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【艦これ】龍驤「足りなかったもの」その4【安価】

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472 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/05/04(土) 22:59:49.11 ID:TcHKAzrDO
それ…あたしのお気に入りのやつじゃん…よりによってそれ!?
473 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/04(土) 23:00:13.41 ID:lqh+3YXXo
言い方言い方
汚れたり壊れたりせず戻ってくるなら問題なくない?
474 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/04(土) 23:15:48.45 ID:V7QmLMjQ0
北上「あたしの元に戻るならまあいいんじゃない?」


大井「北上さんがそう言うなら私達は何も言えません…」


球磨「そういうことクマ。じゃあクマはこれで失礼するクマ」


羽黒「待って下さい!まだ話は終わってません!」


北上「あたしが問題無しって言ってるんだからもう終わりだよ〜」


羽黒「北上さんは平気でも他の子は分からないじゃないですか!」


大井「球磨姉さんはまさか次の下着を仕入れに行ったんじゃ…」
475 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/04(土) 23:18:28.85 ID:V7QmLMjQ0
球磨「北上には返したし、次の下着を手に入れるクマ〜」


球磨「誰かがお風呂を使ってるのはリサーチ済みクマ。でも誰のかまでは調べてないクマ」


球磨「現地に着いてから誰のかを確認して拝借する。これが通のやり方クマ」


球磨「さて、誰の下着を手に入れられるクマ〜」


下1〜3高コンマ 下着を拝借された艦娘などを
476 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/04(土) 23:20:56.79 ID:DwxLm8uOo
雲龍と千歳
477 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/04(土) 23:21:32.70 ID:Wjg6LDtEo
脱衣所に服はあるけど下着がない
風呂から上がってきた春雨とばったり
478 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/04(土) 23:26:43.03 ID:y1QUwmxwO
暁とレ級
479 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/04(土) 23:34:46.13 ID:V7QmLMjQ0
ーー脱衣所


球磨「こ…これは!雲龍と千歳の下着クマ!!」


球磨「まさかこの脱衣所の爆乳トップ2の下着が同時に……!」


球磨「こんなのいただくに決まってるクマ!二人とも、借りていくクマよ!」ゴソッ


球磨「おおぉ……!雲龍のは下着も重いクマ!これサイズいくつクマ?」


球磨「え……えす…?前よりおっきくなってないクマ……?こんなサイズのブラ…あるクマ……」


球磨「千歳も大きい方なのに…これじゃあ霞んで見えるクマ…」
480 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/04(土) 23:38:02.89 ID:V7QmLMjQ0
ーー

球磨「自室に戻ってきたし、早速楽しむクマ!」


球磨「まずは千歳から……すぅぅぅぅぅ…」ぽふっ


球磨「んん…薬の匂いがするクマ。流石はお医者さんだけあるクマ。でもそれに混じって千歳の匂いがするクマ」


球磨「んん〜これは中々……」クンクン


球磨「大っきいと汗もかくクマね。濃厚な香りが堪んないクマ」


球磨「あと何か変な匂いが若干するクマ。これは男の人の……」


球磨「また千歳が真似を貸してあげたんだクマね。相変わらず優しいクマ」
481 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/04(土) 23:40:22.29 ID:V7QmLMjQ0
球磨「続いてはメインディッシュの雲龍を…」


ドォン…


球磨「これはスイカ入れどころじゃないクマ。赤ちゃんが寝れるクマ」


球磨「球磨もただ匂いを嗅ぐだけじゃ足りんクマ。ここは…」スッ


球磨「雲龍のブラにダイブクマ〜〜!」ばふっ


球磨「ん…ぉぉぉぉぉ……!」


球磨「凄い……あの爆乳に包まれいる気分になるクマ……これは草になるクマ…」
482 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/04(土) 23:42:49.51 ID:V7QmLMjQ0
球磨「あぁ〜たまらん……これは凄い…」


球磨「もっと匂いを嗅ぐクマ…頭に刻んでおくクマ……」クンクン


球磨「……ん?」


球磨「なんか…雲龍以外の匂いがするクマ」クンクン


球磨「これは嗅ぎ覚えのある香りクマ。ええっと……」


球磨「…そうだ、間違いないクマ。でもなんでこの匂いが雲龍のブラから?」


球磨「まさか……」
483 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/04(土) 23:43:09.69 ID:DwxLm8uOo
今日誤字が荒ぶってない?
484 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/04(土) 23:46:49.01 ID:V7QmLMjQ0
ーー執務室


提督「俺だけに話とはなんだ?」


球磨「一つ聞きたいクマ。龍驤さんは誰かと関係を持ったりしてるクマ?」


提督「関係と言えるかどうかは分からないが、霞ママにはお世話になっているな」


球磨「やっぱりそれだけクマよね。実はクマは雲龍のブラを借りてさっきくんかくんかしてたクマ」


提督「…ほどほどにな」


球磨「それで匂いを嗅いでたら、雲龍のブラから龍驤さんの匂いがしたんだクマ」


提督「…ん」


球磨「あれは間違いなく龍驤さんの唾液の匂いクマ。それが雲龍のブラから匂ったんだクマ」


球磨「提督、まさか龍驤さんを寝取られたりしてないクマ…?」


提督「安価」


下1〜3高コンマ 提督の台詞や行動などを
485 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/04(土) 23:49:19.86 ID:Wjg6LDtEo
霞の代わりにママになってもらう、だそうな
486 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/04(土) 23:51:00.74 ID:lqh+3YXXo
ああそれは新しいママということで雲龍にお世話になって…
待て、龍驤の唾液のにおいを球磨がなんで知っている?
487 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/04(土) 23:51:28.46 ID:m4Tm74J7O
霞の代わりをお願いしてるんだ
488 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/05(日) 00:11:29.60 ID:0S49iTeI0
提督「龍驤から話は聞いている。霞の代わりにママになってもらうそうだ」


球磨「なんでまた…?」


提督「雲龍は皐月を受け入れてくれていた。その優しさがあるなら龍驤も受け入れてくれると思ったんだ」


球磨「そういう理由があったクマね」


提督「二人の間に性的な関係はない。それに龍驤はBL好きだが百合はそこまでではない」


球磨「成る程クマ。なら安心クマね」
489 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/05(日) 00:19:13.37 ID:0S49iTeI0
提督「そもそも球磨は何故龍驤の唾液の匂いを知っている?」


球磨「球磨は提督の下着も拝借してるクマ。ここまで言えばわかるクマ?」


提督「……」


球磨「龍驤さんにしゃぶらせた後…凄い匂いクマよ?むせ返るくらいの男の匂いと龍驤さんの濃厚な唾液が…」


提督「もう分かった。聞いた俺が悪かった」


球磨「提督とした後の龍驤さんの下着なんか…もう……すっごいクマ。龍驤さんが愛されるって凄く分かるクマよ」


球磨「だから心配になって提督に報告しに来たんだクマ。雲龍の爆乳なら寝取りもありえるクマからね」


提督「一応…感謝しておこう」


ーー
490 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/05(日) 00:19:39.93 ID:0S49iTeI0
今日は脳が寝てました


コメントなどあればお願いします
491 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/05(日) 00:34:30.01 ID:ckCUzONTo
おつです
やっぱり姉妹の絡みって…最高やな!(内容から目を背けつつ
球磨姉ぇ男のスメルもいけるんすか…まじすか…
GW無理し過ぎること無きよう
492 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/05(日) 19:24:40.19 ID:0S49iTeI0
ーー

伊400「ボス、あいつ相当ヤバイぜ」


男「早霜君のこと?」


伊400「それしかないだろうがよ」


吹雪「ここに来てからは大人しくしてくれてるじゃないですか」


伊400「お前らは忙しいからちゃんと見てないだけだ。あいつは間違いなく本物だ」


吹雪「伊400さんがそこまで言うってことは相当なんですね…」
493 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/05(日) 19:29:35.26 ID:0S49iTeI0
伊400「ボスは艦娘を正常に戻せる。つまり頭のおかしい奴も元に戻るんだよな?」


男「そうだね。だから殺し屋だったタシュケント君も仲間にできたんだ」


吹雪「早霜さんも元に戻って大人しくなったからここに居てくれてるんですよ」


伊400「この前の話だ。あいつの足元にゲジゲジが居た、それをあいつはどうしたと思う?」


吹雪「踏んづけちゃったとかですか?」


伊400「結果は同じだ。殺すことは殺してた」


男「その方法がおかしかったのかい?」
494 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/05(日) 19:35:07.16 ID:0S49iTeI0
伊400「あいつは足を一本一本千切っていったんだ。それもニヤつきながらな」


吹雪「……」


伊400「足を全部千切り終わったら近くにあった石で半分潰した。その時点でおかしいだろ?」


男「まだあるのかい?」


伊400「早霜の野郎…死にかけのゲジゲジ見ながら自分の下半身触ってやがった」


吹雪「う……」


伊400「服の上から触ってたのによ、染みが服まで達してたんだぜ?」


男「…まずいね。彼女は本物だ」
495 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/05(日) 19:41:33.81 ID:0S49iTeI0
伊400「もう一回治療した方がいいんじゃねぇか?下手すると全員やられるぞ」


吹雪「司令官…!」


男「ううん…これ以上は無駄だよ。彼女はあれで普通なんだ」


伊400「マジかよ…」


男「僕の治療ではそこまで治せない。彼女の心の問題かな」


吹雪「それでも司令官なら治せます!」


男「うん、最終手段を使えば治せるよ。でもそうすると彼女は彼女じゃなくなることになる。それは避けたいんだ」


伊400「あいつに殺されてから文句言うんじゃねぇぞ」


下1〜3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
496 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/05/05(日) 19:42:44.83 ID:1Swh/p/DO
早霜と一緒に居るタシュケントの様子も何処かおかしくなっている
497 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/05(日) 19:43:23.82 ID:I3ZuJ9yxO
自分の異常性について考えてる早霜
498 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/05(日) 19:44:00.12 ID:6+CZ9/l4o
早霜は虫を殺していろいろ発散してる
499 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/05(日) 19:47:43.17 ID:YXez8Skjo
タシュ復活させたいんだろうけどスペアが存在しないのはこないだの安価が無効だったから確定でクソ雑魚個体だから復活させてもどうしょうもないでしょ…
500 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/05(日) 19:54:51.41 ID:ccQRx9c3O
そういう人だからな
501 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/05(日) 20:00:43.16 ID:0S49iTeI0
早霜「ねぇ……」


吹雪「ひっ!」


伊400「ボスは下がってろ、ビスマルクの所に行け!」


男「ううん、大丈夫だよ。彼女は正気さ」


早霜「私……やっぱりおかしいのね…」


吹雪「自覚が……あった…?」


伊400「どういうことだよおい…」
502 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/05(日) 20:15:39.85 ID:0S49iTeI0
早霜「私……生き物を殺す時が一番幸せなの…こんなのおかしいって分かってるんだけど、自分ではどうしようもないの…」


吹雪「殺人衝動ということでしょうか…?」


男「それとは少し違うかな。自分が相手を傷付けたいっていうサディストの延長線だと思う」


伊400「ボスの治療の結果、自分の異常性を認識できるようになった?」


男「そういうことだね」


早霜「私はここには居られない…いずれここの皆んなを殺してしまう…」


吹雪「そんなことありません!ねぇ司令官!」


伊400「ボス、自分の価値を考えろよ」


男「価値なんて無いさ。僕は全ての艦娘を救いたかっただけなんだ…」


下1〜3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
503 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/05(日) 20:18:43.26 ID:TSq/muSho
早霜「とでも言っておけば同情の一つでもしてくれるのね、チョロ甘ねぇ?」
504 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/05/05(日) 20:20:51.80 ID:1Swh/p/DO
>>503
505 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/05(日) 20:21:25.84 ID:7/K4WHmQo
そんな危険な存在をここに置いておくつもり?と海月姫が
506 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/05(日) 20:22:35.99 ID:ckCUzONTo
整備士
もう能力もなくなった君に遅れを取ることはないと思うよ
真意がどうあれここにいるのが取り敢えず君も安全だとおもうけど
507 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/05(日) 20:29:13.69 ID:0S49iTeI0
深海海月姫「そんな危険な存在をここに置いておくつもり?」


伊400「ボス」


男「……」


吹雪「嘘ですよね…司令官……?」


早霜「いいわ…自分がおかしいって……分かってるもの…」
508 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/05(日) 20:33:36.56 ID:0S49iTeI0
早霜「貴女達に…最後にお願いがあるの。朝霜姉さんの所に連れて行ってくれない?」


男「行ってどうするのかな?」


伊400「謝りたいとかありきたりな事言うんだろ」


早霜「それもある…けど姉さんの暗示を解かないと…」


吹雪「それって何重にもかけたっていう…」


早霜「多重暗示からのマインドコントロール…いくつかは解けてるみたいだけど…まだ完全じゃない…」


早霜「それを解けるのは私だけ……死ぬ前に…姉さんだけは救いたいの…」


早霜「勝手なお願いなのは分かってる…でも……ここに居たら私は貴方達を殺すわ…」


男「安価」


下1〜3高コンマ 整備士の台詞や行動などを
509 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/05(日) 20:37:25.93 ID:ckCUzONTo
向こうに聞いてみないとだけど…ろーちゃん亡き今安全な通信ラインが無くなっちゃんだよね
510 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/05(日) 20:37:49.35 ID:I3ZuJ9yxO
そればっかりは先方に確認しないと実現するかわからないね
511 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/05(日) 20:38:40.66 ID:+5q8a+uD0
>>509
512 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/05(日) 20:57:24.17 ID:0S49iTeI0
男「向こうに聞いてみないとだけど…呂500亡き今安全な通信ラインが無くなっちゃんだよね」


吹雪「伊401さんはこっちの連絡先しか知らないんですよね」


男「呂500ちゃんはこっちの連絡先を絶対誰にも教えないって言ってた。だから伊401ちゃんも知らないだろうね」


早霜「お願い…私を連れて行ってくれるだけで良いの…」


伊400「それが無理だって言ってんだよ。ワガママ言ってんじゃねぇ」
513 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/05(日) 21:01:48.54 ID:0S49iTeI0
深海海月姫「向こうの連絡先…分かるわよ。私の提督が知ってるはずだから」


伊400「なんで知ってんだよ?」


深海海月姫「あそこの龍驤を追い込む貯めに忍び込んだの。勿論向こうの内通者が居たからできたのよ」


吹雪「そこまでして…」


深海海月姫「当たり前じゃない!龍驤に子どもを殺されてるのよ!!」


男「確かに龍驤の行動は許せない。だからって追い込むのは違う」


伊400「コイツも危ないんじゃねぇかボス?」


深海海月姫「いいえ…提督に敵意が無い以上……私はここの味方よ」


吹雪(深海提督に敵意があれば、私達はやられてたんですね…)
514 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/05(日) 21:10:41.16 ID:0S49iTeI0
深海海月姫「私の胞子で眠らせて、その鎮守府の近くに置いてくることはできるわよ」


吹雪「向こうの確認を待ってからそうしますか?」


早霜「早くして……手遅れになる前に…」


伊400「向こうの確認は置いといてとりあえず運び出すか?」


吹雪「そうすれば司令官は安全ですね…」


下1〜3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
515 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/05/05(日) 21:14:51.35 ID:1Swh/p/DO
整備士
いきなり早霜を置いておいても向こうも混乱する
一応確認しておいた方がいいと思う
そして呂500が生きている?と知った整備士が警戒を強める
516 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/05(日) 21:16:17.92 ID:7/K4WHmQo
>>515
517 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/05(日) 21:20:21.30 ID:I3ZuJ9yxO
早霜を眠らせている間に足りないもの鎮守府と連絡を取る
518 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/05(日) 21:28:42.78 ID:0S49iTeI0
ーー

男「……」


伊400「あそこまで考え込んでるボスも珍しいな」


吹雪「一応連絡は取っておこうって連絡したのはいいんですが、まさか呂500ちゃんが…」


伊400「早霜の話を聞く限り殺したのは間違いねぇだろ。それで生きてるってことは…」


吹雪「傀儡化された…」


伊400「そういうことだろうな。記憶もあるってことは脳ミソぶち抜かれたんだ」
519 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/05(日) 21:32:06.96 ID:0S49iTeI0
吹雪「あの鎮守府は組織と取り引きがあるんでしょうか?だから傀儡化された呂500ちゃんを返してもらった」


伊400「組織がスパイとして送り込んだとは考えられねぇか?」


吹雪「…あり得ます。あの鎮守府の人達は呂500ちゃんが傀儡かどうかは知りません」


伊400「いーや知ってるな。あの鎮守府は慢性的に艦娘不足だ。呂500にまで育った艦娘をバーの店員として送り出すか?」


吹雪「……」


伊400「あの鎮守府はボスの敵だと思うぜ」
520 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/05(日) 21:36:07.59 ID:0S49iTeI0
伊400「龍驤の行動は吹雪も知ってるだろ?それにあの提督は朝潮も自殺させてる。ヤバイ集団だな」


吹雪「朝潮ちゃんの獄中での自殺は指示だったんですか!?」


伊400「吹雪、否定できるか?」


吹雪「……」


伊400「沈黙するってことはそういうことだ」


吹雪「でも…」


伊400「吹雪は早霜の事どう思ってる?」


吹雪「どうって……」


伊400「怪しさしかねぇだろ。急に朝霜に会いたいだなんてよ」
521 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/05(日) 21:38:34.29 ID:xVZOxeiSo
うーんこのしおんちゃんミスリード…
522 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/05(日) 21:39:42.85 ID:0S49iTeI0
伊400「このまま早霜を返した方がボスの身の為だ。うまくいけば早霜があの鎮守府を皆殺しにしてくれる」


吹雪「そんなこと…!」


伊400「じゃあボスが殺されてもいいんだな?」


吹雪「そうは言ってません!」


伊400「いいか、ボスは世界を敵に回してでも守らなきゃいけねぇんだよ。たった一つの鎮守府くらい必要な犠牲だ」


男「……」


伊400「あの様子じゃボスは暫く考えっぱなしだ。今のうちに早霜を送っていくぞ」


吹雪「司令官……」


下1〜3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
523 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/05/05(日) 21:48:55.65 ID:nc3KaRcUO
早霜無事に足りないものにたどり着き暗示を解いて目の前で自分の首を切り裂きながらゴメンゴメンと謝り絶命
524 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/05(日) 21:54:44.24 ID:zxiNVM0DO
ビスマルク「恐らく、あなたがそういう考え方をするのも読んだ上で考えているわよ。今は待った方がいいわ」
525 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/05(日) 21:55:51.26 ID:I3ZuJ9yxO
早霜が運ばれて行ったのを見て足りないもの鎮守府に連絡を入れる整備士
526 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/05(日) 21:55:53.01 ID:rFxLSHs2O
整備士が悩んだ末に待ったをかける
400の言う通り早霜や鎮守府の危険性は承知だが、早霜そのものの戦闘力も危険
下手に鎮守府は愚か各地で暴走されたら食い止められるかも分からないなら、朝霜を呼ぶなり早霜を始末するなり、目が届くここにいったん置く方が確実
527 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/05(日) 21:58:28.12 ID:ehEXYO5AO
いつもの文句ばかりの人?
雑すぎない?
528 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/05(日) 22:09:09.67 ID:4j21xzSRO
文句の人なら鎮守府に戻り次第本性を現して足りないもの鎮守府の者たちを殺して回らせるだろう
別人だな
529 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/05(日) 22:12:11.22 ID:0S49iTeI0
ーー足りないもの鎮守府


