレスでもたつきながらも、懸命に人捜しをしている。ぜえはあと息が途切れているのも気にせず、ただひたすらに。

「あっ…!」

「うぅ…ごめんなさい…」

廊下の角を曲がると同時に、捜していた人とばったり出会う。第三王女『リメロン・ロメンス・リヒターハウゼン』は表情を綻ばせた。

「良かったぁ」

「私が探すって言ったのに王女様に迷惑を掛けて…どうせ私なんか…どうせ…」

うじうじと人差し指同士をくっ付けるメイド『マリー』。その拳から、ペンダントのチェーンが顔を出している。

「ううん…。私が落としたのが悪いから…。マリーのお蔭で、見つかったし…」

「ほら、仲直りのギューッ…!」

「うぅ…王女様の優しさが沁みる…!」

これでお相子と言わんばかりに、リメロンはマリーを抱き締める。マリーもまた、それに応えて手を回す。

二人はまだ気付いていない。この光景を使用人に見られていることを。

数日後、この光景を収めたブロマイドがプレミア価格で飛ぶように売れたと言う。
42 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/05/08(水) 23:35:42.79 ID:onTyiyZe0
「そらっ」

「…だーっ!負けたーっ!!!」

大の字で寝っ転がる第四王女『エリエッタ・フィオ・リヒターハウゼン』。その手には一般的な直剣が握られている。

「ふぃ〜…。剣術ならまだ俺に分があるな。流石俺」

同型の剣を地面に突き立て、水筒に入っている水を飲み干す第三王子『アレクセイ・フォーキン・リヒターハウゼン』。

その左手には『天認の紋章』が。彼もまた、王位継承候補者だ。

「拳闘なら負けないのにー!もう一回よアレク!」

「それはまた今度な。会食が近いからお着替えの時間だ」

「え?もうそんな時間?」

「お前なー。何時間斬り結んだと思ってんだ。これでも俺、剣術なら上位なのに」

「エリエッタ様は天才だもの。あんたにそうホイホイ負けてたまるもんですか」

「俺だって天才なんだぜ。まぁ、それだけ良い血筋ってことなんだろうが…っと」

エリエッタの手を掴み立ち上がらせる。そして、もう一つの水筒を渡す。

勢い良く流し込んでいく様子を見て、アレクセイは小さく笑った。

「何?なんか付いてる?」

「ってか、これただの水でしょ。蜂蜜檸檬が食べたーい!」

「シェフにでも言ってろ。俺が持ってるのはチョコだけだ」

「じゃあそれでもいいわ!早く頂戴!」

「しゃーないな。感謝しろよ」

「やったぁ!」

大きく開いたエリエッタの口にチョコレートを投げる。満足そうに、エリエッタはそれを咀嚼した。

(…色々な意味で、王族らしくねぇな。ま、そーいうとこが好きなんだけどよ)

次々とアレクセイの甘味を奪っていくエリエッタは、満面の笑みを見せた。
43 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/05/09(木) 00:06:39.99 ID:RRFY/rZ10
「では、此度も誰一人欠けることなく食を共に出来たことを神に感謝して、乾杯」

豪奢な椅子に座る、初老の男性。彼の合図と共に、王子たちはグラスを掲げた。

「乾杯」

「かんぱーい」

「…乾杯」

三者三様の反応を見せ、グラス同士がぶつかる音があちらこちらから聞こえる。

一人は無言で食を進め、一人は隣の姉と談笑する。一人は目の前の主と食事の交換をし、一人は周囲の様子を観察する。

初老の男性、イングリッド国王『エクソダス・オクステット・リヒターハウゼン』は、それを見てくつくつと笑う。

「親父どしたー?」

「ふ…。もうじき『王位継承戦』が始まるというのに、随分と余裕を見せるものだと思ってな」

「…父上の代では、他の候補者は落命した…と聞きましたが。それは真なのでしょうか?」

フリーデシルトの問いに、エクソダスは頷いて返す。フリーデシルトは黙りこくり、シャンパンを口にした。

「どのような理想を掲げようが、力が無ければ全てを喪う。そうならないよう、儂は力を手にした」

「貴様らにそれを強制しようとは思わんが、それがしきたりだからな。愚かだと断じたいなら、力を示せ」

勝者こそすべてだと、エクソダスは言い続けた。その言葉をどう受け止めたのか。それは、人によって違う。

「例えば、だけどさ」

「俺があんたを殺したら、その時はどうなるんだ?」

「兄上…!?」

アレクセイの質問に、フリーデシルトは狼狽える。リメロンはオロオロとし、リーナスは何も言わずにアレクセイを見つめる。

「その時は、アレクセイ。貴様が王となる。儂を、現国王を越えた証左となるからな」

「あっそ。ま、そうする気は"今は"無いけどな」

今は無い。だが、必要とあれば厭わない。犠牲を惜しんで、王になれるわけが無い。

時には非情にならねばならない。たとえ、最愛の人を喪う結果になるとしても。

(…俺がいる以上、そんなことは起こさせないがな)

