御坂「アベンジャーズ!アッセンブル!」

Check このエントリーをはてなブックマークに追加 Tweet

75 : ◆t8EBwAYVrY [saga]:2019/08/10(土) 00:54:17.20 ID:f4tuxDbx0
>>74

ソーさんの叔父さんって割には若い〜:封印を解かれた当初のサーペントは老人の姿だったが、恐怖を集めるにつれ若い姿になっていった
76 : ◆t8EBwAYVrY [saga]:2019/08/10(土) 01:08:04.09 ID:f4tuxDbx0
   BOOOOOMMM!  KA-BOOOOOM!

 男子生徒A「うわぁ!ロボットが街をぶっ壊してるー!」

 風紀委員「危ない!早くあっちに避難して!巻き込まれるわよ!」

                                   DOOOOOMMM! KRA-KABOOOOOOOOOOMMM!

                                   女子生徒A「誰か助けて!人が閉じ込められてます!誰か助けてください!」

                                   女子生徒B「ヒーローは・・・アベンジャーズはどこにいるの!?早く来て・・・!誰か・・・!」

 VVVOOOOOMMM! CHOOOOOOMMM!

男子生徒B「逃げろ!こっちに向かってくるぞ!」

男子生徒C「スパイディは!?・・・スパイダーマン!助けにきてくれ!」


サーペント「おお・・・恐怖が・・・恐怖があふれてくる!街中の人間が恐れおののいておるわ!」

シン「ハイルサーペント!主神万歳!」ワッショイ!

サーペント「恐怖によりて我が全能なる主神の力が手に入れば、この新アスガルドを足がかりに、再びオーディンとの戦を始めるとしよう・・・我が覇道はここからはじまるのだ!」


 バリバリバリ!

サーペント「!・・・む」

シン「何奴!主神に雷撃を放つとは!」


御坂「随分好き勝手やってくれるじゃないの、オッサン」

サーペント「ほう・・・勇敢な小娘だ。はたまた愚者か」
77 : ◆t8EBwAYVrY [saga]:2019/08/10(土) 20:39:58.58 ID:f4tuxDbx0
御坂「わざわざ空にスクリーン映して学園都市中をビビらせようったってそうはいかないわ」

佐天「そーだそーだ!学園都市ナメんな!」

サーペント「・・・」ジロ

佐天「ヒッ」ササッ

初春「佐天さん、ヤジ飛ばさない方がいいですよ」

御坂「アンタが思ってるほど、この街の人間はヤワじゃないわ。そりゃ愚かなことをやってる連中もいるけど・・・」

御坂「でもね、アンタがどれだけ怖がらせようったって、私達は簡単に折れたりしない。なぜなら・・・」

御坂「なぜなら、アベンジャーズの姿を見てきたから。何があっても決して諦めない、不屈のヒーロー達の勇姿をこの目で見てきたから」

佐天「そーだそーだ!スパイダーマンさんやアイアンマンさん達のカッコイイ活躍から学んだんだ!ネバーギブアップの精神をね!」

 サーペント「・・・」

佐天「初春!アンタも言ってやれ言ってやれ!」バシ

初春「私達は皆、ヒーローを愛しています。その姿を見たがり、応援し、名前を呼び、何年も経った後も語り継ぐでしょう。苦しくても諦めちゃいけないと教えてくれた人達のことを」

初春「誰の心の中にもヒーローがいるから、正直に生きられる。強くもなれるし、気高くもなれる。そして誇りを抱いて悪に立ち向かえる」

初春「私達はその気持ちを教わったから、強くなれるんです」
78 : ◆t8EBwAYVrY [saga]:2019/08/10(土) 21:35:34.42 ID:f4tuxDbx0
スパイディ「!・・・」

シン「っ・・・小童がっ・・・!」メラ

禁書「・・・」

サーペント「大きくでたな、娘よ。だが人間は非力。弱い生物が吠えたところで、何になるというのだ」

御坂「弱いかどうか、見せてやるわ!」ヴァリヴァリヴァリ!

 ZZAAAAKKKKAAAAAKKKKK!

サーペント「NGHH・・・ほう、言うだけはある!」ビリビリ!

 シン(さっきよりも電撃のパワーが増している!なんという子供だ!)

佐天「やっちゃえ御坂さーん!」

初春「すごい出力ですよ!火事場のクソ力ってやつですね!」

御坂「くぉんのぉぉっ!」ヴァリヴァリヴァリ!

サーペント「たしかにたいしたものだが・・・余を相手にするにはいささか力不足だ!」FSHHAAAAA!

佐天「!ビームで押し返してきた!」

初春「御坂さん!危ない!」

御坂「!」


ベータ・レイ・ビル「オーディンの髭にかけて!」ZZRRRAAAAAAASSSHHHHHH!

御坂「ビル!」

ビル「御坂美琴!君の勇姿はしかと見た!私の魂を震わせるその勇気が、私を再び立ち上がらせてくれた!助太刀するぞ!」

 佐天「ビルさんの雷撃が御坂さんの電撃とベストマッチしてビームを押し返した!」

ビル「いくぞ!パワーを集中させるのだ!」

御坂「了解!」

 FFFZZZZSSSSHHHHHAAAAAAAAAAAAKKKKKKKK!!!

サーペント「NNNMMMMM!?こ、このパワーは・・・!」ZZZZZ!
79 : ◆t8EBwAYVrY [saga]:2019/08/10(土) 22:14:58.61 ID:f4tuxDbx0
 KA-CHOOOOOOOOMMM!

サーペント「ヌウッ・・・!」グラリ

佐天「す、すごい!御坂さんとビルさんのタッグ・・・!」

 スッ・・・

 BOOOOOOOM!

シン「!」

 スッ・・・ BOOOOOOOOM!

佐天「?・・・な、何?ビルさん、ハンマーで地面を叩いて・・・」

御坂「・・・雷鳴を呼んでる」

 BOOOOOOOOM!

シン「何度も地面を打ち付けて・・・気でもふれたか」

 BOOOOOOOOM!

アックア「違う。宣戦布告だ。あれは開戦の合図である」

 BOOOOOOOOM!

アックア「雷鳴を鳴らし、鬨の声を上げているのである」


 BOOOOOOOOOM!

ビル「学園都市よ!立ち上がれ!恐怖に立ち向かうのだ!」

ビル「目を覚ませ!そなたらの世界が邪悪に侵略されているぞ!このまま奴らに好き勝手させていいのか!?否!否否否否否!断じて否!」

ビル「我々は戦わずして滅びはしない!邪悪な敵に見せてくれよう・・・我らの勇気を!我らの力を!」

 ―――

男子生徒「!・・・そうだ・・・あいつの言う通りだ!」
                                男子生徒「これ以上めちゃくちゃにされてたまるか!」
   女子生徒「一人でも多くの人を助けましょう!」
                                           女子生徒「私にも出来ることはきっと・・・きっとあるはず!」
 風紀委員「空に映るスクリーンが皆の不安を煽ったけど、今度は鼓舞してくれた!」
                                        警備員「よーし!やってやろう!みんなで!」


ビル「学園都市のために!」バッ!


 『「「「「「 学園都市のために!!! 」」」」」』
80 : ◆t8EBwAYVrY [saga]:2019/08/10(土) 22:50:43.78 ID:f4tuxDbx0
今回はここまで。アスガルドのために
81 : ◆t8EBwAYVrY [saga]:2019/08/21(水) 16:25:42.74 ID:+iLnicLt0
シン「こ、これは・・・!?」

サーペント「人間どもの恐怖が消えてゆく・・・あの男に鼓舞され、恐怖を振り切ったか。大した男だ・・・ベータレイ・ビルと言ったか・・・」

 ソー「左様。銀河の守護者にして、我が盟友にして・・・そして我が兄弟だ」ザッ

 アイアンマン「異星のサイボーグでありながらオーディンに認められた戦士。いわば科学と魔術が交差する勇者さ」ザッ

御坂「ソー!アイアンマン!傷は・・・!?」

アイアンマン「ダメージは負ったが、まだ戦えるさ・・・」

ソー「親友があそこまで声を張っているのだ。黙って倒れたままではいられなくなってな」マイティフッ・・・!

ビル「ソー・・・」

ソー「ビル、そなたが共に戦ってくれるのなら、我にとってこれほど心強い味方はいない。サーペントなぞ恐るるに足らんわ」マイティヤルキ!

ビル「フッ・・・私もだ。そなたが隣に居るのなら、どんな戦にも負けはしまい」

サーペント「ほう・・・小童どもが、余を恐れぬと?・・・この街の恐怖は消え去ったかもしれぬが、既に大量の恐怖を得ているのだ。今更止めても遅すぎる。ゆけ!ワージーよ!」

 帆風「ミサカさぁんっ!」グワッ!

 禁書「やっちゃうんダヨ!」グワッ!

 KA-BOOOOMMM!

サーペント「!」

垣根「正義の味方はアベンジャーズだけじゃねえ。俺のジャスティスソウルを見せてやる」ザッ

一通「こっから先は正義のスクランブル交差点だ」バン

麦野「あたしらも・・・ヒーロー戦隊レベルファイブファイブもやってやるわよ」オー、アタマイテェ

御坂「・・・やっぱ違和感がやばい」

食峰「第四位の麦野さぁん、あなたもダメージ負ってるんだから無茶力発揮しちゃだめよぉ☆」

佐天「すごいや!ソーさんとアイアンマンさんとビルさんに加え、レベル5の5人が共同戦線なんて、これなら勝てるかも!」
82 : ◆t8EBwAYVrY [saga]:2019/08/21(水) 16:30:42.12 ID:+iLnicLt0
>>81

銀河の守護者にして〜:最近、ビルはコズミックチーム『ガーティアンズ・オブ・ギャラクシー』のメンバーの一人となった
83 : ◆t8EBwAYVrY [saga]:2019/08/21(水) 16:52:14.33 ID:+iLnicLt0
禁書「AAAAAAAAA!」グワ!

御坂「!うおゎっ!」DOOOOOOMMM!

禁書「ビリビリィ・・・」ユラリ

御坂「あんたねぇ・・・なに敵側に回ってくれちゃってんのよ」

禁書「ビリビリ・・・とう・・・まァ・・・!」

御坂「わかってるわよ。アイツもちゃんと助けるから、その前にアンタを止めてあげるわ」

禁書「RRRGGGGHHHHAAAAAAAAAAA!」グワォ! SKA-BOOOOOOOOOOOOMMM!

御坂「っく!・・・麦野!援護して!」コイン ピーン

麦野「超電磁砲と原子崩しの同時撃ちってやつね!一斉撃ち方ァ!」ドワォ!

御坂「これでどうだ!」ドズワ!

 KA-BOOOOOOOOOOOMMM!

禁書「GHH・・・AAAAHHHHHH・・・」ユラ・・・

御坂「っ・・・なんてタフさよ」

アイアンマン「やはりソークラスの強さを持つワージー相手に戦況は厳しいな・・・仕方ない。御坂、キミにプレゼントがある」

御坂「は?」

アイアンマン「出来るなら君の誕生日まで秘密にしておきたかったが、前もって学園都市に持ち込んでおいて正解だったな。アーマー、コード《ライトニング》を打ち出せ」

 アーマー【了解】

御坂「なに?・・・こんな時に一体・・・!・・・ま、まさか!」

アイアンマン「そうさ。君の考えてる通りさ」

御坂「やった!やっとプレゼントしてくれるのね!ぃよーし!」クルッ

 <―ーーoooooooOOOOOOOOOOOOMMMM!

御坂「着装!」バッ!

