工藤新一の部屋 攻防戦

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36 : ◆GWARj2QOL2 [saga]:2019/04/11(木) 21:00:03.33 ID:O4xVBtq8O
コナン「…」ギュイイイイイイン

コナン「(考え無しに出てきちまったが…一体どうする…)」

コナン「(こいつを隠すにしたって、おっちゃんの家は無理だ…!まだ蘭が俺を疑ってたとしたら、確実にバレる!!)」

コナン「(なら服部に…いやダメだ!!服部なら受け取りこそすれ隠し通せるとは思えねえ…)」

コナン「(アイツの部屋は週一で蘭よりもヤベェ和葉ちゃんの抜き打ちチェックが入るんだぞ!!)」

コナン「(少年探偵団は論外…安室さんには渡しづらい…!何よりあの人は普通に蘭にバラしそうだ…!)」

コナン「(新出先生は尚更…!)」

コナン「(警察は無理…だが博士ン家はアイツがいる!!!)」

…。

哀「今頃工藤君はどうしてるかしらねぇ」←

…。

コナン「(…ダメだ…!せめて高校生の知り合いでもいれば…!)」

コナン「(かと言って園子はダメだ!アイツは確実に怒って蘭に報告する…!)」

コナン「(…瑛祐は笑って受け取ってくれそうだが…今はアメリカ…!!)」

コナン「(こういうのを笑い飛ばすような奴…そんな奴、今の俺には…!)」

世良「アレー?コナン君じゃないか」

コナン「!!!」
37 : ◆GWARj2QOL2 [saga]:2019/04/11(木) 21:00:44.44 ID:O4xVBtq8O
世良「どうしたんだー?そんな必死な顔して」

コナン「…せ、世良姉ちゃん…」

世良「何か事件?ん?」

コナン「(…コイツは…コイツなら…或いは…?)」

世良「…何かそのリュックパンパンだねぇ?何が入ってるの?」

コナン「(…いや、同居人はどうする…!)」

世良「なあなあコナン君コナン君」ツンツン

コナン「(いや、だがコイツはこう見えてちゃんと正義感を持ってる…俺の教育上ダメだと没収される恐れが…)」

世良「コナン君!」

コナン「!」

世良「もー無視しないでよー…何か考え事か?」

コナン「う、ううん!大丈夫だよー…」

世良「…嘘だね」

コナン「…そ、そんなことないよー…」

世良「…そのリュックに何を隠してるのかなぁ…?」

コナン「…」

世良「もしかして…『ボクら』には見せられないモノなのかなぁ…?」ニンマリ

コナン「(八重歯を剥き出しに…!コイツ…勘付いてやがる!!)」

世良「んー…?」

コナン「(一番ヤベェ奴に出くわしちまった…!!)」

世良「…見せろっ!」ガバァ

コナン「うおヤベッ!!?」ギュイイイイイイン

世良「あ!待て待てー!」ブォォオオオオン
38 : ◆GWARj2QOL2 [saga]:2019/04/11(木) 21:01:44.87 ID:O4xVBtq8O
哀「…」カタカタ

