【ガルパン】まほ「お、お母様…とうとう黒森峰の制服にまで…」

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1 : ◆u4BqTnPhoo [saga]:2019/05/06(月) 17:30:29.75 ID:dZV2x4/+0

よろしくお願いしマウス



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2 : ◆u4BqTnPhoo [saga]:2019/05/06(月) 17:34:07.52 ID:dZV2x4/+0


― 黒森峰女学園


直下「突然ではあるが、今日は我々の為に家元が視察に来てくださった!」

直下(隊長は遅れるとの連絡があった…それなのに副隊長も小梅もいない…だったら私がしっかりしなくちゃ!)



しほ「皆さん、ご苦労様です」


黒森峰生『『『 はい!! 』』』


しほ「今日はですね…」


 ヌギヌギ… 


直下「え?あ、あの…い、家元…何故服を脱いで…」


黒森峰生A(改めて見るけどおっきい…)

黒森峰生B(あ、でも、腹回りとか尻の肉は垂れてる…)

黒森峰生C(下着は黒か…)

黒森峰生D(あ、下着から黒い森が少し見えてる…)



しほ(黒森峰制服)「短期交流編入で来た、西住しほです!!(みほ真似)」



黒森峰生『『『『 うわぁ… 』』』』


3 : ◆u4BqTnPhoo [saga]:2019/05/06(月) 17:34:38.65 ID:dZV2x4/+0


― 黒森峰女学園


直下「突然ではあるが、今日は我々の為に家元が視察に来てくださった!」

直下(隊長は遅れるとの連絡があった…それなのに副隊長も小梅もいない…だったら私がしっかりしなくちゃ!)



しほ「皆さん、ご苦労様です」


黒森峰生『『『 はい!! 』』』


しほ「今日はですね…」


 ヌギヌギ… 


直下「え?あ、あの…い、家元…何故服を脱いで…」


黒森峰生A(改めて見るけどおっきい…)

黒森峰生B(あ、でも、腹回りとか尻の肉は垂れてる…)

黒森峰生C(下着は黒か…)

黒森峰生D(あ、下着から黒い森が少し見えてる…)



