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【安価】みほ「装甲車バトルディッガーです!」【ガルパン】
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571 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/10/24(木) 03:30:36.99 ID:T1VBbVPA0
みほ「この世界のボコはどこで手に入るんですか?(迫真)」 ズズイッ
サオリ「こ、怖いよみぽりん!」
みほ「どうしても気になるもので……」
ユカリ「いやー、一応聞いてはみますが……」
サオリ「大丈夫かなー」
ハナ「ボコといえば、ブルーチーターですものねえ」
みほ「……でも、それだけじゃないはずなんです」
みほ(ロケットで飛ばしてる、みたいなこと言ってたもんね……)
ユカリ「わかりました」
ユカリ「そこまで言うなら不肖アキヤマユカリ、突撃して参ります!」
ユカリ「ニシズミ殿の望みとあらば、たとえ火の中水の中ニシズミ殿のスカートの中!」
ユカリ「それこそ股間の小高い丘に生えたジャングルの中にだって!!」
みほ「時折素直にユカリさんが怖い」
マコ「気を使わないでキモいって言ってもいいんだぞ」
572 :
アカホシ表記とコウメ表記とが混在してしまってたことに今気がつくなど
[saga]:2019/10/24(木) 04:22:06.72 ID:T1VBbVPA0
サオリ「と、いうわけで、アリスちゃんにインタビュー!」
アリス「え?」
アリサ「突然モグラ降りてきたと思ったらそンなことしにきたわけ?」
サオリ「やっぱり面と向かってじゃないきゃあれかなーって」
アカホシ「タフだなあ……」
ユカリ(えーっと、さすがにパラレル云々を伝えるのはまずいですよね)
ユカリ「あの、ボコがどこで手に入るのかという質問が来ているのですが……」
アリス「!!」 キュピーン
アリサ「バカ!」
アリサ「ボコに興味あるなんて嬉しいなやっぱりデザインは勿論その精神性が非常に尊く老若男女が好きになる素養を兼ね揃えた最強の存在ゆえに欲するのは自然なことと言えるし」
サオリ「うわっ、超絶早口っ」
アリサ「普段無口なくせにこうなると止まらないわよ……」
ユカリ「うーん、オタクって怖いですねえ」
サオリ「鏡いる?」
573 :
意識飛びかけてたので半端ですが一旦おわりあす
[saga]:2019/10/24(木) 04:46:58.86 ID:T1VBbVPA0
アリス「……この国では……」
アリス「ううん。もっと広い範囲で、この大陸では……」
アリス「ボコを手に入れることはできない」
みほ「!」
ユカリ「まあ、ボコといえばブルーチーターですものねえ」
アリス「元々知名度がなかったところで、宗教団体に神輿として担がれてるから……」
みほ「諦めたほうがいい、か……」 ショボン
アリス「壊滅させてからマスコットを乗っ取るてもあるけど……」
みほ「でも、巨大な集団に潜り込んで厚遇されてたボコなんて……」
アリス「わかる……あれじゃあただの包帯巻いたくま……」
サオリ「えーわかんないわかんないどういうことなの」
574 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/12/21(土) 01:49:08.56 ID:qFB1DhZC0
ばたついてたら年末ですね
サクサクっとお話を畳にいきたいと思います(エタらせたくはないので…)
575 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/12/21(土) 01:54:50.44 ID:qFB1DhZC0
【地上】
エリカ「……」
エリカ(ブルーチーターの連中、攻めてくる様子がないわね……)
エリカ(元々寄せ集めで地力がさっぱりない集団だし……)
エリカ(遺跡攻略をこっちにさせて、ついでに戦力も消耗させようって腹かしら?)