阿笠「…哀君。入るぞい」ガチャ

哀「あら、工藤君は良いの?」

阿笠「…そろそろ本当の事を話してくれんか?何がどうなっているのか…」

哀「そんなに知りたいの?」

阿笠「新一が嘘をついとるのは何となくじゃが分かった。それに君のその余裕、何かあると思ってな…」

哀「…そうね。確かに彼は嘘をついてる」

阿笠「ならば、教えてくれんか。新一は一体何を隠しとるんじゃ?」

哀「…」

阿笠「…」

哀「…ま、そんな真剣な顔をするような事件ではないってことよ」

阿笠「…人質では、ないんじゃな?」

哀「ええ。『人』質ではないわ」

阿笠「……はぁぁぁぁ…」ペタン

哀「あら?私は一言も言ってないわよ」

阿笠「紛らわしいんじゃよ君は…子供達もあまりに泣くもんじゃからのう…」

哀「3人は?」

阿笠「泣き疲れて眠ってしもうたわい」

哀「あら。そんな信頼してるのね、工藤君の事を」

阿笠「当たり前じゃ。友達なんじゃぞ」

哀「じゃ、彼が帰ってきたら聞けば良いんじゃない?博士になら教えてくれるでしょ」

阿笠「君の口からは話せんのか?」

哀「あら。悪いけど私は彼と話さないって約束しちゃったから。条件付きで」

阿笠「…何やらご機嫌じゃのう…わしらは蚊帳の外みたいじゃが…」

哀「そう見える?」

阿笠「見えるも何も、笑顔が隠せとらんわい」

哀「…そう?」

阿笠「まあ、何事も無いなら良しとするわい。わしは子供達の誤解を解くとするかのう…」
39 : ◆GWARj2QOL2 [saga]:2019/04/11(木) 21:02:24.98 ID:O4xVBtq8O
世良「待て待てー!」ブォォオオオオン

コナン「(クソッ…!!このままじゃ埒があかねぇ!!)」ギュイイイイイイン

世良「正直に言わないと蘭ちゃんにバラしちゃうぞー!!」

コナン「(大丈夫だ…!物的証拠さえ無ければ例えバラされても何ともねぇ!!)」

世良「…」

コナン「(そうだ…アイツはまだこの中を見てねぇんだ!だから…)」

世良「コナン君がマネージャーを盗撮したがって」

コナン「何で知ってんだお前ェ!!!!」グギュギュギュギュ

世良「わーい捕まえたー!!」

…。
40 : ◆GWARj2QOL2 [saga]:2019/04/11(木) 21:03:01.92 ID:O4xVBtq8O
世良「へへっ。まさかコナン君がこんな趣味持ってたなんてなー」

コナン「…」

世良「おお…これは…」

コナン「(こいつ…いつの間にかリュックからいくつかDVDをくすねてやがったのか…)」

世良「へぇ。献身的なマネージャーをみんなで…へぇぇぇぇぇ」

コナン「(思えばこいつが俺に素直に挨拶するなんて事そうそうなかったな…奇をてらって抱きついてくるか驚かしてくるか…)」

世良「…ねえコナン君」

コナン「…ッ!?」

世良「君ってこういうパンツが好きなのかー?」

コナン「!?ち、違ッッ…そ、そそれは新一兄ちゃんのでさ!隠してくれって言われてて!!」あたふた

世良「…へぇぇぇぇぇ…」

コナン「(クソ…!間違いなくバレてやがる…!それが全部俺のものだって…!)」

世良「じゃあボクの見るー?」チラ

コナン「うおっ!?」

世良「へへー。照れてんじゃん」

コナン「あ、当たり前だよ!!そんな…」

世良「…なあ」

コナン「…ん…?」

世良「これ、ボクが預かっておいてやろうか?」

コナン「えっ!!?」
41 : ◆GWARj2QOL2 [saga]:2019/04/11(木) 21:03:31.41 ID:O4xVBtq8O
世良「別に良いよ。工藤君に会ったら渡せば良いんだろ?」

コナン「う…うん。うんうんうん…」

世良「全く工藤君も隅に置けないねー…あんな可愛い彼女がいるのに…ねぇ…?」

コナン「う…うん!そ、そそそうだね!!最低だよ新一兄ちゃん!!!」

世良「そうだねー。ひどいねー」

コナン「あ、あはは…」

世良「…コナンくーん…」

コナン「…は、はい…?」

世良「…貸し。一つだねぇ…?」ニヤァ

コナン「…あはは…」

…。

……。
42 : ◆GWARj2QOL2 [saga]:2019/04/11(木) 21:04:03.73 ID:O4xVBtq8O
コナン「…た…ただいまぁ…」ガチャ

