【安価】みほ「装甲車バトルディッガーです!」【ガルパン】

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163 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/04/17(水) 02:52:29.69 ID:0iOSzIrx0

みほ「みんなは……」

みほ「マコさん以外は起きてどこかに行ってる、かあ……」

みほ「私はどうしよう……」


何をする?(下記より1つ選択) >>164

・疲れたから寝て過ごす

・港をうろつく
・ブラックティーガー本拠地に行く
・リストランテ『ドゥーチェ』に行く
・市場に行く
・町外れの酒場『トゥータ』に行く
・歓楽街に行く
・ガラクタ山に行く
・ガラクタ山の麓にあるスラム街に行く
・ガラクタ山の麓にある高級住宅街に行く
・奴隷市場に行く

・ユカリに会う
・サオリに会う
・ハナに会う
・マコに会う
・マホに会う
・エリカに会う
・アカホシに会う
・アンチョビに会う
・アッサムに会う
164 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/04/17(水) 02:55:07.58 ID:RZgMVcS+0
市場に行く
スパナ使える子いるかな?
165 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/04/17(水) 03:29:48.30 ID:0iOSzIrx0

【市場】

みほ「あれ?」

みほ「あの戦車……」

アカホシ「あ、みほさん」

みほ「やっぱり、赤星さん」

みほ「今日もお買い物ですか?」

アカホシ「ええ」

アカホシ「食料泥棒がバトルディッガーのパーツも盗んでいったらしくて……」

アカホシ「この子の整備も兼ねて」

みほ「整備?」

アカホシ「ええ」

アカホシ「このあたりに、腕が確かな整備チームがいるんです」

アカホシ「それこそ、遺跡需要で人が増える前から、この街の機械類を一手に担っていたそうで」

みほ「へえ、そんなすごい人達が……」

みほ(そんな万能便利屋、さすがに私の世界にはいないんだろうな……)
166 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/04/17(水) 03:42:53.16 ID:0iOSzIrx0

プスン……

アカホシ「あ、あれ?」

アカホシ「と、止まっちゃった……?」

アリサ「ちょっと、困るんだけど」

アリサ「店の前にこんな邪魔なの置かないでもらえる?」

アカホシ「ご、ごめんなさい……」 アタフタ

みほ(うーん、この威圧されるとテンパルの、よく知る赤星さんだあ……) ホッコリ

みほ「じゃなくて、大丈夫ですか!?」

アカホシ「は、はい……」

アカホシ「お、おかしいな……油圧っぽいのに……」 アワアワ

アリサ「ったく……しょうがないわね……」

アリサ「アリス!」

アリス「……ん」
167 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/04/17(水) 03:48:49.75 ID:0iOSzIrx0

アリサ「悪いんだけど、これ直してやってくれない」

アリサ「このままやられたんじゃ商売あがったりなのよ」

アリス「……」

アリサ「ちょっと、嫌そうにしないでよ」

アリス「私はいいけど、この人達が嫌がるかもしれない」

アリス「……善意にかこつけて盗聴器とかつけられるかも、って疑われるかもだし」

アリサ「だ、だからあれはそういうのじゃないんだっての!」

みほ「あ、あのー……」

アリサ「ああ、この子、かなり修理に強いんだけど、邪魔だからそのモグラ触らせてもいい?」

みほ「ええと」 チラッ

ガヤガヤ

オイジャマダドケー

アカホシ「あ、あうう……じゃ、じゃあ、お願いしますっ」
168 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/04/17(水) 04:01:45.40 ID:0iOSzIrx0

アリス「……動力系のギアが原因……ここが欠けてた」

アカホシ「えっ? あっ!」

みほ(すごい……そんな一瞬で……)

アカホシ「わあ……ありがとうございます!」

アリサ「まったく、いつ見てもムカつく正確さだわ」

アリサ「それでいて、本職にする気がないってんだから信じられないわよ」

アカホシ「そうなんですか?」

アリス「……」

アリサ「ったく、ほんっともったいなさすぎるわ」

アリサ「レオポンズにだって入れそうな腕があるってーのに」

みほ「レオポンズ?」

アカホシ「さっき話した、凄腕集団ですよ」

アリサ「まあ、実際大した腕よ」

アリサ「でもまああくまで修理の話」

アリサ「通信機器を買うならウチよ、ウチ!」

みほ「あ、あはは……」

みほ(圧が強い……)
169 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/04/17(水) 04:07:14.00 ID:uDgQeO4U0
あのツナギ着てレオポンチームに交じるアリス想像するとかわいい
170 :眠いので寝ます [saga]:2019/04/17(水) 04:12:26.33 ID:0iOSzIrx0

【家】

みほ「ふう……」

みほ(赤星さん、結構いろんな人に声かけてくれてるんだなあ)

みほ(私も頑張らなくちゃ)

みほ(今日は早めに明日の予定立てておこうかな……)

みほ(明日は何をしよう?)


何をする?(下記より1つ選択) >>171

・疲れたから寝て過ごす

・港をうろつく
・ブラックティーガー本拠地に行く
・リストランテ『ドゥーチェ』に行く
・市場に行く
・町外れの酒場『トゥータ』に行く
・歓楽街に行く
・ガラクタ山に行く
・ガラクタ山の麓にあるスラム街に行く
・ガラクタ山の麓にある高級住宅街に行く
・奴隷市場に行く

・ユカリに会う
・サオリに会う
・ハナに会う
・マコに会う
・マホに会う
・エリカに会う
・アカホシに会う
・アンチョビに会う
・アッサムに会う
・アリサに会う
・アリスに会う
171 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/04/17(水) 04:23:29.30 ID:I6LlBZMqo
アリサに会う
172 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/04/17(水) 15:38:09.32 ID:A59r5uh/O
まさかのアリサ
173 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/04/18(木) 00:51:18.43 ID:SlEMzSIq0
眠いので少しだけですが投下します
174 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/04/18(木) 00:54:26.90 ID:SlEMzSIq0

<8日目>


【市場】


ワイワイガヤガヤ

アリサ「はぁ……」

アリサ「売れないわねー、無線機」

アリサ「このままだとおまんま食い上げだわ」

みほ「あの」

アリサ「はいはい、いらっしゃーい」 エイギョウスマーイル

アリサ「って、あら、昨日の」

みほ「どうも」

アリサ「えーっと、何の用?」

みほ「>>175


何の用? >>175
A:お話をしに……
B::勧誘をしに……
C:買い物をしに……
D:強盗をしに……
E:その他(併記)
175 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/04/18(木) 01:15:46.40 ID:m28CGIF30
a
176 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/04/18(木) 01:27:17.49 ID:SlEMzSIq0

みほ「お話をしに……」

アリサ「話ィ?」

アリサ「何よ、冷やかしなら帰ってくれる?」

アリサ「これでも忙しのよ」

みほ(すごく暇そうにしてたのに……)

みほ(でも確かに、ちょっとお話しただけだったもんね……)

みほ(なんとか興味を引く話題を出さないと……)

みほ(今こそ散々読んだお友だちの作り方入門を参考にする時……!)