エリカ「……とはいえ巡回を怠るわけには……」
ブチッ
ドテッ
エリカ「ぎゃんっ」
エミ「あっ」
エリカ「……見た?」
エミ「…………あー……」
エミ「派手にすっ転ぶことくらい誰にだって……」
エリカ「うっさいわね!」
エリカ「幹部がこんな間抜けな姿見せたら色々影響出るでしょうが!!」
エミ「あ、あはは……」
エミ「それにしても珍しいね、転ぶなんて」
エリカ「いや、なんか踏ん――――」
エリカ「げえっ! シューズの紐が!!」
エリカ(何か猛烈に嫌な予感がするわ……)
576 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/12/21(土) 02:00:59.13 ID:vAqPwPKc0
待ってた
577 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/12/21(土) 02:33:39.61 ID:qFB1DhZC0
キヌヨ「失礼しますッ」
エリカ「ん、どうしたのよ」
エリカ「アンタまだ万全じゃないんだし、寝ておきなさい」
エリカ「ブルーチーターの連中とやり合う時に必要な戦力なんだから」
キヌヨ「……いえ……」
キヌヨ「私は……皆が優先して水をくれたので、もう、大丈夫です」
キヌヨ「たまにあのときの後遺症で力むとニュルッと漏れる程度です」
エリカ「いや大惨事じゃないのよ……」
キヌヨ「……でも、命がありますから」
エリカ「……」
キヌヨ「……タマダとホソミが殉職いたしました」
エリカ「!!」
キヌヨ「……脱水症状と栄養失調が響いたものと思われます」
エリカ「……物資ももう残り少ないものね……」
エリカ(モグラ組に物資を固めているのもあるけど……このままじゃジリ貧で壊滅もある……)
エリカ(ブルーチーターのチンピラが市場を荒らしてるとも聞くし、物量差でじわじわやられてるわ……)
578 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/12/21(土) 03:43:59.71 ID:qFB1DhZC0
キヌヨ「……二人は、最後まで突撃をおこなえないことを悔いていました」
キヌヨ「まだ動く私は、二人の分まで立派に突撃する所存ですッ」
エリカ「……やめなさい」
エリカ「このあとどうなるのかもわからないのに、勝手に死に急いでるんじゃないわよ」
エリカ「……」
エリカ「これ以上、私の指揮で誰かを殺させてたまるもんですか」
ブチブチブチブチィ
エリカ「げえーーっ! シューズの紐が!!」
エリカ(これ以上何が起こるっていうのよっ……!)
エリカ「ちゃんと無事で帰ってきなさいよ……!」 ギリッ
みほ「ただいま逸見さん」
エリカ「わーーーーーーーーーーーっ!!」 ビックゥ
エリカ「きゅ、急に現れるんじゃないわよ!!」 ドッキンバクバク
みほ「あ、あはは……ごめん……」
ユカリ「謝らなくていいと思います」
ユカリ「どうせこっ恥ずかしい呟きを聴かれたんじゃないかと焦ってるだけですよ」
エリカ「さ、さぁぁーーー!ホソミ達を埋めに行くわよ!!!!!!!!!!!」
コウメ(照れてる・・…)
579 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/12/21(土) 03:52:49.70 ID:qFB1DhZC0
キヌヨ「それにしても、よくぞご無事で!!」
みほ「これまで何度も突入を繰り返して情報を集めてくれた皆のおかげだよ」
みほ「……それに、スライムって、人の形じゃないから」 ボソ
コウメ「え?」
みほ「ううん、なんでもない」
みほ「……中で倒れてた皆、食い散らかされてはいたけど、残った身体はちゃんと埋めてきたよ」
みほ「こっちで倒れた人達も、埋めてあげなくちゃ」
みほ(この犠牲を乗り越えて……全部なかったことにしなくちゃ……)
580 :
眠すぎるので寝ます
[saga]:2019/12/21(土) 03:56:39.05 ID:qFB1DhZC0
<26日目>
みほ「ん……」 ズキン
みほ「頭がイタイ……」
みほ「……」
みほ「そっか……」
みほ「遺跡を落として、皆が宴を開いたんだ……」
みほ「節約も大事だけど、褒美がないとモチベーションが上がらなからって、お姉ちゃんも言ってたっけ……」
みほ「……」
みほ「あんな悲劇があったあとなのに、振る舞われるお酒やご飯を笑って食べられるって、すごいことだよね……」
みほ「……」
みほ「まあ、騒ぎすぎてあんまり記憶がないんだけど……・」
コンコン
みほ「?」
みほ「誰だろう……」
みほ「はーい」
ガチャッ
みほ「あっ――――」
みほを訪ねてきた人物
>>581
581 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2019/12/21(土) 16:25:42.77 ID:42gjpC420
