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【艦これ】龍驤「足りなかったもの」その3【安価】

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776 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/04/27(土) 15:40:04.50 ID:Cjl5hf0+O
薄ぺらい感情というか内容だないつも
こんな鎮守府はダメとか嫌いとか言ってたのが直ぐ「ここにいたいよぉ」のバカの一つ覚えみたいなのばかり
777 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/04/27(土) 16:34:32.44 ID:wU+NNY5WO
キャラが死ぬよりかはマシ
778 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/04/27(土) 20:09:00.13 ID:ziZDvgGF0
ーー

清霜「今日は飛鷹さんとデートの約束してた日だけど、やっぱりやめといた方が良いよね…」


清霜「天城さん達が帰った影響で艦隊は忙しいし、予備戦力はできるだけ居た方が良いもんね」


清霜「白露さん達がここに来てくれたのは良いけどまだ連携を取れるまでは仲良くなれてない。そうなると元々居たメンバーで頑張るしかないんだ」


清霜「楽しみにしてただろう飛鷹さんには悪いけど…うん、やっぱり次にしようって言いに行こう」


清霜「白露さん達と仲良くなって、前みたいに余裕が出てきてからでも遅くないからね!」


清霜「そうと決まれば早速飛鷹さんのとこに……」
779 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/04/27(土) 20:11:53.69 ID:ziZDvgGF0
飛鷹「清霜」


清霜「飛鷹さん!ちょうどそっちに行こうとして…あれ?なんで制服のままなの?」


飛鷹「良かった、まだ着替えて無かったわね。そのままの服装で来て」


清霜「え、ええ?清霜は今日のデート…断る…」


飛鷹「清霜、行くわよ」


清霜「あ……はい…」


清霜(なんだろう…いつもみたいに挙動不審じゃなくて、こんなにしっかりしてるなんて。何かあるのかな……?)


下1〜3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
780 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/04/27(土) 20:14:10.84 ID:LQ6t1enJ0
重巡級を含む深海棲艦の中規模艦隊が鎮守府近海に浸透していた
781 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/04/27(土) 20:18:29.43 ID:Nwn0wkJ10
「まるゆ号がいいもの
くれた」と教える飛鷹
782 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/04/27(土) 20:24:01.92 ID:H9a6WJ9U0
例の子のお墓参り 暫く行けてなかったからと飛鷹
783 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/04/27(土) 20:29:55.90 ID:ziZDvgGF0
ーー墓地


清霜「このお墓が…」


飛鷹「私と仲の良かった子どものお墓よ。ここで眠っているの」


清霜「そっか…」


飛鷹「今日はこの子の命日なのよ」


清霜「あ…だから制服で」


飛鷹「退院したら私の出撃した姿も見に来るって行ってたのよ。それは無理だから合同演習の時に見に来てねって……」


飛鷹「この子との約束……何も守れなかった。一緒に星も見れなかったし、この姿も見せられなかった」


清霜「で…でも清霜と飛鷹さんで流れ星を見た時にあの子の声を聞いたんだよね?」
784 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/04/27(土) 20:33:07.10 ID:ziZDvgGF0
飛鷹「ええ……ありがとうって言ってくれた。でも生きてる時には一緒に見れなかった」


清霜「……」


飛鷹「ありがとう清霜、私のわがままに付き合ってくれて」


清霜「ううん、そんな事無いよ…」


飛鷹「…清霜はもう帰っていいわ」


清霜「え?」


飛鷹「私はこれからやることがあるの」


清霜「何をするつもりなの?」


飛鷹「言えない……言いたくないというべきかしら」


清霜「ダメだよそんなこと!」
785 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/04/27(土) 20:35:48.20 ID:ziZDvgGF0
飛鷹「安心して、悪いことじゃないわ。ただ…清霜を巻き込みたくないの」


清霜「じゃあなんでここまで着いてこさせたのさ!本当は清霜に着いてきて欲しいんでしょ!」


飛鷹「……」


清霜「本当に巻き込みたくないなら鎮守府から清霜を出さなかった!ここまで連れ来る必要は無かったでしょ!」


飛鷹「……」


清霜「ここまで来たら何がなんでも着いていくから!絶対帰らない!」


飛鷹「安価」


下1〜3高コンマ 飛鷹の台詞や行動などを
786 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/04/27(土) 20:43:38.93 ID:uZ90tTlIO
「ありがとう じゃあもう少しの間だけ勇気を頂戴ね?」と頭を撫でる
787 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/04/27(土) 20:44:57.94 ID:K6D9t/JDo
この子の親も今日はここに来るだろうから……会いたいとか話したいとかはまだ整理出来てないけど
788 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/04/27(土) 20:55:40.29 ID:dihJXdY0o
>>786
789 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/04/27(土) 21:05:52.90 ID:ziZDvgGF0
飛鷹「この子の親も今日はここに来るだろうから……」