 \ガシャン! ガコンガコンガコン カシャカシャカシャッ キュィーン キュィーン カタカタカタ・・・ カパッ カコカコカコ カチカチカチ/

御坂「私専用のアイアンアーマー・・・『アイアン・ライジング・アーマー』フォームアップ!」

     >カシャン<

御坂「私もアイアンマンよ」
84 : ◆t8EBwAYVrY [saga]:2019/08/21(水) 17:49:29.39 ID:+iLnicLt0
垣根「なにぃ!?第3位専用のアイアンマンアーマー!?」

一通「めッちゃ欲しいィ・・・」

黒子「おね”えさま”あぁっ!」ガバッ

佐天「わ!白井さん、さっきまでダウンしてたのに平気なんですか?」

黒子「お姉様のパワーアップイベントを寝過ごすほどこの白井黒子、愚かに見えまして!?・・・いつつ」

アイアンマン「アーマーには科学技術の最高峰を詰め込んだ。御坂くんの発電能力を何倍にも増大させられるし、それと別にアークリアクアーも搭載、リパルサー攻撃も可能だ」

アイアンマン「何より防御力。御坂くんの電力を利用することで、この装甲はハルクとソーの同時攻撃にも耐えられ、中の御坂くんは傷一つ負わない。彼女ならではの特殊アーマーさ」

アイアンマン「さらに両手首部に日本の500円硬貨をそれぞれ300枚ずつ内蔵しているから、即座に超電磁砲を打てるぞ」

初春「別に超電磁砲は硬貨じゃないとダメっていうわけではないんですが」

アイアンマン「えっ、そうなの?」

御坂「どうでもいいわよ。とにかく、これで私は科学の一番星!いくわよ恐怖の魔術師!」

禁書「カッコイイィンだよォォォォ!」グワォ!

御坂「サンダーボルトッ!ブレイカー!」ヴァリリリリィイイイ!

 KRA-COOOOOOOOOOOMMM!

禁書「ッ!」

佐天「す、すごい火力!雷があの子の身体を打ち抜いた!」

御坂「このライジングアーマー、私の発電能力でパワーアシストされてるのね。ちなみにライジングってのは『雷神』の意味もかけてるのよ。私命名」ブイ

初春「やりすぎたらダメですよ御坂さん」

御坂「わかってるわ。大いなる力には、大いなる責任がともなう・・・調子にのって助けるべき相手を傷つけたりはしないわ」


禁書「GHHH・・・」ガララ・・・
85 : ◆t8EBwAYVrY [saga]:2019/08/21(水) 17:52:38.53 ID:+iLnicLt0
>>84

リアクアー:リアクターの誤字。アイアンマンの動力源で、プラズマ技術の半永久機関

リパルサー:アイアンマンの標準装備。両手の平からエネルギーブラストを発射する
86 : ◆t8EBwAYVrY [saga]:2019/08/21(水) 18:09:51.95 ID:+iLnicLt0
垣根「一人KOだな。やるじゃねえか」

麦野「頭数は減ったわね」

シン「おのれ小娘が・・・調子にのりおって!ゆくぞ!主神の手を煩わせるまでもない、我らワージーだけで始末してくれよう!」

 アックア「決戦である」バッ ハルク「HULK SMASH!」 スパイディ「LOOK OUT! HERE COMES TO THE SPIDER-MAN!」 帆風「GRAAAAA!」

ソー「来るぞ。背中は任せたぞ、兄弟」

ビル「ああ!」

一通「兄弟ねェ、さすがサマになってるぜ」ニヤ

スパイディ「アーマー着たからって勝てると思うなよミサカァ!」グア!

御坂「電気ショックで目ぇ覚まさせてあげるわスパイディ!」キュィーン


禁書「・・・・・・NNMMM・・・GHHH・・・」


禁書(・・・やっと止まったんだよ・・・ずっと身体が言うこときかなくて、悪さばっかりして、困ってたけど、ビリビリのおかげかも・・・)

禁書(悪い奴らの仲間にさせられて、意識はあるのにどうすることも出来なくて・・・学園都市を壊しちゃって・・・)

禁書(でも・・・きっとビリビリやアベンジャーズの皆が・・・とうまが・・・また今度も皆を助けてくれるはずなんだよ・・・)

禁書(私には何も出来ることはないけど、きっと誰かがやってくれる・・・)


 《嘆かわしい。他人に頼るだけで自分は何もやらないつもりなのか》

禁書(!?・・・だ、誰!?・・・)

 《わしを忘れたか?正義の心も・・・》

禁書(・・・あの時、ベランダに引っかかってたおじいさん?)
87 : ◆t8EBwAYVrY [saga]:2019/08/21(水) 18:28:09.23 ID:+iLnicLt0
 ―――・・・◇ △ ○ □ ▽ ☆・・・―――

老人「覚えておったようだな」

禁書「!?・・・あ、あれ?・・・ここは・・・」キョロキョロ

老人「偉大なる魔法の砦。わしが守護しておる場所じゃ」

禁書「・・・もしかして、学園都市とは違う世界に来たのかも」

老人「左様。お主は異世界の魔術によりて恐怖の隷属となり、破壊の限りを尽くした。今は精神のみをここに呼び寄せたのじゃ」

禁書「どうして・・・」

老人「お主、本当に忘れておったようじゃの・・・困った時は魔法の呪文を唱えよと言うたであろうに」

禁書「そんなこと言ってたっけ?」

老人「まったく嘆かわしい。あの力さえ扱うことが出来れば、お主自身が正義を成せるというのに」

禁書「?」

老人「お主は自分が何もしなくても誰かがなんとかしてくれる・・・そう思っておる。わしはお主の中に善の心を見いだしたからこそ、力を授けた。それは間違いだったのか?」

禁書「だって・・・私はビリビリやスパイディやとうまみたいに強くないんだよ」

老人「いいや、お主は強い。純粋で善良な心の火を持つ者・・・わしが授けた力を振るうに相応しい者じゃ。強さとは腕力ではない。心の有り様じゃ」

禁書「・・・」

老人「心が強いからこそ、強い力を得る。さあ、魔法の呪文を唱えよ。さすればお主の精神は肉体に戻ると同時に力を得る」

禁書「どんな呪文か知らないんだよ」

老人「知っているはずじゃ。心でな」

禁書「魔法の呪文・・・!」

老人「決意と信念と、そして善の心を持って言うのだ!魔法の言葉を!魔法の呪文を!」

 ―――・・・◇ △ ○ □ ▽ ☆・・・―――
88 : ◆t8EBwAYVrY [saga]:2019/08/21(水) 18:30:31.34 ID:+iLnicLt0
・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・
・・・
・・


禁書「―――・・・・・・ッ」

禁書「・・・!・・・シ・・・・・・シャ・・・・・・」



     禁書目録「《 S H A Z A M !!! 》」

 KRAKKKOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOMMMMM!!!
89 : ◆t8EBwAYVrY [saga]:2019/08/21(水) 19:39:53.28 ID:+iLnicLt0
御坂「!?何!?」バッ

ソー「なんと・・・!」

サーペント「・・・!?」


禁書「――・・・お・・・お・・・」プルプル

禁書「大人の身体になっちゃったーーー!」バーン

 老人《第一声がそれとは、やはり子供じゃの》

禁書「わ!頭の中で声がするんだよ」

 老人《お主はシャザムとなったのじゃ。その姿はお主が理想とする姿。お主は魔法の稲妻を操ることが出来、神にも近い力を振るえる》

禁書「おじいさん・・・一体何者なんだよ」

 老人《わしは『永遠の岩(ロックオブエターニティ)』の最後の魔術師(ウィザード)・・・かつてのシャザムじゃ》

禁書「異世界の魔術師なんだね」

 ウィザード《お主の身体には魔術の守護式が組まれておる。本来ならばあらゆる魔法から身を守るためのものじゃろう。だがそれは、お主の世界の魔術にのみ反応するものじゃ》

 ウィザード《お主が魔法の石鎚で変異してしまったのも、シャザムの力を扱えるのも、どちらも異世界の魔法故。だから守護式は反応しなかったのじゃ》

 ウィザード《あと、本来はシャザムの力はホイホイ与えちゃダメなのじゃ。今回は特別サービスなのじゃ。あの悪ガキに与えただけでも考えものじゃからの・・・》

禁書「よくわかんないけどわかったんだよ」

 ウィザード《さあ、偉大なる魔法の力を与えられし者よ、世界を守るのだ!》

禁書「いっくぞー!」
90 : ◆t8EBwAYVrY [saga]:2019/08/21(水) 20:20:33.39 ID:+iLnicLt0
>>89

シャザム:スパイダーマンやアベンジャーズら『MARVELコミック』のキャラクターではなく、スーパーマンやバットマンら『DCコミックス』のキャラクター
 ビリー少年が魔法の言葉『SHAZAM(シャザム)!』と唱えると稲妻が落ち、大人の姿に変身するヒーロー。スーパーマンに並ぶほどのパワーを持ち、空をも飛べ、雷の操る
 昔は『キャプテンマーベル』という名前だったが2011年のDCコミックスのリブートに伴い、正式に『シャザム』に改名された。2019年に実写映画も公開された。DVDブルーレイも発売中

SHAZAM:魔法の呪文。ソロモン、ハーキュリーズ、アトラス、ゼウス、アキレス、マーキュリーら神々の名前の頭文字
 シャザムに変身すれば、ソロモンの知恵、ハーキュリーズの力、アトラスの体力、ゼウスの全能、アキレスの勇気、マーキュリーの速さを持つと言われている

ウィザード:遙か古の魔術師。かつて七つの大罪を封印した偉大な魔術師達の最後の一人。正確には彼の名前もシャザムである
 コミックや映画ではビリー少年にシャザムの力を与えてすぐに消えてしまった

永遠の岩:ウィザードが善なる心の持ち主を待ち続けていた場所。七つの大罪が封印されている。異世界らしい
 行こうと思って行ける場所ではなく、ウィザードがシャザムの力に相応しい可能性を持つ者を呼び寄せている。だが・・・(詳しくは映画で!)

あの悪ガキ〜:コミックや映画におけるシャザムの力を受け継いで変身する少年、ビリーのこと
 本名ビリー・バットソン。昔のシャザム(キャプテンマーベル時代)のビリーは普通の少年だったが、2011年のリブート以降は悪ガキとなっている
91 : ◆t8EBwAYVrY [saga]:2019/08/21(水) 20:22:40.77 ID:+iLnicLt0
今回はここまでで。名作映画『シャザム!』のDVDブルーレイは今日発売だで!ぜったいみてくれよな!
邦訳本の『シャザム!:魔法の守護者』もめっちゃ面白いしこれがストーリーのスタートなので初見で読めるし一冊で完結してるのでアメコミ初めてでもおすすめでっせ!
92 : ◆t8EBwAYVrY [saga]:2019/09/06(金) 22:07:37.51 ID:Rz83j5h00
 ビュンッ!

スパイディ「え」

禁書「わ!」

 WHAAAAMMMM!

ソー「速い!」

禁書「び、びっくりした・・・ちょっと走っただけでめちゃめちゃ速かったんだよ・・・スパイディにぶつかっちゃった」イツツ

御坂「あ、アンタ・・・一体何なのよそのスピード。それにその姿・・・」

禁書「ふっふーん!驚いたかなビリビリ。魔術で大人になったんだよ!つまり私は大きくなったら、こんな風にぼんっきゅっぼーんのないすばでぃーになるんだよ1」

御坂「ぐぬぬぬぬぬ!」ギリギリ

 ウィザード《いや、それはお主の未来の姿ではない。お主が理想とする姿なのじゃ。つまり、お主が成長すればその姿になるとは限らん》

禁書「えー・・・がっかり」

 ガラガラ・・・

スパイディ「Ghhh・・・」ユラリ

垣根「来るぞ。誰だかしらねーが戦えるんなら手を貸せよ」

御坂「あんた、ちゃんと戦えんの?」

禁書「れ、冷静に考えたら・・・あんまり人をパンチしたりするのは慣れてないかも・・・」

御坂「なっ・・・」

スパイディ「ガキんちょめ!」THWIP!

禁書「わ!糸が――」

 グィン! WHAAAMMM!

佐天「糸で掴んで長距離背負い投げ!」

初春「スパイダーマンさん!あなたが悪いことすると街中の空に映されて・・・皆がスパイダーマンさんのこと悪い人だと思っちゃいますよ!」

スパイディ「関係ないね。僕は元々、自分の世界じゃ嫌われ者だったのさ。学園都市の愚かな連中にどう思われようと知ったことじゃない。僕はサーペントに仕えるワージーなんだからな!」

 ガララ・・・

禁書「全然痛くないんだよ」パンパカパーン

スパイディ「!?」
93 : ◆t8EBwAYVrY [saga]:2019/09/06(金) 22:18:54.73 ID:Rz83j5h00
禁書「暴力はすきじゃないけど、みんなを守るためには仕方ないかも・・・私もとうまみたいに戦うんだよ!この拳で!」グッ

スパイディ「生意気なこと言うじゃないの。いっつも周りに助けてもらってばかりのクセに」

禁書「む、そこまで言うなら手加減しないよ」

スパイディ「ほら、やってみろよ。弱虫イージー」ヒョイヒョイ

禁書「いっくぞー!」バッ

 > P O W ! <

 BOOOOOMMM!