早霜「ん…ここは…………?」


早霜「そう……あの子達…ここまで送ってくれたのね…」


早霜「早く……朝霜姉さんに…」


早霜「う……ふ…」


早霜「うふ…ふ………ふ…」
530 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/05(日) 22:15:22.71 ID:xVZOxeiSo
さーてどうなるか
531 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/05(日) 22:19:11.93 ID:0S49iTeI0
ーー

龍驤「朝霜に会いたいってどういうつもりや」


早霜「朝霜姉さんの…暗示を解きにきたの…」


龍驤「どういう風の吹き回しや?」


早霜「私は……殺し過ぎたの…」


早霜「だから…最後くらい……朝霜姉さんに…謝りたくて…」


龍驤「そんな事言われて信用できると思っとるんか」


早霜「そうよね…無理よね……」
532 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/05(日) 22:23:12.28 ID:0S49iTeI0
早霜「この服…どうしたと思う…?」


龍驤「知るかボケ」


早霜「これ……整備士さんの所に居た…証拠なの…」


龍驤「整備士……!?」


早霜「あの人のお陰で最後のチャンスを与えてもらった…だからここに来たの…」


早霜「だからお願い…朝霜姉さんに合わせて……」


下1〜3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
533 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/05(日) 22:24:44.90 ID:F6BXChsC0
憔悴しているのに早霜の目の奥底に不穏な強い覚悟を感じる龍驤

「死ぬつもりなんか?」
534 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/05(日) 22:25:06.60 ID:4j21xzSRO
朝霜は怯えに怯え会うどころではない
他の鎮守府の面々も断固として会わせない
535 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/05(日) 22:25:41.88 ID:I3ZuJ9yxO
>>533
+宣言通り朝霜の暗示を解く早霜
536 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/05(日) 22:35:13.69 ID:0S49iTeI0
龍驤(早霜の様子から見て整備士さんに何かされたのは間違い無い。あの早霜やとは思われへん)


龍驤(歪んだ感情も恐怖も感じれへん。でも何か強い気配は感じる)


早霜「……」


龍驤(そしてこの目や。この目をウチは知ってる。コイツが考えてる事は……)


龍驤「お前…死ぬつもりやな」


早霜「…朝霜姉さんの暗示を解いた後……ね…」


龍驤「そういうつもりやったんか」
537 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/05(日) 22:40:34.88 ID:0S49iTeI0
早霜「私は生まれつきこうなの…今も貴女と朝霜姉さんを殺したくて殺したくて堪らない。この性格は…どうやっても治らない……」


早霜「生きたまま償うには…私の罪は重過ぎる……だから…」


龍驤「何人殺した」


早霜「覚えて…ない……数百じゃ…それ以上……」


龍驤「お前一人が死んで許されるわけないやろ」


早霜「そう……でも朝霜姉さんは救うことができる…私じゃないとできない…」


早霜「…貴女が殺してもいいわ。自死じゃなくてもいいの」


早霜「朝霜姉さんの暗示を解いた後…誰にも見られない場所で私を殺して……」


早霜「お願い……」


下1〜3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
538 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/05(日) 22:42:01.42 ID:xVZOxeiSo
龍驤「暗示を解いたら朝霜はどうなるんや?」
539 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/05(日) 22:42:10.70 ID:TSq/muSho
そんな勝手な事につきあえるかと追い払おうとした龍驤に呂500を殺したのは自分と暴露
540 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/05(日) 22:43:22.91 ID:rFxLSHs2O
お断りや……と言いたいけど、それを決めるのは朝霜や
暗示を解くかどうかも、早霜を殺めるかどうかも

全員の監視の下で朝霜に判断を委ねる
541 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/05(日) 22:49:06.84 ID:0S49iTeI0
龍驤「お断りや」


早霜「……」


龍驤「…と言いたいけど、それを決めるのは朝霜や。暗示を解くかどうかも、早霜を殺めるかどうかも」


早霜「朝霜姉さんが……」


龍驤「お前が余計なことできへんように万全の状態でやらせてもらうで」


早霜「ええ……私は何も拒否しないわ…」
542 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/05(日) 22:52:40.47 ID:0S49iTeI0
ーー

アケボノ「あたし達を呼んだのはそういう理由ね」


菊月「少しでも変な動きをすれば殺して良いんだな」


龍驤「アケボノら以外にもこっちは由良とかがおる。下手は真似はできんはずや」


朝霜「ぃ……」ガタガタ


龍驤「朝霜、あんたが決めり。暗示を解いてもらうか、早霜をどうするか」


早霜「あぁ……姉さん………会えて…良かった…」


朝霜「近付くな!そこから動くんじゃねぇ!!」


早霜「姉さんがそう言うなら…ここから一歩も動かないわ…」


朝霜「ひ……ひゅ………ぅ……」


龍驤「朝霜…」
543 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/05(日) 22:56:39.85 ID:0S49iTeI0
龍驤(こんな辛い思いさせてごめんな。でも早霜の陰に怯える朝霜は見たくないねん)


龍驤(あの場でウチが早霜を殺しても朝霜は納得せぇへんはずや。ウチになら分かる)


龍驤(…殺せ)


龍驤(今しか無いんやで朝霜。因縁の相手が目の前におるんや)


龍驤(もしウチの前に深海海月姫がおるんやったら……)


龍驤(……)


龍驤(…………)


龍驤「朝霜……」


朝霜「あたいは…」


下1〜3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
544 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/05(日) 22:57:47.86 ID:TSq/muSho
遠ざけてくれ
顔を見たくない、存在を認識したくない
545 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/05(日) 23:01:32.81 ID:I3ZuJ9yxO
暗示を解かせた後、他の人の好きにしてくれと朝霜。
アケボノ達も因縁があるんだろうと
546 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/05(日) 23:06:36.82 ID:ckCUzONTo
キーワードを発した早霜
暗示を解いたらしく、早霜朝霜両者気を失う
547 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/05(日) 23:07:19.76 ID:ehEXYO5AO
暗示を解こうとした時に龍驤がまったをかける
「ホントに朝霜をメチャクチャにするだけの暗示なんか?何かを抑える為の暗示とかじゃないやろうな?」
548 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/05(日) 23:08:32.52 ID:ehEXYO5AO
おおう、コンマが接戦や…
549 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/05(日) 23:13:02.83 ID:0S49iTeI0
朝霜「早霜の顔を見たくない、存在を認識したくない」


早霜「そんな…」


朝霜「早くあたいから早霜を遠ざけてくれ!」


早霜「せめて暗示を……」


アケボノ「コイツ、連れて行くわよ」


菊月「処分はこっちに任せてもらう」


龍驤「うん……好きにして」


菊月「了解した」


早霜「待って、待……」バシュッ


朝霜「消…え……た…」
550 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/05(日) 23:15:30.08 ID:0S49iTeI0
龍驤「朝霜……」


朝霜「マ…マ……」


龍驤「こっちおいで」


朝霜「あ、あ、ぁ……」フラフラ


朝霜「あたい…もう早霜のこと…考えなくていいんだよな…」


龍驤「そうやで。早霜は消えた」


朝霜「もう…あいつに怯えなくていいんだよな……」


龍驤「ええよ。もう朝霜は怖がるもんは無い」


朝霜「う……あ…ぁ……」
551 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/05(日) 23:18:34.57 ID:0S49iTeI0
朝霜「うぁぁぁぁぁぁぁぁぁ…!」ポロポロ


朝霜「今まで怖かったよぉ…!いつ早霜が来るか……ずっと怯えてた…!」


龍驤「もう何も心配しなくてええんや」


朝霜「あぁぁぁぁ…!!ママ……ぁ…!!」


龍驤「不安になったらいつでもウチの胸貸したるから。暗示もカウンセリングとかで頑張っていこな」


朝霜「うん…うん………!」


龍驤「…朝霜は優しいんやね。ウチとは大違いやわ」


下1〜3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
552 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/05/05(日) 23:19:12.26 ID:1Swh/p/DO
菊月
次はこっちの番だ
司令官はどうしている、詳しく話せ、無事なのか?まさか死のうとしてたりしないだろうな!
アケボノにまずは落ち着きなさいと止められる菊月
553 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/05(日) 23:23:16.54 ID:ckCUzONTo
連行された早霜サイド
深海提督の現在について噛みつかんばかりに迫る菊月を抑えながらモチヅキが「あんたの最初の異能はどうやって手に入れた?」
554 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/05(日) 23:23:28.95 ID:ehEXYO5AO
いつ能力が復活するとも限らないため、大鳳の仇を取る事にするネームレス達
菊月が早霜に手を触れると早霜が錆びついていく
555 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/05(日) 23:24:22.83 ID:I3ZuJ9yxO
後日アケボノや菊月がやってきて
早霜の件はかたはつけた、リスポーンもなかったと話す
後、最期に暗示を説かせてもらえなかった代わりに老幹部に気をつけろと言っていたとも
556 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/05(日) 23:28:59.57 ID:0S49iTeI0
ーー


早霜「お願い……朝霜姉さんに…」


リュウジョウ「能力は無効化されとんか?」


アケボノ「そうだと思うわよ。どうやったかまでは知らないけど」


チヨダ「大鳳の仇を取る前に提督の事を聞き出すのが先よ!」


リュウジョウ「そうや、確か向こうにおるんやんな?」


アケボノ「菊月を撃ってまであたし達を巻き込みたくなかったのは提督らしいわね。でもそれで納得できるわけないのよ」
557 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/05(日) 23:31:44.42 ID:0S49iTeI0
菊月「今からお前に質問をする。その内容によっては朝霜に会わせてやる」


早霜「ほんと…?」


菊月「深海提督はどこにいる?」


早霜「……」


早霜「分からない…」


菊月「嘘をつくな。どうやってここまで来た」


早霜「深海海月姫の胞子で眠らされて…気が付いたらあの鎮守府の前に……」


菊月「ならどうやってあそこまで行った」


早霜「ここから…あそこまで……」
558 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/05(日) 23:33:33.94 ID:0S49iTeI0
早霜「近くの島……違う…陸地から海路で……」


菊月「そこは何処だ?」


早霜「…………」


早霜「思い…出せない………」


リュウジョウ「記憶を消されとんか?」


早霜「そうかも…しれない……あの人は…私の能力を消した…」


チヨダ「やっぱり……」
559 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/05(日) 23:35:51.59 ID:0S49iTeI0
早霜「今の私は能力が無い…ただの精神異常艦…」


早霜「朝霜姉さんを助けた後……私を殺して…」


菊月「…そうか。お前にとって朝霜を救うことが最後の希望か」


早霜「そう……姉さんさえ救えれば…」


菊月「そんな都合の良い話があるか」ズズズッ


早霜「ぁ…え………」
560 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/05(日) 23:39:46.84 ID:0S49iTeI0
菊月「全身が錆びて死ぬ。お前の死に様には相応しいな」


早霜「待っ……て…」


菊月「お前は命乞いをされて待ったことがあるのか?」


早霜「あ…ぁぁ………」パキッ


菊月「お前の魂は無間地獄に落ちる。そこで永遠に苦しめ」


早霜「朝霜…姉………さ…」バキッ……


早霜「あ…さ………し…」バキキッ


早霜「あ………」ベキッ


早霜「……」


早霜「」
561 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/05(日) 23:44:15.04 ID:0S49iTeI0
チヨダ「…死んだわね」


リュウジョウ「体の中身も全部錆びとるんやな?」


菊月「そうだ」


アケボノ「血液から何まで全てよ。単純に考えればチート能力なんだけど、コイツとは相性が悪かったわね」


チヨダ「不死身相手に相性も何もないわよ」


リュウジョウ「これってどうするん?海にでも捨てるん?」


菊月「そうだな、コイツには冷たい海の底がお似合いだな」


アケボノ「じゃ…そうしましょうか。錆びてるし勝手に沈むから楽ね」


下1〜3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
562 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/05/05(日) 23:44:59.50 ID:1Swh/p/DO
菊月
それにしても気に入らないな…その整備士という男…アケボノ、それとなくあの鎮守府で情報を集めてくれ、能力を消せるというのは私達にとっても危険だ
563 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/05(日) 23:46:32.71 ID:I3ZuJ9yxO
早霜のプレッシャーから開放されたこととリハビリのかいあって順調に良くなってく朝霜
でも親子関係は終わらないぜって
564 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/05(日) 23:46:56.50 ID:rFxLSHs2O
400、深海に沈んだサビの塊を見て渋々回収


かすかにサビから泡が吹き出ているような……?
565 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/05(日) 23:47:34.84 ID:ckCUzONTo
朝霜に報告
ちゃんと沈めた、もう復活することもないと
566 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/05(日) 23:50:51.38 ID:VBJicFJJO
そいや前にアケボノは整備士について知っているような反応してたな
567 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/05(日) 23:53:16.69 ID:0S49iTeI0
ーー後日


朝霜「司令〜〜!構ってくれよ!」ガチャ


提督「…随分と元気そうだな」


朝霜「あったり前だろ!もうあたいはアイツの事を考えなくても良いんだ!これ以上の幸せがあるかよ!」


提督「…そうか」


朝霜「千歳や龍驤さんにも感謝してんだぜ?あたいの為に色々やってくれてさ!」


提督「朝霜だから特別じゃない。ここの艦娘だからだ」


朝霜「それでもあたいは嬉しいんだよ!」
568 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/05(日) 23:55:56.73 ID:0S49iTeI0
朝霜「司令…やっぱり大好きだ。あたいには司令氏
いねぇよ!」


提督「悪いが俺には龍驤が…」


朝霜「わかってるって!家族として好きだって言ってんだよ!」


提督「…なら安心だ」


朝霜「司令、あの約束ガチで守ってくれよ。全部終わって龍驤さんと結婚したらあたいを養子に!」


提督「もちろんだ。その約束は破るつもりは無い」
569 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/06(月) 00:00:10.16 ID:ElVUtBxf0
朝霜「まぁ実際色々と難しいかもしんねぇけどよ…それでもあたいのパパとママは司令と龍驤さんだからな!」


提督「……」


朝霜「な、なんだよぉ…不満でもあんのかよぉ…」


提督「…一つ不安点がある。俺も最近思い出したことがあるんだ」


提督「以前に深海新棲姫のせいで俺の精神状態が悪くなった時…朝霜と関係を持ったよな?」


朝霜「あれは……あれだよ…」


提督「俺の記憶が正しければ避妊もしてなかった。違うか?」


朝霜「あれは…あれでだ……」


提督「その辺を龍驤はどう思っているのか。直接聞いてみよう」


龍驤「……」


朝霜「う…!」


龍驤「安価」


下1〜3高コンマ 龍驤の台詞や行動などを
570 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/06(月) 00:02:52.73 ID:IL7g6A4jo
今度同じ事やったら、…分かってるやろな?
571 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/05/06(月) 00:04:02.35 ID:Rnv4ZqqDO
あれからだいぶ経つし結局デキてはいなかったんやから気にせんでええよ
だけど次は無いで
572 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/06(月) 00:04:17.31 ID:77OEGoYYo
ギルティ(提督に羅生門)
なんであれ”娘”に手ぇ出すんは無しやで
573 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/06(月) 00:06:03.66 ID:p4nEsFiYo
たしか関係を持つ事自体は龍驤の了承取ってたよね?
避妊は別として
574 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/06(月) 00:11:58.38 ID:77OEGoYYo
すまぬ
575 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/06(月) 00:13:33.27 ID:ElVUtBxf0
龍驤「……朝霜、漣と同じであの時は関係を持つことは認めとった」


朝霜「そうだよ!何言ってんだよ司令、忘れたのか!?」


龍驤「た、だ、し。避妊はせぇ言うたわな?」


朝霜「あれだ……うん…ゴムが…」


龍驤「確かに今は避妊薬に変えたからゴムは買ってない。でもあの時は余るくらい予備はあったんやで?」


朝霜「それはさ……」


龍驤「今度同じ事やったら…分かってるやろな?」ニコッ


朝霜「ふぁい!分かってます!!」


龍驤「それやったらええ。これからも娘としてのスキンシップは認めたるで」
576 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/06(月) 00:16:29.08 ID:ElVUtBxf0
朝霜「一緒にお風呂は?」


龍驤「もちろんええで」


朝霜「一緒に寝るのは?」


龍驤「全然ええで」


朝霜「キスは?」


龍驤「…………」


龍驤「ほっぺになら許したろ」


朝霜「じゃあデートは?」


龍驤「親子で出掛けたいから二、三回に一回はウチも一緒に行きたいわ」


朝霜「じゃあ…」


下1〜3高コンマ 提督との行為のボーダーラインとは?
577 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/06(月) 00:18:10.47 ID:FQpnWAlw0
親子三人でエッチ…は?
578 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/06(月) 00:18:26.67 ID:77OEGoYYo
提督の提督に直接触れるのはアウト
579 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/06(月) 00:19:45.04 ID:g4QbkIFcO
3人でなら
580 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/06(月) 00:25:16.56 ID:p4nEsFiYo
つまりゴム有りなら?
581 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/06(月) 00:27:49.27 ID:ElVUtBxf0
龍驤「細かいのを言うていってもキリが無いな。ほんならこれだけは絶対あかんっていうのは言うとくわ」


朝霜「なんだよ…?」


龍驤「提督の提督に触れるのは絶対アカン。これがボーダーラインや」


朝霜「……」


龍驤「口で咥えるのもナシやからな!!」


朝霜「なんで分かるんだよ…」


龍驤「お前の考えそうな事くらいわかんねん!ええか!これだけは絶対に守れよ!」


朝霜「ママとパパで三人とか…やってみたかったんだけどなぁ」


龍驤「……」ピクッ


提督「龍驤…?」


龍驤「いや…なんでも無いで……」
582 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/06(月) 00:28:19.62 ID:FQpnWAlw0
親子三人でエッチ…は?
583 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/06(月) 00:30:22.89 ID:FQpnWAlw0
連投になったすまない
584 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/06(月) 00:32:01.70 ID:ElVUtBxf0
朝霜(司令、漣と三人でやらなくなってから暫く経つよな?)ヒソヒソ


提督(そうだな…)


朝霜(龍驤さん…多分二穴気に入ってたんだぜ。あの表情見てみろよ)


龍驤「……」もじもじ


朝霜(メスの顔してんだろ?多分漣とヤってた時の事思い出してんだよ)


提督(だが…朝霜には生えてないだろう)


朝霜(ベニバンがあるだろ?多分強引に誘えば落ちるぜ。龍驤さんは気持ち良くなるし、あたい達は仲良くなれる。一石二鳥じゃねぇか!)


