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【安価】みほ「装甲車バトルディッガーです!」【ガルパン】
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474 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/07/19(金) 02:18:45.64 ID:rjn0kz0O0
投下します
475 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/07/19(金) 02:49:49.31 ID:rjn0kz0O0
みほ「本拠地に顔を出そうかと……」
アリサ「あー」
アリサ「まあ、この惨状だものね」
アリス「……私達はみほさんに雇われただけだからいいけど……」
みほ「……うん……顔を出さないわけにはいかないし……」
みほ「……」
みほ(それに……今後のことも話しあわなくちゃ……)
みほ(……もう後には退けない……)
みほ(誰も死んでない平和な世界に帰って、手を汚したことも全部夢のようにしなくちゃ……)
みほ(真剣に……考えないと……)
ユカリ「西住殿……」
アリサ「……心配なのは分かるけど、今はそっとしてあげる方がいいでしょ」
アリサ「……割り切ってかなきゃ、この町じゃ持たないし」
アリサ「それは他人がどーこーしてやれることでもないわ」
476 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/07/19(金) 03:31:58.09 ID:rjn0kz0O0
【レッドタートル本拠地】
杏「……」
ユズ「アンズ……」
杏「裏切りを誘発し、バラムツで部隊の大半を体調不良に追い込んでも勝てない、か」
杏「やっぱ本物だねぇ、ブラックティーガーは」
杏「……」
杏「とはいえ、こっちも大事な友人を殺られてるし、引くわけにはいかないよね」
杏「……」
杏(とはいえ手札がないのも事実……)
杏(どうすれば……)
カツーン……
カツーン……
杏「ん?」
ユズ「この靴音は……」
ケイ「ただいま、アンジー」
杏「……!」
477 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/07/19(金) 03:37:20.75 ID:rjn0kz0O0
ケイ「ボロボロだけどなんとか帰ってこれたわ」
ユズ「すぐに治療を……」
ケイ「……それと……」
ケイ「お土産を持ってきたわ」
杏「?」
ケイ「向こうの戦力リストを私なりの視点でね」
ケイ「……アンジーなら、情報があればなんとかなるでしょう?」
ケイ「ましてや向こうはコッチと違って戦力の補充が難しいのだから」
杏「……助かるよ、ほんと」
杏「これなら……そうだねぇ」
杏「今は――――」
478 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/07/19(金) 04:11:18.92 ID:rjn0kz0O0
<21日目>
【ブラックティーガー本拠地】
みほ「え?」
みほ「レッドタートルが……?」
マホ「ああ」
マホ「ある程度態勢を立て直し、先遣部隊も送ったのだが……」
マホ「どうやら昨晩の内にもぬけの殻になっていたらしい」
エリカ「内輪もめの隙を突かれたわね」
マホ「……先遣部隊によりブルーチーターより先にもぬけの殻であることに気付いたからな」
マホ「レッドチーターが抑えていた遺跡も占拠はできたが……」
エリカ「ただでさえ戦力が減ってるのに、守らないといけない遺跡が増えたわけ」
エリカ「……レッドタートルが消えたことはブルーチーターの連中もすぐ気付くだろうし」
コウメ「ごめんね……」
コウメ「私達が昨日攻略できていれば……」
エリカ「……アンタだけのせいじゃないわよ」
エリカ「今までずーっと放置してた奴のせいでもあるし」 ジトー
みほ「あ、あはは……」
479 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/07/19(金) 04:20:27.24 ID:rjn0kz0O0
マホ「……カチューシャも、薄々感づいてはいるようだが……」
エリカ「……攻め込んでこないと聞いてたレッドチーターが攻めてきた」
エリカ「その事実の前では、どうしてもそうなります」
マホ「……それが良くない方向にいかないといいのだが……」
マホ「一先ずはエリカとコウメに遺跡の見張りを主にやってもらおうと思う」
マホ「……あまりのんびりしてられなくなったからな」
マホ「急かすようで悪いが、早めに1つの遺跡でも攻略してくれると助かる」
みほ「……はい」
480 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/07/19(金) 04:26:48.56 ID:rjn0kz0O0
エリカ「それじゃあ、見張りを交代してきます」
コウメ「あ、忙しくなるけど、それでもちゃんと身の回りのお世話は」
みほ「そんな、無理しなくても」
コウメ「ううん……いいんです。むしろ、やりたいから」
マホ「……」
コウメ「それじゃあ」 バタン
マホ「……」
マホ「力になってやりたいとは、私も思っている」
みほ「え?」
マホ「……聞いている。先の闘いで、活躍してくれたそうだな」
マホ「その礼と――――謝罪の意味も込めて、極力相談には乗りたいと思っている」
481 :
ねます
[saga]:2019/07/19(金) 04:32:48.29 ID:rjn0kz0O0
マホ「我々軍人と違い、君達モグラ乗りは遺跡探索のプロだ」
マホ「……当然、相手にするのもモンスターばかりだったのだろう」
マホ「にもかかわらず、人間を撃たせてしまった」
マホ「……本当にすまないと思っている」
みほ「あ、えと、その……」
マホ「代わりにといってはなんだが、協力は惜しまない」
マホ「何か入り用なら遠慮せずに言ってほしい」
マホ「相談にだって乗る」
マホ「真面目な戦況の話についてでも、どうでもいい相談でも、な」
みほ「ええと……それじゃあ・・・・…」
みほ(今日ここにきた目的はいっぱいあるけど……折角だし……いいよね……?)
マホに振る話題
>>482
482 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2019/07/19(金) 08:48:35.01 ID:XQxwMby90
カッツカツだし弾薬は節約したい
モグラ用のバンパーはある?
そのバンパーに通電させられる仕組みがあればグッジョブなんだけど
高電圧ならベリーナイス
483 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/07/21(日) 03:43:12.37 ID:aWVqoQzF0
来週忙しくて投下できないのですが、あんまり引っ張りたくないので投下します
484 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/07/21(日) 03:45:55.85 ID:aWVqoQzF0
みほ「モグラ用のバンパーはありますか?」
マホ「バンパー?」
みほ「はい」
みほ「今回の件もあって、台所事情はカツカツでしょうから……」
みほ「弾薬の節約のために」
マホ「あるにはあるが……」
マホ「それで一体何を……」
みほ「……」
みほ「まあ、戦争じゃあんまりそういう使い方もしないですよね……」
みほ(戦車道でも勿論しなかったし……でも――――)
みほ「バンパーで体当りして、轢殺します」
みほ(――――これは戦車道じゃない)
485 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/07/21(日) 04:04:17.41 ID:aWVqoQzF0
マホ「……随分と物騒な発想だな……」
みほ「……覚悟が、決まりましたから」
みほ「これ以上、知った顔がいなくなるのはつらいですし……」
マホ「……そうか」
みほ「そのバンパーに通電させられる仕組みがあればグッジョブなんだけど……」 ウーン
みほ「あ、特に高圧ならベリーナイス」
マホ(何でところどころ変な言い回しなんだろう……)
マホ「あー……そういうことなら、アリスかアリサに聞いてみると良い」
みほ「え?」
マホ「少しだけ話したが、ふたりとも機械いじりやモグラ整備の専門家らしいからな」
マホ「うちのバンパーを改造してくれるかもしれない」
みほ「なるほど……ありがとうございます」
みほ(あの二人……)
みほ(こんなことになっちゃったけど、家に帰るには、協力してもらわないといけないもんね……)
みほ(また会いに行ってみようかな……)
486 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/07/21(日) 04:08:33.37 ID:Kh8P80hj0
電ドリセットには自分もお世話になりました
白ドラやジェノサイド等に通用しないのを除けばとても強い
487 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/07/21(日) 04:14:35.89 ID:aWVqoQzF0
<その晩>
ユカリ「ごちそうさまでした!」
ハナ「……やはり……どうしても少し物足りなく思えてしまいますね……」
サオリ「ねー」
サオリ「でもしょうがないよ。昨日のやつで、物資も人も減っちゃったんだから」
マコ「質素な夕飯……物悲しい」 ウー
みほ「……」
みほ(このままウダウダやっていてもジリ貧)
みほ(……私がなんとかしないと……)
488 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/07/21(日) 04:17:12.47 ID:aWVqoQzF0
<22日目>
みほ「くぁ……よく寝た……」
みほ「……」
みほ(皆もうもぬけの殻……)
みほ(マコさんまでいないなんて……)
みほ(あんなことがあって、眠れなかったのかな?)
みほ「……」
みほ(一人ででも……この悪夢は終わらせなくちゃ)
みほ「今日はどうしようかな……」
どうする?
