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【安価】みふゆ「いらっしゃい、やっちゃん」【マギレコ】
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17 :
◆LXjZXGUZxjdx
[sage saga]:2019/05/02(木) 10:11:30.48 ID:oZx/yi2A0
〜 ♪BGM マミさんのテーマ 〜
ホミさん「突然失礼・・・。あなたたちに救いを・・・。幸せを運びに来ました・・・!」
MQ「モキュキュウリ!」 (牛肉で代用したらいいんじゃないかな!)
ホミさん「QB肉で代用したらいいのです」
鶴乃のオヤジ「牛肉かあ・・・。中華料理は豚肉が基本だから、うちにはあんまり牛肉は置いてなくてなあ・・・」
ホミさん「QB肉を」
< すいませーん! 酢豚まだですかー!
鶴乃オヤジ「はいはーい! もうちょっとおまちをー!」
鶴乃のオヤジ「仕方ない・・・。酢牛になっちまうが、とりあえずは牛肉で代用しよう。その間になんとか豚肉を仕入れて」
鶴乃「うーん・・・うーん・・・!」
鶴乃「あっ! そうだ! 今すぐわたしが豚肉を仕入れてくるから!」ダダダッ ガチャ バタンッ
鶴乃のオヤジ「鶴乃?! どうやって?」
< ・・・・アバレテ
鶴乃のオヤジ「???」
---------------
ももこ「もぐもぐ・・・。ん? なんかいつもと味違くない?」
鶴乃のオヤジ「ごめんねー・・・。ちょっと豚肉を切らしちゃって牛肉で代用しているんだ」
ももこ「へーそうなんだ。でもおいしいっすよ! 味と風味がしっかりしてて食べ応えがある!」
レナ「50点が台無しね」
かえで「はぅぅ・・・。あ、脂が・・・いつもより脂が多いよぉ・・・」
アリナ「アッハァァ//// なんっってエモーショナルな豚まんなのぉ//// 一口食べるごとにソウルジェムに穢れが溜まっていくんですケドォ・・・!////」ゾクゾク
鶴乃「へへへ・・・新鮮な豚肉を使っておりまして・・・あはあは・・・」シドロモドロ
いろは「代用したお肉を使った料理はおおむね好評でしたとさ」
ホミさん「・・・・・・・・」
ホミさん「幸せが・・・訪れますように・・・!」
18 :
◆LXjZXGUZxjdx
[sage saga]:2019/05/02(木) 10:27:34.44 ID:oZx/yi2A0
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
みふゆさんのおうち
みふゆ「はー・・・。やっと大体片付きましたよー・・・。やっちゃーん、これでもういーいー?」
やちよ「はい。お疲れさま。みふゆはやればできる子。えらいえらい」ナデナデ
みふゆ「えっへへー」
やちよ「簡単だけど、野菜炒め作ったわよ。一緒に食べましょう」
みふゆ「わあ、やっちゃんの手料理。久しぶりです。いただきます!」パクッ
みふゆ「んーっ! やっぱりおいしいです! 毎日食べたいですねー」
やちよ「もうっ、しょうがないわね。どうせみふゆは放っておいたらコンビニ弁当しか食べないだろうし、また明日も作りに来てあげるわよ」
翌日---------------
やちよ「みふゆ、起きた? 朝ごはんできたから、お皿くらいは自分で出して。あっ、こら! 二度寝しない!」
翌日---------------
やちよ「あーもう、また本を出しっぱなしにして・・・。勉強熱心なのはいいけれど、ちゃんと整理整頓しておかないと、必要な時に直ぐに出せないんだから」
翌日---------------
やちよ「あら、みふゆ? 今日は早く家を出ないといけないんじゃなかったの? えっ? 寝坊した? しょうがないわね。車出してあげるから、みふゆは早く身支度を済ませて。おにぎりをすぐ作るから、車の中で食べちゃいなさい」
翌日---------------
やちよ「おかえりみふゆ。さ、今日の分の外で買い物したレシートを出して。家計簿につけるから。えっ? もらい忘れた? もー、みふゆったら雑なんだから。大体の金額でいいから教えて。あっ! こらっ! 帰った途端そうやってすぐに服を脱ぎ散らかすのやめなさいって言ったでしょ!」
翌日---------------
やちよ「ちょっとみふゆ。貴女の通帳から昨日まとまったお金が引き出されているんだど、これはなに? まさかまた服買ったんじゃないでしょうね。こんな高い金額を使うときは私に一言言いなさい。使ってしまったものは仕方ないけど、ちゃんと計算しないと。残金から逆算して、今月使っていい金額はこれだけで、それを日数で割って、それで一日辺りの食費は―――」
翌日---------------