ソー「なんと!凄まじい力だ!」

 アーマー【今の一撃は、ハルク状態のバナー博士のパンチ力に並びます】

アイアンマン「なんだと・・・あんな少女が・・・」

禁書「わ・・・すごい」ジブンデモビックリ

御坂「やるじゃないの。大いなる力を手に入れたご感想は?」

禁書「・・・なんだかおっかないかも・・・でも・・・私はこのおっかない力を正しく使う責任があるんだよ。そうだよね、ビリビリ」

御坂「そうよ。あんたは今、誰かを守れる力を持ってるの。だったら守りましょう。この学園都市のみんなを」

禁書「うん!」
94 : ◆t8EBwAYVrY [saga]:2019/09/06(金) 22:42:41.50 ID:Rz83j5h00
シン「ゆくぞ!」バッ!

禁書「その悪い心をぶちこわすんだよ!」バッ!

 CHOOOOOOMMM!

シン「GAAAAHHHH・・・!」

禁書「パンチの出し方はとうまを見てたら覚えたんだよ!」

アックア「やるな。相手をしてくれ」バッ!

禁書「わ!」

 BOOOOMMM!

アックア「!?」

一通「おっとォ、てめェの相手は俺がするぜ・・・学園都市の自由と平和を守るレベル5の俺がなァ!」

ソー「この男は戦慣れしている猛者だ。目を見ればわかる。加勢するぞ白き少年」ザッ

アックア「・・・・・・相手にとって不足はないのである」


ハルク「GGAAAAAHHHHH!」バッ!

御坂「来る!タイミング合わせなさい!」ビリビリ!

禁書「いっくよー!」ビリビリ!

御坂「ライトニングスマッシュ!」KA-CHOOOOOOOMMM!

禁書「かみなりぱーんち!」KA-BOOOOOOMMM!

 ハルク「!?」BOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOMMMM!

御坂「やるじゃないの。あんた電撃も使えるのね」

禁書「これで私もビリビリかも」

御坂「それじゃあ、私達サンダーガールズであのツンツン頭を助け出すわよ!」
95 : ◆t8EBwAYVrY [saga]:2019/09/06(金) 23:00:33.03 ID:Rz83j5h00
サーペント「貴様達が言っているのはこの少年のことか?」グイ

 上条「・・・」

禁書「あ!とうまを猫つかむみたいに持っちゃダメなんだよ!」

シン「この少年の右腕のことはこちらの世界に来る前に調べていた。あらゆる能力を打ち消すとか・・・我らが主神をお呼びする作戦の邪魔になると思って捕らえておいたのだが・・・」

アイアンマン「キャップが救い出した、と。だがあちらのアックアという男に再び捕まったというのだな」

サーペント「この子供の右腕には興味がある。もしやするとオーディンとの戦いで役に立つかもしれんのでな」

御坂「だから戦利品ってわけね」

 上条「っ・・・う・・・」ボ〜

禁書「とうま!気がついたんだよ!」

サーペント「おっと、こやつにはまだ大人しくしておいてもらわねばな」バッ

 WHOM・・・

アイアンマン「!・・・水晶玉のようなものに閉じ込めたぞ。あれは?」

 アーマー【魔術的な結界のようです。突破は不可能かと】

シン「当然だ。たとえあらゆる能力を打ち消すパワーだろうと、神の・・・それも主神であるサーペントの結界を人間程度にどうこうできるわけがない!」

 上条「?・・・な、なんだこりゃ・・・ここは・・・」

禁書「とうま!」

スパイディ「気がついたかいトウマ。君はとらわれの王女様なのさ。ほら見ろ、君を救い出そうと王子様がゾロゾロ駆けつけてるぜ。いや、あっちも王女様だな」

上条「!?・・・ここは常磐台の学び舎の園か!?こんなにぶっ壊されて・・・」

スパイディ「状況が読めてきたかい?この街はもう終わりさ。僕達と・・・恐怖の神サーペントの手によって滅びるのさ!」

サーペント「・・・」
96 : ◆t8EBwAYVrY [saga]:2019/09/06(金) 23:07:22.53 ID:Rz83j5h00
上条「・・・そうか・・・・・・なんとなくわかったぜ・・・」

シン「諦めがいいな小僧」

上条「あんたらがこの騒動の主犯だってことだな。それにスパイディを洗脳した。アックアや他の連中も・・・」

スパイディ「だったら?」

上条「だったらやることは一つ・・・」


上条「そのふざけた幻想をブチ壊す!」

 パキィィィン!

サーペント「!?」

 ゴッ!

スパイディ「べ」

 ドザァー!

シン「な、な、なに!?バカな!?あの結界を破ったというのか!?ありえん!全能の力を持つ主神の結界を・・・!」

御坂「はっはー!あいつを舐めちゃダメよ!」

禁書「とうまの右手が炸裂したってことはスパイディも元に戻ったんだよ!」ヤッター!

サーペント「・・・余の結界を打ち消すとは・・・想像以上だな。あの右腕は・・・」
97 : ◆t8EBwAYVrY [saga]:2019/09/12(木) 22:06:03.51 ID:wrabn16b0
御坂「やってくれるじゃない。恐怖の神の魔法だろうと、あんたの右腕ならぶち壊せるのね」マスクカパッ

上条「え!?み、御坂!?アイアンマンみたいなスーツを着て・・・」

禁書「とうま!私も見てみて!」エッヘン

上条「!?・・・え・・・えーっと・・・もしかしてインデックスさん?・・・い、いや・・・インデックスのお姉さんですか?・・・」

禁書「私は私だよ!」

上条「・・・ちょっと見ない間に・・・ずいぶん大きくなられて・・・」ゴクリ

禁書「どこ見てるんだよ」

御坂「どこ見てんのよ」

 フラッ・・・

上条「っ!・・・ぐっ・・・」ガク

御坂「え、ちょっとどうしたのよ」

上条「ちくしょう・・・アックアにやられた傷が・・・」ググ・・・

シン「今だ!あの少年を捕らえるのだ!」

 ハルク「GAAAAAAAHHHH!」 帆風「AAAAAAAA!」バババッ

御坂「!・・・フィールド展開!」FOOOOOMMM!

 BAASSHHHH!

佐天「すごい!アイアン御坂さんのバリヤーはハルクさんのハンマー攻撃もガード出来るんだ!」

アイアンマン「アークリアクターに御坂の電力を流し込んでいるからこその出力さ」

帆風「ミサカ・・・サァァァァァン!」グオ!

垣根「おっと、君の相手は俺達だぜ」サッ

麦野「正義の使途、レベル5ファイブがねェ!」バッ

 BWWAAAASSSHHHH!

食峰「御坂さんに相手をさせたら、あの子に傷痕を残しちゃいそうだからねぇ☆」
98 : ◆t8EBwAYVrY [saga]:2019/09/12(木) 22:18:17.30 ID:wrabn16b0
シン「おのれ!私が直接・・・!」グオ

ビル「雷よ!我が戦鎚と共に駆けよ!」ZZZBBBTTT!

禁書「イナズマパーンチ!」バリバリバリ!

 BA-CHOOOOOOOOOOOOOOOOMMM!

シン「AAAAAAARRRRGGGGGGGGGHHHHH!」


サーペント「イマジンブレイカーの少年よ」ユラ・・・

上条「!」

サーペント「その腕を差し出せ!」バッ!

アイアンマン「御坂、周波を合わせろ!」

御坂「了解!フィールド全開!」

 FFSSHHHAAAAAAAAAAMMM!

サーペント「NNMM・・・科学の子らが、生意気な」

アイアンマン「私達がいる限り、この少年には指一本触れさせん」

サーペント「どうかな。私の相手に手一杯で・・・脇が疎かになっているぞ」

 ヒドラ機動兵器群<FOOOMMM・・・ FOOOMMM・・・ FOOOMMM・・・

アイアンマン「!・・・しまっ――」

 シン「ヒドラの者どもよ!撃て!撃ちまくれ!」

御坂「!っ・・・ロボットに乗ったヒドラ達が――」

上条「くそッ・・・か、身体が動かねぇ・・・」グググ

 ヒドラ機動兵器群<BPPPRRRRAAAAAAAATTTTTTTTTTT!

禁書「とうま!」


スパイディ「――ッ・・・・・・NNMMM・・・ARGHH・・・ッ」ゴフッ


上条「・・・ス、スパイディ・・・身代わりに・・・」
99 : ◆t8EBwAYVrY [saga]:2019/09/12(木) 23:01:20.28 ID:wrabn16b0
ソー「!?スパイダーマン!」

アックア「余所見をする余裕など・・・」

 KA-TAANNNNG!

アックア「ないのである」

ソー「くっ・・・!」

 初春「スパイダーマンさん!」

 佐天「そんな・・・!」

スパイディ「COFッ・・・無事かい・・・当麻・・・」

上条「お、おい・・・ウソだろ・・・」

アイアンマン「アーマー!彼の傷は・・・!」

 アーマー【胸部の出血が激しく、心肺機能の低下が著しいです。このままでは・・・】

御坂「ッ・・・ウソ・・・」

禁書「だ、大丈夫だよね?・・・スパイディは今まで何度も学園都市を救ってきたヒーローなんだよ。皆の希望だから・・・絶対に負けたりしないんだよ。・・・そ、そうだよね?」

ビル「ッ・・・おのれ、非道な・・・!」


シン「なにをしておるヒドラの兵達よ!手を休めるな!」

 ヒドラ兵器群<キュィィーーーン・・・!

アイアンマン「まずい!」

禁書「ダメなんだよ!」

御坂「やめ――」

シン「学園都市の希望もこれで終わりだ!」
100 : ◆t8EBwAYVrY [saga]:2019/09/12(木) 23:33:49.89 ID:wrabn16b0
 <FOOOOOOOOOOOOOOOOOMMM!

シン「!?」

佐天「空に渦が・・・!」

初春「中から巨大な何かが出てきます!」

ビル「あれは・・・!」


 < D O O O O O O M ! ! !


御坂「うッ、うッ・・・宇宙戦艦ン〜〜〜!?」

 一通「カッケェ・・・!」

黒子「船頭に人影が・・・ま、まさかあれは――」


 ロキ「救世主のぉ!登場だぁ〜〜〜〜〜!」バーン
101 : ◆t8EBwAYVrY [saga]:2019/09/12(木) 23:37:38.46 ID:wrabn16b0
>>100

ロキ;ソーの弟にして、悪戯の神。アベンジャーズが結成されたのは、ロキによる謀略を打ち破るためだった
 本名ロキ・ラウフェイサン。巨人の王子として生まれたが、オーディンに拾われ、ソーの弟として育てられた。栄光に光り輝く兄に嫉妬し、その首とアスガルドの玉座を狙う
 MARVELを代表する名ヴィランの一人なのだが、時にはヒーロー達に味方したり、生まれ変わったり、大統領になろうとしたり、単なる悪人とは言い切れない
102 : ◆t8EBwAYVrY [saga]:2019/09/13(金) 23:17:13.55 ID:aISeMV2o0
 御坂「ロキ!?」

   アイアンマン「ロキだと1?」

ソー「ロキ!ワッハハハ!この戯れ者めが!」ハハハ!

黒子「この大変な時にまたお邪魔に来ましたの!?」

ロキ「フフフ、愚かなりシライ クロコ。我をいつまでもお邪魔虫と思い込んでいるな。今日の我はいつもと違うぞ!」サッ

 佐天「なんか懐から取り出した!」

ロキ「さあ、アスガルドの秘宝が一つ、『ノルンの石』よ!戦士達の傷を癒やしたまえ!」カッ!