しほ(黒森峰制服)「短期交流編入で来た、西住しほです!!(みほ真似)」



黒森峰生『『『『 うわぁ… 』』』』


4 : ◆u4BqTnPhoo [saga]:2019/05/06(月) 17:47:04.14 ID:dZV2x4/+0


まほ「すまない、遅くなってしまって全員揃っているか?」


しほ「あ!お姉ちゃん!!(みほ真似)」

まほ「うわぁぁあああ!!出ぇたぁぁ!!」

しほ「そこまで、驚かなくてもいいでしょう」

まほ「お、お母様…とうとう黒森峰の制服にまで…」

直下「隊長…」

まほ「直下、一体これは…」

直下「えっと…視察に来られた家元が全員の目の前でストリッ…いえ、生着替えをして…」

まほ「……」

まほ「この惨状に…あの二人は…」

まほ「エリカと小梅はどこに行ったぁ!!」


???「隊長!遅れて申し訳ございません!!」


まほ「この声…小梅か」

5 : ◆u4BqTnPhoo [saga]:2019/05/06(月) 17:55:59.20 ID:dZV2x4/+0


好子「家元が来られているのに遅れてしまいました!!(小梅真似)」

まほ「……」

直下「……」

好子「隊長?」

まほ「小梅じゃないよな?(似てるなぁ)」

直下「小梅にしては老けていますよね…(に、似てる…)」

まほ「あの…確か、みほの友人の秋山さんのお母様ですよね?」

好子「ああ、ばれてしまいましたか〜はい!大洗から来ました秋山好子です!!」

まほ「……」

直下「小梅に何かあったのかしら…ということは副隊長も?」

まほ「直下は経験ないかもしれないが、この流れだとエリカも…」


???「「隊長!遅れて申し訳ございません!!」」


まほ「ほらな…ん?」


6 : ◆u4BqTnPhoo [saga]:2019/05/06(月) 21:14:46.83 ID:dZV2x4/+0


百合「ああ!もういったいどうなっているのよ!!(エリカ真似)」

淳五郎「ちょっと!説明しなさいよ!(エリカ真似)」


直下「…」

まほ「すまん直下、今回のケースは初めてだ…」

まほ「そちらは砲手の…」

百合「はい、五十鈴百合…今回は、逸見ユリカ と呼んでください」

まほ「で、そちらの殿方は…」

淳五郎「逸見エリカよ」キリッ

まほ「私の知っている逸見エリカはパンチパーマの中年の男性では無いはずですが…」

好子「ほら、だからお父さんは来たらすぐバレるって言ったでしょ」

淳五郎「そんなこと言っても、来たかったんだよぉ〜!」

まほ「あの…説明というか…ウチの二人はどこにいるのでしょうか?」

好子「それはですね…」


7 : ◆u4BqTnPhoo [saga]:2019/05/06(月) 21:27:30.68 ID:dZV2x4/+0


………

……




― 大洗 秋山理髪店


エリカ「秋山好子さん、家元の命によりお迎えにあがりました」

小梅「今回は私達の学校、黒森峰女学園になります」

好子「いつもありがとうね、すぐ準備するから待っててくれる」


淳五郎「ちょっと待った!!」

好子「お父さん?」

淳五郎「また、出かけるのか…」

好子「そうよ、ご飯は冷蔵庫にあるから温めて…」

淳五郎「連れて行ってくれ!!」

好子「へ?」


8 : ◆u4BqTnPhoo [saga]:2019/05/06(月) 21:31:55.50 ID:dZV2x4/+0


好子「お、お父さん何を言ってるの?」

淳五郎「西住さん達のお母さん方と会うんだろ…」

好子「ええ、そうだけど」

淳五郎「優花里も戦車道を始めてから、友達の所へ遊びに行ったり、潜入だとかで家にいないことも増えて…」

淳五郎「その上、母さんまでいないなんて!!」

好子「数日したら戻るから〜」

淳五郎「いやだ!いやだ!独りで寂しくご飯食べるのもいやだし!」

淳五郎「それに何より…、ママさん達と付き合うようになってから…」

淳五郎「夜の方もご無沙汰じゃないか!!」クワッ!