やちよ「えっ? 研修で遠出するからお小遣いが欲しいって? それは仕方ないわね。はい、これくらいで足りるかしら」
19 :
◆LXjZXGUZxjdx
[sage saga]:2019/05/02(木) 10:29:46.41 ID:oZx/yi2A0
----------------------------------------
そしてさらに数日後・・・・
みふゆ「ねえねえ、やっちゃん」
やちよ「ああもうっ、また生理用品を出しっぱなしにしてっ。こういうのは使ったらちゃんとしまっておきなさい」
みふゆ「やっちゃんてばー」
やちよ「本当にいつまでたってもだらしないわね、みふゆは。このままじゃいいお嫁さんになれないわよ」
みふゆ「ねえってば!」
やちよ「なに? まだ話終わっていないんだけど」
みふゆ「あのねあのね」
やちよ「ええ?」
みふゆ「やっちゃんがワタシのお嫁さんになってくださいな」
やちよ「・・・・・・」
やちよ「えっ?」
20 :
◆LXjZXGUZxjdx
[sage saga]:2019/05/02(木) 10:35:21.10 ID:oZx/yi2A0
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
まどかのお部屋
まどか「いらっしゃいほむらちゃん!」
ほむら「お、おじゃま、し、します・・・・」オドオド
ほむら(鹿目さんのお部屋で、鹿目さんと二人っきり・・・)
ほむら「・・・・・////」モジモジ
まどか「お茶とお菓子あるから、ゆっくりしてねっ」
ほむら「ありがとう、いただきます///」チビチビ
まどか「あっ、そうだ。ねえねえ、ほむらちゃん、さっき学校で言っていたあれって、本当? やちよさんからたくさん服をもらったっていうの」
ほむら「あっ、うん、もらったよ。なんでも、着なくなった服の置き場所に困っていて、もらってくれる人を探していたそうで。私だったら盾に全部入れられるから、それで」
まどか「そうなんだ。やちよさんの服かあ。わたしね、やちよさんの事はファッション誌でよく見て憧れていたの。よかったらその服、今ちょっと出して見せてもらってもいいかな?」
ほむら「うん、いいよ。本当にたくさんあるから、置ける分だけ出してみるね」
まどか「うんっ、おねがい!」
ズラーッ
まどか「わあ、本当にたくさんあるね」
ほむら「そうだね。やっぱりモデルさんだからかな」
まどか「あっ! この服! ほらほらこれ見て! わたしが持っているBiBiの表紙でやちよさんが来ている服と同じだよ!それにあっちはあれで、こっちはこーで! あーもうっ、すごすぎるよーっ!」
ほむら「あ、あの。よかったら、気に入ったのがあれば、鹿目さんも好きなだけもらってもいいよ」
まどか「えっ?! 本当にいいのっ?」
ほむら「うん。これだけあると、私一人じゃ全部は着こなせないし。それに、気に入った服を着て楽しそうにしている鹿目さんを見るのが、私にとっては幸せで・・・///」
まどか「あっ//// そ、そう・・・?/// うぇひひ/// もーほむらちゃんたらー/// 面と向かってそんなこと言われたら恥ずかしいよー!////」
ほむら「あっ・・・!/// ご、ごめん、なさい・・・///」
まどか「謝らないでっ。好きな服を着られて、何よりほむらちゃんが幸せになってくれるなら、それはとってもうれしいなって」ニコッ
ほむら「は、はひっ・・・////」
まどか「そうだ! 二人でファッションショーしちゃおうよ!」
ほむら「ファッションショー?」
21 :
◆LXjZXGUZxjdx
[sage saga]:2019/05/02(木) 10:37:22.09 ID:oZx/yi2A0
まどか「うんっ。気に入った服を次々と着ていって、お互い見せあいっこするの。どう?」
ほむら「うん・・・! 楽しそう・・・!」
まどか「それじゃはじめっ! まずはどれにしようかなー。目移りしちゃうなー」
ほむら(鹿目さん・・・)
まどか「ファッション誌に載っているような服って、中学生のお小遣いじゃ買えないものばかりだからいつも見るだけで満足していたけど、それをこうしてどれでも好きなの着ていいなんて、夢みたい!」ピョンピョン
ほむら(すごく楽しそう・・・! よかった///)
ほむら(あっ、私も着る服選ばなきゃ)
ほむら(私地味だから、なるべく地味なのにしよう。えーっと・・・。あ、これがいいかな)
まどか「ほむらちゃん決めた?」
ほむら「う、うんっ」
まどか「それじゃ、着替えちゃおうっか」脱ぎ脱ぎ
ほむら(あっ//// 鹿目さんの下着が見えて・・・・////)
ほむら(んんっ!)フルフル
ほむら(ジロジロ見ちゃだめでしょ私! 体育の時に着替えるのと一緒!)