矛盾する意志を秘め、アレクセイはクラッカーをつまみに赤ワインを味わった。


↓2に誰と会話するか
その議題も併記(今回含めあと二回)
44 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/09(木) 00:09:53.56 ID:E97IrEB8O
kskst
45 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/09(木) 00:14:53.42 ID:DWZJ+eNDO
リメロン
性格のことも考えて色々不安だろうが王位継承戦についてどう思うか
46 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/09(木) 00:15:55.08 ID:DWZJ+eNDO
↑みたいな感じでいいのでしょうか?
議題と合ってなければ安価下
47 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/05/09(木) 00:30:51.63 ID:RRFY/rZ10
「なーリメロン」

「ひゃいっ!?」

同列の王女に声を掛けた第三王子。王女は素っ頓狂な声を上げ、小さく跳ねた。

「おいおい。そんな怖いのか俺」

「こ、怖いわけじゃない…わけじゃないですけど…」

「…あー。すまん、さっきのアレか」

先程、堂々と殺します宣言をしたからか、少しばかり恐怖心を持たれてしまった。

自分もそうなるからなのか、他の人がそうなるからなのか。そこまでは定かではないが。

(リメロンのことだ。身内同士で殺し合う可能性がある…それが嫌なんだろうな)

他人のことを想える優しさを持った彼女なら、それに忌避感を感じて当然だ。

だが、優しいだけでは政治は出来ない。何かを切り捨てる決断をしなければならない時が来る。

その時、彼女は決断出来るのだろうか。

(それじゃ駄目なんだぜ。優しさってのは、毒にもなり得る。…それを知らないほど、馬鹿じゃねぇか)

そう理解しつつも、念のために本心を問い質す。もしもの時は、退場することも考えてもらう。

「リメロンが心配するのはよく分かるよ。俺だって、好き好んで家族と戦り合いたくはないしな」

「だけどさ。俺たちはその義務を背負っちまったんだ。やるしかない状況にある」

「………」

「…お前はどう思ってる?この継承戦を」

「俺は…まあ、仕方ないと思ってる。そうやって色々なもんを乗り越えて、今までの王様も統治してきたわけだしな」

「王になりゃ、理不尽なことも出てくるだろ。その時に役立つのなら、逃げるわけにはいかないと思うぜ?」

リメロンにも、何かしらの理念はあるはずだ。

それを引き出す。継承戦はもう始まっているのだ。カードはなるべく増やしておきたい。
48 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/05/09(木) 00:43:15.95 ID:RRFY/rZ10
「すぅー…はぁー…」

数度の深呼吸を介し、心を落ち着かせるリメロン。目を閉じて数秒沈黙した後、ゆっくりと口を開いた。

「…私は、戦いたくない、です…。出来ることなら、お兄さんたちとも平和的な関係を築きたいです…」

「…でも。だけど。私もちゃんと考えてます。護りたい人が、助けたい人がいます」

「だから、逃げません。…『天認の紋章』を授かった…ということもありますけど。もし無かったとしても、私は…」

勇気を振り絞って言葉を紡いだのか、顔が紅潮している。少しだけ瞳を潤ませながら、真っ直ぐとこちらを見つめていた。

あの引っ込み思案なお嬢ちゃんがよくもまあと感心しつつ、アレクセイはコクリと頷いた。

「…それだけ覚悟があんなら大丈夫だ。意地悪して悪かったな。お兄ちゃんを赦しておくれ」

「あ…いえっ…!アレクセイ兄さんは悪くないですよぅ…!」

「…ホント優しいねぇ。涙出てきそう」

普通であれば小言一つ漏らす筈なのだが、そこで相手を擁護するところが彼女らしいとも言える。

継承戦に向いているわけではないが、資格が無いわけでもない。

彼女もまた、立派な『候補者』だ。


↓2に誰と会話するか
その議題も併記(今回含めあと一回)
49 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/09(木) 00:44:09.97 ID:E97IrEB8O
ン加速するゥ
50 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/09(木) 01:10:22.04 ID:tHXVlWUr0
エリエッタ
このワイン何か変な味しない?
51 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/05/09(木) 01:28:24.88 ID:RRFY/rZ10
満足のいく答えを聞いたアレクセイは、上機嫌でワインを飲む。今回はつまみ無しだ。