好子「ちょ、ちょっと!!ナニ言ってるのよ!!////」


エリカ「……」

小梅「……」

エリカ「もしでしたら、2、3時間程してから再度伺いましょうか?」

好子「変に気を使わないで!」


9 : ◆u4BqTnPhoo [saga]:2019/05/06(月) 21:38:11.84 ID:dZV2x4/+0


淳五郎「好子ぉ〜」ベタベタ

好子「んもー!足にしがみ付かないで!ちょっと、お尻!お尻に手が!!////」


エリカ「……」

小梅「……」

エリカ「あの…よろしければ、私達が店番をしましょうか?」

好子「え?」


10 : ◆u4BqTnPhoo [saga]:2019/05/06(月) 21:42:19.09 ID:dZV2x4/+0


小梅(好子風)「こんな感じですかね」

淳五郎「に、似てる…好子の若い頃のようだ…」ゴクリ…

好子「お父さん、何を考えてたの?」ゴゴゴゴゴ…

淳五郎「ひっ!何でもないです!!」


エリカ(パンチカツラ・付け髭)「では、お店の方は任せて下さい」

好子「えっと…いいの?任せちゃって」

小梅「私達でなんとかします」

淳五郎「店は…まぁ、今日は客の予約も特にないから…大丈夫か」


エリカ「お二人は、気にせず黒森峰に向かってください」

小梅「いつものメンバー達も現地で合流できるようにしておきますので」

好子「それじゃ、お言葉に甘えちゃおうかしら」


11 : ◆u4BqTnPhoo [saga]:2019/05/06(月) 21:47:00.81 ID:dZV2x4/+0


好子「申し訳ないけど、お願いするわね」

淳五郎「そういえば、二人きりで出かけるなんて、いつ以来だったかなぁ」

好子「そういえばそうね」

淳五郎「せっかくだから、どこか回ってみようか」

好子「淳五郎さん…」キラキラ…

淳五郎「好子…」キリッ


小梅「淳五郎サァン…(好子真似)」

エリカ「好子ォ…(低音)」




エリカ「イチャついてないで、早く行ってください」

好子「はい…」




……

………


好子「とまぁ、こんな感じでしてね」

淳五郎「ひとつ、よろしくお願いします」

まほ「ああ…エリカと小梅、今回はもう戻ってこないんだろうなぁ…」


12 : ◆u4BqTnPhoo [saga]:2019/05/06(月) 21:51:24.60 ID:dZV2x4/+0


まほ「それで、お母…家元、黒森峰へ何をしに来たのですか?」

しほ「ええ、今回私達がここへ来たのは…」

しほ「貴女達が今までの黒森峰を踏襲しつつ、新しい形を模索していると聞いてます」

直下「は、はい…」

しほ「戦車の種類、戦術…様々な事を取り入れては柔軟性を待たせようとしていることもです」

しほ「今回は、その一環として…」

まほ「な、何をしようというのですか…」


しほ「“黒森峰の新しい学制服”を作ろうと思いまして!!」


直下「え?」

まほ「はいぃ?」

しほ「実はね、数日前の事なんだけど…」


………

……



13 : ◆u4BqTnPhoo [saga]:2019/05/06(月) 21:54:10.44 ID:dZV2x4/+0


― 夜の西住邸


しほ(黒森峰学生服)「常夫さん、今夜はこの服ですよ!」

常夫「うん…」


しほ「どうしたんですか?」

常夫「しほ、君が色々な制服を集めて来てくれて、とっても嬉しいよ…」

しほ「じゃあ、どうしてその砲塔が下がったままなんですか!…まさか!?私の事が…」

常夫「違う!!しほはとっても可愛いよ!!戦車道界一かわいいよ!!」

しほ「ありがとぉ!!」

常夫「でも…気づいてしまったんだ…」

しほ「わ、私が実は女子高生ではない事ですか…」

常夫「そこは理解してるから、うん…他校の制服と比べると“黒森峰の制服って野暮ったい”よね」(※個人的な感想です)

しほ「!?」

常夫「戦車服の方はスタイリッシュでビンビンくるんだ!!脱がしてる時の背徳感とか!!」

常夫「それに、あの時を思い出すし…」

しほ「常夫さん…////」

常夫「でもね…なんか学生服の方は…」(※あくまで個人的な感想です)

しほ「そ、そうだったのですか…」

しほ「解りました…常夫さんの為に私が一肌脱ぐわ!!あ、こっちの服は常夫さんが脱がして」

常夫「しほ…」

しほ「常夫さん…」



常夫「しほぉぉぉぉッ!!」ガバッ!

しほ「いやぁ〜ん!////」




西住邸「ほああああああああ!!!」ギシギシ!!


14 : ◆u4BqTnPhoo [saga]:2019/05/06(月) 21:59:34.49 ID:dZV2x4/+0




……

………


しほ「こんな事がありましてね」

まほ「やだもう…、この両親…」シクシク…

しほ「というわけで、新しい制服を作ろうと思いつきまして」

まほ「夫婦生活の事に学校を巻き込まないでください!!」


百合「まぁまぁ、作ると言っても今回限りという事ですから」

しほ「でも、その服を作った勢いで子作…」

好子「西住殿、控えてください」

好子「コホン、新しい制服作りも悪くない考えと思いますよ…ってお父さんどうしたの?」

淳五郎(西住さんとこも、やっぱり制服使ってるんだな…)


まほ「話は解りましたが、ウチのメンバー達にその必要は…」



黒森峰生A「新しい制服だって!」

黒森峰生B「正直、この制服黒と灰色だけだから…」

黒森峰生C「汚れが目立たないくらいのメリットしかないもんね…」

黒森峰生D「私達だって、おしゃれしたいよ!!」


しほ「彼女達は望んでいるみたいですよ」

直下「……」チラッ

まほ「……」


15 : ◆u4BqTnPhoo [saga]:2019/05/06(月) 22:06:02.16 ID:dZV2x4/+0


まほ「全員!注目!!」


直下「!!」

黒森峰生『!!』ビクッ!


まほ「黒森峰の隊長として言わせていただきます」

まほ「我々にはこの制服で充分です、そのような物は必要はないかと」


百合「果たして、そうでしょうかね」

まほ「!?」

百合「規律と威厳でガチガチに固めて柔軟性が持てるのでしょうか?」

百合「私事ですが、かつての私も頭固く華道にのみこだわり、華さん…娘の戦車道に難色を示していました」

まほ「……」

百合「ですが、娘は戦車道を通じ自らの華道を体現しようとしてます」

百合「大洗という学校の自由かつ個性を引き出す気風の戦車道が合っていたのでしょうね」

まほ「……」

百合「そして、私もその姿に共感し頭を柔らかくして、今ここにいるのですよ」

まほ「……」(柔らかくなりすぎな気がするのですが…)