マッポリーン
582 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/12/27(金) 01:01:38.44 ID:DVNxmU1V0
透過します
583 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/12/27(金) 01:03:41.09 ID:DVNxmU1V0
まほ「……起きていたか」 マッポリーン
みほ「あ……うん……」
まほ「まだ眠っていてもいい」
まほ「次の遺跡開放までは時間もある」
みほ「ううん、大丈夫」
まほ「そうか……」
みほ「……」
みほ(様子を見に来ただけじゃなくて、何か用があったのかな)
まほが会いに来た目的
>>584
584 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/12/27(金) 16:21:42.24 ID:m2uWALm80
武装と生理用品をかりに
585 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/12/28(土) 03:13:26.58 ID:cFFKI6Kp0
残りの必要安価数を考えると絶対年内じゃ終わらないことに気づきました。アカン。投下します。
586 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/12/28(土) 03:17:51.31 ID:cFFKI6Kp0
まほ「……すまないが……」
まほ「いくつか武装を借りられないだろうか」
みほ「ふえ?」
まほ「恥ずかしい話だが、こちらも備蓄がほとんどなくてな」
まほ「武装をメンテナンスに回そうにも、その間代わりに装備するものがない現状だ」
まほ「……とはいえ、簡易メンテナンスではそろそろ限界が近い」
まほ「だからこそ、守る遺跡が減ったこのタイミングで一斉メンテナンスをおこないたいんだ」
まほ「……そこで、武器を借りることができれば、メンテナンスに回せる武器は多くなる」
まほ「いつ攻め込まれるかわからない以上、短期でメンテナンスは終えたいからな」
みほ「そういうことなら、全然」
みほ「……遺跡に潜るまでは使わないし」
みほ「……」
みほ(遺跡の化け物は躊躇なく撃てるけど、さすがに人間をまた撃つのは少し躊躇いがあるしね……)
587 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/12/28(土) 03:29:53.25 ID:cFFKI6Kp0
まほ「それと、その……なんだ」
まほ「生理用品も、できれば借りたくてだな……///」
みほ「えっ」
まほ「…………来てしまったんだ」 ゲッソリ
みほ「そ、そうなんだ」
まほ「これまではどれだけ重くとも顔に出さず淡々と我慢していたのだが……」
みほ「重いから大変だよね……」
みほ(お姉ちゃん、いつも大変そうだったもんなあ……)
まほ「……何で知っている……」 ドンビキー
みほ「え、あ、そ、その、重そうだなーーーーーーって!」
みほ「あ、あはは……」
まほ「……それはそれでとんでもなく失礼だが……」
588 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/12/28(土) 03:41:27.17 ID:cFFKI6Kp0
まほ「とにかく、もし多く持っていたら貸してくれると助かる」
みほ「……そんなに物資に困っているんですか……?」
まほ「……本国からはとうに見放され、まともな収入源を持ち合わせていないからな」
まほ「生理用品に回せる資金はもちろん、現物すらまともに手に入らん」
みほ「そんな……女所帯なのに……」
まほ「……故に、これまではほとんど垂れ流しだったのだが……」
まほ「衛生面で非常によろしくなくてな」
みほ「精神衛生にも非常によろしくないかな……」
まほ「最近病が原因で亡くなる者も出始めているからな」
まほ「一応、意識するようにはしているんだ」
まほ「これ以上戦力を失うわけにもいかないしな」
みほ「そういうことなら……」
まほ「すまない。この借りはいつか返すし、生理用品も洗って返そう」
みほ「返さなくていいって言うか返さないでください」
589 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/12/28(土) 03:45:16.44 ID:cFFKI6Kp0
みほ(お姉ちゃん、大変そうだなあ)
みほ(……ううん。みんな大変なんだ)
みほ(私も寝てばかりじゃなくて、ちゃんと行動しないとなあ)
どうする?