 ,゚.:。+゚,゚.:。+゚,゜.:。+゜


スパイディ「――・・・GHHH・・・」ルルル・・・

アイアンマン「ピーターの傷が治っていく・・・!」

 アーマー【彼だけではありません。トニー様に加え、戦闘で疲弊していたこちらの陣営の皆さんの体力が回復していきます】

御坂「ほ、本当だわ。疲れが癒えていく・・・!」パァァ

佐天「すっごーい!悪者だったけど今はいい奴なんだねー!グッジョーブ!」

初春「見直しましたよロキさーん!」

黒子「・・・フン、今回ばかりは感謝しますわ」

ロキ「わーっはっはっは!もっと褒めるがいい!」
103 : ◆t8EBwAYVrY [saga]:2019/09/14(土) 00:23:53.23 ID:ix6yhlr00
上条「スパイダーマン!・・・スパイディ、大丈夫か?」

スパイディ「・・・NNMM・・・な、なんとか・・・」フラフラ

上条「っ!・・・ったく、心配かけさせやがって・・・」


佐天「っていうかロキが乗ってきたあのおっきな宇宙戦艦は何!?」

ビル「あれは我が相棒、スカットルバット!次元の渦を通り抜けて駆けつけてくれたのだ!」

禁書「すかとるばっと?」

シン「おのれ!まだ仲間がいたとは!ヒドラの兵達よ!撃って撃って撃ちまくれ!」

 ヒドラ機動兵器群<キュィィィーーーン・・・

ビル「スカットルバット!敵を蹴散らせ!」

スカットルバット【了解。ターゲットロック。砲撃シマス】

 <BOOOOOM! <BOOOOM! <BOOOOM!

 KA-BBOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOMMM!

垣根「マジかよ・・・空飛ぶ戦艦がロボット軍団をブッ飛ばしてる」

一通「かっけェ・・・」
104 : ◆t8EBwAYVrY [saga]:2019/09/14(土) 00:26:22.42 ID:ix6yhlr00
>>103

スカットルバット:ベータレイビルの故郷、惑星コービンの技術を結集して建造された宇宙空間航行戦艦。ビル専用の船であり、コービンの新天地を探して宇宙を駆ける
 コンピューターの自意識を持った戦艦であり、ビルの乗り物でありながら親友でもある。ちなみに女性の人格
105 : ◆t8EBwAYVrY [saga]:2019/10/11(金) 22:55:48.86 ID:jPHu4stv0
ロキ「とーうっ」JUMP!

 \チャクチ!/

ロキ「恐怖の神サーペント・・・いや、叔父上。そなたがこの世界で悪事を働いていることを察した父上の命により、この私、ロキ・オーディンソンが参った!大人しく降伏するなら今の内ぞ!」

 サーペント「・・・・・・巨人の子め・・・生意気な」

ソー「ハハハ!父上の使いとは!ロキよ!それもまたウソであろう!大方サーペント討伐に貢献し、父上に褒めてもらおうという算段だな!」

ロキ「なっ!?う、うるさいやいっ!とにかく、今は叔父上を倒すことが先決であろう!」

黒子「そこまで言うのならあなたも手を貸してくれるのですわね?」

ロキ「いいや、私は戦わん」

黒子「えっ」

ロキ「代わりにいいものを用意した!召喚魔法チンカラホイ!」パーパパッパー

 >FOOOOMM<

佐天「わっ!?ロボットが現れた!」

ロキ「これぞ神々の破壊鎧『デストロイヤー』だ!サテンルイコ!ウイハルカザリ!貴様等にこれを授けよう!」

初春「ふぇっ!?」

ロキ「この鎧を使えば、戦力外の貴様らでもちっとは役に立つだろう。このデストロイヤーを扱うには、人間の魂を鎧の中に捧げるのだ」

黒子「無茶なこと言ってんじゃありませんわ!」KICK!

ロキ「おごぉっ!?」
106 : ◆t8EBwAYVrY [saga]:2019/10/11(金) 23:01:11.80 ID:jPHu4stv0
>>105

デストロイヤー;ソーの父オーディンら地球の神々が協力して作り上げた破壊兵器。地球を滅ぼす(かもしれない)宇宙種族に対抗するために建造された
 神々のパワーを内包しており、装甲はアンチメタルや魔法金属ウルで作られているため破壊不可能。操者の魂を捧げることで起動する
 体長は2,3メートルくらいある大きさ。映画『マイティ・ソー』にも登場した
107 : ◆t8EBwAYVrY [saga]:2019/10/11(金) 23:43:50.60 ID:jPHu4stv0
アイアンマン「私にいい考えがある」

黒子「いけませんわ。トニーさんがイケニエになるなんて」

アイアンマン「違う。時間をくれ。このデストロイヤーを改造する。魂を捧げなくても操作できるようにね」

シン「そんな時間など与えるものか!」バッ!

御坂「零点エネルギー照射!」BEEEE

シン「ヌッ!?う、動けん!?」グググ

御坂「いまよ!」

禁書「えいやあー!」KA-KOOOOOOOOOOOOOOMMM!

シン「OORRRRGGHHHHH!」<DOOOOOMM!

 アックア「!・・・いかん」ザッ

 一通「おっとォ、てめェの相手は俺ですよォ」バオ!

 ソー「スタークの邪魔はさせぬぞ」

 アックア「ヌウ・・・!」

  ハルク「GAAAHHHH!」グアッ!

  黒子「少々手荒くなりますが、鉄骨をハルクさんの足の甲に空間移動!」シュンシュン!

  ハルク「ORGHHH!」

  黒子「いまですわビルさん!」

  ビル「心得た!」ザッ

  ビル「天翔ける閃光の道標よ!汝が咆吼にて、万象を薙ぎ払え!」ヴァリヴァリヴァリ! KRA-KABOOOOOOOOOOOOOOOMMM!

  ハルク「AAAAIIIEEEEEEEEEEEEEEE!」<CHOOOOOOOOOOOOMMM!
108 : ◆t8EBwAYVrY [saga]:2019/10/12(土) 22:30:25.46 ID:SR/sOU2g0
帆風「AAAAAAAA!」グオ! \DOOOOOOM!/

垣根「うおっとぉ!女の子がそんな物騒なトンカチを振り回すもんじゃねぇぜ。せっかくの美人が台無――」

帆風「VVVVVVVVVV・・・!」ビリリリッ!

垣根「えっ」

帆風「DA!」ッッッ!

 垣根「がっ!?」ドッ! THOOOOOOOOOOMMM!

麦野「ハンマーを振る速度が上がった!?」

食峰「帆風の能力【天衣装着(ランペイジドレス)】よ・・・生体電気で五感と身体能力を強化するの。あの様子だと、その強化度合いも飛躍的みたいね」

麦野「大丈夫か第二位!ケガはないか!」

垣根「・・・ぐ・・・・・・ああ・・・何本か骨を持ってかれたが・・・学園都市のピンチって時に・・・へこたれてるヒマはないさ・・・」グググ

麦野「それでこそ第二位だよ。いい男だね」b


御坂「ちょっと食峰!あんた達まだ帆風さんを止められないの!?」

食峰「やってるわよ。でもあの子を傷つけないように戦うのは難易力が高いのよ」

帆風「GGHHHH・・・」ビリリッ・・・

御坂「!・・・アーマー、帆風さんの身体をスキャンして」

 アーマー【右腕の骨が折れています。おそらく、ハンマーを振るう力が強すぎるために自身の身体も耐えられないのでしょう】

食峰「まさか・・・能力で強化された腕力に身体が追いついてないの・・・?」

帆風「GGGHHHH・・・女王・・・・・・御坂・・・さん」グググ・・・

麦野「ってことはこっちが何もしなくてもあの子は自滅しちまうってこと!?」

御坂「っ・・・どうすれば・・・」
109 : ◆t8EBwAYVrY [saga]:2019/10/12(土) 22:57:37.59 ID:SR/sOU2g0
黒子「私にいい考えがありますわ」シュンッ

御坂「わ”!」

食峰「いい考えぇ?」

黒子「それは・・・――ゴニョゴニョ」

食峰「――・・・えぇ・・・そんなことでぇ?」

黒子「間違いありませんわ。私にはわかりますの。それに今の彼女が能力によって五感が強化されているというのであれば、この作戦の威力は絶大でしょう」

食峰「ほんとかしらぁ・・・」

御坂「いや、たしかにそのテならいけるかも・・・黒子が言えば説得力があるわ」

黒子「さっすがお姉様!理解力のよろしいことで!」

御坂「いくわよ食峰!私が援護するから、アンタは帆風さんの懐に飛び込んで!」

黒子「お姉様が隙を作りますわ。その瞬間にあなたを帆風さんの目の前に空間移動させますの。よろしくて?」

食峰「もうっ!勝手力ぅ!」


帆風「御坂サァァァァァン!」グワ!

御坂「フィールド全開!」FOOOOOMM!

 \PHOOOOM!/

御坂「黒子ォ!」

黒子「いきますわよ!」

 シュンッ!


 パッ!

帆風「ッ!女オッ――」

食峰「潤子!暴れ回るアナタなんて――」


食峰「大っキライ☆」
110 : ◆t8EBwAYVrY [saga]:2019/10/13(日) 00:08:16.58 ID:/S0eIeFx0
帆風「 ! ! ! ! ! 」

 > ッッッ <

 ドサッ・・・


垣根「――・・・・・・止まった・・・のか?」

麦野「ハンマーを手放してブっ倒れたけど・・・」

御坂「アーマー」

 アーマー【ヒューズが(気絶)飛んだ(した)だけです。息はあります】

黒子「やはり思った通りでしたわ。愛する人からの拒絶の言葉を受け、精神が崩壊しないように脳が瞬時に意識をシャットダウンしたんですの。無意識の内の、自己防衛本能ですわ」

食峰「まさか成功するとは・・・」

御坂「これでワージーがまた一人減ったわね。食峰、アンタは帆風さんを看てて」

帆風「――・・・・・・」

食峰「・・・・・・騒ぎが終わったら、たっぷり労ってあげるからね」


 <ドワオ!

一通「グァッ!・・・クソッタレが・・・やっぱ魔術相手にゃ反射が正常に作用しねェ・・・」

アックア「大人しく降伏しろ。抵抗するだけ無駄である。その命を主神サーペントに差し出し、恐怖を献上するのである」

一通「ンのヤロォ・・・!」

ソー「下がれ、白銀の少年。あの男はハンマーの持ち主である以前に、戦士としてかなりの手練れ・・・我もそなたをかばいながら戦うほどの余裕はないぞ」

一通「誰がかばってくれって言った。俺ァこの街の自由と平和を守るレベル5・・・たとえ一人になったって俺は学園都市のために戦う!ここまで来たら右折も左折も折り返しもねェ!」

ソー「・・・御見事。なればこのソー、そなたを戦友と認め、背を預けようぞ。共に悪者をやっつけるぞ!」バッ!

一通「おゥよ!正義の鉄槌をブチ込ンでやらァ!」

アックア「・・・・・・不届き」
111 : ◆t8EBwAYVrY [saga]:2019/10/13(日) 23:50:42.51 ID:/S0eIeFx0
ソー「我が一撃!受けてみよ!」ギュオッ! CHHOOOOOOOOOOOOOOOMMM!

アックア「ぬう!」DOOOOOOOMMM!

ソー「ムジョルニアの一振りを耐えると!?やはりこの男・・・ただ者ではない・・・!」

一通「ブッ散れェ!」ドォ!ドワドワ!

 \KA-BOOOOOOOOOOOOMMM!/

アックア「――ムウンッ!」

一通「コ、コイツ・・・なンて頑丈――」

アックア「神の石鎚、虚空より来たりて・・・裁きを振るわん!」ッ!

 \ZBLAACCHHOOOOOOOOOOOOOOOMMM!/

一通「グアァァ!」

ソー「ORRGGGHHHHH!」

アックア「異世界の雷神トール・・・その強さ確かめさせてもらうのである!」グオ!

ソー「グム・・・!」

 ロキ「手伝おうかー兄上ー」シュタッ

ソー「手出し無用!我が身可愛いければ大人しく見ておれ!」

 ロキ「はいはーい」


一通「・・・!・・・おィ、ソーの弟。てめェさっきスパイダー野郎の傷を妙な魔法で治してたよな」」

ロキ「?・・・『ノルンの石』のことか」

一通「その石のパワーを俺に寄越せ。魔術のエネルギーが込められてるンだろ、そりゃァ。上手く行くかどうかはわかンねェがよ・・・」

ロキ「貴様・・・何をする気だ」

一通「俺の身体がブッ飛ぶか、あのハンマー野郎がブっ潰れるか・・・賭けようぜ、悪戯の神」
112 : ◆t8EBwAYVrY [saga]:2019/10/14(月) 00:00:51.60 ID:6UFSrVFA0
 >KOOOOMM!<
             >THOOOOOOMMM!<
     >ZCHAAAAAAAAAMMM!<

アックア「うおお!」SLAAAAMMM!

ソー「だああ!」WHAAAAMMM!


ロキ「ノルンの石よ・・・この者にアスガルドの加護を与えたまえ・・・!」

 FFHOOOOOOMMM・・・

一通「行くぜ・・・ここから正義の花道ィ!」ドギュン!