小五郎「おー。お前今日飯食ってきたんだよな?」

コナン「あ、うん。食べてきたよ!もうお腹いっぱい!」

小五郎「ほー。じゃあとっとと風呂入って寝ろよ。もう夜遅いんだからよ」

コナン「…あ!でも今日特捜9…」

小五郎「わーったわーった。録画しとくからとっとと風呂入ってこい」

コナン「ありがとおじさん!」

蘭「あ、お帰りコナン君」

コナン「ン゛ッ!?」
43 : ◆GWARj2QOL2 [saga]:2019/04/11(木) 21:04:37.69 ID:O4xVBtq8O
蘭「…?」

コナン「…あ、ら、蘭姉ちゃん、ただいま…」

蘭「どうしたの?そんな顔して…」

小五郎「見慣れた顔だろ。何でそんな汗かいてんだ」

コナン「…は、走ってきたからかなー!?あはは…」

小五郎「…?」

コナン「じゃ、じゃあ僕お風呂入ってくるねー!」

小五郎「お、おお…」

蘭「…あ!コナン君!」

コナン「ハイッ!!?」

蘭「…今日はゴメンねー?何か変な事言っちゃったみたいで…」

コナン「…あ、全然…全然大丈夫…です…」

蘭「…じゃ、お風呂入ってきて!ね?」

コナン「う…うん!入ってきまーす!!」

蘭「…」

小五郎「…どうしたんだアイツ…?」
44 : ◆GWARj2QOL2 [saga]:2019/04/11(木) 21:05:11.19 ID:O4xVBtq8O
コナン「…」チャプン

コナン「…あ゛ー…」

コナン「…つ゛か゛れ゛た゛…」

コナン「(…あの様子なら、多分俺には疑いの目は向けてねぇようだ…)」

コナン「(…世良には、感謝しねーとな…)」

コナン「(…だが、何だ?蘭のあの話し方…)」

コナン「(…何かが、引っかかる…)」

コナン「(…ん?待てよ…何か忘れてるような…)」

コナン「…」

コナン「……」

コナン「………あっ」
45 : ◆GWARj2QOL2 [saga]:2019/04/11(木) 21:05:58.43 ID:O4xVBtq8O
小五郎「おーい蘭。コーヒー淹れてくれるか」

蘭「…」

小五郎「…おーい。コーヒー…」

蘭「…」

小五郎「…おーい…」

蘭「…」ダンッ

小五郎「ヒッ」

蘭「……うん。ちょっと待っててくれる?」

小五郎「…え…」

蘭「ちょっと…私、電話してくるから」ガチャ

小五郎「…」

蘭「淹れたかったら、自分で淹れてくれる・・・?」ギロ

小五郎「…お…おお…」

蘭「…」バタン

小五郎「…」

小五郎「…何だよぉ…」

コナン「お風呂上がったよー!!!」バァン

小五郎「うおっ!?」

コナン「僕ちょっとトイレー!!!」ズダダダダダガチャバタン

小五郎「え…」

小五郎「…風呂、入るか…」

…。

コナン「…ハーッ…ハーッ…」

コナン「…あ、あっぶねぇ…!!マナーモードで助かった…!」
46 : ◆GWARj2QOL2 [saga]:2019/04/11(木) 21:06:27.58 ID:O4xVBtq8O
小五郎「おーい蘭。コーヒー淹れてくれるか」

蘭「…」

小五郎「…おーい。コーヒー…」

蘭「…」

小五郎「…おーい…」

蘭「…」ダンッ

小五郎「ヒッ」

蘭「……うん。ちょっと待っててくれる?」

小五郎「…え…」

蘭「ちょっと…私、電話してくるから」ガチャ

小五郎「…」

蘭「淹れたかったら、自分で淹れてくれる・・・?」ギロ

小五郎「…お…おお…」

蘭「…」バタン

小五郎「…」

小五郎「…何だよぉ…」

コナン「お風呂上がったよー!!!」バァン

小五郎「うおっ!?」

コナン「僕ちょっとトイレー!!!」ズダダダダダガチャバタン

小五郎「え…」

小五郎「…風呂、入るか…」

…。

コナン「…ハーッ…ハーッ…」

コナン「…あ、あっぶねぇ…!!マナーモードで助かった…!」
47 : ◆GWARj2QOL2 [saga]:2019/04/11(木) 21:07:02.42 ID:O4xVBtq8O
蘭「…」prrrr