>>789
疲れたから寝て過ごす
・港をうろつく
・ブラックティーガー本拠地に行く
・リストランテ『アンツィオ』に行く
・市場に行く
・町外れの酒場『トゥータ』に行く
・歓楽街に行く
・ガラクタ山に行く
・ガラクタ山の麓にあるスラム街に行く
・ガラクタ山の麓にある高級住宅街に行く
・奴隷市場に行く
・ユカリに会う
・サオリに会う
・ハナに会う
・マコに会う
・マホに会う
・エリカに会う
・アカホシに会う
・アンチョビに会う
・アッサムに会う
・アリサに会う
・アリスに会う
・ローズヒップに会う
・モモに会う
・他の陣営に攻め込む
489 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/07/21(日) 05:03:45.69 ID:V32tKZBfo
アリサ
桃ちゃんに会いに行ったらどうなるんだ
490 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2019/07/21(日) 11:09:02.13 ID:LMCy29co0
モモに会う(墓)
491 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/07/21(日) 18:08:24.75 ID:D4E/cMjYO
幽霊はパワポケではよくあること
492 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/07/21(日) 23:54:52.27 ID:aWVqoQzF0
会いに行ったらどうなるか、君自身の目で確かみてみろ
スローペースですが投下します
493 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/07/21(日) 23:57:34.01 ID:aWVqoQzF0
【アリサの家】
アリサ「はいいらっしゃ――」
アリサ「なんだ、あんたなの」
みほ「おはようございます」
アリサ「……もう大丈夫なわけ?」
みほ「え?」
アリサ「……まあ、いいならいいけど」
アリサ「ほら、上がンなさいよ」
アリサ「そこ立たれてても邪魔だし、お茶くらいなら出すわよ」
みほ「あ、じゃあ温かいのを濃いめで……」
アリサ「意外と面倒かつ図太いわねアンタ」
494 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/07/22(月) 02:04:06.39 ID:3ALH8ZzF0
みほ「あ、一応今日はお客さんというか……」
アリサ「何、なんか買ってってくれるの?」
アリサ「レッドタートルの連中がふらっとどこかに消えて困ってたから助かるわ」
アリサ「モグラ用のアイテムも山程発注されてたのに、あいつら代金払わず消えるんだから」
みほ「そうなんだ……」
アリサ「仲良かった人がいくらかポストに突っ込んでくれてたけどさァ……」
アリサ「多分あの人の知らないとこでバンバン注文されてたから、足りてないのよねえ」
アリサ「要るものあったら何でも言いなさいよ」
アリサ「何でもあるわよー、スタビライザーポールとか」
みほ「何に使うんですかそれ……」
アリサ「何でも装備するとカーブをスムーズに曲がれるようになるんだとか」
みほ「……」
みほ(嘘だぁ……)
495 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/07/22(月) 02:52:34.75 ID:3ALH8ZzF0
みほ「その、バンパーに電流を流したいなあって」
みほ「触れた瞬間死ぬくらいの……」
アリサ「まあまあドン引く注文してくれるわね……」
みほ「遺跡には大きな化物が多いから……」
アリサ「あー……」
アリサ「確かに恐ろしい奴ら多かったわ」
アリサ「近づかれたときにバチッとやれると安心かもねえ」
みほ「あ、そうじゃなくて、近づいて体当たりで大ダメージを与えられないかなと」
アリサ「なにそれこわっアンタ後退のネジどっかに落としてきたんじゃないの」
496 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/07/22(月) 02:54:35.63 ID:3ALH8ZzF0
アリサ「まあいいわ」
アリサ「3日あればなんとか出来ると思うし、次の遺跡の日には間に合わせてあげるわよ」
みほ「本当ですか!?」
アリサ「あのねェ、私はこれでもこの街で指折りのパーツ職人様みたいなものなのよ」
アリサ「機械いじったりもかなり上手いの」
アリサ「ナメるんじゃないわよー?」
アリサ「ってわけだから、アリス、まずは設計をお願い」
アリス「ええ……」
みほ(秒で丸投げするのにあの自信、すごいなあ……私にはないものだ……)
497 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/07/22(月) 03:01:41.20 ID:3ALH8ZzF0
アリサ「……ま、なんとかしてあげるわ」
アリサ「主に通信機器関係がメインだから、得意じゃあないけど……」
アリサ「アリスがいるならなんとかなるでしょ」
みほ「ありがとうございますっ」
アリサ「……ま、この仮は合コンで返してもらわないといけないからね」
アリサ「力貸してあげるんだから、さっさと全部終わらせて、笑って合コンやるわよ!」
みほ「アリサさん……」
アリス「……合コン?」
みほ「うっ」
アリサ「え、あー……」
アリサ「子供には早いわよ」
アリス「えっ……」 ドンビキ
みほ「な、なんだか過剰にアダルティーなやつを想像されてる気がする……」
498 :
寝ます
[saga]:2019/07/22(月) 03:05:08.96 ID:3ALH8ZzF0
みほ「ふう……結局色々手伝わされちゃった……」
みほ「でも……少しだけ、気が晴れた、かな……」
みほ「……」
みほ「いけないいけない」
みほ「明日も切り替えて、攻略に備えないと!」
翌日の予定 どうする?
>>499
疲れたから寝て過ごす
・港をうろつく
・ブラックティーガー本拠地に行く
・リストランテ『アンツィオ』に行く
・市場に行く
・町外れの酒場『トゥータ』に行く
・歓楽街に行く
・ガラクタ山に行く
・ガラクタ山の麓にあるスラム街に行く
・ガラクタ山の麓にある高級住宅街に行く
・奴隷市場に行く
・ユカリに会う
・サオリに会う
・ハナに会う
・マコに会う
・マホに会う
・エリカに会う
・アカホシに会う
・アンチョビに会う
・アッサムに会う
・アリサに会う
・アリスに会う
・ローズヒップに会う
・モモに会う
・他の陣営に攻め込む
499 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2019/07/22(月) 05:27:15.85 ID:meIyHoBW0
ティーガー本拠地
撃破乃至乗員欠乏等により浮いたor破壊されたモグラから主砲とかパーツを引っ張ってこれたりしない?
500 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/08/01(木) 01:06:58.46 ID:3EQH5nI00
8月じゃんけ
投下します
501 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/08/01(木) 01:16:04.88 ID:3EQH5nI00
<23日目>
【ティーガー本拠地】
マホ「む、どうかしたのか?」
みほ「ええと……」
みほ「結構撃破されたモグラもあるみたいだから……」
みほ「その、使ってないモグラの残骸から使い回せるパーツはないかなって」
マホ「……なるほど」
マホ「多少はこれまでもそうやってやりくりしていたが……」
マホ「如何せん、大半のモグラが遺跡の中でスクラップだからな」
みほ「やっぱり難しいかなあ」
マホ「……」
マホ「可能性がないわけではない」
502 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/08/01(木) 01:22:25.34 ID:3EQH5nI00
マホ「すでにスクラップになったモグラが数台あったのだが……」
マホ「お守りとして、そのパーツを持っている者もいる」
マホ「……極力、次のモグラに使い回すよう頼んではいるが……」
マホ「持っていることで慰みになるなら、無理強いはできない」
マホ「モグラは……」
マホ「平気であると同時に、私達にとっては、大事な戦友なんだ」
みほ「……うん。それは――よく、わかる、かな」
503 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/08/01(木) 01:26:38.52 ID:3EQH5nI00
マホ「……とりあえず……」
マホ「確実にパーツを持っている者を呼び出そう」
みほ「できれば一番話が通じて、協力してくれそうな人がいいかなって」
マホ「ああ」
マホ「……」
マホ「話が通じなくて協力してくれなさそうな者なんているのか?」
みほ「……」
みほ「とにかく不機嫌なときのエリカさんとか……」
マホ「……あー……」
504 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/08/01(木) 01:34:26.70 ID:ZQLecJIA0
待ってた
とりあえず仲間二人揃ってるなら遺跡潜りたいね
505 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/08/01(木) 01:44:14.67 ID:3EQH5nI00
マホ「……悪い奴ではないんだが……」
マホ「如何せん口下手だからな……」
マホ「まったくまいったものだ……」
マホ「期待はしているんだが……」
マホ「上に立つ者にはある程度のコミュニケーション能力が求められるというのに……」
みほ「私が言うのもなんだけど、どの口が……」
506 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/08/01(木) 01:50:33.13 ID:3EQH5nI00
マホ「何か言ったか?」
みほ「と、とにかく、交渉がしやすい人がいいなあって」
マホ「そうだな……」
マホが呼んできた人物
>>507
507 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga sage]:2019/08/01(木) 09:56:03.63 ID:7Lv7fN+L0
直下さん改めエミさんはこっちにもいるかな?
いなかったら安価下
508 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/08/06(火) 01:51:12.56 ID:1f8eiOIZ0
投下します
509 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/08/06(火) 02:17:30.52 ID:1f8eiOIZ0
コンコン
エミ「失礼します」
みほ「あ……直下さん……」
エミ「あ、私のこと、知っていたんですね。光栄です」
みほ「え、あ、まあ……はは」
マホ「まあ、そうだろう」
マホ「珍しい地方の出身だしな」
みほ「あ、うん、まあ、そんなところかな」
みほ(向こうの世界で知り合いだった、とは言えないよね……)
エミ「あ……でも私、今はコジマって言うんですよ」
みほ「え?」
エミ「その、先日結婚しまして……」
エミ「とはいえ、故郷から遠く離れた地なので、勝手に言ってるだけなんですけど」
510 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/08/06(火) 02:19:57.40 ID:1f8eiOIZ0
みほ「わあ、おめでとうございます!」
みほ「その、旦那さんは――」
エミ「…………」
みほ「え?」
マホ「……コジマ二等兵は先日のレッドタートル襲撃時に亡くなった」
みほ「!!」
エミ「……ああ、気にしないでください」
エミ「兵士である以上、いつかはこうなることを覚悟してましたから」
エミ「……」
エミ「それに、最期に言葉を交わして、プロポーズの返事が出来ただけ、私は幸せ者ですし」 アハハ
みほ「直s…………エミ、さん……」
511 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/08/06(火) 03:01:29.25 ID:1f8eiOIZ0
エミ「それで、ご用件は……」
マホ「ああ……」
マホ「確か、モグラのパーツを持っていなかったかと思ってな」
エミ「ええ……」
エミ「我軍は足回りが欠点でしたので、それを補うべく導入したフロートの試作機を持っています」
マホ「あれがあればどんな地形でもある程度対処ができる」
エミ「半分壊れちゃったんですけどね」
エミ「……それでもあの人とともに命からがら遺跡を抜け出せたのは、あのフロートのおかげなんです」
マホ「……本家コジマが、導入に積極的でな」
マホ「結局フロートは修理できたがモグラ自体がお釈迦になったため、フロートはまだエミが持っているはずだ」
マホ「そうだったな」
エミ「ええ……あの人の形見みたいなものですから……」
エミ「常にそばに寄り添うように眠ってるんですよ」
みほ(お、重ーーーーーーーーーーーーーーーい!!)
みほ(重いよお姉ちゃんッッ)
みほ(重すぎるよ!!どんな戦車の履帯よりも重いよ!!)
512 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/08/06(火) 03:09:20.81 ID:1f8eiOIZ0
マホ「それなんだが――」
みほ「あ、ちょっと……」
マホ「?」
マホ「どうかしたか?」
みほ「……」
みほ(お姉ちゃんが言ったら、上官命令で無理やり奪い取っちゃうことになるもんね……)
みほ(取り上げるなら、せめて、私の口からちゃんと言わないと……)
みほ「……」
エミ「?」 キョトン
みほ(こ、心苦しい……)
みほ「ええと……
>>513
」
513 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2019/08/15(木) 03:52:47.76 ID:IOAUaV/A0
このまま死蔵させておくのであれば、それを使わせてください
今の私たちに必要なのは感傷ではありません
514 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2019/08/15(木) 03:53:42.13 ID:IOAUaV/A0
見てるぞ
支援
515 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/08/15(木) 05:40:12.20 ID:4eg03gsb0
俺も見てるぞ支援
クロス先がマイナーだとイマイチ人が増えなくてつらいよね……
516 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/08/21(水) 03:49:43.55 ID:IEfQg0wd0
ありがたいことに人がいる内は何とか終わらせたいですね
今週はちょっとばたついてるんであんまり投下できません、申し訳ない
とりあえずパワポケがすっかり過去の作品になってることを嘆きながら少しだけ投下します
517 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/08/21(水) 04:10:53.42 ID:IEfQg0wd0
みほ「このまま死蔵させておくのであれば、それを使わせてください」
エミ「えっ……」
みほ「……今の私たちに必要なのは感傷ではありません」
エミ「……」
マホ「……」
マホ(完全に指揮官の目になっているな……)
マホ(先刻の闘いで大量の死者を出したからか……?)