「…ん?何だ、この味」

赤ワイン特有の渋みの奥底に、何かが混じっている。酔っていたら知覚出来ないほど、僅かな違和感。

「エリエッタ、ちょっと飲んでみてくれ」

「はぁ?私まだ未成年なんだけど」

「そうか、お前まだ17だもんな」

「…貸して、アレクセイ」

「あいよ、リーナス姉さん」

手を出したリーナスにワインの入っているグラスを渡す。リーナスの視線はワインに集中し、瞳が紅く光る。

視界の色が褪せ、モノクロの世界が広がる。その中で、ワインがぼんやりと光を放っていた。

「………」

「姉さん?ねーさーん?」

「…これは…毒物…?遅効性の物かしら…」

「うぇ、俺飲んじまったよ」

「俺も毒見するよ〜」

「あっ、オスカー駄目」

「………」

「不味い。これ駄目なやつだねぇ〜」

「はぁ…。オスカーは後で姉さんの部屋に来て。解毒するから」

「俺も解毒いい?」

「…そうね。保険でアレクセイにも掛けておきましょう」

アレクセイは(自称)天才なので、生半可な毒は効かない。それは、エリエッタも同じだったりする。

「…誰が入れた?兄上に毒は効かないというのに…」

何事も無かったかのように会食が進んでいく中、フリーデシルトの疑念は尽きなかった。
52 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/05/09(木) 01:35:54.11 ID:RRFY/rZ10
「誰だよ、俺のワインに毒入れた奴」

自室に戻ったアレクセイは、独り言ちながら服を脱ぐ。暗闇の中で、月光を反射した銀髪と金色の瞳が光る。

露わになった上半身は、細身であるのに引き締まっていた。

「ま、死ななかったならそれでいいか。リーナス姉さん様様だ」

殺されかけたというのに、軽く流してアレクセイはベッドに身体を預ける。

普段と変わらない態度だが、目だけは違っていた。普段の巫山戯た態度とは裏腹に、酷く冷ややかな視線をしていた。

(殺しに来るなら、正々堂々と来てもらいたいもんだ)

心当たりのある顔を思い出しながら、アレクセイは就寝した。

その夜、使用人が一人自害した。
53 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/05/09(木) 01:36:35.26 ID:RRFY/rZ10
キョウハココマデ
54 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/09(木) 03:59:22.24 ID:vXb3PT8R0
乙。
55 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/09(木) 07:33:32.54 ID:K8+lDrpUO
登場人物多くて覚えられないからどんどん殺しまくろう
56 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/09(木) 07:52:10.36 ID:8zNdkRiQ0
この程度の人数も覚えられない馬鹿はSSに参加しなくてもいいので
57 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/09(木) 08:03:48.04 ID:DWZJ+eNDO

これからどんな物語になっていくのか気になる
58 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/09(木) 22:58:53.09 ID:nxbE0QmH0
ツギハイツカラ
59 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/05/09(木) 23:56:04.71 ID:cGpBAn8K0
今帰宅して時間的に厳しそうなので明日ですかね
申し訳ない
60 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/10(金) 00:24:38.30 ID:KgelKqiDO
>>1のペースでいいのでのんびり待ってます
61 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/10(金) 23:18:51.94 ID:4v8RPojZo
ただ待ってるのもあれだからお節介で王族まとめといた
第一王子 ?
第二王子 ?
第三王子 アレクセイ(26)
第四王子 オスカー(23)
第五王子 フリーデシルト(20)
第六王子 スタン(18)

第一王女 リーナス(28)
第二王女 ?
第三王女 リメロン(18)
第四王女 エリエッタ(17)

期待して待っとるよ
62 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/05/10(金) 23:38:02.16 ID:qvq30evR0
天才の朝は早い。天才アレクセイの朝は、一杯の天然水から始まる。