16 : ◆u4BqTnPhoo [saga]:2019/05/06(月) 22:13:43.20 ID:dZV2x4/+0


しほ「とにかく今回は、この為に有名なデザイナーをお連れしたのよ!」

まほ「そんなとこまで準備していたのですか…」

百合「ええ、世界を股にかける方なんですよ」

好子「さぁ来てください!」



しほ・好子・百合「「「 ヒサコ・レーゼイ 先生よ!! 」」」


久子「どうも」キリッ


まほ「いつものメンバーの御婦人じゃないですか…」

直下「い、いつもの?この、おばあさんが…?」


17 : ◆u4BqTnPhoo [saga]:2019/05/06(月) 22:19:35.49 ID:dZV2x4/+0


しほ「こうみえても、ヒサコ先生は有名なデザイナーなのよー(棒)」

百合「おばあ流、通称“オバール”ブランドを立ち上げー(棒)」

好子「昭和の名番組、“ワタシたち歴女族”の“タカちゃんマン”の“亜美だババア”のデザインもレーゼイ殿なんですよ!」

まほ「どれも、全く聞いた事ない…」


久子「今、デザインしている服もあるから見てくれ」

久子「カモン!デルモ!!」




沙織(ウシ柄ビキニとカルビ)「ちょっと!おばあ!!何、この衣装は!!/////」

まほ「うわぁ…」

直下「うわぁ…」


18 : ◆u4BqTnPhoo [saga]:2019/05/06(月) 22:25:40.94 ID:dZV2x4/+0


久子「似合ってるぞ、来月号の “焼肉ファッション健康雑誌 あんあん” の表紙の衣装だ」

沙織「は、恥ずかしいよぉ…////」


黒森峰生A(ムッチムチやな…)

黒森峰生B(ウシ柄似合うわね…)

黒森峰生C(隊長も似合いそう…)

黒森峰生D(やっぱりカルビはタレよね…)


淳五郎「なんちゅうエロさだ…」(ゴクリ…)

好子「……」ムカッ


好子「えい!!打穴三点くずしです!」


 ビシュッ! プス! プス! キーン!!


淳五郎「あがぁッ!!め、、目が…き、金…が」ピクピク…


19 : ◆u4BqTnPhoo [saga]:2019/05/06(月) 22:30:28.02 ID:dZV2x4/+0


しほ「さぁ!ヒサコさんのデザインの基!」

百合「新しい黒森峰の制服を作りましょう!」


しほ「セーラー服を!!」

百合「ブレザーですわ!!」



しほ「ん?」

百合「ん?」


20 : ◆u4BqTnPhoo [saga]:2019/05/06(月) 22:34:05.50 ID:dZV2x4/+0


しほ「百合さん、制服の王道はセーラー服です」ゴゴゴゴ…


しほ「戦車道の王道たる黒森峰には黒いセーラー服こそ、ふさわしいと思います」

しほ「黒のセーラー服からのぞかせる白い肌…素晴らしいと思いませんか?」

しほ「それに…黒のブレザーでは、お堅いイメージっぽいと思うのですが」


黒森峰生「やっぱりセーラー服だよね!」

黒森峰生「大洗の援軍の時、着れなかったし…私はセーラー服がいい!」


しほ「どうです?皆納得していますよ」

百合「くっ…」


21 : ◆u4BqTnPhoo [saga]:2019/05/06(月) 22:38:08.68 ID:dZV2x4/+0


百合「いいえ、私は黒だからこそブレザーだと思います」キリッ!


