他の閲覧方法【
専用ブラウザ
ガラケー版リーダー
スマホ版リーダー
BBS2ch
DAT
】
↓
VIP Service
SS速報VIP
更新
検索
全部
最新50
【安価】みほ「装甲車バトルディッガーです!」【ガルパン】
Check
Tweet
467 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/07/17(水) 03:26:06.82 ID:QvQ3Bxw30
ドゴッ
エリカ「ッ!」
マホ「よせ」
マホ「……私の力が足りなかったが故の犠牲だ、今の一発は受け入れよう」
マホ「だが……それ以上はもらってやることができない」
マホ「私にはまだやらないといけないことがあるからな」
マホ「……お前もだろう」
マホ「たった数人だが、一緒に潜った部下が、まだ帰してやるべき部下がいるはずだ」
カチューシャ「…………」
マホ「……ノンナ達も、カチューシャを信じ、カチューシャの未来を願っていた」
カチューシャ「……ッ」 ダッ
エリカ「あ、ちょっと!」
マホ「……いい。放って置いてやれ」
マホ「心の整理には時間が必要だ」
マホ「……私達にも、な」
468 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/07/17(水) 03:34:17.68 ID:QvQ3Bxw30
エリカ「……何故……裏切りのことを黙っていたんですか?」
マホ「……甘い、と思うか?」
エリカ「……」
マホ「……ただの温情じゃない」
マホ「今回の闘いで、犠牲が大量に出た」
マホ「これ以上内輪揉めして戦力を減らすことはできない」
エリカ「それは……」
マホ「……」
マホ「レッドタートルも完全に撤退をしたようだ」
マホ「生存者を探しにいってきてくれ」
エリカ「……はい」
マホ「……」
マホ「……」
マホ「くそっ……」
469 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/07/17(水) 03:41:56.27 ID:QvQ3Bxw30
みほ「……」 ハァー…ハァー…
みほ「うっ……」
みほ「オェェェェ」
サオリ「ひあっ!」
ハナ「だ、大丈夫ですか!?」
みほ「うぶっ」 タパタパタパ
ユカリ「あわわ、きゃ、キャッチ!」
マコ「うわっ、素手で……」
ユカリ「あまりモグラを汚すわけにはいきませんし……」
ユカリ「お望みとあらば、口ででも!」
マコ「やめてくれ、その発言が気持ち悪くて吐きかねない」
470 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/07/17(水) 03:49:27.58 ID:QvQ3Bxw30
みほ「う、うう……」
ハナ「……みほさんの元いた世界は、平和だったんですものね……」
サオリ「そっか……命のやり取りは無縁だったんだもんね……」
ユカリ「元気だしてください……!」
マコ「……」
マコ「人を殺めてしまったと思っているのかもしれないが……」
サオリ「?」
マコ「誰も手にかけていないと言えるかもしれないぞ」
サオリ「へ?」
ハナ「どういうことでしょう」
マコ「コッチの世界のニシズミさんと入れ替わったように……」
マコ「元いたらしい世界とこっちの世界では、同じような人物が存在している、ということだったな」
ハナ「ええ……確かそのようなことをおっしゃってました」
マコ「……西住さんは、元々この世界の人間じゃない」
マコ「……そして、あっちの世界では、多分、今殺めてしまった相手も生きている」
マコ「仮に命を落としていたとして――こっちの世界に来ている西住さんの責任とは言えない」
マコ「つまり、元の世界に帰れば、西住さんは綺麗な身体ということだ」
ユカリ「少々屁理屈っぽくはありますが……」
ユカリ「でもまあ、本来この世界にはいない人物ですからね」
ユカリ「言うならば夢の中での殺人」
ユカリ「……本来の世界で目覚めたときには、綺麗さっぱり忘れていいやつですよ」
471 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/07/17(水) 03:52:05.97 ID:QvQ3Bxw30
みほ「……うん」
みほ(そんなの、全部、嘘……)
みほ(私を安心させるためだけの、都合のいい解釈……)
みほ(だけど……)
みほ(まともに向き合うなんてこと、できそうにない……)
みほ「……」
みほ(結局……あのときから私は何も変わってないのかな……)
みほ(責任から、逃げ出して……)
みほ「……」
みほ(それでも……せめてW号の皆には報いるためにも……)
みほ(そして……なんとか……無理矢理にでも前を向くためにも……)
みほ「絶対に……生きて帰らなくちゃ……」
472 :
寝ます
[saga]:2019/07/17(水) 03:57:37.16 ID:QvQ3Bxw30
アリサ「しっかしまァ……随分派手にやられてるわねえ」
みほ「あ……アリサさん……」
ユカリ「ご無事だったんですものねっ!」
アリサ「……まーね」
アリサ「って言っても、九死に一生って感じだけど」
アリス「みほさん……大丈夫……?」
みほ「……うん……」
みほ(本当は……とてもつらいけど……)
アリス「……ひどい状況だけど……」
アリス「明日はどうするの?」
アリス「大変そうだし、それが実現できるよう、今からお手伝いしておくけど……」
みほ「わあ、ありがとう……」
みほ「ええと、明日は
>>473
」
どうする?
