【P5x俺ガイル】八幡「やはり俺の友達は9股するなんてまちがっている」完

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116 : ◆OkhT76nerU [saga]:2019/03/17(日) 22:00:38.30 ID:+9mh/Azpo
冴「みんなお疲れさま。あとは予告状と言ってたし、一先ず事前準備は整ったという事かしら?」

真「うん。そうだよ」

冴「あの予告状ね…。出す必要があるものなのね」

竜司「あれ出さねぇとオタカラ出ないんすよ」

冴「オタカラ?」
117 : ◆OkhT76nerU [saga]:2019/03/17(日) 22:01:15.29 ID:+9mh/Azpo
真「認知の産物で、材料はその人の歪んだ欲望とでも言えばいいかな?」

双葉「大体それで合ってるぞー。ま、人の欲望が認知によって具現化した宝石と思えばいい」

冴「それを奪う事が改心という事なのね。なるほど…あ、そうそう雨宮くん?そろそろ向こうに戻らないと」

蓮「はい。お願いします」

惣次郎「カレー食ってったらどうだ?」

蓮「はい。いただきます」

冴「えっ」
118 : ◆OkhT76nerU [saga]:2019/03/17(日) 22:02:13.71 ID:+9mh/Azpo
ー夜 八幡宅ー


八幡「ただいま」

小町「お兄ちゃんおかえり〜遅かったね?」

八幡「おう。ちょっと色々ヤボ用あってな」

小町「ふーん。お風呂入れば?」

八幡「そうするわ」

小町「んー」
119 : ◆OkhT76nerU [saga]:2019/03/17(日) 22:02:42.15 ID:+9mh/Azpo
ー平塚静宅ー


蓮「ただいま静さん」

平塚「おかえり雨宮。話がある。先に風呂に入って来なさい」

蓮「え?はい、わかりました」

平塚「………」
120 : ◆OkhT76nerU [saga]:2019/03/17(日) 22:03:20.68 ID:+9mh/Azpo
ー八幡宅 風呂ー


八幡(おっさんのあの様子だと今後、蓮についてあれこれ聞く気はなくしただろうな)

八幡(つーかよ、蓮…お前が抱えてる隠し事ってどんだけヤバいもんなんだよ…?)

八幡(普通じゃねえぞ…)

八幡(何にしても精神暴走事件、鴨志田、前歴。うまい具合にリンクさせて話す内容を陽乃さん交えて考えといて正解だった)

八幡(さすがに弁護士相手にアドリブ勝負はヤバいよな。ボロ出そうだし)
121 : ◆OkhT76nerU [saga]:2019/03/17(日) 22:04:03.83 ID:+9mh/Azpo
八幡(にしてもあのおっさん…蓮がぼっちだって話した時めっちゃ喜びやがったな…どれもこれもちょっと前の俺の事だよちくしょう)

八幡(ま、傍から見りゃああいう反応するのが当たり前なのかもな…)

八幡(いやいや、そんなわけねえよな。蓮がぼっちだって事でニヤけてたわけだし)

八幡(俺は普通。俺は普通)

八幡(誰にも言えない隠し事か…)

八幡(蓮…俺じゃ力になれねえってのか?お前は今もその事で悩んでんのか?戦ってんのか…?)
122 : ◆OkhT76nerU [saga]:2019/03/17(日) 22:04:39.11 ID:+9mh/Azpo
ー平塚静宅ー


平塚「さて、説明してもらおうか」

蓮「見ての通りです」

平塚「そうか、見ての通りか。つまり雨宮、君は変態なんだな?」

蓮「いいえ違います」

平塚「ほう、目の前に陳列されたこれらを見てもそう言い切るとは。なかなか良い根性してるじゃないか」

蓮「ライオンハートですから」ニコッ

平塚「いいスマイルだ思わず結婚したくなったよ。いや違うそうじゃない褒めてない」

蓮「ですよね」

平塚「とにかくだ…。この女性服の山はなんだ!?説明したまえ!」
123 : ◆OkhT76nerU [saga]:2019/03/17(日) 22:05:46.01 ID:+9mh/Azpo
平塚「これは何だ!?」

蓮「アンティークなキャミです。部屋着と言えばキャミソール。浮き彫りにするのはスタイルだけではありません。あなたと彼の距離感も、この一枚でいとおかし」

平塚「これは!?」

蓮「バニーベストです。バニーといえばやはり胸から腰までのあのベスト。個人的に首元のチョーカーは白がお好み。脚には穴が細かめの網タイツをぜひ」

平塚「これは!?」

蓮「ダイエットさらしです。お腹を引き締めるだけでなく、シャツに浮き出るあなたのバストをワイルドに」
124 : ◆OkhT76nerU [saga]:2019/03/17(日) 22:06:24.68 ID:+9mh/Azpo
平塚「これは!?」

蓮「ハイレグインナーです。角度はやはり60度が理想的。外から見えるヒップラインで健康的に扇情しよう」

平塚「これは!?」

蓮「大天使のブラです。ブラなのに大天使とはこれいかに。あなたの両翼-おっぱい-、美しく」

平塚「このきったないのは!?」

蓮「汚れた女性服と汚れきった女性服です」
125 : ◆OkhT76nerU [saga]:2019/03/17(日) 22:07:26.84 ID:+9mh/Azpo
平塚「ふざけるな!」

蓮「そうですよね。すいません洗う時間なかったので」

平塚「そこじゃないよ!」

蓮「ではそのままがいい、と?」

平塚「そんな事でもない!」

蓮「やはり”何らかの汚れのついた女性服”というのはそれだけで価値がありますよね」

平塚「ふざけるな!」

蓮「すいませんやっぱり洗った方が良かっ」

平塚「違うよそこじゃないってば!」

蓮「先生、素が出てます」
126 : ◆OkhT76nerU [saga]:2019/03/17(日) 22:08:13.45 ID:+9mh/Azpo
平塚「全く…なんなんだ君は?!」

蓮「雨宮蓮です」

平塚「名前など聞いてない!なぜこんな代物を大量に持ってるのかと聞いてるんだ!」

蓮「戦利品です」

平塚「はあ!?まさか君は夜な夜な何かを盗んでるんじゃないだろうな!?」

蓮「正確にいうと昼や放課後に活動してます」

平塚「ねぇ!?犯行時刻なんて聞いてないんだけど!?」

蓮「先生また素がチラ見えですよ」
127 : ◆OkhT76nerU [saga]:2019/03/17(日) 22:08:54.30 ID:+9mh/Azpo
平塚「君が冴に連れられて早退したのは知ってる。その冴からこのダンボールを預かってたんだ。見るなよ、と書かれてたが」

蓮「見たんですね」

平塚「仕方ないだろ!ブラ紐らしきものがダンボールからハミてれば……おやおやまさか私ので楽しんだのか!?と確認したくもなる!」

蓮「まあ、見るなって書いたのは冴さんですけどね」

平塚「ちょっと怒らせちゃったかなって思っちゃったじゃないか!!」

蓮「そう簡単に怒りませんよ慈母神ですから」キリッ

平塚「なんだそれは!?」
128 : ◆OkhT76nerU [saga]:2019/03/17(日) 22:09:36.60 ID:+9mh/Azpo
平塚「いいか!?君は事もあろうに女性服ばかりをかき集めてると知られたんだぞ!?少しは慌てるとかしたらどうなんだ!?」