提督(……考えておこう)


龍驤「ん…んふ……あれ…凄かったでな…えへへ……」


ーー
585 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/06(月) 00:32:35.47 ID:ElVUtBxf0
遅くまでありがとうございます


コメントなどあればお願いします
586 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/06(月) 00:40:36.13 ID:2eJaWaGI0
おつつ
朝霜の暗示は解かされなかったか
後々響くデバフにならなきゃいいが
587 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/05/06(月) 00:41:05.59 ID:Rnv4ZqqDO
お疲れ様でした
タシュケントは完全に改心して敵に回る事は無いというのはもう動かないのかな
シンプルに敵のままでいてくれたらどんなに楽だったか
タシュケントの危険性を考えると鎮守府にとってはいいけど漣にとっては…
588 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/06(月) 00:50:10.76 ID:IL7g6A4jo
乙でした
暗示を解くのが必ずしもいい効果を与えるとは限らないのがね
早霜は脱落か…朝霜にこだわっていた真意が明らかにならなかったのは残念
龍驤は2穴3P気絶してなかったっけ?その後もちょくちょくやってた?
589 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/06(月) 01:22:30.25 ID:77OEGoYYo
こちらこそおつでした
伊400ちゃんはもう吹っ切れたかな、でも探偵業はもうちょっちがんばろう
早霜の最後の願いは成就せず、今までの行いが影響大だったね…
590 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/06(月) 09:04:17.20 ID:Gc1JygYaO
久しぶりに明るい回を…
591 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/06(月) 09:05:24.01 ID:qy/iXljvO
と思ったけど球磨回やってたね
最近ハードな回多かったから頭暗くなってた
592 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/06(月) 19:38:01.53 ID:ElVUtBxf0
ーー某所


大和「老幹部さん、整備士さんを味方につけることは難しそうですね」


老幹部「是非とも引き入れたい人材じゃが、これだけ手を尽くして無理なら諦めるしかないかもしれんのぅ」


大和「ただ諦めるとなると整備士の存在は危険です」


老幹部「そうじゃ、彼一人で世界の均衡を崩してしまう可能性がある」


大和「やはり始末するしかありませんね」


老幹部「大本営から奪ったあの艤装がある。あれを使うしかないのぅ」


大和「あれは動力に核を使いますから、できれば避けたかったですね…」


老幹部「均衡を保つにはこれしか無いんじゃ。早速準備に取り掛かるぞぃ」


大和「了解です老幹部さん」
593 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/06(月) 19:42:01.66 ID:ElVUtBxf0
ーー大本営


「アレは使用可能か」


「発射コードは我々が引き継ぎました。いつでも使えます」


「今度の言い訳はどうする?また隕石が落ちてくるのか?」


「整備士がいるのは海の上です。目撃者が居ても握りつぶせます」


「それに海底火山の噴火だと逃げ道もある」


「…よし。八島を起動させる」


「目標は整備士がいるとされる島、深海棲艦が放棄した基地だ」


「エネルギーの充填を開始させます」
594 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/06(月) 19:46:50.69 ID:ElVUtBxf0
ーー


モチヅキ「…という具合に組織と大本営が整備士を仕留めにかかってるみたいだよ」


チヨダ「待ちなさいよ!その男と提督は一緒にいるんでしょ!?」


モチヅキ「そうだねぇ」


リュウジョウ「つまりその整備士を助けやん限り提督も助けられへんっちゅうことやな」


菊月「モチヅキの予知が外れたことは無い。どんな手を使ってでも司令官を助けに行くぞ!」


アケボノ「でもどうするのよ?整備士がいる場所はだれも知らないのよ?」


神威「知らない場所には飛ばせません…」


モチヅキ「それをこれから考えるんじゃん。誰かに頼ってもいいしね〜」


下1〜3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
595 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/06(月) 19:51:30.88 ID:qy/iXljvO
提督に場所を知らないか確認する
596 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/05/06(月) 19:56:26.32 ID:Rnv4ZqqDO
しかし組織側は艤装を起動させるだけで精一杯だった
信濃以外にはその能力を十全には発揮させられない
597 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/06(月) 20:03:58.02 ID:IL7g6A4jo
>>595
598 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/06(月) 20:14:47.53 ID:ElVUtBxf0
ーー足りないもの鎮守府


提督「整備士の場所か…」


アケボノ「私達の提督の命に関わるの。知らないなら知らないでいい。知ってるなら教えて」


龍驤「…すまん。こっちで連絡が取れるのは呂500だけやったんや。でも殺されて……傀儡になってしもた」


アケボノ「そんな事はどうでもいいの。知らないって答えでいいのね」


提督「どうでも良くはない、呂500は…」


アケボノ「あたし達は急いでるの。じゃあね」バシュッ


龍驤「…行ってしもたか」


提督「相当急いでいるよだったな」
599 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/06(月) 20:16:47.75 ID:U+SHQOZe0
今回は撃たれないようにするか撃たれる前に整備士と深海提督救出するって事?
600 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/06(月) 20:24:19.09 ID:ElVUtBxf0
龍驤「せめて理由を言うて欲しかったけど…何かあったのは確かやろうな」


提督「俺達はアケボノ達に何度も助けてもらった。こちらが助けられるのなら助けたいが…」


龍驤「でもウチらはどうにもできへん。呂500は一部記憶が無いから整備士の事は無理や」


提督「アケボノ達も場所が分かりさえすれば助けられるんだろう。だがそう簡単にはいかないだろうな」


龍驤「なんとか…ならんのかな」


提督「……」


龍驤「ウチが同じ立場やったら…」


提督「何か他にできることがあるかもしれない。その時に手伝えばいいんだ」


下1〜3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
601 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/06(月) 20:26:13.71 ID:7YbGA8JF0
アケボノ、駆逐艦娘から手がかりを集めて回る
602 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/06(月) 20:27:19.82 ID:77OEGoYYo
八島の方をどうにか出来ないかという話に
603 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/06(月) 20:36:49.85 ID:p4nEsFiYo
島にある深海棲艦が放棄した基地
これを手がかりに>>601
604 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/06(月) 20:53:47.51 ID:ElVUtBxf0
ーー

アケボノ「モチヅキの予知に出てきたキーワードは『島』と『深海棲艦が放棄した基地』」


アケボノ「これを基にして手掛かりを集めるしか無いわ」


アケボノ「のんびりやってる暇は無い。あの兵器を使われたら終わりなのよ」


アケボノ「エネルギーの充填がいつ終わるか分からない。もしかしたら今にでも…」


アケボノ「そんな事は絶対にさせない。破壊が無理なら救い出すしか無い」
605 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/06(月) 21:00:47.22 ID:ElVUtBxf0
アケボノ「海域をウロチョロしてると言えば駆逐艦よね。遠征や何やらで出番は多い」


アケボノ「…その辺にいる駆逐艦を脅して聞き出すしかないわ」


アケボノ「クソ提督が知ったら怒るでしょうね。でもアンタの場所を知らないんだから怒られることはない」


アケボノ「神威、見逃しなさい。こうする以外に方法があるなら教えて」


アケボノ「……」


アケボノ「返事が無いならそういうことね。殺しはしないけど、その一歩前まではやるから」


アケボノ「これもあのクソ提督の為なのよ…!」


下1〜3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
606 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/05/06(月) 21:08:58.73 ID:Rnv4ZqqDO
半殺しにするまでも無く炎を見せて凄んだらあっさり喋ってくれた
幽霊島とか言われて怪談ネタにされているらしい
607 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/06(月) 21:09:01.97 ID:1NS9GWRbO
駆逐艦を脅すまでもなく結構すぐに居場所を特定できた
608 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/06(月) 21:09:39.84 ID:qy/iXljvO
駆逐艦の中では有名な近づくと危ない島があるらしい
609 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/06(月) 21:12:34.62 ID:77OEGoYYo
ボーノもデレッデレやんなあ
610 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/06(月) 21:18:58.15 ID:ElVUtBxf0
ーー

荒潮「割とすぐに特定できたわね〜」


菊月「この辺りを通る駆逐艦達の噂になっていたらしい。幽霊を見たとか何かとな」


アケボノ「あたしとしては最悪の手段を使わないで済んで良かったわ」


荒潮「そうこう言ってる間に〜着くわよ〜」


菊月「ここか、ここに司令官が……」


アケボノ「クソ提督には文句を言ってやらないと気が済まないのよ。待ってなさいよ!」
611 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/06(月) 21:21:36.57 ID:ElVUtBxf0
荒潮「…待ってアケボノ。向こうから何か来るわ」


「……」


菊月「あれは深海棲艦か?それにしてはサイズが小さいが」


「わぁぁぁぁ…!」ゴォォォ


アケボノ「…!!総員回避!」


荒潮「あらぁ…」
菊月「くっ…!」


アケボノ「うぐっ…!」


菊月「大丈夫かアケボノ!」


アケボノ「かすっただけなのに…この威力……!」
612 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/06(月) 21:25:55.82 ID:ElVUtBxf0
吹雪「司令官には近付けさせません…!」


荒潮「まずいわねぇ…整備士さんの護衛みたいよぉ」


菊月「向こうに連絡する手段が無い。こちらが味方だと分かるはずも無いだろう」


アケボノ「あれ…倒せる…?」


荒潮「無理かもしれないわねぇ〜」


菊月「まだあそこにたどり着いてない。神威の移動も無理だ」


吹雪「ここから出ていけぇーー!」ゴォォォ


アケボノ「また来るわよ…回避……!」


下1〜3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
613 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/06(月) 21:37:07.81 ID:qy/iXljvO
こんなことをしている暇はない
大本営と組織の兵器が基地を狙っているんだと必死に呼びかけ続ける

それでも抵抗する吹雪にブチ切れた菊月が
整備士なんてどうでもいい大切なのは提督だと叫んでると海月姫が詳しく聞かせなさいと言ってくる
614 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/06(月) 21:46:01.90 ID:77OEGoYYo
早霜!早霜!と叫んで気を逸らし対話に持ち込む
615 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/06(月) 21:46:06.80 ID:p4nEsFiYo
>>613
616 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/06(月) 21:49:50.68 ID:IEGwUuz10
遠くから様子を見ていた深海提督が菊月達に気が付き、整備士に伝える
だが、深海提督自身は会おうとしないため、要件は整備士たちだけで聞くことに
617 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/06(月) 21:50:04.95 ID:p4nEsFiYo
対話に持ち込むには逆効果じゃないかなぁ…
早霜のこと知ってるってことはしおん的に敵認定されかねないし
吹雪的にも早霜ぶっ殺したって知るとなあ
618 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/06(月) 21:56:45.96 ID:ElVUtBxf0
アケボノ「いぃぃ……!」ビリビリ


菊月「またギリギリか…!」


アケボノ「なんてデタラメな威力してんのよ!これじゃこっちが持たない!」


荒潮「向こうの気を逸らせれば良いんだけど…」


菊月「……アイツは早霜の事を知ってたんじゃないのか?」


アケボノ「知ってるはずよ、それでいくわよ!」
619 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/06(月) 22:03:16.37 ID:ElVUtBxf0
荒潮「早霜〜」


アケボノ「早霜早霜!!」


菊月「だからって連呼しても意味が無いだろう」


吹雪「あの人達は早霜さんの事を知ってる?ということはあの鎮守府の関係者…?」


アケボノ「攻撃が止んだわ!」


菊月「止まるのか…」


荒潮「今のうちに近付いて〜敵意は無いって知らせましょう〜」
620 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/06(月) 22:06:47.90 ID:ElVUtBxf0
吹雪「…!!」


菊月「なんだ?様子がおかしいぞ」


吹雪「伊400さん、司令官達の避難は済んだんですね!?」


荒潮「あらぁ…?」


吹雪「貴女達が何者か知りませんが、司令官に合わせるわけにはいきません!」


アケボノ「待ちなさいよ!あたし達はクソ提督に会いに…!」


吹雪「とっておきを…くらえーーーー!!」ジャキッ


菊月「まずい…!一旦引くぞ!!」


下1〜3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
621 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/05/06(月) 22:11:08.10 ID:Rnv4ZqqDO
一度引いて今度は白旗を上げながら少しずつ近付いてみる
吹雪もまったく攻撃をしてこない菊月達をもしかして敵じゃないのかなと思い始める
622 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/06(月) 22:15:32.88 ID:p4nEsFiYo
神威の能力で少し離れた場所に逃げると凄い爆発が起こったのが見える
落ち着いてからまた向かうと基地が吹き飛んでいたので、元から拠点を移すつもりだったんだなと
623 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/06(月) 22:16:12.11 ID:0qBxK6Oio
>>621
624 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/06(月) 22:17:05.83 ID:yruerj0GO
荒潮が今いるところから逃がせばいいんだからこれでいいでしょ?と探照灯で「ニゲロ」とモールス符号にして吹雪に伝える
625 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/06(月) 22:24:29.80 ID:ElVUtBxf0
ーー

バシュッ


荒潮「危なかったわねぇ…」


菊月「あれをくらっていたらどうなっていたか」


アケボノ「後…少しだったのに……」


荒潮「アケボノ…またチャンスはあるわよ〜」


ドドドドド…


菊月「ん?なんだあの爆発は?」


荒潮「あそこは〜ちょうどあの基地があった所らへんね〜」
626 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/06(月) 22:27:07.01 ID:ElVUtBxf0
菊月「状況から考えて吹雪がやったのか。あの火力ならあの爆発は起こせる」


荒潮「多分〜向こうも気付いてたのね〜」


菊月「組織か大本営に内通者がいるということか」


荒潮「両方とは考えられないから〜どっちかにはいるでしょうね〜」


菊月「それを知っても止めることができなかった。だから拠点を移すことにした」


荒潮「そう考えると〜辻褄が合うわね〜」
627 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/06(月) 22:29:04.57 ID:ElVUtBxf0
アケボノ「あたしの…クソ提督……」


荒潮「アケボノのダメージも大きいし〜一旦帰りましょう〜」


菊月「そこまでの損傷か?小破すらしていないだろう」


アケボノ「……」ポロポロ


荒潮「心のよ……」


菊月「…了解だ。帰るぞアケボノ」


アケボノ「わがっでるわよ…!」


下1〜3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
628 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/06(月) 22:32:07.23 ID:77OEGoYYo
ようやく会えると思っていたのに…と菊月やチヨダにも精神ダメージが
慰めに追われる比較的(精神)軽傷な娘たち
629 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/06(月) 22:35:59.58 ID:qy/iXljvO
菊月達が帰還した跡もぬけの殻の基地跡地ぶっ放される八島
組織の方は例の艤装がうんともすんとも言わなくて先を越されてしまったかのうと話してる
630 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/06(月) 22:36:23.55 ID:IEGwUuz10
自分のせいで菊月たちが整備士の拠点を暴いてしまったと考える深海提督
このまま行動を共にして大丈夫なのかと整備士に問う
631 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/06(月) 22:41:17.13 ID:ElVUtBxf0
ゴゴゴゴゴ……


菊月「この地鳴り…八島が発射されたか」


荒潮「ここは危ないかもしれないわねぇ…早く帰りましょう」


アケボノ「神威……早く…!」


菊月「まだ泣き止んでないがいいのか?」


アケボノ「いいがら…!」


荒潮「それじゃあ帰りましょうか…」バシュッ
632 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/06(月) 22:46:53.54 ID:ElVUtBxf0
ーー某所


大和「すいません老幹部さん、あの艤装は動かせませんでした…」


老幹部「あのせーふてぃを外せば艦娘でも可能かと思ったんじゃがのぅ…」


大和「やはりあれは人間の艦娘しか扱えません」


老幹部「そうなると信濃か…ふぅむ…」


大和「大和ならできるかもしれません」


老幹部「できるのかぇ?」


大和「はい、彼女ならきっと我々の味方になってくれます」


老幹部「ほぅ……なら信濃は大和に任せようかの」


大和「必ず老幹部さんのお力になってみせます」


下1〜3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
633 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/06(月) 22:49:08.69 ID:p4nEsFiYo
>>628
634 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/05/06(月) 22:50:48.98 ID:Rnv4ZqqDO
菊月が八島の事を調べる為に大本営に戻るとそこで信濃に出会う
635 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/06(月) 22:57:38.67 ID:FScqILVzo
>>634
636 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/06(月) 23:22:23.64 ID:ElVUtBxf0
ーー大本営


菊月(八島の事を調べに大本営まで来たがやはり存在は極秘のようだな)


菊月(幹部の私でも知れないとなると、重役やそれ以上の存在……)


信濃「……」


菊月(モチヅキの予知によると発射コードと言っていた。つまりそれがなければ撃てない)


菊月(逆に言えばコードさえあれば誰でも撃てる…)


菊月(こんな兵器を大本営に握らせるべきではない。なんとか破壊…それが無理ならコードの奪取…)
637 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/06(月) 23:24:42.34 ID:ElVUtBxf0
信濃「貴女…見ない顔だけど」


菊月「む……信濃か」


信濃「私を知っているということは役職は幹部以上ね」


菊月「そうだな。お前のお披露目の時には直接見ていたぞ」


信濃「なるほど…」


菊月(信濃はアレには関係ないだろう。何が面白いのか知らないがさっさと帰って欲しいな)


信濃「安価」


下1〜3高コンマ 信濃の台詞や行動などを
638 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/06(月) 23:28:14.88 ID:qy/iXljvO
なにか困っていそうだけどどうしたのかしら?(基本はいい人)
639 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/06(月) 23:29:05.46 ID:IL7g6A4jo
つかぬことをお聞きするが、ネームレスと名乗る集団をご存知か?
640 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/06(月) 23:33:36.90 ID:77OEGoYYo
何か知りたい事がありませんか……?例えば八島の事とか
641 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/06(月) 23:38:14.28 ID:ElVUtBxf0
信濃「何か困ったことはありませんか?そういうお顔をされていましたよ」


菊月「…何もない。疲れているだけだ」


信濃「そうですか…」


菊月(ただのお人好しか。適当に誤魔化して帰るか)


信濃「それでは何か知りたい事がありませんか?」


菊月「無いな」


信濃「そうですか……八島の事は知りたくないんですね?」


菊月「……」ピクッ


菊月「…何の事だかわからないな」


信濃「そうですか……」
642 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/06(月) 23:41:10.58 ID:ElVUtBxf0
信濃「八島から逃れることはできません。それでも彼が生きているということは事前に情報を掴んでいたということです」


菊月「だから何のことだか知らないと言っている」


信濃「私の前で嘘は付けません。貴女は八島を知っている」


菊月「……」


信濃「まさか幹部が裏切り者だったとは…貴女には聞きたいことが色々あります。大人しく付いてきてもらいますよ」


菊月「……」


下1〜3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
643 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/06(月) 23:47:49.17 ID:lSOur6FE0
……譲れないものがあるんでな 誰にも邪魔はさせない(足元を少しずつ広範囲に錆びさせながら) 
644 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/06(月) 23:51:46.99 ID:/LjXvF5CO
大和
どうやら込み入った事情がそれぞれおありのようですね
お茶でも飲みながら話合いでもしませんか(信濃の後ろの方から現れる大和)
645 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/06(月) 23:52:16.90 ID:qy/iXljvO
信濃の自室で会話
何故深海提督に組するのか、何故八島を知っているのか、八島を見てどう思ったのか
646 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/06(月) 23:53:56.83 ID:ElVUtBxf0
大和「どうやら込み入った事情がそれぞれおありのようですね。お茶でも飲みながら話合いでもしませんか?」


信濃「大和…!貴様どこから!?」


菊月「今だ、神威…」


大和「菊月さん、
647 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/06(月) 23:56:29.39 ID:ElVUtBxf0
ミス


大和「どうやら込み入った事情がそれぞれおありのようですね。お茶でも飲みながら話合いでもしませんか?」


信濃「大和…!一体どこから!?」


菊月「今だ、神威…」


大和「菊月さん、もし逃げたりしたら貴女のお仲間を全員始末しますよ」ニコッ


菊月「チッ……」


「おい、あれって大和じゃ……」
「大本営から行方不明になった…?」


大和「ここじゃ場所が悪いですね。変えましょう」


信濃「いいわ……付いていってあげます」
648 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/06(月) 23:57:18.94 ID:77OEGoYYo
(ヤベえメンツ)
649 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/06(月) 23:58:55.41 ID:ElVUtBxf0
ーー茶室


信濃「また茶室ですか、芸のない」


大和「…どうぞ。大和が煎じたお茶です」


信濃「そんなもの飲めるわけないでしょう」


大和「あら…以外とチキンなんですね」


信濃「そんな挑発には乗らないわよ」


大和「菊月さん、貴女もそうなんですか?」


菊月「いいや、私は飲もう」スッ


信濃「正気ですか?この大和は…」


菊月「知ってるさ。例の組織に味方する裏切り者の大和だろう」
650 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/07(火) 00:02:23.83 ID:0UrIW28V0
信濃「そんな彼女が入れる飲み物なんて怪し過ぎます。毒の一つや二つ入っててもおかしくありません」