>>473
疲れたから寝て過ごす
・港をうろつく
・ブラックティーガー本拠地に行く
・リストランテ『アンツィオ』に行く
・市場に行く
・町外れの酒場『トゥータ』に行く
・歓楽街に行く
・ガラクタ山に行く
・ガラクタ山の麓にあるスラム街に行く
・ガラクタ山の麓にある高級住宅街に行く
・奴隷市場に行く
・ユカリに会う
・サオリに会う
・ハナに会う
・マコに会う
・マホに会う
・エリカに会う
・アカホシに会う
・アンチョビに会う
・アッサムに会う
・アリサに会う
・アリスに会う
・ローズヒップに会う
・モモに会う
・他の陣営に攻め込む
473 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/07/17(水) 03:59:59.52 ID:DJfJikwSo
本拠地
474 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/07/19(金) 02:18:45.64 ID:rjn0kz0O0
投下します
475 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/07/19(金) 02:49:49.31 ID:rjn0kz0O0
みほ「本拠地に顔を出そうかと……」
アリサ「あー」
アリサ「まあ、この惨状だものね」
アリス「……私達はみほさんに雇われただけだからいいけど……」
みほ「……うん……顔を出さないわけにはいかないし……」
みほ「……」
みほ(それに……今後のことも話しあわなくちゃ……)
みほ(……もう後には退けない……)
みほ(誰も死んでない平和な世界に帰って、手を汚したことも全部夢のようにしなくちゃ……)
みほ(真剣に……考えないと……)
ユカリ「西住殿……」
アリサ「……心配なのは分かるけど、今はそっとしてあげる方がいいでしょ」
アリサ「……割り切ってかなきゃ、この町じゃ持たないし」
アリサ「それは他人がどーこーしてやれることでもないわ」
476 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/07/19(金) 03:31:58.09 ID:rjn0kz0O0
【レッドタートル本拠地】
杏「……」
ユズ「アンズ……」
杏「裏切りを誘発し、バラムツで部隊の大半を体調不良に追い込んでも勝てない、か」
杏「やっぱ本物だねぇ、ブラックティーガーは」
杏「……」
杏「とはいえ、こっちも大事な友人を殺られてるし、引くわけにはいかないよね」
杏「……」
杏(とはいえ手札がないのも事実……)
杏(どうすれば……)
カツーン……
カツーン……
杏「ん?」
ユズ「この靴音は……」
ケイ「ただいま、アンジー」
杏「……!」
477 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/07/19(金) 03:37:20.75 ID:rjn0kz0O0
ケイ「ボロボロだけどなんとか帰ってこれたわ」
ユズ「すぐに治療を……」
ケイ「……それと……」
ケイ「お土産を持ってきたわ」
杏「?」
ケイ「向こうの戦力リストを私なりの視点でね」
ケイ「……アンジーなら、情報があればなんとかなるでしょう?」
ケイ「ましてや向こうはコッチと違って戦力の補充が難しいのだから」
杏「……助かるよ、ほんと」
杏「これなら……そうだねぇ」
杏「今は――――」
478 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/07/19(金) 04:11:18.92 ID:rjn0kz0O0
<21日目>
【ブラックティーガー本拠地】
みほ「え?」
みほ「レッドタートルが……?」
マホ「ああ」
マホ「ある程度態勢を立て直し、先遣部隊も送ったのだが……」
マホ「どうやら昨晩の内にもぬけの殻になっていたらしい」
エリカ「内輪もめの隙を突かれたわね」
マホ「……先遣部隊によりブルーチーターより先にもぬけの殻であることに気付いたからな」
マホ「レッドチーターが抑えていた遺跡も占拠はできたが……」
エリカ「ただでさえ戦力が減ってるのに、守らないといけない遺跡が増えたわけ」
エリカ「……レッドタートルが消えたことはブルーチーターの連中もすぐ気付くだろうし」
コウメ「ごめんね……」
コウメ「私達が昨日攻略できていれば……」
エリカ「……アンタだけのせいじゃないわよ」
エリカ「今までずーっと放置してた奴のせいでもあるし」 ジトー
みほ「あ、あはは……」
479 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/07/19(金) 04:20:27.24 ID:rjn0kz0O0
マホ「……カチューシャも、薄々感づいてはいるようだが……」
エリカ「……攻め込んでこないと聞いてたレッドチーターが攻めてきた」
エリカ「その事実の前では、どうしてもそうなります」
マホ「……それが良くない方向にいかないといいのだが……」
マホ「一先ずはエリカとコウメに遺跡の見張りを主にやってもらおうと思う」
マホ「……あまりのんびりしてられなくなったからな」
マホ「急かすようで悪いが、早めに1つの遺跡でも攻略してくれると助かる」
みほ「……はい」
480 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/07/19(金) 04:26:48.56 ID:rjn0kz0O0
エリカ「それじゃあ、見張りを交代してきます」
コウメ「あ、忙しくなるけど、それでもちゃんと身の回りのお世話は」
みほ「そんな、無理しなくても」
コウメ「ううん……いいんです。むしろ、やりたいから」
マホ「……」
コウメ「それじゃあ」 バタン
マホ「……」
マホ「力になってやりたいとは、私も思っている」
みほ「え?」
マホ「……聞いている。先の闘いで、活躍してくれたそうだな」
マホ「その礼と――――謝罪の意味も込めて、極力相談には乗りたいと思っている」
481 :
ねます
[saga]:2019/07/19(金) 04:32:48.29 ID:rjn0kz0O0
マホ「我々軍人と違い、君達モグラ乗りは遺跡探索のプロだ」
マホ「……当然、相手にするのもモンスターばかりだったのだろう」
マホ「にもかかわらず、人間を撃たせてしまった」
マホ「……本当にすまないと思っている」
みほ「あ、えと、その……」
マホ「代わりにといってはなんだが、協力は惜しまない」
マホ「何か入り用なら遠慮せずに言ってほしい」
マホ「相談にだって乗る」
マホ「真面目な戦況の話についてでも、どうでもいい相談でも、な」
みほ「ええと……それじゃあ・・・・…」
みほ(今日ここにきた目的はいっぱいあるけど……折角だし……いいよね……?)
マホに振る話題
>>482
482 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2019/07/19(金) 08:48:35.01 ID:XQxwMby90
カッツカツだし弾薬は節約したい
モグラ用のバンパーはある?
そのバンパーに通電させられる仕組みがあればグッジョブなんだけど
高電圧ならベリーナイス
483 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/07/21(日) 03:43:12.37 ID:aWVqoQzF0
来週忙しくて投下できないのですが、あんまり引っ張りたくないので投下します
484 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/07/21(日) 03:45:55.85 ID:aWVqoQzF0
みほ「モグラ用のバンパーはありますか?」
マホ「バンパー?」
みほ「はい」
みほ「今回の件もあって、台所事情はカツカツでしょうから……」
みほ「弾薬の節約のために」
マホ「あるにはあるが……」
マホ「それで一体何を……」
みほ「……」
みほ「まあ、戦争じゃあんまりそういう使い方もしないですよね……」
みほ(戦車道でも勿論しなかったし……でも――――)
みほ「バンパーで体当りして、轢殺します」
みほ(――――これは戦車道じゃない)
485 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/07/21(日) 04:04:17.41 ID:aWVqoQzF0
マホ「……随分と物騒な発想だな……」
みほ「……覚悟が、決まりましたから」
みほ「これ以上、知った顔がいなくなるのはつらいですし……」
マホ「……そうか」
みほ「そのバンパーに通電させられる仕組みがあればグッジョブなんだけど……」 ウーン
みほ「あ、特に高圧ならベリーナイス」
マホ(何でところどころ変な言い回しなんだろう……)
マホ「あー……そういうことなら、アリスかアリサに聞いてみると良い」
みほ「え?」
マホ「少しだけ話したが、ふたりとも機械いじりやモグラ整備の専門家らしいからな」
マホ「うちのバンパーを改造してくれるかもしれない」
みほ「なるほど……ありがとうございます」
みほ(あの二人……)
みほ(こんなことになっちゃったけど、家に帰るには、協力してもらわないといけないもんね……)
みほ(また会いに行ってみようかな……)
486 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/07/21(日) 04:08:33.37 ID:Kh8P80hj0
電ドリセットには自分もお世話になりました
白ドラやジェノサイド等に通用しないのを除けばとても強い
487 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/07/21(日) 04:14:35.89 ID:aWVqoQzF0
<その晩>
ユカリ「ごちそうさまでした!」
ハナ「……やはり……どうしても少し物足りなく思えてしまいますね……」
サオリ「ねー」
サオリ「でもしょうがないよ。昨日のやつで、物資も人も減っちゃったんだから」
マコ「質素な夕飯……物悲しい」 ウー
みほ「……」
みほ(このままウダウダやっていてもジリ貧)
みほ(……私がなんとかしないと……)
488 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/07/21(日) 04:17:12.47 ID:aWVqoQzF0
<22日目>
みほ「くぁ……よく寝た……」
みほ「……」
みほ(皆もうもぬけの殻……)
みほ(マコさんまでいないなんて……)
みほ(あんなことがあって、眠れなかったのかな?)