ほむら(私も早く着替えなきゃ)モソモソ
22 :
◆LXjZXGUZxjdx
[sage saga]:2019/05/02(木) 10:42:31.76 ID:oZx/yi2A0
まどか「着替え終わった! ほむらちゃん、わたしどうかな?」
ほむら「う、うん//// かわいい/// 淡い色とフリフリがかわいくて、似合っててかわいくて、鹿目さんかわいいよ///」
まどか「うぇへひひ/// かわいい言いすぎだよー/// うれしいなーもう///」
ほむら「あう///」
まどか「ほむらちゃんもとても似合ってる! ほむらちゃんって名前に負けてないくらいガーリーだよ!」
ほむら「がーりー?」
まどか「ガリガリというほど痩せていなくて、今のほむらちゃんみたいに程良いスタイルでクールでかっこよくて、ガリをガリガリ食べられるようなくらい大人っぽい人ってことっ!」
ほむら「そ、そう、なんだ・・・/// ありがとう////」テレテレ
まどか「でもほむらちゃんはもっと女の子っぽい服も似合うと思うなー」
ほむら「あ、ううん・・・私はそういうのはちょっと・・・」
まどか「あっ、これなんかどうかな? 淡いピンク色でわたしが今着ているのと似ている感じ」
ほむら「ええっ?!/// そ、それは無理ですぅ!///」
まどか「そんなことないよー! ほむらちゃんがこれを着たら、もっとかわいくなって、もえもえのもえあがれーって、なること間違いなしだよ!」
ほむら「でも・・・///」
まどか「いいもん。嫌がってても無理やり着せちゃうから。それーっ!」ガバッ
ほむら「きゃあ?!///」
まどか「うぇへへへー。お着替えの時間ですよー」 脱がせ
ほむら「まっ/// まっ、って/// あんっ////」ジタ..... バタ.....
まどか「だいじょーぶだいじょーぶ。わたしお着替えさせるのは得意だから。タツヤで慣れてるの」 脱がせ脱がせ
ほむら「ひゃー////」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
まど神「ああもう/// 私ったらまたほむらちゃんにあんなことしてー////」
まど神「あっ! そこだいけ私っ! 眼鏡が取れてワタワタしている隙に全部脱がせちゃえ!」
まど神「ガーリーなほむらちゃんとか私も早く視たいんだから!」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
23 :
◆LXjZXGUZxjdx
[sage saga]:2019/05/02(木) 10:50:58.87 ID:oZx/yi2A0
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
アリナ「・・・・・」シャッ シャッ
みふゆ「・・・・・」
アリナ「・・・・・」シャッ シャッ
みふゆ「・・・・・」
アリナ「んー・・・・」ピタッ
みふゆ「アリナ? デッサン終わりました?」
アリナ「終わったケド・・・これは・・・」
みふゆ「どうしました?」
アリナ「ねえ、みふゆ」
みふゆ「はい?」
アリナ「アナタさぁ」
みふゆ「?」
アリナ「少し肥えた?」
みふゆ「なっ?! 女性に向かってなんてことを言うんですか! そんなこと冗談でも言うべきはありません! セクハラですよ!」
アリナ「ジョークじゃなくて事実の指摘なんですケド」
みふゆ「何を根拠に・・・!」
アリナ「コレ。一か月前にアリナがデッサンしたみふゆ」スッ
みふゆ「え、あ、ああ、はい、そうですね。これがなにか?」
アリナ「コレを今デッサンしたものと並べて見比べてみると。ホラ」
みふゆ「・・・・・い、いえ。同じくらいじゃないですか?」
アリナ「こうやって透かしてみると、違いがもっとよく分かるヨネ」
みふゆ「・・・・・」
アリナ「ほらよく見て。例えば顔の輪郭は1割り増しぐらいで大きくなってるし」
みふゆ「・・・・・・・・・・・・」
アリナ「ウェストの曲線なんか、ほとんど直線になってるんですケド」
みふゆ「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
アリナ「柔らかさに至っては5割り増しくらい」ツンツン
みふゆ「ひゃん?!」ビクッ
アリナ「一体どういう生活をしていたら、一か月でこんなになるワケ?」
みふゆ「どういう生活って・・・。別にいつも通り―――――」
24 :
◆LXjZXGUZxjdx
[sage saga]:2019/05/02(木) 10:55:28.09 ID:oZx/yi2A0
