THE 3名様〜スクールアイドル外伝 すごいよ!!穂乃果ちゃん〜

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1 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/04/10(水) 23:08:47.38 ID:Qy4LTbaD0
「電気」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1554905326
2 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/04/10(水) 23:39:39.97 ID:Qy4LTbaD0
ピャーーン ゴロゴロ

穂乃果「うわぁ。雷、凄っ…」

希「良かったなぁ。タッチの差で店に入れて」

凛「まさか、こんなに荒れるとは思わなかったにゃ」

穂乃果「ねぇ」

希「いやいや、天気予報で言ってたやん」

穂乃果「言ってたっけぇ?」

凛「天気予報じゃなくてカードが言ってたんじゃないの?だから希ちゃんしか傘持ってないんだよ」

穂乃果「穂乃果達カードが言ってる事分からないもんね〜?」

凛「ね〜」

希「もう二人共傘に入れてあげないから」
3 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/04/10(水) 23:46:44.51 ID:Qy4LTbaD0
穂乃果「えー。ケチだなぁ」

凛「ケチだにゃ〜」

ピシャーーーン バリバリバリ

穂乃果「うわぁ。ビックリしたぁ」

希「凄い音やなぁ。ゴロゴロどころかバリバリ言ってたなぁ」

凛「凄いにゃ…雷…」

穂乃果「だね。なんか…あれだけ凄い雷なんだしさ…あれをなんか充電とか出来れば発電所とかいらないんじゃないの?」

凛「たしかに。そうすればなんか…節約になりそうだよね。なんかの節約に」

希「そんな単純な話じゃないと思うけど」
4 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/04/10(水) 23:57:31.03 ID:Qy4LTbaD0
穂乃果「え?そうかな?」

希「ウチも別に詳しい訳ではないけど」

穂乃果「そうなんだ。まあ、電気ってイマイチよく分からないからね。授業で習ってもちんぷんかんぷん」

希「確かに難しいよね。目に見えないしねぇ」

穂乃果「いや…目には見えてるじゃん。雷も見えるしスイッチつければ家の電気もつくじゃん。ね?」

凛「うん」

希「いや…あのな。それはまた違う話しで…基本的に電気って目には見えないと思うよ」

穂乃果「…希ちゃんが言ってる意味が分からないんだけど」

凛「じゃあ、どうやって電気があるかどうかって判断するの?感?それとも霊能力者みたいな人がいるの?」

希「それはなんか…テスターとか使って判断するんやろ?」

穂乃果「テスター?」

希「理科の実験で使ったやろ?」

穂乃果「そうだっけ?」

希「そうやん」

穂乃果「そうかぁ。理科の時間とかちんぷんかんぷん過ぎて何も考えてないからなぁ」

凛「あっ!凛も同じ!」

希「二人共思考回路がショートしてるやな」


5 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/04/10(水) 23:59:22.33 ID:Qy4LTbaD0
「UMA」
6 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/04/11(木) 00:03:16.72 ID:Wz3KbbP10
にこ「絶対に嘘よ」

穂乃果「嘘じゃないってば」

にこ「じゃあ、あんたの勘違いよ」

穂乃果「勘違いじゃない。見たもん。確かにツチノコだったもん。ことりちゃんは信じてくれるよね?」

ことり「え?」

穂乃果「信じてくれないの?」

ことり「そうじゃなくて」

にこ「いい歳してツチノコ居たもんとか…。お笑いよ」

穂乃果「笑ってればいいじゃん。本当に居たんだからさ。しってる?ツチノコ見つけたら賞金貰えるんだから。賞金貰ってもにこちゃんには何も奢ってあげないし」

にこ「いりません〜」
7 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/04/11(木) 03:15:08.66 ID:loB23G+rO
お、3名様新作きたか
8 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/04/12(金) 00:21:12.70 ID:0hZqnDHPO
穂乃果「もう絶対ににこちゃんには何も奢ってあげないからね。ことりちゃんには美味しいチーズケーキ食べさせてあげるからね〜」

ことり「あ、ありがとう。楽しみにしてるね」

にこ「ことり。あんたも信じてないんでしょ? 」

穂乃果「え?そうなの?」

ことり「そ、そんな事ないよ」

にこ「い〜や。私には分かるわ。ことりはツチノコの存在なんて信じてない」

穂乃果「なんでにこちゃんはそんなに否定するのさ」

にこ「逆にあんたは何でそんなに自信満々なのよ」

穂乃果「見たから」


9 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/04/12(金) 00:30:07.89 ID:0hZqnDHPO
にこ「ふ〜ん。じゃあさ、もし居なかったらどうする?」