 アックア「ッ!」

一通「どらァ!」ッ!!

 <ZZHHOOOOOOOOOOOOOOMMM! \BOOOOOOOOOM!/

ソー「おおっ・・・ノルンの石によるパワーアップか!これでそなたも奴の攻撃を跳ね返せるのだな!」

一通「いや・・・そう上手くはいかねェようだ・・・頭ン中がザッピングしてるみてェに・・・雑音だらけだぜ・・・意識を集中してねェとうまくいきそうにねェ」

ソー「では一度で確実に仕留められる手を打たねばならんということか」

一通「・・・雷神さンよ・・・俺を信じるか?」

ソー「なに・・・?」

一通「アスガルドの王子サマは、一介の地球人を信じて賭けられるかってきいてンだ」

ソー「・・・愚問」

一通「ヘッ・・・・・・俺が奴の背後に周る。てめェは全力でそのハンマーを野郎にぶつけろ」

ソー「承知」
113 : ◆t8EBwAYVrY [saga]:2019/10/14(月) 00:16:16.16 ID:6UFSrVFA0
 <ガララ・・・

アックア「ぐっ・・・やってくれる」ザッ

ソー「戦士アックアよ、そなたの力しかと見せてもらった。出来るならば、次は一対一で手合わせをしたいものだ」

アックア「次などない。貴様らは滅び、この世界は主神サーペントのものとなるのである」

ソー「正気の貴公と、正々堂々勝負する日を楽しみにしている。・・・・・・これで最後だ!」ドワワッ!

アックア「!・・・石鎚にエネルギーを収束させている・・・次の一手に全力を込めるか」

ソー「天よ、地よ、雷よ!我が力となりて・・・邪悪の使者を滅せ!」ドワワワワッ!

アックア「来い・・・!」

ソー「駆けよ!ムジョルニアッ!」グワッッッ!

 <SSHHHHOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOO!

アックア「!ッ・・・ハンマーを投げ――ま、まずい!」


アックア「ぬおっ!」

 >バッッッ!<

アックア(避け――・・・!?)


ソー「少年!跳ね返せ!」


一通「ォらァ!」


 >ドッッッ!!!<

アックア「な――」

 <KRRAAAAAAAAAAAAAAAAAAAKKKKKKKK!!!>
114 : ◆t8EBwAYVrY [saga]:2019/10/14(月) 00:29:29.07 ID:6UFSrVFA0
アックア「がっっ・・・!」

 ooooooOOOOOOOOOOOOOHHHSSSSSSSSSS!!!>


一通「ぐァッ・・・はァ・・・はァ・・・」ガクッ

ソー「見事。見事だったぞ少年。我が投擲したムジョルニアを奴の背後から跳ね返し、奴の背に直撃させるとは」

一通「はァ・・・はァ・・・魔術が施されたトンカチなンざ、どう跳ね返しゃいいか計算のしようがねェ・・・だがあの妙な石のパワーのおかげで・・・なンとかやりきったぜ・・・」

ソー(・・・・・・確かにこの少年の言う通り、ノルンの石の加護による芸当だろう。だがこの少年自身も・・・気づかぬ内に魔法の原理を解き明かしつつあるようだ)

ソー(いずれは自力で魔法を理解し、ノルンの石の加護無しでも我がムジョルニアを跳ね返せるようになり得るかもしれん・・・フフ、大したものだ)


ソー「共に戦えたことを誇りに思うぞ、少年・・・いや、アクセラレータ」

一通「ケッ・・・ンな大壮なことじゃねェ・・・・・・俺ァレベル5ファイブ・・・この街の自由と平和のために戦っただけだぜ」キリッ


アイアンマン「よし!デストロイヤーの改修完了だ!飾利、君のノートパソコンを貸してくれ」

初春「え、あ、はい」サッ

アイアンマン「これをこうしてここをこうこうこう!」カタカタ ターン

アイアンマン「君のパソコンでこのデストロイヤーのアーマーを制御できるようにセッティングした。次は涙子、ちょっと両手を横に広げて」

佐天「へ、ふあ、はい」バッ

アイアンマン「スキャン開始」BEEEE

アイアンマン「涙子のモーションを読み込んで、デストロイヤーアーマーに反映させる。これで涙子が動いた通りにデストロイヤーが稼働するぞ」

佐天「え!?・・・そ、それって・・・」

アイアンマン「飾利がデストロイヤーの各部出力や火器系統の制御をし、涙子がボディをコントロールして戦うんだ。君達二人がデストロイヤーの新たな操手だ!」
115 : ◆t8EBwAYVrY [saga]:2019/10/14(月) 00:38:16.52 ID:6UFSrVFA0
佐天「ま、マジっすか!」バーン

初春「私達がこれを・・・!」ビーン

アイアンマン「最後の仕上げだ。私のアーマーのアークリアクターをデストロイヤーに装着し、エネルギーを安定させ暴走するのを制御する」ガッ KASSHH

佐天「で、でもアイアンマンさんの胸の丸いの(アークリアクター)ってエルギーの源なんじゃ・・・」

初春「それを外したらアイアンマンさんは戦えなくなりますよ」

アイアンマン「それを差し引いてもデストロイヤーはかなりの戦力になる。どちらにせよアーマーにダメージは蓄積されているし、私は少し休ませてもらうことにするよ」

初春「アイアンマンさん・・・」

佐天「よーし!やろう初春!私達も学園都市を守る力になろう!」

初春「はい!」

アイアンマン「ようし、アークリアクターをデストロイヤーの胸部にセット!」KASSSHHH!


アイアンマン「科学と魔術が交わる時・・・無敵の命の火を灯す!」

 デストロイヤー《VIII――・・・・・――IIIV》ヴォン・・・

佐天「デストロイヤー佐天さんカスタム!起動!」ギン!

初春「両腕部、両脚部、出力安定!エネルギー重点100%!」カタカタ

佐天「いっくぞー!初春!景気づけにドデカイの一発かましちゃおう!」

初春「フェイスカバーオープン、元素破壊ビーム発射!」

 デストロイヤー《VVOOOOO・・・!》

 ≫ZZZAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAMMMMM!≪


サーペント「!?」

 | BADA-VVVOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOMMMMM! |
116 : ◆t8EBwAYVrY [saga]:2019/10/14(月) 00:39:33.91 ID:6UFSrVFA0
>>115

元素破壊ビーム:デストロイヤーの顔面部から放たれる最強の武装。他にも両手の指から光線を放ったり、物質を変換させる光線を照射したりもできる
117 : ◆t8EBwAYVrY [saga]:2019/10/21(月) 23:20:40.82 ID:nc2LdSDW0
佐天「・・・・・・す、すごい破壊力・・・」

初春「これがデストロイヤーのパワー・・・」ゴクリ

 ガララ・・・

サーペント「GHHH・・・・・・貴様ら・・・」ムクリ

初春「佐天さん、次にビームを撃てるのは6分後です!」

佐天「よーし、その間は接近戦だ!いくよ!デストロイヤー!」

 デストロイヤー《GAO!》

佐天「パンチだ!デストロイヤー!」グワ

 >BA-GOOOOOOM!<

サーペント「ぬおッ!?」 CHOOOOOOOOOOOOOMMM!>

初春「御坂さん!追撃してください!」

御坂「アイアンライジングアーマーの超電磁砲をくらいなさい!」キーン ZAPRAAAAT!

 DOOOOOOOOOOOOMMM!

禁書「私もいくんだよ!カミナリサンダー!」VZZZZAAAAAAKKKK!

 BOOOOOOOOOOOOMMM!

佐天「うひょぉ!一発500円のレールガンと魔女っ子のビリビリ攻撃だ!勝った!SS完!」

サーペント「NNGGGAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAA!」>THOOOOOMMM!<

黒子「たちあがりましたわ!」

佐天「もうちっとだけ続くんじゃ!」

サーペント「童どもが・・・このサーペントを煩わせるとは!もはや容赦はせん!さらにヒドラの兵士達を呼び寄せ、この街全土を焦土としてくれる!」バッ!

初春「ま、またヒドラのロボット兵器が大量に・・・それも続々と学園都市中に出現してます!」

黒子「一刻も早くサーペントを倒さねばなりませんわ!それまで・・・学園都市のみなさんが耐え抜くことを信じますのよ!」
118 : ◆t8EBwAYVrY [saga]:2019/10/21(月) 23:36:29.02 ID:nc2LdSDW0
 ―――・・・・・・

キャップ(――・・・う・・・・・・くっ・・・何があった・・・・・・)

  <BOOOOOM!・・・
        <KA-BOOOOOMM!・・・

キャップ(たしか・・・上条君を助け出して・・・アックアという男に敗れたのか・・・私は・・・)

 DOOOOOOM!・・・>
        BACOOOOOMM!・・・>

キャップ(爆発音がいくつも聞こえる・・・街中で戦闘が起こっているのか・・・・・・た、起たねば・・・)グッ・・・

 <BA-DOOOOM!   CHOOOOM!>

キャップ(ぐっ!・・・傷が深いか・・・こんな時に私は・・・何もできずに・・・)


 スッ

キャップ(?・・・この手は・・・・・・誰だ?・・・誰が手を差し伸べてくれた?・・・)

 ガシッ

キャップ「ぐ・・・・・・上条くん?・・・」ググ・・・


青髪ピアス「上やんとちゃうで。キャプテンアメリカともあろうお方が道の真ん中で倒れてたらあきまへんがな」グイッ

土御門「大丈夫か?手をかすぜ大将」グッ

キャップ「・・・君達は・・・」

吹寄「キャプテンさん、私達はただの高校生です。学校に居たらあのサーペントとかいうのが街をめちゃくちゃにして・・・避難しろって言われたけど、黙ってられなかったんです」

姫神「みんな。学園都市を守るために戦ってる。私達も。出来ることはあまりないかもしれないけれど。いつまでもヒーローの皆さんに任せっきりでいられないから」

キャップ「・・・そうか・・・・・・教えてくれ、勇敢な君達の名前を・・・」

青ピ「誰でもない、学園都市の一般人・・・それでええですか」

キャップ「・・・フッ・・・・・・ああ・・・そうだったな・・・・・・この街はそういう街だった・・・・・・」

キャップ「よし・・・これより市民軍を結成するぞ。諸君に言っておく・・・・・・私も、君達も・・・・・・誰もがアベンジャーズだ・・・」


キャップ「AVENGERS!ASSEMBLE!!!」
119 : ◆t8EBwAYVrY [saga]:2019/10/21(月) 23:40:51.69 ID:nc2LdSDW0
>>118

AVENGERS!ASSEMBLE!!!:アベンジャーズ、集結せよ、の意。キャップ以外にも多数のヒーローが言ったことがある
 映画では『アベンジャーズ』『エイジオブウルトロン』『インフィニティウォー』においても言われなかったが・・・『エンドゲーム』で・・・
120 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/10/22(火) 01:31:09.17 ID:rzoLUfK30
EGで皆が集まってきてから勝利の宣言の如く言ったのには泣いたなぁ
11年の集大成の大作だからでこその感動だったね
121 : ◆t8EBwAYVrY [saga]:2019/10/28(月) 21:08:57.29 ID:EcO6K5M70
>>120
あのシーンは劇場で三回見た内三回鳥肌が立ちましたね
じつはエンドゲームそんなにハマらなかった(ハルクとバナーの和解やリボウスキソー等、諸々腑に落ちなかった・・・)のですが、後半の合戦は有無を言わさず大好きです

このスレもう見てくれてる人いないかな・・・と思いつつもこうしてレスポンスがあると希望になるしとてもうれしいですありがとうございます
ぐだぐだやっちゃってるけどとにかく完結はさせますしもうちっとだけつづくんじゃ
122 : ◆t8EBwAYVrY [saga]:2019/10/28(月) 21:56:30.84 ID:EcO6K5M70
 ―――

サーペント「!?・・・どういうことだ・・・兵をさらに召喚したというのに・・・この街の恐怖が増加していない」

黒子「答えは明白、学園都市の皆さんが恐怖に立ち向かっているのですわ。これ以上あなたが力を増大させることはできませんのよ」

サーペント「・・・!」

御坂「この街を・・・学園都市をナメんじゃないわよ」

サーペント「人間程度が!思い上がりおって!」クワ!