みほ「あの、えと、>>177
177 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/04/18(木) 01:45:39.54 ID:h35iLu5t0
アリサから見て遺跡とは何なのか的な話(本編のオチタのインタビュー風)
178 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/04/18(木) 02:53:59.53 ID:SlEMzSIq0

みほ「あの、えと……」

アリサ「ん?」

アリサ「ああ、名前? アリサよアリサ」

みほ「ありがとうございます、西住みほです」 ペッコリン

みほ「ええと、アリサさんから見て遺跡ってなんでしょうか」

アリサ「何よそれ」

みほ「純粋に気になったもので……」

アリサ「ふうん。まあいいけど……」

アリサ「遺跡、ねえ……」

アリサ「……」

アリサ「観光資源?」

みほ(うわぁ)
179 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/04/18(木) 03:55:15.07 ID:SlEMzSIq0

アリサ「アンタもモグラ乗りなんだっけ?」

アリサ「まあ、言っちゃなんだけど……」

アリサ「命を賭けてまで潜る理由がわかんないわ」

アリサ「お宝なんて遺跡に潜らなくても手に入るでしょうに」

優季「確かにィ、素敵な恋とか、遺跡に潜らなくても手にできるお宝ですもんねぇ」 クスクス

あや「やめなよお、手に入れれてないんだろうから」 クスクス

アリサ「くぉら、こんのクソガキどもー!」

あや「わー、怒った!」

優季「逃げろ〜」 キャッキャッ

アリサ「ったく……」

アリサ「まあ、クソガキどもはムカつくけど、危険がない生活の方がいいに決まってるわ」

アリサ「大体、遺跡の願いだかなんだか知らないけど、そんなもんに頼らなくたってタカシは……」

みほ「タカシ?」

アリサ「!!!」

アリサ「な、なんでもないわよ、あははははは……!」

みほ「……?」
180 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/04/18(木) 03:57:58.34 ID:SlEMzSIq0

【家】

ユカリ「なかなか新メンバー見つかりませんねえ」

サオリ「色々声かけてはいるんだけどねー」

ハナ「顔のいい男性にばかり声をかけてるからでは……」

サオリ「だ、だってえ!」

ユカリ「まあ、それでも声をかけてるだけ偉いですよ」

ユカリ「私なんて知らない人と話が弾む気まるでしないので声掛け未だにゼロですからね」

マコ「同じく一切やってない」

サオリ「ちょっと」

みほ「……」

みほ(もうすぐ遺跡にもぐれるようにはなるけど……)

みほ(このペースじゃ次はスルーした方がいいかも)……
181 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/04/18(木) 04:02:14.22 ID:SlEMzSIq0

アカホシ「こちらも声はかけているのですが……」

アカホシ「フルメンバーだったのに、大半のメンバーを置いて敗走してきたばかりですからね」

アカホシ「どうしても尻込みされることが多くて……」

マコ「ましてやメンバーが揃わない場合、火力なしの戦車に乗せるわけだしな……」

ユカリ「まあ、怖いですよねえ……」

アカホシ「志願し続けてくれる人もいるにはいるんですけど、如何せん変わっていて……」

サオリ「あー……そんな状況でも志願する人だもんねえ」

アカホシ「一度実際にあってもらって、やっていけるかどうか見てもらってからじゃないと怖くて組み込めませんね」

サオリ「なるほどなー」

ユカリ「そう考えると、案外タイトなスケジュールですねえ」

みほ(このパーティー、サオリさん以外コミュニケーション能力高くないんだなあ……)
182 :眠いのでねます [saga]:2019/04/18(木) 04:03:41.17 ID:SlEMzSIq0

サオリ「一応私は明日も探してはみるよ」

ユカリ「私は、すみません、力になれなさそうなので、整備用の道具を揃えに……」

マコ「西住さんはどうするんだ?」

みほ「え、っと……私は……」


明日は何をする?(下記より1つ選択) >>183

・疲れたから寝て過ごす

・港をうろつく
・ブラックティーガー本拠地に行く
・リストランテ『ドゥーチェ』に行く
・市場に行く
・町外れの酒場『トゥータ』に行く
・歓楽街に行く
・ガラクタ山に行く
・ガラクタ山の麓にあるスラム街に行く
・ガラクタ山の麓にある高級住宅街に行く
・奴隷市場に行く

・ユカリに会う
・サオリに会う
・ハナに会う
・マコに会う
・マホに会う
・エリカに会う
・アカホシに会う
・アンチョビに会う
・アッサムに会う
・アリサに会う
・アリスに会う
183 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/04/18(木) 06:54:02.70 ID:yVNvnO0E0
エリカに会う
184 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/04/19(金) 00:52:12.47 ID:kzWNMtA+0
投下します
サクサク進めたい…
185 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/04/19(金) 00:53:26.43 ID:kzWNMtA+0

みほ「逸見さんに会おうかなって」

アカホシ「あ、そうなんですね」

アカホシ「じゃあ話を通しておきますよ」

みほ「ありがとうございます」

みほ(いきなり行くと不機嫌になるかもしれないもんね……)

アカホシ「それじゃあ、そろそろ灯りけしますねー」

サオリ「はーい」

ユカリ「おやすみなさい!」

みほ「おやすみなさい」
186 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/04/19(金) 01:00:43.60 ID:kzWNMtA+0

<9日目>


【港・黒の遺跡付近】


みほ「おはようございます」

エリカ「ん、来たわね」

みほ「あ、待っててくれたんですか?」 パァァァ

エリカ「仕方なくよ仕方なく」

エリカ「私だってヒマじゃないんだから」

みほ「……」 シュン

エリカ「……」

エリカ「あー、もう、やりにくいわね!!」

エリカ「ほら、さっさと本題入りなさいよ!」

エリカ「何か用があったんでしょ!?」

みほ「あ、ええと……」


何をしにきた?  >>187

A::話をしにきた
B:パーティーに勧誘しにきた
C:パーティーに誘えそうな人を紹介してもらいにきた
D:仕事を手伝いにきた
E:仕事の邪魔をしにきた
F:真っすぐ行ってぶっ飛ばす、右ストレートでぶっ飛ばす
G:その他(併記)
187 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/04/19(金) 01:03:46.17 ID:gq5EmUH+0
2
極亜久のノリでいこうぜ
188 :掛け声と共に繰り出されるボクササイズを、掛け声と違う方向の十字キーを押して回避しよう! [saga]:2019/04/19(金) 01:36:10.10 ID:kzWNMtA+0