>>590
・疲れたから寝て過ごす
・港をうろつく
・ブラックティーガー本拠地に行く
・リストランテ『アンツィオ』に行く
・市場に行く
・町外れの酒場『トゥータ』に行く
・歓楽街に行く
・ガラクタ山に行く
・ガラクタ山の麓にあるスラム街に行く
・ガラクタ山の麓にある高級住宅街に行く
・奴隷市場に行く
・ユカリに会う
・サオリに会う
・ハナに会う
・マコに会う
・マホに会う
・エリカに会う
・アカホシに会う
・アンチョビに会う
・アッサムに会う
・アリサに会う
・アリスに会う
・ローズヒップに会う
・モモに会う
・他の陣営に攻め込む
590 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/12/28(土) 16:58:47.72 ID:Vty6aLOX0
奴隷市場に行く
591 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/01/25(土) 02:06:54.11 ID:urFwqxZR0
すみません、1月はバタバタしてました……
さっさと進めてサクッとシメたいのですが、ちょっと眠くて安価までいくのもしんどそうなので、フライングで安価だけ出しておきます
奴隷市場で何する?
>>592
アッサムと雑談、オレンジペコと雑談、買い物、奴隷を見る、暴れる等々お好きにどうぞ
592 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/01/26(日) 18:47:12.42 ID:tkPrMPrr0
ペコトーク
593 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/02/05(水) 02:26:14.86 ID:fuHmrbr30
多忙になってきて、完全によくない流れになってるんですが、
エターは避けたいのでちょっとだけ投下します
594 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/02/05(水) 02:32:44.36 ID:fuHmrbr30
アッサム「……ああ、いらっしゃい」
アッサム「貴方は確かモグラ乗りの」
みほ「どうも……」 ペコー
アッサム「歓迎いたします」 フカブカー
アッサム「……大事な顧客だったレッドタートルが消えたせいで、少し景気が悪いですから」 ハァ
みほ「そ、そうなんですねー……」
みほ(ギャングには需要があるのかな……)
みほ「えっと、この前見せてもらった奴隷の子って……」
アッサム「ああ、ペコですね」
アッサム「それならこちらに」
オレンジペコ「……」
595 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/02/05(水) 02:45:18.82 ID:fuHmrbr30
アッサム「……あの娘を将来買われるなら、今回どう接するかは大事ですよ」 コソッ
みほ「ふえ?」
アッサム「……彼女は革命の際に身寄りをなくしました」
アッサム「家を捨て、逃げる彼女を野盗が捉え、売り払ったわけですが……」
アッサム「その野盗は、レッドタートルをバックに付けた一団でした」
みほ「えっ」
アッサム「……レッドタートルはお得意様でしたから、間違いありませんよ」
みほ(そこから買ったってことかな……)
アッサム「そのレッドタートル壊滅の報は、彼女の耳にも届いていますから」
アッサム「そこにどう触れるか、もしくは触れないか、今後を見据えて選択されるのがいいかと」
みほ「……」
みほ(コミュ力低くて友達少ない私にそんなこと求められても……) ズーン
みほ「え、ええと……どうしようかな……」
レッドタートルの話題をどうするか
>>596
A・自分が壊滅させたと話す
B・世間話として壊滅したらしいねと話す
C・壊滅には関わってないが、レッドタートルとは関わっていたと話す
D・私はレッドタートル構成員だと嘘ついてみる
E・レッドタートルには触れない
F・その他(内容併記)
596 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/02/05(水) 03:04:52.56 ID:fYzowAUK0
B
597 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/02/06(木) 02:47:26.41 ID:LWODzgui0
少しでも進めます(まさかこんな早く安価とってもらえるとは・・・)
598 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/02/06(木) 02:51:40.40 ID:oz3a2Z/h0
貴重なパワポケスレだし付き合うよ