エミ「……わかりました」
エミ「きっとあの人も……」
エミ「勝って、故郷の地に帰りたがってると思いますから」
みほ「……ありがとう」
エミ「いいんです」
エミ「……こっちです、ついてきてください」
みほ「はい」
スタスタスタ
エミ「あ、フロートに少し文字とかデコってるけど、そこは大丈夫かな……」
みほ「あ、はい」
みほ(相合い傘とかかなあ。微笑ましい)
エミ「よかった……あ、はい、これです」
みほ(うっわー!はずかしい落書き!!!!)
みほ(う、噂に聞いたことのある落書きできるプリクラの落書きくらい文字が面積を取ってる……)
みほ(っていうか履帯に何で惚気とか書きまくってるんだろう……こわ……)
518 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/08/21(水) 04:34:25.91 ID:IEfQg0wd0
エミ「とりあえず、これを運んでセットするまでは付き合うよ」
みほ「え、そんな……なんか悪いよ……」
みほ(このこっ恥ずかしい文字を消しづらくなるし……)
エミ「うちのフロートは重いんだぞ」
エミ「一人で運ぶの大変だろうし」
エミ「遠慮しないで」
みほ「あ、あはは……」
みほ(その後、フロート設置のお手伝いをユカリさんに依頼し……)
みほ(ラブラブな文字を書かれたフロートを見たユカリさんが、何故か号泣するという事件がありました)
みほ(……誤解は無事にとけたけど……)
みほ(何で私と彼女が付き合ってたらユカリさんがあんなに泣くんだろう?)
519 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/08/21(水) 04:48:00.10 ID:IEfQg0wd0
サオリ「ちょっとみぽりんみぽりん!」
サオリ「いつの間にか恋人できたって本当!?」
みほ「うそです」
サオリ「え、そうなの?」
サオリ「でもユカリンは西住殿に恋人がぁ〜〜!って号泣してたけど」
みほ(なんで……)
サオリ「でもびっくりしたなあ」
サオリ「ほら、私達、出会い少ないからさあ」
サオリ「火のないところに煙を立てるなんてさすがみぽりん」
みほ「はは……」
みほ(嬉しくない……)
520 :
ねます
[saga]:2019/08/21(水) 04:52:29.45 ID:IEfQg0wd0
サオリ「デートとかも時間があったらしてみたいんだけどなあ」
みほ「……あの履帯に文字書いてた人、本当に顔も知らない人だから……」
サオリ「ところでさ、明日はどうするの?」
サオリ「デートとか言ってられないくらい忙しいけど……」
みほ「ええと――」
翌日の予定 どうする?
>>521
疲れたから寝て過ごす
・港をうろつく
・ブラックティーガー本拠地に行く
・リストランテ『アンツィオ』に行く
・市場に行く
・町外れの酒場『トゥータ』に行く
・歓楽街に行く
・ガラクタ山に行く
・ガラクタ山の麓にあるスラム街に行く
・ガラクタ山の麓にある高級住宅街に行く
・奴隷市場に行く
・ユカリに会う
・サオリに会う
・ハナに会う
・マコに会う
・マホに会う
・エリカに会う
・アカホシに会う
・アンチョビに会う
・アッサムに会う
・アリサに会う
・アリスに会う
・ローズヒップに会う
・モモに会う
・他の陣営に攻め込む
521 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/08/22(木) 22:33:20.71 ID:jdilmJ97o
モモちゃんをたしかみてみよう
522 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/08/22(木) 22:58:16.58 ID:a3Vl7ZSM0
でぇじょうぶだ野球のボールに乗り移って生き返る
523 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/08/26(月) 02:54:58.74 ID:1NKjwp1Q0
安価だけ出してから寝ます
524 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/08/26(月) 03:00:14.00 ID:1NKjwp1Q0
みほ「……会って来たい人がいるので……」
サオリ「え!?」
サオリ「ひょっとしてデート!?」
サオリ「噂はほんとうだったの!?」
みほ「ち、違っ……」
みほ「その、明日会う予定の人は、手の届かない世界にいる人っていうか……」
サオリ「うひゃーっ、障害の多い恋!」
サオリ「燃えちゃうなー」
みほ「ええと、そうじゃなくて……」
みほ(その後、サオリさんは延々恋愛の話をしてきた……)
みほ(何度訂正しても最期には自分語りに持っていかれて、結局ただ睡眠時間を失って終わった……)
525 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/08/26(月) 03:08:20.74 ID:1NKjwp1Q0
<24日目>
アリサ「ハァ? 墓の位置ぃ?」
みほ「うん……」
みほ「その、レッドタートルの人とも仲が良かったアリサさんなら知ってるかな会って」
アリサ「まーそりゃ知ってはいるけど」
アリサ「やめたほうがいいでしょ」
アリサ「……洒落にならないドンパチしたんだしさぁ」
みほ「でも……挨拶には、いかないと……」
アリス「……霊媒師、という手もある」
みほ「えっ」
アリサ「あ〜〜〜〜〜……そういや居たわね、死者と会話するヤツ」
みほ「ええ……」
アリサ「んで、どーすんのよ」
アリサ「どこでも案内は出来るわよ、その後はどうなろうと助けないけど」
みほ「ええと……」
>>526
どうする?
A:モモの墓参りをする
B:霊媒師に会ってモモの霊を降ろしてもらう
C:死亡現場であるどんぞこに行ってみる
526 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/08/26(月) 07:18:20.68 ID:OGt9NGHf0
霊媒師に会ってみよう
……ただ墓参りしかりイタコしかり死亡現場しかり自分でコロコロした相手にアプローチするってこれみぽりん相当ヤバい奴扱いされるのでは
527 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/09/07(土) 02:43:40.95 ID:lB893CYQ0
投下します
528 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/09/07(土) 02:47:22.01 ID:lB893CYQ0
みほ「霊媒師に会ってみようかと……」
アリサ「うっへえ、あんたも物好きねえ」
みほ「あはは……」
みほ(この世界だと、霊媒師が本物である可能性もあるし……)
みほ(元の世界ならさすがに会わないけど……)
アリサ「まあいいわ」
アリサ「案内したげる」
アリサ「この近所だしね」
みほ「ありがとうございます」 ペッコリン
アリサ「あー、いいわよそーいう堅っ苦しいの」
アリサ「その代わり今度、何か美味しいものでも奢りなさいよね」
みほ「はいっ」
みほ「……」
みほ(美味しいからってこの前の悲劇に使われたバラムツの残りとか食べさせたら怒るだろうなぁ)
529 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/09/07(土) 03:07:26.96 ID:lB893CYQ0
【魔術の館・ラビット】
アヤ「いらっしゃー……何だアリサさんか」
アリサ「何だとは何よ」
ユウキ「アリサさん、またおまじないー?」
アヤ「この前も来たばかりだよねー」
アリサ「だあああああ、もう!」
アリサ「あんたら顧客に媚びようってつもりはないわけ!?」
みほ「あ、あはは……」
アリス「……不思議なお店……」
アヤ「あ、いらっしゃーい」
アヤ「ここはねえ、魔術の館っていうの」
アヤ「いろーんな魔術で、未来を変えてあげちゃうよ〜」
ユウキ「恋の成就をするための魔術とか〜」
みほ(占いの館みたいなものかな……?)
530 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/09/07(土) 03:12:49.30 ID:lB893CYQ0
アリサ「まあいいわ。今日はこっちの娘が用があるっていうからさ」
アヤ「あら、新顔さんだー」
ユウキ「ええ〜っ、アリサさん友達いたんだー」
アリサ「おい」
みほ「え、えっと、亡くなった人とお話が出来る霊媒師さんがいるって聞いて……」
アヤ「あー……そういう」
ユウキ「まあ、紛争多いもんねぇ」
アヤ「ちょっと待っててくださーい」
アヤ「おーい、サキー! お客さん!」
サキ「……」
みほ「この子……」
アヤ「この子が霊媒師のサキ」
アヤ「普段は無口なんだけど、霊を降ろしてきたら饒舌に喋ってくれるから」
みほ「そうなんだ」
アヤ「お望みとあらばデモンストレーションで著名な死者をおろしてきて対談とかもできるけど」
みほ「あ、だ、大丈夫」
みほ(どうせ分からないだろうし……)
531 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/09/07(土) 03:33:45.78 ID:lB893CYQ0
アリス「……気をつけて」 コソ
みほ「?」
アリス「霊媒師を騙る偽物も世の中にはいると聞くし……」
アリス「何より、真偽を問わず相応の対価を要求されるから」
みほ「……ありがとう」
みほ「それでも私は……ちゃんとお話がしたいの」
アリス「……」
アリス「みほさんが、そうしたいなら」
みほ「うん」
サキ「……」
アヤ「おっと、サキが対価をよこせと言わんばかりに手を」
みほ「ええと、おいくらでしょうか」
ユウキ「ざんねーん、お金じゃないのよねえ〜」 ウッフッフ
アヤ「物品だったりぃ、行為だったりするんだよ」
アヤ「どうすんの、サキ」
サキ「…………
>>532
」
サキが要求してきた対価
>>532
532 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/09/07(土) 11:06:53.78 ID:a27t/x4g0
飛ぶやつ
533 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/09/09(月) 01:33:42.03 ID:kpwLlcZr0
投下します
534 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/09/09(月) 01:49:20.03 ID:kpwLlcZr0
サキ「飛ぶやつ……」
アリサ「はあ?」
みほ「とぶやつ……って、大麻とか……?」
アリサ「あんたはあんたで真顔で何言ってンの?」
アリサ「飛ぶやつってのは……えーっと、こういうやつよ」 カキカキ
アリス「あ、絵、うまい……」
みほ「これ……ロケット……?」
アリサ「それに捕まって移動したりするヤツもいるんだと」
アリサ「どー考えても危ないから私はやる気にならないんだけど」
アリサ「なんかどっかの地域では流行ってる、まあ未開の地の連中用のアイテムね」
みほ「ちょ、き、聞こえ……」 アワアワ
アリサ「いーのよ言ってやれば」
アリサ「そんな地雷原御用達のクソローカルアイテムせびられても、どうせすぐには出せないんだから」
アリス「みほさん」
みほ「えっ、これ……」
アリサ「ちょ、持ってるなら最初から出しなさいよ!!」
アリサ「つーかアンタ、なんでこんなもんを……」
アリス「たまにボコをくくりつけて打ち上げたりして遊んでたから……」
アリサ「なんて?????????????」
535 :
危うく寝落ちしかけてたので安価サクッと出して寝ます申し訳ない
[saga]:2019/09/09(月) 02:50:09.48 ID:kpwLlcZr0
サキ「ありがとう……」
サキ「……」 ポチッ
アリサ「!?」
みほ「?」
アリス「え、今使――――」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
バヒューーーーーーーーーーーーーン
みほ「ど、どこかに消えた……」
アリサ「ちょ、どうなってんのよ!?」
アヤ「お、落ち着いて」
ユウキ「ちょっと観光したあとで、お望みの魂を宿して帰ってくるから……」
みほ(何そのシステム……)
536 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/09/09(月) 02:52:32.59 ID:kpwLlcZr0
アリサ「よっしゃ上がりぃー」
アヤ「もー、また手札覗いたんですか?」
アリサ「失礼ねえ、こんな賭けてもいないトランプでそんなことするわけないでしょ!」
みほ「賭けてたらやるんだ……」
みほ(ていうかこの世界にもトランプあるんだ……)
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
アリサ「ん?」
アヤ「帰ってきた!」
ユウキ「もう”下ろしてる”はずだけどー……」 チラリ
サキ「……」
みほ(わざわざ霊媒師まで呼んでもらった……)
みほ(先に喋らせると延々喚かれそうだし、ここは私から――)
みほ「
>>537
」
537 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2019/09/09(月) 18:52:40.97 ID:BSgFlaFs0
ニシズミィィ お前が(タートルに)転向しろッ!!