とあるダンジョンの最奥部で採れた新鮮な水が、天才の身体を覚醒(めざめ)させる。

「アレク、おはよ」

「よぉエリエッタ。今日も元気そうで何よりだ」

「エリエッタ様は何時でも健康体よ。あんたと同じ天才だからね」

「確かに。天才は病気如きには罹らないからな。ハッハッハッハ」

「ふっふっふっふ」

二人して、ふんぞり返って笑う。傍から見れば異様な光景であるが、二人にとっては日常茶飯事だ。

「…じゃなくて。使用人が一人自殺したらしいわよ」

「ほーん」

「死因は服毒自殺。検出されたのは、あんたが飲んだのと同じものだって」

「って言われてもな。使用人は継承戦とは無関係だし…。生きるのに疲れたのかねぇ」

あくまでも、継承戦は身内でやるもの。使用人や民間人等に被害を出さないようにするのは『暗黙の了解』である。

それを破ったところで、何か刑罰が科されるわけではないのだが。国民を守るのが王である以上、無用な犠牲を出してはならない。

何かしらの意図を感じる事件だが、情報が殆ど無い以上、詮索することは得策とは言えない。

「…頭を使うのは、俺にゃあ似合わねえ。やれることをやっていこう」

リーナスは平時と変わらず、辺境の被災地の訪問や貧困層の援助に従事している。

リメロンは何をしているのか不明だが、彼女のことだから良いことをしているに違いない。

フリーデシルトは領土内の諍いを治めるために東奔西走しているそうだ。

オスカーは、どうせ女遊びでもしているのだろう。

「…継承戦が開始されるのは来月。建国記念の祭典が終わってからだ」

それから先は、気まずい状況が続くだろう。迂闊には他の王子、王女たちと関われなくなる。

「ま、しゃーねーか。それが王位継承戦。国の未来を左右する重要な戦いなんだからな」

割り切らなければ、終わってしまう。それだけは、心に留めておかねばならない。


↓2 自由安価 四回行動後に建国記念祭典 その次の行動から継承戦開始
63 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/10(金) 23:41:39.47 ID:KgelKqiDO
ksk
64 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/10(金) 23:43:50.40 ID:aebvEVls0
リーナスと毒の件について会話
65 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/10(金) 23:45:15.14 ID:sesayWk70
リメロンとマリーと一緒に教会の主催の慈善活動を手伝うことに
66 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/05/11(土) 00:04:48.27 ID:DsbIgHCy0
>>61、王族まとめありがとサンガツ


「とはいえ、俺を暗殺しようとした奴がいるってのは事実なんだ」

「まあ、そうね。メリットがあるかは兎も角」

「大有りだお馬鹿ちゃん。俺が死ねば、継承権を持つ人間が一人減るだろ」

そうなれば、自身が当選する確率が上昇する。もっと言えば、敵を減らすことが出来る。

「一般人が直接王族を狙うのは無理がある。城の中だったら尚更だ」

「つまり、他の候補者の配下がやった…ってこと?」

「断定は出来ないな。『知り合いに頼まれてやった』ってパターンもあり得るし、そもそもの道具が、毒が何なのかが分からない」

「特定の地域でしか生産されてないのなら、絞り込むことは出来る。手法が独特だったりすれば、それも足掛かりになるんだ」

「…話がちょっと逸れたな。とりあえず、どこの勢力が俺を狙っているか。それだけは知らないといけない」

「下手な毒は効かないが、実力行使に出られたら少々困る。幾ら天才とはいえ、常時気を張るのは無理だし」

集中力はいつか途切れる。その瞬間を、その手の者に突かれたら。その時は流石に厳しいだろう。

医学などの専門的なことに明るいのはリーナスだ。彼女とコンタクトを取れれば。

そう思ったが、今は不可能なことに気付いた。

「…やっべぇ。姉さん今この街にいねぇじゃん」

「伝書龍でも飛ばす?」

「こういうのは直接話すもんだ。仕方ない…この件は一旦保留だ」

ううむと唸りながら、アレクセイは簡単な食事を済ませた。


↓2 自由安価 三回行動後に建国記念祭典 その次の行動から継承戦開始
67 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/11(土) 00:07:01.34 ID:VdLwSQXB0
前の継承戦を知っている世代に聞きにいってみる
68 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/11(土) 00:08:10.02 ID:C1nZ9moY0
>>65
69 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/05/11(土) 01:16:35.45 ID:Cfpxyku90
「リメロンー。この荷物はこっちで良いのかー?」

「あ…はい。出来たら、中から出しておいてくれると助かります…」

「了解」

せっせと荷物を運ぶアレクセイ。リメロンたちは子供たちへの応対で手一杯だ。

アレクセイが中身を取り出すと、流れるように修道女がそれを取って下拵えを済ませる。

その様子を、みすぼらしい服装の子供たちが眺めていた。

「スラムの人たちに炊き出し…ねぇ」

主要な荷物を運び終えたアレクセイは、木箱に腰掛けて干し肉を齧る。凝縮された旨味がたまらない。

「あ…ありがとう…ございます…。アレクセイ王子…」

「マリー…だったっけ。リメロンのお付き人の」

「はい…。私なんかを憶えなくて大丈夫です…」

「卑屈だねぇ。俺のメイドとは大違いだ」

「誰がメイドよ。サポートしてあげてるだけよ!」

「どうせ私なんか…陰でコソコソしているのがお似合いなんですぅ…」

「何故そうなる」

引っ込み思案というか、どちらも他人に強く出られないタイプであることは分かっている。

だが、幾らなんでもネガティブ過ぎだ。リメロンは結構ポジティブシンキングだというのに。

(しかし、凄いもんだな。こりゃ)

眼前の広場には、視界を埋め尽くすほどの大勢の子供が。これらが皆、スラム在住の子供らしい。

これでもまだ二割にも満たないらしく、これはあくまで氷山の一角だ。

(『イングリッド』は裕福な国だが、それでも、膨大な人口全てを養うのは無理だよな)