 VVVZZZZRRRRRRROOOOOOOOOOOOOMMMM・・・

サーペント・ドラゴン『我が恐怖の力!見せてくれようぞ!』KKSSSYYAAAAAAA!

佐天「わー!巨大な羽つきヘビに変身したー!?」

 シン「おお!・・・主神が竜のお姿に!ハハハ!今さら恐怖を断ったとて、すでに集めた恐怖の力が、主神を無敵の存在にしているのだ!」

 ハルク「GGAAAAAHHH!」

ソー「っ・・・ビル!」バリバリバリ!

ビル「承知!」バリバリバリ!

 ソー&ビル「「風雷双神撃(ライトニングストーム!)」」ZZZZAAAAAVVVVVAAAAAAAKKK!

 <KA-THOOOOOOOOOOOOOMMM!

サーペント・ドラゴン『恐怖を取り込んだ余は・・・強靭!無敵!最強也!』

ビル「我らの双撃が効いていない!?」

ソー「やはり・・・父上の力添えなくしてサーペントと戦うのは無謀か・・・」

御坂「・・・いいえ、まだ希望はあるわ」 
123 : ◆t8EBwAYVrY [saga]:2019/10/28(月) 22:01:25.42 ID:EcO6K5M70
>>122

羽つきヘビに変身〜:『フィアーイットセルフ』の最終決戦にて、サーペントは巨大な緑色のドラゴンに変身した。ドラゴンの姿がサーペントの真の姿というわけではないらしい

父上の力添えなくして〜:ドラゴンに変身したサーペントとの対決では、ソーは父オーディンから鎧と剣を借りて戦い、なんとか勝利を得た
 本来オーディンの力は銀河を造るほど強大なもので、サーペントはそれに勝るとも劣らない(恐怖を得た状態なら)らしいので、素のソーでは勝つことは難しいと思われる
124 : ◆t8EBwAYVrY [saga]:2019/10/29(火) 00:48:47.32 ID:LmET4BWN0
禁書「そうだよ!とーまなら!」

御坂「ええ、恐怖の闇をぶち壊して、私達に光をもたらしてくれるわ」

ロキ「わかっていないな御坂美琴」ザッ

御坂「あ?」

ロキ「サーペントは『幻想』などではない。我らアスガーディアンは人間と異なる種族なだけで、魔法や異能で形作られた存在ではない。奴の右腕で触れたとて、消えはしない」

御坂「でもサーペントは街中の恐怖を集めてパワーを得たのなら、そのパワーアップした分を打ち消せるかもしれない」

ソー「!・・・たしかに。本来の奴は年老いた老人で、父上によってほとんど力が無いほど弱体化しているはず。我らが戦っていた若々しいサーペントは、恐怖を集めて力を得たが故の姿」

ロキ「なるほど・・・魔法で若返っているということになるのなら、そげぶで説教くらわせれば・・・」

禁書「とーまの右腕でヨボヨボおじいさんに逆戻りにできるかも!」


上条「よくわかんねーが・・・大体わかった」フラ・・・

禁書「とーま!大丈夫?」

佐天「ロキが持って来た魔法の石で元気になったんじゃ・・・」

ロキ「残念だったな。ノルンの石による力はあの小僧には効かんらしい」

上条「ようするに・・・あのでっけぇトカゲ野郎をぶん殴ればいいんだな・・・」

ビル「無茶はよせ。傷ついた身体でどうやってサーペントに近づくというのか」

スパイディ「僕の出番だね」ザッ

黒子「スパイダーマンさん、死の淵から生還したばかりなのに大丈夫ですの?」

スパイディ「・・・今回は皆に迷惑をかけちゃったからね。汚名をそそげるならなんでもするさ」

御坂「よし、私達が援護するから、スパイディはそいつを抱えてサーペントに近づいて。あんたはドラゴン野郎に自慢のパンチをお見舞いして、奴の魔法をひっぺがしてちょうだい」

上条「ああ・・・!」グッ

初春「まるでラグビーみたいな作戦ですね」

佐天「よーし!みんなで栄光のトライを決めよー!」
125 : ◆t8EBwAYVrY [saga]:2019/10/29(火) 00:55:04.65 ID:LmET4BWN0
>>124

我らアスガーディアンは〜:ソーやロキ、サーペントらアスガルド人は地球の人間からは『神』と呼ばれているが、宇宙の一種族であり、ある意味では宇宙人のような存在
 故に幻想殺しでアスガルド人の魔法や、魔術道具の効果を打ち消すことは出来ても、アスガルド人そのものが消えることは無い・・・と解釈しております

ラグビーみたいな作戦〜:『アベンジャーズ:エンドゲーム』における最終決戦で、あるものをある場所へと到達させるための戦いも繰り広げられ、ラグビーのようにも見える
126 : ◆t8EBwAYVrY [saga]:2019/11/01(金) 23:14:45.99 ID:1QideQa/0
スパイディ「いくよ当麻!」THWIP!

シン「あの小僧を主神に近づけるな!」

ハルク「HULK SMAAAAASSHHH!」バッ!

禁書「今日は私がとーまを守るんだよ!」バッ

上条「インデックス!」

禁書「えぇ〜い!」

 ≫ POW! ≪

ハルク「GAAAAHHHHH!」BA-CHOOOOOMM!

シン「おのれ!サーペントに仕える者が情けない!私が――」

御坂「させないわよ」バリバリバリ!

シン「!」

御坂「このアーマーのおかげで、エネルギーチャージの時間は短縮されてるんでね!ネオサンダークラッシュ!」VVZZZAAAAAAKKKKK!

シン「AAAAIIIIEEEEEEEEEEEEEEEE!」ZZZZZAAAAAAAAAAAAKKKKKKK!

スパイディ「今だ!」THIWP! THWIP!

サーペント・ドラゴン『俗需の産物どもが!塵に帰せ!』BBBOOOOWWWWWW!

上条「うお!?火ぃー吹いたぞ!?」

スパイディ「しっかりつかまってて当麻!間違っても右腕で僕に触れないでよ!」THWIP!
127 : ◆t8EBwAYVrY [saga]:2019/11/01(金) 23:34:32.19 ID:1QideQa/0
黒子「佐天!」シュン

 デストロイヤー<パッ!

佐天「おくちチャックだー!」

 デストロイヤー《GAO!》

 \BAAMMMMM!/

サーペント・ドラゴン『GAFFFF・・・!』

 初春「デストロイヤーをドラゴンの頭上に空間移動させて、口を叩き閉じさせた!」

ビル「ストームブレイカーの一撃を!」CHOOOOOOOOOMMM!

ソー「ムジョルニアの一振りを!」CHOOOOOOOMMM!

サーペント・ドラゴン『AARRRGGGHHHH!』

御坂「ひるんだ!今よ!」

 THWIP!

上条「いくぜスパイディ!」

スパイディ「イマジンブレイカーのお急ぎ便だ!」THWIP!

サーペント・ドラゴン『!』

上条「サーペント!お前の幻想を――」


 ≫G R U N C H !≪
128 : ◆t8EBwAYVrY [saga]:2019/11/01(金) 23:49:49.00 ID:1QideQa/0
御坂「ッ!」

 \SLAMMM!/

 ッ・・・・・・

禁書「とーま!すぱいでぃ!?」

サーペント・ドラゴン『愚かな者ども・・・余に触れれるとでも思うたか』Grrr・・・

黒子「寸でのところで・・・ドラゴンの尻尾で叩き落されましたの・・・!」

初春「あの速度で地面に叩きつけられたら・・・」ゴクリ・・・


 ガラ・・・

上条「――・・・ぐっ・・・うぐ・・・」

スパイディ「――・・・ARGH・・・・・・」


禁書「とーま!すぱいでぃ!」

サーペント・ドラゴン『余所見なぞ』BBWWOOOOOWWWW!

ビル「危ない!」バッ! \BBBOOOOOOMMM!/

ビル「彼らに気をとられていればやられるぞ!」

禁書「っ!・・・」

ソー「惜しいがあの二人をこれ以上戦わせるわけにはいかぬ。我らだけでサーペントを止めねば」

御坂「ロキ!あの石を――」

ロキ「残念だがパワーを使いすぎた。もうガス欠だ」

御坂「っ・・・そんな・・・」

ハルク「GGGAAAAAAAA!」SMAAASSHHH!

シン「すぐに手当てをしなければ、あの二人の命はじきに尽きるだろう・・・だが、そんな暇はないぞ。ふふふ・・・」
129 : ◆t8EBwAYVrY [saga]:2019/11/02(土) 00:24:27.87 ID:ohnRSiVz0
サーペント・ドラゴン『幻想殺しの少年は墜ちた!もはや余を脅かすものは存在しない!学園都市の人間どもよ!貴様らの唯一の希望は消えたのだ!』

 神裂「!」
            削板「!?」

  黄泉川「っ・・・!」

サーペント・ドラゴン『この街を新たなアスガルドにしようと思ったが・・・貴様らは恐怖に抗った。もはや慈悲は無い。学園都市を完全に滅ぼしてくれる!』

 VVVOOOO・・・!

サーペント・ドラゴン『恐怖の魔物達よ!世界を滅ぼせ!』


黒子「ヒドラの兵器に続いて、今度はモンスターを召喚していますわ・・・」

ソー「九つの世界に点在する魔物達だ。サーペントを討たぬ限り、際限無く押し寄せてくるだろう」

シン「HAHAHAHAHA!世界最後の日だ!ハイルサーペント!主神万歳!」

サーペント・ドラゴン『余を恐れよ!我こそは恐怖の神サーペント也!!!』



 上条「――・・・・・・み・・・さか・・・・・・インデックス・・・」


御坂「!」

禁書「とーま!?」
130 : ◆t8EBwAYVrY [saga]:2019/11/02(土) 00:31:55.99 ID:ohnRSiVz0
上条「・・・・・・なんだっけかなぁ・・・・・・救世主は何をするんだ?・・・・・・闇をぶち壊し・・・?」


御坂「!・・・・・・光を・・・もたらす・・・・・・」


上条「きこえねーよ!」


禁書「・・・闇をぶち壊し!光をもたらすんだよ!」


 ガラ・・・

上条「ハア・・・ハアッ・・・・・・きっついな・・・お前らの期待に応えんのは・・・」ググ・・・

スパイディ「GHHH・・・・・・女の子にああいわれちゃ・・・寝てるわけにいかないね・・・」フラ・・・


御坂「・・・できるわよ!・・・アンタとスパイディなら・・・・・・」


禁書「だって2人はヒーローだから!」
131 : ◆t8EBwAYVrY [saga]:2019/11/08(金) 17:33:58.02 ID:7dK406hX0
上条「・・・・・・へへ・・・わかったよ・・・」ググッ・・・

スパイディ「肩を貸すぜ相棒」グイ

上条「・・・サンキュー。スパイディ・・・もう一度やろうぜ」

スパイディ「ああ・・・!」


サーペント・ドラゴン『もうよい!魔の隷属達よ!やれぃ!』

 魔物『GRRAAAAAAAAAAAA!』グワ!

上条「!」

 KRAKA-BBOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOMMM!

サーペント・ドラゴン『!?・・・何!』

上条「・・・・・・あ、あんた達・・・」


ソー「戦友(とも)よ、まだ戦えるのだな」ザッ

ビル「諦めず、恐怖に立ち向かうその姿・・・しかと見届けよう」ザッ

スパイディ「ハハ・・・異世界の巨大モンスターも・・・風神雷神にゃ勝てないね・・・」

上条「二人共・・・!」

ソー「なれば我らが守護(まも)ろう。人々のため・・・学園都市のために!」

ビル「我らは――」


ソー「轟く雷鳴のマイティ・ソー!」KRA-COOOOOOOOOOMM!

ビル「吹き荒ぶ風のベータ・レイ・ビル!」KRA-COOOOOOOOOOMM!
132 : ◆t8EBwAYVrY [saga]:2019/11/08(金) 18:46:28.04 ID:7dK406hX0
シン「ええい!ヒドラよ!あの邪魔者どもを始末しろ!」

 ヒドラ兵器群<BBPPPRAAAATTTTTTTTTT!

食峰「レベル5ファイブ!わるいロボット軍団をやっつけちゃいなさぁい☆」

麦野「灰の一欠けらも残すかよ!」ズズワワッ!

 BBOOOOOMMM! KA-BOOOOOOOOOOOMMM!

垣根「人は何かを成す為に生を受け、成し終えた時死んでゆく・・・・・・だが今日じゃない」ズワオオオ!