清霜「その子って清霜に似てるんだよね」


飛鷹「喋り方や雰囲気は違うけど、見た目はそっくりよ」


清霜「いいよ、その親御さんに清霜も会う!」


飛鷹「ただ会うんじゃないんだけど…そうよね、ここまで呼んだんだもの。もう少し私の側に居て」
790 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/04/27(土) 21:09:23.31 ID:DtsITkBno
(謎髪色もかな?)
791 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/04/27(土) 21:09:30.56 ID:ziZDvgGF0
ーー

清霜「これからどこに行くの?」


飛鷹「あの子が亡くなった病院よ」


清霜「何をしに行くの?」


飛鷹「……」


清霜「飛鷹さん?」


飛鷹「あの病院を訴えるの」


清霜「え…!!」


飛鷹「あの子が亡くなったのは病院のせいなのよ」


清霜「ちょっと待って!あの子は深海棲艦の襲撃で病院の電源がやられて、手術中に亡くなったんでしょ!?」


飛鷹「私もそう聞いてた。だからどうしようもないって諦めてたのよ」
792 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/04/27(土) 21:16:23.28 ID:ziZDvgGF0
飛鷹「病院には非常用電源も無かった。だからあの子はどうやっても助からなかった」


飛鷹「でもそうじゃなかった。あの時には仮設だけど非常用の電源が一基あったの」


飛鷹「その電源があれば一人くらい手術を続けることが可能だったの」


清霜「…でも無理だったんでしょ?仮設だったから手術をできるくらいの電力も供給できなかった。だからあの子は助からなかったんだよ」


飛鷹「清霜、あの時手術をしてたのはあの子だけじゃないのよ」


清霜「……!!」
793 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/04/27(土) 21:21:03.00 ID:ziZDvgGF0
飛鷹「襲撃があった時にあの子以外に手術をしたっていう記録には残って無かった。いえ…消したんでしょうね」


清霜「じゃああの子は…助かる可能性もあった?」


飛鷹「…そうよ。あの子は病院の都合で殺されたのよ」


清霜「……」


飛鷹「もう一人は誰でどんな手術をしていたかまでは分からない。でも記録を消したということは明るみで出たらまずいということ」


清霜「証拠はあるの…?」


飛鷹「ガンビアベイに動いてもらったわ」


清霜「……」


飛鷹「あの子は何故死ななければならなかったのか。命を助けるはずの病院が命を天秤にかけたのよ」


飛鷹「私はそれが許せない……!!あの子はまだ生きたがってた!!」


下1〜3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
794 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/04/27(土) 21:24:07.50 ID:Nwn0wkJ10
生命維持装置について調べてみる
795 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/04/27(土) 21:26:05.58 ID:f+hNLt74o
清霜「非常用電源がないって言い張るってそれ義務違反してますって言ってるよね?病院じゃないんじゃ?」
796 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/04/27(土) 21:32:05.45 ID:AgKcfCdyO
もし手術の記録が残っていたとして、飛鷹さんやご両親は手術をされてた人や病院を恨まずにいられた?
病院がシロとは言わない、でも非常事態に究極の選択は起こりうるんだよ
だから理由を探らなきゃ
797 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/04/27(土) 21:42:08.43 ID:ziZDvgGF0
清霜「非常用電源がないって言い張るってそれは義務違反じゃないの?」


飛鷹「非常用電源はちゃんとあったのよ。でもそこが深海棲艦の襲撃で壊されたの」


清霜「あ、そっか…」


飛鷹「だから最初は諦めてたの。あの子はどうやっても助かることは無かったって」


飛鷹「でもガンビアベイの調べでメインとは別に仮設電源があることがわかった。襲撃があった時にも動く状態だったのも分かったのよ!!」


清霜「じゃあやっぱり…」


飛鷹「あの子は殺された!!」
798 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/04/27(土) 21:49:57.71 ID:ziZDvgGF0
飛鷹「いずれにせよ病院には説明責任がある。なぜ他の手術の記録を無くしたのか、なぜあの子ではない方を助けたのか!」


清霜「それは…」


飛鷹「絶対に許せない……」ぶつぶつ


清霜(飛鷹さんの目…よくない目をしてる。感情が偏ってるんだ)