蓮「やだなぁ男物だってありますよ」

平塚「えっ!?君はやはりそうなのか!?そっちもいけるなのか!?」

蓮「猫物もありますよ」

平塚「ええっ!?私はもう君という人間がわからないよ!」

蓮「雨宮蓮です」

平塚「ほんとその名前ぐらいだよわかってるのは!もうっ!」

蓮「先生また素が」
129 : ◆OkhT76nerU [saga]:2019/03/17(日) 22:10:12.90 ID:+9mh/Azpo
蓮「はいどうぞ。コーヒーです」

平塚「うむ…すまんな。取り乱してしまって」

蓮「いえいえ」

平塚「それで?しっかり聞かせてもらおうじゃないか。さすがに見逃せんぞ」

蓮「全て拾い物です」

平塚「こんなにか?こんなにもか?」

蓮「落とし物もあります」

平塚「そりゃ拾い物ってぐらいだから落とし物がほとんどなんだろうけど」

蓮「強奪したのもあります」

平塚「ちょっと待てぇ!」
130 : ◆OkhT76nerU [saga]:2019/03/17(日) 22:10:46.55 ID:+9mh/Azpo
平塚「じゃあ何か!?君は女性から衣服を剥ぎ取ったというのか!?」

蓮「やだなぁ冗談ですよ」

平塚「本当だろうな!?信じていんだろうな!?」

蓮「もちろんですよ」

平塚「なら君は放課後に何をしてるんだ!?」

蓮「主に下見とルート確保を」

平塚「ほら見ろ!ほら見ろ!具体的なの出てきたよ!」
131 : ◆OkhT76nerU [saga]:2019/03/17(日) 22:11:30.99 ID:+9mh/Azpo
平塚「はあはあはあ……」

蓮「まあまあ静さん落ち着いて」

平塚「落ち着けるか!酸欠にもなるわ!」

蓮「ツッコミ入れる静さん可愛いですよ」

平塚「えっ、本当か?///」

蓮「嘘です」

平塚「もぉぉぉぉおおおぉぉーーー!!!!」

蓮「ほんとは嘘じゃないです」

平塚「えっもう///そういうの……もう!///アイス食べる?」

蓮「うん食べる」

モルガナ(ちょろいな…)
132 : ◆OkhT76nerU [saga]:2019/03/17(日) 22:12:00.53 ID:+9mh/Azpo
〜12月1日〜

ー朝 教室ー


八幡「おはよう蓮」

蓮「おはよう八幡」

八幡「今日は鈴井のとこいかないのか?」

蓮「行こうか」

八幡「おう。そだな」

蓮「友達だもんな?」

八幡「おうよ!」

結衣「む〜〜〜〜っ……」ムスー
133 : ◆OkhT76nerU [saga]:2019/03/17(日) 22:12:33.67 ID:+9mh/Azpo
ー隣のクラス扉前ー


八幡「………」

蓮「…見当たらないな?」

八幡「休みか?」

蓮「かもな」

志帆「あ、おはよう…」

八幡「おう鈴井、今きたの………か…?」

蓮「………何があった?」

志帆「うん……その…ちょっと…」

蓮「屋上に行こう」
134 : ◆OkhT76nerU [saga]:2019/03/17(日) 22:13:15.31 ID:+9mh/Azpo
ー屋上 扉の前ー


蓮「すまない八幡。見張り頼む」

八幡「気にすんな。お前の方が話やすい事だろうから」

志帆「ごめんね…比企谷くん…」

八幡「いいっていいって。気にされる方が何だ、アレだ」

蓮「アレか」

八幡「いいから行けって」
135 : ◆OkhT76nerU [saga]:2019/03/17(日) 22:13:49.00 ID:+9mh/Azpo
ー屋上ー


蓮「鴨志田だな?」

志帆「うん…そう……冤罪の可能性で…釈放かもって…」

蓮「ニュースでやってたな」

志帆「うん……どうしてかな…あれだけ皆に酷い事したのに…」

蓮「………」

志帆「どうして…弱い立場の人はこうも苦しまなきゃならないのかな…」

蓮「戦わないからだ」

志帆「戦わない…そっか…そうだよね…でも…」

蓮「怖いよな?」

志帆「うん…」
136 : ◆OkhT76nerU [saga]:2019/03/17(日) 22:14:31.17 ID:+9mh/Azpo
志帆「あのニュースの事、怪盗団はどう思ってるんだろう…?」

蓮「不愉快だろう」

志帆「そっか…そうだよね…」

蓮「何のために戦ってるのかわからなくなる」

志帆「………」

蓮「もしかして戦ってるせいで、かえって弱い立場の皆が傷付いてるんじゃないかって」

志帆「そんな事ない!ありえない!」

蓮「志帆…」

志帆「怪盗団は頑張ってる!皆のために頑張ってきたし今も頑張ってるでしょ!?だからそんな事ない!」

蓮「そうかな…」
137 : ◆OkhT76nerU [saga]:2019/03/17(日) 22:15:18.86 ID:+9mh/Azpo
志帆「あのね、私…また転校するかもしれないんだ…」

蓮「どうして?」

志帆「親の仕事の事もあってここに来たけど…遠い転校先を確保できそうだって…」

蓮「そうか…その方がいいかもしれないな」

志帆「やっぱりそうかな…?」

蓮「少し距離があるとはいえ秀尽からまだまだ近い方だからな。志帆のためには遠い方がいいかもしれない」

志帆「………」

蓮「寂しくなるけどな」

志帆「そう思ってくれるんだね…」

蓮「当たり前だろ」
138 : ◆OkhT76nerU [saga]:2019/03/17(日) 22:15:55.80 ID:+9mh/Azpo
志帆「あの人…どうなるのかな?」

蓮「わからない」

志帆「そうだよね…」

蓮「例え冤罪で出たとしても、きっと怪盗団はやつのした事を許さない。必ず罪を償わせる」

志帆「出来るの…?」

蓮「弱いものの味方、それが怪盗団だからな」

志帆「うん…そうだよね。きっとそう。怪盗団の頑張りは皆知ってる。ただちょっと今は周囲に流されてるだけ」
139 : ◆OkhT76nerU [saga]:2019/03/17(日) 22:16:37.14 ID:+9mh/Azpo
志帆「助けてもらったり勇気をもらった事は絶対に忘れない…私も」

蓮「ああ。志帆みたいな味方がいてくれるっていうだけで励みになるはずだ。だから過去と戦え。志帆なら勝てる。自分で立ち上がれたんだから」

志帆「そうだね………うん!何か勇気でた!ありがとね蓮」

蓮「大した事は言ってない」

志帆「ううん大した事だよ!」



蓮「勇気をもらったのは俺たちの方だ………そうだろ…?」ボソッ

モルガナ「……にゃーん」
140 : ◆OkhT76nerU [saga]:2019/03/17(日) 22:17:22.00 ID:+9mh/Azpo
ー屋上 扉の前ー