みほ「……」
みほ(一人ででも……この悪夢は終わらせなくちゃ)
みほ「今日はどうしようかな……」
どうする?
>>789
疲れたから寝て過ごす
・港をうろつく
・ブラックティーガー本拠地に行く
・リストランテ『アンツィオ』に行く
・市場に行く
・町外れの酒場『トゥータ』に行く
・歓楽街に行く
・ガラクタ山に行く
・ガラクタ山の麓にあるスラム街に行く
・ガラクタ山の麓にある高級住宅街に行く
・奴隷市場に行く
・ユカリに会う
・サオリに会う
・ハナに会う
・マコに会う
・マホに会う
・エリカに会う
・アカホシに会う
・アンチョビに会う
・アッサムに会う
・アリサに会う
・アリスに会う
・ローズヒップに会う
・モモに会う
・他の陣営に攻め込む
489 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/07/21(日) 05:03:45.69 ID:V32tKZBfo
アリサ
桃ちゃんに会いに行ったらどうなるんだ
490 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2019/07/21(日) 11:09:02.13 ID:LMCy29co0
モモに会う(墓)
491 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/07/21(日) 18:08:24.75 ID:D4E/cMjYO
幽霊はパワポケではよくあること
492 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/07/21(日) 23:54:52.27 ID:aWVqoQzF0
会いに行ったらどうなるか、君自身の目で確かみてみろ
スローペースですが投下します
493 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/07/21(日) 23:57:34.01 ID:aWVqoQzF0
【アリサの家】
アリサ「はいいらっしゃ――」
アリサ「なんだ、あんたなの」
みほ「おはようございます」
アリサ「……もう大丈夫なわけ?」
みほ「え?」
アリサ「……まあ、いいならいいけど」
アリサ「ほら、上がンなさいよ」
アリサ「そこ立たれてても邪魔だし、お茶くらいなら出すわよ」
みほ「あ、じゃあ温かいのを濃いめで……」
アリサ「意外と面倒かつ図太いわねアンタ」
494 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/07/22(月) 02:04:06.39 ID:3ALH8ZzF0
みほ「あ、一応今日はお客さんというか……」
アリサ「何、なんか買ってってくれるの?」
アリサ「レッドタートルの連中がふらっとどこかに消えて困ってたから助かるわ」
アリサ「モグラ用のアイテムも山程発注されてたのに、あいつら代金払わず消えるんだから」
みほ「そうなんだ……」
アリサ「仲良かった人がいくらかポストに突っ込んでくれてたけどさァ……」
アリサ「多分あの人の知らないとこでバンバン注文されてたから、足りてないのよねえ」
アリサ「要るものあったら何でも言いなさいよ」
アリサ「何でもあるわよー、スタビライザーポールとか」
みほ「何に使うんですかそれ……」
アリサ「何でも装備するとカーブをスムーズに曲がれるようになるんだとか」
みほ「……」
みほ(嘘だぁ……)
495 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/07/22(月) 02:52:34.75 ID:3ALH8ZzF0
みほ「その、バンパーに電流を流したいなあって」
みほ「触れた瞬間死ぬくらいの……」
アリサ「まあまあドン引く注文してくれるわね……」
みほ「遺跡には大きな化物が多いから……」
アリサ「あー……」
アリサ「確かに恐ろしい奴ら多かったわ」
アリサ「近づかれたときにバチッとやれると安心かもねえ」
みほ「あ、そうじゃなくて、近づいて体当たりで大ダメージを与えられないかなと」
アリサ「なにそれこわっアンタ後退のネジどっかに落としてきたんじゃないの」
496 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/07/22(月) 02:54:35.63 ID:3ALH8ZzF0
アリサ「まあいいわ」
アリサ「3日あればなんとか出来ると思うし、次の遺跡の日には間に合わせてあげるわよ」
みほ「本当ですか!?」
アリサ「あのねェ、私はこれでもこの街で指折りのパーツ職人様みたいなものなのよ」
アリサ「機械いじったりもかなり上手いの」
アリサ「ナメるんじゃないわよー?」
アリサ「ってわけだから、アリス、まずは設計をお願い」
アリス「ええ……」
みほ(秒で丸投げするのにあの自信、すごいなあ……私にはないものだ……)
497 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/07/22(月) 03:01:41.20 ID:3ALH8ZzF0
アリサ「……ま、なんとかしてあげるわ」
アリサ「主に通信機器関係がメインだから、得意じゃあないけど……」
アリサ「アリスがいるならなんとかなるでしょ」
みほ「ありがとうございますっ」
アリサ「……ま、この仮は合コンで返してもらわないといけないからね」
アリサ「力貸してあげるんだから、さっさと全部終わらせて、笑って合コンやるわよ!」
みほ「アリサさん……」
アリス「……合コン?」
みほ「うっ」
アリサ「え、あー……」
アリサ「子供には早いわよ」
アリス「えっ……」 ドンビキ
みほ「な、なんだか過剰にアダルティーなやつを想像されてる気がする……」
498 :
寝ます
[saga]:2019/07/22(月) 03:05:08.96 ID:3ALH8ZzF0
みほ「ふう……結局色々手伝わされちゃった……」
みほ「でも……少しだけ、気が晴れた、かな……」
みほ「……」
みほ「いけないいけない」
みほ「明日も切り替えて、攻略に備えないと!」
翌日の予定 どうする?
>>499
疲れたから寝て過ごす
・港をうろつく
・ブラックティーガー本拠地に行く
・リストランテ『アンツィオ』に行く
・市場に行く
・町外れの酒場『トゥータ』に行く
・歓楽街に行く
・ガラクタ山に行く
・ガラクタ山の麓にあるスラム街に行く
・ガラクタ山の麓にある高級住宅街に行く
・奴隷市場に行く
・ユカリに会う
・サオリに会う
・ハナに会う
・マコに会う
・マホに会う
・エリカに会う
・アカホシに会う
・アンチョビに会う
・アッサムに会う
・アリサに会う
・アリスに会う
・ローズヒップに会う
・モモに会う
・他の陣営に攻め込む
499 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2019/07/22(月) 05:27:15.85 ID:meIyHoBW0
ティーガー本拠地
撃破乃至乗員欠乏等により浮いたor破壊されたモグラから主砲とかパーツを引っ張ってこれたりしない?