清霜(でも清霜にはどうしようもできない…もしかしたらニュースになるような事かもしれないよね)


清霜(お願い飛鷹さん…変なことは考えないで)


下1〜3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
799 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/04/27(土) 21:52:13.74 ID:bhjv9Xxj0
病院は見た目はそのままに名前が変わっていた。

担当者「手術記録はないですよ。この病院は開設してからまだ1年もたってないのだから」
800 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/04/27(土) 21:52:52.24 ID:ejmYH+S2O
今のお話もっと詳しく!と「報道記者」と腕章つけた青葉さん登場
801 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/04/27(土) 21:53:16.24 ID:DtsITkBno
親御さん達と会う二人
802 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/04/27(土) 21:53:41.76 ID:AgKcfCdyO
>>800
803 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/04/27(土) 22:09:22.13 ID:ziZDvgGF0
ーー病院

担当者「手術記録はないですよ。この病院は開設してからまだ一年も経ってないんですから」


飛鷹「ふざけてるんじゃないわよぉ!!」


担当者「何もふざけてませんが?」


飛鷹「あんたねぇ…!」


清霜「飛鷹さん、これ以上騒ぐと病院の迷惑になっちゃうよ」


飛鷹「でも!」


清霜「もし警察でも呼ばれたらこっちが不利だよ」ボソッ


飛鷹「ぐ……!!」


担当者「深海棲艦からの攻撃で被害を受けて、立て直す中で経営者が代わったんです。その時に病院の名前も変わったんですよ」


担当者「ですので攻撃を受ける以前の事は何も分かりません。先生方もほぼ全員あの頃からは代わってます」


飛鷹「……」
804 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/04/27(土) 22:11:44.50 ID:ziZDvgGF0
ーー

清霜「病院の名前も経営者も先生も代わってるならもう無理だよ…」


飛鷹「……」


清霜「飛鷹さん、どうしようもないことに固執するよりこれからの事を考えよ?」


飛鷹「……」


清霜「ね……飛鷹さん。今日なら清霜のこと好きにしていいよ」


飛鷹「……」


清霜「あの子のこと、忘れさせてあげる。だから飛鷹さん、前を向いていこ…?」


飛鷹「安価」


下1〜3高コンマ 飛鷹の台詞や行動などを
805 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/04/27(土) 22:13:07.38 ID:dihJXdY0o
清霜の胸を借りて泣く飛鷹
806 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/04/27(土) 22:17:16.71 ID:AgKcfCdyO
>>805
807 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/04/27(土) 22:18:07.66 ID:/GJbOO5DO
ほぼ全員…言葉のあやかもしれないが一応残った医師が居ないか探す飛鷹
808 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/04/27(土) 22:28:19.89 ID:ziZDvgGF0
ーーホテル


清霜「飛鷹さん……ここなら誰も見てないよ」


飛鷹「……」


清霜「この部屋には清霜と飛鷹さんの二人っきり。誰にも邪魔されない」


飛鷹「……」


清霜「いいよ…飛鷹さん」


飛鷹「清霜…………」


清霜「こっちにおいで、飛鷹さん」
809 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/04/27(土) 22:34:00.25 ID:ziZDvgGF0
飛鷹「ううぅうぅぅぅぅ……!!」


清霜「清霜の胸ならいくらでも貸してあげる」


飛鷹「わあぁぁぁぁ……!」


清霜「大丈夫だよ飛鷹さん…」ギュッ


飛鷹「ひぃ………うっ……」


清霜「飛鷹さんは何も悪くないの。自分を責めないで。あの子が亡くなったのは飛鷹さんのせいじゃない」


清霜「…本当にあの子を病院が見殺しにしたんならきっとバチが当たる。因果応報はあるんだよ」


清霜「飛鷹さん…前を向いて行こう。そうするのが一番あの子が喜んでくれると思うな」


清霜「辛いなら一緒に頑張ってあげるからね……」


下1〜3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
810 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/04/27(土) 22:42:59.34 ID:H9a6WJ9U0
思いっきり泣いた後その子の両親宅に行く二人 そこには土下座している政界の大物が……
811 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/04/27(土) 22:47:05.05 ID:ejmYH+S2O
>>800
812 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/04/27(土) 22:52:07.29 ID:f+hNLt74o
深海提督に違和感を持ち始める深海海月姫
813 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/04/27(土) 22:53:51.30 ID:dihJXdY0o
>>810
+あの時臓器移植を受けた娘も半年経たずに死んでしまった
どうするべきか悩み続けたが謝罪するべきだと決意したと
814 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/04/27(土) 23:05:27.43 ID:ziZDvgGF0
ーー