599 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/02/06(木) 03:07:06.12 ID:LWODzgui0
みほ「あ、あの」
オレンジペコ「……なんでしょうか」
みほ「ええっと……」
みほ「れ、レッドタートル、壊滅したらしいですね〜」
オレンジペコ「……」
みほ「……」
オレンジペコ「……そうですね」
オレンジペコ「繁華街の一部では評判もよかったと聞きますが、所詮はギャング」
オレンジペコ「地域密着型ならず者のブルーチーターや、軍人であるブラックティーガーと比べると、地域の協力を得にくい」
オレンジペコ「3つの陣営が拮抗した実力なら、民衆という伸び代のないレッドタートルから落ちるのは妥当かと」
みほ「そ、そう、だよねー……あはは……」
オレンジペコ「……」
みほ「……」
みほ(どうしよう、そもそも奴隷って存在に慣れてないから接し方が難しいよお……)
みほ(西住流門下生とかは奴隷みたいなものだと思ってた時期もあったけど……)
みほ(どれだけ身分の差があれども、相手も人間だってよく言われたもんね……) ウーム
600 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/02/06(木) 03:27:27.70 ID:LWODzgui0
オレンジペコ「……変わった方ですね」 フフ
みほ「!!」
みほ(今、笑っ――)
オレンジペコ「……私は奴隷の身」
オレンジペコ「気など回していただかなくて結構ですよ」
みほ「あ、うん…・…あはは……」
みほ(元々あんまり仲良くない人と社交的にやれない、ってことは黙っておいていいよね……)
オレンジペコ「アッサム様も、あまり余計なことを言わないでください」
アッサム「あら、どうしてバレたのかしら」
オレンジペコ「わかりますよ……」 ハァ
オレンジペコ「大方、同情心などで即時購入をさせたかったのでしょうけど……」
みほ「ええっ、そうなんですか!?」
アッサム「……まあ、維持も無料じゃないですし……」
アッサム「上得意のレッドタートルが消えた以上、売れるに越したことはありませんので」
601 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/02/06(木) 03:34:59.71 ID:LWODzgui0
アッサム「それに、この子を買っても損はしないと思いますよ」
アッサム「……この子、モグラも使えますから」
みほ「ええ!?」
アッサム「こちら、資料です」
みほ「わわ、ありがとうございます!」
みほ(すごい……なんて緻密なデータ……)
みほ(他の奴隷についても、何ができる・出来ないがわかりやすく纏まっていて……)
みほ(凄く便利で非人等的……)
みほ(見た目はケータイショップの商品カタログみたいなのに、えげつない用途の可否が載ってる……)
602 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/02/06(木) 03:49:57.40 ID:LWODzgui0
アッサム「それにその子は芯が強いのでおすすめですよ」
みほ(うーん、奮発して、なおかつ値切ったりもできそうな雰囲気はあるけど……)
みほ「ごめんなさい……」
アッサム「……」
アッサム「わかりました。次回をお待ちしております」
オレンジペコ「……」
アッサム「次こそお買い上げいただくために、この子のエピソード傑作選でも作って待ってますね」
みほ(この人暇なのかな……あ、暇になってきてるから危機感抱いてるのかな……)
603 :
眠気すごいので寝ます、もうしwけない
[saga]:2020/02/06(木) 03:53:42.35 ID:LWODzgui0
<27日目>
みほ「ん……よく寝た……」
みほ「ちゃんとお布団で眠れるって大事だなぁ……」
みほ「あの奴隷市、結構奴隷の待遇いいらしいけど、床で寝てたもんね……」
みほ「……それより今日はどうしようかな」
どうする?
>>604
・疲れたから寝て過ごす
・港をうろつく
・ブラックティーガー本拠地に行く
・リストランテ『アンツィオ』に行く
・市場に行く
・町外れの酒場『トゥータ』に行く
・歓楽街に行く
・ガラクタ山に行く
・ガラクタ山の麓にあるスラム街に行く
・ガラクタ山の麓にある高級住宅街に行く
・奴隷市場に行く
・ユカリに会う
・サオリに会う
・ハナに会う
・マコに会う
・マホに会う
・エリカに会う
・アカホシに会う
・アンチョビに会う
・アッサムに会う
・アリサに会う
・アリスに会う
・ローズヒップに会う
・モモに会う
・他の陣営に攻め込む
604 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/02/06(木) 04:29:00.42 ID:oz3a2Z/h0
メンバーはとりあえず揃ってるんだっけ?