538 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/09/09(月) 18:58:51.93 ID:BSgFlaFs0
あ、みほの台詞かこれ すまぬ
てっとり早く遺跡を制圧したいので把握してる限りでこちらが突けそうな穴を聞く
当然素直に教えちゃくれないだろうから、上手くいった際の生徒会残りメンバーの身の安全を保証する口実で
殺れてる以上説得力は出せてる 信用できないと言われたらお互い様で通す
539 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/09/15(日) 02:33:11.20 ID:uGaiKfGo0
少しですが投下します
540 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/09/15(日) 02:40:50.21 ID:uGaiKfGo0
みほ「「ニシズミィィ お前が(タートルに)転向しろッ!!」」
みほ「……」
みほ(先手を取られた……) チッ
アリス(わぁ、みほさん物凄く不満そう……)
アリサ(でもちょっと気持ちはわかるわね……)
みほ「……とりあえず、手っ取り早く遺跡を攻略したいので……」
みほ「把握している限りで、こちらが突けそうな穴を教えて下さい」
モモinサキ「はあ!? なんで私がお前なんかのためんそんなこと!」
みほ「……」 パッパッ
モモinサキ「ああっ、無言で塩はやめろ塩はッッ」
541 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/09/15(日) 02:56:00.31 ID:uGaiKfGo0
みほ「まあ……ただでとは言いません」
みほ「もしうまく行けば、残りの人達の身の安全は保証しましょう」
モモinサキ「何ィ!?」
アリサ「おっ、可愛い顔してえげつないことやるわねえ、いいじゃない」
モモinサキ「馬鹿め、そんな手に乗るか!」
モモinサキ「会長はこんな交渉に乗らずとも、貴様程度にやられる人ではない!」
みほ「……この口ぶり……とりあえず降霊術は信用できそう……」
みほ(濃すぎてモノマネしやすいだけなのかもしれないけど)
モモinサキ「大体、そんなわかりやすい穴があるなら、我々がとっくに突いてる」
みほ(まあ、そうなっちゃうよね)
542 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/09/15(日) 02:58:54.92 ID:uGaiKfGo0
みほ「でも私は貴女やバーの人達を壊滅させられましたよ」
モモinサキ「それはまあ、そうだが……」
モモinサキ「こっちには切り札があるからな!」
モモinサキ「っと、それが何かは絶対に言わないぞ!」
みほ「ノンナさんの裏切りのことかな……」
アリサ「ああ、そういやバラムツ買ってたの見たし、あの裏切り者と内通してたのって……」
モモinサキ「!?」
アリス「だとしたらとうに鎮圧している」
モモinサキ「ゆ、ユズちゃあん!!!!」
543 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/09/15(日) 03:18:49.26 ID:uGaiKfGo0
モモinサキ「だ、だが!」
モモinサキ「会長が殺られるはずなどない!」
モモinサキ「本当にまずくなったら、早めに撤退する手筈が――」
モモinサキ「!!」 ハッ
アリサ「ふうん……なるほどねえ」
みほ「……押し切り損ねることも、やはり計算に入っていたんですね……」
アリサ「要は捨て駒だったわけね」
アリサ「あの場面でブラックティーガーを落とせれば良し」
アリサ「駄目なら駄目で逃げるための時間稼ぎになるから良し、と」
アリス「わかってはいたことだけど……」
みほ「気分はよくない、かな……」
モモinサキ「あわ、あわわわわわわ……」 ブルブル
544 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/09/15(日) 03:31:39.98 ID:uGaiKfGo0
アリサ「でもどーすんのよ」 ヒソヒソ
アリサ「こうなると、口を割らせるの難しくない?」 ヒソヒソ
みほ「……いいえ。逆です」
アリサ「え?」
みほ「……ここで行方をくらましたレッドタートルが取る行動」
みほ「概ね2つに絞られます」
モモinサキ「っ」 ビクッ
みほ「一つは、完全撤退」
みほ「この件からは手を引き、遺跡争奪戦には関わらないというケース」
みほ「もう一つは、一時撤退のパターン」
みほ「正面衝突は不利と見て、あとから戦力を立て直して襲ってくるパターン」
みほ「……このパターンで一番レッドタートルが美味しい想いをするのは、私達が3つの遺跡を攻略した直後」
みほ「もしくはその直前です」
アリサ「確かに、それで漁夫の利得るのが一番楽だわ」
みほ「このパターンの場合、情報を私達に開示し、遺跡攻略を助ける方がレッドタートルのためにもなる」
モモinサキ「……完全撤退した、という可能性もあるだろ」
みほ「……それならそれで、私達に教えても不利益にはならないじゃないですか」
モモinサキ「だとしても、教えるメリットもないだろ!」
モモinサキ「はっきり言うが、こっちは殺されてるんだぞ」
モモinサキ「お前達が苦労してくれるなら、それは十分私にとっては益なんだ!」
みほ「……わかってないですね」
モモinサキ「あ?」
みほ「今の時点では、レッドタートルの残党を皆殺しにするには、探して殺しにいくという手間がかかります」
みほ「でも……」
みほ「すべての遺跡を攻略し、叶える願いによっては、容易く全員を殺しにいけるようになりますよね」
モモinサキ「!!」
みほ「今から敵対するのと和解するの、どちらがいいか、明白じゃないかと思いますけど……」
アリサ(えぐいこと言うわね……)
545 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/09/15(日) 03:36:09.09 ID:uGaiKfGo0
モモinサキ「わ、わかった……」
モモinサキ「言うから……せめて残ったみんなには……」
みほ「もちろん、殺さないと約束します」
アリサ(しれっと殺害以外は約束しなかったわね)
モモinサキ「ぜ、絶対だぞ!?」
みほ「はい」
モモinサキ「嘘ついたら針千本飲ますからな!?」
みほ「わかりました」
モモinサキ「あの世で嘘ついてないかずっと見てるからな!!!」
みほ「わかったから早くしてください塩食べさせますよ」
モモinサキ「ひーん!」
▼モモから遺跡の情報を聞いた!
546 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/09/15(日) 03:40:54.41 ID:uGaiKfGo0
みほ(……明日は遺跡に潜れる日)
みほ(大丈夫だとは思うけど、命を落とすことがあるってこの前わかったし)
みほ(誰かと少しおしゃべりしてから寝ようかな)
誰と会話しますか?
>>547
547 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/09/17(火) 09:04:35.13 ID:MYv0kfVZ0
ゆかりん
548 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/09/23(月) 02:58:29.28 ID:e3sFfVF90
眠いのでさくっとですがやります
549 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/09/23(月) 03:01:13.69 ID:e3sFfVF90
サオリ「それじゃ、電気けすよー」
ユカリ「了解です」
サオリ「夜ふかしは美貌の大敵だもんねー」
ハナ「起きてたらお腹が空いちゃいますしね」
マコ「まだ眠れないが」
サオリ「もー、他の人達に迷惑かけないの」
マコ「むう……」
みほ「あはは……」
みほ「……」
みほ「……」
みほ「……」
550 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/09/23(月) 03:06:12.64 ID:e3sFfVF90
みほ「ユカリさん」 コソッ
みほ「起きてる?」
ユカリ「!!!」
ユカリ「お、おお、起きてますっ……」
ユカリ「というか、ニシズミ殿がご用命なら、寝ていたって起きますよ」
みほ「あ、あはは……」
ユカリ「ところで、どうしたんですか」
みほ「あ、その……ちょっと眠れないし、お話とかしないかなって」
ユカリ「!!!」
ユカリ「そ、それはつまり、よ、夜伽ということで……?」
みほ「なんで脱ぐの」
551 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/09/23(月) 03:10:27.54 ID:BVIiqbzo0
見てるから頑張ってくれ
552 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/09/23(月) 03:10:47.44 ID:e3sFfVF90
ユカリ「あ。あれ? そういうことでは……」
みほ「どういうことかわからないけど……」
みほ「とりあえず、起こしちゃ悪いし、外で出ようか」
ユカリ「ええ!? 初めてなのに野外だなんてそんな……!」
みほ「……」
みほ「よくわからないけど、多分思っているようなことじゃないから……」
みほ「ちょっと
>>552
についてお話でもしようかなって思っただけだし……」
ゆかりと話す話題
>>552
553 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/09/23(月) 03:11:32.34 ID:e3sFfVF90
ありがてえ(人が見てるの嬉しいね)
安価は
>>554
に変更で(せっかく人がいるけどクソ眠たいから今日はごめんこれで終わります)
554 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/09/23(月) 03:26:15.63 ID:yROXyMzb0
俺もいるぞ!