500 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/08/01(木) 01:06:58.46 ID:3EQH5nI00
8月じゃんけ
投下します
501 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/08/01(木) 01:16:04.88 ID:3EQH5nI00
<23日目>
【ティーガー本拠地】
マホ「む、どうかしたのか?」
みほ「ええと……」
みほ「結構撃破されたモグラもあるみたいだから……」
みほ「その、使ってないモグラの残骸から使い回せるパーツはないかなって」
マホ「……なるほど」
マホ「多少はこれまでもそうやってやりくりしていたが……」
マホ「如何せん、大半のモグラが遺跡の中でスクラップだからな」
みほ「やっぱり難しいかなあ」
マホ「……」
マホ「可能性がないわけではない」
502 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/08/01(木) 01:22:25.34 ID:3EQH5nI00
マホ「すでにスクラップになったモグラが数台あったのだが……」
マホ「お守りとして、そのパーツを持っている者もいる」
マホ「……極力、次のモグラに使い回すよう頼んではいるが……」
マホ「持っていることで慰みになるなら、無理強いはできない」
マホ「モグラは……」
マホ「平気であると同時に、私達にとっては、大事な戦友なんだ」
みほ「……うん。それは――よく、わかる、かな」
503 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/08/01(木) 01:26:38.52 ID:3EQH5nI00
マホ「……とりあえず……」
マホ「確実にパーツを持っている者を呼び出そう」
みほ「できれば一番話が通じて、協力してくれそうな人がいいかなって」
マホ「ああ」
マホ「……」
マホ「話が通じなくて協力してくれなさそうな者なんているのか?」
みほ「……」
みほ「とにかく不機嫌なときのエリカさんとか……」
マホ「……あー……」
504 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/08/01(木) 01:34:26.70 ID:ZQLecJIA0
待ってた
とりあえず仲間二人揃ってるなら遺跡潜りたいね
505 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/08/01(木) 01:44:14.67 ID:3EQH5nI00
マホ「……悪い奴ではないんだが……」
マホ「如何せん口下手だからな……」
マホ「まったくまいったものだ……」
マホ「期待はしているんだが……」
マホ「上に立つ者にはある程度のコミュニケーション能力が求められるというのに……」
みほ「私が言うのもなんだけど、どの口が……」
506 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/08/01(木) 01:50:33.13 ID:3EQH5nI00
マホ「何か言ったか?」
みほ「と、とにかく、交渉がしやすい人がいいなあって」
マホ「そうだな……」
マホが呼んできた人物
>>507
507 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga sage]:2019/08/01(木) 09:56:03.63 ID:7Lv7fN+L0
直下さん改めエミさんはこっちにもいるかな?
いなかったら安価下
508 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/08/06(火) 01:51:12.56 ID:1f8eiOIZ0
投下します
509 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/08/06(火) 02:17:30.52 ID:1f8eiOIZ0
コンコン
エミ「失礼します」
みほ「あ……直下さん……」
エミ「あ、私のこと、知っていたんですね。光栄です」
みほ「え、あ、まあ……はは」
マホ「まあ、そうだろう」
マホ「珍しい地方の出身だしな」
みほ「あ、うん、まあ、そんなところかな」
みほ(向こうの世界で知り合いだった、とは言えないよね……)
エミ「あ……でも私、今はコジマって言うんですよ」
みほ「え?」
エミ「その、先日結婚しまして……」
エミ「とはいえ、故郷から遠く離れた地なので、勝手に言ってるだけなんですけど」
510 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/08/06(火) 02:19:57.40 ID:1f8eiOIZ0
みほ「わあ、おめでとうございます!」
みほ「その、旦那さんは――」
エミ「…………」
みほ「え?」
マホ「……コジマ二等兵は先日のレッドタートル襲撃時に亡くなった」
みほ「!!」
エミ「……ああ、気にしないでください」
エミ「兵士である以上、いつかはこうなることを覚悟してましたから」
エミ「……」
エミ「それに、最期に言葉を交わして、プロポーズの返事が出来ただけ、私は幸せ者ですし」 アハハ
みほ「直s…………エミ、さん……」
511 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/08/06(火) 03:01:29.25 ID:1f8eiOIZ0
エミ「それで、ご用件は……」
マホ「ああ……」
マホ「確か、モグラのパーツを持っていなかったかと思ってな」
エミ「ええ……」
エミ「我軍は足回りが欠点でしたので、それを補うべく導入したフロートの試作機を持っています」
マホ「あれがあればどんな地形でもある程度対処ができる」
エミ「半分壊れちゃったんですけどね」
エミ「……それでもあの人とともに命からがら遺跡を抜け出せたのは、あのフロートのおかげなんです」
マホ「……本家コジマが、導入に積極的でな」
マホ「結局フロートは修理できたがモグラ自体がお釈迦になったため、フロートはまだエミが持っているはずだ」
マホ「そうだったな」
エミ「ええ……あの人の形見みたいなものですから……」
エミ「常にそばに寄り添うように眠ってるんですよ」
みほ(お、重ーーーーーーーーーーーーーーーい!!)
みほ(重いよお姉ちゃんッッ)
みほ(重すぎるよ!!どんな戦車の履帯よりも重いよ!!)
512 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/08/06(火) 03:09:20.81 ID:1f8eiOIZ0
マホ「それなんだが――」
みほ「あ、ちょっと……」
マホ「?」
マホ「どうかしたか?」
みほ「……」
みほ(お姉ちゃんが言ったら、上官命令で無理やり奪い取っちゃうことになるもんね……)
みほ(取り上げるなら、せめて、私の口からちゃんと言わないと……)
みほ「……」
エミ「?」 キョトン
みほ(こ、心苦しい……)
みほ「ええと……
>>513
」
513 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2019/08/15(木) 03:52:47.76 ID:IOAUaV/A0
このまま死蔵させておくのであれば、それを使わせてください
今の私たちに必要なのは感傷ではありません
514 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2019/08/15(木) 03:53:42.13 ID:IOAUaV/A0
見てるぞ
支援
515 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/08/15(木) 05:40:12.20 ID:4eg03gsb0
俺も見てるぞ支援
クロス先がマイナーだとイマイチ人が増えなくてつらいよね……
516 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/08/21(水) 03:49:43.55 ID:IEfQg0wd0
ありがたいことに人がいる内は何とか終わらせたいですね
今週はちょっとばたついてるんであんまり投下できません、申し訳ない
とりあえずパワポケがすっかり過去の作品になってることを嘆きながら少しだけ投下します
517 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/08/21(水) 04:10:53.42 ID:IEfQg0wd0
みほ「このまま死蔵させておくのであれば、それを使わせてください」
エミ「えっ……」
みほ「……今の私たちに必要なのは感傷ではありません」
エミ「……」
マホ「……」
マホ(完全に指揮官の目になっているな……)
マホ(先刻の闘いで大量の死者を出したからか……?)
エミ「……わかりました」
エミ「きっとあの人も……」
エミ「勝って、故郷の地に帰りたがってると思いますから」
みほ「……ありがとう」
エミ「いいんです」
エミ「……こっちです、ついてきてください」
みほ「はい」
スタスタスタ
エミ「あ、フロートに少し文字とかデコってるけど、そこは大丈夫かな……」
みほ「あ、はい」
みほ(相合い傘とかかなあ。微笑ましい)
エミ「よかった……あ、はい、これです」
みほ(うっわー!はずかしい落書き!!!!)