装備整えたいね 安価下
605 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/02/06(木) 21:02:51.04 ID:U/bRY4FkO
港をうろつく
606 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/02/08(土) 03:13:52.52 ID:o7mwEL7G0
今の所メンバーはコウメ、アリサ、アリスで揃ってはいます。
眠いですが、パワポケのイベントって一回一回そこまで長くねえなと原点回帰の気持ちでサクサク回していきます
607 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/02/08(土) 03:19:31.56 ID:o7mwEL7G0
【港】
みほ「……」 テクテク
みほ「あっ」
みほ「あれは……赤星さん?」
コウメ「その、そこをなんとか……」 ヘコヘコ
ボルドー「悪いんだけど、こっちにも生活が……」
コウメ「あ、あの、それでしたら一週間……」
コウメ「いえ! 10日!10日は無料でいいので!!」 スガリツキー
ボルドー「ああもう、無理なものは無理なんでっ!」
コウメ「ああっ……」
ボルドー「……ほら。ビール券あげるから」
ボルドー「これでチャラ……ってことで……」 ソソクサー
コウメ「う、ううう……」
みほ「……」
みほ(なに、この絵面……)
608 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/02/08(土) 03:21:20.82 ID:o7mwEL7G0
みほ(とりあえず、気まずいし、やっぱりアンチョビさんのところにでも……) ソローリ
パキッ
みほ「!!」
みほ(ああっ、地面に落ちてたプレパラートをうっかり――!)
コウメ「誰――――って……」
みほ「あ、あはは……」
コウメ「見て……ましたよねぇ……」
コウメ「あはは……お恥ずかしいところを……」
みほ(ほんとに……)
609 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/02/08(土) 03:24:46.78 ID:o7mwEL7G0
みほ「あの、今のは……」
コウメ「……」
エリカ「この港に倉庫を持ってる、まあいわばスポンサーというかカモよ」
みほ「ひゃあああっ」 ビックゥ
エリカ「……驚きすぎでしょ」
コウメ「あれ……どうしてここに……」
エリカ「……アンタが失敗続きだって聞いてね」
コウメ「うう……面目ない……」
みほ「その……これは一体……」
エリカ「……まあ、知っての通り、ブラックティーガーは港を縄張りにしているのよ」
エリカ「で、他の陣営のチンピラから倉庫の荷物や船を守ってやる代わりに、対価を得ている」
エリカ「……だけどここ数日で、私達から手を引こうとする連中が増えたのよ」
みほ「えっ……どうして……」
610 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/02/08(土) 03:32:40.24 ID:o7mwEL7G0
エリカ「……」
コウメ「……」
みほ「……?」
みほ「えっと……?」
エリカ「…………はぁ」
エリカ「アンタが聞いてきたんだかね」
みほ「?」
エリカ「こうなった原因は、まあ――あんたよ」
みほ「!!」
エリカ「レッドタートルを撃退した。それは喜ばしいことだし感謝もしてる」
エリカ「街の連中だって、あのギャングどもが消えて喜んでるでしょうよ」
エリカ「一部の繁華街の連中はともかく、まともな人間にしたら、あんな奴ら客でもいない方がいいし」
エリカ「……でも、そんなレッドタートルが消えたあとは、今度はショバ代を求める私達が邪魔者になる」
みほ「そんな……まだブルーチーターだって……」
エリカ「……ブルーチーターもタチが悪いチンピラを有してるけど、あいつら大半が地元民の有象無象だもの」
エリカ「しかも半分は道楽で宗教やってるような金持ちだし、暴れるアホの絶対数は少ない」
エリカ「暴れても、まあ自分たちで何とかできると思える程度の規模と戦闘力だろうしね」
エリカ「レッドタートルを退けるような武力を持った統率された集団こそ、今は恐怖の対象なのよ」
611 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/02/08(土) 03:44:24.34 ID:o7mwEL7G0
エリカ「レッドタートルとの闘いで派手に暴れすぎたのも恐怖を煽ったみたいね」
コウメ「それで、なんとかスポンサー続けてくれないかなーってお願いを……」
エリカ「あまーーーーーーーーーーーーーーーーい!!」 ハンバァァァァグ
エリカ「甘いわ甘すぎるわ、アーティチョークをどか食いした後に飲む砂糖水よりも甘いわ」
エリカ「こっちが下手に出るからつけあがるのよ」
エリカ「先日のレッドタートルとの抗争に巻き込まれて駄目になった倉庫が出たのが切っ掛けね」