みほ「あの、一緒に遺跡に潜りませんか!?」

エリカ「はあ!?」

みほ「その、前にお話したときからずっと思っていて……」

みほ「こっちの逸見さんも、すごく戦車の知識が豊富っていうか……」

エリカ「こっちの……?」

みほ「あ、えと、その……」

みほ「とにかく、逸見さんの技量が必要なんです!」

エリカ「……」

エリカ「それは命令?」

みほ「え?」

エリカ「……命令なら、従うわ。そうするように言われているもの」

みほ「……」

みほ「命令では、ないです」

みほ「……無理矢理従わせたいなんて、思ってませんし……」

みほ「きっとそれだと、パフォーマンスも落ちちゃうから……」

エリカ「……」
189 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/04/19(金) 02:20:55.40 ID:kzWNMtA+0

エリカ「……それじゃあ無理ね」

みほ「うっ……」

みほ「そ、そう、だよね……あはは……」

エリカ「……」

エリカ「ハァー……」

エリカ「別に嫌とは言ってないでしょ」

みほ「え?」

エリカ「私だって、遺跡に負けっぱなしは嫌よ」

エリカ「大体アンタが現れなきゃ私が行くつもりだったんだから」

エリカ「……でも、今はそもそも人員が足りてない」

エリカ「それに加えて、私を欲するくらいには戦力も足りてないんでしょ」

エリカ「万が一でも全滅したときのことを考えると、まだ本部を離れて遺跡に潜るわけにはいかないの」

みほ「逸見さん……」

エリカ「……まあ、アンタが無事取り残されてた連中を救出でもしてこれば、人員に余裕ができるかもしれないけど」

みほ「えっ」 パァァァ

エリカ「ま、もしそんなことができたら、それこそ礼としてどこへだろうと潜ってやるわよ」

みほ「それはダブルベッドとかでも?」

エリカ「それ潜らせてどうするつもりなのよ」
190 :眠いので寝ます [saga]:2019/04/19(金) 02:23:06.89 ID:kzWNMtA+0

みほ(とりあえず、一緒に潜りたいって話は伝えられた……)

みほ(黒の遺跡を攻略したあとなら、一緒に来てくれるのかも)

みほ「……」

みほ(どっちにしても、人数不足で明日は遺跡に潜ってもしょうがないよね)

みほ(潜るのをやめてこっちで何かするとして……)

みほ(明日は何をしようかな)



明日は何をする?(下記より1つ選択) >>191

・疲れたから寝て過ごす

・港をうろつく
・ブラックティーガー本拠地に行く
・リストランテ『ドゥーチェ』に行く
・市場に行く
・町外れの酒場『トゥータ』に行く
・歓楽街に行く
・ガラクタ山に行く
・ガラクタ山の麓にあるスラム街に行く
・ガラクタ山の麓にある高級住宅街に行く
・奴隷市場に行く

・ユカリに会う
・サオリに会う
・ハナに会う
・マコに会う
・マホに会う
・エリカに会う
・アカホシに会う
・アンチョビに会う
・アッサムに会う
・アリサに会う
・アリスに会う
191 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/04/19(金) 03:24:51.29 ID:nVUUqnE20
アリサに会う
192 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/04/19(金) 13:19:30.78 ID:OiikVAAAO
エリカ小梅アリサが人気スリートップっぽいの、なんか不思議(この並びで三番目に来るのがまほ隊長じゃないのか)
193 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/04/20(土) 00:49:32.03 ID:vqZQhKO30
ジョジョまでスローペースで進めます
194 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/04/20(土) 00:52:09.78 ID:vqZQhKO30

みほ(明日はアリサさんに会いにいってみよう)

みほ(なんだか人数足りなくて潜れないのに自分の陣営にいるのも気まずいもんね……)

サオリ「……うええええ、足が太い女は無理だって! 無理だってぇ!」 ウワーン

ハナ「あらあら、サオリさんの魅力が分からないなんて、愚かしい男性ですね」

ユカリ「何でちょっとうれしそうなんですか?」

マコ「まぁ、フられるなんていつものことだろ」

サオリ「だぁってええええええええ! うえーーーーーーーーん」

みほ「……」

みほ(あの会話に混ざれる気もしないし、明日は早起きしてそそくさと出た方がよさそう……)
195 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/04/20(土) 00:54:14.54 ID:vqZQhKO30

<10日目>


【市場】


ワイワイガヤガヤ

アリサ「……ふぁ」

アリサ「ったく、クソガキ達の冗談につきあわされたせいで眠たいわ……」

アリサ「こんな時間、誰も来ないだろうし、店閉めようかしら」

みほ「おはようございます」

アリサ「っと、いらっしゃ――――」

アリサ「何だ、アンタか」

アリサ「今日、遺跡に潜れる日なんじゃなかったっけ?」

みほ「あ、あはは……」
196 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/04/20(土) 00:56:37.12 ID:vqZQhKO30

アリサ「それで、何の用?」

アリサ「アンタ達、別に通信機器に困ってないでしょ」

みほ「えっ、なんでそのことを……」

アリサ「何でって、そりゃ、通信を聞いて……」

みほ「!」

アリサ「…………あっ」

みほ「あ、あはは……」

アリサ「ちょ、何引いてるのよ!」

アリサ「違うわよ、別に盗聴してるとかそーいうのじゃ…・・・・」

アリサ「ま、こら逃げるな!!」 グイッ

みほ「だ、誰にも言いません、言いませんからぁ!」

アリサ「じゃかーしい!」

アリサ「小柄でキュートな私に迫られてそこまでビビリ倒す人間が、こわーいブラックティーガーのヤツに凄まれて口を割らないわけないでしょうが!」

みほ(そ、それは確かに……)
197 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/04/20(土) 01:09:01.24 ID:vqZQhKO30

アリサ「とにかく、盗聴とかじゃないから」

アリサ「それ伝えられてブラックティーガーに追われるとか勘弁だわ」

みほ「そんな大げさな……」

アリサ「大げさァ?」

アリサ「……アンタ、よっぽど綺麗な部分しか見てないのねえ」

アリサ「仮にもアウトロー、まあ言っちゃえばカスの集団の抗争よ?」

アリサ「中立を装った敵疑惑があるヤツなんて、どうなるか火を見るより明らかだわ」

みほ「そ、そんなこと……だって、違うかもしれないのに……」

みほ「無関係かもしれない人に危害とか、そんな」

アリサ「だからこそ、やばいのよ」

みほ「え?」

アリサ「万が一無罪だった場合、私みたいなパンピーは問題になりにくいのよ」

アリサ「スパイだと思って拷問した味方が、裏切ってなかったら?」

アリサ「或いは、攻撃してきていると思った対立組織のメンバーを締め上げて、勘違いだと分かったら?」

アリサ「どっちでも洒落にならない展開になるでしょうね」

アリサ「……でも私みたいに後ろ盾がない場合、仮に無罪でも、他チームとの抗争には発展しない」

アリサ「味方の士気に関わるほど、深い仲の相手もいない」

アリサ「そのくせゲロさせれたら得られるものが大きい」

アリサ「疑われたら拷問するのが安定の存在なのよ」

みほ「で、でも……みんなそんな非道な人には…・・」

アリサ「なによ、私の発想が非道って言うわけ?」

アリサ「それに、ブラックティーガーの連中も、大概悪党軍団よ?」

アリサ「噂じゃ捕虜に木の根っことか食わせてたっていうし」

アリサ「あとなんか虫とかも食わせたって聞いたわ」

みほ(ゴボウとイナゴかな……)
198 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/04/20(土) 01:40:27.02 ID:vqZQhKO30