菊月「お前は人間なんだろう。茶の作法は学校で習わなかったか」


大和「そうです、毒を仕込む暇なんてありません」


信濃「なんですって…?」


菊月「これが茶以外の飲み物なら飲まないさ。茶だからこそ…だ」


大和「お詳しいんですね。幹部だからというわけじゃないですよね?」


菊月「私の……大切な人が教えてくれたんだ」


大和「まぁ…素敵ですね」
651 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/07(火) 00:05:47.42 ID:0UrIW28V0
菊月「…まずは私の目的から話してやろう。はっきり言って整備士とかいう男には興味が無い」


大和「そうなんですか?」


菊月「奴と一緒に行動している深海提督に用がある。それ以外に目的は無い」


大和「証拠は?」


菊月「さっき言った大切な人……それは深海提督の事だ。あの人は私の提督だった」


信濃「深海提督が元提督…!?」


菊月「なぜそうなったかは分からない。だからこそ捕まえて私の元に戻したい」


大和「愛故に…ということですか」


菊月「否定はしない」
652 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/07(火) 00:07:54.61 ID:0UrIW28V0
信濃「…貴女が八島の事を知ったのはいつですか」


菊月「整備士に危機が迫っていることを知ってからだ。整備士を救わなければ深海提督を救うことはできない」


信濃「貴女が情報を流したわけでは無い……」


菊月「そうだ。私には深海提督以外に目的は無い」


信濃「じゃあ誰が……どうやって…」


大和「次は大和の話をさせてもらいますね」ニコッ
653 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/07(火) 00:12:54.90 ID:0UrIW28V0
大和「私達は世界の均衡を保つのが一番だと考えています。強過ぎる力は均衡を崩してしまうんです」


大和「大本営から回収した新型艤装…あれはいけません。あんなものを使えば各国から注目されてしまいます」


信濃「だから私の艤装を奪ったのか!」


大和「奪ったなんてとんでもありません。世界平和のために回収したんです」


菊月「言い訳が子どもだな」


大和「愛とかいうふざけたことを言っている貴女よりはマシですよ」ニコッ


菊月「お前……!」
654 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/07(火) 00:16:00.10 ID:0UrIW28V0
大和「本来なら八島も破壊したい所ですが、あれはそういう訳にはいきません。発射コードを渡してくれませんか?」


信濃「ふざけるな!」スッ


菊月「なんだ…?手を出して……」


信濃「貴女はここで倒す!」バシィ


大和「獣の槍……素晴らしい武器ですね」スッ


菊月「大和が構えたのは魔剣か…」
655 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/07(火) 00:19:29.01 ID:0UrIW28V0
大和「菊月さんは逃げてください。ここにいると巻き込まれますよ」


菊月「心配は要らない、自分の身は自分で守る」ズズズッ


大和「鯖だらけの短剣……?名前のある武器ではなさそうですね…」


信濃「よそ見を…するなぁぁ!!」ブンッ


大和「してませんよ…」ガキィン


菊月(凄まじいエネルギーだ…空気を錆びさせて衝撃を和らげなければ私も吹き飛んでいたな)
656 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/07(火) 00:21:15.72 ID:0UrIW28V0
大和「信濃さん…大和達の所に来てくれませんか?」


信濃「なにぃ!?」


大和「あの艤装は貴女しか動かせません。あの力は大和達が持つべきなんです」


大和「貴女がいれば八島に対抗できる手段を持てます。均衡は保たれるんです」


大和「どうですか?貴女も平和を望むのではないのですか?」


信濃「安価」


下1〜3高コンマ 信濃の台詞や行動などを
657 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/07(火) 00:23:26.87 ID:aFTO0Pp80
貴様さっきいったよな?強すぎる力は均衡を崩すと。ならば私は均衡を保つために大本営を離れるわけにはいかないな。
658 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/07(火) 00:24:22.82 ID:zLDDtG84O
そんなクソみたいな平和のために私は艦娘になったんじゃない!
659 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/07(火) 00:24:51.07 ID:TiMegGmco
信濃「戦争を続けるのが目的のお前たちが平和と言うか!」
大和「平和なんですよ。戦争がなければ大和達のような艦娘は存在できませんから」
660 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/07(火) 00:25:10.33 ID:5Q5oZByCo
均衡は平和とは違う!
ただ先送りしてるだけじゃないですか?!
661 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/07(火) 00:25:35.69 ID:jt+N5tTfO
平和とは誰もが怯えることなく健やかに暮らせるということです。
戦争が続く限りそのような世界はやって来ません。
例え今すぐ実現できなくても、歩みを止めることはしません。
662 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/05/07(火) 00:25:42.14 ID:szJq7Y/DO
私は均衡を保ちたいのではなく戦争を終わらせたいんです
八島なんて使わせたのはあなた達組織だ!あんなものを…人の業だけで動いているあれを…私の艤装を奪ったりなんかするから!
663 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/07(火) 00:33:28.61 ID:0UrIW28V0
信濃「貴様さっき言ったな、強すぎる力は均衡を崩すと。ならば私は均衡を保つために大本営を離れるわけにはいかない!」


大和「いいえ、貴女が大本営に居ては均衡を保てないんです」


菊月「まさか…お前達の言う平和は戦争が永遠に続くことか?」


大和「そうです。そうすれば我が国の武器は売れ、愚民にも金は周ります」


信濃「貴様ぁぁ…!」


大和「信濃さん、この戦いが終わったらどうするんですか?」


信濃「終わった後の事はその時考えれば良い!!」
664 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/07(火) 00:40:04.77 ID:0UrIW28V0
大和「それではダメなんです。深海棲艦との戦いが終われば艦娘は解体されます」


大和「艦娘にとって解体とはどういうことか貴女も知っていますよね?」


信濃「それでも…!人間を守らなければいけないんだ!」


大和「深海棲艦との戦いが永遠に続けば大和達には価値が生まれます。そうすれば大和達は解体されません」


菊月「なんだ、結局自分の為か」


大和「…それの何がいけないんですか」ズォ…


信濃「力が…強く……!?」


大和「前の大和を好き勝手にしたのは人間です……私はあんな所には行きたくなかった!!」
665 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/07(火) 00:44:17.56 ID:0UrIW28V0
菊月「前の大和?沖縄に沈んだ大和の事か?」


大和「あんな戦い…!負けると分かっていながら!あんな惨めな戦いに駆り出されるなんて!」


菊月「だから次は自分が好き勝手に…か。お前は勘違いしているようだが言ってやろう」


菊月「お前はあの『大和』の生まれ変わりでもなんでもない。自分と同じ名前の登場人物に感情移入した読者だ」


大和「違う!!私は大和だ!!」ガキィン!


信濃「ぐぁ……かはっ…!」ドシンッ


菊月「あそこから信濃を弾き飛ばすか。流石は魔剣だな」
666 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/07(火) 00:46:30.44 ID:0UrIW28V0
信濃「まだ……やれる…!」スッ


菊月「いっておくが手助けはしないぞ。私はどちらの味方でもない」


信濃「わかっている!あんな艦娘くらい仕留めてみせる」


大和「…いけません。信濃さんは殺してはいけないんでした」


信濃「覚悟!大和ぉぉーー!!」


下1〜3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
667 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/05/07(火) 00:48:56.46 ID:szJq7Y/DO
信濃も獣の槍の力を解放しようとするが騒ぎを聞き付けた人が集まり始めて大和は引いていく
668 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/07(火) 00:51:35.43 ID:TiMegGmco
獣の槍を弾き飛ばし、信濃の肩口を突き刺す大和
大和「生きていたいと言うことが罪とでもいうのですか、貴女は」
そう言ったあと、背を向けて去る
669 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/07(火) 00:52:32.84 ID:LrNkZT4KO
>>668
670 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/07(火) 00:58:30.84 ID:0UrIW28V0
ガキィンッ


信濃「獣の槍が…!」カランッ


大和「……」ザシュッ


菊月「肩を、刺したか…」


信濃「ぐぁぁぁぁっ…!!」


大和「生きていたいと言うことが罪とでもいうのですか、貴女は」


信濃「なに…を……!」


大和「私は生きたいから大本営を裏切った。もう人間に好き勝手にされるのは死んでも嫌なんです」


大和「この気持ち…貴女には分からないでしょうね。人間の貴女には」


信濃「ぐ……ぁ…っ…!!」
671 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/07(火) 01:00:39.94 ID:0UrIW28V0
大和「…信濃」


信濃「くそ…獣の…槍……!」ググゲッ


大和「私の目を見なさい」


信濃「う!?」


大和「……」キィィィィ


菊月「動きが止まった?大和は何をしているんだ?」


信濃「ぅ……」だらん


大和「そうです…いい子ですね」


信濃「大和…さん……」
672 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/07(火) 01:03:13.81 ID:0UrIW28V0
大和「老幹部さんが待ってます、帰りましょう。傷の手当てもそこでできますからね」


信濃「は…い……」


菊月「なんだ…何が起こったんだ……?」


大和「うふふ…」


菊月「…能力か。お前も手に入れていたとはな」


大和「早霜さんが教えてくれたんです。能力者を捕食すれば能力を得る事ができるのだと」


菊月「アイツ……!」
673 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/07(火) 01:06:33.77 ID:0UrIW28V0
大和「この能力を手にしたのは良いんですが、貴女達と比べると弱いんです。だからこうやって相手を痛めつけないと発動しません」


大和「食べたのが傀儡だからでしょうか?まだまだ研究の余地がありますね」


菊月「待て。大人しく逃がすと思うか?」


大和「それはこちらの台詞です。大和と信濃を相手にして勝てるとでも?」


信濃「大和さんは…私が守ります……」


菊月「……次に会う時はこうはいかないぞ」


大和「その言葉、そっくりお返ししますね」ニコッ


ーー
674 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/07(火) 01:07:22.91 ID:0UrIW28V0
これだけやってても思った通りに話を組み立てられない。時間が


コメントなどあればお願いします
675 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/07(火) 01:08:09.84 ID:90iX7tzgO

怪獣大戦争させたかったけど武蔵動かせないんだよな…
676 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/05/07(火) 01:16:24.68 ID:szJq7Y/DO
お疲れ様です
組織には傀儡と武器持ちが二人&新型艤装…大本営には八島だけ?
大本営にも名も無き特務艦や艦娘は居るのだろうけどさすがに数には入らないか
677 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/07(火) 01:24:18.14 ID:5Q5oZByCo
おつでした
大和も大和で譲れん所があるの)ね、これは信濃さんは格落ち感ある
ぼのもそりゃ会いたいよなー会えるのだろうか
678 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/07(火) 02:51:56.47 ID:HFwOrw050
お疲れ様です
GW中にpart1から一気に読んでようやく追いつけた……
途中「このままなんだかんだで全員がハッピーエンドを迎えられるんだろうなぁ」と思わせておいて、過去の因果が最悪の形で巡ってくる展開
胸が痛くなるほど辛いけど、同時に鳥肌が立つほど巧いと思いました
どんどんおいしい立ち位置になってきた夕立も、今までのことを考えるとだいぶ危ないよなぁ……
このSSで一番好きなキャラだから生きて欲しいけど、これまでの所業考えるとかなりキッツい報いを受けそうで……
679 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/07(火) 19:52:01.91 ID:0UrIW28V0
ーー


龍驤「まさかこんな会合があるとはなぁ」


提督「俺も知らなかった。昇進するまでは誘われたことが無いんだ」


龍驤「ほんなら一定以上の地位が無いと呼ばれれへんって事やんな」


提督「その会合に呼ばれたということは名誉な事だ。絶対に参加しておきたい」


龍驤「味方は無理に作る必要は無いけど、これからの為にも敵は作ったらあかん。参加せぇへんだけで悪い印象を与えてまう」


提督「なんとしても参加する必要があるが……」
680 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/07(火) 19:58:33.48 ID:0UrIW28V0
漣「まさか初期艦を連れて来いという会合だとはな」


提督「初期艦がその鎮守府を離れている場合、誘われることすら無いそうだ。漣は一度ここを離れているが戻ってきたからセーフという扱いか」


漣「本当に私が行くしかないんだな?」


龍驤「でもアンタは肌は白いしツノ生えとるし…」


漣「深海棲艦に寄生されてると言うか?正気はあるように装えばいい」


提督「重巡棲姫にできるのか?」


漣「キタコレ」


提督「……不安だ」


龍驤「なんとかこれで行くしかないで…」


下1〜3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
681 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/07(火) 20:03:14.88 ID:90iX7tzgO
意外と駆逐艦以外の初期艦もいるようだった
682 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/07(火) 20:06:37.24 ID:5Q5oZByCo
大井とか川内型を連れてる提督もいる(艦これ改より)

なお瑞典の軽巡を伴ってきた提督が弾かれていた
683 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/07(火) 20:15:58.31 ID:pQ80bqcLO
>>681
初期艦は大井(対深海棲艦戦争草創期からの最古参級の証)とする
684 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/07(火) 20:26:18.87 ID:0UrIW28V0
ーー

漣「以外と駆逐艦以外も居るようだな」


提督「基本は五人の駆逐艦から選ばれるが、場合によってはそうとも限らない。重巡や空母が初期艦の鎮守府もある」


漣「そういえばK提督の初期艦は足柄だったか…いや択捉か?」


提督「どちらにせよそういうことだ。その鎮守府の事情もある」


漣「これなら私も目立たないんじゃないか?」


提督「……そう思うか?」
685 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/07(火) 20:30:34.36 ID:0UrIW28V0
漣「提督の後ろに隠れていればなんとかなる。適当な所で切り上げて帰るぞ」


提督「そうはいかない。誘われた側として最後まで参加する義務がある」


漣「そういうものなのか…」


提督「だが俺の後ろに隠れるのは悪くない作戦だ。ツノもなるべく目立たないようしているんだ」


漣「難しいな…だがやってみよう」


提督「下手に騒ぎは起こしたくない。頼んだぞ」


下1〜3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
686 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/07(火) 20:33:30.13 ID:5Q5oZByCo
こんな時に知り合いに結構見つかって漣も喋らざるを得ない
687 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/07(火) 20:35:11.11 ID:TiMegGmco
漣の訓練生時代の同期に後ろから声をかけられる
688 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/05/07(火) 20:36:31.08 ID:szJq7Y/DO
ところでこの会合の目的は何なんだ?と耳打ちする重巡に提督が答えようとすると主催者の提督が説明を始める
そしてその提督の初期艦も漣だった

同キャラは訳がわからなくなるなら省いてください
689 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/07(火) 20:37:04.41 ID:9e/fvXF2O
例の騒動のときに漣が助けた深海棲艦の寄生で助かった子もいるみたい
690 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/07(火) 20:45:37.44 ID:0UrIW28V0
「あれ?ひょっとして漣ちゃん?」


漣「漣はいっぱいいるぞ」


「でもその提督の初期艦っていったら…やっぱり漣ちゃんだよね!」


漣「…そうなのか」


「ねぇどうしたのそのツノ?それに肌も白いよ?」


漣「色々…あった」


「あ……もしかしてアレのせい?詳しく聞かせて下さい!」


漣(提督……助けてくれ…)


提督(すまん、無理だ……)
691 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/07(火) 20:47:45.29 ID:0UrIW28V0
「すいません!少し漣ちゃんを借りてもいいですか?」


漣(提督!提督!)


提督「……大丈夫だ」


漣(くそ…!)


「ありがとうございます!すぐにお返ししますから!」グイッ


漣「ぬぁぁ…っ!」ズルズル
692 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/07(火) 20:49:57.09 ID:0UrIW28V0
「皆んな、漣ちゃんが居たよ!」


「あら久しぶりね…ってアンタ!?それどうしたのよ!?」


「まるで深海棲艦みたいになってます…」


漣「これはだな…」


「漣ちゃんは強いストレスを浴びたせいでこうなったんです!」


「何があったか知ってるのですか?」


「決まってるじゃないですか!漣ちゃんは出戻り初期艦なんですよ!」


「「「ああぁ〜〜…」」」


漣「なぜ納得するんだ…」
693 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/07(火) 20:52:35.23 ID:0UrIW28V0
「あ、アンタ…提督を寝取られたのよね?」


「そのショックで鎮守府を抜け出して…」


「戻ってきたと思ったら愛人になったのです?」


「その辺の話を詳しく聞かせて下さい!」


漣(コイツらの目が輝いている…こういう話が好きなのか)


「無理にはいいわよ。アンタがそうなるくらいショックだったのは分かるから」


「でもできれば聞きたいです…」


「ドロドロの昼ドラみたいな展開はあったのですか?」


漣「安価」


下1〜3高コンマ 漣の台詞などを
694 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/07(火) 20:54:43.72 ID:QixglaFY0
まさか事実を告げるワケにも行かず荒唐無稽な話に妙な共感を持たれてしまって引くに引けなくなる
695 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/07(火) 20:54:47.69 ID:9e/fvXF2O
でも結局3pするようになりましたって言ったらキャーキャー盛り上がる
696 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/07(火) 20:59:03.38 ID:GjpEUkKn0
話そうとしてトラウマに苦しむふりをする
697 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/07(火) 21:04:28.86 ID:0UrIW28V0
漣「愛人になったというのは間違いだ」


「そうなんですか?」


「じゃあなんでわざわざ戻ってきたのよ。普通ならあり得ないわよ」


漣「それは…だな……」


「どうしたんですか?」


漣「せ…」


「せ、なのです?」


漣「私と提督は…セ…フレだ……」


「「きゃー!」」


漣(…間違ってはいなかっただろう、うん)
698 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/07(火) 21:10:30.40 ID:0UrIW28V0
「アンタねぇ!!貞操は大事にしろって私に説教したのを忘れたの!?」


漣「覚えてない」


「コイツ…!」


「そっか、叢雲ちゃんが行き遅れたのって漣ちゃんのアドバイスを守ったからだったね」


「私も司令官とはいい感じにはなったわよ!でも肉体関係は拒み続けて……その結果がこれよ!」


「処女ケッコン艦という珍しい存在になってしまったのです」


「あの!セ…フレってことは激しいこともするんですか?」


漣「するぞ」


「例えば!?」


漣「……首を絞められながら」


「他には!?」


漣「後ろの穴でやったり、三人で…」


「もっと!もっと教えて下さい!」ふんす


「五月雨ちゃんがハッスルしてるのです」


「そういうのに興味あったんだ…」


下1〜3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
699 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/07(火) 21:13:40.21 ID:nUlZIpB60
会合の議長「下世話な話はそこまでにしてもらおうか」
700 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/07(火) 21:13:49.75 ID:pQ80bqcLO
会議が始まるので各々の提督に呼ばれて本題開始
重巡入り漣は結局「そういうファッション」で無理矢理押し通した
701 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/07(火) 21:14:09.75 ID:9e/fvXF2O
尾ひれはひれがついて提督が駆逐艦の中では絶倫提督になってしまう
周りからは駆逐艦だから仕方ないと言われると
702 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/07(火) 21:16:38.56 ID:TiMegGmco
五月雨ちゃんは白露型だからそういうの興味津々なのか…
703 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/07(火) 21:20:02.48 ID:5Q5oZByCo
白露型に深刻な風評被害、とも言えねえ
704 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/07(火) 21:22:04.43 ID:LaeGSdkwO
つまりまだ現れていない改白露型はさらにエロさが強化されてる可能性が
705 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/07(火) 21:26:56.44 ID:0UrIW28V0
「おーい吹雪、そろそろ会議の時間だって」