何度か連取りになってしまっていることを謝っておく
>>1
ーシャ
何日か待ってはみるんだが誰も取ってくれんから……取らなきゃ君に話を書いてもらえないだろ
安価なら入れ替わり前のみぽりんはどんな人だったか聞いてみるのはどうだい
主にモグラ乗りとしての面について
555 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/09/24(火) 02:07:13.27 ID:ihyVyt0l0
ありがたいことですね
とりあえずどういう形でも完結はしたいと思います
ので、今日もちょっとですが投下していきます
556 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/09/24(火) 02:32:08.91 ID:ihyVyt0l0
みほ「ちょっと入れ替わり前の私についてお話でもしようかなって思っただけだし……」
ユカリ「入れ替わる前のニシズミ殿……ですか」
みほ「うん」
ユカリ「そうですね……」
ユカリ「ダンジョンから帰ったあと、脱いだ靴下のムワッとした匂いがとても強烈でしたねえ」
ユカリ「でもそこがまたグッとくるというかジュンとくるというか……」
みほ「……モグラ乗りとしての面についてだけでお願い」
557 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/09/24(火) 04:07:23.38 ID:ihyVyt0l0
ユカリ「そうですね……」
ユカリ「ニシズミ殿は――誰よりもディッがーを愛しておられました」
みほ「……ユカリさんよりも?」
ユカリ「……私の愛は、偏ってますから」 アハハ
ユカリ「ですがニシズミ殿は、なんと言うんでしょうか」
ユカリ「バトルディッがーを取り巻く全てを深く愛していた、とでもいうんでしょうか」
ユカリ「私が目を輝かせて機体なり戦略なり動きなりに感動している時」
ユカリ「ニシズミ殿はその数歩先を見ているんです」
ユカリ「今見て知ったことと、すでに知っている豊富な知識を元に、全く新しい可能性を見つけられる」
ユカリ「そんなすごい人でした」
みほ「……」
ユカリ「何にも捕らわれず、我々では思いつかないような発想でディッガーを活かす」
ユカリ「私はそれを、愛のなせる技だと思いたいです」
みほ「そっか……」
みほ「……」
みほ「私とは……全然違うんだ……」
558 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/09/24(火) 04:17:01.30 ID:ihyVyt0l0
ユカリ「そんなことは……」
みほ「……私は……」
みほ「縛られて、新しいことなんて生み出せないから……」
ユカリ「……」
ユカリ「そんなことありませんよ」
ユカリ「こちらの世界のニシズミ殿がそうだったんです」
ユカリ「同じ人間なのに、できないわけがないんです」
みほ「……そう、かな」
ユカリ「そうですよ」
ユカリ「それに――縛られてるということは、縛っている何かがあるということです」
ユカリ「縛り付けるものがないところでなら、きっとできますよ」
みほ「縛り付けるものがない場所、かぁ……」
ユカリ「ええ」
ユカリ「ここもそうですし――」
ユカリ「帰ってもきっと、そういう場所が見つかりますよ」
ユカリ「……なぁんて、柄じゃないですかね」 アハハ
みほ「……ううん」
みほ「ありがとうユカリさん」
みほ「……今日は遅いし、そろそろ寝よっか」
ユカリ「そういえば、明日はどうするんです?」
翌日の予定 どうする?
>>559
・遺跡に潜る
・疲れたから寝て過ごす
・港をうろつく
・ブラックティーガー本拠地に行く
・リストランテ『アンツィオ』に行く
・市場に行く
・町外れの酒場『トゥータ』に行く
・歓楽街に行く
・ガラクタ山に行く
・ガラクタ山の麓にあるスラム街に行く
・ガラクタ山の麓にある高級住宅街に行く
・奴隷市場に行く
・ユカリに会う
・サオリに会う
・ハナに会う
・マコに会う
・マホに会う
・エリカに会う
・アカホシに会う
・アンチョビに会う
・アッサムに会う
・アリサに会う
・アリスに会う
・ローズヒップに会う
・モモに会う
・他の陣営に攻め込む
559 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/09/24(火) 07:46:15.19 ID:UV05PqCl0
いざ出陣
560 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/09/24(火) 07:46:56.07 ID:UV05PqCl0
送信しちゃった
遺跡へ
561 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/10/01(火) 02:45:18.31 ID:GD9D3yLB0
体調崩してました、申し訳ない
週末は忙しいので、コツコツ平日にやっていきます
562 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/10/01(火) 03:10:52.66 ID:GD9D3yLB0
みほ「明日は……遺跡に潜るよ」
みほ「……なんとしても、3つの遺跡を攻略しないといけないから……」
みほ(そうしないと……これ以上、人を殺めたこの世界には……)
ユカリ「……」
ユカリ「私は……貴女に従います」
ユカリ「元々ニシズミ殿に救われたというのが大きいですが……」
ユカリ「貴女は、そのニシズミ殿と同じ魂をしていると、感じますから」
ユカリ「……私は、どうなろうと、貴女の味方ですよ」
ユカリ「だから……あまり一人で抱え込まないでくださいね」
みほ「……ありがとう」
みほ「……今日は、もう寝よっか」
ユカリ「えっ……それはどっちの意味で……///」 クネクネ
みほ「……」
ユカリ「ああっ目線が冷たいっ」
みほ「早く寝ましょう……明日は早いですから……」 ハァ
563 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/10/01(火) 03:44:28.07 ID:GD9D3yLB0
<25日目>
みほ「……ふぅ」
みほ「行きましょうか」
ユカリ「はいっ!」
ハナ「準備はできています」
マコ「……眠い……」
サオリ「ほら、もう、しっかりする!」
アリサ「しまんないわねえ……ほんとに大丈夫なんでしょうね」
アリス「……みほさんを信じる」
コウメ「……この遺跡、今日こそ攻略して、先遣隊の皆の墓前にいい報告をしましょう」
みほ「……それじゃあ、パンツァーフォー!」
564 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/10/01(火) 03:52:47.32 ID:GD9D3yLB0
【遺跡】
アリサ「……怖いくらい順調ね」
コウメ「……皆さん一度潜ってますから……」
アリサ「まあ、一番の敵はモンスターと遭遇した時のパニックだもんねえ」
ユカリ「ええ。対策さえできていれば……」
ドゴッドゴン
アリサ「……こうやって、頼まれてたバンパー使って轢きまくるってわけね」
みほ「……先遣隊の皆さんのおかげです」
みほ「モンスターの攻撃前の動作、飛び道具の有無などが分かっていなければできませんでしたから」
アリサ「情報戦が大事ってことね」
アリス「だからって好きな人を盗聴するのはちょっと」
アリサ「だからしてないってば!!」
565 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/10/01(火) 03:57:43.41 ID:GD9D3yLB0
ユカリ「えー、こほん」
ユカリ「ユカリと!」
サオリ「サオリの!」
ユカリ「スペシャルインタビュー!」
みほ「……」
ユカリ「ああっ異物を見る目っ」
サオリ「ほ、ほら、まだ結構余裕あるし、新メンバーと交流をさ???」
サオリ「やっぱり絆を深めるには互いのことを知る必要があると思って」
ユカリ「不肖アキヤマユカリ、潜入は得意なので、するっとむこうの車輌にも乗り込めるのであります!」
サオリ「まあ、こっちのメンバーインタビューして向こうの人に知ってもらうってのもありなんだけどー」
サオリ「それでほら、ミポリン的には誰へのインタビューがいいとかあるのかなーって」
みほ「え……じゃあ……
>>566
」
ユカリ「ちなみに、何についてのインタビューをおこないます?」
サオリ「ミポリンの興味ある話題を根掘り葉掘り!だよ!!」
みほ「えー……じゃあ、
>>567
かなあ……」
566 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/10/01(火) 12:11:12.31 ID:+yQ1yn1H0
アリス
567 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/10/02(水) 02:07:47.98 ID:FIh+g8nw0
この世界のボコはどこで手に入るんですか?(迫真)
568 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/10/18(金) 02:12:54.34 ID:fDOG6e3to
ばたついてて投下できず申し訳ないです
年内には終わらせますので……もう少しだけお待ちください
569 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/10/18(金) 02:33:57.48 ID:nCBww8IL0
気にしなくていい
書ける時に書いてくれ 変わらず待っているよ
570 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/10/24(木) 03:16:45.56 ID:T1VBbVPA0
ありがたいことですね
またちょっと余裕出てきたので投下します
571 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/10/24(木) 03:30:36.99 ID:T1VBbVPA0
みほ「この世界のボコはどこで手に入るんですか?(迫真)」 ズズイッ
サオリ「こ、怖いよみぽりん!」
みほ「どうしても気になるもので……」
ユカリ「いやー、一応聞いてはみますが……」
サオリ「大丈夫かなー」
ハナ「ボコといえば、ブルーチーターですものねえ」
みほ「……でも、それだけじゃないはずなんです」
みほ(ロケットで飛ばしてる、みたいなこと言ってたもんね……)
ユカリ「わかりました」
ユカリ「そこまで言うなら不肖アキヤマユカリ、突撃して参ります!」
ユカリ「ニシズミ殿の望みとあらば、たとえ火の中水の中ニシズミ殿のスカートの中!」
ユカリ「それこそ股間の小高い丘に生えたジャングルの中にだって!!」
みほ「時折素直にユカリさんが怖い」
マコ「気を使わないでキモいって言ってもいいんだぞ」
572 :
アカホシ表記とコウメ表記とが混在してしまってたことに今気がつくなど
[saga]:2019/10/24(木) 04:22:06.72 ID:T1VBbVPA0
サオリ「と、いうわけで、アリスちゃんにインタビュー!」
アリス「え?」
アリサ「突然モグラ降りてきたと思ったらそンなことしにきたわけ?」
サオリ「やっぱり面と向かってじゃないきゃあれかなーって」
アカホシ「タフだなあ……」
ユカリ(えーっと、さすがにパラレル云々を伝えるのはまずいですよね)
ユカリ「あの、ボコがどこで手に入るのかという質問が来ているのですが……」
アリス「!!」 キュピーン
アリサ「バカ!」
アリサ「ボコに興味あるなんて嬉しいなやっぱりデザインは勿論その精神性が非常に尊く老若男女が好きになる素養を兼ね揃えた最強の存在ゆえに欲するのは自然なことと言えるし」
サオリ「うわっ、超絶早口っ」
アリサ「普段無口なくせにこうなると止まらないわよ……」
ユカリ「うーん、オタクって怖いですねえ」
サオリ「鏡いる?」
573 :
意識飛びかけてたので半端ですが一旦おわりあす
[saga]:2019/10/24(木) 04:46:58.86 ID:T1VBbVPA0
アリス「……この国では……」
アリス「ううん。もっと広い範囲で、この大陸では……」
アリス「ボコを手に入れることはできない」
みほ「!」
ユカリ「まあ、ボコといえばブルーチーターですものねえ」
アリス「元々知名度がなかったところで、宗教団体に神輿として担がれてるから……」
みほ「諦めたほうがいい、か……」 ショボン
アリス「壊滅させてからマスコットを乗っ取るてもあるけど……」
みほ「でも、巨大な集団に潜り込んで厚遇されてたボコなんて……」
アリス「わかる……あれじゃあただの包帯巻いたくま……」
サオリ「えーわかんないわかんないどういうことなの」
574 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/12/21(土) 01:49:08.56 ID:qFB1DhZC0
ばたついてたら年末ですね
サクサクっとお話を畳にいきたいと思います(エタらせたくはないので…)
575 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/12/21(土) 01:54:50.44 ID:qFB1DhZC0
【地上】
エリカ「……」
エリカ(ブルーチーターの連中、攻めてくる様子がないわね……)
エリカ(元々寄せ集めで地力がさっぱりない集団だし……)
エリカ(遺跡攻略をこっちにさせて、ついでに戦力も消耗させようって腹かしら?)