アリサ「大体私が使ってたのはワイドバンドレシーバーだから」

みほ「?」

アリサ「まあ、ざっくり言うと、どっかの通信を適当に拾う道具ね」

アリサ「狙ってやってるわけじゃないし、これは盗聴じゃないわ」

みほ「……」

みほ(でも適当にいろんな通信聴いたりはしてるんだ……)

アリサ「あ、こら、何引いてンのよ!!」

アリサ「とーにーかーく!」

アリサ「アンタ何しにきたわけ!?」

みほ(誤魔化しにきたなあ)

アリサ「用がないなら仕事のジャマだから、帰った帰った!!」 グイグイ

みほ(逸見さんみたいだ……)

みほ「って、ほんとに追い出された!」

みほ「待って待って、あの、用事はあるんです!」

アリサ「ふーん……」

アリサ「一応聞いてあげるわ」

みほ「その……」


何をしにきた?  >>199

A::話をしにきた
B:パーティーに勧誘しにきた
C:パーティーに誘えそうな人を紹介してもらいにきた
D:仕事を手伝いにきた
E:仕事の邪魔をしにきた
F:買い物をしにきた
G:ショバ代を払ってもらわなあきまへんなあ〜〜〜〜〜!!
H:その他(併記)
199 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/04/20(土) 03:03:45.49 ID:R+2TX5yd0
A 澄原の姉貴みたいに何度も会話してみよう
200 :ねます [saga]:2019/04/20(土) 04:01:05.66 ID:vqZQhKO30

みほ「お話をしに……」

アリサ「はぁ!?」

アリサ「アンタ、遺跡にももぐらず、そんなことのために来たわけ?」

アリサ「ったく、変なやつねえ」

みほ「そうですか?」

アリサ「ま、でも悪い気はしないわね」

アリサ「んで、何か楽しい話題でもあるわけ?」

みほ「ええと、>>202
201 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/04/20(土) 04:23:01.28 ID:p+CJE6CcO
遺跡には願いが叶う宝があるそうですけど、もし手に入れたら叶えたい願いはありますか
202 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/04/21(日) 23:24:44.46 ID:NOs4FF4B0
キン肉マンが更新されたら一時中断しますが、のんびりやります
203 :自分で安価取っちゃったし、安価上ってことで [saga]:2019/04/21(日) 23:26:45.32 ID:NOs4FF4B0

みほ「遺跡には願いが叶う宝があるそうですけど、もし手に入れたら叶えたい願いはありますか」

アリサ「願い、ねえ」

アリサ「まあ、そりゃあタカシと……」

みほ「!」

アリサ「……あっ」

アリサ「いや、別にあれよ、そーいうんじゃあないわよ!?」

アリサ「願いの力に頼らないと脈がないとかそーいうわけじゃあ……!」 アタフタ

みほ(かわいい……)

アリサ「あーもう!」

アリサ「つーか、大体年頃の乙女の願いなんて、好きな人とアレコレくらいしかないでしょーが!」

みほ「ええ……」

アリサ「そーいうアンタは違うわけ!?」

みほ「え、ええと……」

みほ「>>204
204 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/04/22(月) 00:33:05.24 ID:ccG9BsSc0
好きなもの(ボココレクションやマカロン)を集めたり・・・かな?
アレコレとかは、そういう人がいないから・・・
205 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/04/22(月) 03:35:09.88 ID:bBzfvSqB0

みほ「好きなものを集めたり……かな?」

アリサ「好きなものぉ?」

アリサ「お金とか?」

みほ「うわあ、直球で俗物……」

アリサ「何よ、誰だってお金は溜めたがるでしょ!」

みほ「でも、それは手段であって目的ではないような……」

アリサ「うっ……」

アリサ「そ、それより恋愛はどーなのよ!」

みほ「あ、あはは……」

みほ「アレコレとかは、そういう人がいないから……」

アリサ「ん、そーなの?」

アリサ「勿体無いわねえ、アンタも結構可愛い顔してんのに」

みほ「そ、そそそそそそんなことはっ///」 アワアワ
206 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/04/22(月) 03:40:02.51 ID:bBzfvSqB0

アリサ「ん、いーこと思いついた」

アリサ「合コンするわよ、合コン」

みほ「ご、合コ……!?」

アリサ「アンタを餌にタカシを釣れて私はラッキー」

アリサ「アンタも出会えてアレコレ出来るようになるかもしれないからラッキー」

アリサ「ウィンウィンじゃない」

みほ「いや、その、私は別に彼氏がほしいわけじゃ……」

アリサ「何、あんたソッチの気があるわけ?」

アリサ「やーね、やめときなさい。可愛いんだから勿体無い」

アリサ「男相手に女の喜びを教えてもらういい機会だと思って、ねっ、合コンしましょ」

みほ(竿役みたいな言葉が何でそんなにポンポン飛び出すんだろうこっわ……)
207 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/04/22(月) 03:46:09.11 ID:bBzfvSqB0

アリサ「ま、遺跡も潜らずこんなとこでブラブラしてるくらいなら、いいじゃない」

アリサ「それにほら、お礼はするわよ」

アリサ「……出来る範囲でだけど」

アリサ「色々情報は無線で聞いてるし、アンタが集めてるものも見つかるかも」

みほ「……」

みほ(盗聴だよね……)

アリサ「無難に3対3か、いっそ5対5のどっちかね」

アリサ「どっちにするかは任せるわ」

アリサ「こっちでもメンバーは探してみるけど……」

アリサ「そっちでも探しておいて」

アリサ(こっちの知り合い、タカシを落とそうとしてる姿見せると弄り倒してきそうだし)

みほ「は、はあ……」


▼合コンの約束をしてしまった!!
208 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/04/22(月) 03:52:41.26 ID:bBzfvSqB0