「あ、行かなきゃ…また話そうね漣ちゃん!」


「処女には価値があるのよ…うん…」ぶつぶつ


「漣ちゃんまた後でなのです」


「もっとお話し聞かせて下さいね!」


漣「気が向いたらな」
706 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/07(火) 21:29:53.17 ID:0UrIW28V0
ーー会議中

ヒソヒソ…


提督「なぁ漣、さっきどんな話をしてたんだ?」


漣「色々だ」


「あれが絶倫提督…」

「漣ちゃんにあんなコスプレさせて…本物ね」

「抜かずに十発は余裕なんだって」

「え〜!?」

「声が大きいよ!絶倫提督に聞こえちゃう!」


提督「…鬼畜の次は絶倫か……」


漣「私の格好は誤魔化せそうだからいいじゃないか」


提督「俺のダメージが大きいんだよ…」
707 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/07(火) 21:32:03.93 ID:0UrIW28V0
ーー会議後


漣「会議もなんとか誤魔化せたな」


提督「俺の…名誉に引き換えにな……」


「……」


漣「まだ何かあるようだぞ」


提督「帰れないのか……」ガクッ


「……」


漣「今度は堅苦しいものじゃないらしい。これが終わったら帰れるんだ、もう一つ頑張るぞ」


提督「俺の気力が持てばな……」


下1〜3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
708 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/07(火) 21:34:12.98 ID:+QnEYAhCo
会合恒例の初期艦達とお料理会の時間
709 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/05/07(火) 21:34:29.79 ID:szJq7Y/DO
ようやく終わって帰ろうとしていると囲まれていた中の一人が追い掛けてきて漣重巡に耳打ち、私達の所に戻る気は無いかとよく解らない事を聞かれる
老幹部様は貴女の裏切りを不問にするそうよ
710 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/07(火) 21:35:02.01 ID:uQSxm5azO
懇親会の立食パーティーが開かれる
711 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/07(火) 21:35:53.74 ID:5Q5oZByCo
なんか余興で見ただけで自分の初期艦がわかるかゲーム
(足りないもの提督分かり易すぎるのでにおいで)
712 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/07(火) 21:53:04.60 ID:0UrIW28V0
ーー

漣「まさかお料理会があるとはな」


提督「会合恒例らしい…帰るわけにはいかないな」


漣「順位も出るらしいな。こういう時はわざと負けた方がいいのか?」


提督「手抜きがバレる方が怖い。せっかくだから本気でやろう」


漣「了解した」
713 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/07(火) 21:55:20.11 ID:0UrIW28V0
提督「あの馬鹿でかい箱は冷蔵庫だったんだな…」


漣「あれだけの食材が入っているのも納得だ」


提督「材料はある。問題は何を作るかだが……」


漣「提督の得意なものといったらスイーツだろう。私は料理はできないからな」


提督「それしかないか……」


漣「私はサポートに回る。それらしいことをしていれば怪しまれることも無いだろう」
714 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/07(火) 21:57:17.32 ID:UfuBDKp6O
漣「提督、なにを作る」


提督「この材料だとプリン…いやケーキも作れるか?」


漣「用意されている材料がスイーツ向きじゃないのが残念だ」


提督「それでもできないことは無い。漣は俺の指示に従ってくれ」


漣「そんなに難しいことはさせるなよ」


提督「もちろんそのつもりだ」


下1〜3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
715 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/07(火) 21:59:43.49 ID:uQSxm5azO
提督が叩いておいてというと挽肉になる塊肉、みじん切りにと言うと粉砕される野菜
716 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/07(火) 22:00:09.67 ID:nUlZIpB60
白玉ぜんざい完成
717 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/07(火) 22:00:47.89 ID:pQ80bqcLO
提督の作ったお菓子自体はかなり高評価だったのだが、
「駆逐艦をお菓子で釣っている」という風評まで流れてしまう
718 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/07(火) 22:01:11.52 ID:5Q5oZByCo
重巡、砂糖と塩を間違えるお約束
719 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/05/07(火) 22:02:58.08 ID:szJq7Y/DO
鬼畜カニバロリ絶倫お菓子ハイエース提督か…
720 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/07(火) 22:14:51.33 ID:0UrIW28V0
ーー

提督「…………」


漣「提督、いつにも増して顔がアレだぞ」


提督「…………」


漣「提督の作ったスイーツの評価は高かった。だがそれが仇になったようだな」


漣「気に入った駆逐艦には菓子を食わせて誘い、欲望のままに貪る提督だと思われた」


提督「なんで…こうなるんだ……」
721 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/07(火) 22:17:42.81 ID:0UrIW28V0
漣「今まで提督は鬼畜カニバロリコン提督だった。それが今回の会合では絶倫誘拐犯になったな」


提督「誘拐犯……」


漣「そんな見た目をしてるから好き勝手言われるんだ」


提督「…………」


漣「だが名前は覚えてもらえたじゃないか。これで悪いようにはならないぞ」


提督「もう十分悪いんだよ……」
722 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/07(火) 22:20:05.77 ID:0UrIW28V0
漣「もう会合は終わったと思ったが…主催者が何人かの提督と初期艦に声をかけていた。私達にもかかったんだ」


漣「これからは自由参加だと言われたがどうする?帰るか」


提督「……少し考えさせてくれ」


漣「私は断っても良いと思う。当初の目標は達成された」


漣「どうするかは提督の自由だ。私はその選択に従おう」


提督「…安価」


下1〜3高コンマ 提督の台詞や行動などを
723 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/07(火) 22:22:38.24 ID:5Q5oZByCo
こうなりゃ最後まで行くぞ
少しでも汚名を雪ぐんだ
724 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/07(火) 22:24:12.95 ID:+QnEYAhCo
せっかくだから参加しておく
よく知った相手ができるのは悪いことじゃないし、よく知っておいてもらわないとまた噂が…
725 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/05/07(火) 22:25:08.71 ID:szJq7Y/DO
正直帰りたいが…ここで何らかのコネクションを作る為にも頑張らないとな…
726 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/07(火) 22:42:01.15 ID:0UrIW28V0
提督「せっかくだから参加しておく。よく知った相手ができるのは悪いことじゃない」


漣「それはそうだな」


提督「それに…よく知っておいてもらわないとまた噂が……」


漣「その辺を訂正しに行くと思えば良いのか」


提督「…行こう。場所はこの近くだったな」
727 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/07(火) 22:46:55.76 ID:0UrIW28V0
ーー??会場


「声を掛けた相手が全員参加とは嬉しい。この会合を開いてとても良かったと思う」


漣(提督、参加しておいて正解だな)


提督(危ない所だったな…)


「さて、初期艦というものは我々提督にとっては特別な存在であることは諸君らも十分わかっているだろう。それに…」


漣(パッと見た感じ…さっきの半分かそれ以下の人数といった所か)


漣(さっき話しかけきた四人の中では……五月雨と吹雪が居るのか)


漣(どういう趣向の会合なのかは想像できないな…)
728 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/07(火) 22:52:57.54 ID:0UrIW28V0
提督「……まずい」


漣「どうしたんだ?何かあったか?」


提督「話を聞いてなかったのか?」


漣「すまん、考えごとをしていた」


提督「この会合は……」


「…というわけで提督と初期艦君達はクジを引いてくれ」


漣「なんだ、クジを引けばいいのか」


提督「違う……!」


漣「さっきからなんなんだ提督は」


提督「これは…初期艦同士をスワッピングさせる会合なんだよ……!」


漣「なにぃ…!?」
729 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/07(火) 22:54:48.34 ID:5Q5oZByCo
ええい提督とは変態しかおらんのか?!
730 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/07(火) 22:55:29.01 ID:0UrIW28V0
漣「そんな事を大本営が許すのか!?」


提督「この会合の主催者は幹部クラスだ。なんとでもなる!」


漣「なんでこんな会に参加したんだ!」


提督「俺だって知ってたら参加してない!」


漣「…どうするんだ」


提督「俺には龍驤がいる…!なんとか誤魔化せないか…!!」


漣「逃げる方法を考えるぞ!」


下1〜3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
731 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/05/07(火) 22:57:41.58 ID:szJq7Y/DO
相手方に知らないで来てしまったと事情を話す、自分たちには心に決めた人が居るのだと誠心誠意話す
732 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/07(火) 22:59:09.72 ID:9e/fvXF2O
ここで奇跡っ…!全員自らの秘書艦を引き当てるっ…!
733 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/07(火) 23:00:05.44 ID:5Q5oZByCo
足りないもの提督に当たった娘、ガチ泣きの土下座で情けを乞う
その娘の提督も土下座してきて足りないもの提督の貞操は(名誉を犠牲に)守られた
734 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/07(火) 23:07:17.79 ID:ChnO4VhWo
ワロタ
735 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/07(火) 23:07:23.91 ID:0UrIW28V0
ーー

漣「結局逃げられずにクジを引くところまで来てしまったが…」


提督「なんとかお前を引くことができたか……」


漣「提督は悪運が強いようだな」


提督「一時はどうなるかと思った……」


漣「危ない所だったな」


提督「だがこれで帰ることはできる」
736 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/07(火) 23:10:57.00 ID:0UrIW28V0
「〜〜〜〜!!」
「ーーーーーー!」


漣「クジ引きの後それぞれ部屋を与えられたわけだが、もう始めている所もあるようだ」


提督「隣部屋の声が聞こえてくる程…凄いな……」


漣「すぐに出て行くのは怪しい。適当に時間を潰して出ていこう」


提督「そうだな」


漣「提督も早い男だと思われたくないだろう?これは私なりの配慮だ」


提督「……感謝しておこう」


下1〜3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
737 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/05/07(火) 23:13:39.57 ID:szJq7Y/DO
初期艦か…とぽつりぽつりと思い出話を始める提督
私の知らない漣の話だな、もっと聞かせてくれと重巡
738 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/07(火) 23:16:17.63 ID:n2dULv1mO
そういえば日進の部署が近くにある
挨拶の一つはしていこう
739 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/07(火) 23:18:25.58 ID:YR/1DlHJ0
>>737 +話し込んで大分時間がたっていた。外に出ると、出口に栄養ドリンクをもった主催者

主催者「絶倫というのは本当なようですね。」
740 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/07(火) 23:23:07.04 ID:0UrIW28V0
日進の所属は大本営です。大本営は大本営という括りになります


下1〜3高コンマ お願いします
741 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/07(火) 23:23:48.07 ID:fbgd1gQ40
>>739
742 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/07(火) 23:24:36.00 ID:+QnEYAhCo
>>739
743 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/07(火) 23:24:52.51 ID:TiMegGmco
>>739
744 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/07(火) 23:25:21.15 ID:nUlZIpB60
特殊部隊のような格好の吹雪が天井裏から入ってきて提督に協力を頼む
745 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/07(火) 23:25:28.65 ID:TiMegGmco
うわあ、すまねぇ
746 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/07(火) 23:28:38.84 ID:0UrIW28V0
全て同じは再安価です。色々とやってみて下さい


再安価 下1〜3高コンマ お願いします
747 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/07(火) 23:30:07.44 ID:5Q5oZByCo
重巡が漣との思い出を聞きたがりつい長話
気が付いて退室すると全員終わっていて尊敬と畏怖のまなざしで注目される
748 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/07(火) 23:31:42.99 ID:nUlZIpB60
>>744
749 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/05/07(火) 23:31:55.37 ID:szJq7Y/DO
隣室から悲鳴のような声
さすがに激しすぎないか?と重巡
提督
いや…これは…念の為様子を見に行こう
750 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/07(火) 23:32:15.81 ID:nUlZIpB60
>>744
751 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/07(火) 23:38:27.17 ID:0UrIW28V0
忍者吹雪「お楽しみの所すいません、少しよろしいでしょうか?」ヌッ


提督「うぉ!?」


漣「天井に張り付くとは…さては忍者だな」


忍者吹雪「そうだよ漣ちゃん」シュタッ


漣「お前は…あの吹雪か」


忍者吹雪「今日のスワッピングを楽しみにしてたならごめん。どうしても二人に話しておきたいことがあったの」


提督「俺と漣にか?」
752 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/07(火) 23:40:24.24 ID:0UrIW28V0
忍者吹雪「そう。だからクジに細工をして二人が一緒になるようにしたの」


漣「だから提督と……」


提督「感謝する…本当にありがとう…!」


忍者吹雪「何をそんなに喜んでるのか分かりませんが…いや漣ちゃんにコスプレさせるくらいだから…よっぽど漣ちゃんの具合が良いとか…?」ぶつぶつ


漣「どうしたんだ吹雪?」


忍者吹雪「い、いえ!なんでもありません!」
753 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/07(火) 23:42:21.69 ID:0UrIW28V0
提督「そうか…なら話しを聞こう」


漣「私達二人に話したいことがあるんだな?」


忍者吹雪「はい、間違いありません」


漣「なら教えてくれ。ここなら誰にも聞かれないはずだ」


忍者吹雪「安価」


下1〜3高コンマ 台詞や行動などを
754 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/07(火) 23:44:54.89 ID:5Q5oZByCo
本当は忍は用命に私情を挟むのはご法度、でもどうしても確かめておきたかった…
貴方達は老幹部の一味で戦争が、敵が必要だと考えていますか?
755 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/05/07(火) 23:51:15.03 ID:szJq7Y/DO
貴方の初期艦である漣ちゃんを私達にお貸し願えないでしょうか
組織を止める為にかつて老幹部の腹心だった貴女の力が必要なんです
提督
……どういう事だ、何で組織の話と老幹部さんが繋がるんだ
756 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/07(火) 23:51:36.34 ID:n2dULv1mO
早霜をご存知ですか
私はあれを探しています
757 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/07(火) 23:58:05.90 ID:0UrIW28V0
忍者吹雪「本当は忍は用命に私情を挟むのはご法度、でもどうしても確かめておきたかったんです」


忍者吹雪「貴方達は老幹部の一味で戦争が、敵が必要だと考えていますか?」


提督「…どういうことだ?」


漣「私達が老幹部の一味だと?」


忍者吹雪「何も知らないわけありません」


提督「いや待て、確か漣は……」


漣「そ、う、か……」


忍者吹雪「認めるんですね?」


漣「違う……違うんだ…」
758 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/08(水) 00:03:42.00 ID:q01pfnIb0
忍者吹雪「何が違うんですか。漣ちゃんにとって老幹部は恩師であり一度鎮守府を出ていった後お世話になった相手です」


漣「それは…」


忍者吹雪「…私は漣ちゃんの暗殺を依頼で受けました」


提督「なぜ漣が!?」


忍者吹雪「それは漣ちゃんが分かってるんじゃないですか?」


漣「私の話しを聞いてくれ…」


忍者吹雪「だからこうやって話してるんです。本当なら殺すのは簡単だった」


忍者吹雪「でも漣ちゃんは殺したくない……お願いだから本当の事を言って!」


漣「……」


下1〜3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
759 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/08(水) 00:06:14.78 ID:5dl5kMmJo
…ここにいる私は漣の身体だが漣ではない
760 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/08(水) 00:09:41.05 ID:j898Xa69O
過去がどうであれ漣がそんなことを考えていたわけ無いだろう!
あの子と幸せになろうとしていた漣が!
761 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/05/08(水) 00:10:11.84 ID:MRtYxT1DO
漣はかつて組織の、老幹部の腹心だったんだ
だが漣は既に組織を裏切っている
漣が帰ってくる前に色々送られてきただろう
その結果漣はあんな目に遭ったんだからな
まるで他人の事を言うような口振りに困惑する吹雪に全てを話す重巡
762 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/08(水) 00:13:58.46 ID:j898Xa69O
ズタボロになって帰ってくるまでの詳細を重巡は知らないよね?
763 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/08(水) 00:15:14.50 ID:x4UXwESaO
記憶を共有してるんじゃないの?
764 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/05/08(水) 00:16:20.45 ID:MRtYxT1DO
記憶が消されたりしてなければ知る機会はあったとは思う
だけどそうなるとまた別の問題が
765 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/08(水) 00:16:43.60 ID:q01pfnIb0
漣「……漣はかつて組織の…老幹部の間接的な部下だったんだ 。だが漣は既に組織を裏切っている。提督、漣が帰ってくる前に定期的に色々送られてきただろう?」


提督「あの手紙と共に入っていた地図やら資料だな」


漣「その事を組織に知られた結果、漣は四肢を切られた後無理矢理繋がれた」


忍者吹雪「な…え……?」


漣「それはある人物に治してもらったんだが…」


提督「漣…先にお前の事を言ってやった方がいいだろう」


漣「そうだな。吹雪、私は漣では無い」


忍者吹雪「……聞かせて下さい」
766 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/08(水) 00:17:38.56 ID:j898Xa69O
>>763
いや、因果が返ってズタボロになって帰ってきたことを知らなくて漣の因果で潜水新棲姫が死んだと責めはずだったんだけど
767 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/08(水) 00:19:53.32 ID:ka44CUdCo
眠ってた頃のことは知らなかったと漣死んでから言ってたはず
768 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/08(水) 00:20:07.29 ID:q01pfnIb0
ーー

忍者吹雪「そんな…」ヘナヘナ


漣「漣の魂はここに無い。代わりに寄生した私が漣の体を動かしている」


提督「このツノと肌はコスプレじゃない。重巡棲姫が寄生した結果だ」


忍者吹雪「漣ちゃんが死んでた……」


漣「死んではいない。彼岸と此岸の間で眠っているだけだ」


忍者吹雪「それを死んだって言うんですよ!」


提督「いいや死んでない。俺も漣が帰ってくると信じている」


忍者吹雪「なんですか…なんなんですか……」
769 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/08(水) 00:23:08.77 ID:q01pfnIb0
漣「…この事実は私は知らなかった。全て提督に送っていた手紙から知った」


提督「あの手紙の内容に嘘は無いはずだ。漣の字は分かる」


忍者吹雪「……」


漣「次は私が聞きたい。なぜ漣を殺す必要があった?」


提督「任務だからということでは無く、理由も聞いていないか?」


漣「漣はまだ何か隠していたのか?私が眠っている間に何かをしていたのか?」


忍者吹雪「安価」


下1〜3高コンマ 忍者吹雪の台詞などを
770 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/08(水) 00:28:56.87 ID:Zfgx3mqi0
詳しくは聞かされてないです。知る必要もないと‥知れば私も処分するとも言ってました
771 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/08(水) 00:33:08.48 ID:MKXeZrPYo
詳しくは言えませんが大本営側の重要な人物の離反があったんです
そのせいで老幹部とのパイプのありそうな人物を洗う一環ではないかと
772 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/08(水) 00:35:50.05 ID:ka44CUdCo
>>771
773 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/08(水) 00:36:02.25 ID:1JncYMTx0
老幹部の動きが大本営には不安材料だったんです
774 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/08(水) 00:36:34.73 ID:x4UXwESaO
主の命です。老幹部の思想に触れ、共感を覚えているものは第二第三の大和になる前に暗殺せよ、と
775 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/08(水) 00:43:54.90 ID:q01pfnIb0
忍者吹雪「任務によっては理由も知ってます。ですが今回は詳しくは聞かされていません」


提督「そうか…」


忍者吹雪「知る必要はない…知れば私も処分すると言ってました」


漣「漣が何か隠していたのなら、またこういうことがあるかもしれない」


提督「…君はこれからどうするんだ。漣を殺せないと任務を遂行したことにならないだろう」


忍者吹雪「はい……漣ちゃんを仕留めるまで私はどこにも帰れません」


漣「ならこちらで匿うしか無いな。だから歯に仕込んだ毒は使うな」


忍者吹雪「なんで……知って…」


漣「忍者の掟だろう。由良と川内が話しているのを聞いた」


忍者吹雪「由良……由良ってあの由良さん!?」


漣「ひょっとすると同門か?それなら話しはつきそうだ」


提督「漣……一体何をしようとしていたんだ…」


ーー
776 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/08(水) 00:44:24.42 ID:q01pfnIb0
遅くまでありがとうございます