清霜「今日はもうあのままずっと泣きっぱなしかと思ってたよ」


飛鷹「ううん…あの子にお線香……あげたい…」


清霜「そっか。じゃあ行こう」


飛鷹「ええ……」


清霜(良かった、なんとか変な方向に歪むことは避けられたかな)
815 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/04/27(土) 23:11:06.39 ID:ziZDvgGF0
清霜「……この家なんだよね?」


飛鷹「ええ…」


清霜「誰か来てるのかな?話し声が聞こえるね」


飛鷹「あの子の命日だから…お友達とか…来てるのよ…」


清霜「そっか、そうだよね」


清霜(変な車も止まってる気がするけど、これは家の人のだよね)
816 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/04/27(土) 23:15:33.75 ID:ziZDvgGF0
清霜「すいませんお邪魔します…」


「……!!」


清霜「誰か怒ってるの?結構大きい声がするけど」


飛鷹「……!!」ダダダッ


清霜「飛鷹さん!?人の家なのにそんな走っちゃダメだよ!」


清霜「もう……!怒られても知らないよ!」タタタッ
817 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/04/27(土) 23:20:50.02 ID:ziZDvgGF0
政治家「すまなかった…!」


「今更なんだ!うちの娘はあんたの娘の身代わりにされたんだ!」


飛鷹「どういうことですか」


「飛鷹さん…」


政治家「深海棲艦の攻撃で病院が半壊した時、私の娘の手術を優先してもらったんだ」


飛鷹「お前が……!!」ガタッ


清霜「やめて飛鷹さん!相手は人間だよ!」


飛鷹「離して清霜!アイツは私が……!」
818 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/04/27(土) 23:28:29.79 ID:ziZDvgGF0
政治家「…あの病院は私の口添えで建てたんだ。少しくらい優先してもらうならいいだろうと思った」


政治家「もう一人の女の子も助かる、そう聞いていた。だから私の娘の手術を優先してもらった」


政治家「それが、まさか……」


飛鷹「まさかも何も無い!お前が余計な事を言わなければあの子は死ぬことは無かった!」


政治家「…言い訳させてもらうなら私も親なんだ。我が子を優先したくなる気持ちはある」


飛鷹「言い訳するな!!今更謝りに来てもあの子は生き返らない!」


政治家「…その通りだ」


飛鷹「ふざけるな……お前は許さない!!」


下1〜3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
819 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/04/27(土) 23:32:35.72 ID:dihJXdY0o
臓器移植が成功したかのように見えた娘も死んでしまった、本当に取り返しのつかない判断をしてしまったと話す政治家
820 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/04/27(土) 23:36:37.20 ID:Ho4nRn7DO
衝動的に政治家を殺害してしまう飛鷹
821 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/04/27(土) 23:37:40.37 ID:AgKcfCdyO
政治家
許してもらえるとは思っていない、これから進める政策のためにケジメをつけたかった
822 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/04/27(土) 23:39:04.06 ID:/GJbOO5DO
すまない事をしたと思っている…だがなら私の娘が死ねばよかったのか…?私を殺したいならそうしたらいい、その覚悟はしてきたつもりだと政治家
823 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/04/27(土) 23:39:22.46 ID:DtsITkBno
清霜「飛鷹さんやめて! その人を殺してもあの子は生き返らないんだよ!」
政治家をの胸元掴みながら泣き落ちる飛鷹に>>819
824 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/04/27(土) 23:41:14.31 ID:qVgjXnxAO
>>820
こういうの嫌い
825 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/04/27(土) 23:54:38.26 ID:ziZDvgGF0
政治家「…私の娘も死んだんだ」


清霜「そんな…」


政治家「臓器移植は成功したと思ったんだが……本当に取り返しのつかない判断をしてしまった」


飛鷹「今更遅いのよぉぉぉ!!返して!あの子を返してよぉ!!」


政治家「……すまない」


「政治家というのは楽な仕事ですね。頭を下げたり記憶が無いと言ってるだけでお金がもらえるんですから」


政治家「……」
826 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/04/27(土) 23:58:15.96 ID:ziZDvgGF0
飛鷹「こうなったら…殺……」