【ガラクタ山】


???「それは本当なのか、アンドウ」

アンドウ「ああ、間違いない」

アンドウ「うちのメンバーが市場で例のモグラ乗りを見たと言っている」

アンドウ「その報告が、別のヤツらから合計3件」

アンドウ「見間違いじゃないだろう」

???「やれやれ、市場なんて下賤な所、我々は行かないからな……」

???「一応褒めておいてやろう」

アンドウ「あのな、一応アンタと私は同じ立場、対等なんだよ対等」

アンドウ「分かってんのかオシダ」

オシダ「ふん、BC教団においては我々が幹部だ」

オシダ「遺跡攻略のために集まった寄せ集めのならず者と同列とは心外だな」

アンドウ「なんだと!」

アンドウ「お前らずーーーっと無益なカタツムリパーティーするだけで、ちっとも役に立ってないだろうが!」

オシダ「情報収集なんて泥臭い仕事は、お前らスラムの連中の仕事だろうが!」

アンドウ「なんだとぉ!!」
209 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/04/22(月) 04:02:25.78 ID:bBzfvSqB0

ドカバキポカ

???「〜♪」 ケーキパクー

オシダ「ま、マリー様!」

オシダ「マリー様もなんとか言ってやってください!」

オシダ「そして出来れば、明確に位の差を!!」

アンドウ「いーや!」

アンドウ「今成果を挙げてるのは圧倒的に私達だ!」

アンドウ「むしろ私達の位を上げてくれてもいいだろ!」

マリー「どうして私が二人の願いを聞き入れなくちゃいけないの〜?」

マリー「それより……そのモグラ乗り、ちゃあんと監視をしておいて」

マリー「オシダ達の経済力と、アンドウの一般市民へのコネ」

マリー「この二つを使って、モグラ乗りを監視して、宝が集まったところで奪い取る」

マリー「遺跡の宝はこのブルーチーターが、楽してズルしていただきかしら♪」 フフッ
210 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/04/22(月) 04:06:13.61 ID:bBzfvSqB0

【家】

みほ「うう……どっと疲れた……」

みほ(合コン……)

みほ(同性のお友達すら全然出来なかったのに、そんなのハードル高いよう……)

みほ「うう……明日はどうしようかな……」


明日は何をする?(下記より1つ選択) >>211

・疲れたから寝て過ごす

・港をうろつく
・ブラックティーガー本拠地に行く
・リストランテ『ドゥーチェ』に行く
・市場に行く
・町外れの酒場『トゥータ』に行く
・歓楽街に行く
・ガラクタ山に行く
・ガラクタ山の麓にあるスラム街に行く
・ガラクタ山の麓にある高級住宅街に行く
・奴隷市場に行く

・ユカリに会う
・サオリに会う
・ハナに会う
・マコに会う
・マホに会う
・エリカに会う
・アカホシに会う
・アンチョビに会う
・アッサムに会う
・アリサに会う
・アリスに会う

・合コンに行く
211 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/04/22(月) 11:11:06.76 ID:DrmEXmEY0
サオリに会う
212 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/04/22(月) 16:11:14.10 ID:BBm0cdJDO
合コン行く気満々で笑ってしまう
213 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/04/22(月) 19:12:57.20 ID:Amt06R0r0
カメダ枠は誰になるんだろう?
214 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/04/23(火) 02:03:24.35 ID:+Mi5Rohc0
眠いのでちょろっとだけ
215 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/04/23(火) 02:05:36.77 ID:+Mi5Rohc0

<11日目>


【家】


みほ「ん……」

みほ(ユカリさんとハナさん、もういないんだ)

みほ(サオリさんは……)

サオリ「あ、おはよーみぽりん」

サオリ「さあ座って座って」

みほ「ふえ?」

アカホシ「今日の朝ごはん、サオリさんも作ったんですよ」

みほ「へえ〜」

サオリ「ふふふ……」

サオリ「やっぱり男は胃袋で掴まないといけないからねっ」

サオリ「前向きに! 自分を高めていくよ〜!」 フフン
216 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/04/23(火) 02:08:38.79 ID:+Mi5Rohc0

みほ「あ、おいしい……!」

サオリ「へっへー」

サオリ「ハナも毎日作ってほしい〜、とか言ってくれたし、練習してよかったー」

サオリ「旅をしてると、常に見たこと無い食材を扱うことになるから、お料理覚えるの大変なんだよねー」

みほ「あー、それはそうかも……」

アカホシ「私の故郷の料理でよければ、また教えますよ」

サオリ「ほんと? やったー」 エヘヘ

アカホシ「それじゃあ、私は仕事があるので」 ケイレイッ

サオリ「いってらっしゃーい」 ヒラヒラ

みほ「……あ、そうだ」

サオリ「ん?」

みほ「サオリさんに用があって……」


サオリと何をする? >>217
A:話をする
B:合コンに誘う
C:いきなりキスをする
D:その他(併記)
217 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/04/23(火) 02:12:27.36 ID:0nWCDYyj0
A
218 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/04/23(火) 23:29:48.88 ID:+Mi5Rohc0
また投下します
219 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/04/23(火) 23:31:28.06 ID:+Mi5Rohc0

みほ「その、少しお話したいなー、なんて」

サオリ「えー、うれしー!」

サオリ「私も、今のみぽりんともっと話したいなーって思ってたんだー」 エヘヘ

サオリ「じゃあ今日はガールズトークだねっ」

みほ「うんっ」

みほ(なんだろう……サオリさん、お話してるとすごく落ち着く……)

みほ(友達って、こういう存在なのかな……)

サオリ「?」

サオリ「みぽりん?」

みほ「あ、ううん、ちょっとぼーっとしちゃってた」

みほ「えっと、それより――」


サオリに振る話題 >>220
220 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/04/23(火) 23:43:53.23 ID:0nWCDYyj0
今一番欲しいもの(元ネタは9裏)
221 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/04/24(水) 03:36:05.06 ID:+iXN5xVr0

みほ「今一番欲しいものってなにかなーと……」

サオリ「え?」

サオリ「そりゃあもう、素敵な彼氏……」

みほ「……」

サオリ「あ、何その目!」

サオリ「私、これでも結構本気なんだよ?」

サオリ「料理だって、花嫁修業だって、色々してるんだから」

みほ「そうなんだ……」

サオリ「あとは出会いだけなのになあ〜〜〜」

サオリ「このままだと一生マコとハナに料理作って終わっちゃうよ」

みほ「それはそれでいいんじゃあ」

サオリ「いーやーなーの〜〜〜!」

サオリ「モグラ乗りだって、彼氏と幸せな暮らしをしてみたいの!!」

サオリ「みぽりんだってそうでしょ?」

みほ(この話、昨日もやったなあ……)

サオリ「もー、しょうがないなー」

サオリ「それじゃあみぽりんも彼氏がほしくなるよう、恋の素晴らしさを語ってあげようっ」

みほ(あっ、これ今日一日潰れるやつだ……)
222 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/04/24(水) 05:08:36.09 ID:+iXN5xVr0

みほ「……」

みほ(なんかすごい熱弁されたなあ……)

みほ(やっぱりまだ、そういうのは理解できないけど……)

みほ(少し、夢中になれることがあるサオリさんが羨ましいな……)

サオリ「いい男がいたら、紹介してよねっ」

みほ「う、うん……」

みほ(がっついてる……)

みほ(合コンするとき、呼んだ方がいいのかなあ……)
223 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/04/24(水) 05:48:06.12 ID:+iXN5xVr0

<12日目>

みほ「……」

みほ(気のせいかな……)

みほ(寝る前、なんかゴソゴソって音と荒い息遣いが聴こえたような……)

みほ(昨日彼氏としたい赤裸々なことを語ってたから……?)