現実というのは、存外非情なものだ。淡々とどうにもならない事実を突きつけてくる。

薄味の野菜スープを味わいながら、アレクセイは現実を見続けていた。


↓2 自由安価 今回を含めあと二回行動後に建国記念祭典 その次の行動から継承戦開始
70 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/11(土) 01:25:57.57 ID:tPhzUHWJ0
ksk
71 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/05/11(土) 01:48:52.42 ID:WoQQNcHdO
スラムは病気が蔓延するから焼き討ちしよう

グロいのだめでしたら孤児院を立てる方向でお願いします
72 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/05/11(土) 02:00:53.62 ID:Cfpxyku90
>>71、グロ系も一応書けます(満足のいく物を書けるとは言ってない)
基本額面通りにしか受け取らないので、今回の安価だとスラム大炎上となります
それは不味いと思うのでしたら、一言お願いします

コンカイハココマデ
始めるのが遅すぎたと猛省中
73 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/11(土) 02:06:25.70 ID:WoQQNcHdO
信長みたいなの好きだから焼き討ちする方向でお願いします
74 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/11(土) 05:43:09.11 ID:Q7Oqh2gmO

どうでもいいが信長の比叡山焼き討ちは実際は麓の坂本に集中してて虐殺レベルの焼き討ちを敢行した事実はなかったってそれ一
アレは朝倉・浅井の兵を匿って明確な敵対姿勢を表してた延暦寺に対して信長側が和睦交渉を持ちかけた上に焼き討ちの警告までしてた(だから焼き討ち前に下山する人もいた)のに突っぱねた延暦寺さんサイドにも問題があるし、そもそも延暦寺の堕落っぷりを非難して残当扱いする記録も残ってるんだよなぁ...
なお信長さんサイドで一番焼き討ちにノリノリだったのは現在大河ドラマが内定してる光秀だった模様
75 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/11(土) 06:26:24.72 ID:Onz6jxHiO
安価取れなかった分際で差し出がましいけど再安価した方がいいんじゃない?
安価が絶対とはいえいくらなんでも内容がキャラ設定をガン無視するレベルで突飛でしょ
76 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/11(土) 07:20:43.73 ID:P3dQPMIIO
信長プレイしたけりゃ自分で国取りゲームやってろと思うわ
77 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/11(土) 07:22:48.78 ID:L5PU0rjbO
前々から妙に荒らそうとしてるような輩がいるようだからねぇ…>>1に判断委ねるけど
78 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/11(土) 07:52:58.97 ID:pAdarycy0
ID:WoQQNcHdOのID調べてみたらhttp://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1557420799/の作品の作者じゃねーか
それこそ自分の作品でやればいいのに他者の作品に乗り込んで無茶苦茶な安価出して破壊するとかどういう神経してんだ
79 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/11(土) 10:52:52.29 ID:FHXW6ecR0
安価とはいえキャラ設定無視はよろしくないのでは
80 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/11(土) 11:54:57.75 ID:WoQQNcHdO
ごめんなさい
安価スレだからと言ってよく考えず、自由にやり過ぎました。
孤児院を建てる方向でお願いします
それか私がとった安価は無視してください
81 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/05/11(土) 22:26:24.27 ID:2xE3n4eb0
安価を取った本人が言っておられますので再安価↓2
82 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/11(土) 22:29:25.87 ID:xJJBYEpG0
ksk
83 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/11(土) 22:35:12.39 ID:FHXW6ecR0
オスカーと現在の政治体制について議論
84 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/05/11(土) 22:51:30.44 ID:2xE3n4eb0
「オスカー様ぁ。今日は私と…ね?」

「どうしようかなぁ。俺もそうしたいのは山々なんだけど」

「よぉオスカー。美味そうな酒持ってるじゃないか」

街道で出会ったのは、美女を侍らせたオスカー。服装から鑑みるに、近くの酒場の踊り子だろう。

オスカーはニヘラと笑い、左手の瓶をプラプラと揺らす。それに合わせて、半分ほど残っている中身が形を変える。

「兄貴じゃーん〜。何々、俺に用があるの〜?」

「んー。暇だから、雑談に付き合ってほしくてな」

アレクセイの言葉に、オスカーは特に逡巡した様子を見せずに頷く。

「…というわけ。ごめんね〜」

「残念。またね、オスカー様」

美女は軽い足取りで、夜の街に消えていった。

「あらら。あんな上玉を手放して良かったのか?」

「別にこれがラストチャンスってわけじゃないしねぇ。それよりも…」

「兄貴と話をする方が、有意義だと思っただけ、だよ〜」

「ほぉ」

値踏みするようなアレクセイの視線に、へらへらとしながらそんな言葉を返す。

いまいち、オスカーの心情を読めなかったアレクセイだった。
85 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/05/11(土) 23:08:10.09 ID:2xE3n4eb0
王城の談話室。従者を外に待機させ、二人はその中に入った。勿論、エリエッタはお冠である。