清霜「飛鷹さん!それ以上は考えちゃダメ!!」


清霜「この人にはもう因果が返ってる!命に優劣を付けたバチはもう当たってるの!」


清霜「人間は神様じゃない!本当は命を選ぶ権利なんて無いんだ!」


政治家「……その通りだと思う…」


清霜「本当に悪いと思ってるなら貴方は罪を償って。病院の当時の偉い人もちゃんと告発して」


政治家「…わかった」
827 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/04/28(日) 00:00:51.11 ID:q6giPOoM0
清霜「それから飛鷹さん、艦娘も神様じゃないよ」


清霜「罰を下すのは清霜達じゃない、それは間違ってる」


飛鷹「……!」


清霜「この人を殺すのは簡単だよ。でもそれじゃあの子は喜ばない」


清霜「飛鷹さん…分かってくれた?」


飛鷹「安価」


下1〜3高コンマ 飛鷹の台詞や行動などを
828 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/04/28(日) 00:07:28.16 ID:CaBEre2DO
解ってるわ…それに私だって命に優劣を付けているのかもしれない
あの子と政治家の娘さんなら私だってあの子を優先する
結局命の価値は平等ではないのね…と落ち込む
829 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/04/28(日) 00:09:50.02 ID:U2+4VPELO
>>828
憎しみの衝動で行動するとどうなるのか分かっているのに自分の事となると冷静になれなかったわ
830 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/04/28(日) 00:12:07.81 ID:zOpbo6spo
清霜がいてくれないと私取り返しのつかないことをしてたかもしれない
831 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/04/28(日) 00:12:29.17 ID:SfZDpjYKo
「少し外に出てくる」と
「変な気は起こさないから、一人にして…清霜もあの子に線香上げてあげて」と
832 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/04/28(日) 00:17:58.35 ID:q6giPOoM0
飛鷹「やっぱり清霜に来てもらって良かった…そうじゃないと私…取り返しのつかないことをしてたかもしれない……」


飛鷹「…貴方はこの後すぐに警察に行きなさい。分かってるわね」


政治家「…はい」


飛鷹「……少し外に出てくるわ」


清霜「飛鷹さん!」


飛鷹「大丈夫よ…変な気は起こさないから、一人にして……そうだ、清霜もあの子に線香あげて。きっと喜ぶから…」ガチャ


清霜「……」
833 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/04/28(日) 00:23:02.75 ID:q6giPOoM0
ーー海岸

飛鷹「あの子の事はもう吹っ切れたと思ってたけど…全然だったわね…」


飛鷹「きっと清霜に執着していたのもそれが原因……悪いことしちゃってたわね」


飛鷹「…命って何なのかしら」


飛鷹「あの子はあそこで死ななければならなかったの?」


飛鷹「それが運命……」


飛鷹「あの政治家が干渉しなければ運命は違う道を辿っていた」


飛鷹「……」


飛鷹「私はどうすれば良いの」
834 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/04/28(日) 00:27:05.91 ID:q6giPOoM0
ザザァ……


飛鷹「そうよね、海に問いかけても何も返ってこない」


飛鷹「…どうすれば乗り越えられるのかしら」


飛鷹「これから先もっと辛いことが待っているの?その度にこんな思いをしなきゃいけないの?」


飛鷹「……無理よ」


ザァァァ…ザァァァ…


飛鷹「海……」


飛鷹「……」


下1〜3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
835 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/04/28(日) 00:32:13.80 ID:aDzffFQp0
浜にはクラゲの死骸が打ち揚げられている。飛鷹はそれに無意識のうちに視線を奪われる。
結局はみんなあのクラゲと同じなんだ、飛鷹は呟いた。
836 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/04/28(日) 00:33:02.80 ID:U2+4VPELO
そのまま浜辺に寝そべって夜になり、星を見てあの子の分まで生きると決める
一瞬でも逃げ出そうと気の迷いを起こした自分を恥じる
837 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/04/28(日) 00:36:18.39 ID:De1KLT/80
髪を首元でバッサリ切って海に投げ捨てて吹っ切る
838 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/04/28(日) 00:53:15.23 ID:q6giPOoM0
飛鷹「……クラゲが打ち上げられてる」


ザザァ…ン…


飛鷹「結局は皆んなあのクラゲと同じなのね……人知れず死んで…誰にも弔われる事も無い…」


飛鷹「一日どれくらい死んでるの?その中で私達が救えてる命はどれだけ?」


飛鷹「なんて……虚しいのかしら……」


飛鷹「殺すなんて一瞬なのよ。引き金を引けば終わる。でも守るにはどれだけの時間と労力がかかるの?」


飛鷹「結局……壊す方が楽なのね…」
839 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/04/28(日) 00:58:40.26 ID:q6giPOoM0
飛鷹「…なに?」