コメントなどあればお願いします
777 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/08(水) 00:47:34.06 ID:ka44CUdCo
漣は組織に捨てられた時に組織関連の記憶は消されてるから帰ってきてから何かしようとはしてないはずなんだよね
重巡が目覚めてからなら重巡がわかってるはずだし
778 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/08(水) 00:54:04.48 ID:zq+nVGeIO
組織にいたとき何かしてたとしても記録に残してないなら本人すら覚えてなくて闇の中なのがね
組織から聞き出すか暗殺依頼した人に聞くしかない
779 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/08(水) 01:00:09.16 ID:MKXeZrPYo
連休明けでも長時間乙でした
ギャグ回かと思ったら対龍驤地雷埋設回かと思ったら世界観回だった、ホント目が離せねえぜ
やっぱりこの世界の忍者は暗黙の了解で職業として認められてそう

処女ケッコン艦とかいうムラムラワード叢雲はちょい役には惜しい
780 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/05/08(水) 01:44:56.86 ID:MRtYxT1DO
お疲れ様でした
絶倫誘拐犯に色々持っていかれた
漣が拐われて記憶を消される前に送った手紙に色々書かれていたのかな
提督も驚いてる様子が無いし既に知っていた?
にしてもこの世界忍者だらけ
781 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/08(水) 06:30:20.41 ID:pxu4Ww9+0
さっさと部屋を出ていたら絶倫な上に早漏になっていた所だった……マシンガンの類かな?
782 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/08(水) 16:11:58.32 ID:ezb5A+RBO
忍者吹雪ってどこ所属の吹雪?
783 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/08(水) 17:21:53.50 ID:zwpINWjX0
忍者吹雪って、忍者嵐の親戚かよって考えてしまったおっさんを通り越した提督・・・orz
784 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/05/08(水) 17:38:54.65 ID:6GBauOKaO
早霜に殺された艦娘で名前が明確に分かっているのって大鳳くらいだよね?(ろーは傀儡化しているのでまだ生きているものとする)
785 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/09(木) 19:30:21.06 ID:Ax4sMypR0
ーー


村雨「流石に私達でも組織の中で漣がどういうことをしていたのかまでは知らないわ」


漣「やはりそうか」


村雨「提督に向けた手紙の中に書いていたことで大体の事は知れた。それ以外に何かあったとしてもそれを知る方法がない」


漣「漣はまだ帰ってこないし、そもそも組織から捨てられた時に記憶も消されているんだ。なぜ漣が狙われるのかが分からない」


村雨「それが謎なのよ。もしかしたら組織が絡んでない可能性もあるけど…」


漣「組織が関与していることを匂わせているが、実は漣個人への復讐だった」


村雨「あり得ない話じゃないわよね?」


漣「……」
786 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/09(木) 19:34:49.44 ID:Ax4sMypR0
村雨「漣の性格は貴女も知ってるわよね?フラれたからって理由で書類を偽装してここから出ていくくらいだもの」


漣「お前に漣の何が分かる」


村雨「…そうね、ごめんなさい」


漣「……提督はどうしたんだ」


村雨「龍驤さんのフォローというか…帰ってきてからずっと側に居てあげてるみたいね。貴女達が参加していた会合の裏を知って…それはもう凄かったの」


漣「提督は何も知らなかったぞ」


村雨「それでも…よ」
787 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/09(木) 19:44:07.08 ID:Ax4sMypR0
村雨「朝潮が生きてた頃って提督に関係を迫って龍驤さんが怒ったりしてたのよね?いつもならそうなってたかもしれない」


村雨「けど龍驤さんは自分が裏切ってたって告白してからはこういうのは初めてよね?」


漣「そういうことか」


村雨「泣くし吐くし……提督が帰ってこなかったらとんでもないことになってたわね」


漣「一度帰ってきたのは正解だったか」


村雨「ああなった龍驤さんは提督にしか対処できないわね」
788 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/09(木) 19:46:23.85 ID:Ax4sMypR0
漣「由良と吹雪の話合いは終わったのか」


村雨「もう終わるころかもしれないわね」


漣「吹雪は由良を知っていた。何か進展があっただろう」


村雨「吹雪は依頼内容は詳しくは知らないみたいだったけど、由良なら何か分かるかもしれないわね」


漣「二人の所に行ってみるぞ」


下1〜3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
789 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/09(木) 19:52:55.80 ID:kyZVqcoPO
忍びへの依頼をしてくるということは一般人ではないはずと由良
忍者吹雪ははじめ由良の見た目に驚いたけど状況を飲み込んでる
790 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/09(木) 19:56:11.03 ID:J1mFnw3so
忍者艦娘を食ったと言う早霜を追っていたら、つい最近、老幹部との関わりがあることを知り、その老幹部とのつながりが深い漣を追っていた
791 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/09(木) 20:03:02.52 ID:mb6W7SW20
↑+「先方にこれだけの金で
頼まれた」と早霜がこぼした
792 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/09(木) 20:06:28.67 ID:Te1UcEFcO
>>791
早霜は死んでるぞ馬鹿野郎
793 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/09(木) 20:08:54.93 ID:Ax4sMypR0
ーー

由良「忍びへ依頼をするなら相手は一般人ではない」


忍者吹雪「私もそう思います…」


由良「大丈夫よ、私は由良。中身は問題無い」


忍者吹雪「そ…そうですよね……」


由良「慣れて」


忍者吹雪「はい…」


漣「まだ話している最中だったか」ガチャ


由良「そうよ」
794 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/09(木) 20:11:17.69 ID:Ax4sMypR0
村雨「何か分かったことはある?」


忍者吹雪「依頼相手は一般人ではないだろうということくらいです」


漣「それだけか」


由良「吹雪は何も知らない。私も依頼内容までは分からない」


村雨「大きな進展は無いのね…」


忍者吹雪「すいません……」
795 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/09(木) 20:13:52.16 ID:Ax4sMypR0
漣「由良がなんとかできないのか」


由良「無理。情報が少な過ぎる」


忍者吹雪「早くなんとかしないと別の忍びが漣ちゃんを仕留めに来るかもしれません」


村雨「そうなの?」


由良「可能性はある。どうしても漣を殺したいなら」


漣「漣は誰から消そうとされているんだ…」


下1〜3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
796 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/09(木) 20:17:27.56 ID:J1mFnw3so
漣が出ていった当時の鎮守府の記録を整理し直してみる
797 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/09(木) 20:19:26.65 ID:CqtIPFYbO
退行催眠で記憶を遡れないか試してみようという話になる
798 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/09(木) 20:23:56.90 ID:kkF1ARrZO
>>796+漣宛の何気ない雑談のように見えて忍者の暗号符丁を用いた手紙が見つかる
799 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/09(木) 20:26:31.35 ID:Ax4sMypR0
ーー執務室


村雨「勝手に漁っていいの?」


漣「漣に関するものだけだ、問題無い」ゴソゴソ


由良「やっぱり漣を辿るしかない」


忍者吹雪「この鎮守府を出て行った前後が怪しいですよね」


漣「提督の事だ、全て保管してある。日付を辿っていけば分かるだろう」ゴソゴソ
800 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/09(木) 20:29:33.65 ID:Ax4sMypR0
漣「漣宛の手紙の消印から、大体の書類を抜き出したぞ」スッ


忍者吹雪「大体が…普通の手紙…」


村雨「これも…何も問題ない…」


由良「…」


漣「何かあったか」


由良「吹雪、これ」


忍者吹雪「これは普通の手紙……じゃない!!」


村雨「そう?見てる限りは普通の手紙だけど」


漣「普通の手紙にしては差出人が書いてないぞ」


村雨「あ…ほんとね」
801 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/09(木) 20:31:39.30 ID:Ax4sMypR0
由良「そこじゃない」


忍者吹雪「この手紙は一見何も怪しくありません。でも暗号が書かれているんです!」


村雨「暗号…!」


由良「私達が分かるということは忍者が使う暗号」


漣「なら早く内容を教えてくれ」


忍者吹雪「待って下さい!すぐに解読します!」


下1〜3高コンマ 暗号の解読結果などを
802 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/05/09(木) 20:32:18.16 ID:P2dcfLCDO
組織の調査と時が来たら組織首領の暗殺命令が書かれていた
803 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/09(木) 20:35:12.26 ID:nA+TvnLOo
>>802
804 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/09(木) 20:39:41.65 ID:cP2pdrhEO
ダイホンエイヨリ、ソシキノギジュツヲダッシュセヨ
805 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/09(木) 20:44:37.53 ID:ME5WpRuIO
忍者吹雪「だ、い、ほ、ん、え、い、よ、り、そ、し、き、の、ぎ、じ、ゆ、つ、を、だ、つ、し、ゆ、せ、よ」


由良「大本営より。組織の技術を奪取せよ」


村雨「…どういうこと?」


漣「どうもこうも無い。漣に大本営が依頼しているんだろう」


村雨「漣は……忍者なの…?」


由良「少なくとも忍者の暗号は理解している」
806 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/09(木) 20:47:47.78 ID:Ax4sMypR0
忍者吹雪「忍者同士なら会うだけでお互いに忍者だとなんとなく分かるんです。由良さんは漣ちゃんと面識はあったんですよね?」


由良「漣からは何も感じなかった」


村雨「なら暗号だけ理解してたって事かしら?」


漣「忍者じゃない可能性はゼロか?」


由良「そうじゃない。私より優れた忍者ならあり得る」


忍者吹雪「ありえませんよ、由良さんより優れた忍者だなんて!」


由良「気配を隠すことに特化していたかもしれない」


忍者吹雪「う……」
807 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/09(木) 20:48:18.78 ID:mkD+o5KPo
ダブスパ……?
808 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/09(木) 20:50:31.45 ID:Ax4sMypR0
漣「依頼元は大本営だな」


村雨「この手紙を見る限りはそうね」


漣「漣が組織に行くことを大本営は知っていた?」


忍者吹雪「確かにそうなりますね…」


漣「…嫌な予感がする」


由良「私も同じことを考えた」


村雨「この情報でそこまで分かったの?」


忍者吹雪「何が分かったっていうんですか?」
809 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/09(木) 20:54:11.32 ID:Ax4sMypR0
漣「漣は大本営に依頼されて組織に行ったとする。だが組織の情報をこちらに流していた」


由良「同じ情報を大本営に流していたとしたら」


忍者吹雪「二重スパイ…!」


村雨「まさか…」


漣「それだけじゃない。漣には別の目的もあった」


由良「この鎮守府に情報を送っていた理由」


漣「それはこの鎮守府を潰すため」


村雨「どうして!?」


忍者吹雪「ここの司令官にフラれたから……」


由良「そうね」
810 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/09(木) 20:57:23.18 ID:Ax4sMypR0
漣「ただの失恋じゃない。男にだらしなく二股をかけるようなクソ女に取られたんだ」


村雨「漣は……恨んでいた…」


由良「そもそも漣は障害艦娘の面倒をみたくないと思っていた。そこに失恋という要素が重なった」


忍者吹雪「自暴自棄になってこんな事を……?」


漣「そうだとしたら……」


由良「その可能性はある。組織の情報をここの提督に送る理由が今まで分からなかった。でもそうだとしたら理由が分かる」


村雨「組織を敵に回させて全員始末させようとしていた!!」
811 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/09(木) 21:01:23.35 ID:Ax4sMypR0
由良「漣の思惑はそれだった。でも提督は漣からの手紙を開けなかった」


忍者吹雪「だから組織から狙われることも無かった…」


漣「漣からの手紙を開けたのは一度漣が帰ってきた時だ。それまで放置されていた」


村雨「ねぇ、もしかしてその時帰ってきたのって手紙を開けたかの確認じゃないの?」


由良「…辻褄が合う」


漣「漣…お前はそこまでして龍驤を……」


下1〜3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
812 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/05/09(木) 21:02:36.63 ID:P2dcfLCDO
もうひとつ暗号で書かれたメモを見付ける
筆跡は漣のもののようだった
813 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/09(木) 21:05:24.03 ID:nA+TvnLOo
なら漣はその事も記憶から消されていたのだろう
覚えていれば話しているはず
ということは吹雪へ依頼したのはそのことを知らない大本営という結論に
814 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/09(木) 21:08:31.13 ID:mkD+o5KPo
>>813
815 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/09(木) 21:11:39.21 ID:Ax4sMypR0
忍者吹雪「でもそうだとしたらおかしくありませんか!?漣ちゃんは誰から狙われてるんです!?」


漣「そうだ、組織からは制裁を受けて大本営からは見放された。処分の必要は無い」


由良「今になって殺しを依頼していたとは思えない」


村雨「でも吹雪には依頼が入ったのよね?」


忍者吹雪「どういうことなんでしょう…」
816 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/09(木) 21:13:55.25 ID:Ax4sMypR0
由良「まだ書類があるかもしれない」


忍者吹雪「そうですね、探してみましょう」ゴソゴソ


村雨「でも手紙は全部見たわよ?」


漣「漣が送ったものの控えもある。まだ探す余地はある」


由良「…」


忍者吹雪「何か見つけたんですか?」


由良「メモ」


漣「この筆跡は漣が書いたものか」
817 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/09(木) 21:15:54.99 ID:Ax4sMypR0
由良「練習してる」


忍者吹雪「忍者の暗号を練習した跡…」


漣「これは漣が送った手紙の控えか」


由良「…」


由良「吹雪」


忍者吹雪「……」


由良「分かったわね」


忍者吹雪「…………はい」


村雨「これにも暗号が書いてあったの?」


忍者吹雪「漣ちゃんは……依頼を出してます…」
818 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/09(木) 21:20:04.94 ID:Ax4sMypR0
由良「依頼の内容は殺し」


忍者吹雪「そんな…漣ちゃん……どうして…」


漣「間違いじゃないのか?漣は組織に提督と龍驤を消させようとしたんだぞ」


忍者吹雪「分からないんですか!?」


村雨「……」


漣「な、なんだ?村雨は分かったのか?」


村雨「重巡棲姫…漣の作戦ではどうしても殺せない人が一人居るわ」


由良「貴女なら分かるはず」


漣「……」


漣「…………」


漣「………………」


漣「漣…!!お前という奴はぁぁぁぁ!!!!」
819 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/09(木) 21:22:15.45 ID:Ax4sMypR0
ーー


龍驤「ごめんな心配かけて…もう大丈夫やから…」


村雨「ごめんなさい龍驤さん…先に謝っておくわ」


提督「龍驤に何かするつもりか?」


由良「聞きたいことがある」


忍者吹雪「その質問は龍驤さんを傷付けてしまうかもしれません」


龍驤「ええよ……」


漣「なら覚悟して聞け」
820 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/09(木) 21:24:31.17 ID:Ax4sMypR0
漣「龍驤の二股相手はどうなった」


提督「その話はやめてくれ」


由良「する必要がある」


提督「……」


龍驤「平気やで司令官…あの人な……向こうから連絡切られたから…分からへんよ…」


忍者吹雪「今どうしているかも知りませんか?」


龍驤「うん…何も知らん…」


忍者吹雪「生きているかどうかも知らないんですね?」


龍驤「え…」


漣「漣は龍驤の浮気相手を殺すように忍びに依頼していたんだ」
821 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/09(木) 21:30:34.03 ID:Ax4sMypR0
提督「何を言ってるんだ、証拠は…」


由良「あるわよ」


忍者吹雪「これは漣ちゃんが送った手紙の控えです。内容はごく普通ですが、忍者の暗号が書いてあります」


由良「その依頼内容はその男を殺すこと」


漣「……漣は全てを消そうと考えていた。提督も龍驤もこの鎮守府も」


漣「この時の漣は憎しみの塊だった。原因を作った龍驤の浮気相手すら憎んでいた」


龍驤「漣が…………」
822 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/09(木) 21:33:53.75 ID:Ax4sMypR0
由良「漣の殺しを依頼したのはその相手と親しい人物」


村雨「その男の人の親や親族に権力者がいる可能性が高いわね」


忍者吹雪「もしくは私達と同業者が存在した」


由良「だから過去の依頼内容を知れた」


漣「少なくともこれのどれかだ。漣は死んで当然の事をしていた…」


提督「そんな事は言わないでくれ。漣は…」


龍驤「ウチか……ウチが全部悪いんやね…………」


下1〜3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
823 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/05/09(木) 21:42:30.00 ID:P2dcfLCDO
提督
ここに帰って来てからのあいつの頑張りは誰もが知っているだろう…人は変われるんだ、龍驤と同じだ、それでも俺は待っている。重巡棲姫、お前は違うのか?
824 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/09(木) 21:42:59.73 ID:nA+TvnLOo
由良
吹雪は漣が死んでいることを報告すればいい
事実を報告して忍に手をかけるとどうなるか依頼者も分かっている
825 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/09(木) 21:43:53.55 ID:nA+TvnLOo
>>823
連取りだよ安価は下
826 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/09(木) 21:44:45.25 ID:mkD+o5KPo
提督龍驤重巡が意気消沈しかけるが、由良忍吹雪村雨がまず今の漣(重巡)を狙ってくるかもしれない刺客をどうするか考えろと気を逸らさせる
827 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/05/09(木) 21:48:08.45 ID:P2dcfLCDO
すみません…間が開いたと勘違いしてました
828 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/09(木) 21:52:47.38 ID:Ax4sMypR0
ややこしいので再安価

下1〜3高コンマ お願いします
829 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/09(木) 21:54:09.81 ID:nA+TvnLOo
>>824
830 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/09(木) 21:56:24.55 ID:mkD+o5KPo
>>826
831 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/09(木) 22:05:04.34 ID:cP2pdrhEO
>>826
832 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/09(木) 22:06:02.12 ID:vzRZPHo1o
>>824
833 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/09(木) 22:21:19.66 ID:ME5WpRuIO
由良「とにかく吹雪は漣が死んでいることを報告して」


忍者吹雪「でも…」


由良「真実を報告すれば良い。漣の精神は死んでいたと」


忍者吹雪「…分かりました」


由良「写真を撮っていたんでしょう。それを見せれば納得するはず」


忍者吹雪「漣の精神は消滅し、重巡棲姫が寄生していたと報告します」


由良「それで問題ない」
834 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/09(木) 22:24:14.65 ID:ME5WpRuIO
漣「漣が……ここまでだったとは…」ガクッ


漣「そうだと知っていたら…私は……」


提督「漣に寄生することはなかったのか?」


漣「……」


提督「お前はここに来てからの漣を知っているだろう?それでもそんな事を言うのか」


漣「過去と未来は相反するものだ。未来の行いが良いからと言って過去の誤ちは消えない」


提督「なに……?」
835 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/09(木) 22:27:59.14 ID:ME5WpRuIO
龍驤「もうやめて…ウチが悪いんよ……全部…ウチが蒔いた種やねん…」