蓮「八幡」

八幡「ん?もういいのか?」

志帆「ありがとう。ごめんね比企谷くん」

八幡「気にしなくていい。スッキリした顔になったな。鈴井はそっちがいいと思うぜ」

志帆「えっそう?そんなに顔違ってる?」

八幡「ああ。さっきはまるでゾンビだったぞ。ゾンビ呼ばわりされる俺が言うのもなんだがな」

志帆「もぉーひどいな比企谷くんは!」

八幡「ははっ」

蓮「はははっ」

志帆「ふふっ」
141 : ◆OkhT76nerU [saga]:2019/03/17(日) 22:17:52.53 ID:+9mh/Azpo
ー授業中 教室ー


教師「では次の問題だ。えー……雨宮、わかるか?」

蓮「はい。裁判の傍聴が可能な年齢は0歳からです」

教師「よく知ってたな。正解だ」


ざわざわ・・・ざわわ・・・
さすがだぜ・・・さすが学年トップ・・・
ざわ・・・
142 : ◆OkhT76nerU [saga]:2019/03/17(日) 22:18:32.65 ID:+9mh/Azpo
ー昼 八幡ベストプレイスー


志帆「何かここすっかり馴染んだ気がするよ」

八幡「このメンツでって意味なら確かにな」

蓮「良い場所だよな」

八幡「なあ…鈴井」

志帆「うん?なに?」
143 : ◆OkhT76nerU [saga]:2019/03/17(日) 22:18:58.90 ID:+9mh/Azpo
八幡「良かったのか?俺にまでさっきの話しちまってよ」

志帆「うん。お昼食べながらっていうのもあったかもしれないけど、割と気楽に自然と話せたし」

八幡「そうか…お前も色々あったんだな」

志帆「まあね…でも私は負けないから!」グッ

蓮「かっこいいな」

八幡「ああ。すげぇかっこいい」

志帆「そうかな?あははっ」
144 : ◆OkhT76nerU [saga]:2019/03/17(日) 22:19:48.85 ID:+9mh/Azpo
八幡「鴨志田事件に怪盗団なぁ…秀尽ってやばいな?色々と」

蓮「全くだ」

志帆「ほんとだよねぇ」

八幡「そういや秀尽って校長もあれだろ?何かあったよな?」

蓮「そうだ。何かあった」

志帆「あぁ〜…そうだね何かあったね」

八幡「何とは言わないけどよ」

蓮「あいつ嫌いなんだよ普通さ、生徒にあんな危ない事なんか探らせないだろどうかしてるよなっつーかやられた時よっしゃ!ってちょっと思ったもんそりゃ思うよだってあんな危ない事に生徒巻き込むか普通?そのくせ自分は何もしねえんだぞ?危ないったらねえわまこちゃん平気!?って思いながらやってたもん完全にあの時の流れってアレだぜ薄い本意識した流れだぜ鴨志田の時ほどじゃないけどなだからかあいつがやられた時ちょっとスカッとしたもんそらそうなるわって感じの結末だったもんねあいつ」

八幡「すげえ早口。よく一声で言えたな」
145 : ◆OkhT76nerU [saga]:2019/03/17(日) 22:21:14.26 ID:+9mh/Azpo
志帆「あ、ねえそういえば明日って日曜じゃない?2人とも暇だったりしないかな?」

蓮「明日はちょっと無理かな」

八幡「俺も無理だな…」

志帆「そうなんだぁ…」

蓮「遊びか?」

志帆「うん。行きたかったんだけどね、忙しいならしょうがないから」
146 : ◆OkhT76nerU [saga]:2019/03/17(日) 22:21:39.43 ID:+9mh/Azpo
八幡「明日はちょっとどうなるかわからないから。ごめんな鈴井」

蓮「俺もどうなるかわからないから。悪い志帆」

志帆「もう。2人して謝らないでよ!何か私2人にフラれたみたいじゃない」

蓮「少なくともフる予定はない」

八幡「お前すげぇな。よくさらっとそんな事言えるな…」

志帆「比企谷くんは言ってくれないの?」

八幡「えっ!?いや!ええっ!?」

志帆「あははっ!冗談だよ冗談!」
147 : ◆OkhT76nerU [saga]:2019/03/17(日) 22:22:20.12 ID:+9mh/Azpo
蓮「今日これからなら暇だけど?」

八幡「俺も暇だな」

志帆「えっそうなの?じゃあこれから遊び行く?」

蓮「いいね」

八幡「いいな」

志帆「じゃあどこにしよっか?うーん…そういえば千葉ってあんまり良くわからないんだよね」

八幡「蓮も鈴井も元は東京だよな?別に渋谷とかそっち方面でいいんじゃねえの?」

蓮「やだ」

八幡「えっ」

志帆「私もやーだ」

八幡「えっ」
148 : ◆OkhT76nerU [saga]:2019/03/17(日) 22:23:07.69 ID:+9mh/Azpo
ーディスティニー・ランドー


八幡「よりによってこことは」

蓮「夢の国だ」

志帆「夢の国だぁ〜!」

八幡「んじゃ行くか?」

蓮「遊び倒す。攻略し尽くす」

志帆「うん!いこいこ!」


ーパンさんイン・ザ・ヘルー

八幡「こんなのあったのか」

志帆「可愛いなぁ〜」

蓮「見ろ八幡、パンさんがデーモン閣下の格好で歩いてる」
149 : ◆OkhT76nerU [saga]:2019/03/17(日) 22:24:02.60 ID:+9mh/Azpo
ーイニシャルVー

蓮「掟破りの地元走りだ」ガゴァァァァァ

八幡「おい蓮お前ずりぃぞ!」ギャアァァァァ

志帆「2人とも待ってよぉ〜〜〜!!」ノロノロ


ーポール・オブ・デューティー

志帆「それそれそれそれ〜〜〜!!!」パラタタタタタタタタ

八幡「鈴井のエイム神」ドムドムドムドム

蓮「いいセンスだ」シュポンシュポンシュポン……ドンドンドン
150 : ◆OkhT76nerU [saga]:2019/03/17(日) 22:24:39.02 ID:+9mh/Azpo
ー夕方 フードコートー


3人「はぁ〜〜〜っ」

八幡「いや〜一年分遊んだ気がするわ」

志帆「ほんと!楽しかったね〜!」

蓮「ああ、楽しかった」

志帆「また3人でこようね!」

八幡「おう」

蓮「もちろんだ」
151 : ◆OkhT76nerU [saga]:2019/03/17(日) 22:25:04.29 ID:+9mh/Azpo
ー総武線 車内ー


志帆「………」スヤスヤ

八幡「………」

蓮「八幡。視線が完全に犯罪者だぞ」

八幡「まじかよ視線バレてたかよ。いやでもしょうがねえだろ鈴井が俺なんかの肩に頭乗せてきてんだから」
152 : ◆OkhT76nerU [saga]:2019/03/17(日) 22:25:34.23 ID:+9mh/Azpo
蓮「嫌なら代われ」