エリカ「これじゃあショバ代を払う意味がないってキレてくる人間もいたし」
コウメ「……そういう人、どうやって相手を?」
エリカ「ディッガー持ち出して砲塔向けて笑顔で交渉、それが基本よ」
みほ「わあ……」 ドンビキー
エリカ「……他人事みたいな顔してるのがムカつくわね」
エリカ「言っとくけど、アンタにも責任の一端はあるのよ」
コウメ「あっ、そ、それは――」 アタフタ
みほ(……なんだろう……)
みほ(確かにレッドタートルは私が追い返した側面も強いけど……)
みほ(でもだからって、こんなに怒られるなんて……)
エリカ「この子がペコペコしてスポンサーを維持しないといけない理由、アンタんとこの馬鹿が貴重な食料湯水のように食べてるからだから」
みほ「本当にごめんなさいそれは完全に私達のせいですはい」
612 :
ねます
[saga]:2020/02/08(土) 03:46:47.82 ID:o7mwEL7G0
<28日目>
みほ「ん……よく寝た……」
みほ「昨日は世知辛さを感じちゃったなあ……」
みほ「……華さん、昨日もバクバク食べてたなあ……」
みほ「……」
みほ「考えるとなんか辛くなっちゃうし、気分転換でもしようかな……」
どうする?
>>613
・疲れたから寝て過ごす
・港をうろつく
・ブラックティーガー本拠地に行く
・リストランテ『アンツィオ』に行く
・市場に行く
・町外れの酒場『トゥータ』に行く
・歓楽街に行く
・ガラクタ山に行く
・ガラクタ山の麓にあるスラム街に行く
・ガラクタ山の麓にある高級住宅街に行く
・奴隷市場に行く
・ユカリに会う
・サオリに会う
・ハナに会う
・マコに会う
・マホに会う
・エリカに会う
・アカホシに会う
・アンチョビに会う
・アッサムに会う
・アリサに会う
・アリスに会う
・ローズヒップに会う
・モモに会う
・他の陣営に攻め込む
613 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/02/09(日) 06:00:28.43 ID:GJl9uUmIo
歓楽街
614 :
ちょっとだけやります
[saga]:2020/02/12(水) 04:16:21.17 ID:fb+7952T0
【歓楽街】
みほ「……わぁ……」
みほ「ほとんどシャッターが閉まってる……」
みほ「レッドタートルがいなくなって、落ち着いて営業してるかと思ったのにな……」
みほ「ハロウィン翌日の渋谷くらい荒れ果てた感が……」
みほ「あっ」
みほ「このお店……開いてる……」
みほ(……ぼったくりとかは、もうないよね……?)
みほ「覗くだけ覗こうかな……」 カランカラン
615 :
ちょっとだけやります
[saga]:2020/02/12(水) 04:24:35.75 ID:fb+7952T0
【スナック『アリクイ』】
ピヨタン「いらっしゃい」
みほ「わぁ……」
みほ(すさまじい場末感……)
みほ(このママさんとか、おいくつなんだろう……)
ネコニャー「い、いらっしゃい……これ、おしぼり……」 ボソボソ
みほ「あ、ありがとうございます……」
ネコニャー「……」
ピヨタン「……」
みほ「……」
みほ(く、空気が重たい……)
616 :
ちょっとだけやります
[saga]:2020/02/12(水) 04:39:48.69 ID:fb+7952T0
みほ「え、ええと、ここのお店は今の時間も開いているんですねー……」
みほ「その、お昼だからか、まわりのお店はシャッターが――」
ネコニャー「……」
みほ「……あれ……?」
ピヨタン「……残念だけど、周りのお店のシャッターが閉まってるのは、営業時間外だからではないぴよ」
ネコニャー「……みんな、もう営業ができなくて、それで……」
みほ「ええ!? どうしてそんな……」
ピヨタン「この前まで占拠してたレッドタートルがいなくなったぴよ」
ネコニャー「そしたら途端に客足が途絶えて死に絶えちゃったんだにゃー」
みほ「うわあ……」
みほ(言われてみたら、そうなるよね……)
617 :
ちょっとだけやります
[saga]:2020/02/12(水) 04:50:44.13 ID:fb+7952T0
ネコニャー「それだけでなく……」
ネコニャー「後ろ盾がなくなった歓楽街を、ブルーチーターのチンピラが襲っていると……」
ピヨタン「ブルーチーターのお金持ちの人達、上流階級の通うレストランとかが襲われてたら怒るけど……」
ネコニャー「自分の関わることのない歓楽街が襲われててもシカトという……」
みほ「……レッドタートル、意外とちゃんと用心棒してたんですねえ」
ネコニャー「利害は完全に一致してた……」
ピヨタン「でも、一番レッドタートルと懇意にしてたお店は壊滅しちゃって……」
みほ「わーなんででしょうねー(棒)」
みほ(こ、この話題、変えた方がいいよね……)
みほ「そ、それより、
>>618
」
618 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/02/13(木) 02:28:22.75 ID:CrFOPjL40
遺跡でお宝を見つけてお店を再建しませんか?