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
やちよ「みふゆったら、またこんな時間まで寝てっ。ああもう、寝グセがすごい。私が直すからその間に朝ごはん食べちゃてて」
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やちよ「みふゆ、ホットココア作ったけど飲む? あら、机に突っ伏して眠ってる。風邪ひくわよ。寝るならベッドに・・・・」
やちよ「・・・・みふゆ。いつも遅くまで勉強お疲れ様。ふふっ、寝顔は今も昔も変わらずかわいいわ。・・・って、えっ?!起きてるならそう言いなさい! 恥ずかしいわね・・・」
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やちよ「はい、ごちそうさま。二人用の鍋にしては量を多く作っちゃったけど、最近のみふゆはたくさん食べてくれるから、ちょうどいいくらいだったわね。あっ、こら、またそうやって食べた後すぐ横になる。牛になるわよ」
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やちよ「みふゆ。またみかづき荘に遊びにいらっしゃい。うちにまたあのゴロジローが来ているのよ。みふゆはヒモでネコじゃらすの上手だったから。フェリシアも言っていたわよ『ヒモのねーちゃんまた来ないかな。ジゴロも喜ぶのに』って」
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25 :
◆LXjZXGUZxjdx
[sage saga]:2019/05/02(木) 10:57:32.20 ID:oZx/yi2A0
みふゆ「・・・・・・・・・・」
みふゆ(そういえば最近スポーツをしていませんね・・・。やっちゃんが綺麗にしてくれるあのお部屋の居心地が良すぎるのがいけないんです。そのせいでほとんど外に出ていません)
みふゆ(身の回りのことも全部やっちゃんがやってくれるから、家の中ですらほとんど体を動かさないし)
みふゆ(食べ物だってそう。やっちゃんが作る料理がおいしすぎるのがいけないんです。ついつい食べ過ぎてしまう)
みふゆ(そういうことですね・・・。ワタシ分かりました。分かっちゃいました。すべての元凶はやっちゃん・・・! 間違いありません!)
みふゆ(やっちゃんはワタシを堕落させ肥えさせる女悪魔です! 鬼です! このままじゃワタシ、悪い子になっちゃいます! サンタさんからプレゼントをもらえなくなっちゃいます!)
みふゆ(ありえません・・・。そんなことあっちゃいけません・・・! なんとかしないと・・・!)
みふゆ(まずすべきは・・・)
みふゆ(やっちゃん断ちです!)
みふゆ(それから痩せるためにも、苦行ともいえる厳しいダイエットを自分に課します!)
みふゆ(そのために協力してくれる人は・・・・。あの人しかいませんね)
26 :
◆LXjZXGUZxjdx
[sage saga]:2019/05/02(木) 11:01:18.88 ID:oZx/yi2A0
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みかづき荘
みふゆ「ということで、やっちゃん。ワタシたち別れましょう」
やちよ「はっ?」
----------------------------------------
万々歳
みふゆ「ということで、鶴乃さん。よろしくお願いします」ペコリッ
鶴乃「んー。つまりみふゆはわたしと一緒に修業がしたいってことかな?」
みふゆ「ええまあ。端的に言うとそうですね」
鶴乃「・・・・・・・・ふー」
みふゆ「あ、あの、鶴乃さん? あっ、もしかしてご迷惑でしたか? でしたら無理にとは」
鶴乃「ふーんっ ふんっ!!」ブワッ
みふゆ「きゃ?! すごい鼻息。あの、鼻水がちょっと混ざってるのでやめてもらえませんか?」
鶴乃「迷惑だなんてとんでもない! みふゆと一緒に修業ができるなんて絶対楽しいよ! こっちからお願いしたいくらいだよ!」
みふゆ「そうですか? ふふっ、そう言ってもらえると嬉しいです」
鶴乃「うんうん! さあ今日からわたしと一緒に修業して最強になろう!」
みふゆ「い、いえ、そこまでとは・・・。ワタシは前の体形まで痩せられればいいので」
鶴乃「だいじょーぶだいじょーぶ! 方向性は一緒だから! ほら見てよ、わたしのこのスマートなウェスト!」お腹チラッ