みほ(う、噂に聞いたことのある落書きできるプリクラの落書きくらい文字が面積を取ってる……)
みほ(っていうか履帯に何で惚気とか書きまくってるんだろう……こわ……)
518 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/08/21(水) 04:34:25.91 ID:IEfQg0wd0
エミ「とりあえず、これを運んでセットするまでは付き合うよ」
みほ「え、そんな……なんか悪いよ……」
みほ(このこっ恥ずかしい文字を消しづらくなるし……)
エミ「うちのフロートは重いんだぞ」
エミ「一人で運ぶの大変だろうし」
エミ「遠慮しないで」
みほ「あ、あはは……」
みほ(その後、フロート設置のお手伝いをユカリさんに依頼し……)
みほ(ラブラブな文字を書かれたフロートを見たユカリさんが、何故か号泣するという事件がありました)
みほ(……誤解は無事にとけたけど……)
みほ(何で私と彼女が付き合ってたらユカリさんがあんなに泣くんだろう?)
519 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/08/21(水) 04:48:00.10 ID:IEfQg0wd0
サオリ「ちょっとみぽりんみぽりん!」
サオリ「いつの間にか恋人できたって本当!?」
みほ「うそです」
サオリ「え、そうなの?」
サオリ「でもユカリンは西住殿に恋人がぁ〜〜!って号泣してたけど」
みほ(なんで……)
サオリ「でもびっくりしたなあ」
サオリ「ほら、私達、出会い少ないからさあ」
サオリ「火のないところに煙を立てるなんてさすがみぽりん」
みほ「はは……」
みほ(嬉しくない……)
520 :
ねます
[saga]:2019/08/21(水) 04:52:29.45 ID:IEfQg0wd0
サオリ「デートとかも時間があったらしてみたいんだけどなあ」
みほ「……あの履帯に文字書いてた人、本当に顔も知らない人だから……」
サオリ「ところでさ、明日はどうするの?」
サオリ「デートとか言ってられないくらい忙しいけど……」
みほ「ええと――」
翌日の予定 どうする?
>>521
疲れたから寝て過ごす
・港をうろつく
・ブラックティーガー本拠地に行く
・リストランテ『アンツィオ』に行く
・市場に行く
・町外れの酒場『トゥータ』に行く
・歓楽街に行く
・ガラクタ山に行く
・ガラクタ山の麓にあるスラム街に行く
・ガラクタ山の麓にある高級住宅街に行く
・奴隷市場に行く
・ユカリに会う
・サオリに会う
・ハナに会う
・マコに会う
・マホに会う
・エリカに会う
・アカホシに会う
・アンチョビに会う
・アッサムに会う
・アリサに会う
・アリスに会う
・ローズヒップに会う
・モモに会う
・他の陣営に攻め込む
521 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/08/22(木) 22:33:20.71 ID:jdilmJ97o
モモちゃんをたしかみてみよう
522 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/08/22(木) 22:58:16.58 ID:a3Vl7ZSM0
でぇじょうぶだ野球のボールに乗り移って生き返る
523 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/08/26(月) 02:54:58.74 ID:1NKjwp1Q0
安価だけ出してから寝ます
524 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/08/26(月) 03:00:14.00 ID:1NKjwp1Q0
みほ「……会って来たい人がいるので……」
サオリ「え!?」
サオリ「ひょっとしてデート!?」
サオリ「噂はほんとうだったの!?」
みほ「ち、違っ……」
みほ「その、明日会う予定の人は、手の届かない世界にいる人っていうか……」
サオリ「うひゃーっ、障害の多い恋!」
サオリ「燃えちゃうなー」
みほ「ええと、そうじゃなくて……」
みほ(その後、サオリさんは延々恋愛の話をしてきた……)
みほ(何度訂正しても最期には自分語りに持っていかれて、結局ただ睡眠時間を失って終わった……)
525 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/08/26(月) 03:08:20.74 ID:1NKjwp1Q0
<24日目>
アリサ「ハァ? 墓の位置ぃ?」
みほ「うん……」
みほ「その、レッドタートルの人とも仲が良かったアリサさんなら知ってるかな会って」
アリサ「まーそりゃ知ってはいるけど」
アリサ「やめたほうがいいでしょ」
アリサ「……洒落にならないドンパチしたんだしさぁ」
みほ「でも……挨拶には、いかないと……」
アリス「……霊媒師、という手もある」
みほ「えっ」
アリサ「あ〜〜〜〜〜……そういや居たわね、死者と会話するヤツ」
みほ「ええ……」
アリサ「んで、どーすんのよ」
アリサ「どこでも案内は出来るわよ、その後はどうなろうと助けないけど」
みほ「ええと……」
>>526
どうする?
A:モモの墓参りをする
B:霊媒師に会ってモモの霊を降ろしてもらう
C:死亡現場であるどんぞこに行ってみる
526 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/08/26(月) 07:18:20.68 ID:OGt9NGHf0
霊媒師に会ってみよう
……ただ墓参りしかりイタコしかり死亡現場しかり自分でコロコロした相手にアプローチするってこれみぽりん相当ヤバい奴扱いされるのでは
527 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/09/07(土) 02:43:40.95 ID:lB893CYQ0
投下します
528 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/09/07(土) 02:47:22.01 ID:lB893CYQ0
みほ「霊媒師に会ってみようかと……」
アリサ「うっへえ、あんたも物好きねえ」
みほ「あはは……」
みほ(この世界だと、霊媒師が本物である可能性もあるし……)
みほ(元の世界ならさすがに会わないけど……)
アリサ「まあいいわ」
アリサ「案内したげる」
アリサ「この近所だしね」
みほ「ありがとうございます」 ペッコリン
アリサ「あー、いいわよそーいう堅っ苦しいの」
アリサ「その代わり今度、何か美味しいものでも奢りなさいよね」
みほ「はいっ」
みほ「……」
みほ(美味しいからってこの前の悲劇に使われたバラムツの残りとか食べさせたら怒るだろうなぁ)
529 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/09/07(土) 03:07:26.96 ID:lB893CYQ0
【魔術の館・ラビット】
アヤ「いらっしゃー……何だアリサさんか」
アリサ「何だとは何よ」
ユウキ「アリサさん、またおまじないー?」
アヤ「この前も来たばかりだよねー」
アリサ「だあああああ、もう!」
アリサ「あんたら顧客に媚びようってつもりはないわけ!?」
みほ「あ、あはは……」
アリス「……不思議なお店……」
アヤ「あ、いらっしゃーい」
アヤ「ここはねえ、魔術の館っていうの」
アヤ「いろーんな魔術で、未来を変えてあげちゃうよ〜」
ユウキ「恋の成就をするための魔術とか〜」
みほ(占いの館みたいなものかな……?)