無理があるなら安価下で構わないっす
619 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/02/20(木) 03:28:11.90 ID:1IysVpWd0
仕事が当分ばたついてそうですが、安価まではやってから寝ます
こんな停滞する前に終わらせたかった・・・猛省してます
620 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/02/20(木) 03:36:30.34 ID:1IysVpWd0
みほ「遺跡でお宝を見つけてお店を再建しませんか?」
ピヨタン「え?」
モモガー「遺跡!?」
ネコニャー「それってひょっとして、つまり――」
みほ「わっ、しれっと増えてるっ……!」
モモガー「あ、はじめましてもも」
ネコニャー「あ、ええと、このお店は三人でやっていて……」
モモガー「客足が鈍い今は、交代で休んでゲームをしているんだもも」
みほ「そ、そうなんだ……」
みほ(どうしよう、変な人達だ……)
621 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/02/20(木) 03:43:34.46 ID:1IysVpWd0
ネコニャー「そ、それより……」
ネコニャー「ひょっとして、モグラに乗ることが……?!」
モモガー「!!」
ピヨタン「り、リアル戦車に!?」
みほ「……あ」
みほ(W号戦車のスペースだと、3人全員を乗せるの、難しいよね……)
みほ(一台はお姉ちゃんから借りてるけど……)
みほ(あれはあれで、もう赤星さんとアリサさん、アリスちゃんが乗ってるし……)
みほ(うーん……)
みほ「ごめんなさい……そのつもりだったんですけど、今ちょっと戦車にあきがなくて……」
ネコニャー「それは……残念……」
モモガー「生モグラ……」
みほ「……」
みほ(ちょっと心が痛いな……)
みほ(新しい戦車が手に入るか、無理矢理押し込める同意をアリサさん達から取れたら、声かけてみようかな)
622 :
寝ます
[saga]:2020/02/20(木) 03:57:34.41 ID:1IysVpWd0
【家】
みほ「ただいまー……」
ハナ「おかえりなさい」
みほ「わあ、ご飯が日本昔話に出てくるくらいアホの山盛り」
みほ(相変わらず沢山食べてるけど……明日から大丈夫かなぁ……)
サオリ「あはは、心配事、顔に出てるよー」
マコ「まあ……気持ちは分かるけどな」
マコ「ここにきてもうすぐ一ヶ月になる」
ハナ「もっと長い間いるような風に思えちゃいますね」
みほ「あ、あはは……」
みほ(一ヶ月弱なのに、元いた世界で知ってる顔もいるせいか、すでに結構思い入れちゃってる……)
みほ(なんとか割り切っていかないと……)
ユカリ「?」
ユカリ「どうかしたのですか、西住殿」
みほ「う、ううん、明日どうしようかなーって考えてて……」
ユカリ「あー、そうですねえ」
ユカリ「滞在一ヶ月も遺跡探索も目前ですし、たまには好きにやってもいいんじゃないでしょうか」
マコ「普段も好きにやってるんじゃ――」
サオリ「ちょっとマコ!」
みほ(自由に、かあ……)
翌日やること(自由安価)
>>623
623 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/02/20(木) 03:59:06.39 ID:L37a5enG0
ディッガーの修理と燃料補給、後は弾薬の装填
出来ればお店で回復薬とか買いたい
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