エリカ「……とはいえ巡回を怠るわけには……」
ブチッ
ドテッ
エリカ「ぎゃんっ」
エミ「あっ」
エリカ「……見た?」
エミ「…………あー……」
エミ「派手にすっ転ぶことくらい誰にだって……」
エリカ「うっさいわね!」
エリカ「幹部がこんな間抜けな姿見せたら色々影響出るでしょうが!!」
エミ「あ、あはは……」
エミ「それにしても珍しいね、転ぶなんて」
エリカ「いや、なんか踏ん――――」
エリカ「げえっ! シューズの紐が!!」
エリカ(何か猛烈に嫌な予感がするわ……)
576 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/12/21(土) 02:00:59.13 ID:vAqPwPKc0
待ってた
577 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/12/21(土) 02:33:39.61 ID:qFB1DhZC0
キヌヨ「失礼しますッ」
エリカ「ん、どうしたのよ」
エリカ「アンタまだ万全じゃないんだし、寝ておきなさい」
エリカ「ブルーチーターの連中とやり合う時に必要な戦力なんだから」
キヌヨ「……いえ……」
キヌヨ「私は……皆が優先して水をくれたので、もう、大丈夫です」
キヌヨ「たまにあのときの後遺症で力むとニュルッと漏れる程度です」
エリカ「いや大惨事じゃないのよ……」
キヌヨ「……でも、命がありますから」
エリカ「……」
キヌヨ「……タマダとホソミが殉職いたしました」
エリカ「!!」
キヌヨ「……脱水症状と栄養失調が響いたものと思われます」
エリカ「……物資ももう残り少ないものね……」
エリカ(モグラ組に物資を固めているのもあるけど……このままじゃジリ貧で壊滅もある……)
エリカ(ブルーチーターのチンピラが市場を荒らしてるとも聞くし、物量差でじわじわやられてるわ……)
578 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/12/21(土) 03:43:59.71 ID:qFB1DhZC0
キヌヨ「……二人は、最後まで突撃をおこなえないことを悔いていました」
キヌヨ「まだ動く私は、二人の分まで立派に突撃する所存ですッ」
エリカ「……やめなさい」
エリカ「このあとどうなるのかもわからないのに、勝手に死に急いでるんじゃないわよ」
エリカ「……」
エリカ「これ以上、私の指揮で誰かを殺させてたまるもんですか」
ブチブチブチブチィ
エリカ「げえーーっ! シューズの紐が!!」
エリカ(これ以上何が起こるっていうのよっ……!)
エリカ「ちゃんと無事で帰ってきなさいよ……!」 ギリッ
みほ「ただいま逸見さん」
エリカ「わーーーーーーーーーーーっ!!」 ビックゥ
エリカ「きゅ、急に現れるんじゃないわよ!!」 ドッキンバクバク
みほ「あ、あはは……ごめん……」
ユカリ「謝らなくていいと思います」
ユカリ「どうせこっ恥ずかしい呟きを聴かれたんじゃないかと焦ってるだけですよ」
エリカ「さ、さぁぁーーー!ホソミ達を埋めに行くわよ!!!!!!!!!!!」
コウメ(照れてる・・…)
579 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/12/21(土) 03:52:49.70 ID:qFB1DhZC0
キヌヨ「それにしても、よくぞご無事で!!」
みほ「これまで何度も突入を繰り返して情報を集めてくれた皆のおかげだよ」
みほ「……それに、スライムって、人の形じゃないから」 ボソ
コウメ「え?」
みほ「ううん、なんでもない」
みほ「……中で倒れてた皆、食い散らかされてはいたけど、残った身体はちゃんと埋めてきたよ」
みほ「こっちで倒れた人達も、埋めてあげなくちゃ」
みほ(この犠牲を乗り越えて……全部なかったことにしなくちゃ……)
580 :
眠すぎるので寝ます
[saga]:2019/12/21(土) 03:56:39.05 ID:qFB1DhZC0
<26日目>
みほ「ん……」 ズキン
みほ「頭がイタイ……」
みほ「……」
みほ「そっか……」
みほ「遺跡を落として、皆が宴を開いたんだ……」
みほ「節約も大事だけど、褒美がないとモチベーションが上がらなからって、お姉ちゃんも言ってたっけ……」
みほ「……」
みほ「あんな悲劇があったあとなのに、振る舞われるお酒やご飯を笑って食べられるって、すごいことだよね……」
みほ「……」
みほ「まあ、騒ぎすぎてあんまり記憶がないんだけど……・」
コンコン
みほ「?」
みほ「誰だろう……」
みほ「はーい」
ガチャッ
みほ「あっ――――」
みほを訪ねてきた人物
>>581
581 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2019/12/21(土) 16:25:42.77 ID:42gjpC420
マッポリーン
582 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/12/27(金) 01:01:38.44 ID:DVNxmU1V0
透過します
583 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/12/27(金) 01:03:41.09 ID:DVNxmU1V0
まほ「……起きていたか」 マッポリーン
みほ「あ……うん……」
まほ「まだ眠っていてもいい」
まほ「次の遺跡開放までは時間もある」
みほ「ううん、大丈夫」
まほ「そうか……」
みほ「……」
みほ(様子を見に来ただけじゃなくて、何か用があったのかな)
まほが会いに来た目的
>>584
584 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/12/27(金) 16:21:42.24 ID:m2uWALm80
武装と生理用品をかりに
585 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/12/28(土) 03:13:26.58 ID:cFFKI6Kp0
残りの必要安価数を考えると絶対年内じゃ終わらないことに気づきました。アカン。投下します。
586 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/12/28(土) 03:17:51.31 ID:cFFKI6Kp0
まほ「……すまないが……」
まほ「いくつか武装を借りられないだろうか」
みほ「ふえ?」
まほ「恥ずかしい話だが、こちらも備蓄がほとんどなくてな」
まほ「武装をメンテナンスに回そうにも、その間代わりに装備するものがない現状だ」
まほ「……とはいえ、簡易メンテナンスではそろそろ限界が近い」
まほ「だからこそ、守る遺跡が減ったこのタイミングで一斉メンテナンスをおこないたいんだ」
まほ「……そこで、武器を借りることができれば、メンテナンスに回せる武器は多くなる」
まほ「いつ攻め込まれるかわからない以上、短期でメンテナンスは終えたいからな」
みほ「そういうことなら、全然」
みほ「……遺跡に潜るまでは使わないし」
みほ「……」
みほ(遺跡の化け物は躊躇なく撃てるけど、さすがに人間をまた撃つのは少し躊躇いがあるしね……)
587 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/12/28(土) 03:29:53.25 ID:cFFKI6Kp0
まほ「それと、その……なんだ」
まほ「生理用品も、できれば借りたくてだな……///」
みほ「えっ」
まほ「…………来てしまったんだ」 ゲッソリ
みほ「そ、そうなんだ」
まほ「これまではどれだけ重くとも顔に出さず淡々と我慢していたのだが……」
みほ「重いから大変だよね……」
みほ(お姉ちゃん、いつも大変そうだったもんなあ……)
まほ「……何で知っている……」 ドンビキー
みほ「え、あ、そ、その、重そうだなーーーーーーって!」
みほ「あ、あはは……」
まほ「……それはそれでとんでもなく失礼だが……」
588 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/12/28(土) 03:41:27.17 ID:cFFKI6Kp0
まほ「とにかく、もし多く持っていたら貸してくれると助かる」
みほ「……そんなに物資に困っているんですか……?」
まほ「……本国からはとうに見放され、まともな収入源を持ち合わせていないからな」
まほ「生理用品に回せる資金はもちろん、現物すらまともに手に入らん」
みほ「そんな……女所帯なのに……」
まほ「……故に、これまではほとんど垂れ流しだったのだが……」
まほ「衛生面で非常によろしくなくてな」
みほ「精神衛生にも非常によろしくないかな……」
まほ「最近病が原因で亡くなる者も出始めているからな」
まほ「一応、意識するようにはしているんだ」
まほ「これ以上戦力を失うわけにもいかないしな」
みほ「そういうことなら……」
まほ「すまない。この借りはいつか返すし、生理用品も洗って返そう」
みほ「返さなくていいって言うか返さないでください」
589 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/12/28(土) 03:45:16.44 ID:cFFKI6Kp0
みほ(お姉ちゃん、大変そうだなあ)
みほ(……ううん。みんな大変なんだ)
みほ(私も寝てばかりじゃなくて、ちゃんと行動しないとなあ)
どうする?