 KA-BOOOOOOOOMMM! CHHOOOOOOOOOOOMMM!

シン「お、おのれ!生意気な・・・ケツの青いガキどもが・・・!」

一通「黒だよ・・・・・・真っ黒ォ!」ドワワッ! ズオオォォォ!

 KA=DDOOOOOOOOOOOOOOOOOOMMM!

シン「AAAIIIEEEEEEE!」

スパイディ「今だ。行くよ当麻!」THWIP!

上条「ああ!」ガシッ

ハルク「GHHHH・・・!」ザッ

スパイディ「どいてくれハルク!僕らは世界を救わなきゃならないんだ!」THWIP!

上条「!・・・スパイディ、大丈夫だ」

 THWIP!

ハルク「・・・」

スパイディ「!?・・・・・・見逃してくれた?」

上条「目を見てわかったぜ。アイツは――」

シン「ぐ・・・何をやっている・・・この木偶の坊・・・早く奴らを片付けろ!」

ハルク「・・・」プルプル・・・

シン「さっさとやれぇ!この腕っぷしだけの脳筋役立たずがぁー!」

ハルク「GGGAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAHHHHHHHHHHHHHHHHHH!!!」


上条「かなり怒ってる」
133 : ◆t8EBwAYVrY [saga]:2019/11/08(金) 19:07:59.93 ID:7dK406hX0
スパイディ「ハルクアップだ!蓄積された怒りが爆発したんだ!」

上条「今のうちだスパイディ!一気にサーペントまで行くぜ!」

シン「き、貴様!?サーペントに仕えるワージーが何を――」

ハルク「YOU!!!」ビシッ

シン「!?」

ハルク「・・・」チッチッチ・・・

シン「・・・・・・え?」

ハルク「RGAH!」

 >> B A C O O O O O O M M M ! <<

シン「ッ」

         < °˖✧◝◜✧˖°˖✧☆

ハルク「・・・・・・うっ・・・」フラッ・・・

 ドサッ


スパイディ「忠実な部下はお星様になったよサーペント!」THWIP!

上条「ハルクも意識を失ってあとはてめぇだけだ!」

サーペント・ドラゴン『愚かな・・・!』

 魔物A『KSSYYAAAAAAAAAAAHHH!』

スパイディ「わ!」

 シュンッ

黒子「デストロイヤー召喚ですわ!」

初春「顔から破壊光線!」ポチットナ

デストロイヤー《GAO!》<VVVEEEEEEEEEEEEEEEE!

 魔物A『GGYYYAAAAAAAAAAAAAAAA!』ドジュゥ〜!

佐天「ど〜うだ!私と初春とデストロイヤーのつよさ思い知ったか〜!」アッハッハ

 魔物B『RRRRRAAAAAAAAA!』グワ! 魔物C『EEEEEEEEEEEEEE!』ゴワ!

黒子「っ!数が多い・・・!」
134 : ◆t8EBwAYVrY [saga]:2019/11/08(金) 19:09:45.64 ID:7dK406hX0
アイアンマン「黒子!私をデストロイヤーの前に飛ばしてくれ!」

黒子「了解!」シュン シュン!

アイアンマン「初春!破壊光線を私に!」

初春「わかりました!信じますよトニーさん!」ポチットナ

 デストロイヤー<VVVEEEEEEEEEEEEE!

アイアンマン「アークリアクターを動力に繋げたデストロイヤーのエネルギーをアーマーに蓄えれば・・・!」カアァッ!

 魔物D『FFEEEEEEEEEE!』

 魔物E『WWWOOOOOOOOOOOOOO!』

アイアンマン「全方位リパルサーブラストだ!」バッ!

     \ XVEEEEEEEEEMMM! /

 \VEEEEE!\ \VEEEEE!/ /VEEEE!/

 KA-BBOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOMMM!


佐天「すっごぉ〜い!」

ロキ「よくやったぞスターク」

 スカットルバット<ドドドドドドド!

黒子「ロキ!?スカットルバットの艦首に仁王立ちを・・・!」

サーペント・ドラゴン『!?』

スカットルバット【痛イノヲブッ喰ラワセテヤリマス】

ロキ「一斉撃ち方!」

 <BOOOOMMM! BOOOOOMMM! BOOOOOMMM! BOOOOOM! BOOOOOOOOOMMM!

サーペント・ドラゴン『KIIIIEEEEEEEEEEEEEEEE!』

ロキ「わーーーっはっはっは!ロキ様の力思い知ったか〜!」エッヘン!

黒子「セコいですの」
135 : ◆t8EBwAYVrY [saga]:2019/11/08(金) 19:16:46.36 ID:7dK406hX0
スパイディ「ひるんだ!今だ!」THWIP!

サーペント・ドラゴン『NNNMMMM!こざかしい!』VVOOOOWWWW!

ソー「むぅん!」VVOOOOSSHHHH!

ビル「でぇい!」ZZZAAAASSSSHHHHH!

サーペント・ドラゴン『RRGGHHHH!我が身体は無類無敵!』

 御坂「だったら・・・!」バリバリバリ!

 禁書「みんなで・・・!」バリバリバリ!

 ソー「四つの力が今、一つの勇気になる!」バリバリバリ!

 ビル「受けてみよサーペント!」バリバリバリ!

 >ZZZZZZAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAKKKKKKKKKKKKKKKKKK!!!<

サーペント・ドラゴン『GGGAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAA!』

 バリバリバリッ・・・!

御坂「いくわよ!」バリバリ!

禁書「うん!」バリバリ!

 バッ!

サーペント・ドラゴン『!?』

御坂「超電磁・・・!」グルグルグル!

禁書「いなずま・・・!」グルグルグル!

御坂「ダブルッ!」バッ!

禁書「きぃーーーーーーーーーーーっく!」グオッ!

 \ F W W O O O O O O O O O O O S S S H H H H H H H ! /
136 : ◆t8EBwAYVrY [saga]:2019/11/08(金) 19:18:11.56 ID:7dK406hX0
御坂&禁書『はあぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!』WWWWWOOOOOOOOOOOOOO!!!

サーペント・ドラゴン『AAAAARRRRREEEEEEEEEEEEEEEIIIIIIIGGGGGHHHH!』

 \ D O W A O ! /


御坂「いまよっ!」

禁書「やっちゃえとーまーっ!」


 サーペント・ドラゴン『――っ!』


 THWIP!


スパイディ「最高の仲間だね」

 バッ


上条「最高の街だよ」


 パキィンッ


サーペント・ドラゴン『キサマたち・・・っ!・・・・・・NNNMMMMGGGGGGGHHHHHHHAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAA!!!』

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・
・・・・・
・・・
・・
137 : ◆t8EBwAYVrY [saga]:2019/11/08(金) 19:27:06.72 ID:7dK406hX0

・・
・・・
・・・・・
・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

老サーペント「――・・・・・・オォ・・・おお・・・・・・我が力が・・・恐怖が・・・・・・失われてゆく・・・」ヨロッ・・・

スパイディ「うまくいったみたいだね」チャクチ

上条「なんとか・・・な・・・」フラッ

スパイディ「おっと」ガシッ

上条「すまねぇスパイディ・・・あんただってボロボロなのに・・・」

スパイディ「いいってことさ」


禁書「とーまーーー!」タタッ

御坂「スパイディ!やったわね!」

初春「またまた学園都市を救いましたね」

佐天「今回は私たちも大活躍!ね、デストロイヤー?」

 デストロイヤー《GAO!》

黒子「やれやれですわ」

スパイディ「みんな、ありがとう。みんなのおかげだよ。本当に・・・」

禁書「えっへん!」フンス
138 : ◆t8EBwAYVrY [saga]:2019/11/08(金) 19:59:41.01 ID:7dK406hX0
老サーペント「・・・余が・・・恐怖の神サーペントが・・・こんな童どもに負けるとは・・・」

御坂「あ!サーペント!」

佐天「ほんとにおじいさんになっちゃったんだ」

 WWWOOOOOO・・・・・・

黒子「ヒドラやモンスターが、出てきた次元の穴に吸い込まれていきますわ」

スパイディ「サーペントの魔力が消えたんだ」

老サーペント「もはや余にはほとんど力は残っておらぬ・・・ワージーとなった者達も、ハンマーのパワーを失い、正気に戻っていることだろう・・・」

 ―――・・・

ステイル「――ッ・・・・・・う・・・」

神裂「ステイル!よかった・・・気が付いたのですね」

固法「ヒドラのロボット兵器も渦に吸い込まれるように消えた・・・勝ったのね、私たち・・・」

ステイル「・・・・・・僕は・・・すまない・・・・・・意識はあった・・・それでも止めることができず・・・」

神裂「謝るのはこの街の人々にです。それに気に病むことはありません。戦いは終わったのだから・・・」

 ・・・――

ジャガーノート「ハッ!?・・・・・・お、俺は一体・・・」

削板「兄弟ぃぃぃ!」ガバァ!

ジャガーノート「うお!?軍覇・・・」

削板「よかったな兄弟!正気に戻ったんだなぁぁぁ!」ウオーン

ジャガーノート「ああ・・・ありがとうよ軍覇・・・俺を止めてくれて・・・」

黄泉川「総員に通達!戦闘終了!ただちに要救護者の搬送を急ぐじゃん!」
139 : ◆t8EBwAYVrY [saga]:2019/11/08(金) 20:05:43.62 ID:7dK406hX0

ソー「我々の、学園都市の勝利だサーペント。降伏せよ」

老サーペント「ふ・・・降伏とな?余は神ぞ・・・貴様らに頭を垂れることなどありえぬわ」

ソー「なれば、覚悟はできているのだな」グッ

御坂「!・・・ソー」

ソー「止めるでない。これはケジメだ。戦争を始めた敵将の首を取るのが戦士の務め。情けをかけるのは敬意を欠くことになる」

御坂「でも・・・」


 《そこまでだ》

御坂「!」


 パワワワワ・・・ THOOOOOOOOOOOOM!

禁書「わ!空から虹が降ってきたんだよ!」

ソー「これは虹の橋(ビフレスト)!そしてその声はまさか・・・!」

御坂「なに!?また新たなヴィラン!?」サッ


オーディン「とんでもねえ、あたしゃ神様じゃよ」
140 : ◆t8EBwAYVrY [saga]:2019/11/08(金) 20:11:18.89 ID:7dK406hX0
>>139

オーディン:ソーの父にしてアスガルドの王。全能の主神。その力は銀河をも造るといわれている
 本名オーディン・ボルソン(ボルの息子)。基本的にアスガルドの王という立ち位置だが、時と場合によってはその玉座をソー等に譲っている場合もある
 2019年のMARVELのクロスオーバーイベント『ウォーオブザレルムス』でも活躍し、その戦いの末には・・・・・・

虹の橋:アスガルドから異なる世界へと繋がる魔法の橋。MARVEL世界の地球と、そのほかの九つの世界へと自在に移動できる
 門番であるヘイムダルが常に守護している
141 : ◆t8EBwAYVrY [saga]:2019/11/08(金) 20:34:08.02 ID:7dK406hX0
ソー「父上!」ザッ

ビル「主神!」ザッ

御坂「え?えっ?」

佐天「ど、どしたんですか急にひざまずいて・・・」

ロキ「えぇいひかえいひかぇい!この方をどなたと心得る!アスガルドの王にして全能なる主神オーディンであるぞ!頭が高〜い!ひかえおろ〜!」

オーディン「お調子にのるでない」ポカ

ロキ「いてっ」

佐天「つまりソーさんのお父さん・・・!」

初春「は、はじめまして!」アセアセ

オーディン「此度はわしの身内のせいで迷惑をかけてしまった。すまない」

老サーペント「弟よ・・・」

オーディン「我が兄、カル・ボルソン・・・お前にも謝らねばならんな」

老サーペント「・・・・・・なに?」

オーディン「すまなかった。わしはお主を追い詰め、闇へと追いやってしまった・・・此度の戦は・・・わしが原因だ」

老サーペント「!」

ソー「ち、父上!?なにを・・・」

ビル「そのようなことはありませんオーディン!あなたが頭を下げるなど・・・」

オーディン「無益な戦いの連鎖を終わらせよう・・・兄よ」スッ

老サーペント「・・・・・・わかった。我らの兄弟ゲンカも今日で終わりにしよう」ガシッ

ソー「な、なんと・・・父上が謝罪を!?」

ロキ「あの父上が自分の非を認めてゴメンナサイするなんて・・・!」

オーディン「二人とも帰ったらおしおきな」
142 : ◆t8EBwAYVrY [saga]:2019/11/08(金) 20:37:59.09 ID:7dK406hX0
>>141