穂乃果「どうするって?」

にこ「そうねぇ。じゃあ、居なかったら逆立ちしながら校庭5周なんてどう?」

穂乃果「いいよ。しかも裸で鼻からスパゲティも食べてあげるよ」

ことり「穂、穂乃果ちゃん…やめた方が」

穂乃果「どうして?」

にこ「あんたやるハメになるのよ?」

穂乃果「ならないよ。何故なら本当に居るからね。ツチノコは。自分から言っておいて何を言ってんのさ。楽しみにしてなよ」スッ

にこ「ちょっと。どこ行くのよ」

穂乃果「ドリンクバー」

10 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/04/12(金) 21:56:57.69 ID:ByHCL2MBO
にこ「ことり…。あんた、本当は信じてないんでしょ?」

ことり「あの…私は穂乃果ちゃんが嘘ついてるなんて思ってないの。本当だよ」

にこ「でも…ツチノコの存在は?」

ことり「えっと…」

にこ「でしょ?」

ことり「あの…居なかったら本当に穂乃果ちゃんに…その…」

にこ「やらせる訳ないでしょ。そんな事。冗談で言ったのよ」

ことり「だよね」

にこ「当たり前じゃない」
11 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/04/12(金) 22:03:29.78 ID:ByHCL2MBO
「夢の話」
12 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/04/12(金) 22:14:39.72 ID:ByHCL2MBO
花陽「誰か助けてぇ」

絵里「叫んでも無駄だぜ」

穂乃果「それはどうかな?」

絵里「誰だ?」

穂乃果「名乗る程の者じゃないよ。ただの通りすがりのスクールアイドルさ」

絵里「何でスクールアイドルがこんな所を通りすがるのよ!助けに来たんでしょ!」

穂乃果「さあね。直ぐに分かるさ」
13 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/04/12(金) 22:47:40.20 ID:ByHCL2MBO
穂乃果「って言う夢を数学の時間に見たんだよ」

絵里「人の夢の話程つまらないものはないわね。しかも、私が悪役…」

穂乃果「いや〜絵里ちゃん迫真の演技だったよ。受賞もの!」

絵里「何言ってんのよ、全く。授業中に居眠りしてた事を自慢げに話すんじゃないの。海未に怒られるわよ?」

穂乃果「心配ご無用。既に!」

絵里「怒られてるのね」

穂乃果「うん」

絵里「でも本当に知らないからね。そうやって取り残されてくんだから」

穂乃果「その時は頼むよぉ」

絵里「知らない」

穂乃果「とか言って〜。困った時は助けてくれるくせに〜」
14 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/04/12(金) 23:08:10.10 ID:ByHCL2MBO
絵里「そうなのよね。なんだかんだで甘やかしてしまうのが私の悪い所なのよね」

穂乃果「えへへ〜。そんな絵里ちゃんが大好き〜。夢の中では酷いことしてごめんね」

絵里「はぁ。またそうやって…。笑顔に弱いのよね…本当駄目ね、私」

穂乃果「そんな事ないってぇ。こうやってさ。ファミレスにも付き合ってくれて穂乃果は嬉しいよぉ」

絵里「そうですか。良かったわね」
15 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/04/12(金) 23:18:23.54 ID:ByHCL2MBO
穂乃果「うん。よかった」

絵里「所で…今日は何で二人だけなの?」

穂乃果「今更?何?穂乃果と二人は嫌なの?穂乃果とは遊びだったの?」

絵里「うん」

穂乃果「酷い……。海未ちゃんもことりちゃんもなんか部室来なかったからさぁ。どこ行ったのかなぁ?一年生は社会科見学行ってるしねぇ」

絵里「連絡してみれば良かったじゃない」

穂乃果「昨日充電しなかったんだよね」

絵里「そう。まあいいけど」
16 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/04/12(金) 23:29:36.86 ID:ByHCL2MBO
海未「成る程。そう言う事ですか」

絵里「あっ!?」

穂乃果「え?この声は…海未ちゃん?」

海未「たまたま通りかかっただけです」

穂乃果「いや…ファミレスを?なんで?」

海未「なんで?さあ?なんでだと思います?」

穂乃果「えっと…」

海未「まあ。直ぐに分かりますよ。生徒会の仕事をサボった生徒会長さん」

穂乃果「へ?……あっ?!」

海未「さて。説明して頂きましょうか」

穂乃果「…絵里ちゃん…助けて…」

絵里「自業自得じゃない」

穂乃果「全然甘くない…誰か助けてぇ」

絵里「ある意味…正夢なのかしらね」




17 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/04/13(土) 00:05:06.55 ID:LcNKq5D8O
穂乃果ちゃんさぁ……w
18 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/04/13(土) 21:33:36.72 ID:xTE0ibxmO
「リリホワ」
19 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/04/13(土) 21:46:50.28 ID:xTE0ibxmO
凛「ふあ〜」