>>590
・疲れたから寝て過ごす
・港をうろつく
・ブラックティーガー本拠地に行く
・リストランテ『アンツィオ』に行く
・市場に行く
・町外れの酒場『トゥータ』に行く
・歓楽街に行く
・ガラクタ山に行く
・ガラクタ山の麓にあるスラム街に行く
・ガラクタ山の麓にある高級住宅街に行く
・奴隷市場に行く
・ユカリに会う
・サオリに会う
・ハナに会う
・マコに会う
・マホに会う
・エリカに会う
・アカホシに会う
・アンチョビに会う
・アッサムに会う
・アリサに会う
・アリスに会う
・ローズヒップに会う
・モモに会う
・他の陣営に攻め込む
590 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/12/28(土) 16:58:47.72 ID:Vty6aLOX0
奴隷市場に行く
591 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/01/25(土) 02:06:54.11 ID:urFwqxZR0
すみません、1月はバタバタしてました……
さっさと進めてサクッとシメたいのですが、ちょっと眠くて安価までいくのもしんどそうなので、フライングで安価だけ出しておきます
奴隷市場で何する?
>>592
アッサムと雑談、オレンジペコと雑談、買い物、奴隷を見る、暴れる等々お好きにどうぞ
592 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/01/26(日) 18:47:12.42 ID:tkPrMPrr0
ペコトーク
593 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/02/05(水) 02:26:14.86 ID:fuHmrbr30
多忙になってきて、完全によくない流れになってるんですが、
エターは避けたいのでちょっとだけ投下します
594 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/02/05(水) 02:32:44.36 ID:fuHmrbr30
アッサム「……ああ、いらっしゃい」
アッサム「貴方は確かモグラ乗りの」
みほ「どうも……」 ペコー
アッサム「歓迎いたします」 フカブカー
アッサム「……大事な顧客だったレッドタートルが消えたせいで、少し景気が悪いですから」 ハァ
みほ「そ、そうなんですねー……」
みほ(ギャングには需要があるのかな……)
みほ「えっと、この前見せてもらった奴隷の子って……」
アッサム「ああ、ペコですね」
アッサム「それならこちらに」
オレンジペコ「……」
595 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/02/05(水) 02:45:18.82 ID:fuHmrbr30
アッサム「……あの娘を将来買われるなら、今回どう接するかは大事ですよ」 コソッ
みほ「ふえ?」
アッサム「……彼女は革命の際に身寄りをなくしました」
アッサム「家を捨て、逃げる彼女を野盗が捉え、売り払ったわけですが……」
アッサム「その野盗は、レッドタートルをバックに付けた一団でした」
みほ「えっ」
アッサム「……レッドタートルはお得意様でしたから、間違いありませんよ」
みほ(そこから買ったってことかな……)
アッサム「そのレッドタートル壊滅の報は、彼女の耳にも届いていますから」
アッサム「そこにどう触れるか、もしくは触れないか、今後を見据えて選択されるのがいいかと」
みほ「……」
みほ(コミュ力低くて友達少ない私にそんなこと求められても……) ズーン
みほ「え、ええと……どうしようかな……」
レッドタートルの話題をどうするか
>>596
A・自分が壊滅させたと話す
B・世間話として壊滅したらしいねと話す
C・壊滅には関わってないが、レッドタートルとは関わっていたと話す
D・私はレッドタートル構成員だと嘘ついてみる
E・レッドタートルには触れない
F・その他(内容併記)
596 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/02/05(水) 03:04:52.56 ID:fYzowAUK0
B
597 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/02/06(木) 02:47:26.41 ID:LWODzgui0
少しでも進めます(まさかこんな早く安価とってもらえるとは・・・)
598 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/02/06(木) 02:51:40.40 ID:oz3a2Z/h0
貴重なパワポケスレだし付き合うよ
599 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/02/06(木) 03:07:06.12 ID:LWODzgui0
みほ「あ、あの」
オレンジペコ「……なんでしょうか」
みほ「ええっと……」
みほ「れ、レッドタートル、壊滅したらしいですね〜」
オレンジペコ「……」
みほ「……」
オレンジペコ「……そうですね」
オレンジペコ「繁華街の一部では評判もよかったと聞きますが、所詮はギャング」
オレンジペコ「地域密着型ならず者のブルーチーターや、軍人であるブラックティーガーと比べると、地域の協力を得にくい」
オレンジペコ「3つの陣営が拮抗した実力なら、民衆という伸び代のないレッドタートルから落ちるのは妥当かと」
みほ「そ、そう、だよねー……あはは……」
オレンジペコ「……」
みほ「……」
みほ(どうしよう、そもそも奴隷って存在に慣れてないから接し方が難しいよお……)
みほ(西住流門下生とかは奴隷みたいなものだと思ってた時期もあったけど……)
みほ(どれだけ身分の差があれども、相手も人間だってよく言われたもんね……) ウーム
600 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/02/06(木) 03:27:27.70 ID:LWODzgui0
オレンジペコ「……変わった方ですね」 フフ
みほ「!!」
みほ(今、笑っ――)
オレンジペコ「……私は奴隷の身」
オレンジペコ「気など回していただかなくて結構ですよ」
みほ「あ、うん…・…あはは……」
みほ(元々あんまり仲良くない人と社交的にやれない、ってことは黙っておいていいよね……)
オレンジペコ「アッサム様も、あまり余計なことを言わないでください」
アッサム「あら、どうしてバレたのかしら」
オレンジペコ「わかりますよ……」 ハァ
オレンジペコ「大方、同情心などで即時購入をさせたかったのでしょうけど……」
みほ「ええっ、そうなんですか!?」
アッサム「……まあ、維持も無料じゃないですし……」
アッサム「上得意のレッドタートルが消えた以上、売れるに越したことはありませんので」
601 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/02/06(木) 03:34:59.71 ID:LWODzgui0
アッサム「それに、この子を買っても損はしないと思いますよ」
アッサム「……この子、モグラも使えますから」
みほ「ええ!?」
アッサム「こちら、資料です」
みほ「わわ、ありがとうございます!」
みほ(すごい……なんて緻密なデータ……)
みほ(他の奴隷についても、何ができる・出来ないがわかりやすく纏まっていて……)
みほ(凄く便利で非人等的……)
みほ(見た目はケータイショップの商品カタログみたいなのに、えげつない用途の可否が載ってる……)
602 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/02/06(木) 03:49:57.40 ID:LWODzgui0
アッサム「それにその子は芯が強いのでおすすめですよ」
みほ(うーん、奮発して、なおかつ値切ったりもできそうな雰囲気はあるけど……)
みほ「ごめんなさい……」
アッサム「……」
アッサム「わかりました。次回をお待ちしております」
オレンジペコ「……」
アッサム「次こそお買い上げいただくために、この子のエピソード傑作選でも作って待ってますね」
みほ(この人暇なのかな……あ、暇になってきてるから危機感抱いてるのかな……)
603 :
眠気すごいので寝ます、もうしwけない
[saga]:2020/02/06(木) 03:53:42.35 ID:LWODzgui0
<27日目>
みほ「ん……よく寝た……」
みほ「ちゃんとお布団で眠れるって大事だなぁ……」
みほ「あの奴隷市、結構奴隷の待遇いいらしいけど、床で寝てたもんね……」
みほ「……それより今日はどうしようかな」
どうする?
>>604
・疲れたから寝て過ごす
・港をうろつく
・ブラックティーガー本拠地に行く
・リストランテ『アンツィオ』に行く
・市場に行く
・町外れの酒場『トゥータ』に行く
・歓楽街に行く
・ガラクタ山に行く
・ガラクタ山の麓にあるスラム街に行く
・ガラクタ山の麓にある高級住宅街に行く
・奴隷市場に行く
・ユカリに会う
・サオリに会う
・ハナに会う
・マコに会う
・マホに会う
・エリカに会う
・アカホシに会う
・アンチョビに会う
・アッサムに会う
・アリサに会う
・アリスに会う
・ローズヒップに会う
・モモに会う
・他の陣営に攻め込む
604 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/02/06(木) 04:29:00.42 ID:oz3a2Z/h0
メンバーはとりあえず揃ってるんだっけ?
装備整えたいね 安価下
605 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/02/06(木) 21:02:51.04 ID:U/bRY4FkO
港をうろつく
606 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/02/08(土) 03:13:52.52 ID:o7mwEL7G0
今の所メンバーはコウメ、アリサ、アリスで揃ってはいます。
眠いですが、パワポケのイベントって一回一回そこまで長くねえなと原点回帰の気持ちでサクサク回していきます
607 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/02/08(土) 03:19:31.56 ID:o7mwEL7G0
【港】
みほ「……」 テクテク
みほ「あっ」
みほ「あれは……赤星さん?」
コウメ「その、そこをなんとか……」 ヘコヘコ
ボルドー「悪いんだけど、こっちにも生活が……」
コウメ「あ、あの、それでしたら一週間……」
コウメ「いえ! 10日!10日は無料でいいので!!」 スガリツキー
ボルドー「ああもう、無理なものは無理なんでっ!」
コウメ「ああっ……」
ボルドー「……ほら。ビール券あげるから」
ボルドー「これでチャラ……ってことで……」 ソソクサー
コウメ「う、ううう……」
みほ「……」
みほ(なに、この絵面……)
608 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/02/08(土) 03:21:20.82 ID:o7mwEL7G0
みほ(とりあえず、気まずいし、やっぱりアンチョビさんのところにでも……) ソローリ
パキッ
みほ「!!」
みほ(ああっ、地面に落ちてたプレパラートをうっかり――!)