提督「龍驤は悪くない」


漣「じゃあ誰が悪いんだ?漣か?」


提督「……」


漣「黙り込むな!現実を見ろ!!」


村雨「落ち着きなさい」


由良「こんな事になっていたとは知らなかった…」


下1〜3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
836 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/09(木) 22:33:16.77 ID:cP2pdrhEO
提督が重巡に
今、誰が悪いかを決めて過去を責めれば何か変わるのか?
過去から目を背けるのは間違いだが、今を見ないのも現実を見ていない
837 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/09(木) 22:34:50.56 ID:THQaO02j0
実は二股かけてた男は生きており、漣を暗[ピーーー]るよう依頼したのは男本人。
838 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/09(木) 22:48:54.68 ID:mkD+o5KPo
提督
重巡棲姫、つらい時はつらいっていっていいんだ
お前や深海棲艦は心変わりが醜く思えるかもしれないし、実際醜いんだが…
でもそれが俺みたいな人間や艦娘なんだよ、汚れ塗れでも、生きているんだ
839 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/09(木) 22:56:04.08 ID:ME5WpRuIO
提督「重巡棲姫、誰が悪いかを決めて過去を責めれば何か変わるのか?」


漣「…変わることは無い」


提督「過去から目を背けるのは間違いだが、今を見ないのも未来を見ていないことになる」


龍驤「提督も漣もやめて……全部ウチが悪い…」


村雨「龍驤さん…もういいの」


由良「……」ガシッ


漣「ん…」
提督「なんだ…」


由良「来て」
840 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/09(木) 23:01:42.32 ID:ME5WpRuIO
ーー

由良「なにをしているの」


由良「あそこで言い争って傷付くのは龍驤さん」


提督「……冷静じゃなかったんだ」


漣「龍驤は自業自得だ」


由良「貴女は黙りなさい」


提督「…これからどうすれば良いんだ」


由良「依頼については解決する。しなかったら私が出る」


提督「それは有り難いな…」
841 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/09(木) 23:03:32.39 ID:mkD+o5KPo
(ありがてえ…ありがてえ師匠…)
842 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/09(木) 23:06:32.86 ID:ME5WpRuIO
漣「私は部屋に帰るぞ」


由良「何をするつもり」


漣「漣と話しをする」


提督「魂が帰ってきたのか?」


漣「その感じは無い。だが漣があの場面を見ていたとするなら、私と話したいはずだ」


由良「…」


漣「邪魔はするなよ。精神世界へのダイブは集中力が大事なんだ」


下1〜3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
843 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/09(木) 23:10:35.16 ID:57HxKfJKO
片鱗だけでも異様なまでの拒絶と憎悪の感情をみて慌ててダイブから退避する重巡
844 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/09(木) 23:11:47.17 ID:J1mFnw3so
あの子に会いたいとの声だけが聞こえる
845 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/09(木) 23:14:22.54 ID:nA+TvnLOo
>>844
846 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/09(木) 23:14:39.03 ID:mkD+o5KPo
誰も現れてくれない精神空間で龍驤や漣を責めたり自嘲したりする重巡
その頬を涙がつたう
847 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/09(木) 23:22:27.57 ID:ME5WpRuIO
ーーーー

重巡棲姫(漣、そこに居るんだろう)


重巡棲姫(お前のことだ、話も聞いていたな)


重巡棲姫(……)


会いたい

あの子に会いたい…


重巡棲姫(ダメか。残留思念が残っているだけか)


重巡棲姫(漣なら聞いているかと思ったんだが…)
848 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/09(木) 23:24:42.60 ID:ME5WpRuIO
富士(もうやめてあげて)


重巡棲姫(富士か)


富士(あの子には休息が必要だと言ったでしょう?)


重巡棲姫(いつまで休ませるつもりだ)


富士(それはあの子の心が再び前を向くまでよ)


重巡棲姫(なら漣は戻ってこない。だがお前なら連れてこれるだろう)


富士(そう言われて連れてくると思う?)
849 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/09(木) 23:28:08.49 ID:ME5WpRuIO
重巡棲姫(そうか、なら代わりにお前に聞こう。お前は全てを見ていたな?)


富士(…ええ)


重巡棲姫(漣のしたことは許されるのか?)


富士(さっきも言ってたでしょう?過去の事を責めても…)


重巡棲姫(私には知る権利がある。漣を動かしているのは私なんだ)


重巡棲姫(だから答えろ。漣のしたことは正しいのか?)


富士(…私は答える必要は無い)


重巡棲姫(それが答えのようなものだ。よーく分かったよ)


下1〜3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
850 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/05/09(木) 23:33:00.82 ID:P2dcfLCDO
そもそも貴女は前提から間違っているわよ
憶測で物事を決めつける前にもう少し考えなさいと突き放し姿を消す富士
851 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/09(木) 23:38:21.38 ID:mkD+o5KPo
富士
正しいことと許すことは相反しないわ
おねがい、よく考えてあげて、まだあの子を想うのなら
852 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/09(木) 23:41:48.99 ID:57HxKfJKO
>>851
853 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/09(木) 23:42:00.25 ID:bLgyGFxcO
あなた感情が豊かになったわねと富士
854 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/09(木) 23:46:45.61 ID:+CbCH1id0
富士(正しいことと許すことは相反しないわ)


重巡棲姫(漣のしたことは間違っている)


富士(お願い、よく考えてあげて…!まだあの子を想う気持ちはあるでしょう!?)


重巡棲姫(……)


富士(貴女は漣じゃない。あの時の気持ちは漣にしか分からないのよ!)


重巡棲姫(殺人犯の裁判を聴いてるようだ。酷く身勝手で一方的だな)


富士(何を言うのよ!!)
855 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/09(木) 23:51:59.98 ID:+CbCH1id0
重巡棲姫(お前は殺された人間の気持ちが分かるか?)


富士(な……に…を…)


重巡棲姫(漣の身勝手な理由で人間が一人死んだ。これは事実だ)


富士(だから…!)


重巡棲姫(そうだ、富士は艦娘の味方だ。漣を庇うよな。でもな、私は人間の味方なんだよ)


重巡棲姫(漣となら人間の社会の中で生きていけると思った。この漣なら良いと思ったんだ)


重巡棲姫(それなのに漣は……)


富士(何よ…何よ何よ何よぉぉぉ!!)


富士(私は生まれることすらできなかった!その苦しみが貴女に分かるの!?)


重巡棲姫(お前の話はしてない。一生そこで叫んでろ)スッ


富士(ぐ、が……あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!)
856 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/09(木) 23:55:00.77 ID:+CbCH1id0
ーーーー

漣「……」ムクッ


漣「漣は帰ってきていない。そんな中で私はどうするべきか」


漣「漣の代わりに罪を償う。これが一番現実的か」


漣「だがそうすると私が消える恐れがある。そうすると富士は漣を戻すだろう」


漣「何が正解なんだ。何をすれば良いんだ」


漣「…誰も答えてはくれないか」


下1〜3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
857 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/09(木) 23:57:04.05 ID:J1mFnw3so
富士、漣を幸福へと導くために己の全てを注ぐことを誓う
858 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/05/09(木) 23:58:25.23 ID:P2dcfLCDO
そんな折に龍驤の浮気相手が龍驤の携帯に連絡を入れてきた
生きていた浮気相手は事もあろうにまた龍驤を誘ってくる
暗殺依頼の暗号は書いただけで送ってはいなかった
859 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/09(木) 23:59:21.79 ID:cP2pdrhEO
レ級が重巡と話をする
お前は正しいよそこらへんの人間誰よりもより正しい、でも正しいだけだ
860 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/10(金) 00:07:41.13 ID:8zQop+Ep0
ーー

レ級「……そんな事になってたんだな」


漣「私も驚いた。それと同時に嫌悪した」


レ級「あたしで例えて、もし暁が過去に何かしてたらと思うと……」


漣「お前は分かってくれるか」


レ級「分かりたくねぇけどよ…クキの事を考えたら……」


漣「人妻になっても大事な存在なんだな」


レ級「暁とクキ。どっちかを選べって言われたら自害するしかねぇ」


漣「それが私にとって漣と人間というわけだ」
861 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/10(金) 00:16:06.44 ID:8zQop+Ep0
レ級「あたしとお前と違う所は一つある。ここで学んだことだ」


レ級「お前は人間の誰よりも正しい、でも正しいだけなんだよ」


漣「正しいことの何が悪い」


レ級「正しいことが常に正解とは限らないってことだ」


漣「漣が人間を殺したのは許されるのか?」


レ級「どうだろうな。でもそれを決めるのはお前じゃないことは確かだ」


漣「……」
862 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/10(金) 00:20:05.44 ID:8zQop+Ep0
レ級「お前は知る権利はある。けど許す許さないを決める権利は無い」


レ級「あたしの言ったことを考えながら生活してみな。きっとその内分かるぜ」


漣「……そうとは思えない」


レ級「なんだぁ?ここで過ごした時間はあたしの方が長いんだぜ?お前は漣の中で眠ってる日もあっただろ?」


レ級「先輩の言うことは聞いとくもんだぜ。これ、人間の常識だ!」


漣「…今日のところはそれで納得しておいてやろう」


ーー
863 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/10(金) 00:20:46.93 ID:8zQop+Ep0
漣が浮気相手殺害は没エンドから拾ってきました


コメントなどあればお願いします
864 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/05/10(金) 00:23:38.02 ID:6nVM8YRDO
お疲れ様でした
なんてものを拾ってくるんだ…怖い
浮気相手の生死はまだ不明
少なくとも状況からの憶測に過ぎない…今のところは
やればやる程裏目に行くようで苦しいな…
865 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/10(金) 00:24:35.27 ID:YzBMSBvgo
乙でした
艦娘がロマンチストで情動的、深海がリアリストで論理的
まるで右脳と左脳の関係みたい
866 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/10(金) 00:29:30.27 ID:sBjSxwWhO
漣が最大の敵として立ちはだかる展開が見えてきたな…
867 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/10(金) 00:37:33.41 ID:SrquOaSH0
龍驤にしろ漣にしろ、キャラとしての愛着をしっかり持たせてから擁護できないレベルの業と罪を放り投げてくるのほんとタチが悪い(褒めてる)
しかし一時的とはいえ味方メインキャラが退場した後にそのキャラの株が下がるの、斬新だな……
868 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/10(金) 00:40:11.37 ID:7CJrS263o
お、おつ、でした…
見えない所からでも罪の弾が飛んでくる現状、禊がまだだったり見えてる地雷持ちの子の先が本当に怖い
重巡ちゃんが人間を守るとも取れる発言をしたあたり一般深海棲艦から高次にいったなあと
でも自分だけの正義のふるいで人を仕分けする様になったらアカンよ…
869 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/10(金) 18:11:57.87 ID:ABfBnAEdO
>>868
禊がまだなのと地雷持ちってそれぞれ何人いる?
870 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/10(金) 18:36:19.89 ID:aAao2tbKO
龍驤(故意的な救助の遅延による死亡事故)
漣(民間人殺害? 未確定)
夕立(子供含む民間人殺害?)
春雨(強制性交 被害者とか姉妹の処理の仕方によっては地雷)
愛宕(恋愛関連 ストーカー提督の存在)
山雲(少なくとも2人の艦娘の殺害)
朝雲(山雲)
陽炎・不知火・呂500(傀儡関係)
伊58(ろーちゃん)
夕張・雲龍(艤装関係)
霞(2発の無力化弾丸、うち1発は明石が作動不良にする)
明石(記憶関連)
由良(鎮守府への最後の審判)
秋津洲(トラウマ)
レ級(つがった相手を捕食する深海の掟)

こんなかんじかね
871 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/10(金) 18:51:28.21 ID:i1Z/x5mD0
川内の内通問題はどうなるんだろうな
一応、忍者提督預かりだけど
872 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/10(金) 19:55:11.34 ID:Fa6FwAtSO
やったことはアレだけど川内はなんだかんだで犠牲者いなかったからね
873 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/11(土) 18:22:36.80 ID:xaP6M+d20
今日の更新は不安定になる可能性があります


ーー


雲龍「今は大丈夫?」


多摩「平気だにゃ。明日の出撃についてかにゃ?」


雲龍「そうじゃないの、多摩と話しておかなければならないことがある」


多摩「うにゃ?」


雲龍「私と多摩が持っているトリガーについてよ」


多摩「その話はしなくてもいいにゃ」


雲龍「この状況だからしておくべきなのよ」
874 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/11(土) 18:26:06.49 ID:xaP6M+d20
雲龍「阿武隈や川内といった戦力が抜けてしまったこの状況では何が起こるか分からないの」


多摩「代わりに入ってきた白露達がいるにゃ」


雲龍「あの子達は駆逐艦。軽巡じゃない」


多摩「あんまり変わんないにゃ」


雲龍「艦種の違いは大きいのは多摩なら分かっているわよね?」


多摩「…にゃ」


雲龍「多摩は改二になったとはいえ負担はこれまでと比べて大きくなった。その意味が分からないはずない」


多摩「何が言いたいんだにゃ」
875 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/11(土) 18:28:39.12 ID:xaP6M+d20
雲龍「トリガーを使ってるの?」


多摩「肯定も否定もしないにゃ」


雲龍「多摩が持っているのは副作用が殆ど無いもの。でも使い過ぎるとどうなるか…」


多摩「勝手に使ってる前提で話を進めるんじゃないにゃ」


雲龍「じゃあ使ってないのね?」


多摩「肯定も否定もしないにゃ」


雲龍「ほんと…厄介ね」


多摩「雲龍と同じでここに来て長いにゃ。その間に色々見てきてるからにゃ〜」
876 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/11(土) 18:32:46.01 ID:xaP6M+d20
多摩「そういう雲龍はどうにゃ。そっちのはハイリスク型だにゃ」


雲龍「使ってるわ」


多摩「……」


雲龍「でも頻繁にじゃない。自分の戦力がどれくらいか分かっておく必要があるのよ」


雲龍「もし深海棲艦の師団が攻め込んで来たらどうする?提督と龍驤さんならパニックを起こしても不思議じゃない」


雲龍「だから自分が最大限どれだけの力があるかを知っておく。これは必要なこと」


多摩「命を削ってでもか?」


雲龍「この鎮守府と皆んなを守れるなら安すぎるわ」


多摩「その考えは提督が一番嫌うぞ」


雲龍「分かってる。でも多摩なら私の気持ちは分かるはず。同じトリガーを持っている同士」


多摩「……」


下1〜3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
877 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/11(土) 18:43:19.77 ID:9tbtEUaho
わからん、多摩には生きて帰るべき理由がある
…雲龍だってそうにゃ、ここの皆んな誰一人欠てもダメなのにゃ
878 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/11(土) 18:50:23.26 ID:1idhsT500
自分自身が動けなくなった時の事まで考えているなら無理にヤメロとは言わないにゃ
そこまで考えが及んでないなら今すぐヤメるにゃ
879 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/11(土) 18:54:36.59 ID:yDL0CfPfO
提督の考えをちっともわかってないにゃ
880 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/11(土) 19:26:43.47 ID:xaP6M+d20
多摩「多摩にはさっぱりわからん」


雲龍「そんなはず無いわ」


多摩「多摩には生きて帰るべき理由がある……雲龍だってそうにゃ、ここの皆んな誰一人欠てもダメなのにゃ」


雲龍「多摩には大切な人が居るからそう考えられるのよ。ならその人が居なければ…」


多摩「おい」


多摩「冗談でも口に出すな」


多摩「言って分からないなら力で分からせるしかないぞ」


雲龍「そうなればこっちの都合が良いのだけれど?」
881 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/11(土) 19:31:38.17 ID:xaP6M+d20
雲龍「まともにやり合えば勝てない。なら私はトリガーを使う」スッ


雲龍「これを使えば多摩にも勝てるのよ」


雲龍「私は間違ったことは言ってない。自分の戦力は知っておかないといけない」


雲龍「私と勝負して。拒否するなら…分かってるわね?」


下1〜3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
882 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/11(土) 19:34:19.77 ID:nON4WOnfO
雲龍のところへ龍驤が来て横槍が入る
883 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/11(土) 19:36:39.36 ID:VHoW6CdTo
脳味噌の栄養まで胸に行ったかにゃ?
死なない程度に教育し直してやるにゃ
884 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/11(土) 19:37:29.05 ID:McFEBOF8o
>>883と険悪な状況になってるところで>>882
885 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/11(土) 19:55:44.55 ID:xaP6M+d20
龍驤「雲龍、そこまでや」


雲龍「……」


多摩「ちょうど良い所に来てくれたにゃ〜」


龍驤「ベストタイミングやったね。アホなことやってやんと仕事やで」


雲龍「……また今度ね」


多摩「次は無いにゃ。トリガーは龍驤さんにでも預けとけにゃ」


雲龍「……」


龍驤「無視…か」
886 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/11(土) 20:01:39.17 ID:xaP6M+d20
多摩「……どこから見てた?」


龍驤「最初からや」


多摩「止める気は無かったのか」


龍驤「雲龍が何を考えてるか知りたかったてんよ」


多摩「人が悪い。あのままだと雲龍を屠ってたぞ」


龍驤「多摩がそんな事するはずないやろ?」


多摩「……」


龍驤「雲龍は自分がやらなって思い詰めてんのかもしれんな。ウチと提督でフォローしとくわな」


下1〜3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
887 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/11(土) 20:05:40.50 ID:lsd7atgkO
トリガーを使用すれば倒せるかもしれない強さの敵の襲撃
888 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/11(土) 20:06:40.70 ID:McFEBOF8o
雲龍に自分が欠けても大丈夫だと思っていたら大間違いだと話す
889 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/11(土) 20:12:41.03 ID:b6PI1CGT0
陰で吐血する雲龍
890 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/11(土) 20:36:36.85 ID:FPb7//oSO
ーー

雲龍「この鎮守府には空母は私だけだった。龍驤さんが復帰するまでの間は忙し過ぎて何も覚えてない」


雲龍「そんな状況なのに提督は定期的に休ませてくれた。その休日がどれだけありがたかったか言葉には表せない」


雲龍「龍驤さんが復帰しても私の忙しさは変わらず。軽空母と空母は違うのよ。空母が私だけだから支配海域も歪な形になってしまった」


雲龍「葛城や瑞鶴、加賀が来てからは楽になった。天城は行ってしまったけど、以前と比べれば制空権は維持できる」


雲龍「隼鷹や飛鷹も頼れるようになった。そう……本当に強く…」


雲龍「……私はもういらない」
891 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/11(土) 20:39:24.03 ID:eZsm/DeOO
イムヤも買った方のトリガー持ってたな
892 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/11(土) 20:42:17.68 ID:FPb7//oSO
提督「そんな事は言わないでくれ」


雲龍「私は事実を言っただけ」


提督「雲龍は俺達にとって必要なんだ」


雲龍「どこが?」


提督「戦闘において空母は頼れる存在だ。いくら居ても問題は無い」


雲龍「空母なんて弱ければただの的。それは分かっているでしょう」


雲龍「提督なら気付いていたはず。私の練度はある日から上がらなくなった」


提督「……」


雲龍「まさか空母で素質が頭打ち……知った時のショックは分かる?」


雲龍「私の練度は空母で一番低いんじゃないかしら」


提督「練度は関係ない。雲龍は充分戦力になる」


雲龍「私の練度が上がっていない事に気付いていたと認めるのね?」


提督「……」
893 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/11(土) 20:43:42.15 ID:9tbtEUaho
素質か……
894 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/11(土) 20:46:24.42 ID:FPb7//oSO
雲龍「私が皆に着いていくためにはトリガーを使うしかないの」