八幡「嫌とは言ってねえよ」

蓮「いま言った。代われ」

八幡「そりゃお前への返答で言っただけで嫌って事はない」

蓮「また言ったぞ代われ」

八幡「あーもーうるせぇな」

志帆「ぷっ……ぷふっ…」
153 : ◆OkhT76nerU [saga]:2019/03/17(日) 22:26:08.67 ID:+9mh/Azpo
志帆「ごめんね比企谷くんついうとうとしちゃって」

八幡「いや…気にする事ねえよ」

蓮「お前は気にしろ。ところで志帆、俺の肩が空いてる」

八幡「お前は別の方向で気にしろ」

志帆「あははっ!ほんと仲良いよね2人とも!」

蓮「まあな」

八幡「おうよ」
154 : ◆OkhT76nerU [saga]:2019/03/17(日) 22:26:44.07 ID:+9mh/Azpo
志帆「ねぇ、2人とももうちょっと時間ある?」

八幡「俺は平気だが」

蓮「俺も」

志帆「じゃあちょっとご飯よってかない?」

蓮「どこ行こうか?」

八幡「サイゼ」

志帆「サイゼ好きなの?」

蓮「いいよなサイゼ」

八幡「さすがだな蓮。サイゼの良さをわかってるとは」
155 : ◆OkhT76nerU [saga]:2019/03/17(日) 22:27:15.73 ID:+9mh/Azpo
ーサイゼー


八幡「結構食っちまった…」

蓮「腹減ってる時って結構いけるって思っちゃうよな」

志帆「それわかるなぁ。でも蓮は全然余裕そうだよね?」

蓮「まだまだいける」

八幡「お前の胃はほんとどうかしてる」
156 : ◆OkhT76nerU [saga]:2019/03/17(日) 22:27:57.51 ID:+9mh/Azpo
蓮「まあな」

八幡「褒めてねえよ…」

志帆「蓮って結構食べるんだよね?太らないの?」

蓮「太らないな。ほぼ毎日ジム通ってるからかな」

志帆「へぇそうなんだ?」

八幡「だとしてもお前の胃の許容量はおかしい」
157 : ◆OkhT76nerU [saga]:2019/03/17(日) 22:28:29.17 ID:+9mh/Azpo
八幡「お前なら大食いチャレンジとかいけるんじゃね?」

蓮「とっくにやった」

志帆「え?やった事あるの?」

蓮「ああ。ビッグバンバーガーのコスモタワーバーガーを制した」

八幡「はぁ!?マジかよ!?嘘だろ!?」

蓮「証拠のキャプテンバッジだ」キラッ

志帆「うわぁ…すっごい…」

八幡「お前…俺の人生ん中で一番のびっくり人間だわ…」

蓮「ライオンハートだからな」キリッ

八幡「たまに出るけど意味わかんねえよそれ…」
158 : ◆OkhT76nerU [saga]:2019/03/17(日) 22:29:12.22 ID:+9mh/Azpo
ー駅ー


志帆「2人ともありがとね!すっごい楽しかったよ!」

蓮「俺もだよ。また行こう」

八幡「そうだな。また行こうぜ」

志帆「あ、そうそう。あのね?蓮と会った時からずっと忘れてた事あるんだけど…いい?」

蓮「どうした?」
159 : ◆OkhT76nerU [saga]:2019/03/17(日) 22:29:40.20 ID:+9mh/Azpo
志帆「連絡先!交換しとかない?」

蓮「そういえばしてなかったな」

八幡「そういえばそうだな」

志帆「そうだよね?私2人の番号とか知らないままだったもん」

八幡「いや、それもだけど蓮のも知らなかったから」

志帆「え!?」

蓮「そういえば八幡のも知らなかったな」

志帆「ええぇ!?」
160 : ◆OkhT76nerU [saga]:2019/03/17(日) 22:30:29.55 ID:+9mh/Azpo
テロテロリン

蓮「これでよし」

八幡「おう」

志帆「なんか2人の関係性って不思議だよね?」

八幡・蓮「そうか?」

志帆「ほら息ぴったり。なのにお互い連絡先も知らなかったなんて。変!」

蓮・八幡「変か?」

志帆「ほらまたぴったり!それでまだ連絡先交換してなかったなんて。ぜったい変!」

八幡・蓮「そうでもない」

志帆「ほら!ほらほら!また!」

3人「あっははははははっ!!!」
161 : ◆OkhT76nerU [saga]:2019/03/17(日) 22:31:09.49 ID:+9mh/Azpo
志帆「それじゃ2人とも!また学校でね!あとでチャットするね!」

八幡「おう。またな鈴井」

蓮「気を付けて帰れよ?」

志帆「はーい!じゃあね!」

タタタタッ…


八幡・蓮「………」

蓮「なあ八幡」

八幡「なんだ?」

蓮「少し時間いいか?」
162 : ◆OkhT76nerU [saga]:2019/03/17(日) 22:31:38.76 ID:+9mh/Azpo
ー夕方 とある橋の上ー


八幡「ほらよ。MAXコーヒー」

蓮「ありがとう」

カシュカシュッ………ゴクゴクッ

蓮「はあ…」

八幡「………」
163 : ◆OkhT76nerU [saga]:2019/03/17(日) 22:32:11.72 ID:+9mh/Azpo
蓮「少し寒いな」

八幡「まあ12月入るからなぁ」

蓮「もう12月か…早いな」

八幡「おっさんくせぇ事言ってんなぁ」

蓮「ははは」

八幡「ははっ」

蓮「………これ甘っ」

八幡「リアクション遅くね?舌は鈍感か?」
164 : ◆OkhT76nerU [saga]:2019/03/17(日) 22:32:52.66 ID:+9mh/Azpo
蓮「練乳入り?なるほど練乳か…アリだな」

八幡「これぞ千葉のソウルドリンク、MAXコーヒーだ。これを飲まずして千葉人は名乗れない」

蓮「そうなのか。分量が気になるな。双葉あたりで試してみよう」

八幡「何の話だ?」

蓮「何でもない」

ゴクッゴクッ…

八幡「……ふう」
165 : ◆OkhT76nerU [saga]:2019/03/17(日) 22:33:30.95 ID:+9mh/Azpo
蓮「………」

八幡「で?何か話あるんじゃないのかよ?」

蓮「ああ。八幡」

八幡「なんだよ?」




蓮「……さよならだ」
166 : ◆OkhT76nerU [saga]:2019/03/17(日) 22:34:05.88 ID:+9mh/Azpo
ー深夜 平塚静宅ー


平塚「………」

冴「荷物は…あとはもうないわね?」

蓮「はい、もう何も」

冴「そう、わかったわ。……静、今回は本当にありがとう。助かったわ」

平塚「いやいや。何て事ないさ」
167 : ◆OkhT76nerU [saga]:2019/03/17(日) 22:34:37.13 ID:+9mh/Azpo
冴「……生徒の前だから格好付けてるの?」

平塚「それはお前も同じだろう?」

冴「ええ…そうね。また会いましょう。全てが片付いて落ち着いたら」

平塚「ああ。くれぐれも気を付けろよ?お前は先陣きって戦わなければならないんだからな」

冴「わかってるわ」
168 : ◆OkhT76nerU [saga]:2019/03/17(日) 22:35:12.30 ID:+9mh/Azpo
平塚「しかしまさか…あんな事になってるだなんて想像もしてなかったぞ?なぜ黙ってたんだ?」