コウメ「誰――――って……」
みほ「あ、あはは……」
コウメ「見て……ましたよねぇ……」
コウメ「あはは……お恥ずかしいところを……」
みほ(ほんとに……)
609 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/02/08(土) 03:24:46.78 ID:o7mwEL7G0
みほ「あの、今のは……」
コウメ「……」
エリカ「この港に倉庫を持ってる、まあいわばスポンサーというかカモよ」
みほ「ひゃあああっ」 ビックゥ
エリカ「……驚きすぎでしょ」
コウメ「あれ……どうしてここに……」
エリカ「……アンタが失敗続きだって聞いてね」
コウメ「うう……面目ない……」
みほ「その……これは一体……」
エリカ「……まあ、知っての通り、ブラックティーガーは港を縄張りにしているのよ」
エリカ「で、他の陣営のチンピラから倉庫の荷物や船を守ってやる代わりに、対価を得ている」
エリカ「……だけどここ数日で、私達から手を引こうとする連中が増えたのよ」
みほ「えっ……どうして……」
610 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/02/08(土) 03:32:40.24 ID:o7mwEL7G0
エリカ「……」
コウメ「……」
みほ「……?」
みほ「えっと……?」
エリカ「…………はぁ」
エリカ「アンタが聞いてきたんだかね」
みほ「?」
エリカ「こうなった原因は、まあ――あんたよ」
みほ「!!」
エリカ「レッドタートルを撃退した。それは喜ばしいことだし感謝もしてる」
エリカ「街の連中だって、あのギャングどもが消えて喜んでるでしょうよ」
エリカ「一部の繁華街の連中はともかく、まともな人間にしたら、あんな奴ら客でもいない方がいいし」
エリカ「……でも、そんなレッドタートルが消えたあとは、今度はショバ代を求める私達が邪魔者になる」
みほ「そんな……まだブルーチーターだって……」
エリカ「……ブルーチーターもタチが悪いチンピラを有してるけど、あいつら大半が地元民の有象無象だもの」
エリカ「しかも半分は道楽で宗教やってるような金持ちだし、暴れるアホの絶対数は少ない」
エリカ「暴れても、まあ自分たちで何とかできると思える程度の規模と戦闘力だろうしね」
エリカ「レッドタートルを退けるような武力を持った統率された集団こそ、今は恐怖の対象なのよ」
611 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/02/08(土) 03:44:24.34 ID:o7mwEL7G0
エリカ「レッドタートルとの闘いで派手に暴れすぎたのも恐怖を煽ったみたいね」
コウメ「それで、なんとかスポンサー続けてくれないかなーってお願いを……」
エリカ「あまーーーーーーーーーーーーーーーーい!!」 ハンバァァァァグ
エリカ「甘いわ甘すぎるわ、アーティチョークをどか食いした後に飲む砂糖水よりも甘いわ」
エリカ「こっちが下手に出るからつけあがるのよ」
エリカ「先日のレッドタートルとの抗争に巻き込まれて駄目になった倉庫が出たのが切っ掛けね」
エリカ「これじゃあショバ代を払う意味がないってキレてくる人間もいたし」
コウメ「……そういう人、どうやって相手を?」
エリカ「ディッガー持ち出して砲塔向けて笑顔で交渉、それが基本よ」
みほ「わあ……」 ドンビキー
エリカ「……他人事みたいな顔してるのがムカつくわね」
エリカ「言っとくけど、アンタにも責任の一端はあるのよ」
コウメ「あっ、そ、それは――」 アタフタ
みほ(……なんだろう……)
みほ(確かにレッドタートルは私が追い返した側面も強いけど……)
みほ(でもだからって、こんなに怒られるなんて……)
エリカ「この子がペコペコしてスポンサーを維持しないといけない理由、アンタんとこの馬鹿が貴重な食料湯水のように食べてるからだから」
みほ「本当にごめんなさいそれは完全に私達のせいですはい」
612 :
ねます
[saga]:2020/02/08(土) 03:46:47.82 ID:o7mwEL7G0
<28日目>
みほ「ん……よく寝た……」
みほ「昨日は世知辛さを感じちゃったなあ……」
みほ「……華さん、昨日もバクバク食べてたなあ……」
みほ「……」
みほ「考えるとなんか辛くなっちゃうし、気分転換でもしようかな……」
どうする?
>>613
・疲れたから寝て過ごす
・港をうろつく
・ブラックティーガー本拠地に行く
・リストランテ『アンツィオ』に行く
・市場に行く
・町外れの酒場『トゥータ』に行く
・歓楽街に行く
・ガラクタ山に行く
・ガラクタ山の麓にあるスラム街に行く
・ガラクタ山の麓にある高級住宅街に行く
・奴隷市場に行く
・ユカリに会う
・サオリに会う
・ハナに会う
・マコに会う
・マホに会う
・エリカに会う
・アカホシに会う
・アンチョビに会う
・アッサムに会う
・アリサに会う
・アリスに会う
・ローズヒップに会う
・モモに会う
・他の陣営に攻め込む
613 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/02/09(日) 06:00:28.43 ID:GJl9uUmIo
歓楽街
614 :
ちょっとだけやります
[saga]:2020/02/12(水) 04:16:21.17 ID:fb+7952T0
【歓楽街】
みほ「……わぁ……」
みほ「ほとんどシャッターが閉まってる……」
みほ「レッドタートルがいなくなって、落ち着いて営業してるかと思ったのにな……」
みほ「ハロウィン翌日の渋谷くらい荒れ果てた感が……」
みほ「あっ」
みほ「このお店……開いてる……」
みほ(……ぼったくりとかは、もうないよね……?)
みほ「覗くだけ覗こうかな……」 カランカラン
615 :
ちょっとだけやります
[saga]:2020/02/12(水) 04:24:35.75 ID:fb+7952T0
【スナック『アリクイ』】
ピヨタン「いらっしゃい」
みほ「わぁ……」
みほ(すさまじい場末感……)
みほ(このママさんとか、おいくつなんだろう……)
ネコニャー「い、いらっしゃい……これ、おしぼり……」 ボソボソ
みほ「あ、ありがとうございます……」
ネコニャー「……」
ピヨタン「……」
みほ「……」
みほ(く、空気が重たい……)
616 :
ちょっとだけやります
[saga]:2020/02/12(水) 04:39:48.69 ID:fb+7952T0
みほ「え、ええと、ここのお店は今の時間も開いているんですねー……」
みほ「その、お昼だからか、まわりのお店はシャッターが――」
ネコニャー「……」
みほ「……あれ……?」
ピヨタン「……残念だけど、周りのお店のシャッターが閉まってるのは、営業時間外だからではないぴよ」
ネコニャー「……みんな、もう営業ができなくて、それで……」
みほ「ええ!? どうしてそんな……」
ピヨタン「この前まで占拠してたレッドタートルがいなくなったぴよ」
ネコニャー「そしたら途端に客足が途絶えて死に絶えちゃったんだにゃー」
みほ「うわあ……」
みほ(言われてみたら、そうなるよね……)
617 :
ちょっとだけやります
[saga]:2020/02/12(水) 04:50:44.13 ID:fb+7952T0
ネコニャー「それだけでなく……」
ネコニャー「後ろ盾がなくなった歓楽街を、ブルーチーターのチンピラが襲っていると……」
ピヨタン「ブルーチーターのお金持ちの人達、上流階級の通うレストランとかが襲われてたら怒るけど……」
ネコニャー「自分の関わることのない歓楽街が襲われててもシカトという……」
みほ「……レッドタートル、意外とちゃんと用心棒してたんですねえ」
ネコニャー「利害は完全に一致してた……」
ピヨタン「でも、一番レッドタートルと懇意にしてたお店は壊滅しちゃって……」
みほ「わーなんででしょうねー(棒)」
みほ(こ、この話題、変えた方がいいよね……)
みほ「そ、それより、
>>618
」
618 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/02/13(木) 02:28:22.75 ID:CrFOPjL40
遺跡でお宝を見つけてお店を再建しませんか?
無理があるなら安価下で構わないっす
619 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/02/20(木) 03:28:11.90 ID:1IysVpWd0
仕事が当分ばたついてそうですが、安価まではやってから寝ます
こんな停滞する前に終わらせたかった・・・猛省してます
620 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/02/20(木) 03:36:30.34 ID:1IysVpWd0
みほ「遺跡でお宝を見つけてお店を再建しませんか?」
ピヨタン「え?」
モモガー「遺跡!?」
ネコニャー「それってひょっとして、つまり――」
みほ「わっ、しれっと増えてるっ……!」
モモガー「あ、はじめましてもも」
ネコニャー「あ、ええと、このお店は三人でやっていて……」
モモガー「客足が鈍い今は、交代で休んでゲームをしているんだもも」
みほ「そ、そうなんだ……」
みほ(どうしよう、変な人達だ……)
621 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/02/20(木) 03:43:34.46 ID:1IysVpWd0
ネコニャー「そ、それより……」
ネコニャー「ひょっとして、モグラに乗ることが……?!」
モモガー「!!」
ピヨタン「り、リアル戦車に!?」
みほ「……あ」
みほ(W号戦車のスペースだと、3人全員を乗せるの、難しいよね……)
みほ(一台はお姉ちゃんから借りてるけど……)
みほ(あれはあれで、もう赤星さんとアリサさん、アリスちゃんが乗ってるし……)
みほ(うーん……)
みほ「ごめんなさい……そのつもりだったんですけど、今ちょっと戦車にあきがなくて……」
ネコニャー「それは……残念……」
モモガー「生モグラ……」
みほ「……」
みほ(ちょっと心が痛いな……)
みほ(新しい戦車が手に入るか、無理矢理押し込める同意をアリサさん達から取れたら、声かけてみようかな)
622 :
寝ます
[saga]:2020/02/20(木) 03:57:34.41 ID:1IysVpWd0
【家】
みほ「ただいまー……」
ハナ「おかえりなさい」
みほ「わあ、ご飯が日本昔話に出てくるくらいアホの山盛り」
みほ(相変わらず沢山食べてるけど……明日から大丈夫かなぁ……)
サオリ「あはは、心配事、顔に出てるよー」
マコ「まあ……気持ちは分かるけどな」
マコ「ここにきてもうすぐ一ヶ月になる」
ハナ「もっと長い間いるような風に思えちゃいますね」
みほ「あ、あはは……」
みほ(一ヶ月弱なのに、元いた世界で知ってる顔もいるせいか、すでに結構思い入れちゃってる……)
みほ(なんとか割り切っていかないと……)
ユカリ「?」
ユカリ「どうかしたのですか、西住殿」
みほ「う、ううん、明日どうしようかなーって考えてて……」
ユカリ「あー、そうですねえ」
ユカリ「滞在一ヶ月も遺跡探索も目前ですし、たまには好きにやってもいいんじゃないでしょうか」
マコ「普段も好きにやってるんじゃ――」
サオリ「ちょっとマコ!」
みほ(自由に、かあ……)
翌日やること(自由安価)
>>623
623 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/02/20(木) 03:59:06.39 ID:L37a5enG0
ディッガーの修理と燃料補給、後は弾薬の装填
出来ればお店で回復薬とか買いたい
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[ Aramaki★
クオリティの高いサービスを貴方に
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