27 :
◆LXjZXGUZxjdx
[sage saga]:2019/05/02(木) 11:04:33.98 ID:oZx/yi2A0
みふゆ「わあ、確かに綺麗なウェストです。うらやましい」
鶴乃「そしてこのようにちょいと力を入れると・・・。 ふんっっ!!」バキッィ
みふゆ「ええっ?! ちょ、ちょっと待ってください?! 腹筋割れてますよ?! 女性でここまで鍛え上げるなんて、ちょっとやそっとじゃ・・・」
鶴乃「そして見よこの脚線美!」太ももチラッ
みふゆ「はー・・・。まるで競輪選手ですね・・・」
鶴乃「どうどうどうっ? 大船に乗った気分でしょ!」
みふゆ「えっ、ええ・・・まあ・・・・。ただその大船の行先にちょっと不安を感じ始めているところですが・・・」
鶴乃「ごちゃごちゃ言わない! 修業するって決めたのなら遊んでいる暇なんてないよ! 目標を達成するまで逃がさないから! ビシバシいくからね! しっかりついてきて!」
みふゆ「ひぇ・・・」
鶴乃「それじゃ、これからわたしと同じことをしてね! まずは24時間片足立ちをしながら腹筋と懸垂と店番をする! さあやって!」
みふゆ「あわわわわ・・・」
28 :
◆LXjZXGUZxjdx
[sage saga]:2019/05/02(木) 11:09:41.09 ID:oZx/yi2A0
----------------------------------------
一か月後
アリナ「ねえ、みふゆ」
みふゆ「言わないでください・・・」
アリナ「アナタさぁ」
みふゆ「言わないでください・・・・・!」
アリナ「ボディービルダーにでもなりたいワケ?」
みふゆ「そんなわけないでしょぉお!!! 鶴乃さんの好意を無下にできなかったんですー!!」 ムキムキ
アリナ「脂肪が付いた状態でハデな運動したら、そりゃそうなると思うワケ」
みふゆ「うぅ・・・・」
アリナ「ところで、アリナ、今ちょっとリンゴジュースが飲みたい気分なんですケド。このリンゴ使って作ってくれる?」
みふゆ「はい・・・」ボグワシャア
アリナ「サンキュ。ちゅー、ズゾゾゾ。んっ、搾りたてデリシャス」
29 :
◆LXjZXGUZxjdx
[sage saga]:2019/05/02(木) 11:16:28.72 ID:oZx/yi2A0
----------------------------------------
みふゆ「はぁ・・・。ワタシは一体どうすれば・・・」トボトボ
みふゆ「そうだ。知識の海、インターネットに頼りましょう。どうやったら痩せられますか、と」ポチポチ
みふゆ「ふむふむ。最近はラクしてダイエットできる色々な物があるのですね。これは良さそうです。例えば―――」
やちよ「ふーん。ダイエットサプリにダイエットクリームにダイエットマシーンねえ」
みふゆ「あっ・・・・・」
やちよ「最近はこういうダイエットが流行っているようだけど、ばかばかしい。こんなのお金がかかるだけじゃない」
みふゆ「・・・・・・・・」
やちよ「こんなことしなくても、普段からあーいう食事をして、こーいう運動をして、無理せず生活していればモデル体形の維持くらい簡単なのになーっ」
みふゆ「・・・・・・・・」
やちよ「やれやれ。こんなに頼ろうって考えているうちは痩せるのなんて到底無理でしょうねーっ!」 .....チラッ
みふゆ「・・・・・・・・」
やちよ「・・・・・・・・」チラッ チラッ
みふゆ「ねえねえ、やっちゃんやっちゃん」
やちよ「あら、みふゆ居たの? なにか用?」
みふゆ「この前はごめんなさい。やっぱりワタシと一緒になってください」ペコリッ
やちよ「ふんっ」
やちよ「しょうがないわね」
いろは「こうして食べても太らない体質のやちよさんと生活を共にしたみふゆさんは、あっという間に筋肉が脂肪に変わって、以前よりふくよかになりましたとさ。めでたしめでたし」
おわり
30 :
◆LXjZXGUZxjdx
[sage saga]:2019/05/02(木) 11:17:07.20 ID:oZx/yi2A0
ありがとうございました。
31 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/05/02(木) 14:49:58.44 ID:luOGyIxo0
面白かった。よくストーリーを見てらっしゃる
ヒモのねーちゃんwww
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