ザ……ァ……ァ…


飛鷹「海が……呼んでる…?」


ザザ………ザァ…


飛鷹「暗く…深い……海…」


飛鷹「そこが私の……」


飛鷹「行くべき……場所……………」


下1〜3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
840 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/04/28(日) 01:01:58.85 ID:U2+4VPELO
戻るのが遅いのを心配した清霜がやってきて止める
そんなの駄目だよ!飛鷹さんがいるべき場所はそこじゃないんだ!
841 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/04/28(日) 01:06:28.33 ID:SfZDpjYKo
親御さんたちが見に来た
「清霜さん…でしたか、家で待ってますよ、飛鷹さんあなたがきっと戻ってくるからって。
…………あの子を裏切るおつもりですか?」(腰まで海に浸かってた飛鷹我に返る)
842 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/04/28(日) 01:07:02.31 ID:NOSmO1f5o
>>840
+あの子の両親もやってきて、私達はあの男がこれからどうするか見張っていきます。それが役目だと思っています。
貴女はこれからどうしますか?と問いかける
843 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/04/28(日) 01:14:03.82 ID:q6giPOoM0
飛鷹「そう……そこに私が求めるものがあるの…」バシャッ


飛鷹「暗く…深い……海の底…」ザパッ


飛鷹「深い……海の…」ザパッザパッ


飛鷹「深海………」


清霜「飛鷹さん!!!!」


飛鷹「……」
844 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/04/28(日) 01:18:10.93 ID:q6giPOoM0
清霜「そんなの駄目だよ!飛鷹さんがいるべき場所はそこじゃないんだ!」バシャバシャッ


飛鷹「……」


清霜「戻ってきて飛鷹さん!!こうなったら力尽くで…!」グググッ


飛鷹「……」


清霜「う……!ビクともしない…!」


飛鷹「深い…深々の……」


清霜「戻ってきてよ!飛鷹さん!!」


下1〜3高コンマ 清霜の行動やその他起こったことなどを
845 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/04/28(日) 01:23:34.11 ID:3GrXPhq8O
止められなかった
846 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/04/28(日) 01:23:42.08 ID:NOSmO1f5o
ごめんなさい!と言いながら飛鷹に本気ビンタ
それが飛鷹さんの選択ならあの子もうかばれないよ!残した人、残される人の気持ちも考えてよ!と怒る清霜の言葉が届いてハッとする飛鷹
847 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/04/28(日) 01:23:50.58 ID:SfZDpjYKo
キスして意気地なし!(ホテルでも私は覚悟してたのに)また逃げるの!と怒鳴る
848 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/04/28(日) 01:28:26.06 ID:q6giPOoM0
清霜「こうなったら……!」ガバッ


飛鷹「……!」


清霜「この意気地なし!また逃げるの!」


飛鷹「い……い…ま………」


清霜「飛鷹さんにキスしたの!」


飛鷹「キ…ス………」


清霜「飛鷹さんにだからしたんだよ!他の誰かならキスはしなかった!」


飛鷹「きよ…し……も…」


清霜「これ以上言わせる気!?早く戻ってきて!!」
849 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/04/28(日) 01:35:12.33 ID:q6giPOoM0
清霜「飛鷹さんのヘタレ!ホテルでは私も覚悟してたのに!」


飛鷹「きよ…し…も……」


清霜「駆逐艦の一人くらいメロメロにしてみせてよ!できないの!?」


飛鷹「私…………」スゥ…


清霜(目の色が戻った……?もう大丈夫なの…?)


飛鷹「……また迷惑かけたのね」


清霜「そんなのいつもの事だよ!清霜は何回も何回もホテルに誘われるし、着替えは覗かれるし!」


飛鷹「着替えは違う…!あれは……」


清霜「ん!!」スッ


飛鷹「え?」


清霜「手ぇ繋いで!帰るよ!」


飛鷹「……ありがとう」


清霜「…二度とこんな事しないで。破ったら別れるから」


飛鷹「え……えぇ!?」


清霜「なに?」


飛鷹「いや、その……別れるなら…付き合わないと…」


清霜「キスまでしたんだよ!?なんで分からないの!?」


飛鷹「あ…その……!」


清霜「もう…細かい話は帰ってからね!!」


ーー
850 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/04/28(日) 01:35:45.45 ID:q6giPOoM0
遅くまでありがとうございます