提督「そんな事はない」


雲龍「提督は事の重大さを認識して。空母は戦闘においてどれだけ大事か知ってるわよね?」


雲龍「トリガーの使い過ぎで死ぬなら本望よ。朝潮みたいにつまらない死に方はしたくない」


提督「雲龍…!」


雲龍「力尽くで止めるならトリガーを使って対抗するから。本気よ」


雲龍「私の命に代えてもここは守る。艦娘として最低限の仕事はするわ」


下1〜3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
895 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/11(土) 20:49:47.10 ID:7CbAwBzw0
次にトリガーを発動すると、急激に怠くなる雲龍
解除しようとするとトリガーが、体に入っていくのを見てしまう
896 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/11(土) 20:50:04.75 ID:hURr/mO8O
でも、雲龍がいてくれんと…そんな優しい雲龍やからウチ安心できるんやって龍驤が
897 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/05/11(土) 20:55:15.29 ID:yeaogE+DO
提督がトリガーを遠隔でロック出来る装置を作らせる
これからは提督の許可が無いとトリガーは使わせない形に
898 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/11(土) 20:55:23.38 ID:ukxzXPt9O
話は聞かせてもらったわっ と白露乱入 要は危険な事をしなくても良いくらいの人員が居れば良いのよね? 空母を特務艦の権限で連れてきてくれるらしい
899 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/11(土) 21:05:39.32 ID:xaP6M+d20
龍驤「でも、雲龍がいてくれんと…ウチ嫌や」


雲龍「龍驤さん……」


龍驤「キミはずっと皆を助けてくれとる、雲龍ほど優しい子はおらんのと違うかな。そんな優しい雲龍やからウチは安心できるんや」


龍驤「だからな、死んでもとかそんなこと言わんといて」


雲龍「でも…私ができることはそれくらいで……」


提督「何を言ってるんだ。雲龍には助けられてばかりだと話したところじゃないか」
900 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/11(土) 21:09:31.01 ID:xaP6M+d20
龍驤「素質が上がらんでもええ。キミはここの仲間なんや」


提督「最低限の戦闘ができるならそれで良い。後は俺の仕事だ」


龍驤「だからな…トリガーはもう使ったらあかん。こっちに渡し」


提督「これは責任を持って俺が預かる。下手に廃棄はできないからな」


龍驤「それでな、これからもウチらを守って。雲龍やないとできへんのやで?」


提督「なぁ、雲龍……」


雲龍「安価」


下1〜3高コンマ 雲龍の台詞やその他起こったことなどを
901 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/11(土) 21:14:29.42 ID:VHoW6CdTo
トリガーを渋々渡す雲龍
それでも戦力になる方法は模索し続けるといい、提督達に素質を超える方法を探すのを手伝って欲しいと言う
902 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/05/11(土) 21:14:43.92 ID:9tbtEUaho
なおも渋る雲龍に盗み聞きしていた葛城が突入
雲龍姉わたしよりもまだまだ強いのにズルしないで!追い越せないまま死んで逃げるとか許さないから!
903 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/11(土) 21:16:12.90 ID:ukxzXPt9O
この機に鎮守府にある全てのトリガーを破壊する+>>898
904 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/11(土) 21:16:18.14 ID:McFEBOF8o
ごめんなさい、足りないものは支え合うということ忘れかけていたわとトリガーを渡す
私に足りないのは素質、でもそれを補うのはこれではないわね
905 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/11(土) 21:17:29.63 ID:7CbAwBzw0
それじゃあ、私の素質を押し上げる方法を一緒に考えて。龍田だって上がったんだもの
906 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/11(土) 21:25:49.36 ID:xaP6M+d20
雲龍「ダメよ…これが無いと私は戦えない……」


龍驤「これだけ言うてもあかんのか…?」


雲龍「う…でも…トリガーは……」


葛城「雲龍姉〜〜!!」バターン


雲龍「葛城……」


提督「…部屋の外で聞いていたのか」


葛城「雲龍姉は私よりもまだまだ強いのに!」


雲龍「練度は私が下よ」


葛城「それでも雲龍姉の方が強いの!演習を何度やっても勝てないし!」
907 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/11(土) 21:34:10.40 ID:xaP6M+d20
葛城「このまま一度も追い越せなくて死んで逃げるとか許さないから!」


龍驤「葛城にこう言われたらあかんわな?」


雲龍「……」


提督「雲龍には治療も必要だろう。今の環境から言って入院してもらうのが最善か?」


龍驤「その辺は千歳らに任せような。ほな行くで」


葛城「私も雲龍姉を連行します!」


雲龍「……」


下1〜3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
908 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/11(土) 21:36:17.78 ID:VHoW6CdTo
>>901
909 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/11(土) 21:37:08.00 ID:hURr/mO8O
今のところ体に異常は見られない、でもこれからも大丈夫という確証はない
で、>>901
910 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/11(土) 21:38:01.22 ID:rLzTRpm8O
>>898
911 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/11(土) 21:51:56.33 ID:xaP6M+d20
ーー

千歳「奇跡的に今のところ体に異常は見られないわ」


龍驤「よかったなぁ雲龍」


葛城「ほんと…よかった」


千歳「でもこれからも大丈夫という確証はないわ。トリガーは没収よ」


雲龍「……」


龍驤「雲龍、ええ加減にしときよ」


雲龍「……分かったわ」スッ


龍驤「ええ子やね。これはウチと司令官で預かっとくで」
912 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/11(土) 21:55:51.23 ID:xaP6M+d20
雲龍「でも私は諦めない。皆を守りたい」


龍驤「それはもうええって言うてるのに…」


雲龍「龍田という例を見てきたの。あの子の素質はたったの5だった。それが今では私より上」


雲龍「どうやって素質を上げたの」


葛城「それは私も知りたいわ。だって素質ってそんな簡単に上がるものじゃないもの」


雲龍「簡単に上がるならこんなに悩まなかったわ」
913 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/11(土) 22:03:57.55 ID:FPb7//oSO
千歳「医術を使っても素質は上がらないわ。才能みたいなものだものね」


龍驤「龍田の場合は精神的なもんが原因…いや違うな。素質が5やったから龍田は慰め者にされる所やったんや」


葛城「精神的に安定したから上がるとは限らないのよね?」


千歳「素質が上がったって話はここに来る前にもチラッと聞いたことがあるけど、原因に規則性は無かったわね」


雲龍「つまり分からないということね」


龍驤「ほなある日突然上がるかもしれんってことや。それで解決やね!」


雲龍「…納得いかないのだけど」


龍驤「嫌でも納得してもらうで。アンタは今まで無理を通して来たんや。これからは道理に従い」


葛城「変なことをしようとしたら私が止めるからね!」


下1〜3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
914 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/11(土) 22:05:37.12 ID:dPMkZGnJ0
トリガーを使わなくなってから少しづつ練度が上がっていく雲龍
915 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/11(土) 22:08:45.70 ID:ukxzXPt9O
一週間ほど様子を見るために休暇を貰った
916 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/11(土) 22:14:11.94 ID:McFEBOF8o
練度が上がらないならできる事はこれくらいとお願いされてた龍驤のママ役をやってたら段々母親マインドが芽生える雲龍
これも悪くないかしらと思えるように
917 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/11(土) 22:18:31.94 ID:FPb7//oSO
ーー

龍驤「んまぁ……」


雲龍「出撃しても役に立てないのだから龍驤さんのママになってあげてみたけど…」


龍驤「ぉ…ぉぉ……」とろーん


雲龍「まさかここまでリラックスしてもらえるなんて思わなかったわ」


雲龍「前のときより上手くできた自信はあったけどまさかここまでだなんて」


雲龍「これは…皆の役に立てるかもしらないわね」
918 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/11(土) 22:22:20.66 ID:FPb7//oSO
皐月「雲龍さん、それってトリガーの剣の罰ゲーム?」


雲龍「違うわよ」


皐月「じゃあなんでそんな看板下げてるの?」


『ママ始めました』


雲龍「霞ママの活躍は凄いわ、何人も癒されるもの。でもその分負担が大きくなる。それを少しでも減らしたいのよ」


皐月「ええ…」


雲龍「龍驤さんはとろとろにできたから実力はあるはず。とりあえず鎮守府を一周してくるわ」


皐月「雲龍さんって変に行動力があるからなぁ…」


下1〜3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
919 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/11(土) 22:23:58.28 ID:rLzTRpm8O
まずは皐月が体験
920 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/11(土) 22:28:59.59 ID:7CbAwBzw0
駆逐艦(霞除く)を中心に雲龍ママが流行る
駆逐艦達が連日キラキラするように
921 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/11(土) 22:30:38.90 ID:VHoW6CdTo
雲龍、母乳が出始める
922 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/11(土) 22:31:07.60 ID:hURr/mO8O
霞ママと雲龍ママの2大巨塔になる
でも龍驤さんの時間は固定よって
923 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/11(土) 22:33:00.36 ID:dPMkZGnJ0
思ったよりも反応が芳しくないことに悩む そうか……母乳が足りないのだと変な方向に悟る
924 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/11(土) 22:46:47.22 ID:DosDknD80
「ね、ね、今日はどうする?」

「連日押し掛けるのは迷惑じゃないのですか?」

「でも雲龍さんも嬉しそうにしてたって」


雲龍「……」


雲龍「私のママになる試みはうまくいったわね。駆逐艦を中心に受け入れてもらえたみたい」


雲龍「駆逐艦は悩みを抱えている子が多いの。問題が解決したといってもフラッシュバックもある」


雲龍「私を使って少しでも不安を解消してもらえれば嬉しいわ」
925 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/11(土) 22:51:16.28 ID:DosDknD80
雲龍「でも一つ誤算があった。こんなに連日胸を吸われたことが無かったからか分からないけど、母乳が出始めたの」


雲龍「しかもこの母乳にはある作用があった。これを飲んだ駆逐艦の子達が全員戦意高揚。つまりキラキラ状態になった」


雲龍「キラキラの原理は分かってないけど、食べることでキラキラを得る方法は間宮さんのスイーツだけ。しかもそれは大本営からの物資が無いと作れない特殊な甘味」


雲龍「私の母乳はそれを超えてしまったの?」


雲龍「そもそも子どもを妊娠してないんだから母乳って表現がおかしいわね。これは……雲乳?」


雲龍「雲乳にこんな効果があるとしたら…役に立てる所じゃないわ」
926 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/11(土) 22:52:56.90 ID:rLzTRpm8O
実際可愛い赤ちゃんを見た時とか、刺激で出るようになる人もいるらしい
927 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/11(土) 22:53:40.12 ID:Jzi2OlQqO
男でもでるしな
928 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/11(土) 22:55:32.89 ID:DosDknD80
ーー食堂


金剛「だからって私で試すのはやめて下サイ!」


雲龍「戦艦にも効果があるなら凄いことよ」


金剛「そうデスけど!」


雲龍「金剛、貴女は強くなりたいんでしょう」


金剛「それハ…」


雲龍「キラキラを維持できれば練度もすぐ上がって改二も見えてくる」


金剛「……母乳はどこに?」


雲龍「雲乳よ。直接吸って」


金剛「ここでデスか!?」


雲龍「今更恥ずかしいも無いでしょう。早く吸って」ドタプン


金剛「相変わらずモンスター級の乳デスね…それでは失礼して……」


下1〜3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
929 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/11(土) 22:56:46.84 ID:mep22RMi0
朝霜「吸っていいか?」と試してみて絶好調に
930 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/11(土) 22:56:50.97 ID:9tbtEUaho
効かない
でも量の問題かもというと事で浴びるほど飲ませようとする雲龍
931 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/11(土) 22:57:40.09 ID:hURr/mO8O
ママを必要とする娘にしか効果がない
932 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/11(土) 23:12:15.94 ID:FPb7//oSO
金剛「…何もありまセンね」


雲龍「そう……」


金剛「軽巡や重巡までなら効果があるかもしれまセン。まずはそこから試してみたらどうデスか?」


雲龍「まだよ」


金剛「ンン?」


雲龍「量が足りないかもしれない。もっと飲んで」むにゅん


金剛「ごぶっ!!」
933 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/11(土) 23:20:03.75 ID:FPb7//oSO
雲龍「こうすれば雲乳は出るのよ」むにゅんむにゅん


金剛「ごぼっ…が……!!」


雲龍「動かないで。もっと飲んで」


金剛「ぐ……え…」


雲龍「胃袋の半分くらい満たせばいいわよね」むにゅんむにゅん


金剛「ご……ぶ…ぁ……」


下1〜3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
934 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/11(土) 23:21:00.90 ID:rLzTRpm8O
キラキラにはなったがお腹がタプタプで動けなくなる金剛
935 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/11(土) 23:21:16.27 ID:Jzi2OlQqO
いろいろな艦むすに飲ませると資質が上がることに気づく
ただし飲ませた艦むすも母乳がでるようになる
936 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/11(土) 23:22:12.85 ID:hURr/mO8O
金剛に怒られる雲龍
何事もやりすぎは駄目デース!
937 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/11(土) 23:22:20.13 ID:7CbAwBzw0
急激に生暖かいものを飲んだ為に吐き気を催しシンクへと走る金剛キラキラと吐瀉。そしてなんと!ちゃんとキラつけは出来ていた
938 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/11(土) 23:32:48.97 ID:DosDknD80
ーー

雲龍「成功ね、キラキラしてるわ。やっぱり量の問題なのね」


金剛「……」キラキラ


雲龍「大きい艦ほど飲む量が必要なのね。なら軽巡も重巡も調節すればできるわ」


金剛「……オエっ」


雲龍「キラキラしてるのに具合が悪そうね」


金剛「お前…量考えろ……」


雲龍「金剛がキャラを放棄した……?」
939 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/11(土) 23:36:52.15 ID:9tbtEUaho
残当
940 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/11(土) 23:41:22.37 ID:DosDknD80
金剛「こんなの…動けるわけないだろうが………」


雲龍「……そう」


金剛「飲み過ぎで気持ち悪いし……てんお前……覚えてろ…」フラフラ


雲龍「…金剛を怒らせてしまったのは予想外だけど、良いことが分かったわ」


雲龍「駆逐艦や軽巡なら出撃前に少し飲むだけでキラキラが付く。これはとても良いこと」


雲龍「これなら私が出撃するより役に立てる。私がやるべことはこれなのね」


下1〜3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
941 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/11(土) 23:42:36.46 ID:mep22RMi0
お母さんキャラとして慕われるようになる
942 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/11(土) 23:43:07.92 ID:McFEBOF8o
他の子の相手もするけど龍驤との時間はちゃんと確保して抜かりなし
943 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/11(土) 23:44:43.68 ID:9tbtEUaho
朝霜は龍驤に遠慮してか雲乳を使わない
944 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/11(土) 23:57:19.96 ID:DosDknD80
ーー

龍驤「雲龍が皆のママになるって言い始めた時はどないしようかと思ったけど、まさか乳が出るようになるとはな…」


龍驤「おまけにその乳がキラキラになる効果付きやなんて…そんな事になる思えへんだわ」


龍驤「でも雲龍の表情も明るくなったし、結果オーライってことにしとこか」


龍驤「雲龍は人気者になってもたし、簡単には相手してもらわれへんね。出撃する子らにキラキラ付けるのを優先せなあかんし」


龍驤「ほなウチは一人で……」
945 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/12(日) 00:05:07.60 ID:dZw3uPrj0
雲龍「その必要は無いわ」バターン


龍驤「ぬぁ!?」


雲龍「安心して、龍驤さんの時間は確保してあるわよ」


龍驤「乳出しながら部屋入ってくんなや!」


雲龍「どうせ吸うでしょ」ドタプン


龍驤「そういう問題や無いねん!」


雲龍「飲まないの?」


龍驤「飲む…けどぉ」


雲龍「さぁベッドに行きましょう。心身共に癒してあげるわ」


下1〜3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
946 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/12(日) 00:08:12.17 ID:sqr2vq4t0
リュウジョウを癒した後守府で働いてる男性陣にも癒しを届ける雲龍さん 
947 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/12(日) 00:09:37.49 ID:gNsGe51Ro
それはもうトロトロになって夢中に母乳を吸う龍驤
948 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/12(日) 00:10:03.62 ID:n2lY5+YmO
朝霜がやってきたけど龍驤に遠慮しようとする
龍驤がええんやでって言って二人で雲龍に甘えて、雲龍も二人同時は初めてでゆったり甘々な時間が過ぎてく
949 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/12(日) 00:10:30.19 ID:sJ8t3Xh7O
>>946+>>947
950 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/12(日) 00:29:18.62 ID:dZw3uPrj0
朝霜「あ……」


龍驤「んむぅ……」チュパチュパ


雲龍「ごめんなさい、今取り込み中なの」


朝霜「そうみてぇだな。また後にするぜ」


龍驤「ええんやで…なぁ雲龍……」


雲龍「二人同時は初めてだけど、問題無いわ」


朝霜「ならあたいも……」


龍驤「一緒に気持ち良くなろな……」
951 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/12(日) 00:36:58.02 ID:dZw3uPrj0
龍驤「甘ぁ……なんでこんな…」チュパッ


朝霜「これすげぇ……頭が…気持ち良くなる…」チュパチュパ


雲龍「二人でも問題無いわね。これからは姉妹艦はまとめて雲乳ね」


龍驤「ふぁぁぁぁ…気持ちえぇ…」


朝霜「パパとママ以外でこんなに癒されるなんてよぉ…」


雲龍「朝霜にもお世話になってるものね。ゆっくり癒されて頂戴」
952 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/12(日) 00:42:39.10 ID:dZw3uPrj0
ーー

霞「雲龍さんのお陰でママとしての負担は減ったのは嬉しいわね」


提督「俺には龍驤が居ると言っただろう」


霞「その龍驤さんが雲龍さんに癒されてるのよ。司令官にも癒しは必要よ」


提督「だが…」


霞「何も朝霜みたいに体を重ねようなんて言ってないのよ。ただ司令官の精神を安定させたいだけ」


霞「それ以上に深い意味は無いのよ。早くこっちに来て」


提督「……」
953 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/12(日) 00:50:27.13 ID:dZw3uPrj0
提督「これ…は……」


霞「毎日偉いわね、貴方はよく頑張ってるわ」


提督「霞……」


霞「でも頑張り過ぎるのはダメよ。今ここに居るのは私だけ」


提督「霞……ママ…?」


霞「好きなだけ甘えなさい。貴方のストレスは全て私が受け止めてあげる」


提督「あぁぁぁぁ……」


ーー
954 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/12(日) 00:51:11.00 ID:dZw3uPrj0
このスレはここまでです


次スレでもよろしくお願いします

955 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/12(日) 00:52:18.51 ID:gNsGe51Ro
提督…堕ちたな(確信)
956 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/12(日) 01:04:33.35 ID:QilH7/w/o
おつでした
艦は母(真理)
雲龍みたいに、生み出された経緯から戦闘が弱いって艦娘には存在否定にもつながるよな…
葛城も低素質組だと思ってた…ちゃんと上がってるのね…いやほら君永遠の後輩感あるから…
957 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/12(日) 06:25:07.43 ID:X0VsI0zd0
堕ちたと言うか変態提督界隈の基準の一つを満たしたと言うか……
958 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/12(日) 08:47:19.05 ID:62mxHGCoO
艦娘が霞や雲龍に甘えるのは両親がいない存在ゆえに母性というものを知らずに生きてきたからだと解釈していたが

提督、お前はあかんやろ…………
959 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/12(日) 08:49:22.36 ID:ssfoMuz1O
提督の過去は語られて無いから…
960 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/12(日) 09:01:25.66 ID:gNsGe51Ro
霞ママを称えよ
961 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/05/12(日) 10:26:17.08 ID:PpTCxZSDO
霞自身にその自覚は無くともほぼこの鎮守府を牛耳っている存在だなあ…もしも操ろうなんて考えたりしたらやりたい放題出来そうなのが…
962 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/12(日) 18:54:03.49 ID:nztC3wVj0
衒学が見たい
963 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/12(日) 19:45:54.42 ID:Cg2/DRAmo
誘導

【艦これ】龍驤「足りなかったもの」その5【安価】

http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1557657502/
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