「何で私を仲間外れにするのよ!?エリエッタ様も王女なのにぃ!」

地団駄を踏む第四王女。傍目から見れば、ただの子供にしか見えない。

「酷い荒れようだねぇ」

「放っとけ。この場にゃあエリエッタは似合わねえよ」

椅子に腰掛け、足を組むアレクセイ。オスカーはくああと欠伸をしながら、ソファーに寝転がった。

「それで、雑談って何なの?」

艶やかな金髪を掻き上げながら問うオスカー。表情は微睡んでいるが、声色は変わらない。

「ま、少し気になることがあってな。王位継承候補者として」

「ふーん」

オスカーは身体を肘掛けに預け、こちらを向く。ある程度の興味がある証拠だ。

「お前は、今の政治体制をどう思う?」

「って言われても。具体的に何なのさ?」

「色々だ。この継承戦についてでも良いし、政治そのものについてでも良い」

「お前自身の意見を聞きたくてな」

「それは、俺に訊くのは間違いじゃない?こんな遊び人に分かるわけないよ〜」

「………」

「…むー」

射抜くようなアレクセイの視線。オスカーは頬を膨らませ、肩を竦めた。

「分かったよ〜。言うから、その眼を止めてほしいなぁ」

「最初からそう言やいいんだ」

膨れっ面のオスカーをよそに、アレクセイは言葉を紡ぎ続ける。

「とはいえ、急に言えと言われても困るだろ」

「俺の意見を先に言うわ。俺は…」


1:別にこのままで良いと思ってる。
2:このままでは不味いと思ってる。
3:その他。自由安価。

↓2 1、2に何か付け加えるのもアリ オスカーへの質問は次にするので入れないでください
86 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/11(土) 23:10:24.55 ID:o16WwIaDO
2
87 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/11(土) 23:10:25.93 ID:sR/70/iF0
2
88 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/05/11(土) 23:26:40.60 ID:2xE3n4eb0
「このままでは不味いと思ってる」

「へー。どうして?」

ただ不味い、良いと言うことだけなら、誰でも出来る重要なのは、その次だ。

何故悪いのか。何処が悪いのか。一歩踏み込んで、自分なりの分析結果を述べること。

それが出来ないと、話にならない。

「この継承戦。二代目国王の代からずっと続いてるのは知ってるよな?」

「うん」

「別に、この制度自体が悪いとは言い切れないんだ。優秀な王を選出するには、良い手段だと思うしな」

「問題は、それが千年近く続いているってことだ。…あまりにも、前時代的過ぎる」

千年前と今では、価値観や情勢、抱えている問題が全く違う。それなのに、遠い昔の制度に従ってばかりでいる。

状況に合わせて変えていくべきなのだ。問題によって、解決策は異なる。

それと同じように、今の『イングリッド』に合わせた制度を作っていくべきだと、そう思った。

「…まあ、口で言うだけなら簡単だし。根本から変革(か)えるのは難しいのは分かってる。けどな」

「『俺は天才だから、そんな難しいことだってやれる』…かな?」

「その通り。やれない道理は無いんだ。なら、全力を尽くす」

「それくらいしなきゃ、名君として歴史に名を遺すことは無理だろ?」

ニッと笑みを見せるアレクセイ。オスカーはやいのやいのと騒ぎ立てる。

しかし、幾らアレクセイでも流石に、そんな露骨な煽りには乗らなかった。


↓3までにオスカーに対する質問 高コンマから順に二つ採用
89 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/11(土) 23:31:54.10 ID:xJJBYEpG0
お前の実力は分かっているが、部下は……派閥はそれに伴っているのか?
90 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/11(土) 23:39:14.60 ID:QSENUg9b0
他の兄弟姉妹についてどう思っているか?
91 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/11(土) 23:40:33.45 ID:p5P7POwVO
これまでアレクセイと同じ考えを持った候補者が皆無だったとは思えない
今まで廃止が検討された“事実”は存在するのかどうか気になる
92 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/05/12(日) 00:02:04.09 ID:7M2Onr9w0
「…でも、そんなことを俺に言って良かったの?」