コメントなどあればお願いします
851 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/04/28(日) 01:43:57.81 ID:CaBEre2DO
お疲れ様でした
あの子の両親も同じ立場ならどうしていたかな
たまたま権力がある相手だったからそうなったけど仮に更に立場の弱い相手だったら?
一方的に責めるのはどうかと思った
852 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/04/28(日) 01:59:22.98 ID:SfZDpjYKo
深夜営業おつです
政治家さんはなんとも言えねぇ、何も知らなかった事にできたのに何故かを考えるとあああため息でる

飛鷹さんあの子にここまで想い深かったなんてやっぱり最初からロリコ…いや、これ以上は彼女の名誉の為に黙ろう、今度は離すなよ
853 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/04/28(日) 18:38:29.33 ID:s3sO7DRbO
やっぱ最近明るい回が少ないな…
854 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/04/28(日) 18:53:21.84 ID:JYQi7Uvc0
文学的素養のある子は今鎮守府にいるのかな
855 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/04/28(日) 19:50:34.28 ID:3BSiLoF4O
ーー


龍驤「どこの局でもこのニュースやっとるな」


ガンビアベイ「病院が二人の患者を天秤にかけたんです。しかもその天秤はお金によって傾いた」


龍驤「報道を見とる限りは院長と執刀医とかがグルやったんやな」


ガンビアベイ「政治家さんから院長さんへ自分の子どもを優先して欲しいとお金が流れた。そして非常電源をその子の為だけに使うよう指示を出して…」


龍驤「ほんまにコイツらは…命をなんやと思ってるんや」


ガンビアベイ「患者の命より…お金なんですね…」
856 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/04/28(日) 19:55:48.60 ID:3BSiLoF4O
龍驤「飛鷹と仲良かった子は手術が終わったら完治する可能性が高かった。でも政治家の子はそうやなかったのもタチ悪いな」


ガンビアベイ「移植手術が成功しても数十年とは生きられない…それを病院側は知っていて隠していた」


龍驤「膨大な治療費を引き続き払わせる為…」


ガンビアベイ「この事件の完全解決は難しいです。院長と政治家さんの電話は録音されていませんし、証拠が何もありません」


龍驤「当時の医者共も消息不明に行方不明。どこで何をやっとるかわからん」


ガンビアベイ「どうやっても救われません…」


龍驤「…後は警察や検察の仕事や。ウチらは自分らにできることをしよ」


ガンビアベイ「そうですね…」


龍驤「とりあえず飛鷹の様子を見に行ったろ。完全に治ったかはわからん」


下1〜3高コンマ 飛鷹の様子などを
857 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/04/28(日) 19:57:42.75 ID:lIHBSkeoO
清霜とお昼ご飯食べてる
858 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/04/28(日) 20:04:54.11 ID:LVGUSOg40
清霜とお話してて一見明るいが、どこか影がある。
859 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/04/28(日) 20:06:59.19 ID:NOSmO1f5o
ニュースを見ているが清霜と手を握っていて落ち着いてる
860 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/04/28(日) 20:14:08.53 ID:SfZDpjYKo
お金の流れがあったか……
861 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/04/28(日) 20:23:23.37 ID:3BSiLoF4O
ガンビアベイ「あの…見に行くも何もそこに居ますよ?」


龍驤「うそやん!?」


清霜「本当だよ〜」


飛鷹「龍驤さんだけ気付いてなかったのね」


龍驤「ウチもまだまだやな…」


清霜「何がまだまだなのか分からないけど、飛鷹さんなら大丈夫だよ」


飛鷹「清霜には迷惑かけちゃったわね…」
862 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/04/28(日) 20:26:32.81 ID:3BSiLoF4O
清霜「もし清霜が居なかったら飛鷹さんは沈んで…深海棲艦になってたかもね」


ガンビアベイ「入水自殺なんてやめて下さいね」


飛鷹「あの時…死ぬつもりは無かったの。ただ海が呼んでるような気がして……」


龍驤「どっちにしろあかんやつや。引き戻してくれた清霜には感謝しぃや」


飛鷹「もちろんよ、ありがとう清霜」


清霜「二度目は無いからね?次は自分でなんとかしてよね!」
863 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/04/28(日) 20:31:50.19 ID:3BSiLoF4O
龍驤「で…飛鷹らはどうするん?」