冴「黙ってたわけじゃないわ。たまたまあのタイミングになっただけなのよ。情報が揃ったタイミングもね」

平塚「そうか…まあいい。とにかく気を付けろ。お前の事だから心配しちゃいないが…負けるなよ?」

冴「誰に言ってるの?私は勝つわ。絶対にね」

冴「それじゃ、また会いましょう」

平塚「ああ、またな」

スタスタスタ……
169 : ◆OkhT76nerU [saga]:2019/03/17(日) 22:36:01.36 ID:+9mh/Azpo
蓮「静さん、ほんの数日でしたがお世話になりました」

平塚「そうだな。確かにほんの数日だが…君のおかげで濃密な生活を送れたよ」

蓮「静さんに出会えて本当に良かったです」ニコッ

平塚「……君というやつは全く…。女泣かせな男だな!先が思いやられるぞ?ははっ!」

蓮「泣かせる気なんかありません。笑って送ってくれませんか?」
170 : ◆OkhT76nerU [saga]:2019/03/17(日) 22:36:39.52 ID:+9mh/Azpo
平塚「…しょうのない子だな君は。元気でな」ニコッ

蓮「はい。静さんもお元気で」ニコッ

平塚「何かあったらいつでも来たまえ。歓迎するよ。1人の生活だしな」

蓮「その時はお邪魔します。それじゃあまた」

平塚「ああ…」

バタン……ブロロロロロ…
171 : ◆OkhT76nerU [saga]:2019/03/17(日) 22:37:23.86 ID:+9mh/Azpo
平塚「さーて、これで元通りっと」

平塚「………」

ガチャッ

平塚「…誰もいない。当たり前だけど」

バタン
スタスタ……



平塚「寂しくなんかないもん」
172 : ◆OkhT76nerU [saga]:2019/03/17(日) 22:38:02.75 ID:+9mh/Azpo
ールブランへ向かう高速 冴の車内ー


冴「どうだった?静との生活は」

蓮「楽しかったですよ。それにすごく優しい人でしたから」

モルガナ「良いゴシュジンだったな」

冴「そう。やっぱり静に任せて正解だったみたいね」

蓮「はい。それはもう大正解ですよ」
173 : ◆OkhT76nerU [saga]:2019/03/17(日) 22:38:32.79 ID:+9mh/Azpo
冴「ずいぶん気に入ったみたいね?静のこと。浮気はだめよ?」

蓮「何の事ですか?」

冴「あら?知らないとでも思ったの?これでも怪盗団を追い詰めた検察官なんだから甘くみちゃだめよ」

蓮「でもあの時の冴さん割とポンコツだった気が」

モルガナ「確かに」

冴「うるさいわね」
174 : ◆OkhT76nerU [saga]:2019/03/17(日) 22:39:19.66 ID:+9mh/Azpo
冴「まあいいわ………明日なんでしょう?”あの日”は」

蓮「はい」

冴「ちゃんとお友達ともお別れしてきたの?」

蓮「……はい」

冴「そう…まあいつでも会える距離だからそこまで気にしなくてもいいんだけどね」

蓮「けじめみたいなものですから」
175 : ◆OkhT76nerU [saga]:2019/03/17(日) 22:39:57.43 ID:+9mh/Azpo
冴「そうよね、何しろ君は、あの”怪盗団のリーダーとしての責務”を全うしなければならないのだから」

蓮「はい」

冴「大丈夫よ。あなたたちには確かに味方がいる。それを忘れないで」

蓮「……はい…」

モルガナ「やってやろうぜ、レン」
176 : ◆OkhT76nerU [saga]:2019/03/17(日) 22:40:30.03 ID:+9mh/Azpo
ー八幡宅ー


八幡「………」ポケー

小町「………」

八幡「………」ハァ…

小町「………」

八幡「………」ポケー

小町「ちょっとお兄ちゃん」

八幡「なんだ?」

小町「久しぶりに目が腐ってるよどしたの?」

八幡「そうか…久しぶりにか…」

小町「どしたの携帯見てはため息ついたりして?」
177 : ◆OkhT76nerU [saga]:2019/03/17(日) 22:41:16.39 ID:+9mh/Azpo
八幡「お兄ちゃん疲れてるんだわ。もう遅いし寝る。おやすみ」

小町「ちょっとお兄ちゃん!?」グイッ

八幡「なんだよ」

小町「ねぇ…ほんとどうしたのお兄ちゃん?なんか…すごい…」

八幡「んだよ」

小町「なんでうっすら泣いてるの…?」

八幡「…何でもねえよ」

スタスタスタ…


小町「ねえ!お兄ちゃん!ねえってば!……………ばか」
178 : ◆OkhT76nerU [saga]:2019/03/17(日) 22:41:49.39 ID:+9mh/Azpo
ー八幡の部屋ー


八幡「………」

八幡(わかってた事だ)

八幡(いつか来るとわかってた事だろ)

八幡「………」

八幡(初めからわかってた事なのに)

八幡(なんで俺はこんなにつれぇんだ?)

八幡(蓮………お前…)

八幡「………」
179 : ◆OkhT76nerU [saga]:2019/03/17(日) 22:46:06.17 ID:+9mh/Azpo
ー八幡の部屋ー


八幡「………」

八幡(わかってた事だ)

八幡(いつか来るとわかってた事だろ)

八幡「………」

八幡(初めからわかってた事なのに)

八幡(なんで俺はこんなにつれぇんだ?)

八幡(蓮………お前…)

八幡「………」
180 : ◆OkhT76nerU [saga]:2019/03/17(日) 22:46:46.39 ID:+9mh/Azpo
〜時は少し遡って〜

ー夕方 とある橋の上ー


八幡「…今なんつった?」

蓮「さよならだ」

八幡「…それってあれか?一ヶ月かそこらで帰るっつってたやつか?」

蓮「そうだ」
181 : ◆OkhT76nerU [saga]:2019/03/17(日) 22:47:20.17 ID:+9mh/Azpo
八幡「にしちゃえらい早くないか?」

蓮「思ってたより早く帰れる事になったんだ」

八幡「そう、なのか…」

蓮「ああ」

八幡「それ…鈴井には?」

蓮「まだ言ってない。まずお前にと思ってたから」

八幡「そう…か……」
182 : ◆OkhT76nerU [saga]:2019/03/17(日) 22:47:48.84 ID:+9mh/Azpo
八幡「なあ、お前の地元ってどこだったっけ?」

蓮「四茶だ」

八幡「ぶっちゃけそんな遠くねえよな?」

蓮「ああ。電車乗り換えて何だかんだで一時間かかるかどうかだな」

八幡「そうだよな…」

蓮「ああ…」
183 : ◆OkhT76nerU [saga]:2019/03/17(日) 22:48:18.07 ID:+9mh/Azpo
八幡「………」

蓮「………」

八幡「大した距離じゃねえじゃねえか!何でこんな深刻な空気作りやがったんだ!?ああ!?」

蓮「何かそれっぽいかなって。ははは」

八幡「笑うとこじゃねえよ!」
184 : ◆OkhT76nerU [saga]:2019/03/17(日) 22:48:51.28 ID:+9mh/Azpo
八幡「ったくよ…お前ほんと何なんだよ?」