「あん?どういうことです???」

「いや、だって。要はこの国で革命を起こすってことでしょ?ヤバいんじゃないかな」

「アホ抜かせ。ちゃんとした手順で王になりゃ良いんだよ。そのための継承戦だ」

王になった者、父に認められた者こそが正しい。王こそが正義にして、絶対の存在。ただ、それだけだ。

「だが、おかしいと思わないか?俺と同じ考えをした人が居ないとは思えない」

「なのに、変革が為されてないこと…。それがおかしいの?」

「ああ。まあ、どうせ継承戦で敗れたんだろうが。…これが真実なんだろうな」

「たぶん、書庫を調べたら分かるよね。都合が悪いわけじゃないだろうし」

「…さあな。意外ときな臭い何かがあったかもしれない」

アレクセイの言葉を最後に、重苦しい空気が漂う。
93 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/05/12(日) 00:11:48.97 ID:7M2Onr9w0
そんな空気を払拭すべく、アレクセイは話題を振る。

「…あー。オスカーはさ。他の王子たちをどう思ってるんだ?」

「嫌いじゃあないよ?好きってわけでもないけど」

「あ、リーナス姉さんは好き。美人だし。そうなるとリメロンも好き…かな?」

「エリエッタは?」

「うーん。ちょっと脳筋なのがいただけないかな。それさえ無ければいい人なんだけど」

「王子の方を詳しく言おうか。な?」

「う、うーん…。ブラザーハラスメントだよこれ」

捲し立てるアレクセイに、オスカーはタジタジになる。マイペース故に、一度崩されると弱いのだ。

「…デシルもスタンも、お堅いよね。もっと柔らかくなってほしいな」

「そりゃあ、無理筋ってもんだろ。そういう教育を受けてるんだから」

「今度、俺が遊びに連れていこうかな〜…」

「悪いことは言わん。やめろ」

真面目な人ほど、はっちゃけた時の危険度は果てしなく大きい。あの二人がそうなるとは思えないが。

その後は、くだらない話をして解散となった。


↓2 自由安価 今回を含めあと一回行動後に建国記念祭典 その次の行動から継承戦開始
94 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/12(日) 00:16:25.10 ID:jLvrv9BN0
フリーデシルトと一緒に領土内の諍いを仲裁しに行く
95 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/12(日) 00:16:27.68 ID:M5o37xVDO
フリーデシルトと鍛練
96 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/12(日) 00:19:32.67 ID:PuDuPNFg0
書庫で過去の継承戦について調べる
そのときにフリーデシルトとアスラと会う
97 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/05/12(日) 00:31:58.79 ID:7M2Onr9w0
「…おぉ。フリーデシルトが帰って来たか」

街道から一直線で帰還してくる一台の馬車。シュトライム家の紋章が刻まれていることから、誰が乗っているのかすぐに分かった。

「リーナス姉さんは昨日帰ってきて、すぐに休養を取ったし。フリーデシルトもそのパターンかな?」

そんな予想をするアレクセイだったが、予想に反してフリーデシルトは一目散に修練所に向かった。

「おうおう…。精が出るねぇ」

「…兄上。お疲れ様です」

「そりゃこっちのセリフさ。王都に戻ってすぐに鍛錬とはな。真面目なこって」

「私はまだ未熟ですので。王家の一員として、強く在らねばなりません」

「へぇ」

アレクセイは前髪をカチューシャで留め、武器を召喚する。二振りの直剣が、両手に握られた。

「久し振りに組手といこうか。フリーデシルトが良ければ、だが」

「…私も、兄上にどれほど太刀打ち出来るようになったか確かめたかったところです」

フリーデシルトは腰のレイピアを抜き、アレクセイに向ける。

パッと見では、女性と見紛う美しいフォルム。邪魔にならないようにと結んだ髪が、女性らしさを一層掻き立てる。

「楽しもうか。この戦いをっ!」

「兄上、胸をお借りさせていただきます!」

幾重もの閃光が、修練所に走った。


↓1 奇数でアレクセイ勝利 偶数でフリーデシルト勝利
98 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/12(日) 00:37:54.63 ID:PuDuPNFg0
はい
99 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/12(日) 00:38:11.76 ID:QilH7/w/o
100 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/12(日) 00:51:51.16 ID:BBCJNF8IO
さす兄
101 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/05/12(日) 00:52:57.67 ID:7M2Onr9w0
素早い動きで翻弄するフリーデシルトは、魔法と刺突を織り交ぜて攻撃する。