飛鷹「どうしようも無いわ。私達にできることは何もない」


清霜「お金を受け取った人が全員裁きを受けるように期待するしかないよ」


ガンビアベイ「それは難しいですね…」


龍驤「…そうやんな」


清霜「飛鷹さんは余計なことはもう考えちゃダメだからね」


飛鷹「大丈夫よ、心が不安定になったらあの子にお線香をあげるつもり」


龍驤「写真…もらってきたんやね」


飛鷹「これがあれば私は大丈夫。安心して」


下1〜3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
864 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/04/28(日) 20:36:27.65 ID:De1KLT/80
弱い自分にさようならをするために髪をバッサリ切る飛鷹
865 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/04/28(日) 20:37:29.83 ID:CaBEre2DO
あっちの龍驤が食堂またご飯を食べている
今度はタッパーまで持参している
866 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/04/28(日) 20:37:34.50 ID:SfZDpjYKo
二人の距離が自然に近い事を不思議に思い聞く龍驤
867 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/04/28(日) 20:57:53.30 ID:q6giPOoM0
龍驤「ほな飛鷹のことは清霜に任せるとして…ウチはあっちを片付けてくるわ」


リュウジョウ「間宮さん日替わり大盛りで!」


間宮「はい、少し待っていて下さいね」


リュウジョウ「それから弁当も作ってもらえれへん?」


間宮「お弁当ですか?」


リュウジョウ「せや!タッパー持ってきたからここにいっぱい入れてや!」


間宮「やれと言われればやりますけど…」
868 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/04/28(日) 21:05:56.93 ID:q6giPOoM0
龍驤「リュウジョウ〜好き勝手にやってくれとるなぁ?」


リュウジョウ「う…秘書艦……」


龍驤「ウチらのとこは食糧にそこまで余裕無いって言うてあったわな〜?」


リュウジョウ「だって……腹減るやん…」


龍驤「飯を食べるなとは言うてない。でもな、大盛り食べた上に持ち帰りはやり過ぎ違うか?」


リュウジョウ「違うねん、これには訳があるんよ」


龍驤「ほ〜ん…言うてみぃよ」
869 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/04/28(日) 21:09:52.92 ID:q6giPOoM0
リュウジョウ「ウチの能力は人よりお腹が空きやすいんよ。燃費が悪いって言うた方がええかな?」


龍驤「ほ〜ん…」


リュウジョウ「ほんでな、今は大事な任務中やねん。ウチの能力をフルで使っとるんや」


龍驤「その任務ってなんなんよ?」


リュウジョウ「それは言われへん」


龍驤「ほぉ…」


リュウジョウ「違うねん、キミらを巻き込みたくないんよ。あの組織に潜入しとるなんてバレたらどうなるか…」


龍驤「組織に潜入…?」


リュウジョウ「なんで知ってんのよ!?」


間宮「いや……貴女が言ったのよ…?」
870 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/04/28(日) 21:10:37.61 ID:lIHBSkeoO
あのさぁ…
871 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/04/28(日) 21:20:12.99 ID:q6giPOoM0
リュウジョウ「そうやねん…実は傀儡を使って戦争を続けようとしとる組織のアジトを突き止めてん。ほんでウチはそこに潜入して情報を集めてんねん」


龍驤「そんな事をしとったんか…」


リュウジョウ「でもな、その組織は大き過ぎて…いくら潜入しても何の成果もないねん」


龍驤「そんなに大きいん?」


リュウジョウ「せや…話で聞くと東京ドーム100こ以上の広さらしいわ」


龍驤「そこまで巨大な拠点を持っとったんか…」
872 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/04/28(日) 21:24:58.92 ID:q6giPOoM0
間宮「そこまで大きい建物なのに秘密にできてるの?」


リュウジョウ「それがな、連中の拠点は地下にあんねん。ある地点から下に広がっていって…イメージ的にはアリの巣みたいな感じやね」


リュウジョウ「そこへの物資は海から運ばれてとるのも分かった。拠点の一部が水中にあるんや」


龍驤「そうやったんか…」


リュウジョウ「あそこでは傀儡以外にも色々やっとる。今は傀儡の研究してる場所を突き止めるのに必死やねん」


龍驤「…そういう事情があるんやったらええ。好きなだけ弁当も持っていき」


リュウジョウ「ほんまに?」


龍驤「その代わり無茶せんといてや。アンタが頼みなんやで」


下1〜3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
873 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/04/28(日) 21:27:26.63 ID:5c3icwlSO
見間違いかもしれないが監視カメラを見ていたら早霜っぽいのがいたと話すリュウジョウ
874 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/04/28(日) 21:27:38.78 ID:FYppmYQi0
郊外の一軒家から地下都市を探ることとなった
875 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/04/28(日) 21:28:40.91 ID:1fHJxpmZO
同性カップルが新しくできて悶々としてる愛宕さん
那智を見るたびに胸が苦しくなっちゃう
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