530 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/09/07(土) 03:12:49.30 ID:lB893CYQ0
アリサ「まあいいわ。今日はこっちの娘が用があるっていうからさ」
アヤ「あら、新顔さんだー」
ユウキ「ええ〜っ、アリサさん友達いたんだー」
アリサ「おい」
みほ「え、えっと、亡くなった人とお話が出来る霊媒師さんがいるって聞いて……」
アヤ「あー……そういう」
ユウキ「まあ、紛争多いもんねぇ」
アヤ「ちょっと待っててくださーい」
アヤ「おーい、サキー! お客さん!」
サキ「……」
みほ「この子……」
アヤ「この子が霊媒師のサキ」
アヤ「普段は無口なんだけど、霊を降ろしてきたら饒舌に喋ってくれるから」
みほ「そうなんだ」
アヤ「お望みとあらばデモンストレーションで著名な死者をおろしてきて対談とかもできるけど」
みほ「あ、だ、大丈夫」
みほ(どうせ分からないだろうし……)
531 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/09/07(土) 03:33:45.78 ID:lB893CYQ0
アリス「……気をつけて」 コソ
みほ「?」
アリス「霊媒師を騙る偽物も世の中にはいると聞くし……」
アリス「何より、真偽を問わず相応の対価を要求されるから」
みほ「……ありがとう」
みほ「それでも私は……ちゃんとお話がしたいの」
アリス「……」
アリス「みほさんが、そうしたいなら」
みほ「うん」
サキ「……」
アヤ「おっと、サキが対価をよこせと言わんばかりに手を」
みほ「ええと、おいくらでしょうか」
ユウキ「ざんねーん、お金じゃないのよねえ〜」 ウッフッフ
アヤ「物品だったりぃ、行為だったりするんだよ」
アヤ「どうすんの、サキ」
サキ「…………
>>532
」
サキが要求してきた対価
>>532
532 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/09/07(土) 11:06:53.78 ID:a27t/x4g0
飛ぶやつ
533 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/09/09(月) 01:33:42.03 ID:kpwLlcZr0
投下します
534 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/09/09(月) 01:49:20.03 ID:kpwLlcZr0
サキ「飛ぶやつ……」
アリサ「はあ?」
みほ「とぶやつ……って、大麻とか……?」
アリサ「あんたはあんたで真顔で何言ってンの?」
アリサ「飛ぶやつってのは……えーっと、こういうやつよ」 カキカキ
アリス「あ、絵、うまい……」
みほ「これ……ロケット……?」
アリサ「それに捕まって移動したりするヤツもいるんだと」
アリサ「どー考えても危ないから私はやる気にならないんだけど」
アリサ「なんかどっかの地域では流行ってる、まあ未開の地の連中用のアイテムね」
みほ「ちょ、き、聞こえ……」 アワアワ
アリサ「いーのよ言ってやれば」
アリサ「そんな地雷原御用達のクソローカルアイテムせびられても、どうせすぐには出せないんだから」
アリス「みほさん」
みほ「えっ、これ……」
アリサ「ちょ、持ってるなら最初から出しなさいよ!!」
アリサ「つーかアンタ、なんでこんなもんを……」
アリス「たまにボコをくくりつけて打ち上げたりして遊んでたから……」
アリサ「なんて?????????????」
535 :
危うく寝落ちしかけてたので安価サクッと出して寝ます申し訳ない
[saga]:2019/09/09(月) 02:50:09.48 ID:kpwLlcZr0
サキ「ありがとう……」
サキ「……」 ポチッ
アリサ「!?」
みほ「?」
アリス「え、今使――――」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
バヒューーーーーーーーーーーーーン
みほ「ど、どこかに消えた……」
アリサ「ちょ、どうなってんのよ!?」
アヤ「お、落ち着いて」
ユウキ「ちょっと観光したあとで、お望みの魂を宿して帰ってくるから……」
みほ(何そのシステム……)
536 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/09/09(月) 02:52:32.59 ID:kpwLlcZr0
アリサ「よっしゃ上がりぃー」
アヤ「もー、また手札覗いたんですか?」
アリサ「失礼ねえ、こんな賭けてもいないトランプでそんなことするわけないでしょ!」
みほ「賭けてたらやるんだ……」
みほ(ていうかこの世界にもトランプあるんだ……)
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
アリサ「ん?」
アヤ「帰ってきた!」
ユウキ「もう”下ろしてる”はずだけどー……」 チラリ
サキ「……」
みほ(わざわざ霊媒師まで呼んでもらった……)
みほ(先に喋らせると延々喚かれそうだし、ここは私から――)
みほ「
>>537
」
537 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2019/09/09(月) 18:52:40.97 ID:BSgFlaFs0
ニシズミィィ お前が(タートルに)転向しろッ!!
538 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/09/09(月) 18:58:51.93 ID:BSgFlaFs0
あ、みほの台詞かこれ すまぬ
てっとり早く遺跡を制圧したいので把握してる限りでこちらが突けそうな穴を聞く
当然素直に教えちゃくれないだろうから、上手くいった際の生徒会残りメンバーの身の安全を保証する口実で
殺れてる以上説得力は出せてる 信用できないと言われたらお互い様で通す
539 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/09/15(日) 02:33:11.20 ID:uGaiKfGo0
少しですが投下します
540 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/09/15(日) 02:40:50.21 ID:uGaiKfGo0
みほ「「ニシズミィィ お前が(タートルに)転向しろッ!!」」
みほ「……」
みほ(先手を取られた……) チッ
アリス(わぁ、みほさん物凄く不満そう……)
アリサ(でもちょっと気持ちはわかるわね……)
みほ「……とりあえず、手っ取り早く遺跡を攻略したいので……」
みほ「把握している限りで、こちらが突けそうな穴を教えて下さい」
モモinサキ「はあ!? なんで私がお前なんかのためんそんなこと!」
みほ「……」 パッパッ
モモinサキ「ああっ、無言で塩はやめろ塩はッッ」
541 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/09/15(日) 02:56:00.31 ID:uGaiKfGo0
みほ「まあ……ただでとは言いません」
みほ「もしうまく行けば、残りの人達の身の安全は保証しましょう」
モモinサキ「何ィ!?」
アリサ「おっ、可愛い顔してえげつないことやるわねえ、いいじゃない」
モモinサキ「馬鹿め、そんな手に乗るか!」
モモinサキ「会長はこんな交渉に乗らずとも、貴様程度にやられる人ではない!」
みほ「……この口ぶり……とりあえず降霊術は信用できそう……」
みほ(濃すぎてモノマネしやすいだけなのかもしれないけど)
モモinサキ「大体、そんなわかりやすい穴があるなら、我々がとっくに突いてる」
みほ(まあ、そうなっちゃうよね)
542 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/09/15(日) 02:58:54.92 ID:uGaiKfGo0
みほ「でも私は貴女やバーの人達を壊滅させられましたよ」
モモinサキ「それはまあ、そうだが……」
モモinサキ「こっちには切り札があるからな!」
モモinサキ「っと、それが何かは絶対に言わないぞ!」
みほ「ノンナさんの裏切りのことかな……」
アリサ「ああ、そういやバラムツ買ってたの見たし、あの裏切り者と内通してたのって……」
モモinサキ「!?」
アリス「だとしたらとうに鎮圧している」
モモinサキ「ゆ、ユズちゃあん!!!!」
543 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/09/15(日) 03:18:49.26 ID:uGaiKfGo0
モモinサキ「だ、だが!」
モモinサキ「会長が殺られるはずなどない!」
モモinサキ「本当にまずくなったら、早めに撤退する手筈が――」
モモinサキ「!!」 ハッ
アリサ「ふうん……なるほどねえ」
みほ「……押し切り損ねることも、やはり計算に入っていたんですね……」
アリサ「要は捨て駒だったわけね」
アリサ「あの場面でブラックティーガーを落とせれば良し」
アリサ「駄目なら駄目で逃げるための時間稼ぎになるから良し、と」
アリス「わかってはいたことだけど……」
みほ「気分はよくない、かな……」
モモinサキ「あわ、あわわわわわわ……」 ブルブル
544 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/09/15(日) 03:31:39.98 ID:uGaiKfGo0
アリサ「でもどーすんのよ」 ヒソヒソ