軽々と回避するアレクセイは、そこら中に突き立った氷柱を足場に跳躍、右手の剣を投擲した。

「ぐ…うっ…!」

レイピアで受け止めるが、まるで意志を持っているかのように投擲された剣が躍り、攻撃を加える。

それを往なすのに精一杯なフリーデシルトは、剣を抑え込むため、前方一帯に氷柱を出現させた。

甲高い音を立て、フリーデシルトの眼前にある氷柱に剣が突き刺さる。

今こそ反撃の時と言わんばかりに、フリーデシルトは氷弾を生成、狙いを付ける。だが。

「なっ…!?」

空中にいたはずのアレクセイが、そこにいなかった。指示を待つ氷弾が、宙に浮き続ける。

「残念でしたぁ!!!」

「しまっ…」

突如"氷柱に突き刺さった剣を持って"出現したアレクセイは、氷柱を粉砕してレイピアを弾き、首元に刃を突き立てる。

カランッと音を立て、レイピアは地面に転がる。程なくして、無数の氷柱も塵と消えた。

「…参りました」

「やっぱ俺は、二刀流が性に合う。防御して隙を伺う…ってのは苦手だからな」

剣を消滅させ、アレクセイはレイピアを投げる。それを受け取ったフリーデシルトは、髪を解く。

「…未熟ですね。私は。やはり、まだ鍛錬を積むべきでしょうか」

「馬鹿…。今日はもう休めよ。疲れてる時に鍛えたって無駄なんだよ」

それだけを言ったアレクセイは、鼻歌交じりで修練所を出た。
102 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/05/12(日) 01:03:29.76 ID:7M2Onr9w0
年に一度の一大イベント『建国記念祭典』。この日だけは、王都『アルセウス』中でお祭り騒ぎとなる。

それは王族たちも例外ではなく、姉や妹、弟たちも簡単に着飾って街に出ていく。

国王であるエクソダスは浮かれるわけにはいかず、玉座の間で時が過ぎるのを待つ。

朝っぱらからどんちゃん騒ぎの王都を見下ろし、アレクセイは背伸びをした。

「お祭りは良いよなぁ。どんなにぐうたらしても許されるんだから」

「んなこと言ってないで、さっさと着替えなさいよ」

「エリエッタ様のスイーツが全部取られちゃうじゃないの!!!」

「一人で行けばいいじゃん」

「荷物持ちが必要なの!アレクが適任なのよ!」

「俺、お前の兄なんだけど???」

「文句を言うなー!エリエッタ様の指示に従いなさーい!」

「えぇ…?」

我儘な妹を適当にあしらいつつ、何をするか考える。

滅多に無い自由な時間。是非とも有効活用したいものだ。


↓2 自由安価 朝、昼、夜の三回の行動権があります
103 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/12(日) 01:11:22.18 ID:QviiX4uMO
kskst
104 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/12(日) 01:23:46.63 ID:8+doVxTgO
>>96
105 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/05/12(日) 01:28:44.75 ID:7M2Onr9w0
キョウハココマデ
106 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/12(日) 01:33:02.45 ID:QLUvlFFt0
ツキハデテイル(おつかれ、ゆっくり休んでな)
107 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/12(日) 02:03:46.18 ID:8+doVxTgO
108 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/05/12(日) 02:53:30.61 ID:7M2Onr9w0
ガンダムXすき
ガロティファには幸せに過ごしてほしい

終わる前に他の王族とか使用人とか国民とかを募集しようと思ってたのに忘れる大ポカ
とりあえず次更新するまでが期間です
母親たちを出しても大丈夫ですが、馴れ初めとかは書かないで頂けると有難いです
母親は元々王族だったパターンでも、民間人だったパターンとかでも全然大丈夫です

使用人や国民に限り、誰とどんな関係かを記載しても問題ありませんが、恋人とかの深い関係はお控え頂けると嬉しいです
ではおやすみなさい


名前:王族の場合は>>9のルールに則ってください
序列:ここは王族キャラを投稿する時のみ記載
年齢:
容貌:
性格:
備考:
109 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/05/12(日) 07:01:43.45 ID:QLUvlFFt0
名前:クレメンス・ノイマン・リヒターハウゼン
序列:第二王子
年齢:27
容貌:白髪、痩身。肌は若いが、まるで老人のように細い目からは穏やかさを感じられる。
性格:今できる最善を尽くす性格なれど、その根底にあるのは諦観。ゆえに大局を見るのは苦手。いつ自分が死んでもいいように動く。
備考:心臓が悪く、二十歳までに3回の発作を起こしており、次に発作が起きれば確実に耐えられないだろうとの事。
 ……と言いつつ7年が経過したため、ここ数年は周囲の心優しい人々でも「確実に迫る死」から目をそらす事ができてしまっている。
110 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/12(日) 07:20:17.03 ID:M5o37xVDO
乙です
111 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/12(日) 08:37:41.46 ID:0tnQ6cnP0
名前:マリツィオ・ゲイア・リヒターハウゼン
序列:第1王子
年齢:41
容貌:恰幅のいい巨漢、威厳というよりも高慢さを漂わせている
性格:邪智深く、目的のためであれば手段を厭わない、何を考えているのかが一切わからない
備考:表面化されていない継承戦の真実を知っており、自分が継承権を得られないことも前々から知っていた模様
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名前: E-mail(省略可)

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