蓮「まあまあ。どうどう」

八幡「なだめんな!で?学校はどうすんだよ?」

蓮「来週にはもう秀尽かな」

八幡「そうか…そう考えるとものすげぇ急だな」

蓮「まあそうだな。本当に思ってた以上にスムーズに事が運んだから」

八幡「ふーん。そうかい」

蓮「ああ」
185 : ◆OkhT76nerU [saga]:2019/03/17(日) 22:49:28.55 ID:+9mh/Azpo
八幡「なあ。お前、明日忙しいんだっけか?」

蓮「明日は色々あるな」

八幡「そっか…俺も色々あるんだ」

蓮「そっか」

八幡「………」

蓮「お互い暇なら遊びに行きたかったな」

八幡「そうだな。同感だよ」

蓮「お前は何する予定なんだ?」

八幡「俺か?俺は…まあ、そうだな………戦いかな」

蓮「かっこいいな」
186 : ◆OkhT76nerU [saga]:2019/03/17(日) 22:50:09.03 ID:+9mh/Azpo
八幡「俺は俺で色々あってな。正直こんなに早く帰っちまうなら必要ない事だったが…」

蓮「必要ないって?」

八幡「なんでもねえよ」

蓮「そうか」

八幡「で?お前はどんな予定なんだ?」

蓮「俺は…宣戦布告だ」

八幡「はあ?何だそれ?どっか戦場にでも行く気か?」

蓮「まあそんな感じかな」

八幡「お前ってたまに意味わかんねえんだよな…」

蓮「………」
187 : ◆OkhT76nerU [saga]:2019/03/17(日) 22:50:45.94 ID:+9mh/Azpo
蓮「八幡」

八幡「んだよ」

蓮「俺と友達になった事、後悔してるか?」

八幡「何だそれ?するわけねえだろそんなもん」

蓮「そうか。俺もだ」ニコッ

八幡「…なあ、この際だから一回だけどうしても聞きたい事があるんだが…いいか?」

蓮「ああ。隠し事の件だろ?」

八幡「………おう」
188 : ◆OkhT76nerU [saga]:2019/03/17(日) 22:51:30.57 ID:+9mh/Azpo
蓮「そうだな…どう答えればいいかな…」

八幡「………どうしても言えない事なら…」

蓮「そもそもが言えない事だからな」

八幡「…そうか、そうだよな。だから隠してんだもんな」

蓮「…すまない」
189 : ◆OkhT76nerU [saga]:2019/03/17(日) 22:52:46.45 ID:+9mh/Azpo
八幡「気にすんなよ。お前が嫌味とか嫌がらせとか不信だとかで隠してるわけじゃないってのは十分理解してるよ」

蓮「そうか。ありがとな八幡」

八幡「ああ…。まあ…ちょっと寂しい感じはあるけどな…」

蓮「………八幡」

八幡「…何だよ?」

蓮「短い間だったけど、本当にありがとう。お前のおかげで楽しかった」

八幡「…おう…俺もだ」

蓮「じゃあ、これで一旦さよならだな」

八幡「ああ…じゃあな」
190 : ◆OkhT76nerU [saga]:2019/03/17(日) 22:53:38.73 ID:+9mh/Azpo
蓮「元気で。また会おう」

八幡「おう。またな」

スタスタスタ………


蓮「八幡!」

八幡「……?」




蓮「明日の夕方、ビジョンを見てくれ!!それが俺の隠し事だ!!!!」
191 : ◆OkhT76nerU [saga]:2019/03/17(日) 22:54:13.71 ID:+9mh/Azpo
〜時は現在に戻って〜

ー八幡の部屋ー


八幡(ビジョンてなに?)

八幡「はぁー………」

八幡(何だよビジョンって…街頭ビジョンとかってことか?)

八幡(まあいいか…別に今生の別れってわけじゃねえんだし)

八幡(つか最後の最後まで蓮は蓮らしい感じだったな…)
192 : ◆OkhT76nerU [saga]:2019/03/17(日) 22:54:40.73 ID:+9mh/Azpo
八幡(来週から1人か…隣のクラスに鈴井がいるからいいか)

八幡(やべえ。蓮がいないクラスって相当つまんなそうだぞ……元の俺に戻るまである)

八幡「………」

八幡(多分あいつは何か区切りっつーか、けじめのつもりでああいう話し方したんだろうな)

八幡(けじめか……けじめ。区切り。けじめ…)

八幡(うむ。やっぱ蓮でなく自分のために最後までやる事はやるべきだな。全ては明日だ…寝よう)
193 : ◆OkhT76nerU [saga]:2019/03/17(日) 22:55:34.96 ID:+9mh/Azpo
〜12月2日〜

ー朝 葉山法律事務所ー


葉山弁護士「お早うございます先生。どうですか結果の方は?……はい……………はい?……すいませんもう一度お願い出来ますか?」

葉山弁護士「………検査続行不可能!?いやいや………は?……なぜ、でしょうか?」

葉山弁護士「………はぁ!?警察上層部からの圧力!?特捜が動いた!?しかも…えっ?!内偵ですって!?そんなバカな…なぜいきなり…」

葉山弁護士「ちょ……ちょっと待ってください!では鴨志田は!?鴨志田の件は!?せめてそれだけでも………え!?無理!?はぁ!?」

葉山弁護士「ちょっと待ってくださいよ…すでにあれだけの金を渡してるじゃないですか!それに見合った働きぐらいしてくれないと!!……え?」
194 : ◆OkhT76nerU [saga]:2019/03/17(日) 22:56:15.15 ID:+9mh/Azpo
葉山弁護士「金は返す?関わるな?ふざけるな!何様だ貴様!!俺がこれまで貴様にいくらやったと思ってるんだ!?ちょっと特捜が動いたって情報ぐらいでビクついてんじゃねえぞテメェ!!!!」

葉山弁護士「おい待て!ふざけるな!貴様が逃げようが俺は追いかけるからな!何なら上にチクってやる!俺との関わりを絶とうなど無駄だからな!」

葉山弁護士「……ふん。そうだよ脅迫だ。だからテメェは黙って俺の言う通りの結果を作ってくれりゃそれでいいんだよ!!わかったか!!!」

葉山弁護士「…?おい……おいどうした?おい!!…切りやがった。いや…今のは…」

葉山弁護士(切ったというよりも……)


ガチャッ

八幡「おはようございます。失礼します」
195 : ◆OkhT76nerU [saga]:2019/03/17(日) 22:56:47.07 ID:+9mh/Azpo
葉山弁護士「君は………開屋くん、だったか?」

八幡「はい。お邪魔します」

葉山弁護士「どういう件かわからないがすまない、今仕事がかなり取り込んでてね、改めて今度来てくれないか?」

八幡「今度はありません。これが最後です」

葉山弁護士「意味はわからんが今はまずいんだ。用件なら改めてからにし」

八幡「精神鑑定の件、ご破算になっちゃったからですか?」

葉山弁護士「……何?何だと?」
196 : ◆OkhT76nerU [saga]:2019/03/17(日) 22:57:23.06 ID:+9mh/Azpo
八幡「だから。あなたが医者に精神鑑定で”精暴”扱いにするため虚偽の診断を依頼してた件ですよ。それ白紙になっちゃったんですよね?」