みほ(いや、まさかね……)

みほ(そのあとなんか同じような息遣い増えてたし、気のせいだよね……)

みほ「それより今日は何をしようかな……」



明日は何をする?(下記より1つ選択) >>224

・疲れたから寝て過ごす

・港をうろつく
・ブラックティーガー本拠地に行く
・リストランテ『ドゥーチェ』に行く
・市場に行く
・町外れの酒場『トゥータ』に行く
・歓楽街に行く
・ガラクタ山に行く
・ガラクタ山の麓にあるスラム街に行く
・ガラクタ山の麓にある高級住宅街に行く
・奴隷市場に行く

・ユカリに会う
・サオリに会う
・ハナに会う
・マコに会う
・マホに会う
・エリカに会う
・アカホシに会う
・アンチョビに会う
・アッサムに会う
・アリサに会う
・アリスに会う

・合コンに行く
224 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/04/24(水) 07:48:41.60 ID:iRodJB/x0
エリカに会う
225 :安価だけ出して寝ます [saga]:2019/04/25(木) 02:34:57.93 ID:ewdpdrSQ0

【港・ブラックティーガー本拠地】


みほ「ふわ……おはようございます」

エリカ「あら。おはよう」

エリカ「……結構定期的に来てるけど、ひまなのかしら」

みほ「え、えと、そんなことは……」

エリカ「まあ、外様は楽でいいわよね」

エリカ「こっちは人員確保やら財政のやりくりやらで大忙しよ」

みほ(うう……やっぱり怖いなあ、逸見さん……)

エリカ「それで、何の用なのよ」

エリカ「忙しいから手短にね」

みほ(あ、聞いてはくれるんだ……)

みほ「ええとね、>>226
226 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/04/25(木) 12:38:51.53 ID:VkBJOVfPO
町の人たちと親睦を深める機会(合コン)があるんだけど…もしよかったら一緒に
227 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/04/26(金) 00:45:23.41 ID:c8o+HvWe0
また少しやります
228 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/04/26(金) 00:51:25.78 ID:c8o+HvWe0

みほ「町の人たちと親睦を深める機会(合コン)があるんだけど…もしよかったら一緒に」

エリカ「はあ〜〜〜〜???」

エリカ「あのねェ、私は忙しいの!」

エリカ「隊長の右腕として、遺跡のゲートが閉じてるときもやらなきゃいけないことが大量にあるのよ」

エリカ「アンタと一緒にしないで」

マホ「……エリカ」

エリカ「はい、何でしょう隊長!」

エリカ「ほら、呼ばれたし、仕事してくるから帰った帰った」 シッシッ

みほ「……」 ショボン

マホ「……行ってきたらどうだ」

エリカ「え?」

マホ「その親睦を深める機会とやらに、一緒に行ってきたらどうだ」
229 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/04/26(金) 01:07:43.43 ID:c8o+HvWe0

エリカ「な、ななな何を!?」

マホ「……知っての通り、我々は困窮している」

マホ「物資も不足し、このままでは内部崩壊も時間の問題だろう」

エリカ「は、はい」

エリカ「だからこそ、一丸となって課題に取り組まねば、と……」

エリカ「遊んでいる暇なんてどこにも」

マホ「……アンザイとは、仲良くさせてもらっている」

エリカ「?」

マホ「いつも格安で飯を提供してくれるだけでなく、無償で様々なものをもらっている」

エリカ「……」

マホ「勘違いをするな。市民に媚びろと言っているわけじゃない」

マホ「ただ、受け入れられるんだ」

マホ「そうすれば、活動は今よりずっとしやすくなる」
230 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/04/26(金) 01:11:55.17 ID:OvT0iNbDO
(それは本来リーダーで隊長の貴方がやるべき事なのでは・・・?)
231 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/04/26(金) 02:09:51.80 ID:c8o+HvWe0

エリカ「で、ですが……」

マホ「……」

マホ「それにエリカは働きすぎだ」

マホ「休暇を与えても、ずっとここか遺跡に顔を出している」

エリカ「それは……」

エリカ「……」

エリカ「私は、まだまだ未熟です」

エリカ「だから……隊長に追いつくには、それくらい……」

マホ「……」

エリカ「それに、隊長だって全然休んでないじゃないですか!」

エリカ「隊長がそこまで頑張っているのに、私だけ休むなんてこと……!」
232 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/04/26(金) 02:28:05.96 ID:c8o+HvWe0

マホ「……」

マホ「私は……」

マホ「家の方針で、常に戦闘のことを考え、己の体を鍛え上げてきた」

エリカ「存じ上げています」

エリカ「ですから、私も……」

マホ「……四六時中、ストイックに己を鍛えた」

マホ「その結果が、今のザマだ」

エリカ「!」

マホ「戦場で生きながらえるが関の山」

マホ「一人で国に勝利をもたらすなんてことは当然出来ず」

マホ「それどころか、国に戻れる目処も立たぬまま、ジリ貧に追い込まれている」

マホ「その程度のものだ、絶え間ない努力で得られるものなど」
233 :寝落ちしてた・・・また寝落ちしたら申し訳ない [saga]:2019/04/26(金) 03:18:17.81 ID:c8o+HvWe0

