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風太郎「短編集?」
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1 :
◆AflOiH61Ug
:2019/04/19(金) 03:53:11.55 ID:wMHq6iNb0
別の板で建てていたのですがスレチに気付いたので改めてこちらでマイペース更新することにしました。とりあえずこれまで書いたやつをちょこちょこ貼っていきます。
SSWiki :
http://ss.vip2ch.com/jmp/1555613591
2 :
◆AflOiH61Ug
:2019/04/19(金) 03:55:41.34 ID:wMHq6iNb0
【雪】
五月「見てください上杉くん!雪ですよ!雪!」
上杉「そんなにはしゃぐもんか?」
五月「だっていつ見ても綺麗じゃないですか。童心を思い出す感じがします。」
上杉「そりゃ良かったな」
上杉「なぁ、五月」
五月「はい?」
上杉「まさか食べたいからって毎年雪を楽しみにしてる訳じゃないよな...?いくら貧乏の俺でもさすがにそれは...」
五月「なっ...!しませんよそんなこと!上杉くん酷いです!」
上杉「じ、冗談だよ、悪かったってそんなに叩くな五月」
五月「もう、上杉くんはもう少し女の子に対するデリカシーを持つべきです!」
上杉「らいは以外の女子に対するコミュニケーション能力なんぞ必要ないからな、ハッハッハ」
上杉「...昔の話だがな」
五月「? それってどういう意味でしょうか?」
上杉「知らん!俺はなんも言ってないぞ!」
五月「あーっ!ズルいですよ!教えてください!」
上杉「しつこいぞ五月!宿題はやったのか!?」
五月「えぇっと......」
上杉「お前なぁ...」
3 :
◆AflOiH61Ug
:2019/04/19(金) 03:58:53.61 ID:wMHq6iNb0
【雪合戦】
上杉「さみぃ...」ザッザッ
四葉「えいっ!」
ボスッ
上杉「うぉっ、冷たっ!誰だこんなこと...って四葉か」
四葉「へっへーん!スキありですよ上杉さん!」
上杉「突然投げたら危ないだろ」
四葉「今のは避けれない上杉さんが悪いですよ!」
上杉「背後から飛んできた雪玉みんな避けられるの?エスパーか何かかよ」
四葉「! さては上杉さん、雪合戦をしたことがありませんね?」リボンピーン
上杉「勘違いするな、俺は雪合戦する相手がいなかったわけじゃなくそんなことするくらいなら勉強する方が有意義だと思っていただけだ」
四葉「経験がないこと自体は否定しないんですね...」
上杉「お前は結構頻繁にしてそうだな」
四葉「そんなことないですよ?」
四葉「昔は姉妹5人でよくやったものですが...みんな大人になってしまって、私だけ取り残された気分です」
上杉「なんだそんなことか」
四葉「そんなこととはなんですか!」プクー
上杉「悩んでる暇があったら誘ってみればいいじゃないか、あいつらも案外まだまだ子供だぞ」
四葉「そんなことは...」
上杉「おっ、丁度いいところに二乃がいるな」シュッ
4 :
◆AflOiH61Ug
:2019/04/19(金) 03:59:56.98 ID:wMHq6iNb0
ボスッ
上杉「...」
四葉「...」
上杉「い、今のはわざと手前に落ちるように投げたんだ!顔にでももし当たったりしたら危ないからな!」
四葉「そ、そうですか...」
二乃「何、フータロー私に雪玉当てようとしてたの?いい度胸じゃない」
上杉「ま、待て二乃!今のは違くてだな...」
二乃「食らいなさいっ!」シュッ
上杉「ぐっ...お前どこにそんな力が」
二乃「ほら四葉!あんたも投げなさいよ!」
四葉「...!うん!」
四葉「ごめんなさい上杉さん!私達のために雪玉を受けてくださーい!」シュッ
上杉「うわっ、お前ら俺ばっか狙うなよ!冷たっ!」
二乃「フータロー!そんなんじゃ私達には勝てないわよー!」
このあとめちゃくちゃ当てられた
5 :
◆AflOiH61Ug
:2019/04/19(金) 09:07:02.43 ID:wMHq6iNb0
【作戦】
一花「やっ!おっはー!」
上杉「お前はホントそれ好きだな、そんなに甘いものばかり飲んでたら糖尿になるぞ」
一花「うわっひっどーい、はいこれフータロー君の分」
上杉「コーヒーは飲めないと前にも言ったはずだが...なんだこれは?」
一花「ふっふっふ、今回はちゃんとフータロー君でも飲めそうなものにしておいたんだよ」
上杉「ならせっかくだし頂くとするか」
上杉「ん、なかなか飲みやすいなこれ、ありがとな」
一花「...」
上杉「一花?」
一花「え、あ、うん!どういたしまして!」
一花(うぅ...顔がニヤケちゃう...我慢我慢!)
〜放課後〜
一花「そうだフータロー君、テストも近いし、久しぶりに泊まりこみで勉強教えてよ」
上杉「今日か?えらく突然だな、意欲があるのはいいことだが」
一花「最近結構忙しくてろくに勉強出来てなかったからね、1度しっかり教えてもらおうと思って」
上杉「そういうことなら構わん、あとで向かうから待っていてくれ」
一花「はーい」
------------------------------------------
一花「ん〜〜疲れた、ありがとうフータロー君」
上杉「自分から言い出しただけあって頑張ったな、他の四人はとっくに寝たのに」
一花「そりゃあ褒めt...みんなに遅れを取りたくなかったからね!」
6 :
◆AflOiH61Ug
:2019/04/19(金) 09:08:01.26 ID:wMHq6iNb0
一花「そ、それよりフータロー君!お願いがあるんだけど」
上杉「なんだ?まだ分からないところがあるのか?」
一花「違うよ、明日ちょっと朝早くから仕事があるんだ。でも私ってほら、朝弱いじゃん?だからフータロー君に起こしてもらいたいなーって」
上杉「それくらいなら別にいいぞ、今日は疲れただろうからもう寝ろ」
一花「うん、おやすみ。フータロー君 」
---------------------------------------------
チュンチュンッ
一花(ふっふっふ、フータロー君争奪戦も二乃や三玖に遅れをとってるからね)
一花(改めて意識するとすごく恥ずかしいけど、起こしに来たフータロー君を寝ぼけてるフリしてお姉さんの体でメロメロにしちゃうぞ)
ガチャッ
一花(来たっ!)
??「一花〜!起きてください」ユサユサ
一花「んー、おはよーフータロー君」ギュッ
??「あわわ...一花早く起きてください!」
一花「ん...?って五月!?フータロー君は!?」
五月「彼に一花を起こすよう頼まれたんですよ。どうせ裸で寝てるんだろうし俺なんかに見られたら可哀想だろう、と」
一花「......」
五月「一花?」
一花「も〜!!フータロー君のバカ〜〜!!!」
7 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/04/19(金) 22:22:47.21 ID:A6PanRmA0
ほんと一花はこの感じが好きだったのに
なぜ原作はああなってしまったんだろう
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