アリサ「こうなると、口を割らせるの難しくない?」 ヒソヒソ
みほ「……いいえ。逆です」
アリサ「え?」
みほ「……ここで行方をくらましたレッドタートルが取る行動」
みほ「概ね2つに絞られます」
モモinサキ「っ」 ビクッ
みほ「一つは、完全撤退」
みほ「この件からは手を引き、遺跡争奪戦には関わらないというケース」
みほ「もう一つは、一時撤退のパターン」
みほ「正面衝突は不利と見て、あとから戦力を立て直して襲ってくるパターン」
みほ「……このパターンで一番レッドタートルが美味しい想いをするのは、私達が3つの遺跡を攻略した直後」
みほ「もしくはその直前です」
アリサ「確かに、それで漁夫の利得るのが一番楽だわ」
みほ「このパターンの場合、情報を私達に開示し、遺跡攻略を助ける方がレッドタートルのためにもなる」
モモinサキ「……完全撤退した、という可能性もあるだろ」
みほ「……それならそれで、私達に教えても不利益にはならないじゃないですか」
モモinサキ「だとしても、教えるメリットもないだろ!」
モモinサキ「はっきり言うが、こっちは殺されてるんだぞ」
モモinサキ「お前達が苦労してくれるなら、それは十分私にとっては益なんだ!」
みほ「……わかってないですね」
モモinサキ「あ?」
みほ「今の時点では、レッドタートルの残党を皆殺しにするには、探して殺しにいくという手間がかかります」
みほ「でも……」
みほ「すべての遺跡を攻略し、叶える願いによっては、容易く全員を殺しにいけるようになりますよね」
モモinサキ「!!」
みほ「今から敵対するのと和解するの、どちらがいいか、明白じゃないかと思いますけど……」
アリサ(えぐいこと言うわね……)
545 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/09/15(日) 03:36:09.09 ID:uGaiKfGo0
モモinサキ「わ、わかった……」
モモinサキ「言うから……せめて残ったみんなには……」
みほ「もちろん、殺さないと約束します」
アリサ(しれっと殺害以外は約束しなかったわね)
モモinサキ「ぜ、絶対だぞ!?」
みほ「はい」
モモinサキ「嘘ついたら針千本飲ますからな!?」
みほ「わかりました」
モモinサキ「あの世で嘘ついてないかずっと見てるからな!!!」
みほ「わかったから早くしてください塩食べさせますよ」
モモinサキ「ひーん!」
▼モモから遺跡の情報を聞いた!
546 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/09/15(日) 03:40:54.41 ID:uGaiKfGo0
みほ(……明日は遺跡に潜れる日)
みほ(大丈夫だとは思うけど、命を落とすことがあるってこの前わかったし)
みほ(誰かと少しおしゃべりしてから寝ようかな)
誰と会話しますか?
>>547
547 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/09/17(火) 09:04:35.13 ID:MYv0kfVZ0
ゆかりん
548 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/09/23(月) 02:58:29.28 ID:e3sFfVF90
眠いのでさくっとですがやります
549 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/09/23(月) 03:01:13.69 ID:e3sFfVF90
サオリ「それじゃ、電気けすよー」
ユカリ「了解です」
サオリ「夜ふかしは美貌の大敵だもんねー」
ハナ「起きてたらお腹が空いちゃいますしね」
マコ「まだ眠れないが」
サオリ「もー、他の人達に迷惑かけないの」
マコ「むう……」
みほ「あはは……」
みほ「……」
みほ「……」
みほ「……」
550 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/09/23(月) 03:06:12.64 ID:e3sFfVF90
みほ「ユカリさん」 コソッ
みほ「起きてる?」
ユカリ「!!!」
ユカリ「お、おお、起きてますっ……」
ユカリ「というか、ニシズミ殿がご用命なら、寝ていたって起きますよ」
みほ「あ、あはは……」
ユカリ「ところで、どうしたんですか」
みほ「あ、その……ちょっと眠れないし、お話とかしないかなって」
ユカリ「!!!」
ユカリ「そ、それはつまり、よ、夜伽ということで……?」
みほ「なんで脱ぐの」
551 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/09/23(月) 03:10:27.54 ID:BVIiqbzo0
見てるから頑張ってくれ
552 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/09/23(月) 03:10:47.44 ID:e3sFfVF90
ユカリ「あ。あれ? そういうことでは……」
みほ「どういうことかわからないけど……」
みほ「とりあえず、起こしちゃ悪いし、外で出ようか」
ユカリ「ええ!? 初めてなのに野外だなんてそんな……!」
みほ「……」
みほ「よくわからないけど、多分思っているようなことじゃないから……」
みほ「ちょっと
>>552
についてお話でもしようかなって思っただけだし……」
ゆかりと話す話題
>>552
553 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/09/23(月) 03:11:32.34 ID:e3sFfVF90
ありがてえ(人が見てるの嬉しいね)
安価は
>>554
に変更で(せっかく人がいるけどクソ眠たいから今日はごめんこれで終わります)
554 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/09/23(月) 03:26:15.63 ID:yROXyMzb0
俺もいるぞ!
何度か連取りになってしまっていることを謝っておく
>>1
ーシャ
何日か待ってはみるんだが誰も取ってくれんから……取らなきゃ君に話を書いてもらえないだろ
安価なら入れ替わり前のみぽりんはどんな人だったか聞いてみるのはどうだい
主にモグラ乗りとしての面について
555 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/09/24(火) 02:07:13.27 ID:ihyVyt0l0
ありがたいことですね
とりあえずどういう形でも完結はしたいと思います
ので、今日もちょっとですが投下していきます
556 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/09/24(火) 02:32:08.91 ID:ihyVyt0l0
みほ「ちょっと入れ替わり前の私についてお話でもしようかなって思っただけだし……」
ユカリ「入れ替わる前のニシズミ殿……ですか」
みほ「うん」
ユカリ「そうですね……」
ユカリ「ダンジョンから帰ったあと、脱いだ靴下のムワッとした匂いがとても強烈でしたねえ」
ユカリ「でもそこがまたグッとくるというかジュンとくるというか……」
みほ「……モグラ乗りとしての面についてだけでお願い」
557 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/09/24(火) 04:07:23.38 ID:ihyVyt0l0
ユカリ「そうですね……」
ユカリ「ニシズミ殿は――誰よりもディッがーを愛しておられました」
みほ「……ユカリさんよりも?」
ユカリ「……私の愛は、偏ってますから」 アハハ
ユカリ「ですがニシズミ殿は、なんと言うんでしょうか」
ユカリ「バトルディッがーを取り巻く全てを深く愛していた、とでもいうんでしょうか」
ユカリ「私が目を輝かせて機体なり戦略なり動きなりに感動している時」
ユカリ「ニシズミ殿はその数歩先を見ているんです」
ユカリ「今見て知ったことと、すでに知っている豊富な知識を元に、全く新しい可能性を見つけられる」
ユカリ「そんなすごい人でした」
みほ「……」
ユカリ「何にも捕らわれず、我々では思いつかないような発想でディッガーを活かす」
ユカリ「私はそれを、愛のなせる技だと思いたいです」
みほ「そっか……」
みほ「……」
みほ「私とは……全然違うんだ……」
558 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/09/24(火) 04:17:01.30 ID:ihyVyt0l0
ユカリ「そんなことは……」
みほ「……私は……」
みほ「縛られて、新しいことなんて生み出せないから……」
ユカリ「……」
ユカリ「そんなことありませんよ」
ユカリ「こちらの世界のニシズミ殿がそうだったんです」
ユカリ「同じ人間なのに、できないわけがないんです」
みほ「……そう、かな」
ユカリ「そうですよ」
ユカリ「それに――縛られてるということは、縛っている何かがあるということです」
ユカリ「縛り付けるものがないところでなら、きっとできますよ」
みほ「縛り付けるものがない場所、かぁ……」
ユカリ「ええ」
ユカリ「ここもそうですし――」
ユカリ「帰ってもきっと、そういう場所が見つかりますよ」
ユカリ「……なぁんて、柄じゃないですかね」 アハハ
みほ「……ううん」
みほ「ありがとうユカリさん」
みほ「……今日は遅いし、そろそろ寝よっか」
ユカリ「そういえば、明日はどうするんです?」
翌日の予定 どうする?