エリカ「それでもッ……」

エリカ「私達がまだ生きていられるのは、隊長のおかげです……」

エリカ「隊長が、導いてくれたから……」

エリカ「だから、私達は……」

マホ「……そうだな。それもまた事実だ」

マホ「鍛錬も無駄ではない」

マホ「やったからこそ、守れた命もある」

マホ「だが――それだけやっても、守れないものはあった」

マホ「自慢ではないが、幼い頃から、私はずっと訓練に明け暮れていた」

マホ「ストイックという点では、誰にも負けない自信がある」

マホ「それでも限界はあったんだ」

マホ「……ストイックにやること自体は止めない」

マホ「だが…」

マホ「私とまるっきり同じになろうとするのはよすんだ」

マホ「……その先に未来はない」
234 :ねあす [saga]:2019/04/26(金) 03:34:34.10 ID:c8o+HvWe0

エリカ「……」

マホ「必要ならば命令しよう」

マホ「行って来い、エリカ」

マホ「……ただひたすら己を鍛えることしか知らぬ私では、出来ない仕事だ」

エリカ「……わかりました」

エリカ「隊長がそこまでおっしゃるのなら」

マホ「ふっ……助かる」

エリカ「ところで、それいつなのよ」

みほ「え?」

みほ「あ、そういえば、日程が決まったって手紙が届いてたっけ……」

みほ「ええっと、開催日は――」


合コン開催日 >>235
12日目〜51日目の間から選択(ソレ以外なら安価下)
235 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/04/26(金) 04:17:33.36 ID:SVSoJY740
ラスボス襲撃の50日目で(無慈悲)
236 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/04/26(金) 07:19:03.08 ID:ufGUEFMq0
それじゃあイベントとして機能出来ないじゃんww
まぁ合コン予定にする事で何か変わるかもしれないが
237 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/04/26(金) 17:07:20.61 ID:yfMqJmsC0
アリサ「意地(合コン)があんのよ……女の子にはねェェェッ!!」
って熱い逆転展開への布石になるかもしれんぞ
238 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/04/26(金) 23:15:15.23 ID:FkwqR38s0
さおりんもやる気MAXになりそう
239 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/04/26(金) 23:35:56.14 ID:fSzfTO4AO
合コン相手として[切腹]登場か…
240 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/04/27(土) 00:34:47.74 ID:/4SRFqXK0
週末はちょっと旅行に行くのと、今結構眠たいので、次回投下は来週になります、申し訳ない
241 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/04/27(土) 03:49:17.34 ID:gwby5CW30
バンパー+電撃ドリルはありますか?
242 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/05/23(木) 00:56:18.96 ID:pHxx8T5P0
GW前後でバタバタしてたらリアル50日経過コースだったのでサクサク進めます
おまたせして申し訳ない
243 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/23(木) 01:01:09.44 ID:CjrNDdkV0
おお、復活したか
244 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/05/23(木) 01:12:03.38 ID:pHxx8T5P0

エリカ「はあ?」

エリカ「結構先なのね……まあいいけど」

マホ「それなら準備の期間なんかもありそうだな」

マホ「どうせなら服でも買ってきたらどうだ?」

エリカ「……贅沢できるほど資金は……」

マホ「……」

マホ「欲しがりません勝つまでは、か」

エリカ「……」

マホ「……安心しろ」

マホ「私はお前達を勝たせる」

マホ「こんな場所で、惨めに貧しく終わらせるつもりはない」

エリカ「隊長……」

みほ(そんなに苦しい経済状況なんだ……)

みほ(あんまり散財して経費で落とさせると可哀想な気がしてきたな……)
245 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/05/23(木) 01:15:56.66 ID:pHxx8T5P0

マホ「まあ、そんなわけだ」

マホ「暇なときにでも、エリカと遊んでやってくれ」

エリカ「あ、遊んでって、そんな……」

エリカ「い、言っとくけど、とりあえず遺跡をどうにかしないとそんな暇私にはないんだから!」

みほ「あはは……」

みほ「とりあえず、少し落ち着いたら……」

みほ「一緒にお買い物、行きたいなあ、なんて」

エリカ「……」

エリカ「まあ、隊長の命令だし、遺跡の探索が終わったら考えてやるわ」

みほ「!」 パァァ

みほ「えへへ、楽しみだなあ、ボコTシャツとか置いてtらいいけど」

マホ「……」

マホ(今更だけど、二人共ファッションセンスとかやばそうだな……)
246 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/05/23(木) 01:23:02.90 ID:pHxx8T5P0

<13日目>

みほ「ふう……」

みほ「なんだろう、時差ボケを食らった気がする……」

みほ「今日はどうしようかな」



何をする?  >>247


・疲れたから寝て過ごす

・港をうろつく
・ブラックティーガー本拠地に行く
・リストランテ『ドゥーチェ』に行く
・市場に行く
・町外れの酒場『トゥータ』に行く
・歓楽街に行く
・ガラクタ山に行く
・ガラクタ山の麓にあるスラム街に行く
・ガラクタ山の麓にある高級住宅街に行く
・奴隷市場に行く

・ユカリに会う
・サオリに会う
・ハナに会う
・マコに会う
・マホに会う
・エリカに会う
・アカホシに会う
・アンチョビに会う
・アッサムに会う
・アリサに会う
・アリスに会う
247 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/23(木) 04:18:35.35 ID:Qju2xlQfo
アリサに会う
248 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/05/23(木) 20:47:44.55 ID:pHxx8T5P0
リアル50日洒落にならないのでサクサクいきます
のほほんと交流して遺跡いかずに滅びるのもあり
249 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/05/23(木) 20:50:39.42 ID:pHxx8T5P0

【市場】

ワイワイガヤガヤ

アリサ「はぁ?」

アリサ「アンタまた来たの?」

アリサ「合コンはまだまだ先だっていうのに、気合入れすぎでしょ」

みほ「そ、そういうわけじゃ……」

アリサ「ま、いいわ」

アリサ「逃げ出される方が困ったし」

アリサ「ほら、店先で突っ立ってると邪魔よ」

みほ「あ、ごめんなさ……」 ソソクサ

アリサ「って、ちょっと、どこ行くのよ」

みほ「え?」

アリサ「なんか用があってきたんでしょ?」

アリサ「別に追い払おうってわけじゃないし、上がっていきなさいよ」

みほ「……!!」 パァァァァァ

アリサ(うわ、めちゃくちゃ嬉しそう……友達いないのかしら)
250 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/05/23(木) 21:06:44.97 ID:pHxx8T5P0

アリサ「コーヒーしかないけど、いい?」

みほ「あ、はい、ありがとうございます」

みほ「うっ」

みほ(う、薄い……)

アリサ「ちょっと、なーによその顔!」

アリサ「文句あンなら自分でいれなさいよね」

アリサ「他人にいれるの、滅多にないから好みなんて分からないわよ」

みほ「あ、あはは……」

みほ(す、拗ねられないようにさっさと話題を切り替えよう……)



何の話をする? >>251

251 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/24(金) 00:37:48.01 ID:tZcQvfECo
タカシってどんな人?
252 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/05/24(金) 21:44:07.78 ID:8ZX0G1ME0
キングコング見ながらですがのんびりやります
253 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/05/24(金) 22:14:51.46 ID:8ZX0G1ME0

みほ「その……タカシさん?って、どんな人なんですか?」

アリサ「なっ……」

アリサ「アンタまさか、タカシのことを――」

みほ「ち、違いますよ!」

みほ「ただ……」

みほ「アリサさんがそこまで好きな人って、どんな人なのかなあって」

アリサ「……」

アリサ「絶対手出ししない?」

みほ「しませんよ」

アリサ「……まあいいわ」

アリサ「話してあげる」

アリサ「そのかわり!」

アリサ「合コンでは、ぜーーーーーったい強力しなさいよ!」

みほ「は、はい……」

みほ(圧が凄い……)

アリサ「じゃあ誓約書にサインを……」

みほ(重たい……)
254 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/05/24(金) 23:41:17.19 ID:8ZX0G1ME0


  ・  ・  ・  ・  ・  ・  ・  ・  ・


  ・  ・  ・  ・  ・  ・


  ・  ・  ・



アリサ「……とまあ、タカシはホントすごくてね」

みほ(……こ、ここまで顔の賛美しか聞いてない!!)