蘭「…」prrr

新一『もっ…もしもし!?』

蘭「…」

新一『ら、蘭?どうした…?』

蘭「何か疲れてない?」

新一『お、おお…結構ヤバい事件でな…』

蘭「…まあ、良いけど。今それどころじゃないし」

新一『…な、何だ?どうした?』

蘭「…ねえ。私達、…つ、付き合ってるんだよね?」

新一『…お、おお』

蘭「私、新一の…彼女…なんだよ…ね?」

新一『…あ、ああ…』

蘭「…じゃあ、あのDVDは何!?」

新一『ヒッ…』
48 : ◆GWARj2QOL2 [saga]:2019/04/11(木) 21:08:03.94 ID:O4xVBtq8O
蘭「私よりも胸が大きいのばっかり!!何なのあのエッチなDVDの山は!!」

新一『…な、何の事だ…?』

蘭「とぼけないでよ!!クローゼットの中見たんだからね!!」

新一『…お、おお…わ、悪ぃ…』

蘭「そもそも新一はまだ18歳じゃないでしょ!!あんなの買っちゃいけないんだからね!!」

新一『…は、はひ…』

蘭「…いるじゃ…ない…」

新一『…え…?』

蘭「…そ、その…」

新一『…』

蘭「そんなの、観なくても…」

新一『…蘭…?』

蘭「…私じゃ、我慢…出来ないの?」

新一『…』

蘭「…」

新一『…バッ…バーロー!』

蘭「…?」

新一『…も、もう…お、お前…じゃなきゃ…』

蘭「…」

新一『お前じゃなきゃ、無理なんだよ…』

蘭「…!」

新一『…ど、どーせDVDは壊したんだろ?じゃ、じゃあ良い機会だぜ!』

蘭「…ホント…?」

新一『…お、おお!』

蘭「…良かった…」

新一『…じゃ、じゃあまたな!!切るぞ!』

蘭「…うん!」

蘭「…」

蘭「……私じゃなきゃ、駄目なんだ…」

蘭「…えへへ」

…。

コナン「…」

コナン「畜生…戻りてぇ…!!!」ムラムラ
49 : ◆GWARj2QOL2 [saga]:2019/04/11(木) 21:08:56.52 ID:O4xVBtq8O
阿笠「…はぁ?」

コナン「…だから、隠してた…え、AVだよ…それを蘭が見たらぜってーブチギレるから…」

阿笠「…全く…心配して損したわい…」

哀「…プッ…」

コナン「…」

哀「…」

コナン「…」

哀「…ンブフフフフフフフフフ」

コナン「てめぇ!!」

阿笠「悪いのは君じゃぞ」

コナン「んグッ」

阿笠「大体高校生といえば世間的にはまだ子供じゃ。そんな物を持っていてはいかんのじゃぞ」

コナン「…しゃ、しゃーねーだろ…たまには…」

阿笠「…それで?そのコレクションはどうしたんじゃ。結局」

コナン「世良が預かってくれたよ。アイツそういうの全く気にしない奴みたいだったし」

哀「確かに彼女なら笑って済ましそうね」

阿笠「…人騒がせな奴じゃのう。元太君達にも謝っておくんじゃぞ。君の事を心配して泣き崩れてしまっておったからな」

コナン「そ、それはコイツも一枚噛んでるんだぞ!俺だけじゃねーだろ!」

哀「あら?そんな事言っていいの?」

コナン「ングッ」

哀「貴方は私の気が済むまで召使いなんだから」

コナン「なッ…一、二ヶ月って…」

哀「そんなの言った覚え無いけどぉ」

コナン「お、おいおい…」

阿笠「(…ま、哀君が楽しそうで何よりじゃわい…)」

哀「あー疲れた。足揉んでくれるかしら」

コナン「…嘘だろ…?」

阿笠「(…新一には良い薬じゃな)」
50 : ◆GWARj2QOL2 [saga]:2019/04/11(木) 21:09:32.22 ID:O4xVBtq8O
?「おーい」