葉山弁護士「なぜ…君が…」

八幡「どうして俺が知ってるかですか?そりゃ俺が密告したからに決まってるじゃないですか」

葉山弁護士「……何を言ってるのかわかってるのかお前は?」

八幡「もちろん。つかあんたただの犯罪者の片棒担ぎじゃねえか。しかも悪人を金で自由にする極悪人」

葉山弁護士「冗談で済まない事を言ってるという自覚はあるのか?あぁ?」

八幡「そりゃこっちのセリフだよバカヤロウ。冗談じゃ済まされねえ事してんのはあんたじゃねえかよ」
197 : ◆OkhT76nerU [saga]:2019/03/17(日) 22:58:06.29 ID:+9mh/Azpo
葉山弁護士「ガキが。誰に向かって口利いてんだ?あぁ!?」

八幡「はいはいそういうのいいんで。で?どうするんすか?自首をオススメしますけど?」

葉山弁護士「何イキがってんだよ小僧。大人をナメてっと痛い目見せんぞ!?コラァ!!」ドカッ

ガターーン!!

八幡「あーあ椅子が可哀想。で、どうすんすか?出来れば今すぐにでも諦めてくれませんかね?」
198 : ◆OkhT76nerU [saga]:2019/03/17(日) 22:58:57.41 ID:+9mh/Azpo
葉山弁護士「はっ。何をだよ?」

八幡「まあそうだよな。そりゃ弁護士様が言い合いで折れるわけねえよな。つーわけで…はい、証拠」

葉山弁護士「証拠だと?」



『ええ、そうです鴨志田です。出来れば今日中にお願いします。はい』

葉山弁護士「1?」
199 : ◆OkhT76nerU [saga]:2019/03/17(日) 22:59:31.71 ID:+9mh/Azpo
『どうにか精暴で行きたいので…ええ、そのように。え?待ってください!夏にもすでに………わかりました。ではお願いいたします』

『クソ医者がふざけやがって…倍を出せだと!?ふざけるな!!』



八幡「これな、あんたの車内にボイスレコーダー仕込んだら30日の朝録れたんですよ」

葉山弁護士「テメェ…」

八幡「録音した音声の感度上げるとね、相手の声もバッチリ拾えてるんですわ。そっちのやつも聴きます?あそうですか聴きたいですか。ほいっと」
200 : ◆OkhT76nerU [saga]:2019/03/17(日) 23:00:17.03 ID:+9mh/Azpo
葉山弁護士『どうにか精暴で行きたいので』

医者『わかりました。例の詐欺教祖も同じ条件でいいんでしたよね?』

葉山弁護士『ええ、そのように』

医者『じゃあ今回から倍の金でお願いしますね』

葉山弁護士『え?待ってください!夏にもすでに』

医者『私もねぇ、診断書を”精暴”に見えるようにするなんて危ない橋渡ってるもんですからね。それに鴨志田の結果を思い通りに出来ればあなたへの見返りはかなりのものでしょう?倍以下ではやれませんよ』

葉山弁護士『わかりました。ではお願いいたします』

葉山弁護士『クソ医者がふざけやがって…倍を出せだと!?ふざけるな!!』



葉山弁護士「グッ………」

八幡「まだ聴きます?このレコーダー借り物なんで早く返したいんですけど」
201 : ◆OkhT76nerU [saga]:2019/03/17(日) 23:00:59.82 ID:+9mh/Azpo
葉山弁護士「お前、何者だ?」

八幡「弁展高の開屋です」

葉山弁護士「ふざけるな!ただの学生がこんな事するか!誰の指示だ!?あぁ!?おいガキ!テメェの後ろに誰がいんだよ!?」

八幡「誰も、と言いたい所ですが俺にはちゃんと後ろ盾があります」

葉山弁護士「誰だ!?誰なんだ!?」

八幡「検察、それも特捜です」
202 : ◆OkhT76nerU [saga]:2019/03/17(日) 23:01:38.06 ID:+9mh/Azpo
葉山弁護士「ばっ………バカも休み休み言え!お前みたいなガキ1人に組織が動くものか!」

八幡「は?何でそう言い切れるんですか?」

葉山弁護士「ガキ1人の言い分をいちいち聞くほど奴らは暇じゃねえだろうが!」

八幡「まあそうですね。普通ならそうかもしれませんね。でも…」

葉山弁護士「あぁ!?でも何だ!?」

八幡「故意に精神暴走事件の被害者に仕立てる悪人を知ってるガキなんですよ?俺は」

葉山弁護士「グッ……」
203 : ◆OkhT76nerU [saga]:2019/03/17(日) 23:02:15.57 ID:+9mh/Azpo
八幡「しかも今みたいな証拠まであるし。さすがにトークだけで動いてくれるわけないですからね」

葉山弁護士「いっいいいいいるのか!?検察のやつが近くにいいいるのか!?」

八幡「見ての通り後ろには誰もいませんよ。ただ特捜が俺に付いてくれてるのは確かです。その証拠を見せておきましょうか?」

葉山弁護士「見せてみろ!あるもんならな!!」

八幡「はいこれ。特捜の指揮官による条書です」

葉山弁護士「………捺印が本物だと!?クッソ!!!クソ!!!何でだ!?どこからこうなった!?ふざけんな!!」
204 : ◆OkhT76nerU [saga]:2019/03/17(日) 23:02:53.14 ID:+9mh/Azpo
八幡「ちなみにそれ、破ったらあんたマジで終わりますよ。検察から出てる条書を破っちゃうなんてそれ逮捕状を目の前で破るのと似た行為ですし」

葉山弁護士「ガアァァァァァーーーーッッッ!!!!」

八幡「まあまあ落ち着いてくださいよ。そこにしっかり書いてありますよね?見えませんか?」

葉山弁護士「ああぁ!?」

八幡「検察に全ての情報と証拠を提供し、捜査協力するなら恩赦を与えるって。これ、司法取引ってやつですよね?俺はよくわかりませんけど」

葉山弁護士「見せろ!よこせ!!」バッ
205 : ◆OkhT76nerU [saga]:2019/03/17(日) 23:03:41.34 ID:+9mh/Azpo
葉山弁護士「………グウゥゥゥゥゥゥ〜〜〜〜ッッッ!!!!」

八幡「てなわけで諦めた方がいいっすよ」

葉山弁護士「何なんだお前は…何のためにこんな事を…」

八幡「あんたさ、雨宮蓮の前歴のこと学校に流したろ?」

葉山弁護士「だったら何だ1?」

八幡「実はあいつ俺の友達でね。その友達があの噂のせいでえらく迷惑してたからさ。その犯人見つける延長線上であんたを知って、永遠にちょっかい出せないようカタにハメる事にした」
206 : ◆OkhT76nerU [saga]:2019/03/17(日) 23:04:20.82 ID:+9mh/Azpo
葉山弁護士「ふざけんな!そんなしょうもない事でこの俺がやられてたまっかよォォ!!!」