希「大きなあくびやなぁ」

凛「うん。……ねえねえ」

海未「どうしました?」

凛「ビピンパロットって知ってる?」

海未「は?え?何ですか?」

凛「えっと…ビピットポロット」

海未「いえ…聞いた事も」

凛「え〜知らないのぉ?」

海未「全く」

凛「知らないんだぁ」

海未「い、いけませんか?」

希「まあ、普通は知ってるやんな?」

凛「え?」

希「ん?どしたん?」


20 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/04/13(土) 21:50:37.66 ID:xTE0ibxmO
凛「な、何でもないよ。そうだよね。普通は知ってるにゃ」

希「まあ女の子やったらなぁ」

海未「え?そうなんですか?」

希「一度は使った事あるよね?」

凛「え?使った事?」

希「え?あるやろ?もしかして」

凛「あるよ!もちろん使った事あるにゃ」

海未「待って下さい。私、使った事ないのですが」

希「あ〜そうなんや。まあ、でも海未ちゃんは必要ないかもなぁ」

海未「え?」

凛「え?」

希「ん?凛ちゃんもそう思わない?」

凛「え?あっ、うん。海未ちゃんは使わなくても大丈夫だよね」
21 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/04/13(土) 21:59:43.45 ID:xTE0ibxmO
海未「どうして私は使わなくていいのですか?皆んな持ってるものなのですか?」

希「今は持ってないんよ」

凛(希ちゃん…凛がテキトー言ってるの分かってて乗ってきてるにゃ。こうなったら…)

凛「希ちゃんは何味を一番使ってたの?」

希「味?」

凛「うん。凛は…よくイチゴ味を使ってたにゃ」

海未「え?味があるのですか?食べ物?でも使うって…リップクリームの様な物なのですか?」

希「ウチはアレやなぁ。テリヤキかなぁ」

凛「テリヤキ?」

希「うん。一番人気やろ」

凛「あっ、そうだったね。でも、凛の学年だとコンポタが一番だったかなぁ」

希「あ〜…そうなんや」

海未「え?テリヤキにコンポタって?うまい棒ですか?うまい棒の事なんですか?」

凛「違うよ。ピケロポットの話だよ」

海未「さっきはピロットポロットって言ってませんでした?」



22 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/04/13(土) 22:12:19.43 ID:xTE0ibxmO
凛「えっと…」

希「出してるメーカによって呼び方がちょっぴり違うんよな」

凛「あっ、そうそう」

海未「へぇ。そうなんですか」

凛「でも、あれって本当に可愛いよね」

希「可愛いなぁ。ピケロポット。今度映画化もするしな」

凛「あ〜…そうだよね。うん。今度皆んなで観に行こうよ」

海未「ちょっと待って下さい。えっと…整理していいですか?あの…女の子なら知っていて…けど、私には必要ないもので…味があって…しかもイチゴからテリヤキまで…それで今度映画化するんですよね?」

凛「うん…」

海未「なんなんですか?ピケロポットって何なんですか?」

希「あ〜…海未ちゃん。そんなに公共の場で大きな声で言うのは…ちょっと恥ずかしいかな」

海未「え?恥ずかしい?だって…さっきまで二人も…恥ずかしい…恥ずかしいものなのですか?」
23 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/04/13(土) 22:18:37.38 ID:xTE0ibxmO
凛「あの…うん。 恥ずかしいにゃ…」

海未「さっきまで言ってたのに?」

凛「そんな大きな声で言ってるつもりはなかったけど」

希「海未ちゃん。ね?」

海未「私はそんなに恥ずかしいことを?」

希「うん」

海未「そ、そんな…」カァァァァ

凛「でもさ、まあ」

海未「やめましょう」

凛「え?」

海未「その話はやめましょう。恥ずかしいです」ガタッ

凛「え?海未ちゃん?どこ行くの?」

海未「ど、ドリンクバーです」

凛「そっか」

24 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/04/13(土) 22:24:24.64 ID:xTE0ibxmO
希「グラスを持ってかないで行っちゃったね」

凛「ね〜」

希「やっぱり海未ちゃんって可愛いなぁ。何でもない事なのに顔を真っ赤にしてたね。なんだと思ってるんやろ?」

凛「でもお陰で助かったよね。そろそろ収拾がつかない頃かなぁって。希ちゃんが変な事ばっかり言うから」

希「いや〜凛ちゃんをからかう予定やったんだけどね」

凛「海未ちゃん調べるかな?」

希「調べないんやない?恥ずかしい事だと思ってるから」

凛「だよね。まあ…なんにせよ凛からしたら海未ちゃんさまさまにゃ」
25 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/04/13(土) 23:42:59.00 ID:xTE0ibxmO
「クール」
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