阿笠「む?」

哀「…?」

コナン「ひっ…!」

世良「コナンくーん。ここにいたんだな!」

阿笠「おや。君は…」

世良「へへ。お邪魔しまーす」

哀「…」

コナン「せ…世良…姉ちゃん…」

世良「コナン君!じゃあ約束通りご飯食べに行こうかぁ」

コナン「え…」

哀「ちょっと」

世良「ん?」

哀「・・・」
世良「・・・」

阿笠「…」

コナン「…」

阿笠「…お、おい新一…!これはどういう事なんじゃ…!」ヒソヒソ
コナン「…し、知らねぇよ…!」ヒソヒソ

世良「…コナンくーん…行かないのー…?」

コナン「ひっ…」

哀「・・・行くのかしら・・・?」

コナン「ひぃっ…」

阿笠「(…わし、知ーらんっと…)」
51 : ◆GWARj2QOL2 [saga]:2019/04/11(木) 21:10:10.26 ID:O4xVBtq8O
終わります
52 : ◆GWARj2QOL2 [saga]:2019/04/11(木) 21:33:39.41 ID:O4xVBtq8O
>>35 ミス


<アアアアアアアアシンイチイイイイイイイイ

昴「む…戻ってきたか…!」

コナン「や、やべー!!どっか、どっかに隠さねーと!!」ワチャワチャ

昴「あせるな。彼女は我々の庭に飛び込んだヒヨコだ。まだチャンスはある」

コナン「そ、そんなこと言ったって…!!」ワチャワチャ

昴「坊や。君はこの窓から外へ行くんだ。坊やのサスペンダーなら二階からでも飛び降りられるだろう」

コナン「!」

昴「このリュックに全てを仕舞うんだ。さあ行け」

コナン「…赤井…さん…」

昴「止まるな。止まったら助かるものも助からんぞ、走れ!」

コナン「…ごめん!ありがとう!!」ダッ

蘭「コナン君!!他に変なものない!?」シュバッ

コナン「なッ…!」

昴「(早いっ…!)」

蘭「アレ以外に変なものない!?」

コナン「え!?な、ななな無いよ!無い!!」

蘭「…そのリュックは…?」

コナン「え!?あ、これ…は…」

蘭「来た時は持ってなかったよね?」

コナン「…や、やだなぁ…これ、僕の荷物…」

蘭「…!!」

コナン「ヒッ」

蘭「中を見せなさい!」ズシンズシン

コナン「あ、あはは…」

蘭「…早く…!」ズシンズシン

コナン「…」

蘭「…」ズシンズシン

昴「…」カチ

コナン「ぼくちょっとトイレ!!!」シュゴー

蘭「コナン君!!!」

コナン「今日晩御飯友達の家で食べるからぁぁぁああああああ!!!」ドビューン

蘭「あ!ま、待ちなさ…!」

昴「まあまあ。それよりもクローゼットを修理しましょう。後掃除も」

蘭「…で、でも…!」

昴「僕も彼を見てましたが、そのような類のモノは入れてませんでしたから」
53 : ◆GWARj2QOL2 [saga]:2019/04/11(木) 21:34:38.98 ID:O4xVBtq8O
>>35続き

蘭「…」

昴「…」

蘭「・・・なんかかついでません?」

昴「いえ。そんな事をしたら彼の教育上よろしくありませんから」

蘭「だっておかしいですよ!あんな血相変えて逃げるみたいに…!」

昴「どうやら友達との遊びの最中に抜け出してきたようですからね。電話が鳴っていましたよ」

蘭「…なら堂々と私の前を通れば良いじゃないですか…」

昴「そのようなお顔をされていては彼も怖がってしまいますよ」

蘭「う…」

…。

有希子『新一がこんな事すると思う?』
コナン『蘭姉ちゃん怖ぁい…』

…。

蘭「…そうですか…」

昴「では、片付けましょうか」

蘭「…はい!」

昴「(坊や…後は君次第だ)」
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