百合「黒のブレザーを控えめな基調にして、スカートに意匠を凝らし…」

百合「そして胸を飾るリボンまたはネクタイを華やかにすることによって」

百合「黒のブレザーを引き立たせるのです!」

百合「胸元を華と見立て、黒い服を花器とし、その統一感で美しさを表現する…」

百合「華道にも通じる事ですわ」


黒森峰生「リボン…黒森峰じゃ発想もできない…」

黒森峰生「可愛く着飾りたいからブレザーかなぁ」


百合「ふふっ、私に賛同してくれる方々もいるという事ですわ」

しほ「ぐぬぬ…」


22 : ◆u4BqTnPhoo [saga]:2019/05/06(月) 22:50:46.11 ID:dZV2x4/+0


しほ「セーラー服です!」

百合「ブレザーですわ!」


沙織「ちょ…しぽりん…百合も…」


黒森峰生「セーラー服よ!」

黒森峰生「何を言ってるのよ!ブレザー!」


まほ「おい…お前達まで…」


 『セーラー服!!』 『ブレザー!!』


好子「凄いですね、BC自由学園も真っ青の割れっぷりですよ」

沙織「めちゃくちゃだよぉ…」


23 : ◆u4BqTnPhoo [saga]:2019/05/06(月) 22:56:05.52 ID:dZV2x4/+0


しほ「好子さん!沙織さん!二人ともセーラー服ですよね!」ズイッ

百合「いいえ、お二人はブレザーをお選びになりますよね!」グイッ


沙織「ちょ、ちょっと…顔が近いって…」

好子「制服ですか…う〜ん」

好子「お父さんは、どっちがいい?」


淳五郎「セーラー服」キッパリ

淳五郎「セーラー服から覗かせるヘソのラインが母さんの脚線美を引き立たせるからな!」キリッ

好子「やだもぉ〜、お父さんったらぁ〜//// じゃあセーラー服で」


しほ「おっし!」ガッツポ

しほ「当然、沙織さんも…」


沙織「わ、私はブレザーかな…大洗はセーラー服だし違う方を着てみたいし」

百合「安堵しましたわ、沙織さんはこっちを選んでくださって」


沙織「でも、これじゃ纏まらないね、どうしよう…」






久子「だったら、戦って決めればいい」


   『それだ!!』

24 : ◆u4BqTnPhoo [saga]:2019/05/06(月) 23:02:54.93 ID:dZV2x4/+0


沙織「お、おばあ、戦うって!?」

久子「アタシらは戦車道しているんだ、白黒付けるならそれが一番手っ取り早い」


しほ「確かに」

百合「望むところですわ」


しほ「では、セーラー服を着たいという者は私の所へ!」

しほ「西住流への義理とかは考えなくて結構!純粋に自分の気持ちで決めなさい!」

しほ「…ですが、戦車道なら負ける気がしませんけどね」ニヤリ…


沙織「しぽりん…」


百合「何をおっしゃいます!相手が西住流、上等ですわ!!」

百合「強者に挑んでこその覇道!さぁ!ブレザーを着たい方々は私と一緒に戦いましょう!」


好子「五十鈴殿も燃えてますねー」


しほ「好子さん、作戦を練るんでこちらへお願いします」

好子「わかりました!」ビシッ!


百合「沙織さん、私達も準備をしましょう」

沙織「う、うん…なんか凄い事になってきちゃった…」



まほ「……」


25 : ◆u4BqTnPhoo [saga]:2019/05/06(月) 23:06:18.67 ID:dZV2x4/+0


まほ「た、隊が真っ二つ…どうして、こんな事に…」

久子「ちょっと、いいか?」


久子「西住さんの娘さんは、どっちへ付くんだ?」

まほ「いや、私は…特に…」

久子「ふむ」ニヤリ


久子「だったら、アタシと組まないか」


まほ「あ、貴女とですか?」

久子「ああ、アタシは今回デザイナー役だから、どちらの陣営にも加担できない」

久子「でも、他の皆が戦っているのに指を咥えて見てるのはつまらんのでな…」

久子「一輌、拝借してあの二組を掻き回そうってのは、どーだい?」


26 : ◆u4BqTnPhoo [saga]:2019/05/06(月) 23:12:47.20 ID:dZV2x4/+0


まほ「で、ですが…私は一応、黒森峰の隊長ですし、そんな事は…」

久子「心配するな、正体がばれない様、“黒い仮面”を用意してある」スッ…

まほ「マスク…」


久子「しほさんを倒せる好機じゃないのか?」

まほ「!!」


まほ「…敗北に次ぐ、敗北…総ては、あのママさんチームが現れてからだ!」

久子「確かに」

まほ「私は勝ちたい!私はあの人を破りたい!!」


まほ「オカア・サマを倒すその時まで…」


 ガシィッ!!(マスク装着)


黒騎士「このマスク!外すことはない!!」


久子「く、黒騎士、いったい、何者なんだ…」


27 : ◆u4BqTnPhoo [saga]:2019/05/06(月) 23:14:53.47 ID:dZV2x4/+0


久子「さて、残りの乗員メンバーだが…」



淳五郎「お母さんがセーラー服かー、楽しみだなー」


黒騎士「秋山淳五郎、貴方には私達の戦車の乗員、装填手をしてもらおう」

淳五郎「に、西住さんの娘さん!?」



久子「あとは砲手だな」

黒騎士「ふむ…」



直下「ど、どうしよう…セーラー服も着たいし、ブレザーも捨てがたい…悩む…」

黒騎士「悩む必要はない、直下は私に付き合ってもらおう、離さんぞ」ガシッ!

直下「た、隊長ぉ!?」




久子「さぁ!アタシ等は 鬼 として暴れ回るよ!!」

淳五郎「よ、よろしくお願いします…」

直下「なんでこんな事に…」

黒騎士「待っていろ!シホォ!」


………



28 : ◆u4BqTnPhoo [saga]:2019/05/06(月) 23:16:09.71 ID:dZV2x4/+0
今回はここまでとなります

続きは不定期になりますが投下させてもらいます

よろしくお願いします
29 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/06(月) 23:55:14.64 ID:uqZroUJNo
乙ー
30 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/07(火) 00:35:43.42 ID:QjkYFQ3hO

今回みぽりんは平和そうやね
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