八幡「しょうもねえだと!?お前こそふざけんな!!俺の大事な友達だ…どうしてあいつが総武に転校したのを知ってたのかは知らねえが二度とあいつに関わるな!いいな!?」

葉山弁護士「ハッ。前歴持ちのダチならテメェも同じ前歴持ちか?このクソガキが」

八幡「…これ以上キレさせんなよクソ野郎。言っとくがあんたを社会的に完全抹殺する事だって出来るんだからな」

葉山弁護士「あぁ?俺をか?おいおいただのガキが息巻いて調子乗り過ぎなんじゃねぇかぁ!?なぁ!?」

八幡「……すまねぇな葉山…こりゃ出すもん出さねえと本当の意味で片付かなさそうだわ…」

葉山弁護士「あ!?何ほざいてやがんだガキィ!?」
207 : ◆OkhT76nerU [saga]:2019/03/17(日) 23:04:53.38 ID:+9mh/Azpo
八幡「あんたが精神鑑定で虚偽の診断をさせてた証拠は何も音声だけじゃない」

葉山弁護士「は…?」

八幡「他の物的証拠も持ってる」

葉山弁護士「そっ………はぁ…?えっ…?」

八幡「ここに来た時、あん時あんたはもっと注意しとくべきだったんだ」

葉山弁護士「インタビューの時か?だが俺は質問に答えただけだ!物的証拠など」
208 : ◆OkhT76nerU [saga]:2019/03/17(日) 23:05:31.25 ID:+9mh/Azpo
八幡「ああそうだよ。あんたは俺と向き合ってたからな。つまりそれは、俺が時間稼いであんたをその場から動かさないためにした事だったんだよ」

葉山弁護士「何言ってんだ…何のために…?」

八幡「あの時、俺は1人じゃなかった」

葉山弁護士「……………バカな……」

八幡「そう、葉山隼人。あんたの息子が証拠を探し出してくれたんだ」

葉山弁護士「隼人が!?おいおいお前…俺の息子を何だと思ってんだ?」
209 : ◆OkhT76nerU [saga]:2019/03/17(日) 23:06:28.32 ID:+9mh/Azpo
八幡「あんたの息子はな、あんたの事を信じようとしてたよ。けどそれも、あんたと悪医者との繋がり、そして密かにやってる事が証明されたと同時に膝から崩れ落ちた」

葉山弁護士「………」

八幡「どうよ?自分の息子に自分を追い込む証拠を探られた感想は?最悪だろうな。でもよ、あいつの方がもっと最悪でもっとキツかっただろうぜ!」

葉山弁護士「………」

八幡「どんな証拠かは言わなくてもわかるよな?あんたが用意したいくつもの名義から医者への金の流れが全て記載された書類だ」
210 : ◆OkhT76nerU [saga]:2019/03/17(日) 23:07:04.20 ID:+9mh/Azpo
葉山弁護士「!?嘘だろ…嘘だろ………嘘だろぉ!?」ガタガタガタッ

八幡「………」

葉山弁護士「はっ……はっはっは!!あるじゃねえか驚かせやがってクソガキがぁ!!」

八幡「そりゃ今頃デスク見ても無駄だよ。何の痕跡も残してるわけない」

葉山弁護士「はっ?」

八幡「誰でもカメラ携帯してるんだから。撮るだけでいいもんな。あんたも持ってるだろ?スマホをさ」

葉山弁護士「あぁぁ………あああぁぁぁぁ………」
211 : ◆OkhT76nerU [saga]:2019/03/17(日) 23:07:55.54 ID:+9mh/Azpo
八幡「つーかほんと慌てすぎだろ。今の行動、証拠はここですよって言ってるようなもんじゃねえか」

葉山弁護士「は!?いや………いや!!自分の書類をな!確認しただけだからちょっと仕事で使いそうなアレだ書類をなそれだけだ証拠になどならん!」

八幡「はいはい。だからもういいって。とっくにその書類はバッチリ記録してあっから」

葉山弁護士「嘘を言うな!!」

八幡「だから嘘じゃないって。そのコピーを提出したからこそ、検察は俺に付いてくれてる」

葉山弁護士「あぁあ……がぁぁっぁあぁぁーー!!!!」
212 : ◆OkhT76nerU [saga]:2019/03/17(日) 23:09:13.72 ID:+9mh/Azpo
八幡「言い逃れは不可能だよ葉山の親父さん。俺と葉山がここに来た時、その時すでにあんたの終焉は決まってたんだ」

葉山弁護士「何が終わりだ!スマホの画像など捏造可能!日時記載等証明不可!よって証拠の価値なし!ただのゴミだ残念だったなクソガキがぁぁぁぁーー!!!!」

八幡「まあそうなるかもと思ったからな。ちゃんと動画を撮らせてある。ここに入る前からバッチリ記録されてる。ああもちろん日時の証明なら心配いらない。世界各国の時計を画面いっぱいに表示させた俺のスマホが同じ画面に映ってるから」

葉山弁護士「は!?はあ!?だって…いや!あの時お前の携帯鳴ってたろうが!」
213 : ◆OkhT76nerU [saga]:2019/03/17(日) 23:09:56.83 ID:+9mh/Azpo
八幡「あーはいはい。あんたの目の前で出した携帯は借り物。葉山と連絡先交換したくねえし。つーかあんたはあの携帯どっかで見た事あるはずなんだけどな。気付かなかったか?そっか残念」

葉山弁護士「ふざ!ふっふざけ!!ふざっけ……ひゅざけるな……ふざけ……」

八幡(友達になってくれたお前のために、友達でいてくれた時間にさよならを)

八幡(そして次は親友として会えるように、今ここで終わらせてやるからな)




八幡「葉山弁護士。チェックメイトだ」
214 : ◆OkhT76nerU [saga]:2019/03/17(日) 23:10:37.36 ID:+9mh/Azpo
葉山弁護士「…殺してやる…」

八幡「はっ?」

葉山弁護士「クソガキが!社会的に!殺してやるからな!!」

八幡「えっマジすか」

葉山弁護士「楽しみにしてろよな!俺の持つあらゆる力をフルに使ってテメェをぶっ殺してやるよ!!!開屋ァァァ!!!」

八幡「え?開屋?誰それ?」

葉山弁護士「あ!?」
215 : ◆OkhT76nerU [saga]:2019/03/17(日) 23:11:13.65 ID:+9mh/Azpo
八幡「まさか雨宮にしたみたいに俺を潰しにかかる気ですか?出来るもんならどうぞ。でも無駄と思いますよ?なんせあんたに教えた名前はぜーんぶデタラメだから」

葉山弁護士「何だと!?」

八幡「弁展高だったっけ?探せるもんなら探してみたらどうですかね。見つけたら教えてくださいよ。千葉のシスコンとして俺も行ってみたいから」

葉山弁護士「貴様ァァァ!!!!」

八幡「あんたはエリートさんだからね、どうせ有名な進学校しか知らないんでしょ?ま、そんなんだから俺の罠の入り口って事にすら気付かずに俺をここに招き入れてまんまとハマっちまったわけですが」

八幡「せめてその弁展高って名前と、あの時鳴った携帯にまともな違和感を持つ事が出来ればまだ違ったかもな」
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