みほ「あ、あの、お顔以外の評価は……」

アリサ「はァ? 何よ、イケメン好きじゃ駄目なわけ?」

みほ「そ、そうじゃなくて、やっぱり見た目は百聞は一見にしかずっていうし……」

アリサ「……まあいいわ」

アリサ「つってもそんなにプロフに詳しいわけじゃあないわよ、彼女になれてもいないし」

アリサ「……タカシ、17歳。この街の裕福な家柄の生まれ」

アリサ「IQ152という高い知能をモチ、若干13歳の時すでに大学入学の許可を与えられたわ」

みほ「わっ、凄い……」

アリサ「そ、将来も有望なの」

アリサ「ただ……」

アリサ「いかんせん、外見にも家柄にも似合わず、私みたいにケッコー短気な性格でね」

みほ(短気の自覚はあるんだ……)

アリサ「教師との人間関係が上手くいかず、ある教師を重さ4kgの百科事典でメッタ打ちの暴行」

アリサ「以後、落ちに落ちてレッドドラゴンのとこの下っ端となる」

みほ「へえ……」

みほ「…………」

みほ「レッドドラゴン!?!?!?!?!?!?」
255 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/05/24(金) 23:43:17.91 ID:8ZX0G1ME0

アリサ「ああ、安心して」

アリサ「私は別にレッドドラゴンってわけじゃあないし」

アリサ「タカシも地域密着型ヤンキーってレベルだから」

アリサ「別にアンタがブラックティーガーだろうと揉めたりはしないわよ」

アリサ「…………多分」

みほ「多分!?!?!?」

アリサ「大丈夫大丈夫、65%パーフェクトよ」

みほ「パーフェクトって言わない上に駄目だった時のダメージが大きすぎる!!!」

アリサ「っさいわねー」

アリサ「分かってっから日数あけてあげたんでしょー」

アリサ「さっさといざこざ終わらせて、しれーーっと合コン出来るようにしなさいよ」
256 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/25(土) 00:35:19.29 ID:tEh6Paxj0
このタカシくん家柄も良くて頭もキレるとか
もしかして一部にハルツグとか呼ばれたりしてません?
257 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/25(土) 01:09:01.12 ID:tsFRPwtd0
遺跡潜って最低でも電ドリセットか88ミリ砲見つけないと
258 :寝かけてた……申し訳ない [saga]:2019/05/25(土) 02:41:03.57 ID:CpB+Oduq0

みほ「ところで合コンのメンバーって……」

アリサ「ああ、他に誰か見つかったなら教えなさいよ」

アリサ「一応こっちでもあてはあるっちゃーあるんだけどねぇ」

アリサ「数が多いほうが釣れるってこともあるし、ある程度揃えた方がいいかなーって思ってきたし」

みほ「ち、ちなみに……どちらさまで……」

アリサ「いやー、言わない方がいいでしょ」

アリサ「レッドドラゴンで用心棒やってる人だし」

アリサ「知ってたら揉めた時にやりづらいでしょ」

みほ「それは、まぁ……」

アリサ「だから日にちが近づいてきて、二人共がおっ死んでなきゃ伝えるわ」

みほ「お、おっ死……」

アリサ「?」

アリサ「なによ、普通のことでよ」

アリサ「……ああ。アンタ、遺跡潜ってばっかで、占拠された街ってあんまり触れたことなかったり?」

アリサ「そう珍しいことでもないわよ、誰かが死んだりなんて」

みほ「……」 

みほ(アリサさんみたいにいい人も……)

みほ(争いに巻き込まれて、いつ亡くなるかわからないんだ……)

みほ「……」

アリサ「ま、そんなつらそうにされなくても、私は死なないわよ」

アリサ「生きてこの抗争を終えたら、私はタカシと結婚する予定なんだから」

みほ「……無理そう……」

アリサ「おいコラそれは結婚が?それとも生存が?」
259 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/05/25(土) 02:42:54.83 ID:CpB+Oduq0

<14日目>

みほ「…………」

みほ(も、もう明日遺跡に潜れる日かぁ……)

みほ(全然人集まってないなぁ……)

みほ(逸見さん、怒るかなあ)

みほ「……」

みほ(合コン相手、レッドドラゴンの息がかかってるって言ったら絶対もっと怒るよね……)

みほ(限界まで黙っておこう……)

みほ(それより今日はどうしようかな……)



何をする?  >>260


・疲れたから寝て過ごす

・港をうろつく
・ブラックティーガー本拠地に行く
・リストランテ『ドゥーチェ』に行く
・市場に行く
・町外れの酒場『トゥータ』に行く
・歓楽街に行く
・ガラクタ山に行く
・ガラクタ山の麓にあるスラム街に行く
・ガラクタ山の麓にある高級住宅街に行く
・奴隷市場に行く

・ユカリに会う
・サオリに会う
・ハナに会う
・マコに会う
・マホに会う
・エリカに会う
・アカホシに会う
・アンチョビに会う
・アッサムに会う
・アリサに会う
・アリスに会う
260 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/25(土) 02:43:54.08 ID:tsFRPwtd0
ガラクタ山
黒陣営所属ならここうろつくだけで仲間加入狙えたよね
261 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/25(土) 02:44:25.67 ID:tsFRPwtd0
あ、「ガラクタ山に行く」で
262 :久々すぎてレッドドラゴンって書いてるけど、まあ地方組織によって名前が変わる的なサムシングということで・・・ [saga]:2019/05/25(土) 03:05:36.99 ID:CpB+Oduq0

【ガラクタ山】

みほ「来ちゃった……」

みほ(レッドタートルとぶつかりそうだし……)

みほ(色々調べておくほうがいいよね……)

みほ「うわっ、すごいゴミの山……」

みほ「熊本の田舎みたいな山を想像してたのになぁ……」

みほ「これだけ荒れ放題だと誰が潜り込んでても全然分からなさそう……」

アマレット「おーっと、ここから先は関係者以外立ち入り禁止だァー!」

ジェラート「見ない顔だなァ?!」

みほ「え、えと……」 ビクッ

アマレット「あぁん?」 ジロリ

みほ「そ、その……私……」 オドオド

ジェラート「……」

みほ(ど、どうしよう……)
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