父上が謝罪を〜:オーディンはけっこうな自信家で自分の考えは常に正しいと思っており、見方によれば傲慢ともいえる
143 : ◆t8EBwAYVrY [saga]:2019/11/08(金) 20:52:36.98 ID:7dK406hX0
オーディン「学園都市のミッドガルド人達もすまなかった。この戦によって傷ついた街を治そう。マハリク・・・マハリタ・・・ヤンバラヤンヤンヤン!」

 °˖✧˖°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°✧˖°パアァァァ・・・

禁書「わ!すごい!壊れた建物が元通りになっていくんだよ!」

佐天「さっすが神様!」

黒子「もうオーディン一人でよかったんじゃありませんの・・・?」

オーディン「それと・・・デストロイヤーは返してもらう。ここに置いておくのは危険だからな」

佐天「えっ」

初春「わかりました。お借りしてすみませんでした」

オーディン「いや、曲がりなりにもデストロイヤーを扱い戦ったそなたらには敬意を表する。大したものだ。スタークもな」

アイアンマン「お褒めにあずかり光栄です陛下」スッ

佐天「デストロイヤー・・・短い間だったけどありがおう。元気でね・・・」グスン

デストロイヤー《GUU・・・》

オーディン「かつては邪悪の手に落ちたこともあったデストロイヤーを、見事に扱い、さらには自我のような物が芽生えているとは・・・面白いな」

黒子「いいも悪いも操者次第ですわ」

佐天「・・・オーディンさん、デストロイヤーをよろしくお願します」

オーディン「ああ。アスガルドの一員として、手厚く面倒をみよう」

佐天「いい子でねデストロイヤー。お父さんとお母さんもあなたのことを忘れないよ」

デストロイヤー《GAO!》

初春「だれがおかあさんか」
144 : ◆t8EBwAYVrY [saga]:2019/11/08(金) 21:07:02.57 ID:7dK406hX0
オーディン「さあ、アスガルドに帰るぞ」

ソー「皆、よく戦ってくれた。ありがとう」

御坂「こちらこそ、また学園都市を救ってくれてありがとね。ロキも、今回ばっかりは助けられたわ。ありがと」

ロキ「ふん、貴様らに感謝されてもうれしくなんてないわ」

スパイディ「オーディン、僕はロキに助けられたんだ。いっぱいご褒美をやってちょうだい」

オーディン「ロキ、お主の活躍も見ていたぞ。がんばったな」

ロキ「!」

オーディン「自慢の息子だ」

ロキ「・・・・・・父上」

ビル「私は学園都市に残ろう。またヒドラ達が襲ってくるやもしれんからな」

ソー「任せたぞ、兄弟」

オーディン「では、さらばだ皆の者」

 WWWWWOOOOOOOOO・・・・・・


 ―――・・・・・・

ソー「よかったなロキ!父上に褒められたな!」ワシャワシャ

ロキ「ふ、ふん!当たり前だ!私がいなければ学園都市は全滅していたんだからな!」

老サーペント「オーディンよ、ロキの活躍を見ていたと言ったが・・・お主、実は戦いが終わるまで様子を見ていたな?」

オーディン「ギク」

ソー「な、なに!?父上・・・まさか我らが必死に戦っていたのに助力もせずただ見ていたのですか!?」

オーディン「い、いやぁ〜・・・息子達の成長が見たくて・・・」ハハハ

ロキ「ソー!父上に一発お見舞いしてやれ!」

ソー「心得た!」

オーディン「わ〜!すまん!反省してるってば〜!」
145 : ◆t8EBwAYVrY [saga]:2019/11/08(金) 21:19:27.17 ID:7dK406hX0




黒子「出動ですわ初春!銀行で強盗事件ですわ!」

初春「待ってくださいよ白井さーん!靴紐がほどけて・・・」トットトト

黒子「早くいかないとまた先を越されますわよ!」

初春「わかってますって〜!」


 ザッ!

黒子「風紀委員ですの!両手を挙げて・・・・・・って」

ビル「遅かったな黒子。また私が先だった」

 強盗「ま・・・まいりました・・・」

黒子「もうっ、サイモンさん、何度も言っておりますがあなたは風紀委員でも警備員でもありませんの。行き過ぎた自警行為は慎んでもらいたいのですが」

ビル「この街を守護するとソーと約束したんだ。それに、この姿の私はサイモン・ウォルターズではなくベータ・レイ・ビルだよ」

初春「はあ・・・はあ・・・白井さん、もうサイモンさんと競争するのやめましょうよ〜」

ビル「ベータ・レイ・ビルだ」

黒子「競争ではありませんの。私達の仕事を横取りされてるんですのよ!あなたももっと責任感をもって・・・」

ビル「おや、どこからか叫び声が聞こえた。ゆかねば」バッ

黒子「あっ!待ちなさいサイモンさん!逃がしませんのよ!」シュン!

初春「も〜・・・また走るんですかぁ・・・・」
146 : ◆t8EBwAYVrY [saga]:2019/11/08(金) 21:34:38.09 ID:7dK406hX0
上条「ギャアアアーーーーー!やめろインデックス〜!」イデデデ

禁書「今日という今日は我慢の限界なんだよー!」ガブガブ


ビル「なんだ、当麻と禁書目録の痴話喧嘩か」ザッ

禁書「あ!びる!」

上条「助けてくれビル!俺は何も悪いことはしてないのにインデックスが噛みついて・・・」

禁書「女の子の下着を見るなんてサイテーなんだよ!」ガブガブ

上条「風でスカートがめくれただけだろー!不幸だー!」

黒子「あら、事件じゃなかったんですのね」パッ

ビル「そういえば禁書目録、君のあの不思議なパワーはどうしたんだ?雷を纏った大人に変身するあのパワーは」

禁書「お返ししたんだよ。あの戦いのあと――」

 〜〜〜

禁書「!・・・ここは・・・」

ウィザード「永遠の岩(ロックオブエターニティ)だ。また呼び出してすまんの」

禁書「おじいさん、ぱわーをくれてありがとう!おかげで私も戦えたんだよ」

ウィザード「そうか・・・ところで、そのパワーじゃが・・・」

禁書「お返しするんだよ」

ウィザード「!・・・執着しないのか」

禁書「大いなる力には大いなる責任がともなう・・・私には大きすぎるんだよ」

ウィザード「・・・そうか。だがいいのか?また邪悪な者が襲ってくるやもしれんぞ?」

禁書「へいきだよ。とーまが守ってくれるから!それにビリビリやみんなも!」

ウィザード「・・・・・・ふふふ、やはり君にシャザムのパワーを与えたのは正しかったな」

 〜〜〜
147 : ◆t8EBwAYVrY [saga]:2019/11/08(金) 22:00:50.56 ID:7dK406hX0
黒子「――それは勇気ある決断をしましたのね」

禁書「そうかな?」

ビル「大丈夫さ禁書目録。何かあれば私が守るからな」

禁書「うん!」

初春「ひい・・・はあ・・・し、白井さ〜ん・・・」ポテポテ

佐天「ビッグニュ〜〜〜ス!大変だよー!」パタパタ

黒子「あ、初春。それに佐天も」

佐天「第5学区で大規模な戦闘だって!SNSで目撃情報が連発してるんですよ!私達も行ってこのトレンドに乗らなきゃ!」


 THWIP

上条「おっ、そりゃ急がなきゃ間に合わなさそうだぜ」

 バリッ・・・!

佐天「あ・・・!ほんとだ、早くしないと終わっちゃう!」

初春「アイアンマンさんからもらったアーマーは修理中だから、能力を使って飛んでるんですね」

黒子「まったく、お姉さまったら・・・」

初春「がんばってくださーい!御坂さーん!スパイダーマンさーん!」

禁書「やっちゃえスパイディー!ビリビリー!」


スパイディ「いくよ御坂!例のヤツ、君が言うかい?」THWIP

御坂「いいの?じゃあ、言わせてもらうわね」ビリビリッ


御坂「AVENGERS!・・・・・・――」


 ≪ASSEMBLE!≫


              END
148 : ◆t8EBwAYVrY [saga]:2019/11/08(金) 22:08:46.51 ID:7dK406hX0
 〜おまけ〜

 ――第5学区――

 KA-BOOOOOM!

一通「逃げンなコラァ!よくも恥かかせてくれたなァ!」

垣根「てめーのせいで街中の笑いモンだコノヤロー!」

麦野「お嫁にいけねぇじゃねぇかコラァーーー!」

アイアンマン「だからスマンと言ってるだろー!それに善悪逆転装置を作ったのは私だけじゃ――」


食峰「みんな〜☆やりぎちゃダメよ〜☆」

帆風「あ・・・あの///・・・女王?・・・・・・ど、どうして私を膝枕してくださるのですか?・・・と、とてもうれしいですけど///・・・」カァ〜

食峰「いいのよぉ。あなたは満喫力してればぁ☆」ナデナデ

帆風「は、はい・・・///」


アイアンマン「アベンジャーズ!アッセンブルー!」

 〜おしまい〜
149 : ◆t8EBwAYVrY [saga]:2019/11/08(金) 22:19:57.08 ID:7dK406hX0
これにて完結です。長々とすみません
時系列がいつかとか、話の整合性とかはご容赦ください。下記の映画やコミックもよろしく!
それではここまで読んでくれた方、ありがとうございました



https://www.amazon.co.jp/アベンジャーズ%EF%BC%8Fエンドゲーム-MovieNEX-デジタルコピー-MovieNEXワールド-Blu-ray/dp/B07T6TTG4V/ref=sr_1_8?__mk_ja_JP=%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%82%AB%E3%83%8A&keywords=%E3%82%A2%E3%83%99%E3%83%B3%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%BC%E3%82%BA+%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%83%89%E3%82%B2%E3%83%BC%E3%83%A0&qid=1573218548&sr=8-8


https://www.amazon.co.jp/フィアー・イットセルフ-MARVEL-マット・フラクション/dp/4864913463/ref=sr_1_1?__mk_ja_JP=%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%82%AB%E3%83%8A&keywords=%E3%83%95%E3%82%A3%E3%82%A2%E3%83%BC%E3%82%A4%E3%83%83%E3%83%88%E3%82%BB%E3%83%AB%E3%83%95&qid=1573218642&sr=8-1


https://www.amazon.co.jp/シャザム-魔法の守護者-NEW-52-DC/dp/4796875344/ref=sr_1_11?__mk_ja_JP=%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%82%AB%E3%83%8A&keywords=%E3%82%B7%E3%83%A3%E3%82%B6%E3%83%A0&qid=1573218754&sr=8-11


https://www.amazon.co.jp/とある魔術の禁書目録外伝-とある科学の超電磁砲-1-電撃コミックス-冬川-基-ebook/dp/B0777GW6BC/ref=sr_1_5?__mk_ja_JP=%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%82%AB%E3%83%8A&keywords=%E8%B6%85%E9%9B%BB%E7%A3%81%E7%A0%B2%E5%A4%96%E4%BC%9D&qid=1573218830&sr=8-5


https://www.amazon.co.jp/とある科学の超電磁砲外伝-アストラル・バディ1-とある科学の超電磁砲外伝-アストラル・バディ-電撃コミックスNEXT-乃木-ebook/dp/B0779N8VZP/ref=sr_1_7?__mk_ja_JP=%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%82%AB%E3%83%8A&keywords=%E8%B6%85%E9%9B%BB%E7%A3%81%E7%A0%B2%E5%A4%96%E4%BC%9D&qid=1573218830&sr=8-7
141.29 KB Speed:0   VIP Service SS速報VIP 更新 専用ブラウザ 検索 全部 前100 次100 最新50 新着レスを表示
名前: E-mail(省略可)

256ビットSSL暗号化送信っぽいです 最大6000バイト 最大85行
画像アップロードに対応中!(http://fsmから始まるひらめアップローダからの画像URLがサムネイルで表示されるようになります)


スポンサードリンク


Check このエントリーをはてなブックマークに追加 Tweet

荒巻@中の人 ★ VIP(Powered By VIP Service) read.cgi ver 2013/10/12 prev 2011/01/08 (Base By http://www.toshinari.net/ @Thanks!)
respop.js ver 01.0.4.0 2010/02/10 (by fla@Thanks!)