>>559
・遺跡に潜る
・疲れたから寝て過ごす
・港をうろつく
・ブラックティーガー本拠地に行く
・リストランテ『アンツィオ』に行く
・市場に行く
・町外れの酒場『トゥータ』に行く
・歓楽街に行く
・ガラクタ山に行く
・ガラクタ山の麓にあるスラム街に行く
・ガラクタ山の麓にある高級住宅街に行く
・奴隷市場に行く
・ユカリに会う
・サオリに会う
・ハナに会う
・マコに会う
・マホに会う
・エリカに会う
・アカホシに会う
・アンチョビに会う
・アッサムに会う
・アリサに会う
・アリスに会う
・ローズヒップに会う
・モモに会う
・他の陣営に攻め込む
559 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/09/24(火) 07:46:15.19 ID:UV05PqCl0
いざ出陣
560 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/09/24(火) 07:46:56.07 ID:UV05PqCl0
送信しちゃった
遺跡へ
561 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/10/01(火) 02:45:18.31 ID:GD9D3yLB0
体調崩してました、申し訳ない
週末は忙しいので、コツコツ平日にやっていきます
562 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/10/01(火) 03:10:52.66 ID:GD9D3yLB0
みほ「明日は……遺跡に潜るよ」
みほ「……なんとしても、3つの遺跡を攻略しないといけないから……」
みほ(そうしないと……これ以上、人を殺めたこの世界には……)
ユカリ「……」
ユカリ「私は……貴女に従います」
ユカリ「元々ニシズミ殿に救われたというのが大きいですが……」
ユカリ「貴女は、そのニシズミ殿と同じ魂をしていると、感じますから」
ユカリ「……私は、どうなろうと、貴女の味方ですよ」
ユカリ「だから……あまり一人で抱え込まないでくださいね」
みほ「……ありがとう」
みほ「……今日は、もう寝よっか」
ユカリ「えっ……それはどっちの意味で……///」 クネクネ
みほ「……」
ユカリ「ああっ目線が冷たいっ」
みほ「早く寝ましょう……明日は早いですから……」 ハァ
563 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/10/01(火) 03:44:28.07 ID:GD9D3yLB0
<25日目>
みほ「……ふぅ」
みほ「行きましょうか」
ユカリ「はいっ!」
ハナ「準備はできています」
マコ「……眠い……」
サオリ「ほら、もう、しっかりする!」
アリサ「しまんないわねえ……ほんとに大丈夫なんでしょうね」
アリス「……みほさんを信じる」
コウメ「……この遺跡、今日こそ攻略して、先遣隊の皆の墓前にいい報告をしましょう」
みほ「……それじゃあ、パンツァーフォー!」
564 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/10/01(火) 03:52:47.32 ID:GD9D3yLB0
【遺跡】
アリサ「……怖いくらい順調ね」
コウメ「……皆さん一度潜ってますから……」
アリサ「まあ、一番の敵はモンスターと遭遇した時のパニックだもんねえ」
ユカリ「ええ。対策さえできていれば……」
ドゴッドゴン
アリサ「……こうやって、頼まれてたバンパー使って轢きまくるってわけね」
みほ「……先遣隊の皆さんのおかげです」
みほ「モンスターの攻撃前の動作、飛び道具の有無などが分かっていなければできませんでしたから」
アリサ「情報戦が大事ってことね」
アリス「だからって好きな人を盗聴するのはちょっと」
アリサ「だからしてないってば!!」
565 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/10/01(火) 03:57:43.41 ID:GD9D3yLB0
ユカリ「えー、こほん」
ユカリ「ユカリと!」
サオリ「サオリの!」
ユカリ「スペシャルインタビュー!」
みほ「……」
ユカリ「ああっ異物を見る目っ」
サオリ「ほ、ほら、まだ結構余裕あるし、新メンバーと交流をさ???」
サオリ「やっぱり絆を深めるには互いのことを知る必要があると思って」
ユカリ「不肖アキヤマユカリ、潜入は得意なので、するっとむこうの車輌にも乗り込めるのであります!」
サオリ「まあ、こっちのメンバーインタビューして向こうの人に知ってもらうってのもありなんだけどー」
サオリ「それでほら、ミポリン的には誰へのインタビューがいいとかあるのかなーって」
みほ「え……じゃあ……
>>566
」
ユカリ「ちなみに、何についてのインタビューをおこないます?」
サオリ「ミポリンの興味ある話題を根掘り葉掘り!だよ!!」
みほ「えー……じゃあ、
>>567
かなあ……」
566 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/10/01(火) 12:11:12.31 ID:+yQ1yn1H0
アリス
374.22 KB
Speed:0.2
[ Aramaki★
クオリティの高いサービスを貴方に
VIPService!]
↑
VIP Service
SS速報VIP
更新
専用ブラウザ
検索
全部
前100
次100
最新50
続きを読む
名前:
E-mail
(省略可)
:
書き込み後にスレをトップに移動しません
特殊変換を無効
本文を赤くします
本文を蒼くします
本文をピンクにします
本文を緑にします
本文を紫にします
256ビットSSL暗号化送信っぽいです
最大6000バイト 最大85行
画像アップロードに対応中!
(http://fsmから始まる
ひらめアップローダ
からの画像URLがサムネイルで表示されるようになります)
スポンサードリンク
Check
Tweet
荒巻@中の人 ★
VIP(Powered By VIP Service)
read.cgi ver 2013/10/12 prev 2011/01/08 (Base By
http://www.toshinari.net/
@Thanks!)
respop.js ver 01.0.4.0 2010/02/10 (by fla@Thanks!)